JPH10168079A - 尿素誘導体 - Google Patents

尿素誘導体

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JPH10168079A
JPH10168079A JP31694197A JP31694197A JPH10168079A JP H10168079 A JPH10168079 A JP H10168079A JP 31694197 A JP31694197 A JP 31694197A JP 31694197 A JP31694197 A JP 31694197A JP H10168079 A JPH10168079 A JP H10168079A
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JP
Japan
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bond
heterocyclic
group
compound
urea
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Application number
JP31694197A
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English (en)
Inventor
Kiyotaka Ito
清隆 伊藤
W Spears Glen
W スピアース グレン
Toshio Yamanaka
敏夫 山中
Keiko Harada
敬子 原田
Yuka Noda
由香 野田
Masayuki Kato
眞行 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 5−ヒドロキシトリプタミン(5−HT)拮
抗作用を有する優れた医薬品を提供する。 【解決手段】 【化1】 [式中、(i)R1およびR2はそれぞれ水素、R3は低
級アルキル基、R4およびR5は共に結合してビニレンを
形成するか; (ii)R1およびR2は共に結合してエチレンを形成
し、R3およびR4は、それぞれ低級アルキル基または共
に結合して1,3−ブタジエニレンを形成し、R5は水
素であるか;または (iii)R1およびR2は共に結合してエチレンを形成
し、R3は低級アルキル基、R4およびR5は共に結合し
てビニレンを形成し、R6はアミノ(低級)アルキル
基、アシル基、任意に置換されたアリール(低級)アル
キル基またはイミノ(アリール)メチル基、Xは結合ま
たはNH、Yは結合または低級アルキレン基、をそれぞ
れ意味する。]で表される化合物および医薬として許容
されるその塩を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は新規の尿素誘導体
および医薬として許容されるそれらの塩に関する。より
詳しくは、この発明は、5−ヒドロキシトリプタミン
(5−HT)拮抗作用などの薬理活性を有する新規の尿
素誘導体および医薬として許容されるそれらの塩に関す
る。前記の尿素誘導体または医薬として許容されるそれ
らの塩は、ヒトまたは動物における中枢神経系(CN
S)疾患、たとえば不安;鬱病;強迫性障害:偏頭痛;
無食症;アルツハイマー病;睡眠障害;過食症;パニッ
ク発作;コカイン、エタノール、ニコチンおよびベンゾ
ジアゼピンなどの薬物乱用からの禁断症状;分裂病;さ
らには脊髄損傷および/または水頭症などの頭部損傷な
どに関連する疾患の治療または予防のための5−HT拮
抗薬として有用である。
【0002】
【従来の技術】この分野における技術の現状に関して、
たとえば下記の式が知られている。
【化2】
【0003】
【発明の構成】広範な研究の結果、この発明の発明者
は、強力な薬理活性を有する尿素誘導体を得ることがで
きた。この発明の尿素誘導体は新規であり、下記の式
(I)
【化3】
【0004】[式中、(i)R1およびR2はそれぞれ水
素、R3は低級アルキル基、R4およびR5は共に結合し
てビニレンを形成するか; (ii)R1およびR2は共に結合してエチレンを形成
し、R3およびR4は、それぞれ低級アルキル基または共
に結合して1,3−ブタジエニレンを形成し、R5は水
素であるか;または (iii)R1およびR2は共に結合してエチレンを形成
しR3は低級アルキル基、R4およびR5は共に結合して
ビニレンを形成し、R6はアミノ(低級)アルキル基、
アシル基、任意に置換されたアリール(低級)アルキル
基またはイミノ(アリール)メチル基、Xは結合または
NH、Yは結合または低級アルキレン基、をそれぞれ意
味する。]で表すことができる。
【0005】この発明にしたがって、目的化合物(I)
は、下記の主要製造法によって製造することができる。 製造法1
【化4】
【0006】製造法2
【化5】
【0007】(上記各式中、R1、R2、R3、R4
5、R6、XおよびYはそれぞれ前記定義の通りであ
る。) さらに、上記の製造法1ないし2によって製造された目
的化合物(I)は、下記の実施例に示すように、この発
明の化合物の範囲内で、それらの側鎖の転換によって達
成することができる。
【0008】化合物(I)、(I−a)、(II)、
(III)、(IV)、(V)および(VI)の好適な
塩は、慣用の無毒の医薬として許容される塩であって、
塩基との塩または酸付加塩、たとえば無機塩基との塩、
たとえばアルカリ金属塩(たとえばナトリウム塩、カリ
ウム塩、セシウム塩など)、アルカリ土類金属塩(たと
えばカルシウム塩、マグネシウム塩など)、アンモニウ
ム塩;有機塩基との塩、たとえば有機アミン塩(たとえ
ばトリエチルアミン塩、ピリジン塩、ピコリン塩、エタ
ノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、ジシクロヘ
キシルアミン塩、N,N’−ジベンジルエチレンジアミ
ン塩など)など;無機酸付加塩(たとえば塩酸塩、臭化
水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸塩、燐酸塩など);有
機カルボン酸またはスルホン酸付加塩(たとえば蟻酸
塩、酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、マレイン酸塩、酒石
酸塩、メタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p
−トルエンスルホン酸塩など);塩基性または酸性のア
ミノ酸(たとえばアルギニン、アスパラギン酸、グルタ
ミン酸など)との塩などを挙げることができ、好ましい
例としては、酸付加塩を挙げることができる。
【0009】この明細書の以上および以下の記述におい
て、この発明の範囲に包含される種々の定義の好適な例
および実例を次に詳細に説明する。「低級」とは、特記
ない限り、炭素原子数1ないし6、好ましくは1ないし
4を意味する。「アミノ(低級)アルキル」および「任
意に置換されたアリール(低級)アルキル」の好適な
「低級アルキル基」および低級アルキル部分としては、
炭素原子1ないし6個を有する直鎖または分岐状のも
の、たとえばメチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、第三級ブチル、ペンチル、ヘキシルを挙げ
ることができ、より好ましいものとしては炭素原子1な
いし4個を有するものなどを挙げることができ、最も好
ましいものとしてはメチル、エチル、プロピルまたはブ
チルを挙げることができる。
【0010】好適な「低級アルキレン基」としては、炭
素原子1ないし6個を有するものであって、メチレン、
エチレン、メチルメチレン、トリメチレン、プロピレ
ン、テトラメチレン、メチルトリメチレン、ヘキサメチ
レンなどを挙げることができ、より好ましいものとして
はメチレンまたはメチルメチレンを挙げることができ
る。
【0011】「任意に置換されたアリール(低級)アル
キル」の好適な「任意に置換されたアリール基」として
は、適当な置換基、たとえば前記の低級アルキル、低級
アルコキシ(たとえばメトキシ、エトキシ、プロポキシ
など)、ハロゲン(たとえばフッ素、塩素、臭素な
ど)、トリハロ(低級)アルコキシ(たとえばトリフル
オロメトキシなど)、N,N−ジ(低級アルキル)アミ
ノ(たとえばN,N−ジメチルアミノなど)などを有し
ていてもよいアリール(たとえばフェニル、ナフチルな
ど)を挙げることができる。
【0012】好適な「イミノ(アリール)メチル基」と
しては、イミノ(フェニル)メチルなどを挙げることが
できる。好適な「アシル基」としては、カルバモイル、
脂肪族アシル、芳香環を有するアシル(芳香族アシルと
称される)または複素環を有するアシル(複素環アシル
と称される)などを挙げることができる。
【0013】前記アシル基の好適な例としては、カルバ
モイル;チオカルバモイル;脂肪族アシル、たとえば低
級または高級アルカノイル(たとえばホルミル、アセチ
ル、プロパノイル、ブタノイル、2−メチルプロパノイ
ル、ペンタノイル、2,2−ジメチルプロパノイル、ヘ
キサノイル、ヘプタノイル、オクタノイル、ノナノイ
ル、デカノイル、ウンデカノイル、ドデカノイル、トリ
デカノイル、テトラデカノイル、ペンタデカノイル、ヘ
キサデカノイル、ヘプタデカノイル、オクタデカノイ
ル、ノナデカノイル、イコサノイルなど);低級または
高級アルコキシカルボニル(たとえばメトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニル、第三級ブトキシカルボニル、
第三級ペンチルオキシカルボニル、ヘプチルオキシカル
ボニルなど);低級または高級アルキルスルホニル(た
とえばメチルスルホニル、エチルスルホニルなど);低
級または高級アルコキシスルホニル(たとえばメトキシ
スルホニル、エトキシスルホニルなど);シクロ(低
級)アルキルカルボニル(たとえばシクロペンチルカル
ボニル、シクロヘキシルカルボニルなど);など;
【0014】芳香族アシル、たとえばアロイル(たとえ
ばベンゾイル、トルオイル、ナフトイル、など);アル
(低級)アルカノイル[たとえばフェニル(低級)アル
カノイル(たとえばフェニルアセチル、フェニルプロパ
ノイル、フェニルブタノイル、フェニルイソブタノイ
ル、フェニルペンタノイル、フェニルヘキサノイルな
ど)、ナフチル(低級)アルカノイル(たとえばナフチ
ルアセチル、ナフチルプロパノイル、ナフチルブタノイ
ルなど)など;アル(低級)アルケノイル[たとえばフ
ェニル(低級)アルケノイル(たとえばフェニルプロペ
ノイル、フェニルブテノイル、フェニルメタクリロイ
ル、フェニルペンタノイル、フェニルヘキセノイルな
ど)、ナフチル(低級)アルケノイル(たとえばナフチ
ルプロペノイル、ナフチルブテノイルなど)など;アル
(低級)アルコキシカルボニル[たとえばフェニル(低
級)アルコキシカルボニル(たとえばベンジルオキシカ
ルボニルなど)など];アリールオキシカルボニル[た
とえばフェノキシカルボニル、ナフチルオキシカルボニ
ルなど;アリールオキシ(低級)アルカノイル(たとえ
ばフェノキシアセチル、フェノキシプロピオニルな
ど);アリールグリオキシロイル(たとえばフェニルグ
リオキシロイル、ナフチルグリオキシロイルなど);ア
リールスルホニル(たとえばフェニルスルホニル、p−
トリルスルホニルなど);など;
【0015】複素環アシル、たとえば複素環カルボニ
ル;複素環(低級)アルカノイル(たとえば複素環アセ
チル、複素環プロパノイル、複素環ブタノイル、複素環
ペンタノイル、複素環ヘキサノイルなど);複素環(低
級)アルケノイル(たとえば複素環プロペノイル、複素
環ブテノイル、複素環ペンテノイル、複素環ヘキセノイ
ルなど);複素環グリオキシロイル;など;を挙げるこ
とができ、前記「複素環カルボニル」、「複素環(低
級)アルカノイル」、「複素環(低級)アルケノイル」
および「複素環グリオキシロイル」の好適な「複素環部
分」とは、より詳しくは、酸素原子、硫黄原子、窒素原
子などのヘテロ原子を少なくとも1個有する飽和または
不飽和の単環式または多環式複素環基を意味する。
【0016】さらに、特に好ましい複素環基としては、
下記の複素環基、たとえば窒素原子1ないし4個を有す
る3ないし8員(より好ましくは5または6員)の不飽
和複素単環基、たとえばピロリル、ピロリニル、イミダ
ゾリル、ピラゾリル、ピリジル、ジヒドロピリジル、ピ
リミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、トリアゾリル
(たとえば4H−1,2,4−トリアゾリル、1H−
1,2,4−トリアゾリル、1H−1,2,3−トリア
ゾリル、2H−1,2,3−トリアゾリルなど)、テト
ラゾリル(たとえば1H−テトラゾリル、2H−テトラ
ゾリルなど)など;窒素原子1ないし4個を有する3な
いし8員(より好ましくは5または6員)の飽和複素単
環基、たとえばピロリジニル、イミダゾリジニル、ピペ
リジル、ピペラジニルなど;窒素原子1ないし4個を有
する不飽和縮合複素環基、たとえばインドリル、イソイ
ンドリル、インドリニル、インドリジニル、ベンズイミ
ダゾリル(たとえば1H−ベンズイミダゾリルなど)、
キノリル、イソキノリル、テトラヒドロイソキノリル
(たとえば1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリル
など)、インダゾリル、ベンゾトリアゾリル、キナゾリ
ニル、キノキサリニル、フタルアジニルなど;
【0017】酸素原子1ないし2個および窒素原子1な
いし3個を有する3ないし8員(より好ましくは5また
は6員)の不飽和複素単環基、たとえばオキサゾリル、
イソオキサゾリル、オキサジアゾリル(たとえば1,
2,4−オキサジアゾリル、1,3,4−オキサジアゾ
リル、1,2,5−オキサジアゾリルなど)など;酸素
原子1ないし2個および窒素原子1ないし3個を有する
3ないし8員(より好ましくは5または6員)の飽和複
素単環基、たとえばモルホリニル、シドノニルなど;酸
素原子1ないし2個および窒素原子1ないし3個を有す
る不飽和縮合複素環基、たとえばベンズオキサゾリル、
ベンズオキサジアゾリルなど);硫黄原子1ないし2個
および窒素原子1ないし3個を有する3ないし8員(よ
り好ましくは5または6員)の不飽和複素単環基、たと
えばチアゾリル、イソチアゾリル、チアジアゾリル(た
とえば1,2,3−チアジアゾリル、1,2,4−チア
ジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、1,2,5
−チアジアゾリルなど)、ジヒドロチアジニルなど;硫
黄原子1ないし2個および窒素原子1ないし3個を有す
る3ないし8員(より好ましくは5または6員)の飽和
複素単環基、たとえばチオモルホリニル、チアゾリジニ
ルなど;硫黄原子1ないし2個を有する3ないし8員
(より好ましくは5または6員)の不飽和複素単環基、
たとえばチエニル、ジヒドロジチイニル、ジヒドロジチ
オニルなど;
【0018】硫黄原子1ないし2個および窒素原子1な
いし3個を有する不飽和縮合複素環基、たとえばベンゾ
チアゾリル、ベンゾチアジアゾリルなど;酸素原子1個
を有する3ないし8員(より好ましくは5または6員)
の不飽和複素単環基、たとえばフリルなど;酸素原子1
個および硫黄原子1ないし2個を有する3ないし8員
(より好ましくは5または6員)の不飽和複素単環基、
たとえばジヒドロオキサチイニルなど;硫黄原子1ない
し2個を有する不飽和縮合複素環基、たとえばベンゾチ
エニル、ベンゾジチイニルなど;酸素原子1個および硫
黄原子1ないし2個を有する不飽和縮合複素環基、たと
えばベンズオキサチイニルなど;などを挙げることがで
きる。
【0019】これらのアシル基は、適当な置換基、たと
えばヒドロキシ、アミノ、グアニジノ、カルボキシ、低
級アルキル(たとえばメチル、エチル、プロピル、イソ
プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシルなど)、低級ア
ルケニル(たとえばビニル、アリルなど)、ハロゲン
(たとえば塩素、臭素、ヨウ素、フッ素)、低級アルコ
キシ(たとえばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソ
プロポキシ、ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキ
シなど)、低級アルコキシカルボニル(低級)アルコキ
シ(たとえばメトキシカルボニルメトキシなど)、低級
アルキルチオ(たとえばメチルチオ、エチルチオ、プロ
ピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、ペンチルチ
オ、ヘキシルチオなど)、複素環(低級)アルキルチオ
(たとえばフリルメチルチオ、チアゾリルメチルチオな
ど)、複素環(低級)アルキルスルフィニル(たとえば
フリルメチルスルフィニル、チアゾリルメチルスルフィ
ニルなど)、ニトロ、前記アシル、保護されたアミノ
(アミノ保護部分としては、本書に記載のものと同じも
のを挙げることができる)、アリール(たとえばフェニ
ルなど)、アロイル(たとえばベンゾイルなど)、アリ
ールオキシ(たとえばベンジルオキシ、トリルオキシな
ど)、アシルオキシなどの保護されたヒドロキシ、たと
えば低級アルカノイルオキシ(たとえばホルミルオキ
シ、アセチルオキシ、プロピオニルオキシ、ブチリルオ
キシ、イソブチリルオキシ、バレリルオキシ、イソバレ
リルオキシ、ピバロイルオキシ、ヘキサノイルオキシな
ど)、低級アルキルアミノ(たとえばメチルアミノ、ジ
メチルアミノ、エチルアミノなど)、前記複素環基など
でさらに置換されていてもよい。
【0020】R1、R2、R3、R4およびR5の好ましい
例としては、以下のものを挙げることができる。 (i)R1およびR2はそれぞれ水素、R3は低級アルキ
ル基、R4およびR5は共に結合してビニレンを形成、
(ii)R1およびR2は共に結合してエチレンを形成、
3およびR4は、それぞれ低級アルキル基または共に結
合して1,3−ブタジエニレンを形成、R5は水素、
(iii)R1およびR2は共に結合してエチレンを形
成、R3は低級アルキル基、R4およびR5は共に結合し
てビニレンを形成、をそれぞれ意味する。
【0021】さらに、R6、XおよびYの好ましい例と
しては、以下のものを挙げることができる。 (i)R6はアミノ(低級)アルキル基、カルバモイル
基、N−フェニルカルバモイル基、N−フェニル(低
級)アルキルカルバモイル基、N−低級アルキル−N−
フェニル(低級)アルキルカルバモイル基または(低
級)アルコキシカルボニル基、 XおよびYは、それぞ
れ結合、(ii)R6は、ジ(低級)アルキルアミノを
有するインドリン−1−イルカルボニル基またはN−
(1−低級アルキルインドリル)カルバモイル基、Xは
NH、Yは結合、(iii)R6はフェニル(低級)ア
ルキル基、低級アルコキシフェニル(低級)アルキル
基、ジ(低級)アルコキシフェニル(低級)アルキル
基、ベンゾイル基、ジ(低級)アルコキシベンゾイル
基、フェニル(低級)アルコキシカルボニル基またはイ
ミノ(フェニル)メチル基、XはNH、Yは低級アルキ
レン基、をそれぞれ意味する。
【0022】この発明の目的化合物(I)の製造法1な
いし2を次に詳細に説明する。 製造法1 目的化合物(I)またはその塩は、化合物(II)また
はその塩をクルチウス転位反応に付し、さらに続いて、
得られた化合物(III)またはその塩を化合物(I
V)またはその塩と反応させることによって製造するこ
とができる。クルチウス転位反応は、ジフェニルホスホ
リルアジドなどの慣用の試薬を用いて実施できる。この
反応は、有機または無機の塩基、たとえばアルカリ金属
重炭酸塩、トリ(低級)アルキルアミン、ピリジン、N
−(低級)アルキルモルホリン、N,N−ジ(低級)ア
ルキルベンジルアミンなどの存在下で実施してもよい。
反応温度は特に限定されず、通常、冷却ないし加熱下で
行われる。
【0023】製造法2 目的化合物(I−a)またはその塩は、化合物(V)ま
たはその塩をクルチウス転位反応に付し、さらに続い
て、得られた化合物(VI)またはその塩を化合物(I
V)またはその塩と反応させることによって製造するこ
とができる。この反応は、前記の製造例1に記載の方法
と同様の方法で実施できる。この発明の目的化合物
(I)は、慣用の方法、たとえば抽出、沈殿、分別晶
出、再結晶、クロマトグラフィーなどにより分離・精製
できる。したがって、目的化合物(I)は、慣用の方法
によってその塩に転換できる。目的化合物(I)および
医薬として許容されるその塩としては、溶媒和[たとえ
ば包接化合物(たとえば水和物など)]を挙げることが
できる。
【0024】この発明の目的化合物(I)は、新規であ
り、5−HT拮抗作用、特に5−HT2C拮抗作用などの
薬理活性を示し、したがって、中枢神経系(CNS)疾
患、たとえば不安;鬱病;強迫性障害:偏頭痛;無食
症;アルツハイマー病;睡眠障害;過食症;パニック発
作;コカイン、エタノール、ニコチンおよびベンゾジア
ゼピンなどの薬物乱用からの禁断症状;分裂病;さらに
は脊髄損傷および/または水頭症などの頭部損傷などに
関連する疾患の治療または予防のための5−HT拮抗薬
として有用である。
【0025】目的化合物(I)の有用性を示すために、
この発明の代表的化合物の薬理活性を以下に示す。 試験方法 [3H]−メスラーギン結合 5−HT2C結合部位に対する被験薬の親和性は、ラット
の前前頭皮質における[3H]−メスラーギン置換能力
を評価することによって測定できる。用いた方法は、パ
ゾス(Pazos)らの1984年の方法と同様であっ
た。膜懸濁液(500μl)を、CaCl2 4mMおよ
びアスコルビン酸0.1%を含むトリス塩酸緩衝液(p
H7.4)中の[3H]−メスラーギン(1nM)と共
に37℃で30分間インキューベートした。非特異結合
をミアンセリン(1μM)の存在下で測定した。30n
Mスピペロンを用いて、5−HT2A部位への結合を防
止した。被験薬(10-6M)を100μl容積に加え
た。全アッセイ容積は1000μlであった。ブランデ
ルセルハーベスターを用いる高速濾過によって、インキ
ューベーションを停止し、放射能をシンチレーション計
測法で測定した。
【0026】試験化合物 (1) N−(1−メチル−1H−インドール−5−イ
ル)−N’−(3−ピリジル)ウレア(対照化合物
(A)) (2) 1−[5−(N−ベンジルアミノメチル)ピリ
ジン−3−イル]カルバモイル]−5−メチル−2,3
−ジヒドロピロロ[2,3−f]インドール (3) N−[3−[[イミノ(フェニル)メチル]ア
ミノメチル]ピリジン−5−イル]−N’−(1−メチ
ルインドール−5−イル)ウレア (4) N−(5−ジメチルアミノインドリン−1−イ
ル)−N’−(5−メトキシカルボニルピリジン−3−
イル)ウレア
【0027】試験結果
【表1】
【0028】治療または予防のための投与には、この発
明の目的化合物(I)を、前記化合物を有効成分とし
て、経口投与、非経口投与および外用に適した有機また
は無機の固体または液体の賦形剤などの医薬として許容
される担体との混合物として含有する慣用の医薬製剤の
形で用いる。前記医薬製剤は、錠剤、顆粒、粉末、カプ
セル剤などの固体であってもよく、または液剤、懸濁
剤、シロップ、乳剤、レモナーデ剤などの液体であって
もよい。必要に応じて、上記製剤に、補助剤、安定化
剤、湿潤剤、他の常用添加剤、たとえば乳糖、クエン
酸、酒石酸、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウ
ム、白土、蔗糖、トウモロコシ澱粉、タルク、ゼラチ
ン、寒天、ペクチン、落花生油、オリーブ油、カカオ
脂、エチレングリコールなどを配合してもよい。
【0029】化合物(I)の用量は、患者の年令および
症状、疾患の種類または症状、適用せんとする化合物
(I)の種類などにより変化し、それらにも依存する。
一般的には、1日当たり0.01mg〜約500mgま
たはそれ以上の量を患者一人当たりに投与すればよい。
この発明の目的化合物(I)の平均1回量を約0.05
mg、0.1mg、0.25mg、0.5mg、1m
g、20mg、50mg、100mgとして、疾患の治
療に用いればよい。
【0030】以下の製造例および実施例は、この発明を
説明するために示したものである。 製造例1 5−[5−(ジメチルアミノ)インドリン−1−イルカ
ルボニルアミノ]−3−ピリジンカルボン酸メチル
(0.49g)のメタノール(10ml)中の溶液に、
1N水酸化ナトリウム水溶液(1.58ml)を加え
た。溶液を8時間環流し、冷却した。1N塩酸塩水溶液
(1.58ml)を溶液に加え、室温で1時間攪拌し
た。生じた沈殿物を集め、水とメタノールで順次洗浄し
て、5−[5−(ジメチルアミノ)インドリン−1−イ
ルカルボニルアミノ]−3−ピリジンカルボン酸(0.
38g)を得た。 IR (ヌジョール) : 1675 cm-1 NMR (DMSO-d6, δ) : 2.83 (6H, s), 3.15 (2H, t, J=
8Hz), 4.11 (2H, t,J=8Hz), 6.55 (1H, d, J=9Hz), 6.6
8 (1H, s), 7.72 (1H, d, J=9Hz),8.54 (1H, dd, J=2H
z, 3Hz), 8.69 (1H, d, J=2Hz), 8.78 (1H, s),8.97 (1
H, d, J=3Hz)
【0031】製造例2 3,5−ピリジンジカルボン酸モノメチルエステル(3
00mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(15m
l)中の溶液に、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール
(336mg)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)
−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(414mg)とN
−メチル−N−ベンジルアミン(262mg)を加え
た。混合物を室温で一夜攪拌した。この溶液を水と酢酸
エチルとの間に分配した。有機層を水で洗浄し、硫酸マ
グネシウムで乾燥後、濾過し、溶媒を留去した。生じた
油状物のメタノール(5ml)中の溶液に、1N水酸化
ナトリウム水溶液(2ml)を加えた。この溶液を70
℃で2時間攪拌し、冷却した。この溶液に、1N塩酸塩
水溶液(2ml)を加え、次にクロロホルムと水との間
に分配した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、濾過
し、溶媒を留去した。残留物を、クロロホルム−ヘキサ
ンから再結晶して、5−(N−ベンジル−N−メチルカ
ルバモイル)−3−ピリジンカルボン酸(298mg)
を得た。 IR (ヌジョール) : 1640, 3450 cm-1 NMR (DMSO-d6, δ) : 2.87-2.96 (3H, m), 4.50 (1H,
s), 4.71 (1H, s),7.21-7.38 (5H, m), 8.2-8.29 (1H,
m), 8.83-8.92 (1H, m), 9.13(1H, s) 質量分析 : 271 (M+1)
【0032】実施例1 5−(ベンジルカルバモイル)−3−ピリジンカルボン
酸(0.15g)のベンゼン(5ml)中の懸濁液に、
トリエチルアミン(0.082ml)とジフェニルホス
ホラスアジド(0.12ml)を加えた。混合物を2時
間環流した。冷却後、5−アミノ−1−メチルインドー
ル(103mg)を混合物に加え、2時間環流した。冷
却後、混合物を水と酢酸エチルとの間に分配した。有機
層を集め、重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸ナト
リウムで乾燥後、クロロホルム−メタノール(0〜2
%、V/V)を溶離溶媒として用いるシリカゲルクロマ
トグラフィーに付して、N−[5−(ベンジルカルバモ
イル)ピリジン−3−イル]−N’−(1−メチルイン
ドール−5−イル)ウレア(81mg)を得た。 mp : 212-214℃ IR (ヌジョール) : 1665, 1630 cm-1 NMR (DMSO-d6, δ) : 3.76 (3H, s), 4.50 (2H, d, J=
6Hz), 6.35 (1H, d,J=3Hz), 7.10-7.40 (8H, m), 7.70
(1H, br s), 8.39 (1H, br s),8.63 (2H, br s), 8.73
(1H, d, J=2Hz), 8.92 (1H, s), 9.21 (1H,t-like br) 質量分析 : 400 (M+1)
【0033】実施例2 下記の化合物を実施例1と同様にして得た。 (1)N−[5−カルバモイルピリジン−3−イル]−
N’−(1−メチルインドール−5−イル)ウレア mp : 235-237℃ IR (ヌジョール) : 1620 cm-1 NMR (DMSO-d6, δ) : 3.76 (3H, s), 6.35 (1H, d, J=
2.9Hz), 7.17 (1H,dd, J=1.9Hz, 8.8Hz), 7.28 (1H, d,
J=3.0Hz), 7.35 (1H, d,J=8.7Hz), 7.54 (1H, s), 7.7
0 (1H, d, J=1.6Hz), 8.11 (1H, s),8.34 (1H, d, J=2.
1Hz), 8.62 (1H, d, J=1.7Hz), 8.65 (1H, s),8.73 (1
H, d, J=2.4Hz), 8.91 (1H, s) 質量分析 : 310 (M+1) (2)N−(1−メチルインドール−5−イル)−N’
−[5−(フェニルカルバモイル)ピリジン−3−イ
ル]ウレア mp : 235-240℃ IR (ヌジョール) : 1650, 1640 cm-1 NMR (DMSO-d6, δ) : 3.76 (3H, s), 6.37 (1H, s),
7.12-7.41 (6H, m),7.71-7.79 (3H, m), 8.42 (1H, s),
8.66-8.79 (3H, m), 8.97 (1H,s), 10.42 (1H, s) 質量分析 : 386 (M+1)
【0034】(3)N−[5−(N−ベンジル−N−メ
チルカルバモイル)ピリジン−3−イル]−N’−(1
−メチルインドール−5−イル)ウレア mp : 68-75℃ IR (ヌジョール) : 1610 cm-1 NMR (DMSO-d6, δ) : 2.89 (3H, s), 3.76 (3H, s),
4.52 (1H, s), 4.70(1H, s), 6.35 (1H, d, J=2.9Hz),
7.13-7.37 (10H, m), 7.68 (1H,d, J=1.6Hz), 8.09 (1
H, s), 8.20-8.25 (1H, m), 8.61 (1H, d,J=2.3Hz), 8.
64 (1H, s), 8.91 (1H, s) 質量分析 : 414 (M+1) (4)N−(1−メチルインドール−5−イル)−N’
−[5−(フェネチルカルバモイル)ピリジン−3−イ
ル]ウレア mp : 192-195℃ IR (ヌジョール) : 1680, 1630 cm-1 NMR (DMSO-d6, δ) : 2.86 (2H, t, J=7.0Hz), 3.45-
3.55 (2H, m), 3.76(3H, s), 6.35 (1H, d, J=2.9Hz),
7.15-7.38 (8H, m), 7.70 (1H, d,J=1.7Hz), 8.32 (1H,
s), 8.54 (1H, d, J=1.7Hz), 8.70-8.71 (3H,m), 8.99
(1H, s) 質量分析 : 414 (M+1)
【0035】(5)N−[5−[5−(ジメチルアミ
ノ)インドリン−1−イルカルボニルアミノ]ピリジン
−3−イル]−N’−(1−メチルインドール−5−イ
ル)ウレア mp : 162-172℃ IR (ヌジョール) : 1640 cm-1 NMR (DMSO-d6, δ) : 2.83 (6H, s), 3.14 (2H, t, J=
8Hz), 3.76 (3H,s), 4.10 (2H, t, J=8Hz), 6.35 (1H,
d, J=3Hz), 6.53 (1H, dd,J=9Hz, 2Hz), 6.68 (1H, br
s), 7.16 (1H, dd, J=9Hz, 2Hz), 7.27(1H, d, J=3Hz),
7.35 (1H, d, J=9Hz), 7.69 (1H, s), 7.72 (1H, d,J=
9Hz), 8.20-8.30 (2H, m), 8.38 (1H, br s), 8.50 (1
H, br s),8.56 (1H, br s), 8.77 (1H, br s) 質量分析 : 470 (M+1) (6)N−[5−(ベンジルオキシカルボニルアミノメ
チル)ピリジン−3−イル]−N’−(1−メチルイン
ドール−5−イル)ウレア mp : 203-205℃ IR (ヌジョール) : 1680, 1640 cm-1 NMR (DMSO-d6, δ) : 3.76 (3H, s), 4.22 (2H, d, J=
6Hz), 5.06 (2H,s), 6.35 (1H, d, J=3Hz), 7.15 (1H,
dd, J=9Hz, 2Hz), 7.25-7.40(7H,m), 7.70 (1H, d, J=2
Hz), 7.85-7.95 (2H, m), 8.08 (1H, d,J=2Hz), 8.48
(1H, d, J=2Hz), 8.53 (1H, s), 8.77 (1H, s) 質量分析 : 430 (M+1)
【0036】(7)N−(5−ジメチルアミノインドリ
ン−1−イル)−N’−(5−メトキシカルボニルピリ
ジン−3−イル)ウレア mp : 138-143℃ IR (ヌジョール) : 1710, 1670, 1640 cm-1 NMR (DMSO-d6, δ) : 2.83 (6H, s), 3.15 (2H, t, J=
9Hz), 3.90 (3H,s), 4.11 (2H, t, J=9Hz), 6.55 (1H,
dd, J=9Hz, 2Hz), 6.68 (1H,d, J=2Hz), 7.72 (1H, d,
J=2Hz), 8.58 (1H, t, J=2Hz), 8.70 (1H,d, J=2Hz),
8.82 (1H, br s), 9.00 (1H, d, J=2Hz) 質量分析 : 341 (M+1) (8)1−[(5−メトキシカルボニルピリジン−3−
イル)カルバモイル]−5−(1−ピロリル)インドリ
ン mp : 196-199℃ IR (ヌジョール) : 1695, 1670 cm-1 NMR (DMSO-d6, δ) : 3.26 (2H, t, J=8.7Hz), 3.91
(3H, s), 4.21 (2H,t, J=8.4Hz), 6.23 (2H, t, J=2.1H
z), 7.27 (1H, t, J=2.2Hz), 7.34(1H, dd, J=2.4Hz,
8.6Hz), 7.44 (1H, s), 7.92 (1H, d, J=8.6Hz),8.59
(1H, t, J=2.2Hz), 8.74 (1H, d, J=1.9Hz), 8.98 (1H,
s),9.03 (1H, d, J=2.5Hz) 質量分析 : 363 (M+1)
【0037】(9)1−[[5−(ベンゾイルアミノメ
チル)ピリジン−3−イル]カルバモイル]−5−メチ
ル−2,3−ジヒドロピロロ[2,3−f]インドール mp : 136-137℃ IR (ヌジョール) : 1640, 1600 cm-1 NMR (CDCl3, δ) : 3.09 (2H, t, J=8Hz), 3.68 (3H,
s), 3.95 (2H, t,J=8Hz), 4.46 (2H, d, J=6Hz), 6.33
(1H, d, J=3Hz), 7.10 (11H,m), 7.83 (4H, m), 7.99
(1H, s), 8.07 (1H, br s), 8.49 (1H,br s) 質量分析 : 426 (M+1)
【0038】実施例3 3,5−ピリジンジカルボン酸(0.30g)のベンゼ
ン(20ml)中の懸濁液に、トリエチルアミン(0.
50ml)とジフェニルホスホラスアジド(0.76m
l)を加えた。混合物を2時間環流した。冷却後、5−
アミノ−1−メチルインドール(0.58g)をベンゼ
ン(5ml)と共に混合物に加えた。混合物を4時間環
流し、冷却後、水−酢酸エチル混合物に注いだ。生じた
油状物をデカンテーションにより集め、メタノールで結
晶化して、3,5−ビス[N’−(1−メチルインドー
ル−5−イル)ウレイド]ピリジン(0.34g)を得
た。 mp : 225-230℃ IR (ヌジョール) : 1640 cm-1 NMR (DMSO-d6, δ) : 3.76 (6H, s), 6.35 (2H, d, J=
3Hz), 7.10-7.40(6H, m), 7.70 (2H, br s), 8.20-9.00
(7H, m) 質量分析 : 454 (M+1)
【0039】実施例4 下記の化合物を実施例3と同様にして得た。 3,5−ビス[(5−ジメチルアミノインドリン−1−
イル)カルボニルアミノ]ピリジン mp : 211-215℃ IR (ヌジョール) : 1635 cm-1 NMR (DMSO-d6, δ) : 2.83 (12H, s), 3.14 (4H, t, J
=9Hz), 4.10 (4H,t, J=9Hz), 6.54 (2H, dd, J=9Hz, 2H
z), 6.69 (2H, d, J=2Hz), 7.72(2H, d, J=9Hz), 8.30-
8.40 (3H, m), 8.57 (2H, br s) 質量分析 : 486 (M+1)
【0040】実施例5 N−[5−(ベンジルオキシカルボニルアミノメチル)
ピリジン−3−イル]−N’−(1−メチルインドール
−5−イル)ウレア(0.90g)を、テトラヒドロフ
ラン(120ml)とメタノール(40ml)の混合物
中で、パラジウム炭(10%、0.2g)を用いて8時
間水素化した。結晶を濾去し、濾液から溶媒を留去し
た。残留物をジイソプロピルエーテルで粉砕して、N−
(5−アミノメチルピリジン−3−イル)−N’−(1
−メチルインドール−5−イル)ウレア(0.52g)
を得た。 mp : 115-125℃ IR (ヌジョール) : 1630 cm-1 NMR (DMSO-d6, δ) : 3.74 (2H, d, J=5Hz), 3.76 (3
H, s), 6.34 (1H, d,J=3Hz), 7.15 (1H, dd, J=9Hz, 2H
z), 7.27 (1H, d, J=3Hz), 7.34(1H, d, J=9Hz), 7.70
(1H, d, J=2Hz), 7.85-7.95 (1H, m), 8.10-8.15 (1H,
m), 8.47 (1H, d, J=2Hz), 8.60 (1H, s), 8.76 (1H,
s) 質量分析 : 296 (M+1)
【0041】実施例6 N−(5−アミノメチルピリジン−3−イル)−N’−
(1−メチルインドール−5−イル)ウレア(0.15
g)のトルエン(15ml)中の懸濁液に、ベンズアル
デヒド(52ml)を加えた。混合物を窒素雰囲気下で
4時間環流し、溶媒を留去した。残留物をエタノール
(15ml)に懸濁し、水素化ホウ素ナトリウム(58
mg)を加えた。懸濁液を50℃で2時間攪拌し、溶媒
を留去した。残留物をクロロホルム−水に加えた。有機
層を硫酸ナトリウムで乾燥後、クロロホルム−メタノー
ル(0〜15%、V/V)を溶離溶媒として用いるシリ
カゲルクロマトグラフィーに付して、N−[5−(N−
ベンジルアミノメチル)ピリジン−3−イル]−N’−
(1−メチルインドール−5−イル)ウレア(34m
g)を得た。 mp : 70-80℃ IR (ヌジョール) : 1650 cm-1 NMR (DMSO-d6, δ) : 3.60-3.80 (4H, m), 3.76 (3H,
s), 6.34 (1H, d,J=3Hz), 7.10-7.40 (8H, m), 7.69 (1
H, s), 7.95 (1H, br s), 8.12(1H, s), 8.40-8.60 (3
H, m), 8.75 (1H, s) 質量分析 : 386 (M+1)
【0042】実施例7 N−(5−アミノメチルピリジン−3−イル)−N’−
(1−メチルインドール−5−イル)ウレア(0.10
g)のクロロホルム(5ml)中の懸濁液に、トリエチ
ルアミン(0.094ml)と塩化ベンゾイル(0.0
43ml)を加えた。懸濁液を室温で2時間攪拌し、水
と重炭酸ナトリウム水溶液で順次洗浄し、硫酸ナトリウ
ムで乾燥後、クロロホルム−メタノール(0〜5%、V
/V)を溶離溶媒として用いるシリカゲルクロマトグラ
フィーに付して、N−[5−(N−ベンゾイルアミノメ
チル)ピリジン−3−イル]−N’−(1−メチルイン
ドール−5−イル)ウレア(74mg)を得た。 mp : 218-220℃ IR (ヌジョール) : 1705, 1635 cm-1 NMR (DMSO-d6, δ) : 3.75 (3H, s), 4.48 (2H, d, J=
6Hz), 6.34 (1H, d,J=3Hz), 7.14 (1H, dd, J=8Hz, 2H
z), 7.26 (1H, d, J=3Hz), 7.33(1H, d, J=8Hz), 7.45-
7.60 (3H, m), 7.67 (1H, s), 7.80-7.95 (3H,m), 8.15
(1H, s), 8.45-8.55 (2H, m), 8.76 (1H, s), 9.10 (1
H,br t, J=6Hz) 質量分析 : 400 (M+1)
【0043】実施例8 N−(5−アミノメチルピリジン−3−イル)−N’−
(1−メチルインドール−5−イル)ウレア(0.10
g)のメタノール(5ml)中の溶液に、酢酸(0.0
2ml)とメチルチオ(イミノ)メチルベンゼン・ヨウ
化水素(0.19g)を加えた。溶液を60℃で7時間
攪拌した。冷却後、反応混合物から溶媒を留去し、クロ
ロホルム−メタノール(0〜20%、V/V)を溶離溶
媒として用いるシリカゲルクロマトグラフィーに付し
て、N−[3−[[イミノ(フェニル)メチル]アミノ
メチル]ピリジン−5−イル]−N’−(1−メチルイ
ンドール−5−イル)ウレア(75mg)を得た。 mp : 165-180℃ IR (ヌジョール) : 1660, 1610 cm-1 NMR (DMSO-d6, δ) : 3.76 (3H, s), 4.67 (2H, s),
6.34 (1H, d,J=3Hz), 7.15 (1H, dd, J=9Hz, 3Hz), 7.2
8 (1H, d, J=3Hz), 7.35(1H, d, J=9Hz), 7.60-7.85 (6
H, m), 8.24 (1H, s), 8.31 (1H, s),8.53 (1H, d, J=2
Hz), 8.68 (1H, s), 8.96 (1H, s), 9.6-10.0(3H, br
s) 質量分析 : 399 (M+1)
【0044】実施例9 下記の化合物を実施例6と同様にして得た。 N−[5−[N−(3,4−ジメトキシベンジル)アミ
ノメチル]ピリジン−3−イル]−N’−(1−メチル
インドール−5−イル)ウレア mp : 145-147℃ IR (ヌジョール) : 1650 cm-1 NMR (DMSO-d6, δ) : 3.64 (2H, s), 3.67 (2H, s),
3.73 (3H, s), 3.76(6H, s), 6.36 (1H, d, J=3Hz), 6.
87 (2H, m), 6.99 (1H, s), 7.18(1H, d, J=9Hz), 7.27
(1H, d, J=3Hz), 7.35 (1H, d, J=9Hz), 7.70(1H, s),
7.99 (1H, br s), 8.11 (1H, s), 8.45 (1H, s), 8.56
(1H,br s), 8.74 (1H, br s) 質量分析 : 446 (M+1)
【0045】実施例10 1−[(5−アミノメチルピリジン−3−イル)カルバ
モイル]−5−メチル−2,3−ジヒドロピロロ[2,
3−f]インドール(0.1g)のメタノール中の懸濁
液に、3−メトキシベンズアルデヒド(0.038m
l)を加えた。パラジウム炭(5%、0.025g)を
用いて混合物を9.5時間水素化した。結晶を濾去後、
濾液から溶媒を留去し、シリカゲルクロマトグラフィー
(クロロホルム:メタノール=4:1)に付した。次に
生成物をジイソプロピルエーテルで粉砕して、1−[5
−[[N−(3−メトキシベンジル)アミノメチル]ピ
リジン−3−イル]カルバモイル]−5−メチル−2,
3−ジヒドロピロロ[2,3−f]インドール(65
g)を得た。 mp : 124-126℃ IR (ヌジョール) : 1650 cm-1 NMR (DMSO-d6, δ) : 3.29 (2H, t, J=8Hz), 3.73 (3
H, s), 3.76 (3H,s), 3.83 (4H, br s), 4.18 (2H, t,
J=8Hz), 6.31 (1H, d, J=3Hz),6.91 (1H, m), 6.96 (1
H, br s), 7.00 (1H, d, J=5Hz), 7.19 (1H,d, J=3Hz),
7.27 (1H, s), 7.28 (1H, m), 8.04 (1H, br s), 8.11
(1H, br s), 8.20 (1H, br s), 8.67 (2H, m) 質量分析 : 442 (M+1)
【0046】実施例11 下記の化合物を実施例10と同様にして得た。 1−[5−(N−ベンジルアミノメチル)ピリジン−3
−イル]カルバモイル]−5−メチル−2,3−ジヒド
ロピロロ[2,3−f]インドール mp : 125-126℃ IR (ヌジョール) : 1660 cm-1 NMR (DMSO-d6, δ) : 3.28 (2H, t, J=8Hz), 3.73 (3
H, s), 3.84 (4H,m), 4.18 (2H, t, J=8Hz), 6.31 (1H,
d, J=3Hz), 7.19 (1H, d,J=3Hz), 7.35 (7H, m), 8.05
(1H, br s), 8.08 (1H, br s), 8.20(1H, br s), 8.68
(2H, br s) 質量分析 : 412 (M+1)
【0047】実施例12 下記の化合物を実施例7と同様にして得た。 (1)N−[5−[N−(3,4−ジメトキシベンゾイ
ル)アミノメチル]ピリジン−3−イル]−N’−(1
−メチルインドール−5−イル)ウレア mp : 189-190℃ IR (ヌジョール) : 1630 cm-1 NMR (DMSO-d6, δ) : 3.75 (3H, s), 3.81 (6H, s),
4.47 (2H, d,J=6Hz), 6.34 (1H, d, J=3Hz), 7.03 (1H,
d, J=9Hz), 7.13 (1H, dd,J=2Hz, 9Hz), 7.27 (1H, d,
J=3Hz), 7.34 (1H, d, J=9Hz), 7.55(2H, m), 7.67 (1
H, d, J=2Hz), 7.90 (1H, br s), 8.15 (1H, d,J=2Hz),
8.51 (2H, br s), 8.78 (1H, br s), 8.99 (1H, br s) 質量分析 : 460 (M+1) (2)1−[[5−[N−(3,4−ジメトキシベンゾ
イル)アミノメチル]ピリジン−3−イル]カルバモイ
ル]−5−メチル−2,3−ジヒドロピロロ[2,3−
f]インドール mp : 144-145℃ IR (ヌジョール) : 1640 cm-1 NMR (DMSO-d6, δ) : 3.26 (2H, t, J=8Hz), 3.73 (3
H, s), 3.81 (6H,br s), 4.15 (2H, t, J=8Hz), 4.49
(2H, br s), 6.31 (1H, d,J=3Hz), 7.04 (1H, d, J=8H
z), 7.18 (1H, d, J=3Hz), 7.26 (1H,br s), 7.50 (2H,
m), 7.97 (1H, br s), 8.01 (1H, br s), 8.19(2H, br
s), 8.65 (1H, br s) 質量分析 : 486 (M+1)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 31/44 AAM A61K 31/44 AAM AAN AAN ADR ADR AED AED C07D 401/14 209 C07D 401/14 209 487/04 137 487/04 137 (72)発明者 加藤 眞行 京都市西京区御陵大枝山町6−16−12

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 [式中、(i)R1およびR2はそれぞれ水素、 R3は低級アルキル基、 R4およびR5は共に結合してビニレンを形成するか; (ii)R1およびR2は共に結合してエチレンを形成
    し、 R3およびR4は、それぞれ低級アルキル基または共に結
    合して1,3−ブタジエニレンを形成し、 R5は水素であるか;または (iii)R1およびR2は共に結合してエチレンを形成
    し、 R3は低級アルキル基、 R4およびR5は共に結合してビニレンを形成し、 R6はアミノ(低級)アルキル基、アシル基、任意に置
    換されたアリール(低級)アルキル基またはイミノ(ア
    リール)メチル基、 Xは結合またはNH、 Yは結合または低級アルキレン基、をそれぞれ意味す
    る。]で表される化合物および医薬として許容されるそ
    の塩。
JP31694197A 1996-11-29 1997-11-18 尿素誘導体 Pending JPH10168079A (ja)

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