JPH1016805A - 動力舵取装置 - Google Patents
動力舵取装置Info
- Publication number
- JPH1016805A JPH1016805A JP8176875A JP17687596A JPH1016805A JP H1016805 A JPH1016805 A JP H1016805A JP 8176875 A JP8176875 A JP 8176875A JP 17687596 A JP17687596 A JP 17687596A JP H1016805 A JPH1016805 A JP H1016805A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- control valve
- load
- throttle
- vehicle speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 操舵力の可変幅が十分に得られるようにする
こと。 【解決手段】 操舵力をアシストするパワーシリンダ1
0の作動を操舵トルクに応じて制御する制御バルブ20
へのポンプ51からの作動油の流量を車速の増加に応じ
て減少させてアシスト力を車速の増加に応じて減少させ
るようにした動力舵取装置において、制御バルブ20に
前記操舵トルクの回転負荷となる負荷を付与する負荷付
与手段30を設けるとともに、制御バルブ20のリザー
バ52に接続される排出路に絞り40を設け、この絞り
40によって生じる圧力が負荷付与手段30に付与され
て同圧力の増加に応じて前記回転負荷が減少するように
構成した。
こと。 【解決手段】 操舵力をアシストするパワーシリンダ1
0の作動を操舵トルクに応じて制御する制御バルブ20
へのポンプ51からの作動油の流量を車速の増加に応じ
て減少させてアシスト力を車速の増加に応じて減少させ
るようにした動力舵取装置において、制御バルブ20に
前記操舵トルクの回転負荷となる負荷を付与する負荷付
与手段30を設けるとともに、制御バルブ20のリザー
バ52に接続される排出路に絞り40を設け、この絞り
40によって生じる圧力が負荷付与手段30に付与され
て同圧力の増加に応じて前記回転負荷が減少するように
構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に装備される
動力舵取装置に関する。
動力舵取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】動力舵取装置の一つとして、操舵力をア
シストするパワーシリンダの作動を操舵トルクに応じて
制御する制御バルブへのポンプからの作動油の流量を車
速の増加に応じて減少させてアシスト力を車速の増加に
応じて減少させるようにしたものがあり、例えば特開昭
58−180380号公報に示されている。
シストするパワーシリンダの作動を操舵トルクに応じて
制御する制御バルブへのポンプからの作動油の流量を車
速の増加に応じて減少させてアシスト力を車速の増加に
応じて減少させるようにしたものがあり、例えば特開昭
58−180380号公報に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した公報の動力舵
取装置においては、ポンプ作動時で車速が低速である
時、ポンプからの作動油の流量を多くしてアシスト力を
増大させるようにしているが、油温上昇によるホースや
オイルシール等の耐久性低下、ポンプ駆動負荷の増大に
よる燃費悪化等の問題によりアシスト力の増大に限度が
ある。また、ポンプ作動時で車速が高速である時、ポン
プからの作動油の流量を少なくしてアシスト力を減少さ
せるようにしているが、キックバックや追従性の悪化等
の問題によりアシスト力の減少に限度がある。したがっ
て、上記した公報の動力舵取装置では、上記した種々な
問題の制約があってポンプからの作動油の流量の可変幅
に限界があり、操舵力の可変幅が十分に得られないこと
がある。
取装置においては、ポンプ作動時で車速が低速である
時、ポンプからの作動油の流量を多くしてアシスト力を
増大させるようにしているが、油温上昇によるホースや
オイルシール等の耐久性低下、ポンプ駆動負荷の増大に
よる燃費悪化等の問題によりアシスト力の増大に限度が
ある。また、ポンプ作動時で車速が高速である時、ポン
プからの作動油の流量を少なくしてアシスト力を減少さ
せるようにしているが、キックバックや追従性の悪化等
の問題によりアシスト力の減少に限度がある。したがっ
て、上記した公報の動力舵取装置では、上記した種々な
問題の制約があってポンプからの作動油の流量の可変幅
に限界があり、操舵力の可変幅が十分に得られないこと
がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
に対処すべくなされたものであり、その課題は操舵力の
可変幅が十分に得られるようにすることにあり、操舵力
をアシストするパワーシリンダの作動を操舵トルクに応
じて制御する制御バルブへのポンプからの作動油の流量
を車速の増加に応じて減少させてアシスト力を車速の増
加に応じて減少させるようにした動力舵取装置におい
て、前記制御バルブに前記操舵トルクの回転負荷となる
負荷を付与する負荷付与手段を設けるとともに、前記制
御バルブのリザーバに接続される排出路に絞りを設け、
この絞りによって生じる圧力が前記負荷付与手段に付与
されて同圧力の増加に応じて前記回転負荷が減少するよ
うに構成したことを特徴とする。
に対処すべくなされたものであり、その課題は操舵力の
可変幅が十分に得られるようにすることにあり、操舵力
をアシストするパワーシリンダの作動を操舵トルクに応
じて制御する制御バルブへのポンプからの作動油の流量
を車速の増加に応じて減少させてアシスト力を車速の増
加に応じて減少させるようにした動力舵取装置におい
て、前記制御バルブに前記操舵トルクの回転負荷となる
負荷を付与する負荷付与手段を設けるとともに、前記制
御バルブのリザーバに接続される排出路に絞りを設け、
この絞りによって生じる圧力が前記負荷付与手段に付与
されて同圧力の増加に応じて前記回転負荷が減少するよ
うに構成したことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用・効果】本発明による動力舵取装置におい
ては、ポンプ作動時で車速が低速である時、ポンプから
の作動油の流量が多いため、排出路に設けた絞りによっ
て生じる圧力が大きくて、負荷付与手段にて小さな回転
負荷が得られる。また、このときには、ポンプからの作
動油の流量が多いため、操舵時には制御バルブの作動に
よりパワーシリンダにて大きなアシスト力が得られる。
一方、ポンプ作動時で車速が高速である時、ポンプから
の作動油の流量が少ないため、排出路に設けた絞りによ
って生じる圧力が小さくて、負荷付与手段にて大きな回
転負荷が得られる。また、このときには、ポンプからの
作動油の流量が少ないため、操舵時には制御バルブの作
動によりパワーシリンダにて小さなアシスト力が得られ
る。
ては、ポンプ作動時で車速が低速である時、ポンプから
の作動油の流量が多いため、排出路に設けた絞りによっ
て生じる圧力が大きくて、負荷付与手段にて小さな回転
負荷が得られる。また、このときには、ポンプからの作
動油の流量が多いため、操舵時には制御バルブの作動に
よりパワーシリンダにて大きなアシスト力が得られる。
一方、ポンプ作動時で車速が高速である時、ポンプから
の作動油の流量が少ないため、排出路に設けた絞りによ
って生じる圧力が小さくて、負荷付与手段にて大きな回
転負荷が得られる。また、このときには、ポンプからの
作動油の流量が少ないため、操舵時には制御バルブの作
動によりパワーシリンダにて小さなアシスト力が得られ
る。
【0006】このように、本発明による動力舵取装置に
おいては、負荷付与手段と絞りを付加したことにより、
制御バルブとパワーシリンダによる操舵力可変(パワー
シリンダによるアシスト力の車速に応じた増減)に加え
て、負荷付与手段と絞りによる操舵力可変(負荷付与手
段による回転負荷の車速に応じた増減)が付加的に得ら
れて、簡単な構成で操舵力の可変幅を広げることがで
き、操舵力の可変幅を十分に得ることができる。
おいては、負荷付与手段と絞りを付加したことにより、
制御バルブとパワーシリンダによる操舵力可変(パワー
シリンダによるアシスト力の車速に応じた増減)に加え
て、負荷付与手段と絞りによる操舵力可変(負荷付与手
段による回転負荷の車速に応じた増減)が付加的に得ら
れて、簡単な構成で操舵力の可変幅を広げることがで
き、操舵力の可変幅を十分に得ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明を車速応答型でラ
ック・ピニオン式の動力舵取装置に実施した実施形態を
示していて、この動力舵取装置においては、操舵力をア
シストするパワーシリンダ10の作動を操舵トルクに応
じて制御する制御バルブ20に負荷付与装置30と絞り
40が設けられている。
面に基づいて説明する。図1は本発明を車速応答型でラ
ック・ピニオン式の動力舵取装置に実施した実施形態を
示していて、この動力舵取装置においては、操舵力をア
シストするパワーシリンダ10の作動を操舵トルクに応
じて制御する制御バルブ20に負荷付与装置30と絞り
40が設けられている。
【0008】制御バルブ20は、ハウジング本体21に
回転自在に組付けた出力軸22に連結ピン(ダルマピ
ン)29を介して連結され出力軸22と一体回転可能な
バルブスリーブ22aと、このバルブスリーブ22aに
回転自在に組付けられてハウジングキャップ23を貫通
してハウジング外に突出する入力軸24に一体的に形成
したバルブロータ24aと、入力軸24と出力軸22を
連結するトーションバー25を主要構成部材としてい
て、操舵トルクによるトーションバー25の捩りによっ
て生じる入力軸24と出力軸22の相対回転、すなわち
バルブロータ24aとバルブスリーブ22aの相対回転
によって、周知のように油圧ポンプ51から吐出されて
リザーバ52に向けて流れる作動油のパワーシリンダ1
0への給排を制御するようになっている。なお、ハウジ
ングキャップ23は、ハウジング本体21に液密的に固
着されていて、入力軸24が貫通する部位には入力軸2
4間を液密的にシールするオイルシール27が装着され
ている。
回転自在に組付けた出力軸22に連結ピン(ダルマピ
ン)29を介して連結され出力軸22と一体回転可能な
バルブスリーブ22aと、このバルブスリーブ22aに
回転自在に組付けられてハウジングキャップ23を貫通
してハウジング外に突出する入力軸24に一体的に形成
したバルブロータ24aと、入力軸24と出力軸22を
連結するトーションバー25を主要構成部材としてい
て、操舵トルクによるトーションバー25の捩りによっ
て生じる入力軸24と出力軸22の相対回転、すなわち
バルブロータ24aとバルブスリーブ22aの相対回転
によって、周知のように油圧ポンプ51から吐出されて
リザーバ52に向けて流れる作動油のパワーシリンダ1
0への給排を制御するようになっている。なお、ハウジ
ングキャップ23は、ハウジング本体21に液密的に固
着されていて、入力軸24が貫通する部位には入力軸2
4間を液密的にシールするオイルシール27が装着され
ている。
【0009】出力軸22は、そのピニオン22bにてハ
ウジング本体21に組付けた周知のラックバー61のラ
ック歯61aに噛合していて、ラックバー61を介して
操舵輪(図示省略)に連結されている。一方、入力軸2
4は、図1の上端にて中間軸及びステアリングメインシ
ャフト(共に図示省略)を介してステアリングホイール
62に一体回転可能に連結されている。
ウジング本体21に組付けた周知のラックバー61のラ
ック歯61aに噛合していて、ラックバー61を介して
操舵輪(図示省略)に連結されている。一方、入力軸2
4は、図1の上端にて中間軸及びステアリングメインシ
ャフト(共に図示省略)を介してステアリングホイール
62に一体回転可能に連結されている。
【0010】負荷付与装置30は、制御バルブ20に操
舵トルクの回転負荷となる負荷(入力軸24と出力軸2
2の相対回転を抑制する負荷)を付与するためのもので
あり、図1及び図2に示したように、リング部材31
と、ボールリテーナ32と、ボールリテーナ32の取付
孔32aに転動可能に組付けられてリング部材31及び
バルブスリーブ22aに形成したV字状溝31a,22
cに係合するボール33と、ボール33をスプリングリ
テーナ34を介してV字状溝31a,22cに付勢する
スプリング35を備えるとともに、スプリング35のば
ね力を増減調整する調整手段としての環状のピストン3
6とこのピストン36をスプリング35に抗して付勢す
るスプリング37を備えている。
舵トルクの回転負荷となる負荷(入力軸24と出力軸2
2の相対回転を抑制する負荷)を付与するためのもので
あり、図1及び図2に示したように、リング部材31
と、ボールリテーナ32と、ボールリテーナ32の取付
孔32aに転動可能に組付けられてリング部材31及び
バルブスリーブ22aに形成したV字状溝31a,22
cに係合するボール33と、ボール33をスプリングリ
テーナ34を介してV字状溝31a,22cに付勢する
スプリング35を備えるとともに、スプリング35のば
ね力を増減調整する調整手段としての環状のピストン3
6とこのピストン36をスプリング35に抗して付勢す
るスプリング37を備えている。
【0011】リング部材31は、その上端面に周方向に
て120度の間隔で3個のV字状溝31aが形成されて
いて、各V字状溝31aがバルブスリーブ22aの先端
に同様に形成したV字状溝22cと一致するようにして
バルブスリーブ22aの先端に一体的に組付けられてお
り、各V字状溝31a,22cは入力軸24と出力軸2
2の相対回転時にボール33を持ち上げる機能を有して
いる。
て120度の間隔で3個のV字状溝31aが形成されて
いて、各V字状溝31aがバルブスリーブ22aの先端
に同様に形成したV字状溝22cと一致するようにして
バルブスリーブ22aの先端に一体的に組付けられてお
り、各V字状溝31a,22cは入力軸24と出力軸2
2の相対回転時にボール33を持ち上げる機能を有して
いる。
【0012】ボールリテーナ32は、周方向にて120
度の間隔で軸方向に貫通する3個の取付孔32aを有す
る環状のフランジ部32bと、このフランジ部32bの
内周に一体的に形成した筒部32cによって構成されて
いて、筒部32cにて入力軸24の外周に嵌合され、筒
部32cの一部を入力軸24にかしめ固定(他の固定手
段にて実施することも可能)することにより入力軸24
に一体的に組付けられている。なお、ボールリテーナ3
2の入力軸24への固定は、制御バルブ20の油圧中立
調整後に、各ボール33と各V字状溝31a,22cの
位相を合わせて行われるものである。
度の間隔で軸方向に貫通する3個の取付孔32aを有す
る環状のフランジ部32bと、このフランジ部32bの
内周に一体的に形成した筒部32cによって構成されて
いて、筒部32cにて入力軸24の外周に嵌合され、筒
部32cの一部を入力軸24にかしめ固定(他の固定手
段にて実施することも可能)することにより入力軸24
に一体的に組付けられている。なお、ボールリテーナ3
2の入力軸24への固定は、制御バルブ20の油圧中立
調整後に、各ボール33と各V字状溝31a,22cの
位相を合わせて行われるものである。
【0013】ピストン36は、ハウジングキャップ23
と入力軸24間に液密的かつ軸方向へ摺動可能に組付け
られていて、スプリング35を収容する油室R1とスプ
リング37を収容する油室R2を区画しており、油室R
1には絞り40によって生じる上流側の圧力が直接に付
与され、また油室R2には絞り40によって生じる下流
側の圧力が連通路38を通して付与されるようになって
いる。
と入力軸24間に液密的かつ軸方向へ摺動可能に組付け
られていて、スプリング35を収容する油室R1とスプ
リング37を収容する油室R2を区画しており、油室R
1には絞り40によって生じる上流側の圧力が直接に付
与され、また油室R2には絞り40によって生じる下流
側の圧力が連通路38を通して付与されるようになって
いる。
【0014】絞り40は、制御バルブ20のリザーバ5
2に接続される排出路、具体的にはハウジング本体21
に形成した排出ポート21aの近傍にてハウジングキャ
ップ23に設けられていて、油圧ポンプ51からの作動
油の流量が多いときには大きな前後差圧を生じさせるよ
うに機能し、また油圧ポンプ51からの作動油の流量が
少ないときには前後差圧を殆ど生じさせないように機能
するようになっている。
2に接続される排出路、具体的にはハウジング本体21
に形成した排出ポート21aの近傍にてハウジングキャ
ップ23に設けられていて、油圧ポンプ51からの作動
油の流量が多いときには大きな前後差圧を生じさせるよ
うに機能し、また油圧ポンプ51からの作動油の流量が
少ないときには前後差圧を殆ど生じさせないように機能
するようになっている。
【0015】油圧ポンプ51は、作動時、車速の増加に
応じて制御バルブ20への作動油の流量が減少するよう
に構成されていて、パワーシリンダ10にて車速の増加
に応じて減少するアシスト力が得られるようになってお
り、低速時の制御バルブ20作動時にはパワーシリンダ
10にて大きなアシスト力が得られ、また高速時の制御
バルブ20作動時にはパワーシリンダ10にて小さなア
シスト力が得られるようになっている。なお、油圧ポン
プ51からの作動油の流量を車速の増加に応じて減少さ
せる構成としては、油圧ポンプ51を車速の増加に応じ
て減速する車速応答型の電気モータ(図示省略)にて駆
動させる構成や油圧ポンプ51の吐出路に車速の増加に
応じて流量を減少させる車速応答型の流量制御弁(図示
省略)を一体的に組付ける構成がある。
応じて制御バルブ20への作動油の流量が減少するよう
に構成されていて、パワーシリンダ10にて車速の増加
に応じて減少するアシスト力が得られるようになってお
り、低速時の制御バルブ20作動時にはパワーシリンダ
10にて大きなアシスト力が得られ、また高速時の制御
バルブ20作動時にはパワーシリンダ10にて小さなア
シスト力が得られるようになっている。なお、油圧ポン
プ51からの作動油の流量を車速の増加に応じて減少さ
せる構成としては、油圧ポンプ51を車速の増加に応じ
て減速する車速応答型の電気モータ(図示省略)にて駆
動させる構成や油圧ポンプ51の吐出路に車速の増加に
応じて流量を減少させる車速応答型の流量制御弁(図示
省略)を一体的に組付ける構成がある。
【0016】上記のように構成した本実施形態において
は、油圧ポンプ51の停止時、排出路に設けた絞り40
を作動油が流れないため、絞り40の前後には全く差圧
が生じず、ピストン36は両スプリング35,37のば
ね力がバランスした初期位置に保持される。したがっ
て、このときには、負荷付与装置30によって得られる
回転負荷が設定値とされる。
は、油圧ポンプ51の停止時、排出路に設けた絞り40
を作動油が流れないため、絞り40の前後には全く差圧
が生じず、ピストン36は両スプリング35,37のば
ね力がバランスした初期位置に保持される。したがっ
て、このときには、負荷付与装置30によって得られる
回転負荷が設定値とされる。
【0017】ところで、油圧ポンプ51の作動時で車速
が低速である時には、油圧ポンプ51からの作動油の流
量が多いため、排出路に設けた絞り40によって大きな
前後差圧が得られて、絞り40の上流側の圧力が油室R
1に付与されるとともに、絞り40の下流側の圧力が油
室R2に付与される。したがって、このときには、絞り
40によって得られる大きな差圧による油圧力(ピスト
ン36をスプリング37に抗して押し上げる力)と両ス
プリング35,37のばね力がバランスする位置(初期
位置より上方の位置)にピストン36が保持されて、負
荷付与装置30によって得られる回転負荷が設定値より
大幅に小さくなる。よって、入力軸24と出力軸22の
相対回転、すなわちバルブロータ24aとバルブスリー
ブ22aの相対回転が起こりやすくなり、アシスト力が
大きくなる。また、このときには、油圧ポンプ51から
の作動油の流量が多いため、操舵時にはパワーシリンダ
10にて大きなアシスト力が得られる。
が低速である時には、油圧ポンプ51からの作動油の流
量が多いため、排出路に設けた絞り40によって大きな
前後差圧が得られて、絞り40の上流側の圧力が油室R
1に付与されるとともに、絞り40の下流側の圧力が油
室R2に付与される。したがって、このときには、絞り
40によって得られる大きな差圧による油圧力(ピスト
ン36をスプリング37に抗して押し上げる力)と両ス
プリング35,37のばね力がバランスする位置(初期
位置より上方の位置)にピストン36が保持されて、負
荷付与装置30によって得られる回転負荷が設定値より
大幅に小さくなる。よって、入力軸24と出力軸22の
相対回転、すなわちバルブロータ24aとバルブスリー
ブ22aの相対回転が起こりやすくなり、アシスト力が
大きくなる。また、このときには、油圧ポンプ51から
の作動油の流量が多いため、操舵時にはパワーシリンダ
10にて大きなアシスト力が得られる。
【0018】一方、油圧ポンプ51の作動時で車速が高
速である時には、油圧ポンプ51からの作動油の流量が
少ないため、排出路に設けた絞り40によって前後差圧
が殆ど得られない。したがって、このときには、両スプ
リング35,37のばね力がバランスする初期位置にピ
ストン36が保持されて、負荷付与装置30によって得
られる回転負荷が設定値とされる。また、このときに
は、油圧ポンプ51からの作動油の流量が少ないため、
操舵時にはパワーシリンダ10にて小さなアシスト力が
得られる。
速である時には、油圧ポンプ51からの作動油の流量が
少ないため、排出路に設けた絞り40によって前後差圧
が殆ど得られない。したがって、このときには、両スプ
リング35,37のばね力がバランスする初期位置にピ
ストン36が保持されて、負荷付与装置30によって得
られる回転負荷が設定値とされる。また、このときに
は、油圧ポンプ51からの作動油の流量が少ないため、
操舵時にはパワーシリンダ10にて小さなアシスト力が
得られる。
【0019】このように、本実施形態の動力舵取装置に
おいては、制御バルブ20に負荷付与装置30と絞り4
0を付加したことにより、制御バルブ20とパワーシリ
ンダ10による操舵力可変(パワーシリンダ10による
アシスト力の車速に応じた増減)に加えて、負荷付与装
置30と絞り40による操舵力可変(負荷付与装置30
による回転負荷の車速に応じた増減)が付加的に得られ
て、簡単な構成で操舵力の可変幅を広げることができ、
操舵力の可変幅を十分に得ることができる。
おいては、制御バルブ20に負荷付与装置30と絞り4
0を付加したことにより、制御バルブ20とパワーシリ
ンダ10による操舵力可変(パワーシリンダ10による
アシスト力の車速に応じた増減)に加えて、負荷付与装
置30と絞り40による操舵力可変(負荷付与装置30
による回転負荷の車速に応じた増減)が付加的に得られ
て、簡単な構成で操舵力の可変幅を広げることができ、
操舵力の可変幅を十分に得ることができる。
【0020】上記実施形態においては、ピストン37の
上方に形成される油室R2を連通路38を通して絞り4
0の下流側に連通させるようにして本発明を実施した
が、上記油室R2を大気に常時連通する空気室として本
発明を実施することも可能である。この場合には、連通
路38が不要となる。
上方に形成される油室R2を連通路38を通して絞り4
0の下流側に連通させるようにして本発明を実施した
が、上記油室R2を大気に常時連通する空気室として本
発明を実施することも可能である。この場合には、連通
路38が不要となる。
【図1】 本発明の一実施形態を示す断面図である。
【図2】 図1の要部拡大断面図である。
10…パワーシリンダ、20…制御バルブ、21…ハウ
ジング本体、22…出力軸、22a…バルブスリーブ、
23…ハウジングキャップ、24…入力軸、24a…バ
ルブロータ、27…オイルシール、30…負荷付与装
置、31…リング部材、32…ボールリテーナ、33…
ボール、34…スプリングリテーナ、35…スプリン
グ、36…ピストン、37…スプリング、38…連通
路、40…絞り、51…油圧ポンプ、52…リザーバ、
62…ステアリングホイール。
ジング本体、22…出力軸、22a…バルブスリーブ、
23…ハウジングキャップ、24…入力軸、24a…バ
ルブロータ、27…オイルシール、30…負荷付与装
置、31…リング部材、32…ボールリテーナ、33…
ボール、34…スプリングリテーナ、35…スプリン
グ、36…ピストン、37…スプリング、38…連通
路、40…絞り、51…油圧ポンプ、52…リザーバ、
62…ステアリングホイール。
Claims (1)
- 【請求項1】 操舵力をアシストするパワーシリンダの
作動を操舵トルクに応じて制御する制御バルブへのポン
プからの作動油の流量を車速の増加に応じて減少させて
アシスト力を車速の増加に応じて減少させるようにした
動力舵取装置において、前記制御バルブに前記操舵トル
クの回転負荷となる負荷を付与する負荷付与手段を設け
るとともに、前記制御バルブのリザーバに接続される排
出路に絞りを設け、この絞りによって生じる圧力が前記
負荷付与手段に付与されて同圧力の増加に応じて前記回
転負荷が減少するように構成したことを特徴とする操舵
力調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8176875A JPH1016805A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 動力舵取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8176875A JPH1016805A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 動力舵取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1016805A true JPH1016805A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16021313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8176875A Pending JPH1016805A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 動力舵取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1016805A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005247290A (ja) * | 2004-02-06 | 2005-09-15 | Koyo Seiko Co Ltd | 油圧パワーステアリング装置 |
| CN102303642A (zh) * | 2011-06-20 | 2012-01-04 | 上海华普汽车有限公司 | 一种可调助力的液压助力转向系统及其助力转向控制方法 |
-
1996
- 1996-07-05 JP JP8176875A patent/JPH1016805A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005247290A (ja) * | 2004-02-06 | 2005-09-15 | Koyo Seiko Co Ltd | 油圧パワーステアリング装置 |
| CN102303642A (zh) * | 2011-06-20 | 2012-01-04 | 上海华普汽车有限公司 | 一种可调助力的液压助力转向系统及其助力转向控制方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4632204A (en) | Power assisted steering system | |
| JPS60229870A (ja) | 動力舵取装置の操舵力制御装置 | |
| JP2932907B2 (ja) | 動力舵取装置 | |
| JPH0224373Y2 (ja) | ||
| US4606424A (en) | Power steering apparatus | |
| JPH1016805A (ja) | 動力舵取装置 | |
| US4765428A (en) | Power-assisted steering system | |
| US4633963A (en) | Power steering apparatus | |
| US4858713A (en) | Power-assisted steering system | |
| JPH05248454A (ja) | 制御型回転差感応継手 | |
| JPH07117694A (ja) | パワーステアリング装置 | |
| JP2004224185A (ja) | パワーステアリング装置 | |
| JP3365447B2 (ja) | 動力舵取装置 | |
| JPS6114990B2 (ja) | ||
| JPH0255261B2 (ja) | ||
| JPS6330614Y2 (ja) | ||
| JPS6143230B2 (ja) | ||
| JP3313787B2 (ja) | パワーステアリング装置 | |
| JP3013727B2 (ja) | 車両用パワーステアリング装置 | |
| JPH036546Y2 (ja) | ||
| JPH0628378Y2 (ja) | 動力舵取装置の操舵力制御装置 | |
| JPS60128079A (ja) | 動力舵取装置の操舵力制御装置 | |
| JPS6212073B2 (ja) | ||
| JP3901240B2 (ja) | 油圧式パワーステアリング装置の操舵力制御装置 | |
| JPH0619426Y2 (ja) | 動力舵取装置の操舵力制御装置 |