JPH10167326A - 容易開封性容器 - Google Patents

容易開封性容器

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JPH10167326A
JPH10167326A JP35591596A JP35591596A JPH10167326A JP H10167326 A JPH10167326 A JP H10167326A JP 35591596 A JP35591596 A JP 35591596A JP 35591596 A JP35591596 A JP 35591596A JP H10167326 A JPH10167326 A JP H10167326A
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久和 安室
Shigeru Ishii
成 石井
Osamu Goto
修 後藤
Yoshiaki Otsuka
義昭 大塚
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開封性と密封性に優れ、さらに成形性の良好
な容器を提供する。 【解決手段】 多層構造のシート層からなる容器本体と
この容器のフランジ部でヒートシールされる蓋とからな
る容器において、フランジ部の外周側端部近傍に容器の
内側に向かっている逆テーパ形状の外側段差部を設置
し、フランジ部の内周側端部近傍には内側段差部を設置
し、少なくとも両段差部の間の平面部に開封時にフラン
ジ部から剥離するポリプロピレン樹脂に異物を15重量
%〜70重量%加えたブレンド物からなるピール層を設
け、ピール層の上に蓋と強固にヒートシールされるポリ
プロピレン樹脂からなるサポート層を設置し、逆テーパ
形状の外側段差部から内側段差部までは、サポート層を
実質的に除去したことを特徴とする、容易開封性容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食品類を包装する密
封容器に関する。さらに詳細には、開封が容易で加熱殺
菌を行うのに適した密封容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、その耐熱性を利用してポリプロピ
レン樹脂を用いた食品類の包装容器が使用されている。
これ等の容器はボイル、レトルト、マイクロ波等の加熱
殺菌を行うのに適している。食品包装容器はその本来的
性能として大量生産を行う必要があるので、成形加工
性、成形安定性、生産効率等が非常に重要であって、こ
れ等の成形性性能と容器性能とを兼ね備えてはじめて実
用性が備わるのである。食品類を包装容器はヒートシー
ルにより密封され、密封安定性からはシール強度が大き
くすることが要求されるが、開封の容易性も要求され
る。そのため、容器を多層構造とし、最内層には蓋との
シール剥離強度が大きく、容器の隣接層とは層間剥離強
度を小さくし、フランジ部内側近傍において最内層に他
の層まで達するV字形の切り込みを全周にわたって形成
し切り込みより外周側でヒートシールして蓋を剥ぐと
き、容器の最内層とその隣接層との間で剥離が開始さ
れ、最内層が蓋のシール層と一体となって切り込み位置
まで隣接層から剥ぎとられて蓋とともに除去されるもの
としては、特公平5−63385号公報、特公平5−6
4592号公報等で提案されている。また、特公平7−
2409号公報、特開平7−32555号公報には、密
封性と開封性を改良するために材料組成を特定した多層
構造容器が提案されている。さらに、スカート部を有す
る容器フランジ部の外縁角部に最内層が欠除した環状部
を形成し、内縁近傍に環状の切り込みを形成した容易開
封性容器が実公昭5−39086号公報として提案され
ている。しかしながら、上記の従来技術として、スカー
ト部を有しない形状では切り込みをフランジ部の最内層
に内側1箇所のみまたは内側および外側の2箇所切り込
みを設けるものがあるが、この形状では加熱殺菌すると
フランジ部が変形するという欠点があった。また、スカ
ート部を有し、フランジ部の内側及び外側の2箇所に切
り込み又は角部に最内層を欠除した環状部を設けるもの
ではヒートシール部の位置合わせが非常に困難であり、
生産性、成形性が悪く、非効率的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、容易開封性
と密封性とを兼ね備え、耐熱性を向上させると共に、成
形性の良好な容器を提供する。さらに、スカート部を有
し、加熱殺菌によるフランジ部の変形を防止し、かつヒ
ートシール部に厳密な位置合わせを必要としない容易開
封性と成形加工の安定性とを兼ね備えた容器を提供す
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、 「1. 多層構造のシート層からなる容器本体とこの容
器のフランジ部でヒートシールされる蓋とからなる容器
において、フランジ部の外周側端部近傍に容器の内側に
向かっている逆テーパ形状の外側段差部を設置し、フラ
ンジ部の内周側端部近傍には内側段差部を設置し、少な
くとも両段差部の間の平面部に開封時にフランジ部から
剥離するポリプロピレン樹脂に異物を15重量%〜70
重量%加えたブレンド物からなるピール層を設け、ピー
ル層の上に蓋と強固にヒートシールされるポリプロピレ
ン樹脂からなるサポート層を設置し、逆テーパ形状の外
側段差部から内側段差部までは、サポート層を実質的に
除去したことを特徴とする、容易開封性容器。 2. フランジ部の内周側端部近傍に設置した内側段差
部が直角または順テーパ形状の段差部である、1項に記
載された容易開封性容器。 3. フランジ部の内周側端部近傍に設置した内側段差
部が容器の外側に向っている逆テーパ形状の段差部であ
る、1項または2項に記載された容易開封性容器。 4. フランジ部の外周に下方に垂下するスカート部を
配置した、1項ないし3項のいずれか1項に記載された
容易開封性容器。 5. フランジ部の外周側端部近傍に設置した逆テーパ
形状の外側段差部からピール層も実質的に除去した、1
項ないし4項のいずれか1項に記載された容易開封性容
器。 6. フランジ部の外周側端部近傍に設置した逆テーパ
形状の外側段差部が容器の内側に向かっている斜面部と
フランジ部の平面部と連結するコーナー部とからなる段
差部である、1項ないし5項のいずれか1項に記載され
た容易開封性容器。 7. フランジ部の外周側端部近傍に設置した逆テーパ
形状の外側段差部の一部にピール層とサポート層を配置
し開封の取っ掛かり部を形成した、1項ないし6項のい
ずれか1項に記載された容易開封性容器。 8. フランジ部の内周側端部近傍の内側段差部に、ピ
ール層とサポート層の極薄層を設けた、1項ないし4項
のいずれか1項に記載された、容易開封性容器。 9. 逆テーパ形状の段差が容器本体のシート層の厚み
の1/3〜1/1の高さと該シート層の厚みの1/3〜
1/1の長さであり、直角または順テーパ形状の内側段
差部がシート層の厚みの1/3〜4/5の高さと、内側
フランジ部表面と75度〜135度の角度を有する、1
項ないし8項のいずれか1項に記載された、容易開封性
容器。 10. ピール層のポリプロピレン樹脂に加える異物が
ポリ4メチルペンテン1、エチレン−ブチレン共重合
体、エチレン−プロピレン共重合体、プロピレン−ブチ
レン共重合体、ポリエチレンから選んだ1または2以上
である、1項ないし9項のいずれか1項に記載された、
容易開封性容器。 11. ピール層がポリプロピレン樹脂に異物としてポ
リ4メチルペンテン1、エチレン−ブチレン共重合体、
エチレン−プロピレン共重合体、プロピレン−ブチレン
共重合体、ポリエチレンから選んだ1または2以上を2
0重量%〜50重量%加えたブレンド物で形成した層で
ある、1項ないし10項のいずれか1項に記載された、
容易開封性容器。 12. サポート層が10〜100μmの厚みであり、
ピール層が3〜30μmの厚みである、1項ないし11
項のいずれか1項に記載された、容易開封性容器。 13. フランジ部の内周側端部近傍に配置した内側段
差部から外側に向って0.3mm〜3.0mmの蓋が接
着しない部分を設けた、1項ないし12項のいずれか1
項に記載された、容易開封性容器。」 に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】加熱殺菌用容器は耐熱性が要求さ
れるとともに一般の容器と同様に形成性、密封性、開封
性の三性能が要求される。これ等の性能に対する要求を
充分に満たすためには、蓋を接着するフランジ部の形状
と容器基体の構成を改良する必要がある。
【0006】本発明の第1の特徴は、蓋を接着する容器
のフランジ部を特別の形状としたことである。すなわ
ち、フランジ部外周側端部近傍に容器の内側に向ってい
る斜面部とフランジ部の平面部に連結するコーナー部と
からなる逆テーパ形状の外側段差部を設けると、蓋はこ
の逆テーパ形状の外側段差部先端部まではフランジ部と
接着するが、斜面部および外側段差部より外周側のフラ
ンジ部には接着しないので逆テーパ形状の外側の蓋には
開封時に指で蓋をつまむつまみ部分が形成される。ま
た、フランジ部の内周側端部に直角、順テーパまたは逆
テーパ形状の段差部を設置したことである。このような
段差部を設けると蓋は段差部には接着しないのでイージ
ピール効果と密封効果が奏される。蓋は容器本体には接
着することなく、フランジ部だけに接着することにな
る。フランジ部の外周に下方に垂下するスカート部を配
置するとフランジ部の強度が大きくなり、特にレトルト
容器とした場合フランジ部の熱変形が防止される効果が
奏される。
【0007】本発明の第2の特徴は、フランジ部の表面
に開封時にフランジ部から容易に剥離するピール層を配
置したことである。ピール層を設けることにより開封時
に小さい力で蓋をフランジ部から剥離することができる
ので、内容物をこぼす危険がない。
【0008】本発明の第3の特徴はピール層の上にサポ
ート層を設けたことである。ピール層は3〜30μm、
好ましくは5〜15μmの比較的薄い層であるから、1
0〜100μmの厚みのサポート層を設けてピール層を
サポートするのであって、このサポート層が蓋とヒート
シールされるのである。ピール層とサポート層は、蓋が
ヒートシールされない段差部には配設しないが、一部に
配置されていてもよい。これは段差部の成形時にピール
層やサポート層が段差部に残る場合も生じるからであ
る。ピール層の厚みが3μm未満では剥離が安定しなく
なり、30μmを超えると剥離面が毛ばだち外観が悪く
なるので3μm〜30μmであることが好ましい。特に
5μm〜15μmが特に好適である。またサポート層は
10μm以下では耐圧強度が弱くなり、100μm以上
ではサポート層を除去するのが困難となるので10μm
〜100μmであることが好ましい。
【0009】逆テーパ形状の段差部は容器本体のシート
層の厚みの1/3〜4/5の高さを有し、該シート層の
厚みの1/3〜1/1の長さを有するとイージピール効
果が奏されるので好ましい。また内周側端部近傍の直
角、逆テーパ形状または順テーパ形状の内側段差部が容
器本体のシート層の厚みの1/3〜1/1の高さであ
り、順テーパ形状の内側段差部はフランジ部表面と75
度〜135度の角度を有するとイージピール性と密封性
を満たすことになるので好ましい。容器本体はポリプロ
ピレン層の間にガスバリヤー層であるエチレン−ビニル
アルコール共重合体やメタキシリレン基含有ポリアミド
層、酸素吸収剤含有樹脂等の層を配設した多層構造のシ
ートで形成されることが耐熱性、ガスバリヤー性、内容
物保存性、耐衝撃性等の点から好ましい。
【0010】本発明におけるサポート層はポリプロピレ
ン樹脂層がヒートシール性と強度の点から好ましく、ピ
ール層はポリプロピレンに異物としてポリ4メチルペン
テン1、エチレン−ブチレン共重合体、エチレン−プロ
ピレン共重合体、ポリエチレンから選んだ1または2以
上を15重量%〜70重量%加えたブレンド物を用いる
とフランジ部からの剥離性とサポート層との密着性の点
から好ましい。ポリプロピレン樹脂に異物としてポリ4
メチルペンテン1、エチレン−ブチレン共重合体等を加
えるとブレンド物は異物がトラブルとなり他の樹脂との
密着性が低下する。ブレンドする配合量は15重量%〜
70重量%であり、特に20重量%〜50重量%が好ま
しい。15重量%未満ではイージピール効果が少なく、
容易に開封することが困難である。また70重量%を超
えると密封性が小さくなり実用上問題がある。フランジ
部内側部の段差から外側に向って0.3mm〜3.0m
mの蓋がフランジ部に接着しない部分を設けると内圧に
より剥離を防止する効果があり好ましい。蓋はPET、
ナイロン、ポリプロピレンのラミネートフイルムが耐熱
性、耐引裂強度、密封性、印刷性からみて好ましい。
【0011】
【実施例】次の図面について本発明を具体的に説明す
る。
【0012】図1は容器に蓋をヒートシールしたところ
の一部を示す。1は容器本体の内周壁であって、2は外
側に伸びる平坦部であり、最外周にスカート部3が設け
られている。平坦部2の上面に蓋を接着するフランジ部
4が設けられている。フランジ部の外周側先端には逆テ
ーパー状の外側段差部5が設けられている。14は逆テ
ーパ形状の外側段差部がフランジ部の平面と連結するコ
ーナー部である。またフランジ部の内周側端部には直角
状の内側段差部6が設けられているが、この内側段差部
は順テーパ形状でも逆テーパ形状でもよく、逆テーパ形
状は容器の外側へ向っている段差部である。このような
段差部を有するフランジ部は、容器形成時にこのような
フランジ部を形成する成形型を用いて容器本体と同時に
成形することができる。フランジ部には開封時に容器本
体から剥離するピール層7が配置され、その上にサポー
ト層8が設置されている。ピール層とサポート層はフラ
ンジ部に存在すればよいが、容器本体を成形するシート
全体に両層を設けて成形を行うのが成形上有利であるの
で、結果的に容器の内面側全体にピール層とサポート層
が設けられる。成形時にサポート層のみまたはピール層
とサポート層は引き伸ばされて千切れるので段差部には
実質的に存在しないが、引き伸ばされ極薄層として残存
する場合もある。蓋は、ポリプロピレン樹脂層9とPE
T層10の積層シートで形成され、ポリプロピレン樹脂
層が容器のフランジ部のサポート層とヒートシールされ
ている。蓋は、フランジ部の内側段差部6と、接着端部
13との間に接着しない部分11を設けてフランジ部と
ヒートシールされており、フランジ部外周側の逆テーパ
形状の段差部とはヒートシールされていない。蓋の外周
側端部にはフランジ部とヒートシールしていないつまみ
片12が形成されている。
【0013】図2はフランジ部の内周側端部に容器の外
側に向っている逆テーパ形状の内側段差部6′を設けた
容器である。
【0014】実施例1〜20 表1に示されるサポート層とピール層とをフランジ部に
配置し、容器のシートを表1に示される材料で形成し、
フランジ部の外周側の逆テーパ形状の外側段差部と内側
段差部を図1または図2並びに表1に示す形状を有する
容器とし、この容器に蓋をヒートシールした。実施例1
〜14は内側段差部が直角の図1の容器であり、実施例
15〜17、19は順テーパ形状である。実施例18、
20は逆テーパ形状である図2の容器である。成形性と
開封性と密封性を表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】(註) 1. *1PP:サンドイッチラミ樹脂PP(ランダム
PP)にてフイルム層とシート層を接着、その他はサー
モラミネーション。 2. シート厚み:*2ホモPP→1.2mm、*3ホ
モPP→0.8mm、その他は全て1.0mm 3. PMP:ポリ4メチルペンテン−1 4. EB−R:エチレン−ブチレン共重合体 5. PB−R:プロピレン−ブチレン共重合体 6. HDPE:高密度ポリエチレン 7. テーパ形状段差部の高さと長さの単位はmmであ
る。 8. EP−R:エチレン−プロピレン共重合体 9. *4:逆テーパ形状の内側段差部の高さと長さを
示す。 10. 直:直角形状の段差部、順:順テーパ形状の段
差部、逆:逆テーパ形状の段差部 LLDPEは線状低密度ポリエチレン、LDPEは低密
度ポリエチレンを示す。 13. 易開封性評価:(開封強度) ○→1.5Kg以下、△→1.5〜2Kg以下、×→
2.0Kg以上 14. 成形性の評価 加工部(切り込み、段差部)の位置ずれ、深さのバラツ
キの大:×、△:多少あり、○:なし 15. *5PP:ホモPP/ランダムPP=50/5
0
【0017】比較例1〜9 容器の材料構成を表1に示す通りとし、フランジ部は段
差部を設けず平坦な形状のフランジ部としフランジ部上
のサポート層に剥離し易いように切り込みを入れるか、
コーナー部のサポート層を斜めに切り落とした他は実施
例と同様にして蓋をヒートシールした容器とした。性能
を表1に示す。比較例1、2、3、4及び5はフランジ
部の内側と外側のサポート層に切り込みを入れた例であ
る。また比較例6、7、8及び9はフランジ部の内側と
外側に段差部を設けた例である。
【0018】評価 このように比較例で示される従来の容易開封性容器では
カップ状容器成形後、フランジ部表面に1または2個の
切り込みを形成しているが、容器フランジ部と切り込み
形成部位の位置合わせが難しく、位置ずれが生じ易い。
また2個の切り込みの間に正しくヒートシール部を形成
することが困難であり、位置ずれが生じ易く、その結果
容易に開封できないものが発生するという不都合があっ
た。一方、本発明の容易開封性容器は、金型内にフラン
ジ部加工工具を組み込み、カップ状容器成形と同時に内
側及び外側の段差部を形成するため、両段差部の位置ず
れは全く生じない。さらに本発明のように段差部を形成
してヒートシール部を形成する場合、シール位置合わせ
が容易であり、容易開封性容器が安定して成形できた。
【0019】
【発明の効果】本発明は開封性と密封性に優れさらに成
形性も良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の容器の説明図である。
【図2】本発明の他の実施例の説明図である。
【符号の説明】
1 容器本体の内周壁 2 平坦部 3 最外周のスカート部 4 蓋を接着するフランジ部 5 外側段差部 6 内側段差部 6′ フランジ部の内側逆テーパ形状 7 ピール層 8 サポート層 9 蓋のPP層 10 蓋のPET層 11 蓋とフランジ部の接着しない部分 12 つまみ片 13 蓋の接着端部 14 コーナー部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、 「1. 多層構造のシート層からなる容器本体とこの容
器のフランジ部でヒートシールされる蓋とからなる容器
において、フランジ部の外周側端部近傍に容器の内側に
向かっている逆テーパ形状の外側段差部を設置し、フラ
ンジ部の内周側端部近傍には内側段差部を設置し、少な
くとも両段差部の間の平面部に開封時にフランジ部から
剥離するポリプロピレン樹脂に異物を15重量%〜70
重量%加えたブレンド物からなるピール層を設け、ピー
ル層の上に蓋と強固にヒートシールされるポリプロピレ
ン樹脂からなるサポート層を設置し、逆テーパ形状の外
側段差部と内側段差部は、サポート層を実質的に除去し
たことを特徴とする、容易開封性容器。 2. フランジ部の内周側端部近傍に設置した内側段差
部が直角または順テーパ形状の段差部である、1項に記
載された容易開封性容器。 3. フランジ部の内周側端部近傍に設置した内側段差
部が容器の外側に向っている逆テーパ形状の段差部であ
る、1項または2項に記載された容易開封性容器。 4. フランジ部の外周に下方に垂下するスカート部を
配置した、1項ないし3項のいずれか1項に記載された
容易開封性容器。 5. フランジ部の外周側端部近傍に設置した逆テーパ
形状の外側段差部からピール層も実質的に除去した、1
項ないし4項のいずれか1項に記載された容易開封性容
器。 6. フランジ部の外周側端部近傍に設置した逆テーパ
形状の外側段差部が容器の内側に向かっている斜面部と
フランジ部の平面部と連結するコーナー部とからなる段
差部である、1項ないし5項のいずれか1項に記載され
た容易開封性容器。 7. フランジ部の外周側端部近傍に設置した逆テーパ
形状の外側段差部の一部にピール層とサポート層を配置
し開封の取っ掛かり部を形成した、1項ないし6項のい
ずれか1項に記載された容易開封性容器。 8. フランジ部の内周側端部近傍の内側段差部に、ピ
ール層とサポート層の極薄層を設けた、1項ないし4項
のいずれか1項に記載された、容易開封性容器。 9. 逆テーパ形状の段差が容器本体のシート層の厚み
の1/3〜1/1の高さと該シート層の厚みの1/3〜
1/1の長さであり、直角または順テーパ形状の内側段
差部がシート層の厚みの1/3〜4/5の高さと、内側
フランジ部表面と75度〜135度の角度を有する、1
項ないし8項のいずれか1項に記載された、容易開封性
容器。 10. ピール層のポリプロピレン樹脂に加える異物が
ポリ4メチルペンテン1、エチレン−ブチレン共重合
体、エチレン−プロピレン共重合体、プロピレン−ブチ
レン共重合体、ポリエチレンから選んだ1または2以上
である、1項ないし9項のいずれか1項に記載された、
容易開封性容器。 11. ピール層がポリプロピレン樹脂に異物としてポ
リ4メチルペンテン1、エチレン−ブチレン共重合体、
エチレン−プロピレン共重合体、プロピレン−ブチレン
共重合体、ポリエチレンから選んだ1または2以上を2
0重量%〜50重量%加えたブレンド物で形成した層で
ある、1項ないし10項のいずれか1項に記載された、
容易開封性容器。 12. サポート層が10〜100μmの厚みであり、
ピール層が3〜30μmの厚みである、1項ないし11
項のいずれか1項に記載された、容易開封性容器。 13. フランジ部の内周側端部近傍に配置した内側段
差部から外側に向って0.3mm〜3.0mmの蓋が接
着しない部分を設けた、1項ないし12項のいずれか1
項に記載された、容易開封性容器。」 に関する。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多層構造のシート層からなる容器本体と
    この容器のフランジ部でヒートシールされる蓋とからな
    る容器において、フランジ部の外周側端部近傍に容器の
    内側に向かっている逆テーパ形状の外側段差部を設置
    し、フランジ部の内周側端部近傍には内側段差部を設置
    し、少なくとも両段差部の間の平面部に開封時にフラン
    ジ部から剥離するポリプロピレン樹脂に異物を15重量
    %〜70重量%加えたブレンド物からなるピール層を設
    け、ピール層の上に蓋と強固にヒートシールされるポリ
    プロピレン樹脂からなるサポート層を設置し、逆テーパ
    形状の外側段差部から内側段差部までは、サポート層を
    実質的に除去したことを特徴とする、容易開封性容器。
  2. 【請求項2】 フランジ部の内周側端部近傍に設置した
    内側段差部が直角または順テーパ形状の段差部である、
    請求項1に記載された容易開封性容器。
  3. 【請求項3】 フランジ部の内周側端部近傍に設置した
    内側段差部が容器の外側に向っている逆テーパ形状の段
    差部である、請求項1または2に記載された容易開封性
    容器。
  4. 【請求項4】 フランジ部の外周に下方に垂下するスカ
    ート部を配置した、請求項1ないし3のいずれか1項に
    記載された容易開封性容器。
  5. 【請求項5】 フランジ部の外周側端部近傍に設置した
    逆テーパ形状の外側段差部からピール層も実質的に除去
    した、請求項1ないし4のいずれか1項に記載された容
    易開封性容器。
  6. 【請求項6】 フランジ部の外周側端部近傍に設置した
    逆テーパ形状の外側段差部が容器の内側に向かっている
    斜面部とフランジ部の平面部と連結するコーナー部とか
    らなる段差部である、請求項1ないし5のいずれか1項
    に記載された容易開封性容器。
  7. 【請求項7】 フランジ部の外周側端部近傍に設置した
    逆テーパ形状の外側段差部の一部にピール層とサポート
    層を配置し開封の取っ掛かり部を形成した、請求項1な
    いし6のいずれか1項に記載された容易開封性容器。
  8. 【請求項8】 フランジ部の内周側端部近傍の内側段差
    部に、ピール層とサポート層の極薄層を設けた、請求項
    1ないし4のいずれか1項に記載された、容易開封性容
    器。
  9. 【請求項9】 逆テーパ形状の段差が容器本体のシート
    層の厚みの1/3〜1/1の高さと該シート層の厚みの
    1/3〜1/1の長さであり、直角または順テーパ形状
    の内側段差部がシート層の厚みの1/3〜4/5の高さ
    と、内側フランジ部表面と75度〜135度の角度を有
    する、請求項1ないし8のいずれか1項に記載された、
    容易開封性容器。
  10. 【請求項10】 ピール層のポリプロピレン樹脂に加え
    る異物がポリ4メチルペンテン1、エチレン−ブチレン
    共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、プロピレン
    −ブチレン共重合体、ポリエチレンから選んだ1または
    2以上である、請求項1ないし9のいずれか1項に記載
    された、容易開封性容器。
  11. 【請求項11】 ピール層がポリプロピレン樹脂に異物
    としてポリ4メチルペンテン1、エチレン−ブチレン共
    重合体、エチレン−プロピレン共重合体、プロピレン−
    ブチレン共重合体、ポリエチレンから選んだ1または2
    以上を20重量%〜50重量%加えたブレンド物で形成
    した層である、請求項1ないし10のいずれか1項に記
    載された、容易開封性容器。
  12. 【請求項12】 サポート層が10〜100μmの厚み
    であり、ピール層が3〜30μmの厚みである、請求項
    1ないし11のいずれか1項に記載された、容易開封性
    容器。
  13. 【請求項13】 フランジ部の内周側端部近傍に配置し
    た内側段差部から外側に向って0.3mm〜3.0mm
    の蓋が接着しない部分を設けた、請求項1ないし12の
    いずれか1項に記載された、容易開封性容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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