JPH10167606A - 油圧エレベータの異常診断装置 - Google Patents

油圧エレベータの異常診断装置

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JPH10167606A
JPH10167606A JP32287896A JP32287896A JPH10167606A JP H10167606 A JPH10167606 A JP H10167606A JP 32287896 A JP32287896 A JP 32287896A JP 32287896 A JP32287896 A JP 32287896A JP H10167606 A JPH10167606 A JP H10167606A
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JP
Japan
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car
hydraulic
data
measurement
abnormal
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Application number
JP32287896A
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English (en)
Inventor
Yoshifumi Matsumoto
良史 松本
Yuzuru Yoshimiya
譲 吉宮
Takashi Tamura
貴史 田村
Makoto Aoki
誠 青木
Shinichiro Kono
真一郎 河野
Kenji Kono
賢治 河野
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Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベータ部位の経年劣化などに起因する異
常状態にあるかどうかを確実に判定できる油圧エレベー
タの異常診断装置の提供。 【解決手段】 乗かご207の着床レベルなどの計測デ
ータを得るデータ計測部102と、前記の計測データを
計測項目ごとの設定値と比較して計測項目ごとに異常デ
ータを検出するとともに、この異常データの検出回数が
規定回数連続したとき異常状態にあると判定する異常判
定部103と、前記の計測項目ごとの設定値および前記
の規定回数のデータを格納する設定値格納部104と、
前記の検出回数を格納する検出回数格納部105とを備
え、異常データの検出回数が規定回数より少なければ異
常であると判定せず、一方、エレベータ部位の経年劣化
などに伴い異常データの検出回数が規定回数以上に連続
した場合、異常と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇降路内に設けら
れたロータリエンコーダ等の計測機器により乗かごの走
行データなどを計測して異常診断を行なう油圧エレベー
タの異常診断装置に係り、とくに、診断部位のメンテナ
ンスの必要性を故障前に検出するのに好適な油圧エレベ
ータの異常診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の油圧エレベータの異常診
断装置として、例えば特願平6−120301号に記載
されているように、乗かごの走行データをロータリエン
コーダにより計測して、この計測した走行データを監視
センタから与えられた異常判定用の設定値と比較し、そ
の結果、前記の走行データが前記の設定値を超えている
とき、あるいは前記の走行データが前記の設定値に満た
ないとき、異常状態にあると判定する手段を備えたもの
が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで前述した従来
技術では、エレベータ部位の経年劣化に伴って乗かごの
起動ショックが増加したり、走行中の揺れが生じたり、
また目的階への到着時に着床レベルのずれ等が生じた場
合、異常状態にあると判定できるが、エレベータ利用者
が乗かご内で飛び跳ねるなどのいたずらや特定の利用状
況に伴って、乗かごの起動ショックの増加、走行中の揺
れ、あるいは着床レベルのずれ等が一時的に生じた場合
にも、上記の場合と同様に異常状態にあると判定される
ため、当該エレベータの保守点検作業者に無駄な出動を
要請する結果となるという懸念があった。
【0004】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、エレベータ部位
の経年劣化などに起因する異常状態にあるかどうかを確
実に判定でき、エレベータ故障を予知する際の信頼性を
向上することのできる油圧エレベータの異常診断装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、昇降路内に立設されるシリンダ、およびこの
シリンダに挿入されるプランジャからなる油圧ジャッキ
と、電動モータにより駆動され、前記油圧ジャッキに制
御ユニットを介して作動油を供給する油圧ポンプとを有
し、前記シリンダに作動油を注入したりこのシリンダか
ら作動油を排出することにより、前記プランジャを進退
させて乗かごを昇降させるようにした油圧エレベータの
異常診断装置において、予め設定した複数の計測項目に
対応する計測データを当該計測項目の異常判定用設定値
と比較して、前記複数の計測項目ごとに異常データを検
出する異常データ検出手段と、前記複数の計測項目の少
なくとも一つに関して前記異常データの検出回数が複数
回連続したとき、異常状態にあると判定する異常判定手
段とを備えた構成にしてある。
【0006】上記のように構成した本発明は、例えば、
エレベータ利用者のいたずらや特定の利用状況などに伴
って一時的に乗かごの起動ショックが増加したり、走行
中の揺れが生じたり、あるいは目的階への到着時に着床
レベルのずれ等が生じて異常データが検出された場合、
この異常データの検出回数が連続しないので、異常状態
にあると判定しない。一方、エレベータ部位の経年劣化
などに伴い前記の異常データの検出回数が複数回連続す
る場合、異常状態にあると判定する。これによって、エ
レベータ部位の経年劣化などに起因する異常状態にある
かどうかを確実に判定でき、エレベータ故障を予知する
際の信頼性を向上させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の油圧エレベータの
異常診断装置の実施の形態を図に基づいて説明する。図
1は本発明の一実施形態に係る油圧エレベータの異常診
断装置を示すブロック図、図2は図1の異常診断装置に
より異常判定を行なう処理手順を示すフローチャート、
図3は図1の異常診断装置が備えられる油圧エレベータ
のブロック図である。
【0008】図3に示す油圧エレベータは、図示しない
昇降路内に立設されるシリンダ201と、一端が固定さ
れる主ロープ202と、シリンダ201に挿入されるプ
ランジャ203と、このプランジャ203先端に回転可
能に取付けられ、主ロープ202が巻掛けられるプーリ
204と、主ロープ202の他端が結合され、プランジ
ャ203の進退により昇降する乗かご207と、一端が
シリンダ201に接続される配管208と、この配管2
08を介して作動油を供給する油圧ポンプ209と、こ
の油圧ポンプ209を駆動する電動モータ210と、油
圧ポンプ209に接続され、作動油を蓄える油タンク2
12と、油圧ポンプ209から吐出される作動油の流れ
を制御する制御ユニット213とを備えており、前記の
シリンダ201およびプランジャ203とから油圧ジャ
ッキが構成されている。また、この油圧エレベータに
は、図1に示すように、電動モータ210などの動作制
御を行なうエレベータ制御部101が設けられている。
【0009】そして本実施形態の異常診断装置は、図3
に示すように、駆動用ロープ206を介して乗かご20
7と連動して、パルス信号をエレベータ制御部101へ
出力するかご側ロータリエンコーダ205と、電動モー
タ210と連動してパルス信号をエレベータ制御部10
1へ出力するモータ側ロータリエンコーダ211とを有
するとともに、図1に示すように、前記の制御部101
に接続されるデータ計測部102と、このデータ計測部
102に接続される異常判定部103と、この異常判定
部103にそれぞれ接続される設定値格納部104およ
び検出回数格納部105とを有している。
【0010】上述したデータ計測部102は、予め設定
した複数の計測項目に対応する計測データを得るように
なっており、例えば、前記のかご側ロータリエンコーダ
205から出力されるパルス信号に基づいて乗かご20
7の着床レベルなどを計測するとともに、前記のモータ
側ロータリエンコーダ211から出力される他のパルス
信号に基づいて電動モータ210の回転数(すなわち油
圧ポンプ209の回転数)を計測する。
【0011】上述した異常判定部103は、前記の乗か
ご207の着床レベルおよび油圧ポンプ209の回転数
などの計測データを計測項目ごとの異常判定用設定値と
比較して、前記の計測項目ごとに異常データを検出する
異常データ検出手段と、前記の計測項目の少なくとも一
つに関して前記の異常データの検出回数が予め定めた規
定回数、例えば3回連続したとき異常状態にあると判定
する異常判定手段とを含んでいる。
【0012】上述した設定値格納部104は、前記の計
測項目ごとの異常判定用設定値および前記の規定回数を
あらかじめ記憶する。なお、これらの異常判定用設定値
および規定回数を、図示を省略したが当該油圧エレベー
タを監視する監視センタにより公衆回線を介して設定す
るようになっている。また、上述した検出回数格納部1
05は、異常判定部103で検出した異常データの検出
回数を意味する検出フラグ値を前記の計測項目ごとに記
憶する。
【0013】この実施形態にあっては、図2に示す処理
手順S1〜S7にしたがって油圧エレベータの異常判定
処理を行なうようになっている。すなわち、まず手順S
1としてデータ計測部102により、前記のかご側ロー
タリエンコーダ205から出力されるパルス信号に基づ
いて乗かご207の走行データ、例えば乗かご207の
着床レベルを計測し、手順S2として異常判定部103
により、前記の着床レベルの計測値を、設定値格納部1
04に格納される着床レベルの異常判定用設定値と比較
する。このとき、例えば前記の着床レベルの計測値が
「10mm」で、かつ設定値が「5mm」である場合、
手順S3として前記の着床レベルの計測値が設定値より
大きいと判定し、手順S4として検出回数格納部105
に格納される着床レベルの異常検出回数、すなわち着床
レベルの検出フラグ値を「1」増加させる。
【0014】次いで手順S5として、前記の検出回数格
納部105に格納された着床レベルの検出フラグ値を、
設定値格納部104に予め格納された着床レベルの規定
回数と比較し、例えば着床レベルの検出フラグ値が
「2」であり、着床レベルの規定回数が「3」である場
合、着床レベルの検出フラグ値が規定回数より小さいこ
とから、異常状態にないと判定して異常判定処理を終了
する。一方、例えば前記の着床レベルの検出フラグ値が
「3」で、かつ規定回数が「3」である場合、検出フラ
グ値が規定回数以上であり、すなわち乗かごの207の
着床レベルの異常データの検出回数が3回連続したこと
から、続く手順S6に進み、異常状態にあるため故障の
前兆有りと判断し、乗かご207の着床レベルに関連す
る計測データおよび検出階床などの情報を図示しない予
兆データ格納部へ格納する。最後に手順S7として、検
出回数格納部105に格納された着床レベルの検出フラ
グ値をクリア、すなわち「0」にした後、一連の異常判
定処理を終了する。
【0015】また、前記の手順S3で、例えば前記の着
床レベルの計測値が「3mm」で、かつ設定値が「5m
m」である場合、着床レベルの計測値が設定値以下であ
ると判定して手順S7に進み、検出回数格納部105に
格納された着床レベルの検出フラグ値をクリア、すなわ
ち「0」にした後、異常判定処理を終了する。
【0016】このように構成した実施形態では、エレベ
ータ利用者のいたずらや特定の利用状況などに伴って一
時的に乗かご207の着床レベルが増加した場合、異常
データの検出回数が連続しないため、異常状態にあると
判定しない。一方、エレベータ部位の経年劣化などに伴
い前記の異常データの検出回数が規定回連続する場合、
異常状態にあると判定するので、エレベータ部位の経年
劣化などに起因する異常状態にあるかどうかを確実に判
定できる。
【0017】なお、本実施形態では、乗かご207の着
床レベルについて異常状態にあるかどうかを判定する場
合を例示したが、その他の計測項目として、乗かご20
7の起動時間、起動時の乗かご207の反転時間、乗か
ご207の加速時間、乗かご207の定常速度、この定
常速度の変動状態、乗かご207の減速時間、乗かご2
07のドアゾーン進入速度、乗かご207と電動モータ
210との速度差、油圧ポンプ209から吐出される作
動油の圧力、シリンダ201内の作動油の圧力、乗かご
207の開閉釦の継続動作時間と回数、および乗かご2
07のセフティシュー動作時間についても、それぞれ同
様に異常状態にあるかどうかを確実に判定できる。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、エ
レベータ利用者のいたずらや特定の利用状況に伴って一
時的に異常データが検出されたとき、異常にある旨の判
定を排除できるため、エレベータ部位の経年劣化などに
起因する異常状態にあるかどうかを確実に判定できる。
したがって、エレベータ故障を予知する際の信頼性を向
上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る油圧エレベータの異
常診断装置を示すブロック図である。
【図2】図1の異常診断装置により異常判定を行なう処
理手順を示すフローチャートである。
【図3】図1の異常診断装置が備えられる油圧エレベー
タのブロック図である。
【符号の説明】
101 エレベータ制御部 102 データ計測部 103 異常判定部 104 設定値格納部 105 検出回数格納部 201 シリンダ 203 プランジャ 207 乗かご 205 ロータリエンコーダ 209 油圧ポンプ 210 電動モータ 211 ロータリエンコーダ 213 制御ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 誠 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 河野 真一郎 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 河野 賢治 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路内に立設されるシリンダ、および
    このシリンダに挿入されるプランジャからなる油圧ジャ
    ッキと、電動モータにより駆動され、前記油圧ジャッキ
    に制御ユニットを介して作動油を供給する油圧ポンプと
    を有し、前記シリンダに作動油を注入したりこのシリン
    ダから作動油を排出することにより、前記プランジャを
    進退させて乗かごを昇降させるようにした油圧エレベー
    タの異常診断装置において、 予め設定した複数の計測項目に対応する計測データを当
    該計測項目の異常判定用設定値と比較して、前記複数の
    計測項目ごとに異常データを検出する異常データ検出手
    段と、前記複数の計測項目の少なくとも一つに関して前
    記異常データの検出回数が複数回連続したとき、異常状
    態にあると判定する異常判定手段とを備えたことを特徴
    とする油圧エレベータの異常診断装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の計測項目の少なくとも一つに
    関して前記異常データの検出回数が予め定めた規定回数
    を超えたとき、異常状態にあると判定することを特徴と
    する請求項1記載の油圧エレベータの異常診断装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の計測項目が、前記乗かごの起
    動時間、起動時の乗かご反転時間、前記乗かごの加速時
    間、前記乗かごの定常速度、この定常速度の変動状態、
    前記乗かごの減速時間、前記乗かごのドアゾーン進入速
    度、前記乗かごと電動モータとの速度差、前記乗かごの
    着床レベル、前記油圧ポンプから吐出される作動油の圧
    力、前記シリンダ内の作動油の圧力、前記乗かごの開閉
    釦の継続動作時間と回数、および、前記乗かごのセフテ
    ィシュー動作時間と回数のうちの少なくとも一つを含む
    ことを特徴とする請求項1記載の油圧エレベータの異常
    診断装置。
  4. 【請求項4】 前記油圧エレベータを公衆回線を介して
    監視する監視センタにより、前記複数の計測項目ごとの
    異常判定用設定値と、前記予め定めた規定回数とを前記
    公衆回線を介して設定するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の油圧エレベータの異常診断装置。
JP32287896A 1996-12-03 1996-12-03 油圧エレベータの異常診断装置 Pending JPH10167606A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009220996A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの自動診断装置
CN102190227A (zh) * 2010-03-19 2011-09-21 东芝电梯株式会社 电梯的自动诊断装置
JP2018087073A (ja) * 2016-11-29 2018-06-07 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エレベーターのロープ点検支援システム

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