JPH1017376A - セラミックスブロック - Google Patents

セラミックスブロック

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JPH1017376A
JPH1017376A JP8173607A JP17360796A JPH1017376A JP H1017376 A JPH1017376 A JP H1017376A JP 8173607 A JP8173607 A JP 8173607A JP 17360796 A JP17360796 A JP 17360796A JP H1017376 A JPH1017376 A JP H1017376A
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JP
Japan
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ceramic block
aggregate
block according
ceramic
chemical composition
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JP8173607A
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Inventor
Yukio Noda
征雄 野田
Kenji Suzukawa
研二 鈴川
Hajime Kimura
元 木村
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Publication of JPH1017376A publication Critical patent/JPH1017376A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B38/00Porous mortars, concrete, artificial stone or ceramic ware; Preparation thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/00241Physical properties of the materials not provided for elsewhere in C04B2111/00
    • C04B2111/00284Materials permeable to liquids

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)
  • Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】曲げ強度と透水性に優れ焼成温度範囲が広いセ
ラミックスブロックを得る。 【解決手段】セラミックスブロックを構成する全成分の
化学組成をゼ−ゲル式で表示したとき、Al2 3
0.1〜4.0、SiO2 を1〜25、シリカ/アルミ
ナ比(SiO2 /Al2 3 )を3〜20含有するセラ
ミックスブロックとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミックスブロ
ックに関し、特に、道路、公園、広場、駐車場、建物外
構、その他公共場所などの舗装に適した透水性セラミッ
クスブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】舗装用セラミックスブロックに関して
は、すでに種々提案されている。特開平2−28367
7号公報には、長石系原料からなる成型体について記載
されている。しかし、この方法では、焼成によって融点
に近づくと強度はあがるものの、骨材自体が変形しやす
くまた、透水係数が急激に低下し実用的でない。また、
骨材として、天然石の砕石を使った例としては特公平5
−16391号公報が、花崗岩を骨材の主成分として使
用する例としては特開平7−331601号公報があ
る。しかし、花崗岩中には、熱的に異常な膨脹特性を持
つ石英分が多いため、焼成(冷却)工程でクラックが発
生しやすく、曲げ強度などの実用特性が不十分となりや
すい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、かか
る欠点を改良し、曲げ強度と透水性に優れるセラミック
スブロックを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、曲げ強度
と透水性に優れるセラミックスブロックを鋭意検討した
結果、本発明を達成した。
【0005】すなわち、本発明は、骨材と焼結バインダ
からなるセラミックスブロックにおいて、セラミックス
ブロックを構成する全成分の化学組成をゼ−ゲル式で表
示したとき、Al2 3 が0.1〜4.0、SiO2
1〜25、シリカ/アルミナ比(SiO2 /Al
2 3 )が3〜20であることを特徴とするセラミック
スブロックに関する。
【0006】
【発明の実施の形態】セラミックスブロックの実用上重
要な要素である曲げ強度を発現するためには骨材と焼結
バインダが一体化することが必要であり、そのために
は、骨材と焼結バインダの融点差をコントロールして、
最適焼成温度範囲を広くすることが適当である。さら
に、骨材と焼結バインダが一体化されて、骨材の表面付
近では、組成が、骨材単独の組成から、焼結バインダ単
独の組成へと連続的に変化する。
【0007】本発明は、これらの目的のため、該セラミ
ックスブロックを構成する全成分の化学組成をゼ−ゲル
式で表示したとき、Al2 3 が0.1〜4.0、Si
2が1〜25、シリカ/アルミナ比(SiO2 /Al
2 3 )が3〜20であるセラミックスブロックであ
る。
【0008】本発明の透水性ブロックは、好ましくは二
層構造を有する。通常ブロックの厚みは40mm〜10
0mmであり、表層の厚みは任意に調節できるが、ブロ
ック全体の厚みに対して通常5%〜20%位の範囲にす
るのがよい。二層構造のうち基層部分が強度発現に実質
的に関係するので、基層部分の骨材、焼結バインダの選
択と配合組成を調整して、物性を確保するのが好まし
い。一方表層部については、例えば陶磁器の粉砕物な
ど、任意の骨材を用いる事ができる。また、粒度も任意
に選ぶことができる。意匠を向上するため、種々の無機
系顔料や斑点材などを加えることができる。
【0009】本発明のセラミックスブロックの基層部分
を構成する全成分、すなわち基層部分の骨材と焼結バイ
ンダを合わせた分の化学組成をゼ−ゲル式で表示したと
き、Al2 3 は0.3〜3.0が好ましく、0.5〜
2.0がより好ましい。また、SiO2 は2〜20が好
ましく、3〜15がより好ましい。さらに、シリカ/ア
ルミナ比(SiO2 /Al2 3 )は5〜15が好まし
く、6〜12がより好ましい。Al2 3 が0.3未満
では焼成時に成型体が変形しやすく寸法安定性が悪くな
り、一方Al2 3 が3.0を越えると融点が高くなり
過ぎて強度が上がりにくい傾向がある。また、SiO2
が2.0未満では、系全体のアルカリ分が相対的に高く
なり、焼成収縮が顕著となり寸法精度が悪くなり、一方
SiO2が20を越えると、遊離の石英分が多くなるた
め、焼成工程、特に冷却工程で冷め割れが発生しやすく
なるため強度が低下する傾向がある。また、シリカ/ア
ルミナ比(SiO2 /Al2 3 )は焼成温度範囲を8
00℃〜1200℃とし、かつ焼成時の安定性を確保す
る点で、5〜15が好ましい。
【0010】本発明のセラミックスブロックは、骨材と
して、好ましくは、陶磁器セルベン、鉄鋼スラグ、焼却
処理スラグ、堆積岩質の砕石、変成岩質の砕石、火成岩
質の砕石、深成岩質の砕石があげられ、これらの中で一
種類の骨材を選択して使用することもできるし、もしく
は二種類あるいはそれ以上の種類の骨材を混合して用い
ることもできる。
【0011】陶磁器セルベンとしては、タイルセルベ
ン、瓦セルベン、碍子セルベン、衛生陶器セルベン、耐
火物シャモットなどがある。また、鉄鋼スラグとしては
徐冷スラグ、水砕スラグ、転炉スラグ、電気炉スラグな
どがある。さらに、焼却処理スラグとしては、例えば、
下水汚泥溶融スラグ、各種廃棄物焼却処理スラグ、下水
汚泥焼却処理スラグなどがある。堆積岩としては、例え
ば、レキ岩、砂岩、泥質岩、凝灰岩など種々のものが用
いられる。変成岩としては、例えば、ホルンフェルス、
千枚岩、片岩、片麻岩、大理石などがある。火成岩とし
ては、玄武岩、流紋岩、閃緑岩、ハンレイ岩、ヒン岩、
輝緑岩や輝石安山岩、石英安山岩などの各種安山岩など
が用いられる。また、その他深成岩があるが、種類は特
には限定されるものではない。その他、骨材として、フ
ライアッシュ、下水道焼却灰、ALC粉砕物などの物質
をを添加することも可能である。
【0012】本発明に用いられる骨材の粒度構成は、と
くに限定されないが、例えば2.5mm〜5mm程度の
ものと、2.5mmアンダ−の細かいものとを適当に組
み合わせて用いる。粗い粒子のみでは、透水性はあがる
が強度が実用レベルにはならず、一方細かい粒子のみで
は、強度はあがるが透水性は低い傾向がある。
【0013】本発明のセラミックスブロックは、骨材の
表面付近が焼結バインダによって、実質的に熔化される
ことが好ましく、このことによって、実用上重要な要素
である曲げ強度を発現する。さらに、実質的に熔化され
ることにより骨材と焼結バインダが一体化されることに
より、骨材と焼結バインダの界面で、化学組成が、骨材
単独の組成から、焼結バインダ単独の組成へと連続的に
変化していることが好ましい。
【0014】また、本発明のセラミックスブロックは、
焼結バインダを種々選択して、組成を調整することがで
き、骨材の種類に応じて焼結バインダの添加量が決めら
れる。本発明では、焼結バインダとして、例えば、各種
釉薬類、フラックス類、フリット粉末、各種ガラス粉な
どが挙げられる。焼結バインダの種類は、特に限定され
ないが、例えば板ガラス、ビンガラスの粉砕物などを用
いるとよい。また、焼結バインダの粒度は1mmアンダ
−程度のものが好ましい。その他水ガラスを併用するこ
とも有効である。また、必要に応じ炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの
塩類を添加することもできる。
【0015】さらに、バインダとして、CaO、MgO
分を多く含む物質を添加することができる。CaO、M
gO分は、骨材中や、バインダ中にも含まれるが必要に
応じて例えば炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、水酸
化カルシウム、水酸化マグネシウムなどの添加剤で補正
することもでき、マグネサイト、タルク、ドロマイト、
炭カル、石灰石、ワラストナイト、各種セメント類を加
えることも出来る。
【0016】骨材の融点は、焼結バインダの融点より高
いことが必要であるが、骨材の種類と焼結バインダの種
類を適当に選択することにより、融点の差を、100℃
〜700℃にするのが適当である。融点差が小さいと、
最適焼成範囲が狭くなる。逆に融点差が大きいと、バイ
ンダによる骨材の熔化がおこりにくく強度が上がりにく
くなる。
【0017】また焼結バインダによる骨材の熔化を助け
る添加剤として、例えば長石類、陶石、パイロフィライ
ト、タルク、ドロマイト、炭カル、石灰石、ワラストナ
イト、各種セメント、ベントナイト、ペンニナイト、セ
ピオライト、カオリン、バ−ミキュライト、カオリン、
粘土などの粉末を添加することが出来る。このなかでタ
ルク、ドロマイト、炭カル、石灰石、ワラストナイトな
どの添加が好ましい。
【0018】本発明のセラミックスブロックは、曲げ強
度に優れ、通常、50kg/cm2 以上の強度を有す
る。また、耐衝撃性にもすぐれる。
【0019】本発明のセラミックスブロックは、圧縮強
度に優れ、好ましくは、150kg/cm2 以上の強度
を有する。
【0020】本発明のセラミックスブロックは、透水性
に優れ、その透水係数は通常1×10-2cm/秒以上で
ある。また、本発明のセラミックスブロックは、好まし
くは、透水性セラミックスブロックとして用いられる。
【0021】本発明のセラミックスブロックは、好まし
くは、表層部分の骨材の種類と粒度の調整により、AS
TM E303−66Tで定められる湿潤時の滑り抵抗
値(BPN)が40以上である。
【0022】本発明の透水性セラミックスブロックは、
表面硬度に優れ、モ−ス硬度は通常6以上である。ま
た、耐磨耗性にも優れる。
【0023】また本発明のセラミックスブロック製造の
充填剤として、例えば長石類、陶石、パイロフィライ
ト、ベントナイト、ペンニナイト、セピオライト、カオ
リン、バ−ミキュライト、粘土などの粉末を添加するこ
とが出来る。
【0024】粒度調整した骨材に、保型性を付与する目
的で、一次バインダを加えて混合する。一次バインダの
種類としては、無機系では、粘土類、各種セメント、セ
ッコウ類、水ガラス類などがある。有機系では、例え
ば、カルボキシメチルセルロ−スの誘導体、メチルセル
ロ−ス、ヒドロキシプロピルセルロ−ス、エチルセルロ
−ス、ヒドロキシメチルプロピルセルロ−ス、ヒドロキ
シエチルプロピルセルロ−スなどのセルロ−ス誘導体、
デキストリン、プルランなどの多糖類、コラ−ゲン、ポ
リビニルアルコ−ル、ポリアクリル酸などの水溶性高分
子、あるいは各種澱粉類などが用いられる。無機系一次
バインダでは、各種セメント、セッコウ類については、
例えば粉末で骨材と乾式混合したのち、水を加えて混合
する。混合のやり方については特に限定はしない。水ガ
ラス類では液状で骨材に加え混合するし、また、有機系
一次バインダでは高分子水溶液として加えて良いし、粉
末で骨材と乾式混合したのち、水を加えて混合すること
も出来る。
【0025】次に本発明のセラミックスブロックの好ま
しい製造例について述べる。
【0026】粗い骨材と細かい骨材を組み合わせ、粒度
範囲が実質的に、8mm以内の範囲に調整する。粒度調
整については、流通品の組み合わせでもよく、必要に応
じて分級品を使用してもよい。
【0027】混合手段としては、公知の装置が用いら
れ、例えばモルタルミキサ、アイリッヒミキサ、ニ−
ダ、リボンミキサ、傾動ミキサなど通常のものが使用で
きる。
【0028】混合方法、混合順序はとくに限定されるも
のではないが、例えば骨材と一次バインダを混合後、焼
結バインダと必要に応じて添加剤を加える。混合時間、
混合速度等は、装置の大きさおよび構造に応じて適当に
選択する。
【0029】このようにして得た混合原料を成型する。
成型手段としては、通常の加圧プレス、振動式プレスな
どを用いる。成型物の充填性を高める上では、振動式プ
レスを使用するのがよい。圧力としては、0.5〜50
kg/cm2 程度がよい。
【0030】二層構造をもたせるための充填の仕方は種
々ある。例えば、基層原料を充填して一度振動を与えた
のち表層原料を充填して、再び振動成型をすることもで
きるし、基層原料を充填後、ついで表層原料を充填し
て、振動成型をすることもできる。
【0031】かくして得られる成型物は、そのままでは
崩れやすいので、硬化させる。硬化方法は、一次バイン
ダの種類に応じて選択する。例えば、セメント、セッコ
ウ類の場合では、常温または加熱しながら養生する。水
ガラス類を使用する場合は、炭酸ガスを使用すればよ
い。あるいは通常の空気雰囲気で加熱して硬化させるこ
ともできる。また、一次バインダとして高分子水溶液を
使う場合では、乾燥により水分を減少せしめて、ハンド
リング性を付与することができる。乾燥方法としては、
通常の熱風乾燥方式、赤外線乾燥方式、マイクロ波乾燥
方式などが適当である。
【0032】得られた硬化物は、次いで焼成工程に供す
る。焼成装置としては、電気炉の他、量産装置として一
般的なロ−ラ−ハ−スキルン、トンネルキルン、シャト
ルキルンなどを使用する。焼成プロフィルについては、
とくに限定はしないが、冷却速度については、冷め割れ
を防ぐよう徐冷するのが良い。また、ピ−ク温度につい
ては、骨材と焼結バインダの組み合わせにもよるが、8
00〜1200℃の範囲で選び、好ましくは900〜1
180℃が良い。かくして、焼成体を得る。
【0033】
【実施例】次に、実施例によってさらに詳細に本発明を
説明する。 実施例1 基層原料:骨材として、粒径範囲が5mm〜2.5mm
の水砕スラグ65重量部と粒径範囲が2mmアンダ−の
瓦セルベン35重量部を計量した。次に、ヒドロキシメ
チルプロピルセルロ−スの粉末を0.25重量部を投入
し、まず、乾式混合した。ついで、水を8重量部加え混
合しながら、ガラスフリットの粉砕品(0.4mmアン
ダ−品)を20重量部投入し、さらに混合した。
【0034】表層原料:骨材として、3.5mm〜1.
0mmの粒度範囲のタイルセルベン粉砕物100重量部
に対して、3号水ガラスを8重量部を投入し、混合し
た。ついで、ガラスフリットの粉砕品(0.3mmアン
ダ−品)を6重量部投入し、さらに混合した。
【0035】まず基層原料を振動式成型装置の金型に投
入し、振動を与えながら、充填した。次ぎに、表層原料
をさらに追加した後、1kg/cm2 の圧力を印加しな
がら、振動成型して100×200mm角、59mm厚
みの成型品を得た。
【0036】この成型品を120℃で70分乾燥して一
次硬化体を得た。ついで、この硬化体をトンネルキルン
焼成用台車のサヤの各位置に投入して焼成に供した(4
7時間焼成)。このトンネルキルン内の温度のバラつき
は、1110〜1177℃であった。焼成物の曲げ強度
を評価した結果、曲げ強度はいずれも50kg/cm2
以上であった。また、透水係数は、いずれも6.3×1
-2cm/sec 以上、ASTM E303−66Tで定
められる湿潤時の滑り抵抗値(BPN)は41以上であ
った。
【0037】この時、焼成物の基層部分に関する化学組
成は、ゼ−ゲル式表示でAl2 3が1.21、SiO
2 が7.46、シリカ/アルミナ比(SiO2 /Al2
3)が6.16であった。
【0038】比較例1 基層原料で使用する骨材を、粒径範囲が5mm〜2.5
mmの水砕スラグ100重量部とした以外は、実施例1
と全く同じ条件で原料混合および成型を行い、ついで焼
成物を得た。この場合、曲げ強度が50kg/cm2
上となる焼成温度範囲は、1170〜1185℃と焼成
温度幅が狭かった。
【0039】また、焼成物の基層部分に関する化学組成
は、ゼ−ゲル式表示でAl2 3 が3.21、SiO2
が21.4、シリカ/アルミナ比(SiO2 /Al2
3 )が6.7であった。
【0040】
【発明の効果】化学組成をゼ−ゲル式で表示したとき、
Al23が0.3〜3.0、SiO2が2〜20、シリ
カ/アルミナ比(SiO2/Al23)が5〜15であ
るセラミックスブロックは、焼結バインダによる骨材の
熔化が促進され、強度が向上するし低温焼成も可能であ
る。このため、省エネルギ−の点でも有効である。
【0041】さらに、曲げ強度などの製品実用特性を確
保し、かつ工程安定性を維持するための焼成温度範囲を
拡大することができる。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨材と焼結バインダからなるセラミック
    スブロックにおいて、セラミックスブロックを構成する
    全成分の化学組成をゼ−ゲル式で表示したとき、Al2
    3が0.1〜4.0、SiO2が1〜25、シリカ/ア
    ルミナ比(SiO2/Al23)が3〜20であること
    を特徴とするセラミックスブロック。
  2. 【請求項2】 二層構造を有することを特徴とする請求
    項1に記載のセラミックスブロック。
  3. 【請求項3】 セラミックスブロックの基層部分を構成
    する全成分の化学組成をゼ−ゲル式で表示したとき、A
    2 3 が0.3〜3.0であることを特徴とする請求
    項2に記載のセラミックスブロック。
  4. 【請求項4】 セラミックスブロックの基層部分を構成
    する全成分の化学組成をゼ−ゲル式で表示したとき、S
    iO2 が2〜20であることを特徴とする請求項2に記
    載のセラミックスブロック。
  5. 【請求項5】 セラミックスブロックの基層部分を構成
    する全成分の化学組成をゼ−ゲル式で表示したとき、シ
    リカ/アルミナ比(SiO2/Al23)が5〜15で
    あることを特徴とする請求項2に記載のセラミックスブ
    ロック。
  6. 【請求項6】 骨材が、陶磁器セルベンを含有すること
    を特徴とする請求項1に記載のセラミックスブロック。
  7. 【請求項7】 骨材が、岩石の砕石を含有することを特
    徴とする請求項1に記載のセラミックスブロック。
  8. 【請求項8】 岩石が、火成岩質であることを特徴とす
    る請求項7に記載のセラミックスブロック。
  9. 【請求項9】 骨材が、鉄鋼スラグ、および/または、
    焼却処理スラグを含有することを特徴とする請求項1に
    記載のセラミックスブロック。
  10. 【請求項10】 骨材の表面近傍が焼結バインダによっ
    て実質的に熔化されていることを特徴とする請求項1に
    記載のセラミックスブロック。
  11. 【請求項11】 骨材と焼結バインダの界面で化学組成
    が連続的に変化していることを特徴とする請求項1に記
    載のセラミックスブロック。
  12. 【請求項12】 曲げ強度が、50kg/cm2 以上で
    あることを特徴とする請求項1に記載のセラミックスブ
    ロック。
  13. 【請求項13】 透水係数が、1×10-2cm/秒以上
    であることを特徴とする請求項1に記載のセラミックス
    ブロック。
  14. 【請求項14】 透水性セラミックスブロックであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のセラミックスブロッ
    ク。
  15. 【請求項15】 ASTM E303−66Tで定めら
    れる湿潤時の滑り抵抗値(BPN)が40以上であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のセラミックスブロッ
    ク。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006016227A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Koyo Denki Kogyo Kk 多孔性焼結体の製造方法
JP2007131496A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Chugoku Electric Power Co Inc:The 石炭灰粉末を原料とした石炭灰焼結体の製造方法
CN113277872A (zh) * 2021-05-10 2021-08-20 石家庄华行医疗器械有限公司 一种素陶罐

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