JPH10173715A - Fsk復調器 - Google Patents
Fsk復調器Info
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- JPH10173715A JPH10173715A JP33542796A JP33542796A JPH10173715A JP H10173715 A JPH10173715 A JP H10173715A JP 33542796 A JP33542796 A JP 33542796A JP 33542796 A JP33542796 A JP 33542796A JP H10173715 A JPH10173715 A JP H10173715A
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- signal
- count value
- circuit
- type flip
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アナログ回路を含むことなくディジタル回路
のみから構成して装置の小型化を可能とし、しかも消費
電力の増加を伴うことなく高度呼び出しシステム等への
適用を可能とするFSK復調器を提供すること。 【解決手段】 FSK方式により変調された変調信号の
1周期を分割して得られる複数の時間領域に対応づけて
計数する計数手段(20,25)と、前記1周期におけ
る変調信号の遷移点が属する時間領域に対応する前記計
数手段の計数値を特定する計数値特定手段(23,2
4,25)と、前記計数値に基づきディジタル信号を生
成する信号生成手段(図示なし)とを備え、計数手段の
計数値を位相情報として検出する。この位相情報は周波
数情報と比例関係にあることを利用して、位相情報を周
波数情報として取り扱い、変調信号の周波数情報を抽出
してFSK復調する。
のみから構成して装置の小型化を可能とし、しかも消費
電力の増加を伴うことなく高度呼び出しシステム等への
適用を可能とするFSK復調器を提供すること。 【解決手段】 FSK方式により変調された変調信号の
1周期を分割して得られる複数の時間領域に対応づけて
計数する計数手段(20,25)と、前記1周期におけ
る変調信号の遷移点が属する時間領域に対応する前記計
数手段の計数値を特定する計数値特定手段(23,2
4,25)と、前記計数値に基づきディジタル信号を生
成する信号生成手段(図示なし)とを備え、計数手段の
計数値を位相情報として検出する。この位相情報は周波
数情報と比例関係にあることを利用して、位相情報を周
波数情報として取り扱い、変調信号の周波数情報を抽出
してFSK復調する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FSK(Frequency
Shift Keying)方式を用いて変調された変調信号をデジ
タル信号に復調するFSK復調器に関する。
Shift Keying)方式を用いて変調された変調信号をデジ
タル信号に復調するFSK復調器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタル信号を無線伝送する場
合の変調方式として、ディジタル信号の値に対応づけて
搬送波を周波数変調するFSK(Frequency Shift Keyin
g:周波数偏移変調)方式がある。例えば、無線呼び出し
システムにおいて、基地局から呼び出しコードを表すデ
ィジタル信号を無線伝送して呼び出しを行う場合、基地
局が呼び出しコードを表すディジタル信号に基づいて搬
送波をFSK方式により変調し、これを変調信号波とし
て空中に放射する。一方、受信機側はこの変調信号波を
受信して復調動作を行い、基地局から送られた呼び出し
コードを読み取って呼び出しなどの動作を行う。
合の変調方式として、ディジタル信号の値に対応づけて
搬送波を周波数変調するFSK(Frequency Shift Keyin
g:周波数偏移変調)方式がある。例えば、無線呼び出し
システムにおいて、基地局から呼び出しコードを表すデ
ィジタル信号を無線伝送して呼び出しを行う場合、基地
局が呼び出しコードを表すディジタル信号に基づいて搬
送波をFSK方式により変調し、これを変調信号波とし
て空中に放射する。一方、受信機側はこの変調信号波を
受信して復調動作を行い、基地局から送られた呼び出し
コードを読み取って呼び出しなどの動作を行う。
【0003】高度無線呼び出しシステムでは、このよう
な呼び出しサービスのみならず、自由文サービスやトラ
ンスペアレントサービスなどを提供している。このよう
な高度なサービスを提供するためには、多量の情報を高
速に伝送する必要がある。このため、例えば4種類の周
波数成分に対応づけて2ビット分のディジタル信号を単
位としてFSK変調する変調方式が用いられており、こ
の変調方式で変調された変調信号を復調するための4値
FSK復調回路がある。ここで、或るディジタル信号の
値が対応する変調信号の一つの状態は「シンボル」と呼
ばれ、この場合、1シンボルで2ビット分のディジタル
信号が伝送される。
な呼び出しサービスのみならず、自由文サービスやトラ
ンスペアレントサービスなどを提供している。このよう
な高度なサービスを提供するためには、多量の情報を高
速に伝送する必要がある。このため、例えば4種類の周
波数成分に対応づけて2ビット分のディジタル信号を単
位としてFSK変調する変調方式が用いられており、こ
の変調方式で変調された変調信号を復調するための4値
FSK復調回路がある。ここで、或るディジタル信号の
値が対応する変調信号の一つの状態は「シンボル」と呼
ばれ、この場合、1シンボルで2ビット分のディジタル
信号が伝送される。
【0004】図7に、4値FSK復調器を備えたFSK
受信機の一般的な構成を示す。同図に示すFSK受信機
は、図示しない基地局から空中に放射された変調信号波
を捕捉するアンテナ11と、該アンテナ11に捕捉され
た変調信号波から所定の周波数帯域の高周波信号を抽出
して増幅する高周波増幅回路(RF)12と、局部発振
信号を生成する局部発振器13と、高周波増幅回路12
により抽出された高周波信号に局部発振器13が生成し
た局部発振信号を混合して中間周波信号に変換する中間
周波増幅器14と、この中間周波信号からディジタル信
号を生成する4値FSK復調器15と、このディジタル
信号から情報コードを読み取って呼び出しやメッセージ
の表示などの各種の動作を制御する制御部16とを備え
て構成されている。
受信機の一般的な構成を示す。同図に示すFSK受信機
は、図示しない基地局から空中に放射された変調信号波
を捕捉するアンテナ11と、該アンテナ11に捕捉され
た変調信号波から所定の周波数帯域の高周波信号を抽出
して増幅する高周波増幅回路(RF)12と、局部発振
信号を生成する局部発振器13と、高周波増幅回路12
により抽出された高周波信号に局部発振器13が生成し
た局部発振信号を混合して中間周波信号に変換する中間
周波増幅器14と、この中間周波信号からディジタル信
号を生成する4値FSK復調器15と、このディジタル
信号から情報コードを読み取って呼び出しやメッセージ
の表示などの各種の動作を制御する制御部16とを備え
て構成されている。
【0005】このように構成されたFSK受信機では、
基地局から放射された変調信号波をアンテナ11が捕捉
する。この変調信号は高周波増幅器12により帯域制限
されて所定の周波数帯域の高周波信号が抽出された後、
中間周波増幅器14により中間周波信号に変換される。
以下、この中間周波信号を変調信号と記す。
基地局から放射された変調信号波をアンテナ11が捕捉
する。この変調信号は高周波増幅器12により帯域制限
されて所定の周波数帯域の高周波信号が抽出された後、
中間周波増幅器14により中間周波信号に変換される。
以下、この中間周波信号を変調信号と記す。
【0006】4値FSK復調器15は、この変調信号
(中間周波信号)のシンボル周期を単位として周波数成
分を検出し、その周波数成分から4値のコードを特定し
てディジタル信号を生成する。制御部16はこのディジ
タル信号から情報を読み取って、呼び出し等の各種の動
作を制御する。
(中間周波信号)のシンボル周期を単位として周波数成
分を検出し、その周波数成分から4値のコードを特定し
てディジタル信号を生成する。制御部16はこのディジ
タル信号から情報を読み取って、呼び出し等の各種の動
作を制御する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、4値
FSK復調器の復調方式として、クアドラチャ検波方式
や、FSK変調された信号の零交差点の時間を計測する
パルスカウント方式が用いられている。しかしながら、
クアドラチャ検波方式によれば、アナログ回路であるA
/Dコンバータ等を必要とするため、例えばCMOSト
ランジスタのようにディジタル回路素子のみを用いて装
置をLSI化することが困難である。このため、複数の
LSIチップから装置を構成しなければならず、装置の
小型化の妨げとなるという問題がある。
FSK復調器の復調方式として、クアドラチャ検波方式
や、FSK変調された信号の零交差点の時間を計測する
パルスカウント方式が用いられている。しかしながら、
クアドラチャ検波方式によれば、アナログ回路であるA
/Dコンバータ等を必要とするため、例えばCMOSト
ランジスタのようにディジタル回路素子のみを用いて装
置をLSI化することが困難である。このため、複数の
LSIチップから装置を構成しなければならず、装置の
小型化の妨げとなるという問題がある。
【0008】これに対して、パルスカウント方式によれ
ば、動作クロック周波数が低いと信号の検出精度も低下
する。このため、信号の高速な伝送と共に高精度な検出
が要求される高度無線呼び出しシステムに適用するため
には動作クロック周波数を所定値以上に維持する必要が
あり、この結果、消費電力が増加するという問題があ
る。
ば、動作クロック周波数が低いと信号の検出精度も低下
する。このため、信号の高速な伝送と共に高精度な検出
が要求される高度無線呼び出しシステムに適用するため
には動作クロック周波数を所定値以上に維持する必要が
あり、この結果、消費電力が増加するという問題があ
る。
【0009】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、A/Dコンバータなどのアナログ回路を
含むことなくディジタル回路のみから構成して装置の小
型化を可能とし、しかも消費電力の増加を伴うことなく
高度呼び出しシステム等への適用を可能とするFSK復
調器を提供することを課題とする。
たものであり、A/Dコンバータなどのアナログ回路を
含むことなくディジタル回路のみから構成して装置の小
型化を可能とし、しかも消費電力の増加を伴うことなく
高度呼び出しシステム等への適用を可能とするFSK復
調器を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決達成するため、以下の構成を有する。即ち、請求項1
に記載の発明に係るFSK復調器は、FSK方式を用い
て変調された変調信号をデジタル信号に復調するFSK
復調器であって、前記変調信号の1周期を分割して得ら
れる複数の時間領域に対応づけて計数する計数手段と、
前記1周期における変調信号の遷移点が属する時間領域
に対応する前記計数手段の計数値を特定する計数値特定
手段と、前記計数値に基づきディジタル信号を生成する
信号生成手段と、を備えたことを特徴とするFSK復調
器の構成を有する。
決達成するため、以下の構成を有する。即ち、請求項1
に記載の発明に係るFSK復調器は、FSK方式を用い
て変調された変調信号をデジタル信号に復調するFSK
復調器であって、前記変調信号の1周期を分割して得ら
れる複数の時間領域に対応づけて計数する計数手段と、
前記1周期における変調信号の遷移点が属する時間領域
に対応する前記計数手段の計数値を特定する計数値特定
手段と、前記計数値に基づきディジタル信号を生成する
信号生成手段と、を備えたことを特徴とするFSK復調
器の構成を有する。
【0011】また、請求項2に記載の発明に係るFSK
復調器は、FSK方式を用いて変調された変調信号をデ
ジタル信号に復調するFSK復調器であって、システム
クロック信号に基づき前記変調信号の周期に近似する周
期で計数を繰り返すフリーランカウンタ回路と、前記シ
ステムクロック信号をクロックとして前記変調信号を取
り込んで出力するD型フリップフロップ回路と、前記D
型フリップフロップ回路の出力に基づき前記フリーラン
カウンタ回路の計数値を取り込むレジスタ回路と、前記
レジスタ回路に取り込まれた前記計数値に基づきデジタ
ル信号を生成する信号生成手段と、を備えたことを特徴
とするFSK復調器の構成を有する。
復調器は、FSK方式を用いて変調された変調信号をデ
ジタル信号に復調するFSK復調器であって、システム
クロック信号に基づき前記変調信号の周期に近似する周
期で計数を繰り返すフリーランカウンタ回路と、前記シ
ステムクロック信号をクロックとして前記変調信号を取
り込んで出力するD型フリップフロップ回路と、前記D
型フリップフロップ回路の出力に基づき前記フリーラン
カウンタ回路の計数値を取り込むレジスタ回路と、前記
レジスタ回路に取り込まれた前記計数値に基づきデジタ
ル信号を生成する信号生成手段と、を備えたことを特徴
とするFSK復調器の構成を有する。
【0012】さらに、請求項3に記載の発明に係るFS
K復調器は、FSK方式を用いて変調された変調信号を
デジタル信号に復調するFSK復調器であって、システ
ムクロック信号に基づき前記変調信号の周期に近似する
周期で計数を繰り返すフリーランカウンタ回路と、前記
システムクロック信号の立ち下がりエッジに基づいて前
記変調信号を取り込んで出力する第1のD型フリップフ
ロップ回路と、前記システムクロック信号の立ち上がり
エッジに基づいて前記変調信号を取り込んで出力する第
2のD型フリップフロップ回路と、前記第1のD型フリ
ップフロップ回路の出力に基づき前記フリーランカウン
タ回路の計数値を取り込む第1のレジスタ回路と、前記
第1のD型フリップフロップ回路の出力に基づき前記第
2のD型フリップフロップ回路の出力を取り込む第2の
レジスタ回路と、前記第1のレジスタ回路の内容に前記
第2のレジスタ回路の内容を加算する加算器と、前記加
算器の加算結果に基づきデジタル信号を生成する信号生
成手段と、を備えたことを特徴とするFSK復調器の構
成を有する。
K復調器は、FSK方式を用いて変調された変調信号を
デジタル信号に復調するFSK復調器であって、システ
ムクロック信号に基づき前記変調信号の周期に近似する
周期で計数を繰り返すフリーランカウンタ回路と、前記
システムクロック信号の立ち下がりエッジに基づいて前
記変調信号を取り込んで出力する第1のD型フリップフ
ロップ回路と、前記システムクロック信号の立ち上がり
エッジに基づいて前記変調信号を取り込んで出力する第
2のD型フリップフロップ回路と、前記第1のD型フリ
ップフロップ回路の出力に基づき前記フリーランカウン
タ回路の計数値を取り込む第1のレジスタ回路と、前記
第1のD型フリップフロップ回路の出力に基づき前記第
2のD型フリップフロップ回路の出力を取り込む第2の
レジスタ回路と、前記第1のレジスタ回路の内容に前記
第2のレジスタ回路の内容を加算する加算器と、前記加
算器の加算結果に基づきデジタル信号を生成する信号生
成手段と、を備えたことを特徴とするFSK復調器の構
成を有する。
【0013】以下、本発明の作用について述べる。即
ち、請求項1に記載の発明に係るFSK復調器によれ
ば、計数手段は、変調信号の1周期を分割して得られる
複数の時間領域に対応づけて各周期毎に計数を繰り返し
行う。計数値特定手段は、変調信号の1周期における遷
移点が属する時間領域に対応する計数値を特定する。こ
の計数値は変調信号の遷移点の位相情報(周波数情報)
を表し、信号生成手段は、この位相情報を表す計数値に
基づきディジタル信号を生成する。
ち、請求項1に記載の発明に係るFSK復調器によれ
ば、計数手段は、変調信号の1周期を分割して得られる
複数の時間領域に対応づけて各周期毎に計数を繰り返し
行う。計数値特定手段は、変調信号の1周期における遷
移点が属する時間領域に対応する計数値を特定する。こ
の計数値は変調信号の遷移点の位相情報(周波数情報)
を表し、信号生成手段は、この位相情報を表す計数値に
基づきディジタル信号を生成する。
【0014】また、請求項2に記載の発明に係るFSK
復調器によれば、フリーランカウンタ回路は、システム
クロック信号に基づき前記変調信号の周期に近似する周
期で計数を繰り返す。D型フリップフロップ回路は、シ
ステムクロック信号をクロックとして変調信号を取り込
み、これを遅延させて出力する。レジスタ回路は、D型
フリップフロップ回路の出力に基づきフリーランカウン
タ回路の計数値を取り込む。即ち、D型フリップフロッ
プ回路の出力(遅延された変調信号)の遷移点で、この
変調信号の位相情報(周波数情報)を表すフリーランカ
ウンタ回路の計数値を取り込む。信号生成手段は、レジ
スタ回路に取り込まれた変調信号の位相情報(周波数情
報)を表す計数値に基づきデジタル信号を生成する。
復調器によれば、フリーランカウンタ回路は、システム
クロック信号に基づき前記変調信号の周期に近似する周
期で計数を繰り返す。D型フリップフロップ回路は、シ
ステムクロック信号をクロックとして変調信号を取り込
み、これを遅延させて出力する。レジスタ回路は、D型
フリップフロップ回路の出力に基づきフリーランカウン
タ回路の計数値を取り込む。即ち、D型フリップフロッ
プ回路の出力(遅延された変調信号)の遷移点で、この
変調信号の位相情報(周波数情報)を表すフリーランカ
ウンタ回路の計数値を取り込む。信号生成手段は、レジ
スタ回路に取り込まれた変調信号の位相情報(周波数情
報)を表す計数値に基づきデジタル信号を生成する。
【0015】さらに、請求項3に記載の発明に係るFS
K復調器によれば、フリーランカウンタ回路は、システ
ムクロック信号に基づき変調信号の周期に近似する周期
で計数を繰り返す。第1のD型フリップフロップ回路
は、システムクロック信号の立ち下がりエッジに基づい
て変調信号を取り込んで所定の遅延を与えて出力する。
また、第2のD型フリップフロップ回路は、システムク
ロック信号の立ち上がりエッジに基づいて変調信号を取
り込んで所定の遅延を与えて出力する。第1のレジスタ
回路は、第1のD型フリップフロップ回路の出力に基づ
き前記フリーランカウンタ回路の計数値を取り込み、第
2のレジスタ回路は、第1のD型フリップフロップ回路
の出力に基づき第2のD型フリップフロップ回路の出力
を取り込む。そして、加算器は第1のレジスタ回路の内
容に前記第2のレジスタ回路の内容を加算し、信号生成
手段が加算器の加算結果に基づきデジタル信号を生成す
る。
K復調器によれば、フリーランカウンタ回路は、システ
ムクロック信号に基づき変調信号の周期に近似する周期
で計数を繰り返す。第1のD型フリップフロップ回路
は、システムクロック信号の立ち下がりエッジに基づい
て変調信号を取り込んで所定の遅延を与えて出力する。
また、第2のD型フリップフロップ回路は、システムク
ロック信号の立ち上がりエッジに基づいて変調信号を取
り込んで所定の遅延を与えて出力する。第1のレジスタ
回路は、第1のD型フリップフロップ回路の出力に基づ
き前記フリーランカウンタ回路の計数値を取り込み、第
2のレジスタ回路は、第1のD型フリップフロップ回路
の出力に基づき第2のD型フリップフロップ回路の出力
を取り込む。そして、加算器は第1のレジスタ回路の内
容に前記第2のレジスタ回路の内容を加算し、信号生成
手段が加算器の加算結果に基づきデジタル信号を生成す
る。
【0016】従って、例えば、第2のD型フリップフロ
ップ回路が、システムクロック信号の立ち上がりエッジ
で変調信号を取り込んだ後に、第1のD型フリップフロ
ップ回路が、システムクロック信号の立ち下がりエッジ
で変調信号を取り込んだ場合、第1のレジスタ回路に格
納される計数値は、第1のD型フリップフロップ回路に
より遅延された変調信号の位相情報となる。このD型フ
リップフロップ回路による遅延による位相情報の誤差を
是正するため、第2のD型フリップフロップ回路がシス
テムクロック信号の立ち上がりで取り込んだ変調信号の
レベル状態を参照し、このレベル状態が遷移後のもので
あれば、フリーランカウンタ回路の計数値に1を加算し
て、計数値を補正する。即ち、この場合、検出された位
相情報の位相が進められて補正される。
ップ回路が、システムクロック信号の立ち上がりエッジ
で変調信号を取り込んだ後に、第1のD型フリップフロ
ップ回路が、システムクロック信号の立ち下がりエッジ
で変調信号を取り込んだ場合、第1のレジスタ回路に格
納される計数値は、第1のD型フリップフロップ回路に
より遅延された変調信号の位相情報となる。このD型フ
リップフロップ回路による遅延による位相情報の誤差を
是正するため、第2のD型フリップフロップ回路がシス
テムクロック信号の立ち上がりで取り込んだ変調信号の
レベル状態を参照し、このレベル状態が遷移後のもので
あれば、フリーランカウンタ回路の計数値に1を加算し
て、計数値を補正する。即ち、この場合、検出された位
相情報の位相が進められて補正される。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係るFSK
復調器は、変調信号の位相情報と周波数情報とが比例関
係にあることに着目して、変調信号をディジタル信号に
復調するものであり、本実施形態のFSK復調器を詳細
に説明するに先だって、この位相情報と周波数情報とが
比例関係にあることについて説明する。
復調器は、変調信号の位相情報と周波数情報とが比例関
係にあることに着目して、変調信号をディジタル信号に
復調するものであり、本実施形態のFSK復調器を詳細
に説明するに先だって、この位相情報と周波数情報とが
比例関係にあることについて説明する。
【0018】一般に、変調信号の角周波数ω(t)は或る
時刻tにおける位相φ(t)の変化分(傾き)として定義
され、角周波数ω(t)は(1)式で表される。
時刻tにおける位相φ(t)の変化分(傾き)として定義
され、角周波数ω(t)は(1)式で表される。
【0019】 ω(t) =dφ(t)/dt=lim{φ(t+δt)-φ(t)}/δt=lim{φ(t)-φ(t-δt)}/δ t δt→0 δt→0 ・・・・・(1)
【0020】ここで、時間tの進行(変化)に対してφ
(t)の変化が十分に緩やかなものであると仮定すると、
時刻tにおける位相φ(t)の傾きは、時刻tの近傍にお
ける時間幅δtに対する位相の変化分に近似するので、
(1)式は(2)式のように近似的に表される。
(t)の変化が十分に緩やかなものであると仮定すると、
時刻tにおける位相φ(t)の傾きは、時刻tの近傍にお
ける時間幅δtに対する位相の変化分に近似するので、
(1)式は(2)式のように近似的に表される。
【0021】 ω(t) ≒ φ(t)-φ(t-δt)}/δt ・・・・・(2)
【0022】さらに、(2)式を(3)式のように書き
換えると、(3)式の左辺は時間幅δtにおける位相の
変化分を表わす。
換えると、(3)式の左辺は時間幅δtにおける位相の
変化分を表わす。
【0023】 φ(t)-φ(t-δt)} ≒ ω(t)・δt ・・・・・(3)
【0024】ここで、変調信号のシンボル周期をTSと
し、δt=TS/N(Nは正の整数)とおくと、(3)
式は(4)式のように書き換えられる。
し、δt=TS/N(Nは正の整数)とおくと、(3)
式は(4)式のように書き換えられる。
【0025】 φ(t)-φ(t-TS/N)} ≒ ω(t)・TS/N ・・・・・(4)
【0026】即ち、(4)式から理解されるように、時
間tの進行に対して変調信号の位相φ(t)の変化が十分
に緩やかに変化するものである場合((2)式を導く際
の仮定条件)、(4)式の左辺により表される変調信号
の位相の変化分(位相情報)は、角周波数(周波数情
報)に比例するものとなり、変調信号の位相情報からそ
の周波数情報を知ることができる。従って、周波数情報
に変換されて伝送されたディジタル信号は、変調信号の
位相情報を検出して復調することができ、FSK復調が
可能となる。
間tの進行に対して変調信号の位相φ(t)の変化が十分
に緩やかに変化するものである場合((2)式を導く際
の仮定条件)、(4)式の左辺により表される変調信号
の位相の変化分(位相情報)は、角周波数(周波数情
報)に比例するものとなり、変調信号の位相情報からそ
の周波数情報を知ることができる。従って、周波数情報
に変換されて伝送されたディジタル信号は、変調信号の
位相情報を検出して復調することができ、FSK復調が
可能となる。
【0027】以下、上述の概念に基づいた本発明に係る
FSK復調器について、図1から図6を参照しながら説
明する。本発明のFSK復調器は、上述の周波数情報と
位相情報との関係に基づき変調信号の位相情報(周波数
情報)を検出する瞬時位相検出部と、該瞬時位相検出部
により検出された位相情報からデジタル信号を生成する
信号生成部とを備えて構成される。
FSK復調器について、図1から図6を参照しながら説
明する。本発明のFSK復調器は、上述の周波数情報と
位相情報との関係に基づき変調信号の位相情報(周波数
情報)を検出する瞬時位相検出部と、該瞬時位相検出部
により検出された位相情報からデジタル信号を生成する
信号生成部とを備えて構成される。
【0028】ここで、図1は第1の実施形態のFSK復
調器が備える瞬時位相検出部の構成図、図2は図1に示
す瞬時位相検出部の動作を説明するためのタイミングチ
ャート、図3は第2の実施形態のFSK復調器が備える
該瞬時位相検出部の構成図、図4は図3に示す瞬時位相
検出部の動作を説明するためのタイミングチャート、図
5は図3に示す瞬時位相検出部の機能を拡張した場合の
構成図、図6は図5に示す瞬時位相検出部の動作を説明
するためのタイミングチャートである。
調器が備える瞬時位相検出部の構成図、図2は図1に示
す瞬時位相検出部の動作を説明するためのタイミングチ
ャート、図3は第2の実施形態のFSK復調器が備える
該瞬時位相検出部の構成図、図4は図3に示す瞬時位相
検出部の動作を説明するためのタイミングチャート、図
5は図3に示す瞬時位相検出部の機能を拡張した場合の
構成図、図6は図5に示す瞬時位相検出部の動作を説明
するためのタイミングチャートである。
【0029】〔第1の実施の形態について〕先ず、図1
及び図2を参照して、第1の実施の形態に係るFSK復
調器について説明する。図1に示す本実施形態のFSK
復調器が備える瞬時位相検出部は、変調信号IFの周期
の8分の1の周期を有するシステムクロック信号SCに
基づき変調信号IFの周期に等しい周期で「0」から
「7」までを繰り返してアップカウントするフリーラン
カウンタ21と、該フリーランカウンタの出力を反転さ
せるインバータ回路22と、システムクロック信号SC
に基づき変調信号IFを取り込んでトリガー信号TGと
して出力するD型フリップフロップ25と、トリガー信
号TGに基づきインバータ回路22により反転されたフ
リーランカウンタ21の計数値を取り込むレジスタ回路
23と、フリーランカウンタ21が新たな計数周期に入
る際にレジスタ回路23の内容を取り込むレジスタ24
とを備えて構成される。ここで、フリーランカウンタ2
1とインバータ回路22とにより、「7」から「0」を
繰り返してダウンカウントするフリーランカウンタ20
が構成される。
及び図2を参照して、第1の実施の形態に係るFSK復
調器について説明する。図1に示す本実施形態のFSK
復調器が備える瞬時位相検出部は、変調信号IFの周期
の8分の1の周期を有するシステムクロック信号SCに
基づき変調信号IFの周期に等しい周期で「0」から
「7」までを繰り返してアップカウントするフリーラン
カウンタ21と、該フリーランカウンタの出力を反転さ
せるインバータ回路22と、システムクロック信号SC
に基づき変調信号IFを取り込んでトリガー信号TGと
して出力するD型フリップフロップ25と、トリガー信
号TGに基づきインバータ回路22により反転されたフ
リーランカウンタ21の計数値を取り込むレジスタ回路
23と、フリーランカウンタ21が新たな計数周期に入
る際にレジスタ回路23の内容を取り込むレジスタ24
とを備えて構成される。ここで、フリーランカウンタ2
1とインバータ回路22とにより、「7」から「0」を
繰り返してダウンカウントするフリーランカウンタ20
が構成される。
【0030】なお、システムクロック信号SCの周期を
変調信号IFの周期の8分の1として、フリーランカウ
ンタ21が「0」から「7」までを計数する計数周期と
変調信号IFの周期とは一致している必要があるが、F
SK方式の復調は準同期検波方式であることに加えて、
変調信号IFの周波数は伝送する情報によって変動する
ものであることから、システムクロック信号SCの周期
を正確に変調信号IFの周期の8分の1として、「0」
から「7」までの繰り返し周期(計数周期)を変調信号
IFの周期に必ずしも等しくする必要はなく、変調信号
IFの各1周期に対して計数値の「0」から「7」まで
が対応づけられていればよい。
変調信号IFの周期の8分の1として、フリーランカウ
ンタ21が「0」から「7」までを計数する計数周期と
変調信号IFの周期とは一致している必要があるが、F
SK方式の復調は準同期検波方式であることに加えて、
変調信号IFの周波数は伝送する情報によって変動する
ものであることから、システムクロック信号SCの周期
を正確に変調信号IFの周期の8分の1として、「0」
から「7」までの繰り返し周期(計数周期)を変調信号
IFの周期に必ずしも等しくする必要はなく、変調信号
IFの各1周期に対して計数値の「0」から「7」まで
が対応づけられていればよい。
【0031】上述のフリーランカウンタ21は、システ
ムクロック信号SCを2倍周期に分周して計数値の下位
ビット(LSB)信号Q0を生成するインバータ21a
/D型フリップフロップ21Aと、D型フリップフロッ
プ21Aの出力を2倍周期に分周して中位ビット信号Q
1を生成する排他的論理和21b/D型フリップフロッ
プ21Bと、中位ビット信号Q1を2倍周期(下位ビッ
トの4倍周期)に分周して上位ビット信号Q2を生成す
ると共に中位ビット及び下位ビットが論理値1となった
次の計数周期で出力をリセットする論理積21c/排他
的論理和21d/D型フリップフロップ21Cとから構
成される。
ムクロック信号SCを2倍周期に分周して計数値の下位
ビット(LSB)信号Q0を生成するインバータ21a
/D型フリップフロップ21Aと、D型フリップフロッ
プ21Aの出力を2倍周期に分周して中位ビット信号Q
1を生成する排他的論理和21b/D型フリップフロッ
プ21Bと、中位ビット信号Q1を2倍周期(下位ビッ
トの4倍周期)に分周して上位ビット信号Q2を生成す
ると共に中位ビット及び下位ビットが論理値1となった
次の計数周期で出力をリセットする論理積21c/排他
的論理和21d/D型フリップフロップ21Cとから構
成される。
【0032】また、インバータ回路22は、D型フリッ
プフロップ21A〜21Cがそれぞれ出力する下位、中
位、上位ビットの各論理値を反転するインバータ22A
〜22Cから構成され、フリーランカウンタ21のアッ
プカウントの計数値をダウンカウントの計数値に変換し
て、後述の変調信号IFの位相の進み/遅れと計数値の
大/小とを対応づける。
プフロップ21A〜21Cがそれぞれ出力する下位、中
位、上位ビットの各論理値を反転するインバータ22A
〜22Cから構成され、フリーランカウンタ21のアッ
プカウントの計数値をダウンカウントの計数値に変換し
て、後述の変調信号IFの位相の進み/遅れと計数値の
大/小とを対応づける。
【0033】さらに、レジスタ回路23は、インバータ
回路22によりそれぞれ反転された計数値の下位、中
位、上位の各ビットQ0〜Q2をトリガー信号TGの立
ち上がりエッジで取り込むD型フリップフロップ23A
〜23Cから構成され、この後段側のレジスタ回路24
は、レジスタ回路23の内容をインバータ22Cにより
反転された上位ビット信号Q2の立ち下がりエッジで取
り込むD型フリップフロップ24A〜24Cから構成さ
れる。このように、レジスタ回路をマスター側とスレー
ブ側の2段で構成することにより、変調信号IFの位相
情報を一定の時間間隔で出力することが可能となる。
回路22によりそれぞれ反転された計数値の下位、中
位、上位の各ビットQ0〜Q2をトリガー信号TGの立
ち上がりエッジで取り込むD型フリップフロップ23A
〜23Cから構成され、この後段側のレジスタ回路24
は、レジスタ回路23の内容をインバータ22Cにより
反転された上位ビット信号Q2の立ち下がりエッジで取
り込むD型フリップフロップ24A〜24Cから構成さ
れる。このように、レジスタ回路をマスター側とスレー
ブ側の2段で構成することにより、変調信号IFの位相
情報を一定の時間間隔で出力することが可能となる。
【0034】なお、D型フリップフロップ21A〜21
C、23A〜23C、24A〜24Cの内容は、クリア
信号CLRによりクリアされる。従って、例えば変調信
号IFのシンボル周期の始めに各D型フリップフロップ
をクリアすれば、各シンボル周期の先頭を基準として変
調信号IFの位相情報が検出されるものとなる。
C、23A〜23C、24A〜24Cの内容は、クリア
信号CLRによりクリアされる。従って、例えば変調信
号IFのシンボル周期の始めに各D型フリップフロップ
をクリアすれば、各シンボル周期の先頭を基準として変
調信号IFの位相情報が検出されるものとなる。
【0035】このように構成された図1に示す瞬時位相
検出部の動作を、図2のタイミングチャートを参照して
説明する。変調信号IFの周期Tに対して、システムク
ロック信号SCは約8周期を有する信号として図示しな
いクロックジェネレータにより生成される。このシステ
ムクロック信号SCの立ち上がりエッジでD型フリップ
フロップ21Aの出力は反転を交互に繰り返し、計数値
の下位ビット信号Q0となる。
検出部の動作を、図2のタイミングチャートを参照して
説明する。変調信号IFの周期Tに対して、システムク
ロック信号SCは約8周期を有する信号として図示しな
いクロックジェネレータにより生成される。このシステ
ムクロック信号SCの立ち上がりエッジでD型フリップ
フロップ21Aの出力は反転を交互に繰り返し、計数値
の下位ビット信号Q0となる。
【0036】また、D型フリップフロップ21Bは、シ
ステムクロック信号SCの立ち上がりエッジの2つ毎に
出力の反転を交互に繰り返し、下位ビット信号Q0の2
倍周期を有する中位ビット信号Q1を出力する。さら
に、D型フリップフロップ21Cは、システムクロック
信号SCの立ち上がりエッジの4つ毎に出力の反転を交
互に繰り返し、中位ビット信号Q1の2倍周期を有する
上位ビット信号Q2を出力する。
ステムクロック信号SCの立ち上がりエッジの2つ毎に
出力の反転を交互に繰り返し、下位ビット信号Q0の2
倍周期を有する中位ビット信号Q1を出力する。さら
に、D型フリップフロップ21Cは、システムクロック
信号SCの立ち上がりエッジの4つ毎に出力の反転を交
互に繰り返し、中位ビット信号Q1の2倍周期を有する
上位ビット信号Q2を出力する。
【0037】これらD型フリップフロップ21A〜21
Cを備えるフリーランカウンタ21は、「0」(Q0,Q1,
Q2=0,0,0)から「7」(Q0,Q1,Q2=1,1,1)の間を繰り返
しアップカウントして、ビット信号Q0〜Q2の3ビッ
トからなる計数値をインバータ回路22に与える。イン
バータ回路22は、フリーランカウンタ21が出力する
計数値の各ビットの論理値を反転させ、ダウンカウント
の計数値CTに変換する。
Cを備えるフリーランカウンタ21は、「0」(Q0,Q1,
Q2=0,0,0)から「7」(Q0,Q1,Q2=1,1,1)の間を繰り返
しアップカウントして、ビット信号Q0〜Q2の3ビッ
トからなる計数値をインバータ回路22に与える。イン
バータ回路22は、フリーランカウンタ21が出力する
計数値の各ビットの論理値を反転させ、ダウンカウント
の計数値CTに変換する。
【0038】一方、D型フリップフロップ25は、シス
テムクロック信号SCの立ち下がりエッジで変調信号I
Fを取り込み、この変調信号IFをシステムクロック信
号SCの半クロック分遅延させたトリガー信号TGを生
成する。このトリガー信号TGの立ち上がりエッジで、
フリーランカウンタ20の計数値CTとして「5」がレ
ジスタ回路23に取り込まれる。
テムクロック信号SCの立ち下がりエッジで変調信号I
Fを取り込み、この変調信号IFをシステムクロック信
号SCの半クロック分遅延させたトリガー信号TGを生
成する。このトリガー信号TGの立ち上がりエッジで、
フリーランカウンタ20の計数値CTとして「5」がレ
ジスタ回路23に取り込まれる。
【0039】このとき、トリガー信号TGは、フリーラ
ンカウンタ20の計数値CTの変化に対して変調信号I
Fをシステムクロック信号SCの半クロック分だけ遅ら
せたものとして生成されるので、レジスタ回路23は、
フリーランカウンタ20の出力の遷移点から遅れて計数
値CTを取り込み、遷移状態にある不確定な計数値を取
り込むことがない。
ンカウンタ20の計数値CTの変化に対して変調信号I
Fをシステムクロック信号SCの半クロック分だけ遅ら
せたものとして生成されるので、レジスタ回路23は、
フリーランカウンタ20の出力の遷移点から遅れて計数
値CTを取り込み、遷移状態にある不確定な計数値を取
り込むことがない。
【0040】次に、レジスタ回路24はフリーランカウ
ンタ20の上位ビット信号(Q2の反転信号)の立ち上
がり(次の計数周期の始まり)でレジスタ回路23に取り
込まれた計数値「5」を取り込み、これを位相情報Fと
して出力する。この後、レジスタ回路23は次の計数周
期での計数値CTの取り込みに備える。次に、図示しな
い信号生成部は、上述の瞬時位相検出部により検出した
位相情報Fを相当する周波数偏位に換算し、さらにその
偏位に対応したデジタルデータを順次生成する。
ンタ20の上位ビット信号(Q2の反転信号)の立ち上
がり(次の計数周期の始まり)でレジスタ回路23に取り
込まれた計数値「5」を取り込み、これを位相情報Fと
して出力する。この後、レジスタ回路23は次の計数周
期での計数値CTの取り込みに備える。次に、図示しな
い信号生成部は、上述の瞬時位相検出部により検出した
位相情報Fを相当する周波数偏位に換算し、さらにその
偏位に対応したデジタルデータを順次生成する。
【0041】ここで、フリーランカウンタ20が出力す
る計数値CT(「7」〜「0」)は、変調信号IFの1
周期を8分割して得られる時間領域のそれぞれに対応
し、変調信号IFを遅延させて生成されたトリガー信号
TGによりレジスタ回路24に取り込まれた計数値CT
は変調信号IFの遷移点の位相に対応する。この計数値
CTの値が大きいほど(変調信号IFの位相が小さい
程)変調信号IFの周波数が高いものとなる。
る計数値CT(「7」〜「0」)は、変調信号IFの1
周期を8分割して得られる時間領域のそれぞれに対応
し、変調信号IFを遅延させて生成されたトリガー信号
TGによりレジスタ回路24に取り込まれた計数値CT
は変調信号IFの遷移点の位相に対応する。この計数値
CTの値が大きいほど(変調信号IFの位相が小さい
程)変調信号IFの周波数が高いものとなる。
【0042】以上により、瞬時位相検出部により検出さ
れた変調信号IFの位相情報は、信号生成部により変調
信号の周波数情報に対応するディジタル信号に変換され
て、変調信号がディジタル信号に復調される。なお、本
実施形態では、変調信号IFの1周期を8つの時間領域
に分割して位相情報(周波数情報)を特定する場合を例
として説明したが、さらに細かく分割するように構成す
れば、変調信号の位相情報の検出精度をさらに高めるこ
とができる。
れた変調信号IFの位相情報は、信号生成部により変調
信号の周波数情報に対応するディジタル信号に変換され
て、変調信号がディジタル信号に復調される。なお、本
実施形態では、変調信号IFの1周期を8つの時間領域
に分割して位相情報(周波数情報)を特定する場合を例
として説明したが、さらに細かく分割するように構成す
れば、変調信号の位相情報の検出精度をさらに高めるこ
とができる。
【0043】〔第2の実施の形態について〕次に、本発
明の第2の実施の形態に係るFSK復調器が備える瞬時
位相検出部について、図3及び図4を参照して説明す
る。本実施形態の瞬時位相検出部は、変調信号IFの位
相情報の取り込みを、システムクロック信号SCの立ち
上がりエッジ及び立ち下がりエッジの双方のエッジで行
い、位相情報の検出精度を高めるものである。なお、図
3において、図1に示す第1の実施形態に係る要素と同
一或いは相当する要素には同一符号を付して、説明を省
略する。
明の第2の実施の形態に係るFSK復調器が備える瞬時
位相検出部について、図3及び図4を参照して説明す
る。本実施形態の瞬時位相検出部は、変調信号IFの位
相情報の取り込みを、システムクロック信号SCの立ち
上がりエッジ及び立ち下がりエッジの双方のエッジで行
い、位相情報の検出精度を高めるものである。なお、図
3において、図1に示す第1の実施形態に係る要素と同
一或いは相当する要素には同一符号を付して、説明を省
略する。
【0044】図3に示す本実施形態のFSK復調器が備
える瞬時位相検出部は、図1に示す第1の実施形態の構
成に加えて、システムクロック信号SCの立ち上がりエ
ッジで変調信号IFを取り込んで出力するD型フリップ
フロップ回路26と、D型フリップフロップ25の出力
の立ち上がりエッジでD型フリップフロップ26の出力
を取り込むレジスタ回路23Dと、フリーランカウンタ
20の上位ビットの立ち上がりでエッジでD型フリップ
フロップ23Aの出力を取り込むレジスタ回路24D
と、レジスタ回路24の内容にレジスタ回路24Dの内
容を加算する加算器27とを備えて構成される。
える瞬時位相検出部は、図1に示す第1の実施形態の構
成に加えて、システムクロック信号SCの立ち上がりエ
ッジで変調信号IFを取り込んで出力するD型フリップ
フロップ回路26と、D型フリップフロップ25の出力
の立ち上がりエッジでD型フリップフロップ26の出力
を取り込むレジスタ回路23Dと、フリーランカウンタ
20の上位ビットの立ち上がりでエッジでD型フリップ
フロップ23Aの出力を取り込むレジスタ回路24D
と、レジスタ回路24の内容にレジスタ回路24Dの内
容を加算する加算器27とを備えて構成される。
【0045】なお、後述の図4に示すように、本実施形
態のフリーランカウンタ20の計数値CTは、偶数値を
採るものとなっているが、これは加算器27の加算結果
が整数となるように便宜的に割り当てたものであって、
フリーランカウンタ20が出力する計数値のバイナリー
コードに対して割り当てられる10進数のキャラクター
は、周波数の変化を相対的に表現できるものであれば、
どのようであってもよい。
態のフリーランカウンタ20の計数値CTは、偶数値を
採るものとなっているが、これは加算器27の加算結果
が整数となるように便宜的に割り当てたものであって、
フリーランカウンタ20が出力する計数値のバイナリー
コードに対して割り当てられる10進数のキャラクター
は、周波数の変化を相対的に表現できるものであれば、
どのようであってもよい。
【0046】以下、図4を参照して、前述の第1の実施
形態との相違点を中心として、その動作を説明する。本
実施形態に特有な構成要素であるD型フリップフロップ
26は、D型フリップフロップ25がシステムクロック
信号SCの立ち下がりエッジで変調信号IFを取り込む
半クロック周期前に、このシステムクロック信号SCの
立ち上がりエッジで変調信号IFのレベル(論理値)を
取り込み、このレベルを表す信号SCRを出力する。そ
して、この信号SCRは、レジスタ回路23D及び24
Dに取り込まれ、加算器27がレジスタ回路24の内容
(計数値CT)に信号SCRを加算する。
形態との相違点を中心として、その動作を説明する。本
実施形態に特有な構成要素であるD型フリップフロップ
26は、D型フリップフロップ25がシステムクロック
信号SCの立ち下がりエッジで変調信号IFを取り込む
半クロック周期前に、このシステムクロック信号SCの
立ち上がりエッジで変調信号IFのレベル(論理値)を
取り込み、このレベルを表す信号SCRを出力する。そ
して、この信号SCRは、レジスタ回路23D及び24
Dに取り込まれ、加算器27がレジスタ回路24の内容
(計数値CT)に信号SCRを加算する。
【0047】従って、例えば、図4に例示するように、
周期Tにおいて、レジスタ回路23に取り込まれた計数
値CTが「10」の場合、この計数値「10」を取り込
む際の信号SCRは論理値1であることから、少なくと
も、レジスタ回路23が計数値CTを取り込む半クロッ
ク周期前において、変調信号IFは論理値1であったこ
とを知ることができる。
周期Tにおいて、レジスタ回路23に取り込まれた計数
値CTが「10」の場合、この計数値「10」を取り込
む際の信号SCRは論理値1であることから、少なくと
も、レジスタ回路23が計数値CTを取り込む半クロッ
ク周期前において、変調信号IFは論理値1であったこ
とを知ることができる。
【0048】従って、加算器27により、レジスタ回路
23,24が取り込んだ計数値「10」に対してレジス
タ23D,24Dが取り込んだ信号SCTの論理値
「1」を加算し、計数値CTを1段階増やして「11」
に修正した計数値を位相情報FUとして生成すれば、位
相情報の検出精度が上がることとなる。
23,24が取り込んだ計数値「10」に対してレジス
タ23D,24Dが取り込んだ信号SCTの論理値
「1」を加算し、計数値CTを1段階増やして「11」
に修正した計数値を位相情報FUとして生成すれば、位
相情報の検出精度が上がることとなる。
【0049】また、図4に例示する周期Tの次の周期
(符号なし)のように、レジスタ回路23に取り込まれ
た計数値CTが「12」であって、この計数値「12」
を取り込む際の信号SCRが論理値0である場合、シス
テムクロック信号SCの半クロック周期前において、変
調信号IFは論理値0である。従って、この場合、加算
器27は、計数値「12」に対して信号SCTの論理値
として「0」を加算し、計数値FUを計数値CTと同値
とする。
(符号なし)のように、レジスタ回路23に取り込まれ
た計数値CTが「12」であって、この計数値「12」
を取り込む際の信号SCRが論理値0である場合、シス
テムクロック信号SCの半クロック周期前において、変
調信号IFは論理値0である。従って、この場合、加算
器27は、計数値「12」に対して信号SCTの論理値
として「0」を加算し、計数値FUを計数値CTと同値
とする。
【0050】このように、本実施形態によれば、システ
ムクロック信号SCの立ち上がりエッジと立ち下がりエ
ッジとで変調信号IFを取り込んで、計数値CTを修正
するので、前述の図1に示す第1の実施形態に比較し
て、2倍の検出精度で変調信号IFの遷移点の時間位置
(位相情報)を知ることができ、システムクロック信号
SCの周波数を上げることなく、位相情報Fの精度を上
げることができる。
ムクロック信号SCの立ち上がりエッジと立ち下がりエ
ッジとで変調信号IFを取り込んで、計数値CTを修正
するので、前述の図1に示す第1の実施形態に比較し
て、2倍の検出精度で変調信号IFの遷移点の時間位置
(位相情報)を知ることができ、システムクロック信号
SCの周波数を上げることなく、位相情報Fの精度を上
げることができる。
【0051】次に、図5及び図6を参照して、本実施形
態の構成を拡張した瞬時位相検出器について説明する。
この検出器は、変調信号IFの立ち上がり及び立ち下が
りの両方のエッジの時間位置を求めることができるよう
に図3の構成を拡張したものであり、さらに位相情報の
検出精度を向上させるものである。なお、図5におい
て、図3に示す要素と同一或いは相当する要素には同一
符号を付し、その説明を省略する。
態の構成を拡張した瞬時位相検出器について説明する。
この検出器は、変調信号IFの立ち上がり及び立ち下が
りの両方のエッジの時間位置を求めることができるよう
に図3の構成を拡張したものであり、さらに位相情報の
検出精度を向上させるものである。なお、図5におい
て、図3に示す要素と同一或いは相当する要素には同一
符号を付し、その説明を省略する。
【0052】即ち、図5に示す瞬時位相検出部は、図3
に示す構成に加えて、D型フリップフロップ25及び2
6の出力をそれぞれ反転させてトリガー信号TGb及び
信号SCRbとするインバータN1及びN2と、変調信
号IFの立ち下がりエッジの時間位置に対応する計数値
CTTを取り込むレジスタ回路65及び66と、D型フ
リップフロップ25の出力の立ち下がりエッジでD型フ
リップフロップ26の反転出力を取り込むレジスタ回路
65Dと、フリーランカウンタ21の上位ビットの立ち
下がりでエッジでD型フリップフロップ65Dの出力を
取り込むレジスタ回路66Dと、レジスタ回路24の内
容をレジスタ回路24Dの内容で修正して得られる位相
情報FUと、レジスタ回路66の内容をレジスタ回路6
6Dの内容で修正して得られる位相情報FDとを加算し
て位相情報Pを生成する加算器69とを備えて構成され
る。
に示す構成に加えて、D型フリップフロップ25及び2
6の出力をそれぞれ反転させてトリガー信号TGb及び
信号SCRbとするインバータN1及びN2と、変調信
号IFの立ち下がりエッジの時間位置に対応する計数値
CTTを取り込むレジスタ回路65及び66と、D型フ
リップフロップ25の出力の立ち下がりエッジでD型フ
リップフロップ26の反転出力を取り込むレジスタ回路
65Dと、フリーランカウンタ21の上位ビットの立ち
下がりでエッジでD型フリップフロップ65Dの出力を
取り込むレジスタ回路66Dと、レジスタ回路24の内
容をレジスタ回路24Dの内容で修正して得られる位相
情報FUと、レジスタ回路66の内容をレジスタ回路6
6Dの内容で修正して得られる位相情報FDとを加算し
て位相情報Pを生成する加算器69とを備えて構成され
る。
【0053】前述のようにレジスタ回路23、24は変
調信号IFの立ち上がりエッジの時間位置の計数値を取
り込むものであるのに対し、本実施形態に特有なレジス
タ回路65、66は、変調信号IFの立ち下がりエッジ
の時間位置の計数値を取り込むものである。
調信号IFの立ち上がりエッジの時間位置の計数値を取
り込むものであるのに対し、本実施形態に特有なレジス
タ回路65、66は、変調信号IFの立ち下がりエッジ
の時間位置の計数値を取り込むものである。
【0054】ここで、レジスタ回路23に入力する計数
値CTは、フリーランカウンタ21の出力をインバータ
回路22により反転させたものであるに対し、レジスタ
回路65に入力する計数値CTTは、フリーランカウン
タ21の3ビットの出力のうち、上位ビットのみを反転
させずに取り出したものとなっている。従って、計数値
CTTは計数値CTに対して変調信号IFの立ち上がり
エッジと立ち下がりエッジとの位相差(周期Tの半周期
分=8カウント分)だけシフトしたものとなる。
値CTは、フリーランカウンタ21の出力をインバータ
回路22により反転させたものであるに対し、レジスタ
回路65に入力する計数値CTTは、フリーランカウン
タ21の3ビットの出力のうち、上位ビットのみを反転
させずに取り出したものとなっている。従って、計数値
CTTは計数値CTに対して変調信号IFの立ち上がり
エッジと立ち下がりエッジとの位相差(周期Tの半周期
分=8カウント分)だけシフトしたものとなる。
【0055】このように構成された図5に示す瞬時位相
検出部は、以下に説明するように、変調信号IFの立ち
上がりエッジ及び立ち下がりエッジの両方のエッジの位
相情報の取り込みを、システムクロック信号SCの立ち
上がりエッジ及び立ち下がりエッジの双方のエッジで行
い、位相情報の検出精度をさらに高めるものとなる。
検出部は、以下に説明するように、変調信号IFの立ち
上がりエッジ及び立ち下がりエッジの両方のエッジの位
相情報の取り込みを、システムクロック信号SCの立ち
上がりエッジ及び立ち下がりエッジの双方のエッジで行
い、位相情報の検出精度をさらに高めるものとなる。
【0056】即ち、図5において、レジスタ回路23が
入力する計数値CTが「14」を起点としてダウンカウ
ントするものであるのに対して、この瞬時位相検出器に
特有な構成要素であるレジスタ回路65が入力する計数
値CTTは、計数値CTに対して8カウント分だけシフ
トした「6」を起点としてダウンカウントする。このよ
うに、計数値CTTの初期値をシフトさせることによ
り、変調信号IFの立ち上がりと立ち下がりとの両エッ
ジ間の位相差がキャンセルされて、位相情報を求めるた
めの量として等価なものとなる。
入力する計数値CTが「14」を起点としてダウンカウ
ントするものであるのに対して、この瞬時位相検出器に
特有な構成要素であるレジスタ回路65が入力する計数
値CTTは、計数値CTに対して8カウント分だけシフ
トした「6」を起点としてダウンカウントする。このよ
うに、計数値CTTの初期値をシフトさせることによ
り、変調信号IFの立ち上がりと立ち下がりとの両エッ
ジ間の位相差がキャンセルされて、位相情報を求めるた
めの量として等価なものとなる。
【0057】このように変調信号の立ち上がりと立ち下
がりのエッジに計数値を整合させて、変調信号IFの立
ち上がり及び立ち下がりの両エッジについて、それぞれ
位相情報FU及びFDの検出を並列的に行い、これら位
相情報FUとFDとを加算器69により加算処理してス
ムージングし、5ビットのバイナリーコードP[0]〜
P[4]からなる位相情報Pを生成する。
がりのエッジに計数値を整合させて、変調信号IFの立
ち上がり及び立ち下がりの両エッジについて、それぞれ
位相情報FU及びFDの検出を並列的に行い、これら位
相情報FUとFDとを加算器69により加算処理してス
ムージングし、5ビットのバイナリーコードP[0]〜
P[4]からなる位相情報Pを生成する。
【0058】図6に示す例では、変調信号IFの立ち上
がりエッジE1から求められた計数値が「10」である
のに対して、変調信号IFの立ち下がりエッジE2から
求められた計数値も「10」である。これらの計数値は
レジスタ回路24D,66Dのそれぞれの内容と共に加
算器69に与えられ、加算器69は、修正された位相情
報FU(=「11」)とFD(=[「11」)とを加算
し、位相情報Pとして「22」を生成する。
がりエッジE1から求められた計数値が「10」である
のに対して、変調信号IFの立ち下がりエッジE2から
求められた計数値も「10」である。これらの計数値は
レジスタ回路24D,66Dのそれぞれの内容と共に加
算器69に与えられ、加算器69は、修正された位相情
報FU(=「11」)とFD(=[「11」)とを加算
し、位相情報Pとして「22」を生成する。
【0059】この場合、位相情報Pの値自体は、図3の
瞬時位相検出器に比べて大きなものとなるが、前述した
ように、この位相情報は周波数情報を相対的に把握でき
るものであれば足り、その値自体はどのように定めても
良い。従って、加算して得られた計数値「22」を、敢
えて2で除して平均することなく、そのままで取り扱っ
ても、何ら不都合はない。
瞬時位相検出器に比べて大きなものとなるが、前述した
ように、この位相情報は周波数情報を相対的に把握でき
るものであれば足り、その値自体はどのように定めても
良い。従って、加算して得られた計数値「22」を、敢
えて2で除して平均することなく、そのままで取り扱っ
ても、何ら不都合はない。
【0060】ここで、仮に一方の位相情報FUが「1
0」であったとすれば、位相情報Pは「21」となり、
「1」のずれが生じ、位相情報Pは「1」を最小単位と
して変化する。従って、位相情報Pが取り得る最大値は
31であるから、位相情報Pは32分の1の検出精度で
表現されるものとなる。因に、前述の図1に示す瞬時位
相検出器の場合、位相情報Fは8分の1の精度で検出さ
れ、図3に示す瞬時位相検出器の場合、位相情報FUは
16分の1の精度で検出される。
0」であったとすれば、位相情報Pは「21」となり、
「1」のずれが生じ、位相情報Pは「1」を最小単位と
して変化する。従って、位相情報Pが取り得る最大値は
31であるから、位相情報Pは32分の1の検出精度で
表現されるものとなる。因に、前述の図1に示す瞬時位
相検出器の場合、位相情報Fは8分の1の精度で検出さ
れ、図3に示す瞬時位相検出器の場合、位相情報FUは
16分の1の精度で検出される。
【0061】なお、位相情報FUとFDとを検出するた
めの変調信号IFの立ち上がりエッジと立ち下がりエッ
ジが同一周期内のものではなく、例えば位相情報FDを
検出する変調信号IFの立ち下がりエッジの位相が0°
であって、位相情報FUを検出する変調信号IFの立ち
上がりエッジが350°である場合のように、一方の位
相(この場合立ち下がりエッジの位相)が360°を越
えて一周したものである場合には、これらの位相差の平
均を演算するに際し、立ち下がりエッジの位相を0°と
せずに360°と判定処理して加算演算する必要があ
り、このための判定処理を含んだ加算回路が必要とな
る。因に、この例の場合には、360°と0°との平均
値175°ではなく、360°と350°との平均値3
55°が求められる位相の平均値となる。
めの変調信号IFの立ち上がりエッジと立ち下がりエッ
ジが同一周期内のものではなく、例えば位相情報FDを
検出する変調信号IFの立ち下がりエッジの位相が0°
であって、位相情報FUを検出する変調信号IFの立ち
上がりエッジが350°である場合のように、一方の位
相(この場合立ち下がりエッジの位相)が360°を越
えて一周したものである場合には、これらの位相差の平
均を演算するに際し、立ち下がりエッジの位相を0°と
せずに360°と判定処理して加算演算する必要があ
り、このための判定処理を含んだ加算回路が必要とな
る。因に、この例の場合には、360°と0°との平均
値175°ではなく、360°と350°との平均値3
55°が求められる位相の平均値となる。
【0062】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、以下のような効果を得ることができる。即
ち、請求項1及び請求項2に記載の発明にかかるFSK
復調器によれば、変調信号の遷移点の時間位置(位相情
報)を計数手段(フリーランカウンタ)の計数値として
検出し、位相情報が周波数情報に比例することを利用し
て、検出された計数値から周波数情報を特定するように
構成したので、アナログ回路を含むことなくディジタル
回路のみから装置を構成することができ、構成部品点数
を削減して装置の小型化を可能とする。
によれば、以下のような効果を得ることができる。即
ち、請求項1及び請求項2に記載の発明にかかるFSK
復調器によれば、変調信号の遷移点の時間位置(位相情
報)を計数手段(フリーランカウンタ)の計数値として
検出し、位相情報が周波数情報に比例することを利用し
て、検出された計数値から周波数情報を特定するように
構成したので、アナログ回路を含むことなくディジタル
回路のみから装置を構成することができ、構成部品点数
を削減して装置の小型化を可能とする。
【0063】また、請求項3に記載の発明にかかるFS
K復調器によれば、システムクロック信号の立ち上がり
及び立ち下がりの両方のエッジを用いて変調信号の位相
情報を検出するように構成したので、請求項1及び請求
項2に記載の発明にかかるFSK復調器により得られる
効果に加えて、消費電力の増加を伴うことなく高精度且
つ高速に位相情報の検出を行うことができ、高度無線呼
び出しシステムの受信機への適用が可能となる。
K復調器によれば、システムクロック信号の立ち上がり
及び立ち下がりの両方のエッジを用いて変調信号の位相
情報を検出するように構成したので、請求項1及び請求
項2に記載の発明にかかるFSK復調器により得られる
効果に加えて、消費電力の増加を伴うことなく高精度且
つ高速に位相情報の検出を行うことができ、高度無線呼
び出しシステムの受信機への適用が可能となる。
【図1】第1の実施形態のFSK復調器が備える瞬時位
相検出部の構成図である。
相検出部の構成図である。
【図2】図1に示す瞬時位相検出部の動作を説明するた
めのタイミングチャートである。
めのタイミングチャートである。
【図3】第2の実施形態のFSK復調器が備える該瞬時
位相検出部の構成図である。
位相検出部の構成図である。
【図4】図3に示す瞬時位相検出部の動作を説明するた
めのタイミングチャートである。
めのタイミングチャートである。
【図5】図3に示す瞬時位相検出部の機能を拡張して再
構成した瞬時位相検出部の構成図である。
構成した瞬時位相検出部の構成図である。
【図6】図5に示す瞬時位相検出部の動作を説明するた
めのタイミングチャートである。
めのタイミングチャートである。
【図7】FSK復調器の全体ブロック図である。
20 フリーランカウンタ(ダウンカウント) 21 フリーランカウンタ(アップカウント) 21a,22A〜22C インバータ 21b,21d 排他的論理和 21c 論理積 22 インバータ回路 23,24,65,66 レジスタ回路 23A〜23D,24A〜24D,25,26 D型フ
リップフロップ 65D,66D D型フリップフロップ 27,69 加算器
リップフロップ 65D,66D D型フリップフロップ 27,69 加算器
Claims (3)
- 【請求項1】 FSK方式を用いて変調された変調信号
をデジタル信号に復調するFSK復調器であって、 前記変調信号の1周期を分割して得られる複数の時間領
域に対応づけて計数する計数手段と、 前記1周期における変調信号の遷移点が属する時間領域
に対応する前記計数手段の計数値を特定する計数値特定
手段と、 前記計数値に基づきディジタル信号を生成する信号生成
手段と、 を備えたことを特徴とするFSK復調器。 - 【請求項2】 FSK方式を用いて変調された変調信号
をデジタル信号に復調するFSK復調器であって、 システムクロック信号に基づき前記変調信号の周期に近
似する周期で計数を繰り返すフリーランカウンタ回路
と、 前記システムクロック信号をクロックとして前記変調信
号を取り込んで出力するD型フリップフロップ回路と、 前記D型フリップフロップ回路の出力に基づき前記フリ
ーランカウンタ回路の計数値を取り込むレジスタ回路
と、 前記レジスタ回路に取り込まれた前記計数値に基づきデ
ジタル信号を生成する信号生成手段と、 を備えたことを特徴とするFSK復調器。 - 【請求項3】 FSK方式を用いて変調された変調信号
をデジタル信号に復調するFSK復調器であって、 システムクロック信号に基づき前記変調信号の周期に近
似する周期で計数を繰り返すフリーランカウンタ回路
と、 前記システムクロック信号の立ち下がりエッジに基づい
て前記変調信号を取り込んで出力する第1のD型フリッ
プフロップ回路と、 前記システムクロック信号の立ち上がりエッジに基づい
て前記変調信号を取り込んで出力する第2のD型フリッ
プフロップ回路と、 前記第1のD型フリップフロップ回路の出力に基づき前
記フリーランカウンタ回路の計数値を取り込む第1のレ
ジスタ回路と、 前記第1のD型フリップフロップ回路の出力に基づき前
記第2のD型フリップフロップ回路の出力を取り込む第
2のレジスタ回路と、 前記第1のレジスタ回路の内容に前記第2のレジスタ回
路の内容を加算する加算器と、 前記加算器の加算結果に基づきデジタル信号を生成する
信号生成手段と、 を備えたことを特徴とするFSK復調器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33542796A JPH10173715A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | Fsk復調器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33542796A JPH10173715A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | Fsk復調器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10173715A true JPH10173715A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18288445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33542796A Pending JPH10173715A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | Fsk復調器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10173715A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6914478B2 (en) | 2002-08-01 | 2005-07-05 | Denso Corporation | Demodulation method and demodulator |
| US7336731B2 (en) | 2003-01-14 | 2008-02-26 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Demodulator with phase-adjusting function |
| JP2011160193A (ja) * | 2010-02-01 | 2011-08-18 | Hochiki Corp | 信号判定装置、及び送信装置 |
-
1996
- 1996-12-16 JP JP33542796A patent/JPH10173715A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6914478B2 (en) | 2002-08-01 | 2005-07-05 | Denso Corporation | Demodulation method and demodulator |
| US7336731B2 (en) | 2003-01-14 | 2008-02-26 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Demodulator with phase-adjusting function |
| JP2011160193A (ja) * | 2010-02-01 | 2011-08-18 | Hochiki Corp | 信号判定装置、及び送信装置 |
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