JPH10168715A - 通糸方法及び通糸装置 - Google Patents

通糸方法及び通糸装置

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JPH10168715A
JPH10168715A JP31990196A JP31990196A JPH10168715A JP H10168715 A JPH10168715 A JP H10168715A JP 31990196 A JP31990196 A JP 31990196A JP 31990196 A JP31990196 A JP 31990196A JP H10168715 A JPH10168715 A JP H10168715A
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warp
passage
suction
shutter member
shutter
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JP31990196A
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English (en)
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Kazunori Kuroyanagi
和典 黒柳
Toyoshi Ito
豊志 伊藤
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Hamamatsu Photonics KK
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Hamamatsu Photonics KK
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  • Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ドロッパ、ヘルド及び筬への通糸
を簡単な構成で確実に行わせるようにした通糸方法及び
通糸装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明による通糸装置において、経糸の
先端部分3aは、複数の吸引部7,8,11で形成され
た真空吸引力により経糸搬送通路6内を筬5に向かって
流れる。このとき、経糸の先端部分3aが、中間吸引部
7,8の吸引口7b,8b内に引き込まれないように、
経糸の先端部分3aが中間吸引部7,8に近づいた時点
で中間吸引部7,8の吸引力を停止させ、ピストン部材
31により吸引口7b,8bを積極的に封鎖する。そし
て、ピストン部材31が経糸搬送通路6に突出せず、経
糸搬送通路6をピストン部材31の頂面31aで平滑化
させるとよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通糸方法及び通糸
装置に係り、特に、経糸を織機に利用する準備段階とし
て、ドロッパ、ヘルド及び筬に経糸を引き込むための通
糸方法及び通糸装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から存在する通糸装置通の一例とし
て、特開平2−300356号公報がある。この公報に
開示された装置は、ドロッパ、ヘルド及び筬への通糸を
一台の装置で行わせるようにしたものである。すなわ
ち、この装置は、先端側にドロッパ及びヘルドを並設さ
せて、後端側に筬を配置させるための経糸案内通路と、
経糸案内通路内に圧縮空気を供給するための噴射ノズル
とを備えている。そこで、経糸案内通路にドロッパの通
糸孔、ヘルドのメール及び筬の任意の筬目を並設させた
後、経糸案内通路の前方において、噴射ノズルのノズル
孔をドロッパの通糸孔及びヘルドのメールに整列させ
る。その後、ノズル孔から圧縮空気を送り出しながら、
経糸の先端部を経糸案内通路に向けて供給することで、
この圧縮空気の噴射力により、経糸は、ドロッパの通糸
孔及びヘルドのメールを通過した後、経糸案内通路を通
りながら筬の筬目にも通される。そして最後に、経糸案
内通路に向けて経糸払い出し用の圧縮空気が供給され
て、経糸が経糸案内通路外に払い出されて、ドロッパ、
ヘルド及び筬へ経糸を通糸させる一連の作業が完了す
る。
【0003】なお、特開平5−117943号公報や特
開昭63−315646号公報にも圧縮空気を利用した
経糸の通糸方法が開示されている。ここに開示した技術
は、経糸通路をロート状にし、各経糸通路に臨むように
して圧縮空気吹出口が形成され、この圧縮空気吹出口は
経糸通路の出口に向かって圧縮空気を噴出させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
通糸装置は、上述したように構成されているため、次の
ような課題が存在していた。すなわち、経糸案内通路に
ドロッパ及びヘルドを配置した際、ドロッパ及びヘルド
の前後で僅かな隙間が発生する。そこで、従来の通糸装
置は、ドロッパ、ヘルド及び筬へ経糸を通糸させる場
合、噴射ノズルのノズル孔から吹き出される圧縮空気を
利用しているので、経糸案内通路に形成された隙間にお
いて、経糸案内通路から外部に向けて圧縮空気が僅かな
がら漏れ、この空気漏れが発生している部分から経糸の
先端部が飛び出してしまう虞れがあった。また、圧縮空
気を利用して経糸を搬送する方式のものは、経糸通路を
ロート状に加工しなければならないので、加工コストが
高く、しかも経糸通路の出口に向かう圧縮空気を確実に
作り出すためには、圧縮空気噴出口の構造が複雑化する
といった問題点があった。
【0005】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたもので、特に、ドロッパ、ヘルド及び筬への通糸
を簡単な構成で確実に行わせるようにした通糸方法及び
通糸装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の
通糸方法は、ドロッパの通糸孔とヘルドのメールと筬の
筬羽間の筬目とに、ワープビームに巻かれた所定の経糸
を通す通糸方法において、ワープビームと筬との間に設
けられた経糸搬送通路の途中に、ドロッパの通糸孔とヘ
ルドのメールとを並設させ、経糸搬送通路に連通する複
数の吸引部により、経糸搬送通路内で筬に向かう真空吸
引力を形成し、経糸の先端部分が、吸引部のうちの中間
吸引部を通過する前に、中間吸引部の吸引口をシャッタ
部材で閉鎖することを特徴とする。
【0007】本発明による通糸方法においては、経糸搬
送通路の途中にドロッパの通糸孔とヘルドのメールとを
並設させた後、ワープビームから延びた経糸の先端部分
を、吸引部により筬に向けて真空吸引させながら経糸搬
送通路の入口側から挿入させる。その後、経糸の先端部
分は、複数の吸引部で形成された真空吸引力により経糸
搬送通路内を筬に向かって流れる。このとき、経糸の先
端部分が、中間吸引部の吸引口内に引き込まれないよう
に、経糸の先端部分が中間吸引部に近づいた時点で中間
吸引部の吸引力を停止させる。そして、吸引が止まった
吸引口を単に開いたままにしておくと、この吸引口近傍
で発生している空気の淀みや乱流により、経糸の先端部
分が吸引口内に入り込んでしまうことがある。そこで、
シャッタ部材により吸引口を積極的に封鎖し、経糸の先
端部分が経糸搬送通路内をスムーズに移動できるように
する。
【0008】請求項2に係る本発明の通糸装置は、ドロ
ッパの通糸孔とヘルドのメールと筬の筬羽間の筬目と
に、ワープビームに巻かれた所定の経糸を通す通糸装置
において、ワープビームと筬との間に延在し、途中にド
ロッパ及びヘルドを前後に並設させ且つ待機させる経糸
ガイド部材と、経糸ガイド部材の内部に設けられると共
に、ワープビーム側の上流端及び筬側の下流端を開放さ
せて線状に延びる経糸搬送通路と、経糸搬送通路の全長
に亙り経糸を筬に向けて真空吸引させる複数の吸引部
と、吸引部の一部をなすと共に、経糸搬送通路の途中で
経糸搬送通路に連通する吸引口をもった中間吸引部と、
中間吸引部に設けられて吸引口を開閉するシャッタ部材
をもったシャッタ機構とを備えたことを特徴とする。
【0009】本発明による通糸装置においては、経糸ガ
イド部材内に設けられた経糸搬送通路の途中にドロッパ
の通糸孔とヘルドのメールとを並設させた後、ワープビ
ームから延びた経糸を、吸引部により筬に向けて真空吸
引させながら経糸搬送通路の入口側から挿入させる。そ
の後、経糸は、複数の吸引部で形成された真空吸引力に
より経糸搬送通路内を筬に向かって流れる。このとき、
経糸の先端部分が、中間吸引部の吸引口内に引き込まれ
ないように、経糸の先端部分が中間吸引部に近づいた時
点で中間吸引部の吸引力を停止させる。そして、吸引が
止まった吸引口を単に開いたままにしておくと、この吸
引口近傍で発生している空気の淀みや乱流により、経糸
の先端部分が吸引口内に入り込んでしまうことがある。
そこで、シャッタ部材により吸引口を積極的に封鎖し、
経糸の先端部分が経糸搬送通路内をスムーズに移動でき
るようにする。
【0010】この場合、シャッタ部材は、吸引口を塞ぐ
ピストン部材であると好ましい。
【0011】更に、シャッタ機構は、吸引口より下流側
の位置で経糸搬送通路を開閉する通路遮断部材をもった
通路遮断手段を更に具備すると好ましい。
【0012】また、シャッタ部材は、経糸ガイド部材に
固定されて中間吸引部の一部をなす据付け吸引パイプと
経糸搬送通路との間を連絡させる連通孔を有し、シャッ
タ部材は、連通孔が経糸搬送通路に合致する位置と、連
通孔が経糸搬送通路から外れる位置との間を駆動手段に
より選択的に移動すると好ましい。
【0013】また、シャッタ部材は、中間吸引部の位置
で経糸搬送通路を選択的に遮断/開放する通路開閉型の
シャッタ部材であると好ましい。このような構成を採用
した場合、中間吸引部による経糸の真空吸引中、経糸搬
送通路を中間吸引部の位置で遮断することで、経糸搬送
通路において、中間吸引部の上流側にのみ負圧力を有効
に作用させることができる。また、経糸が中間吸引部を
通過する際、シャッタ部材により、吸引口を閉鎖すると
同時に中間吸引部の位置で遮断していた経糸搬送通路を
開放することができる。
【0014】また、シャッタ部材は、中間吸引部の位置
で経糸搬送通路を開放状態に維持する通路開放型のシャ
ッタ部材であると好ましい。このような構成を採用した
場合、経糸搬送通路の形状が常に維持され、中間吸引部
の真空吸引力をシャッタ部材により停止させた場合、残
りの吸引部の負圧力を、経糸搬送通路の全長に亙って作
用させ続けることができる。
【0015】また、シャッタ部材は、円柱形状の回転運
動体であると好ましい。
【0016】また、シャッタ部材は、直方体形状の直線
運動体であると好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による通
糸装置及び通糸方法の好適な実施形態について詳細に説
明する。
【0018】(第1実施形態)図1は、本実施形態に係
る通糸装置を示す斜視図であり、図2は、通糸装置の縦
断面図である。これら図面に示す通糸装置1は、ワープ
ビーム2に巻かれた経糸3を水平方向に搬送するための
経糸ガイド部材4を備えている。この経糸ガイド部材4
は、ワープビーム2と筬5(図3参照)との間に延在す
ると共に、その内部に線状の経糸搬送通路6が設けられ
ている。この経糸搬送通路6は、ワープビーム2側の上
流端及び筬5側の下流端で開放されると共に、経糸3を
経糸搬送通路6から外部に払い出すために上下に分割さ
れる。なお、経糸搬送通路6は、直線的な形状であって
もよいし、所望の位置で屈曲させた形状であってもよ
い。
【0019】なお、経糸ガイド部材4は、図示しないベ
ースに固定された上側ガイド部材Vと上下に可動する下
側ガイド部材Wとからなり、経糸搬送通路6を通る水平
面で上下に2分割できる構成になっている。そこで、ド
ロッパ9、ワイヤヘルド10及び筬5に経糸3を通糸し
た後、下側ガイド部材Wを下方へ移動させ、経糸ガイド
部材4の前後に設けられたフック部C1及びC2を経糸
3に引掛けるようにして水平に移動させ、経糸3を、経
糸ガイド部材4の経糸搬送通路6から払い出す。また、
通糸装置1は、並設させられた2本の経糸搬送通路6を
有している。
【0020】経糸ガイド部材4には、経糸搬送通路6か
ら空気を抜きながら経糸搬送通路6内に空気の流れを作
り出すための中間吸引部7,8が設けられている。各中
間吸引部7,8は、経糸搬送通路6に連通する吸引口7
b,8bを有し、各吸引口7b,8bは、図示しないバ
ルブをもった据付け吸引パイプ7a,8aを介してポン
プ等からなる真空源(図示せず)に連結されている。ま
た、バルブを適宜開閉させることで、吸引口7b,8b
からの真空吸引を適宜にオン・オフさせることができ
る。
【0021】更に、経糸ガイド部材4は、ワープビーム
2側に位置する第1の経糸ガイド部材4Aと、筬5側に
位置する第2の経糸ガイド部材4Bと、第1の経糸ガイ
ド部材4Aと第2の経糸ガイド部材4Bとの間に位置す
る第3の経糸ガイド部材4Cとからなり、第1の経糸ガ
イド部材4Aと第3の経糸ガイド部材4Cとの間には、
ドロッパ9(図4参照)が直立状態で配置され、第2の
経糸ガイド部材4Bと第3の経糸ガイド部材4Cとの間
には、ワイヤヘルド10(図5参照)が上下に張られた
状態で配置されている。なお、ワイヤヘルド10に代え
てフラットヘルドでもよい。
【0022】そして、経糸ガイド部材4を利用して、ド
ロッパ9及びワイヤヘルド10へ経糸3を通糸させる場
合、ドロッパ9の略中央に設けられた通糸孔9aと、第
1の経糸ガイド部材4Aの排糸口4Aaと、第3の経糸
ガイド部材4Cの吸糸口4Caとを一列に整列させ、ワ
イヤヘルド10の略中央に設けられたメール10aと、
第3の経糸ガイド部材4Cの排糸口4Cbと、第2の経
糸ガイド部材4Bの吸糸口4Baとを一列に整列させ
る。その結果、ドロッパ9の通糸孔9a及びワイヤヘル
ド10のメール10aを、経糸搬送通路6上に一列に整
列させることができる。
【0023】更に、経糸ガイド部材4の後端4bの後方
には、内部に経糸搬送通路6Aを有する最終吸引部11
が配置され、この最終吸引部11と経糸ガイド部材4と
の間には筬5が配置されている。そして、第2の経糸ガ
イド部材4Bの排糸口4Bbと最終吸引部11の吸糸口
11aとを対峙させることにより、経糸3を、経糸ガイ
ド部材4から最終吸引部11へ確実に送り込むことがで
きると同時に、筬5の筬羽5A間に形成された筬目5a
に経糸3を通すことができる。なお、この最終吸引部1
1による経糸3の吸引は、真空源(図示せず)により達
成されると共に、ドロッパ9、ワイヤヘルド10及び筬
5への通糸が完了するまで続く。そして、最終吸引部1
1には、図示しないバルブが設けられ、このバルブを適
宜開閉させることで、吸引口11aからの真空吸引を適
宜にオン・オフさせることができる。
【0024】ここで、経糸ガイド部材4の前端部(上流
端)4aには、ワープビーム2から延びる経糸3の繰出
し長さを規制するための繰出し規制手段20が固定され
ている。この繰出し規制手段20は、経糸ガイド部材4
の上流端4aに起立状態で固定された柱状の繰出し規制
本体21を有し、この繰出し規制本体21はアルミの押
出しにより形成されている。この繰出し規制本体21内
には、経糸搬送通路6に直交し且つ繰出し規制本体21
の長手方向に沿って延在する2本の経糸繰出し通路22
が形成され、各経糸繰出し通路22の下端は経糸搬送通
路6の前端に連通し、経糸繰出し通路22の上端は開放
されている。
【0025】また、図2及び図6に示すように、繰出し
規制本体21内には、経糸繰出し通路22に沿うスリッ
ト23が形成され、このスリット23は、繰出し規制本
体21のワープビーム2側に形成され、繰出し規制本体
21の前面と経糸繰出し通路22とを連通させ、経糸繰
出し通路22の全長に亙って設けられている。更に、ス
リット23は、経糸3を容易に通過移動させる必要最小
限の幅をもっているので、ワープビーム2から延びた経
糸3の途中をスリット23に沿って移動させることがで
きる。
【0026】更に、経糸ガイド部材4の前端部(上流
端)4aには最前吸引部24が設けられ、この最前吸引
部24は、経糸繰出し通路22の下端及び経糸搬送通路
6の前端に連通する吸引口24aを有し、この吸引口2
4aは、図示しないバルブをもった吸引パイプ24bを
介して真空源(図示せず)に連結されている。また、前
述した中間吸引部7は、第3の経糸ガイド部材4Cに設
けられると共に、ドロッパ9の直後に位置し、中間吸引
部8は、第2経糸ガイド部材4Bに設けられると共に、
ワイヤヘルド10の直後に位置している。従って、図示
しない真空源を作動させ前述した最前吸引部24、中間
吸引部7,8及び最終吸引部11で空気を吸引すること
ができる。そして、スリット23からの空気の流入量に
比べて、経糸繰出し通路22の上端開放部分からの空気
の流入量は極めて大きくなっているので、経糸繰出し通
路22内で適切な下降気流が発生し、経糸3を経糸繰出
し通路22内に上から容易に挿入することができる。
【0027】図1及び図6に示すように、繰出し規制本
体21には、ワープビーム2から延びて繰出し規制本体
21の経糸繰出し通路22内に挿入された経糸3の途中
を引掛けて、経糸3の繰出し長さを規制するための経糸
繰出し係止手段25が3個設けられている。各経糸繰出
し係止手段25は、経糸搬送通路6内を移動する経糸3
の先端部分3aを、ドロッパ9に対する通糸直前で一旦
停止させるドロッパ用の経糸繰出し係止手段25Aと、
ワイヤヘルド10に対する通糸直前で一旦停止させるワ
イヤヘルド用の経糸繰出し係止手段25Bと、筬5に対
する通糸直前で一旦停止させる筬用の経糸繰出し係止手
段25Cとからなる。そして、ドロッパ9、ワイヤヘル
ド10及び筬5の順に経糸3を通糸させることに起因し
て、繰出し規制本体21の上段にはドロッパ用の経糸繰
出し係止手段25Aが設けられ、その中段にはワイヤヘ
ルド用の経糸繰出し係止手段25Bが設けられ、その下
段には筬用の経糸繰出し係止手段25Cが設けられてい
る。
【0028】経糸繰出し係止手段25Aは、繰出し規制
本体21の前面21aに対峙し且つスリット23に近接
して配置された経糸引掛け手段としての回動レバー26
Aと、繰出し規制本体21の側面21bに固定されて回
動レバー26を所定の角度だけ回動させる駆動手段とし
てのロータリアクチュエータ27Aとからなる。この回
動レバー26Aは、ロータリアクチュエータ27Aによ
り、スリット23に沿って降りてきた経糸3を引掛ける
平行な経糸係止位置と、回動レバー26Aに引っ掛かっ
ている経糸3を解放する鉛直な経糸払い出し位置との間
を往復回動する。そして、この回動レバー26Aは、ス
リット23に沿って降りてきた経糸3の途中を引っ掛か
って、経糸搬送通路6内の経糸3の先端部分3aがドロ
ッパ9の通糸直前で止まるような上段位置に設けられて
いる。
【0029】経糸繰出し係止手段25Bは、前述したド
ロッパ9用のものと同様の構成を有し、回動レバー26
Bとロータリアクチュエータ27Bとからなる。また、
回動レバー26Bは、回動レバー26Aの経糸解放後、
スリット23に沿って降りてきた経糸3が引っ掛かっ
て、経糸搬送通路6内の経糸3の先端部分3aがワイヤ
ヘルド10の通糸直前で止まるような中段位置に設けら
れている。
【0030】経糸繰出し係止手段25Cは、前述したド
ロッパ9及びワイヤヘルド10用のものと同様の構成を
有し、回動レバー26Cとロータリアクチュエータ27
Cとからなる。また、回動レバー26Cは、回動レバー
26Bの経糸解放後、スリット23に沿って降りてきた
経糸3が引っ掛かって、経糸搬送通路6内の経糸3の先
端部分3aが筬5の通糸直前で止まるような下段位置に
設けられている。
【0031】更に、繰出し規制本体21には、ワープビ
ーム2から延びて繰出し規制本体21の経糸繰出し通路
22内に挿入された経糸3の途中を引掛けて、経糸3の
繰出しを待機させるための経糸繰出し待機手段28が設
けられている。この経糸繰出し待機手段28は、繰出し
規制本体21において、ドロッパ用の経糸繰出し係止手
段25Aより上の段(前段)に設けられ、前述した経糸
繰出し係止手段25A〜25Cと同様の構成を有し、回
動レバー26Dとロータリアクチュエータ27Dとから
なる。また、回動レバー26Dは、最前吸引部24の吸
引力により、スリット23に沿って降りてきた経糸3を
引っ掛けて、経糸繰出し通路22に沿って降りてきた経
糸3の先端部分3aが、最前吸引部24の吸引口24a
内に僅かに入り込むような位置に設けられている。
【0032】次に、前述した通糸装置1の構成に基づい
て、その動作を説明する。
【0033】先ず、図示しない真空源を作動させ、最前
吸引部24、中間吸引部7,8及び最終吸引部11で、
経糸搬送通路6及び経糸繰出し通路22内の空気を真空
引きする。このとき、経糸搬送通路6で筬5に向かう空
気の適切な流れを作り出すように、中間吸引部7,8及
び最終吸引部11の真空吸引力は図示しないバルブ等で
調整されている。また、経糸繰出し通路22内で下方に
向かう空気の適切な流れを作り出すように、最前吸引部
24の真空吸引力は図示しないバルブ等により調整され
ている。
【0034】そこで、図2に示すように、ワープビーム
2から延びた経糸3の先端部分3aを、フリーにした
後、図示しない経糸引込み手段により経糸3を引掛ける
ようにして矢印F方向に引っ張り、経糸3の一部を、経
糸繰出し通路22の上端開放部分に位置させながらスリ
ット23内に入れる。その結果、経糸繰出し通路22内
に発生している下向きの気流により、ワープビーム2か
ら延びた経糸3が経糸繰出し通路22内に引き込まれ
る。このとき、図7及び図8に示すように、水平になっ
ている回動レバー26Dに経糸3の途中が引っ掛かり、
経糸3がV字状に張られた後、経糸3の先端部分3a
が、真空吸引中の最前吸引部24内に僅かに入り込む
(図7参照)。この状態が、経糸3の先端部分3aを段
階的に繰り出す準備段階となる。
【0035】その後、最前吸引部24の図示しないバル
ブを閉じて、最前吸引部24の真空吸引を停止させる。
その結果、最前吸引部24内に入っていた経糸3の先端
部分3aが、経糸搬送通路6内の気流により経糸搬送通
路6内に僅かに引き込まれる。なお、最前吸引部24の
吸引力の如何によっては、経糸3の先端部分3aが最前
吸引部24に入る前に、吸引部7等の吸引力により経糸
搬送通路6内に既に引き込まれていることもある。この
状態で、図10に示すように、回動レバー26Dの先端
を下に向けることで、回動レバー26Dに引っ掛かって
いた経糸3が解放される。このとき、経糸3は、スリッ
ト23に沿って滑り落ち、経糸3の先端部分3aは経糸
搬送通路6内をドロッパ9に向けて移動する。そして、
図9に示すように、水平になっている回動レバー26A
に経糸3の途中が引っ掛かり、経糸3がV字状に張られ
た状態で、経糸3の先端部分3aを、ドロッパ9の通糸
孔9aの直前で止まる。その結果、ドロッパ9への通糸
準備として、経糸3の先端部分3a近傍の折れ曲がりや
経糸3の途中の中折れを解消させる。
【0036】その後、中間吸引部7の吸引口7bを、後
述する構成のシャッタ部材31(図16参照)で閉鎖
し、図示しないバルブを閉じることで中間吸引部7の真
空吸引を停止させる。この状態で、図12に示すよう
に、回動レバー26Aの先端を下に向けることで、回動
レバー26Aに引っ掛かっていた経糸3が解放される。
このとき、経糸3は、スリット23に沿って滑り落ち、
経糸3の先端部分3aは、ドロッパ9の通糸孔9aを通
過した後、経糸搬送通路6内をワイヤヘルド10に向け
て移動する。そして、図11に示すように、水平になっ
ている回動レバー26Bに経糸3の途中が引っ掛かり、
経糸3がV字状に張られた状態で、経糸3の先端部分3
aは、ワイヤヘルド10のメール10aの直前で止ま
る。その結果、ワイヤヘルド10への通糸準備として、
経糸3の先端部分3a近傍の折れ曲がりや経糸3の途中
の中折れを解消させる。
【0037】その後、中間吸引部8の吸引口8bを、後
述する構成のシャッタ部材31(図16参照)で閉鎖
し、図示しないバルブを閉じることで中間吸引部8の真
空吸引を停止させる。この状態で、図14に示すよう
に、回動レバー26Bの先端を下に向けることで、回動
レバー26Bに引っ掛かっていた経糸3が解放される。
このとき、経糸3は、スリット23に沿って滑り落ち、
経糸3の先端部分3aは、ワイヤヘルド10のメール1
0aを通過した後、経糸搬送通路6内を筬5に向けて移
動する。そして、図13に示すように、水平になってい
る回動レバー26Cに経糸3の途中が引っ掛かり、経糸
3がV字状に張られた状態で、経糸3の先端部分3a
は、筬5の筬目5aの直前で止まる。その結果、筬5へ
の通糸準備として、経糸3の先端部分3a近傍の折れ曲
がりや経糸3の途中の中折れを解消させる。
【0038】その後、最終吸引部11を作動させたま
ま、回動レバー26Cの先端を下に向けることで、回動
レバー26Cに引っ掛かっていた経糸3が解放される。
このとき、経糸3は、スリット23に沿って滑り落ち、
経糸3の先端部分3aは、筬5の筬目5aを通過した
後、経糸搬送通路6A内に入り込み、経糸3は、経糸搬
送通路6に沿った形状に維持される。このように、ワー
プビーム2から延びた経糸3を段階的に繰り出すこと
で、ドロッパ9、ワイヤヘルド10及び筬5に経糸3が
確実に通糸される。
【0039】次に、本発明に係る通糸装置1の中間吸引
部7及び8に適用させるシャッタ機構について説明す
る。このようなシャッタ機構を採用する理由としては、
吸引が止まった吸引口7b,8bを単に開いたままにし
ておくと、この吸引口7b,8b近傍で発生している空
気の淀みや乱流により、経糸3の先端部分3aが吸引口
7b,8b内に入り込んでしまう虞れがあるからであ
る。なお、シャッタ機構は、中間吸引部7及び8に適用
させているが、以下では、中間吸引部7についてのみ代
表して説明する。
【0040】図15に示すように、中間吸引部7にはシ
ャッタ機構30が設けられ、シャッタ機構30は、上下
方向に往復運動して、経糸搬送通路6に連通する吸引口
7bを開閉させるためのシャッタ部材31を有してい
る。このシャッタ部材31は、ピストン部材からなると
共に、第3の経糸ガイド部材4Cの下側ガイド部材Wに
形成されたピストン摺動穴32内を上下方向に摺動す
る。このピストン摺動穴32は、下側ガイド部材Wを上
下方向に直線的に貫通すると共に、経糸搬送通路6と外
部とを連通させている。なお、ピストン部材は、ピスト
ン摺動穴32内を密着摺動せず、僅かなクリアランスを
有する非接触往復運動でもよい。この場合のクリアラン
スは、空気の出入りを問題にしない程度に小さくなって
いる。
【0041】また、第3の経糸ガイド部材4Cには、ピ
ストン摺動穴32の途中から分岐した吸引孔33が形成
され、この吸引孔33は、第3の経糸ガイド部材4Cの
下側ガイド部材Wに固定された据付け吸引パイプ7aに
連結させている。このように、ピストン摺動穴32の途
中に吸引孔33を連結させることで、ピストン摺動穴3
2の途中に吸引孔33の入口部分が作り出され、これが
吸引口7bとなる。更に、シャッタ機構30は、ピスト
ン部材(シャッタ部材)31をピストン摺動穴32に沿
って駆動させる駆動手段としてのエアーシリンダ34を
有し、このエアーシリンダ34は、下側ガイド部材Wに
固定されている。なお、エアーシリンダ34に代えてプ
ッシュプルソレノイドを利用してもよい。
【0042】そこで、エアーシリンダ34を作動させ、
ピストン部材31を吸引口7bに向けて出射させること
で、図16に示すように、ピストン部材31の側面で吸
引口7bが塞がれ、ピストン部材31の先端面31aが
経糸搬送通路6に突出することなく経糸搬送通路6の壁
面と同一面になる。その結果、吸引口7bはピストン部
材31で蓋がされた状態となり、ピストン部材31の先
端面31aで経糸搬送通路6が平滑化され、経糸搬送通
路6内において、経糸3の引っ掛かりが無くなり、経糸
3の先端部分3aが吸引口7b内に引き込まれることが
ない。また、エアーシリンダ34を作動させて、ピスト
ン部材31を吸引口7bから引き戻すことで、図15に
示すように、ピストン部材31から吸引口7bは開放さ
れ、吸引口7bによる吸気が可能となる。このように、
前述したピストン部材(シャッタ部材)31は、経糸搬
送通路6を常時開放状態に維持する通路開放型のシャッ
タ部材となる。
【0043】(第2実施形態)第2の実施形態に係わる
シャッタ機構40について説明する。なお、前述したシ
ャッタ機構30と同一の構成部分には同一符号を付し、
その説明は省略する。
【0044】図17に示すように、シャッタ機構40
は、吸引口7bより下流側の位置で経糸搬送通路6を開
閉させる通路遮断手段40Aを有し、この通路遮断手段
40Aは、ピストン部材からなる通路遮断部材41を有
している。この通路遮断部材41は、第3の経糸ガイド
部材4Cの上側ガイド部材Vに形成されたピストン摺動
穴42内を上下方向に摺動し、このピストン摺動穴42
は、上側ガイド部材Vを上下方向に直線的に貫通すると
共に、経糸搬送通路6と外部とを連通させている。更
に、通路遮断手段40Aは、ピストン部材41をピスト
ン摺動穴42に沿って駆動させる駆動手段としてのエア
ーシリンダ43を有し、このエアーシリンダ43は、上
側ガイド部材Vに固定されている。なお、エアーシリン
ダ34に代えてプッシュプルソレノイドを利用してもよ
い。
【0045】そこで、図17に示すように、エアーシリ
ンダ43を作動させ、ピストン部材41を経糸搬送通路
6内に突出させ、吸引口7bの下流側で経糸搬送通路6
を遮断させる。その結果、吸引口7bの下流側で経糸搬
送通路6が閉鎖され、吸引口7bより上流側の経糸搬送
通路6と吸引孔33とが連通し、吸引口7bの上流側に
のみ中間吸引部7の負圧力を有効に作用させることがで
きる。また、図18に示すように、エアーシリンダ43
を作動させ、ピストン部材41をその先端面41aが経
糸搬送通路6の壁面と一致する位置まで引き戻し、経糸
搬送通路6を先端面41aで平滑化すると同時に、筬5
側に向かう気流を作り出す。その後、エアーシリンダ3
4を作動させ、ピストン部材31を吸引口7bに向けて
出射させて吸引口7bを塞ぎ、その先端面31aにて経
糸搬送通路6の壁面を平滑化し、次に、一旦停止させて
いた経糸3を繰り出すことで、経糸3は常に気流に晒さ
れ、真っすぐになった状態で移動させられる。
【0046】この場合、図17のように、ピストン部材
41が経糸搬送通路6に突出している状態においては、
ピストン部材41より後流側において、経糸搬送通路6
の分割面を介して流入する空気の影響を無くすることが
できるし、筬5側の吸引を停止させておくこともできる
ので、同一の真空源で各吸引部の吸引力を発生させてい
る場合、ピストン部材41より後流側の吸引部8,11
を停止させ、吸引力を中間吸引部7に集中させること
で、中間吸引部7の吸引力を強力にすることができる。
もちろん、ピストン部材41を引き戻す前に、ピストン
部材41より後流側の吸引力を回復させておくことは当
然のことである。
【0047】以上は、ピストン部材41を引き戻した後
に、ピストン部材31を出射させるものであるが、この
動きを逆にすれば、経糸搬送通路6を中間吸引部7の位
置で選択的に遮断/開放する場合と略同様の作用を、中
間吸引部7の上流側に待機する経糸3に与えることがで
きる。
【0048】(第3実施形態)第3の実施形態に係わる
シャッタ機構45について説明する。図19に示すよう
に、中間吸引部7にはシャッタ機構45が設けられ、シ
ャッタ機構45は、経糸搬送通路6に対して直交する方
向に摺動(又は僅かなクリアランスを有して移動)する
直方体ブロック形状の直線運動体をなすシャッタ部材4
6を有している。このシャッタ部材46は、経糸搬送通
路6を断ち切るように下側ガイド部材Wに形成されたシ
ャッタ収容凹部47内に収容され、シャッタ収容凹部4
7の底面47aには吸引口7bが形成され、この吸引口
7bは下側ガイド部材Wに固定された据付け吸引パイプ
7aの一端をなす。
【0049】図19〜図21に示すように、シャッタ部
材46には、経糸搬送通路6と据付け吸引パイプ7aと
を連通させる連通孔48が形成され、この連通孔48
は、シャッタ部材46を上下方向に貫通させるように延
在すると共に、その先端部でL字状に曲げられている。
そして、連通孔48の上端部48aは、外方に向けて水
平に延びて、経糸搬送通路6に連結できるようになって
いる。また、シャッタ機構45は、シャッタ部材46を
シャッタ収容凹部47に沿って、経糸搬送通路6に直交
する方向に移動させるための駆動手段としてのエアーシ
リンダ49を有している。このエアーシリンダ49のシ
リンダ側は下側ガイド部材Wに固定され、ロッド側はシ
ャッタ部材46の底面46aに固定されている。従っ
て、エアーシリンダ49により、シャッタ部材46を所
定距離だけ往復動させることができる。また、シャッタ
部材46の上面46bには、経糸搬送通路6に対して平
行に延在する連絡通路50が形成されている。この連絡
通路50は、連通孔48の上端部48aの側方に位置
し、連絡通路50を経糸搬送通路6に一致させること
で、シャッタ部材46で分断されていた経糸搬送通路6
をつなぐことができる。
【0050】そこで、図21及び図22に示すように、
エアーシリンダ49を利用して、シャッタ部材46をシ
ャッタ収容凹部47に沿って押し込むようにスライドさ
せ、吸引口7bと連通孔48の上端部48aとを合致さ
せることで、中間吸引部7より上流側の経糸搬送通路6
は、連通孔48を介して吸引口7bに連通し、据付け吸
引パイプ7aと経糸搬送通路6とが挿通状態となる。そ
して、据付け吸引パイプ7aによる経糸吸引力を経糸搬
送通路6の上流側に作用させることができる。また、図
23及び図24に示すように、エアーシリンダ49を利
用して、シャッタ部材46を引き出すようにスライドさ
せ、吸引口7bと連通孔48の上端部48aとをずらす
ことにで、シャッタ部材46の底面46aで吸引口7b
は塞がれる。それと同時に、シャッタ部材46で分断さ
れていた経糸搬送通路6は、連絡通路50を介してつな
がり、シャッタ部材46上で経糸3の通過を可能にす
る。このように、前述したシャッタ部材46は、経糸搬
送通路6を中間吸引部7の位置で選択的に遮断/開放状
態にする通路開閉型のシャッタ部材となる。
【0051】なお、シャッタ部材46に形成された連通
孔48や連絡通路50の上端は開放されているが、これ
は、シャッタ部材46に上側ガイド部材Vが被さること
を考慮したためである。また、2本の経糸搬送通路6を
考慮した場合、シャッタ部材46にも2本の連通孔48
を必要とするが、図25に示すように、2本の連通孔4
8を一つにまとめ、連通孔48の上端部48aも一つに
まとめることができる。
【0052】(第4実施形態)第4の実施形態に係わる
シャッタ機構55について説明する。なお、この実施形
態は、第3実施形態に係る通路開閉型のシャッタ部材4
6を通路開放型のシャッタ部材に改良したものであり、
前述したシャッタ部材46と同一又は同等な構成部分に
は同一符号を付し、その説明は省略する。
【0053】図26〜図28に示すように、中間吸引部
7にはシャッタ機構55が設けられ、シャッタ機構55
は、経糸搬送通路6に対して直交する方向に摺動する直
方体ブロック形状の直線運動体をなすシャッタ部材56
を有している。このシャッタ部材56の上面56bに
は、連通孔48の上端を臨ませる第1の連絡通路57が
形成されている。この第1の連絡通路57は、一直線状
に形成されると共に、経糸搬送通路6と同じ幅を有して
いる。従って、第1の連絡通路57を経糸搬送通路6と
一致させることで、シャッタ部材56の部分で分断させ
られた経糸搬送通路6をつなぐと同時に、経糸搬送通路
6と吸引口7bとを連通孔48を介して連結させること
ができる。また、シャッタ部材56の頂面において、第
1の連絡通路57の側方には、これに対して平行に延在
する第2の連絡通路58が形成されている。この第2の
連絡通路58を経糸搬送通路6と一致させることで、経
糸搬送通路6を簡単につなぐことができる。
【0054】そこで、図28及び図29に示すように、
エアーシリンダ49を利用して、シャッタ部材56をシ
ャッタ収容凹部47に沿って押し込むようにスライドさ
せ、吸引口7bと連通孔48とを合致させることで、経
糸搬送通路6は、第1の連絡通路57を介してつながる
と共に、連通孔48を介して吸引口7bに連通し、据付
け吸引パイプ7aと経糸搬送通路6とが連通状態とな
る。そして、据付け吸引パイプ7aによる経糸吸引力を
経糸搬送通路6に作用させることができる。また、図3
0及び図31に示すように、エアーシリンダ49を利用
して、シャッタ部材56を引き出すようにスライドさ
せ、吸引口7bと連通孔48とをずらすことにより、シ
ャッタ部材56の底面56aで吸引口7bは塞がれる。
それと同時に、第1の連絡通路57を介してつながって
いた経糸搬送通路6は、第2の連絡通路58を介してつ
ながり、シャッタ部材56上で経糸3の通過を可能にす
る。このように、前述したシャッタ部材56は、経糸搬
送通路6を中間吸引部7の位置で選択的に開閉する通路
開閉型のシャッタ部材となる。
【0055】(第5実施形態)第5の実施形態に係わる
シャッタ機構65について説明する。図32に示すよう
に、中間吸引部7にはシャッタ機構65が設けられ、シ
ャッタ機構65は、経糸搬送通路6を分断するように配
置された円柱体ブロック形状の回転運動体をなすシャッ
タ部材66を有している。このシャッタ部材66は、経
糸搬送通路6を断ち切るように下側ガイド部材Wに形成
された円柱状シャッタ収容凹部67に嵌め込まれてい
る。また、シャッタ収容凹部67の側面67bには吸引
口7bが形成され、この吸引口7bは下側ガイド部材W
に固定された据付け吸引パイプ7aの一端をなす。
【0056】図32〜図34に示すように、シャッタ部
材66には、経糸搬送通路6と吸引口7bとを連通させ
る連通孔68が形成され、この連通孔68は、2本の経
糸搬送通路6と連結する2本の分岐部68aと、1個の
吸引口7bと連結させるために各分岐部68aを1本に
まとめた合流部68bとからなる。この分岐部68a
は、シャッタ部材66の上面66aを貫通するように上
下方向に延在すると共に、その先端部でL字状に曲げら
れている。そして、分岐部68aの上端部68cは、外
方に向かって水平に延びて、経糸搬送通路6に連結でき
るようになっている。
【0057】また、シャッタ機構65は、円筒形のシャ
ッタ収容凹部67の側面67bに沿ってシャッタ部材6
6を回転させるための駆動手段としてのロータリーアク
チュエータ69を有している。このロータリーアクチュ
エータ69の本体は下側ガイド部材Wに固定され、この
回転軸69aはシャッタ部材66の底部に固定されてい
る。従って、ロータリーアクチュエータ69により、シ
ャッタ部材66を所定角度だけ往復回動又は一方向回動
させることができる。更に、分岐部68aの上端部68
cの側方において、シャッタ部材66の上面66aには
一直線状に延びる連絡通路60が形成され、この連絡通
路60を経糸搬送通路6に一致させることで、シャッタ
部材66で分断させていた経糸搬送通路6をつなぐこと
ができる。
【0058】そこで、図34及び図35に示すように、
ロータリーアクチュエータ69を利用して、シャッタ部
材66をシャッタ収容凹部67に沿って摺動回転させ、
吸引口7bと連通孔68の合流部68bとを合致させる
ことで、中間吸引部7より上流側の経糸搬送通路6は、
連通孔68を介して吸引口7bに連通し、据付け吸引パ
イプ7aと経糸搬送通路6とが挿通状態となる。そし
て、据付け吸引パイプ7aによる経糸吸引力を経糸搬送
通路6の上流側に作用させることができる。また、図3
6及び図37に示すように、ロータリーアクチュエータ
69を利用して、シャッタ部材66を回転させ、吸引口
7bと合流部68bとをずらすことで、シャッタ部材6
6の周側面66bで吸引口7bは塞がれる。それと同時
に、シャッタ部材66で分断させていた経糸搬送通路6
は、連絡通路60を介してつながり、シャッタ部材66
上で経糸3の通過を可能にする。このように、前述した
シャッタ部材66は、経糸搬送通路6を中間吸引部7の
位置で選択的に遮断/開放状態にする通路開閉型のシャ
ッタ部材となる。
【0059】なお、シャッタ部材66に形成された連通
孔68や連絡通路60の上端は開放されているが、これ
は、シャッタ部材66に上側ガイド部材Vが被さること
を考慮したためである。また、2本の経糸搬送通路6を
考慮した場合、シャッタ部材66にも2本の分岐部68
aを必要とするが、図38に示すように、2本の分岐部
68aを一つにまとめ、連通孔68の上端部68cも一
つにまとめることができる。
【0060】(第6実施形態)第6の実施形態に係わる
シャッタ機構75について説明する。図39に示すよう
に、中間吸引部7にはシャッタ機構75が設けられ、シ
ャッタ機構75は、経糸搬送通路6に対して直交する方
向に摺動(又は僅かなクリアランスを有して移動)する
直方体ブロック形状の直線運動体をなすシャッタ部材7
6を有している。このシャッタ部材76は、経糸搬送通
路6と連通するように上側ガイド部材Vに形成されたシ
ャッタ収容凹部77内に収容されている。このシャッタ
収容凹部77内にシャッタ部材76を配置させた場合、
シャッタ部材76によって経糸搬送通路6が塞がれるこ
とはない。また、シャッタ収容凹部77の上面77aに
は吸引口7bが形成されている。この吸引口7bは、上
側ガイド部材Vに固定された据付け吸引パイプ7aの一
端をなすと共に、経糸搬送通路6に対向させている。
【0061】図39〜図41に示すように、シャッタ部
材76には、経糸搬送通路6と吸引口7bとを連通させ
る連通孔78が形成され、この連通孔78は、シャッタ
部材76を上下方向に貫通させるように延在する。ま
た、シャッタ機構75は、シャッタ部材76をシャッタ
収容凹部77に沿って、経糸搬送通路6に直交する方向
に移動させるための駆動手段としてのエアーシリンダ7
9を有している。このエアーシリンダ79のシリンダ側
は上側ガイド部材Vに固定され、ロッド側はシャッタ部
材76に固定されている。従って、エアーシリンダ79
により、シャッタ部材76を所定距離だけ往復動させる
ことができる。また、シャッタ部材76の上面76a
は、連通孔78が吸引口7bからずれた時に、吸引口7
bを塞ぐことができるように平坦に形成されている。
【0062】そこで、図41及び図42に示すように、
エアーシリンダ79を利用して、シャッタ部材76をシ
ャッタ収容凹部77に沿って押し込むようにスライドさ
せ、吸引口7bと連通孔78とを合致させることで、経
糸搬送通路6は、連通孔78を介して吸引口7bに連通
し、据付け吸引パイプ7aと経糸搬送通路6とが挿通状
態となる。そして、据付け吸引パイプ7aによる経糸吸
引力を経糸搬送通路6に作用させることができる。ま
た、エアーシリンダ79を利用して、シャッタ部材76
を引き出すようにスライドさせ、吸引口7bと連通孔7
8とをずらすことにより、図43に示すように、シャッ
タ部材76の上面76aで吸引口7bは塞がれ,シャッ
タ部材76の下面76bが経糸搬送通路6の上壁面6b
と略同一面になる。その結果、吸引口7bはシャッタ部
材76の上面76aで蓋がされた状態となり、シャッタ
部材76の下面76bで経糸搬送通路6が平滑化され、
経糸3の先端部分3aが経糸搬送通路6で引っ掛かった
り、吸引口7b内に引き込まれたりすることがない。こ
のように、前述したシャッタ部材76は、経糸搬送通路
6を常時開放状態に維持する通路開放型のシャッタ部材
となる。
【0063】(第7実施形態)第7の実施形態に係わる
シャッタ機構85について説明する。図44に示すよう
に、中間吸引部7にはシャッタ機構85が設けられ、シ
ャッタ機構85は、経糸搬送通路6の真下に配置された
円柱体ブロック形状の回転運動体をなすシャッタ部材8
6を有している。このシャッタ部材86は、下側ガイド
部材Wに形成された円柱状シャッタ収容凹部87に密に
嵌め込まれ、シャッタ収容凹部87は、経糸搬送通路6
の下壁面に設けられた開口部6aを介して経糸搬送通路
6と連通している。このシャッタ収容凹部87内にシャ
ッタ部材86を配置させた場合、シャッタ部材86によ
って経糸搬送通路6が塞がれることはない。また、シャ
ッタ収容凹部87の側面87bには吸引口7bが形成さ
れ、この吸引口7bは、下側ガイド部材Wに固定された
据付け吸引パイプ7aの一端をなす。
【0064】図44〜図46に示すように、シャッタ部
材86には、経糸搬送通路6と吸引口7bとを連通させ
る連通孔88が形成され、この連通孔88は、2本の経
糸搬送通路6と連結する2本の分岐部88aと、1個の
吸引口7bと連結するために各分岐部88aを1本にま
とめた合流部88bとからなる。各分岐部88aは、シ
ャッタ部材86の上面86aを貫通するように上下方向
に延在して、経糸搬送通路6の開口部6aと連通し、合
流部88bは、シャッタ部材86の周側面86bと貫通
するように水平方向に延在して、吸引口7bと連通す
る。
【0065】更に、シャッタ機構85は、円筒形のシャ
ッタ収容凹部87の側面87bに沿って、シャッタ部材
86を回転させるための駆動手段としてのロータリーア
クチュエータ89を有している。このロータリーアクチ
ュエータ89の本体は下側ガイド部材Wに固定され、こ
の回転軸89aはシャッタ部材86の底部に固定されて
いる。従って、ロータリーアクチュエータ89により、
シャッタ部材86を所定角度だけ往復回動させることが
できる。また、シャッタ部材86の周側面86bは、合
流部88aが吸引口7bからずれた時に、吸引口7bを
塞ぐことができるように円柱状シャッタ収容凹部87に
嵌め込まれている。
【0066】そこで、図46及び図47に示すように、
ロータリーアクチュエータ89を利用して、シャッタ部
材86をシャッタ収容凹部87に沿って回転させ、吸引
口7bと合流部88bとを合致させることで、経糸搬送
通路6の開口部6aは、連通孔88を介して吸引口7b
に連通し、据付け吸引パイプ7aと経糸搬送通路6とが
挿通状態となる。そして、据付け吸引パイプ7aによる
経糸吸引力を経糸搬送通路6に作用させることができ
る。また、図48及び図49に示すように、ロータリー
アクチュエータ89を利用して、シャッタ部材86を回
転させ、吸引口7bと合流部88bとをずらすことによ
り、シャッタ部材86の周側面86bで吸引口7bは塞
がれ、シャッタ部材86の上面86aで、経糸搬送通路
6の開口部6aが塞がれる。このように、前述したシャ
ッタ部材86は、経糸搬送通路6を常時開放状態に維持
する通路開放型のシャッタ部材となる。
【0067】なお、2本の経糸搬送通路6を考慮した場
合、シャッタ部材86に2本の分岐部88aを必要とす
るが、図50に示すように、2本の分岐部88aを一つ
にまとめて、合流部88bに連結させることができる。
【0068】(第8実施形態)次に、本発明の通糸装置
に適用させる通路切替え手段の第1の例について説明す
る。
【0069】図51及び図52に示すように、経糸ガイ
ド部材4の下側ガイド部材Wには、2本の経糸搬送通路
6を1本に合流させるための通路切替え手段90が設け
られ、この通路切替え手段90は、経糸搬送通路6に対
して直交する方向に摺動(又は僅かなクリアランスを有
して移動)する直方体ブロック形状の直線運動体をなす
通路切替え部材91を有している。この通路切替え部材
91は、経糸搬送通路6を断ち切るように下側ガイド部
材Wに形成された切替え部材収容凹部92内に収容され
ている。
【0070】そして、通路切替え部材91の上面91a
には、2本の経糸搬送通路6を2本に維持するための平
行な2本の直結通路93と、2本の経糸搬送通路6を1
本にするためのV字状合流通路94とからなり、直結通
路93と合流通路94は、通路切替え部材91の移動方
向に並設させられている。また、通路切替え手段90
は、通路切替え部材91を切替え部材収容凹部92に沿
って、経糸搬送通路6に直交する方向に移動させるため
の駆動手段としてのエアーシリンダ(図示せず)を有し
ている。このエアーシリンダのシリンダ側は下側ガイド
部材Wに固定され、ロッド側は通路切替え部材91の底
面に固定されている。従って、エアーシリンダにより、
通路切替え部材91を所定距離だけ往復動させることが
できる。
【0071】そこで、図51に示すように、エアーシリ
ンダ(図示せず)を利用して、通路切替え部材91を切
替え部材収容凹部92に沿って押し込むようにスライド
させ、経糸搬送通路6と直結通路93とを一致させるこ
とにより、2本の経糸搬送通路6を2本に維持すること
ができる。また、図53に示すように、エアーシリンダ
(図示せず)を利用して、通路切替え部材91を引き出
すようにスライドさせ、経糸搬送通路6と合流通路94
とを一致させることにより、2本の経糸搬送通路6を1
本することができる。このような合流通路94は、2本
の経糸搬送通路6を必要とぜずに、1本の経糸搬送通路
6として利用したい場合や、同じ筬目5aに複数本の経
糸3を通糸させる場合に有効である。
【0072】(第9実施形態)本発明の通糸装置に適用
させる通路切替え手段の第2の例について説明する。
【0073】図54及び図55に示すように、経糸ガイ
ド部材4の下側ガイド部材Wには、2本の経糸搬送通路
6を1本に合流させるための通路切替え手段95が設け
られ、この通路切替え手段95は、経糸搬送通路6を分
断するように配置された円柱体ブロック形状の回転運動
体をなす通路切替え部材96を有している。このシャッ
タ部材66は、経糸搬送通路6を断ち切るように下側ガ
イド部材Wに形成された円柱状の切替え部材収容凹部9
7に嵌め込まれている。
【0074】そして、通路切替え部材96の上面96a
には、2本の経糸搬送通路6を2本に維持するための平
行な2本の直結通路98と、2本の経糸搬送通路6を1
本にするためのV字状合流通路99とからなり、直結通
路93と合流通路94は並設させられている。また、通
路切替え手段95は、通路切替え部材96を切替え部材
収容凹部97内で回転させるための駆動手段としてのロ
ータリーアクチュエータ(図示せず)を有している。こ
のロータリーアクチュエータの本体は下側ガイド部材W
に固定され、この回転軸は通路切替え部材96の底部に
固定されている。従って、ロータリーアクチュエータに
より、通路切替え部材96を回転させることができる。
【0075】そこで、図54に示すように、ロータリー
アクチュエータ(図示せず)を利用して、通路切替え部
材96を切替え部材収容凹部97内で回転させ、経糸搬
送通路6と直結通路98とを一致させることにより、2
本の経糸搬送通路6を2本に維持することができる。ま
た、図56に示すように、ロータリーアクチュエータ
(図示せず)を利用して、通路切替え部材96を回転さ
せ、経糸搬送通路6と合流通路99とを一致させること
により、2本の経糸搬送通路6を1本することができ
る。このような合流通路99は、2本の経糸搬送通路6
を必要とぜず、1本の経糸搬送通路6として利用したい
場合や、同じ筬目5aに複数本の経糸3を通糸させる場
合に有効である。
【0076】
【発明の効果】本発明による通糸方法は、以上のように
構成されているため、次のような効果を得る。すなわ
ち、経糸搬送通路を筬に向けて真空吸引させることによ
り、たとえ経糸搬送通路に外部と連通する隙間が形成さ
せた場合でも、その隙間から搬送用空気が漏れ出すこと
がなく、この空気漏れにより、経糸の先端部分が経糸搬
送通路から飛び出さず、経糸の通糸が簡単な構成で確実
に達成される。更に、経糸の先端部分が、吸引部のうち
の中間吸引部を通過する前に、中間吸引部の吸引口をシ
ャッタ部材で閉鎖することにより、経糸搬送通路内の気
流を安定させ、経糸の先端部分が吸引口内に引き込まれ
ることなく、経糸搬送通路内を経糸がスムーズに移動で
きる。
【0077】また、本発明による通糸装置は、経糸搬送
通路の全長に亙り経糸を筬に向けて真空吸引させる吸引
部を有することで、経糸の先端部分が経糸搬送通路から
飛び出すことがなく、経糸の通糸が簡単な構成で確実に
達成される。更に、吸引口を開閉するシャッタ機構を備
えることにより、経糸搬送通路内の気流を安定させ、経
糸の先端部分が吸引口内に引き込まれることなく、経糸
搬送通路内を経糸がスムーズに移動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通糸装置の一実施形態を示す斜視
図である。
【図2】図1に示した通糸装置の縦断面図である。
【図3】一般的な筬を示す斜視図である。
【図4】一般的なドロッパを示す斜視図である。
【図5】一般的なワイヤヘルドを示す斜視図である。
【図6】図2のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】経糸繰出し待機手段に経糸が引っ掛かっている
状態を示す断面図である。
【図8】図7の正面図である。
【図9】ドロッパ用の経糸繰出し係止手段に経糸が引っ
掛かっている状態を示す断面図である。
【図10】図9の正面図である。
【図11】ワイヤヘルド用の経糸繰出し係止手段に経糸
が引っ掛かっている状態を示す断面図である。
【図12】図11の正面図である。
【図13】筬用の経糸繰出し係止手段に経糸が引っ掛か
っている状態を示す断面図である。
【図14】図13の正面図である。
【図15】本発明の通糸装置に適用するシャッタ機構の
第1の例を示す断面図である。
【図16】図15に示したシャッタ部材で吸引口を閉鎖
した状態を示す断面図である。
【図17】通路遮断手段をもったシャッタ機構の第2の
例を示す断面図である。
【図18】図17に示した通路遮断部材で経糸搬送通路
を遮断した状態を示す断面図である。
【図19】シャッタ機構の第3の例を示す断面図であ
る。
【図20】図19のシャッタ機構に利用するシャッタ部
材を示す斜視図である。
【図21】図19のシャッタ機構を示す平面図である。
【図22】図21のI−I線に沿う断面図である。
【図23】シャッタ部材を引き出して経糸搬送通路をつ
なげた状態を示す平面図である。
【図24】図23のII−II線に沿う断面図である。
【図25】図20に示したシャッタ部材の変形例を示す
斜視図である。
【図26】シャッタ機構の第4の例を示す断面図であ
る。
【図27】図26のシャッタ機構に利用するシャッタ部
材を示す斜視図である。
【図28】図26のシャッタ機構を示す平面図である。
【図29】図28のIII−III線に沿う断面図である。
【図30】シャッタ部材を引き出して経糸搬送通路をつ
なげた状態を示す平面図である。
【図31】図30のIV−IV線に沿う断面図である。
【図32】シャッタ機構の第5の例を示す断面図であ
る。
【図33】図32のシャッタ機構に利用するシャッタ部
材を示す斜視図である。
【図34】図32のシャッタ機構を示す平面図である。
【図35】図34のV−V線に沿う断面図である。
【図36】シャッタ部材を回転させて経糸搬送通路をつ
なげた状態を示す平面図である。
【図37】図36のVI−VI線に沿う断面図である。
【図38】図33に示したシャッタ部材の変形例を示す
斜視図である。
【図39】シャッタ機構の第6の例を示す断面図であ
る。
【図40】図39のシャッタ機構に利用するシャッタ部
材を示す斜視図である。
【図41】図39のシャッタ機構を示す平面図である。
【図42】図41のVII−VII線に沿う断面図である。
【図43】シャッタ部材を引き出して吸引口を塞いだ状
態を示す断面図である。
【図44】シャッタ機構の第7の例を示す断面図であ
る。
【図45】図44のシャッタ機構に利用するシャッタ部
材を示す斜視図である。
【図46】図44のシャッタ機構を示す平面図である。
【図47】図46のVIII−VIII線に沿う断面図であ
る。
【図48】シャッタ部材を回転させて吸引口を塞いだ状
態を示す平面図である。
【図49】図48のIX−IX線に沿う断面図である。
【図50】図45に示したシャッタ部材の変形例を示す
斜視図である。
【図51】通路切替え手段の第1の例を示す平面図であ
る。
【図52】図51の通路切替え手段に利用する通路切替
え部材を示す斜視図である。
【図53】通路を切り替えた状態を示す平面図である。
【図54】通路切替え手段の第2の例を示す平面図であ
る。
【図55】図54の通路切替え手段に利用する通路切替
え部材を示す斜視図である。
【図56】通路を切り替えた状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1…通糸装置、2…ワープビーム、3…経糸、3a…経
糸の先端部分、4…経糸ガイド部材、5…筬、5A…筬
羽、5a…筬目、6…経糸搬送通路、7,8…中間吸引
部(吸引部)、7a,8a…据付け吸引パイプ、7b,
8b…吸引口、9…ドロッパ、9a…通糸孔、10…ワ
イヤヘルド(ヘルド)、10a…メール、11…最終吸
引部(吸引部)、30,40,45,55,65,7
5,85…シャッタ機構、31…シャッタ部材(ピスト
ン部材)、34,49,79…エアーシリンダ(駆動手
段)、40A…通路遮断手段、41…通路遮断部材、4
6,56,66,76,86…シャッタ部材、48,6
8,78,88…連通孔、69,89…ロータリーアク
チュエータ(駆動手段)。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドロッパの通糸孔とヘルドのメールと筬
    の筬羽間の筬目とに、ワープビームに巻かれた所定の経
    糸を通す通糸方法において、 前記ワープビームと前記筬との間に設けられた経糸搬送
    通路の途中に、前記ドロッパの前記通糸孔と前記ヘルド
    の前記メールとを並設させ、前記経糸搬送通路に連通す
    る複数の吸引部により、前記経糸搬送通路内で前記筬に
    向かう真空吸引力を形成し、前記経糸の先端部分が、前
    記吸引部のうちの中間吸引部を通過する前に、前記中間
    吸引部の吸引口をシャッタ部材で閉鎖することを特徴と
    する通糸方法。
  2. 【請求項2】 ドロッパの通糸孔とヘルドのメールと筬
    の筬羽間の筬目とに、ワープビームに巻かれた所定の経
    糸を通す通糸装置において、 前記ワープビームと前記筬との間に延在し、途中に前記
    ドロッパ及び前記ヘルドを前後に並設させ且つ待機させ
    る経糸ガイド部材と、 前記経糸ガイド部材の内部に設けられると共に、前記ワ
    ープビーム側の上流端及び前記筬側の下流端を開放させ
    て線状に延びる経糸搬送通路と、 前記経糸搬送通路の全長に亙り前記経糸を前記筬に向け
    て真空吸引させる複数の吸引部と、 前記吸引部の一部をなすと共に、前記経糸搬送通路の途
    中で前記経糸搬送通路に連通する吸引口をもった中間吸
    引部と、 前記中間吸引部に設けられて前記吸引口を開閉するシャ
    ッタ部材をもったシャッタ機構とを備えたことを特徴と
    する通糸装置。
  3. 【請求項3】 前記シャッタ部材は、前記吸引口を塞ぐ
    ピストン部材であることを特徴とする請求項2記載の通
    糸装置。
  4. 【請求項4】 前記シャッタ機構は、前記吸引口より下
    流側の位置で前記経糸搬送通路を開閉する通路遮断部材
    をもった通路遮断手段を更に具備することを特徴とする
    請求項3記載の通糸装置。
  5. 【請求項5】 前記シャッタ部材は、前記経糸ガイド部
    材に固定されて前記中間吸引部の一部をなす据付け吸引
    パイプと前記経糸搬送通路との間を連絡させる連通孔を
    有し、前記シャッタ部材は、前記連通孔が前記経糸搬送
    通路に合致する位置と、前記連通孔が前記経糸搬送通路
    から外れる位置との間を駆動手段により選択的に移動す
    ることを特徴とする請求項2記載の通糸装置。
  6. 【請求項6】 前記シャッタ部材は、前記中間吸引部の
    位置で前記経糸搬送通路を選択的に遮断/開放する通路
    開閉型のシャッタ部材であることを特徴とする請求項5
    記載の通糸装置。
  7. 【請求項7】 前記シャッタ部材は、前記中間吸引部の
    位置で前記経糸搬送通路を開放状態に維持する通路開放
    型のシャッタ部材であることを特徴とする請求項5記載
    の通糸装置。
  8. 【請求項8】 前記シャッタ部材は、円柱形状の回転運
    動体であることを特徴とする請求項6又は7記載の通糸
    装置。
  9. 【請求項9】 前記シャッタ部材は、直方体形状の直線
    運動体であることを特徴とする請求項6又は7記載の通
    糸装置。
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