JPH10167675A - カウンタウエイト移動機構 - Google Patents
カウンタウエイト移動機構Info
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- JPH10167675A JPH10167675A JP32554896A JP32554896A JPH10167675A JP H10167675 A JPH10167675 A JP H10167675A JP 32554896 A JP32554896 A JP 32554896A JP 32554896 A JP32554896 A JP 32554896A JP H10167675 A JPH10167675 A JP H10167675A
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Abstract
の後部位置との間で簡単かつ迅速にしかも安定した状態
で移動させることができるとともに、車体走行時の安定
性が損なわれないようにカウンタウエイトを格納でき、
また、カウンタウエイトと他の障害物とが干渉しないよ
うにカウンタウエイトを格納位置と旋回体の後部位置と
に位置させることができるカウンタウエイト移動機構の
提供を目的としている。 【解決手段】本発明のカウンタウエイト移動機構1は、
1つの油圧シリンダ28の伸縮動作に伴う複数のリンク
20〜28の動作によって、格納位置Pに水平状態で載
置されたカウンタウエイト50を垂直状態に変換しなが
ら吊り上げ位置へと移動させる。
Description
の自走式クレーンに備えられるカウンタウエイトを移動
させるためのカウンタウエイト移動機構に関する。
レーンは、ブーム等のクレーン装置が備えられた旋回体
を走行車体に旋回可能に搭載して成る。こうした自走式
クレーンでは、クレーン作業中における車体のバランス
を取ってクレーンの吊上能力を高めるために、旋回体の
後部にカウンタウエイトを取り付けることが一般的に行
なわれている。
レーン作業に必要とされる吊上能力に応じてカウンタウ
エイトの重量を変えられるようにするため、また、走行
時の車体の安定性や軸荷重等に関する車両制限をクリア
するため、カウンタウエイトを旋回体の後部から移動さ
せることができるようになっている。
しては、従来から様々なものが提案されている。その一
例が図7〜図9に示されている。図7のカウンタウエイ
ト移動機構(実公昭49ー5649号公報)は、車体1
02に旋回可能に搭載された旋回体103の後部に突設
されカウンタウエイト119を回転可能に支持するブラ
ケット108と、ウインチ117によって巻き取られ或
いは繰り出されるとともにカウンタウエイト119に設
けられた案内滑車118に掛け渡されたワイヤ107
と、カウンタウエイト119の部位112にその一端が
枢着されロックピン113によってそのスライドが規制
される案内部材111とを備えている。この構成では、
ロックピン113を抜いて案内部材111のスライドを
可能にした状態で、ウインチ117によってワイヤ10
7を繰り出すと、 カウンタウエイト119は、図中実
線で示す格納位置(車体走行時等)から図中二点鎖線で
示す作業位置(クレーン作業時)へと外側に略90度だ
け回転される。
52ー37412号公報)は、ブーム205の伸縮動作
に伴って動作しカウンタウエイト210の第1または第
2の取付部215,216に着脱自在に取り付けられる
ワイヤ220と、旋回体206の後部に設けられたカウ
ンタウエイト取付部211と、カウンタウエイト210
を受けるために車体201上に設けられ案内移動面22
2および支承面223を有する固定台221とを備えて
いる。この構成において、カウンタウエイト210は、
所定のクレーン作業時には、図8の(a)に示すように
旋回体206の後部のカウンタウエイト取付部211に
係合した作業位置に位置される。そして、車体走行等の
ためにカウンタウエイト210を車体201上に格納す
る場合には、まず、固定手段212を解除して、ワイヤ
220をカウンタウエイト210の外側に位置する第2
の取付部216に取り付けるとともに、その状態で、ブ
ーム205を伸長させてカウンタウエイト210を吊り
上げる。この時、カウンタウエイト210はその重心の
移動によって傾斜してカウンタウエイト取付部211か
ら完全に離間するようになる。その状態で、今度は、ブ
ーム205を収縮させると、カウンタウエイト210
は、カウンタウエイト取付部211と干渉することなく
下降して、固定台221の案内移動面222に突き当た
るとともに、案内移動面222に沿って移動し、案内移
動面222の終端で反転して支承面223上に寝かされ
た状態で載置されるようになる(図8の(b)参照)。
3ー75478号公報)は、旋回体302に回動可能に
取り付けられカウンタウエイト303に係合可能なリン
ク311,312と、これらのリンク311,312を
動作させる油圧シリンダ315とを備えている。この構
成では、図9の(a)に示すようにカウンタウエイト3
03が車体301上に載置された状態で、油圧シリンダ
315によってリンク311,312を動作させると、
図9の(b)に示すように、リンク311,312がカ
ウンタウエイト303と係合して、カウンタウエイト3
03がそのままの姿勢で上方に移動され旋回体302の
後部に位置される。
れたカウンタウエイト移動機構は、カウンタウエイト1
19を垂直に起こした縦向き状態で格納し、作業時にカ
ウンタウエイト119を外側に回転させて水平に寝かせ
た横向き突出状態とする。したがって、格納時には、カ
ウンタウエイト119の重心位置が高くなるため、カウ
ンタウエイト119の重量によっては、 走行時におけ
る車体の安定性を確保できなくなる虞がある。また、作
業時には、カウンタウエイト119が旋回体103の後
部から大きく突出するため、作業中に旋回体103を旋
回させた際にカウンタウエイト119が周囲の障害物と
干渉する虞がある。また、カウンタウエイト移動機構を
動作させるために作業者が手動でロックピン113を抜
いて案内部材111のスライドを可能にしなければなら
ないため、カウンタウエイト119の移動に労力を要
し、カウンタウエイト119の移動作業を迅速に行なえ
ないといった不具合がある。
イト移動機構は、カウンタウエイト210を車体上に横
向き状態で格納し、作業時にカウンタウエイト210を
垂直に起こした縦向き状態とする。したがって、格納時
には、カウンタウエイト210の重心位置が低くなり走
行時における車体の安定性が確保されるとともに、作業
時には、カウンタウエイト210が旋回体206の後部
から大きく突出しないため、カウンタウエイト210と
障害物との干渉を防止できる。しかしながら、カウンタ
ウエイト210を移動させるためには、作業者がワイヤ
220をいちいちカウンタウエイト210に取付けなけ
ればならず、また、ロック手段212を手動で解除しな
ければならない。したがって、カウンタウエイト210
の移動に労力を要し、カウンタウエイト210の移動作
業を迅速に行なえないといった不具合がある。また、カ
ウンタウエイト210をワイヤ220のみで移動させる
ため、移動が不安定であり、また、カウンタウエイト2
10を固定台221に衝突させて横向きに寝かせるた
め、車体201が多かれ少なかれ衝撃を受ける。
動機構は、油圧シリンダ315を単に動作させるだけで
リンク311,312によりカウンタウエイト303が
移動されるため、カウンタウエイト303の移動作業を
迅速に行なうことができる。しかしながら、旋回体30
2の後部に位置されたカウンタウエイト303が横向き
に寝かされることなくそのままの姿勢で車体301上に
載置格納されるため、カウンタウエイト303の高さ方
向の寸法が大きい場合には、格納時にカウンタウエイト
303と車体301の上方に位置するブーム等の他の構
成要素とが干渉してしまう虞がある。
であり、その目的とするところは、カウンタウエイトを
車体上の格納位置と旋回体の後部位置との間で簡単かつ
迅速にしかも安定した状態で移動させることができると
ともに、車体走行時の安定性が損なわれないようにカウ
ンタウエイトを格納でき、また、カウンタウエイトと他
の障害物とが干渉しないようにカウンタウエイトを格納
位置と旋回体の後部位置とに位置させることができるカ
ウンタウエイト移動機構を提供することにある。
に、本発明は、自走式クレーンの走行車体上の所定の格
納位置と、前記車体上に旋回可能に取り付けられた旋回
体の後側の吊り上げ位置との間で、カウンタウエイトを
移動させるためのカウンタウエイト移動機構において、
その一端が旋回体の第1の支点に回転可能に連結された
第1のリンクと、その一端が第1のリンクの他端に回転
可能に連結され、その他端が格納位置に載置されたカウ
ンタウエイトの第1の取付部に着脱自在かつ回転可能に
連結される第2のリンクと、第1のリンクを第1の支点
を中心に回転させる1つの油圧シリンダと、その一端が
旋回体の第2の支点に回転可能に連結され、その他端が
カウンタウエイトの第2の取付部に着脱自在かつ回転可
能に取り付けられる第3のリンクと、その両端が第1の
リンクと第3のリンクとにそれぞれ回転可能に連結さ
れ、第3のリンクを第1のリンクと一体に動作させる第
4のリンクとを具備し、前記油圧シリンダの伸縮動作に
伴う前記各リンクの動作によって、格納位置に水平状態
で載置されたカウンタウエイトを垂直状態に変換しなが
ら吊り上げ位置へと移動させることを特徴とする。
本発明の一実施形態について説明する。図1は、走行車
体12上に旋回体10を旋回可能に搭載して成る自走式
クレーンであり、旋回体10の後部側が、カウンタウエ
イト50が格納される車体12上の格納位置Pに向けら
れた状態を示している。図示のように、カウンタウエイ
ト50は、この格納位置Pで、水平に寝かせれた横向き
状態で車体12上に載置される。
に係るカウンタウエイト移動機構1が取り付けられてい
る。カウンタウエイト移動機構1は、複数のリンク20
〜27と、これらのリンク20〜27をロッド28aの
伸縮によって動作させる油圧シリンダ28とからなる。
リンク20〜27は、旋回体10の左右両側にそれぞれ
設けられているが、図1(〜図6)には片側のリンク2
0〜27のみが示されている。なお、図中60は旋回体
10の後部上端に取り付けられたウインチドラムであ
る。また、油圧シリンダ28によって保持されたカウン
タウエイト移動機構1の姿勢が油のリーク等によってく
ずれないように、例えばウインチドラム60の近傍の旋
回体10の部位には、リンク20〜27のうちの1つと
係合してカウンタウエイト移動機構1の姿勢を補助的に
支持する支持機構40が設けられている。
ト移動機構1を構成する最も下側の第1のリンク20
は、その一端が旋回体10の後部に支軸30を介して回
動可能に取り付けられている。第1のリンク20の他端
は、格納位置Pに載置されたカウンタウエイト50に着
脱自在に取り付けられるようになっている。具体的に
は、第1のリンク20の他端に設けられた係合軸部80
が格納位置Pに水平に載置されたカウンタウエイト50
の係合溝51に回転可能( かつ係脱自在)に係合す
る。無論、この点は、旋回体10に対して反対側に位置
する第1のリンク20についても同様である。
リンク22は、その一端が旋回体10の後部に支軸31
を介して回動可能に取り付けられている。この第2のリ
ンク22は、第3のリンク21を介して第1のリンク2
0と連結され、第1のリンク20と一体的に動作するよ
うになっている。この場合、第3のリンク21の一端
は、第2のリンク22の軸部35に回動可能に取り付け
られ、第3のリンク21の他端は支軸34を介して第1
のリンク20に回動可能に取り付けられている。
ンク23がスライド自在に挿通されている。第2のリン
ク22内に位置する第4のリンク23の一端部には切り
欠き62が形成され、この切り欠き62は、第2のリン
ク22の長手方向に対して略垂直に貫通して延びる前記
軸部35と係脱可能に係合するようになっている。一
方、第2のリンク22の他端(自由端)には切り欠き6
1が形成され、第2のリンク22の自由端から突出する
第4のリンク23の部位には切り欠き61と係合可能な
突部60が側方に突出して設けられている。この場合、
突部60は、切り欠き62と軸部35とが係合する位置
で、切り欠き61と係合するようになっている。したが
って、切り欠き62が軸部35と係合し、それに伴っ
て、突部60と切り欠き61とが係合すると、第2のリ
ンク22内への第4のリンク23のスライドが規制され
る。
する第4のリンク23の他端部には、第5のリンク24
が支軸36を介して回動可能に取り付けられている。ま
た、第5のリンク24の端部は、格納位置Pに水平に載
置されたカウンタウエイト50の係合突部52と係脱可
能に係合できるフック部24aとして形成されている。
無論、この点は、旋回体10に対して反対側に位置する
第5のリンク24についても同様である。
4の回動角すなわち第4のリンク23の軸線に対する第
5のリンク24(フック部24a)の傾き角が第4のリ
ンク23のスライドに伴って変化するように、第2のリ
ンク22と第5のリンク24とがワイヤロープ64によ
って接続されている。すなわち、ワイヤロープ64は、
その一端が第5のリンク24のワイヤ固定部65に固定
され、その他端側が支軸36に取り付けられたガイドプ
ーリ79に掛け渡された後に第4のリンク23内を通っ
て第2のリンク22に固着されたワイヤ取付部63に固
定されている。
ンク23が第2のリンク22内に最も引き込まれた図2
の状態でフック部24aが少なくともカウンタウエイト
50の係合突部52に係合し得る角度まで回転するよう
に、その長さが設定されている。なお、この構成におい
て、ワイヤロープ64は、第4のリンク23の突出方向
へのスライドを規制して第4のリンク23が第2のリン
ク22から抜け落ちることも防止し得る。
0が所定の長さに亘って形成されており、この開口70
からは第4のリンク23の途中に設けられた膨大部77
が突出している。また、この膨大部77には支軸37を
介して第6のリンク25の一端部が回動可能に連結され
ている。膨大部77に連結される第6のリンク25の一
端部は、例えば上方に向けて滑らかに湾曲する扇型の係
止体25bとして形成され、係止体25bの下面は滑ら
かなテーパ面73として形成されている。また、テーパ
面73の端部すなわち係止体25bの下端縁には、引掛
部72が下方に突出して設けられている。
材66が固着されている。この係止部材66は、第4の
リンク23のスライドに伴って移動する係止体25bの
テーパ面73を案内するガイド面66aと、第4のリン
ク23の突出方向へのスライドの終端近傍でガイド面6
6aによって案内された係止体25bの引掛部72と噛
み合うことが可能な噛合部66bとを有している。な
お、第4のリンク23のスライド終端近傍での引掛部7
2と噛合部66bとの噛み合いは、第6のリンク25が
第4のリンク23に対して所定の角度をなした段階で行
なわれ、その角度からさらに第6のリンク25が回転し
て第4のリンク23に対して例えば90度の角度をなし
た段階(90度を越えた段階)で解除されるようになっ
ている。
38を介して、油圧シリンダ28の伸縮ロッド28aの
端部が回動可能に連結されている。この場合、油圧シリ
ンダ28は、旋回体10の後部に支軸32を介して回動
可能に連結されており、いわゆるトラニオン型シリンダ
の形態をなしている。
に、所定の長さに亘ってL字型に延出する延出部25a
を有している。そして、第6のリンク25は、後述する
ようにロッド28aの伸長動作により所定の回転状態で
持ち上げられる(図6参照)と、延出部25aが例えば
ウインチドラム60の近傍に位置する旋回体10の所定
の部位88に押し当てられ、その押圧力により第4のリ
ンク23を第2のリンク22内に強制的にスライドさせ
る。
端が回動可能に連結されている。第7のリンク26の他
端には支軸39を介して第8のリンク27の一端が回動
可能に連結されている。また、第8のリンク27の他端
は旋回体10の後部に支軸33を介して回動可能に連結
されている。
合突部52に第5のリンク24のフック部24aが係合
した状態で第1のリンク20の係合軸部80とカウンタ
ウエイト50の係合溝51との回転可能な係合状態を保
持する保持機構95が設けられている。
0に回転可能に取り付けられた第1のリンク部90を有
している。第1のリンク部90は、係合溝51に落ち込
んだ係合軸部80と係合して係合溝51からの係合軸部
80の抜けを防止するストッパ90aを有している。ま
た、第1のリンク部90は、カウンタウエイト50に取
り付けられたバネ92によって、ストッパ90aと係合
軸部80との係合状態が解除される方向に常時引張られ
ている。また、保持機構95は、カウンタウエイト50
に回転可能に取り付けられ且つ係合突部52に係合した
フック部24aによって押圧されて回転する第2のリン
ク部93と、第1のリンク部90と第2のリンク部93
とにその両端が回転可能に接続された第3のリンク部9
1とを有している。
24aがカウンタウエイト50の係合突部52に係合す
ると、第2のリンク部93がフック部24aによって押
されて回動し、これにより、第3のリンク部91がバネ
92の付勢力に抗して第1のリンク部90を回動せし
め、第1のリンク部90のストッパ90aが係合溝51
に落ち込んだ係合軸部80と係合する。これにより、係
合溝51からの係合軸部80の抜けが防止され、係合軸
部80と係合溝51との回転可能な係合状態が保持され
る。
エイト50の係合突部52から外れると、バネ92の復
元力によって第1のリンク部90が引張られて、ストッ
パ90aと係合軸部80との係合状態が解除される。し
たがって、この状態で第1のリンク20を上方に引き上
げれば、係合軸部80は係合溝51から離脱する。
たカウンタウエイト移動機構1の姿勢を補助的に支持す
る支持機構40は、旋回体10に支軸89を介して回転
可能に取り付けられたアーム42と、旋回体10に設け
られたブラケット87に回転可能に取り付けられたエア
シリンダ41とからなる。アーム42の端部にはアーム
42の側方に延びるストッパロッド42aが設けられて
いる。このストッパロッド42aは、ロッド28の伸縮
動作により所定の高さまで持ち上げられた第4のリンク
23(図3および図6参照)の自由端の切り欠き78と
係合することができる。また、アーム42は、図示しな
いバネによって、ストッパロッド42aと第4のリンク
23の切り欠き78とが係合する方向に付勢されてい
る。また、エアシリンダ41の伸縮ロッドは、その伸長
動作によって第4のリンク23の切り欠き78とストッ
パロッド42aとの係合状態を解除することができるよ
うに、アーム42に固定されている。すなわち、エアシ
リンダ41は、その伸縮ロッドを伸長させることによ
り、前記バネの付勢力に抗してアーム42を回動させ
て、第4のリンク23の切り欠き78とストッパロッド
42aとの係合状態を解除することができるようになっ
ている。
構1の動作について説明する。なお、カウンタウエイト
移動機構1を構成する各リンク20〜27の長さの相互
関係およびカウンタウエイト50における係合溝51お
よび係合突部52の位置は、以下に述べる動作を確実に
達成できるように設定されている。
が所定の長さだけ伸長された状態を示している。この
時、第4のリンク23は、ロッド28aと一直線をなす
第6のリンク25を介してロッド28aから力を受け、
第2のリンク22内に最も引き込まれた状態にある。す
なわち、第4のリンク23の切り欠き62と第2のリン
ク22の軸部35とが係合し、第4のリンク23の突部
60と第2のリンク22の切り欠き61とが係合してい
る。また、これに伴って、第5のリンク24のフック部
24aは車体12上の格納位置Pに水平に位置決めされ
たカウンタウエイト50の係合突部52に完全に係合
し、また、第1のリンク20の係合軸部80もカウンタ
ウエイト50の係合溝51に係合した状態にある。一
方、フック部24aによって動作する保持機構95は、
その第1のリンク部90のストッパ90aが係合軸部8
0と係合し、係合軸部80と係合溝51との回転可能な
係合状態を保持している。さらに、この状態では、第7
のリンク26と第8のリンク27とが互いに角度をなし
て下側に「く」の字状に開いた折れ曲がり状態となって
いる。
ロッド28aを収縮していくと、第7および第8のリン
ク26,27が折れ畳まれ、第6のリンク25がロッド
28aと直線状態を保ちながら上昇していく。これによ
って、第4のリンク23が持ち上げられ、第4のリンク
23と係合状態にある第2のリンク22および第5のリ
ンク24が上昇し、また、第3のリンク21を介して第
2のリンク22と連結された第1のリンク20も上昇す
る。したがって、カウンタウエイト50が、第2のリン
ク20とフック部24aとによって2点支持された状態
で、上方へと持ち上げられる。
のリンク23の上昇に伴って第4のリンク23に対して
回動し、カウンタウエイト50を係合軸部80を中心に
回転させながら徐々に垂直方向に向けて起こしていく。
この場合、第1および第2のリンク20,22に対する
第3のリンク21の連結状態によって、すなわち、支軸
30,31,34,35を4つの支点とする4節リンク
の作用によって、第1のリンク20と第2のリンク22
との回転移動量が異なるため、カウンタウエイト50
は、図3に示すロッド28aの例えば最収縮状態で、垂
直に起こされた縦向きの状態へと変換されて吊り上げ位
置Qまで吊り上げられる。
は、油圧シリンダ28の動作によって一体で回転する第
1のリンク20と第2のリンク22の回転量に差をもた
せるとともに、この回転量の差を第5のリンク24の回
転によって調整(補正)することによって、カウンタウ
エイト50を水平状態(図2の状態)から垂直状態(図
3の状態)へと容易に変換して格納位置Pから吊り上げ
位置Qへと移動させることができる。
縮動作を固定すれば、支軸31,37,38(32)を
頂点とする三角形が固定連鎖の形態をなすため、カウン
タウエイト移動機構1の姿勢が保持される。したがっ
て、カウンタウエイト50を吊り上げ位置Qで垂直状態
に保持することができる。また、カウンタウエイト移動
機構1の姿勢が油圧シリンダ28における油の膨縮やリ
ーク等によってくずれないように、エアシリンダ41を
伸縮させてストッパロッド42aを第4のリンク23の
切り欠き78に係合させれば、カウンタウエイト50の
垂直吊り上げ状態は確実に保持される。
させていくと、カウンタウエイト移動機構1は前述した
動作と逆の動作により図2の状態となる。この場合、カ
ウンタウエイト50は、その重心の移動によって、それ
自身、フック部24aに支えられながら係合軸部80を
中心に回転して水平状態で格納位置Pに載置される。
格納位置Pに載置され、これによって、リンク20,2
2の下側への回動が規制された状態にあるため、この状
態からロッド28aをさらに伸長させていくと、図4に
示すように、第6のリンク25を介して第4のリンク2
3が第2のリンク22から突出するようにスライドし始
める。これにより、フック部24aと係合突部52との
係合が解除される(したがって、 係合軸部80と保持
機構95のストッパ90aとの係合も解除される)とと
もに、これとほぼ同時期に、図5に示すように、ワイヤ
ロープ64の作用によりフック部24aが係合突部52
から上方に離間するように回動し、第7のリンク26と
第8のリンク27とが一直線となる。なお、この時、係
止部材66のガイド面66aに沿って案内されてきた係
止体25bの引掛部72が係止部材66の噛合部66b
と対応する位置まで移動する。
一直線となった状態で、さらにロッド28aを伸長させ
ていくと、支軸32,33,38を頂点とする三角形が
上昇し始めるため、これに伴って、第6のリンク25が
持ち上げられる。この時、第6のリンク25は、第6の
リンク25によって支えられている下側のリンク20,
21,22,23,24の重量によって、支軸37を中
心に図中時計回りに回転し始める。これにより、引掛部
72が噛合部66bと係合する。そのため、第2のリン
ク22内への第4のリンク23のスライドが規制され、
したがって、係合突部52から上側に離間したフック部
24aの回動状態が保持され、フック24aと係合突部
52とが再び係合することが防止される。
ク27とが一直線となった状態でロッド28aを伸長さ
せると、カウンタウエイト50が格納位置Pに残された
まま、第6のリンク25によってこれに吊り下がった下
側のリンク20,21,22,23,24が上昇するこ
ととなる。
aの伸長によって上昇しつつ、下側に吊り下がったリン
ク20,21,22,23,24の重量によって支軸3
7を中心に時計回りの回転を続けるが、第6のリンク2
5が第4のリンク23に対して例えば90度回転した段
階で、引掛部72と噛合部66bとの係合が解除され
る。したがって、第2のリンク22内への第4のリンク
23のスライドが可能となる。
のリンク25はその後も回転をし続けながら下側のリン
ク20,21,22,23,24を持ち上げて上昇する
が、第6のリンク25の延出部25aがウインチドラム
60の近傍に位置する旋回体10の所定の部位88に当
接すると、その押圧力によって第4のリンク23が第2
のリンク22内に強制的に終端までスライドされる。こ
の状態が図6であり、カウンタウエイト移動機構1は旋
回体10の後部にコンパクトに格納される。この状態
で、ロッド28の伸縮動作を固定すれば、支軸32,3
3,38を頂点とする三角形が固定連鎖の形態をなすた
め、カウンタウエイト移動機構1の姿勢が保持される。
なお、この時、エアシリンダ41を伸縮させてストッパ
ロッド42aを第4のリンク23の切り欠き78に係合
させれば、カウンタウエイト移動機構1はこの格納位置
で確実に保持される。また、第2のリンク22内への第
4のリンク23のスライドによってワイヤロープ64が
緩むため、フック部24aは下側に垂れた状態となる。
させれば、リンク20〜27は、前述した動作と逆の動
作を辿って、すなわち、図5および図4の状態を経て、
図2の状態となり、格納位置Pにあるカンタウエイト5
0を掴んで再びこれを旋回体10の後部に垂直状態で移
動させることができる(図3参照)。
エイト50の底面と車体12の支持面とを凹凸係合させ
て、カウンタウエイト50を格納位置Pで位置決めする
ようにしても良い。また、カウンタウエイト50とブー
ムとを凹凸係合させることにより、ブームをその格納位
置で安定に保持させるようにしても良い。すなわち、カ
ウンタウエイト50をブームレストとして使用するとと
もに、車体12とブームとによってカウンタウエイト5
0を挟み込んでカウンタウエイト50を固定するように
しても良い。
タウエイト移動機構1は、1本の油圧シリンダ28を所
定の伸長状態から単に収縮させるだけで、旋回体10の
後部に格納された状態から移動して、車体12上の格納
位置Pに載置された水平状態のカウンタウエイト50を
吊り上げ、これを旋回体10の後部の所定の位置へと移
動させて垂直状態とすることができる。すなわち、カウ
ンタウエイト移動機構1は、油圧シリンダ28のロッド
28aの片方の行程のみで、カウンタウエイト50を旋
回体10の後部の作業位置と車体12上の格納位置Pと
の間でその姿勢を略90度回転させながら移動させ、し
かも、それ自身が旋回体10の後部の所定位置に格納さ
れる。したがって、コンパクトな構成および動作で、カ
ウンタウエイト50の移動を、簡単かつ迅速に、しかも
安定した状態で行なうことができる。
機構1は、カウンタウエイト50を車体12上に横向き
の水平状態で格納できるため、車体12の走行時に、カ
ウンタウエイト50の重心位置を低くして車体12の安
定性を確保できるとともに、カウンタウエイト50の高
さ方向の寸法が大きい場合でも車体12の上方に位置す
るブーム等の他の構成要素とカウンタウエイト50との
干渉を防止することができる。
機構1は、カウンタウエイト50を垂直に起こした縦向
き状態で旋回体10の後部に位置させることができるた
め、カウンタウエイト50を旋回体10の後部から大き
く突出させないで済む。したがって、カウンタウエイト
50と障害物との干渉を防止できる。
ウエイト移動機構によれば、カウンタウエイトを車体上
の格納位置と旋回体の後部位置との間で簡単かつ迅速に
しかも安定した状態で移動させることができるととも
に、車体走行時の安定性が損なわれないようにカウンタ
ウエイトを格納でき、また、カウンタウエイトと他の障
害物とが干渉しないようにカウンタウエイトを格納位置
と旋回体の後部位置とに位置させることができる。
動機構の全体を示す側面図である。
平状態のカウンタウエイトと係合した状態を示す側面図
である。
ンタウエイトを垂直状態で旋回体の後部に位置させた状
態を示す側面図である。
平状態のカウンタウエイトとの係合状態が解除された状
態を示す側面図である。
除されたカウンタウエイト移動機構が持ち上げられた状
態を示す側面図である。
部に格納された状態を示す側面図である。
示す図である。
示す図である。
示す図である。
に、本発明は、自走式クレーンの走行車体上の所定の格
納位置と、前記車体上に旋回可能に取り付けられた旋回
体の後側の吊り上げ位置との間で、カウンタウエイトを
移動させるためのカウンタウエイト移動機構において、
その一端が旋回体の第1の支点に回転可能に連結され、
その他端がカウンタウエイトの第1の取付部に着脱自在
かつ回転可能に取り付けられる第1のリンクと、その一
端が旋回体の第2の支点に回転可能に連結された第2の
リンクと、第2のリンクを第2の支点を中心に回転させ
る1つの油圧シリンダと、その両端が第1のリンクと第
2のリンクとにそれぞれ回転可能に連結され、第1のリ
ンクを第2のリンクと一体に動作させる第3のリンク
と、その一端が第2のリンクの他端に回転可能に連結さ
れ、その他端が格納位置に載置されたカウンタウエイト
の第2の取付部に着脱自在かつ回転可能に連結される第
4のリンクとを具備し、前記油圧シリンダの伸縮動作に
伴う前記各リンクの動作によって、格納位置に水平状態
で載置されたカウンタウエイトを垂直状態に変換しなが
ら吊り上げ位置へと移動させることを特徴とする。
Claims (2)
- 【請求項1】 自走式クレーンの走行車体上の所定の格
納位置と、前記車体上に旋回可能に取り付けられた旋回
体の後側の吊り上げ位置との間で、カウンタウエイトを
移動させるためのカウンタウエイト移動機構において、 その一端が旋回体の第1の支点に回転可能に連結された
第1のリンクと、 その一端が第1のリンクの他端に回転可能に連結され、
その他端が格納位置に載置されたカウンタウエイトの第
1の取付部に着脱自在かつ回転可能に連結される第2の
リンクと、 第1のリンクを第1の支点を中心に回転させる1つの油
圧シリンダと、 その一端が旋回体の第2の支点に回転可能に連結され、
その他端がカウンタウエイトの第2の取付部に着脱自在
かつ回転可能に取り付けられる第3のリンクと、 その
両端が第1のリンクと第3のリンクとにそれぞれ回転可
能に連結され、第3のリンクを第1のリンクと一体に動
作させる第4のリンクと、 を具備し、 前記油圧シリンダの伸縮動作に伴う前記各リンクの動作
によって、格納位置に水平状態で載置されたカウンタウ
エイトを垂直状態に変換しながら吊り上げ位置へと移動
させることを特徴とするカウンタウエイト移動機構。 - 【請求項2】 第1の支点を中心として回転する第1の
リンクの回転量と第2の支点を中心として回転する第3
のリンクの回転量とに差をもたせるように第4のリンク
が第1および第3のリンクに連結され、第1のリンクと
第3のリンクとの回転量の差を第2のリンクの回転によ
って調整することにより、格納位置に水平状態で載置さ
れたカウンタウエイトを垂直状態に変換しながら吊り上
げ位置へと移動させることを特徴とする請求項1に記載
のカウンタウエイト移動機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32554896A JP3634095B2 (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | カウンタウエイト移動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32554896A JP3634095B2 (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | カウンタウエイト移動機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10167675A true JPH10167675A (ja) | 1998-06-23 |
| JP3634095B2 JP3634095B2 (ja) | 2005-03-30 |
Family
ID=18178127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32554896A Expired - Fee Related JP3634095B2 (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | カウンタウエイト移動機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3634095B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020050324A (ko) * | 2000-12-21 | 2002-06-27 | 김형벽ㅂ | 유압에 의한 지게차 카운터웨이트 이송 시스템 |
| AT500240A1 (de) * | 2004-02-25 | 2005-11-15 | Stummer Guenter | Hydraulische schwenkvorrichtung |
| CN109989445A (zh) * | 2019-04-24 | 2019-07-09 | 浙江顺得机械有限公司 | 一种挖掘机配重结构 |
| CN111039196A (zh) * | 2019-12-26 | 2020-04-21 | 沈阳建筑大学 | 动臂塔式起重机剪叉组合式移动配重装置及其使用方法 |
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| CN116199102A (zh) * | 2023-05-04 | 2023-06-02 | 河南巨人起重机集团有限公司 | 一种起重机的吊钩结构 |
| CN119098939A (zh) * | 2024-11-04 | 2024-12-10 | 扬州智讯智能设备有限公司 | 一种对称可伸缩式机械臂 |
-
1996
- 1996-12-05 JP JP32554896A patent/JP3634095B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN112550754B (zh) * | 2020-12-24 | 2022-06-07 | 芜湖中科飞机制造有限公司 | 一种小型飞机装配用的尾部托坠平衡装置 |
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| CN119098939A (zh) * | 2024-11-04 | 2024-12-10 | 扬州智讯智能设备有限公司 | 一种对称可伸缩式机械臂 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3634095B2 (ja) | 2005-03-30 |
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