JPH10172904A - 投影露光方法及び投影露光装置並びに投影光学系 - Google Patents
投影露光方法及び投影露光装置並びに投影光学系Info
- Publication number
- JPH10172904A JPH10172904A JP9253982A JP25398297A JPH10172904A JP H10172904 A JPH10172904 A JP H10172904A JP 9253982 A JP9253982 A JP 9253982A JP 25398297 A JP25398297 A JP 25398297A JP H10172904 A JPH10172904 A JP H10172904A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical system
- projection optical
- lens
- change
- lens group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70216—Mask projection systems
- G03F7/70241—Optical aspects of refractive lens systems, i.e. comprising only refractive elements
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B13/00—Optical objectives specially designed for the purposes specified below
- G02B13/14—Optical objectives specially designed for the purposes specified below for use with infrared or ultraviolet radiation
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Lenses (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 理想的な環境で得られると同じ性能を、実際
の使用環境(たとえば大気圧や温度)が理想的でない場
合でも維持すること。 【解決手段】 レチクル上に形成したパターンを基板上
に転写する投影露光装置は、レチクルを波長λの照明光
のもとで均一に照射するための照明光学系と;レチクル
を支持する第1の支持部材と;基板を支持する第2の支
持部材と;レチクルと前記基板との間に配置されてレチ
クル上のパターンを少なくとも開口数0.55以上の光
束で前記基板に投射し、かつ所定の条件を満足する投影
光学系と;を備える。
の使用環境(たとえば大気圧や温度)が理想的でない場
合でも維持すること。 【解決手段】 レチクル上に形成したパターンを基板上
に転写する投影露光装置は、レチクルを波長λの照明光
のもとで均一に照射するための照明光学系と;レチクル
を支持する第1の支持部材と;基板を支持する第2の支
持部材と;レチクルと前記基板との間に配置されてレチ
クル上のパターンを少なくとも開口数0.55以上の光
束で前記基板に投射し、かつ所定の条件を満足する投影
光学系と;を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスクまたはレチ
クル上に形成したパタ−ンを、半導体ウェ−ハまたはガ
ラスプレートのような基板上に転写する方法と装置とに
関する。より詳しくは、本発明は、該装置が用いられる
環境(例えば大気や温度)が理想的でないにもかかわら
ず、あたかも理想的な環境に在るかのごとく作動する投
影光学系を用いて、マスクまたはレチクル上に形成した
パタ−ンを、例えば半導体ウェ−ハまたはガラスプレー
トのような別の表面に転写する投影露光方法及び装置に
関する。
クル上に形成したパタ−ンを、半導体ウェ−ハまたはガ
ラスプレートのような基板上に転写する方法と装置とに
関する。より詳しくは、本発明は、該装置が用いられる
環境(例えば大気や温度)が理想的でないにもかかわら
ず、あたかも理想的な環境に在るかのごとく作動する投
影光学系を用いて、マスクまたはレチクル上に形成した
パタ−ンを、例えば半導体ウェ−ハまたはガラスプレー
トのような別の表面に転写する投影露光方法及び装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路(IC)が一層微細かつ精緻と
なるに従って、回路パターンを半導体ウェ−ハまたは
(ガラスプレートなどの)他の感光性基板に転写する投
影露光装置には、一層高い解像力を発揮することが求め
られている。とりわけ近年、投影露光装置は、理想的環
境のみならず周囲条件が変化する場合でさえ良好に作動
することが要求されるようになってきている。
なるに従って、回路パターンを半導体ウェ−ハまたは
(ガラスプレートなどの)他の感光性基板に転写する投
影露光装置には、一層高い解像力を発揮することが求め
られている。とりわけ近年、投影露光装置は、理想的環
境のみならず周囲条件が変化する場合でさえ良好に作動
することが要求されるようになってきている。
【0003】現行の投影露光装置は、理想的環境では完
全に機能するけれども、投影露光装置内の投影光学系の
周囲の大気圧や温度等の条件が変化すると、理想的環境
下と同じようには作動しないのが通常である。従来の投
影露光装置では、大気圧の変化に起因する倍率誤差を、
投影光学系を構成する多数の光学部材間の間隙を満たす
媒体の気圧を制御することによって補正している。しか
しながら、この補正の程度は倍率誤差を補正するにとど
まる。その他の結像性能の劣化については、性能補償大
気圧の範囲(つまり装置の作動性能が補償される大気圧
の範囲)を制限することにより、実用上問題にならない
程度に結像性能の劣化を抑えている。また、温度の変動
による変化に関して云えば、投影光学系の温度を制御す
るのに用いる多様な温度制御装置が公知である。これら
の装置は、本質的には投影光学系の温度を理想的な環境
のもとでの温度に充分近づけるように維持するものであ
り、それにより、要求される性能を満足させている。
全に機能するけれども、投影露光装置内の投影光学系の
周囲の大気圧や温度等の条件が変化すると、理想的環境
下と同じようには作動しないのが通常である。従来の投
影露光装置では、大気圧の変化に起因する倍率誤差を、
投影光学系を構成する多数の光学部材間の間隙を満たす
媒体の気圧を制御することによって補正している。しか
しながら、この補正の程度は倍率誤差を補正するにとど
まる。その他の結像性能の劣化については、性能補償大
気圧の範囲(つまり装置の作動性能が補償される大気圧
の範囲)を制限することにより、実用上問題にならない
程度に結像性能の劣化を抑えている。また、温度の変動
による変化に関して云えば、投影光学系の温度を制御す
るのに用いる多様な温度制御装置が公知である。これら
の装置は、本質的には投影光学系の温度を理想的な環境
のもとでの温度に充分近づけるように維持するものであ
り、それにより、要求される性能を満足させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】けれども、近年、この
ような大気圧の変化を補正する方法は、前述のように一
層微細で一層複雑な回路パターンを製造しようとしてい
る露光装置の利用者の需要に適合しなくなってきてい
る。半導体製造業者から求められているパターン密度が
高くなればなるほど、この種の投影露光システムには一
層高い解像力が必要になってくる。さらに、このことは
投影露光装置の利用者が求める厳密な性能を充分に満た
すために、性能を保証する大気圧の範囲を狭くすること
にもなる。その上、この種の投影露光装置の解像力を一
層高くもっと厳密にという最近の要求は、このような装
置における一層厳密な温度制御に対する需要をも喚起し
ている。
ような大気圧の変化を補正する方法は、前述のように一
層微細で一層複雑な回路パターンを製造しようとしてい
る露光装置の利用者の需要に適合しなくなってきてい
る。半導体製造業者から求められているパターン密度が
高くなればなるほど、この種の投影露光システムには一
層高い解像力が必要になってくる。さらに、このことは
投影露光装置の利用者が求める厳密な性能を充分に満た
すために、性能を保証する大気圧の範囲を狭くすること
にもなる。その上、この種の投影露光装置の解像力を一
層高くもっと厳密にという最近の要求は、このような装
置における一層厳密な温度制御に対する需要をも喚起し
ている。
【0005】大気圧の異なるのは標高などが変化するた
め避けがたい。これは投影光学系の製造現場とその光学
系が組み込まれている投影露光装置が使用される場所と
が異なると云う現実にも部分的に起因する。投影光学系
は、通常、製造現場で理想的な結像性能に達するまで調
整される。その後、投影光学系は、実際に使用する場所
で同じ理想的な結像性能を使用現場で得るため、たとえ
ば標高と云った大気圧条件にしたがってさらに調整され
る。この調整は、たとえばその投影光学系内部の多数の
空気間隙を変更したり、あるいは或るレンズ素子を別の
僅かに曲率半径の異なるレンズ素子と交換したりするこ
とによって完了するのが典型的なやり方である。
め避けがたい。これは投影光学系の製造現場とその光学
系が組み込まれている投影露光装置が使用される場所と
が異なると云う現実にも部分的に起因する。投影光学系
は、通常、製造現場で理想的な結像性能に達するまで調
整される。その後、投影光学系は、実際に使用する場所
で同じ理想的な結像性能を使用現場で得るため、たとえ
ば標高と云った大気圧条件にしたがってさらに調整され
る。この調整は、たとえばその投影光学系内部の多数の
空気間隙を変更したり、あるいは或るレンズ素子を別の
僅かに曲率半径の異なるレンズ素子と交換したりするこ
とによって完了するのが典型的なやり方である。
【0006】したがって、この投影光学系を用いる場所
を(たとえば異なる標高で)変更しようとする場合に
は、この投影光学系を分解して再組立てするなどの大幅
な再調整が必要になる。温度制御に関して云えば、実際
に使用される温度ごとにそれに対応する環境温度を設定
した上で、この投影光学系を製造することが必要とな
る。
を(たとえば異なる標高で)変更しようとする場合に
は、この投影光学系を分解して再組立てするなどの大幅
な再調整が必要になる。温度制御に関して云えば、実際
に使用される温度ごとにそれに対応する環境温度を設定
した上で、この投影光学系を製造することが必要とな
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、投影
光学系の周囲の雰囲気の環境(例えば大気圧や温度な
ど)が理想的な環境から変化した場合であっても、理想
的な環境にある場合と同じ性能を実質的に維持すること
を目的とする。また、本発明は、たとえ大気圧が装置の
使われる場所や標高の変更などに起因して著しく変化し
ても、その投影光学系を比較的僅かに調整することで、
理想的な環境に在ると同じ性能を再現することを別の目
的とする。
光学系の周囲の雰囲気の環境(例えば大気圧や温度な
ど)が理想的な環境から変化した場合であっても、理想
的な環境にある場合と同じ性能を実質的に維持すること
を目的とする。また、本発明は、たとえ大気圧が装置の
使われる場所や標高の変更などに起因して著しく変化し
ても、その投影光学系を比較的僅かに調整することで、
理想的な環境に在ると同じ性能を再現することを別の目
的とする。
【0008】上述の目的を達成するために、本発明の第
1の態様に従う投影露光装置は、レチクル上に形成され
たパターンを基板上に転写する投影露光装置であって、
レチクルを波長λの照明光のもとで均一に照射するため
の照明光学系と;レチクルを支持する第1の支持部材
と;基板を支持する第2の支持部材と;レチクルと基板
との間に配置され、照明光学系によって照射されたレチ
クル上のパターンを少なくとも開口数0.55以上の光
束で基板に投射し、かつ以下の条件:
1の態様に従う投影露光装置は、レチクル上に形成され
たパターンを基板上に転写する投影露光装置であって、
レチクルを波長λの照明光のもとで均一に照射するため
の照明光学系と;レチクルを支持する第1の支持部材
と;基板を支持する第2の支持部材と;レチクルと基板
との間に配置され、照明光学系によって照射されたレチ
クル上のパターンを少なくとも開口数0.55以上の光
束で基板に投射し、かつ以下の条件:
【0009】
【数6】
【0010】を満足する投影光学系と;を備えるもので
ある。但し、 dSAp:投影光学系の周囲の雰囲気の大気圧が30m
mHgだけ変化するときの投影光学系の最大開口数の光
線による球面収差の変化量、 dCOMAp:投影光学系の周囲の雰囲気の大気圧が3
0mmHgだけ変化するときの投影光学系の最大像高に
おける最大開口数の光線によるコマ収差の変化量、 NA:投影光学系の基板側の開口数、である また、本発明の第2の態様に従う投影露光装置は、レチ
クル上に形成されたパターンを基板上に転写する投影露
光装置であって、レチクルを波長λで均一に照射するた
めの照明光学系と、レチクルを支持する第1の支持部材
と、基板を支持する第2の支持部材と、レチクルと基板
との間に設置され、少なくとも0.55の開口数を有す
る光束を投射する投影光学系とを備え、投影光学系は、
照明光学系によって照射されたレチクル上のパターンを
基板に光束を用いて以下の条件:
ある。但し、 dSAp:投影光学系の周囲の雰囲気の大気圧が30m
mHgだけ変化するときの投影光学系の最大開口数の光
線による球面収差の変化量、 dCOMAp:投影光学系の周囲の雰囲気の大気圧が3
0mmHgだけ変化するときの投影光学系の最大像高に
おける最大開口数の光線によるコマ収差の変化量、 NA:投影光学系の基板側の開口数、である また、本発明の第2の態様に従う投影露光装置は、レチ
クル上に形成されたパターンを基板上に転写する投影露
光装置であって、レチクルを波長λで均一に照射するた
めの照明光学系と、レチクルを支持する第1の支持部材
と、基板を支持する第2の支持部材と、レチクルと基板
との間に設置され、少なくとも0.55の開口数を有す
る光束を投射する投影光学系とを備え、投影光学系は、
照明光学系によって照射されたレチクル上のパターンを
基板に光束を用いて以下の条件:
【0011】
【数7】
【0012】を満たして投影するものである。但し、 dASt:投影光学系の周囲温度が3℃だけ変化すると
きの投影光学系の最大開口数の光線による球面収差の変
化量、 dCOMAt:投影光学系の周囲温度が3℃だけ変化す
るときの投影光学系の最大像高における最大開口数の光
線によるコマ収差の変化量、 dMt:投影光学系の周囲温度が3℃だけ変化するとき
の投影光学系の最大像高での像面湾曲の変化量、 dYt:投影光学系の周囲温度が3℃だけ変化するとき
の投影光学系の最大像高での像高変化量、 NA:投影光学系の基板側の開口数、である。
きの投影光学系の最大開口数の光線による球面収差の変
化量、 dCOMAt:投影光学系の周囲温度が3℃だけ変化す
るときの投影光学系の最大像高における最大開口数の光
線によるコマ収差の変化量、 dMt:投影光学系の周囲温度が3℃だけ変化するとき
の投影光学系の最大像高での像面湾曲の変化量、 dYt:投影光学系の周囲温度が3℃だけ変化するとき
の投影光学系の最大像高での像高変化量、 NA:投影光学系の基板側の開口数、である。
【0013】また、投影光学系は、複数のレンズ素子を
支持して以下の条件:
支持して以下の条件:
【0014】
【数8】
【0015】を満たす鏡胴を含むことが好ましい。但
し、 dSAt1:投影光学系の温度が3℃だけ変化すると
き、レンズ素子を構成する光学部材の屈折率の変化によ
り引き起こされる投影光学系の最大開口光束の球面収差
の変化量、 dSAt2 :投影光学系の温度が3℃だけ変化すると
き、レンズ素子を構成する光学部材の形状変化により引
き起こされる投影光学系の最大開口光束の球面収差の変
化量であり、 dSAt3 :投影光学系の温度が3℃だけ変化すると
き、レンズ素子を支持する鏡胴の膨張・収縮により引き
起こされる投影光学系の最大開口光束の球面収差の変化
量、 dCOMAt1 :投影光学系の温度が3℃だけ変化する
とき、レンズ素子を構成する光学部材の屈折率の変化に
より引き起こされる投影光学系の最大像高における最大
開口光束のコマ収差の変化量、 dCOMAt2 :投影光学系の温度が3℃だけ変化する
とき、レンズ素子を構成する光学部材の形状変化により
引き起こされる投影光学系の最大像高における最大開口
光束のコマ収差の変化量、 dCOMAt3 :投影光学系の温度が3℃だけ変化する
とき、レンズ素子を支持する鏡胴の膨張・収縮により引
き起こされる投影光学系の最大像高における最大開口光
束のコマ収差の変化量、dMt1 :投影光学系の温度が
3℃だけ変化するとき、レンズ素子を構成する光学部材
の屈折率の変化により引き起こされる投影光学系の最大
像高における像面湾曲の変化量、 dMt2 :投影光学系の温度が3℃だけ変化するとき、
レンズ素子を構成する光学部材の形状変化により引き起
こされる投影光学系の最大像高における像面湾曲の変化
量、 dMt3 :投影光学系の温度が3℃だけ変化するとき、
レンズ素子を支持する鏡胴の膨張・収縮により引き起こ
される投影光学系の最大像高における像面湾曲の変化
量、 dYt1 :投影光学系の温度が3℃だけ変化するとき、
レンズ素子を構成する光学部材の屈折率の変化により引
き起こされる投影光学系の最大像高における像高変化
量、dYt2 :投影光学系の温度が3℃だけ変化すると
き、レンズ素子を構成する光学部材の形状変化により引
き起こされる投影光学系の最大像高における像高変化
量、 dYt3 :投影光学系の温度が3℃だけ変化するとき、
レンズ素子を構成する光学部材の膨張・収縮により引き
起こされる投影光学系の最大像高における像高変化量、 λ:照明光学系の照明光の波長、 NA:記投影光学系の開口数、である。
し、 dSAt1:投影光学系の温度が3℃だけ変化すると
き、レンズ素子を構成する光学部材の屈折率の変化によ
り引き起こされる投影光学系の最大開口光束の球面収差
の変化量、 dSAt2 :投影光学系の温度が3℃だけ変化すると
き、レンズ素子を構成する光学部材の形状変化により引
き起こされる投影光学系の最大開口光束の球面収差の変
化量であり、 dSAt3 :投影光学系の温度が3℃だけ変化すると
き、レンズ素子を支持する鏡胴の膨張・収縮により引き
起こされる投影光学系の最大開口光束の球面収差の変化
量、 dCOMAt1 :投影光学系の温度が3℃だけ変化する
とき、レンズ素子を構成する光学部材の屈折率の変化に
より引き起こされる投影光学系の最大像高における最大
開口光束のコマ収差の変化量、 dCOMAt2 :投影光学系の温度が3℃だけ変化する
とき、レンズ素子を構成する光学部材の形状変化により
引き起こされる投影光学系の最大像高における最大開口
光束のコマ収差の変化量、 dCOMAt3 :投影光学系の温度が3℃だけ変化する
とき、レンズ素子を支持する鏡胴の膨張・収縮により引
き起こされる投影光学系の最大像高における最大開口光
束のコマ収差の変化量、dMt1 :投影光学系の温度が
3℃だけ変化するとき、レンズ素子を構成する光学部材
の屈折率の変化により引き起こされる投影光学系の最大
像高における像面湾曲の変化量、 dMt2 :投影光学系の温度が3℃だけ変化するとき、
レンズ素子を構成する光学部材の形状変化により引き起
こされる投影光学系の最大像高における像面湾曲の変化
量、 dMt3 :投影光学系の温度が3℃だけ変化するとき、
レンズ素子を支持する鏡胴の膨張・収縮により引き起こ
される投影光学系の最大像高における像面湾曲の変化
量、 dYt1 :投影光学系の温度が3℃だけ変化するとき、
レンズ素子を構成する光学部材の屈折率の変化により引
き起こされる投影光学系の最大像高における像高変化
量、dYt2 :投影光学系の温度が3℃だけ変化すると
き、レンズ素子を構成する光学部材の形状変化により引
き起こされる投影光学系の最大像高における像高変化
量、 dYt3 :投影光学系の温度が3℃だけ変化するとき、
レンズ素子を構成する光学部材の膨張・収縮により引き
起こされる投影光学系の最大像高における像高変化量、 λ:照明光学系の照明光の波長、 NA:記投影光学系の開口数、である。
【0016】また、投影光学系は、レチクル側から順
に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を
有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ
群と、負の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力
を有する第5レンズ群とを含むことが好ましい。また、
第5レンズ群中に配置された開口絞りをさらに含むこと
が好ましく、このとき、第3レンズ群は、正の屈折力と
レチクル側に向けられた凹面とをそれぞれ有するメニス
カス形状の第1及び第2メニスカスレンズと、正の屈折
力とレチクル側に向けられた凹面とをそれぞれ有するメ
ニスカス形状の第3及び第4メニスカスレンズとを有
し、第3レンズ群を構成するレンズ素子のうち最大有効
径を有するレンズ素子は、第1のメニスカスレンズと第
4のメニスカスレンズとの間に配置されることが好まし
い。
に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を
有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ
群と、負の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力
を有する第5レンズ群とを含むことが好ましい。また、
第5レンズ群中に配置された開口絞りをさらに含むこと
が好ましく、このとき、第3レンズ群は、正の屈折力と
レチクル側に向けられた凹面とをそれぞれ有するメニス
カス形状の第1及び第2メニスカスレンズと、正の屈折
力とレチクル側に向けられた凹面とをそれぞれ有するメ
ニスカス形状の第3及び第4メニスカスレンズとを有
し、第3レンズ群を構成するレンズ素子のうち最大有効
径を有するレンズ素子は、第1のメニスカスレンズと第
4のメニスカスレンズとの間に配置されることが好まし
い。
【0017】この好ましい態様において、最大有効径を
有するレンズ素子は、第2メニスカスレンズの基板側
と、第3のメニスカスレンズのレチクル側との間に配置
されることがさらに好ましい。また、本発明の一つの態
様に従う投影光学系は、第1物体の像を第2物体に投影
する投影光学系であって、第1物体側から順に、正の屈
折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2
レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の
屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第
5レンズ群と、第5レンズ群内に配置された開口絞りと
を含み、第3レンズ群は、第1物体側に向けられた凹面
と正の屈折力とをそれぞれ有する第1及び第2メニスカ
スレンズ素子と、第2物体側に向けられた凹面と正の屈
折力とをそれぞれ有する第3及び第4メニスカスレンズ
素子とを有し、第3レンズ群のうち最大有効径を有する
レンズ素子は、第1メニスカスレンズ素子と第4メニス
カスレンズ素子との間に配置されるものである。
有するレンズ素子は、第2メニスカスレンズの基板側
と、第3のメニスカスレンズのレチクル側との間に配置
されることがさらに好ましい。また、本発明の一つの態
様に従う投影光学系は、第1物体の像を第2物体に投影
する投影光学系であって、第1物体側から順に、正の屈
折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2
レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の
屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第
5レンズ群と、第5レンズ群内に配置された開口絞りと
を含み、第3レンズ群は、第1物体側に向けられた凹面
と正の屈折力とをそれぞれ有する第1及び第2メニスカ
スレンズ素子と、第2物体側に向けられた凹面と正の屈
折力とをそれぞれ有する第3及び第4メニスカスレンズ
素子とを有し、第3レンズ群のうち最大有効径を有する
レンズ素子は、第1メニスカスレンズ素子と第4メニス
カスレンズ素子との間に配置されるものである。
【0018】また、第3レンズ群に含まれるレンズ素子
が、以下の条件: |sin(β)|<0.5 |(α−β)/(α−γ)|<1.5 を満たすことが好ましい。但し、 α:投影光学系の最大像高に対応する主光線の、レンズ
素子の第1物体側レンズ面に対する入射角と、投影光学
系の最大像高に対応する主光線の、レンズ素子の第2物
体側レンズ面からの射出角とのうち少なくとも一方の角
度、 β:投影光学系の最大像高に対応する下側メリジオナル
光線の、レンズ素子の第1物体側レンズに対する入射角
と、投影光学系の最大像高に対応する下側メリジオナル
光線の、レンズ素子の第2物体側レンズ面からの射出角
とのうち少なくとも一方の角度、 γ:投影光学系の最大像高に対応する上側メリジオナル
光線の、レンズ素子の第1物体側レンズ面に対する入射
角と、投影光学系の最大像高に対応する上側メリジオナ
ル光線の、レンズ素子の第2物体側レンズ面からの射出
角とのうち少なくとも一方の角度、である。
が、以下の条件: |sin(β)|<0.5 |(α−β)/(α−γ)|<1.5 を満たすことが好ましい。但し、 α:投影光学系の最大像高に対応する主光線の、レンズ
素子の第1物体側レンズ面に対する入射角と、投影光学
系の最大像高に対応する主光線の、レンズ素子の第2物
体側レンズ面からの射出角とのうち少なくとも一方の角
度、 β:投影光学系の最大像高に対応する下側メリジオナル
光線の、レンズ素子の第1物体側レンズに対する入射角
と、投影光学系の最大像高に対応する下側メリジオナル
光線の、レンズ素子の第2物体側レンズ面からの射出角
とのうち少なくとも一方の角度、 γ:投影光学系の最大像高に対応する上側メリジオナル
光線の、レンズ素子の第1物体側レンズ面に対する入射
角と、投影光学系の最大像高に対応する上側メリジオナ
ル光線の、レンズ素子の第2物体側レンズ面からの射出
角とのうち少なくとも一方の角度、である。
【0019】また、第5レンズ群は、正レンズ素子、負
レンズ素子及び気体間隔をそれぞれ含む第1及び第2の
気体分離型ダブレットを有することが好ましく、これら
第1及び第2の気体分離型ダブレットは、開口数絞りよ
りも第2物体側に配置されることが好ましく、ここで、
第1及び第2の気体分離型ダブレットを構成する正レン
ズ素子と負レンズ素子との少なくとも一方のレンズ素子
は、第5レンズ群中で最大有効径を有することが好まし
い。
レンズ素子及び気体間隔をそれぞれ含む第1及び第2の
気体分離型ダブレットを有することが好ましく、これら
第1及び第2の気体分離型ダブレットは、開口数絞りよ
りも第2物体側に配置されることが好ましく、ここで、
第1及び第2の気体分離型ダブレットを構成する正レン
ズ素子と負レンズ素子との少なくとも一方のレンズ素子
は、第5レンズ群中で最大有効径を有することが好まし
い。
【0020】また、第3レンズ群中の第1のメニスカス
レンズは、第3レンズ群のレンズ群のうち第1物体に最
も接近して設置され、第4のメニスカスレンズが、第3
レンズ群のレンズ群のうち第2物体に最も接近して設置
されることが好ましい。また、第3レンズ群は、正のレ
ンズ素子のみからなることが好ましい。また、第1乃至
第5レンズ群を支持する複数の支持部材を含む鏡胴をさ
らに含むことが好ましく、これらの支持部材と鏡胴と
は、同一の材料から構成されることが好ましい。
レンズは、第3レンズ群のレンズ群のうち第1物体に最
も接近して設置され、第4のメニスカスレンズが、第3
レンズ群のレンズ群のうち第2物体に最も接近して設置
されることが好ましい。また、第3レンズ群は、正のレ
ンズ素子のみからなることが好ましい。また、第1乃至
第5レンズ群を支持する複数の支持部材を含む鏡胴をさ
らに含むことが好ましく、これらの支持部材と鏡胴と
は、同一の材料から構成されることが好ましい。
【0021】また、第1乃至第5レンズ群を支持する複
数の鏡胴をさらに含みことが好ましく、これら複数の鏡
胴は、投影光学系の光軸に沿って配列されることが好ま
しい。また、投影光学系と第1乃至第5レンズ群とは、
以下の条件: 0.10<f1/L<0.25 −0.09<f2/L<−0.03 0.05<f3/L<0.20 −0.10<f4/L<−0.02 0.05<f5/L<0.20 を満たすことが好ましい。但し、 f1:第1のレンズ群G1の焦点距離、 f2:第2のレンズ群G2の焦点距離、 f3:第3のレンズ群G3の焦点距離、 f4:第4のレンズ群G4の焦点距離、 f5:第5のレンズ群G5の焦点距離、 L:物像間距離、 である。
数の鏡胴をさらに含みことが好ましく、これら複数の鏡
胴は、投影光学系の光軸に沿って配列されることが好ま
しい。また、投影光学系と第1乃至第5レンズ群とは、
以下の条件: 0.10<f1/L<0.25 −0.09<f2/L<−0.03 0.05<f3/L<0.20 −0.10<f4/L<−0.02 0.05<f5/L<0.20 を満たすことが好ましい。但し、 f1:第1のレンズ群G1の焦点距離、 f2:第2のレンズ群G2の焦点距離、 f3:第3のレンズ群G3の焦点距離、 f4:第4のレンズ群G4の焦点距離、 f5:第5のレンズ群G5の焦点距離、 L:物像間距離、 である。
【0022】また、本発明の別の態様に従う投影光学系
は、第1物体の像を第2物体に投影する投影光学系であ
って、第1物体側から順に、正の屈折力を有する第1レ
ンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈
折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4
レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群と、第5
レンズ群内部に置かれた開口絞りとを含み、第5レンズ
群は、正レンズ素子、負レンズ素子及び気体間隔をそれ
ぞれ含む第1及び第2の気体分離型ダブレットを有し、
第1及び第2の気体分離型ダブレットは、開口数絞りよ
りも第2物体側に配置され、第1及び第2の気体分離型
ダブレットを構成する正レンズ素子と負レンズ素子との
少なくとも一方のレンズ素子は、第5レンズ群中で最大
有効径を有するものである。
は、第1物体の像を第2物体に投影する投影光学系であ
って、第1物体側から順に、正の屈折力を有する第1レ
ンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈
折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4
レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群と、第5
レンズ群内部に置かれた開口絞りとを含み、第5レンズ
群は、正レンズ素子、負レンズ素子及び気体間隔をそれ
ぞれ含む第1及び第2の気体分離型ダブレットを有し、
第1及び第2の気体分離型ダブレットは、開口数絞りよ
りも第2物体側に配置され、第1及び第2の気体分離型
ダブレットを構成する正レンズ素子と負レンズ素子との
少なくとも一方のレンズ素子は、第5レンズ群中で最大
有効径を有するものである。
【0023】本発明のその他の利点は、以下の発明の実
施の形態を図面と併せて読むに及んで一層明らかになる
であろう。この図面は本発明の実施例を単に例示しただ
けであって本発明を如何なる形においても例示の実施例
に限定するものではないことを確言しておく。本発明は
本明細書で出願した特許請求の範囲によって最大限規定
してある。
施の形態を図面と併せて読むに及んで一層明らかになる
であろう。この図面は本発明の実施例を単に例示しただ
けであって本発明を如何なる形においても例示の実施例
に限定するものではないことを確言しておく。本発明は
本明細書で出願した特許請求の範囲によって最大限規定
してある。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に述べる発明の詳細な説明
は、本発明の目下の実施例に充てたものであり、本発明
がここで例示する実施例に限定されるものでないことは
理解を要する。この詳細な説明では、類似の参照番号は
類似の素子に関する。図1において、高圧水銀ランプを
備える照明光学系ISは、i線の波長(365nm)の
照明光でレチクルRを均一に照射する。このような照明
光学系の一例は、たとえば米国特許第4,497,015号、第
4,918,583号、第5,245,384号、第5,335,044号、第5,42
0,417号中に開示されている。
は、本発明の目下の実施例に充てたものであり、本発明
がここで例示する実施例に限定されるものでないことは
理解を要する。この詳細な説明では、類似の参照番号は
類似の素子に関する。図1において、高圧水銀ランプを
備える照明光学系ISは、i線の波長(365nm)の
照明光でレチクルRを均一に照射する。このような照明
光学系の一例は、たとえば米国特許第4,497,015号、第
4,918,583号、第5,245,384号、第5,335,044号、第5,42
0,417号中に開示されている。
【0025】第1物体としてのレチクルRは、表面上に
形成された特定の回路パターンを有し、レチクルステ−
ジRS上に載置してある。レチクルRの下方にウェ−ハ
Wがウェ−ハステ−ジWS上に載置されており、該ステ
−ジによって支えられている。照明光学系ISによって
照射されたレチクルRからの光線は、投影光学系PLに
入射し、ついで照明光学系IS内部の光源の像を投影光
学系PLの瞳位置(開口絞りの位置)に形成する。つま
り、照明光学系ISは、レチクルRをケ−ラ−照明法の
もとで均一に照射する。投影光学系PLの瞳位置からの
光線は投影光学系PLから射出され、第2物体としての
ウェ−ハWに達する。このウェーハWの表面上には、レ
ジスト等の感光性樹脂が塗布されており、投影光学系P
LはレチクルRの像をこのウェ−ハWの上に形成する。
こうして、レチクルRの回路パターンはウェ−ハWに転
写されるのである。
形成された特定の回路パターンを有し、レチクルステ−
ジRS上に載置してある。レチクルRの下方にウェ−ハ
Wがウェ−ハステ−ジWS上に載置されており、該ステ
−ジによって支えられている。照明光学系ISによって
照射されたレチクルRからの光線は、投影光学系PLに
入射し、ついで照明光学系IS内部の光源の像を投影光
学系PLの瞳位置(開口絞りの位置)に形成する。つま
り、照明光学系ISは、レチクルRをケ−ラ−照明法の
もとで均一に照射する。投影光学系PLの瞳位置からの
光線は投影光学系PLから射出され、第2物体としての
ウェ−ハWに達する。このウェーハWの表面上には、レ
ジスト等の感光性樹脂が塗布されており、投影光学系P
LはレチクルRの像をこのウェ−ハWの上に形成する。
こうして、レチクルRの回路パターンはウェ−ハWに転
写されるのである。
【0026】投影光学系PLには多数のレンズ素子が含
まれている。これらのレンズ素子は、鏡筒LB内で所定
の空気間隔(気体間隔)が維持されている。この鏡筒L
Bの外側には、フランジFLが設けられている。フラン
ジFLは、この投影露光装置の本体のキャリッジ(カラ
ム)CAによって支えられている。圧力制御装置PC
は、投影光学系PL内に設けられ、これらレンズ素子間
の幾つかの空気間隙(気体間隔)の気圧を制御する。圧
力制御装置PCに関しては、例えば米国特許第4,666,27
3号に開示されているものを用いることができる。
まれている。これらのレンズ素子は、鏡筒LB内で所定
の空気間隔(気体間隔)が維持されている。この鏡筒L
Bの外側には、フランジFLが設けられている。フラン
ジFLは、この投影露光装置の本体のキャリッジ(カラ
ム)CAによって支えられている。圧力制御装置PC
は、投影光学系PL内に設けられ、これらレンズ素子間
の幾つかの空気間隙(気体間隔)の気圧を制御する。圧
力制御装置PCに関しては、例えば米国特許第4,666,27
3号に開示されているものを用いることができる。
【0027】ここで、図1に示した投影露光装置内の投
影光学系PLは、以下の条件:
影光学系PLは、以下の条件:
【0028】
【数9】
【0029】を満たすように構成されている。ここで、 dSAp:投影光学系PLの周囲の雰囲気の大気圧が3
0mmHgだけ変化するときの投影光学系PLの最大開
口数の光線による球面収差の変化量、dCOMApは、
投影光学系PLの周囲の雰囲気の大気圧が30mmHg
だけ変化するときの投影光学系PLの最大像高における
最大開口数の光線によるコマ収差の変化量、 NA:この投影光学系PLの開口数、である。
0mmHgだけ変化するときの投影光学系PLの最大開
口数の光線による球面収差の変化量、dCOMApは、
投影光学系PLの周囲の雰囲気の大気圧が30mmHg
だけ変化するときの投影光学系PLの最大像高における
最大開口数の光線によるコマ収差の変化量、 NA:この投影光学系PLの開口数、である。
【0030】上記の条件(1)と(2)とは共に、投影
光学系PLによって形成したレチクルRの像のコントラ
ストを良好にするための条件である。条件(1)は、こ
の投影光学系の焦点深度と、大気圧が変化したときの投
影光学系として許容し得る球面収差の変化量と間の関係
を規定する。条件(1)を満足しない場合には、大気圧
が変化した際の球面収差の発生量が過度に大きくなり、
像のMTFも低下して像のコントラストを劣化させるた
め望ましくない。
光学系PLによって形成したレチクルRの像のコントラ
ストを良好にするための条件である。条件(1)は、こ
の投影光学系の焦点深度と、大気圧が変化したときの投
影光学系として許容し得る球面収差の変化量と間の関係
を規定する。条件(1)を満足しない場合には、大気圧
が変化した際の球面収差の発生量が過度に大きくなり、
像のMTFも低下して像のコントラストを劣化させるた
め望ましくない。
【0031】条件(2)は、この投影光学系の解像力
と、大気圧が変化したときの投影光学系として許容し得
るコマ収差の変化量と間の関係を規定する。条件(2)
を満足しない場合には、大気圧が変化した際の像の周辺
におけるコマ収差の発生量が過度に大きくなり、像の周
辺領域でのMTFも低下して、当該領域の像のコントラ
ストを劣化させるため望ましくない。
と、大気圧が変化したときの投影光学系として許容し得
るコマ収差の変化量と間の関係を規定する。条件(2)
を満足しない場合には、大気圧が変化した際の像の周辺
におけるコマ収差の発生量が過度に大きくなり、像の周
辺領域でのMTFも低下して、当該領域の像のコントラ
ストを劣化させるため望ましくない。
【0032】この実施例のような投影露光装置では、照
明光学系IS、レチクルステ−ジRSおよびウェ−ハス
テ−ジWSについては、大気圧の変化に起因する性能の
劣化が実質的に存在しないと考えられる。したがって、
本実施例では、像コントラストの劣化は、上記条件
(1)と(2)とを満たす投影光学系を用いることによ
って、大気圧が変化したとしても実質的に抑止される。
この構造を用いて本実施例は、大気圧が変化したとして
もレチクルRの像をウェ−ハWに良好な結像性能のもと
で転写することを可能とする。
明光学系IS、レチクルステ−ジRSおよびウェ−ハス
テ−ジWSについては、大気圧の変化に起因する性能の
劣化が実質的に存在しないと考えられる。したがって、
本実施例では、像コントラストの劣化は、上記条件
(1)と(2)とを満たす投影光学系を用いることによ
って、大気圧が変化したとしても実質的に抑止される。
この構造を用いて本実施例は、大気圧が変化したとして
もレチクルRの像をウェ−ハWに良好な結像性能のもと
で転写することを可能とする。
【0033】また、図1に示した投影露光装置内の投影
光学系は、以下の条件:
光学系は、以下の条件:
【0034】
【数10】
【0035】(3) |dSAt|<0.3×λ/(N
A)2 (4) |dCOMAt|<0.3×λ/(NA) (5) |dMt|<0.2<λ/(NA)2 (6) |dYt|<0.05×λ/(NA) を満たすように構成されている。
A)2 (4) |dCOMAt|<0.3×λ/(NA) (5) |dMt|<0.2<λ/(NA)2 (6) |dYt|<0.05×λ/(NA) を満たすように構成されている。
【0036】ここで、 dASt:投影光学系PLの周囲温度が3℃だけ変化す
るときの投影光学系PLの最大開口数の光線による球面
収差の変化量、 dCOMAt:投影光学系PLの周囲温度が3℃だけ変
化するときの投影光学系PLの最大像高における最大開
口数の光線によるコマ収差の変化量、 dMt:投影光学系PLの周囲温度が3℃だけ変化する
ときの投影光学系PLの最大像高での像面湾曲の変化
量、 dYt:投影光学系PLの周囲温度が3℃だけ変化する
ときの投影光学系PLの最大像高での像高変化量、 NA:投影光学系PLのウェーハW側の開口数、であ
る。
るときの投影光学系PLの最大開口数の光線による球面
収差の変化量、 dCOMAt:投影光学系PLの周囲温度が3℃だけ変
化するときの投影光学系PLの最大像高における最大開
口数の光線によるコマ収差の変化量、 dMt:投影光学系PLの周囲温度が3℃だけ変化する
ときの投影光学系PLの最大像高での像面湾曲の変化
量、 dYt:投影光学系PLの周囲温度が3℃だけ変化する
ときの投影光学系PLの最大像高での像高変化量、 NA:投影光学系PLのウェーハW側の開口数、であ
る。
【0037】上記条件(3)〜(6)はなべて、投影光
学系PLによって形成したレチクルRの像のコントラス
ト、像面湾曲および像倍率を良好な状態に維持するため
の条件である。条件(3)は、この投影光学系の焦点深
度と、投影光学系PLの周囲の大気の温度が変化したと
きの投影光学系PLとして許容し得る球面収差の変化量
と間の好適な関係を規定する。条件(3)を満足しない
場合には、投影光学系PLの周囲の大気の温度が変化し
たときの球面収差の発生量が過度に大きくなり、それで
像のMTFも低下して像のコントラストを劣化させるた
め望ましくない。
学系PLによって形成したレチクルRの像のコントラス
ト、像面湾曲および像倍率を良好な状態に維持するため
の条件である。条件(3)は、この投影光学系の焦点深
度と、投影光学系PLの周囲の大気の温度が変化したと
きの投影光学系PLとして許容し得る球面収差の変化量
と間の好適な関係を規定する。条件(3)を満足しない
場合には、投影光学系PLの周囲の大気の温度が変化し
たときの球面収差の発生量が過度に大きくなり、それで
像のMTFも低下して像のコントラストを劣化させるた
め望ましくない。
【0038】条件(4)は、投影光学系PLの解像力
と、温度が変化したときの投影光学系PLとして許容し
得るコマ収差の変化量との間の関係を好適な規定する。
条件(4)を満足しない場合には、投影光学系PLの周
囲の大気の温度が変化したときの像周辺のコマ収差の発
生量が過度に大きくなり、像の周辺領域でのMTFも低
下して、当該周辺領域の像のコントラストを劣化させる
ため望ましくない。
と、温度が変化したときの投影光学系PLとして許容し
得るコマ収差の変化量との間の関係を好適な規定する。
条件(4)を満足しない場合には、投影光学系PLの周
囲の大気の温度が変化したときの像周辺のコマ収差の発
生量が過度に大きくなり、像の周辺領域でのMTFも低
下して、当該周辺領域の像のコントラストを劣化させる
ため望ましくない。
【0039】条件(5)は、投影光学系PLの焦点深度
と、温度が変化したときの投影光学系PLとして許容し
得る像面湾曲の変化との間の好適な関係を規定する。条
件(5)を満足しない場合には、投影光学系PL周辺の
大気の温度が変化したときに生じる像面湾曲の量が過度
に大きくなり、そのため使用可能な焦点深度も浅くなり
過ぎるので望ましくない。
と、温度が変化したときの投影光学系PLとして許容し
得る像面湾曲の変化との間の好適な関係を規定する。条
件(5)を満足しない場合には、投影光学系PL周辺の
大気の温度が変化したときに生じる像面湾曲の量が過度
に大きくなり、そのため使用可能な焦点深度も浅くなり
過ぎるので望ましくない。
【0040】条件(6)は、投影光学系PLの解像力
と、温度が変化したときの投影光学系PLとして許容し
得る像高の変化と間の関係を好適な規定する。条件
(6)を満足しない場合には、投影光学系PLの周囲の
大気の温度が過度に大きくなるときに、倍率誤差を引き
起こすため望ましくない。この実施例のような投影露光
装置では、照明光学系IS、レチクルステ−ジRSおよ
びウェ−ハステ−ジWSに対する温度変化に起因する性
能の劣化は、実質的には存在しないと考えられる。
と、温度が変化したときの投影光学系PLとして許容し
得る像高の変化と間の関係を好適な規定する。条件
(6)を満足しない場合には、投影光学系PLの周囲の
大気の温度が過度に大きくなるときに、倍率誤差を引き
起こすため望ましくない。この実施例のような投影露光
装置では、照明光学系IS、レチクルステ−ジRSおよ
びウェ−ハステ−ジWSに対する温度変化に起因する性
能の劣化は、実質的には存在しないと考えられる。
【0041】したがって、本実施例の装置では、結像性
能の変化が上記条件(1)〜(6)をなべて満たす投影
光学系PLを用いることによって実質的に制限されるの
である。このように本実施例の構造は、温度が変化して
もレチクルR上のパターンをウェ−ハWに卓越した結像
性能で転写することを可能にする。以下の図2を参照し
て、本実施の形態におけるレンズ素子の保持手法につき
説明する。図2は、投影光学系PLの断面図であって、
この図2では、投影光学系を構成するレンズ素子群を、
簡略化のため5群のレンズ素子群G1からG5までに概
略分割してある。
能の変化が上記条件(1)〜(6)をなべて満たす投影
光学系PLを用いることによって実質的に制限されるの
である。このように本実施例の構造は、温度が変化して
もレチクルR上のパターンをウェ−ハWに卓越した結像
性能で転写することを可能にする。以下の図2を参照し
て、本実施の形態におけるレンズ素子の保持手法につき
説明する。図2は、投影光学系PLの断面図であって、
この図2では、投影光学系を構成するレンズ素子群を、
簡略化のため5群のレンズ素子群G1からG5までに概
略分割してある。
【0042】図2において、各レンズ素子G1〜G5
は、支持部材H1〜H5にそれぞれ保持されている。リ
ング形状の支持部材H1〜H5は、レンズ素子G1〜G
5の周辺部を支持している。支持部材H1〜H5それぞ
れの間には、リング形状のスペ−サSP1〜SP5がレ
ンズ素子G1〜G5それぞれの間の特定の間隔を維持す
るために設置されている。ここで、スペ−サSP1〜S
P5それぞれの光軸方向の厚さは、レンズ素子G1〜G
5間の所望の間隔が維持されるように規定してある。
は、支持部材H1〜H5にそれぞれ保持されている。リ
ング形状の支持部材H1〜H5は、レンズ素子G1〜G
5の周辺部を支持している。支持部材H1〜H5それぞ
れの間には、リング形状のスペ−サSP1〜SP5がレ
ンズ素子G1〜G5それぞれの間の特定の間隔を維持す
るために設置されている。ここで、スペ−サSP1〜S
P5それぞれの光軸方向の厚さは、レンズ素子G1〜G
5間の所望の間隔が維持されるように規定してある。
【0043】この実施例の構造では、鏡胴LB、支持部
材H1〜H5およびスペ−サSP1〜SP5が、全て同
じ材料で造られている。この構成により、仮に鏡胴、支
持部材およびスペ−サにおける線熱膨張係数の違いに起
因して発生する歪みが発生しない利点がある。さて、図
1に示した投影光学系PLは、以下の条件:
材H1〜H5およびスペ−サSP1〜SP5が、全て同
じ材料で造られている。この構成により、仮に鏡胴、支
持部材およびスペ−サにおける線熱膨張係数の違いに起
因して発生する歪みが発生しない利点がある。さて、図
1に示した投影光学系PLは、以下の条件:
【0044】
【数11】
【0045】を満たすように構成されている。ここで、 dSAt1:投影光学系PLの温度が3℃だけ変化する
とき、レンズ素子を構成する光学部材の屈折率の変化に
よって引き起こされる投影光学系PLの最大開口数の光
線による球面収差の変化量、 dSAt2 :投影光学系PLの温度が3℃だけ変化する
とき、レンズ素子を構成する光学部材の形状変化によっ
て引き起こされる投影光学系PLの最大開口数の光線に
よる球面収差の変化量、 dSAt3 :投影光学系PLの温度が3℃だけ変化する
とき、レンズ素子を支持する鏡胴の膨張・収縮によって
引き起こされる投影光学系PLの最大開口数の光線によ
る球面収差の変化量、 dCOMAt1 :投影光学系PLの温度が3℃だけ変化
するとき、レンズ素子を構成する光学部材の屈折率の変
化によって引き起こされる投影光学系PLの最大像高に
おける最大開口数の光線によるコマ収差の変化量、 dCOMAt2 :投影光学系PLの温度が3℃だけ変化
するとき、レンズ素子を構成する光学部材の形状変化に
よって引き起こされる投影光学系PLの最大像高におけ
る最大開口数の光線によるコマ収差の変化量、 dCOMAt3 :投影光学系PLの温度が3℃だけ変化
するとき、レンズ素子を支持する鏡胴の膨張・収縮によ
って引き起こされる投影光学系PLの最大像高における
最大開口数の光線によるコマ収差の変化量、 dMt1 :投影光学系PLの温度が3℃だけ変化すると
き、レンズ素子を構成する光学部材の屈折率の変化によ
って引き起こされる投影光学系PLの最大像高における
像面湾曲の変化量、 dMt2 :投影光学系PLの温度が3℃だけ変化すると
き、レンズ素子を構成する光学部材の形状変化によって
引き起こされる投影光学系PLの最大像高における像面
湾曲の変化量、 dMt3 :投影光学系PLの温度が3℃だけ変化すると
き、レンズ素子を支持する鏡胴の膨張・収縮によって引
き起こされる投影光学系PLの最大像高における像面湾
曲の変化量、 dYt1 :投影光学系PLの温度が3℃だけ変化すると
き、レンズ素子を構成する光学部材の屈折率の変化によ
って引き起こされる投影光学系PLの最大像高における
像高変化量、 dYt2 :投影光学系PLの温度が3℃だけ変化すると
き、レンズ素子を構築する光学部材の形状変化によって
引き起こされる投影光学系PLの最大像高における像高
変化量、 dYt3 :投影光学系PLの温度が3℃だけ変化すると
き、レンズ素子を構成する光学部材の膨張・収縮によっ
て引き起こされる投影光学系PLの最大像高における像
高変化量、 λ:照明光学系からの照明光の波長、 NA:投影光学系PLのウェーハW側開口数、である。
とき、レンズ素子を構成する光学部材の屈折率の変化に
よって引き起こされる投影光学系PLの最大開口数の光
線による球面収差の変化量、 dSAt2 :投影光学系PLの温度が3℃だけ変化する
とき、レンズ素子を構成する光学部材の形状変化によっ
て引き起こされる投影光学系PLの最大開口数の光線に
よる球面収差の変化量、 dSAt3 :投影光学系PLの温度が3℃だけ変化する
とき、レンズ素子を支持する鏡胴の膨張・収縮によって
引き起こされる投影光学系PLの最大開口数の光線によ
る球面収差の変化量、 dCOMAt1 :投影光学系PLの温度が3℃だけ変化
するとき、レンズ素子を構成する光学部材の屈折率の変
化によって引き起こされる投影光学系PLの最大像高に
おける最大開口数の光線によるコマ収差の変化量、 dCOMAt2 :投影光学系PLの温度が3℃だけ変化
するとき、レンズ素子を構成する光学部材の形状変化に
よって引き起こされる投影光学系PLの最大像高におけ
る最大開口数の光線によるコマ収差の変化量、 dCOMAt3 :投影光学系PLの温度が3℃だけ変化
するとき、レンズ素子を支持する鏡胴の膨張・収縮によ
って引き起こされる投影光学系PLの最大像高における
最大開口数の光線によるコマ収差の変化量、 dMt1 :投影光学系PLの温度が3℃だけ変化すると
き、レンズ素子を構成する光学部材の屈折率の変化によ
って引き起こされる投影光学系PLの最大像高における
像面湾曲の変化量、 dMt2 :投影光学系PLの温度が3℃だけ変化すると
き、レンズ素子を構成する光学部材の形状変化によって
引き起こされる投影光学系PLの最大像高における像面
湾曲の変化量、 dMt3 :投影光学系PLの温度が3℃だけ変化すると
き、レンズ素子を支持する鏡胴の膨張・収縮によって引
き起こされる投影光学系PLの最大像高における像面湾
曲の変化量、 dYt1 :投影光学系PLの温度が3℃だけ変化すると
き、レンズ素子を構成する光学部材の屈折率の変化によ
って引き起こされる投影光学系PLの最大像高における
像高変化量、 dYt2 :投影光学系PLの温度が3℃だけ変化すると
き、レンズ素子を構築する光学部材の形状変化によって
引き起こされる投影光学系PLの最大像高における像高
変化量、 dYt3 :投影光学系PLの温度が3℃だけ変化すると
き、レンズ素子を構成する光学部材の膨張・収縮によっ
て引き起こされる投影光学系PLの最大像高における像
高変化量、 λ:照明光学系からの照明光の波長、 NA:投影光学系PLのウェーハW側開口数、である。
【0046】上記条件(7)〜(18)はなべて、投影
光学系PLによって形成されるレチクルRのコントラス
ト、像面湾曲および像倍率を良好に維持するための条件
である。条件(7)〜(9)は、上記の条件(3)に関
連するものであって、投影光学系PLが含むレンズ素子
自体それぞれの温度変化によって生じる屈折率変化に起
因する球面収差の変化量、レンズ素子自体それぞれの温
度変化によって生じる形状変化に起因する球面収差の変
化量、および各レンズ素子を支持する鏡胴の温度変化に
よって生じる膨張・収縮に起因する球面収差の変化量
と、この投影光学系PLの焦点深度と間の好適な関係を
規定するものである。
光学系PLによって形成されるレチクルRのコントラス
ト、像面湾曲および像倍率を良好に維持するための条件
である。条件(7)〜(9)は、上記の条件(3)に関
連するものであって、投影光学系PLが含むレンズ素子
自体それぞれの温度変化によって生じる屈折率変化に起
因する球面収差の変化量、レンズ素子自体それぞれの温
度変化によって生じる形状変化に起因する球面収差の変
化量、および各レンズ素子を支持する鏡胴の温度変化に
よって生じる膨張・収縮に起因する球面収差の変化量
と、この投影光学系PLの焦点深度と間の好適な関係を
規定するものである。
【0047】条件(10)〜(12)は、上記の条件
(4)に関連するものであって、投影光学系PLを構成
するレンズ素子自体それぞれの温度変化によって生じる
屈折率変化に起因するコマ収差の変化量、レンズ素子自
体それぞれの温度変化によって生じる形状変化に起因す
るコマ収差の変化量、および各レンズ素子を支持する鏡
胴の温度変化によって生じる膨張・収縮に起因するコマ
収差の変化量と、投影光学系PLの解像力との間の好適
な関係を規定するものである。
(4)に関連するものであって、投影光学系PLを構成
するレンズ素子自体それぞれの温度変化によって生じる
屈折率変化に起因するコマ収差の変化量、レンズ素子自
体それぞれの温度変化によって生じる形状変化に起因す
るコマ収差の変化量、および各レンズ素子を支持する鏡
胴の温度変化によって生じる膨張・収縮に起因するコマ
収差の変化量と、投影光学系PLの解像力との間の好適
な関係を規定するものである。
【0048】条件(13)〜(15)は、上記の条件
(5)に関連するものであって、投影光学系PLを構成
するレンズ素子自体それぞれの温度変化によって生じる
屈折率変化に起因する像面湾曲の変化量、レンズ素子自
体それぞれの温度変化によって生じる形状変化に起因す
る像面湾曲の変化量、および各レンズ素子を支持する鏡
胴の温度変化によって生じる膨張・収縮に起因する像面
湾曲の変化量と、投影光学系PLの焦点深度との間の好
適な関係を規定するものである。
(5)に関連するものであって、投影光学系PLを構成
するレンズ素子自体それぞれの温度変化によって生じる
屈折率変化に起因する像面湾曲の変化量、レンズ素子自
体それぞれの温度変化によって生じる形状変化に起因す
る像面湾曲の変化量、および各レンズ素子を支持する鏡
胴の温度変化によって生じる膨張・収縮に起因する像面
湾曲の変化量と、投影光学系PLの焦点深度との間の好
適な関係を規定するものである。
【0049】条件(16)〜(18)は、上記の条件
(6)に関連するものであって、投影光学系PLを構成
するレンズ素子自体それぞれの温度変化によって生じる
屈折率変化に起因する像高の変化量、レンズ素子自体そ
れぞれの温度変化によって生じる形状変化に起因する像
高の変化量、および各レンズ素子を支持する鏡胴の温度
変化によって生じる膨張・収縮に起因する像高の変化量
と、投影光学系PLの解像力との間の好適な関係を規定
するものである。
(6)に関連するものであって、投影光学系PLを構成
するレンズ素子自体それぞれの温度変化によって生じる
屈折率変化に起因する像高の変化量、レンズ素子自体そ
れぞれの温度変化によって生じる形状変化に起因する像
高の変化量、および各レンズ素子を支持する鏡胴の温度
変化によって生じる膨張・収縮に起因する像高の変化量
と、投影光学系PLの解像力との間の好適な関係を規定
するものである。
【0050】上記の条件(7)〜(18)全体は、レン
ズ素子それぞれの屈折率の変化、レンズ素子それぞれの
形状変化、および鏡胴の膨張・収縮に起因する収差の変
化量が、条件(3)〜(6)で規定している投影光学系
PLとして認容できる各収差の3倍以内であることがさ
らに好ましい。これにより、それぞれのパラメ−タ(屈
折率の変化、形状の変化および鏡胴の膨張・収縮)にお
いて、設計値と実際値との間に差が在っても、温度変化
によって引き起こされるそれぞれの収差の変化量と期待
値との間の不一致を最小にすることができる。この構成
がとりわけ効果的なのは、屈折率がレンズ素子を構成す
る硝子のロットごとに異なる場合や、硝子の屈折率に計
測誤差がある場合である。
ズ素子それぞれの屈折率の変化、レンズ素子それぞれの
形状変化、および鏡胴の膨張・収縮に起因する収差の変
化量が、条件(3)〜(6)で規定している投影光学系
PLとして認容できる各収差の3倍以内であることがさ
らに好ましい。これにより、それぞれのパラメ−タ(屈
折率の変化、形状の変化および鏡胴の膨張・収縮)にお
いて、設計値と実際値との間に差が在っても、温度変化
によって引き起こされるそれぞれの収差の変化量と期待
値との間の不一致を最小にすることができる。この構成
がとりわけ効果的なのは、屈折率がレンズ素子を構成す
る硝子のロットごとに異なる場合や、硝子の屈折率に計
測誤差がある場合である。
【0051】さて、上述の例では、投影光学系PLの各
レンズ素子G1〜G5を支持する支持部材H1〜H5、
支持部材H1〜H5の間の特定の間隔を維持するスペ−
サSP1〜SP5、およびこれら支持部材H1〜H5と
スペ−サSP1〜SP5とを含む鏡胴は、全て同一の材
料で造られている。しかしながら、これらの支持部材、
スペーサ及び鏡胴をすべて同一の材料で造ることは必須
ではなく、支持部材H1〜H5と鏡胴LBTは同じ材料
で造られるがスペ−サは異なる材料で造られても良い
し、支持部材H1〜H5、スペ−サSP1〜SP5およ
び鏡胴LBをすべて異なる材料で造っても良い。このと
き、上記の条件(1)〜(18)を満足することが好ま
しい。
レンズ素子G1〜G5を支持する支持部材H1〜H5、
支持部材H1〜H5の間の特定の間隔を維持するスペ−
サSP1〜SP5、およびこれら支持部材H1〜H5と
スペ−サSP1〜SP5とを含む鏡胴は、全て同一の材
料で造られている。しかしながら、これらの支持部材、
スペーサ及び鏡胴をすべて同一の材料で造ることは必須
ではなく、支持部材H1〜H5と鏡胴LBTは同じ材料
で造られるがスペ−サは異なる材料で造られても良い
し、支持部材H1〜H5、スペ−サSP1〜SP5およ
び鏡胴LBをすべて異なる材料で造っても良い。このと
き、上記の条件(1)〜(18)を満足することが好ま
しい。
【0052】また、鏡胴は、図3に示すとおり構成する
ことができる。 図3は、鏡胴の別の構造の一例を表わ
す断面図である。図2の例と同様に図3の例でも、投影
光学系PLを構成するレンズ素子群は、簡略化のため5
群のレンズ素子G1〜G5に分割される。図3では、各
レンズ素子G1〜G5は、部分鏡胴LB1〜LB5にそ
れぞれ設けられる。これら部分鏡胴LB1〜LB5は環
状部材であって、その内部には環状の棚が存在し、その
上に各レンズ素子が設置してある。各部分鏡胴LB1〜
LB5の間にはスペ−サSP1〜SP5が設置され特定
の間隔だけ鏡胴成分LB1〜LB5の間を維持して、各
レンズ素子G1〜G5の間の間隙を所望の値に保ってい
る。これらのスペ−サSP1〜SP5は環状であって、
それらの厚さで、各レンズ素子G1〜G5間の間隔が所
望値になるように規定される。
ことができる。 図3は、鏡胴の別の構造の一例を表わ
す断面図である。図2の例と同様に図3の例でも、投影
光学系PLを構成するレンズ素子群は、簡略化のため5
群のレンズ素子G1〜G5に分割される。図3では、各
レンズ素子G1〜G5は、部分鏡胴LB1〜LB5にそ
れぞれ設けられる。これら部分鏡胴LB1〜LB5は環
状部材であって、その内部には環状の棚が存在し、その
上に各レンズ素子が設置してある。各部分鏡胴LB1〜
LB5の間にはスペ−サSP1〜SP5が設置され特定
の間隔だけ鏡胴成分LB1〜LB5の間を維持して、各
レンズ素子G1〜G5の間の間隙を所望の値に保ってい
る。これらのスペ−サSP1〜SP5は環状であって、
それらの厚さで、各レンズ素子G1〜G5間の間隔が所
望値になるように規定される。
【0053】図3の例においても、部分鏡胴LB1〜L
B5とスペ−サSP1〜SP5とを同じ材料で構成する
ことが好ましいが、部分鏡胴LB1〜LB5とスペ−サ
SP1〜SP5とを異なる材料で構成してもかまわな
い。ここで、図3の例においても前記条件(1)〜(1
8)を満たす構造を持つことが好ましい。図4は、第1
の実施例による投影光学系PLの光路図である。図4に
おいて、第1の実施例による投影光学系PLは、第1物
体としてのレチクルR側から順に、正の屈折力を有する
第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群
G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、負の
屈折力を有する第4レンズ群G4と、正の屈折力を有す
る第5レンズ群G5とを有している。
B5とスペ−サSP1〜SP5とを同じ材料で構成する
ことが好ましいが、部分鏡胴LB1〜LB5とスペ−サ
SP1〜SP5とを異なる材料で構成してもかまわな
い。ここで、図3の例においても前記条件(1)〜(1
8)を満たす構造を持つことが好ましい。図4は、第1
の実施例による投影光学系PLの光路図である。図4に
おいて、第1の実施例による投影光学系PLは、第1物
体としてのレチクルR側から順に、正の屈折力を有する
第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群
G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、負の
屈折力を有する第4レンズ群G4と、正の屈折力を有す
る第5レンズ群G5とを有している。
【0054】第3レンズ群G3は、レチクルR側から順
に、正の屈折力を有しレチクルR側に凹面を向けたメニ
スカス形状の第1及び第2メニスカスレンズL31,L
32と、正の屈折力を有しウェ−ハW側に凹面を向けた
メニスカス形状の第3及び第4メニスカスレンズL3
4,L35とを含む。この実施例では、第3のレンズ群
G3のうちで最大の有効径を有するレンズ素子L33
は、第1のメニスカスレンズL31と第4のメニスカス
レンズL35との間に配置されている。
に、正の屈折力を有しレチクルR側に凹面を向けたメニ
スカス形状の第1及び第2メニスカスレンズL31,L
32と、正の屈折力を有しウェ−ハW側に凹面を向けた
メニスカス形状の第3及び第4メニスカスレンズL3
4,L35とを含む。この実施例では、第3のレンズ群
G3のうちで最大の有効径を有するレンズ素子L33
は、第1のメニスカスレンズL31と第4のメニスカス
レンズL35との間に配置されている。
【0055】第5レンズ群G5は、内部に開口絞りAS
を含むように構成してあり、開口絞りASのウェ−ハW
側には、ウェ−ハWに向けた凹面を備える負のメニスカ
スレンズL53と両凸正レンズL54とからなり、これ
ら負レンズL53及び正レンズL54間が空気間隔(気
体間隔)で隔てられている第1の気体分離型ダブレット
と、両凸正レンズL55とレチクルR側に向けた凹面を
備える負のメニスカスレンズL56とからなり、これら
正レンズL55及び負レンズL56間が空気間隔(気体
間隔)で隔てられている第2の気体分離型ダブレットと
が配置されている。
を含むように構成してあり、開口絞りASのウェ−ハW
側には、ウェ−ハWに向けた凹面を備える負のメニスカ
スレンズL53と両凸正レンズL54とからなり、これ
ら負レンズL53及び正レンズL54間が空気間隔(気
体間隔)で隔てられている第1の気体分離型ダブレット
と、両凸正レンズL55とレチクルR側に向けた凹面を
備える負のメニスカスレンズL56とからなり、これら
正レンズL55及び負レンズL56間が空気間隔(気体
間隔)で隔てられている第2の気体分離型ダブレットと
が配置されている。
【0056】次に、上述の構成による作用を説明する。
各レンズ群G1〜G5の役割は以下の通りである。第1
レンズ群G1は全体として正の屈折力を有し、非点収差
とディスト−ションを補正する役割を果たす。第2レン
ズ群G2は全体として負の屈折力を有し、コマ収差とデ
ィスト−ションとの発生を最小限にとどめながら、負の
ペッツバール和を有することによって像面湾曲の低減に
寄与している。第3レンズ群G3は、全体として正の屈
折力を有し、第4のレンズ群G4と第5のレンズ群G5
との後半(つまり第2物体側)で主に発生する負のコマ
収差を補正する。また、第3のレンズ群G3は、第2の
レンズ群G2とともに負・正の屈折力配置のレトロフォ
−カス系を構成することによって、この投影光学系PL
のウェ−ハW側の作動距離を長くする役割を果たしてい
る。第4レンズ群G4は、全体として負の屈折力を有
し、負のペッツバール和を有することによって像面湾曲
の減少に大いに寄与する。第5レンズ群G5は、全体と
して正の屈折力を有し、諸収差の発生を極力抑えなが
ら、第2物体の表面に光束を収束して物体の像を形成し
ている。
各レンズ群G1〜G5の役割は以下の通りである。第1
レンズ群G1は全体として正の屈折力を有し、非点収差
とディスト−ションを補正する役割を果たす。第2レン
ズ群G2は全体として負の屈折力を有し、コマ収差とデ
ィスト−ションとの発生を最小限にとどめながら、負の
ペッツバール和を有することによって像面湾曲の低減に
寄与している。第3レンズ群G3は、全体として正の屈
折力を有し、第4のレンズ群G4と第5のレンズ群G5
との後半(つまり第2物体側)で主に発生する負のコマ
収差を補正する。また、第3のレンズ群G3は、第2の
レンズ群G2とともに負・正の屈折力配置のレトロフォ
−カス系を構成することによって、この投影光学系PL
のウェ−ハW側の作動距離を長くする役割を果たしてい
る。第4レンズ群G4は、全体として負の屈折力を有
し、負のペッツバール和を有することによって像面湾曲
の減少に大いに寄与する。第5レンズ群G5は、全体と
して正の屈折力を有し、諸収差の発生を極力抑えなが
ら、第2物体の表面に光束を収束して物体の像を形成し
ている。
【0057】この実施例による投影光学系PLは、全体
として正・負・正・負・正と云う屈折力配置であり、正の屈
折力を有するレンズ群と負の屈折力を有するレンズ群と
を交互に配置している。この構成により、正の屈折力の
レンズ群で発生する収差をそれに隣接する負の屈折力の
レンズ群によって補正することを可能としており、理想
環境下での収差を抑えている。
として正・負・正・負・正と云う屈折力配置であり、正の屈
折力を有するレンズ群と負の屈折力を有するレンズ群と
を交互に配置している。この構成により、正の屈折力の
レンズ群で発生する収差をそれに隣接する負の屈折力の
レンズ群によって補正することを可能としており、理想
環境下での収差を抑えている。
【0058】これに加えて、大気圧や温度のような環境
条件が変化した場合であっても、正の屈折力のレンズ群
で生じる収差の変動を、それに隣接する負の屈折力のレ
ンズ群で生じる収差の変動によって相殺することが可能
である。この実施例による投影光学系PLでは、第1レ
ンズ群G1と第2レンズ群G2と第5レンズ群G5と
は、正のレンズ素子と負のレンズ素子とを組合せること
によって構成してある。この構成により、正のレンズ素
子で生じる諸収差を負のレンズ素子によって補正するこ
とによって理想環境下での諸収差を抑えることがで
き、、また大気圧や温度のような環境が変化した場合で
あっても、正のレンズ素子で生じる収差の変動を負のレ
ンズ素子によって相殺することが可能である。
条件が変化した場合であっても、正の屈折力のレンズ群
で生じる収差の変動を、それに隣接する負の屈折力のレ
ンズ群で生じる収差の変動によって相殺することが可能
である。この実施例による投影光学系PLでは、第1レ
ンズ群G1と第2レンズ群G2と第5レンズ群G5と
は、正のレンズ素子と負のレンズ素子とを組合せること
によって構成してある。この構成により、正のレンズ素
子で生じる諸収差を負のレンズ素子によって補正するこ
とによって理想環境下での諸収差を抑えることがで
き、、また大気圧や温度のような環境が変化した場合で
あっても、正のレンズ素子で生じる収差の変動を負のレ
ンズ素子によって相殺することが可能である。
【0059】しかしながら、投影光学系PLが全体とし
て正の屈折力を有するため、環境条件が変化するときに
は、正のレンズ群で生じる収差の変化量が、負のレンズ
群で生じる収差の変化量より大きくなる傾向が在る。特
にこの実施例では、第3のレンズ群G3が正のレンズの
みで構成されているので、環境条件が変化するときに
は、収差の変化量を極力小さく保つために、第3のレン
ズ群G3自体の収差変化量を制御することが肝要であ
る。
て正の屈折力を有するため、環境条件が変化するときに
は、正のレンズ群で生じる収差の変化量が、負のレンズ
群で生じる収差の変化量より大きくなる傾向が在る。特
にこの実施例では、第3のレンズ群G3が正のレンズの
みで構成されているので、環境条件が変化するときに
は、収差の変化量を極力小さく保つために、第3のレン
ズ群G3自体の収差変化量を制御することが肝要であ
る。
【0060】次に、この実施例のように正・負・正・負・正
の屈折力配置を持つ投影光学系PLにおける大気圧の変
動に伴う収差の傾向について述べる。投影光学系PLの
周囲の雰囲気の大気圧が変化すると、投影光学系PLを
構成する各レンズ素子間の空気の屈折率が同様に変化す
る。例えば大気圧が低下すると空気の屈折率も低下し、
各レンズ素子を構成する光学材料の屈折率が空気の屈折
率に比べて一層大きくなる。したがって、各レンズ素子
の入射面ではこの入射面へ入射する光線の入射角が大き
くなればなるほど大気圧の変化の影響が一層大きくな
り、各レンズ素子の射出面ではこの射出面から射出され
る光線の射出角が大きくなればなるほど大気圧の変化の
影響が一層大きくなる。
の屈折力配置を持つ投影光学系PLにおける大気圧の変
動に伴う収差の傾向について述べる。投影光学系PLの
周囲の雰囲気の大気圧が変化すると、投影光学系PLを
構成する各レンズ素子間の空気の屈折率が同様に変化す
る。例えば大気圧が低下すると空気の屈折率も低下し、
各レンズ素子を構成する光学材料の屈折率が空気の屈折
率に比べて一層大きくなる。したがって、各レンズ素子
の入射面ではこの入射面へ入射する光線の入射角が大き
くなればなるほど大気圧の変化の影響が一層大きくな
り、各レンズ素子の射出面ではこの射出面から射出され
る光線の射出角が大きくなればなるほど大気圧の変化の
影響が一層大きくなる。
【0061】第3レンズ群G3について着目すると、こ
の第3レンズ群G3には負の屈折力を有する第2のレン
ズ群G2から射出される光束が入射する。この実施例に
よる投影光学系PLの第3レンズ群G3では、第2レン
ズ群G2からの発散光束、つまり発散光線群は、この光
束の入射側に凹面を向けたメニスカス形状の第1及び第
2メニスカスレンズに導かれる。第1及び第2メニスカ
スレンズの各レンズ面では、第2レンズ群G2から発散
状態で入射する入射光線群に対する入射角及び射出角が
小さくなる(レンズ面に対して垂直入射に近くなる)。
の第3レンズ群G3には負の屈折力を有する第2のレン
ズ群G2から射出される光束が入射する。この実施例に
よる投影光学系PLの第3レンズ群G3では、第2レン
ズ群G2からの発散光束、つまり発散光線群は、この光
束の入射側に凹面を向けたメニスカス形状の第1及び第
2メニスカスレンズに導かれる。第1及び第2メニスカ
スレンズの各レンズ面では、第2レンズ群G2から発散
状態で入射する入射光線群に対する入射角及び射出角が
小さくなる(レンズ面に対して垂直入射に近くなる)。
【0062】第1及び第2メニスカスレンズから射出さ
れる光線群は収束光束、つまり収束光線群になり、第4
レンズ群G4へ向かう。ここで、第3及び第4メニスカ
スレンズは、光束の射出側に向けた凹面を有するメニス
カス形状、云い換えれば光束の入射側に凸面を向けたメ
ニスカス形状であるため、各レンズ面では第4レンズ群
G4へ向かう射出光線群に対する入射角及び射出角を小
さくすることができる。
れる光線群は収束光束、つまり収束光線群になり、第4
レンズ群G4へ向かう。ここで、第3及び第4メニスカ
スレンズは、光束の射出側に向けた凹面を有するメニス
カス形状、云い換えれば光束の入射側に凸面を向けたメ
ニスカス形状であるため、各レンズ面では第4レンズ群
G4へ向かう射出光線群に対する入射角及び射出角を小
さくすることができる。
【0063】このように、第3レンズ群では、第1のメ
ニスカスレンズから第4のメニスカスレンズまでの各レ
ンズ面での入射角と射出角とが小さくなるように構成さ
れているため、大気圧が変化した場合であっても、屈折
率変化による入射角及び射出角の変動が少なくなる、す
なわち空気の屈折率の変化に起因して生じる収差の変化
量を小さく保つことが可能である。また、この実施例
は、第3レンズ群G3のうち最大の有効径を有するレン
ズが、第1と第4とのメニスカスレンズ間に設置される
構造を有する。このような構成でない場合には(つまり
第3レンズ群のうち最大の有効径を有するレンズが第1
メニスカスレンズのレチクルR側にあるか、あるいは第
4メニスカスレンズのウェ−ハW側にあるかすれば)、
第1及び第2メニスカスレンズを通過する光束の状態が
発散光線群とならず、あるいは第3及び第4メニスカス
レンズから射出する光束が収束光線群にならないため、
上述の議論が成立せず大気圧の変化による収差変動が大
きくなる。
ニスカスレンズから第4のメニスカスレンズまでの各レ
ンズ面での入射角と射出角とが小さくなるように構成さ
れているため、大気圧が変化した場合であっても、屈折
率変化による入射角及び射出角の変動が少なくなる、す
なわち空気の屈折率の変化に起因して生じる収差の変化
量を小さく保つことが可能である。また、この実施例
は、第3レンズ群G3のうち最大の有効径を有するレン
ズが、第1と第4とのメニスカスレンズ間に設置される
構造を有する。このような構成でない場合には(つまり
第3レンズ群のうち最大の有効径を有するレンズが第1
メニスカスレンズのレチクルR側にあるか、あるいは第
4メニスカスレンズのウェ−ハW側にあるかすれば)、
第1及び第2メニスカスレンズを通過する光束の状態が
発散光線群とならず、あるいは第3及び第4メニスカス
レンズから射出する光束が収束光線群にならないため、
上述の議論が成立せず大気圧の変化による収差変動が大
きくなる。
【0064】また、この実施例は、第3レンズ群G3
は、第4レンズ群G4及び第5レンズ群G5の後半とで
生じるコマ収差に対して逆のコマ収差を発生することに
よって収差を平衡させている。ここで、第3レンズ群G
3を通過する軸外光束のうちの下側メリジオナル光線に
ついて着目すると、第3レンズ群G3の各レンズ面での
下側メリジオナル光線の入射角と射出角とが大きくなる
(つまり大気圧が減少する場合)場合では、コマ収差は
第3レンズ群G3で補正過剰となり、外向きコマが像面
で発生する。
は、第4レンズ群G4及び第5レンズ群G5の後半とで
生じるコマ収差に対して逆のコマ収差を発生することに
よって収差を平衡させている。ここで、第3レンズ群G
3を通過する軸外光束のうちの下側メリジオナル光線に
ついて着目すると、第3レンズ群G3の各レンズ面での
下側メリジオナル光線の入射角と射出角とが大きくなる
(つまり大気圧が減少する場合)場合では、コマ収差は
第3レンズ群G3で補正過剰となり、外向きコマが像面
で発生する。
【0065】したがって本実施例の第3レンズ群G3
は、第3レンズ群G3を通過する軸外光束のうち下側メ
リジオナル光線の各レンズ面での入射角と射出角とを極
力小さくすることができるように、レチクルRに凹面を
向けた第1及び第2メニスカスレンズと、ウェ−ハWに
凹面を向けた第3及び第4メニスカスレンズを備えてい
る。その結果、大気圧の変化に起因するコマ収差の変化
量を減少させることができる。
は、第3レンズ群G3を通過する軸外光束のうち下側メ
リジオナル光線の各レンズ面での入射角と射出角とを極
力小さくすることができるように、レチクルRに凹面を
向けた第1及び第2メニスカスレンズと、ウェ−ハWに
凹面を向けた第3及び第4メニスカスレンズを備えてい
る。その結果、大気圧の変化に起因するコマ収差の変化
量を減少させることができる。
【0066】例えば第3レンズ群G3を両凸レンズのみ
で構成する場合には、第3レンズ群G3の各レンズ面に
関する下側メリジオナル光線の入射角と射出角とが大き
くなり、大気圧の変化時にコマ収差の変化を招くため好
ましくない。また、この場合(つまり第3のレンズ群G
3の各レンズ面に関する下側メリジオナル光線の入射角
と射出角とが大きい場合)、第4と第5とのレンズ群G
4とG5とを通過する光線の各レンズ面に関する入射角
と射出角とを増加させることによっても、第3レンズ群
G3で生じるコマ収差の変動を相殺することは可能では
あるが、理想的な条件のもとで生じる高次の球面収差と
高次のコマ収差との双方の量が増加し、その双方とも補
正が難しくなるため好ましくない。
で構成する場合には、第3レンズ群G3の各レンズ面に
関する下側メリジオナル光線の入射角と射出角とが大き
くなり、大気圧の変化時にコマ収差の変化を招くため好
ましくない。また、この場合(つまり第3のレンズ群G
3の各レンズ面に関する下側メリジオナル光線の入射角
と射出角とが大きい場合)、第4と第5とのレンズ群G
4とG5とを通過する光線の各レンズ面に関する入射角
と射出角とを増加させることによっても、第3レンズ群
G3で生じるコマ収差の変動を相殺することは可能では
あるが、理想的な条件のもとで生じる高次の球面収差と
高次のコマ収差との双方の量が増加し、その双方とも補
正が難しくなるため好ましくない。
【0067】本実施例のように、レチクルRに凹面を向
けた第1及び第2メニスカスレンズと、ウェ−ハWに凹
面を向けた第3及び第4メニスカスレンズとを有する第
3レンズ群G3を備えることによって、第3のレンズ群
G3を通過する軸上光束の各レンズ面に関する入射角と
射出角とを減少させることも可能であるため、大気圧が
変化した際の球面収差の変化量を減少させることができ
る。
けた第1及び第2メニスカスレンズと、ウェ−ハWに凹
面を向けた第3及び第4メニスカスレンズとを有する第
3レンズ群G3を備えることによって、第3のレンズ群
G3を通過する軸上光束の各レンズ面に関する入射角と
射出角とを減少させることも可能であるため、大気圧が
変化した際の球面収差の変化量を減少させることができ
る。
【0068】さて、第3レンズ群G3に含まれる各レン
ズ素子L31〜L35が以下の条件: (19) |SIN(β)|<0.5 (20) |(α−β)/(α−γ)|<1.5 を満たすことが望ましい。
ズ素子L31〜L35が以下の条件: (19) |SIN(β)|<0.5 (20) |(α−β)/(α−γ)|<1.5 を満たすことが望ましい。
【0069】但し、 α:投影光学系PLの最大像高に対応する主光線の、各
レンズ素子の第1の対象側レンズ面に対する入射角と、
投影光学系PLの最大像高に対応する主光線の、各レン
ズ素子の第2の対象側レンズ面からの射出角との双方ま
たはいずれか一方の角度、 β:投影光学系PLの最大像高に対応する下側メリジオ
ナル光線の、レンズ素子の第1の対象側レンズに対する
入射角と、投影光学系PLの最大像高に対応する下側メ
リジオナル光線の、レンズ素子の第2の対象側レンズ面
からの射出角との双方またはいずれか一方の角度、 γ:投影光学系PLの最大像高に対応する上側メリジオ
ナル光線の、レンズ素子の第1の対象側レンズ面に対す
る入射角と、投影光学系PLの最大像高に対応する上側
メリジオナル光線の、レンズ素子の第2の対象側レンズ
面からの射出角との双方またはいずれか一方の角度、で
ある。
レンズ素子の第1の対象側レンズ面に対する入射角と、
投影光学系PLの最大像高に対応する主光線の、各レン
ズ素子の第2の対象側レンズ面からの射出角との双方ま
たはいずれか一方の角度、 β:投影光学系PLの最大像高に対応する下側メリジオ
ナル光線の、レンズ素子の第1の対象側レンズに対する
入射角と、投影光学系PLの最大像高に対応する下側メ
リジオナル光線の、レンズ素子の第2の対象側レンズ面
からの射出角との双方またはいずれか一方の角度、 γ:投影光学系PLの最大像高に対応する上側メリジオ
ナル光線の、レンズ素子の第1の対象側レンズ面に対す
る入射角と、投影光学系PLの最大像高に対応する上側
メリジオナル光線の、レンズ素子の第2の対象側レンズ
面からの射出角との双方またはいずれか一方の角度、で
ある。
【0070】条件(19)は、第3レンズ群G3を構成
する各レンズ素子のレンズ面を通過する下側メリジオナ
ル光線の入射角と射出角とを規定する。第3レンズ群G
3を構成する各レンズ素子のレンズ面が、上記条件(1
9)の範囲を超える場合には、第3レンズ群G3の各レ
ンズ面を通過する下側メリジオナル光線の入射角と射出
角とが過度に大きくなって、大気圧が変化するとコマ収
差の変化量を過度に大きくするため望ましくない。
する各レンズ素子のレンズ面を通過する下側メリジオナ
ル光線の入射角と射出角とを規定する。第3レンズ群G
3を構成する各レンズ素子のレンズ面が、上記条件(1
9)の範囲を超える場合には、第3レンズ群G3の各レ
ンズ面を通過する下側メリジオナル光線の入射角と射出
角とが過度に大きくなって、大気圧が変化するとコマ収
差の変化量を過度に大きくするため望ましくない。
【0071】条件(20)は、第3レンズ群G3を構成
する各レンズ素子のレンズ面を通過する上側メリジオナ
ル光線と下側メリジオナル光線と主光線との入射角と射
出角とを規定する。第3のレンズ群G3を構成する各レ
ンズ素子のレンズ面が上記条件(20)の範囲を超える
場合には、各レンズ面での上側メリジオナル光線の入射
角と射出角とが過度に小さくなり、大気圧が変化した際
の第3のレンズ群内で生じるコマ収差の変化量を過度に
大きくするため望ましくない。
する各レンズ素子のレンズ面を通過する上側メリジオナ
ル光線と下側メリジオナル光線と主光線との入射角と射
出角とを規定する。第3のレンズ群G3を構成する各レ
ンズ素子のレンズ面が上記条件(20)の範囲を超える
場合には、各レンズ面での上側メリジオナル光線の入射
角と射出角とが過度に小さくなり、大気圧が変化した際
の第3のレンズ群内で生じるコマ収差の変化量を過度に
大きくするため望ましくない。
【0072】本実施例は、開口絞りASが第5のレンズ
群G5内部に設けられる構成であるため、第5レンズ群
G5内で生じるコマ収差の量を減少させることが可能で
ある。この構成によれば、第3レンズ群G3を通過する
主光線の光軸に関する高さを増加させることができるた
め、大気圧の変化に起因するコマ収差の変化量をさらに
減少させることが可能である。
群G5内部に設けられる構成であるため、第5レンズ群
G5内で生じるコマ収差の量を減少させることが可能で
ある。この構成によれば、第3レンズ群G3を通過する
主光線の光軸に関する高さを増加させることができるた
め、大気圧の変化に起因するコマ収差の変化量をさらに
減少させることが可能である。
【0073】本実施例では、開口絞りASのウェ−ハW
側に、ウェ−ハWに凹面を向けた負メニスカスレンズL
53と両凸レンズL54とからなり、これら両レンズL
53,L54が空気間隔(気体間隔)で隔てられた第1
の気体分離型ダブレットと、両凸レンズL55とレチク
ルRに凹面を向けた負レンズL56とからなり、これら
両レンズL55,L56が空気間隔(気体間隔)で隔て
られた第2の気体分離型ダブレットとを有する。この第
1及び第2の気体分離型ダブレットは、主に理想的な条
件の下で球面収差の補正に寄与する。
側に、ウェ−ハWに凹面を向けた負メニスカスレンズL
53と両凸レンズL54とからなり、これら両レンズL
53,L54が空気間隔(気体間隔)で隔てられた第1
の気体分離型ダブレットと、両凸レンズL55とレチク
ルRに凹面を向けた負レンズL56とからなり、これら
両レンズL55,L56が空気間隔(気体間隔)で隔て
られた第2の気体分離型ダブレットとを有する。この第
1及び第2の気体分離型ダブレットは、主に理想的な条
件の下で球面収差の補正に寄与する。
【0074】大気圧が変化すると、第1及び第2の気体
分離型ダブレット内の負レンズの凹面で生じる球面収差
は、大気圧の変化によって引き起こされる第5レンズ群
G5での球面収差とは逆方向に変動するため、大気圧が
変化しても全体として球面収差の変化量を極めて小さく
することができる。なお、第1及び第2の気体分離型ダ
ブレットを構成するレンズ素子のうちの少なくとも1個
のレンズ素子が、第5レンズ群G5中において最大有効
径を有しない場合には、理想的な状態のもとでの球面収
差の補正が困難になるばかりではなく、第1及び第2の
気体分離型ダブレットの負レンズでの収差の傾向が異な
ったものになるため好ましくない。
分離型ダブレット内の負レンズの凹面で生じる球面収差
は、大気圧の変化によって引き起こされる第5レンズ群
G5での球面収差とは逆方向に変動するため、大気圧が
変化しても全体として球面収差の変化量を極めて小さく
することができる。なお、第1及び第2の気体分離型ダ
ブレットを構成するレンズ素子のうちの少なくとも1個
のレンズ素子が、第5レンズ群G5中において最大有効
径を有しない場合には、理想的な状態のもとでの球面収
差の補正が困難になるばかりではなく、第1及び第2の
気体分離型ダブレットの負レンズでの収差の傾向が異な
ったものになるため好ましくない。
【0075】光学系に及ぼす温度変化の影響は、膨張・
収縮に起因する光学材料の形状変化の結果として生じる
諸収差の変化と、光学材料の屈折率の変化の結果として
生じる諸収差の変化と、レンズ支持部材の膨張・収縮の
結果として生じる諸収差の変化と、これら各細目の相互
作用の結果として生じる諸収差の変化との総和である。
収縮に起因する光学材料の形状変化の結果として生じる
諸収差の変化と、光学材料の屈折率の変化の結果として
生じる諸収差の変化と、レンズ支持部材の膨張・収縮の
結果として生じる諸収差の変化と、これら各細目の相互
作用の結果として生じる諸収差の変化との総和である。
【0076】上に指摘したように、本実施例の投影光学
系PLは正・負・正・負・正の屈折力配置を有するので、投
影光学系の温度が変化すると、正のレンズ群内で変動す
る収差と、隣接する負のレンズ群内で変動する収差と
は、互いに逆方向であり相殺される傾向を持つ。さら
に、本実施例の第1レンズ群G1、第2レンズ群G2お
よび第5レンズ群G5は、正のレンズ素子と負のレンズ
素子との組合せから成り立っている。この構成によれ
ば、温度が変化しても、正のレンズ素子内で生じる収差
の変動を負のレンズ素子によって相殺することができ
る。
系PLは正・負・正・負・正の屈折力配置を有するので、投
影光学系の温度が変化すると、正のレンズ群内で変動す
る収差と、隣接する負のレンズ群内で変動する収差と
は、互いに逆方向であり相殺される傾向を持つ。さら
に、本実施例の第1レンズ群G1、第2レンズ群G2お
よび第5レンズ群G5は、正のレンズ素子と負のレンズ
素子との組合せから成り立っている。この構成によれ
ば、温度が変化しても、正のレンズ素子内で生じる収差
の変動を負のレンズ素子によって相殺することができ
る。
【0077】実質的に正のレンズ素子で成り立っている
第3のレンズ群G3について着目する。本実施例の第3
レンズ群G3は、レチクルR側から順に、レチクルR側
に凹面を向けたメニスカス形状で正屈折力を有する第1
及び第2のメニスカスレンズL31,L32、およびウ
ェ−ハW側に凹面を向けたメニスカス形状で正屈折力を
有する第3及び第4のメニスカスレンズL34,L35
を含んでいる。ここで、第3レンズ群G3のうち最大有
効径を有するレンズが、第1のメニスカスレンズL31
と第4のメニスカスレンズL35との間に配置される構
成であるため、第1及び第2のメニスカスレンズL3
1,L32に対しては発散光線群が入射して、第3及び
第4のメニスカスレンズL34,L35からは収束光線
群が射出される。したがって、第1及び第2のメニスカ
スレンズL31,L32を通過する発散光線群の各レン
ズ面での入射角と射出角とを減少させることができ、第
3及び第4のメニスカスレンズL34,L35を通過す
る収束光線群に関しても各レンズ面での入射角と射出角
とを減少させることができる。各レンズ面での入射角と
射出角とが減少すると云うことは、各レンズ面で生じる
諸収差の量が減少することを意味することであるため、
温度が変化による諸収差の変動が生じたとしても、この
諸収差の変化量は、もともとの収差が小さいため極めて
小さく保つことができる。
第3のレンズ群G3について着目する。本実施例の第3
レンズ群G3は、レチクルR側から順に、レチクルR側
に凹面を向けたメニスカス形状で正屈折力を有する第1
及び第2のメニスカスレンズL31,L32、およびウ
ェ−ハW側に凹面を向けたメニスカス形状で正屈折力を
有する第3及び第4のメニスカスレンズL34,L35
を含んでいる。ここで、第3レンズ群G3のうち最大有
効径を有するレンズが、第1のメニスカスレンズL31
と第4のメニスカスレンズL35との間に配置される構
成であるため、第1及び第2のメニスカスレンズL3
1,L32に対しては発散光線群が入射して、第3及び
第4のメニスカスレンズL34,L35からは収束光線
群が射出される。したがって、第1及び第2のメニスカ
スレンズL31,L32を通過する発散光線群の各レン
ズ面での入射角と射出角とを減少させることができ、第
3及び第4のメニスカスレンズL34,L35を通過す
る収束光線群に関しても各レンズ面での入射角と射出角
とを減少させることができる。各レンズ面での入射角と
射出角とが減少すると云うことは、各レンズ面で生じる
諸収差の量が減少することを意味することであるため、
温度が変化による諸収差の変動が生じたとしても、この
諸収差の変化量は、もともとの収差が小さいため極めて
小さく保つことができる。
【0078】しかしながら、上述の第3レンズ群G3の
構成によるだけでは理想的な環境(つまり理想的な温
度)下でのコマ収差を平衡させるのは難しい。したがっ
て、本実施例では、開口絞りASを、第5のレンズ群G
5内に含めることによって(開口絞りASをウェ−ハW
に一層近づけることによって)、第5レンズ群G5自体
の中で生じるコマ収差を減少させるようにしてある。
構成によるだけでは理想的な環境(つまり理想的な温
度)下でのコマ収差を平衡させるのは難しい。したがっ
て、本実施例では、開口絞りASを、第5のレンズ群G
5内に含めることによって(開口絞りASをウェ−ハW
に一層近づけることによって)、第5レンズ群G5自体
の中で生じるコマ収差を減少させるようにしてある。
【0079】この第5レンズ群G5について着目する
と、気体間隙(空気間隔)を有する第1の気体分離型ダ
ブレットは、ウェ−ハ側に凹面を向けたメニスカス形状
である負メニスカスレンズL53と両凸正レンズL55
とを含み、気体間隙(空気間隔)を有する第2の気体分
離型ダブレットは、両凸正レンズL55とレチクル側に
凹面を向けたメニスカス形状である負レンズL56とを
含むものであり、これらの第1及び第2の気体分離型ダ
ブレットは、開口絞りASのウェ−ハW側に配置されて
いる。このとき、第1及び第2の気体分離型ダブレット
を構成する少なくとも1個のレンズ素子が、第5のレン
ズ群G5のうちで最大有効径を有する。
と、気体間隙(空気間隔)を有する第1の気体分離型ダ
ブレットは、ウェ−ハ側に凹面を向けたメニスカス形状
である負メニスカスレンズL53と両凸正レンズL55
とを含み、気体間隙(空気間隔)を有する第2の気体分
離型ダブレットは、両凸正レンズL55とレチクル側に
凹面を向けたメニスカス形状である負レンズL56とを
含むものであり、これらの第1及び第2の気体分離型ダ
ブレットは、開口絞りASのウェ−ハW側に配置されて
いる。このとき、第1及び第2の気体分離型ダブレット
を構成する少なくとも1個のレンズ素子が、第5のレン
ズ群G5のうちで最大有効径を有する。
【0080】この構成を用いれば、温度が変化すると、
第1及び第2の気体分離型ダブレットにおける負レンズ
の凹面で生じる球面収差及びコマ収差は、温度変化の際
に変動する投影光学系PL全体の球面収差及びコマ収差
の方向とは逆に変動するため、球面収差とコマ収差との
全変化量(投影光学系PL全体の変化量)を温度が変化
しても小さく維持することができる。さらに、第1及び
第2の気体分離型ダブレットにおける負レンズの凹面
は、温度が変化したときに投影光学系PLの最大像高位
置での像高の変化を補正する機能を有する。
第1及び第2の気体分離型ダブレットにおける負レンズ
の凹面で生じる球面収差及びコマ収差は、温度変化の際
に変動する投影光学系PL全体の球面収差及びコマ収差
の方向とは逆に変動するため、球面収差とコマ収差との
全変化量(投影光学系PL全体の変化量)を温度が変化
しても小さく維持することができる。さらに、第1及び
第2の気体分離型ダブレットにおける負レンズの凹面
は、温度が変化したときに投影光学系PLの最大像高位
置での像高の変化を補正する機能を有する。
【0081】さて、本実施例の投影光学系PLは以下の
条件: (21) 0.10<f1/L<0.25 (22) −0.09<f2/L<−0.03 (23) 0.05<f3/L<0.20 (24) −0.10<f4/L<−0.02 (25) 0.05<f5/L<0.20 を満たすことが望ましい。但し、 f1:第1のレンズ群G1の焦点距離、 f2:第2のレンズ群G2の焦点距離、 f3:第3のレンズ群G3の焦点距離、 f4:第4のレンズ群G4の焦点距離、 f5:第5のレンズ群G5の焦点距離、 L:物像間距離(第1物体(レチクルR)から第2の対
象(ウェ−ハW)までの距離)、である。
条件: (21) 0.10<f1/L<0.25 (22) −0.09<f2/L<−0.03 (23) 0.05<f3/L<0.20 (24) −0.10<f4/L<−0.02 (25) 0.05<f5/L<0.20 を満たすことが望ましい。但し、 f1:第1のレンズ群G1の焦点距離、 f2:第2のレンズ群G2の焦点距離、 f3:第3のレンズ群G3の焦点距離、 f4:第4のレンズ群G4の焦点距離、 f5:第5のレンズ群G5の焦点距離、 L:物像間距離(第1物体(レチクルR)から第2の対
象(ウェ−ハW)までの距離)、である。
【0082】条件(21)は、正の屈折力を有する第1
レンズ群G1の最適な焦点距離の範囲を規定する。この
上限を超えると、負のディスト−ションの補正が困難に
なるので好ましくない。この下限を下回ると、瞳の球面
収差の補正が困難になるので好ましくない。条件(2
2)は、負の屈折力を有する第2レンズ群G2の最適な
焦点距離の範囲を規定する。この上限を超えると、第2
のレンズ群G2で生じる負のディスト−ションの補正が
困難になるので好ましくない。この下限を下回ると、ペ
ッツバール和の低減と全長の短縮化が困難になるので好
ましくない。
レンズ群G1の最適な焦点距離の範囲を規定する。この
上限を超えると、負のディスト−ションの補正が困難に
なるので好ましくない。この下限を下回ると、瞳の球面
収差の補正が困難になるので好ましくない。条件(2
2)は、負の屈折力を有する第2レンズ群G2の最適な
焦点距離の範囲を規定する。この上限を超えると、第2
のレンズ群G2で生じる負のディスト−ションの補正が
困難になるので好ましくない。この下限を下回ると、ペ
ッツバール和の低減と全長の短縮化が困難になるので好
ましくない。
【0083】条件(23)は、正の屈折力を有する第3
レンズ群G3の最適な焦点距離の範囲を規定する。この
上限を超えると、第2または第4のレンズ群の屈折力が
弱くなってペッツバール和の補正が困難になるので好ま
しくない。この下限を下回ると、コマ収差とディスト−
ションとの補正が困難になるので好ましくない。条件
(24)は、負の屈折力を有する第4レンズ群G4の最
適な焦点距離の範囲を規定する。この上限を超えると、
コマ収差が発生するため好ましくない。この下限を下回
ると、ペッツバール和の低減が困難になるので好ましく
ない。
レンズ群G3の最適な焦点距離の範囲を規定する。この
上限を超えると、第2または第4のレンズ群の屈折力が
弱くなってペッツバール和の補正が困難になるので好ま
しくない。この下限を下回ると、コマ収差とディスト−
ションとの補正が困難になるので好ましくない。条件
(24)は、負の屈折力を有する第4レンズ群G4の最
適な焦点距離の範囲を規定する。この上限を超えると、
コマ収差が発生するため好ましくない。この下限を下回
ると、ペッツバール和の低減が困難になるので好ましく
ない。
【0084】最後に条件(25)は、正の屈折力を有す
る第5レンズ群G5の最適な焦点距離の範囲を規定す
る。この上限を超えると、第5レンズ群の屈折力が弱く
なり過ぎ、これに伴って第4のレンズ群の屈折力も弱く
なって、ペッツバール和を小さく保つのが困難になるの
で好ましくない。この下限を下回ると、球面収差が発生
するため好ましくない。
る第5レンズ群G5の最適な焦点距離の範囲を規定す
る。この上限を超えると、第5レンズ群の屈折力が弱く
なり過ぎ、これに伴って第4のレンズ群の屈折力も弱く
なって、ペッツバール和を小さく保つのが困難になるの
で好ましくない。この下限を下回ると、球面収差が発生
するため好ましくない。
【0085】
【実施例】次に、図4及び図6を参照して、第1及び第
2の数値実施例にかかる投影光学系の構成について説明
する。ここで、図4及び図6は、それぞれ第1及び第2
の数値実施例の投影光学系の光路図である。これら図4
及び図6に示す各数値実施例は共に、第1物体としての
レチクルR側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ
群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正
の屈折力を有する第3レンズ群G3と、負の屈折力を有
する第4レンズ群G4と、正の屈折力を有する第5レン
ズ群G5とを備えている。第1及び第2の数値実施例に
よる投影光学系では、第1物体側(レチクルR側)と第
2物体側(ウェ−ハW側)とは、実質的にテレセントリ
ックであって、第1物体の縮小像が第2物体に転写され
る。
2の数値実施例にかかる投影光学系の構成について説明
する。ここで、図4及び図6は、それぞれ第1及び第2
の数値実施例の投影光学系の光路図である。これら図4
及び図6に示す各数値実施例は共に、第1物体としての
レチクルR側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ
群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正
の屈折力を有する第3レンズ群G3と、負の屈折力を有
する第4レンズ群G4と、正の屈折力を有する第5レン
ズ群G5とを備えている。第1及び第2の数値実施例に
よる投影光学系では、第1物体側(レチクルR側)と第
2物体側(ウェ−ハW側)とは、実質的にテレセントリ
ックであって、第1物体の縮小像が第2物体に転写され
る。
【0086】図4に示した第1の数値実施例による投影
光学系は、第1物体側から順に、正の屈折力を有する第
1レンズ群G1と、第2物体側に向けた凹面を備えて最
も第1物体側に接近して配置される負のメニスカスレン
ズL21と第1物体側に向けた凹面を備えて最も第2物
体側に近接して配置される負のメニスカスレンズL27
とを含み、全体として負の屈折力を有する第2のレンズ
群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、第
2物体側に向けた凹面を備えて最も第1物体側に近接し
て配置される負のメニスカスレンズL41と第1物体側
に向けた凹面を備えて最も第2物体側に近接して配置さ
れる平凹レンズL44とを含み、全体として負の屈折力
を有する第4レンズ群G4と、最も第1物体側に近接し
て配置される正レンズL51とこの正レンズL51の第
2物体側に配置される開口絞りとを含む第5レンズ群G
5とを有する。
光学系は、第1物体側から順に、正の屈折力を有する第
1レンズ群G1と、第2物体側に向けた凹面を備えて最
も第1物体側に接近して配置される負のメニスカスレン
ズL21と第1物体側に向けた凹面を備えて最も第2物
体側に近接して配置される負のメニスカスレンズL27
とを含み、全体として負の屈折力を有する第2のレンズ
群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、第
2物体側に向けた凹面を備えて最も第1物体側に近接し
て配置される負のメニスカスレンズL41と第1物体側
に向けた凹面を備えて最も第2物体側に近接して配置さ
れる平凹レンズL44とを含み、全体として負の屈折力
を有する第4レンズ群G4と、最も第1物体側に近接し
て配置される正レンズL51とこの正レンズL51の第
2物体側に配置される開口絞りとを含む第5レンズ群G
5とを有する。
【0087】この第1レンズ群G1は、レチクルR側か
ら順に、ウェ−ハW側に向けた凸面を備える平凸レンズ
L11と、ウェ−ハW側に向けた凹面を備える負のメニ
スカスレンズL12と、両凸正レンズL13と、レチク
ルR側に向けた凸面を備える正のメニスカスレンズL1
4と含む。第2レンズ群G2は、レチクルR側から順
に、ウェ−ハW側に向けた凹面を備える負のメニスカス
レンズL21と、ウェ−ハW側に強い凸面を向けた両凸
正レンズL22と、ウェ−ハW側に向けた凹面を備える
平凹負レンズL23と、両凹負レンズL24と、レチク
ルR側に向けた凹面を備える平凹負レンズL25と、ウ
ェ−ハW側に向けた凸面を備える平凸正レンズL26
と、レチクルR側に向けた凹面を備える負のメニスカス
レンズL27とを含む。
ら順に、ウェ−ハW側に向けた凸面を備える平凸レンズ
L11と、ウェ−ハW側に向けた凹面を備える負のメニ
スカスレンズL12と、両凸正レンズL13と、レチク
ルR側に向けた凸面を備える正のメニスカスレンズL1
4と含む。第2レンズ群G2は、レチクルR側から順
に、ウェ−ハW側に向けた凹面を備える負のメニスカス
レンズL21と、ウェ−ハW側に強い凸面を向けた両凸
正レンズL22と、ウェ−ハW側に向けた凹面を備える
平凹負レンズL23と、両凹負レンズL24と、レチク
ルR側に向けた凹面を備える平凹負レンズL25と、ウ
ェ−ハW側に向けた凸面を備える平凸正レンズL26
と、レチクルR側に向けた凹面を備える負のメニスカス
レンズL27とを含む。
【0088】第3レンズ群G3は、レチクルR側から順
に、第1のメニスカスレンズとしてのレチクルR側に向
けた凹面を備える正のメニスカスレンズL31と、第2
のメニスカスレンズとしてのレチクルR側に向けた凹面
を備える正のメニスカスレンズL32と、両凸正レンズ
L33と、第3のメニスカスレンズとしてのウェ−ハW
側に向けた凹面を備える正のメニスカスレンズL34
と、第4のメニスカスレンズとしてのウェ−ハW側に向
けた凹面を備える正のメニスカスレンズL35とを含
む。
に、第1のメニスカスレンズとしてのレチクルR側に向
けた凹面を備える正のメニスカスレンズL31と、第2
のメニスカスレンズとしてのレチクルR側に向けた凹面
を備える正のメニスカスレンズL32と、両凸正レンズ
L33と、第3のメニスカスレンズとしてのウェ−ハW
側に向けた凹面を備える正のメニスカスレンズL34
と、第4のメニスカスレンズとしてのウェ−ハW側に向
けた凹面を備える正のメニスカスレンズL35とを含
む。
【0089】図5に示す通り、第3レンズ群G3内の正
のメニスカスレンズL31は、入射面としての第1物体
側のレンズ面S311と、射出面としての第2物体側の
レンズ面S312とを有する。正のメニスカスレンズL
32は、入射面としての第1物体側のレンズ面S321
と、射出面としての第2物体側のレンズ面S322とを
有する。両凸正レンズL33は、入射面としての第1物
体側のレンズ面S331と、射出面としての第2物体側
のレンズ面S332とを有する。正のメニスカスレンズ
L34は、入射面としての第1物体側のレンズ面S34
1と、射出面としての第2物体側のレンズ面S342と
を有する。正のメニスカスレンズL35は、入射面とし
ての第1物体側のレンズ面S351と、射出面としての
第2物体側のレンズ面S352とを有する。
のメニスカスレンズL31は、入射面としての第1物体
側のレンズ面S311と、射出面としての第2物体側の
レンズ面S312とを有する。正のメニスカスレンズL
32は、入射面としての第1物体側のレンズ面S321
と、射出面としての第2物体側のレンズ面S322とを
有する。両凸正レンズL33は、入射面としての第1物
体側のレンズ面S331と、射出面としての第2物体側
のレンズ面S332とを有する。正のメニスカスレンズ
L34は、入射面としての第1物体側のレンズ面S34
1と、射出面としての第2物体側のレンズ面S342と
を有する。正のメニスカスレンズL35は、入射面とし
ての第1物体側のレンズ面S351と、射出面としての
第2物体側のレンズ面S352とを有する。
【0090】さて、図4に戻って、第4レンズ群G4
は、レチクルR側から順に、ウェ−ハW側に向けた凹面
を備える負のメニスカスレンズL41と、ウェ−ハW側
に向けた凹面を備える負のメニスカスレンズL42と、
両凹負レンズL43と、レチクルR側に向けた凹面を備
える平凹負レンズL44とを含む。第5のレンズ群は、
レチクルR側から順に、ウェ−ハW側に向けた強い凸面
を備える両凸正レンズL51と、レチクルR側に向けた
凹面を備える正のメニスカスレンズL52と、開口絞り
ASと、両凸正レンズL53と、レチクルR側に向けた
凹面を備える負のメニスカスレンズL54と、ウェ−ハ
W側に向けた凹面を備える負のメニスカスレンズL55
と、両凸正レンズL56と、レチクルR側に向けた凸面
を備える正のメニスカスレンズL57と、レチクルR側
に向けた凸面を備える正のメニスカスレンズL58と、
同じくレチクルR側に向けた凸面を備える正のメニスカ
スレンズL59と、レチクルR側に向けた凸面を備える
負のメニスカスレンズL510と、ウェ−ハW側に向け
た凹面を備える平凹負レンズL512とを含む。
は、レチクルR側から順に、ウェ−ハW側に向けた凹面
を備える負のメニスカスレンズL41と、ウェ−ハW側
に向けた凹面を備える負のメニスカスレンズL42と、
両凹負レンズL43と、レチクルR側に向けた凹面を備
える平凹負レンズL44とを含む。第5のレンズ群は、
レチクルR側から順に、ウェ−ハW側に向けた強い凸面
を備える両凸正レンズL51と、レチクルR側に向けた
凹面を備える正のメニスカスレンズL52と、開口絞り
ASと、両凸正レンズL53と、レチクルR側に向けた
凹面を備える負のメニスカスレンズL54と、ウェ−ハ
W側に向けた凹面を備える負のメニスカスレンズL55
と、両凸正レンズL56と、レチクルR側に向けた凸面
を備える正のメニスカスレンズL57と、レチクルR側
に向けた凸面を備える正のメニスカスレンズL58と、
同じくレチクルR側に向けた凸面を備える正のメニスカ
スレンズL59と、レチクルR側に向けた凸面を備える
負のメニスカスレンズL510と、ウェ−ハW側に向け
た凹面を備える平凹負レンズL512とを含む。
【0091】以下の表1に上記第1の実施例の設計値を
掲げる。表1で、左端列内の番号は第1物体側(レチク
ル側)からの順序を表し、rはレンズ面の曲率半径(0.
000は本表では無限大に等しい)、dはレンズ面間の間
隔、nは露光波長λが365nmの場合の光学材料の屈
折率、φは各レンズ素子の有効径、Eはレンズ素子を構
成する光学材料の膨張率、dn/dtはレンズ素子を構
成する光学材料の屈折率温度係数、Dはフランジから各
レンズ素子の支持点までの距離である。また表1で、d
0は第1物体(レチクル)から最も第1物体側(レチク
ル側)のレンズ面までの距離であり、Bfは最も第2物
体側のレンズ面から第2物体(ウェ−ハ)までの距離
(作動距離)である。
掲げる。表1で、左端列内の番号は第1物体側(レチク
ル側)からの順序を表し、rはレンズ面の曲率半径(0.
000は本表では無限大に等しい)、dはレンズ面間の間
隔、nは露光波長λが365nmの場合の光学材料の屈
折率、φは各レンズ素子の有効径、Eはレンズ素子を構
成する光学材料の膨張率、dn/dtはレンズ素子を構
成する光学材料の屈折率温度係数、Dはフランジから各
レンズ素子の支持点までの距離である。また表1で、d
0は第1物体(レチクル)から最も第1物体側(レチク
ル側)のレンズ面までの距離であり、Bfは最も第2物
体側のレンズ面から第2物体(ウェ−ハ)までの距離
(作動距離)である。
【0092】なお、以下の表1の膨張率Eの列及び屈折
率温度係数dn/dtの列においては、「10-N」は10
の−N乗を表すものとする。図4で示した第1の実施例
の投影光学系では、物像距離(物体表面から光軸に沿っ
て像表面までの距離)Lは1200であり、像側開口数
は0.62、投影倍率Bは−1/5、ウェ−ハWでの露
光視野径は31.2である。
率温度係数dn/dtの列においては、「10-N」は10
の−N乗を表すものとする。図4で示した第1の実施例
の投影光学系では、物像距離(物体表面から光軸に沿っ
て像表面までの距離)Lは1200であり、像側開口数
は0.62、投影倍率Bは−1/5、ウェ−ハWでの露
光視野径は31.2である。
【0093】
【表1】 d0=89.650 Bf=21.655 r d n φ E dn/dt D 1 0.000 24.000 1.61548 178.197 6.1×10-5 7.5×10-5 -694.728 2 -531.881 0.500 180.687 3 1104.059 18.000 1.61265 181.138 11.0×10-5 5.8×10-5 -662.352 4 255.431 5.483 179.922 5 327.711 35.384 1.48858 180.689 16.3×10-5 -4.6×10-5 -639.286 6 -359.443 0.500 181.588 7 185.781 30.655 1.61548 176.930 6.1×10-5 7.5×10-5 -593.691 8 1322.182 1.132 171.629 9 168.786 20.000 1.61265 158.656 11.0×10-5 5.8×10-5 -564.219 10 119.569 21.502 139.546 11 1072.143 19.611 1.48858 138.873 16.3×10-5 -4.6×10-5 -540.573 12 -360.000 0.538 134.563 13 0.000 11.778 1.61548 128.763 6.1×10-5 7.5×10-5 -514.976 14 109.248 22.806 114.851 15 -326.667 19.026 1.61548 114.746 6.1×10-5 7.5×10-5 -483.735 16 265.643 29.341 117.512 17 -173.435 16.906 1.61548 122.659 6.1×10-5 7.5×10-5 -443.206 18 0.000 1.476 138.433 19 0.000 28.000 1.61265 139.865 11.0×10-5 5.8×10-5 -417.086 20 -222.691 35.745 148.448 21 -111.227 20.000 1.61265 156.260 11.0×10-5 5.8×10-5 -386.305 22 -192.996 0.633 184.087 23 -279.097 29.000 1.61548 190.595 6.1×10-5 7.5×10-5 -353.519 24 -161.834 0.500 199.934 25 -1975.662 28.206 1.61548 214.220 6.1×10-5 7.5×10-5 -310.032 26 -309.687 0.500 217.778 27 440.594 30.177 1.61548 219.590 6.1×10-5 7.5×10-5 -266.369 28 -880.644 0.500 218.048 29 238.555 28.012 1.61548 205.015 6.1×10-5 7.5×10-5 -224.68 30 767.881 0.500 198.020 31 194.345 25.000 1.48858 183.229 16.3×10-5 -4.6×10-5 -192.323 32 276.460 4.315 169.007 33 347.485 15.000 1.61265 167.559 6.1×10-5 5.8×10-5 -180.576 34 279.555 6.194 154.365 35 431.474 15.091 1.61548 152.216 6.1×10-5 7.5×10-5 -154.189 36 115.261 32.234 130.700 37 -206.306 11.776 1.61265 130.129 11.0×10-5 5.8×10-5 -122.424 38 243.147 29.754 130.481 39 -120.027 42.742 1.61265 131.003 11.0×10-5 5.8×10-5 -79.516 40 0.000 1.000 174.761 41 1483.642 42.880 1.48858 179.469 16.3×10-5 -4.6×10-5 -31.343 42 -179.843 1.416 189.009 43 -2788.744 30.003 -1.48858 201.840 -16.3×10-5 -4.6×10-5 0.615 44 -265.715 0.846 205.689 45 0.000 8.000 206.470 (開口絞りAS) 46 380.423 36.200 1.61265 214.892 6.1×10-5 7.5×10-5 59.832 47 -486.693 9.223 215.329 48 -297.922 20.000 1.61265 215.089 11.0×10-5 5.8×10-5 89.869 49 -543.660 5.000 220.007 50 322.369 20.000 1.61265 220.834 11.0×10-5 5.8×10-5 146.184 51 202.379 15.117 212.877 52 357.384 33.000 1.61548 212.280 6.1×10-5 7.5×10-5 172.341 53 -2968.481 0.500 212.838 54 199.918 33.785 1.48858 209.863 16.3×10-5 -4.6×10-5 215.379 55 772.323 0.500 204.987 56 159.448 35.451 1.48858 191.211 16.3×10-5 -4.6×10-5 260.105 57 254.318 0.500 175.354 58 129.479 42.998 1.48858 163.255 16.3×10-5 -4.6×10-5 288.627 59 4229.259 0.500 147.182 60 1082.306 15.000 1.61265 142.777 11.0×10-5 5.8×10-5 308.249 61 74.634 28.943 106.093 62 78.815 28.615 1.6154I 93.187 6.1×10-5 7.5×10-5 354.506 63 3000.000 2.102 81.008 64 0.000 15.007 1.61265 77.889 11.0×10-5 5.8×10-5 354.506 65 820.248 (Bf) 64.145 以下の表2に、第1の実施例の条件(1)〜(18)と
(21)〜(25)とに対応する数値を掲げる。
(21)〜(25)とに対応する数値を掲げる。
【0094】
【表2】 (1) 0.062um (2) 0.014um (3) 0.439um (4) 0.047um (5) 0.035um (6) 0.009um (7) 0.021um (8) −0.729um (9) 0.312um (10) 0.050um (11) 0.245um (12) 0.343um (13) 0.017um (14) 0.143um (15) 0.195um (16) 0.018um (17) 0.039um (18) 0.067um (21) 0.169 (22) −0.059 (23) 0.103 (24) −0.046 (25) 0.143 以下の表3に、第1の実施例の条件(19)と(20)
とに対応する数値を掲げる。
とに対応する数値を掲げる。
【0095】
【表3】 面番号 条件(19) 条件(20) 対応数値 対応数値 23 0.037 0.013 24 0.222 0.876 25 0.082 0.704 26 0.166 0.839 27 0.139 1.102 28 0.167 0.872 29 0.116 0.908 30 0.139 0.793 31 0.041 0.086 32 0.093 0.442 図6に示す第2実施例にかかる投影光学系PLは、第1
物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1
と、第2物体側に向けた凹面を備えて最も第1物体に近
接して配置された負のメニスカスレンズL21と、第1
物体側に向けた凹面を備えて最も第2物体側に近接して
配置された負のメニスカスレンズL27とを含み、全体
として負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈
折力を有する第3レンズ群G3と、第2物体側に向けた
凹面を備えて最も第1物体側に近接して配置された負の
メニスカスレンズL41と、第1物体側に向けた凹面を
備えて最も第2物体側に近接して配置された負のメニス
カスレンズL44とを含み、全体として負の屈折力を有
する第4のレンズ群G4と、最も第1物体側に近接して
配置された正レンズL51と、この正レンズ51よりも
第2物体側に配置された開口絞りとを含む第5レンズ群
G5とを有する。
物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1
と、第2物体側に向けた凹面を備えて最も第1物体に近
接して配置された負のメニスカスレンズL21と、第1
物体側に向けた凹面を備えて最も第2物体側に近接して
配置された負のメニスカスレンズL27とを含み、全体
として負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈
折力を有する第3レンズ群G3と、第2物体側に向けた
凹面を備えて最も第1物体側に近接して配置された負の
メニスカスレンズL41と、第1物体側に向けた凹面を
備えて最も第2物体側に近接して配置された負のメニス
カスレンズL44とを含み、全体として負の屈折力を有
する第4のレンズ群G4と、最も第1物体側に近接して
配置された正レンズL51と、この正レンズ51よりも
第2物体側に配置された開口絞りとを含む第5レンズ群
G5とを有する。
【0096】正の屈折力を有する第1レンズ群G1は、
レチクルR側から順に、両凸正レンズL11と、ウェ−
ハW側に強い凹面を向けた両凹レンズL13と、レチク
ルR側に強い凸面を向けた両凸レンズL14とを有す
る。第2レンズ群G2は、レチクルR側から順に、レチ
クルR側に向けた凸面を備える負のメニスカスレンズL
21と、両凸正レンズL22と、ウェ−ハW側に強い凹
面を向けた平凹負レンズL23と、両凹負レンズL24
と、レチクルR側に強い凹面を向けた平凹負レンズL2
5と、ウェ−ハW側に強い凸面を向けた正メニスカスレ
ンズL26と、レチクルR側に向けた凹面を備える負メ
ニスカスレンズL27とを含む。
レチクルR側から順に、両凸正レンズL11と、ウェ−
ハW側に強い凹面を向けた両凹レンズL13と、レチク
ルR側に強い凸面を向けた両凸レンズL14とを有す
る。第2レンズ群G2は、レチクルR側から順に、レチ
クルR側に向けた凸面を備える負のメニスカスレンズL
21と、両凸正レンズL22と、ウェ−ハW側に強い凹
面を向けた平凹負レンズL23と、両凹負レンズL24
と、レチクルR側に強い凹面を向けた平凹負レンズL2
5と、ウェ−ハW側に強い凸面を向けた正メニスカスレ
ンズL26と、レチクルR側に向けた凹面を備える負メ
ニスカスレンズL27とを含む。
【0097】第3レンズ群G3は、レチクルR側から順
に、第1のメニスカスレンズとしてのレチクルR側に向
けた凹面を備える正のメニスカスレンズL31と、第2
のメニスカスレンズとしてのレチクルR側に向けた凹面
を備える正のメニスカスレンズL32と、両凸正レンズ
L33と、第3のメニスカスレンズとしてのウェ−ハW
側に向けた凹面を備える正のメニスカスレンズL34
と、第4のメニスカスレンズとしてのウェ−ハW側に向
けた凹面を備える正のメニスカスレンズL35とを含
む。
に、第1のメニスカスレンズとしてのレチクルR側に向
けた凹面を備える正のメニスカスレンズL31と、第2
のメニスカスレンズとしてのレチクルR側に向けた凹面
を備える正のメニスカスレンズL32と、両凸正レンズ
L33と、第3のメニスカスレンズとしてのウェ−ハW
側に向けた凹面を備える正のメニスカスレンズL34
と、第4のメニスカスレンズとしてのウェ−ハW側に向
けた凹面を備える正のメニスカスレンズL35とを含
む。
【0098】第4レンズ群G4は、レチクルR側から順
に、ウェ−ハW側に向けた凹面を備える負のメニスカス
レンズL41と、同じくウェ−ハW側に向けた凹面を備
える負のメニスカスレンズL42と、両凹負レンズL4
3と、レチクルR側に向けた凹面を備える負メニスカス
レンズL44とを含む。第5レンズ群G5は、レチクル
R側から順に、ウェ−ハW側に向けた凸面を備える正の
メニスカスレンズL51と、ウェ−ハW側に向けた凸面
を備える正のメニスカスレンズL52と、開口絞りAS
と、両凸正レンズL53と、レチクルR側に向けた凹面
を備える負のメニスカスレンズL54と、ウェ−ハW側
に向けた凹面を備える負のメニスカスレンズL55と、
両凸正レンズL56と、レチクルR側に向けた凸面を備
える正のメニスカスレンズL57と、同じくレチクルR
側に向けた凸面を備える正のメニスカスレンズL58
と、レチクルR側に向けた凸面を備える正のメニスカス
レンズL59と、ウェ−ハW側に向けた凹面を備える負
のメニスカスレンズL510と、レチクルR側に向けた
凸面を備える正のメニカスカレンズL511と、ウェ−
ハW側に向けた凹面を備える平凹レンズL512とを含
む。
に、ウェ−ハW側に向けた凹面を備える負のメニスカス
レンズL41と、同じくウェ−ハW側に向けた凹面を備
える負のメニスカスレンズL42と、両凹負レンズL4
3と、レチクルR側に向けた凹面を備える負メニスカス
レンズL44とを含む。第5レンズ群G5は、レチクル
R側から順に、ウェ−ハW側に向けた凸面を備える正の
メニスカスレンズL51と、ウェ−ハW側に向けた凸面
を備える正のメニスカスレンズL52と、開口絞りAS
と、両凸正レンズL53と、レチクルR側に向けた凹面
を備える負のメニスカスレンズL54と、ウェ−ハW側
に向けた凹面を備える負のメニスカスレンズL55と、
両凸正レンズL56と、レチクルR側に向けた凸面を備
える正のメニスカスレンズL57と、同じくレチクルR
側に向けた凸面を備える正のメニスカスレンズL58
と、レチクルR側に向けた凸面を備える正のメニスカス
レンズL59と、ウェ−ハW側に向けた凹面を備える負
のメニスカスレンズL510と、レチクルR側に向けた
凸面を備える正のメニカスカレンズL511と、ウェ−
ハW側に向けた凹面を備える平凹レンズL512とを含
む。
【0099】以下の表4に、上記第2実施例の設計値を
掲げる。表4において、左端の列の番号は第1物体側
(レチクル側)からの順序を指示し、rはレンズ面の曲
率半径(0.000は本表では 無限大に等しい)、dはレン
ズ面間の間隔、nは露光波長λが365nmの場合の光
学材料の屈折率、φは各レンズ素子の有効径、Eはレン
ズ素子を構成する光学材料の膨張率、dn/dtはレン
ズ素子を構成する光学材料の屈折率温度係数である。ま
た表4で、d0は第1物体(レチクル)から最も第1物
体側(レチクル側)のレンズ面までの距離であり、Bf
は最も第2物体側のレンズ面から第2物体(ウェ−ハ)
までの距離である。
掲げる。表4において、左端の列の番号は第1物体側
(レチクル側)からの順序を指示し、rはレンズ面の曲
率半径(0.000は本表では 無限大に等しい)、dはレン
ズ面間の間隔、nは露光波長λが365nmの場合の光
学材料の屈折率、φは各レンズ素子の有効径、Eはレン
ズ素子を構成する光学材料の膨張率、dn/dtはレン
ズ素子を構成する光学材料の屈折率温度係数である。ま
た表4で、d0は第1物体(レチクル)から最も第1物
体側(レチクル側)のレンズ面までの距離であり、Bf
は最も第2物体側のレンズ面から第2物体(ウェ−ハ)
までの距離である。
【0100】なお、以下の表1の膨張率Eの列及び屈折
率温度係数dn/dtの列においては、「10-N」は10
の−N乗を表すものとする。図6に示した第2実施例の
投影光学系では、物像距離(物体表面から光軸に沿って
像表面までの距離)Lは1200であり、像側開口数は
0.57、投影倍率Bは−1/5、ウェ−ハWでの露光
視野径は31.2である。
率温度係数dn/dtの列においては、「10-N」は10
の−N乗を表すものとする。図6に示した第2実施例の
投影光学系では、物像距離(物体表面から光軸に沿って
像表面までの距離)Lは1200であり、像側開口数は
0.57、投影倍率Bは−1/5、ウェ−ハWでの露光
視野径は31.2である。
【0101】
【表4】 d0=89.650 Bf=21.655 r d n φ E dn/dt D 1 555.188 24.000 1.61548 178.494 6.1×10-5 7.5×10-5 -692.683 2 -631.380 0.500 178.675 3 -1314.268 15.000 1.61265 178.104 11.0×10-5 5.8×10-5 -668.247 4 308.194 9.512 176.852 5 799.387 36.000 1.48858 177.316 16.3×10-5 -4.6×10-5 -637.495 6 -337.323 0.500 179.829 7 392.053 24.352 1.61548 178.199 6.1×10-5 7.5×10-5 -603.455 8 -1296.268 1.132 175.750 9 164.687 43.000 1.61265 164.038 11.0×10-5 5.8×10-5 -557.639 10 132.580 12.823 136.056 11 308.675 25.125 1.48858 135.393 16.3×10-5 -4.6×10-5 -524.551 12 -346.757 0.538 130.437 13 0.000 11.778 1.61548 124.203 6.1×10-5 7.5×10-5 -500.268 14 109.864 22.886 109.911 15 -245.687 19.026 1.61548 109.537 6.1×10-5 7.5×10-5 -468.416 16 249.948 29.177 111.375 17 -133.699 16.906 1.61548 115.225 6.1×10-5 7.5×10-5 -428.042 18 0.000 1.840 133.121 19 -3783.753 28.000 1.61265 134.418 11.0×10-5 5.8×10-5 -402.53 20 -184.592 46.411 143.127 21 -112.744 21.759 1.61265 157.111 11.0×10-5 5.8×10-5 -359.85 22 -170.639 0.937 183.154 23 -331.042 29.000 1.61548 193.566 6.1×10-5 7.5×10-5 -321.65 24 -175.469 0.601 201.889 25 -2161.494 26.575 1.61548 212.404 6.1×10-5 7.5×10-5 -281.02 26 -325.080 0.500 215.162 27 555.883 26.228 1.61548 214.695 6.1×10-5 7.5×10-5 -240.46 28 -1325.450 0.500 212.868 29 232.785 28.012 1.61548 202.703 6.1×10-5 7.5×10-5 -201.29 30 737.420 0.510 196.084 31 171.317 25.000 1.48858 180.462 16.3×10-5 -4.6×10-5 -168.643 32 263.216 4.647 168.225 33 334.109 15.000 1.61265 166.715 11.0×10-5 5.8×10-5 -151.334 34 147.477 6.194 146.515 35 179.817 15.874 1.61548 145.159 6.1×10-5 7.5×10-5 -128.080 36 118.970 31.868 130.156 37 -243.708 11.776 1.61265 128.421 11.0×10-5 5.8×10-5 -99.096 38 295.224 28.997 126.918 39 -118.373 15.239 1.61265 127.550 11.0×10-5 5.8×10-5 -70.965 40 -816.863 23.427 145.176 41 -1141.486 33.144 1.48858 165.190 16.3×10-5 -4.6×10-5 -18.230 42 -176.634 0.500 173.223 43 -891.966 23.434 1.48858 179.942 16.3×10-5 -4.6×10-5 6.044 44 -268.530 10.149 183.581 45 0.000 5.000 184.271 (開口絞りAS) 46 696.535 41.200 1.61548 188.228 6.1×10-5 7.5×10-5 68.129 47 -294.506 4.852 189.845 48 -250.731 18.000 1.61265 189.600 11.0×10-5 5.8×10-5 97.299 49 -506.743 0.500 195.822 50 415.632 18.000 1.61265 198.709 11.0×10-5 5.8×10-5 136.418 51 267.230 6.950 196.095 52 374.561 35.000 1.61548 196.561 6.1×10-5 7.5×10-5 167.014 53 -9613.854 0.500 196.280 54 264.692 24.937 1.48858 195.612 16.3×10-5 -4.6×10-5 200.03 55 672.783 0.500 191.953 56 160.583 41.955 1.48858 185.603 16.3×10-5 -4.6×10-5 240.09 57 848.012 0.500 175.081 58 121.040 39.977 1.48858 154.843 16.3×10-5 -4.6×10-5 279.23 59 742.443 0.500 138.301 60 888.126 15.036 1.61265 138.352 11.0×10-5 5.8×10-5 296.10 61 76.259 36.011 105.360 62 82.754 32.442 1.61548 90.414 6.1×10-5 7.5×10-5 350.54 63 31489.489 1.286 75.130 64 0.000 16.135 1.61265 73.228 11.0×10-5 5.8×10-5 378.19 65 527.377 (Bf) 59.584 以下の表5に、第2実施例の条件(1)〜(18)と
(21)〜(25)とに対応する数値を掲げる。
(21)〜(25)とに対応する数値を掲げる。
【0102】
【表5】(1) 0.002um (2) 0.005um (3) 0.427um (4) 0.044um (5) 0.076um (6) 0.004um (7) 0.006um (8) 0.691um (9) 0.258um (10) 0.081um (11) 0.307um (12) 0.347um (13) 0.014um (14) 0.143um (15) 0.234um (16) 0.008um (17) 0.003um (18) 0.001um (21) 0.230 (22) −0.079 (23) 0.107 (24) −0.054 (25) 0.128 以下の表6に、第2実施例の条件(19)と(20)と
に対応する数値を掲げる。
に対応する数値を掲げる。
【0103】
【表6】 面番号 条件(19) 条件(20) 対応数値 対応数値 23 0.040 0.118 24 0.218 0.913 25 0.062 0.536 26 0.172 0.883 27 0.093 0.847 28 0.130 0.824 29 0.135 1.056 30 0.122 0.775 31 0.088 0.674 32 0.083 0.314 次に、図7〜図22を参照して、大気圧変動及び温度変
動時の第1及び第2実施例の特性につき説明する。
動時の第1及び第2実施例の特性につき説明する。
【0104】なお、以下において説明する大気圧変動時
のMTF・諸収差は、投影光学系PLを構成する各レン
ズ素子間の空気間隔における大気圧を変化させ、そのと
きの空気間隔の屈折率に基づいたシミュレーション結果
である。また、温度変動時のMTF・諸収差は、以下に
説明する関係式(A)〜(E)により計算されるレンズ
データに基づいたシミュレーション結果である。
のMTF・諸収差は、投影光学系PLを構成する各レン
ズ素子間の空気間隔における大気圧を変化させ、そのと
きの空気間隔の屈折率に基づいたシミュレーション結果
である。また、温度変動時のMTF・諸収差は、以下に
説明する関係式(A)〜(E)により計算されるレンズ
データに基づいたシミュレーション結果である。
【0105】再び、図2を参照して温度変化時のレンズ
パラメ−タの変化について説明する。図2の例において
は、投影露光装置本体のキャリッジCAによって鏡筒L
BのフランジFLが支持されており、レチクルRの光軸
方向の位置は自由に変更できるため、温度変動時におい
ても、フランジFLとレチクルRとの間の距離d(FL-R)
を一定に維持できる。従って、以下の説明においては、
フランジFLとレチクルRとの間の距離は一定であると
している。
パラメ−タの変化について説明する。図2の例において
は、投影露光装置本体のキャリッジCAによって鏡筒L
BのフランジFLが支持されており、レチクルRの光軸
方向の位置は自由に変更できるため、温度変動時におい
ても、フランジFLとレチクルRとの間の距離d(FL-R)
を一定に維持できる。従って、以下の説明においては、
フランジFLとレチクルRとの間の距離は一定であると
している。
【0106】また、図2の例では、鏡胴LB、支持部材
H1〜H5およびスペ−サSP1〜SP5の全てが同一
材料で造られているとしている。図2において、理想的
な環境下におけるレンズ素子G1の第1物体側(レチク
ルR側)のレンズ表面の曲率半径をr11、理想的な環境
下におけるレンズ素子G1の第2物体側(ウェ−ハW
側)のレンズ表面の曲率半径をr12、理想的な環境下に
おけるレンズ素子G1のレンズ厚さをt1、理想的な環
境下において支持部材H1によるレンズ素子G1の支持
点とフランジFLの支持点との間の光軸方向の距離をd
1、理想的な環境下におけるレンズ素子G1を構成する
光学部材の屈折率をn1、レンズ素子G1の膨張係数を
E1、鏡胴LBを構成する部材、支持部材H1〜H5お
よびスペ−サSP1〜SP5の膨張係数をEM、レンズ
素子G1を構成する光学部材の屈折率温度係数を(dn
/dT)1とする。
H1〜H5およびスペ−サSP1〜SP5の全てが同一
材料で造られているとしている。図2において、理想的
な環境下におけるレンズ素子G1の第1物体側(レチク
ルR側)のレンズ表面の曲率半径をr11、理想的な環境
下におけるレンズ素子G1の第2物体側(ウェ−ハW
側)のレンズ表面の曲率半径をr12、理想的な環境下に
おけるレンズ素子G1のレンズ厚さをt1、理想的な環
境下において支持部材H1によるレンズ素子G1の支持
点とフランジFLの支持点との間の光軸方向の距離をd
1、理想的な環境下におけるレンズ素子G1を構成する
光学部材の屈折率をn1、レンズ素子G1の膨張係数を
E1、鏡胴LBを構成する部材、支持部材H1〜H5お
よびスペ−サSP1〜SP5の膨張係数をEM、レンズ
素子G1を構成する光学部材の屈折率温度係数を(dn
/dT)1とする。
【0107】ここで、温度が+T℃だけ変化するとき、
レンズ素子G1の第1物体側のレンズ表面の曲率半径r
11’、レンズ素子G1の第2物体側のレンズ表面の曲率
半径r12’、レンズ素子G1のレンズ厚さt1’、 支持
部材H1によるレンズ素子G1の支持点とフランジFL
の支持点との間の光軸方向の距離d1’、レンズ素子G
1を構成する光学部材の屈折率n1’は: r11'=r11+r11×E1×T t1'=t1+t1×E1×T r21'=r21+r21×E1×T d1'=d1+d1×EM×T n1'=n1+(dn/dT)1×T で表される。
レンズ素子G1の第1物体側のレンズ表面の曲率半径r
11’、レンズ素子G1の第2物体側のレンズ表面の曲率
半径r12’、レンズ素子G1のレンズ厚さt1’、 支持
部材H1によるレンズ素子G1の支持点とフランジFL
の支持点との間の光軸方向の距離d1’、レンズ素子G
1を構成する光学部材の屈折率n1’は: r11'=r11+r11×E1×T t1'=t1+t1×E1×T r21'=r21+r21×E1×T d1'=d1+d1×EM×T n1'=n1+(dn/dT)1×T で表される。
【0108】同様に、m番目(mは自然数の整数)のレ
ンズ素子Gmについては、理想的な環境下におけるレン
ズ素子Gmの第1物体側(レチクルR側)のレンズ表面
の曲率半径をrm1、理想的な環境下におけるレンズ素子
G1の第2物体側(ウェ−ハW側)のレンズ表面の曲率
半径をrm2、理想的な環境下におけるレンズ素子Gmの
レンズ厚さをtm、 理想的な環境下における支持部材H
mによるレンズ素子Gmの支持点とフランジFLの支持
点との間の光軸方向の距離をdm、理想的な環境下にお
けるレンズ素子Gmを構成する光学部材の屈折率をn
m、レンズ素子Gmの膨張係数をEm、鏡胴LBを構成す
る部材、支持部材およびスペ−サの膨張係数をEM、レ
ンズ素子Gmを構成する光学部材の屈折率温度係数を
(dn/dT)mとする。
ンズ素子Gmについては、理想的な環境下におけるレン
ズ素子Gmの第1物体側(レチクルR側)のレンズ表面
の曲率半径をrm1、理想的な環境下におけるレンズ素子
G1の第2物体側(ウェ−ハW側)のレンズ表面の曲率
半径をrm2、理想的な環境下におけるレンズ素子Gmの
レンズ厚さをtm、 理想的な環境下における支持部材H
mによるレンズ素子Gmの支持点とフランジFLの支持
点との間の光軸方向の距離をdm、理想的な環境下にお
けるレンズ素子Gmを構成する光学部材の屈折率をn
m、レンズ素子Gmの膨張係数をEm、鏡胴LBを構成す
る部材、支持部材およびスペ−サの膨張係数をEM、レ
ンズ素子Gmを構成する光学部材の屈折率温度係数を
(dn/dT)mとする。
【0109】ここで、温度が+T℃だけ変化すると、レ
ンズ素子Gmの第1物体側のレンズ表面の曲率半径rm
1’、レンズ素子Gmの第2物体側のレンズ表面の曲率
半径rm2’、レンズ素子Gmのレンズ厚さtm’、支持
部材Hmによるレンズ素子Gmの支持点とフランジFL
の支持点との間の光軸方向の距離dm’、レンズ素子G
mを構成する光学部材の屈折率nm’は: (A) rm1'=rm1+rm1×Em×T (B) tm'=tm+tm×Em×T (C) r2m'=r2m+r2m×Em×T (D) dm'=dm+dm×EM×T (E) nm'=nm+(dn/dT)m×T で表される。
ンズ素子Gmの第1物体側のレンズ表面の曲率半径rm
1’、レンズ素子Gmの第2物体側のレンズ表面の曲率
半径rm2’、レンズ素子Gmのレンズ厚さtm’、支持
部材Hmによるレンズ素子Gmの支持点とフランジFL
の支持点との間の光軸方向の距離dm’、レンズ素子G
mを構成する光学部材の屈折率nm’は: (A) rm1'=rm1+rm1×Em×T (B) tm'=tm+tm×Em×T (C) r2m'=r2m+r2m×Em×T (D) dm'=dm+dm×EM×T (E) nm'=nm+(dn/dT)m×T で表される。
【0110】温度変化が生じた場合における各レンズ素
子のパラメ−タは、変化した温度において上記の(A)
〜(E)に基づいて計算され、MTFと諸収差とは、こ
の計算の結果によって得られるレンズデ−タを用いて計
算される。また、図3の例では、上記条件は、鏡胴成分
LB1〜LB5とスペ−サSP1〜SP5とが、同一材
料で造られているときに適用できる。
子のパラメ−タは、変化した温度において上記の(A)
〜(E)に基づいて計算され、MTFと諸収差とは、こ
の計算の結果によって得られるレンズデ−タを用いて計
算される。また、図3の例では、上記条件は、鏡胴成分
LB1〜LB5とスペ−サSP1〜SP5とが、同一材
料で造られているときに適用できる。
【0111】まず、図7〜図12を参照して、大気圧変
動時の第1実施例の特性につき説明する。図7は、理想
的な条件で焦点方向に走査した第1実施例のインコヒ−
レントMTFのグラフであり、図8は、大気圧が理想的
な条件から−100mmHgだけ変化したときの第1実
施例のMTFを表わす。図7において、縦軸はMTFの
コントラストを表わし、横軸はデフォーカス量を表わ
す。図7及び図8において、Tはタンジェンシャル方向
を表し、Rはラジアル方向を表す。図7及び図8から明
らかなように、第1実施例の投影光学系では、大気圧の
変化に起因する像コントラストの劣化はほとんど無い。
動時の第1実施例の特性につき説明する。図7は、理想
的な条件で焦点方向に走査した第1実施例のインコヒ−
レントMTFのグラフであり、図8は、大気圧が理想的
な条件から−100mmHgだけ変化したときの第1実
施例のMTFを表わす。図7において、縦軸はMTFの
コントラストを表わし、横軸はデフォーカス量を表わ
す。図7及び図8において、Tはタンジェンシャル方向
を表し、Rはラジアル方向を表す。図7及び図8から明
らかなように、第1実施例の投影光学系では、大気圧の
変化に起因する像コントラストの劣化はほとんど無い。
【0112】図9及び図10は、理想的な条件の下にお
ける第1実施例の投影光学系の諸収差図である。ここ
で、図9(a)は球面収差を、図9(b)は非点収差
を、図9(c)はディスト−ションをそれぞれ表す。図
9(b)の非点収差図において、破線はメリジオナル像
面を表し、実線はサジタル像面を表す。また、図10
は、理想的な条件の下における第1実施例の投影光学系
の横収差図である。ここで、図10(a)は像高100
%でのメリジオナル方向の横収差を、図10(b)は像
高70%でのメリジオナル方向の横収差を、図10
(c)は像高0%(軸上)でのメリジオナル方向の横収
差を、図10(d)は像高100%でのサジタル方向の
横収差を、図10(e)は像高70%でのサジタル方向
の横収差を、図10(f)は像高0%(軸上)でのサジ
タル方向の横収差をそれぞれ表す。
ける第1実施例の投影光学系の諸収差図である。ここ
で、図9(a)は球面収差を、図9(b)は非点収差
を、図9(c)はディスト−ションをそれぞれ表す。図
9(b)の非点収差図において、破線はメリジオナル像
面を表し、実線はサジタル像面を表す。また、図10
は、理想的な条件の下における第1実施例の投影光学系
の横収差図である。ここで、図10(a)は像高100
%でのメリジオナル方向の横収差を、図10(b)は像
高70%でのメリジオナル方向の横収差を、図10
(c)は像高0%(軸上)でのメリジオナル方向の横収
差を、図10(d)は像高100%でのサジタル方向の
横収差を、図10(e)は像高70%でのサジタル方向
の横収差を、図10(f)は像高0%(軸上)でのサジ
タル方向の横収差をそれぞれ表す。
【0113】また、図11及び図12は、大気圧が理想
的な条件から−30mmHgだけ変化した場合の条件で
の第1実施例の投影光学系の諸収差図である。ここで、
図11(a)は球面収差を、図11(b)は非点収差
を、図11(c)はディスト−ションをそれぞれ表す。
図11(b)の非点収差図において、破線はメリジオナ
ル像面を表し、実線はサジタル像面を表す。また、図1
2は、大気圧が理想的な条件から−30mmHgだけ変
化した場合の条件での第1実施例の投影光学系の横収差
図である。ここで、図12(a)は像高100%でのメ
リジオナル方向の横収差を、図12(b)は像高70%
でのメリジオナル方向の横収差を、図12(c)は像高
0%(軸上)でのメリジオナル方向の横収差を、図12
(d)は像高100%でのサジタル方向の横収差を、図
12(e)は像高70%でのサジタル方向の横収差を、
図12(f)は像高0%(軸上)でのサジタル方向の横
収差をそれぞれ表す。
的な条件から−30mmHgだけ変化した場合の条件で
の第1実施例の投影光学系の諸収差図である。ここで、
図11(a)は球面収差を、図11(b)は非点収差
を、図11(c)はディスト−ションをそれぞれ表す。
図11(b)の非点収差図において、破線はメリジオナ
ル像面を表し、実線はサジタル像面を表す。また、図1
2は、大気圧が理想的な条件から−30mmHgだけ変
化した場合の条件での第1実施例の投影光学系の横収差
図である。ここで、図12(a)は像高100%でのメ
リジオナル方向の横収差を、図12(b)は像高70%
でのメリジオナル方向の横収差を、図12(c)は像高
0%(軸上)でのメリジオナル方向の横収差を、図12
(d)は像高100%でのサジタル方向の横収差を、図
12(e)は像高70%でのサジタル方向の横収差を、
図12(f)は像高0%(軸上)でのサジタル方向の横
収差をそれぞれ表す。
【0114】以下の表7に、大気圧が理想的な条件から
−30mmHgだけ変化した条件下における第1実施例
の球面収差、コマ収差、像高及びメリジオナル像面の変
化量を示す。
−30mmHgだけ変化した条件下における第1実施例
の球面収差、コマ収差、像高及びメリジオナル像面の変
化量を示す。
【0115】
【表7】[第1実施例] 球面収差 0.062μm 像高 0.143μm メリジオナル像面 -0.010μm コマ収差 0.014μm 図9〜図12及び表7から明らかな通り、第1実施例の
投影光学系では大気圧の変化に起因する球面収差とコマ
収差とに変化がほとんど無く、像面湾曲も同様に小さな
変化量に保たれている。
投影光学系では大気圧の変化に起因する球面収差とコマ
収差とに変化がほとんど無く、像面湾曲も同様に小さな
変化量に保たれている。
【0116】表8は、第1実施例において、倍率を補正
するために光学系中の複数の気体間隔(空気間隔)の一
部の気圧を変化させた後の理想的な条件からの諸収差の
変化量を表わす。このとき、上記表1の面番号15と1
6との間の間隙内の気圧は、圧力制御装置PCによって
−53.9mmHgに変更してある。
するために光学系中の複数の気体間隔(空気間隔)の一
部の気圧を変化させた後の理想的な条件からの諸収差の
変化量を表わす。このとき、上記表1の面番号15と1
6との間の間隙内の気圧は、圧力制御装置PCによって
−53.9mmHgに変更してある。
【0117】
【表8】[第1実施例] 球面収差 0.040μm 像高 0.001μm メリジオナル像面 -0.028μm コマ収差 0.016μm このように、圧力制御装置PCを用いて倍率を補正する
ことによって、大気圧の著しい変化(−30mmHg)
にもかかわらず、理想的な条件での性能を実用上維持で
きるのである。
ことによって、大気圧の著しい変化(−30mmHg)
にもかかわらず、理想的な条件での性能を実用上維持で
きるのである。
【0118】次に、図9〜図10及び図13〜図14を
参照して、温度変動時の第1実施例の特性につき説明す
る。ここで、図13及び図14は、温度が理想的な条件
から3℃だけ変化した場合の条件での第1実施例の投影
光学系の諸収差図である。ここで、図13(a)は球面
収差を、図13(b)は非点収差を、図13(c)はデ
ィスト−ションをそれぞれ表す。図13(b)の非点収
差図において、破線はメリジオナル像面を表し、実線は
サジタル像面を表す。また、図14は、温度が理想的な
条件から3℃だけ変化した場合の条件での第1実施例の
投影光学系の横収差図である。ここで、図14(a)は
像高100%でのメリジオナル方向の横収差を、図14
(b)は像高70%でのメリジオナル方向の横収差を、
図14(c)は像高0%(軸上)でのメリジオナル方向
の横収差を、図14(d)は像高100%でのサジタル
方向の横収差を、図14(e)は像高70%でのサジタ
ル方向の横収差を、図14(f)は像高0%(軸上)で
のサジタル方向の横収差をそれぞれ表す。
参照して、温度変動時の第1実施例の特性につき説明す
る。ここで、図13及び図14は、温度が理想的な条件
から3℃だけ変化した場合の条件での第1実施例の投影
光学系の諸収差図である。ここで、図13(a)は球面
収差を、図13(b)は非点収差を、図13(c)はデ
ィスト−ションをそれぞれ表す。図13(b)の非点収
差図において、破線はメリジオナル像面を表し、実線は
サジタル像面を表す。また、図14は、温度が理想的な
条件から3℃だけ変化した場合の条件での第1実施例の
投影光学系の横収差図である。ここで、図14(a)は
像高100%でのメリジオナル方向の横収差を、図14
(b)は像高70%でのメリジオナル方向の横収差を、
図14(c)は像高0%(軸上)でのメリジオナル方向
の横収差を、図14(d)は像高100%でのサジタル
方向の横収差を、図14(e)は像高70%でのサジタ
ル方向の横収差を、図14(f)は像高0%(軸上)で
のサジタル方向の横収差をそれぞれ表す。
【0119】以下の表9に、温度が理想的な条件から3
℃だけ変化した条件下における第1実施例の球面収差、
コマ収差、像高及びメリジオナル像面の変化量を示す。
℃だけ変化した条件下における第1実施例の球面収差、
コマ収差、像高及びメリジオナル像面の変化量を示す。
【0120】
【表9】[第1実施例] 球面収差 -0.439μm 像高 0.009μm メリジオナル像面 0.035μm コマ収差 -0.047μm 図9〜図10、図13〜図14及び表9より明らかな通
り、第1実施例の投影光学系では、3℃の温度変化にも
拘らず、理想的な条件で得られた性能が維持できる。
り、第1実施例の投影光学系では、3℃の温度変化にも
拘らず、理想的な条件で得られた性能が維持できる。
【0121】次に、大気圧変動時の第2実施例の特性に
ついて、図15〜図18を参照して説明する。図15
は、理想的な条件で焦点方向に走査した第2実施例のイ
ンコヒ−レントMTFのグラフであり、図16は、大気
圧が理想的な条件から−100mmHgだけ変化したと
きの第2実施例のMTFを表わす。図15において、縦
軸はMTFのコントラストを表わし、横軸はデフォーカ
ス量を表わす。図15及び図16において、Tはタンジ
ェンシャル方向を表し、Rはラジアル方向を表す。図1
5及び図16から明らかなように、第2実施例の投影光
学系では、大気圧の変化に起因する像コントラストの劣
化はほとんど無い。
ついて、図15〜図18を参照して説明する。図15
は、理想的な条件で焦点方向に走査した第2実施例のイ
ンコヒ−レントMTFのグラフであり、図16は、大気
圧が理想的な条件から−100mmHgだけ変化したと
きの第2実施例のMTFを表わす。図15において、縦
軸はMTFのコントラストを表わし、横軸はデフォーカ
ス量を表わす。図15及び図16において、Tはタンジ
ェンシャル方向を表し、Rはラジアル方向を表す。図1
5及び図16から明らかなように、第2実施例の投影光
学系では、大気圧の変化に起因する像コントラストの劣
化はほとんど無い。
【0122】図17及び図18は、理想的な条件の下に
おける第1実施例の投影光学系の諸収差図である。ここ
で、図17(a)は球面収差を、図17(b)は非点収
差を、図17(c)はディスト−ションをそれぞれ表
す。図17(b)の非点収差図において、破線はメリジ
オナル像面を表し、実線はサジタル像面を表す。また、
図18は、理想的な条件の下における第1実施例の投影
光学系の横収差図である。ここで、図18(a)は像高
100%でのメリジオナル方向の横収差を、図18
(b)は像高90%でのメリジオナル方向の横収差を、
図18(c)は像高70%でのメリジオナル方向の横収
差を、図18(d)は像高50%でのメリジオナル方向
の横収差を、図18(e)は像高0%(軸上)でのメリ
ジオナル方向の横収差を、図18(f)は像高100%
でのサジタル方向の横収差を、図18(g)は像高90
%でのサジタル方向の横収差を、図18(h)は像高7
0%でのサジタル方向の横収差を、図18(i)は像高
50%でのサジタル方向の横収差を、図18(j)は像
高0%(軸上)でのサジタル方向の横収差をそれぞれ表
す。
おける第1実施例の投影光学系の諸収差図である。ここ
で、図17(a)は球面収差を、図17(b)は非点収
差を、図17(c)はディスト−ションをそれぞれ表
す。図17(b)の非点収差図において、破線はメリジ
オナル像面を表し、実線はサジタル像面を表す。また、
図18は、理想的な条件の下における第1実施例の投影
光学系の横収差図である。ここで、図18(a)は像高
100%でのメリジオナル方向の横収差を、図18
(b)は像高90%でのメリジオナル方向の横収差を、
図18(c)は像高70%でのメリジオナル方向の横収
差を、図18(d)は像高50%でのメリジオナル方向
の横収差を、図18(e)は像高0%(軸上)でのメリ
ジオナル方向の横収差を、図18(f)は像高100%
でのサジタル方向の横収差を、図18(g)は像高90
%でのサジタル方向の横収差を、図18(h)は像高7
0%でのサジタル方向の横収差を、図18(i)は像高
50%でのサジタル方向の横収差を、図18(j)は像
高0%(軸上)でのサジタル方向の横収差をそれぞれ表
す。
【0123】また、図19及び図20は、大気圧が理想
的な条件から−30mmHgだけ変化した場合の条件で
の第2実施例の投影光学系の諸収差図である。ここで、
図19(a)は球面収差を、図19(b)は非点収差
を、図19(c)はディスト−ションをそれぞれ表す。
図19(b)の非点収差図において、破線はメリジオナ
ル像面を表し、実線はサジタル像面を表す。また、図2
0は、大気圧が理想的な条件から−30mmHgだけ変
化した場合の条件での第1実施例の投影光学系の横収差
図である。ここで、図20(a)は像高100%でのメ
リジオナル方向の横収差を、図20(b)は像高90%
でのメリジオナル方向の横収差を、図20(c)は像高
70%でのメリジオナル方向の横収差を、図20(d)
は像高50%でのメリジオナル方向の横収差を、図20
(e)は像高0%(軸上)でのメリジオナル方向の横収
差を、図20(f)は像高100%でのサジタル方向の
横収差を、図20(g)は像高90%でのサジタル方向
の横収差を、図20(h)は像高70%でのサジタル方
向の横収差を、図20(i)は像高50%でのサジタル
方向の横収差を、図20(j)は像高0%(軸上)での
サジタル方向の横収差をそれぞれ表す。
的な条件から−30mmHgだけ変化した場合の条件で
の第2実施例の投影光学系の諸収差図である。ここで、
図19(a)は球面収差を、図19(b)は非点収差
を、図19(c)はディスト−ションをそれぞれ表す。
図19(b)の非点収差図において、破線はメリジオナ
ル像面を表し、実線はサジタル像面を表す。また、図2
0は、大気圧が理想的な条件から−30mmHgだけ変
化した場合の条件での第1実施例の投影光学系の横収差
図である。ここで、図20(a)は像高100%でのメ
リジオナル方向の横収差を、図20(b)は像高90%
でのメリジオナル方向の横収差を、図20(c)は像高
70%でのメリジオナル方向の横収差を、図20(d)
は像高50%でのメリジオナル方向の横収差を、図20
(e)は像高0%(軸上)でのメリジオナル方向の横収
差を、図20(f)は像高100%でのサジタル方向の
横収差を、図20(g)は像高90%でのサジタル方向
の横収差を、図20(h)は像高70%でのサジタル方
向の横収差を、図20(i)は像高50%でのサジタル
方向の横収差を、図20(j)は像高0%(軸上)での
サジタル方向の横収差をそれぞれ表す。
【0124】以下の表10に、大気圧が理想的な条件か
ら−30mmHgだけ変化した条件下における球面収
差、コマ収差、像高及びメリジオナル像面の変化量を示
す。
ら−30mmHgだけ変化した条件下における球面収
差、コマ収差、像高及びメリジオナル像面の変化量を示
す。
【0125】
【表10】[第2実施例] 球面収差 -0.002μm 像高 0.133μm メリジオナル像面 0.021μm コマ収差 0.005μm 図17〜図20及び表10から明らかな通り、第1実施
例の投影光学系では大気圧の変化に起因する球面収差と
コマ収差とに変化がほとんど無く、像面湾曲も小さな変
化量に保たれている。
例の投影光学系では大気圧の変化に起因する球面収差と
コマ収差とに変化がほとんど無く、像面湾曲も小さな変
化量に保たれている。
【0126】表11は、第2実施例において、倍率を補
正するために光学系中の複数の気体間隔(空気間隔)の
一部の気圧を変化させた後の理想的な条件からの諸収差
の変化量を表わす。このとき、上記表1の面番号15と
16との間の間隙内の気圧は、圧力制御装置PCによっ
て−51.2mmHgに変更してある。
正するために光学系中の複数の気体間隔(空気間隔)の
一部の気圧を変化させた後の理想的な条件からの諸収差
の変化量を表わす。このとき、上記表1の面番号15と
16との間の間隙内の気圧は、圧力制御装置PCによっ
て−51.2mmHgに変更してある。
【0127】
【表11】[第2実施例] 球面収差 -0.021μm 像高 0.001μm メリジオナル像面 0.000μm コマ収差 0.006μm このように、圧力制御装置PCを用いて倍率を補正する
ことによって、(−30mmHgという)大気圧の著し
い変化にもかかわらず、理想的な条件での性能を実用上
維持できるのである。
ことによって、(−30mmHgという)大気圧の著し
い変化にもかかわらず、理想的な条件での性能を実用上
維持できるのである。
【0128】次に、図17〜図18及び図21〜図22
を参照して、温度変動時の第2実施例の特性につき説明
する。ここで、図21及び図22は、温度が理想的な条
件から3℃だけ変化した場合の条件での第1実施例の投
影光学系の諸収差図である。ここで、図21(a)は球
面収差を、図21(b)は非点収差を、図21(c)は
ディスト−ションをそれぞれ表す。図21(b)の非点
収差図において、破線はメリジオナル像面を表し、実線
はサジタル像面を表す。また、図22は、温度が理想的
な条件から3℃だけ変化した場合の条件での第1実施例
の投影光学系の横収差図である。ここで、図22(a)
は像高100%でのメリジオナル方向の横収差を、図2
2(b)は像高90%でのメリジオナル方向の横収差
を、図22(c)は像高70%でのメリジオナル方向の
横収差を、図22(d)は像高50%でのメリジオナル
方向の横収差を、図22(e)は像高0%(軸上)での
メリジオナル方向の横収差を、図22(f)は像高10
0%でのサジタル方向の横収差を、図22(g)は像高
90%でのサジタル方向の横収差を、図20(h)は像
高70%でのサジタル方向の横収差を、図22(i)は
像高50%でのサジタル方向の横収差を、図22(j)
は像高0%(軸上)でのサジタル方向の横収差をそれぞ
れ表す。
を参照して、温度変動時の第2実施例の特性につき説明
する。ここで、図21及び図22は、温度が理想的な条
件から3℃だけ変化した場合の条件での第1実施例の投
影光学系の諸収差図である。ここで、図21(a)は球
面収差を、図21(b)は非点収差を、図21(c)は
ディスト−ションをそれぞれ表す。図21(b)の非点
収差図において、破線はメリジオナル像面を表し、実線
はサジタル像面を表す。また、図22は、温度が理想的
な条件から3℃だけ変化した場合の条件での第1実施例
の投影光学系の横収差図である。ここで、図22(a)
は像高100%でのメリジオナル方向の横収差を、図2
2(b)は像高90%でのメリジオナル方向の横収差
を、図22(c)は像高70%でのメリジオナル方向の
横収差を、図22(d)は像高50%でのメリジオナル
方向の横収差を、図22(e)は像高0%(軸上)での
メリジオナル方向の横収差を、図22(f)は像高10
0%でのサジタル方向の横収差を、図22(g)は像高
90%でのサジタル方向の横収差を、図20(h)は像
高70%でのサジタル方向の横収差を、図22(i)は
像高50%でのサジタル方向の横収差を、図22(j)
は像高0%(軸上)でのサジタル方向の横収差をそれぞ
れ表す。
【0129】以下の表12に、温度が理想的な条件から
3℃だけ変化した条件下における第1実施例の球面収
差、コマ収差、像高及びメリジオナル像面の変化量を示
す。
3℃だけ変化した条件下における第1実施例の球面収
差、コマ収差、像高及びメリジオナル像面の変化量を示
す。
【0130】
【表12】[第2実施例] 球面収差 -0.427μm 像高 -0.004μm メリジオナル像面 -0.076μm コマ収差 0.044μm 図17〜図18、図21〜図22及び表12より明らか
な通り、第2実施例の投影光学系では、3℃の温度変化
にも拘らず、理想的な条件で得られた性能が維持でき
る。
な通り、第2実施例の投影光学系では、3℃の温度変化
にも拘らず、理想的な条件で得られた性能が維持でき
る。
【0131】以上説明した第1及び第2実施例の投影光
学系は、像側に0.55以上の大開口数を有し、第2物
体上に30mm以上の大露光視野を有し、しかもそれら
の結像性能は、理想的な環境でも大気圧または温度の条
件が変化しても優れて良好である。この第1及び第2実
施例の投影光学系を図1に示す投影露光装置に応用する
ことによって、レチクル上の回路パターンは、理想的な
条件の場合に限らず理想的な条件から甚だしく外れた環
境でも正確に転写できる。
学系は、像側に0.55以上の大開口数を有し、第2物
体上に30mm以上の大露光視野を有し、しかもそれら
の結像性能は、理想的な環境でも大気圧または温度の条
件が変化しても優れて良好である。この第1及び第2実
施例の投影光学系を図1に示す投影露光装置に応用する
ことによって、レチクル上の回路パターンは、理想的な
条件の場合に限らず理想的な条件から甚だしく外れた環
境でも正確に転写できる。
【0132】なお、上述の実施例では、露光光源として
365nmのi線を供給する水銀ランプを用いている
が、本発明はまた他の光源である465nmのg線を供
給する水銀ランプや、波長193nmや248nmを供
給するエキシマレ−ザのような極紫外(DUV)光源で
も使用できる。本発明の投影光学系は、さまざまなリソ
グラフィシステムに応用できるのであって、含まれるシ
ステムは必ずしもいわゆるステップアンドリピ−トシス
テムやステップアンドスキャン露光システムに限られる
わけではない。
365nmのi線を供給する水銀ランプを用いている
が、本発明はまた他の光源である465nmのg線を供
給する水銀ランプや、波長193nmや248nmを供
給するエキシマレ−ザのような極紫外(DUV)光源で
も使用できる。本発明の投影光学系は、さまざまなリソ
グラフィシステムに応用できるのであって、含まれるシ
ステムは必ずしもいわゆるステップアンドリピ−トシス
テムやステップアンドスキャン露光システムに限られる
わけではない。
【0133】
【発明の効果】以上の通り本発明によれば、投影光学系
の周囲の雰囲気の環境(例えば大気圧や温度など)が理
想的な環境から変化した場合であっても、理想的な環境
である場合と同じ性能を実質的に維持することができ
る。また、本発明のある態様によれば、たとえ大気圧が
装置の使われる場所や標高の変更などに起因して著しく
変化しても、その投影光学系を比較的僅かに調整するこ
とで、理想的な環境に在ると同じ性能を再現することが
できる。
の周囲の雰囲気の環境(例えば大気圧や温度など)が理
想的な環境から変化した場合であっても、理想的な環境
である場合と同じ性能を実質的に維持することができ
る。また、本発明のある態様によれば、たとえ大気圧が
装置の使われる場所や標高の変更などに起因して著しく
変化しても、その投影光学系を比較的僅かに調整するこ
とで、理想的な環境に在ると同じ性能を再現することが
できる。
【図1】本発明による投影露光装置の一例を概略的に示
す模式図である。
す模式図である。
【図2】本発明による投影露光装置における鏡胴の一例
を示す模式的断面図である。
を示す模式的断面図である。
【図3】本発明による投影露光装置における鏡胴の別の
一例を示す模式的断面図である。
一例を示す模式的断面図である。
【図4】本発明による投影光学系の第1実施例の光路図
である。
である。
【図5】本発明による投影光学系の第1実施例の第3レ
ンズ群に含まれるレンズ素子を詳細に示す光路図であ
る。
ンズ群に含まれるレンズ素子を詳細に示す光路図であ
る。
【図6】本発明による投影光学系の第2実施例の光路図
である。
である。
【図7】理想的な条件下における第1実施例の変調伝達
関数(MTF)のグラフである。
関数(MTF)のグラフである。
【図8】大気圧が理想的な条件から−100mmHgだ
け変化した場合における第1実施例のMTFのグラフで
ある。
け変化した場合における第1実施例のMTFのグラフで
ある。
【図9】理想的な条件下における第1実施例の縦収差図
であって、図9(a)は軸上球面収差図、図9(b)は
非点収差図、図9(c)はディストーション(歪曲収
差)図である。
であって、図9(a)は軸上球面収差図、図9(b)は
非点収差図、図9(c)はディストーション(歪曲収
差)図である。
【図10】理想的な条件下における第1実施例の横収差
図であって、図10(a)は像高100%でのメリジオ
ナル方向の横収差図、図10(b)は像高70%でのメ
リジオナル方向の横収差図、図10(c)は像高0%
(軸上)でのメリジオナル方向の横収差図、図10
(d)は像高100%でのサジタル方向の横収差図、図
10(e)は像高70%でのサジタル方向の横収差図、
図10(f)は像高0%(軸上)でのサジタル方向の横
収差図である。
図であって、図10(a)は像高100%でのメリジオ
ナル方向の横収差図、図10(b)は像高70%でのメ
リジオナル方向の横収差図、図10(c)は像高0%
(軸上)でのメリジオナル方向の横収差図、図10
(d)は像高100%でのサジタル方向の横収差図、図
10(e)は像高70%でのサジタル方向の横収差図、
図10(f)は像高0%(軸上)でのサジタル方向の横
収差図である。
【図11】大気圧が−30mmHgだけ変化した場合に
おける第1実施例の縦収差図であって、図11(a)は
軸上球面収差図、図11(b)は非点収差図、図11
(c)はディストーション(歪曲収差)図である。
おける第1実施例の縦収差図であって、図11(a)は
軸上球面収差図、図11(b)は非点収差図、図11
(c)はディストーション(歪曲収差)図である。
【図12】大気圧が−30mmHgだけ変化した場合に
おける第1実施例の横収差図であって、図12(a)は
像高100%でのメリジオナル方向の横収差図、図12
(b)は像高70%でのメリジオナル方向の横収差図、
図12(c)は像高0%(軸上)でのメリジオナル方向
の横収差図、図12(d)は像高100%でのサジタル
方向の横収差図、図12(e)は像高70%でのサジタ
ル方向の横収差図、図12(f)は像高0%(軸上)で
のサジタル方向の横収差図である。
おける第1実施例の横収差図であって、図12(a)は
像高100%でのメリジオナル方向の横収差図、図12
(b)は像高70%でのメリジオナル方向の横収差図、
図12(c)は像高0%(軸上)でのメリジオナル方向
の横収差図、図12(d)は像高100%でのサジタル
方向の横収差図、図12(e)は像高70%でのサジタ
ル方向の横収差図、図12(f)は像高0%(軸上)で
のサジタル方向の横収差図である。
【図13】温度が理想的な条件から−3℃だけ変化した
場合における第1実施例の縦収差図であって、図13
(a)は軸上球面収差図、図13(b)は非点収差図、
図13(c)はディストーション(歪曲収差)図であ
る。
場合における第1実施例の縦収差図であって、図13
(a)は軸上球面収差図、図13(b)は非点収差図、
図13(c)はディストーション(歪曲収差)図であ
る。
【図14】温度が理想的な条件から−3℃だけ変化した
場合における第1実施例の横収差図であって、図14
(a)は像高100%でのメリジオナル方向の横収差
図、図14(b)は像高70%でのメリジオナル方向の
横収差図、図14(c)は像高0%(軸上)でのメリジ
オナル方向の横収差図、図14(d)は像高100%で
のサジタル方向の横収差図、図14(e)は像高70%
でのサジタル方向の横収差図、図14(f)は像高0%
(軸上)でのサジタル方向の横収差図である。
場合における第1実施例の横収差図であって、図14
(a)は像高100%でのメリジオナル方向の横収差
図、図14(b)は像高70%でのメリジオナル方向の
横収差図、図14(c)は像高0%(軸上)でのメリジ
オナル方向の横収差図、図14(d)は像高100%で
のサジタル方向の横収差図、図14(e)は像高70%
でのサジタル方向の横収差図、図14(f)は像高0%
(軸上)でのサジタル方向の横収差図である。
【図15】理想的な条件下における第2実施例の変調伝
達関数(MTF)のグラフである。
達関数(MTF)のグラフである。
【図16】大気圧が理想的な条件から−100mmHg
だけ変化した場合における第2実施例のMTFのグラフ
である。
だけ変化した場合における第2実施例のMTFのグラフ
である。
【図17】理想的な条件下における第2実施例の縦収差
図であって、図17(a)は軸上球面収差図、図17
(b)は非点収差図、図17(c)はディストーション
(歪曲収差)図である。
図であって、図17(a)は軸上球面収差図、図17
(b)は非点収差図、図17(c)はディストーション
(歪曲収差)図である。
【図18】理想的な条件下における第2実施例の横収差
図であって、図18(a)は像高100%でのメリジオ
ナル方向の横収差図、図18(b)は像高90%でのメ
リジオナル方向の横収差図、図18(c)は像高70%
でのメリジオナル方向の横収差図、図18(d)は像高
50%でのメリジオナル方向の横収差図、図18(e)
は像高0%(軸上)でのメリジオナル方向の横収差図、
図18(f)は像高100%でのサジタル方向の横収差
図、図18(g)は像高90%でのサジタル方向の横収
差図、図10(h)は像高70%でのサジタル方向の横
収差図、図18(i)は像高50%でのサジタル方向の
横収差図、図18(j)は像高0%(軸上)でのサジタ
ル方向の横収差図である。
図であって、図18(a)は像高100%でのメリジオ
ナル方向の横収差図、図18(b)は像高90%でのメ
リジオナル方向の横収差図、図18(c)は像高70%
でのメリジオナル方向の横収差図、図18(d)は像高
50%でのメリジオナル方向の横収差図、図18(e)
は像高0%(軸上)でのメリジオナル方向の横収差図、
図18(f)は像高100%でのサジタル方向の横収差
図、図18(g)は像高90%でのサジタル方向の横収
差図、図10(h)は像高70%でのサジタル方向の横
収差図、図18(i)は像高50%でのサジタル方向の
横収差図、図18(j)は像高0%(軸上)でのサジタ
ル方向の横収差図である。
【図19】大気圧が−30mmHgだけ変化した場合に
おける第2実施例の縦収差図であって、図19(a)は
軸上球面収差図、図19(b)は非点収差図、図19
(c)はディストーション(歪曲収差)図である。
おける第2実施例の縦収差図であって、図19(a)は
軸上球面収差図、図19(b)は非点収差図、図19
(c)はディストーション(歪曲収差)図である。
【図20】大気圧が−30mmHgだけ変化した場合に
おける第2実施例の横収差図であって、図20(a)は
像高100%でのメリジオナル方向の横収差図、図20
(b)は像高90%でのメリジオナル方向の横収差図、
図20(c)は像高70%でのメリジオナル方向の横収
差図、図20(d)は像高50%でのメリジオナル方向
の横収差図、図20(e)は像高0%(軸上)でのメリ
ジオナル方向の横収差図、図20(f)は像高100%
でのサジタル方向の横収差図、図20(g)は像高90
%でのサジタル方向の横収差図、図20(h)は像高7
0%でのサジタル方向の横収差図、図20(i)は像高
50%でのサジタル方向の横収差図、図20(j)は像
高0%(軸上)でのサジタル方向の横収差図である。
おける第2実施例の横収差図であって、図20(a)は
像高100%でのメリジオナル方向の横収差図、図20
(b)は像高90%でのメリジオナル方向の横収差図、
図20(c)は像高70%でのメリジオナル方向の横収
差図、図20(d)は像高50%でのメリジオナル方向
の横収差図、図20(e)は像高0%(軸上)でのメリ
ジオナル方向の横収差図、図20(f)は像高100%
でのサジタル方向の横収差図、図20(g)は像高90
%でのサジタル方向の横収差図、図20(h)は像高7
0%でのサジタル方向の横収差図、図20(i)は像高
50%でのサジタル方向の横収差図、図20(j)は像
高0%(軸上)でのサジタル方向の横収差図である。
【図21】温度が理想的な条件から−3℃だけ変化した
場合における第2実施例の縦収差図であって、図21
(a)は軸上球面収差図、図21(b)は非点収差図、
図21(c)はディストーション(歪曲収差)図であ
る。
場合における第2実施例の縦収差図であって、図21
(a)は軸上球面収差図、図21(b)は非点収差図、
図21(c)はディストーション(歪曲収差)図であ
る。
【図22】温度が理想的な条件から−3℃だけ変化した
場合における第2実施例の横収差図であって、図22
(a)は像高100%でのメリジオナル方向の横収差
図、図22(b)は像高90%でのメリジオナル方向の
横収差図、図22(c)は像高70%でのメリジオナル
方向の横収差図、図22(d)は像高50%でのメリジ
オナル方向の横収差図、図22(e)は像高0%(軸
上)でのメリジオナル方向の横収差図、図22(f)は
像高100%でのサジタル方向の横収差図、図22
(g)は像高90%でのサジタル方向の横収差図、図2
2(h)は像高70%でのサジタル方向の横収差図、図
22(i)は像高50%でのサジタル方向の横収差図、
図22(j)は像高0%(軸上)でのサジタル方向の横
収差図である。
場合における第2実施例の横収差図であって、図22
(a)は像高100%でのメリジオナル方向の横収差
図、図22(b)は像高90%でのメリジオナル方向の
横収差図、図22(c)は像高70%でのメリジオナル
方向の横収差図、図22(d)は像高50%でのメリジ
オナル方向の横収差図、図22(e)は像高0%(軸
上)でのメリジオナル方向の横収差図、図22(f)は
像高100%でのサジタル方向の横収差図、図22
(g)は像高90%でのサジタル方向の横収差図、図2
2(h)は像高70%でのサジタル方向の横収差図、図
22(i)は像高50%でのサジタル方向の横収差図、
図22(j)は像高0%(軸上)でのサジタル方向の横
収差図である。
IS:照明光学系、 R :レチクル(第1物体)、 RS:レチクルステージ(第1の支持部材)、 PL:投影光学系、 PC:圧力制御装置、 AS:開口絞り、 FL:フランジ、 CA:キャリッジ(カラム)、 W :ウェーハ(第2物体)、 WS:ウェーハステージ(第2の支持部材)、
Claims (17)
- 【請求項1】レチクル上に形成したパターンを基板上に
転写する投影露光装置において、 前記レチクルを波長λの照明光のもとで均一に照射する
ための照明光学系と;前記レチクルを支持する第1の支
持部材と;前記基板を支持する第2の支持部材と;前記
レチクルと前記基板との間に配置され、前記照明光学系
によって照射された前記レチクル上の前記パターンを少
なくとも開口数0.55以上の光束で前記基板に投射
し、かつ以下の条件: 【数1】 を満足する投影光学系と;を備えることを特徴とする投
影露光装置。但し、dSAp:前記投影光学系の周囲の
雰囲気の大気圧が30mmHgだけ変化するときの投影
光学系の最大開口数の光線による球面収差の変化量、d
COMAp:投影光学系の周囲の雰囲気の大気圧が30
mmHgだけ変化するときの投影光学系の最大像高にお
ける最大開口数の光線によるコマ収差の変化量、NA:
前記投影光学系の前記基板側の開口数、である。 - 【請求項2】レチクル上に形成したパターンを基板上に
転写する投影露光装置において、 前記レチクルを波長λで均一に照射するための照明光学
系と、 前記レチクルを支持する第1の支持部材と、 前記基板を支持する第2の支持部材と、 前記レチクルと前記基板との間に設置され、少なくとも
0.55の開口数を有する光束を投射する投影光学系と
を備え、 前記投影光学系は、前記照明光学系によって照射された
前記レチクル上の前記パターンを前記基板に前記光束を
用いて以下の条件: 【数2】 を満たして投影することを特徴とする投影露光装置。但
し、 dASt:前記投影光学系の周囲温度が3℃だけ変化す
るときの前記投影光学系の最大開口数の光線による球面
収差の変化量、 dCOMAt:前記投影光学系の周囲温度が3℃だけ変
化するときの前記投影光学系の最大像高における最大開
口数の光線によるコマ収差の変化量、 dMt:前記投影光学系の周囲温度が3℃だけ変化する
ときの前記投影光学系の最大像高での像面湾曲の変化
量、 dYt:前記投影光学系の周囲温度が3℃だけ変化する
ときの前記投影光学系の最大像高での像高変化量、 NA:前記投影光学系の前記基板側の開口数、である。 - 【請求項3】前記投影光学系は、複数のレンズ素子を支
持して以下の条件: 【数3】 を満たす鏡胴を含むことを特徴とする請求項2に記載の
投影露光装置。但し、 dSAt1:前記投影光学系の温度が3℃だけ変化する
とき、前記レンズ素子を構成する光学部材の屈折率の変
化により引き起こされる前記投影光学系の最大開口光束
の球面収差の変化量、 dSAt2 :前記投影光学系の温度が3℃だけ変化する
とき、前記レンズ素子を構成する光学部材の形状変化に
より引き起こされる前記投影光学系の最大開口光束の球
面収差の変化量であり、 dSAt3 :前記投影光学系の温度が3℃だけ変化する
とき、前記レンズ素子を支持する前記鏡胴の膨張・収縮
により引き起こされる前記投影光学系の最大開口光束の
球面収差の変化量、 dCOMAt1 :前記投影光学系の温度が3℃だけ変化
するとき、前記レンズ素子を構成する光学部材の屈折率
の変化により引き起こされる前記投影光学系の最大像高
における最大開口光束のコマ収差の変化量、 dCOMAt2 :前記投影光学系の温度が3℃だけ変化
するとき、前記レンズ素子を構成する光学部材の形状変
化により引き起こされる前記投影光学系の最大像高にお
ける最大開口光束のコマ収差の変化量、 dCOMAt3 :前記投影光学系の温度が3℃だけ変化
するとき、前記レンズ素子を支持する前記鏡胴の膨張・
収縮により引き起こされる前記投影光学系の最大像高に
おける最大開口光束のコマ収差の変化量、 dMt1 :前記投影光学系の温度が3℃だけ変化すると
き、前記レンズ素子を構成する光学部材の屈折率の変化
により引き起こされる前記投影光学系の最大像高におけ
る像面湾曲の変化量、 dMt2 :前記投影光学系の温度が3℃だけ変化すると
き、前記レンズ素子を構成する光学部材の形状変化によ
り引き起こされる前記投影光学系の最大像高における像
面湾曲の変化量、 dMt3 :前記投影光学系の温度が3℃だけ変化すると
き、前記レンズ素子を支持する前記鏡胴の膨張・収縮に
より引き起こされる前記投影光学系の最大像高における
像面湾曲の変化量、 dYt1 :前記投影光学系の温度が3℃だけ変化すると
き、前記レンズ素子を構成する光学部材の屈折率の変化
により引き起こされる前記投影光学系の最大像高におけ
る像高変化量、 dYt2 :前記投影光学系の温度が3℃だけ変化すると
き、前記レンズ素子を構成する光学部材の形状変化によ
り引き起こされる前記投影光学系の最大像高における像
高変化量、 dYt3 :前記投影光学系の温度が3℃だけ変化すると
き、前記レンズ素子を構成する光学部材の膨張・収縮に
より引き起こされる前記投影光学系の最大像高における
像高変化量、 λ:照明光学系の照明光の波長、 NA:記投影光学系の開口数、である。 - 【請求項4】前記投影光学系は、前記レチクル側から順
に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を
有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ
群と、負の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力
を有する第5レンズ群とを含むことを特徴とする請求項
1乃至3のいずれか一項に記載の投影露光装置。 - 【請求項5】前記第5レンズ群中に配置された開口絞り
をさらに含み、 前記第3レンズ群は、正の屈折力と前記レチクル側に向
けられた凹面とをそれぞれ有するメニスカス形状の第1
及び第2メニスカスレンズと、正の屈折力と前記レチク
ル側に向けられた凹面とをそれぞれ有するメニスカス形
状の第3及び第4メニスカスレンズとを有し、 前記第3レンズ群を構成するレンズ素子のうち最大有効
径を有するレンズ素子は、前記第1のメニスカスレンズ
と前記第4のメニスカスレンズとの間に配置されること
を特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の投
影露光装置。 - 【請求項6】最大有効径を有する前記レンズ素子は、前
記第2メニスカスレンズの前記基板側と、前記第3のメ
ニスカスレンズの前記レチクル側との間に配置されるこ
とを特徴とする請求項5に記載の投影露光装置。 - 【請求項7】第1物体の像を第2物体に投影する投影光
学系において、 前記第1物体の側から順に、正の屈折力を有する第1レ
ンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈
折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4
レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群と、前記
第5レンズ群内に配置された開口絞りとを含み、 前記第3レンズ群は、前記第1物体側に向けられた凹面
と正の屈折力とをそれぞれ有する第1及び第2メニスカ
スレンズ素子と、前記第2物体側に向けられた凹面と正
の屈折力とをそれぞれ有する第3及び第4メニスカスレ
ンズ素子とを有し、 前記第3レンズ群のうち最大有効径を有するレンズ素子
は、前記第1メニスカスレンズ素子と前記第4メニスカ
スレンズ素子との間に配置されることを特徴とする投影
光学系。 - 【請求項8】前記第3レンズ群に含まれる前記レンズ素
子が、以下の条件: |sin(β)|<0.5 |(α−β)/(α−γ)|<1.5 を満たすことを特徴とする請求項7記載の投影光学系。
但し、 α:前記投影光学系の最大像高に対応する主光線の、前
記レンズ素子の第1物体側レンズ面に対する入射角と、
前記投影光学系の最大像高に対応する主光線の、前記レ
ンズ素子の第2物体側レンズ面からの射出角とのうち少
なくとも一方の角度、 β:前記投影光学系の最大像高に対応する下側メリジオ
ナル光線の、前記レンズ素子の第1物体側レンズに対す
る入射角と、前記投影光学系の最大像高に対応する下側
メリジオナル光線の、前記レンズ素子の第2物体側レン
ズ面からの射出角とのうち少なくとも一方の角度、 γ:前記投影光学系の最大像高に対応する上側メリジオ
ナル光線の、前記レンズ素子の第1物体側レンズ面に対
する入射角と、前記投影光学系の最大像高に対応する上
側メリジオナル光線の、前記レンズ素子の第2物体側レ
ンズ面からの射出角とのうち少なくとも一方の角度、で
ある。 - 【請求項9】前記第5レンズ群は、正レンズ素子、負レ
ンズ素子及び気体間隔をそれぞれ含む第1及び第2の気
体分離型ダブレットを有し、 前記第1及び第2の気体分離型ダブレットは、前記開口
数絞りよりも前記第2物体側に配置され、 前記第1及び第2の気体分離型ダブレットを構成する前
記正レンズ素子と前記負レンズ素子との少なくとも一方
のレンズ素子は、前記第5レンズ群中で最大有効径を有
することを特徴とする請求項7または8に記載の投影光
学系。 - 【請求項10】前記第3レンズ群中の前記第1のメニス
カスレンズは、前記第3レンズ群の前記レンズ群のうち
前記第1物体に最も接近して設置され、該第4のメニス
カスレンズが、前記第3のレンズ群の前記レンズ群のう
ち第2物体に最も接近して設置されることを特徴とする
請求項7乃至9のいずれか一項に記載の投影光学系。 - 【請求項11】前記第3レンズ群は、正のレンズ素子の
みからなることを特徴とする請求項7乃至10のいずれ
か一項に記載の投影光学系。 - 【請求項12】前記第1乃至第5レンズ群を支持する複
数の支持部材を含む鏡胴をさらに含み、 前記支持部材と前記鏡胴とは、同一の材料から構成され
ることを特徴とする請求項7乃至11のいずれか一項に
記載の投影光学系。 - 【請求項13】前記第1乃至第5レンズ群を支持する複
数の鏡胴をさらに含み、 前記複数の鏡胴は、前記投影光学系の光軸に沿って配列
してあることを特徴とする請求項7乃至11のいずれか
一項に記載の投影光学系。 - 【請求項14】前記投影光学系と前記第1乃至第5レン
ズ群とが、以下の条件: 0.10<f1/L<0.25 −0.09<f2/L<−0.03 0.05<f3/L<0.20 −0.10<f4/L<−0.02 0.05<f5/L<0.20 を満たすことを特徴とする請求項7乃至13のいずれか
一項に記載の投影光学系。但し、 f1:前記第1のレンズ群G1の焦点距離、 f2:前記第2のレンズ群G2の焦点距離、 f3:前記第3のレンズ群G3の焦点距離、 f4:前記第4のレンズ群G4の焦点距離、 f5:前記第5のレンズ群G5の焦点距離、 L:物像間距離、 である。 - 【請求項15】第1物体の像を第2物体に投影する投影
光学系において、 前記第1物体側から順に、正の屈折力を有する第1レン
ズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折
力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レ
ンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群と、前記第
5レンズ群内部に置かれた開口絞りとを含み、 前記第5レンズ群は、正レンズ素子、負レンズ素子及び
気体間隔をそれぞれ含む第1及び第2の気体分離型ダブ
レットを有し、 前記第1及び第2の気体分離型ダブレットは、前記開口
数絞りよりも前記第2物体側に配置され、 前記第1及び第2の気体分離型ダブレットを構成する前
記正レンズ素子と前記負レンズ素子との少なくとも一方
のレンズ素子は、前記第5レンズ群中で最大有効径を有
することを特徴とする投影光学系。 - 【請求項16】レチクル上に形成したパターンを感光性
基板に転写する工程を含む半導体製造方法において、 前記レチクル上の前記パターンを波長λを有する照明光
源を用いて前記照明光の少なくとも一部が前記レチクル
上に形成した前記パターンを通過するように照射する工
程と、 前記レチクルを通過した前記照明光を、以下の条件: 【数4】 を満たす投影光学系に導く工程と、 前記感光性基板を前記導かれた照明光で露光する工程と
を含み、 前記導かれた照明光は、少なくとも0.55の開口数を
有する投影光束を構成することを特徴とする半導体製造
方法。但し、 dSAp:前記投影光学系の周囲大気圧が30mmHg
だけ変化するときの前記投影光学系の最大開口光束の球
面収差の変化量、 dCOMAp:前記投影光学系の周囲大気圧が30mm
Hgだけ変化するときの前記投影光学系の最大像高にお
ける最大開口光束のコマ収差の変化量、 NA:前記投影光学系の開口数、である。 - 【請求項17】レチクル上に形成したパターンを感光性
基板に転写する工程を含む半導体製造方法において、 前記レチクル上の前記パターンを波長λを有する照明光
源を用いて前記照明光の少なくとも一部が前記レチクル
上に形成した前記パターンを通過するように照射する工
程と、 前記レチクルを通過した前記照明光の前記一部を、以下
の条件: 【数5】 をそれぞれ満たす投影光学系へ導く工程と、 前記感光性基板を前記導かれた照明光で露光する工程
と、を含み、 前記導かれた照明光は、少なくとも0.55の開口数を
有する投影光束を構成することを特徴とする半導体製造
方法。但し、 dASt:前記投影光学系の周囲温度が3℃だけ変化す
るときの前記投影光学系の最大開口光束の球面収差の変
化量、 dCOMAt:前記投影光学系の周囲温度が3℃だけ変
化するときの前記投影光学系の最大像高における最大開
口光束のコマ収差の変化量、 dMt:前記投影光学系の周囲温度が3℃だけ変化する
ときの前記投影光学系の最大像高での像面湾曲の変化
量、 dYt:前記投影光学系の周囲温度が3℃だけ変化する
ときの前記投影光学系の最大像高での像高変化量、 NA:前記投影光学系の開口数、である。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/724,167 US5852490A (en) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | Projection exposure method and apparatus |
| US08/724167 | 1996-09-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10172904A true JPH10172904A (ja) | 1998-06-26 |
| JPH10172904A5 JPH10172904A5 (ja) | 2005-07-28 |
Family
ID=24909303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9253982A Withdrawn JPH10172904A (ja) | 1996-09-30 | 1997-09-18 | 投影露光方法及び投影露光装置並びに投影光学系 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US5852490A (ja) |
| JP (1) | JPH10172904A (ja) |
| DE (1) | DE19743236A1 (ja) |
Families Citing this family (33)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3925576B2 (ja) | 1997-07-24 | 2007-06-06 | 株式会社ニコン | 投影光学系、該光学系を備えた露光装置、及び該装置を用いたデバイスの製造方法 |
| JPH1195095A (ja) | 1997-09-22 | 1999-04-09 | Nikon Corp | 投影光学系 |
| JPH11214293A (ja) * | 1998-01-22 | 1999-08-06 | Nikon Corp | 投影光学系及び該光学系を備えた露光装置並びにデバイス製造方法 |
| US6700645B1 (en) | 1998-01-22 | 2004-03-02 | Nikon Corporation | Projection optical system and exposure apparatus and method |
| US5969803A (en) * | 1998-06-30 | 1999-10-19 | Nikon Corporation | Large NA projection lens for excimer laser lithographic systems |
| US6198576B1 (en) * | 1998-07-16 | 2001-03-06 | Nikon Corporation | Projection optical system and exposure apparatus |
| EP1141781B1 (de) * | 1998-11-30 | 2006-02-08 | Carl Zeiss SMT AG | Hochaperturiges projektionsobjektiv mit minimalem blendenfehler |
| DE19855157A1 (de) * | 1998-11-30 | 2000-05-31 | Zeiss Carl Fa | Projektionsobjektiv |
| DE19855108A1 (de) * | 1998-11-30 | 2000-05-31 | Zeiss Carl Fa | Mikrolithographisches Reduktionsobjektiv, Projektionsbelichtungsanlage und -Verfahren |
| DE19929403A1 (de) * | 1999-06-26 | 2000-12-28 | Zeiss Carl Fa | Objektiv, insbesondere Objektiv für eine Halbleiter-Lithographie-Projektionsbelichtungsanlage und Herstellungverfahren |
| DE10000193B4 (de) | 2000-01-05 | 2007-05-03 | Carl Zeiss Smt Ag | Optisches System |
| DE10119861A1 (de) | 2000-05-04 | 2001-11-08 | Zeiss Carl | Projektionsobjektiv, insbesondere für die Mikrolithographie |
| US7203007B2 (en) * | 2000-05-04 | 2007-04-10 | Carl Zeiss Smt Ag | Projection exposure machine comprising a projection lens |
| DE10064685A1 (de) * | 2000-12-22 | 2002-07-04 | Zeiss Carl | Lithographieobjektiv mit einer ersten Linsengruppe, bestehend ausschließlich aus Linsen positiver Brechkraft |
| JP2002244034A (ja) | 2001-02-21 | 2002-08-28 | Nikon Corp | 投影光学系および該投影光学系を備えた露光装置 |
| JP2002323652A (ja) | 2001-02-23 | 2002-11-08 | Nikon Corp | 投影光学系,該投影光学系を備えた投影露光装置および投影露光方法 |
| DE10221386A1 (de) * | 2002-05-14 | 2003-11-27 | Zeiss Carl Smt Ag | Projektionsbelichtungssystem |
| JP2005536775A (ja) * | 2002-08-23 | 2005-12-02 | 株式会社ニコン | 投影光学系、フォトリソグラフィ方法および露光装置、並びに露光装置を用いた方法 |
| SG10201405231YA (en) | 2003-05-06 | 2014-09-26 | Nippon Kogaku Kk | Projection optical system, exposure apparatus, and exposure method |
| US7348575B2 (en) | 2003-05-06 | 2008-03-25 | Nikon Corporation | Projection optical system, exposure apparatus, and exposure method |
| EP1670041A4 (en) * | 2003-08-28 | 2007-10-17 | Nikon Corp | METHOD AND APPARATUS FOR EXPOSURE, AND METHOD FOR MANUFACTURING ASSOCIATED DEVICE |
| US8208198B2 (en) | 2004-01-14 | 2012-06-26 | Carl Zeiss Smt Gmbh | Catadioptric projection objective |
| US20080151364A1 (en) | 2004-01-14 | 2008-06-26 | Carl Zeiss Smt Ag | Catadioptric projection objective |
| KR101376931B1 (ko) | 2004-05-17 | 2014-03-25 | 칼 짜이스 에스엠티 게엠베하 | 중간이미지를 갖는 카타디옵트릭 투사 대물렌즈 |
| KR20070026603A (ko) * | 2004-06-10 | 2007-03-08 | 가부시키가이샤 니콘 | 노광 장치, 노광 방법, 및 디바이스 제조 방법 |
| US7961291B2 (en) * | 2005-12-23 | 2011-06-14 | Asml Netherlands B.V. | Lithographic apparatus and device manufacturing method |
| JP5329520B2 (ja) | 2007-03-27 | 2013-10-30 | カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー | 低角度で入射する補正光を用いる補正光学素子 |
| CN102540416B (zh) * | 2010-12-10 | 2014-09-17 | 上海微电子装备有限公司 | 大视场大工作距投影光刻物镜 |
| US9533514B2 (en) | 2012-10-31 | 2017-01-03 | Han's Laser Technology Industry Group Co., Ltd | Near-infrared laser focusing lens and laser printing device |
| CN104808313A (zh) * | 2015-05-07 | 2015-07-29 | 中国科学院光电技术研究所 | 一种用于光刻精密工件台的针孔检测镜头 |
| CN110031965B (zh) * | 2016-05-06 | 2021-09-10 | 株式会社尼康 | 描绘装置 |
| CN114859515B (zh) * | 2022-05-23 | 2024-01-12 | 张家港中贺自动化科技有限公司 | 一种用于投影光刻的折反式物镜光学系统及投影光刻系统 |
| CN118068543B (zh) * | 2024-04-19 | 2024-06-25 | 南京信息工程大学 | 一种长工作距高分辨率物方远心镜头 |
Family Cites Families (24)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3458250A (en) * | 1965-04-22 | 1969-07-29 | Ednalite Corp | Seven-element lens system for electrophotographic reproduction of fluorescent images |
| US3504961A (en) * | 1968-04-01 | 1970-04-07 | Perkin Elmer Corp | Modified double gauss objective |
| US3897138A (en) * | 1971-11-24 | 1975-07-29 | Canon Kk | Projection lens for mask pattern printing |
| JPS5336326B2 (ja) * | 1972-12-26 | 1978-10-02 | ||
| JPS58147708A (ja) * | 1982-02-26 | 1983-09-02 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 照明用光学装置 |
| US4666273A (en) * | 1983-10-05 | 1987-05-19 | Nippon Kogaku K. K. | Automatic magnification correcting system in a projection optical apparatus |
| GB2153543B (en) * | 1983-12-28 | 1988-09-01 | Canon Kk | A projection exposure apparatus |
| US4811055A (en) * | 1984-02-27 | 1989-03-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Projection exposure apparatus |
| US4772107A (en) * | 1986-11-05 | 1988-09-20 | The Perkin-Elmer Corporation | Wide angle lens with improved flat field characteristics |
| JPH0812329B2 (ja) * | 1986-11-06 | 1996-02-07 | 株式会社シグマ | 投影レンズ |
| US4770477A (en) * | 1986-12-04 | 1988-09-13 | The Perkin-Elmer Corporation | Lens usable in the ultraviolet |
| JPH01193809A (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-03 | Canon Inc | ズームレンズ |
| US4918583A (en) * | 1988-04-25 | 1990-04-17 | Nikon Corporation | Illuminating optical device |
| US5105075A (en) * | 1988-09-19 | 1992-04-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Projection exposure apparatus |
| JPH02232613A (ja) * | 1989-03-07 | 1990-09-14 | Konica Corp | コンパクトなズームレンズ |
| JP3041939B2 (ja) * | 1990-10-22 | 2000-05-15 | 株式会社ニコン | 投影レンズ系 |
| JP3353902B2 (ja) * | 1990-12-12 | 2002-12-09 | オリンパス光学工業株式会社 | 投影レンズ系 |
| JPH04369209A (ja) * | 1991-06-17 | 1992-12-22 | Nikon Corp | 露光用照明装置 |
| US5420417A (en) * | 1991-10-08 | 1995-05-30 | Nikon Corporation | Projection exposure apparatus with light distribution adjustment |
| JP3298131B2 (ja) * | 1991-10-24 | 2002-07-02 | 株式会社ニコン | 縮小投影レンズ |
| US5335044A (en) * | 1992-02-26 | 1994-08-02 | Nikon Corporation | Projection type exposure apparatus and method of exposure |
| US5329336A (en) * | 1992-07-06 | 1994-07-12 | Nikon Corporation | Exposure method and apparatus |
| JP3747951B2 (ja) * | 1994-11-07 | 2006-02-22 | 株式会社ニコン | 反射屈折光学系 |
| JPH06313845A (ja) * | 1993-04-28 | 1994-11-08 | Olympus Optical Co Ltd | 投影レンズ系 |
-
1996
- 1996-09-30 US US08/724,167 patent/US5852490A/en not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-09-18 JP JP9253982A patent/JPH10172904A/ja not_active Withdrawn
- 1997-09-30 DE DE19743236A patent/DE19743236A1/de not_active Withdrawn
-
1998
- 1998-08-21 US US09/138,302 patent/US5920379A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5852490A (en) | 1998-12-22 |
| DE19743236A1 (de) | 1998-04-02 |
| US5920379A (en) | 1999-07-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH10172904A (ja) | 投影露光方法及び投影露光装置並びに投影光学系 | |
| JP5522520B2 (ja) | 光学レンズ系 | |
| US5831770A (en) | Projection optical system and exposure apparatus provided therewith | |
| JP3396935B2 (ja) | 投影光学系及び投影露光装置 | |
| KR100446130B1 (ko) | 투영광학계및노광장치와그노광방법 | |
| CN101932975B (zh) | 照明光学部件与投射曝光设备 | |
| KR100357640B1 (ko) | 투영광학계,투영노광장치,투영노광방법,및집적회로의제조방법 | |
| US20040160677A1 (en) | Catadioptric reduction lens | |
| US6084723A (en) | Exposure apparatus | |
| JPH08179204A (ja) | 投影光学系及び投影露光装置 | |
| JPH08166540A (ja) | 投影光学系 | |
| KR101129946B1 (ko) | 액침 리소그래피용 굴절 투영 대물렌즈 | |
| KR20050088138A (ko) | 대형 필드 단위 확대 투사 광학 시스템 | |
| JPH10161021A (ja) | 投影光学系及びそれを備えた露光装置並びにデバイス製造方法 | |
| JPH1197344A (ja) | 投影光学系、該光学系を備えた露光装置、及び該装置を用いたデバイスの製造方法 | |
| JP5047544B2 (ja) | リソグラフィ投影対物系の補正方法およびリソグラフィ投影対物系 | |
| US6862078B2 (en) | Projection optical system and exposure apparatus with the same | |
| JP3359302B2 (ja) | 投影露光装置 | |
| CN102707414B (zh) | 光刻投影物镜 | |
| KR100386870B1 (ko) | 투영광학계및노광장치 | |
| JPH10197791A (ja) | 投影レンズ | |
| JP2008508560A (ja) | 深紫外スペクトル域拡張型カタジオプトリック結像系 | |
| JPH0572478A (ja) | カタジオプトリツク縮小対物レンズ | |
| JP3423644B2 (ja) | 投影光学系及びそれを用いた投影露光装置 | |
| JP2000121933A (ja) | 投影光学系及びそれを備えた露光装置並びにデバイス製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040917 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041214 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20061109 |