JPH1016818A - 車体構造 - Google Patents
車体構造Info
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- JPH1016818A JPH1016818A JP16945396A JP16945396A JPH1016818A JP H1016818 A JPH1016818 A JP H1016818A JP 16945396 A JP16945396 A JP 16945396A JP 16945396 A JP16945396 A JP 16945396A JP H1016818 A JPH1016818 A JP H1016818A
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- JP
- Japan
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- power unit
- mount
- vehicle body
- center member
- center
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ストッパを追加することなく、マウントの構成
部品の軸線方向の振動を規制する。 【解決手段】車体構造は、車体のエンジンルーム内に配
設されるパワーユニット17と、車体の骨格をなす溝状
のセンタメンバ22と、内筒及び外筒29を有し、これ
らの両筒29を弾性体にて結合してなるマウント28と
を備える。マウント28をセンタメンバ22の内部空間
に配置する。マウント28の外筒29をパワーユニット
側ブラケット33によってパワーユニット17のエンジ
ン15に固定し、内筒の上下両端をセンタメンバ22の
対向する上壁部25及び底壁部27に固定する。この構
造では、パワーユニット17からマウント28に対し軸
線方向(上下方向)の振動が加わった場合、同方向へ外
筒29及び弾性体32が動こうとするが、その動きは上
壁部25又は底壁部27によって規制される。
部品の軸線方向の振動を規制する。 【解決手段】車体構造は、車体のエンジンルーム内に配
設されるパワーユニット17と、車体の骨格をなす溝状
のセンタメンバ22と、内筒及び外筒29を有し、これ
らの両筒29を弾性体にて結合してなるマウント28と
を備える。マウント28をセンタメンバ22の内部空間
に配置する。マウント28の外筒29をパワーユニット
側ブラケット33によってパワーユニット17のエンジ
ン15に固定し、内筒の上下両端をセンタメンバ22の
対向する上壁部25及び底壁部27に固定する。この構
造では、パワーユニット17からマウント28に対し軸
線方向(上下方向)の振動が加わった場合、同方向へ外
筒29及び弾性体32が動こうとするが、その動きは上
壁部25又は底壁部27によって規制される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパワーユニットが取
り付けられる車体の構造に関するものである。
り付けられる車体の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な車両においては、エンジンとト
ランスミッション等とを連結して構成したパワーユニッ
トが、車体前部のエンジンルーム内に配設される。この
パワーユニットは、車体の骨格をなすメンバにマウント
を介して取り付けられる。例えば、特開平7−8161
7号公報には、エンジンルーム内の左右両側に設けられ
たサイドメンバ内にマウントを配置した「車体前部構
造」が開示されている。この技術では、図8に示すよう
に、サイドメンバ51の側壁51aに貫通孔52が開け
られ、車体側ブラケット53がこの貫通孔52に挿通さ
れて側壁51aに固定されている。また、パワーユニッ
ト54にはフランジ55が形成され、ここにパワーユニ
ット側ブラケット56が取り付けられている。
ランスミッション等とを連結して構成したパワーユニッ
トが、車体前部のエンジンルーム内に配設される。この
パワーユニットは、車体の骨格をなすメンバにマウント
を介して取り付けられる。例えば、特開平7−8161
7号公報には、エンジンルーム内の左右両側に設けられ
たサイドメンバ内にマウントを配置した「車体前部構
造」が開示されている。この技術では、図8に示すよう
に、サイドメンバ51の側壁51aに貫通孔52が開け
られ、車体側ブラケット53がこの貫通孔52に挿通さ
れて側壁51aに固定されている。また、パワーユニッ
ト54にはフランジ55が形成され、ここにパワーユニ
ット側ブラケット56が取り付けられている。
【0003】マウント57はパワーユニット54を車体
に弾性的に支持するためのものであり、水平方向へ延び
る外筒59及び内筒61と、両者59,61を結合する
弾性体62とを備えている。このマウント57の外筒5
9は車体側ブラケット53に嵌合され、ボルト等(図示
略)によってサイドメンバ51に固定されている。ま
た、パワーユニット側ブラケット56及び内筒61には
連結ボルト64が挿通され、その先端にナット65が螺
合されている。これらの連結ボルト64及びナット65
によって、内筒61とパワーユニット側ブラケット56
とが連結されている。
に弾性的に支持するためのものであり、水平方向へ延び
る外筒59及び内筒61と、両者59,61を結合する
弾性体62とを備えている。このマウント57の外筒5
9は車体側ブラケット53に嵌合され、ボルト等(図示
略)によってサイドメンバ51に固定されている。ま
た、パワーユニット側ブラケット56及び内筒61には
連結ボルト64が挿通され、その先端にナット65が螺
合されている。これらの連結ボルト64及びナット65
によって、内筒61とパワーユニット側ブラケット56
とが連結されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した公
報の技術では、マウント57の構成部品である内筒61
や弾性体62の軸線方向(図8の左右方向)の動きを規
制するものがない。このため、パワーユニット54から
マウント57に対し軸線方向の振動が加わった場合、そ
の方向への内筒61等の動きを規制しようとするには、
図8において二点鎖線で示すように、同内筒61にスト
ッパ66を新たに設ける必要がある。このような問題
は、マウントをセンタメンバ内に収容し、外筒を同セン
タメンバに連結し、内筒をパワーユニットに連結した場
合にも同様に起こる。
報の技術では、マウント57の構成部品である内筒61
や弾性体62の軸線方向(図8の左右方向)の動きを規
制するものがない。このため、パワーユニット54から
マウント57に対し軸線方向の振動が加わった場合、そ
の方向への内筒61等の動きを規制しようとするには、
図8において二点鎖線で示すように、同内筒61にスト
ッパ66を新たに設ける必要がある。このような問題
は、マウントをセンタメンバ内に収容し、外筒を同セン
タメンバに連結し、内筒をパワーユニットに連結した場
合にも同様に起こる。
【0005】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、ストッパを追加することなく、
マウントの構成部品の軸線方向の振動を規制することで
ある。
のであり、その目的は、ストッパを追加することなく、
マウントの構成部品の軸線方向の振動を規制することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の第1の発明は、車体のエンジンルー
ム内に配設されるパワーユニットと、車体の骨格をなす
溝状又は筒状のメンバと、内筒及び外筒を有し、これら
の両筒を弾性体にて結合してなるマウントとを備え、そ
のマウントを前記メンバ内に配置するとともに、外筒を
パワーユニットに固定し、かつ内筒の両端をメンバの対
向する内壁に固定している。
に請求項1に記載の第1の発明は、車体のエンジンルー
ム内に配設されるパワーユニットと、車体の骨格をなす
溝状又は筒状のメンバと、内筒及び外筒を有し、これら
の両筒を弾性体にて結合してなるマウントとを備え、そ
のマウントを前記メンバ内に配置するとともに、外筒を
パワーユニットに固定し、かつ内筒の両端をメンバの対
向する内壁に固定している。
【0007】上記第1の発明では、パワーユニットから
マウントに対し軸線方向の振動が加わった場合、同方向
へ外筒及び弾性体が動こうとするが、その動きは、外筒
及び弾性体の少なくとも一方がメンバの内壁に当たるこ
とによって規制される。換言すると、メンバの対向する
内壁がストッパとしても機能する。
マウントに対し軸線方向の振動が加わった場合、同方向
へ外筒及び弾性体が動こうとするが、その動きは、外筒
及び弾性体の少なくとも一方がメンバの内壁に当たるこ
とによって規制される。換言すると、メンバの対向する
内壁がストッパとしても機能する。
【0008】請求項2に記載の第2の発明は、第1の発
明の構成に加え、前記マウントはパワーユニットの重心
の略下方において同パワーユニット及びメンバを連結
し、前記メンバのマウントとの連結箇所は、前記パワー
ユニットのエンジンの回転軸を中心とする円の接線方向
に沿って延びている。
明の構成に加え、前記マウントはパワーユニットの重心
の略下方において同パワーユニット及びメンバを連結
し、前記メンバのマウントとの連結箇所は、前記パワー
ユニットのエンジンの回転軸を中心とする円の接線方向
に沿って延びている。
【0009】上記第2の発明では、パワーユニットの重
心の略下方において、同パワーユニット及びメンバがマ
ウントによって連結されている場合、パワーユニットの
作動にともない、エンジンの回転軸を中心とする円の接
線方向へ向かう力が生ずる。この力はマウントを介して
メンバに伝達する。一方、車体側からは、メンバに対
し、前記接線方向とは反対方向の力が作用する。ここ
で、前記接線方向及びその反対方向と、両方向の力を受
けるメンバの延出方向とが一致している。このためメン
バには、その剛性の最も高い方向である、メンバの延出
方向に力が加わり、同メンバを曲げようとする上下方向
からの力はほとんど加わらない。従って、メンバの曲げ
方向の剛性を高めなくてもすむ。
心の略下方において、同パワーユニット及びメンバがマ
ウントによって連結されている場合、パワーユニットの
作動にともない、エンジンの回転軸を中心とする円の接
線方向へ向かう力が生ずる。この力はマウントを介して
メンバに伝達する。一方、車体側からは、メンバに対
し、前記接線方向とは反対方向の力が作用する。ここ
で、前記接線方向及びその反対方向と、両方向の力を受
けるメンバの延出方向とが一致している。このためメン
バには、その剛性の最も高い方向である、メンバの延出
方向に力が加わり、同メンバを曲げようとする上下方向
からの力はほとんど加わらない。従って、メンバの曲げ
方向の剛性を高めなくてもすむ。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、第1及び第2の発明を具体
化した一実施の形態を図1〜図5に従って説明する。
化した一実施の形態を図1〜図5に従って説明する。
【0011】図2に示すように車体11の前部(図2の
左側部)は、ボンネット、フェンダパネル等を支持する
ための四角枠状の本体枠12を備えている。本体枠12
の内部空間はエンジンルーム13を構成しており、そこ
にはエンジン15及びトランスミッション16よりなる
パワーユニット17が配設されている。エンジン15
は、車体11の幅方向(図2の略左右方向)に沿って配
列された複数の気筒14と、同方向に延び、かつ図3の
矢印A方向に回転する回転軸(クランク軸)23とを備
えている。トランスミッション16はエンジン15の右
側に配置され、前記回転軸23に駆動連結されている。
このように、パワーユニット17は車体11に対し横置
きに配置されている。
左側部)は、ボンネット、フェンダパネル等を支持する
ための四角枠状の本体枠12を備えている。本体枠12
の内部空間はエンジンルーム13を構成しており、そこ
にはエンジン15及びトランスミッション16よりなる
パワーユニット17が配設されている。エンジン15
は、車体11の幅方向(図2の略左右方向)に沿って配
列された複数の気筒14と、同方向に延び、かつ図3の
矢印A方向に回転する回転軸(クランク軸)23とを備
えている。トランスミッション16はエンジン15の右
側に配置され、前記回転軸23に駆動連結されている。
このように、パワーユニット17は車体11に対し横置
きに配置されている。
【0012】車体11はその骨格をなすメンバとして、
サスペンションメンバ18、左右一対のサイドメンバ1
9,19、フロントクロスメンバ21及びセンタメンバ
22を備えている。サスペンションメンバ18はサスペ
ンションアーム(ホイールの動きを規制するアーム)を
支持するためのものである。同メンバ18はエンジンル
ーム13の後部に配置され、両サイドメンバ19,19
に締結されている。両サイドメンバ19,19はパワー
ユニット17をその左右両側から支持するとともに、車
体11の前方から衝撃が加わった場合の緩衝部材として
機能するものである。両サイドメンバ19,19はエン
ジンルーム13の左右両側部に配置され、互いに平行に
車体11の前後方向に延びている。各サイドメンバ1
9,19の後端部は車体11のボディ骨格に溶接固定さ
れている。また、各サイドメンバ19,19の前端部分
は前記本体枠12から前方へ突出している。フロントク
ロスメンバ21は前述したサイドメンバ19,19と同
様に緩衝部材として機能するものであり、バンパ(図示
略)の裏側に配置される。フロントクロスメンバ21は
車体11の幅方向へ延び、自身の両端部分において前記
両サイドメンバ19,19に固定されている。
サスペンションメンバ18、左右一対のサイドメンバ1
9,19、フロントクロスメンバ21及びセンタメンバ
22を備えている。サスペンションメンバ18はサスペ
ンションアーム(ホイールの動きを規制するアーム)を
支持するためのものである。同メンバ18はエンジンル
ーム13の後部に配置され、両サイドメンバ19,19
に締結されている。両サイドメンバ19,19はパワー
ユニット17をその左右両側から支持するとともに、車
体11の前方から衝撃が加わった場合の緩衝部材として
機能するものである。両サイドメンバ19,19はエン
ジンルーム13の左右両側部に配置され、互いに平行に
車体11の前後方向に延びている。各サイドメンバ1
9,19の後端部は車体11のボディ骨格に溶接固定さ
れている。また、各サイドメンバ19,19の前端部分
は前記本体枠12から前方へ突出している。フロントク
ロスメンバ21は前述したサイドメンバ19,19と同
様に緩衝部材として機能するものであり、バンパ(図示
略)の裏側に配置される。フロントクロスメンバ21は
車体11の幅方向へ延び、自身の両端部分において前記
両サイドメンバ19,19に固定されている。
【0013】センタメンバ22は本体枠12を補強する
とともに、パワーユニット17を下側から支持するため
のものである。センタメンバ22はパワーユニット17
の下方に配置されている。センタメンバ22の前端はボ
ルト等の締結部材(図示略)によって本体枠12に固定
され、後端は同じく締結部材(図示略)によって前記サ
スペンションメンバ18に固定されている。図1に示す
ように、センタメンバ22は上壁部25、側壁部26及
び底壁部27を備え、全体として側面において開放され
た溝状をなしている。上壁部25及び底壁部27は対向
する一対の内壁を構成している。
とともに、パワーユニット17を下側から支持するため
のものである。センタメンバ22はパワーユニット17
の下方に配置されている。センタメンバ22の前端はボ
ルト等の締結部材(図示略)によって本体枠12に固定
され、後端は同じく締結部材(図示略)によって前記サ
スペンションメンバ18に固定されている。図1に示す
ように、センタメンバ22は上壁部25、側壁部26及
び底壁部27を備え、全体として側面において開放され
た溝状をなしている。上壁部25及び底壁部27は対向
する一対の内壁を構成している。
【0014】前記パワーユニット17は、マウント28
によってセンタメンバ22に弾性的に支持されている。
より詳しくは、マウント28は図4及び図5に示すよう
に外筒29と、その外筒29内に配置された内筒31
と、外筒29及び内筒31を結合するゴム等の弾性体3
2と、パワーユニット側ブラケット33とを備えてい
る。内筒31、外筒29及び弾性体32は、それらの軸
線34が上下方向へ延びるような姿勢で、センタメンバ
22内においてパワーユニット17の重心24直下の位
置に収容されている。パワーユニット側ブラケット33
は平板状をなす取り付け部35と、同取り付け部35及
び外筒29を繋ぐ連結部36とから構成されている。取
り付け部35には複数個の孔37が開けられており、こ
れらの孔37に挿通された複数本のボルト38によっ
て、マウント28がエンジン15に締結されている。
によってセンタメンバ22に弾性的に支持されている。
より詳しくは、マウント28は図4及び図5に示すよう
に外筒29と、その外筒29内に配置された内筒31
と、外筒29及び内筒31を結合するゴム等の弾性体3
2と、パワーユニット側ブラケット33とを備えてい
る。内筒31、外筒29及び弾性体32は、それらの軸
線34が上下方向へ延びるような姿勢で、センタメンバ
22内においてパワーユニット17の重心24直下の位
置に収容されている。パワーユニット側ブラケット33
は平板状をなす取り付け部35と、同取り付け部35及
び外筒29を繋ぐ連結部36とから構成されている。取
り付け部35には複数個の孔37が開けられており、こ
れらの孔37に挿通された複数本のボルト38によっ
て、マウント28がエンジン15に締結されている。
【0015】前記上壁部25及び底壁部27において、
内筒31の上下両端に対応する箇所にはそれぞれ孔39
が開けられている。これらの孔39,39及び内筒31
にはボルト41が挿通され、そのボルト41上にナット
42が螺合されている。これらのボルト41及びナット
42によって内筒31の両端が、センタメンバ22の対
向する上壁部25及び底壁部27に締結されている。こ
のように、マウント28はパワーユニット17の重心2
4の直下において、同パワーユニット17及びセンタメ
ンバ22を連結している。
内筒31の上下両端に対応する箇所にはそれぞれ孔39
が開けられている。これらの孔39,39及び内筒31
にはボルト41が挿通され、そのボルト41上にナット
42が螺合されている。これらのボルト41及びナット
42によって内筒31の両端が、センタメンバ22の対
向する上壁部25及び底壁部27に締結されている。こ
のように、マウント28はパワーユニット17の重心2
4の直下において、同パワーユニット17及びセンタメ
ンバ22を連結している。
【0016】さらに、図3に示すように前記センタメン
バ22の少なくともマウント28との連結箇所(収容箇
所)は、エンジン15の回転軸(クランク軸)23を中
心とする円43の接線方向に沿って延びている。ここで
は、センタメンバ22の全体が水平に前後方向に延びて
いる。
バ22の少なくともマウント28との連結箇所(収容箇
所)は、エンジン15の回転軸(クランク軸)23を中
心とする円43の接線方向に沿って延びている。ここで
は、センタメンバ22の全体が水平に前後方向に延びて
いる。
【0017】上述のように構成された本実施の形態によ
ると、パワーユニット17からマウント28に対し軸線
方向(上下方向)の振動が外力により加わった場合、同
方向へ外筒29及び弾性体32が動こうとするが、その
動きは、外筒29及び弾性体32の少なくとも一方がセ
ンタメンバ22の上壁部25又は底壁部27に当たるこ
とによって規制される。換言すると、上壁部25及び底
壁部27はセンタメンバ22の一部を構成するほか、ス
トッパとしても機能する。このため、従来技術とは異な
り、新たにストッパを設けなくてもすみ、その分、部品
点数の減少を図ることができる。
ると、パワーユニット17からマウント28に対し軸線
方向(上下方向)の振動が外力により加わった場合、同
方向へ外筒29及び弾性体32が動こうとするが、その
動きは、外筒29及び弾性体32の少なくとも一方がセ
ンタメンバ22の上壁部25又は底壁部27に当たるこ
とによって規制される。換言すると、上壁部25及び底
壁部27はセンタメンバ22の一部を構成するほか、ス
トッパとしても機能する。このため、従来技術とは異な
り、新たにストッパを設けなくてもすみ、その分、部品
点数の減少を図ることができる。
【0018】また、パワーユニット17の重心24の下
方において同パワーユニット17及びセンタメンバ22
がマウント28によって連結されている場合、パワーユ
ニット17のエンジントルク力にともない、回転軸23
を中心とする円43の接線方向へ向かう力が生ずる。こ
の力はマウント28を介してセンタメンバ22に伝達す
る。一方、その反作用として、車体11側からは、セン
タメンバ22に対し前記接線方向とは反対方向の力Fが
作用する。ここで、前記接線方向及びその反対方向と、
両方向の力を受けるセンタメンバ22の延出方向とが一
致している。このため、センタメンバ22には、その剛
性の最も高い方向である、センタメンバ22の延出方向
(前後方向)に力が加わり、同センタメンバ22を曲げ
ようとする上下方向の力はほとんど加わらない。従っ
て、センタメンバ22の曲げ方向の剛性を高めなくても
すみ、同センタメンバ22の軽量化を図ることが可能と
なる。このように、前述したマウント28を用いたパワ
ーユニット17の支持構造では、センタメンバ22の曲
げ振動が起こりにくく、同方向のセンタメンバ22の強
度を確保するうえで有利である。
方において同パワーユニット17及びセンタメンバ22
がマウント28によって連結されている場合、パワーユ
ニット17のエンジントルク力にともない、回転軸23
を中心とする円43の接線方向へ向かう力が生ずる。こ
の力はマウント28を介してセンタメンバ22に伝達す
る。一方、その反作用として、車体11側からは、セン
タメンバ22に対し前記接線方向とは反対方向の力Fが
作用する。ここで、前記接線方向及びその反対方向と、
両方向の力を受けるセンタメンバ22の延出方向とが一
致している。このため、センタメンバ22には、その剛
性の最も高い方向である、センタメンバ22の延出方向
(前後方向)に力が加わり、同センタメンバ22を曲げ
ようとする上下方向の力はほとんど加わらない。従っ
て、センタメンバ22の曲げ方向の剛性を高めなくても
すみ、同センタメンバ22の軽量化を図ることが可能と
なる。このように、前述したマウント28を用いたパワ
ーユニット17の支持構造では、センタメンバ22の曲
げ振動が起こりにくく、同方向のセンタメンバ22の強
度を確保するうえで有利である。
【0019】本実施の形態は前述した事項以外にも次に
示す特徴を有する。 (a)センタメンバ22が溝状をなしていることに着目
し、マウント28の大部分をこのセンタメンバ22の内
部空間に収容したので、通常は空きスペースとなってい
るセンタメンバ22の内部空間を有効に利用できる。エ
ンジンルーム13においてマウント28を設置するため
の専用のスペースを確保しなくてもすむ。
示す特徴を有する。 (a)センタメンバ22が溝状をなしていることに着目
し、マウント28の大部分をこのセンタメンバ22の内
部空間に収容したので、通常は空きスペースとなってい
るセンタメンバ22の内部空間を有効に利用できる。エ
ンジンルーム13においてマウント28を設置するため
の専用のスペースを確保しなくてもすむ。
【0020】(b)パワーユニットを車体に支持する場
合、通常はパワーユニットにブラケットが固定され、車
体にブラケットが固定され、これらのブラケットの間に
マウントが介在される。本実施の形態では、センタメン
バ22の上壁部25及び底壁部27が車体側のブラケッ
トとしても機能する。そのため、この車体側のブラケッ
トを省略し、その分だけ部品点数を少なくし、重量を軽
減することができる。
合、通常はパワーユニットにブラケットが固定され、車
体にブラケットが固定され、これらのブラケットの間に
マウントが介在される。本実施の形態では、センタメン
バ22の上壁部25及び底壁部27が車体側のブラケッ
トとしても機能する。そのため、この車体側のブラケッ
トを省略し、その分だけ部品点数を少なくし、重量を軽
減することができる。
【0021】なお、本発明は次に示す別の実施の形態に
具体化することができる。 (1)マウント28が、パワーユニット17の重心24
の直下から前方又は後方に多少ずれた位置において、パ
ワーユニット17及びセンタメンバ22を連結する場合
であっても、前記実施の形態と同様の効果を得ることが
可能である。この場合には、センタメンバ22のマウン
ト28との連結箇所及びその近傍部分を、例えば図6に
示すように、エンジン15の回転軸23を中心とする円
43の接線方向に沿って延びるような形状にすることが
望ましい。なお、図中の46は重心24を通り鉛直方向
へ延びる仮想線である。
具体化することができる。 (1)マウント28が、パワーユニット17の重心24
の直下から前方又は後方に多少ずれた位置において、パ
ワーユニット17及びセンタメンバ22を連結する場合
であっても、前記実施の形態と同様の効果を得ることが
可能である。この場合には、センタメンバ22のマウン
ト28との連結箇所及びその近傍部分を、例えば図6に
示すように、エンジン15の回転軸23を中心とする円
43の接線方向に沿って延びるような形状にすることが
望ましい。なお、図中の46は重心24を通り鉛直方向
へ延びる仮想線である。
【0022】(2)本発明の目的を達成するという観点
からは、センタメンバ22に限らず、他のメンバにマウ
ント28を収容してもよい。 (3)前記実施の形態では溝状のセンタメンバ22を例
にとって説明したが、図7に示すような筒状のメンバ4
4を用いてもよい。ただし、この場合には、パワーユニ
ット側ブラケット33をメンバ44の外部に位置させる
ために、同メンバ44に開口45を設ける必要がある。
からは、センタメンバ22に限らず、他のメンバにマウ
ント28を収容してもよい。 (3)前記実施の形態では溝状のセンタメンバ22を例
にとって説明したが、図7に示すような筒状のメンバ4
4を用いてもよい。ただし、この場合には、パワーユニ
ット側ブラケット33をメンバ44の外部に位置させる
ために、同メンバ44に開口45を設ける必要がある。
【0023】以上、本発明の各実施の形態について説明
したが、各形態から把握できる請求項以外の技術的思想
について、以下にそれらの効果とともに記載する。 (イ)請求項2に記載の車体構造において、前記エンジ
ンはその回転軸が車体の幅方向に延びるように配置され
ており、前記メンバはパワーユニットの重心の下方を通
り車体の前後方向へ延びて同パワーユニットを支持する
センタメンバである車体構造。
したが、各形態から把握できる請求項以外の技術的思想
について、以下にそれらの効果とともに記載する。 (イ)請求項2に記載の車体構造において、前記エンジ
ンはその回転軸が車体の幅方向に延びるように配置され
ており、前記メンバはパワーユニットの重心の下方を通
り車体の前後方向へ延びて同パワーユニットを支持する
センタメンバである車体構造。
【0024】このような構成とすることにより、パワー
ユニット又は車体からセンタメンバへは、そのセンタメ
ンバの剛性の最も高い方向である、前後方向の力が加わ
る。センタメンバを上下に曲げようとする力は加わりに
くい。従って、上下方向のセンタメンバの剛性を高めな
くてもすむ。
ユニット又は車体からセンタメンバへは、そのセンタメ
ンバの剛性の最も高い方向である、前後方向の力が加わ
る。センタメンバを上下に曲げようとする力は加わりに
くい。従って、上下方向のセンタメンバの剛性を高めな
くてもすむ。
【0025】
【発明の効果】第1の発明によれば、メンバの対向する
内壁がマウントの構成部品の軸線方向の動きを規制する
ので、新たにストッパを設けなくてもすみ、部品点数の
減少を図ることができる。
内壁がマウントの構成部品の軸線方向の動きを規制する
ので、新たにストッパを設けなくてもすみ、部品点数の
減少を図ることができる。
【0026】第2の発明によれば、第1の発明の効果に
加え、メンバの曲げ方向の剛性を高めなくてもすみ、そ
の分、軽量化を図ることができる。
加え、メンバの曲げ方向の剛性を高めなくてもすみ、そ
の分、軽量化を図ることができる。
【図1】パワーユニット、センタメンバ及びマウントの
位置関係を示す部分斜視図。
位置関係を示す部分斜視図。
【図2】エンジンルーム内の構成を示す概略図。
【図3】パワーユニット、センタメンバ及びマウントの
位置関係を示す概略側面図。
位置関係を示す概略側面図。
【図4】パワーユニットのセンタメンバとの連結部分の
分解斜視図。
分解斜視図。
【図5】マウントの内筒両端がセンタメンバに締結され
た状態を示す断面図。
た状態を示す断面図。
【図6】重心の直下から後方へずれた位置において、パ
ワーユニット及びセンタメンバをマウントによって連結
した、別の実施の形態を示す概略側面図。
ワーユニット及びセンタメンバをマウントによって連結
した、別の実施の形態を示す概略側面図。
【図7】筒状のメンバを用いた別の実施の形態を示す部
分斜視図。
分斜視図。
【図8】従来技術を示す部分断面図。
11…車体、13…エンジンルーム、15…エンジン、
17…パワーユニット、22…センタメンバ、23…回
転軸、24…重心、28…マウント、29…外筒、31
…内筒、32…弾性体、43…円。
17…パワーユニット、22…センタメンバ、23…回
転軸、24…重心、28…マウント、29…外筒、31
…内筒、32…弾性体、43…円。
Claims (2)
- 【請求項1】 車体のエンジンルーム内に配設されるパ
ワーユニットと、 車体の骨格をなす溝状又は筒状のメンバと、 内筒及び外筒を有し、これらの両筒を弾性体にて結合し
てなるマウントとを備え、そのマウントを前記メンバ内
に配置するとともに、外筒をパワーユニットに固定し、
かつ内筒の両端をメンバの対向する内壁に固定した車体
構造。 - 【請求項2】 前記マウントはパワーユニットの重心の
略下方において同パワーユニット及びメンバを連結し、
前記メンバのマウントとの連結箇所は、前記パワーユニ
ットのエンジンの回転軸を中心とする円の接線方向に沿
って延びている請求項1に記載の車体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16945396A JPH1016818A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16945396A JPH1016818A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 車体構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1016818A true JPH1016818A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=15886884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16945396A Pending JPH1016818A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 車体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1016818A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007253642A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Daihatsu Motor Co Ltd | 自動車の下部構造 |
| JP2010280237A (ja) * | 2009-06-02 | 2010-12-16 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両の前下部構造 |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP16945396A patent/JPH1016818A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007253642A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Daihatsu Motor Co Ltd | 自動車の下部構造 |
| JP2010280237A (ja) * | 2009-06-02 | 2010-12-16 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両の前下部構造 |
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