JPH10169201A - ネジ鉄筋のための連結構造 - Google Patents
ネジ鉄筋のための連結構造Info
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- JPH10169201A JPH10169201A JP34461296A JP34461296A JPH10169201A JP H10169201 A JPH10169201 A JP H10169201A JP 34461296 A JP34461296 A JP 34461296A JP 34461296 A JP34461296 A JP 34461296A JP H10169201 A JPH10169201 A JP H10169201A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ねじ鉄筋と鉄骨や定着板との連結作業を効率
良く行えるとともに、連結に要する部品点数を削減す
る。 【解決手段】 鉄骨10にねじ鉄筋20を連結するため
に、一対のナット30が用いられる。ナット30は、筒
形状の挿入部31と多角形状の頭部32とを有してい
る。挿入部31,頭部32の内周には雌ネジ部が形成さ
れている。このナット30は軸芯を含む平面で2つ割り
されている。鉄骨10の一対のフランジ11の外側にお
いて、半体30a,30bを主筋20を抱くようにして
合わせ、ナット30を構成する。次に、ナット30を回
して、その挿入部15をフランジ11の貫通孔15に嵌
め込み、頭部32にスパナを掛けて締め付ける。
良く行えるとともに、連結に要する部品点数を削減す
る。 【解決手段】 鉄骨10にねじ鉄筋20を連結するため
に、一対のナット30が用いられる。ナット30は、筒
形状の挿入部31と多角形状の頭部32とを有してい
る。挿入部31,頭部32の内周には雌ネジ部が形成さ
れている。このナット30は軸芯を含む平面で2つ割り
されている。鉄骨10の一対のフランジ11の外側にお
いて、半体30a,30bを主筋20を抱くようにして
合わせ、ナット30を構成する。次に、ナット30を回
して、その挿入部15をフランジ11の貫通孔15に嵌
め込み、頭部32にスパナを掛けて締め付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート構造
物の鉄骨にネジ鉄筋を連結させたり、ネジ鉄筋の途中に
コンクリートとの結合強化を図るための定着板を連結さ
せるのに好適なネジ鉄筋のための連結構造に関する。
物の鉄骨にネジ鉄筋を連結させたり、ネジ鉄筋の途中に
コンクリートとの結合強化を図るための定着板を連結さ
せるのに好適なネジ鉄筋のための連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】SRC構造(鉄骨,鉄筋コンクリート構
造)の建築物では、例えば柱がH形鋼等の鉄骨で構成さ
れ、梁が鉄筋籠で構成されている。鉄筋籠は、その長手
方向に延びる複数の主筋と、長手方向に沿って等間隔で
配置されて主筋に連結される環状筋とを有している。上
記鉄骨と鉄筋籠は、柱と梁の仕口部で連結されている。
すなわち、主筋の中途部が鉄骨の一対のフランジ(平板
部)に形成された貫通孔を貫通しており、この貫通状態
で主筋がフランジに連結されるのである。上記主筋がネ
ジ鉄筋の場合、主筋に螺合された一対のナットをフラン
ジの外側からフランジに向かって締め付けることによ
り、主筋がフランジに連結される。しかし、この連結構
造では、ナットを主筋に端部に螺合させた後、回わしな
がら鉄骨のフランジまで移動させなければならず、時間
と労力がかかって作業効率が悪かった。
造)の建築物では、例えば柱がH形鋼等の鉄骨で構成さ
れ、梁が鉄筋籠で構成されている。鉄筋籠は、その長手
方向に延びる複数の主筋と、長手方向に沿って等間隔で
配置されて主筋に連結される環状筋とを有している。上
記鉄骨と鉄筋籠は、柱と梁の仕口部で連結されている。
すなわち、主筋の中途部が鉄骨の一対のフランジ(平板
部)に形成された貫通孔を貫通しており、この貫通状態
で主筋がフランジに連結されるのである。上記主筋がネ
ジ鉄筋の場合、主筋に螺合された一対のナットをフラン
ジの外側からフランジに向かって締め付けることによ
り、主筋がフランジに連結される。しかし、この連結構
造では、ナットを主筋に端部に螺合させた後、回わしな
がら鉄骨のフランジまで移動させなければならず、時間
と労力がかかって作業効率が悪かった。
【0003】上記SRC構造での鉄骨と鉄筋とを連結す
る構造の欠点を解消するため、例えば、実開昭59―8
4113号公報に示すように改良したものがある。ここ
では、第1,第2のナットが用いられている。第1ナッ
トは、筒形状の挿入部とこの挿入部の一端に設けられた
六角形状の頭部とを備えている。挿入部,頭部の内周に
は連続した雌ネジ部が形成されている。挿入部の外周に
は雄ネジ部が形成されている。しかも、この第1ナット
は、軸心を通る平面で2つ割りにされている。第2ナッ
トは、通常のナットと同様に環状をなし、外周が六角形
状をなしている。上記連結構造では、鉄骨のフランジ近
傍で一対の半体を合わせて第1ナットを主筋に螺合させ
る。そして、第2ナットを第1ナットの挿入部の外周に
螺合させて第1ナットの半体が径方向,外方向に離れる
のを禁じる。このような構成をなす第1,第2ナットの
組み立て体を用いて、ネジ鉄筋をフランジに連結する。
この連結構造によれば、ナットを主筋の端部からフラン
ジの位置まで回わしながら進めずに済むので作業性が向
上する。
る構造の欠点を解消するため、例えば、実開昭59―8
4113号公報に示すように改良したものがある。ここ
では、第1,第2のナットが用いられている。第1ナッ
トは、筒形状の挿入部とこの挿入部の一端に設けられた
六角形状の頭部とを備えている。挿入部,頭部の内周に
は連続した雌ネジ部が形成されている。挿入部の外周に
は雄ネジ部が形成されている。しかも、この第1ナット
は、軸心を通る平面で2つ割りにされている。第2ナッ
トは、通常のナットと同様に環状をなし、外周が六角形
状をなしている。上記連結構造では、鉄骨のフランジ近
傍で一対の半体を合わせて第1ナットを主筋に螺合させ
る。そして、第2ナットを第1ナットの挿入部の外周に
螺合させて第1ナットの半体が径方向,外方向に離れる
のを禁じる。このような構成をなす第1,第2ナットの
組み立て体を用いて、ネジ鉄筋をフランジに連結する。
この連結構造によれば、ナットを主筋の端部からフラン
ジの位置まで回わしながら進めずに済むので作業性が向
上する。
【0004】話は変わるが、鉄筋コンクリートの建築物
では、柱と梁の仕口部において、梁の鉄筋籠の主筋に定
着金物を連結し、コンクリートへのネジ鉄筋の定着を強
固なものにしている。主筋がネジ鉄筋の場合、この定着
金物は、ネジ鉄筋に螺合されるナット部と、このナット
部の一端から径方向,外方向に延びる定着板部とを備え
ている。この定着金物の場合も、主筋の端部に螺合させ
た後、回わしながら仕口部まで移動させなければなら
ず、時間と労力がかかって作業効率が悪かった。
では、柱と梁の仕口部において、梁の鉄筋籠の主筋に定
着金物を連結し、コンクリートへのネジ鉄筋の定着を強
固なものにしている。主筋がネジ鉄筋の場合、この定着
金物は、ネジ鉄筋に螺合されるナット部と、このナット
部の一端から径方向,外方向に延びる定着板部とを備え
ている。この定着金物の場合も、主筋の端部に螺合させ
た後、回わしながら仕口部まで移動させなければなら
ず、時間と労力がかかって作業効率が悪かった。
【0005】上記定着金物の欠点を解消するため、実開
昭58−73820号公報では、ナット部と定着板部と
を有する定着金物を、軸芯を含む平面で2つ割りにして
いる。そして、これら一対の半体を合わせて主筋に螺合
させた状態で、半体同士を、ボルト,ナットで連結する
ようになっている。このようにすれば、定着金物を主筋
の端部から仕口部まで回わしながら移動させずに済むの
で作業性が向上する。
昭58−73820号公報では、ナット部と定着板部と
を有する定着金物を、軸芯を含む平面で2つ割りにして
いる。そして、これら一対の半体を合わせて主筋に螺合
させた状態で、半体同士を、ボルト,ナットで連結する
ようになっている。このようにすれば、定着金物を主筋
の端部から仕口部まで回わしながら移動させずに済むの
で作業性が向上する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、SRC
構造において、上記実開昭59―84113号公報に示
す連結構造を用いた場合、鉄骨の一対のフランジと1本
の主筋の連結のために、第1,第2のナットを2組ずつ
必要とし、合計4つの部品を必要とするので、部品点数
が多かった。また、第1ナットの挿入部と第2ナットと
を螺合させるための手間が必要であり、作業性を向上さ
せるのに限界があった。
構造において、上記実開昭59―84113号公報に示
す連結構造を用いた場合、鉄骨の一対のフランジと1本
の主筋の連結のために、第1,第2のナットを2組ずつ
必要とし、合計4つの部品を必要とするので、部品点数
が多かった。また、第1ナットの挿入部と第2ナットと
を螺合させるための手間が必要であり、作業性を向上さ
せるのに限界があった。
【0007】また、上記実開昭58−73820号公報
に示す定着金物では、一対の半体を連結するボルト,ナ
ットを必要とするため、部品点数が多く、構造も複雑で
あり、半体の連結作業が煩雑であった。
に示す定着金物では、一対の半体を連結するボルト,ナ
ットを必要とするため、部品点数が多く、構造も複雑で
あり、半体の連結作業が煩雑であった。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、円形
の貫通孔を形成してなる一対の平行な平板部を有する連
結対象に、ネジ鉄筋を連結するための構造において、一
対のナットを備え、各ナットは、筒形状の挿入部と、こ
の挿入部の一端に設けられた多角形状の頭部とを有し、
これら挿入部,頭部の内周には雌ネジ部が形成されてお
り、しかも、ナットは、その軸芯を含む平面で2つ割り
された一対の半体からなり、上記一対の平板部の貫通孔
に挿通されたネジ鉄筋を抱くようにして、上記一対の半
体が合わされることにより、上記ナットが構成されると
ともに、ナットの雌ネジ部がネジ鉄筋に螺合され、さら
に、上記ナットの挿入部が平板部の貫通孔に嵌め込まれ
ることにより、上記一対の半体の合わせ状態が維持さ
れ、この状態で、一対のナットを平板部の外側から平板
部に向かって締め付けることにより、上記ネジ鉄筋を連
結対象に連結することを特徴とする。請求項2の発明
は、請求項1に記載のネジ鉄筋のための連結構造におい
て、上記連結対象が鉄骨からなり、この鉄骨の一対の平
板部に上記ネジ鉄筋が連結されることを特徴とする。
の貫通孔を形成してなる一対の平行な平板部を有する連
結対象に、ネジ鉄筋を連結するための構造において、一
対のナットを備え、各ナットは、筒形状の挿入部と、こ
の挿入部の一端に設けられた多角形状の頭部とを有し、
これら挿入部,頭部の内周には雌ネジ部が形成されてお
り、しかも、ナットは、その軸芯を含む平面で2つ割り
された一対の半体からなり、上記一対の平板部の貫通孔
に挿通されたネジ鉄筋を抱くようにして、上記一対の半
体が合わされることにより、上記ナットが構成されると
ともに、ナットの雌ネジ部がネジ鉄筋に螺合され、さら
に、上記ナットの挿入部が平板部の貫通孔に嵌め込まれ
ることにより、上記一対の半体の合わせ状態が維持さ
れ、この状態で、一対のナットを平板部の外側から平板
部に向かって締め付けることにより、上記ネジ鉄筋を連
結対象に連結することを特徴とする。請求項2の発明
は、請求項1に記載のネジ鉄筋のための連結構造におい
て、上記連結対象が鉄骨からなり、この鉄骨の一対の平
板部に上記ネジ鉄筋が連結されることを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、円形の貫通孔を有する
2枚の定着板をネジ鉄筋に連結する構造において、請求
項1の発明と同構成の一対のナットを備え、上記2枚の
定着板の貫通孔に挿通されたネジ鉄筋を抱くようにし
て、上記一対の半体が合わされることにより、上記ナッ
トが構成されるとともに、ナットの雌ネジ部がネジ鉄筋
に螺合され、さらに、上記ナットの挿入部が対応する定
着板の貫通孔に嵌め込まれることにより、上記一対の半
体の合わせ状態が維持され、この状態で、一対のナット
を平板部の外側から定着板に向かって締め付けることに
より、2枚の定着板が互いに接した状態で上記ネジ鉄筋
に連結されることを特徴とする。請求項4の発明は、円
形の貫通孔を有する1枚の定着板をネジ鉄筋に連結する
構造において、請求項1の発明と同構成の一対のナット
を備え、請求項3と同様にして、定着板が上記ネジ鉄筋
に連結されることを特徴とする。請求項5の発明は、請
求項3または4に記載のネジ鉄筋の連結構造において、
定着板には、貫通孔から定着板の外縁まで延びるスリッ
トが形成され、このスリットの幅がネジ鉄筋の外径以上
でナットの内径より小さいことを特徴とする。請求項6
の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載のネジ鉄筋の
連結構造において、上記ナットの挿入部が、先細の緩や
かなテーパをなし、この挿入部のいずれかの箇所の外径
と上記貫通孔の径が一致し、上記ナットの締め付け状態
で、挿入部の外周面が貫通孔の内周縁に当たることを特
徴とする。
2枚の定着板をネジ鉄筋に連結する構造において、請求
項1の発明と同構成の一対のナットを備え、上記2枚の
定着板の貫通孔に挿通されたネジ鉄筋を抱くようにし
て、上記一対の半体が合わされることにより、上記ナッ
トが構成されるとともに、ナットの雌ネジ部がネジ鉄筋
に螺合され、さらに、上記ナットの挿入部が対応する定
着板の貫通孔に嵌め込まれることにより、上記一対の半
体の合わせ状態が維持され、この状態で、一対のナット
を平板部の外側から定着板に向かって締め付けることに
より、2枚の定着板が互いに接した状態で上記ネジ鉄筋
に連結されることを特徴とする。請求項4の発明は、円
形の貫通孔を有する1枚の定着板をネジ鉄筋に連結する
構造において、請求項1の発明と同構成の一対のナット
を備え、請求項3と同様にして、定着板が上記ネジ鉄筋
に連結されることを特徴とする。請求項5の発明は、請
求項3または4に記載のネジ鉄筋の連結構造において、
定着板には、貫通孔から定着板の外縁まで延びるスリッ
トが形成され、このスリットの幅がネジ鉄筋の外径以上
でナットの内径より小さいことを特徴とする。請求項6
の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載のネジ鉄筋の
連結構造において、上記ナットの挿入部が、先細の緩や
かなテーパをなし、この挿入部のいずれかの箇所の外径
と上記貫通孔の径が一致し、上記ナットの締め付け状態
で、挿入部の外周面が貫通孔の内周縁に当たることを特
徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図3は、本発明の第1の実
施形態を示す。本実施形態は、SRC構造の建築物にお
いて、柱の鉄骨10(連結対象)と、梁の鉄筋籠の主筋
20(ネジ鉄筋)とを、連結する構造である。柱の鉄骨
10は、例えばH形鋼からなり、平行をなす一対のフラ
ンジ11(平板部)と、これらフランジ11の幅方向中
央部を連結するウエブ12とを備えている。
施の形態を説明する。図1〜図3は、本発明の第1の実
施形態を示す。本実施形態は、SRC構造の建築物にお
いて、柱の鉄骨10(連結対象)と、梁の鉄筋籠の主筋
20(ネジ鉄筋)とを、連結する構造である。柱の鉄骨
10は、例えばH形鋼からなり、平行をなす一対のフラ
ンジ11(平板部)と、これらフランジ11の幅方向中
央部を連結するウエブ12とを備えている。
【0011】梁の鉄筋籠は、平行をなす例えば4本の主
筋20(図中1本のみ示す)と、これら主筋20に沿っ
て等間隔に配置され主筋20に連結される多数の環状筋
(図示しない)とを備えている。なお、環状筋の主筋2
0への連結は、後述するように主筋20を鉄骨10に連
結した後に、行われる。各主筋20の外周には雄ネジ部
21が形成されている。なお、主筋20の外周におい
て、径方向に対峙する2カ所は、雄ネジ部21が形成さ
れない平坦面22となっている。
筋20(図中1本のみ示す)と、これら主筋20に沿っ
て等間隔に配置され主筋20に連結される多数の環状筋
(図示しない)とを備えている。なお、環状筋の主筋2
0への連結は、後述するように主筋20を鉄骨10に連
結した後に、行われる。各主筋20の外周には雄ネジ部
21が形成されている。なお、主筋20の外周におい
て、径方向に対峙する2カ所は、雄ネジ部21が形成さ
れない平坦面22となっている。
【0012】次に、連結構造の詳細について説明する。
柱と梁の仕口部において、鉄骨10の各フランジ11に
は、4つの円形の貫通孔15(図中1つのみ示す)が形
成されている。これら貫通孔15はウエブ12の左右部
のそれぞれに、上下に離れて2つずつ形成されている。
貫通孔15の径Daは、主筋20の径Db(雄ネジ部2
1の山径)より大きい。上記4本の主筋20の中途部
は、一対のフランジ11の貫通孔15を、遊びをもって
貫通している。
柱と梁の仕口部において、鉄骨10の各フランジ11に
は、4つの円形の貫通孔15(図中1つのみ示す)が形
成されている。これら貫通孔15はウエブ12の左右部
のそれぞれに、上下に離れて2つずつ形成されている。
貫通孔15の径Daは、主筋20の径Db(雄ネジ部2
1の山径)より大きい。上記4本の主筋20の中途部
は、一対のフランジ11の貫通孔15を、遊びをもって
貫通している。
【0013】上記のように鉄骨10の一対のフランジ1
1を貫通する各主筋20は、一対のナット30によりフ
ランジ11に連結される。図1(B),(C)に示すよ
うに、各ナット30は、円筒形状の挿入部31と、この
挿入部31の一端に設けられた頭部32とを備えてい
る。挿入部31の外周はほぼ円筒面形状をなすが、図2
で誇張して示すように先細のテーパをなしている。この
テーパ角は5度程度と緩やかに設定されている。挿入部
31の外径は、基端(頭部32側の端)でフランジ11
の貫通孔15の径Daより若干大きく、先端で貫通孔1
5の径Daよりも若干小さく形成されている。
1を貫通する各主筋20は、一対のナット30によりフ
ランジ11に連結される。図1(B),(C)に示すよ
うに、各ナット30は、円筒形状の挿入部31と、この
挿入部31の一端に設けられた頭部32とを備えてい
る。挿入部31の外周はほぼ円筒面形状をなすが、図2
で誇張して示すように先細のテーパをなしている。この
テーパ角は5度程度と緩やかに設定されている。挿入部
31の外径は、基端(頭部32側の端)でフランジ11
の貫通孔15の径Daより若干大きく、先端で貫通孔1
5の径Daよりも若干小さく形成されている。
【0014】上記ナット30の頭部32は、挿入部31
より大径で六角形状をなしている。挿入部31および頭
部32の内周には、上記主筋20の雄ネジ部21と同ピ
ッチの雌ネジ部33(図2,図3にのみ示す)が形成さ
れている。上記ナット30は、その軸芯を含む平面で2
つ割りされている。ナット30の一対の半体には、それ
ぞれ符号30a,30bを付す。
より大径で六角形状をなしている。挿入部31および頭
部32の内周には、上記主筋20の雄ネジ部21と同ピ
ッチの雌ネジ部33(図2,図3にのみ示す)が形成さ
れている。上記ナット30は、その軸芯を含む平面で2
つ割りされている。ナット30の一対の半体には、それ
ぞれ符号30a,30bを付す。
【0015】次に、主筋20を鉄骨10の一対のフラン
ジ11に連結する手順を説明する。図1(A),図2,
図3に示すように、主筋10をフランジ11の貫通孔1
5に貫通させた状態で、半体30a,30bからなる一
対のナット30を用意する。
ジ11に連結する手順を説明する。図1(A),図2,
図3に示すように、主筋10をフランジ11の貫通孔1
5に貫通させた状態で、半体30a,30bからなる一
対のナット30を用意する。
【0016】図1(B)に示すように、一方のフランジ
11の外側において、このフランジ11の近接位置で、
上記半体30a,30bを、挿入部31が貫通孔15を
向く状態で主筋21を抱くようにして合体させる。これ
により、一方のナット30が構成され、その雌ネジ部3
3が主筋20の雄ネジ部21に螺合された状態となる。
続いて、合体させたナット30を手で回しながら、図1
(A)に示すように、その挿入部31を貫通孔15に入
り込ませる。そして、挿入部31の外周のうち貫通孔1
5と同径の箇所が貫通孔15の内周縁に当たるまで、入
り込ませる。同様にして、他方のフランジ11の貫通孔
15に他方のナット30の挿入部31を入り込ませる。
11の外側において、このフランジ11の近接位置で、
上記半体30a,30bを、挿入部31が貫通孔15を
向く状態で主筋21を抱くようにして合体させる。これ
により、一方のナット30が構成され、その雌ネジ部3
3が主筋20の雄ネジ部21に螺合された状態となる。
続いて、合体させたナット30を手で回しながら、図1
(A)に示すように、その挿入部31を貫通孔15に入
り込ませる。そして、挿入部31の外周のうち貫通孔1
5と同径の箇所が貫通孔15の内周縁に当たるまで、入
り込ませる。同様にして、他方のフランジ11の貫通孔
15に他方のナット30の挿入部31を入り込ませる。
【0017】上記のようにナット30の挿入部31が貫
通孔15の内周縁に当たった状態では、半体30a,3
0bは互いに離れる方向,すなわち径方向,外方向への
移動を禁じられており、それ故、上記半体30a,30
bの主筋20への螺合状態は確実に維持されるととも
に、挿入部31の貫通孔15への入り込み状態も確実に
維持される。
通孔15の内周縁に当たった状態では、半体30a,3
0bは互いに離れる方向,すなわち径方向,外方向への
移動を禁じられており、それ故、上記半体30a,30
bの主筋20への螺合状態は確実に維持されるととも
に、挿入部31の貫通孔15への入り込み状態も確実に
維持される。
【0018】上記のように、一対のナット30の挿入部
31が、フランジ11の貫通孔15に限度一杯に入り込
んだ状態で、さらに一対のナット30の頭部32にスパ
ナを掛けて締め付ける。これにより、主筋20が一対の
フランジ11に、軸方向移動不能に強固に連結される。
なお、挿入部31の更なる進入により、貫通孔15と挿
入部31とのくさび効果が生じ、半体30a,30bと
主筋20の螺合がより強固なものとなり、ひいては主筋
20の連結強度を高めることができる。上記締め付け状
態において、図2において想像線で示すように、ナット
30の頭部32はフランジ11から若干離れている。図
1(B),(C)では、この頭部32とフランジ11の
隙間を省略して示す。
31が、フランジ11の貫通孔15に限度一杯に入り込
んだ状態で、さらに一対のナット30の頭部32にスパ
ナを掛けて締め付ける。これにより、主筋20が一対の
フランジ11に、軸方向移動不能に強固に連結される。
なお、挿入部31の更なる進入により、貫通孔15と挿
入部31とのくさび効果が生じ、半体30a,30bと
主筋20の螺合がより強固なものとなり、ひいては主筋
20の連結強度を高めることができる。上記締め付け状
態において、図2において想像線で示すように、ナット
30の頭部32はフランジ11から若干離れている。図
1(B),(C)では、この頭部32とフランジ11の
隙間を省略して示す。
【0019】上述したように、ナット30の半体30
a,30bを鉄骨10のフランジ11に近接した位置で
主筋20上に組み合わせた後、貫通孔15にネジ込んで
嵌め込むといったきわめて簡単な作業で主筋20を鉄骨
10に連結できるので、連結作業にかかる時間と労力が
大幅に低減できる。また、用いる部材としては2つ割り
の半体30a,30bからなる一対のナット30だけで
あるので、部品点数を削減できるとともに、作業現場で
の取り扱いを簡単にすることができる。
a,30bを鉄骨10のフランジ11に近接した位置で
主筋20上に組み合わせた後、貫通孔15にネジ込んで
嵌め込むといったきわめて簡単な作業で主筋20を鉄骨
10に連結できるので、連結作業にかかる時間と労力が
大幅に低減できる。また、用いる部材としては2つ割り
の半体30a,30bからなる一対のナット30だけで
あるので、部品点数を削減できるとともに、作業現場で
の取り扱いを簡単にすることができる。
【0020】次に、図4,図5を参照して本発明の第2
の実施形態を説明する。第2の実施形態は、上記と同様
の構成をなす鉄筋籠の主筋21の中途部(柱と梁の仕口
部に位置する部分)に、コンクリートとの付着強化を図
るための2枚の定着板40を連結させる構造である。本
実施例で用いられるナット30は、第1の実施形態と同
じであるので、その詳細な説明は省略する。
の実施形態を説明する。第2の実施形態は、上記と同様
の構成をなす鉄筋籠の主筋21の中途部(柱と梁の仕口
部に位置する部分)に、コンクリートとの付着強化を図
るための2枚の定着板40を連結させる構造である。本
実施例で用いられるナット30は、第1の実施形態と同
じであるので、その詳細な説明は省略する。
【0021】定着板40は、図5に示すように正方形状
の板からなり、その中心部には第1実施形態のフランジ
11の貫通孔15と同サイズの貫通孔41が形成されて
いる。また、この貫通孔41から定着板40の外周縁ま
でスリット42が形成されている。このスリット42の
幅は、主筋21の径Db(図2参照)よりも若干大き
く、かつ挿入部31の外径(先端の最小径部分の外径)
よりも小さく設定されている。各定着板40の厚さは、
ナット30の挿入部31の長さ以上である。
の板からなり、その中心部には第1実施形態のフランジ
11の貫通孔15と同サイズの貫通孔41が形成されて
いる。また、この貫通孔41から定着板40の外周縁ま
でスリット42が形成されている。このスリット42の
幅は、主筋21の径Db(図2参照)よりも若干大き
く、かつ挿入部31の外径(先端の最小径部分の外径)
よりも小さく設定されている。各定着板40の厚さは、
ナット30の挿入部31の長さ以上である。
【0022】次に、上記一対のナット30を用いて主筋
20に定着板40を連結する手順を説明する。図4
(A)に示すように、ナット30の半体30a,30b
を主筋20の中途部を抱くようにして合体させる。次
に、定着板40のスリット42から主筋20を通し、そ
の貫通孔41を主筋20に位置させる。さらに、この定
着板40を軸方向に移動させて、貫通孔41をナット3
0の挿入部31に嵌め込む。この状態で、一対のナット
30の挿入部31同士が向き合っており、その頭部32
は、定着板40を介して対峙している。
20に定着板40を連結する手順を説明する。図4
(A)に示すように、ナット30の半体30a,30b
を主筋20の中途部を抱くようにして合体させる。次
に、定着板40のスリット42から主筋20を通し、そ
の貫通孔41を主筋20に位置させる。さらに、この定
着板40を軸方向に移動させて、貫通孔41をナット3
0の挿入部31に嵌め込む。この状態で、一対のナット
30の挿入部31同士が向き合っており、その頭部32
は、定着板40を介して対峙している。
【0023】次に、一方のナット30を他方のナット3
0に向かって移動させ、図4(B)に示すように、定着
板40同士が接するようにする。この状態で、ナット3
0の頭部32にスパナを掛けて締め付けることにより、
定着板40が主筋20に強固に連結される。このように
2枚の定着板40が、柱と梁の仕口部において主筋20
の中途部に連結されているので、主筋20をコンクリー
トに強固に定着させることができる。
0に向かって移動させ、図4(B)に示すように、定着
板40同士が接するようにする。この状態で、ナット3
0の頭部32にスパナを掛けて締め付けることにより、
定着板40が主筋20に強固に連結される。このように
2枚の定着板40が、柱と梁の仕口部において主筋20
の中途部に連結されているので、主筋20をコンクリー
トに強固に定着させることができる。
【0024】上記第2の実施形態によれば、ナット30
が2つ割りであるので、第1の実施形態と同じ利点を有
している。また、定着板40もスリット42を形成した
ことにより、主筋20の径方向に移動させてその貫通孔
41に主筋を位置させることができ、主筋20の端から
挿入して仕口部まで移動させずに済むから、作業性が良
い。ナット30の挿入部31がテーパをなしていること
の利点も第1実施形態と同様である。ナット30の締め
付け状態において、一対のナット30の挿入部31の先
端間には隙間がある。また、図4では省略するが、上記
締め付け状態において、ナット30の頭部32と定着板
40との間にも隙間がある。
が2つ割りであるので、第1の実施形態と同じ利点を有
している。また、定着板40もスリット42を形成した
ことにより、主筋20の径方向に移動させてその貫通孔
41に主筋を位置させることができ、主筋20の端から
挿入して仕口部まで移動させずに済むから、作業性が良
い。ナット30の挿入部31がテーパをなしていること
の利点も第1実施形態と同様である。ナット30の締め
付け状態において、一対のナット30の挿入部31の先
端間には隙間がある。また、図4では省略するが、上記
締め付け状態において、ナット30の頭部32と定着板
40との間にも隙間がある。
【0025】図6は、第3の実施形態を示している。こ
こでは、第2の実施形態の定着板40より厚い定着板4
0’が用いられる。定着板40’の厚さは、一対のナッ
ト30の挿入部31の合計長さ以上である。他は、第2
の実施形態の定着板40と同じであり、貫通孔41とス
リット(図示しない)を有している。この定着板40’
の両側から、一対のナット30が締め付けられる。
こでは、第2の実施形態の定着板40より厚い定着板4
0’が用いられる。定着板40’の厚さは、一対のナッ
ト30の挿入部31の合計長さ以上である。他は、第2
の実施形態の定着板40と同じであり、貫通孔41とス
リット(図示しない)を有している。この定着板40’
の両側から、一対のナット30が締め付けられる。
【0026】なお、上記定着板の貫通孔の内周に雌ネジ
部を形成し、ナットの挿入部の外周に雄ネジ部を形成
し、両者を螺合すれば、1個のナットと1枚の定着板だ
けで、ネジ鉄筋の定着構造が得られるが、この場合に
は、2つの螺合を介して定着板がネジ鉄筋に連結される
ので、上記第2,第3実施例に比べて定着強度が劣る。
それ故、このような連結構造は本発明の適用外である。
部を形成し、ナットの挿入部の外周に雄ネジ部を形成
し、両者を螺合すれば、1個のナットと1枚の定着板だ
けで、ネジ鉄筋の定着構造が得られるが、この場合に
は、2つの螺合を介して定着板がネジ鉄筋に連結される
ので、上記第2,第3実施例に比べて定着強度が劣る。
それ故、このような連結構造は本発明の適用外である。
【0027】本発明は上記各実施形態に限定されるもの
ではなく、種々の形態が可能である。例えば、上記ナッ
トの2つの半体は、ネジ鉄筋に螺合した状態で互いに面
接触してもよいし、若干隙間を介して対峙してもよい。
ナットの挿入部の外周面は先細のテーパではなく、全長
にわたって径が等しい完全な円筒面であってもよい。こ
の場合、挿入部は、わずかなクリアランスで貫通孔には
まり込むようにするのが好ましい。両者のクリアランス
は、最大でも主筋の雄ネジ部とナットの雌ネジ部のネジ
山の高さよりも十分に小さくする必要がある。このよう
に挿入部が完全な円筒面をなす場合には、ナットの締め
付け状態において、その頭部が連結対象の平板部や定着
板に当たることになる。連結対象は、断面矩形をなす形
鋼であってもよい。定着板のスリットはなくてもよい。
ではなく、種々の形態が可能である。例えば、上記ナッ
トの2つの半体は、ネジ鉄筋に螺合した状態で互いに面
接触してもよいし、若干隙間を介して対峙してもよい。
ナットの挿入部の外周面は先細のテーパではなく、全長
にわたって径が等しい完全な円筒面であってもよい。こ
の場合、挿入部は、わずかなクリアランスで貫通孔には
まり込むようにするのが好ましい。両者のクリアランス
は、最大でも主筋の雄ネジ部とナットの雌ネジ部のネジ
山の高さよりも十分に小さくする必要がある。このよう
に挿入部が完全な円筒面をなす場合には、ナットの締め
付け状態において、その頭部が連結対象の平板部や定着
板に当たることになる。連結対象は、断面矩形をなす形
鋼であってもよい。定着板のスリットはなくてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ナットを2つ割りにしたので、連結対象の平板
部に近接した位置でネジ鉄筋上に半体を組み合わせるこ
とにより、ナットを装着でき、作業性を向上させること
ができる。しかも、用いる部品は、2つ割りしたナット
だけであるから、部品点数を削減でき、製造コストが低
減するとともに、作業現場での部品管理も簡単になる。
請求項2の発明によれば、鉄骨とネジ鉄筋の連結におい
て、請求項1の効果を享受することができる。請求項
3,4の発明によれば、ナットを2つ割りにしたので、
定着板を連結する予定の箇所に近接した位置でネジ鉄筋
上に半体を組み合わせることにより、ナットを装着で
き、作業性を向上させることができる。しかも、用いる
部品は、2つ割りしたナットだけであるから、部品点数
を削減でき、製造コストが低減するとともに、作業現場
での部品管理も簡単になる。請求項5の発明によれば、
定着板にスリットが形成されているので、この定着板も
連結予定位置の近傍で径方向に移動するだけで鉄筋に装
着することができ、より一層作業性が高まる。請求項6
の発明によれば、ナットの挿入部をテーパにしたので、
ナットの締め付け時にくさび効果が働き、ナットと鉄筋
の螺合強度を高めることができ、ひいては、鉄筋と連結
対象の連結強度または鉄筋と定着板の連結強度を、より
一層高めることができる。
よれば、ナットを2つ割りにしたので、連結対象の平板
部に近接した位置でネジ鉄筋上に半体を組み合わせるこ
とにより、ナットを装着でき、作業性を向上させること
ができる。しかも、用いる部品は、2つ割りしたナット
だけであるから、部品点数を削減でき、製造コストが低
減するとともに、作業現場での部品管理も簡単になる。
請求項2の発明によれば、鉄骨とネジ鉄筋の連結におい
て、請求項1の効果を享受することができる。請求項
3,4の発明によれば、ナットを2つ割りにしたので、
定着板を連結する予定の箇所に近接した位置でネジ鉄筋
上に半体を組み合わせることにより、ナットを装着で
き、作業性を向上させることができる。しかも、用いる
部品は、2つ割りしたナットだけであるから、部品点数
を削減でき、製造コストが低減するとともに、作業現場
での部品管理も簡単になる。請求項5の発明によれば、
定着板にスリットが形成されているので、この定着板も
連結予定位置の近傍で径方向に移動するだけで鉄筋に装
着することができ、より一層作業性が高まる。請求項6
の発明によれば、ナットの挿入部をテーパにしたので、
ナットの締め付け時にくさび効果が働き、ナットと鉄筋
の螺合強度を高めることができ、ひいては、鉄筋と連結
対象の連結強度または鉄筋と定着板の連結強度を、より
一層高めることができる。
【図1】 (A)〜(C)は、本発明の第1の実施形態
に係る連結構造により、鉄骨にネジ鉄筋としての主筋を
連結する工程を順を追って説明する断面図である。
に係る連結構造により、鉄骨にネジ鉄筋としての主筋を
連結する工程を順を追って説明する断面図である。
【図2】 同連結構造の要部拡大断面図である。
【図3】 図2においてIII方向から見た同連結構造の
ナットと鉄筋を示す正面図である。
ナットと鉄筋を示す正面図である。
【図4】 (A),(B)は、本発明の第2の実施形態
に係わる連結構造により、ネジ鉄筋としての主筋に一対
の定着板を連結する工程を順を追って説明する断面図で
ある。
に係わる連結構造により、ネジ鉄筋としての主筋に一対
の定着板を連結する工程を順を追って説明する断面図で
ある。
【図5】 同実施形態の定着板の正面図である。
【図6】 本発明の第3の実施形態に係わる連結構造に
より、ネジ鉄筋としての主筋に1枚の定着板を連結した
状態を示す断面図である。
より、ネジ鉄筋としての主筋に1枚の定着板を連結した
状態を示す断面図である。
10 鉄骨(連結対象) 11 フランジ(平板部) 15 貫通孔 20 主筋(ネジ鉄筋) 21 雄ネジ部 30 ナット 30a,30b 半体 31 挿入部 32 頭部 33 雌ネジ部 40,40’ 定着板 41 貫通孔 42 スリット
Claims (6)
- 【請求項1】円形の貫通孔を形成してなる一対の平行な
平板部を有する連結対象に、ネジ鉄筋を連結するための
構造において、 一対のナットを備え、各ナットは、筒形状の挿入部と、
この挿入部の一端に設けられた多角形状の頭部とを有
し、これら挿入部,頭部の内周には雌ネジ部が形成され
ており、しかも、ナットは、その軸芯を含む平面で2つ
割りされた一対の半体からなり、 上記一対の平板部の貫通孔に挿通されたネジ鉄筋を抱く
ようにして、上記一対の半体が合わされることにより、
上記ナットが構成されるとともに、ナットの雌ネジ部が
ネジ鉄筋に螺合され、 さらに、上記ナットの挿入部が平板部の貫通孔に嵌め込
まれることにより、上記一対の半体の合わせ状態が維持
され、この状態で、一対のナットを平板部の外側から平
板部に向かって締め付けることにより、上記ネジ鉄筋を
連結対象に連結することを特徴とするネジ鉄筋のための
連結構造。 - 【請求項2】上記連結対象が鉄骨からなり、この鉄骨の
一対の平板部に上記ネジ鉄筋が連結されることを特徴と
する請求項1に記載のネジ鉄筋のための連結構造。 - 【請求項3】円形の貫通孔を有する2枚の定着板をネジ
鉄筋に連結する構造において、 一対のナットを備え、各ナットは、筒形状の挿入部と、
この挿入部の一端に設けられた多角形状の頭部とを有
し、これら挿入部,頭部の内周には雌ネジ部が形成され
ており、しかも、ナットは、その軸芯を含む平面で2つ
割りされた一対の半体からなり、 上記2枚の定着板の貫通孔に挿通されたネジ鉄筋を抱く
ようにして、上記一対の半体が合わされることにより、
上記ナットが構成されるとともに、ナットの雌ネジ部が
ネジ鉄筋に螺合され、 さらに、上記ナットの挿入部が対応する定着板の貫通孔
に嵌め込まれることにより、上記一対の半体の合わせ状
態が維持され、この状態で、一対のナットを平板部の外
側から定着板に向かって締め付けることにより、2枚の
定着板が互いに接した状態で上記ネジ鉄筋に連結される
ことを特徴とするネジ鉄筋のための連結構造。 - 【請求項4】円形の貫通孔を有する1枚の定着板をネジ
鉄筋に連結する構造において、 一対のナットを備え、各ナットは、筒形状の挿入部と、
この挿入部の一端に設けられた多角形状の頭部とを有
し、これら挿入部,頭部の内周には雌ネジ部が形成され
ており、しかも、ナットは、その軸芯を含む平面で2つ
割りされた一対の半体からなり、 上記定着板の貫通孔に挿通されたネジ鉄筋を抱くように
して、上記一対の半体が合わされることにより、上記ナ
ットが構成されるとともに、ナットの雌ネジ部がネジ鉄
筋に螺合され、 さらに、ナットの挿入部が対応する定着板の貫通孔に嵌
め込まれることにより、上記一対の半体の合わせ状態が
維持され、この状態で、一対のナットを平板部の両側か
ら定着板に向かって締め付けることにより、定着板が上
記ネジ鉄筋に連結されることを特徴とするネジ鉄筋のた
めの連結構造。 - 【請求項5】定着板には、貫通孔から定着板の外縁まで
延びるスリットが形成され、このスリットの幅がネジ鉄
筋の外径以上でナットの内径より小さいことを特徴とす
る請求項3または4に記載のネジ鉄筋のための連結構
造。 - 【請求項6】上記ナットの挿入部が、先細の緩やかなテ
ーパをなし、この挿入部のいずれかの箇所の外径と上記
貫通孔の径が一致し、上記ナットの締め付け状態で、挿
入部の外周面が貫通孔の内周縁に当たることを特徴とす
る請求項1〜5のいずれかに記載のネジ鉄筋のための連
結構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34461296A JPH10169201A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | ネジ鉄筋のための連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34461296A JPH10169201A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | ネジ鉄筋のための連結構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10169201A true JPH10169201A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18370618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34461296A Pending JPH10169201A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | ネジ鉄筋のための連結構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10169201A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190140297A (ko) * | 2018-06-11 | 2019-12-19 | (주)플랜트존 | 전단보강용 조립식 철근헤드 |
| KR20230052741A (ko) * | 2021-10-13 | 2023-04-20 | 송성민 | 프리캐스트 내측거푸집 및 이를 이용한 프리캐스트 구조물 |
-
1996
- 1996-12-09 JP JP34461296A patent/JPH10169201A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190140297A (ko) * | 2018-06-11 | 2019-12-19 | (주)플랜트존 | 전단보강용 조립식 철근헤드 |
| KR20230052741A (ko) * | 2021-10-13 | 2023-04-20 | 송성민 | 프리캐스트 내측거푸집 및 이를 이용한 프리캐스트 구조물 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041018 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041109 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050322 |