JPH10167130A - 履帯式走行装置 - Google Patents

履帯式走行装置

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Publication number
JPH10167130A
JPH10167130A JP34459796A JP34459796A JPH10167130A JP H10167130 A JPH10167130 A JP H10167130A JP 34459796 A JP34459796 A JP 34459796A JP 34459796 A JP34459796 A JP 34459796A JP H10167130 A JPH10167130 A JP H10167130A
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JP
Japan
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crawler belt
sprocket
block
skid block
crawler
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Application number
JP34459796A
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English (en)
Inventor
Ryohei Suzuki
良平 鈴木
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 履帯がスプロケットに対して多角形状に巻込
まれるときに生じる連続的な打撃音を長期に亘って低減
できるようにする。 【解決手段】 履帯受け部材24を構成するスキッドブ
ロック26に長穴26Eを設け、取付ねじ27を長穴2
6Eからベースブロック25のねじ穴25Aに締着する
ことにより、スキッドブロック26を上下方向からベー
スブロック25に取付ける。これにより、スキッドブロ
ック26の取付位置を調整して履帯摺接面26Cを履帯
19に常時摺接させることができ、履帯19とスプロケ
ット15との噛合時の打撃音を長期に亘って低減するこ
とができる。また、履帯19からスキッドブロック26
に作用する下向きの荷重が、取付ねじ27に対して軸方
向の引張力として作用することにより、取付ねじ27の
折損等を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル、油圧クレーン等の装軌式車両に好適に用いられる履
帯式走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベル、油圧クレーン等の建設機
械は、通常、荒地、泥濘地等の建設現場を走行するた
め、履帯式走行装置が装備されている。
【0003】このような履帯式走行装置は、一般に、セ
ンタフレームの左右両側にサイドフレームを有し、この
サイドフレームの前後方向の一側がスプロケット側ブラ
ケットとなると共に他側がアイドラ側ブラケットとなっ
たトラックフレームと、トラックフレームのスプロケッ
ト側ブラケットに設けられたスプロケットおよびアイド
ラ側ブラケットに設けられたアイドラと、スプロケット
とアイドラとの間に巻装された履帯とから構成されてい
る。そして、スプロケットが回転駆動されることによ
り、このスプロケットと噛合する履帯がスプロケット、
アイドラおよび各ローラの間で周回して下部走行体が走
行する。
【0004】ところで、履帯式走行装置を備えた下部走
行体の走行時には、履帯がスプロケットとアイドラとの
間で周回するときに騒音が発生することが知られてお
り、この騒音は間欠打撃音と連続打撃音とに大別でき
る。ここで、間欠打撃音は、履帯が周回するときに上ロ
ーラとスプロケットとの間で生じる波打ち振動が原因と
なって履帯がスプロケットを間欠的に叩くことによって
生じるものであり、連続打撃音は、多数個のリンクから
なる履帯が多角形状を描くようにスプロケットに巻込ま
れるときに、各リンクが上下動しつつスプロケットに連
続的に噛合することによって生じるものである。
【0005】これに対し、履帯が多角形状にスプロケッ
トに巻込まれることによって生じる連続打撃音を低減す
るために、例えば実開昭50−133635号公報等に
は、上ローラとスプロケットとの間に位置して履帯を下
側から支える履帯受け部材を設けた履帯式走行装置が開
示されている。この履帯式走行装置によれば、履帯受け
部材によって履帯を下側から支持し、この履帯をスプロ
ケットに対して接線方向に巻込むように案内することに
より、履帯がスプロケットに噛合するときの上下動を抑
えることができ、履帯がスプロケットに噛合するときの
連続打撃音を低減することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来技
術による履帯受け部材を構成する滑板は、スプロケット
に対して一定の位置に取付けられる構成となっているた
め、周回駆動する履帯の下面に常時摺接することにより
比較的早期に摩耗してしまい、履帯がスプロケットに巻
込まれるときの連続打撃音を長期に亘って低減すること
ができないという問題がある。
【0007】また、上述の履帯受け部材は、トラックフ
レーム上に立設された支持材と、この支持材上に固着さ
れてスプロケット側に伸長する受板と、この受板上に緩
衝材を介して取付けられた滑板とからなっている。この
ため、部品点数が多くなり、かつ形状が大型化してしま
うため履帯式走行装置全体の製造コストが増大してしま
うという問題がある。
【0008】本発明は、上述の如き従来技術の問題に鑑
みなされたもので、履帯がスプロケットに対して多角形
状に巻込まれることによって生じる連続打撃音を長期に
亘って低減することができ、かつ、構成の簡素化を図る
ことができるようにした履帯式走行装置を提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、センタフレームの左右両側にサイド
フレームを有し、このサイドフレームの前後方向の一側
がスプロケット側ブラケットとなり、他側がアイドラ側
ブラケットとなったトラックフレームと、前記トラック
フレームのスプロケット側ブラケットに設けられたスプ
ロケットおよびアイドラ側ブラケットに設けられたアイ
ドラと、前記スプロケットとアイドラとの間に巻装され
た履帯とからなる履帯式走行装置に適用される。
【0010】そして、請求項1の発明の特徴は、前記ス
プロケット側ブラケットの上面には前記スプロケットの
近傍に位置して履帯受け部材を設け、この履帯受け部材
は、上下方向にねじ穴が穿設されたブロック体として形
成され前記スプロケット側ブラケットの上面に固着され
たベースブロックと、このベースブロックのねじ穴に対
応する位置に上下方向に透孔が穿設されたブロック体と
して形成され上面が履帯摺接面となったスキッドブロッ
クと、このスキッドブロックを前記ベースブロックに着
脱可能に取付けるため、前記スキッドブロックの透孔か
ら前記ベースブロックのねじ穴に締着された取付ねじと
から構成したことにある。
【0011】上記の構成によれば、スプロケットとアイ
ドラとの間で周回駆動される履帯は、スキッドブロック
の履帯摺接面に摺接することによりスプロケットに対し
てほぼ接線方向に巻込まれる。これにより、履帯がスプ
ロケットに対して多角形状に巻込まれるときの上下動が
抑えられ、履帯とスプロケットとの噛合時における連続
打撃音を低減できる。
【0012】しかも、ベースブロックの上下方向にねじ
穴を穿設し、このねじ穴に締着される取付ねじによって
スキッドブロックをベースブロックに取付けることによ
り、スキッドブロックに対して履帯から下向きに作用す
る荷重は、取付ねじに対して軸方向の引張力として作用
する。従って、例えば荷重が取付ねじに対して剪断力と
して作用する場合に比較して、取付ねじの折損等を防止
することができる。
【0013】また、請求項2の発明は、前記スキッドブ
ロックの透孔は前後方向に伸長した長穴として構成した
ことにある。
【0014】上記の構成によれば、スキッドブロックの
透孔に挿通した取付ねじをベースブロックのねじ穴に締
着するとき、スキッドブロックを長穴となった透孔の範
囲で前後方向に移動させることができる。これにより、
スキッドブロックの取付位置を前後方向に調整すること
ができ、スキッドブロックの履帯摺接面を履帯に常時摺
接させることができる。
【0015】さらに、請求項3の発明は、前記スキッド
ブロックの履帯摺接面は、前記履帯が前記スプロケット
に対して接線方向に巻込まれるように当該接線に対して
ほぼ平行に形成したことにある。
【0016】上記の構成によれば、スプロケットに巻込
まれる履帯をスキッドブロックの履帯摺接面に摺接させ
ることにより、履帯をスプロケットに対して接線方向に
巻込むように案内することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図1
ないし図10に示す図面に基づいて詳細に説明する。
【0018】まず、図1ないし図8は本発明による第1
の実施形態を示している。
【0019】図1において、1は油圧ショベルの下部走
行体、2は下部走行体1を構成するトラックフレームを
それぞれ示し、このトラックフレーム2は、センタフレ
ーム3と、センタフレーム3の左右両側に配設され、前
後方向に伸長した一対のサイドフレーム4(一方のみ図
示)とからなっている。
【0020】そして、サイドフレーム4の前後方向の一
側にはスプロケット側ブラケット5が設けられ、他側に
はアイドラ側ブラケット6が設けられている。
【0021】ここで、スプロケット側ブラケット5は図
2ないし図4に示すように、サイドフレーム4の一側端
部に固定された接続用端板7に溶接等によって固着され
ている。
【0022】そして、スプロケット側ブラケット5は、
後述する走行モータ13を取付けるための大径穴8Aを
有し、この大径穴8Aの周囲に複数のねじ穴8Bが設け
られた厚肉の取付板8と、この取付板8の上側外周を覆
う上部補強板9と、下側外周を覆う下部補強板10と、
取付板8の側面に固着された半円弧状の後部補強板11
とから構成され、上部補強板9がスプロケット側ブラケ
ット5の上面をなしている。
【0023】ここで、上部補強板9が固着された取付板
8の上縁部は、図3に示すように水平方向に対して角度
θだけ上向きに傾斜しており、これに伴って上部補強板
9も角度θだけ上向きに傾斜する構成となっている。
【0024】12はスプロケット側ブラケット5に取付
けられた駆動装置を示し、この駆動装置12は走行モー
タ13と、この走行モータ13の回転を減速する減速機
14と、この減速機14の出力側に取付けられたスプロ
ケット15とからなっている。そして、走行モータ13
の出力を減速機14で減速してスプロケット15を回転
駆動することにより、後述するアイドラ16との間に巻
装された履帯19が周回駆動する。
【0025】16はアイドラ側ブラケット6に取付けら
れたアイドラで、このアイドラ16はサイドフレーム4
内に設けられた履帯張り調整装置(図示せず)によって
スプロケット15から離間する方向に常時付勢され、ス
プロケット15との間に巻装された履帯19に適度な張
りを付与している。
【0026】17,17はサイドフレーム4の上面側に
回転可能に設けられた2個の上ローラで、各上ローラ1
7は、履帯19を下側から支持しつつ履帯19がサイド
フレーム4に接触するのを防止している。18,18,
…はサイドフレーム4の下面側に列設された複数の下ロ
ーラで、該各下ローラ18は、スプロケット15および
アイドラ16と共に履帯19上でサイドフレーム4を支
持するものである。
【0027】19はスプロケット15、アイドラ16、
各上ローラ16および各下ローラ17に巻装された履帯
を示す。この履帯19は、図5および図6に示すよう
に、複数のリンク20がピン21によって順次連結され
ることにより無端状に形成され、ピン21の外周側には
スプロケット15に噛合する円筒状のブシュ22が嵌合
し、各リンク20にはそれぞれ板状のシュー23が固定
されている。
【0028】24はスプロケット15の近傍に位置して
スプロケット側ブラケット5の上部補強板9上に設けら
れた履帯受け部材を示し、この履帯受け部材24は図7
に示すように、後述するベースブロック25、スキッド
ブロック26、各取付ねじ27等からなっている。
【0029】25は上部補強板9の上面に溶接等によっ
て固着されたベースブロックで、このベースブロック2
5は直方体状に形成された鋼製のブロック体からなって
いる。そして、ベースブロック25には前後方向に離間
して2個のねじ穴25A,25Aが上下方向に穿設され
ている。
【0030】26はベースブロック25に各取付ねじ2
7によって着脱可能に取付けられたスキッドブロックを
示し、このスキッドブロック26は、ほぼ台形状に形成
された鋼製のブロック本体26Aと、このブロック本体
26Aの一側面に固着された平板状の取付板部26Bと
を有している。
【0031】ここで、ブロック本体26Aの上面側に
は、履帯19の下面に摺接する履帯摺接面26Cが形成
され、この履帯摺接面26Cは、図5に示すように、履
帯19をスプロケット15に対して接線方向に巻込むよ
うに案内するため、スプロケット15のピッチ円Pに対
する接線Lとほぼ平行となるように形成されている。ま
た、ブロック本体26Aの前後方向の両端部は曲面状に
面取りされ、履帯19を構成する各リンク20がブロッ
ク本体26Aに摺接するときに各リンク20間の継ぎ目
が引っ掛かるのを防止している。
【0032】一方、取付板部26Bは、図6に示すよう
にブロック本体26Aの下面からベースブロック25の
高さ寸法だけ離間した位置に設けられ、ブロック本体2
6Aの下面と取付板部26Bとの間が段差部26Dとな
っている。そして、この段差部26Dをベースブロック
25に係合させた状態で、ブロック本体26Aの下面が
上部補強板9の上面に当接する構成となっている。
【0033】26E,26Eはベースブロック25の各
ねじ穴25Aと等しいピッチをもって取付板部26Bに
設けられた透孔としての2個の長穴で、各長穴26Eは
前後方向に伸長するように取付板部26Bに穿設されて
いる。
【0034】27,27はスキッドブロック26をベー
スブロック25に取付ける2個の取付ねじを示し、各取
付ねじ27はスキッドブロック26の取付板部26Bに
穿設された各長穴26Eを通じて、上部補強板9の上面
に対してほぼ直交する方向(上下方向)からベースブロ
ック25の各ねじ穴25Aに締着される。
【0035】これにより、スキッドブロック26の履帯
摺接面26Cに履帯19の下面が摺接し、スキッドブロ
ック26に対して履帯19から下向きの荷重が作用した
場合に、この履帯19からの荷重が各取付ねじ27に対
して軸方向の引張力として作用する構成となっている。
【0036】また、スキッドブロック26が各取付ねじ
27によってベースブロック25に取付けられるとき、
スキッドブロック26は図8中に二点鎖線で示すよう
に、取付板部26Bに設けた各長穴26Eの範囲内で上
部補強板9上を前後方向に移動し、上部補強板9に対す
る取付位置を調整することができる。この場合、上部補
強板9は水平方向に対して角度θだけ上向きに傾斜して
いるから、スキッドブロック26の取付位置を調整する
ことにより、スキッドブロック26の履帯摺接面26C
と履帯19を構成する各リンク20の下面との間隔が調
整できる構成となっている。
【0037】本実施例は上述の如き構成を有するもの
で、履帯19は、スプロケット15、アイドラ16、上
ローラ17および下ローラ18に巻装され、アイドラ1
6とサイドフレーム4との間に設けられた履帯張り調整
装置(図示せず)によって適度な張りを付与される。こ
の状態でスプロケット15を回転駆動すると、このスプ
ロケット15が履帯19を構成する各ブシュ22に順次
噛合することにより、履帯19が周回駆動して下部走行
体1が走行(後進)する。
【0038】このとき、スプロケット側ブラケット5の
上部補強板9上に設けられた履帯受け部材24は、スキ
ッドブロック26の履帯摺接面26Cを履帯19(各リ
ンク20)の下面に常時摺接させて履帯19を下側から
支える。これにより、図5に示すように、各リンク20
がスプロケット15に巻込まれていくとき、各ブシュ2
2の中心を結ぶ線がスプロケット15のピッチ円Pに対
して接線Lの状態を保つようになる。
【0039】かくして、スキッドブロック26が履帯1
9をスプロケット15に対してほぼ接線方向に巻込むよ
うに案内することにより、履帯19がスプロケット15
に多角形状に巻込まれるときの上下動を抑えることがで
き、履帯19がスプロケット15に噛合することにより
生じる連続打撃音を効果的に低減することができる。
【0040】この場合、スキッドブロック26をベース
ブロック25に取付ける各取付ねじ27は、スキッドブ
ロック26の取付板部26Bに穿設された各長穴26E
を通じて、上下方向からベースブロック25の各ねじ穴
25Aに締着されているから、履帯19からスキッドブ
ロック26に対して下向きの荷重が作用したときに、こ
の履帯19からの荷重は、各取付ねじ27に対して軸方
向の引張力として作用することになる。これにより、例
えば履帯19からの荷重が各取付ねじ27に対して剪断
力として作用する場合に比較して、各取付ねじ27の破
損等を防止することができる。
【0041】また、スキッドブロック26を単一のブロ
ック体から形成し、このスキッドブロック26を、スプ
ロケット側ブラケット5の上部補強板9に固着したベー
スブロック25に各取付ねじ27によって取付ける構成
としたから、従来技術による履帯受け部材に比較して構
成を簡素化することができ、履帯式走行装置全体のコス
トを低減することができる。
【0042】そして、履帯19の各リンク20に常時摺
接することにより、スキッドブロック26の履帯摺接面
26Cが摩耗した場合には、一旦、各取付ねじ27を緩
めた状態で、図8中に二点鎖線で示すように、取付板部
26Bに穿設した長穴26Eの範囲内でスキッドブロッ
ク26をスプロケット15側に移動させる。この場合、
上部補強板9は水平方向に対して角度θだけ上向きに傾
斜しているから、スキッドブロック26をスプロケット
15側に移動させることにより、摩耗した履帯摺接面2
6Cを各リンク20の下面に適正に摺接させることがで
きる。
【0043】このように、スキッドブロック26の履帯
摺接面26Cが摩耗したとしても、取付板部26Bに設
けた各長穴26Eの範囲内でスキッドブロック26の取
付位置を前後方向に調整することにより、履帯摺接面2
6Cを履帯19の下面に常時摺接させておくことができ
る。
【0044】これにより、履帯19がスプロケット15
に対してほぼ接線方向に巻込まれる状態を保つことがで
き、履帯19がスプロケット15に噛合することにより
生じる連続打撃音を長期に亘って低減することができ
る。
【0045】次に、図9および図10は本発明による第
2の実施形態を示している。なお、本実施形態では、上
述した第1の実施形態と同一の構成要素に同一の符号を
付し、その説明を省略する。
【0046】図において、31は本実施形態による履帯
受け部材を示し、この履帯受け部材31は、上述した第
1の実施形態による履帯受け部材24と同様に、ベース
ブロック25、後述するスキッドブロック32、各取付
ねじ27等からなるものの、スキッドブロック32の構
成が第1の実施形態によるスキッドブロック26とは異
なっている。
【0047】32は第1の実施形態によるスキッドブロ
ック26に代えて本実施形態に適用されたスキッドブロ
ックで、このスキッドブロック32は、前記スキッドブ
ロック26よりも大きな幅寸法を有する台形状のブロッ
ク体として形成され、その上面側には履帯摺接面32A
が設けられている。また、このスキッドブロック32の
一側面下部には、ベースブロック25に係合する段差部
32Bが全長に亘って形形され、この段差部32Bの上
側がベースブロック25の上面に当接するフランジ部3
2Cとなっている。
【0048】32D,32Dはスキッドブロック32の
フランジ部32Cに穿設された透孔としての2個の長穴
で、各長穴32Dはベースブロック25の各ねじ穴25
Aと等しいピッチをもって前後方向に伸長している。そ
して、各取付ねじ27を長穴32Dを通じてベースブロ
ック25のねじ穴25Aに締着することにより、スキッ
ドブロック32がベースブロック25に取付けられ、こ
のとき、長穴32Dの範囲内でスキッドブロック32の
取付位置を前後方向に調整できる構成となっている。
【0049】32Eは各長穴32Dの上側に位置してフ
ランジ部32Cに形成された座ぐり穴で、この座ぐり穴
32Eは各取付ねじ27が着座するための平坦面を形成
すると共に、各取付ねじ27の頭部を収容するものであ
る。
【0050】本実施形態による履帯受け部材31は上述
の如き構成を有するもので、フランジ部32Cに設けた
各長穴32Dの範囲内でスキッドブロック32の取付位
置を前後方向に調整することにより、履帯摺接面32A
を履帯19に常時摺接させることができる。これによ
り、スキッドブロック32が履帯19をスプロケット1
5に対して接線方向に巻込むように案内することによ
り、履帯19がスプロケット15に噛合することにより
生じる連続打撃音を長期に亘って確実に低減することが
できる。
【0051】なお、前記各実施形態では、スキッドブロ
ック26(32)に、ベースブロック25の各ねじ穴2
5Aと等しいピッチをもって2個の長穴26E(32
D)を穿設した場合を例に挙げたが、本発明はこれに限
るものではなく、例えば各ねじ穴25Aのピッチに対応
する長さをもった1個の長穴を穿設する構成としてもよ
い。
【0052】また、前記各実施形態では、スキッドブロ
ック26(32)の各長穴26E(32D)を前後方向
に離間して2個設けた場合を例に挙げたが、本発明はこ
れに限らず、例えば3個以上の長穴を設けてもよく、さ
らに各長穴26E(32D)を左右方向に離間して設け
る構成としてもよい。
【0053】また、上述の実施形態では、油圧ショベル
の下部走行体に用いた履帯式走行装置を例に挙げて説明
したが、本発明はこれに限らず、例えば油圧クレーン等
の他の装軌式車両の下部走行体にも適用することができ
る。
【0054】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、スプロケット側ブラケットの上面にスプロケット
の近傍に位置して履帯受け部材を設け、この履帯受け部
材を構成するスキッドブロックの履帯摺接面に履帯を摺
接させることにより、履帯がスプロケットに対してほぼ
接線方向に巻込まれるように構成したから、履帯がスプ
ロケットに対して多角形状に巻込まれるときの上下動を
抑え、履帯とスプロケットとが噛合するときに生じる連
続打撃音を効果的に低減できる。
【0055】この場合、スキッドブロックをベースブロ
ックに取付ける各取付ねじを、スキッドブロックに穿設
された透孔を通じて上下方向からベースブロックのねじ
穴に締着する構成としたから、スキッドブロックに対し
て履帯から作用する荷重は、取付ねじに対して軸方向の
引張力として作用する。これにより、例えばスキッドブ
ロックに作用する荷重が取付ねじに対して剪断力として
作用する場合に比較して、取付ねじの折損等を防止する
ことができる。
【0056】また、履帯受け部材をベースブロック、ス
キッドブロック、取付ねじから構成したから、従来技術
による履帯受け部材に比較して構成を簡素化することが
でき、履帯式走行装置全体のコストを低減することがで
きる。
【0057】また、請求項2の発明によれば、スキッド
ブロックの透孔を前後方向に伸長した長穴として構成し
たから、スキッドブロックの取付位置を長穴となった透
孔の範囲で前後方向に調整することにより、スキッドブ
ロックの履帯摺接面を履帯に常時摺接させることができ
る。従って、例えばスキッドブロックの履帯摺接面が摩
耗したとしても、スキッドブロックの取付位置を調整す
ることにより、摩耗した履帯摺接面を履帯に常時摺接さ
せることができ、履帯がスプロケットに巻込まれるとき
の連続打撃音を長期に亘って確実に低減することができ
る。
【0058】さらに、請求項3の発明によれば、スキッ
ドブロックの履帯摺接面を、履帯がスプロケットに対し
て接線方向に巻込まれるように、当該接線に対してほぼ
平行に形成したから、履帯をスプロケットに対して常時
接線方向に巻込むように案内することができ、履帯とス
プロケットとが噛合するときに生じる連続打撃音を確実
に低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態による履帯式走行装置が適用さ
れた下部走行体を示す外観図である。
【図2】図1中のスプロケット側ブラケット、履帯受け
部材等を拡大して示す分解斜視図である。
【図3】図1中のスプロケット側ブラケット、履帯受け
部材等をスプロケットを二点鎖線として示す部分拡大図
である。
【図4】図3中の矢示IV−IV方向からみた平面図であ
る。
【図5】スキッドブロックが履帯の下面に摺接した状態
を拡大して示す部分拡大図である。
【図6】図5中の矢示VI−VI方向からみた断面図であ
る。
【図7】履帯受け部材を拡大して示す分解斜視図であ
る。
【図8】スキッドブロックをスプロケット側ブラケット
上で移動させた状態を示す部分拡大図である。
【図9】第2の実施形態による履帯受け部材を示す図6
と同様位置の断面図である。
【図10】第2の実施形態による履帯受け部材を示す分
解斜視図である。
【符号の説明】
2 トラックフレーム 3 センタフレーム 4 サイドフレーム 5 スプロケット側ブラケット 6 アイドラ側ブラケット 15 スプロケット 16 アイドラ 19 履帯 24,31 履帯受け部材 25 ベースブロック 25A ねじ穴 26,32 スキッドブロック 26C,32A 履帯摺接面 26E,32D 長穴(透孔) 27 取付ねじ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタフレームの左右両側にサイドフレ
    ームを有し、このサイドフレームの前後方向の一側がス
    プロケット側ブラケットとなり、他側がアイドラ側ブラ
    ケットとなったトラックフレームと、前記トラックフレ
    ームのスプロケット側ブラケットに設けられたスプロケ
    ットおよびアイドラ側ブラケットに設けられたアイドラ
    と、前記スプロケットとアイドラとの間に巻装された履
    帯とからなる履帯式走行装置において、 前記スプロケット側ブラケットの上面には前記スプロケ
    ットの近傍に位置して履帯受け部材を設け、 この履帯受け部材は、上下方向にねじ穴が穿設されたブ
    ロック体として形成され前記スプロケット側ブラケット
    の上面に固着されたベースブロックと、このベースブロ
    ックのねじ穴に対応する位置に上下方向に透孔が穿設さ
    れたブロック体として形成され上面が履帯摺接面となっ
    たスキッドブロックと、このスキッドブロックを前記ベ
    ースブロックに着脱可能に取付けるため、前記スキッド
    ブロックの透孔から前記ベースブロックのねじ穴に締着
    された取付ねじとから構成したことを特徴とする履帯式
    走行装置。
  2. 【請求項2】 前記スキッドブロックの透孔は前後方向
    に伸長した長穴として構成してなる請求項1に記載の履
    帯式走行装置。
  3. 【請求項3】 前記スキッドブロックの履帯摺接面は、
    前記履帯が前記スプロケットに対して接線方向に巻込ま
    れるように当該接線に対してほぼ平行に形成してなる請
    求項1に記載の履帯式走行装置。
JP34459796A 1996-12-09 1996-12-09 履帯式走行装置 Pending JPH10167130A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013040496A (ja) * 2011-08-16 2013-02-28 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の排土装置
CN111622128A (zh) * 2020-06-30 2020-09-04 中国水利水电第十二工程局有限公司 一种履带式滑移装置

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