JPH10167153A - 自動二輪車用前後連動ブレーキ装置 - Google Patents
自動二輪車用前後連動ブレーキ装置Info
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- JPH10167153A JPH10167153A JP33251996A JP33251996A JPH10167153A JP H10167153 A JPH10167153 A JP H10167153A JP 33251996 A JP33251996 A JP 33251996A JP 33251996 A JP33251996 A JP 33251996A JP H10167153 A JPH10167153 A JP H10167153A
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Abstract
キのみでブレーキ力を発揮させ、連動用ブレーキ操作子
の操作時には前輪および後輪ブレーキで連動してブレー
キ力を発生させるようにした自動二輪車用前後連動ブレ
ーキ装置において、前輪用ブレーキ操作子の操作時に得
られる前輪ブレーキ力やブレーキフィーリングに影響を
与えることなく、連動用ブレーキ操作子の操作時のノー
ズダイブ量を適切に制御して乗心地を向上させる。 【解決手段】連動用ブレーキ操作子の操作時にのみ前輪
ブレーキで発揮するブレーキ力がブレーキ力制御手段1
10で制御される。
Description
作子の操作時には前輪ブレーキのみでブレーキ力を発揮
させ、連動用ブレーキ操作子の操作時には前輪および後
輪ブレーキで連動してブレーキ力を発生させるようにし
た自動二輪車用前後連動ブレーキ装置に関する。
えば特開平7−196069号公報等により既に知られ
ている。
ーキ操作子の操作による連動ブレーキ時には自動二輪車
の前部が沈み込むノーズダイブ量を適切に制御して乗心
地を向上することが望まれるが、上記従来のものでは、
連動用ブレーキ操作子の操作時に前輪および後輪でのブ
レーキ力の配分を行なうのみで、ノーズダイブ量の制御
を行なう機構は設けられていない。
のであり、前輪用ブレーキ操作子の操作時に得られる前
輪ブレーキ力やブレーキフィーリングに影響を与えるこ
となく、連動用ブレーキ操作子の操作時のノーズダイブ
量を適切に制御して乗心地を向上し得るようにした自動
二輪車用前後連動ブレーキ装置を提供することを目的と
する。
に、請求項1記載の発明は、前輪ブレーキでブレーキ力
を発揮させる前輪用ブレーキ操作子と、前輪ブレーキお
よび後輪ブレーキに連動してブレーキ力を発揮させ得る
連動用ブレーキ操作子とを備える自動二輪車用前後連動
ブレーキ装置において、連動用ブレーキ操作子の操作時
にのみ前輪ブレーキで発揮するブレーキ力を制御するブ
レーキ力制御手段を備えることにより、前輪用ブレーキ
操作子の操作によるブレーキ効力やフィーリングを保ち
つつ、連動用ブレーキ操作子の操作時に前輪ブレーキ力
を制御することによりノーズダイブ量を適切に制御し
て、乗心地を向上することができる。
求項1記載の発明の構成に加えて、前記ブレーキ力制御
手段が、連動用ブレーキ操作子の操作に伴って前輪ブレ
ーキが発揮するブレーキ力の上限値を規制可能に構成さ
れることにより、連動用ブレーキ操作子を大きく操作し
たときに大きな後輪ブレーキ力を得ることを可能としつ
つ、前輪ブレーキ力を抑制してノーズダイブ量を適切化
することができる。
請求項1または2記載の発明の構成に加えて、前記ブレ
ーキ力制御手段が、連動用ブレーキ操作子の操作初期に
前輪ブレーキのブレーキ力発揮を抑制可能に構成される
ことにより、連動用ブレーキ操作子の操作初期において
は、後輪側ブレーキ力だけによりノーズダイブが生じる
ようにし、ライダーによる荷重による前輪分担荷重増大
分を補償して良好なノーズダイブフィーリングを得るこ
とができ、連動用ブレーキ操作子の操作初期から適切な
ノーズダイブ量に制御可能となる。
付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
すものであり、図1は自動二輪車用前後連動ブレーキ装
置の全体構成図、図2は自動二輪車の前部を左側から見
た側面図、図3は図2の3矢視平面図、図4はハンドル
カバーを外した状態での操向用ハンドルバーにおける左
端部の平面図、図5は図4の5矢視正面図、図6は図4
の6−6線断面図、図7は図5の7矢視拡大図、図8は
ケーシングのカバー板を取り外した状態での図5の要部
拡大図、図9は図5の9−9線拡大断面図、図10は図
8の10−10線に沿う操作力配分レバーの拡大断面
図、図11は図8の11−11線に沿う操作力配分レバ
ーの拡大断面図、図12はブレーキ力保持手段の作動状
態での図7に対応した図、図13は操向用ハンドルバー
における右端部の平面図、図14は図13の14矢視正
面図、図15は図13の15−15線断面図、図16は
図14の16矢視方向から見た一部切欠き拡大図、図1
7は図15の17−17線断面図、図18は図15の1
8−18線断面図、図19は図16の19−19線拡大
断面図、図20は図16の20−20線拡大断面図、図
21は連動用ブレーキレバーの非操作状態で前輪用ブレ
ーキレバーを操作したときの図18に対応した断面図、
図22は前輪用ブレーキレバーの非操作状態で連動用ブ
レーキレバーを操作したときの図21に対応した断面
図、図23は連動用ブレーキレバーおよび前輪用ブレー
キレバーをともに操作したときの図22に対応した断面
図、図24は組付前の状態での図14の24−24線か
ら見た図、図25は図24の25−25線断面図、図2
6はブレーキ力配分特性図である。
連動ブレーキ装置は、ブレーキ操作に応じて液圧式の前
輪ブレーキBF を作動せしめる前輪用ブレーキ操作子と
しての前輪用ブレーキレバー31と、ブレーキ操作に応
じて機械式の後輪ブレーキB R および前記前輪ブレーキ
BF を連動作動せしめることが可能な連動用ブレーキ操
作子としての連動用ブレーキレバー32とを備える。
バー33の略中央部に連結されており、該操作力配分レ
バー33の両端部には、前輪ブレーキBF にブレーキ操
作力を伝達する前輪ブレーキケーブル34の一端部と、
後輪ブレーキBR にブレーキ操作力を伝達する後輪ブレ
ーキケーブル35の一端部とが連結される。
支されたブレーキドラム37と、ブレーキパネル38に
ピン39を介して枢支されるとともにブレーキドラム3
7の内周面に摩擦係合可能な一対のブレーキシュー4
0,40と、両ブレーキシュー40,40をブレーキド
ラム37の内周面に圧接させることを可能としてブレー
キパネル38に枢支されるカム41と、カム41に基端
が連結されてブレーキドラム37の外側方に延びるブレ
ーキカムアーム42と、ブレーキカムアーム42に対向
してブレーキパネル38に設けられる固定アーム43
と、ブレーキカムアーム42および固定アーム43間に
縮設されるとともに両ブレーキシュー40,40を相互
に近接させる側にブレーキカムアーム42を付勢するば
ね44とを備えるドラムブレーキであり、後輪ブレーキ
ケーブル35からブレーキカムアーム42に入力される
操作入力に応じてブレーキ力を発揮する。
タ型自動二輪車における車体の前部に設けられる操向用
ハンドルバー45の左端には、ドライバが左手で握る握
持部46が設けられ、該握持部46よりも内方側で操向
用ハンドルバー45にはホルダ47が取付けられる。す
なわちホルダ47には、操向用ハンドルバー45のほぼ
下半周部に対応した円弧状の取付部47aが一体に設け
られており、操向用ハンドルバー45の残余の略半周に
対応した円弧状に形成されるとともに一端が前記取付部
47aに係合される取付ステー48の他端がねじ部材4
9でホルダ47に締着されることにより、ホルダ47が
操向用ハンドルバー45に固定される。このホルダ47
には、ボルトである支軸50を介して連動用ブレーキレ
バー32の基端部が回動可能に支承されており、握持部
46を握った左手で連動用ブレーキレバー32をブレー
キ操作することができる。しかもホルダ47および連動
用ブレーキレバー32間にはねじりばねである戻しばね
51が設けられており、連動用ブレーキレバー32は、
該戻しばね51のばね力により握持部46から離反する
方向にばね付勢されている。
方向中間部は、合成樹脂によりそれぞれ形成される前部
および後部カバー半体53a,53bが相互に結合され
て成るハンドルカバー53で覆われており、このハンド
ルカバー53の左側部に設けられた開口部54から、操
向用ハンドルバー45の左端部の握持部46および連動
用ブレーキレバー32が外方に突出されている。
ハンドルバー45の長手方向に沿って連動用ブレーキレ
バー32の内方側に隣接した位置において、操向用ハン
ドルバー45の前方位置には、操作力配分レバー33を
作動可能に収納させるケーシング56が固定配置され
る。このケーシング56は、ホルダ47に一体に設けら
れて前方側に開放した函状のケース部57と、該ケース
部57の開口端を覆うようにしてケース部57に結合さ
れるカバー板58とで構成される。
結ロッド59の一端がねじ部材60により連結されてお
り、該連結ロッド59はケーシング56におけるケース
部57の連動用ブレーキレバー32側の側壁57aを移
動自在に貫通してケーシング56内に挿入される。而し
てケーシング56の前記側壁57aと、ケーシング56
内の連結ロッド59の中間部との間にはブーツ61が設
けられており、連結ロッド59の挿入部からケーシング
56内に塵埃が侵入することは前記ブーツ61で阻止さ
れる。
11で明示するように、相互に平行にして上下に長く延
びる一対の平板部33a,33bの前記側壁57a側の
部分が上下に間隔をあけた2個所で連結部33c,33
cにより相互に連結されて成るものであり、連結ロッド
59の他端は、該操作力配分レバー33の長手方向に沿
う中間部に連結ピン62を介して連結される。
を作動可能に収納すべく、ケーシング56は、自動二輪
車の前後方向に沿う長さよりも上下方向に沿う長さを大
とした縦長に形成される。
て、前記側壁57aに対向する側壁57bの上下に離隔
した位置には、前輪および後輪ブレーキケーブル34,
35のアウターケーブル34a,35aが並列して固定
される。すなわちアウターケーブル34a内にインナー
ケーブル34bが移動自在に挿通されて成る前輪ブレー
キケーブル34の一端部において、アウターケーブル3
4aはケース部57の側壁57bに固定され、アウター
ケーブル34aから突出してケーシング56内に挿入さ
れたインナーケーブル34bの端部に設けられた係止駒
64が操作力配分レバー33の下部に係合、連結され
る。またアウターケーブル35a内にインナーケーブル
35bが移動自在に挿通されて成る後輪ブレーキケーブ
ル35の一端部において、アウターケーブル35aはケ
ース部57の側壁57bに前輪ブレーキケーブル34と
並列して固定され、アウターケーブル35aから突出さ
れたインナーケーブル35bの端部に設けられた係止駒
65が操作力配分レバー33の上部に連結される。
るブレーキ操作力は連結ロッド59を介して操作力配分
レバー33に作用し、該操作力配分レバー33から両ブ
レーキケーブル34,35に分配されるのであるが、操
作力配分レバー33から両ブレーキケーブル34,35
に分配されるブレーキ操作力を相互に異ならせるため
に、連結ロッド59の操作力配分レバー33への連結位
置からの距離を相互に異ならせた位置で両ブレーキケー
ブル34,35が操作力配分レバー33に連結される。
すなわち、この実施例では、連結ロッド59の操作力配
分レバー33への連結位置および前輪ブレーキケーブル
34の操作力配分レバー33への連結位置間の距離をL
F とし、連結ロッド59の操作力配分レバー33への連
結位置および後輪ブレーキケーブル35の操作力配分レ
バー33への連結位置間の距離をL R としたときに、L
F >LR と設定される。
ロッド59を介して操作力配分レバー33に入力される
力をFとし、操作力配分レバー33から前輪ブレーキケ
ーブル34に作用する牽引力をFF とし、操作力配分レ
バー33から後輪ブレーキケーブル35に作用する牽引
力をFR としたときに、両牽引力FF ,FR は次の第
(1)式および第(2)式で示すようになる。
であるのでFR >FFであり、操作力配分レバー33か
ら後輪ブレーキケーブル35に作用するブレーキ操作力
の方が、前輪ブレーキケーブル34に作用するブレーキ
操作力よりも大きくなる。而して両ブレーキケーブル3
4,35のうち、操作力配分レバー33から作用するブ
レーキ操作力が大となる側のブレーキケーブル、すなわ
ち後輪ブレーキケーブル35の直径DR は、ブレーキ操
作力が小となる側である前輪ブレーキケーブル34の直
径DF よりも大きく設定される。すなわち前輪ブレーキ
ケーブル34の曲げ剛性は比較的低くなるものであり、
ハンドルカバー53に図示しないヘッドライトが取付け
られているときに、そのヘッドライトを上下いずれかに
迂回して前輪ブレーキケーブル34を配置することが容
易であり、そのように迂回させてもインナーケーブル3
4bの作動に伴なうフリクションも抑えることができ
る。また前輪ブレーキケーブル34の中間部はフアスナ
ー66により後輪ブレーキケーブル35に支持されてお
り、前輪ブレーキケーブル34は部分的に後輪ブレーキ
ケーブル35に沿うように配置される。
は、操作力配分レバー33に対向する初期当接面67が
設けられており、操作力配分レバー33には、連結ロッ
ド59の操作力配分レバー33への連結部にほぼ対応す
る位置で一方の平板部33aから他方の平板部33b側
に屈曲される当接板部33dと、前輪ブレーキケーブル
34の操作力配分レバー33への連結部にほぼ対応する
位置で一方の平板部33aから他方の平板部33bとは
反対側に屈曲される当接板部33eと、該当接板部33
eよりも下方で前記他方の平板部33bから一方の平板
部33aとは反対側に屈曲される当接板部33fとが、
前記初期当接面67への当接を可能として設けられてい
る。
レバー32の非操作時には、前記各当接板部33d,3
3e,33fをケーシング56の初期当接面67に当接
させた位置に在るものであり、連動用ブレーキレバー3
2の操作に応じて各当接板部33d,33e,33fを
初期当接面67から離反させるように作動する。
67に検出子68aを臨ませるようにしてストップスイ
ッチ68が取付けられており、このストップスイッチ6
8は、連動用ブレーキレバー32の非操作時に操作力配
分レバー33の当接板部33dが初期当接面67に当接
している状態で該当接板部33dにより検出子68aが
押し込まれている状態と、連動用ブレーキレバー32の
操作に応じた操作力配分レバー33の作動により前記当
接板部33dが初期当接面67から離反することにより
検出子68aへの押圧力が解放される状態とで、連動用
ブレーキレバー32の非操作状態および操作状態を検出
する。この際、平板状の当接板部33dの面積を比較的
広く設定しておくことにより、連動用ブレーキレバー3
2の非操作状態での操作力配分レバー33の位置に多少
のずれが生じても、ストップスイッチ68の検出子68
への当接板部33dの接触を確実なものとすることがで
きる。
ー32の非操作状態で後輪ブレーキケーブル35を牽引
作動せしめた状態に保持するが前輪ブレーキケーブル3
4を非牽引作動状態とすることが可能なブレーキ力保持
手段70が配設されるものであり、このブレーキ力保持
手段70は、連動用ブレーキレバー32のブレーキ操作
に応じて操作力配分レバー33が作動位置に在るときに
該操作力配分レバー33に係合する係合位置ならびに操
作力配分レバー33への係合を解除する非係合位置間で
の作動を可能としてケーシング56内に収納されるブレ
ーキ力保持アーム71と、該ブレーキ力保持アーム71
をケーシング56の外部から操作することを可能として
ブレーキ力保持アーム71に連結される操作レバー72
と、操作力配分レバー33との係合を解除する側にブレ
ーキ力保持アーム71を弾発付勢する戻しばね73とを
備える。
56におけるカバー板58の内面に先端を摺接させる円
筒状の支持筒74aを基端部に一体に有してカバー板5
8の内面に対向するアーム板部74と、前記支持筒74
aの内周に対応した支持孔75aを基端部に有してアー
ム板部74に間隔をあけて対向するアーム板部75と、
両アーム板部74,75の中間部一側を相互に連結する
連結板部76と、両アーム板部74,75の先端部間に
わたって設けられる係合ピン77とで構成され、両アー
ム板部74,75間の間隔は、それらのアーム板部7
4,75の先端部間で操作力配分レバー33を挟み得る
程度に設定される。
その側壁57aに近接した位置には先端をカバー板58
の内面に当接させるようにした軸部78が一体に設けら
れており、該軸部78が、ブレーキ力保持アーム71の
支持筒74aおよび支持孔75aに挿通されることによ
り、ブレーキ力保持アーム71が該軸部78で回動可能
に支承されることになる。また戻しばね73は、該軸部
78を囲繞してブレーキ力保持アーム71およびケース
部57間に設けられる。
ブレーキケーブル34,35のうち連結ロッド59の連
結部からの距離が小である側、すなわち後輪ブレーキケ
ーブル35側の端部で両平板部33a,33bには、図
12で示すように操作力配分レバー33が連動用ブレー
キレバー32の操作により初期当接面67から離反して
作動した状態で、前記ブレーキ力保持アーム71の係合
ピン77を係合させ得る係止部79,79が設けられ
る。
78と平行にしてブレーキ力保持アーム71に固着され
る軸部72aと、ケーシング56の前方に配置されて前
記軸部72aに一体に連設される操作部72bとを備え
る。該操作レバー72の軸部72aは、ブレーキ力保持
アーム71の両アーム板部74,75を貫通し、軸部7
2aの一端がアーム板部75に溶接される。またカバー
板58には、軸部78の軸線を中心とする円弧状に長く
延びる挿通孔80が設けられており、該挿通孔80を貫
通してケーシング56から前方に突出した軸部72aの
他端に、ケーシング56の前方であって連動用ブレーキ
レバー32よりもさらに前方に位置するようにして操作
部72bが一体に連設される。
面には、ゴムにより平板状に形成さたカバー部材81が
挿通孔80を覆い得るようにして摺接されており、この
カバー部材81の基部は、カバー板58を貫通して軸部
78に同軸に螺着されるねじ部材83によってカバー板
58の外面に固着されたスペーサ82と、カバー板58
との間に軸部78の軸線まわりに回動することを可能と
して挟持される。しかも該カバー部材81には、操作レ
バー72における軸部72aの他端が挿通、係合されて
おり、操作レバー72の操作によって軸部72aが挿通
孔80に沿って軸部78のまわりに回動したときに、カ
バー部材81は挿通孔80を常時覆いつつ軸部78の軸
線まわりに回動する。
ング56および連動用ブレーキレバー32の前方で、操
向用ハンドルバー45の長手方向に沿う外方側に延びる
のであるが、操向用ハンドルバー45の左端部の握持部
46および連動用ブレーキレバー32を突出させるよう
にしてハンドルカバー53に設けられている開口部54
から、前記操作レバー72の操作部72bも外方に延出
される。
ィスクブレーキであり、補助操作レバー86の押圧操作
に応じて液圧を出力するマスタシリンダ87が管路88
を介して前輪ブレーキBF に接続される。
向用ハンドルバー45の右端部には、ドライバが右手で
握る握持部89が設けられ、該握持部89よりも内方側
で操向用ハンドルバー45には、リザーバ90を一体に
有するマスタシリンダ87が取付けられる。すなわちマ
スタシリンダ87には、操向用ハンドルバー45のほぼ
前半周部に接触する取付部91が一体に設けられてお
り、操向用ハンドルバー45のほぼ後半周部に接触する
挟持部材92が一対のボルト93,93で取付部91に
締結されることにより、マスタシリンダ87が操向用ハ
ンドルバー45に取付けられる。
て、マスタシリンダ87には、上下に間隔をあけてブラ
ケット94,95が一体に設けられており、握持部89
を握った右手で操作可能な前輪用ブレーキレバー31の
基部、ならびに補助操作レバー86が、それらのブラケ
ット94,95に支軸96を介して回動可能に支承され
る。
るとともにブラケット95の上面に係合する係合段部9
6bを介して小径となるねじ軸部96cを下端に有する
ものであり、ブラケット94を貫通した支軸96の前記
ねじ軸部96cがブラケット95から下方に突出され、
ねじ軸部96cのブラケット95からの突出部にナット
97が螺合されることにより支軸96がブラケット9
4,95に固定され、その固定状態で拡径頭部96aは
ブラケット94の上面から上方に間隔をあけた位置に配
置される。
94,95間で前輪用ブレーキレバー31の基部ととも
に支軸96で相対回動可能に支承される回動板部86a
と、ブラケット95を囲繞するようにして横断面半円状
に形成されるとともに回動板部86aから下方に延設さ
れる連結部86bと、該連結部86bの下端に連設させ
て前記回動板部86aとほぼ平行に延びる腕部86cと
を備えるものであり、連結部86bおよび腕部86cの
連設部には、ねじ軸部96cのナット97の締付けおよ
び緩め作業を可能とするための円形の開口部98が設け
られる。
87内にはピストン100が摺動可能に嵌合されてお
り、該ピストン100の前端面(図18の左端面)を臨
ませた油圧室101にはピストン100を後方側(図1
8の右方側)に付勢するばね102が収納される。しか
もピストン100に同軸かつ一体に連設されるピストン
ロッド100aがマスタシリンダ87の後端から突出さ
れており、ピストンロッド100aの後端部およびマス
タシリンダ87間にはピストンロッド100aを覆うブ
ーツ103が設けられる。
aには、前記ピストンロッド100aに押圧力を作用せ
しめるべく該ピストンロッド100aの後端に当接する
押圧部104が一体に設けられており、前輪用ブレーキ
レバー31の基部には前記押圧部104に係合可能な係
合部105が設けられる。而して前輪用ブレーキレバー
31のブレーキ操作に応じて前記係合部105は押圧部
104に係合し、該押圧部104から前記ピストンロッ
ド100aに操作力を入力可能であり、また前輪用ブレ
ーキレバー31の非操作時には、補助操作レバー86の
回動により前記押圧部104が前輪用ブレーキレバー3
1の係合部105を置き去りにしたままピストンロッド
100aを押圧することが可能である。
間で支軸96を囲繞するねじりばねである戻しばね10
6が前輪用ブレーキレバー31およびブラケット94間
に設けられており、この戻しばね106のばね力により
前輪用ブレーキレバー31は、握持部89から離れる方
向すなわち係合部105を押圧部104から離反せしめ
る方向にばね付勢されており、該戻しばね106による
回動付勢方向の前輪用ブレーキレバー31の回動端を規
制するための規制面107が両ブラケット94,95間
でマスタシリンダ87に設けられる。而して前輪用ブレ
ーキレバー31が規制面107に当接した状態で、外力
が作用していない状態にある補助操作レバー86は、マ
スタシリンダ87内のばね102のばね力により押圧部
104を係合部105に当接、係合させた回動位置に在
る。
チ108が取付けられており、該ストップスイッチ10
8の検出子108aに当接可能な検出部109が、補助
操作レバー86における連結部86bに一体に設けられ
る。而して補助操作レバー86に外力が作用していない
状態で検出部109により検出子108aが押し込まれ
ている状態と、押圧部104でピストンロッド100a
を押込むように補助操作レバー86が回動するのに応じ
て前記検出部109から検出子108aへの押圧力が解
放される状態とで、補助操作レバー86の非作動状態お
よび作動状態、すなわち前輪ブレーキBF の非作動状態
および作動状態をストップスイッチ108で検出するこ
とができる。
作力配分レバー33に一端部が連結された前輪ブレーキ
ケーブル34の他端部は、連動用ブレーキレバー32の
操作時にのみ前輪ブレーキBF で発揮するブレーキ力を
制御可能なブレーキ力制御手段110を介して、補助操
作レバー86の腕部86cに連結される。
シリンダ87に締結されるケーブルホルダ111と、該
ケーブルホルダ111に対する近接、離反を可能として
補助操作レバー86の腕部86cに連結されるケーブル
ジョイント112と、ケーブルジョイント112をケー
ブルホルダ111から離反させる方向のばね力を発揮し
てケーブルホルダ111およびケーブルジョイント11
2間に設けられる規制ばね113とを備える。
87とほぼ平行な軸線を有して両端を開放した筒状に形
成されるものであり、該マスタシリンダ87に一対のね
じ部材114,114により締結される。このケーブル
ホルダ111には、該ケーブルホルダ111の一端側に
開放した取付け孔115と、ケーブルジョイント112
側である他端側を開放したばね収納孔116とが同軸に
設けられており、両孔115,116間でケーブルホル
ダ111には半径方向内方に張出した鍔部117が設け
られている。
端部において、アウターケーブル34aの他端には、外
面に雄ねじが設けられたねじ筒118が固定されてお
り、該ねじ筒118には調節ナット119およびロック
ナット120が螺合される。而して調節ナット119を
ケーブルホルダ111の一端に当接させるようにしてね
じ筒118は取付け孔115に嵌入される。しかも取付
け孔115の内面には、たとえば該取付け孔115の一
直径線上で相互に対向するとともに軸線方向に沿って延
びる平坦な係合面115a,115aが設けられてお
り、ねじ筒118の外面には、それらの係合面115
a,115aに対向する平坦な係合面118a,118
aが設けられる。したがってねじ筒118の取付け孔1
15への嵌入時には、係合面115a,115a;11
8a,118aが相互に係合することによりねじ筒11
8の取付け孔115内での軸線まわりの回転が阻止され
る。
動長調節にあたっては、ねじ筒118の軸線に沿う調節
ナット119およびロックナット120の進退位置を変
化させるのであるが、取付け孔115内に嵌入されてい
るねじ筒118の軸線まわりの回転が阻止されているこ
とにより、調節ナット119およびロックナット120
の回転操作時にアウターケーブル34aを保持しておく
ことが不要であり、調節ナット119およびロックナッ
ト120の回転操作のみを行なえばよいので、前輪ブレ
ーキケーブル34の遊動長調節作業が容易となる。
ルダ111の他端に対向する端板112aを一端に有す
るとともに他端側で補助操作レバー86における腕部8
6cの先端を挟むようにして略U字状に構成されてお
り、ケーブルホルダ111の軸線延長線に沿って延びる
長孔121,121がケーブルジョイント112の両側
に設けられ、それらの長孔121,121に沿う移動を
可能として両端部を両長孔121,121に係合させた
連結ピン122を介してケーブルジョイント112と補
助操作レバー86の腕部86cとが連結される。
て、アウターケーブル34aの他端から突出したインナ
ーケーブル34bは、ケーブルホルダ111を貫通して
ケーブルジョイント112側に延出され、該インナーケ
ーブル34bの他端に設けられた係止駒123が、ケー
ブルジョイント112の端板112aに係合、連結され
る。
bを囲繞するコイル状のものであり、該規制ばね113
の一端側は鍔部117で一端を受けるようにしてケーブ
ルホルダ111のばね収納孔116に収納され、該規制
ばね113の他端はケーブルジョイント112の端板1
12aに当接される。
動用ブレーキレバー32がともに非操作状態にあるとき
に、連結ピン122が長孔121…においてケーブルジ
ョイント112の端板112aと反対側の端部に在り、
またケーブルジョイント112の端板112aおよびケ
ーブルホルダ111の他端間に所定間隔があくように設
定されている。
れば、連動用ブレーキレバー32の非操作状態、すなわ
ち前輪ブレーキケーブル34に牽引力が作用していない
状態で前輪用ブレーキレバー31をブレーキ操作したと
きには、図21で示すように、前輪用ブレーキレバー3
1の係合部105で押圧部104を押圧してマスタシリ
ンダ87のピストンロッド100aに押圧力を作用せし
め、前輪ブレーキBFでブレーキ力を発揮させることが
できるが、この際、補助操作レバー86の回動作動に応
じて連結ピン122は長孔121…に沿って移動するだ
けである。したがって、規制ばね113のばね力がケー
ブルジョイント112に作用しているにもかかわらず、
その規制ばね113のばね力が前輪ブレーキレバー31
に及ぶことはなく、連動ブレーキ装置を有しない従来の
自動二輪車における前輪用ブレーキレバーの操作時と同
等の効力で前輪ブレーキBF のブレーキ力を得ることが
可能である。
で、連動用ブレーキレバー32をブレーキ操作したとき
には、該連動用ブレーキレバー32の操作に応じた操作
力配分レバー33の作動により、前輪ブレーキケーブル
34にもブレーキ操作力が作用するが、そのブレーキ操
作力が規制ばね113のセット荷重を超えるまでは、ケ
ーブルジョイント112がその端板112aをケーブル
ホルダ111に近接させる方向に作動することはなく、
したがって補助操作レバー86にも前輪ブレーキケーブ
ル34からの力が及ぶことはない。すなわち連動用ブレ
ーキレバー32のブレーキ操作初期には、規制ばね11
3のセット荷重に対応する力が操作力配分レバー33か
ら前輪ブレーキケーブル34に作用するまでは、マスタ
シリンダ87に押圧力が作用することはなく、連動用ブ
レーキレバー32の操作初期に前輪ブレーキBF のブレ
ーキ力発揮が抑制されることになる。
操作力配分レバー33から前輪ブレーキケーブル34に
作用するようになると、前輪ブレーキケーブル34のイ
ンナーケーブル34bは、ケーブルジョイント112を
その端板112aがケーブルホルダ111に近接するよ
うに牽引することになり、それにより補助操作レバー8
6がその押圧部104でピストンロッド100aを押込
むように回動駆動され、前輪ブレーキBF でブレーキ力
が発揮されることになる。
ョイント112の端板112aがケーブルホルダ111
の他端に当接すると、前輪ブレーキケーブル34にさら
に大きなブレーキ操作力が作用するようになっても、ケ
ーブルジョイント112の作動が規制されることにより
補助操作レバー86の作動も規制される。すなわち、連
動用ブレーキレバー32の操作に伴って前輪ブレーキB
F が発揮するブレーキ力の上限値が、ケーブルジョイン
ト112の端板112aのケーブルホルダ111への当
接により規制されることになる。
もに、前輪用ブレーキレバー31を操作したときには、
図23で示すように、ケーブルジョイント112の作動
はその端板112aがケーブルホルダ111に当接する
ことにより規制されるが、長孔121…に沿う連結ピン
122の移動は可能であるので、前輪用ブレーキレバー
31は、補助操作レバー86の押圧部104を係合部1
05で押圧しつつ回動可能であり、連動用ブレーキレバ
ー32の操作に伴う前輪ブレーキBF のブレーキ力の上
限値を上回るブレーキ力を前輪ブレーキBF で発揮させ
るように、マスタシリンダ87のピストンロッド100
aに操作力を入力することができる。
して前輪ブレーキケーブル34を補助操作レバー86に
連結する際に、規制ばね113を圧縮しつつインナーケ
ーブル34bの端部の係止駒123をケーブルジョイン
ト112の端板112aに係合させるのでは作業が煩雑
となる。そこで、図24および図25で示すように、組
付前に規制ばね113を圧縮状態に保持して作業を容易
とするために、ケーブルホルダ111の他端側には一対
のセットピン126,126が装着される。
するために、ケーブルホルダ111の他端側には、その
一直径線に平行な一対ずつ2組の孔125,125;1
25,125が設けられる。一方、セットピン126
は、相互に対応する孔125,125に挿通される直線
状の係合軸部126aと、該係合軸部126aの一端に
連なる円形の把持部126bと、ケーブルホルダ111
の外周に弾発係合すべく波形に形成されて把持部126
bに連なる係合部126cとから成るものであり、両セ
ットピン126,126の係合軸部126a,126a
で、一端を鍔部117に当接させてばね収納孔116に
圧縮状態で収納された規制ばね113の他端を受けるこ
とができる。
着して規制ばね113を圧縮した状態で、前輪ブレーキ
ケーブル34におけるインナーケーブル34bの端部の
係止駒123をケーブルジョイント112の端板112
aに係合、連結せしめた後に、両セットピン126,1
26をケーブルホルダ111から引き抜くと、規制ばね
113が伸長してケーブルジョイント112の端板11
2aに当接することになり、ブレーキ力制御手段110
を介して前輪ブレーキケーブル34を補助操作レバー8
6に連結する作業が容易となる。
と、連動用ブレーキレバー32を操作しない状態で前輪
用ブレーキレバー31のみをブレーキ操作すると、前輪
用ブレーキレバー31に係合した補助操作レバー86で
マスタシリンダ87が押圧操作されることに伴って前輪
ブレーキBF が作動せしめられ、前輪ブレーキBF でブ
レーキ力が発揮される。
い状態で連動用ブレーキレバー32をブレーキ操作する
と、その連動用ブレーキレバー32の操作力により操作
力配分レバー33が作動位置に移動し、操作力配分レバ
ー33により前輪ブレーキケーブル34および後輪ブレ
ーキケーブル35が共に牽引される。この際、前輪ブレ
ーキケーブル34は、マスタシリンダ87に押圧力を作
用させ得る補助操作レバー86に、連動用ブレーキレバ
ー32の操作時にのみ前輪ブレーキBF で発揮するブレ
ーキ力を制御可能なブレーキ力制御手段110を介して
連結されており、該ブレーキ力制御手段110は、連動
用ブレーキレバー32のブレーキ操作初期に前輪ブレー
キBF のブレーキ力発揮を抑制可能であるとともに、連
動用ブレーキレバー32の操作に伴う前輪ブレーキBF
のブレーキ力上限値を規制可能である。さらに、連動用
ブレーキレバー32の操作力配分レバー33への連結位
置および前輪ブレーキケーブル34の操作力配分レバー
33への連結位置間の距離LF が、連動用ブレーキレバ
ー32の操作力配分レバー33への連結位置および後輪
ブレーキケーブル35の操作力配分レバー33への連結
位置間の距離LR よりも大きく設定された簡単な構成に
より、操作力配分レバー33から後輪ブレーキケーブル
35に作用するブレーキ操作力の方が、前輪ブレーキケ
ーブル34に作用するブレーキ操作力よりも大きくなっ
ている。
操作に応じたブレーキ力配分特性は図26で示すように
なり、連動用ブレーキレバー32の操作初期に、後輪側
ブレーキ力だけによりノーズダイブが生じるようにし
て、ライダーによる荷重による前輪分担荷重増大分を補
償して良好なノーズダイブフィーリングを得ることが可
能となり、連動用ブレーキレバー32の操作初期から適
切なノーズダイブ量に制御することができる。
し始めてからは、後輪ブレーキBRのブレーキ力を前輪
ブレーキBF のブレーキ力よりも大きくし、連動ブレー
キ装置を有しない従来の自動二輪車での後輪用ブレーキ
レバーの操作によって後輪ブレーキを作動せしめるよう
にしたときのブレーキ操作フィーリングに対して、ブレ
ーキ操作フィーリングが変化することを回避することが
でき、従来の自動二輪車への連動ブレーキ装置の適用幅
を広げることが可能となる。
伴って前輪ブレーキBF が発揮するブレーキ力の上限値
が規制されることにより、連動用ブレーキレバー32を
大きく操作したときに後輪ブレーキBR で大きなブレー
キ力を得ることを可能としつつ、前輪ブレーキBF のブ
レーキ力を抑制してノーズダイブ量を適切化することが
できる。
2の操作時に前輪ブレーキBF で発揮するブレーキ力を
ブレーキ力制御手段110で制御することにより、前輪
用ブレーキレバー31の操作によるブレーキ効力やフィ
ーリングを保ちつつ、前輪ブレーキ力を制御してノーズ
ダイブ量を適切に制御し、乗心地の向上を図ることが可
能となる。
るブレーキ操作力が大きい後輪ブレーキケーブル35
は、前記ブレーキ操作力が小さい前輪ブレーキケーブル
34よりも大径に形成されており、牽引作動量が大きい
後輪ブレーキケーブル35の剛性を牽引作動量が小さい
前輪ブレーキケーブル34の剛性よりも高くすることに
より、両ブレーキケーブル34,35の伸縮量を牽引作
動量に適合させ、操作力配分レバー33の作動量を適切
量とすることができる。
あたっては、連動用ブレーキレバー32を操作した状態
で、操作レバー72を回動操作する。そうすると、図1
2で示したように、ブレーキ力保持アーム71が戻しば
ね73のばね力に抗して非係合位置から係合位置へと移
動し、作動位置に移動している操作力配分レバー33の
係止部79,79にブレーキ力保持アーム71の係合ピ
ン77が係合されることになる。そこで、連動用ブレー
キレバー32の操作力を解除すると、操作力配分レバー
33は後輪ブレーキケーブル35を牽引作動状態とする
が前輪ブレーキケーブル34を非牽引状態とするブレー
キ力保持位置へと作動することになり、この状態では後
輪ブレーキBR のみが作動し、前輪ブレーキBF が非作
動状態となり、かかるブレーキ力保持状態はストップス
イッチ68で検出される。すなわちブレーキ力保持時に
おいて、液圧式である前輪ブレーキBF の構成部品であ
るホースやシール等のゴム部品に液圧が作用することが
なく、ゴム部品の寿命増大を図ることができる。
ーキケーブル34および後輪ブレーキケーブル35のう
ち、連動用ブレーキレバー32の連結部からの距離が小
さい方であるブレーキケーブルすなわち後輪ブレーキケ
ーブル35側で操作力配分レバー33に設けられるもの
であり、連動用ブレーキレバー32の操作に応じて比較
的大きく作動する側で操作力配分レバー33にブレーキ
力保持手段70の係合ピン77を係合させ得るようにし
て、ブレーキ力保持手段70を作動させるときの連動用
ブレーキレバー32の操作量を比較的小さくすることが
できる。
には、連動用ブレーキレバー32をわずかに回動操作す
ればよく、そうすれば、ブレーキ力保持アーム71が戻
しばね73のばね力によって係合位置から非係合位置へ
と移動してブレーキ力保持アーム71の操作力配分レバ
ー33への係合が解除されるので、連動用ブレーキレバ
ー32を元に戻すことにより操作力配分レバー33が非
作動位置へと戻って後輪ブレーキBR が休止状態とな
る。
素である操作レバー72は固定のケーシング56から突
出され、操向用ハンドルバー45の左端の握持部46お
よび連動用ブレーキレバー32を突出させるべく、ハン
ドルカバー53に設けられた開口部54から外方に延出
されるものであるので、操作レバー72を配置するため
の専用の開口部をハンドルカバー53に設けることを不
要とすることができ、連動ブレーキ装置を有しない自動
二輪車にハンドルカバー56の取替えを不要として連動
ブレーキ装置を新たに適用することが可能となるだけで
なく、操向用ハンドルバー56の握持部46および連動
用ブレーキレバー32用の開口部53以外の開口部をハ
ンドルカバー53に設けることを不要として、ハンドル
カバー53の外観を従来と同様優れたものとすることが
できる。
納せしめたケーシング56は、操向用ハンドルバー45
の長手方向に沿って連動用ブレーキレバー32の内方側
に近接した位置で操向用ハンドルバー45に固定される
ものであり、連動用ブレーキレバー32および操作力配
分レバー33を近接させ、連動用ブレーキレバー32お
よび操作力配分レバー33を、調整を不要とした高剛性
の連結ロッド59で直接連結することが可能となる。こ
れにより、連動用ブレーキレバー32および操作力配分
レバー33間の初期調整を不要とすることができるとと
もに、連動用ブレーキレバー32および操作力配分レバ
ー33間で調整ずれが生じることを防止して連動ブレー
キ力の調整精度向上を図ることができる。
ブル34および後輪ブレーキケーブル35を上下に離隔
した位置で操作力配分レバー33に連結させる姿勢で、
操向用ハンドル45の前方側に固定配置されており、自
動二輪車の前後方向に沿う長さよりも上下方向に沿う長
さを大とした縦長にケーシング56を構成するようにし
て、操向用ハンドルバー45の左端側の限られたスペー
スに、操向用ハンドルバー45の操作に影響を及ぼさな
いようにするとともに操向用ハンドルバー45を覆うハ
ンドルカバー53との干渉が生じないようにして、ケー
シング56を効果的に配置することができる。それに加
えて、ケーシング56が、操向用ハンドルバー45に取
付けられるホルダ47と一体のケース部57を一構成要
素として構成されるものであるので、部品点数を少なく
してケーシング56を構成することが可能となるととも
に、ホルダ47の操向用ハンドルバー45への組付けに
よりケーシング56の一部が操向用ハンドルバー45に
組付けられるようにして組付性の向上を図ることができ
る。
操向用ハンドルバー45の前方側に配置され、該ケーシ
ング56の前面から突出されたブレーキ力保持手段70
の操作レバー72が、連動用ブレーキレバー32の前方
側に配置される構成とすることにより、操向用ハンドル
バー45の前方側へのハンドルカバー53の膨らみ量を
比較的小さく設定しても、ケーシング56および操作レ
バー72をハンドルカバー53で覆うことが可能であ
り、ハンドルカバー53の大型化を回避することがで
き、ハンドルカバー53のデザイン上の自由度を高める
ことができる。
ング56内に収納された操作力配分レバー33を連動用
ブレーキレバー32の非操作時に当接させる初期当接面
67が設けられているので、連動用ブレーキレバー32
の非操作状態で、操作力配分レバー33をケーシング5
6の初期当接面67に当接させておくことにより、前輪
および後輪ブレーキケーブル34,35が相互に影響を
及ぼし合うことを回避して、各ブレーキケーブル34,
35の張力設定を個別に行なうことが可能となり、両ブ
レーキケーブル34,35の張力設定が容易となる。
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
ば、連動用ブレーキ操作子の操作時にのみ前輪ブレーキ
で発揮するブレーキ力をブレーキ力制御手段で制御する
ことにより、前輪用ブレーキ操作子の操作によるブレー
キ効力やフィーリングを保ちつつ、連動用ブレーキ操作
子の操作時に前輪ブレーキ力を制御してノーズダイブ量
を適切に制御して乗心地を向上することができる。
ブレーキ操作子を大きく操作したときに大きな後輪ブレ
ーキ力を得ることを可能としつつ、前輪ブレーキ力を抑
制してノーズダイブ量を適切化することができる。
用ブレーキ操作子の操作初期に前輪ブレーキのブレーキ
力発揮を抑制することにより、連動用ブレーキ操作子の
操作初期においては後輪側ブレーキ力だけによりノーズ
ダイブが生じるようにし、ライダーによる荷重による前
輪分担荷重増大分を補償して良好なノーズダイブフィー
リングを得ることができ、連動用ブレーキ操作子の操作
初期から適切なノーズダイブ量に制御可能となる。
図である。
る。
ルバーにおける左端部の平面図である。
5の要部拡大図である。
の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
応した図である。
である。
大図である。
ブレーキレバーを操作したときの図18に対応した断面
図である。
ブレーキレバーを操作したときの図21に対応した断面
図である。
レバーをともに操作したときの図22に対応した断面図
である。
見た図である。
キレバー 32・・・連動用ブレーキ操作子としての連動用ブレー
キレバー 110・・・ブレーキ力制御手段 BF ・・・前輪ブレーキ BR ・・・後輪ブレーキ
Claims (3)
- 【請求項1】 前輪ブレーキ(BF )でブレーキ力を発
揮させる前輪用ブレーキ操作子(31)と、前輪ブレー
キ(BF )および後輪ブレーキ(BR )に連動してブレ
ーキ力を発揮させ得る連動用ブレーキ操作子(32)と
を備える自動二輪車用前後連動ブレーキ装置において、
連動用ブレーキ操作子(32)の操作時にのみ前輪ブレ
ーキ(BF )で発揮するブレーキ力を制御するブレーキ
力制御手段(110)を備えることを特徴とする自動二
輪車用前後連動ブレーキ装置。 - 【請求項2】 前記ブレーキ力制御手段(110)が、
連動用ブレーキ操作子(32)の操作に伴って前輪ブレ
ーキ(BF )が発揮するブレーキ力の上限値を規制可能
に構成されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪
車用前後連動ブレーキ装置。 - 【請求項3】 前記ブレーキ力制御手段(110)が、
連動用ブレーキ操作子(32)の操作初期に前輪ブレー
キ(BF )のブレーキ力発揮を抑制可能に構成されるこ
とを特徴とする請求項1または2記載の自動二輪車用前
後連動ブレーキ装置。
Priority Applications (5)
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