JPH10167210A - 食品内容容器の包装方法および包装体 - Google Patents

食品内容容器の包装方法および包装体

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JPH10167210A
JPH10167210A JP8346535A JP34653596A JPH10167210A JP H10167210 A JPH10167210 A JP H10167210A JP 8346535 A JP8346535 A JP 8346535A JP 34653596 A JP34653596 A JP 34653596A JP H10167210 A JPH10167210 A JP H10167210A
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film
packaging
packaging film
food
container
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JP8346535A
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Toshifumi Matsumoto
敏史 松本
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POLYMER HIGASHI NIPPON KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 お弁当等の食品内容容器を自動包装機等を用
いて自動的に包装でき、また、包装コストも低減するこ
とができる食品内容容器の包装方法および包装体を提供
する。 【解決手段】 裏面に幅方向に離間して2条の糊部3a
が連続的に設けられたフィルムSを供給ロール21に巻
回保持し、供給ロール21からフィルムSを引き出して
切断機構22によりお弁当Aの寸法以下の所定の長さF
に切断するとともに、切断された包装フィルム3の下方
にお弁当Aを搬入し、このお弁当Aを昇降機構11によ
り持ち上げて包装フィルム3の中間部分を押し上げ、包
装フィルム3の一側部分をフィルム後折込プレート13
によりお弁当Aの下側に折り込んでお弁当Aの下面に包
装フィルム3の一側部分の糊部3aを貼着した後、お弁
当Aをフィルム後折込プレート13によりさらに押し出
して排出渡しローラ14上から搬出コンベアに移動さ
せ、排出渡しローラ14により包装フィルム3の他側部
分をお弁当Aの下側に折り込んで糊部3aを既に貼着さ
れた包装フィルム3の一側部分に貼着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンビニエンス
ストア等で販売されるお弁当等の食品内容容器を包装す
る食品内容容器の包装方法および包装体、特に、販売時
等に電子レンジ等を用いて再加熱されるお弁当等の包装
に適した包装方法および包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】コンビニエンスストア等においては、包
装フィルムにより包装されたお弁当を販売し、販売した
お弁当を電子レンジを用いて再加熱するというサービス
を行っている。ところが、このようなお弁当は、その包
装に自己粘着性を有するストレッチフィルム等を用いて
完全密閉するように包装されるため、再加熱に際してご
飯やおかず等から発生する水蒸気が内部に膨満し、包装
フィルムが膨れ上がるという不都合があった。このた
め、コンビニエンスストア等では、再加熱に際しては、
包装フィルムに穴を穿つ等の販売マニュアルを作成して
上記不都合の対策とするが、アルバイト店員等が穿孔を
忘れる場合があった。
【0003】そこで、近年、お弁当等の包装には環状の
シュリンクフィルムを用い、このシュリンクフィルムを
容器に帯状に掛けて包装することが行われている。そし
て、シュリンクフィルムによる包装に際しては、容器に
ご飯等を詰めて蓋をした後、この容器を環状のシュリン
クフィルム内にくぐらせてシュリンクトンネル内に通
し、シュリンクトンネル内で加熱してシュリンクフィル
ムを収縮させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たシュリンクフィルムによる包装にあっては、容器を環
状のシュリンクフィルム内に入れるという作業が不可欠
で、この作業を作業者の手作業によって行わなければな
らず、作業者の負担が大きいという問題、また、縦偏心
させたシュリンクフィルムを用いなければならず、シュ
リンクフィルムが高価で包装コストが嵩むという問題が
あった。この発明は、上記問題に鑑みなされたもので、
お弁当等の食品内容容器を自動包装機等を用いて自動的
に包装でき、また、包装コストも低減することができる
包装方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、食品が詰められた蓋付き
の食品内容容器を包装フィルムにより包装する包装方法
であって、裏面に幅方向に離間して2条の糊部が連続あ
るいは間欠的に設けられた包装フィルムを供給ロールに
巻回保持し、該供給ロールから包装フィルムを引き出し
て該包装フィルムを前記食品内容容器の寸法以下の所定
の長さに切断した後、該切断された分断包装フィルムの
下方から前記食品内容容器を上昇させて該分断包装フィ
ルムの中間部分を押し上げ、該分断包装フィルムの一側
部分を前記食品内容容器の下方に送り込んで該食品内容
容器の下面に前記糊部の一方を貼着した後、前記食品内
容容器を前記分断包装フィルムの他側に向けて移動させ
て前記糊部の他方を前記食品内容容器の下面または前記
分断包装フィルムの一側部分に貼着する。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、食品が詰
められた蓋付きの食品内容容器を包装フィルムにより包
装する包装方法であって、供給ロールに包装フィルムを
巻回保持し、該包装フィルムを前記供給ロールから引き
出して包装フィルムの裏面に幅方向に離間して2条の糊
部を連続あるいは間欠的に設けるとともに、該包装フィ
ルムを前記食品内容容器の寸法以下の所定の長さに切断
し、該切断された分断包装フィルムの下方から前記食品
内容容器を上昇させて該分断包装フィルムの中間部分を
押し上げ、該分断包装フィルムの一側部分を前記食品内
容容器の下方に送り込んで該食品内容容器の下面に前記
糊部の一方を貼着した後、前記食品内容容器を前記分断
包装フィルムの他側に向けて移動させて前記糊部の他方
を前記食品内容容器の下面または前記分断包装フィルム
の一側部分に貼着する。
【0007】そして、請求項1および請求項2に記載の
発明にかかる食品内容容器の包装方法は、前記包装フィ
ルムの糊部を包装シートの縁から離間した位置に設ける
態様(請求項3)に構成することができる。
【0008】さらに、請求項4に記載の発明は、食品が
詰められた蓋付きの食品内容容器を包装フィルムにより
包装した包装体であって、供給ロールに巻回保持された
包装フィルムを引き出して該包装フィルムを前記食品内
容容器の寸法以下の所定の長さに切断し、該切断された
分断包装フィルムを前記食品内容容器にその表側から被
せて分断包装フィルムの一側部を前記食品内容容器の底
面に接着し、前記分断包装フィルムの他側部を前記食品
内用容器の底面または前記分断包装フィルムの一側部に
接着してなる。
【0009】食品内容容器(包装体)はコンビニエンス
ストア等で販売時に再加熱されるお弁当に代表され、特
に、この発明は、再加熱時に大量の水蒸気を発生する焼
きそば等の調理麺、ピラフあるいはカレーライス等を内
容物とするお弁当の包装に適する。周知のように、容器
や蓋は、ポリプロピレン(PP)やポリエチレンテレフ
タレート(PET)、あるいは、これらにタルクを混合
した樹脂材料等を用いて成型される。
【0010】包装フィルムは、紙や樹脂フィルム、例え
ば、厚みが20μm程度のPPやPETのフィルムであ
って、ロールに巻回保持されたものが用いられる。この
包装フィルムは、予め糊部を形成してロール等に巻回さ
れ(請求項1)、または、ロールから引き出して包装機
に送り込まれた時に糊が塗布されて糊部が形成され(請
求項2)、特に、前者の態様では巻回状態で糊部と接触
する部分に離型層が形成される。糊部は、包装フィルム
の両側の縁部あるいは側縁と所定の間隔を隔てた所定幅
の部分に連続あるいは間欠的に形成される(請求項
3)。この糊部に使用される糊は、種々のものを用いる
ことができるが、ゴム系接着剤に過酸化物を添加したも
のに代表される。
【0011】包装には、前述したストレッチフィルムに
よるお弁当の包装に用いる既存の包装機等を用いること
ができる。周知のように、この包装機は、包装フィルム
を走行駆動するフィルム送り機構、未包装のお弁当を搬
入する搬入コンベア、お弁当を持ち上げる昇降機構、フ
ィルムをお弁当の下側に折り込む折り込み機構、包装済
みのお弁当等を搬出する搬出コンベア、包装済みのお弁
当を搬出コンベアに向けて押し出す押出機構等から構成
される。
【0012】
【作用】この発明にかかる食品内容容器の包装方法は、
供給ロール等から引き出した包装フィルムを食品内容容
器の寸法以下の長さに切断し、切断された分断包装フィ
ルムの下側から食品内容容器を持ち上げて分断包装フィ
ルムの中央部分を裏面側から押し上げ、分断包装フィル
ムの一側部分を食品内容容器の下側に折り込んで糊部に
より食品内容容器下面に貼着した後、食品内容容器を分
断包装フィルムの他側部分に向けて押し出して分断包装
フィルムの他側部分を食品内容容器の下側に折り込み、
分断包装フィルムの他側部分の糊部を食品内容容器の下
面あるいは分断包装フィルムの一側部分に貼着する。
【0013】このため、包装に際して加熱が必要なシュ
リンクフィルムや自己粘着性のフィルムを用いることな
く包装でき、また、ストレッチフィルム用の既存の自動
包装機により包装でき、包装を安価かつ自動的に行え
る。そして、包装された食品内容物は、包装シートの寸
法が容器の寸法以下であるため、電子レンジ等で再加熱
した際に発生する水蒸気が容器本体と蓋との間から漏出
し、内部にこもることもない。そして、糊部は、再加熱
した時の熱で接着強度が低下し、フィルムを容易に取り
外すことができる。
【0014】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図面を参
照して説明する。図1から図9はこの発明の一の実施の
形態にかかる食品内容容器の包装方法を説明する図であ
り、図1が包装途中のお弁当を模式的に示す斜視図、図
2が包装済みのお弁当の断面図、図3が同お弁当の包装
に用いる切断された包装シートの平面図、図4および図
5が包装工程をアルファベット順に示す模式図、図6か
ら図9が各包装工程における自動包装機の状態を模式的
に示す斜視図である。
【0015】先ず、図1,2aを参照して包装済みのお
弁当(食品内容容器)Aを説明すると、1は上部が開口
した容器本体、2は容器本体1の上部開口を塞ぐ蓋、3
は蓋2により被蓋された容器本体1を帯状に包装する包
装フィルム(分断包装フィルム)である。容器本体1お
よび蓋2はPP等から成形され、容器本体1には調理麺
等の食品が詰められる。なお、これら容器本体1と蓋2
は周知であり、以下の説明は割愛する。
【0016】包装フィルム3は、図1,3aに示すよう
に幅寸法Fが容器本体1の縦寸法Rより小さい帯状であ
って後述するロールから引き出されたフィルムSを切断
することで得られ、長手方向の両側部分に端縁から間隔
wを隔てた所定幅の部分に糊部3aを有する。糊部3a
は、包装フィルム3のロールへの巻き取り前に周知の糊
を塗布することで、あるいは包装する際(切断の直前)
に包装機により周知の糊を塗布してなる。この包装フィ
ルム3は、蓋2により被蓋された容器本体1の縦方向中
央部をはちまき状に巻回し、一側部分の糊部3aが容器
本体1の下面に、他側部分の糊部3aがフィルム3の一
側部分に貼着している。
【0017】糊部3aに用いられる接着剤としては、天
然ゴム系、スチレン−ブタジエンゴム系、イソブチレン
ゴム系、イソブレンゴム計、アクリル系、シリコーン
系、エチレン−酢酸ビニル系、スチレン−イソプレンブ
ロック共重合体系、スチレン−ブタジエンブロック共重
合体系、スチレン−エチレン−ブチレンブロック共重合
体系等の主剤を用いるものが挙げられ、これらを単独あ
るいは2種以上混合して用いる。そして、この発明の接
着剤は、上記主剤100重量部に対して、ヒドロペルオ
キシド、ジアルキルペルオキシド、ジアシルペルオキシ
ド、ペルオキシエステル、ケトンペルオキシド等の過酸
化物を0.1〜10重量部添加したものが用いられる。
この接着剤は、過酸化物が添加してあるため、お弁当を
フィルムで包装した後、電子レンジで60°C〜120
°Cに再加熱すると、接着力が低下し、容易に取り外す
ことができる。
【0018】次に、図6から図9を参照して自動包装機
10の概要を説明する。この自動包装機10は、搬入コ
ンベア15の終端に昇降機構11を有し、昇降機構11
の上方に左右一対のフィルム折込プレート12が配置さ
れ、これらフィルム折込プレート12上にフィルム後折
込プレート13と排出渡しローラ14がプレート12延
在方向に対向して設けられる。搬入コンベア15は、ロ
ーラ15aに複数条のベルト15bを掛装したベルトコ
ンベアからなり、お弁当A、すなわち、調理麺等が入れ
られた容器本体1を蓋2により被蓋したものを昇降機構
11に向けて搬送する。
【0019】昇降機構11は、前述した搬入コンベア1
5のベルト15b間に昇降可能に配置された複数の突き
上げロッド11aを有し、これらが図示しない昇降駆動
用アクチュエータに連結して昇降駆動される。この昇降
機構11は、搬入コンベア15により搬入されたお弁当
Aを突き上げロッド11a上に載置し、お弁当Aに包装
フィルム3を包装する際に突き上げロッド11aを上昇
させてお弁当Aを包装フィルム3に押し付ける。フィル
ム折込プレート12はそれぞれ、図示しない駆動機構に
連結され、互いに接近・離間する方向に移動する。後述
するが、これらフィルム折込プレート12は、離間した
状態で待機し、お弁当Aが上昇すると接近する方向に移
動してガイドプレートとして機能する。
【0020】なお、フィルム折込プレート12は、前述
したストレッチフィルムによるお弁当の包装を行う場合
に用いるもので、本発明にかかる包装方法を実施する上
では必ずも不可欠なものではない。すなわち、本発明に
かかる包装方法は、前述したストレッチフィルムによる
周知の包装機を用いて実施でき、特別の包装機を必要と
しない。
【0021】フィルム後折込プレート13は、図示しな
い駆動機構に連結され、上述したフィルム折込プレート
12が接近する方向に移動した後にお弁当Aの容器本体
1の下面と摺動して排出渡しローラ14に向かい移動す
る。後述するように、このフィルム後折込プレート13
は、包装フィルム3の一側部分を容器本体1の下部に送
り込んで糊部3aを容器本体1の下面に貼着し、また、
押出部によりお弁当Aを排出渡しローラ14上に押し出
す。
【0022】図中明示しないが、排出渡しローラ14
は、装置フレームに回転自在あるいは固定的に取り付け
られ、図示しない搬出コンベアの基端との間に位置す
る。この排出渡しローラ14は、フィルム後折込プレー
ト13により押し出されたお弁当Aを搬出コンベアに送
り出し、また、この送り出す時に包装フィルム3の他側
部分を容器本体1の下面に押し付けて糊部3aを容器本
体1の下面あるいは既に貼着された包装フィルム3に貼
着する。
【0023】また、包装機10は、供給ロール21、フ
ィルムSの切断機構22、フィルムSの送り機構23、
包装フィルムの3の位置合わせ機構24を備える。供給
ロール21は、回転自在に支持され、フィルムSを巻回
保持する。フィルムSは、図3aに示すように、裏面両
側に縁から離間して2条の糊部3aが連続形成され、ま
た、表面の糊部3aと接触する部分に離型層が塗布等で
形成される。なお、フィルムSは、図3bに示すように
糊部3aを縁に沿って形成することも可能であり、ま
た、糊部3aを包装フィルム3の幅寸法Fに対応した長
さに断続的に形成することも可能である。
【0024】切断機構22は、カッタ刃22aを備え、
供給ロール21から引き出されたフィルムSを切断す
る。送り機構23は、上ベルト23aと下ベルト23b
をそれぞれフィルムSの幅方向に離間して備え、これら
上ベルト23aと下ベルト23bがそれぞれフィルムS
の両側部を挟着して走行可能に密着する。この送り機構
23は、上ベルト23aと下ベルト23bがそれぞれ図
示しないモータ等に連結され、フィルムSを所定長さ
(包装フィルム3の幅F)ずつ間欠的に走行させる。
【0025】位置合わせ機構24は、上述の送り機構2
3と同様に、上下に密着した上ベルト24aと下ベルト
24bをそれぞれフィルム折込プレート12の長手方向
に離間して備え、これらベルト24a,24bがそれぞ
れモータ等に連結される。この位置合わせ機構24は、
切断機構22により切断された包装フィルム3の両側部
を挟着して昇降機構11の真上の所定位置に移動させ、
この真上位置に包装フィルム3を保持する。
【0026】次に、この実施の形態にかかるお弁当の包
装方法を、図4から図9を参照して説明する。なお、図
4,5では、便宜上、搬入コンベア15をお弁当Aを載
せて移動するテーブルで表す。この実施の形態にあって
は、先ず、フィルムSが所定長さだけ送り機構23によ
り駆動されて走行し、切断機構22がフィルムSを所定
長さに切断し、この切断機構22により切断された包装
フィルム3を位置合わせ機構24が移動させて昇降機構
11の突き上げロッド11a真上位置に位置させる。な
お、包装フィルム3は、お弁当Aが昇降機構11上に載
置された後に位置合わせ機構24によりお弁当Aの真上
に移動させることも可能である。
【0027】そして、図4aおよび図6に示すように、
調理麺等が詰められた容器本体1に蓋2を被せたお弁当
Aが搬入コンベア15により搬入され、昇降機構11の
突き上げロッド11a上に載置される。ここで、図7お
よび図4bに示すように、昇降機構11は突き上げロッ
ド11aが下降した状態、フィルム折込プレート12は
互いが離間した状態、フィルム後折込プレート13は排
出渡しローラ14から離間した状態にある。
【0028】次に、図5aに示すように、昇降機構11
が突き上げロッド11aを上動させ、ロッド11a上の
お弁当Aを位置合わせ機構24により保持された包装フ
ィルム3の中間部分に押し当てて押し上げる。そして、
図8に示すように、お弁当Aが所定の位置まで上昇する
と、左右のフィルム折込プレート12が接近する方向に
移動する。ここで、これらフィルム折込プレート12
は、その間隔が包装フィルム3の幅寸法Fよりも大き
く、かつ、容器本体1の下面の両側部を載置可能に位置
し、お弁当Aは下部の両側部分がプレート12上に載置
される。
【0029】この後、図5bおよび図9に示すように、
フィルム後折込プレート13が排出渡しローラ14に向
かって移動し、包装フィルム3の一側部分を容器本体1
の下側に折り込んで糊部3aを容器本体1の下面に貼着
する。続いて、フィルム後折込プレート13がさらに排
出渡しローラ14側に移動してお弁当Aを排出渡しロー
ラ14上から搬出コンベアに押し出す。このため、包装
フィルム3の他側部分が排出渡しローラ14により容器
本体1の下側に折り込まれ、包装フィルム3の他側の糊
部3aが容器本体1の底面に貼着し、お弁当Aの包装が
完了する。この後、この包装が完了したお弁当Aは搬出
コンベアにより出荷場所へ搬送され、コンビニエンスス
トア等に出荷される。
【0030】そして、上述のように包装されたお弁当A
は、コンビニエンスストア等で販売される際に電子レン
ジ等で再加熱されるが、包装フィルム3により完全密閉
されない。すなわち、包装フィルム3は図1に示すよう
に容器本体1の中間部分に帯状に掛けられるにすぎな
い。このため、お弁当Aの再加熱に際してお弁当A内部
に発生する水蒸気等は容器本体1と蓋2との間の隙間か
ら放出され、フィルムが膨れ上がる等の不都合が発生し
ない。
【0031】上述したように、この実施の形態にあって
は、供給ロール21に巻回保持された包装フィルムSを
引き出して自動的にお弁当Aを包装する。すなわち、供
給ロール21から引き出したフィルムSを切断し、既存
の自動包装機を用い包装フィルム3をお弁当Aに帯状に
掛け回して糊部3aを容器本体1の底面に貼着する。し
たがって、高価なシュリンクフィルムを用いることな
く、また、作業者の包装負担を軽減でき、再加熱時の膨
満を防止できる包装が行える。
【0032】なお、上述した実施の形態においては、包
装フィルム3には剥がす場合の便宜を考慮して糊部3a
を縁部から離間した位置に設けるが、糊部3aを縁に沿
って設けることも可能であり、また、両側の糊部3aの
縁からの距離をそれぞれ異ならせることも可能である。
さらに、上述した実施の形態においては、包装フィルム
3の一側部分の糊部3aを容器本体1の下面に貼着した
後、包装フィルム3の他側部分の糊部3aを既に貼着さ
れた一側部分に貼着するが、図2bに示すように糊部3
aをともに容器本体1の下面に貼着することも可能であ
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、両側部に糊部が形成されたフィルムを供給ロールに
巻回保持し、この供給ロールから引き出されたフィルム
を所定の長さに切断し、あるいは、供給ロールから引き
出した包装フィルムに塗布等で糊部を形成して所定の長
さに切断し、この後、この切断された包装フィルムを糊
部が両側部に位置する略水平状態に保持し、この包装フ
ィルムの下側から食品内容容器を上昇させて包装フィル
ムの中間部分を押し上げた後、包装フィルムの一側部分
を食品内容容器の下側に折り込んで容器本体の底面に糊
部を貼着し、次いで、容器本体を包装フィルムの他側部
分へ向かって移動させて該他側部分を容器本体の下側に
折り込んで他方の糊部を容器本体の下面あるいは包装フ
ィルムの一側部分に貼着する。このため、食品内容容器
に包装フィルムを帯状に包装でき、再加熱しても包装フ
ィルムが膨満することがなく、また、シュリンクフィル
ム等の高価なフィルムが不要で、かつ、自動包装機を用
いて包装でき、包装コストが低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態にかかる包装方法に
より包装途中の食品内容容器を模式的に示す斜視図であ
る。
【図2】同包装方法に用いる包装フィルムの模式平面図
であり、aが一の態様を、bが他の態様を示す。
【図3】同包装方法により包装された食品内容容器の模
式断面図であり、aが一の態様を、bが他の態様を示
す。
【図4】同包装方法による包装過程をアルファベット順
に示す模式図である。
【図5】同包装方法による図4に続く包装課程をアルフ
ァベット順に示す模式図である。
【図6】同包装方法を用いて包装を行う包装機の概要を
示す斜視図である。
【図7】同包装機の図6に続く包装工程における概要を
示す斜視図である。
【図8】同包装機の図7に続く包装工程における概要を
示す斜視図である。
【図9】同包装機の図8に続く包装工程における概要を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 蓋 3 包装フィルム(分断包装フィルム) 3a 糊部 10 自動包装機 11 昇降機構 12 フィルム折込プレート 13 フィルム後折込プレート 14 排出渡しローラ 15 搬入コンベア 21 供給ロール 22 切断機構 23 送り機構 24 位置合わせ機構 A お弁当(食品内容容器) S フィルム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品が詰められた蓋付きの食品内容容器
    を包装フィルムにより包装する包装方法であって、 裏面に幅方向に離間して2条の糊部が連続あるいは間欠
    的に設けられた包装フィルムを供給ロールに巻回保持
    し、該供給ロールから包装フィルムを引き出して該包装
    フィルムを前記食品内容容器の寸法以下の所定の長さに
    切断した後、該切断された分断包装フィルムの下方から
    前記食品内容容器を上昇させて該分断包装フィルムの中
    間部分を押し上げ、該分断包装フィルムの一側部分を前
    記食品内容容器の下方に送り込んで該食品内容容器の下
    面に前記糊部の一方を貼着した後、前記食品内容容器を
    前記分断包装フィルムの他側に向けて移動させて前記糊
    部の他方を前記食品内容容器の下面または前記分断包装
    フィルムの一側部分に貼着することを特徴とする食品内
    容容器の包装方法。
  2. 【請求項2】 食品が詰められた蓋付きの食品内容容器
    を包装フィルムにより包装する包装方法であって、 供給ロールに包装フィルムを巻回保持し、該包装フィル
    ムを前記供給ロールから引き出して包装フィルムの裏面
    に幅方向に離間して2条の糊部を連続あるいは間欠的に
    設けるとともに、該包装フィルムを前記食品内容容器の
    寸法以下の所定の長さに切断し、該切断された分断包装
    フィルムの下方から前記食品内容容器を上昇させて該分
    断包装フィルムの中間部分を押し上げ、該分断包装フィ
    ルムの一側部分を前記食品内容容器の下方に送り込んで
    該食品内容容器の下面に前記糊部の一方を貼着した後、
    前記食品内容容器を前記分断包装フィルムの他側に向け
    て移動させて前記糊部の他方を前記食品内容容器の下面
    または前記分断包装フィルムの一側部分に貼着すること
    を特徴とする食品内容容器の包装方法。
  3. 【請求項3】 前記包装フィルムの縁から離間して該縁
    と平行に前記糊部を設けた請求項1または請求項2に記
    載の食品内容容器の包装方法。
  4. 【請求項4】 食品が詰められた蓋付きの食品内容容器
    を包装フィルムにより包装した包装体であって、 供給ロールに巻回保持された包装フィルムを引き出して
    該包装フィルムを前記食品内容容器の寸法以下の所定の
    長さに切断し、該切断された分断包装フィルムを前記食
    品内容容器にその表側から被せて分断包装フィルムの一
    側部を前記食品内容容器の底面に接着し、前記分断包装
    フィルムの他側部を前記食品内用容器の底面または前記
    分断包装フィルムの一側部に接着してなることを特徴と
    する食品内容容器の包装体。
JP8346535A 1996-12-11 1996-12-11 食品内容容器の包装方法および包装体 Pending JPH10167210A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022095244A (ja) * 2020-12-16 2022-06-28 株式会社彫刻プラスト 帯掛け包装容器および帯掛け包装容器の製造方法

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