JPH10169896A - ガス供給装置 - Google Patents

ガス供給装置

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JPH10169896A
JPH10169896A JP32984796A JP32984796A JPH10169896A JP H10169896 A JPH10169896 A JP H10169896A JP 32984796 A JP32984796 A JP 32984796A JP 32984796 A JP32984796 A JP 32984796A JP H10169896 A JPH10169896 A JP H10169896A
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gas supply
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将 由木
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Shigeru Nishiyama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はガス充填終了近くで微小流量による
ガス充填が継続されることを課題とする。 【解決手段】 ガス供給装置1のメモリ40には、圧力
伝送器22により燃料タンク3に充填される圧力値が予
め設定された設定圧力の所定範囲内に達したことが検出
された後、質量流量計20により計測される流量値が所
定流量になったときガス供給開閉弁19を閉弁させる制
御プログラムI、あるいは圧力伝送器22により燃料タ
ンク3に充填される二次圧力値が予め設定された設定圧
力の所定範囲内に達したことが検出された後、二次圧力
の圧力上昇率が所定値になったときガス供給開閉弁19
を閉弁させる制御プログラムIIが格納されている。制御
装置34は、上記メモリ40に格納された制御プログラ
ムI,IIに基づいて、コンプレッサ12、開閉弁14,
17,ガス供給開閉弁19の動作制御を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス供給装置に係
り、特に圧縮したガスを被充填タンクに充填するよう構
成されたガス供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】天然ガスを圧縮した圧縮天然ガス(CN
G)を燃料にして走行する自動車(CNG車)の開発と
共に圧縮天然ガスを自動車の燃料タンクに供給するガス
供給装置の実用化が進められている。この種のガス供給
装置では、圧縮されたガスをガス蓄圧器に貯蔵してお
き、ガス蓄圧器に貯蔵されたガスをCNG車の燃料タン
クに充填するように構成されている。
【0003】そして、この種のガス供給装置では、ガス
が給送されるガス供給管路に開閉弁、流量計、制御弁、
圧力伝送器を配設し、制御弁により設定された圧力又は
流量で被充填タンクにガスを充填する構成となってい
る。上記開閉弁は、ガス供給装置の元弁として機能する
ものであり、充填開始釦の操作により開弁され、CNG
車の燃料タンクに充填された圧力が目標充填圧力に達し
た後閉弁される。
【0004】また、制御弁は、被充填タンクとしての燃
料タンクに充填される二次圧力に応じて弁開度がステッ
ピングモータで制御される電動制御弁構造となってい
る。そのため、この電動制御弁においては、圧力伝送器
により検出された二次圧力が目標充填圧力を越えないよ
うにフィードバック制御を行っており、前記二次圧力と
燃料タンクに充填された充填量から残りの充填量が所定
値となったときにステッピングモータが駆動されて流量
を一定値に絞るようにしている。
【0005】そのため、この種の制御弁が用いられた装
置では、残りの充填量が所定値となると、ステッピング
モータにより制御弁の弁開度が絞られて微小流量でのガ
ス充填が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ガス供給装置においては、電動制御弁を用いているた
め、高価なステッピングモータを購入しなければなら
ず、さらにはモータ制御を行うソフトウエアを開発する
必要があり、製造コストが高価となっていた。しかも、
安定した流量制御を行うには、二次圧力及び充填量に応
じて弁開度をきめ細かに制御しなければならないので、
ソフトウエアが複雑化していた。また、充填による圧力
低下で流量が一定値に減少しているにも拘わらず、弁開
度を一定値に絞るといった無駄な制御を行っていた。
【0007】そこで、二次圧力を利用したパイロット弁
構造の制御弁を用いた構成を検討しているが、この場合
には、ガス充填終了が近づいて二次圧力が設定値に近づ
くと、制御弁の弁開度が絞られて微小流量でのガス充填
が行われるため、設定圧力と二次圧力との圧力差が所定
以下になってから二次圧力が燃料タンクの目標充填圧力
に達するのに時間がかかるといった問題があった。
【0008】特に制御弁がCNG車の燃料タンクに充填
された圧力が目標充填圧力に達した後閉弁するように制
御されるため、制御弁により流量が絞られてしまうと、
すぐには開閉弁が閉弁されず、二次圧力が燃料タンクの
設定圧力に達するまで開閉弁が開弁されたままとなり、
微小流量による充填が行われる分充填終了時間が遅れる
ことになる。
【0009】図9は従来のガス供給装置によるガス充填
の圧力及び流量変化を示すグラフである。充填開始釦の
操作により開閉弁が開弁されると、燃料タンクに供給さ
れる流量及び二次圧力が実線及び一点鎖線で示すように
変化する。すなわち、流量は開閉弁の開弁により急激に
増大するが、圧力の上昇と共に徐々に制御弁の弁開度が
絞られて流量が緩やかに減少される。一方、燃料タンク
内の圧力は、二点鎖線で示すように一点鎖線で示す供給
側の圧力上昇に比例して上昇する。
【0010】そして、圧力伝送器により検出された二次
圧力が目標充填圧力値に達した時点Aで開閉弁を閉弁さ
せる場合、ガス充填終了動作が早過ぎることとなり、実
際には、燃料タンク内の圧力が目標充填圧力値に達して
いない状態、すなわち、明らかに充填不足の状態でガス
充填を終了させてしまうといった問題が生じる。
【0011】また、燃料タンクの圧力が目標充填圧力値
に達した時点Bで開閉弁を閉弁させる場合、二次圧力が
目標充填圧力値に近づくと制御弁の弁開度が絞られて流
量が微小流量に減少するため、微小流量による充填時間
が長くかかり過ぎてしまう。すなわち、燃料タンクへの
ガス充填精度が確保される反面、微小流量によりガス充
填時間が長くなってガス充填作業効率が低いといった問
題がある。
【0012】また、上記のようなパイロット弁構造とな
っている制御弁以外にも、圧力又は流量に応じてアクチ
ュエータを駆動し、アクチュエータの駆動力により弁開
度を調整する制御弁が用いられる場合もある。このよう
なアクチュエータ駆動式の制御弁を有する構成でも上記
のような制御が行われる場合があり、その場合上記のよ
うな問題が生じる。
【0013】そこで、本発明は上記問題を解決したガス
供給装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有するものである。上
記請求項1の発明は、ガスが給送されるガス供給管路に
開閉弁、流量計、機械式の制御弁、圧力検出手段を配設
し、該制御弁により設定された圧力又は流量で被充填タ
ンクにガスを充填するガス供給装置において、前記流量
計により計測される前記ガス供給管路を流れる流量が所
定流量になったとき前記開閉弁を閉弁させる制御手段を
備えてなることを特徴とするものである。
【0015】従って、請求項1の発明によれば、ガス供
給管路を流れる流量が所定流量になったとき開閉弁を閉
弁させるため、ガス充填終了のタイミングが早過ぎて被
充填タンクへの充填が不足したり、あるいはガス充填終
了のタイミングが遅過ぎて充填時間が長くなることを防
止できる。
【0016】また、請求項2の発明は、ガスが給送され
るガス供給管路に開閉弁、流量計、機械式の制御弁、圧
力検出手段を配設し、該制御弁により設定された圧力又
は流量で被充填タンクにガスを充填するガス供給装置に
おいて、前記圧力検出手段により検出された圧力の圧力
上昇率が所定値になったとき前記開閉弁を閉弁させる制
御手段を備えてなることを特徴とするものである。
【0017】従って、請求項2の発明によれば、圧力の
圧力上昇率が所定値になったとき開閉弁を閉弁させるた
め、ガス充填終了のタイミングが早過ぎて被充填タンク
への充填が不足したり、あるいはガス充填終了のタイミ
ングが遅過ぎて充填時間が長くなることを防止できる。
【0018】また、請求項3の発明は、ガスが給送され
るガス供給管路に開閉弁、流量計、機械式の制御弁、圧
力検出手段を配設し、該制御弁により設定された圧力又
は流量で被充填タンクにガスを充填するガス供給装置に
おいて、前記制御弁には、前記被充填タンクの最高充填
圧力値よりも高い圧力値を閉弁圧力値として設定する設
定手段が設けられるとともに、前記圧力検出手段により
検出された供給圧力値が前記被充填タンクの最高充填圧
力値になったときに前記開閉弁を閉弁させる制御手段を
備えてなることを特徴とするものである。
【0019】従って、請求項3の発明によれば、設定手
段により被充填タンクの最高充填圧力値よりも高い圧力
値を閉弁圧力値として設定され、圧力検出手段により検
出された供給圧力値が被充填タンクの最高充填圧力値に
なったときに開閉弁を閉弁させるため、ガス充填終了の
タイミングが早過ぎて被充填タンクへの充填が不足した
り、あるいはガス充填終了のタイミングが遅過ぎて充填
時間が長くなることを防止できる。
【0020】さらに、請求項4の発明は、上記請求項1
乃至3において、前記制御弁が、前記ガス供給管路の二
次圧力と前記制御弁に設けられたバネとによって前記二
次圧力を調整するパイロット弁構造となっており、前記
二次圧力が所定値になったとき流路を絞るよう構成され
たことを特徴とするものである。
【0021】従って、請求項4の発明によれば、制御弁
が二次圧力と制御弁に設けられたバネとによって二次圧
力が調整され、二次圧力が所定値になったとき流路を絞
って小流量で充填できる構成であるため、上記請求項1
乃至3において、特に充填時間の短縮及び充填量計測精
度が確保されるようにガス充填終了のタイミングを調整
することが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の一実施
例を説明する。尚、図1は本発明になるガス供給装置の
一実施例の構成図である。ガス供給装置1は、例えば自
動車2の燃料タンク(被充填タンク)3に都市ガスを所
定圧力に圧縮した圧縮天然ガス(CNG)を供給するガ
ス供給ステーションなどに設置されている。
【0023】ガス供給装置1は、大略、都市ガスを所定
圧力に圧縮し加圧されたガスを生成する圧力発生ユニッ
ト4と、圧力発生ユニット4により圧縮されたガスを燃
料タンク3に供給するためのディスペンサユニット5と
よりなる。圧力発生ユニット4は、都市ガスの中圧管路
(図示せず)から分岐された分岐管路11に配設された
多段式のコンプレッサ12を有する。さらに、コンプレ
ッサ12の吐出口から引き出された管路13には、コン
プレッサ12から吐出されたガスを供給又は遮断させる
コンプレッサ開閉弁14が配設されている。
【0024】また、管路13の端部は、ガス蓄圧器15
の入口側に連通されている。この、ガス蓄圧器15は、
一般に文献等では「蓄ガス器」とも呼ばれている。そし
て、ガス蓄圧器15の出口側に連通された管路16に
は、管路16を開閉してガス蓄圧器16に蓄圧されたガ
スの供給又は遮断させるガス蓄圧器開閉弁17が配設さ
れている。さらに、ガス蓄圧器開閉弁17の下流側に
は、ディスペンサユニット5に延在するガス供給管路1
8が連通されている。
【0025】上記コンプレッサ12はコンプレッサ開閉
弁14が開弁され、ガス蓄圧器開閉弁17が閉弁され、
且つディスペンサユニット5内の弁が閉弁された状態で
駆動されると、コンプレッサ12により圧縮された高圧
ガスがガス蓄圧器15に供給される。尚、本実施例で
は、コンプレッサ12はガス蓄圧器15が250kgf/cm
2 に昇圧するまで圧縮されたガスを供給する。そして、
ガス蓄圧器15が250kgf/cm2 に達すると、コンプレ
ッサ12が停止されて圧力発生ユニット4は充填作業可
能状態となる。
【0026】また、圧力発生ユニット4とディスペンサ
ユニット5との間は、ガス供給管路18を介して接続さ
れている。そして、ディスペンサユニット5内に延在す
るガス供給管路18には、上流側から順に、電磁弁より
なりガス供給管路18を連通又は遮断するガス供給開閉
弁19と、ガス供給管路18を流れるガスの供給量を計
測する質量流量計20と、下流側(被充填側)へ給送さ
れるガスの圧力及び流量を制御する制御弁21と、制御
弁21により制御された2次圧力を検出する圧力伝送器
22とが配設されている。
【0027】ガス供給管路18の下流側端部には、ガス
充填ホース23が連通されており、ガス充填ホース23
の下流側端部には、手動式の三方弁24が接続されてい
る。三方弁24は、ガス充填ホース23が接続された流
入ポートaと、排気管25が接続された排気ポートb
と、接続カプラ26が接続された充填ポートcとを有す
る。この三方弁24は、ガス充填時流入ポートaと充填
ポートcとが連通された状態に操作され、ガス充填完了
後の脱圧操作を行う際に排気ポートbと充填ポートcと
が連通するように切替えられて接続カプラ26内の圧力
を減圧する。
【0028】また、ディスペンサユニット5の側面に
は、接続カプラ26を掛止するカプラ掛止部29が取り
付けられており、このカプラ掛止部29には接続カプラ
26の有無を検出するカプラ掛けスイッチ30が設けら
れている。さらに、ディスペンサユニット5には、充填
開始釦31、充填停止釦32、非常停止釦33が配設さ
れている。
【0029】充填開始釦31は、接続カプラ26,36
が接続された後、ガス供給開閉弁19を開弁させるため
に操作されるスイッチ釦である。充填停止釦32は、ガ
ス供給開閉弁19を閉弁させるために操作されるスイッ
チ釦である。非常停止釦33は、全ての弁を緊急に閉弁
させるために操作されるスイッチ釦である。
【0030】制御装置34は、コンプレッサ12、開閉
弁14,17、ガス供給開閉弁19、質量流量計20、
圧力伝送器22、カプラ掛けスイッチ30、充填開始釦
31、充填停止釦32、非常停止釦33等の各機器と接
続されている。上記質量流量計20は、センサチューブ
と呼ばれる管路を振動させ、この振動する管路内を流れ
るガス流量に応じたコリオリ力による管路の流入側と流
出側との位相差が流量に比例することを利用して流量計
測を行うコリオリ式の質量流量計である。
【0031】従って、質量流量計20は、高圧に圧縮さ
れたガスの質量流量を正確に計測することができ、ガス
充填動作時は単位時間当たりの流量計測値(又は単位時
間当たりの流量パルス数)を制御装置34に出力する。
また、制御弁21は、後述するように燃料タンク3に充
填される二次圧力とコイルバネ50のバネ力とのバラン
スによって二次圧力を調整するパイロット弁構造となっ
ており、二次圧力とバネ力との差が所定値になったとき
流路を絞るよう構成されている。
【0032】また、ガス供給開閉弁19は、ディスペン
サユニット5の元弁として機能するもので制御装置34
からの指令により自動的に開弁または閉弁する。尚、ガ
ス供給開閉弁19は、電磁弁の代わりに手動式の開閉弁
を使用しても良い。三方弁24は手動操作により切り換
えられる構成であり、ガス充填前及びガス充填後は、充
填ポートcと排気ポートbとが連通されて流入ポートa
が遮断されている。また、ガス充填時は、流入ポートa
と充填ポートcとが連通するとともに排気ポートbが遮
断するように切り換え操作される。
【0033】35は表示装置で、燃料タンク3に充填さ
れたガス充填量及び充填圧力を表示する。また、自動車
2では、ディスペンサユニット5の接続カプラ26が接
続される被充填側の接続カプラ36と、接続カプラ36
と燃料タンク3とを連通する管路37と、管路37に配
設された手動式の開閉弁38と、燃料タンク3に充填さ
れたガスの逆流を防止する逆流防止弁39とを有する。
【0034】また、メモリ40には、燃料タンク3に充
填される二次圧力値が予め設定された設定圧力の所定範
囲内に達したことが検出された後、質量流量計20によ
り計測される流量値が所定の微小流量になったときガス
供給開閉弁19を閉弁させる制御プログラムI(制御手
段)、あるいは燃料タンク3に充填される二次圧力値が
予め設定された設定圧力の所定範囲内に達したことが検
出された後、圧力伝送器22により検出された二次圧力
の圧力上昇率が所定値になったときガス供給開閉弁19
を閉弁させる制御プログラムII(制御手段)が格納され
ている。
【0035】また、メモリ40には、後述するようにガ
ス充填を行う際の流量設定値1,2が記憶されている。
この流量設定値1は充填開始時に確認される流量値で、
流量設定値2は充填終了直前に確認される流量値であ
る。従って、制御装置34は、質量流量計20,圧力伝
送器22から出力された信号により充填流量及び充填圧
力を算出すると共に上記プログラムに基づいて、コンプ
レッサ12、開閉弁14,17,ガス供給開閉弁19,
質量流量計20の動作制御を実行する。
【0036】図2に制御弁21の内部構成を示す。制御
弁21は、自圧式減圧弁とも呼ばれており、弁本体41
と、弁本体41内に形成されたクランク状の流路42
と、流路42途中に設けられたシート部43と、シート
部43の開口を開閉するように動作する棒状の弁体44
と、シート部43の上下方向で弁体44をガイドする上
ガイド孔45、下ガイド孔46と、流路42の流出口に
連通された管路47から分岐して下ガイド孔46の下端
開口に連通された戻り管路48と、戻り管路48の途中
に設けられた可変絞り49と、上ガイド孔45に介在し
て弁体44を下方に附勢するコイルバネ50と、コイル
バネ50のバネ力を調整する調整ねじ51とよりなる。
【0037】流路42は、上流側のガス供給管路18が
連通された流入路42aと、流入路42aから下方に延
在する制御室42bと、制御室42bの下端側方に延在
する流出路42cとを有する。上記制御室42b内に
は、シート部43が形成されている。
【0038】弁体44は、シート部43に対向するテー
パ状の傾斜面を有する弁部44aと、弁部44aより上
方に延在して上ガイド孔45内に挿入された上部ロッド
44bと、弁部44aより下方に延在して下ガイド孔4
6内に挿入された下部ロッド44cとよりなる。また、
上部ロッド44b及び下部ロッド44cの端部外周に
は、ガイド孔45,46の内壁との間をシールするOリ
ング52,53が装着されている。
【0039】弁体44は、上部ロッド44bの上端がコ
イルバネ50により押圧され、下部ロッド44cの端部
が戻り管路48から下ガイド孔46内に導入された二次
圧力P2 を受けるため、コイルバネ50のバネ力と二次
圧力P2 による押圧力とが釣り合う位置に変位するよう
に設けられている。また、本実施例では、弁体44の弁
部44aの形状及びOリング52,53の装着部分が上
下方向で対称に形成されているので、一次圧力P1 の影
響は殆どない。
【0040】上記上ガイド孔45には、通気孔54が連
通しているため、上ガイド孔45の内部圧力は大気圧に
保たれている。そして、調整ねじ51のねじ込み位置に
よりコイルバネ50のバネ力が任意の大きさに調整さ
れ、弁体44が閉弁状態となるときの圧力値が設定され
る。
【0041】尚、調整ねじ51は、任意のねじ込み位置
に調整された後、ロックナット55によりロックされて
ゆるみ防止される。また、可変絞り49により下ガイド
孔46内に導入される二次圧力P2 の流量が調整され
る。そのため、可変絞り49は調整された絞り具合によ
って戻り管路48から下ガイド孔46へ供給される二次
圧力P2 の流量が減少されて弁体44の制御動作の応答
性を調整することができる。
【0042】また、管路47はガス供給管路18を介し
てガス充填ホース23に接続されており、弁体44の動
作により調整された二次圧力P2 はガス充填ホース23
を介して燃料タンク3に充填される。図3は制御弁21
の圧力−開度特性を示すグラフである。図4、図5は制
御弁21の動作を説明するための縦断面図である。
【0043】充填開始時は、流出路42cが連通された
燃料タンク3が空状態であると二次圧力P2 が低い。そ
のため、制御弁21の弁体44は、充填開始時におい
て、図2に示されるようにコイルバネ50のバネ力によ
り下方に変位して弁部44aがシート部43から離間し
ており、開度100%となっている。
【0044】そして、燃料タンク3へのガス充填が進む
につれて二次圧力P2 が上昇し、やがて二次圧力P2
Paとなる。このように、二次圧力P2 が閾値としての
圧力Paに達した時点で図4に示されるように弁体44
が前記コイルバネ50のバネ力に抗して上方に移動しは
じめて弁部44aがシート部43に近接する。これによ
り、シート部43における流量が絞られる。従って、二
次圧力P2 が上昇すると共に二次圧力P2 とコイルバネ
50のバネ力とがバランスするように弁体44が少しず
つ上動してシート部43の弁開度が絞られる。
【0045】さらに、図5に示されるように二次圧力P
2 が設定圧力(充填目標圧力)Pbに達した時点で弁体
44がさらに上方に移動して弁部44aがシート部43
に当接する。これで、制御弁21は閉弁状態(開度0
%)となる。ここで、上記構成になるガス供給装置1に
おけるガス充填作業について説明する。
【0046】上記自動車2の燃料タンク3にガスを充填
する際、作業者は、先ず、ディスペンサユニット5のカ
プラ掛止部29から接続カプラ26を外して自動車2の
接続カプラ36に結合させる。そして、作業者は、自動
車2の手動開閉弁38を開弁させるとともに、三方弁2
4の流入ポートaと充填ポートcとが連通するように切
り換え操作する。
【0047】次に、作業者が充填開始釦31をオンに操
作すると、制御装置34は開閉弁17を開弁させるとと
もに、ガス供給開閉弁19を開弁させる。これにより、
ガス蓄圧器15に蓄圧された高圧ガスは、管路16,ガ
ス供給管路18,ガス供給開閉弁19,質量流量計2
0,制御弁21,圧力伝送器22,ガス充填ホース2
3,三方弁24,接続カプラ26,36,管路37を介
して燃料タンク3に充填される。
【0048】燃料タンク3に充填されるガスは、上記制
御弁21の弁体44の動作により燃料タンク3に充填さ
れた圧力が設定圧力(充填目標圧力)に近づくと制御弁
21の弁体44が流路を絞るように動作して微小流量で
充填される。このようにして燃料タンク3にガスが充填
されて満タン状態になると、燃料タンク3の圧力はほぼ
200kgf/cm2 となる。
【0049】尚、ガス供給管路18を通過したガス充填
量は、質量流量計20により計測され、ガス充填量に応
じた電圧値(流入側と流出側との位相差)が流量計測信
号として制御装置34に出力される。制御装置34は、
質量流量計20からの流量計測値を積算して、燃料タン
ク3に充填されたガス充填量を表示装置35に表示す
る。
【0050】また、燃料タンク3へのガス充填が完了す
ると、作業者は、三方弁24の排気ポートbと充填ポー
トcとを連通させるとともに流入ポートaを遮断させる
ように切り換え操作する。三方弁24と逆流防止弁39
との間に残留するガスは、cポートから排気管25へ排
気され、接続カプラ26,36内の圧力が大気圧に減圧
される。これにより、作業者は、軽い力で接続カプラ2
6,36を分離させることが可能になる。
【0051】その後、作業者は、自動車2側の手動開閉
弁38を閉弁させた後、ディスペンサユニット5の接続
カプラ26を自動車2の接続カプラ36から分離させ、
カプラ掛止部29に掛止させる。そして、充填停止釦3
2がオンに操作されると、一連のガス充填作業が完了す
る。
【0052】図6は制御装置34が実行する処理のフロ
ーチャート、図7は本実施例のガス充填による圧力及び
流量変化を示すグラフである。以下、制御装置34が実
行する処理につき説明する。図6において、ステップS
1(以下「ステップ」を省略する)において、充填開始
スイッチ釦31がオンに操作されると、S2に進み、開
閉弁17及びガス供給開閉弁19を開弁させる。次のS
3では、質量流量計20から出力された流量計測値を読
み込む。
【0053】続いて、S4に進み、S3で計測された流
量値が予めメモリ40に設定された流量設定値1(例え
ば5kg/min) 以上になったかどうかをチェックする。前
述したように開閉弁17及びガス供給開閉弁19が開弁
されて充填開始されたときは、燃料タンク3の圧力が低
いので、制御弁21は図2に示されるように弁体44が
弁開度100%の位置に移動している。そのため、ガス
供給管路18を介して供給されるガスは、制御弁21に
より殆ど減圧されずに燃料タンク3に充填される。
【0054】よって、燃料タンク3に充填される流量
は、急激に上昇して流量設定値1以上となる(図7中、
実線で示す)。S4において、流量が流量設定値1以上
になると、S5に進み、圧力伝送器22により検出され
た供給圧力(制御弁21により調整された二次圧力
2 )及び質量流量計20から出力される流量計測値を
読み込む。
【0055】次のS6では、計測された流量値が予めメ
モリ40に設定された流量設定値2(所定流量:例えば
1〜2kg/min) 以上になったかどうかをチェックする。
これは、図7中、一点鎖線で示すように圧力がほぼ一定
の上昇率で上昇すると共に、流量が実線で示すように変
化するからであり、流量設定値2としては二次圧力P 2
と燃料タンク3の最高充填圧力との差が計測誤差の範囲
となるような圧力値に二次圧力P2 が達するときの流量
が設定されている。
【0056】すなわち、充填開始時は、二次圧力P2
低いので、流量も急激に上昇する。しかし、燃料タンク
3へのガス充填が進むにつれて設定圧力と二次圧力P2
との差が小さくなると、弁体44が流路を絞る方向に変
位する。そのため、燃料タンク3に充填されるガスの流
量も徐々に減少する。
【0057】S6において、計測された流量値が流量設
定値2以上であるときは、S7に進み、圧力伝送器22
により検出された供給圧力(二次圧力P2 )が燃料タン
ク3の最高充填圧以上に上昇したか否かをチェックす
る。S7において、圧力伝送器22により検出された供
給圧力(二次圧力P2 )が燃料タンク3の最高充填圧未
満であるときは、まだ充填可能であるためS5に戻り、
S5〜S7の処理を繰り返す。
【0058】しかし、上記S6において、積算された流
量値が流量設定値2未満の微小流量に減少したときはガ
ス充填終了が近づいており、制御弁21は図4に示され
るように弁体44の弁部44aがシート部43に近接し
て流量を絞っている。そのため、流量値が流量設定値2
未満に減少したときは、S8に移行して開閉弁17及び
ガス供給開閉弁19を閉弁させて燃料タンク3へのガス
充填を終了させる。
【0059】また、S7において、圧力伝送器22によ
り検出された供給圧力(二次圧力P 2 )が燃料タンク3
の最高充填圧以上であるときは、燃料タンク3が満タン
状態であるので、流量変化に関係なくS8に移行して開
閉弁17及びガス供給開閉弁19を閉弁させて燃料タン
ク3へのガス充填を終了させる。
【0060】尚、流量値が流量設定値2未満に減少した
ときは、圧力計測の誤差の範囲となり得る程に目標充填
圧力に近づいているので、上記のようにガス充填を終了
させても充填精度に与える影響は少ない。このように、
流量値が流量設定値2未満の微小流量に減少したとき
は、燃料タンク3が満タンになるまで微小流量によるガ
ス充填を継続するのではなく、開閉弁17及びガス供給
開閉弁19を閉弁させてガス充填を終了させるため、微
小流量によってガス充填時間が延長されてしまうことを
防止できる。これにより、燃料タンク3へのガス充填作
業効率を高めることが可能になる。
【0061】また、流量設定値2は、任意の値に設定す
ることができるので、制御弁21の特性に応じた値に設
定される。また、流量値が流量設定値2未満の微小流量
に減少したときに開閉弁17及びガス供給開閉弁19を
閉弁させた場合、燃料タンク3に充填された供給圧力
(二次圧力P2 )が燃料タンク3の最高充填圧に達しな
いことになるが、流量設定値2(所定流量)によって最
高充填圧との誤差を数%程度(許容範囲内)に抑えるこ
とができるので、充填量が少なく再充填が必要となる様
なことはない。また、流量計測精度の悪化する微小流量
での充填が無くなるため、高い流量計測精度を保つこと
ができる。
【0062】次に本発明の変形例について説明する。図
8は制御装置34が実行する処理の変形例のフローチャ
ートである。図8において、S11〜S14は上記S1
〜S4の処理と同じなので、その説明を省略する。
【0063】S15では、圧力伝送器22により検出さ
れた供給圧力(制御弁21により調整された二次圧力P
2 )を読み込む。次のS16では、S15で検出された
二次圧力P2 の圧力上昇率α(α=(単位時間当たりの
圧力上昇値/今回の二次圧力P2 )×100%)が予め
設定された設定値αa (所定値)であるかどうかをチェ
ックする。ここで、設定値αa は、二次圧力P2 と燃料
タンク3の最高充填圧力との差が計測誤差となるような
圧力値に二次圧力P2 が達するときの圧力上昇率が設定
されている。
【0064】制御弁21の弁体44は、二次圧力P2
一定の圧力上昇率αで上昇するように二次圧力P2 を制
御しており、燃料タンク3へのガス充填が進むにつれて
一次圧力P1 と二次圧力P2 との圧力差が小さくなる
と、弁体44が流路を絞る方向に変位する。そのため、
燃料タンク3に充填されるガスの流量も徐々に減少す
る。
【0065】S16において、二次圧力P2 の圧力上昇
率αが設定値αa を越えているときは(α>αa )、S
17に進み、圧力伝送器22により検出された供給圧力
(二次圧力P2 )が燃料タンク3の最高充填圧以上に上
昇したか否かをチェックする。
【0066】S17において、圧力伝送器22により検
出された供給圧力(二次圧力P2 )が燃料タンク3の最
高充填圧未満であるときは、まだ充填可能であるためS
15に戻り、S15〜S17の処理を繰り返す。しか
し、上記S16において、二次圧力P2 の圧力上昇率α
が設定値αa (α≦αa )となったときは、圧力伝送器
22により検出された二次圧力P2 が目標充填圧力に近
づいており、制御弁21は図4に示されるように弁体4
4の弁部44aがシート部43に近接して流量を微小流
量に絞っている。そのため、二次圧力P2 の圧力上昇率
αが設定値αa 以下になったときは、S18に移行して
開閉弁17及びガス供給開閉弁19を閉弁させて燃料タ
ンク3へのガス充填を終了させる。
【0067】また、S17において、圧力伝送器22に
より検出された供給圧力(二次圧力P2 )が燃料タンク
3の最高充填圧以上であるときは、燃料タンク3が満タ
ン状態であるので、圧力上昇率αの変化に関係なくS1
8に移行して開閉弁17及びガス供給開閉弁19を閉弁
させて燃料タンク3へのガス充填を終了させる。
【0068】このように、二次圧力P2 の圧力上昇率α
が設定値αa 以下になったときは、燃料タンク3が満タ
ンになるまで微小流量によるガス充填を継続するのでは
なく、開閉弁17及びガス供給開閉弁19を閉弁させて
ガス充填を終了させるため、微小流量によってガス充填
時間が延長されてしまうことを防止できる。これによ
り、燃料タンク3へのガス充填作業効率を高めることが
可能になる。
【0069】尚、二次圧力P2 の圧力上昇率αの設定値
αa は、任意の値に設定することができるので、制御弁
21の特性に応じた値に設定される。また、二次圧力P
2 の圧力上昇率αが設定値αa 以下になったときに開閉
弁17及びガス供給開閉弁19を閉弁させた場合、燃料
タンク3に充填された供給圧力(二次圧力P2 )が燃料
タンク3の最高充填圧に達しないことになるが、設定値
αa によって最高充填圧との差を計測誤差の数%程度
(許容範囲内)に抑えることができるので、充填量が少
なく再充填が必要となる様なことはない。また、流量計
測精度の悪化する微小流量での充填が無くなるため、高
い流量計測精度を保つことができる。
【0070】尚、上記実施例では、都市ガスを圧縮した
圧縮天然ガス(CNG)を供給する場合を一例として挙
げたが、これに限らず、例えばブタン、プロパン等のガ
スを供給するのにも適用できるのは勿論である。また、
上記実施例では、自動車の燃料タンク3に圧縮されたガ
スを充填する場合を一例として挙げたが、これに限ら
ず、他の容器等に圧縮されたガスを供給する装置にも適
用でき、あるいは単に圧縮されたガスを他の場所に給送
するための管路途中に設置する構成の装置にも適用でき
るのは勿論である。
【0071】また、上記実施例では、制御弁21が上記
パイロット弁構造として説明したがこれに限らず、制御
弁21が一定圧力上昇制御して二次圧力P2 が目標充填
圧力に近づくと流量を微小流量に減少させるように流量
制御を行う構成であれば、他の形式のものにも本発明を
適用することができる。
【0072】また、上記実施例では、メモリを用いた制
御装置で構成したが、これらの制御をリレーやアナログ
調節計等で構成することは可能であり、以下図面と共
に、本発明の他の実施例を説明する。図10は本発明に
なるガス供給装置の他の実施例の構成図であり、前述の
実施例と同様の構成については、同符号を付し、その説
明を省略する。
【0073】ガス供給装置60内に配設された流量計2
0と制御弁21との間には、ガス供給管路18を流れる
ガスの流量を調整するためのニードル弁61が配設され
ている。ここで、ガス充填開始初期で燃料タンクの圧力
が低圧のときには、制御弁21が全開となりガス供給管
路18の配管抵抗によって定まる流量のガスがガス供給
管路18を流れることになるが、この流量が大きすぎる
と、断熱膨張により燃料タンク3の入口部分が急冷され
て燃料タンク3の耐久性に好ましくない影響を与える。
【0074】そこで、前記ニードル弁61をガス供給管
路18中に設けることにより、流量を調節することがで
き、上述した不都合を回避することが可能になる。この
他の実施例において、制御弁21は、二次圧力P2 が燃
料タンク3の目標充填圧力(最高充填圧力)よりも高い
圧力値になったとき閉弁するように設定されている。
【0075】リレー回路62は、防爆構造とされたハウ
ジング内に収納された状態でディスペンサユニット5か
ら離間した場所に設置されている。このリレー回路62
には、ガス供給開閉弁19、圧力伝送器22、充填開始
釦31、充填停止釦32、非常停止釦33等の各機器が
接続されており、その内部が圧力計測回路63、圧力比
較回路64、及び弁開閉制御回路65で構成されてい
る。
【0076】このリレー回路62においては、まず、圧
力伝送器22からの圧力を圧力計測回路63により電流
値に変換して圧力比較回路64に出力する。圧力比較回
路64は、圧力計測回路63からの電流値が予め定めら
れた燃料タンク3の目標充填圧力(最高充填圧力)に対
応する設定電流値となったときに、弁開閉制御回路65
に電圧を印加する。
【0077】弁開閉制御回路65は、圧力比較回路64
からの電圧の印加により、充填を終了すべく、ガス供給
開閉弁19を閉弁する。このように、上述した他の実施
例においても、制御弁21が閉弁する圧力値を燃料タン
ク3の目標充填圧力値よりも高い圧力値とし、リレー回
路62により、二次圧力P2 が予め定められた燃料タン
ク3の目標充填圧力(最高充填圧力)となったときにガ
ス供給開閉弁19を閉弁させてガス充填を終了させるた
め、微小流量によってガス充填時間が延長されてしまう
ことを防止できる。すなわち、制御弁21によって微小
流量に絞られる時間が短くなるので、ガス充填時間が短
縮できる。これにより、燃料タンク3へのガス充填作業
効率を高めることが可能となる。
【0078】尚、上記実施例では、リレー回路62がデ
ィスペンサユニット5から分離された構成を一例として
説明したが、これに限らず、リレー回路62がディスペ
ンサユニット5内部に収納された構成としても良いのは
勿論である。
【0079】
【発明の効果】上述の如く、請求項1の発明によれば、
ガス供給管路を流れる流量が所定流量になったとき開閉
弁を閉弁させるため、ガス充填終了のタイミングが早過
ぎて被充填タンクへの充填が不足したり、あるいはガス
充填終了のタイミングが遅過ぎて充填時間が長くなるこ
とを防止できる。これにより、被充填タンクへのガス充
填作業効率を高めることができる。
【0080】また、請求項2の発明によれば、圧力の圧
力上昇率が所定値になったとき開閉弁を閉弁させるた
め、ガス充填終了のタイミングが早過ぎて被充填タンク
への充填が不足したり、あるいはガス充填終了のタイミ
ングが遅過ぎて充填時間が長くなることを防止できる。
これにより、被充填タンクへのガス充填作業効率を高め
ることができる。
【0081】また、請求項3の発明によれば、設定手段
により被充填タンクの最高充填圧力値よりも高い圧力値
を閉弁圧力値として設定され、圧力検出手段により検出
された供給圧力値が被充填タンクの最高充填圧力値にな
ったときに開閉弁を閉弁させるため、ガス充填終了のタ
イミングが早過ぎて被充填タンクへの充填が不足した
り、あるいはガス充填終了のタイミングが遅過ぎて充填
時間が長くなることを防止できる。
【0082】また、請求項4の発明によれば、制御弁が
二次圧力と制御弁に設けられたバネとによって二次圧力
が調整され、二次圧力が所定値になったとき流路を絞る
構成であるため、特に充填時間の短縮及び充填量計測精
度が確保されるようにガス充填終了のタイミングを調整
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるガス供給装置の一実施例の概略構
成図である。
【図2】制御弁の縦断面図である。
【図3】制御弁の圧力−弁開度特性のグラフである。
【図4】制御弁の制御動作を説明するための縦断面図で
ある。
【図5】制御弁の弁体が閉弁位置に動作した状態を示す
縦断面図である。
【図6】制御装置が実行する処理のフローチャートであ
る。
【図7】本実施例のガス充填による圧力及び流量変化を
示すグラフである。
【図8】制御装置が実行する処理の変形例のフローチャ
ートである。
【図9】従来のガス供給装置によるガス充填の圧力及び
流量変化を示すグラフである。
【図10】本発明になるガス供給装置の他の実施例の構
成図である。
【符号の説明】
1 ガス供給装置 3 燃料タンク 4 圧力発生ユニット 5 ディスペンサユニット 12 コンプレッサ 15 ガス蓄圧器 17 ガス蓄圧器開閉弁 18 ガス供給管路 19 ガス供給開閉弁 20 質量流量計 21 制御弁 22 圧力伝送器 23 ガス充填ホース 24 三方弁 26,36 接続カプラ 30 カプラ掛けスイッチ 31 充填開始釦 34 制御装置 35 表示装置 41 弁本体 42 流路 43 シート部 44 弁体 48 戻り管路 49 可変絞り 61 ニードル弁 62 リレー回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西山 繁 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスが給送されるガス供給管路に開閉
    弁、流量計、機械式の制御弁、圧力検出手段を配設し、
    該制御弁により設定された圧力又は流量で被充填タンク
    にガスを充填するガス供給装置において、 前記流量計により計測される前記ガス供給管路を流れる
    流量が所定流量になったとき前記開閉弁を閉弁させる制
    御手段を備えてなることを特徴とするガス供給装置。
  2. 【請求項2】 ガスが給送されるガス供給管路に開閉
    弁、流量計、機械式の制御弁、圧力検出手段を配設し、
    該制御弁により設定された圧力又は流量で被充填タンク
    にガスを充填するガス供給装置において、 前記圧力検出手段により検出された圧力の圧力上昇率が
    所定値になったとき前記開閉弁を閉弁させる制御手段を
    備えてなることを特徴とするガス供給装置。
  3. 【請求項3】 ガスが給送されるガス供給管路に開閉
    弁、流量計、機械式の制御弁、圧力検出手段を配設し、
    該制御弁により設定された圧力又は流量で被充填タンク
    にガスを充填するガス供給装置において、 前記制御弁には、前記被充填タンクの最高充填圧力値よ
    りも高い圧力値を閉弁圧力値として設定する設定手段が
    設けられるとともに、 前記圧力検出手段により検出された供給圧力値が前記被
    充填タンクの最高充填圧力値になったときに前記開閉弁
    を閉弁させる制御手段を備えてなることを特徴とするガ
    ス供給装置。
  4. 【請求項4】 前記制御弁は、前記ガス供給管路の二次
    圧力と前記制御弁に設けられたバネとによって前記二次
    圧力を調整するパイロット弁構造となっており、前記二
    次圧力が所定値になったとき流路を絞るよう構成された
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載のガス供給
    装置。
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JPH08291897A (ja) ガス供給装置

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