JPH10167462A - 物品の移送装置 - Google Patents

物品の移送装置

Info

Publication number
JPH10167462A
JPH10167462A JP8322887A JP32288796A JPH10167462A JP H10167462 A JPH10167462 A JP H10167462A JP 8322887 A JP8322887 A JP 8322887A JP 32288796 A JP32288796 A JP 32288796A JP H10167462 A JPH10167462 A JP H10167462A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
hand member
hand
article
negative pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8322887A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3800695B2 (ja
Inventor
Takashi Kominato
隆 小湊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP32288796A priority Critical patent/JP3800695B2/ja
Publication of JPH10167462A publication Critical patent/JPH10167462A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3800695B2 publication Critical patent/JP3800695B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】一方のラック1aから他方のラック1bにガラ
ス基板Wを正確かつ高速で移送でき、また構造が簡単で
設置に必要な面積も小さい移送装置を提供する。 【解決手段】ラック1a,1b間の直線的な移送経路に
沿って往復移動するキヤリッジ機構18と、ガラス基板
Wを載置保持するハンド機構19を設け、キヤリッジ機
構18が一方側に移動した場合にはハンド機構19がキ
ヤリッジ機構18の一端部から突出してガラス基板を受
け取り、キヤリッジ機構18が他方側に移動した場合に
はハンド機構19がキヤリッジ機構18の他端部から突
出してガラス基板を受け渡す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品を一方のコン
ベアや容器等から他方のコンベアや容器等に移送する移
送装置に関する。さらに特定すれば、本発明はたとえば
液晶表示パネルのガラス基板を一方のラックから他方に
移送する装置等、脆弱な物品を正確かつ確実に高速で移
送するに適した物品の移送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、各種の物品の製造や流通にお
いて、これらの物品を一方のコンベアや容器等から、他
方のコンベアや容器等に移送する移送装置が用いられて
いる。これらの移送装置には、当然ながら、移送すべき
物品を損傷することなく、正確かつ確実に所定の場所に
高速で移送することが要求される。また、このような移
送装置を設置するに必要な床面積も可能な限り小さいこ
とが望ましい。
【0003】ところで、上記のような移送すべき物品と
して、たとえば液晶表示パネルの製造工程におけるガラ
ス基板がある。このガラス基板は、その面積が比較的大
きく、かつ厚さが薄く、脆弱で破損しやすいという特徴
がある。また、このような液晶表示パネルの製造工程に
おいては、これらのガラス基板は複数枚がラックに収容
された状態で搬送され、次の工程に送られる際に移送装
置によって別のラックに移送される。
【0004】上記のラックは、一般的には図1に示すよ
うな構造をなし、このラック1の本体部は前面が開放さ
れた箱状をなしている。そして、このラック1の両内側
面には、複数の突条を有するホルダ部材2が取り付けら
れており、上記のガラス基板Wは、それらの両縁部が上
記のホルダ部材2に保持された状態でこのラック1内に
水平に収容され、また互いに上下に比較的狭い間隔で複
数段に重ねて配置される。
【0005】上述のように、上記のガラス基板Wは、薄
くかつ大面積で脆弱であるとともに、上記のラック1に
上下に狭い間隔で重ねられて収容されているので、これ
らガラス基板Wを上記のラック1の前面から一枚ずつ取
り出して別のラックに収容するための移送装置は、高い
精度が要求される。
【0006】従来、このような移送装置として図2およ
び図3に示すようなアーム形のロボット3が使用されて
いた。このロボット3は、昇降機構4と関節形のアーム
機構5を備えており、このアーム機構5の先端部にはハ
ンド6と称される薄い板状の部材が突設されている。そ
して、上記の昇降装置4により、上記のハンド6が移送
すべきガラス基板Wの高さに対応した高さに位置決めさ
れ、上記のアーム機構5が水平面内で回動し、上記のハ
ンド6が移送すべき一方のラック1aのガラス基板Wの
下面に沿って挿入される。そして、次に上記の昇降機構
4によりこのハンド6が上昇し、その上にガラス基板W
を載置する。次いで、アーム機構5により、このハンド
6がガラス基板Wを載置したままこのラック1a内から
引き抜かれる。そして、このアーム機構5が反転回動
し、他方のラック1bの前面にこのガラス基板Wを移動
させ、さらにこのアーム機構5によりこのガラス基板W
がこのラック内に挿入されて移送が完了する。
【0007】しかしながら、上記のような従来の移送装
置では、次のような不具合があった。まず、このような
移送装置では、アーム機構5が回動する際に、その回動
半径に相当する広い面積を必要とし、この移送装置の設
置および作動に必要な床面積が大きい。また、このよう
なアーム機構5は、その作動の際の各部品の移動距離が
大きく、したがって作動速度が制限され、作動の高速化
に制約がある。
【0008】さらに、上記のようなアーム機構5は、片
持形の複数のアームを回動自在に組み合わせたものであ
るから、その先端部すなわちハンド6の支持部分の剛性
が低く、よってこのハンド6の位置決め精度に限界があ
る。したがって、たとえば上記のラック1内に収容され
ているガラス基板Wの上下の間隔が狭い場合に、このハ
ンド6が隣接するガラス基板Wに接触したり、また取り
出したガラス基板を別のラック内に挿入する際に、この
ガラス基板がラックに接触したりする可能性があり、こ
のガラス基板Wを破損する可能性もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の事情に
基づいてなされたもので、構造および作動が単純で設置
および作動のための床面積が小さく、また作動速度を高
速化することが容易であるとともに位置決め精度も高い
移送装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された本
発明は、上記の一方の物品保持装置から他方の物品保持
装置までの間の直線的な移送経路を往復移動するキヤリ
ッジ機構と、このキヤリッジ機構とともに上記の経路を
往復移動するとともにこのキヤリッジ機構に対しても上
記の移送経路に沿って往復移動し、上記の移送経路の両
終端部において上記のキヤリッジ機構の一端部または他
端部から突出するハンド機構とを備え、上記の移送経路
の一方の終端部においては上記のキヤリッジ機構の一端
部から上記のハンド機構が突出して一方の物品保持装置
の物品を受取り、またこの移送経路の他方の終端部にお
いては上記のキヤリッジ機構の他端部から上記のハンド
機構が突出して物品を他方の物品保持装置に受け渡すも
のである。
【0011】したがって、これらキヤリッジ機構および
ハンド機構は、物品保持装置の間を直線的に往復移動す
るだけで物品を移送することができ、その構造や作動が
簡単で、作動が正確であるとともに作動の高速化が容易
であり、またこの装置の設置およびその作動のために必
要な占有面積が小さくてすみ、狭い場所に設置可能であ
る。
【0012】また、請求項2に記載の本発明は、前記の
ハンド機構はその両端部でそれぞれ物品を保持すること
ができるものであり、前記の移送経路の一方の終端部に
おいて前記のキヤリッジ機構からこのハンド機構の一端
部が突出し、また前記の移送経路の他方の終端部におい
てこのハンド機構の他端部が突出するものであり、また
前記の移送経路の中間部には上記のハンド機構によって
移送される物品を一時載置する載置テーブル機構が設け
られており、上記の移送経路の一方の終端部において上
記のハンド機構の突出した一端部に一方の物品保持装置
の物品が受け取られ、このハンド機構は前記の移送経路
の中間部においてその一端部が上記の載置テーブル機構
に対応してこの一端部に受け取られている物品を一旦上
記の載置テーブル機構に載置させ、この後に上記のハン
ド機構が移動してその他端部がこの載置テーブル機構に
対応してこの載置テーブル機構上の物品をこのハンド機
構の他端部で受取り、この後にこのハンド機構の他端部
に受け取られている物品を前記の他方の物品保持装置に
受け渡すものである。
【0013】したがって、このハンド機構はその両端部
で物品を保持可能な構造であればよく、このハンド機構
の構造が単純となり、また各作動も単純であるから作動
が正確かつ高速であり、またこれら機構の制御も容易で
正確となる。
【0014】また、請求項3に記載の本発明は、前記の
物品は薄板状の物品であり、また前記の物品保持装置は
複数の上記薄板状の物品を上下に隙間を存して保持する
ラックである場合において、前記のハンド機構は上記の
薄板状の物品を上面に載置して保持する板状のハンド部
材を備えており、前記の経路の両終端部においてこの板
状のハンド部材が上記のラック内に挿入されてこの物品
の受取りおよび受け渡しをするものである。
【0015】よって、このハンド機構の構造が簡単であ
り、またその作動も正確であり、上記のようなラック間
で薄板状の物品を確実に移送することができる。
【0016】また、請求項4に記載の本発明は、前記の
ハンド部材は、前記の経路の一方の終端部において前記
のキヤリッジ機構からその一端部が突出し、また前記の
経路の他方の終端部においてその他端部が突出するもの
であり、また前記の経路の中間部には上記のハンド部材
によって移送される物品を一時載置する載置テーブル機
構が設けられており、上記の経路の一方の終端部におい
て上記のハンド部材の突出した一端部が上記の一方のラ
ック内に挿入されてこの一端部上に物品が受け取られ、
このハンド部材は上記の経路の中間部においてその一端
部が上記の載置テーブル機構に対応してこの一端部に受
け取られている物品を一旦上記の載置テーブル機構に載
置させ、この後に上記のハンド部材が移動してその他端
部がこの載置テーブル機構に対応してこの載置テーブル
機構上の物品をこのハンド部材の他端部で受取り、この
後にこのハンド部材の他端部が上記の他方のラック内に
挿入されてその他端部に受け取られている物品をこの他
方のラックに受け渡すものである。
【0017】したがって、このハンド機構の構造は簡単
で、また各作動も単純であるから作動が正確かつ高速で
あり、またこれら機構の制御も容易であり、上記のよう
なラック間で薄板状の物品を確実に移送することができ
る。
【0018】また、請求項5に記載の本発明は、前記の
ハンド機構は、前記の経路の両終端部において一方また
は他方の端部が前記のキヤリッジ機構から突出する第1
のハンド部材と、この第1のハンド部材上をその一端部
から他端部に移動する第2のハンド部材とを備えてお
り、前記の経路の一方の終端部においては上記の第1の
ハンド部材の一端部が前記のキヤリッジ機構から突出す
るとともに上記の第2のハンド部材がこの第1のハンド
部材の一端部に移動し、この第1のハンド部材の一端部
および第2のハンド部材が前記の一方のラック内に挿入
されてこの第2のハンド部材の中央部上に物品を載置し
て保持し、また前記の経路の他方の終端部においては上
記の第1のハンド部材の他端部が前記のキヤリッジ機構
から突出するとともに上記の第2のハンド部材がこの第
1のハンド部材の他端部に移動し、この第1のハンド部
材の他端部および第1のハンド部材が前記の他方のラッ
ク内に挿入されて、この第2のハンド部材上に載置され
ている物品をこの他方のラックに受け渡すものである。
【0019】したがって、移送経路の中間位置において
物品を載置テーブル機構に一旦保持させてハンド部材の
他端部に保持しなおす必要がなく、物品はこの第2のハ
ンド部材に保持されたまま一方のラックから他方のラッ
クに直接移送させることができ、作動がより一層高速化
される。
【0020】また、請求項6に記載の本発明は、前記の
ハンド部材の上面には吸着パッド機構が設けられ、負圧
機構により吸引される負圧によりこのハンド部材上に載
置された物品を吸着保持するものである。したがって、
このハンド部材上に載置された物品が確実に吸着保持さ
れ、移送の途中でずれたり、またこのハンド部材上から
落下したりすることがなく、確実な移送ができる。
【0021】また、請求項7に記載された本発明は、前
記のキヤリッジ機構は、前記の移送経路に沿って設けら
れたキヤリッジガイドと、このキヤリッジガイドに沿っ
て移動自在なキヤリッジと、このキヤリッジを往復移動
させる駆動機構とを備え、上記のキヤリッジが上記のキ
ヤリッジガイドに沿って移動する際に、前記のハンド部
材がこのキヤリッジに対してこのキヤリッジの移動方向
と同じ方向に移動し、これによって上記のキヤリッジが
前記の移送経路の一方の終端部に移動した場合にはこの
キヤリッジの一端部から上記のハンド部材の一端部が突
出してキヤリッジ機構の一端部から突出し、またこのキ
ヤリッジが前記の移送経路の他方の終端部に移動した場
合にはこのキヤリッジの他端部から上記のハンド部材の
他端部が突出してキヤリッジ機構の他端部から突出する
ものである。
【0022】したがって、このキヤリッジとハンド部材
の移動が共通の機構でかつ同期して行われ、駆動機構等
が単純化されるとともに、これらの作動が動機して正確
に行われるので、移送が確実に行われる。
【0023】また、請求項8に記載された本発明は、前
記のハンド機構には、その両端部に、物品を負圧により
吸着保持する吸着パッドが設けられ、この吸着パッドは
可撓性の負圧チューブを介して負圧機構に接続されてお
り、上記負圧チューブの両端部は上記吸着パッドに接続
され、この接続部位からハンド機構に沿って張設されて
おり、かつ、この張設部分に連続してキヤリッジ機構内
を通して案内されており、その中間部分は移動可能な負
圧供給チューブを介して上記の負圧機構に接続されてお
り、前記のキヤリッジ機構の移動およびこのキヤリッジ
機構に対する前記のハンド機構の移動に際して上記負圧
チューブは上記のハンド機構に沿って張設された状態を
維持するものである。
【0024】よって、前記のキヤリッジ機構の移動およ
びこのキヤリッジ機構に対する前記のハンド機構の移動
による上記の負圧チューブの移動は上記の中間部が走行
することにより吸収され、この負圧チューブは前記のハ
ンド機構に沿って張設された状態を維持する。したがっ
て、この負圧チューブがハンド機構等に沿ってコンパク
トに合理的に配置されるとともに、弛み等を生じないの
で他の物と緩衝する可能性もなく、信頼性も高い。
【0025】また、請求項9に記載の本発明は、前記の
ハンド機構には物品を負圧により吸着保持する吸着パッ
ド機構が設けられ、この吸着パッド機構は可撓性の負圧
チューブを介して負圧機構に接続されており、この負圧
チューブの基端はこの移送装置の本体側に固定されると
ともに上記の負圧機構に接続され、またこの負圧チュー
ブの基端側部分は前記のキヤリッジ機構の移動経路に沿
って張設され、またこの負圧チューブの中間部は前記の
キヤリッジ機構を通して反転して案内されており、また
この負圧チューブの先端側部分は上記のハンド機構に沿
って張設され、またこの負圧チューブの先端は前記のハ
ンド機構の先端部に取り付けられて上記の吸着パッド機
構に接続されており、また前記のハンド機構は、前記の
キヤリッジ機構に対して、このキヤリッジ機構の移動方
向と同じ方向にこのキヤリッジ機構の移動量と等しい移
動量で移動するものである。
【0026】よって、これらキヤリッジ機構の移動とこ
のキヤリッジ機構に対するハンド機構の移動量が相殺さ
れて上記の負圧チューブが前記のハンド機構に沿って張
設された状態を維持する。したがって、この負圧チュー
ブがハンド機構等に沿ってコンパクトに合理的に配置さ
れるとともに、弛み等を生じないので他の物と干渉する
可能性もなく、信頼性も高い。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
形態を説明する。図4ないし図25は本発明の第1の実
施形態を示す。この実施形態のものは、物品保持装置と
して図1に示すようなラック1を使用し、一方のラック
1a内に上下に間隔を存して重ねられて収納された物品
たとえば液晶表示パネルのガラス基板Wを他方のラック
1bに移送するものである。
【0028】まず、図4および図5を参照して本発明の
移送装置の概略を説明する。図4はこの移送装置の概略
的な平面図、図5は概略的な正面図である。図中の11
a,11bは、コンベア装置であって、これらコンベア
装置11a,11bは互いに所定の間隔をもって互いに
対向して配置されている。そして、これらのコンベア装
置11a,11bの上には、たとえばそれぞれ3個ずつ
のラック1a,1bの前面が互いに対向して載置されて
いる。
【0029】図中の12はこの移送装置の基台で、この
基台12には上記のコンベア装置11a,11bの間
に、これらコンベア装置の長手方向すなわち上記のラッ
ク1a,1bの幅方向に沿って配置された一対のレール
部13が設けられている。
【0030】また、この基台12の上には移動台14が
設けられ、この移動台14は上記のレール部13に沿っ
て移動自在に支承されている。そして、この基台12に
は、この移動台14をこのレール部13に沿って往復移
動させ、かつこの移動台14を任意の位置に停止して位
置決めすることができる幅方向駆動機構15が設けられ
ている。なお、この幅方向駆動機構15については、後
に詳説する。
【0031】また、この移動台14上には、昇降台16
が上下に昇降自在に設けられ、またこの移動台14内に
は、この昇降台16を上下に移動させ、かつ任意の位置
に停止して位置決めすることができる昇降駆動機構17
が設けられている。なお、この昇降駆動機構17につい
ては、後に詳述する。
【0032】また、上記の昇降台16の上端部には、キ
ヤリッジ機構18とハンド機構19が設けられている。
このキヤリッジ機構18は、上記の互いに対向するラッ
ク1の間を結ぶ直線的な移送経路、すなわち上記のレー
ル部13と直交する方向の移送経路に沿って水平に往復
移動するように構成されている。また、上記のハンド機
構19は、たとえば一対の細長薄板状のハンド部材20
を備えており、これらのハンド部材20は上記のキヤリ
ッジ機構18に対して、上記の移送経路に沿って往復移
動するように構成されている。
【0033】また、上記の昇降台16の上端部には、上
記の移送経路の中間部において上記の一対のハンド部材
20の間に位置して載置テーブル機構21が設けられて
いる。なお、この載置テーブル機構21については、後
に詳述する。
【0034】そして、上記のキヤリッジ機構18がこの
移送経路の一方の終端部すなわち一方のラック1aに近
接した位置に移動した場合には、図に2点鎖線で示すよ
うに、この板状のハンド部材20の一端部がこのキヤリ
ッジ機構18の一端部から突出してこの一方のラック1
a内に挿入され、ガラス基板Wをこのハンド部材20の
一端部で受取る。次に、上記のキヤリッジ機構18が移
送経路の他方の終端部側、すなわち他方のラック1b側
に移動し、またこれとともに上記のハンド部材20がガ
ラス基板Wを載置保持したままこのキヤリッジ機構18
上を他方のラック1b側に移動する。
【0035】そして、このハンド部材20の一端部に載
置保持されたガラス基板Wが上記の載置テーブル機構2
1の真上まで移動すると、上記のラック機構18および
ハンド機構19が停止し、この後にこの載置テーブル機
構21が上昇し、その上に上記のガラス基板Wを一旦載
置する。次に、上記のキヤリッジ機構18およびハンド
部材20が一方のラック1a側に戻るように移動し、こ
のハンド部材20の他端部がこの載置テーブル機構18
に保持されているガラス基板Wの下に位置するまで移動
して停止する。
【0036】次に、この載置テーブル機構21が下降
し、その上に載置されていたガラス基板Wを上記のハン
ド部材20の他端部上に載置させる。そして、このハン
ド部材20および上記のキヤリッジ機構18は、他方の
ラック1b側に移動し、移送経路の他方の終端部におい
てこのハンド部材20の他端部がこのキヤリッジ機構1
8の他端部から突出して他方のラック1b内に挿入さ
れ、その上に載置されていたガラス基板Wをこの他方の
ラック1b内に受け渡す。そして、このような作動を繰
り返し、上記の一方のラック1a内のガラス基板Wを他
方のラック1b内に移送する。
【0037】なお、上記の各機構の作動および作動のタ
イミング等は、制御装置22によって制御される。この
制御装置22は、従来公知の制御回路その他の機構から
構成され、その作動については後に各機構の作動の説明
とともに詳述する。
【0038】次に、上記の各機構について説明する。図
6および図7には、前記の幅方向駆動機構15および昇
降駆動機構17を示す。前記の移動台14は矩形断面の
角筒形をなし、その両側面部からは支持片31が突設さ
れている。また、上記の基台12のレール部13の上面
にはレール32が敷設され、上記の支持片31の下面に
設けられた摺動部材33がこれらのレール32に摺動自
在に嵌合し、この移動台14をラック1a,1bの幅方
向に移動自在に案内している。
【0039】また、上記の基台12に設けられた幅方向
駆動機構15は、上記のレール32と平行に配置された
回転自在のスクリューロッド35と、このスクリューロ
ッド53を両方向に回転駆動する回転駆動機構34を備
え、この回転駆動機構34はステッピングモータ、減速
機等から構成されている。また、上記の移動台14には
スクリューナット36が取り付けられ、このスクリュー
ナット36は上記のスクリューロッド35に螺合してい
る。
【0040】したがって、上記の回転駆動機構34によ
り上記のスクリューロッド35が回転されると、これに
螺合しているスクリューナット36が螺進し、上記の移
動台14がこのスクリユーロッド35およびレール32
の方向、すなわちラック1の幅方向に移動する。なお、
この回転駆動機構34の回転は、前記の制御機構22に
よって制御され、上記の移動台14の上のハンド機構1
9がラック1a,1bの前面に対して所定の幅方向位置
に位置決めされるように制御する。
【0041】また、前記の昇降台16は、断面矩形の角
筒形をなし、上記の移動台14内に上下に移動自在に収
容されている。また、この移動台14の内面には、上下
方向に沿ってレール41が取り付けられ、また上記の昇
降台16の外側面には摺動部材42が取り付けられ、こ
れらの摺動部材42は上記のレール41に摺動自在に嵌
合し、この昇降台16をこの移動台14に対して正確に
上下方向に移動自在に案内している。
【0042】また、前記の昇降駆動機構17は、この移
動部材14内に上下方向に沿って回転自在に支承された
スクリューロッド43と、これを両方向に回転する回転
駆動機構45とを備えている。この回転駆動機構45
は、ステッピングモータ、プーリ、ベルト等の減速伝達
機構等から構成されている。そして、上記の昇降台16
の外側面にはスクリューナット44が取り付けられ、こ
のスクリューナット44は上記のスクリューロッド43
に螺合している。
【0043】そして、上記の回転駆動機構45によりス
クリューロッド43が回転されると、上記のスクリュー
ナット44が螺進し、上記の昇降台16を上下方向に移
動させる。なお、上記の回転駆動機構45は前記の制御
装置22により制御され、上記の昇降台16の上に設け
られているハンド機構19をラック1a,1b内の任意
のガラス基板Wの高さ位置に対応して位置決めがなされ
る。
【0044】次に、図8ないし図12を参照して、前記
のキヤリッジ機構18およびハンド機構19の構成を説
明する。上記のキヤリッジ機構18は、キヤリッジガイ
ド50を備えている。このキヤリッジガイド50は、図
9に示すように、たとえば断面L字形の型材を、前記の
移送経路に沿った細長矩形の枠状に組み立てたもので、
上記の昇降台16の上端部に水平に取り付けられてい
る。そして、このキヤリッジガイド50の両側には2個
のキヤリッジ51が設けられている。これらのキヤリッ
ジ51は、上記のキヤリッジガイド50の側面に設けら
れたレール52に摺動自在に嵌合する摺動部材53が設
けられ、これらのキヤリッジ51はこのレール52に沿
って摺動自在に案内されている。
【0045】また、このキヤリッジ51の上端部には、
それぞれ案内部材54が設けられ、この案内部材54に
はそれぞれ前記のハンド機構19のハンド部材20が前
記の移送経路に沿って移動自在に案内されている。これ
らのハンド部材20は、図10に示すように細長板状を
なしており、その下面にはレール61が取り付けられ、
また上記の案内部材54の上面には摺動部材62が取り
付けられ、この摺動部材62は上記のレール61を摺動
自在に案内している。したがって、これらのハンド部材
20は、上記のキヤリッジ51に対して移送経路に沿っ
て移動自在に案内され、これらのハンド部材20の一端
部は、このキヤリッジ51の一端部から突出してキヤリ
ッジ機構18の一端部から突出し、またこれらのハンド
部材20の他端部はこのキヤリッジ51の他端部から突
出してキヤリッジ機構18の他端部から突出するように
構成されている。
【0046】そして、この実施形態では、上記のキヤリ
ッジ機構18のキヤリッジ51を移動させる機構と、ハ
ンド機構19のハンド部材20を移動させる機構とが一
体化されている。
【0047】以下、このキヤリッジ51とハンド部材2
0の移動機構を図9および図12を参照して説明する。
この図12は、この移動機構を片側のキヤリッジおよび
ハンド部材についてのみ概略的に示したもので、各部を
構成する機械要素は、従来公知のものが使用される。ま
た、この図12には、上記のハンド部材20に設けられ
た吸着パッドに負圧を供給する負圧系統が破線で示され
ているが、この負圧系統については後に説明する。
【0048】まず、上記のキヤリッジ51を移動させる
機構を説明する。すなわち、前記のキヤリッジガイド5
0の両端部の下面には、それぞれプーリ70が設けられ
ている。そして、これらのプーリ70の間には無端状の
ベルト71の中間部が掛け渡されており、このベルト7
1の中間部は連結部材77によって上記のキヤリッジ5
1に連結されている。また、このキヤリッジガイド50
の他端側のプーリ70は、その左右のプーリ70が軸7
2により一体的に連結されており、この軸72の中間部
には駆動プーリ73が取り付けられている。そして、こ
の駆動プーリ73は、無端ベルト74、プーリ75を介
してステッピングモータ76に連結されている。
【0049】したがって、上記のステッピングモータ7
6により、上記のプーリ70がそれぞれ両方向に回転駆
動され、これにより上記のベルト71が走行し、上記の
キヤリッジ51がキヤリッジガイド50に沿って往復移
動する。なお、このステッピングモータ76は、前述の
制御装置22によって制御され、上記のキヤリッジ51
やハンド部材20の作動はこの制御装置により制御され
る。
【0050】また、上記のキヤリッジ51には、第1の
プーリ81と第2のプーリ82とが設けられ、これらの
プーリ81,82は共通の軸により一体的に回転するよ
うに支承されている。そして、上記のキヤリッジガイド
50の下面に沿って、第1のベルト84が張設され、こ
の第1のベルト84の両端部はそれぞれこのキヤリッジ
ガイド50の両端部に固定されている。そして、この第
1のベルト84の中間部は、上記の第1のプーリ81の
周囲に巻回されている。なお、83はこの第1のベルト
84を案内するガイドローラである。
【0051】また、上記のハンド部材20の下面に沿っ
て第2のベルト85が張設されており、この第2のベル
ト85の両端部はこのハンド部材20の両端部に固定さ
れている。そして、この第2のベルト85の中間部は、
上記のキヤリッジ51の第2のプーリ82の周囲に巻回
されている。なお、86はこの第2のベルト85を案内
するガイドローラである。
【0052】上記のような機構は、上記のキヤリッジ5
1がキヤリッジガイド50に対して移動すると、上記の
第1のベルト84により第1のプーリ81が回転され
る。そして、この第1のプーリ81の回転とともに、上
記の第2のプーリ82が回転し、第2のベルト85がこ
のキヤリッジ51に対して走行される。したがって、上
記のハンド部材20は、このキヤリッジ51に対して移
動される。
【0053】この場合、上記の第1のプーリ81と第2
のプーリ82の回転方向は同じ方向であるから、図12
から明らかなように、このキヤリッジ51の移動方向
と、このキヤリッジ51に対するハンド部材20の移動
方向は同じ方向である。したがって、このキヤリッジ5
1がこのキヤリッジガイド50の一端部まで移動した場
合には、上記のハンド部材20の一端部がこのキヤリッ
ジ51の一端部から突出してキヤリッジ機構18の一端
部から突出し、またこのキヤリッジ51がこのキヤリッ
ジガイド50の他端部に移動した場合には、上記のハン
ド部材20の他端部がこのキヤリッジ51の他端部から
突出してキヤリッジ機構18の他端部から突出する。ま
た、このキヤリッジガイド50に対するキヤリッジ51
の移動量と、このキヤリッジ51に対するハンド部材2
0の移動量とは、上記の第1のプーリ81と第2のプー
リ82との径の比に対応して設定される。
【0054】次に、上記のハンド部材20の構成を図1
0および図11を参照して説明する。このハンド部材2
0は、上述のように細長板状をなし、その両端部上にガ
ラス基板Wを載置保持できるものである。そして、この
ハンド部材20の上面には、複数の吸着パッド63が設
けられ、載置されるガラス基板Wがずれないように吸着
保持する。この吸着パッド63は、たとえば合成ゴム材
料で形成された吸盤状をなし、このハンド部材20に埋
設されたホルダ65に保持されている。そして、このホ
ルダ65および吸着パッド63は、ポート66を介して
このハンド部材20の下面に沿って配置された可撓性の
負圧チューブ91に接続され、この負圧チューブ91は
真空ポンプ等の負圧機構に接続されている。
【0055】上記の負圧機構は、この移送装置の本体側
に取り付けられており、上記の負圧チューブ91は上記
のキヤリッジ51やハンド部材20の移動によって弛み
を生じることがないように、図12に示すような機構に
よって張設されている。
【0056】すなわち、この移送装置の本体側、たとえ
ば前記の昇降台16にはこのキヤリッジ51やハンド部
材20の移動方向に互いに離間した一対のローラ94が
設けられている。そして、この負圧チユーブ91の中間
部は、この一対のローラ94の間に掛け渡され、略18
0°折り返されている。そして、この負圧チューブ91
は、上記のキヤリッジ51内に挿通され、このキヤリッ
ジ51側に設けられたローラ92,93に案内されてい
る。この負圧チューブ91の両端部は、上記のローラ9
2,93によって案内されて互いに反転するように18
0°折り返され、上記のハンド部材20の下面に沿って
配置され、その両端はこのハンド部材20の両端部に固
定され、かつこの両端がこのハンド部材20の吸着パッ
ド63に連通している。
【0057】また、上記の一対のローラ94間の負圧チ
ューブ91の中間部には、接続部材95が設けられ、こ
の接続部材95を介して可撓性の負圧供給チューブ96
が分岐接続されている。そして、この負圧供給チューブ
96は、前述の負圧機構に接続されている。また、上記
の負圧チューブ91は、図12に示すようにな経路に所
定の張力で張設されており、また上記の負圧供給チュー
ブ96は弛みを与えられており、上記の接続部材95が
移動可能となっている。
【0058】次に、上記のような負圧チューブ91の張
設機構の作動を説明する。まず、仮に上記のハンド部材
20が移動せずに、上記のキヤリッジ51のみがたとえ
ば一方側すなわち図12中の左方に移動した場合には、
これによってこの負圧チューブ91の中間部の接続部材
95がその反対方向すなわち右方に移動する。また、仮
にこのキヤリッジ51が移動せずに、上記のハンド部材
20のみがこのキヤリッジ51に対してたとえば左方に
移動した場合には、この負圧チューブ91はこのキヤリ
ッジ51内で180°折り返されているので、この接続
部材95は上記とは逆に右方に移動する。そして、上述
のように、このキヤリッジ51とハンド部材20とは、
同時に同じ方向に移動するので、上記のような負圧チュ
ーブ91の中間部の走行すなわち接続部材95の移動
は、互いに相殺される。
【0059】この場合に、上記の第1のプーリ81と第
2のプーリ82の径を互いに等しく設定しておけば、キ
ヤリッジ51の移動量と、このキヤリッジ51に対する
ハンド部材20の移動量とは互いに等しくなり、これら
の移動による負圧チューブ91の走行は互いに完全に相
殺され、この負圧チューブ91の中間部すなわち接続部
材95は移動しない。しかし、このキヤリッジ51の移
動量と、このキヤリッジ51に対するハンド部材20の
移動量とは、前記のガラス基板やラックの寸法、このハ
ンド部材20のラック内への挿入量等の各種の条件に対
応して設定され、この実施形態の場合には、上記の第1
のプーリ81の直径は第2のプーリ82の直径の1.8
倍に設定されている。
【0060】したがって、この実施形態の場合には、上
記のこのキヤリッジ51の移動量と、このキヤリッジ5
1に対するハンド部材20の移動量の差に対応した量だ
け、この負圧チューブ91の中間部の接続部材95が移
動することになる。この場合に、上記の負圧供給チュー
ブ96は上記のように弛みが与えられており、この接続
部材95の移動を許容する。
【0061】このような負圧チューブ91の張設機構に
よれば、上記のキヤリッジ51やハンド部材20の移動
に伴って移動するのは負圧供給チューブ96のみであ
り、負圧チューブ91は所定の経路に張設された状態を
維持する。よって、この負圧チューブ91が他の物に干
渉することがなく、またこの負圧チューブ91の配置の
ために要するスペースを節減でき、この装置を小形化す
ることができる。
【0062】次に、前述した載置テーブル機構21を図
13を参照して説明する。この載置テーブル機構21
は、前述したように、上記のハンド部材20の一端部に
載置保持したガラス基板Wを一旦受取り、このガラス基
板Wをこのハンド部材20の他端部に受け渡すものであ
る。
【0063】図中の101は、この載置テーブル機構2
1のベース板であり、このベース板101は前記の昇降
台16の上端に取り付けられている。そして、このベー
ス板101の下面中央から下方に向けて支承部材102
が突設され、この支承部材102にはテーブル軸103
が支承されている。このテーブル軸103は、鉛直方向
に沿って配置され、この支承部材102に回転自在およ
び上下に摺動自在に支承されている。
【0064】このテーブル軸103の上端部は、上記の
ベース板101を貫通してその上方に突出しており、そ
の上端には円板状の載置テーブル104が取り付けられ
ている。この載置テーブル104は、その上にガラス基
板Wを載置可能なものであり、前記のキヤリッジガイド
50の中央位置で、かつ両側の一対のハンド部材20の
間に配置されている。また、この載置テーブル104の
上面は、上記のハンド部材20の上面すなわちガラス基
板Wの移送される搬送面Aよりやや下方に位置してい
る。
【0065】また、上記の支承部材102の下端部に
は、このテーブル軸103を回転駆動する回転駆動機構
105と、このテーブル軸103を上下に昇降する昇降
駆動機構106が設けられている。上記の回転駆動機構
105は、ステッピングモータ107、ピニオン10
8、歯車109等から構成され、上記のテーブル軸10
3および載置テーブル104を所定の角度回動させる。
また、上記の昇降駆動機構106は、モータ110、カ
ム機構111、スイベル継手112等から構成されてお
り、上記のテーブル軸103を上昇させ、上記の載置テ
ーブル104を上記の載置搬送面Aより上方まで上昇さ
せる。なお、上記の回転駆動機構105のピニオン10
8と歯車109とは、軸方向に摺動自在に噛合してお
り、上記のテーブル軸103の上下の移動を許容する。
【0066】また、上記の載置テーブル104の周縁部
には、複数の吸着パッド113が設けられ、これらの吸
着パッド113は、負圧チューブ114、上記のテーブ
ル軸103内に形成された通路、その他を介して負圧機
構に接続されている。そして、これらの吸着パッド11
3は、この載置テーブル104上に載置されたガラス基
板Wを吸着保持し、このガラス基板Wがずれたり、落下
したりすることを防止する。
【0067】なお、上記の回転駆動機構105、昇降駆
動機構106等の作動は、前述した制御装置22によっ
て制御されることはもちろんである。
【0068】次に、上記のような実施形態の移送装置の
作動を図14ないし図25を参照して説明する。図14
ないし図19には、一方のラック1aから他方のラック
1bにガラス基板Wを移送する基本的な作動を示す。
【0069】まず、前記の移動台14が幅方向駆動機構
15によって移送すべきガラス基板Wを収容したラック
1aの幅方向に対して所定の位置に移動し、また昇降台
16が昇降駆動機構17によって上下方向に移動し、ハ
ンド部材20の上面が移送すべきガラス基板Wの下面よ
りやや下方の位置に位置決めされる。
【0070】次に、図14に示すように、前記のキヤリ
ッジ51がキヤリッジガイド50に沿って、すなわち直
線的な移送経路に沿って一方側に移動し、これと同時に
ハンド部材20がこのキヤリッジ51に対して一方側に
移動し、このハンド部材20の一端部がこのキヤリッジ
51の一端部から突出してキヤリッジ機構18の一端部
から突出し、一方のラック1a内に挿入され、移送すべ
きガラス基板Wの下面に対応する。この後に、上記の昇
降台16が少し上昇し、このハンド部材20の一端部上
にこのガラス基板Wを載置する。この後に、このハンド
部材20の吸着パッド63に負圧が供給され、このガラ
ス基板Wを吸着保持する。
【0071】次に、図15に示すように、上記のキヤリ
ッジ51およびハンド部材20がガラス基板Wを保持し
たまま、他方側に移動する。そして、このハンド部材2
0の一端部に載置されているガラス基板Wの中心が前記
の載置テーブル機構21の載置テーブル104の中心に
位置した状態で、このキヤリッジ51およびハンド部材
20が停止し、また吸着パッド63による吸着が解除さ
れる。そして、この後に上記の載置テーブル104が上
昇し、このガラス基板Wをこの載置テーブル104上に
載置し、吸着パッド113により吸着保持する。
【0072】次に、この実施形態の場合には、図16に
示すように、この載置テーブル104が180°回動
し、このガラス基板Wを180°回動させる。また、こ
れと同時に、上記のキヤリッジ51とハンド部材20が
一方側に戻るように移動する。そして、図17に示すよ
うに、このハンド部材20の他端部がこのガラス基板W
の下方に位置した状態で、このキヤリッジ51およびハ
ンド部材20が停止する。この後に、上記の載置テーブ
ル104が下降するとともに、その吸着パッド113に
よる吸着保持が解除され、このガラス基板Wはこのハン
ド部材20の他端部の上に載置され、このハンド部材2
0の吸着パッド63がこのガラス基板Wを吸着保持す
る。
【0073】そして、この後に図18に示すように、こ
のキヤリッジ51およびハンド部材20が他方側に移動
し、このキヤリッジ51がキヤリッジガイド50の他端
部に位置するとともに、上記のハンド部材20がこのキ
ヤリッジ51の他端部から突出してキヤリッジ機構18
の他端部から突出し、他方のラック1b内に挿入され、
この他端部の上に載置されているガラス基板Wをこの他
方のラック1b内に挿入し、このラック1b内のホルダ
部材に保持させる。
【0074】この後に、このハンド部材20の吸着パッ
ド63の吸着保持が解除されるとともに、上記の移動台
16が少し下降し、このハンド部材20の上面がガラス
基板Wの下面から離れる。そして、図19に示すよう
に、このキヤリッジ51およびハンド部材20が一方側
に移動し、他方のラック1b内から抜き去られる。そし
て、このような作動を繰り返し、一方のラック1a内の
ガラス基板Wを他方のラック1b内に移送する。
【0075】なお、上記のようなラック1a,内のホル
ダ2にはガラス基板Wの両縁部が係合して保持されてい
るものであるが、このホルダ2に保持されているガラス
基板Wの縁部と、このラック1aの側壁の内面および奥
壁の内面との間にはある程度の隙間が存在している。し
たがって、上記のガラス基板Wは、ラック1a内には必
ずしも正確には収容されておらず、このラック1aの幅
方向および前後方向にずれて収容されている場合があ
る。このような場合には、前述のようにハンド部材20
がこのラック1a内に挿入されてその一端部にガラス基
板Wを受け取る際に、このハンド部材20に対してガラ
ス基板Wがずれて載置されることがある。このような場
合には、その後に前述のようにこのガラス基板Wを他方
のラック1b内に挿入する際に、このガラス基板Wの縁
部がこの他方のラック1bの側壁内面や奥壁内面に衝突
し、破損する可能性がある。この実施形態では、上記の
ような不具合を防止するために、前記の制御装置22に
よって上記の移送作動の際に図20ないし図23に示す
ような位置決め作動がなされる。
【0076】すなわち、まず図20に示すように、ハン
ド部材20の一端部が一方のラック1a内に挿入され、
昇降台16が上昇してこのハンド部材20の一端部にガ
ラス基板Wが載置された後で、かつこのハンド部材20
の吸着パッド63によってこのガラス基板Wがまだ吸着
保持されていない状態において、図21に示すように、
このハンド部材20がさらに所定距離だけ前進する。
【0077】このようなハンド部材20の前進によっ
て、ガラス基板Wはこのラック1aの奥方に移動し、そ
の奥壁の内面に当接する。この場合に、このガラス基板
Wは吸着保持されていないので、このガラス基板Wが奥
壁に当接して停止した後もこのハンド部材20はガラス
基板Wと摺動しつつ前進し、所定の位置で停止する。こ
のハンド部材20の停止位置、たとえばその先端からラ
ック1aの奥壁内面との距離xは、あらかじめ一定の距
離となるように設定されている。したがって、このガラ
ス基板Wは、その奥方の縁からこのハンド部材20の先
端までの位置が常に上記のxの距離となり、前後方向に
関してこのハンド部材20に対して常に一定の位置に正
確に載置される。
【0078】次に、図22に示すように、前述の幅方向
駆動機構15によって移動台14が側方に移動し、この
ハンド部材20はこのラック1aの幅方向の一方側に移
動する。この場合も上記と同様に、このガラス基板Wの
側縁がこのラック1aの側壁の内面に当接して停止し、
ハンド部材20はこのガラス基板Wと摺動しつつこの側
壁内面に対して所定の位置、たとえばこれらのハンド部
材20の中心から側壁の内面までの距離が所定のyの位
置で停止する。したがって、このガラス基板Wは、この
ラック1aの幅方向に関してこのハンド部材20上に常
に一定の位置に正確に載置されることになる。
【0079】次に、このハンド部材20の吸着パッド6
3によってこのガラス基板Wが吸着保持され、このハン
ド部材20はこのガラス基板Wを所定の位置に載置吸着
したまま図23に示すようにこのラック1aの略中央ま
で戻り、この後に前述のように他方側に移動し、このラ
ック1a内からこのガラス基板Wを抜き出す。
【0080】なお、上記のような作動により、このガラ
ス基板Wはこのハンド部材20の一端部の中心からずれ
て載置保持されることになるが、このガラス基板Wはこ
のハンド部材20の一端部の基準位置に対して常に一定
の位置に正確に載置されている。したがって、この後の
前述した移送作動、たとえば載置テーブル104上での
回動や、このハンド部材20の他端部で載置保持された
ガラス基板Wを他方のラック1b内に挿入する際に、上
記のようなずれ分は正確に補正することができ、このガ
ラス基板Wを他方のラック1bに対して正確に位置決め
して挿入することができる。よって、このガラス基板W
の縁部がこの他方のラック1bの内面に衝突して破損す
るようなことが確実に防止される。また、このようにガ
ラス基板Wを他方のラック1b内に正確に挿入できるの
で、このラックとガラス基板との間の遊びを少なくする
ことも可能である。
【0081】上記のような作動は、この実施形態の装置
の標準的な作動であるが、この移送装置は上記の制御装
置22のプログラムを適宜設定することにより、各種の
作動が可能である。
【0082】たとえば、図24の(a)ないし(c)に
は、このガラス基板Wの移送の際の姿勢変更の例を示
す。この図24の(a)は、前述のように載置テーブル
104上でこのガラス基板Wを180°回動させた場合
である。この場合には、このガラス基板WのA端とB端
とが反転するので、対向した他方のラック1bに同じ向
き、すなわちA端が常にラックの前面側に位置するよう
に移送できる。
【0083】また、図24の(b)は、上記の載置テー
ブル104上でこのガラス基板Wを回動させない場合で
ある。この場合には、対向する他方のラック1b内にこ
のガラス基板Wが逆向きに、すなわちA端が奥方、B端
が前面側に向いた状態で移送することができる。また、
図24の(c)のように、90°回動させた状態でガラ
ス基板Wを他方のラック1bに移送することもできる。
【0084】また、この実施形態の移送装置では、図2
5に示すように、複数の一方のラック1aから、複数の
他方のラック1bに移送する場合に、移送先の他方のラ
ック1bを任意に選択することができる。すなわち、こ
の図25の(a)は、互いに対向するラック間で移送す
る場合である。また、一方のラック1aから受け取った
ガラス基板Wを他方のラックWに受け渡すまでの間に、
前述の幅方向駆動機構15により移動台14を移動させ
ることにより、この図25の(b)、(c)に示すよう
に、任意の他方のラック1bに選択または振り分けてガ
ラス基板Wを移送することも可能である。
【0085】上記のように、この移送装置ではガラス基
板Wを任意の角度回動させた状態、または任意のラック
に選択または振り分けてガラス基板を移送することがで
き、このガラス基板を用いた液晶表示パネルの各種の工
程やその変更に対応した柔軟な移送が可能である。
【0086】なお、本発明は上述のような第1の実施形
態には限定されない。たとえば、本発明の移送装置は、
図26に示す第2の実施形態のように構成してもよい。
この第2の実施形態のものは、前述のキヤリッジおよび
ハンド機構を移動する機構、および吸着パッドに負圧を
供給する負圧チューブの張設の機構を変更したものであ
る。
【0087】この第2の実施形態のものは、前記の図1
2に示す第1のプーリ81と第2のプーリ82の径を互
いに等しくし、また前述の接続部材95、負圧供給チュ
ーブ96、プーリ94等を省略したものである。この第
2の実施形態のものは、図26に示すように2本の負圧
チューブ191を備え、これらの負圧チューブ191の
基端部はこの装置の本体側、たとえば昇降台16に取り
付けられ、前述したような負圧機構に接続されている。
【0088】そして、これらの負圧チューブ191は、
キヤリッジ51内を通過し、ガイドプーリ92,93に
案内されてそれぞれ180°反転し、ハンド部材20の
下面に沿って張設され、それらの先端はこのハンド部材
20の両端部にそれぞれ取り付けられ、このハンド部材
20の吸着パッド63に接続されている。なお、この図
26では、理解を容易にするために第1のプーリ81と
第2のプーリ82を異なる径で描いてあるが、上記のよ
うにこれら第1のプーリ81と第2のプーリ82とは等
しい径である。
【0089】この第2の実施形態のものは、第1のプー
リ81と第2のプーリ82の径が等しいので、キヤリッ
ジガイド50に対するキヤリッジ51の移動量と、この
キヤリッジ51に対するハンド部材20の移動量とが互
いに等しい。したがって、このキヤリッジ51の移動に
よる負圧チューブ191の走行と、ハンド部材20の移
動による負圧チューブ191の走行とは、その走行量が
互いに等しく、かつその走行の方向が反対である。した
がって、実際にはこの負圧チューブ191は走行しな
い。よって、この図26のように、これらの負圧チュー
ブ191の基端部を固定しても、この負圧チューブ19
1を常に所定の張設状態に維持することができる。
【0090】なお、この第2の実施形態のものは、上記
の点以外は前記の第1の実施形態のものと同様の構成で
あり、図26中、第1の実施形態に対応する部分には同
一の符号を付してその説明は省略する。
【0091】また、図27には本発明の第3の実施形態
を示す。このものは、前述の第1の実施形態の第1のプ
ーリおよび第1のベルトの代わりに、ラック202とこ
れに噛合するピニオン201とを設けたものである。そ
して、このピニオン201にはこれと一体的に回転する
プーリ205が接続されている。また、キヤリッジ51
またはこのキヤリッジ51に取り付けられた部材には、
一対のプーリ203が設けられ、これらのプーリ203
の間には無端状のベルト204が走行自在に掛け渡さ
れ、このベルト204は上記のプーリ205に巻回され
ている。なお、206はガイドローラである。そして、
このベルト204の中間部にはハンド部材220が取り
付けられている。
【0092】このような第3の実施形態のものは、上記
のキヤリッジ51が移動すると、上記のラック202に
噛合したピニオン201が回転し、これによってプーリ
205が回転駆動され、上記のベルト205が走行し、
このベルト205の走行によってハンド部材220が移
動する。
【0093】なお、この第3の実施形態のものは、上記
の点以外は前記の第1の実施形態と同様の構成であり、
図27中第1の実施形態に対応する部分は同じ符号を付
してその説明を省略する。
【0094】また、図28には本発明の第4の実施形態
を示す。このものは、キヤリッジ51上をこのキヤリッ
ジ51の両端部から突出するように移動する第1のハン
ド部材220を設け、さらにこの第1のハンド部材22
0上にこれに対して移動しかつこの第1のハンド部材2
20の両端部から突出する第2のハンド部材321が設
けられている。なお、これらの第1のハンド部材320
および第2のハンド部材321は、いずれも薄い板状を
なしている。
【0095】この第4の実施形態のものは、上記の第1
のハンド部材220がキヤリッジ51の一端部から突出
するとともに、この第1のハンド部材220の一端部か
らさらに第2のハンド部材321が突出し、この第2の
ハンド部材321がラック1a内のガラス基板Wの直下
まで挿入され、この第2のハンド部材321の中央部で
ガラス基板Wを受け取る。そして、この第1のハンド部
材320および第2のハンド部材321が図28の二点
鎖線で示すように他端側に移動し、他方のラック1b内
にこのガラス基板Wを受け渡す。この実施形態のもの
は、前記の第1の実施形態のように、中間部で載置テー
ブルにガラス基板を一旦載置してハンド部材の他端部に
載置保持しなおす必要がなく、1作動でガラス基板Wの
移送が完了し、作動をより高速化することができる。
【0096】なお、この第4実施形態において、上記の
第1のハンド部材320および第2のハンド部材321
の移動機構は、上記の第3の実施形態の移動機構を採用
することができる。すなわち、上記の図27に示す一対
のプーリ203を第1のハンド部材329に取り付け、
また図27のベルト204を第2のハンド部材321に
取り付ける。このようにすれば、キヤリッジ51の移動
によりベルト204が走行して第2のハンド部材321
が第1のハンド部材320に対して移動し、この第2の
ハンド部材321が第1のハンド部材320の端部まで
移動してストッパ等に当接して停止した後は、この第1
のハンド部材320が第2のハンド部材321とともに
移動する。
【0097】なお、この第4の実施形態の移動機構は、
もちろん上記のものには限定されない。たとえば、第1
のハンド部材320の移動機構は前述の第1の実施形態
のものと同様とし、この第1のハンド部材320に対し
て第2のハンド部材321を移動させる機構、たとえば
ベルト機構、ラックピニオン機構、スクリューロッド機
構、シリンダ機構等の別の移動機構を付加してもよい。
【0098】さらに、図29には本発明の第5の実施形
態を示す。このものは、前述した実施例と同様の構成の
ハンド部材の両端部に一対のプーリ403を設け、これ
らのプーリ403の間に歯付きベルト402を走行自在
に張設し、この歯付きベルト402の上にガラス基板W
を載置するようにしたものである。この歯付きベルト4
02は、その歯が外側を向いて張設され、ガイドーロー
ラ404,405に案内されている。また、キヤリッジ
51の上面にはラック401が設けられ、上記のガイド
ローラ405に案内された歯付きベルト402の歯がこ
のラック401に噛合している。
【0099】このような実施形態のものは、キヤリッジ
51に対してハンド部材が移動すると、このハンド部材
に張設された歯付きベルト402が走行し、この走行に
よりハンド部材の一端部に載置されたガラス基板Wがこ
のハンド部材の他端部まで移動される。したがって、こ
の実施形態のものも、前記の第4の実施形態のものと同
様に、中間部で載置テーブルにガラス基板を一旦載置し
てハンド部材の他端部に載置保持しなおす必要がなく、
1作動でガラス基板Wの移送が完了し、作動をより高速
化することができる。
【0100】なお、本発明は上述の実施形態にも限定さ
れない。たとえば、この移送装置は、上記のようなガラ
ス基板を一方のラックから他方のラックに移送するもの
には限定されず、各種の物品を一方の収納容器またはコ
ンベア等から、他方の収納容器またはコンベア等に移送
する装置一般に適用でき、この場合には移送する物品の
種類等に対応して、上記のハンド部材の形状、構造も任
意のものを採用できることはもちろんである。
【0101】また、移送に際して物品を回転させる必要
のない場合には、載置テーブルは回転しなくても良い。
また、この場合には、この載置テーブルは一対のハンド
部材の間に配置する必要はなく、たとえば単一のハンド
部材の両側に載置テーブルを配置することもできる。
【0102】また、キヤリッジやハンド部材の移動機
構、その他の駆動機構も、上述のようなものには限定さ
れず、各種の機構が採用できる。
【0103】
【発明の効果】上述の如く本発明は、キヤリッジ機構お
よびハンド機構が直線的に移動してラック、コンベア等
の物品保持装置の間で物品を移送するものであるから、
その構造や作動が単純であり、作動が正確でかつ高速で
物品を移送することができる。また、この装置の設置や
作動のために必要な面積が小さくてすみ、狭い場所にも
設置が可能である等、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品保持装置の例としてのラックの斜視図。
【図2】従来の物品移送装置の側面図。
【図3】従来の物品移送装置の平面図。
【図4】本発明の物品の移送装置の第1の実施形態の平
面図。
【図5】第1の実施形態の正面図。
【図6】第1の実施形態の縦断面図。
【図7】図6の7−7線に沿う断面図。
【図8】第1の実施形態のキヤリッジ機構およびハンド
機構の平面図。
【図9】図8の9−9線に沿う断面図。
【図10】第1の実施形態のハンド部材の平面図。
【図11】図10の11−11線に沿う断面図。
【図12】第1の実施形態のキヤリッジ機構およびハン
ド機構の移動機構の概略図。
【図13】第1の実施形態の載置テーブル機構の縦断面
図。
【図14】第1の実施形態の移送作動を説明する図。
【図15】第1の実施形態の移送作動を説明する図。
【図16】第1の実施形態の移送作動を説明する図。
【図17】第1の実施形態の移送作動を説明する図。
【図18】第1の実施形態の移送作動を説明する図。
【図19】第1の実施形態の移送作動を説明する図。
【図20】第1の実施形態の位置合わせ作動を説明する
図。
【図21】第1の実施形態の位置合わせ作動を説明する
図。
【図22】第1の実施形態の位置合わせ作動を説明する
図。
【図23】第1の実施形態の位置合わせ作動を説明する
図。
【図24】第1の実施形態のガラス基板の回転移送作動
を説明する図。
【図25】第1の実施形態のガラス基板の分配移送作動
を説明する図。
【図26】第2の実施形態の負圧チューブの張設機構の
概略図。
【図27】第3の実施形態のキヤリッジ機構およびハン
ド機構の移動機構の概略図。
【図28】第4の実施形態のキヤリッジ機構およびハン
ド機構の概略側面図。
【図29】第5の実施形態のキヤリッジ機構およびハン
ド機構の移動機構の概略図。
【符号の説明】
1,1a,1b ラック W ガラス基板 14 移動台 15 幅方向駆動機構 16 昇降台 17 昇降駆動機構 18 キヤリッジ機構 19 ハンド機構 20 ハンド部材 21 載置テーブル機構 50 キヤリッジガイド 51 キヤリッジ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を収納または搬送する一方の物品保
    持装置から他方の物品保持装置に物品を移送する装置で
    あって、 上記の一方の物品保持装置から他方の物品保持装置まで
    の間の直線的な移送経路を往復移動するキヤリッジ機構
    と、このキヤリッジ機構とともに上記の経路を往復移動
    するとともにこのキヤリッジ機構に対しても上記の移送
    経路に沿って往復移動して上記の移送経路の両終端部に
    おいて上記のキヤリッジ機構の一端部または他端部から
    突出するハンド機構とを備え、上記の移送経路の一方の
    終端部においては上記のキヤリッジ機構の一端部から上
    記のハンド機構が突出して一方の物品保持装置の物品を
    受け取り、またこの移送経路の他方の終端部においては
    上記のキヤリッジ機構の他端部から上記のハンド機構が
    突出して物品を他方の物品保持装置に受け渡すことを特
    徴とする物品の移送装置。
  2. 【請求項2】 前記のハンド機構はその両端部でそれぞ
    れ物品を保持することができるものであり、前記の移送
    経路の一方の終端部において前記のキヤリッジ機構から
    このハンド機構の一端部が突出し、また前記の移送経路
    の他方の終端部においてこのハンド機構の他端部が突出
    するものであり、また前記の移送経路の中間部には上記
    のハンド機構によって移送される物品を一時載置する載
    置テーブル機構が設けられており、前記の移送経路の一
    方の終端部において上記のハンド機構の突出した一端部
    に前記一方の物品保持装置の物品が受け取られ、このハ
    ンド機構は前記の移送経路の中間部においてその一端部
    が上記の載置テーブル機構に対応してこの一端部に受け
    取られている物品を一旦上記の載置テーブル機構に載置
    させ、この後に上記のハンド機構が移動してその他端部
    がこの載置テーブル機構に対応しこの載置テーブル機構
    上の物品をこのハンド機構の他端部で受取り、この後に
    このハンド機構の他端部に受け取られている物品を前記
    の他方の物品保持装置に受け渡すことを特徴とする請求
    項1の物品の移送装置。
  3. 【請求項3】 前記の物品は薄板状の物品であり、また
    前記の物品保持装置は複数の上記薄板状の物品を上下に
    隙間を存して保持するラックであり、また前記のハンド
    機構は上記の薄板状の物品を上面に載置して保持する板
    状のハンド部材を備えており、前記の移送経路の両終端
    部においてこの板状のハンド部材が上記のラック内に挿
    入されてこの物品の受取りおよび受け渡しをするもので
    あることを特徴とする請求項1の物品の移送装置。
  4. 【請求項4】 前記のハンド部材は、前記の移送経路の
    一方の終端部において前記のキヤリッジ機構からその一
    端部が突出し、また前記の移送経路の他方の終端部にお
    いてその他端部が突出するものであり、また前記の移送
    経路の中間部には前記のハンド部材によって移送される
    物品を一時載置する載置テーブル機構が設けられてお
    り、前記の移送経路の一方の終端部において前記のハン
    ド部材の突出した一端部が前記の一方のラック内に挿入
    されてこの一端部上に物品が受け取られ、このハンド部
    材は前記の移送経路の中間部においてその一端部が前記
    の載置テーブル機構に対応してこの一端部に受け取られ
    ている物品を一旦前記の載置テーブル機構に載置させ、
    この後に前記のハンド部材が移動してその他端部がこの
    載置テーブル機構に対応してこの載置テーブル機構上の
    物品をこのハンド部材の他端部で受取り、この後にこの
    ハンド部材の他端部が前記の他方のラック内に挿入され
    てその他端部に受け取られている物品をこの他方のラッ
    クに受け渡すことを特徴とする請求項3の物品の移送装
    置。
  5. 【請求項5】 前記のハンド機構は、前記の移送経路の
    両終端部において一方または他方の端部が前記のキヤリ
    ッジ機構から突出する第1のハンド部材と、この第1の
    ハンド部材上をその一端部から他端部に移動する第2の
    ハンド部材とを備えており、前記の移送経路の一方の終
    端部においては上記の第1のハンド部材の一端部が前記
    のキヤリッジ機構から突出するとともに上記の第2のハ
    ンド部材がこの第1のハンド部材の一端部に移動し、こ
    の第1のハンド部材の一端部および第2のハンド部材が
    前記の一方のラック内に挿入されてこの第2のハンド部
    材の中央部上に物品を載置して受け取り、また前記の移
    送経路の他方の終端部においては上記の第1のハンド部
    材の他端部が前記のキヤリッジ機構から突出するととも
    に上記の第2のハンド部材がこの第1のハンド部材の他
    端部に移動し、この第1のハンド部材の他端部および第
    1のハンド部材が前記の他方のラック内に挿入されて、
    この第2のハンド部材上に載置されている物品をこの他
    方のラックに受け渡すことを特徴とする請求項3の物品
    の移送装置。
  6. 【請求項6】 前記のハンド部材の上面には吸着パッド
    機構が設けられ、負圧機構の負圧によりこのハンド部材
    上に載置された物品を吸着保持することを特徴とする請
    求項3の物品の移送装置。
  7. 【請求項7】 前記のキヤリッジ機構は、前記の移送経
    路に沿って設けられたキヤリッジガイドと、このキヤリ
    ッジガイドに沿って移動自在なキヤリッジと、このキヤ
    リッジを往復移動させる駆動機構とを備え、 上記のキヤリッジが上記のキヤリッジガイドに沿って移
    動する際に、前記のハンド部材がこのキヤリッジに対し
    てこのキヤリッジの移動方向と同じ方向に移動し、これ
    によって上記のキヤリッジが前記の移送経路の一方の終
    端部に移動した場合にはこのキヤリッジの一端部から上
    記のハンド部材の一端部が突出してキヤリッジ機構の一
    端部から突出し、またこのキヤリッジが前記の移送経路
    の他方の終端部に移動した場合にはこのキヤリッジの他
    端部から上記のハンド部材の他端部が突出してキヤリッ
    ジ機構の他端部から突出することを特徴とする請求項3
    の物品の移送装置。
  8. 【請求項8】 前記のハンド機構には、その両端部に、
    物品を負圧により吸着保持する吸着パッドが設けられ、
    この吸着パッドは可撓性の負圧チューブを介して負圧機
    構に接続されており、上記負圧チューブの両端部は上記
    吸着パッドに接続され、この接続部位からハンド機構に
    沿って張設されており、かつ、この張設部分に連続して
    キヤリッジ機構内を通して案内されており、その中間部
    分は移動可能な負圧供給チューブを介して上記の負圧機
    構に接続されており、 前記のキヤリッジ機構の移動およびこのキヤリッジ機構
    に対する前記のハンド機構の移動に際して上記負圧チュ
    ーブは上記のハンド機構に沿って張設された状態を維持
    するものであることを特徴とする請求項1の物品の移送
    装置。
  9. 【請求項9】 前記のハンド機構には物品を負圧により
    吸着保持する吸着パッド機構が設けられ、この吸着パッ
    ド機構は可撓性の負圧チューブを介して負圧機構に接続
    されており、この負圧チューブの基端はこの移送装置の
    本体側に固定されるとともに上記の負圧機構に接続さ
    れ、またこの負圧チューブの基端側部分は前記のキヤリ
    ッジ機構の移動経路に沿って張設され、またこの負圧チ
    ューブの中間部は前記のキヤリッジ機構を通して反転し
    て案内されており、またこの負圧チューブの先端側部分
    は上記のハンド機構に沿って張設され、またこの負圧チ
    ューブの先端は前記のハンド機構の先端部に取り付けら
    れて上記の吸着パッド機構に接続されており、また前記
    のハンド機構は、前記のキヤリッジ機構に対して、この
    キヤリッジ機構の移動方向と同じ方向にこのキヤリッジ
    機構の移動量と等しい移動量で移動するものであり、こ
    れらキヤリッジ機構の移動とこのキヤリッジ機構に対す
    るハンド機構の移動量が相殺されて上記の負圧チューブ
    が前記のハンド機構に沿って張設された状態を維持する
    ものであることを特徴とする請求項1の物品の移送装
    置。
JP32288796A 1996-12-03 1996-12-03 物品の移送装置 Expired - Fee Related JP3800695B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32288796A JP3800695B2 (ja) 1996-12-03 1996-12-03 物品の移送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32288796A JP3800695B2 (ja) 1996-12-03 1996-12-03 物品の移送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10167462A true JPH10167462A (ja) 1998-06-23
JP3800695B2 JP3800695B2 (ja) 2006-07-26

Family

ID=18148735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32288796A Expired - Fee Related JP3800695B2 (ja) 1996-12-03 1996-12-03 物品の移送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3800695B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04179622A (ja) * 1990-11-09 1992-06-26 Sanyo Electric Co Ltd 搬送装置
JPH04348839A (ja) * 1991-02-21 1992-12-03 Matsushita Electron Corp 部品表裏反転装置
JPH05278887A (ja) * 1992-04-03 1993-10-26 Toray Ind Inc シート搬送ロールの掃除装置
JPH0637166A (ja) * 1992-07-15 1994-02-10 Tokyo Electron Tohoku Ltd 処理システムのキャリア搬送装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04179622A (ja) * 1990-11-09 1992-06-26 Sanyo Electric Co Ltd 搬送装置
JPH04348839A (ja) * 1991-02-21 1992-12-03 Matsushita Electron Corp 部品表裏反転装置
JPH05278887A (ja) * 1992-04-03 1993-10-26 Toray Ind Inc シート搬送ロールの掃除装置
JPH0637166A (ja) * 1992-07-15 1994-02-10 Tokyo Electron Tohoku Ltd 処理システムのキャリア搬送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3800695B2 (ja) 2006-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101559018B1 (ko) 판형 부재 반전 시스템 및 그 반전 이송 방법
JP2599571B2 (ja) 基板搬送ロボット
US7261510B2 (en) Overhead travelling carriage system
US8814490B2 (en) Article storage facility
JP2018161729A (ja) 産業用ロボット
JP2020070155A (ja) 物品移載設備
JP2005212943A (ja) ガラス基板の搬送システム
CN101801816B (zh) 基板输送系统
JP3800695B2 (ja) 物品の移送装置
JP3804134B2 (ja) 物品の移送装置
JP4796128B2 (ja) 移載ロボット
US7217079B2 (en) Slide fork
JP3800696B2 (ja) 物品の移送装置
KR20110056933A (ko) 천정 주행차 시스템
JP2006327819A (ja) ガラス板の移載装置および移載方法
JPH0710267A (ja) クリーンルーム用移載装置
KR20080016313A (ko) 오버 헤드 셔틀을 이용한 반송 장치
JP5046607B2 (ja) 箱詰め装置
JPH11330205A (ja) 位置決め機構、保持装置、半導体ウエハの移替え装置および位置合わせ装置
JPH09156743A (ja) 搬送装置
JP2001048331A (ja) 物品の搬送装置
JP2514976Y2 (ja) 高粘性流体塗布装置
JP2006206211A (ja) 物品整列装置
KR100574042B1 (ko) 양방향 이송 로봇 핸드 및 이를 이용한 이송 로봇
JPS6345874B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051025

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060411

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060424

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110512

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110512

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130512

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140512

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees