JPH10166876A - 動力伝達装置 - Google Patents
動力伝達装置Info
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- JPH10166876A JPH10166876A JP8324300A JP32430096A JPH10166876A JP H10166876 A JPH10166876 A JP H10166876A JP 8324300 A JP8324300 A JP 8324300A JP 32430096 A JP32430096 A JP 32430096A JP H10166876 A JPH10166876 A JP H10166876A
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Abstract
向上すると共に小型、軽量化の可能な動力伝達装置の提
供を課題とする。 【解決手段】 四輪駆動車の前車軸17,19と同軸の
トランスミッション出力端部5bの減速機構9のピニオ
ンキャリア13に同軸に連結され、一体に形成された駆
動側スプロケット25とフロントデフ15とを経て前車
軸17,19へ動力を伝達すると共に、スプロケット2
5からチェーン伝動機構27、方向変換ギヤ機構28お
よび流体カップリング37を介して後車軸31,33へ
動力を伝達することを特徴とする。
Description
伝達装置に関する。
開平3−224829号公報、USP5,188,57
4号およびUSP4,700,800号などに開示され
たものがある。
第2、第3従来例の各動力伝達装置401,501,6
01を示す。これらは、いずれもトランスミッション4
03,503,603の出力軸405,505,605
が一方の車軸407,507,607と同軸に配置され
ている。
1では、駆動力はトランスミッション403の出力軸4
05から同軸上の遊星ギヤ式減速機構409を介してや
はり遊星ギヤ式センタデフ411に入力され、同センタ
デフ411にて一方の車軸407のデフ413と他方側
の車軸への動力伝達経路415とに配分される。
1でも同様に、駆動力はトランスミッション503の出
力軸505から減速ギヤ機構509を介して遊星ギヤ式
センタデフ511に入力され、同センタデフ511にて
一方の車軸507のデフ513と他方側の車軸への動力
伝達経路515とに配分される。
装置601では、駆動力はトランスミッション603の
出力軸605から直接他方側の車軸への動力伝達経路6
09に伝達されると共に、遊星ギヤ式センタデフ611
を介して、一方の車軸607のデフ613とに配分され
る。
装置401,501,601も一方の車軸407,50
7,607側デフ413,513,613にはセンタデ
フ411,511,611を介して駆動力が配分される
ため、上記のような一方の車軸配置の2WD車両を4W
D車両に設定変更する場合に、変速および伝達系のハウ
ジングやデフなどの大幅な設計変更が必要になり、2W
D車と4WD車間の基本コンポーネントの共用が難しい
という問題がある。
ネントが必要となり、それによる大型化や重量増の問題
が生じる。
軸上の駆動系が長くなり、サスペンションストロークな
どに影響する恐れもある。
両間の部品の互換性を向上すると共に小型、軽量化の可
能な動力伝達装置の提供を課題とする。
に、請求項1に記載の発明は、四輪駆動車の一方側の車
軸と同軸に配設されたトランスミッション出力軸に連結
され、前記出力軸と同軸の入力部材とディファレンシャ
ル装置とを介して前記一方側の車軸へ動力を伝達すると
共に、前記入力部材から伝動機構および方向変換ギヤ機
構を有する動力伝達経路を介して他方側の車軸へ動力を
伝達することを特徴とする。
られる。
から入力部材を削除すると2WD車の駆動経路となる。
したがって、4WD車に設定変更しても、車軸方向長さ
の増大化および重量増を抑制することが可能となる。
部品の互換性を向上できる。
さをより大きく設定することが可能となる。
接配置し易いので、重量の左右バランスをとり易い。
の動力伝達装置であって、前記一方側の車軸への動力伝
達経路の前記入力部材およびディファレンシャル装置と
前記他方側の車軸への動力伝達経路の前記伝動機構と
が、トランスミッション出力軸を支持するトランスミッ
ションケースと連通するハウジングに収容されトランス
ミッションと潤滑油を共用することを特徴とする。
効果に加え、一方側の車軸上などにトランスミッション
の潤滑油との混合を防ぐためのシール部材が不要となる
ので、その分コンパクト化が促進される。
2に記載の動力伝達装置であって、前記伝動機構がチェ
ーン伝動機構であることを特徴とする。
る作用・効果に加え、一方側の車軸上の入力部材と方向
変換ギヤ機構との間の前後、上下方向配置の自由度が増
大すると共に、ハウジングや方向変換ギヤ機構の取付け
精度に厳しく左右されることがない。
の振動、騒音を吸収し、後車軸側に伝達されないように
することができる。
いずれかに記載の動力伝達装置であって、前記入力部材
が、前記ディファレンシャル装置のデフケースと一体に
形成されてなることを特徴とする。
明による作用・効果に加え、一方側車軸の駆動部材であ
る入力部材およびディファレンシャル装置の支持構造が
簡単になり、またデフケースの共用化も可能となり、コ
スト上有利となる。
いずれかに記載の動力伝達装置であって、前記他方側の
車軸への動力伝達経路において、該他方側の車軸のディ
ファレンシャル装置と前記方向変換ギヤ機構との間に配
置され、両車軸間の差動を許容すると共に該差動を制限
する回転速度感応型カップリングを備えることを特徴と
する。
明による作用・効果に加え、一方および他方の両車軸間
の差動を許容し、また差動制限を行うことができ、重量
増を防止可能である。
経路の軸上に配置できるので、レイアウト上の配置自由
度が大きい。
いずれかに記載の動力伝達装置であって、前記方向変換
ギヤ機構の駆動側ベベルギヤと従動側ベベルピニオンと
の噛み合い部を、前記トランスミッション出力軸と平行
に配置された該駆動側ベベルギヤの軸心位置よりもトラ
ンスミッションに近接させることを特徴とする。
明による作用・効果に加え、動力伝達装置の前後方向の
コンパクト化が促進される。
いずれかに記載の動力伝達装置であって、前記方向変換
ギヤ機構の駆動側ベベルギヤと従動側ベベルピニオンと
の噛み合い部を、該ベベルギヤのギヤ部を挟んで両側に
互いに軸方向に離間して配置され該ベベルギヤを回転可
能に支持する両ベアリングの中間部に配置することを特
徴とする。
明による作用・効果に加え、方向変換ギヤ機構の駆動側
ベベルギヤの支持が安定するので、ベベルギヤとベベル
ピニオンとの噛み合いを良好に保つことができる。
より説明する。図1は第1実施形態のトランスファ装置
1の配置および概略の構成を示すスケルトン図であり、
図2はこのトランスファ装置1の断面図である。
置および概略の構成を説明する。
にトランスミッション5が並設されている。クラッチ7
を介して入力されたエンジン3の駆動力はトランスミッ
ション5にて変速され、さらに出力側端部5bの遊星ギ
ヤ式終減速機構9により減速されて出力される。
11はトランスミッションケース5aの出力側端部5b
に取り付けられ、駆動力は終減速機構9のピニオンキャ
リア13からこれと同軸のベベルギヤ式フロントデフ1
5を介して左右の前車軸(一方側の車軸)17,19に
配分され、左右の前車輪21,23を駆動する。左車軸
17は終減速機構9の軸心部を貫通して配置されてい
る。
動力の一部は、終減速機構9とフロントデフ15との間
に配置されたフロントデフ15と一体の駆動側チェーン
スプロケット25(以下駆動側スプロケットと略す)か
らチェーン伝動機構(伝動機構)27、方向変換ギヤ機
構28を介して後車軸(他方側の車軸)31,33に伝
達される。
部35には流体カップリング(回転速度感応型カップリ
ング)37が連結され、駆動力はさらにプロペラシャフ
ト39を介して後車軸側終減速機構41に伝達され、リ
ヤデフ43により左右の後車軸31,33に配分され
る。トランスファケース11の後車軸側出力端部35は
2点鎖線で示す車両中心線Aに近接して配置されてい
る。なお、上記流体カップリング37の配置は、後車軸
側終減速機構41の直前(図1の破線表示部)でもよ
い。
置1の構成を詳述する。
部5bにトランスファケース11が取り付けられる。ト
ランスファケース11は図示のように左ケース11aと
右ケース11bとがボルト45により結合されている。
なお、左ケース11aの左右方向中央部には仕切り壁4
7がボルト49により取り付けられ、この仕切り壁47
にはシール51,51が対向配置されている。
左右の各室11c,11dに分離されている。右側の室
(ハウジング)11dはトランスミッションケース5a
と連通しているので、トランスミッション5と共通のオ
ートマチックトランスミッション油(ATF)により潤
滑され、また左側の室11c内はギヤ油により潤滑され
る。
トランスミッションケース5aの内壁に固定され、回転
しない。サンギヤ55に入力された駆動力はこれと噛み
合うピニオンギヤ57をベアリング59を介して自転可
能に支持するピニオンキャリア13から減速されて出力
される。ピニオンキャリア13とサンギヤ55との間に
はスラストベアリング56が配置されている。
15と一体の駆動側スプロケット25が終減速機構9の
ピニオンキャリア13にスプライン連結され、左右端を
それぞれベアリング61,63を介してトランスファケ
ース11に回転可能に支持されている。また、フロント
デフ15では、左右のデフケース65a,65bが結合
され、またピニオンシャフト67がピン69により一体
化されている。右のデフケース65bとトランスファケ
ース11との間にはすきま調整用プレート67およびス
ラストベアリング70が配置されている。ピニオンシャ
フト67上にはピニオンギヤ71が自転可能に支持さ
れ、対向配置された左右のサイドギヤ73,75とそれ
ぞれ噛み合っている。各サイドギヤ73,75の各背面
にはワッシャ77,77が配置されている。そして、サ
イドギヤ73,75の内周には左右の前車軸17,19
がスプライン連結されている。
79および従動側スプロケット81からチェーン伝動機
構27が構成される。従動側スプロケット81は、トラ
ンスファケース11にベアリング84,86を介して回
転可能に支持された中間軸83に一体に形成され、両ス
プロケット25,81間をチェーン79が連結してい
る。
ン伝動機構27の従動側スプロケット81は右側室11
dに収容され、左側室11cとはシール51によりシー
ルされると共に右前車軸19部のシール85により外部
漏れが防止されている。ただし、上述のように右側室1
1dはトランスミッションケース5と連通している。
ラインとナット88により固定されたベベルギヤ87と
ベベルピニオン89等からなる。ベベルピニオン89は
ベアリング91,93を介してキャリア101に回転可
能に支持され、後輪側出力端部35には流体カップリン
グ37のインナハブ37aがスプラインとナット103
にて連結、固定されている。そして、インナハブ37a
はベベルピニオン89と一体に回転する。一方、流体カ
ップリング37のアウタハウジング37bはベアリング
38,40を介してインナハブ37aとベベルピニオン
89の軸部89aに回転可能に支持され、ナット103
により取り付けられている。
ン89および流体カップリング37が組み付けられた状
態で、キャリア101がトランスファケース11にボル
ト・ナット105により結合されている。インナハブ3
7aとアウタハウジング37bとはこれらの間の回転速
度差に応じた流体抵抗によって互いに連結され、駆動力
はアウタハウジング37bからプロペラシャフト39を
介して後車軸31,33へ伝達される(図1参照)。
11cは右側室11dとはシール51によりシールされ
ると共に流体カップリング37部のシール107により
外部漏れが防止されている。
説明する。
5で変速されると共に終減速機構9により減速され、ピ
ニオンキャリア13からトランスファ装置1の駆動側ス
プロケット25に入力される。入力された駆動力の一部
は、駆動側スプロケット25と一体のフロントデフ15
を駆動し、左右の前車軸17,19へ配分される。そし
て、左右の前車軸17,19間に駆動抵抗差が生じると
ピニオンギヤ71の自転により前車軸17,19間に差
動回転が許容される。
ト25からチェーン伝動機構27、方向変換ギヤ機構2
8および流体カップリング37を経て後車軸31,33
側へ伝達される。後車軸側の駆動抵抗の変化による前車
軸側との回転差は流体カップリング37により許容され
ると共に回転差に応じて差動が制限され、所定の駆動ト
ルクが伝達される。
うな作用・効果が得られる。
7,19の駆動経路から駆動側スプロケット25を削除
すると2WD車の前車軸17,19の駆動経路となる。
したがって、2WD車の駆動装置をこの4WD車のトラ
ンスファ装置1に変更しても、車軸方向長さの増大化お
よび重量増を抑制することが可能となる。
部品の互換性を向上できる。
軸長さをより大きく設定することが可能となる。
ト25の一体化構成により、支持構造が簡単になり、コ
スト上有利となる。
ン伝動機構27を用いているので、方向変換ギヤ機構2
8の構成の自由度が増大する。
りに配置しているので、重量の左右バランスが良くな
る。
dの潤滑油をトランスミッション5用のATFと共用す
る構成であるので、トランスミッションケース5aとの
間にシールを配置する必要がないので、その分車軸方向
長さを抑えることができる。
ので、ギヤ式のセンタデフを設けなくても前後輪間の差
動を許容、差動制限を行うことができ、重量増を防止可
能である。
で、トランスミッション5およびトランスファ装置1の
振動、騒音が吸収され、後車軸側へは伝達されない。な
お、この作用・効果については流体カップリング37に
よっても多少得られるものである。
図3により説明する。図3は本実施形態のトランスファ
装置151の断面図である。
151の配置は上記第1実施形態のトランスファ装置1
と同じ配置である。両トランスファ装置1,151間の
主な相違点は、トランスファ装置1におけるチェーン伝
動機構27の代りにギヤ伝動機構を用いている点および
後輪側出力端部に流体カップリングを用いていない点で
ある。
複する説明は省略する。
はトランスミッション5の終減速機構9のピニオンキャ
リア13から入力される。駆動力の一部はピニオンキャ
リア13にスプライン連結された駆動側ギヤ153を介
して、これと一体化されたフロントデフ15に入力さ
れ、フロントデフ15により左右の前車軸(一方側の車
軸)17,19に配分され、左右の前車輪21,23を
駆動する。
から伝動機構としてのギヤ伝動機構155、方向変換ギ
ヤ機構28を介して後車軸(他方側の車軸)31,33
に伝達される。
3、アイドラギヤ157および従動側ギヤ159から構
成されている。アイドラギヤ157はベアリング16
1,161を介してトランスファケース163に回転可
能に支持され、同様に、従動側ギヤ159はベアリング
84,86を介して回転可能に支持された中間軸165
に一体に形成されている。
ベルピニオン167は、後車軸側端部35にカップリン
グフランジ169がナット171により取り付けられて
いる。そして、トランスファケース163の左側室16
3cは右側室163dとはシール51によりシールされ
ると共にカップリングフランジ169部のシール173
により外部漏れが防止されている。
ば、上述の第1実施形態による作用・効果のNo.8と
No.9を除き、またNo.4における駆動側スプロケ
ット25を駆動側ギヤ153に置き換えると、第1実施
形態と同等の作用・効果が得られる。
図4、図5により説明する。図4は本実施形態のトラン
スファ装置201の断面図である。図5はトランスファ
装置201の後輪側出力端部の変形例を示す説明図であ
る。
201の配置は上記第1実施形態のトランスファ装置1
と同様配置である。両トランスファ装置1,201間の
主な相違点は、トランスファ装置1におけるチェーン伝
動機構27のスプロケット間距離が変更されている点
と、方向変換ギヤ機構28の構成が変更されている点
と、後輪側出力端部の流体カップリング37の代りにカ
ップリングフランジ169を設けている点である。
については説明を省略するが、一部に同一構成部が含ま
れる部分については重複して構成を詳述する。
部5bにトランスファケース203が取り付けられる。
トランスファケース203は図示のように左ケース20
3aと右ケース203bとがボルト45により結合され
ている。なお、左ケース203aの左右方向中央部には
仕切り壁205がOリング207とボルト49を用いて
取り付けられ、この仕切り壁205にはシール51,5
1が対向配置されている。これにより、トランスファケ
ース203内は左右の各室203c,203dに分離さ
れ、右側の室203d内はオートマチックトランスミッ
ション油(ATF)により、また左側の室203c内は
ギヤ油により潤滑される。
ョンケース5aの出力側端部5bに配置され、減速され
た駆動力がピニオンキャリア13からこのトランスファ
装置201に入力される。
デフ209と一体の駆動側スプロケット211が終減速
機構9のピニオンキャリア13にスプライン連結され、
左右端をそれぞれベアリング61,213を介してトラ
ンスファケース203に回転可能に支持されている。ま
た、フロントデフ209では、左右のデフケース209
a,209bが結合され、またピニオンシャフト215
がスプリングピン217により一体化されている。右の
デフケース209bとトランスファケース203との間
にはプレート219およびスラストベアリング221が
配置されている。ピニオンシャフト215上にはピニオ
ンギヤ223が自転可能に支持され、対向配置された左
右のサイドギヤ225,227とそれぞれ噛み合ってい
る。各サイドギヤ225,227の各背面にはワッシャ
229,229が配置されている。そして、サイドギヤ
225,227の内周には左右の前車軸231,233
がスプライン連結されている。
プロケット211、チェーン235および従動側スプロ
ケット237から構成される。従動側スプロケット23
7は、トランスファケース203の仕切り壁205にベ
アリング241,243を介して回転可能に支持された
中間軸245にスプラインとナット247により固定さ
れ、両スプロケット211,237間をチェーン235
が連結している。
ェーン伝動機構239は右側室203dに収容され、左
側室203cとはOリング207とシール51によりシ
ールされると共に右前車軸233部のシール85により
外部漏れが防止されている。
一体に形成されたベベルギヤ253とベベルピニオン2
55等からなる。ベベルピニオン255のギヤ部255
aは、上記第1実施形態と異なり、ベベルギヤ253
(中間軸245)の軸心位置よりもトランスミッション
5に近接して配置されている。ギヤ部255a近傍で
は、ベベルピニオン255はベアリング257を介して
トランスファケース203に回転可能に直接支持され、
他端側では後述するアダプタ259にベアリング261
を介して回転可能に支持されている。
ス203の後車軸側出力端部263にOリング265と
ボルト・ナット105を用いて結合され、上記ベアリン
グ261と共にシール173を備えている。シール17
3はベベルピニオン255の出力端にスプライン連結さ
れナット171により固定されたカップリングフランジ
169との間で室203cからの外部漏れを防止してい
る。そして、アダプタ259はプロペラシャフト39を
介して後車軸31,33へ駆動力を伝達する(図1参
照)。
ニオン255の後輪側出力端部263に、図5に示すよ
うにカップリングフランジ169の代りに流体カップリ
ング37を取り付けることも可能である。この場合は、
ベベルピニオン255の延長した軸部255aの先端に
インナハブ37aをスプラインとナット103にて連
結、固定し、アウタハウジング37bをベアリング3
8,40を介してインナハブ37aとベベルピニオン2
55の軸部255aに回転可能に支持する。そして、ア
ウタハウジング37bはプロペラシャフト39を介して
後車軸31,33へ駆動力を伝達する。
室203cは右側室203dとはシール51によりシー
ルされると共にカップリングフランジ169部のシール
173により外部漏れが防止されている。
ば、上述の第1実施形態による作用・効果のNo.8を
除き、第1実施形態と同等の作用・効果が得られると共
に、方向変換ギヤ機構255のギヤ部255aを、上記
第1実施形態の構成よりもトランスミッション5寄りに
配置しているので、トランスファ装置201が車両の前
後方向によりコンパクト化される。
5aを挟んで両端でベアリング257,261を介して
支持しているので、安定した支持が得られ、ベベルギヤ
253とベベルピニオン255との噛み合いを良好に保
つことができる。
端部263にカップリングフランジ169の代りに流体
カップリング37を取り付けることが可能であり、そう
した場合は上述の第1実施形態による作用・効果のN
o.8を得ることができる。
図6により説明する。図6は本実施形態のトランスファ
装置301の断面図である。
301の配置は上記第3実施形態のトランスファ装置2
01(図4)と同じ配置である。両トランスファ装置2
01,301間の主な相違点は、中間軸および方向変換
ギヤ機構の構成であり、その他の構成は同じである。し
たがって、この主な相違点を説明し、重複する説明は省
略する。
ン伝動機構303は駆動側スプロケット211、チェー
ン305および従動側スプロケット307から構成され
る。従動側スプロケット307は、トランスファケース
311および仕切り壁313にそれぞれベアリング31
5,317を介して回転可能に支持された中間軸319
に一体に形成され、両スプロケット211,307間を
チェーン305が連結している。
伝動機構303はトランスファケース311の右側室3
11dに収容され、左側室311cとはOリング207
とシール51によりシールされると共に右前車軸233
部のシール85により外部漏れが防止されている。
にスプラインおよびナット247により固定されたベベ
ルギヤ323と、ベベルピニオン325等からなる。ベ
ベルギヤ323を挟んで軸方向に離間してベアリング3
15とベアリング317とが配置され、ベベルギヤ32
3を中間軸319と共に回転可能に支持している。一
方、ベベルピニオン325は、中間軸319の軸に直交
し、かつ中間軸319を支持する両ベアリング315,
317の中間に配置されている。こうして、ベベルギヤ
323とベベルピニオン325との噛み合い部は、両ベ
アリング315,317の中間で噛み合っている。
実施形態のベベルピニオン167(図3)と歯数が異な
るだけであり、軸部は同じである。
ば、上述の第1実施形態による作用・効果のNo.8を
除き、第1実施形態と同等の作用・効果が得られると共
に、方向変換ギヤ機構321のベベルギヤ323と一体
化された中間軸319を支持するベアリング315,3
17間のスパンが大きいので安定した支持が得られ、ベ
ベルギヤ323とベベルピニオン325との噛み合いを
良好に保つことができる。
図7により説明する。図7は本実施形態のトランスファ
装置351の一方側車軸への動力伝達経路部を省略した
断面図である。省略した一方側車軸への動力伝達経路部
の構成は上記第3実施形態(図4)と同じである。
351の配置は上記第3実施形態のトランスファ装置2
01(図4)と同じ配置である。両トランスファ装置2
01,351間の主な相違点は方向変換ギヤ機構の構成
であり、その他の構成は同じである。したがって、この
主な相違点を説明し、重複する説明は省略する。
一体に形成されたベベルギヤ253とベベルピニオン3
59等からなる。ベベルギヤ253は、第3実施形態の
図4に示すものと同じものである。一方、ベベルピニオ
ン359は,上記第3実施形態と異なり,ギヤ部359
a近傍でローラベアリング361を介してトランスファ
ケース363に回転可能に支持され、後車軸側出力側端
部369では対向する一対のテーパローラベアリング3
67を介してアダプタ365に回転可能に支持されてい
る。そして、シール173を備えたアダプタ365が、
Oリング265とボルト371によりトランスファケー
ス363に結合されている。
ニオン359にカップリングフランジ169がスプライ
ン連結されナット171により固定されている。アダプ
タ365のシール173とカップリングフランジ169
との間で室363cからの外部漏れを防止している。そ
して、アダプタ365はプロペラシャフト39を介して
後車軸31,33へ駆動力を伝達する(図1参照)。
361によりベベルピニオン359のギヤ部359a近
傍を支持しているので、ベベルギヤ253との噛み合い
によるラジアル荷重に対する負荷容量は十分である。
は、アダプタ365とトランスファケース363との間
のシム373により行うので、方向変換ギヤ機構353
の組み付け調整が容易である。
ニオン359の後輪側出力端部369に、例えば図5に
示すような回転速度感応型の差動制限装置としての流体
カップリング37を取り付けることも可能である。
上述した実施形態に限定されるものではなく、オイル等
の流体を封入したポンプの吐出抵抗を利用するもの、粘
性流体のせん断抵抗を利用するもの、さらには、流体ポ
ンプの吐出抵抗や粘性抵抗によって生じる圧力を多板ク
ラッチ等のクラッチ締結力に変換し、差動を許容または
制限するもの等適宜選択することができる。
1に記載の発明によれば、つぎのような効果が得られ
る。
から入力部材を削除すると2WD車の駆動経路となる。
したがって、4WD車に設定変更しても、車軸方向長さ
の増大化および重量増を抑制することが可能となる。
右の外方の車軸長さをより大きく設定することが可能と
なる。
部品の互換性を向上できる。
接配置し易いので、重量の左右バランスをとり易い。
の発明による効果に加え、一方側車軸上などにトランス
ミッションの潤滑油との混合を防ぐためのシール部材が
不要となるので、その分コンパクト化が促進される。
または2の発明による効果に加え、一方側の車軸上の入
力部材と方向変換ギヤ機構との間の前後、上下方向配置
の自由度が増大すると共に、ハウジングや方向変換ギヤ
機構の取付け精度に厳しく左右されることがない。
の振動、騒音を吸収し、後車軸側に伝達されないように
することができる。
〜3のいずれかの発明による効果に加え、一方側車軸の
駆動部材である入力部材およびディファレンシャル装置
の支持構造が簡単になり、またデフケースの共用化も可
能となり、コスト上有利となる。
〜4のいずれかの発明による効果に加え、一方および他
方の両車軸間の差動を許容し、また差動制限を行うこと
ができ、重量増を防止可能である。
経路の軸上に配置できるので、レイアウト上の配置自由
度が大きい。
〜5のいずれかの発明による効果に加え、動力伝達装置
の前後方向のコンパクト化が促進される。
〜5のいずれかの発明による効果に加え、方向変換ギヤ
機構の駆動側ベベルギヤの支持が安定するので、ベベル
ギヤとベベルピニオンとの噛み合いを良好に保つことが
できる。
る。
置 5 トランスミッション 5a トランスミッションケース 5b トランスミッションの出力側端部 9 終減速機構 11,163,203,311,363 トランスファ
ケース 11c,203c,311c,363c トランスファ
ケースの左側室 11d,203d,311d トランスファケースの右
側室 13 終減速機構のピニオンキャリア 15,209 フロントデフ(ディファレンシャル装
置) 17,19,231,233 左、右の前車軸(一方側
の車軸) 25,211 駆動側スプロケット 27,239,303 チェーン伝動機構(伝動機構) 28,251,321,353 方向変換ギヤ機構 31,33 後車軸(他方側の車軸) 35,263,369 後車軸側出力端部 37 流体カップリング(速度感応型カップリング) 47,205,313 仕切り壁 51 シール 61,63 ベアリング 79,235,305 チェーン 81,237,307 従動側スプロケット 83,165,245,319 中間軸 87,253,323 ベベルギヤ 89,167,255,325,359 ベベルピニオ
ン 255a,359a ベベルピニオンのギヤ部 101 ベベルピニオンのキャリア 153 駆動側ギヤ 155 ギヤ伝動機構(伝動機構) 159 従動側ギヤ 169 カップリングフランジ 259,365 アダプタ
Claims (7)
- 【請求項1】 四輪駆動車の一方側の車軸と同軸に配設
されたトランスミッション出力軸に連結され、前記出力
軸と同軸の入力部材とディファレンシャル装置とを介し
て前記一方側の車軸へ動力を伝達すると共に、前記入力
部材から伝動機構および方向変換ギヤ機構を有する動力
伝達経路を介して他方側の車軸へ動力を伝達することを
特徴とする動力伝達装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の動力伝達装置であっ
て、 前記一方側の車軸への動力伝達経路の前記入力部材およ
びディファレンシャル装置と前記他方側の車軸への動力
伝達経路の前記伝動機構とが、トランスミッション出力
軸を支持するトランスミッションケースと連通するハウ
ジングに収容されトランスミッションと潤滑油を共用す
ることを特徴とする動力伝達装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の動力伝達装置
であって、 前記伝動機構がチェーン伝動機構であることを特徴とす
る動力伝達装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の動力伝
達装置であって、 前記入力部材が、前記ディファレンシャル装置のデフケ
ースと一体に形成されてなることを特徴とする動力伝達
装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の動力伝
達装置であって、 前記他方側の車軸への動力伝達経路において、該他方側
の車軸のディファレンシャル装置と前記方向変換ギヤ機
構との間に配置され、両車軸間の差動を許容すると共に
該差動を制限する回転速度感応型カップリングを備える
ことを特徴とする動力伝達装置。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の動力伝
達装置であって、 前記方向変換ギヤ機構の駆動側ベベルギヤと従動側ベベ
ルピニオンとの噛み合い部を、前記トランスミッション
出力軸と平行に配置された該駆動側ベベルギヤの軸心位
置よりもトランスミッションに近接させることを特徴と
する動力伝達装置。 - 【請求項7】 請求項1〜5のいずれかに記載の動力伝
達装置であって、 前記方向変換ギヤ機構の駆動側ベベルギヤと従動側ベベ
ルピニオンとの噛み合い部を、該ベベルギヤのギヤ部を
挟んで両側に互いに軸方向に離間して配置され該ベベル
ギヤを回転可能に支持する両ベアリングの中間部に配置
することを特徴とする動力伝達装置。
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