JPH0582981U - 多段ジブ付きクレーン - Google Patents

多段ジブ付きクレーン

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JPH0582981U
JPH0582981U JP2279892U JP2279892U JPH0582981U JP H0582981 U JPH0582981 U JP H0582981U JP 2279892 U JP2279892 U JP 2279892U JP 2279892 U JP2279892 U JP 2279892U JP H0582981 U JPH0582981 U JP H0582981U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多段ジブ付きクレーンにおいて、多段ジブ3
の伸縮ストロークを大きくとることができるようにした
ものであっても、多段ジブと主フック5とが接触しない
ようにして該多段ジブ又は主フックを保護でき、さらに
内側ジブ41の外側ジブ31に対する伸長・固定作業を
簡単に且つ安全に行えるようにする。 【構成】 多段ジブ3の最縮小状態において内側ジブ4
1の基端部42が外側ジブ31の主フック経過空間35
内に位置するようにし、内側ジブ41の先端部寄り適所
と基端ブーム11の間に、多段ジブ3の下抱き格納状態
において、内側ジブ41が基端ブーム11に対してブー
ム左右方向に揺動するのを許容する状態で連結する連結
手段8を設け、外側ジブ31と内側ジブ41間に、内側
ジブ41の基端部42が主フック経過空間35内に位置
しない中間伸長位置で内側ジブ41を外側ジブ31に固
定する固定手段9を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、伸縮ブームの先端部に、外側ジブ内に内側ジブを伸縮自在に嵌挿し てなる多段ジブを、伸縮ブーム下面側の下抱き格納位置とブーム前方の前方張り 出し位置との間で上下方向に回動せしめ得るようにした多段ジブ付きクレーンに 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5及び図6には、従来の多段ジブ付きクレーンが示されている。この従来の 多段ジブ付きクレーンでは、伸縮ブーム1の先端部(先端ブーム21の先端部) 23に、多段ジブ3を伸縮ブーム下面側の下抱き格納位置とブーム前方の前方張 り出し位置との間で上下方向に回動し得る如く装着している。多段ジブ3は、外 側ジブ31内に内側ジブ41を伸縮自在に嵌挿して構成されている。内側ジブ4 1は、外側ジブ31に対して最縮小位置と最伸長位置とでそれぞれピン固定され る。即ち、外側ジブ31の先端部に設けたピン穴38と内側ジブ41の先端部寄 りに設けたピン穴48とをピン30で連結したときに、多段ジブ3が最縮小状態 となり、又該外側ジブ31のピン穴38と内側ジブ41の基端部寄りに設けたピ ン穴46とをピン30で連結したときに、多段ジブ3が最伸長状態となり、その 最縮小状態から最伸長状態までの伸縮ストロークは符号Nの範囲となる。又、外 側ジブ31の基端部32には、左右2つの脚部34,34が設けられており、該 各脚部34,34の基端部をそれぞれ先端ブーム先端部23の左右両側部にある 軸24,24に着脱自在に連結し得るようになっている。尚、この多段ジブ付き クレーンでは、基端ブーム11の基端部寄り下面に起伏シリンダ2の一端が連結 されている関係上、多段ジブ3の下抱き格納状態においては図6に示すように多 段ジブ3の先端側がブーム左右方向の一側に変位した姿勢で格納される。又、こ の多段ジブ3は、不使用時には外側ジブ31が基端ブーム11に対して前後2箇 所(符号17と18部分)で固定されるとともに、該外側ジブ31の基端部32 が軸24,24から分離される。
【0003】 他方、先端ブーム21の先端部23には、主フック5が吊下げられている。又 、多段ジブ3の外側ジブ31の基端部32側には、内側ジブ41が最縮小した状 態において、最巻上げされた主フック5を経過せしめ得る主フック経過空間35 が形成されている。即ち、この主フック経過空間35は、図5及び図6に示すよ うに、左右の脚部34,34を枢支している軸24の位置から最縮小状態にある 内側ジブ41の基端部42までの長さLを該軸24の位置から最巻上げ状態にあ る主フック5の下端までの長さMよりやや長くして形成しており、多段ジブ3が 符号3′で示すように伸縮ブーム1の下面側を上下方向に回動するときに、主フ ック5が該主フック経過空間35内を経過し得るようにしている。
【0004】 又、公知のこの種の多段ジブ付きクレーンの中には、図7及び図8(実公平3 ー52794号公報)に示すようなものが知られている。この図7及び図8に示 す公知の多段ジブ付きクレーンでは、内側ジブ41の最縮小状態において、該内 側ジブ41の基端部42が多段ジブ3の基端部側に設けられる主フック経過空間 35内に位置している。そして、多段ジブ3を下抱き格納位置から前方張り出し 位置まで回動させる際には、多段ジブ3を下抱き格納位置から図7に示すように 鉛直姿勢に吊下げた状態で、内側ジブ41をワイヤー62によって支持しながら 図8に示す中間伸長状態まで伸長させた後、外側ジブ31先端部のピン穴38と 内側ジブ41の中間部に位置するピン穴47とにピン30を差し込んで両者(外 側ジブと内側ジブ)を固定し(この状態では外側ジブ31の基端部側に主フック 経過空間35が確保される)、この状態で該多段ジブ3を前方に回動させること によって行われる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、図5及び図6に示す従来の多段ジブ付きクレーンでは、多段ジブ3 の基端部側に主フック経過空間35を形成するにあたり、内側ジブ41の最縮小 状態においても内側ジブ41の基端部42が該主フック経過空間35内に位置し ないように該内側ジブ41の長さを短くしているので、内側ジブ41の外側ジブ 31に対する伸縮ストロークNが短くなり、クレーン作業範囲が小さくなるとい う問題があった。
【0006】 又、図7及び図8に示す公知の多段ジブ付きクレーンでは、内側ジブ41の伸 縮ストロークは長くできるものの、外側ジブ31の基端部に主フック経過空間3 5を形成するに際して、最縮小状態にある多段ジブ3を下抱き格納位置から鉛直 姿勢まで回動させ、その状態で内側ジブ41を伸長させることによって行うよう になっているので、内側ジブ41の基端部42が主フック5と摺接して該内側ジ ブ基端部42又は主フック5が傷つくという問題があり、又多段ジブ3を吊下げ 状態から内側ジブ41をウインチ6によるワイヤー62の巻上げ・巻下げ操作に よって伸縮させて、外側ジブ31側のピン穴38に内側ジブ41の中間部のピン 穴47を位置合わせさせなければならず、その位置合わせ作業が面倒で且つその 作業に危険性が伴うという問題があり、さらにその穴合わせ位置が内側ジブ41 が伸長している分だけ高位置となってピン差し込み作業に、はしご等を使用して 行う必要があるという問題があった。
【0007】 本考案は、上記した諸問題に鑑み、多段ジブ付きクレーンにおいて、多段ジブ の伸縮ストロークを大きくとることができ、しかもそのように多段ジブの伸縮ス トロークを大きくとることができるようにしたものであっても、多段ジブと主フ ックとが接触しないようにして該多段ジブ又は主フックを保護でき、さらに内側 ジブの外側ジブに対する伸長・固定作業を簡単に行えるようにすることを目的と するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、2本以上のブームを伸縮自在に嵌挿してなる伸縮ブームと、該伸縮 ブームの先端ブームの先端部から巻上げ・巻下げ自在に吊下げた主フックと、外 側ジブ内に内側ジブを伸縮自在に嵌挿してなる多段ジブとを備え、さらに前記外 側ジブの基端部側に、前記主フックを経過せしめ得る主フック経過空間を設けた 状態で左右2つの脚部を設け、該各脚部の基端部をそれぞれ前記先端ブーム先端 部の左右両側部に枢着して、前記多段ジブが前記伸縮ブームの下面側に格納され る下抱き格納位置と先端ブーム先端部の前方に突出する前方張り出し位置との間 で上下方向に回動し得る如くし、しかも前記多段ジブが下抱き格納位置にあると きに、該多段ジブが伸縮ブームに対して平面視において非平行状態となる如くし た多段ジブ付きクレーンにおいて、前記多段ジブは、該多段ジブの最縮小状態に おいて前記内側ジブの基端部が前記外側ジブの前記主フック経過空間内に位置す るように構成するとともに、前記内側ジブの先端部寄り適所と前記基端ブームの 間に、前記多段ジブの下抱き格納状態において、連結・分離自在で且つ該内側ジ ブがブーム伸長方向に移動するのを禁止ししかも該内側ジブが基端ブームに対し てブーム左右方向に揺動するのを許容する状態で連結する連結手段を設け、さら に前記外側ジブと前記内側ジブ間に、該内側ジブの基端部が前記主フック経過空 間内に位置しない中間伸長位置で前記内側ジブを前記外側ジブに固定する固定手 段を設けたことを特徴としている。
【0009】
【作用】
本考案の多段ジブ付きクレーンでは、多段ジブの最縮小状態において内側ジブ の基端部が外側ジブ側の主フック経過空間内に位置するようにしているので、多 段ジブの伸縮ストロークを大きくとれる。
【0010】 又、多段ジブを下抱き格納状態から前方に張り出す際には、外側ジブの基端部 (各脚部の基端部)を先端ブーム先端部に枢着し、且つ内側ジブの先端部寄り適 所と基端ブームとを連結手段で連結し、しかも内側ジブを伸縮自在とした状態で 、伸縮ブームを伸長させることによって多段ジブを中間伸長状態まで伸長させて 、固定手段により内側ジブと外側ジブとを中間伸長位置で固定する。尚、固定手 段による外側ジブと内側ジブとの固定作業は、伸縮ブームをほぼ水平姿勢まで倒 した状態で行え、このように伸縮ブームを水平姿勢まで倒した状態で行うと、上 記固定手段の操作位置が低くなって該固定手段を操作するのに、はしご等が不要 となる。又、このとき(伸縮ブームの伸長時)、多段ジブは伸縮ブームの下面側 において該伸縮ブームとは非平行状態にあるため、伸縮ブームが伸長することに よって該伸縮ブームと多段ジブとのなす角度が変化するようになるが、内側ジブ の先端部寄り適所と基端ブームとを連結している連結手段は、内側ジブが基端ブ ームに対してブーム左右方向に揺動し得るように構成しているので、伸縮ブーム および多段ジブを支障なく伸長させることができる。又、多段ジブが中間伸長位 置まで伸長した状態では、外側ジブの基端部側に主フックを経過せしめ得る主フ ック経過空間が形成されている。このように、多段ジブを伸縮ブームの下面側に おいて2点支持した状態(揺動しない状態)で、該多段ジブを伸長させるように すると、主フック経過空間の形成作業が安全に行えるとともに固定手段による外 側ジブと内側ジブとの固定作業がし易くなる。そして、次にウインチから繰り出 されたワイヤーによって多段ジブを支持した後、上記連結手段の連結を解除し、 伸縮ブームを適宜角度だけ立ち起こした状態で該ワイヤーを緩めることにより、 多段ジブを鉛直姿勢まで下方に回動させることができ、続いてワイヤーを多段ジ ブ側につけかえてウインチにより鉛直姿勢にある多段ジブを前方に回動させれば よい。尚、多段ジブを前方張り出し位置から下抱き格納位置に格納するには、上 記とは逆順序で行えばよい。
【0011】
【考案の効果】
本考案の多段ジブ付きクレーンによれば、多段ジブの最縮小状態において内側 ジブの基端部が外側ジブの主フック経過空間内に位置するようにしているので、 内側ジブの伸縮ストロークを大きくできて、それだけクレーン作業範囲を大きく できる。又、最縮小状態にある多段ジブから、外側ジブの基端部側に主フック経 過空間を形成する場合に、外側ジブの基端部を先端ブーム先端部に連結し且つ内 側ジブの先端部を基端ブームに連結した状態(即ち、2点支持した状態)で、伸 縮ブームを伸長させることによって行えるようにしているので、その主フック経 過空間の形成作業が安全に行える。しかもその際、伸縮ブームをほぼ水平姿勢に した状態(即ち、低位置)で固定手段を操作し得るので、その作業に、はしご等 が不要となり、さらに多段ジブが揺動しない状態で固定手段を操作し得るので該 固定手段の取り扱いが容易となる。又、多段ジブの下抱き格納状態において、内 側ジブの先端部寄り適所と基端ブームとを、内側ジブが基端ブームに対してブー ム左右方向に揺動し得る状態で連結しているので、多段ジブが伸縮ブームに対し て非平行状態で格納されるようにしたものであっても、多段ジブを伸縮ブームの 下面側に格納した状態で上記主フック経過空間の形成操作を支障なく行えるとい う効果がある。
【0012】
【実施例】
図1から図4を参照して本考案の実施例を説明すると、この実施例の多段ジブ 付きクレーンは、例えば車両搭載用として使用されるもので、旋回台A上に起伏 自在に枢着された伸縮ブーム1と、該伸縮ブーム1を起伏せしめる起伏シリンダ 2と、ウインチ4によって巻上げ・巻下げ操作される主フック5と、伸縮ブーム 1の先端部に着脱自在に装着される多段ジブ3とを備えている。
【0013】 伸縮ブーム1は、図示例では基端ブーム11と先端ブーム21とからなる2段 伸縮式のものが採用されている。尚、他の実施例では、伸縮ブーム1を構成する ブームの本数は3本以上でもよい。
【0014】 起伏シリンダ2の先端側は、基端ブーム11のやや基端部寄り下面の幅方向中 央部に連結されている。尚、大型のクレーン車では、左右2本の起伏シリンダを 備えたものもあるが、その場合も起伏シリンダの先端部は基端ブーム11の下面 に連結される。
【0015】 主フック5は、先端ブーム21の先端部23から吊下げられている。
【0016】 多段ジブ3は、外側ジブ31と該外側ジブ31内に伸縮自在に嵌挿された内側 ジブ41とで構成されている。
【0017】 外側ジブ31の基端部32側には、左右2本の脚部34,34が突出形成され ている。この各脚部34,34間には主フック5を経過せしめ得る主フック経過 空間35が形成されている。又、外側ジブ31の先端部33には、該外側ジブ3 1と内側ジブ41とを固定するための固定手段9の一部となるピン穴38が形成 されている。
【0018】 内側ジブ41は、図示例では外側ジブ31とほぼ同長さを有している。又、内 側ジブ41には、その基端部42寄り位置と中間部と先端部43寄り位置の3箇 所にそれぞれピン穴46,47,48が形成されている。この各ピン穴46〜4 8は、それぞれ外側ジブ31側のピン穴38に重合し得るもので、基端部寄りピ ン穴46は内側ジブ41が最伸長したときに外側ジブ31側のピン穴38に重合 し、中間部ピン穴47は内側ジブ41が中間伸長したときに該外側ジブ31側の ピン穴38に重合し、さらに先端部ピン穴48は内側ジブ41が最縮小したとき に外側ジブ31側のピン穴38に重合するようになっている。そして、該両ピン 穴にピン30を差し込むことによって外側ジブ31と内側ジブ41とを所定の伸 縮位置で固定し得るようになっている。尚、この実施例では、外側ジブ31側の ピン穴38と、内側ジブ41側の中間部ピン穴47と、両ピン穴に差し込まれる ピン30とで請求範囲中の固定手段9を構成している。
【0019】 この多段ジブ3は、外側ジブ31の各脚部34,34の基端部を先端ブーム2 1の先端部23の左右両側部にそれぞれ外向きに突出させた軸24,24に着脱 自在で且つ上下回動自在に連結することによって、伸縮ブーム1の下面側に格納 される下抱き格納位置とブーム前方に突出する前方張り出し位置との間で回動し 得るように装着されている。各脚部34,34の基端部と各軸24,24とは、 多段ジブ3が伸縮ブーム1に対してブーム左右方向に若干角度だけ揺動し得る状 態で連結されている。
【0020】 多段ジブ3の下抱き格納状態においては、基端ブーム11の下面に起伏シリン ダ2の先端部が連結されている関係上、該多段ジブ3が伸縮ブーム1に対して非 平行状態(多段ジブ3の先端側がブーム左右方向の一側に変位している)で格納 される。
【0021】 又、多段ジブ3の下抱き格納状態において、図1及び図2に示すように内側ジ ブ41が最縮小している状態(符号38と48の各ピン穴にピン30が差し込ま れている)では、該内側ジブ41の基端部42が主フック経過空間35内にかな りの長さだけ入り込むようになり、又図4に示すように該内側ジブ41の中間伸 長状態(符号38と47の各ピン穴にピン30が差し込まれている)では、内側 ジブ41の基端部42が主フック経過空間35外に位置するようになっている。 即ち、内側ジブ41の中間伸長状態では、内側ジブ41の基端部42と多段ジブ 回動用の軸24までの長さ(図4のL1の長さ)が、該軸24から最巻上げ状態 にある主フック5の下端までの長さ(図4のM1の長さ)よりやや長くなるよう に設計している。
【0022】 さらに多段ジブ3は、内側ジブ41の先端部ピン穴48が外側ジブ31のピン 穴38に重合する位置から該内側ジブ41の基端部ピン穴46が該外側ジブ31 のピン穴38に重合するまでの長範囲N1内で伸縮し得るようになっている。即 ち、最縮小状態において内側ジブ41の基端部が主フック経過空間35内に入り 込んでいる分だけ内側ジブ41の伸縮ストロークを大きくすることができるよう になっている。
【0023】 この多段ジブ付きクレーンでは、多段ジブ3の不使用時には、外側ジブ31の 基端部32(脚部34,34の基端部)が先端ブーム先端部23の軸24,24 から分離されて多段ジブ3全体が基端ブーム11に支持される。即ち、外側ジブ 31の基端部32が固定手段10で固定されるとともに内側ジブ41の先端部4 3が連結手段8によって連結されている。
【0024】 内側ジブ41の先端部43を連結している連結手段8は、図3に示すように基 端ブーム11側に設けたブラケット81の穴82と、内側ジブ先端部43に設け たブラケット83の穴84とにピン85を挿入することによって行われる。又、 該両穴82,84にピン85を挿入した状態(内側ジブ先端部43を基端ブーム 11に連結した状態)においては、該内側ジブ41が基端ブーム11に対してブ ーム左右方向に揺動し得るようになつている。
【0025】 図示の多段ジブ付きクレーンにおいては、多段ジブ3の不使用時には外側ジブ 31の各脚部34,34が各軸24,24から分離されるとともに、固定手段1 0と連結手段8とによって多段ジブ3が基端ブーム11に支持されて格納姿勢に ある。そして、多段ジブ3の格納姿勢から、該多段ジブ3を使用位置、即ち前方 張り出し位置に装着するには、主フック5を最巻上げした状態で、まず各脚部3 4,34の基端部を先端ブーム先端部23の各軸24,24に連結し、外側ジブ 31と基端ブーム11との固定手段10の固定を解除する。尚、このとき、内側 ジブ41の先端部43と基端ブーム11とは連結手段8で連結されている。そし て、固定手段9のピン30を抜き外し、伸縮ブーム1をゆっくり伸長させて外側 ジブ先端部33のピン穴38を内側ジブ41側の中間部ピン穴47に重合させ、 該両ピン穴38,47にピン30を差し込んで外側ジブ31と内側ジブ41とを 固定する。この状態では、図4に実線図示する如く、軸24から内側ジブ41の 基端部42までの長さL1が該軸24から主フック5の下端までの長さM1よりや や長くなっており、外側ジブ31の基端部に主フック5を経過させ得る主フック 経過空間35が形成されるようになる。この状態で、もう1つのウインチ6から 繰り出されたワイヤー62を先端ブーム先端部23の各シーブ63,64及び内 側ジブ先端部43のシーブ65に掛け回してそのワイヤー先端を基端ブーム11 に固定して、該ワイヤー62で多段ジブ3を支持し、その後、連結手段8のピン 85を符号85′で示すように抜き外し、且つ伸縮ブーム1を内側ジブ先端部4 3のブラケット83が基端ブーム11側のブラケット81から外れるまで伸長さ せ、続いてウインチ6をゆっくり巻戻して多段ジブ3を図4において鎖線3′で 示すようにその自重により鉛直姿勢まで下方に回動させる。このとき、伸縮ブー ム1は所定角度だけ立ち起こして行う。次に、図8に示す公知例と同様に、ワイ ヤー62の先端を基端ブーム11側から多段ジブ3の先端部につけ変えた後、ウ インチ6を巻上げると、多段ジブ3を前方張り出し位置まで回動させることがで きる。その後、図示しないテンション装置により、多段ジブ3を前方張り出し位 置で支持すれば、多段ジブ3の前方張り出し操作は完了する。尚、前方張り出し 位置にある多段ジブ3を下抱き格納位置まで戻すには、上記と逆順序で行えばよ い。
【0026】 このように、図示の多段ジブ付きクレーンによれば、内側ジブ41の伸縮スト ロークを大きくでき、しかもそのように内側ジブの伸縮ストロークを大きくした ものであっても、多段ジブ3の前方張り出し操作時あるいは下抱き格納操作時に おける外側ジブ31と内側ジブ41との固定手段9の着脱操作時に、多段ジブ3 を基端ブーム11の下面に沿って2点支持した状態で行えるので、該固定手段9 の着脱操作が簡単となり、さらにその着脱操作を安全に行える。又、該固定手段 9の着脱操作を、伸縮ブーム1をほぼ水平姿勢まで倒した状態、即ち低位置で行 えるので、その着脱操作時に、はしご等が不要となる。さらに、内側ジブ先端部 43と基端ブーム11との間の連結手段8を、該多段ジブ3が伸縮ブーム1に対 してブーム左右方向に揺動自在なる如く連結しているので、多段ジブ3を伸縮ブ ーム1の下面側に格納した状態のままで、多段ジブ3の基端部側に主フック経過 空間35を支障なく形成することができる。
【0027】 尚、他の実施例では、多段ジブ3の格納状態から、基端ブーム11の基端部3 2に主フック経過空間35を形成するに際して、次のようにして行うことができ る。即ち、多段ジブ3側に、外側ジブ31と内側ジブ41とを伸縮せしめる伸縮 機構を備え、且つ多段ジブ3の格納状態では、内側ジブ41の基端部42寄り位 置を基端ブーム11に着脱自在に固定する一方で、連結手段8により内側ジブ4 1の先端部43を基端ブーム11に連結しておく。この状態では、外側ジブ31 が内側ジブ41に対して、主フック経過空間35を形成するのに必要な長さは伸 縮し得るようになっている。そして、上記主フック経過空間35を形成するには 、伸縮ブーム1を所定の中間伸長状態まで伸長させ、且つ外側ジブ31を伸縮フ リーにした状態で、多段ジブ3側の伸縮機構を伸長させて外側ジブ31の基端部 32を先端ブーム先端部23の軸24に合致させ、該外側ジブ基端部32を軸2 4に連結させればよい。又、このように多段ジブ3に伸縮機構を設けたものにお いて、該伸縮機構として伸縮シリンダを使用すると、該伸縮シリンダを、外側ジ ブ31と内側ジブ41とを中間伸長状態で固定するための固定手段9として利用 することができる。
【0028】 又、図示の実施例では、多段ジブ3は基端ブーム11の下面側に支持された状 態で格納されているが、他の実施例では、多段ジブ3を基端ブーム下面側の下抱 き位置から基端ブーム11の側面に沿った横抱き位置まで変位させた状態で最終 格納するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例にかかる多段ジブ付きクレーン
の側面図である。
【図2】図1の一部平面図である。
【図3】図1の多段ジブ付きクレーンにおける連結手段
部分の分解斜視図である。
【図4】図1の多段ジブ付きクレーンの状態変化図であ
る。
【図5】従来の多段ジブ付きクレーンの側面図である。
【図6】図5の一部平面図である。
【図7】公知の多段ジブ付きクレーンの側面図である。
【図8】図7の状態変化図である。
【符号の説明】
1は伸縮ブーム、2は起伏シリンダ、3は多段ジブ、5
は主フック、8は連結手段、9は固定手段、11は基端
ブーム、21は先端ブーム、23は先端部、24は軸、
31は外側ジブ、32は基端部、34は脚部、35は主
フック経過空間、41は内側ジブ、42は基端部であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本以上のブーム(11,21)を伸縮
    自在に嵌挿してなる伸縮ブーム(1)と、該伸縮ブーム
    (1)の先端ブーム(21)の先端部(23)から巻上
    げ・巻下げ自在に吊下げた主フック(5)と、外側ジブ
    (31)内に内側ジブ(41)を伸縮自在に嵌挿してな
    る多段ジブ(3)とを備え、さらに前記外側ジブ(3
    1)の基端部(32)側に、前記主フック(5)を経過
    せしめ得る主フック経過空間(35)を設けた状態で左
    右2つの脚部(34,34)を設け、該各脚部(34,
    34)の基端部をそれぞれ前記先端ブーム先端部(2
    3)の左右両側部に枢着して、前記多段ジブ(3)が前
    記伸縮ブーム(1)の下面側に格納される下抱き格納位
    置と先端ブーム先端部(23)の前方に突出する前方張
    り出し位置との間で上下方向に回動し得る如くし、しか
    も前記多段ジブ(3)が下抱き格納位置にあるときに、
    該多段ジブ(3)が伸縮ブーム(1)に対して平面視に
    おいて非平行状態となる如くした多段ジブ付きクレーン
    であって、 前記多段ジブ(3)は、該多段ジブ(3)の最縮小状態
    において前記内側ジブ(41)の基端部(42)が前記
    外側ジブ(31)の前記主フック経過空間(35)内に
    位置するように構成するとともに、 前記内側ジブ(41)の先端部寄り適所と前記基端ブー
    ム(11)の間に、前記多段ジブ(3)の下抱き格納状
    態において、連結・分離自在で且つ該内側ジブ(41)
    がブーム伸長方向に移動するのを禁止ししかも該内側ジ
    ブ(41)が基端ブーム(11)に対してブーム左右方
    向に揺動するのを許容する状態で連結する連結手段
    (8)を設け、 さらに前記外側ジブ(31)と前記内側ジブ(41)間
    に、該内側ジブ(41)の基端部(42)が前記主フッ
    ク経過空間(35)内に位置しない中間伸長位置で前記
    内側ジブ(41)を前記外側ジブ(31)に固定する固
    定手段(9)を設けた、 ことを特徴とする多段ジブ付きクレーン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013018576A (ja) * 2011-07-08 2013-01-31 Tadano Ltd 伸縮ジブ付きクレーンにおける伸縮ジブの伸長方法
WO2018052050A1 (ja) * 2016-09-13 2018-03-22 株式会社タダノ クレーン

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