JPH10168609A - 女性用衣類 - Google Patents
女性用衣類Info
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- A41C3/00—Brassieres
- A41C3/0028—Brassieres with size and configuration adjustment means
-
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- A41C3/02—Brassieres with front closures
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- A41F1/006—Brassiére fasteners
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Abstract
は着用後に微調節するアジャスタを左右一対の乳房カッ
プ部の間に備える女性用衣類を提供する。 【解決手段】 左右の乳房カップ部1,1’間に摺動自
在なアジャスタAを備える。該アジャスタAは、外包体
10及びスライド部20からなる。スライド部20は着
用者により操作可能である。外包体10内部の第1の係
合部12とスライド部20の第2の係合部22との係合
位置を変えることで、着用時及び/又は着用後に、左右
の乳房カップ部1,1’間を所望の距離に変えることが
できる。
Description
える女性用衣類に関し、特に左右一対の乳房カップ部の
間の距離を微調節することができるアジャスタを備える
女性用衣類及び該アジャスタに関する。
特にブラジャーそのものに求められる機能は、単にバス
トを覆うだけでなく、着心地よく且ついかにバストライ
ンを美しく見せるか、という面にまで及んでいる。
おいては、アンダーバストの周囲距離を背中側に設けら
れたフックによって数段階に粗調節できるものの、ブラ
ジャーの左右の乳房カップ間の距離は固定されており、
着用者が自己のバスト体型に合わせて微調節できるタイ
プのものはなかった。また、フロントフックタイプのブ
ラジャーでは、乳房カップ部間に設けられたフックによ
って取り付け及び取り外しができるものの、該フックは
固定された距離に設置されており、カップ部間の距離を
変えることができるものではなかった。ところが、バス
ト体型及び左右のバスト間距離は個人差が大きく、汎用
タイプのフロントフックブラジャー等、乳房カップ部を
有する女性用衣類では、各人に適性にフィットするもの
は得られていないのが現状である。
は、着用時及び/又は着用後に、左右の乳房カップ部間
の距離を着用者が自己のバスト体型に合わせて微調節で
きるアジャスタを乳房カップ部間に備える女性用衣類を
提供することにある。
を提供することにある。
包囲する左右一対の乳房カップ部を有する女性用衣類に
おいて、上記乳房カップ部間に、外包体と、該外包体内
部に収容されて該外包体と段階的に係合可能なスライド
部と、該スライド部と該外包体との係合を維持する係合
維持手段と、該スライド部と該外包体との係合を解除す
る係合解除手段と、を具備するアジャスタを有し、上記
乳房カップ部間の距離を調節可能になされていることを
特徴とする女性用衣類が提供される。
ップ部間にアジャスタが設けられているので、着用者が
着用時及び/又は着用後に、容易に乳房カップ部間距離
を微調節することができる。
係合可能な第1の係合部を備え、上記スライド部は、上
記外包体内部に収容されるスライド部本体と、該スライ
ド部本体に設けられ、上記第1の係合部と段階的に係合
可能な第2の係合部と、を備えることが好ましい。該ス
ライド部を着用者が操作することで、着用時にも容易に
乳房カップ部間距離を調節することができる。
けられており、上記第1の係合部と上記第2の係合部と
を係合状態に押圧保持する作用位置と、該第1の係合部
と該第2の係合部とを離間状態にする非作用位置との間
で変形可能であることが好ましい。また、上記係合解除
手段は、上記外包体外部に設けられており、上記係合維
持手段を作用位置から非作用位置に移動させることが好
ましい。該係合維持手段により、通常、第1の係合部と
第2の係合部との係合は維持され、スライド部は外包体
内部に保持される。着用者が必要に応じて、外包体外部
に設けられている係合解除手段を操作することで、係合
維持手段は非作用位置に変形し、第1の係合部と第2の
係合部との係合が解除され、スライド部は摺動自在とな
る。
部にそれぞれ接合する一対のスライド部本体からなるこ
とが好ましい。左右一対に設けることで、着用者の体の
中心から等距離に調節することも、いずれか一方のみ調
節することもできる。
部を相互に取り外し可能に係止する乳房カップ部間係止
部を有し、該乳房カップ部間係止部に前記アジャスタが
設けられているものでもよい。この場合には、乳房カッ
プ部間係止部によって、左右の乳房カップを係止すると
共に、乳房カップ部間距離を調節することができるの
で、着用時に背中側で係止させる必要がなく、着用が容
易になる。
に設けられた粗調節可能な背中側係止部を有し、上記ア
ジャスタによって、着用時及び/又は着用後に乳房カッ
プ部間の距離を微調節するようにしてもよい。また、上
記スライド部は、該スライド部先端部にストッパを備
え、上記外包体から外れないようにされていることが好
ましい。乳房カップ部間にアジャスタを備え、背中側係
止部を有する場合には、調節可能な範囲が広がるので、
より着用者の体型にフィットさせることができる。
1の係合部と係合している一対の上記スライド部本体の
第2の係合部の各係合を同時に解除するようにしても、
個別に解除するようにしてもよい。また該係合解除手段
は、上記外包体を覆うように設けられた押圧部材である
ことが好ましく、同時に解除する場合には単一の押圧部
材であり、個別に解除する場合には少なくとも2個の押
圧部材であることが操作の簡便さから好ましい。
の乳房カップ部の間にアジャスタを備えることで、従来
固定されていた乳房カップ部間の距離を着用者が着用時
及び/又は着用後に微調節することができるので、着用
者自身のバスト体型に合わせてフィットする位置に適
宜、乳房カップ部位置を移動させることができ、フィッ
ト性に富み、着心地が改善される。同時に、乳房カップ
部間距離を縮小することで、左右の乳房は中央に寄せら
れることとなり、優れたバストアップ効果をも奏する。
プ部間の距離を調節するためのアジャスタであって、外
包体と、該外包体内部に収容されて該外包体と段階的に
係合可能なスライド部と、該スライド部と該外包体との
係合を維持する係合維持手段と、該スライド部と該外包
体との係合を解除する係合解除手段と、を具備すること
を特徴とするアジャスタが提供される。
階的に係合可能な第1の係合部を備え、上記スライド部
は、上記外包体内部に収容されるスライド部本体と、該
スライド部本体に設けられ、上記第1の係合部と段階的
に係合可能な第2の係合部と、を備えることが好まし
い。また上記係合維持手段は、上記外包体内部に設けら
れており、上記第1の係合部と上記第2の係合部とを係
合状態に押圧保持する作用位置と、該第1の係合部と該
第2の係合部とを離間状態にする非作用位置との間で変
形可能であり、上記係合解除手段は、上記外包体外部に
設けられており、上記係合維持手段の作用位置と非作用
位置との間の変形をなさしめるべく移動可能であること
が好ましい。
とも一方の係合部は複数の係合部分からなり、他方の係
合部が該複数の係合部分のいずれかと係合して、乳房カ
ップ部間距離を最大に保持する最大離隔位置と、乳房カ
ップ部間距離を最小に保持する最小隣接位置との間で、
該第1及び第2の係合部の係合位置を調節することが好
ましい。
房カップ部にそれぞれ接合する一対のスライド部本体か
らなり、上記係合解除手段は、上記外包体を覆うように
設けられた押圧部材からなり、上記第1の係合部と係合
する一対の第2の係合部の各係合を同時又は個別に解除
するようにすることが好ましい。
体内部に向かって摺動する際に第1及び第2の係合部の
係合をわずかな力で解除して容易に摺動させることがで
き、且つ該外包体外方に向かって摺動する際には第1及
び第2の係合は係合解除手段によらなければ容易に解除
されないように、該第1及び第2の係合部のいずれか一
方は、外包体内方に面する側面がテーパー状で、対向す
る側面が垂直に形成されていることが好ましい。
覆うように設けられた押圧部材であることが好ましい。
該押圧部材が外包体を覆うことで、外観も美しく処理す
ることができると同時に、係合を解除して乳房カップ部
間距離を調節する際には、着用者が押圧部材を自己の指
で押圧するだけで容易に解除することができ、操作性に
も優れたものとなる。
を更に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定される
ものではない。ここでは、主としてブラジャーを例に挙
げて説明するが、本発明はブラジャーに限定されるもの
ではなく、乳房カップ部を備える女性用衣類一般に関し
て適用されるものである。
示すブラジャーの斜視図であり、図2は一対のスライド
部を最大に伸長させた状態を示す図1の一部拡大斜視図
であり、図3は一対のスライド部を最小に縮小させた状
態を示す図1の一部拡大斜視図である。図4は、アジャ
スタAの一実施形態を示す断面図であり、図5は、図4
のスライド部を示す斜視図であり、図6は、最大距離に
伸長させた状態でのアジャスタの係合解除手段を取り除
き、外包体とスライド部との全体を概観する平面図であ
る。
止部を持たず、乳房カップ部間に乳房カップ部間係止部
を有するのみであり、図1に示すように、左右一対の乳
房カップ部1、1’と、土台布3、3’と、該土台布
3、3’を介して乳房カップ部1、1’間を取り外し可
能に係止する乳房カップ部間係止部2と、を有する。乳
房カップ部間係止部2には、アジャスタAが設けられて
おり、左右の乳房カップ部1、1’間の距離を調節する
ことができる。図2及び図3にアジャスタAによって調
節可能な乳房カップ部間の最大距離位置と最小距離位置
とを示す。
アジャスタAは、外包体10と、該外包体10内部に収
容されて該外包体10と段階的に係合可能なスライド部
20と、該スライド部20と該外包体10との係合を維
持する係合維持手段30と、該スライド部20と該外包
体10との係合を解除する係合解除手段40と、を具備
する。
段階的に係合可能な第1の係合部12を備える。外包体
10は、正面11(図4において上部)と、背面14
(図4において下部)と、スライド部20が摺動可能な
側面13と、を備える中空箱体の形態である。
面11に設けられた開口の形態を有する。該開口の幅
は、スライド部20に設けた第2の係合部(詳細は後述
する)が嵌合可能な大きさである。該開口形態の第1の
係合部12を正面11に複数設ける。該開口形態の第1
の係合部12は図示した実施形態においては、正面11
の中心から左右に2個ずつ等間隔に設けられているが、
アジャスタAを用いる女性用衣類の種類、寸法等、所望
の条件に合わせて、さらに多くの開口が設けられていて
もよく、複数の開口の間隔を任意に決めてよい。
部に収容されるスライド部本体21と、該スライド部本
体21に設けられ上記第1の係合部12と段階的に係合
可能な第2の係合部22と、を備える。スライド部本体
21は、上記外包体10の側面13から内部に向けて摺
動可能な板状形態を有する。スライド部本体21の先端
部(外包体10内部に向かって摺動する際の進行方向
側)は両側方に突出する伸長部24を有し、該伸長部2
4はストッパとして作用する。該伸長部24は、図6に
点線で示すように、外包体10の側面13の壁と係合し
て、スライド部本体21が外包体10から完全に外れて
しまうことを防止する。一方、スライド部本体21の末
端部(外包体10外部に向かって摺動する際の進行方向
側)には、乳房カップ部1、1’又は土台布3、3’に
取り付け可能な接合部23、23’が一体に形成されて
いる。接合部23は扁平形態を有し、一方の接合部23
は、中央部に開口23aを設けた閉環形態を有し、乳房
カップ部1又は土台布3に縫いつけ等の慣用の手段によ
って接合される。他方の接合部23’は、下端部23’
cが開いたU字形態を有し、乳房カップ部1’又は土台
布3’に設けられたループ等(図示せず)に係止するよ
うになされている。
21の先端部近傍に、スライド部本体21から突出する
形態で、スライド部本体21と一体に設けられており、
上記第1の係合部すなわち開口12のいずれか1に嵌合
する。第2の係合部22は本実施形態において1個のみ
設けられているが、複数設けてもよい。また第2の係合
部22は、図4及び図5に示すように、スライド部本体
21先端部側に向かってテーパー状に形成されたテーパ
ー面22aと、スライド部本体21末端部側に面する垂
直面22bと、平坦な正面22cとを有する。第2の係
合部22の下端におけるテーパー面22aと垂直面22
bとの間の距離は、上記開口12の幅とほぼ等しく、平
坦な正面22cの幅は開口12の幅よりも小さい。第2
の係合部22の高さは、第1の係合部と係合した際に、
正面22cが開口12から突出しないように開口12の
深さと等しい。かような形態の第2の係合部は、スライ
ド部20を外包体10内部に収容させる場合に滑らかに
摺動可能であり、一度第1の係合部12と第2の係合部
22とが係合すると、垂直面22bが第1の係合部12
の壁面と係合するので、不意に引き出されることはな
い。
内部に設けられており、上記第1の係合部12と上記第
2の係合部22とを係合状態に押圧保持する作用位置
と、該第1の係合部12と該第2の係合部22とを離間
状態にする非作用位置との間で変形可能である。本実施
形態において、係合維持手段30は、図4に示すよう
に、外包体10の背面14とスライド部本体21との間
に介在する板バネ30である。該板バネ30は、そのほ
ぼ中央部で外包体10の背面14に取り付けられ、該中
央部31を対称線としてそれぞれ湾曲した形状をしてお
り、湾曲部35及び36においてスライド部本体21の
背面と当接し、該湾曲部35及び36でスライド部本体
21を上方に押圧し、且つスライド部本体21を介して
係合解除手段40からの押圧力を受けるような弾性体で
ある。係合維持手段30の両端部33及び34は、外包
体10の背面14の全長よりも短い長さ位置で背面14
に当接し、スライド部本体21を介する押圧力の負荷に
応じて撓み、最も撓む場合には、板バネ30がほぼ直線
状に延び、その両端部33及び34が外包体10の背面
14の両端に到達するような長さとしている。板バネ3
0を背面14に取り付けるために、背面14の中央部に
は板バネ30の中央部分31が嵌合する取り付け部(図
示せず)が設けられているが、慣用の取り付け手段を用
いることもできる。また、板バネ30の両端部33及び
34が背面14上を滑らかに移動可能なように、背面1
4には板バネ案内溝(図示せず)が設けられている。こ
こで、上記第1の係合部12と第2の係合部とを係合状
態に押圧保持する作用位置とは、板バネ30の両端部3
3及び34がその初期位置にあり、中央部31と端部3
3との間の湾曲部35及び中央部31と端部34との間
の湾曲部36がスライド部本体21の背面に対して押圧
力を作用させる位置をいう(図4)。このとき、第2の
係合部22は第1の係合部すなわち外包体10の正面1
1の開口12に嵌合した状態で保持される。一方、非作
用位置とは、板バネ30の両端部33及び34が外包体
10の背面14上の板バネ案内溝に沿って移動して、板
バネ30がほぼ直線上に延びる位置をいう。このとき、
係合解除手段40(詳細は後述する)により第2の係合
部22は第1の係合部12から外される。なお係合維持
手段30は、第2の係合部22が第1の係合部12から
不意に外れたりしないようにスライド部本体21を押圧
できれば十分であるので、強い板バネである必要はな
く、むしろ着用者が係合解除手段40を操作して容易に
係合を解除できるように弱い板バネでよい。あるいは、
ある程度の弾性力を有するウレタンフォーム等の合成樹
脂等でもよく、合成樹脂を用いる場合には、外包体10
の背面14の表面は平坦でよく、合成樹脂を慣用の接着
手段等によって背面14上に接合させればよい。
段30をその作用位置から非作用位置に変形させるべ
く、上記外包体10外部に、該外包体10全体を覆うよ
うに設けられた移動可能な押圧部材40である。押圧部
材40は、正面42及び背面43からなる板状形態を有
する。正面42は、着用時に外部に現出する部分とな
る。背面43には、外包体10の正面11の開口12に
相当する位置に、該開口12の大きさに相当する凸部4
1が、開口12に相当する数だけ設けられている。また
押圧部材40の背面43と、外包体10の正面11と、
の間には、弾性部材44が取り付けられている。こうし
て、係合維持手段30が作用位置に変形している場合す
なわち第1の係合部と第2の係合部との係合を維持する
場合には、押圧部材40の凸部41が外包体10の開口
12に嵌合しない程度に該包体10から離隔した位置に
押圧部材40を維持する。一方、係合維持手段30を非
作用位置に変形させる場合すなわち第1の係合部12と
第2の係合部22との係合を解除する場合には、押圧部
材40を押して凸部41を開口12に嵌合させる。な
お、弾性部材44として、図4においては、押圧部材4
0のほぼ中央部45と外包体10のほぼ中央部15との
間に設けられたスプリング44が示されているが、スプ
リングに限られず、弾性力を有するものであれば合成樹
脂でもよい。また、弾性部材44の位置も図示した位置
に限られず、押圧部材40と外包体10との間であれば
よく、一部に設けられてもいても、凸部41部分を除い
て背面43全体に設けられていてもよい。
除手段40を一片の板状形態から形成する場合には、左
右一対のスライド部20のそれぞれの第1の係合部と第
2の係合部との係合は、左右同時に解除されるが、係合
解除手段40を左右一対のスライド部本体21に対応さ
せるように、左右一対の板状形態から形成し、弾性部材
44を左右一対に設ける場合には、左右のスライド部2
0における各係合は、それぞれ別個に解除することがで
きる。
返し使用に耐える剛性を有するが、肌触りの堅すぎない
素材であることが好ましく、例えばジュラコン(商標:
ポリプラスチック)、テナック(商標:旭化成)、デル
リン(商標:デュポン)等のポリアセタール系のプラス
チック等を好ましく用いることができるが、これらに限
定されるものではない。
類の着用方法について説明する。
間係止部2により、乳房カップ部1、1’間を係止す
る。次に、乳房カップ部1、1’間の距離を変えるに
は、まず、押圧部材40を押して、第1の係合部12と
第2の係合部22との係合を解除する。このとき、押圧
部材40の凸部41が第2の係合部22の正面22cと
当接してこれを押すので、結局スライド部本体21を押
すことになる。スライド部本体21の背面側に当接して
いる係合維持手段30の力は係合解除手段40により与
えられる負荷よりも弱いので、第2の係合部22及びス
ライド部本体21を介して伝達される係合解除手段40
による押圧力により、係合維持手段30は押圧されて撓
み、スライド部本体21に対する作用位置から非作用位
置に変形し、スライド部本体21は摺動自在となり、最
大離隔位置まで移動する。次に、スライド部20を外包
体10内部で所望の位置まで摺動させる。このとき、第
1の係合部12に第2の係合部22が嵌合するが、スラ
イド部20を外包体10内方に向けて摺動させ続ける場
合には、第2の係合部22は一時的に係合しているに過
ぎず、スライド部20をさらに摺動させることは容易で
ある。所望の位置までスライド部20を摺動させた後、
スライド部20から着用者の手を離せば、第2の係合部
22は第1の係合部12に嵌合した状態で係合維持手段
30による作用でしっかりと係合する。
女性用衣類の場合の実施形態を図7〜図10に示す。な
お、アジャスタの構成は図4〜図6に示し、上記に説明
したものと同じであるので、以下の説明では適宜援用す
る。
部間にアジャスタとを有するブラジャーの斜視図であ
り、図8はアジャスタを操作して乳房カップ部間を最大
離隔距離に維持した状態を示す斜視図であり、図9はア
ジャスタを操作して乳房カップ部間を最小隣接距離に維
持した状態を示す斜視図であり、図10は最大距離に伸
長させた状態でのアジャスタの係合解除手段を取り除
き、外包体とスライド部との全体を概観する平面図であ
る。
対の乳房カップ部100,100’と、該乳房カップ部
100,100’下方の土台布300,300’と、該
土台布300,300’の背中側に粗調節可能な係止部
400,400’と、を有するタイプのブラジャーであ
って、該一対の乳房カップ部100,100’の間にア
ジャスタA’を備えている。アジャスタA’は、取り付
けの容易さから、該乳房カップ部100,100’それ
ぞれの下方に設けられた土台布300,300’に取り
付けられているが、乳房カップ部100,100’に直
接取り付けることもできる。該アジャスタA’の取り付
けは、縫い付け、接着等の慣用の適当な手法を用いて取
り付けることができる。また、着用時に着用者の肌に当
接して痛みを与えることのないよう、さらに、ブラジャ
ーの美観を損ねることのないように、アジャスタA’を
ブラジャーに用いられている布等で覆うように、さらに
クッション性の素材を肌と装置との間に介在させて取り
付けることが好ましい。ブラジャーの乳房カップ部10
0,100’及び土台布300,300’は特に限定さ
れるものではなく、慣用の素材を用いたものでよい。
乳房カップ部間の距離Bが最大となるように離隔した位
置に伸長した状態と、図9に示すように左右の乳房カッ
プ部間の距離Bが最小となる隣接した位置と、の間で伸
縮自在であり、最大離隔位置と最小隣接位置との間の途
中の所望の位置で固定することができる。ここでは、最
大距離35mm、最小距離20mmとなるように設定し
てあるが、これに限定されるものではなく、アジャスタ
A’を備えた女性用衣類の種類、用途、バストサイズ等
に応じて、種々の最大離隔距離及び最小隣接距離を有す
るように変更することができる。
たアジャスタAとほぼ同じであるので、詳細な説明は省
略する。ただし、スライド部本体の接合部の構成がわず
かに異なるので、図10を参照しながら説明する。な
お、図4〜図6に示した構成要素と同じ構成要素には1
00番台の同じ符号を使用する。
ぞれ乳房カップ部100,100’に取り付けられる一
対のスライド部120と、からなる。スライド部120
は、図10に示すように、スライド部本体121と、該
スライド部本体121の正面に設けられ、第1の係合部
112と係合する第2の係合部122と、乳房カップ部
100,100’又は土台布300,300’にスライ
ド部本体121を取り付けるための接合部123、スラ
イド部本体121先端部近傍に設けられたストッパ12
4と、を備える。
0,100’又は土台布300,300’に取り付けや
すいように、中央に開口123aが設けられた閉環形態
を有し、アジャスタA’の取り付け部分がコブ状になら
ないように全体が偏平形状である。さらに、スライド部
120を外包体110から引き出す方向に移動させる際
に着用者の指で把持して操作できるように把持部123
bが設けられている。
する女性用衣類の着用方法について説明する。
により係止する。このとき、上述のように押圧部材14
0を押すことで、スライド部120が摺動自在となり、
最大離隔位置まで移動する。次にアジャスタA’を操作
して、着用者自身のバスト形態に適合する位置まで、あ
るいは所望によりバストアップが図れる所望の位置ま
で、着用者の指先で左右から押すことによってスライド
部120を外包体110内方に摺動させ、次いで、スラ
イド部120から指先を離す。すると、スライド部12
0の第2の係合部122が外包体110の第1の係合部
112に嵌合すると同時に、係合維持手段130の押圧
力によってスライド部120が上方に押圧されて、第1
の係合部112と第2の係合部122との係合が維持さ
れる。再度、微調節したいときには、係合解除手段14
0を指先で押して、スライド部120及び係合維持手段
130を押圧して第1の係合部112から第2の係合部
122を外し、スライド部120を再び摺動自在とす
る。この状態で、再度、上述の操作を繰り返すことで、
第1の係合部112と第2の係合部122とを係合さ
せ、乳房カップ部間を所望の距離に保持することができ
る。
ーについて説明してきたが、本発明はこれに限定される
ものではなく、ブラスリップ、ボディースーツ、ブラキ
ャミソール、水着、レオタード等、乳房カップ部を有す
る種々の女性用衣類に適用されるものである。また、ブ
ラジャー部分のカップワイヤーの有無、ストラップの有
無にも限定されないが、カップワイヤー入りのブラジャ
ーに適用すればカップワイヤーの保持機能と相俟ってさ
らに効果的にバスト形態にフィットする。また、ストラ
ップレスブラジャーに適用すれば、従来のストラップレ
スブラジャーに比べてバストの保持機能はより効果的に
なる。またさらに、パッド入りブラジャーに適用すれ
ば、バストアップ効果がさらに増長される。
れるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、
外包体とスライド部との係合をラックとピニオンとの組
み合わせや歯車機構で置換してもよい。
房カップ部とは異なり、着用時及び/又は着用後に着用
者自身のバスト形態に合わせて乳房カップ部間の距離を
微調節することができ、特に左右の乳房カップ部をセン
ター方向に引き寄せることで、優れたフィット性とバス
トアップ効果を得ることができる。
ド等のバストアップ効果を奏する部材を有する乳房カッ
プ部を備える女性用衣類に取り付けることで、さらなる
バストアップ効果を得ることもできる。
の斜視図である。
状態を示す図1の一部拡大斜視図である。
態を示す図1の一部拡大斜視図である。
図である。
る。
スタの係合解除手段を取り除き、外包体とスライド部と
の全体を概観する平面図である。
にアジャスタとを有するブラジャーの斜視図である。
最大離隔距離に維持した状態を示す斜視図である。
を最小隣接距離に維持した状態を示す斜視図である。
ャスタの係合解除手段を取り除き、外包体とスライド部
との全体を概観する平面図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 乳房を包囲する左右一対の乳房カップ部
を有する女性用衣類において、 上記乳房カップ部間に、外包体と、該外包体内部に収容
されて該外包体と段階的に係合可能なスライド部と、該
スライド部と該外包体との係合を維持する係合維持手段
と、該スライド部と該外包体との係合を解除する係合解
除手段と、を具備するアジャスタを有し、上記乳房カッ
プ部間の距離を調節可能になされていることを特徴とす
る女性用衣類。 - 【請求項2】 請求項1の女性用衣類であって、 前記外包体は、前記スライド部と段階的に係合可能な第
1の係合部を備え、 前記スライド部は、上記外包体内部に収容されるスライ
ド部本体と、該スライド部本体に設けられ、上記第1の
係合部と段階的に係合可能な第2の係合部と、を備え、 前記係合維持手段は、上記外包体内部に設けられてお
り、上記第1の係合部と上記第2の係合部とを係合状態
に押圧保持する作用位置と、該第1の係合部と該第2の
係合部とを離間状態にする非作用位置との間で変形可能
であり、 前記係合解除手段は、上記外包体外部に設けられてお
り、上記係合維持手段の作用位置と非作用位置との間の
変形をなさしめるべく移動可能である、ことを特徴とす
る女性用衣類。 - 【請求項3】 請求項1又は2の女性衣類であって、 前記スライド部は、左右一対の前記乳房カップ部にそれ
ぞれ接合する一対のスライド部本体からなる、ことを特
徴とする女性用衣類。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1の女性用衣類
であって、 左右一対の乳房カップ部を相互に取り外し可能に係止す
る乳房カップ部間係止部を有し、該乳房カップ部間係止
部に前記アジャスタが設けられている、ことを特徴とす
る女性用衣類。 - 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1の女性用衣類
であって、 さらに上記女性用衣類の背中側に設けられた粗調節可能
な背中側係止部を有し、 前記アジャスタは、着用時及び/又は着用後に乳房カッ
プ部間の距離を微調節する、ことを特徴とする女性用衣
類。 - 【請求項6】 請求項3〜5のいずれか1の女性用衣類
であって、 前記係合解除手段は、前記外包体内部の第1の係合部と
係合している一対の前記スライド部本体の第2の係合部
の各係合を同時に解除する、ことを特徴とする女性用衣
類。 - 【請求項7】 請求項3〜5のいずれか1の女性用衣類
であって、 前記係合解除手段は、前記外包体内部の第1の係合部と
係合している一対の前記第2の係合部の各係合を個別に
解除する、ことを特徴とする女性用衣類。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1の女性用衣類
であって、 前記係合解除手段は、前記外包体を覆うように設けられ
た押圧部材である、ことを特徴とする女性用衣類。 - 【請求項9】 請求項5〜8のいずれか1の女性用衣類
であって、 さらに、前記スライド部は、該スライド部先端部にスト
ッパを備え、前記外包体から外れないようにされてい
る、ことを特徴とする女性用衣類。 - 【請求項10】 左右一対の乳房カップ部間の距離を調
節するためのアジャスタであって、 外包体と、該外包体内部に収容されて該外包体と段階的
に係合可能なスライド部と、該スライド部と該外包体と
の係合を維持する係合維持手段と、該スライド部と該外
包体との係合を解除する係合解除手段と、を具備するこ
とを特徴とするアジャスタ。 - 【請求項11】 請求項10のアジャスタであって、 前記外包体は、前記スライド部と段階的に係合可能な第
1の係合部を備え、 前記スライド部は、上記外包体内部に収容されるスライ
ド部本体と、該スライド部本体に設けられ、上記第1の
係合部と段階的に係合可能な第2の係合部と、を備え、 前記係合維持手段は、上記外包体内部に設けられてお
り、上記第1の係合部と上記第2の係合部とを係合状態
に押圧保持する作用位置と、該第1の係合部と該第2の
係合部とを離間状態にする非作用位置との間で変形可能
であり、 前記係合解除手段は、上記外包体外部に設けられてお
り、上記係合維持手段の作用位置と非作用位置との間の
変形をなさしめるべく移動可能である、ことを特徴とす
るアジャスタ。 - 【請求項12】 請求項10又は11のアジャスタであ
って、 前記第1及び第2の係合部の少なくとも一方の係合部は
複数の係合部分からなり、他方の係合部が該複数の係合
部分のいずれかと係合して、乳房カップ部間距離を最大
に保持する最大離隔位置と、乳房カップ部間距離を最小
に保持する最小隣接位置との間で、該第1及び第2の係
合部の係合位置を調節する、ことを特徴とするカップ間
距離調節装置。 - 【請求項13】 請求項10〜12のいずれか1のアジ
ャスタであって、 前記スライド部は、左右一対の前記乳房カップ部にそれ
ぞれ接合する一対のスライド部本体からなり、 前記係合解除手段は、前記外包体を覆うように設けられ
た押圧部材からなり、前記第1の係合部と係合する一対
の第2の係合部の各係合を同時に解除する、ことを特徴
とするアジャスタ。
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