JPH10171998A - 疑似曲線作成装置 - Google Patents

疑似曲線作成装置

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JPH10171998A
JPH10171998A JP32941496A JP32941496A JPH10171998A JP H10171998 A JPH10171998 A JP H10171998A JP 32941496 A JP32941496 A JP 32941496A JP 32941496 A JP32941496 A JP 32941496A JP H10171998 A JPH10171998 A JP H10171998A
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JP
Japan
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curve
pseudo
data
line
line drawing
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Application number
JP32941496A
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English (en)
Inventor
Akinori Tsumita
明典 積田
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】線分、円弧の単線又は接続してなる線画ベクト
ルデータ或いは二次元平面上にプロットされた点列デー
タを他の機器で使用できるデータに変換する場合に、上
記データに支障にきたさず変換でき、さらに、変換後の
データを線画として出力できる疑似曲線作成装置を提供
する。 【解決手段】線分、円弧の単線又は接続してなる線画ベ
クトルデータ或いは二次元平面上にプロットされた点列
データを微小単位となる高精度連続微小線に分割し、変
更情報に基づいてこの高精度連続微小線を線分の連続で
ある疑似曲線に変換し、作成することを特徴とする疑似
曲線作成装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は線分、円弧等からな
る線画ベクトルデータ、または二次元平面上にプロット
された点列データを変換し、疑似曲線を作成する疑似曲
線作成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばカタログ等の印刷物の製版
は、予め、紙面上で文字、図面(線画)、写真等の素材
の配置を決め、前記素材の版下をそれぞれ作成し、これ
を台紙上に貼り合わせ作成されていた。そして、上記の
作業はほとんどが手作業で行なわれるため、手間のかか
るものであった。そのため、近年、印刷製版工程におい
て、コンピュータ化が進んでいる。つまり、デザインか
ら製版用の台紙の版下作成、製版用のフィルムの出力に
至るまで、文字、図面等をデジタルデータとして取り扱
うコンピュータシステムにより行なうこととなった。
【0003】さらに、近年のパーソナルコンピュータ等
の小型コンピュータシステムの演算処理能力の向上によ
り、比較的処理時間を要するものの、イラストの作成、
画像処理、紙面上のレイアウト等を比較的安価な小型コ
ンピュータシステムで行なうことが可能となっている。
【0004】また、上記のような小型コンピュータシス
テムのハード面での向上に伴い、市販のアプリケーショ
ンプログラムもその機能が高度なものとなり、DTP
(Desk Top Publishing)プログラ
ムとして市販されているアプリケーションソフトを用い
て、上記紙面のレイアウト等を行なうことが可能となっ
ている。上記DTPソフトにおいては、印刷すべき紙面
を示す画面上に素材データを割付ける際に、各素材デー
タの割付け位置等のデータを記憶したレイアウトデータ
ファイルを作成し、各素材データファイルから画像を読
み込むことにより、一つの紙面を作成し出力するように
なっている。
【0005】現在DTP等のコンピュータシステムでは
多くの異なるアプリケーションソフトが使用されている
ので、異なるアプリケーションソフト毎にデータを変換
しなくては成らないが、そのためにデータフォーマット
が開示され始めており、様々なシステムや装置の間でデ
ータコンバートが盛んに行なわれている。
【0006】ここで、従来DTPにおいて線画を作成し
出力する方法として通常使用されている代表的な線画ベ
クトルデータから作成する方法、およびプロットされた
点列を一定の法則によりつなぎ合わせ作成する方法を具
体的に説明する。
【0007】まず、第一の方法として、線分、円弧又は
これらを接続して作成された線画ベクトルデータから線
画を作成し、出力(紙面上へ印刷)する方法を説明す
る。ここで、この第一の方法においては、以下の2つの
方法が使用されていた。第1の方法は、線画ベクトルデ
ータをCADまたはベクトルを扱うことのできるアプリ
ケーションソフトに取り込みプロッタまたはプリンタに
より紙面上に線画(曲線)を直接出力するか、またはプ
ロットアウト、プリントアウトされないもをトレーシン
グペーパーにてトレースすることにより補正し、この補
正した線画を出力して使用する方法であった。第2の方
法は、DTPで使用できるアプリケーションソフトに直
接線画ベクトルデータを取り込み、DTPにおいて線画
ベクトルデータのまま使用する方法であった。
【0008】次に、第二の方法として、二次元平面上に
プロットされた点列を一定の法則によりつなぎ合わせ線
画を作成し、出力(紙面上へ印刷)する方法を説明す
る。ここで、この方法においては、以下の3つの方法が
使用されていた。また、この方法は上記の線画ベクトル
データから線画を作成し、出力する方法との連番として
示すこととする。第3の方法は、紙面上に直接プロット
等により点列を設け、自在定規または雲形定規で各点を
滑らかに結び、線画(曲線)を作成する方法であった。
第4の方法は、二次元平面上にプロットされた点列をC
ADまたはベクトルを扱うことのできるアプリケーショ
ンソフトに取り込み、点列に従って一定の法則に基づき
線画(曲線)を作成し、この線画を曲線補完を行ない、
補完された線画を直接出力するか、またはプロットアウ
ト、プリントアウトされないもをトレーシングペーパー
にてトレースすることにより補正し、この補正した線画
を出力して使用する方法であった。第5の方法は、DT
Pで使用できるアプリケーションソフトに直接線画ベク
トルデータを取り込み、DTPにおいて線画ベクトルデ
ータのまま使用する方法であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第一の
方法である線画ベクトルデータから作成する方法、及び
第二の方法であるプロットされた点列を一定の法則によ
りつなぎ合わせ作成する方法とも以下のような課題を解
決することができなかった。まず、第一の方法の課題を
具体的に、第1の方法および第2の方法に則して説明す
る。
【0010】第1の方法で線画を作成すると、線分と円
弧の接続部や円弧部分にがたつきが生じる。また、線画
を直接紙面上に出力(印刷)するので、従来と同様な問
題が生じ、また、線画が出力された紙面が原稿として版
下に貼り込まれるので、線画が汚れてしまうことがあっ
た。さらに、作成した線画をDTPの線画データとして
扱う場合、スキャニング等の工程が必要となる。そし
て、スキャニングの時点で汚れが線画ともにデータに取
り込まれてしまい、線画のデータがラスタデータとなり
修正しにくくなるともに、ラスタデータとして記憶する
ためにデータ量が増えてしまうという課題が生じた。そ
のため、DTP等のシステム上でページアップを行なう
ことの妨げともなった。
【0011】また、第2の方法で線画を作成すると、線
画や円弧からなる線画ベクトルデータ(図6)をDTP
等で使用されているアプリケーションソフトに取り込
み、疑似曲線として出力装置に出力する際に、出力装置
のスペックにより、疑似曲線を構成する線分の長さと幅
の比率(図7)、要素の個数、円弧の半径(図8)や中
心角(図9)等の制限を受けることとなった。すなわ
ち、DTPで使用されている一般的なアプリケーション
ソフトで使用されるデータフォーマットと、DTPで制
作されたデータフォーマットを出力装置データ出力可能
なデータに変換するラストイメージプロセッサのデータ
フォーマットが異なる場合、DTPで製作されたデータ
フォーマットをラストイメージプロセッサでは出力装置
に出力することができず、疑似曲線を作成することがで
きない場合が生じた。
【0012】また、線画ベクトルデータを取り込んだア
プリケーションソフトにおいては、その線画ベクトルデ
ータのデータ量がアプリケーションソフトの制限の範囲
に収まるデータ量であっても、異なるアプリケーション
ソフトにおいて出力させる場合に、出力範囲以上となっ
てしまい出力をすることができない場合もあった。ま
た、出力が可能な線画ベクトルデータでも、線画ベクト
ルデータ自体が出力に必要な精度以上のデータとして記
憶されているため、線画ベクトルデータが膨大なデータ
量となり、少量の線画ベクトルデータしか記憶できなく
なる場合が生じた。
【0013】さらに、一般的なアプリケーションソフト
におても上記線画ベクトルデータをカスタマイズするこ
とが難しく、自動処理化ができる処理内容であっても、
処理できない場合があった。
【0014】次に、第二の方法の課題を具体的に、第3
の方法、第4の方法および第5の方法に則して説明す
る。第3の方法及び第4の方法で線画を作成すると、線
分と円弧の接続部や円弧部分にがたつきが生じる。ま
た、線画を直接紙面上に出力(印刷)するので、従来と
同様な問題が生じ、また、線画が出力された紙面が原稿
として版下に貼り込まれるので、線画が汚れてしまうこ
とがあった。
【0015】さらに、作成した線画をDTPの線画デー
タとして扱う場合、スキャニング等の工程が必要とな
る。そして、スキャニングの時点で汚れが線画ともにデ
ータに取り込まれてしまい、線画のデータがラスタデー
タとなり修正しにくくなるともに、ラスタデータとして
記憶するためにデータ量が増えてしまうという課題が生
じた。そのため、DTP等のシステム上でページアップ
を行なうことの妨げともなった。
【0016】また、第5の方法で線画を作成すると、二
次元平面上にプロットされた点列を点列データとしてD
TP等に取り込んだ場合は、そのDTP等の持つスプラ
イン等の機能を使用して曲線補完を行い、線画を作成し
ている。しかし、曲線補完機能は高度の機能であるた
め、曲線補完機能を有していないDTPが通常使用され
ている。また、曲線補完機能を有しているDTP等にお
いても、点列データをつなぎ合わせとなる曲線のふくら
みを決定するパラメータや、曲線が開曲線か閉曲線か等
の設定を行なうことができなかったり、処理の自動化が
できない場合が生じた。
【0017】つまり、補完方法の一つである3次ベジェ
関数により補完された、線画は線分や円弧の接続からな
る疑似曲線(図18)として出力データとなり、出力装
置に送られのが一般的である。しかし、点列データを取
り組んだDTP等から異なるDTP等に適合するように
データを転換したり、異なるDTP等の出力装置で出力
する場合に、出力装置のスペックごとに疑似曲線を構成
する線分の長さの比率(図19)、要素の個数、円弧の
半径(図20)や中心角(図21)等の制限を受けるこ
ととなった。
【0018】また、DTP等により取り込まれた点列デ
ータを、異なるアプリケーションソフトを使用している
DTP等に適合するように変換して出力した場合、点列
データのデータ量がアプリケーションソフトの制限の範
囲に収まるデータ量であっても、出力した線画に必要と
する以上の見栄えとなる精度の高いデータ量となり、そ
のため、データ量が膨大な量となり点列データを少量し
か記憶できなくなる場合が生じた。
【0019】さらに、一般的なアプリケーションソフト
におても上記線画ベクトルデータをカスタマイズするこ
とが難しく、自動処理化ができる処理内容であっても、
処理できない場合があった。
【0020】本発明は上記課題に鑑みてされたものであ
り、線画ベクトルデータや点列データを他の機器に変換
する場合に、上記データに支障にきたさず変換でき、さ
らに、変換後のデータを線画として出力できる疑似曲線
作成装置を提供することを特徴としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の疑似曲線作成装置は、線分、円弧の単線又は
接続してなる線画ベクトルデータを変更することにより
出力形態に適合した疑似曲線を作成し出力する疑似曲線
作成装置であって、上記線画ベクトルデータを作成又は
入力する線画ベクトルデータ入力手段と、変更及び出力
時に必要となる線幅等の変更情報が記憶されている変更
情報記憶手段と、上記線画ベクトルデータと上記変更情
報を読み出し、上記線画ベクトルデータを微小単位とな
る高精度連続微小線に分割し、上記変更情報に基づいて
この高精度連続微小線を線分の連続である疑似曲線に変
換し、出力する疑似曲線作成手段と、を具備してなるこ
とを特徴としている。
【0022】また、第2の疑似曲線作成装置は、二次元
平面上にプロットされた点列データを変更することによ
り出力形態に適合した疑似曲線を作成し出力する疑似曲
線作成装置であって、上記点列データと作成又は入力す
る点列データ入力手段と、変更及び出力時時に必要とな
る線幅等の変更情報が記憶されている変更情報記憶手段
と、上記点列データを上記変更情報を読み出し、上記点
列データを3次ベジェ関数により補完し、上記変更情報
に基づいてこの補完された点列データを線分の連続であ
る疑似曲線に変換し、出力する疑似曲線作成手段と、を
具備してなることを特徴としている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明にかかる
第1の実施の形態である疑似曲線作成装置の概略構成を
示す機能ブロック図である。図1に示すように、この第
1の実施の形態である疑似曲線作成装置は、疑似曲線の
元画像となる線画ベクトルデータを入力する線画ベクト
ルデータ入力手段1と、この入力された線画ベクトルデ
ータを他の装置うやアプリケーションソフトに対応する
データフォーマット疑似曲線を作成、出力する際に必要
とされる変更情報を記憶する変更情報記憶手段2と、上
記線画ベクトルデータと上記変更情報を読み出し、上記
線画ベクトルデータを微小単位となる高精度連続微小線
に分割し、上記変更情報に基づいて前記高精度連続微小
線を変更し、疑似曲線を作成する疑似曲線作成手段3
と、前記疑似曲線を出力する出力手段4からなるもので
ある。
【0024】図2は本発明の第1の実施の形態を構成す
る疑似曲線作成装置本体の構成及び機能を説明する疑似
曲線作成装置のシステム構成を説明する機能概略図であ
り、図2を参照して手段を説明する。スキャナー5は、
前記線画ベクトルデータ入力手段1に該当し、前記線画
ベクトルデータの原図となる図面を入力するものであ
る。前記線画ベクトルデータ入力手段1は、スキャナー
5に限定されることはない。例えば、上記写真等をCA
D等に入力して、画面上で前記写真をトレース等により
前記線画ベクトルデータの原図を作成することもでき
る。つまり、前記線画ベクトルデータ入力手段1とは、
線画を線画データとして入力できる全ての装置を含むも
のである。
【0025】ハードディスク、フロッピーディスク、光
磁気ディスク等からなる記憶装置6は、前記変更情報記
憶手段2に該当する。また、疑似曲線作成手段3により
作成された疑似曲線を記憶する装置でもある。そして、
この記憶装置6は、制御装置7に内蔵されていても、外
部に設置されていても良い。
【0026】第1の実施の形態においての変更情報と
は、以下の情報を含むものであり、記憶装置6や出力装
置8の機能等により変化するものである。すなわち、前
記線画ベクトルデータが疑似曲線作成手段により疑似曲
線に変換される場合に必要とされる情報である。また、
この疑似曲線が他の装置(アプリケーションソフト)で
使用され、出力される場合に必要とされる疑似曲線の線
自体の幅や、疑似曲線が画面、フィルムまたは紙面上に
出力された場合に必要とされる見栄や精度、あるいは、
疑似曲線として記憶装置6に疑似曲線データとして記憶
される場合に、疑似曲線データが膨大なデータ量となら
ないために、上記2つの条件をみたしつつも必要以上の
データを記憶しないように制御する情報である。
【0027】中央演算処理装置、及び内部記憶装置等を
有する制御装置7は、前記疑似曲線作成手段であり、線
画ベクトルデータを少なくとも2段階の工程を経ること
により疑似曲線に変更し、作成している。以下、段階ご
とに説明を行なう。
【0028】・第1段階:線画ベクトルデータを読み出
し、この線画ベクトルデータを微小単位となる高精度連
続微小線に分割する。 読み出した線画ベクトルデータは、線画ベクトルデータ
の始点から主点とした1パス(道筋)の中に示されるよ
うに線分(直線部)と円弧が接続して含まれいる場合が
あるが、線画ベクトルデータは微小単位となる高精度連
続微小線に分割される。しかし、高精度連続微小線は線
画ベクトルデータを分割しただけであるので、図10に
示すように同一の形状をしている。また、本発明におけ
る微小単位とは任意であるが、線画ベクトルデータを疑
似曲線に変更した場合に、上記変更情報に記載された条
件を満たす単位まで分割できるということである。ま
た、以下の式により数値として示すことができる。
【0029】線画ベクトルデータを構成する線分、円弧
を高精度連続微小線に分割する場合に線分は全て図11
に示すように一つのセグメントとして取り扱う。
【0030】
【数1】
【0031】ここで、n:分割数として、整数として取
り扱う。nが整数とならない場合は、小数点以下を切り
捨て、整数として取り扱う。 L:円弧の長さ K:セグメント分割係数 w:変更情報において選択されたものであり、特に、線
画ベクトルデータを疑似曲線として出力した場合におけ
る、疑似曲線の線幅、または線幅に基づいて出力装置の
制限により決定される値である。
【0032】上記数式により、図12に示されるように
円弧を等間隔に分割する。また、nが0の時は分割は行
なわれず、図13に示されるように円弧の始点と終点を
結ぶ1つのセグメントとして扱う。また、上記数式にお
いてKとして表されているセグメント分割係数は、通常
0.1以下の数値とすることが多い。これは、0.1以
下にすることにより、出力時での線画に段差等が生じな
いので精度や見栄えの問題を解決できるためである。K
の値を小さくすることにより、より精度や見栄えを良く
することができ、また、精度よりも処理の高速化を求め
るときは、Kの値を大きくすることもできる。そして、
上記の方法により作成された図14に示されるような高
精度連続微小線を、図15に示されるような出力用の疑
似曲線とするためには、以下の計算を繰り返す。高精度
連続微小線と出力用の疑似曲線を重ね合わせた図を図1
6に示す。
【0033】・第2段階:高精度連続微小線を変更情報
に基づいて疑似曲線に変更し、出力する。 ここで、図16の一部拡大図である図17に示されるよ
うに高精度連続微小線のセグメントを微小セグメント
A、出力用のセグメントを出力用セグメントBとする。
【0034】
【数2】
【0035】ここで、L:一つの微小セグメントの開始
点と終了点との距離 S:セグメントのサイズを決定するための係数である。
【0036】上記数式2の条件を満たす場合には、その
単位を一つの出力用セグメントBとする。もし、上記数
式2の条件を満たしていない場合は、一つの微小セグメ
ントの開始点と次の微小セグメントの終了点の距離をL
とし、上記数式2の条件を満たすかどうかの計算を行な
う。また、満たしていない場合は再度微小セグメントA
を順次条件を満たすまで検索する。そして、条件を満た
した時点で一つめ微小セグメントAの開始点と、条件を
満たした時点の微小セグメントAの終了点を結ぶ線分を
一つのセグメントとして、その次のセグメントを一つめ
の微小セグメントとして上記の検索処理を繰り返す。こ
こで、最終のセグメントが上記数式2の条件を満たさな
い場合には、最終セグメントの直前のセグメントを結合
して終了する。ただし、一つも出力用セグメントBを作
成できない場合には、再度出力不可能なデータとして除
去することが多い。
【0037】また、上記数式2においてSとして表され
ているセグメントのサイズを決定するための係数は、通
常1.1以下に設定することが多い。連続した疑似曲線
としからなる線画を出力する場合は、線分と円弧の接続
部の変更において、出力用セグメントBの長さと幅等の
関係により出力できない場合が生じる。しかし、上記係
数(S)を1.1程度に設定することにより、上記問題
を解決することができる。これは出力装置が出力するこ
とのできる最小のセグメントより、セグメントBを大き
くするためという理由があり、その範囲としては1〜
2.5とすることが好ましいい。これは、出力装置にお
ける出力エラーをさけるために、1よりすこし大きめに
とるためである。
【0038】プリンター8は、前記出力手段4に該当
し、疑似曲線を線画として紙面やフィルムに出力(印
刷)をするものである。ただし、前記出力手段4はプリ
ンター8に限定されることはなく、ディスプレイ等に出
力することもでき、また、出力した疑似曲線を上記記憶
装置6に記憶させ、使用時に読み出し使用することもで
きる。
【0039】図3は、本発明にかかる第2の実施の形態
である疑似曲線作成装置の概略構成を示す機能ブロック
図である。図3に示すように、この第2の実施の形態で
ある疑似曲線作成装置は、疑似曲線の元画像となる二次
元平面上にプロットされた点列データを作成又は入力す
る点列データ入力手段9と、この入力された点列データ
を他の装置(アプリケーションソフト)に対応するデー
タフォーマットとなるデータに変更し、疑似曲線を作
成、出力する際に必要とされる変更情報を記憶する変更
情報記憶手段10と、上記点列データと上記変更情報を
読み出し、上記点列データを3次ベジェ関数により補完
し、上記変更情報に基づいてこの補完された点列データ
を線分の連続である疑似曲線に変換し、出力する疑似曲
線作成手段11と、前記疑似曲線を出力する出力手段1
2からなるものである。
【0040】図4は本発明の第2の実施の形態を構成す
る疑似曲線作成装置本体の構成及び機能を説明する疑似
曲線作成装置のシステム構成を説明する機能概略図であ
り、図4を参照して手段を説明する。スキャナー13
は、前記点列データ入力手段9に該当し、前記点列デー
タの原図を入力するものである。前記前記点列データ入
力手段9は、スキャナー13に限定されることはない。
例えば、上記写真等をCAD等に入力して、画面上で前
記写真をトレース等により前記線画ベクトルデータの原
図を作成することもできる。つまり、前記点列データ入
力手段9とは、点列データを入力できる全ての装置を含
むものである。
【0041】ハードディスク、フロッピーディスク、光
磁気ディスク等からなる記憶装置14は、前記変更情報
記憶手段10に該当する。また、疑似曲線作成手段11
により作成された疑似曲線を記憶する装置でもある。そ
して、この記憶装置14は、制御装置15に内蔵されて
いても、外部に設置されていても良い。
【0042】第2の実施の形態においての変更情報と
は、以下の情報を含むものであり、記憶装置14や出力
装置16の機能等により変化するものである。前記点列
データが疑似曲線作成手段11により疑似曲線に変換さ
れる場合に必要とされる情報であり、また、この疑似曲
線が他の装置(アプリケーションソフト)で使用され、
出力される場合に必要とされる疑似曲線の線自体の幅
や、疑似曲線が画面、フィルムまたは紙面上に出力され
た場合に必要とされる見栄えにおける精度、あるいは、
疑似曲線として記憶装置6に疑似曲線データとして記憶
される場合に、疑似曲線データが膨大なデータ量となら
ないために、上記2つの条件をみたしつつも必要以上の
データを記憶しないように制御する情報である。
【0043】中央演算処理装置、及び内部記憶装置等を
有する制御装置15は、前記疑似曲線作成手段11であ
り、前記点列データを疑似曲線に変更し、作成してい
る。以下、この変更機能を詳しく説明する。
【0044】第2の実施の形態において、点列データを
3次ベジェ曲線により疑似曲線となるように曲線を作成
する。
【0045】
【数3】
【0046】ここで、p0 :は始点を表す。 p1 :は終点を表す。 m0 :始点p0 での接ベクトルを表す。 m1 :終点m0 での接ベクトルを表す。
【0047】上記数式3は、通常3次ベジェ曲線として
言われ使用されている数式である。そして、上記数式3
であるベジェ曲線は、図22に示されるように、2点p
0 、p1 とその2点における接ベクトルm0 、m1 を決
定することにより、その2点の間の曲線を決定する式で
ある。作成された曲線では、p0 、p1 では接ベクトル
に接し、接ベクトルの大きさが大きいほど曲線はその線
ベクトルの方向に引っ張られるものである。以下に、B
i n (t)を表す数式4を示す。
【0048】
【数4】
【0049】つまり、上記数式3において、tを0〜1
の間で動かすと軌跡は2点を結ぶ滑らかな補間曲線を作
成する。また、点列補完においては、p0 、p1 、p2
を点列中の連続とする2点とすると、mは以下の方法に
より決定する。ただし、上記点列補完においては、閉曲
線または開曲線において、点列補完を行なう数式が異な
っているので、閉曲線または開曲線を別々に説明する。
【0050】閉曲線 閉曲線には曲線に端点が存在しない。そのため、連続す
る3点(p0 、p1 、p2 )のp1 での接ベクトルm1
は、図23に示されたとおりに表される。
【0051】
【数5】
【0052】そして、図18に示されている接ベクトル
1 は、上記数式5により表される。ここで、aは曲線
の膨らみを制御する係数である。この係数(a)は、経
験的に求められる数値である。
【0053】開曲線 開曲線には曲線に端点が存在する。また、中間点の接ベ
クトルは、上記閉曲線の場合と同じとする(図23参
照)。
【0054】
【数6】
【0055】そして、端点での接ベクトルは、曲線の開
始点の場合において、端点をp0 としてそれに続く点を
1 、p2 とするとp0 での接ベクトルは図24は、上
記数式6により表される。また、終了点の場合の接ベク
トルは−m0 とする。また、この係数(a)は、経験的
に求められる数値である。
【0056】ここで、上記数式5、6に示された膨らみ
を制御する係数aには、通常1を使用する。これは、経
験的に求められる数値である。また、上記方法より曲線
が明らかに振動している場合や、補間結果が精度が十分
でない場合には、この係数を変更することにより修正す
ることができる。上記方法により補間曲線の式が決定す
る。
【0057】次いで、この式を用いてpm とpm+1 の間
を分割して、図14に示すような微小線分の連続からな
る高精度連続微小線により補間を行なう。また、2点間
の分割数は、出力時の2点間の距離と線画の線幅に基づ
いて決定する。
【0058】
【数7】
【0059】ここで、n:分割数として、として取り扱
う。nが整数とならない場合は、小数点以下を切り捨て
ることにより、整数として取り扱う。 L:連続する2点pm とpm+1 の距離 w:変更情報において選択されたものであり、疑似曲線
として出力した場合における、疑似曲線の線幅等に基づ
いて出力装置の制限により決定される値である。 K:セグメント分割係数
【0060】上記数式7により分割数を決定する。そし
て、tを0/n、1/n・・・(n−1/nとして数式
5に代入して、分割点を得る。また、nが0の時は、そ
の2点間を一つの微小セグメントとして扱うものとす
る。また、点列データの全ての連続する2点に対して上
記方法により分割を行ない、その結果得られた点列群
を、高精度連続微小線とする。
【0061】また、上記数式においてKとして表されて
いるセグメント分割係数は、通常0.1以下の数値とす
ることが多い。これは、0.1以下にすることにより、
出力時での線画に段差等が生じないので精度や見栄えに
の問題を解決できるためである。また、Kの値を小さく
することにより、より精度や見栄えを良くすることがで
きる。そして、上記の方法により作成された図14に示
されるような高精度連続微小線を、図15に示されるよ
うな出力用の疑似曲線とするためには、第一実施例と同
様な数式8を用いて計算を行なう。
【0062】
【数8】
【0063】次に、上述のような構成の本発明の第1及
び第2の実施の形態の動作について、図25、図26の
フローチャートを用いて説明する。
【0064】実施例1において ステップ1(S1) オペレーター等により線画ベクトルデータが上記スキャ
ナー5により入力される。 ステップ2(S2) 次いで、制御装置7により記憶装置6から変更情報が読
み出される。
【0065】ステップ3(S3) 次いで、制御装置7において上記線画ベクトルデータが
上記変更情報に基づいて高精度連続微小線に分割され
る。
【0066】ステップ4(S4) 次いで、上記高精度連続微小線を再度上記変更情報に基
づいて疑似曲線に変更する。
【0067】ステップ5(S5) 次いで、疑似曲線がプリンター8等の出力装置により出
力される。
【0068】実施例2において ステップ6(S6) オペレーター等により点列データが上記スキャナー5に
より入力される。 ステップ7(S7) 次いで、制御装置7により記憶装置6から変更情報が読
みだされる。
【0069】ステップ8(S8) 次いで、制御装置7において上記点列データが上記変更
情報に基づいて高精度連続微小線に分割される。
【0070】ステップ9(S9) 次いで、上記高精度連続微小線を再度上記変更情報に基
づいて疑似曲線に変更する。
【0071】ステップ10(S10) 次いで、疑似曲線がプリンター8等の出力装置により出
力される。
【0072】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の疑似曲
線作成装置によれば、下記の効果を得ることができる。
入力した線画ベクトルデータや点列データからなる元図
の見栄えを確保しながら疑似曲線として出力できるデー
タとして確保していても、データ量を出力に応じてデー
タを確保しているので、データ量を減らすことができ
る。また、データ量を減らすことにより多くの元図デー
タを記憶することができるとともに、大量のデータを一
括して処理することができる。
【0073】また、疑似曲線データが線分のみで構成さ
れるために、簡単なコンバートにより様々なDTPに使
用できる。また、様々な出力装置により疑似曲線を出力
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる第1の実施の形態である疑似曲
線作成装置の概略構成を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明にかかる第1の実施の形態を構成する疑
似曲線作成装置本体の構成及び機能を説明する疑似曲線
作成装置のシステム構成を説明する機能概略図である。
【図3】本発明にかかる第2の実施の形態を構成する疑
似曲線作成装置本体の構成及び機能を説明する疑似曲線
作成装置のシステム構成を説明する機能概略図である。
【図4】本発明の第2実施例を構成する疑似曲線作成装
置本体の構成及び機能を説明する疑似曲線作成装置のシ
ステム構成を説明する機能概略図である。
【図5】本発明の元図として使用され、入力されるる配
向図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態を構成する線分およ
び円弧の接続からなる線画ベクトルデータである。
【図7】図6における線画ベクトルデータのA部分の一
部拡大図である。
【図8】図6における線画ベクトルデータのB部分の一
部拡大図である。
【図9】図6における線画ベクトルデータのC部分の一
部拡大図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態をにおける線画ベ
クトルデータと高精度連続微小線を重ねた図である。
【図11】図10におけるA部分の一部拡大図である。
【図12】図10におけるB部分の一部拡大図である。
【図13】図10におけるC部分の一部拡大図である。
【図14】本発明の第1及び第2の実施の形態における
高精度連続微小線の一部拡大図である。
【図15】本発明の第1及び第2の実施の形態における
出力用疑似曲線の一部拡大図である。
【図16】図13と図14を重ね合わせた線画である。
【図17】図16における線画の一部拡大図である。
【図18】点列データを従来の補間方法である3次ビジ
ェ曲線で補間し作成した疑似曲線である。
【図19】図17における線画ベクトルデータのA部分
の一部拡大図である。
【図20】図17における線画ベクトルデータのB部分
の一部拡大図である。
【図21】図17における線画ベクトルデータのC部分
の一部拡大図である。
【図22】本発明の第2の実施の形態を構成する点列、
点列、および補間曲線からなる点列データである。
【図23】本発明の第2の実施の形態で使用される接ベ
クトルの簡易作成図である。
【図24】本発明の本発明の第2の実施の形態の端点で
使用される接ベクトルの簡易作成図である。
【図25】本発明にかかる第1の実施の疑似曲線作成装
置の線画作成の手順を説明するフローチャートである。
【図26】本発明にかかる第2の実施の形態の疑似曲線
作成装置の線画作成の手順を説明するフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1……線画ベクトルデータ入力手段 2……変更情報記憶手段 3、11……疑似曲線作成手段 4、12……出力手段 5、13…スキャナー 6、14…記憶装置 7、15…制御装置 8、16…プリンター 9……点列データ入力手段 10……変更情報記憶手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】線分、円弧の単線又は接続してなる線画ベ
    クトルデータを変更することにより出力形態に適合した
    疑似曲線を作成し出力する疑似曲線作成装置であって、 上記線画ベクトルデータを入力する線画ベクトルデータ
    入力手段と、 線幅等の変更情報が記憶されている変更情報記憶手段
    と、 上記線画ベクトルデータを微小単位となる高精度連続微
    小線に分割し、上記変更情報に基づいてこの高精度連続
    微小線を線分の連続である疑似曲線に変換し、出力する
    疑似曲線作成手段と、を具備してなることを特徴とする
    疑似曲線作成装置。
  2. 【請求項2】二次元平面上にプロットされた点列データ
    を変更することにより出力形態に適合した疑似曲線を作
    成し出力する疑似曲線作成装置であって、 上記点列データを入力する点列データ入力手段と、 線幅等の変更情報が記憶されている変更情報記憶手段
    と、 上記点列データと上記変更情報を読み出し、上記点列デ
    ータを3次ベジェ関数により補完し、上記変更情報に基
    づいてこの補完された点列データを線分の連続である疑
    似曲線に変換し、出力する疑似曲線作成手段と、を具備
    してなることを特徴とする疑似曲線作成装置。
JP32941496A 1996-12-10 1996-12-10 疑似曲線作成装置 Pending JPH10171998A (ja)

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