JPH1017172A - 積層紙の一枚切り出し方法および装置並びにその装置を用いたフレームスタッカー - Google Patents

積層紙の一枚切り出し方法および装置並びにその装置を用いたフレームスタッカー

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JPH1017172A
JPH1017172A JP19286296A JP19286296A JPH1017172A JP H1017172 A JPH1017172 A JP H1017172A JP 19286296 A JP19286296 A JP 19286296A JP 19286296 A JP19286296 A JP 19286296A JP H1017172 A JPH1017172 A JP H1017172A
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laminated paper
laminated
claw
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JP19286296A
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English (en)
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Shinichi Fujino
紳一 藤野
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RITSUKUSU KK
Original Assignee
RITSUKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積層した紙を一枚ずつ切り出すことができ、
作業を効率的に進行させることができ、ランニングコス
トが多く掛からない様にした技術の提供。 【解決手段】 紙の端縁を揃えて積層し一端に紙の切り
出し口2を有する積層枠1と、積層紙表面を係止する様
に切り出し口縁に突設させた切り出し爪3と、切り出し
爪側から積層紙に向けてエアーブローする空気供給路4
と、積層紙一枚目の切り出し爪寄り位置側を吸着し該積
層紙の直交方向に切り出す吸着装置5と、を備え、前記
切り出し爪が所定間隔を有して複数枚積層状態に設けら
れていてもよいし、前記切り出し口が略下向きに配置さ
れ積層紙を下方に切り出す様にしてもよいし、この機構
をフレームスタッカーに採用してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層した紙を一枚
ずつ切り出す方法および装置並びにその装置を用いたフ
レームスタッカーに関する。
【0002】
【従来の技術】製品製造の工程上、所定形状の紙を一枚
ずつ供給していかなければならない様な場合、例えば、
ICリードフレームの製造工程にあっては、短冊状IC
リードフレームを積層して搬送するとき、上下のICリ
ードフレームのリード同士がからみ合って変形したり有
害なキズが発生したりすることがあるから、この絡み合
い防止のため、上下のICリードフレーム間に紙を一枚
ずつ挟んでいく方法が取られている。このICリードフ
レーム間に挟んでいく紙を層間紙と呼んでいるが、この
層間紙を供給する従来の装置では、ストック部の上方に
設けた層間紙大の開口部からバキュームパッドを挿入
し、内部に積層した層間紙を上から吸着して一枚ずつ上
方に引き上げることにより、切り出しを行う様に設けら
れている。尚、この場合、ストック部内では層間紙を切
り出すごとにその分ずつ層間紙を下から迫り上げ、積層
した層間紙の上面が常に切り出し口の近くに配置される
様にリフター装置が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の層間紙切り出し方法では、以下に述べるような問題
があった。 1.層間紙は、積層状態で密着しているとバキュームパ
ッドで上面のみを吸着しても、切り出し口には層間紙同
士を剥離させる手段がないため、密着したまま二枚同時
に切り出してそのまま供給することがあり、この場合、
ICリードフレーム間に層間紙が二枚挟まれることにな
り、後工程で層間紙を除去するとき、二枚同時に除去さ
れればよいが、下の一枚が残ると、振り分け装置は残っ
た層間紙をICリードフレームとして処理してしまう。 2.層間紙を二枚同時吸着しICリードフレーム上に置
く前に下の一枚が落下した場合、他の可動部やICリー
ドフレームの積層,搬送等に悪影響を与える場合があ
る。 3.上記の様なことから、作業を中断せざるを得ない場
合があり、稼働率を悪化させている。 4.層間紙は概して高価であり、この様な層間紙の二枚
取りによる消費はコストアップとなるし、これを避ける
ためには、積層時密着していても切り出し時には自然剥
離できる様に設けられた高価な層間紙の使用が必要とな
る。 5.また、ストック部内への層間紙の補給時には、作業
をストップして新たな層間紙を供給しなければならな
い。
【0004】本発明は、上述のような従来の問題点を解
決するためになされたもので、その目的とするところ
は、積層した紙を一枚ずつ切り出すことができ、作業を
効率的に進行させることができる積層紙の一枚切り出し
方法および装置並びにその装置を用いたフレームスタッ
カーを提供することにある。
【0005】また、本発明は、ストック部内の積層紙の
迫り上げ装置が不要で、更に、作業を中断することなく
積層紙の補給ができ経済的で効率的に使用することがで
きる様にした積層紙の一枚切り出し装置並びにその装置
を用いたフレ−ムスタッカーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明請求項1記載の積層紙の一枚切り出し方法で
は、端縁を揃えた積層紙の一枚目を吸着して切り出す
際、積層紙一枚目の表面端縁を係止した爪を乗り越えさ
せながら切り出すことにより、前記一枚目に密着した二
枚目を爪係止側で剥離させることとした。
【0007】この構成では、積層紙表面を吸着して積層
紙から一枚目を切り出す際、この積層紙一枚目がまだ爪
に係止している間は強制的な力で湾曲状となっている
が、この一枚目に吸着している二枚目は、スプリング作
用で伸びようとして剥離し、したがって、一枚目が前記
爪を乗り越えようとする時二枚目が爪係止側に残ること
から、一枚目のみを切り出すことができる。
【0008】また、請求項2記載の積層紙の一枚切り出
し方法では、端縁を揃えた積層紙の一枚目を吸着して切
り出す際、積層紙一枚目の表面端縁を爪で係止しながら
該爪側から積層紙に向けてエアーブローすることによ
り、前記一枚目に密着した二枚目を爪係止側で剥離させ
ることとした。
【0009】この構成では、積層紙表面を吸着して積層
紙から一枚目を切り出す際、この積層紙一枚目がまだ切
り出し爪に係止している時、該切り出し爪側から積層紙
に向けてエアーブローするから、前記積層紙一枚目に密
着した二枚目を切り出し爪係止側で剥離してこの二枚目
のみを切り出し爪係止側に残し、一枚目のみを切り出す
ことができる。
【0010】また、請求項3記載の積層紙の一枚切り出
し装置では、多数の紙の端縁を揃えて積層し一端に紙の
切り出し口を有する積層枠と、前記積層枠から内部の積
層紙表面を係止する様に向けて切り出し口縁に突設させ
た切り出し爪と、前記切り出し爪側から積層紙に向けて
エアーブローするための空気供給路と、前記積層紙一枚
目表面であって切り出し爪寄り位置側を吸着し該積層紙
表面と略直交方向に切り出す吸着装置と、を備えた構成
とした。
【0011】この構成では、積層紙表面をバキュウム装
置で吸引し一枚目を積層枠の切り出し口から切り出す
際、この積層紙一枚目がまだ前記積層枠に突設した切り
出し爪に係止している時、該切り出し爪側から積層紙に
向けてエアーブローするから、前記積層紙一枚目に密着
した二枚目を切り出し爪係止側で剥離してこの二枚目の
みを切り出し爪係止側に残し、一枚目のみを切り出すこ
とができる。この場合、吸着装置は一枚目をこの表面と
略直交方向に切り出すから、この一枚目はその係止部分
が切り出し爪内面側を滑って引き出される間、湾曲状と
なって一枚目に密着した二枚目を剥離しやすい状態にさ
せている。
【0012】また、請求項4記載の積層紙の一枚切り出
し装置では、請求項3記載の切り出し爪が所定間隔を有
して複数枚積層状態に設けられている構成とした。
【0013】この構成では、積層紙の一枚目を切り出す
際、切り出し爪間からのエアーブローによる剥離作用に
相乗し、一枚目の端面をこの複数枚の切り出し爪で複数
回弾きながら切り出し一枚目に密着した二枚目に剥離作
用を与えることにより、切り出し爪の乗り越え力の弱い
二枚目を切り出し爪間に係止して残すことで一枚目のみ
を確実に切り出すことができる。
【0014】本発明請求項5記載の積層紙の一枚切り出
し装置では、請求項3または4記載の切り出し爪を突設
した積層枠の切り出し口が略下向きに配置され、前記吸
着装置が積層紙を下方に切り出す構成とした。
【0015】この構成では、積層紙の一枚切り出しの性
能を確保した上で、この積層紙は積層枠の下方から切り
出されるのであるから、積層紙一枚目は二枚目以降の積
層紙の自重で常に切り出し爪位置に配置される。このた
め、上方切り出し型に必要なリフター装置は不要とな
る。また、積層紙の補給は上方から行うことができるか
ら、積層紙の切り出し時でも新しい積層紙の補給がで
き、作業を停止する必要がない。
【0016】また、請求項5記載の積層紙の一枚切り出
し装置を用いたフレームスタッカーでは、請求項3,4
または5の何れかに記載した積層紙の一枚切り出し装置
と、ICリードフレームの搬入路と,前記搬入路で搬入
したICリードフレームを積層すると共に該積層するI
Cリードフレームの上面ごとに前記積層紙の一枚切り出
し装置が切り出した紙を載置するストック部と、前記ス
トック部で所定数積層したICリードフレームを受け取
って外部へ搬出する搬出手段とを具備した構成とした。
【0017】この構成では、搬入したICリードフレー
ムを順次積層し、その積層するICリードフレーム間ご
とに二枚重ねとなっていない層間紙を一枚ずつ挿入状態
にしてワンブロックずつ設けて搬出することができる。
この場合、層間紙が余分に取り出され、それが途中で脱
落するといったこともないので、特別に自然剥離し易い
様にした高価な層間紙を使用することもなく、コストダ
ウンが図れるし、この層間紙のことで作業を停止するこ
ともないので、稼働率の向上を図ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。図1は1実施の形態である積層紙の一
枚切り出し装置の要部を示す断面図、図2は積層紙の一
枚切り出し装置を下方から見た斜視図であり、図中10
は所定大きさの短冊状に形成した層間紙10a,10
b,・・・を多数枚端縁を揃えて積層した積層紙であ
る。
【0019】この積層紙の一枚切り出し装置Aは、積層
枠1と、積層枠1に設けられた切り出し口2と、切り出
し爪部3と、空気供給路4と、吸着装置5と、を主要な
構成としている。
【0020】前記積層枠1は、短冊状の積層紙10を乱
れない様に保持させておくものであって、略コ字状に、
かつ中央辺部を長辺として形成された固定枠部1aと、
この固定枠部1aの側方開口面側に挿入され、もう一方
の長辺となる可動枠部1bとで構成されている。前記可
動枠部1bは、積層紙10の大きさによって位置を調整
し、常に積層紙10を最適状態に保持するものである。
そして、この積層枠1は側方開口面側が上方を向く様に
傾斜状態にして固定され、その下面開口側が前記積層紙
の切り出し口2として設定されている。
【0021】前記切り出し口2は、固定枠部1aと可動
枠部1bとで囲まれた大きさで設けられ、固定枠部1a
の長辺側切り出し口縁には、前記切り出し爪部3が所定
間隔を有して三個所設けられている。また、可動枠1b
の下方切り出し口縁には、前記切り出し爪部3と対向す
る位置に押え爪11が設けられている。この押え爪11
は、切り出し爪部3と共に積層枠1内の積層紙10を保
持するものである。
【0022】前記切り出し爪部3は、切りだし口突出部
が略半円状となる切り出し爪3aが薄板で形成され、層
間紙10a,10b・・・よりも厚いスぺーサ12を介
して前記切り出し爪3aを4枚積層することにより、一
組として形成されている。前記切り出し爪3aは、層間
紙10a,10b・・・がスぺーサ12による隙間12
aに容易に挿入される様に、先端部は刃物状に先鋭に形
成されている。そして、この切り出し爪部3は、止めね
じ13で切り出し口2に向け、出入りが調整可能な様に
固定されている。この切り出し爪部3は、積層枠1の傾
斜角により最適荷重が設定できる。
【0023】前記空気供給路4は、切り出し爪部3位置
でエアーブローさせるためのものであって、固定枠1a
内に穿孔され、切り出し爪部3位置で切り出し口2側へ
向けて設けた吹き出し口14と連通されている。
【0024】前記吸着装置5は、切り出し口2を介し積
層枠1内の積層紙10から層間紙10a,10b・・・
を一枚ずつ吸引状態で切り出し、所定位置まで搬送して
供給するものであって、図示しない駆動装置に連結され
た吸入管15と、該吸入管15の先端に固定されたバキ
ュームパッド16とで形成されている。
【0025】次に、本実施の形態における積層紙の一枚
切り出し装置Aの作用を説明する。まず、積層枠1内に
積層紙10が配置され、この積層紙10の最下面が層間
紙10aであるところから説明すると、層間紙10a
は、両長辺側を切り出し爪部3と押え爪11上に接地し
その表面が切り出し口2に臨むと共に、以後の層間紙1
0b・・が同一位置上で保持された状態となっている。
また、空気供給路4から圧縮空気が供給され、吹き出し
口14から前記層間紙10a,10b,10c当たりに
吹きつけた状態となっている。
【0026】次に、吸着装置5が、駆動装置によって切
り出し口2の下方であって切り出し爪部3寄り位置に配
置される。吸着装置5はその位置で上昇しバキュームパ
ッド16で層間紙10aの表面を吸引した後、下降す
る。前記吸着装置5は、下降時に層間紙10aを切り出
し爪部3側から切り出すが、この時、層間紙10aは、
その係止部分が切り出し爪部3内面側を滑って引き出さ
れる間、湾曲状となってこの層間紙10aに密着した層
間紙10bを剥離しやすい状態にさせている。そして、
吹き出し口14からのエアーブローによる剥離作用に相
乗し、層間紙10aの端面をこの複数枚の切り出し爪で
複数回弾きながら切り出し層間紙10aに密着した層間
紙10bに剥離作用を与えることにより、切り出し爪の
乗り越え力の弱い層間紙10bを切り出し爪3a,3a
・・間に係止して残すことで層間紙10aのみを確実に
切り出すことができる。この場合、二枚目が次に一枚目
として切り出されるときは、既に二枚目が剥離した状態
となっているので、この場合も一枚目のみを確実に切り
出すことができる。
【0027】次に、本発明の積層紙の一枚切り出し装置
Aを用いたフレームスタッカーFを説明する。図3はそ
の実施の形態であるフレームスタッカーの要部を示す説
明図、図4はフレームスタッカーを一部切欠して示す側
面図であり、図中20は吸着装置5の駆動装置、21は
ICリードフレームの搬入路、22はストック部、23
は搬出手段である。
【0028】前記駆動装置20は、第1カム板24と、
この第1カム板24によって進退する第1アーム25
と、第1アーム25によって積層紙10の紙面方向に摺
動するスライド板26と、第2カム板27と、この第2
カム板27によって昇降する第2アーム28と、この第
2アーム28によって前記スライド板26を介し昇降す
る昇降枠29と、で構成されている。
【0029】前記ICリードフレームの搬入路21は、
供給側から間欠的に受け取ったICリードフレームを、
ストック部22の横上方位置で停止させてから該ストッ
ク部22上に載置していくものである。
【0030】前記ストック部22は、載置面30とこれ
に直交する整列面31を有し、載置面30は、ICリー
ドフレームの受取位置で前記一枚切り出し装置Aの切り
出し口2と同一方向に傾斜して配置され、ICリードフ
レームを積層して行くに従って降下する。32はモータ
駆動式の昇降装置である。そして、前記積層紙の一枚切
り出し装置Aは、切り出し口2とストック部22との間
に預け台33を有し、吸着装置5は、前記切り出し口2
から層間紙を切り出し預け台33に一時預ける上向きの
第1バキュームパッド34と、預け台33上の層間紙を
吸引してストック部22の最上部ICリードフレームに
載置する下向きの第2バキュームパッド35と、を備え
ている。
【0031】前記搬出手段23は、前記ストック部22
で層間紙を挿入しながら所定数積層したICリードフレ
ームを受け取って外部へ搬出するものであって、間欠駆
動するベルトコンベアからなる。この場合、前記ストッ
ク部22は、該ベルトコンベアの始端側まで下降してく
ると、載置面30が搬送面36より下方位置で水平に回
動し、載置していた積層ICリードフレーム37を搬送
面側へ受け渡すように設けられている。
【0032】図中38はセンサーであり、制御装置はこ
のセンサー38で一枚のICリードフレームがストック
部内に積層されたのを検知すると、ストック部22をそ
の分下降させると共に、吸着装置5の第2バキュームパ
ッド35で預け台33の層間紙を前記ICリードフレー
ム上に載置し、かつ第1バキュームパッド34で切り出
し口2から一枚の層間紙を切り出し、先程の預け台33
に新たな一枚の層間紙を補給する。この工程を所定回数
繰り返すことにより、ICリードフレーム間に一枚ずつ
層間紙を挿入した積層ICリードフレームを設け、外部
へ供給することができる。
【0033】以上、説明してきたように本実施の形態に
おけるフレームスタッカーFでは、搬入したICリード
フレームをストック部22に順次積層し、その積層する
ICリードフレーム間ごとに、積層紙の一枚切り出し装
置Aによって二枚重ねとなっていない層間紙10a,1
0b・・・を一枚ずつ挿入状態にしてワンブロックずつ
設けて搬出手段23で搬出することができる。この場
合、層間紙が余分に取り出され、それが途中で脱落する
といったこともないので、特別に自然剥離し易い様にし
た高価な層間紙を使用することもなく、コストダウンが
図れるし、この層間紙のことで作業を停止することもな
いので、稼働率の向上を図ることができる。
【0034】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限定され
るものではく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
等があっても本発明に含まれる。
【0035】例えば、切り出し爪部3の下からエアーブ
ローするとしたが、爪同士の間からエアーブローするよ
うにしてもよい。層間紙の特性によっては、エアーブロ
ーしなくてもよい。また、この場合、切り出し爪を一枚
ずつにした単層構造としてもよい。切り出し爪部同士に
おける爪の水平位置をずらしてもよい。積層枠内の積層
紙は、その上面に適当なウエイト等で押し付け力を作用
させてもよい。切り出し口は積層枠の上面に設け、層間
紙は上向きに切り出すようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明請求項1
記載の積層紙の一枚切り出し方法にあっては、前記構成
を採用したため、積層紙表面を吸着して積層紙から一枚
目を切り出す際、この積層紙一枚目がまだ爪に係止して
いる間は強制的な力で湾曲状となっているが、この一枚
目に吸着している二枚目は、スプリング作用で伸びよう
として剥離し、したがって、一枚目が前記爪を乗り越え
ようとする時二枚目が爪係止側に残ることから、一枚目
のみを切り出すことができるという効果が得られる。
【0037】また、請求項2記載の積層紙の一枚切り出
し方法にあっては、前記構成を採用したため、積層紙表
面を吸着して積層紙から一枚目を切り出す際、この積層
紙一枚目がまだ爪に係止している時、該爪側から積層紙
に向けてエアーブローするから、前記積層紙一枚目に密
着した二枚目を爪係止側で剥離してこの二枚目のみを爪
係止側に残し、一枚目のみを切り出すことができるとい
う効果が得られる。
【0038】また、請求項3記載の積層紙の一枚切り出
し装置にあっては、前記構成を採用したため、積層紙表
面を吸着装置で吸引し一枚目を積層枠の切り出し口から
切り出す際、この積層紙一枚目がまだ前記積層枠に突設
した切り出し爪に係止している時、該切り出し爪側から
積層紙に向けてエアーブローするから、前記積層紙一枚
目に密着した二枚目を切り出し爪係止側で剥離してこの
二枚目のみを切り出し爪係止側に残し、一枚目のみを切
り出すことができる。また、吸着装置は一枚目をこの表
面と略直交方向に切り出すから、この一枚目はその係止
部分が切り出し爪内面側を滑って引き出される間、湾曲
状となって一枚目に密着した二枚目を剥離しやすい状態
にさせ、一枚取りを確実に行うことができる等の効果が
得られる。
【0039】また、請求項4記載の積層紙の一枚切り出
し装置にあっては、前記構成を採用したため、積層紙の
一枚目を切り出す際、切り出し爪間からのエアーブロー
による剥離作用に相乗し、一枚目の端面をこの複数枚の
切り出し爪で複数回弾きながら切り出し一枚目に密着し
た二枚目に剥離作用を与えることにより、切り出し爪の
乗り越え力の弱い二枚目を切り出し爪間に係止して残す
ことで一枚目のみを確実に切り出すことができるという
効果が得られる。
【0040】また、請求項5記載の積層紙の一枚切り出
し装置にあっては、前記構成を採用したため、積層紙の
一枚切り出しの性能を確保した上で、この積層紙は積層
枠の下方から切り出されるのであるから、積層紙一枚目
は二枚目以降の積層紙の自重で常に切り出し爪位置に配
置される。このため、上方切り出し型に必要なリフター
装置は不要となり、経済的である。また、積層紙の補給
は上方から行うことができるから、積層紙の切り出し時
でも新しい積層紙の補給ができ、作業を停止する必要が
ないから、作業を効率的に行うことができる等の効果が
得られる。
【0041】また、請求項6記載の積層紙の一枚切り出
し装置を用いたフレームスタッカーにあっては、前記構
成を採用したため、搬入したICリードフレームを順次
積層し、その積層するICリードフレーム間ごとに二枚
重ねとなっていない層間紙を一枚ずつ挿入状態にしてワ
ンブロックずつ設けて搬出することができる。また、層
間紙が余分に取り出され、それが途中で脱落するといっ
たこともないので、特別に自然剥離し易い様にした高価
な層間紙を使用することもなく、コストダウンが図れる
し、この層間紙のことで作業を停止することもないの
で、稼働率の向上を図ることができる等の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態である積層紙の一枚切り
出し装置の要部を示す断面図である。
【図2】同上の1実施の形態である積層紙の一枚切り出
し装置を下方から見た状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の他の実施の形態である積層紙の一枚切
り出し装置を用いたフレームスタッカーの要部を示す説
明図である。
【図4】同上の他の実施の形態である積層紙の一枚切り
出し装置を用いたフレームスタッカーを一部切欠して示
す側面図である。
【符号の説明】
A 積層紙の一枚切り出し装置 F 積層紙の一枚切り出し装置を用いたフレームスタッ
カー 1 積層枠 2 切り出し口 3 切り出し爪部 3a 切り出し爪 4 空気供給路 5 吸着装置 10 積層紙 10a 層間紙 10b 層間紙 14 吹き出し口 16 バキュームパッド 20 吸着装置の駆動装置 21 ICリードフレームの搬入路 22 ストック部 23 搬出手段 33 層間紙の預け台 34 フレームスタッカーの吸着装置における第1バキ
ュームパッド 35 フレームスタッカーの吸着装置における第2バキ
ュームパッド 38 層間紙の供給タイミングを取るためのセンサー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端縁を揃えた積層紙の一枚目を吸着して
    切り出す際、積層紙一枚目の表面端縁を係止した爪を乗
    り越えさせながら切り出すことにより、前記一枚目に密
    着した二枚目を爪係止側で剥離させることを特徴とする
    積層紙の一枚切り出し方法。
  2. 【請求項2】 端縁を揃えた積層紙の一枚目を吸着して
    切り出す際、積層紙一枚目の表面端縁を爪で係止しなが
    ら該爪側から積層紙に向けてエアーブローすることによ
    り、前記一枚目に密着した二枚目を爪係止側で剥離させ
    ることを特徴とする積層紙の一枚切り出し方法。
  3. 【請求項3】 多数の紙の端縁を揃えて積層し一端に紙
    の切り出し口を有する積層枠と、 前記積層枠から内部の積層紙表面を係止する様に向けて
    切り出し口縁に突設させた切り出し爪と、 前記切り出し爪側から積層紙に向けてエアーブローする
    ための空気供給路と、 前記積層紙一枚目表面であって切り出し爪寄り位置側を
    吸着し該積層紙表面と略直交方向に切り出す吸着装置
    と、を備えたことを特徴とする積層紙の一枚切り出し装
    置。
  4. 【請求項4】 前記切り出し爪が所定間隔を有して複数
    枚積層状態に設けられていることを特徴とする請求項3
    記載の積層紙の一枚切り出し装置。
  5. 【請求項5】 前記切り出し爪を突設した積層枠の切り
    出し口が略下向きに配置され、前記吸着装置が積層紙を
    下方に切り出すことを特徴とする請求項3または4記載
    の積層紙の一枚切り出し装置。
  6. 【請求項6】 請求項3,4または5の何れかに記載し
    た積層紙の一枚切り出し装置と、ICリードフレームの
    搬入路と,前記搬入路で搬入したICリードフレームを
    積層すると共に該積層するICリードフレームの上面ご
    とに前記積層紙の一枚切り出し装置が切り出した紙を載
    置するストック部と、前記ストック部で所定数積層した
    ICリードフレームを受け取って外部へ搬出する搬出手
    段とを具備したことを特徴とするフレームスタッカー。
JP19286296A 1996-07-02 1996-07-02 積層紙の一枚切り出し方法および装置並びにその装置を用いたフレームスタッカー Pending JPH1017172A (ja)

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