JPH10175286A - 湿し装置におけるローラのニップ圧着脱装置 - Google Patents
湿し装置におけるローラのニップ圧着脱装置Info
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- JPH10175286A JPH10175286A JP8337850A JP33785096A JPH10175286A JP H10175286 A JPH10175286 A JP H10175286A JP 8337850 A JP8337850 A JP 8337850A JP 33785096 A JP33785096 A JP 33785096A JP H10175286 A JPH10175286 A JP H10175286A
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- roller
- feed roller
- water feed
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 両ローラ間の押付力(ニップ圧)を調節する
機構の中に着脱機構を設け、両軸端の着脱機構を連結し
一端側で操作することができるようにする。 【解決手段】 オフセット印刷機の版胴の版面上に湿し
水を供給する水元ローラ1と、この水元ローラ1に接触
して、湿し水の供給量を調節して、次ローラへ湿し水を
転移伝達する水送りローラ2と、上記水送りローラ2の
支持調節機構であって上記両ローラ1、2間の押付力を
調節するためのニップ圧調節機構と、上記両ローラの軸
方向の平行度を変えるスキュー機構を上記両ローラのう
ち一方又は両方に設けて成るローラ圧調節機構におい
て、上記両ローラ1、2間の押付力を調節するニップ圧
調節機構23a,23bの中にニップ圧を付与又は解除
する着脱機構19a,19bを設け、両軸端の上記着脱
機構19a,19bを連結し、一端側で操作して、ロー
ラ間のニップ圧を付与又は解除する。
機構の中に着脱機構を設け、両軸端の着脱機構を連結し
一端側で操作することができるようにする。 【解決手段】 オフセット印刷機の版胴の版面上に湿し
水を供給する水元ローラ1と、この水元ローラ1に接触
して、湿し水の供給量を調節して、次ローラへ湿し水を
転移伝達する水送りローラ2と、上記水送りローラ2の
支持調節機構であって上記両ローラ1、2間の押付力を
調節するためのニップ圧調節機構と、上記両ローラの軸
方向の平行度を変えるスキュー機構を上記両ローラのう
ち一方又は両方に設けて成るローラ圧調節機構におい
て、上記両ローラ1、2間の押付力を調節するニップ圧
調節機構23a,23bの中にニップ圧を付与又は解除
する着脱機構19a,19bを設け、両軸端の上記着脱
機構19a,19bを連結し、一端側で操作して、ロー
ラ間のニップ圧を付与又は解除する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフセット印刷機
湿し装置の水元ローラに適用される湿し装置におけるロ
ーラのニップ圧着脱装置に関する。
湿し装置の水元ローラに適用される湿し装置におけるロ
ーラのニップ圧着脱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図9ないし図11に基づい
て説明する。オフセット印刷機においては、版胴に装着
された版6に湿し水を供給する。水槽3に供給された湿
し水を水元ローラ1で付着させ、水送りローラ2との間
で水量調節をし、水着けローラ4から版6に供給する。
または、水着けローラ4から渡しローラ5a、インキ着
けローラ5bを経由して版6に供給される場合もある。
上記の水元ローラ1から水送りローラ2へ湿し水を転移
させるとき、水送りローラ2に対し、水元ローラ1をね
じらせて(スキューさせて)幅方向の水量調節をする。
て説明する。オフセット印刷機においては、版胴に装着
された版6に湿し水を供給する。水槽3に供給された湿
し水を水元ローラ1で付着させ、水送りローラ2との間
で水量調節をし、水着けローラ4から版6に供給する。
または、水着けローラ4から渡しローラ5a、インキ着
けローラ5bを経由して版6に供給される場合もある。
上記の水元ローラ1から水送りローラ2へ湿し水を転移
させるとき、水送りローラ2に対し、水元ローラ1をね
じらせて(スキューさせて)幅方向の水量調節をする。
【0003】その機構を図9により説明する。ブラケッ
ト7とブラケット9は、印刷機本体等のフレームより軸
A又はCで枢支されており、軸A又はCを中心に回転で
きる。軸AとCを結んだ線は版胴と平行線上にある。ブ
ラケット9は、水元ローラ1の軸受15bを軸C上で支
持し、水送りローラ2の軸受を軸F上で支持している。
ブラケット8は水元ローラ1の軸受15aを軸B上で、
水送りローラ2の軸受を軸E上で支持している。ブラケ
ット7の軸Dと、ブラケット8の軸E、ブラケット9の
軸Fは、一直線上にあり、基本位置は版胴軸と平行線と
なる。ブラケット8は、ブラケット7に軸D上、即ち軸
E上で枢支されており、これを中心に回転できる。ブラ
ケット7及びブラケット9は、フレームに対し軸A又は
Cで支えられており、それを回転中心としてニップ調節
装置10又はニップ調節装置12によりブラケットの回
転方向を位置決めし、これにより水送りローラ2と水着
けローラ4の押付圧(ニップ)を調節する。
ト7とブラケット9は、印刷機本体等のフレームより軸
A又はCで枢支されており、軸A又はCを中心に回転で
きる。軸AとCを結んだ線は版胴と平行線上にある。ブ
ラケット9は、水元ローラ1の軸受15bを軸C上で支
持し、水送りローラ2の軸受を軸F上で支持している。
ブラケット8は水元ローラ1の軸受15aを軸B上で、
水送りローラ2の軸受を軸E上で支持している。ブラケ
ット7の軸Dと、ブラケット8の軸E、ブラケット9の
軸Fは、一直線上にあり、基本位置は版胴軸と平行線と
なる。ブラケット8は、ブラケット7に軸D上、即ち軸
E上で枢支されており、これを中心に回転できる。ブラ
ケット7及びブラケット9は、フレームに対し軸A又は
Cで支えられており、それを回転中心としてニップ調節
装置10又はニップ調節装置12によりブラケットの回
転方向を位置決めし、これにより水送りローラ2と水着
けローラ4の押付圧(ニップ)を調節する。
【0004】ブラケット8はスキュー調節装置11によ
り、軸D−E線を回転中心とし、ブラケット7に対し、
ブラケット8を相対的に移動させ、水送りローラ2に対
し、水元ローラ1をスキューさせる。即ち、版胴軸に平
行な線からずらせる。ブラケット8又はブラケット9に
は、水送りローラ軸受15a,15bが水送りローラ2
に接離できるようガイドが設けられており、ニップ調整
装置13a,13bにより、そのガイドに沿って水元ロ
ーラ1と水送りローラ2の間隔を調節(ニップ調整)す
るようになっている。印刷終了後など長時間、機械を止
めるとき、水元ローラ1と水送りローラ2が押付け状態
のままの場合、その接触マークが次回の印刷時、印刷面
に現れ易い。従って、高級印刷をする枚葉印刷機の場
合、印刷を終了し、長時間機械を止めるときは、ローラ
のインキを洗浄後、上記水元ローラ1と水送りローラ2
の押付け状態を解放する。従来、上記水元ローラ1と水
送りローラ2の押付け状態を解放をするために、ニップ
調整装置13a,13bを調節して行っていた。このと
き、機械の両端側に行き、それぞれニップ調整装置13
a,13bを操作する必要があった。
り、軸D−E線を回転中心とし、ブラケット7に対し、
ブラケット8を相対的に移動させ、水送りローラ2に対
し、水元ローラ1をスキューさせる。即ち、版胴軸に平
行な線からずらせる。ブラケット8又はブラケット9に
は、水送りローラ軸受15a,15bが水送りローラ2
に接離できるようガイドが設けられており、ニップ調整
装置13a,13bにより、そのガイドに沿って水元ロ
ーラ1と水送りローラ2の間隔を調節(ニップ調整)す
るようになっている。印刷終了後など長時間、機械を止
めるとき、水元ローラ1と水送りローラ2が押付け状態
のままの場合、その接触マークが次回の印刷時、印刷面
に現れ易い。従って、高級印刷をする枚葉印刷機の場
合、印刷を終了し、長時間機械を止めるときは、ローラ
のインキを洗浄後、上記水元ローラ1と水送りローラ2
の押付け状態を解放する。従来、上記水元ローラ1と水
送りローラ2の押付け状態を解放をするために、ニップ
調整装置13a,13bを調節して行っていた。このと
き、機械の両端側に行き、それぞれニップ調整装置13
a,13bを操作する必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにあっては、水元ローラ1と水送りローラ2の押付け
状態の解放と、次の印刷開始時に元の押付け状態に直す
時、元の状態に戻すことが難しく、かつ、ニップ調整に
時間がかかる。この為、押付圧調整に手間取ることが多
く、かつ、安定した印刷状態に復元する為に、試し印刷
をするなど時間と資材の損失を生じることが多かった。
また、機械の幅方向両端でニップ調整装置13a,13
bを操作する必要があり、遠い側の操作が危険な作業に
なるか、わざわざ反対側へ行って操作する必要があっ
た。
のにあっては、水元ローラ1と水送りローラ2の押付け
状態の解放と、次の印刷開始時に元の押付け状態に直す
時、元の状態に戻すことが難しく、かつ、ニップ調整に
時間がかかる。この為、押付圧調整に手間取ることが多
く、かつ、安定した印刷状態に復元する為に、試し印刷
をするなど時間と資材の損失を生じることが多かった。
また、機械の幅方向両端でニップ調整装置13a,13
bを操作する必要があり、遠い側の操作が危険な作業に
なるか、わざわざ反対側へ行って操作する必要があっ
た。
【0006】本発明は従来のオフセット印刷機湿し装置
におけるこのような種々の不具合を解消し、押付け状態
の解放を早く、容易に行うことができるとともに、元の
押付け状態に容易に戻すことができ、かつ安全に復元で
きる湿し装置におけるローラのニップ圧着脱装置を提供
することを目的とするものである。
におけるこのような種々の不具合を解消し、押付け状態
の解放を早く、容易に行うことができるとともに、元の
押付け状態に容易に戻すことができ、かつ安全に復元で
きる湿し装置におけるローラのニップ圧着脱装置を提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するべくなされたもので、 (1) 水元ロ0ラ1両軸端の軸受15a,15bを支
持する両ブラケット28,29に前記両軸受15a,1
5bを水送りローラ2の方向に移動させるためのニップ
圧調節機構23a,23bに着脱機構及びねじによる押
し引き機構を設け、前記両軸端用着脱機構を連結し、一
端で操作可能にする。 (2) 着脱機構にカムを使用する上記(1)の機構。 (3) 着脱機構にリンクを使用する上記(1)の機
構。 (4) 着脱機構の操作を遠隔操作可能な流体圧シリン
ダを設け、遠隔操作する上記(1)ないし(3)の機
構。 上記手段は次のように動作する。水元ローラ1は自重ま
たはニップ圧力により、押し下げる力が作用するため、
水元ローラ1の軸受15a,15bには押し下げ力がか
かる。この為、水元ローラ1のニップ圧調整機構23
a,23bは、水元ローラ1用の軸受15a,15bの
押し下げ力を作用させるか、解放することによりニップ
圧の調節及び着脱を行うことができる。ニップ圧の調節
は手段1に記載したねじ機構で行う。着脱機構は上記ね
じ機構から水元ローラ1の軸受15a,15bへ力が伝
達される部材の間に設け、カム又はリンクを用い、手動
もしくは流体圧シリンダ等により、上記ねじ機構と水元
ローラ1の軸受15a,15bの間の距離を拡大、縮小
させることにより、水元ローラ1を水送りローラ2に対
し着脱させる。これら両端の着脱機構を連結し、一端側
で操作可能にした。かつ、その操作に流体圧シリンダ等
を使用することにより、機械の運転条件と連動させた
り、遠隔操作したりできる。
するべくなされたもので、 (1) 水元ロ0ラ1両軸端の軸受15a,15bを支
持する両ブラケット28,29に前記両軸受15a,1
5bを水送りローラ2の方向に移動させるためのニップ
圧調節機構23a,23bに着脱機構及びねじによる押
し引き機構を設け、前記両軸端用着脱機構を連結し、一
端で操作可能にする。 (2) 着脱機構にカムを使用する上記(1)の機構。 (3) 着脱機構にリンクを使用する上記(1)の機
構。 (4) 着脱機構の操作を遠隔操作可能な流体圧シリン
ダを設け、遠隔操作する上記(1)ないし(3)の機
構。 上記手段は次のように動作する。水元ローラ1は自重ま
たはニップ圧力により、押し下げる力が作用するため、
水元ローラ1の軸受15a,15bには押し下げ力がか
かる。この為、水元ローラ1のニップ圧調整機構23
a,23bは、水元ローラ1用の軸受15a,15bの
押し下げ力を作用させるか、解放することによりニップ
圧の調節及び着脱を行うことができる。ニップ圧の調節
は手段1に記載したねじ機構で行う。着脱機構は上記ね
じ機構から水元ローラ1の軸受15a,15bへ力が伝
達される部材の間に設け、カム又はリンクを用い、手動
もしくは流体圧シリンダ等により、上記ねじ機構と水元
ローラ1の軸受15a,15bの間の距離を拡大、縮小
させることにより、水元ローラ1を水送りローラ2に対
し着脱させる。これら両端の着脱機構を連結し、一端側
で操作可能にした。かつ、その操作に流体圧シリンダ等
を使用することにより、機械の運転条件と連動させた
り、遠隔操作したりできる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図9
ないし図11と同一部分は同符号を付してその説明を省
略して示す図1ないし図4を参照しながら詳細に説明す
る。
ないし図11と同一部分は同符号を付してその説明を省
略して示す図1ないし図4を参照しながら詳細に説明す
る。
【0009】図1ないし図4において、1は水元ロー
ラ、2は水送りローラ、4は水着けローラである。水槽
内の湿し水を付着した水元ローラ1は、水送りローラ2
との間で圧接しながら回転して、水送りローラ2に付着
する水量を調節する。水送りローラ2は、水着けローラ
4との間で圧接しながら回転して水着けローラ4に湿し
水を送り、水着けローラ4が版6に湿し水を供給する。
水元ローラ1の支持軸1aは両端部を軸受15a,15
bに支持されており、この軸受15a,15bはブラケ
ット28およびブラケット29に設けられた案内溝25
a,25bに配置されている。水送りローラ2の支持軸
2aは一端部をブラケット(支持部材)7およびブラケ
ット(支持部材)28に回転自在に支持され、他端部を
ブラケット(支持部材)29に回転自在に支持されてい
る。水着けローラ4の支持軸4aはブラケット(支持部
材)31,32に回転自在に支持されている。
ラ、2は水送りローラ、4は水着けローラである。水槽
内の湿し水を付着した水元ローラ1は、水送りローラ2
との間で圧接しながら回転して、水送りローラ2に付着
する水量を調節する。水送りローラ2は、水着けローラ
4との間で圧接しながら回転して水着けローラ4に湿し
水を送り、水着けローラ4が版6に湿し水を供給する。
水元ローラ1の支持軸1aは両端部を軸受15a,15
bに支持されており、この軸受15a,15bはブラケ
ット28およびブラケット29に設けられた案内溝25
a,25bに配置されている。水送りローラ2の支持軸
2aは一端部をブラケット(支持部材)7およびブラケ
ット(支持部材)28に回転自在に支持され、他端部を
ブラケット(支持部材)29に回転自在に支持されてい
る。水着けローラ4の支持軸4aはブラケット(支持部
材)31,32に回転自在に支持されている。
【0010】ブラケット7とブラケット29は、ブラケ
ット7に設けられた軸7aと、ブラケット29に設けら
れた軸29aを介して、図示しないフレームに軸A又は
軸Cで枢支されており、軸A又はCを中心に回転可能に
支持されている。軸Aと軸Cを結んだ線は版6の版胴と
平行線上に位置している。ブラケット29は水元ローラ
1の軸受15aを軸C上で支持しており、水送りローラ
2の軸受(図示せず)を軸F上で支持している。ブラケ
ット28は水元ローラ1の軸受15aを軸B線上で支持
しており、水送りローラ2の軸受(図示せず)を軸E上
で支持している。ブラケット7の軸Dと、ブラケット2
8の軸Eと、ブラケット29の軸Fは、一直線上にあ
り、基本位置は版胴軸と平行線となる。ブラケット28
はブラケット7に軸D上、即ち軸E上で枢支されてお
り、これを中心に回転可能である。
ット7に設けられた軸7aと、ブラケット29に設けら
れた軸29aを介して、図示しないフレームに軸A又は
軸Cで枢支されており、軸A又はCを中心に回転可能に
支持されている。軸Aと軸Cを結んだ線は版6の版胴と
平行線上に位置している。ブラケット29は水元ローラ
1の軸受15aを軸C上で支持しており、水送りローラ
2の軸受(図示せず)を軸F上で支持している。ブラケ
ット28は水元ローラ1の軸受15aを軸B線上で支持
しており、水送りローラ2の軸受(図示せず)を軸E上
で支持している。ブラケット7の軸Dと、ブラケット2
8の軸Eと、ブラケット29の軸Fは、一直線上にあ
り、基本位置は版胴軸と平行線となる。ブラケット28
はブラケット7に軸D上、即ち軸E上で枢支されてお
り、これを中心に回転可能である。
【0011】ニップ調節装置10およびニップ調節装置
12は、水送りローラ2と、水着けローラ4との押付圧
を調節するもので、ニップ調節装置10はブラケット7
とブラケット31との間の距離を調整し、ニップ調節装
置12は、ブラケット29とブラケット32との間の距
離を調整するものである。ニップ調節装置10はブラケ
ット7に装着された取付部7bと、ブラケット31に装
着された取付部31bとの間に調節ねじ10aを掛け渡
して設けられており、この取付部7b、取付部31b相
互間の調節ねじ10aの長さを調節してブラケット7と
ブラケット31を接離させることにより、押付圧を調整
している。ニップ調節装置12も同様に、ブラケット2
9に装着された取付部29bと、ブラケット32に装着
された取付部32b相互間に装着された調節ねじ12a
の長さを調節してブラケット29とブラケット32を接
離させることにより、押付圧を調整している。ニップ調
節装置10を操作することによって、ブラケット7は軸
7aを中心に、ブラケット31は軸31aを中心に回動
する。ニップ調節装置12を操作することによって、ブ
ラケット29は軸29aを中心に、ブラケット32はブ
ラケット32の軸(図示せず)を中心に回動する。
12は、水送りローラ2と、水着けローラ4との押付圧
を調節するもので、ニップ調節装置10はブラケット7
とブラケット31との間の距離を調整し、ニップ調節装
置12は、ブラケット29とブラケット32との間の距
離を調整するものである。ニップ調節装置10はブラケ
ット7に装着された取付部7bと、ブラケット31に装
着された取付部31bとの間に調節ねじ10aを掛け渡
して設けられており、この取付部7b、取付部31b相
互間の調節ねじ10aの長さを調節してブラケット7と
ブラケット31を接離させることにより、押付圧を調整
している。ニップ調節装置12も同様に、ブラケット2
9に装着された取付部29bと、ブラケット32に装着
された取付部32b相互間に装着された調節ねじ12a
の長さを調節してブラケット29とブラケット32を接
離させることにより、押付圧を調整している。ニップ調
節装置10を操作することによって、ブラケット7は軸
7aを中心に、ブラケット31は軸31aを中心に回動
する。ニップ調節装置12を操作することによって、ブ
ラケット29は軸29aを中心に、ブラケット32はブ
ラケット32の軸(図示せず)を中心に回動する。
【0012】スキュー調節装置(スキュー調整機構)1
1は基端部をブラケット28側面に装着された固定部2
8aに支持されており、ブラケット7の下端部に設けら
れた取付部7cに調節ねじ11aの先端部を装着してい
る。スキュー調節装置11を操作することにより、調節
ねじ11aを作動し、軸D−Eを回転中心として、ブラ
ケット7に対してブラケット28を移動させて、水送り
ローラ2に対して水元ローラ1をスキューさせるもので
ある。こうして、水元ローラ1を版胴軸に平行な線から
ずらすことができる。
1は基端部をブラケット28側面に装着された固定部2
8aに支持されており、ブラケット7の下端部に設けら
れた取付部7cに調節ねじ11aの先端部を装着してい
る。スキュー調節装置11を操作することにより、調節
ねじ11aを作動し、軸D−Eを回転中心として、ブラ
ケット7に対してブラケット28を移動させて、水送り
ローラ2に対して水元ローラ1をスキューさせるもので
ある。こうして、水元ローラ1を版胴軸に平行な線から
ずらすことができる。
【0013】次に、図9で説明した従来例と主な相違部
分である水元ローラ1のニップ調整装置について説明す
る。水元ローラ1の軸受15a,15bは、ブラケット
28、29に設けられた水送りローラ2の方向に案内す
る案内溝25a,25bでそれぞれ案内されるもので、
ニップ圧調整機構23a,23bによって水元ローラ1
と水送りローラ2の押付圧(ニップ)を調節する。ニッ
プ圧調整機構23a,23bを図2および図3に従って
説明する。ニップ圧調整機構23a,23bは、水元ロ
ーラ1の軸受15a,15bの外周面下面側に突設され
た押し棒22a,22bと、この押し棒22a,22b
下部側に配置されるとともに、軸18の両端部に装着さ
れた着脱カム19a,19bと、これら着脱カム19
a,19bをそれぞれ支持するとともにブラケット2
8、29の案内溝25a,25b内に係合して摺動可能
に配置された軸受16a,16bと、上記ブラケット2
8、29の下面側にねじ部を貫通して設けられた調節ね
じ17a,17bとで構成されている。このニップ圧調
整機構23a,23bは、調節ねじ17a,17bをそ
れぞれ調節することによって、軸受16a,16bを押
し上げ、または押し下げて着脱カム19a,19bを昇
降させて押し棒22a,22bを押し上げ、または押し
下げて軸受15a,15bを上下させ、水元ローラ1を
水送りローラ2に対して押し付け、または押し下げてニ
ップ圧を調整する。なお、必要により水元ローラ1の軸
受15a,15bに押し返す力を付与してもよい(図示
せず)。
分である水元ローラ1のニップ調整装置について説明す
る。水元ローラ1の軸受15a,15bは、ブラケット
28、29に設けられた水送りローラ2の方向に案内す
る案内溝25a,25bでそれぞれ案内されるもので、
ニップ圧調整機構23a,23bによって水元ローラ1
と水送りローラ2の押付圧(ニップ)を調節する。ニッ
プ圧調整機構23a,23bを図2および図3に従って
説明する。ニップ圧調整機構23a,23bは、水元ロ
ーラ1の軸受15a,15bの外周面下面側に突設され
た押し棒22a,22bと、この押し棒22a,22b
下部側に配置されるとともに、軸18の両端部に装着さ
れた着脱カム19a,19bと、これら着脱カム19
a,19bをそれぞれ支持するとともにブラケット2
8、29の案内溝25a,25b内に係合して摺動可能
に配置された軸受16a,16bと、上記ブラケット2
8、29の下面側にねじ部を貫通して設けられた調節ね
じ17a,17bとで構成されている。このニップ圧調
整機構23a,23bは、調節ねじ17a,17bをそ
れぞれ調節することによって、軸受16a,16bを押
し上げ、または押し下げて着脱カム19a,19bを昇
降させて押し棒22a,22bを押し上げ、または押し
下げて軸受15a,15bを上下させ、水元ローラ1を
水送りローラ2に対して押し付け、または押し下げてニ
ップ圧を調整する。なお、必要により水元ローラ1の軸
受15a,15bに押し返す力を付与してもよい(図示
せず)。
【0014】水元ローラ1と水送りローラ2の着脱は、
着脱カム19a,19bを連結している着脱軸18の一
端に設けている操作レバー21を脱操作することにより
前記着脱カム19a,19bが回転し、図3の状態から
図4の状態となり、水元ローラ1と水送りローラ2間に
隙間ができるようになる。操作レバー21を着操作して
着脱カム19a,19bを回動させて図3の状態に戻し
たとき、水元ローラ1が元の位置に復元する。
着脱カム19a,19bを連結している着脱軸18の一
端に設けている操作レバー21を脱操作することにより
前記着脱カム19a,19bが回転し、図3の状態から
図4の状態となり、水元ローラ1と水送りローラ2間に
隙間ができるようになる。操作レバー21を着操作して
着脱カム19a,19bを回動させて図3の状態に戻し
たとき、水元ローラ1が元の位置に復元する。
【0015】スキュー調節装置とニップ圧調整装置が存
在するニップ圧調整機構23a,23bがある湿し装置
において、両端の着脱カム19a,19bを連結したレ
バー21を操作して、水元ローラ1を水送りローラ2か
ら着脱させたとき、着位置は一般に着脱カム19a,1
9bの偏心方向が最大値になるようにするので、多少の
着脱カム19a,19bの回転方向がずれてもニップ押
付方向の変化は殆ど影響なしにできる。従って、水元ロ
ーラ1と水送りローラ2のニップに対し着脱が1操作で
でき、かつ着の復元性がよい。これにより、操作性が良
くなり、復元再調整が不要で準備時間の短縮ができ生産
性を上げることができる。装置の一側で操作ができるの
で、操作が安全であり、1回の操作で行うことができ
る。
在するニップ圧調整機構23a,23bがある湿し装置
において、両端の着脱カム19a,19bを連結したレ
バー21を操作して、水元ローラ1を水送りローラ2か
ら着脱させたとき、着位置は一般に着脱カム19a,1
9bの偏心方向が最大値になるようにするので、多少の
着脱カム19a,19bの回転方向がずれてもニップ押
付方向の変化は殆ど影響なしにできる。従って、水元ロ
ーラ1と水送りローラ2のニップに対し着脱が1操作で
でき、かつ着の復元性がよい。これにより、操作性が良
くなり、復元再調整が不要で準備時間の短縮ができ生産
性を上げることができる。装置の一側で操作ができるの
で、操作が安全であり、1回の操作で行うことができ
る。
【0016】なお、水元ローラ1と水送りローラ2を結
んだ方向に対して直角方向にニップ圧調整機構23a,
23bを配置してもよい。この場合、図3と同一部分に
は同符号を付して示す図5に示すように、構成する。す
なわち、軸受16a′,16b′の自重方向下面側に斜
面161,161を設け、この斜面161,161に先
端が当接するようにして調節ねじ17a,17bを配置
する。これによって、調節ねじ17a,17bはネジ部
が斜面161,161に当接して軸受16a′,16
b′を調節ねじ17a,17bの軸方向と直交する上部
側の方向に押し上げることができる。押し棒22a,2
2bを介して水元ローラ軸受15a,15bを押し上げ
て、水元ローラ1を水送りローラ2に対して押圧させる
ことができる。一方、調節ねじ17a,17bのネジ部
を軸受16a′,16b′の斜面161,161から離
すことによって、水元ローラ1を水送りローラ2から離
すことができる。したがって、スペースの関係でニップ
圧調整機構23a,23bを水元ローラ1と水送りロー
ラ2を結んだ方向と同方向に配置できない場合に操作位
置を変えることができる。
んだ方向に対して直角方向にニップ圧調整機構23a,
23bを配置してもよい。この場合、図3と同一部分に
は同符号を付して示す図5に示すように、構成する。す
なわち、軸受16a′,16b′の自重方向下面側に斜
面161,161を設け、この斜面161,161に先
端が当接するようにして調節ねじ17a,17bを配置
する。これによって、調節ねじ17a,17bはネジ部
が斜面161,161に当接して軸受16a′,16
b′を調節ねじ17a,17bの軸方向と直交する上部
側の方向に押し上げることができる。押し棒22a,2
2bを介して水元ローラ軸受15a,15bを押し上げ
て、水元ローラ1を水送りローラ2に対して押圧させる
ことができる。一方、調節ねじ17a,17bのネジ部
を軸受16a′,16b′の斜面161,161から離
すことによって、水元ローラ1を水送りローラ2から離
すことができる。したがって、スペースの関係でニップ
圧調整機構23a,23bを水元ローラ1と水送りロー
ラ2を結んだ方向と同方向に配置できない場合に操作位
置を変えることができる。
【0017】また、図6および図7は着脱カム19a,
19bに代えてリンク機構を用いた実施の形態で、図2
および図3と同一部分は同符号を付して説明する。この
場合、軸受16a,16bには、着脱カム19a,19
bに代えてリンク33a,33bを着脱軸18によって
支持する。このリンク33a,33bはリングの一部を
延出して形成したもので、延出部331にピン孔331
aが形成されている。一方、水元ローラ1を支持する水
元ローラ軸受15a′,15b′には、周縁部に押し棒
22a,22bに代えて延出部151を形成し、この延
出部151にピン孔151aが形成されている。上記リ
ンク33a,33bのピン孔331aと水元ローラ軸受
15a′,15b′のピン孔151aをピン34によっ
て締結してリンク結合する。これによって、着脱軸18
を回動操作することによって、リンク33a,33bが
回動し、ピン34が水元ローラ軸受15a′,15b′
の中心と着脱軸18の中心を結ぶ線上に位置したとき、
水元ローラ軸受15a′,15b′が最上部に位置して
水元ローラ1を水送りローラ2に押し付ける。また、ピ
ン34が水元ローラ軸受15a′,15b′の中心と着
脱軸18の中心を結ぶ線上から外れたとき、水元ローラ
軸受15a′,15b′は下方向に引き下げられ、水元
ローラ1を水送りローラ2から離間することができる。
19bに代えてリンク機構を用いた実施の形態で、図2
および図3と同一部分は同符号を付して説明する。この
場合、軸受16a,16bには、着脱カム19a,19
bに代えてリンク33a,33bを着脱軸18によって
支持する。このリンク33a,33bはリングの一部を
延出して形成したもので、延出部331にピン孔331
aが形成されている。一方、水元ローラ1を支持する水
元ローラ軸受15a′,15b′には、周縁部に押し棒
22a,22bに代えて延出部151を形成し、この延
出部151にピン孔151aが形成されている。上記リ
ンク33a,33bのピン孔331aと水元ローラ軸受
15a′,15b′のピン孔151aをピン34によっ
て締結してリンク結合する。これによって、着脱軸18
を回動操作することによって、リンク33a,33bが
回動し、ピン34が水元ローラ軸受15a′,15b′
の中心と着脱軸18の中心を結ぶ線上に位置したとき、
水元ローラ軸受15a′,15b′が最上部に位置して
水元ローラ1を水送りローラ2に押し付ける。また、ピ
ン34が水元ローラ軸受15a′,15b′の中心と着
脱軸18の中心を結ぶ線上から外れたとき、水元ローラ
軸受15a′,15b′は下方向に引き下げられ、水元
ローラ1を水送りローラ2から離間することができる。
【0018】図8は操作レバー21に代えて流体圧シリ
ンダ27により着脱軸18を操作するようにしたもの
で、自動化、省人化することができる。モータ、電磁石
などを利用することもできる。着脱軸18は一体で連結
するのみでなく自在継手を途中に介在させても良い。操
作レバー21を流体圧シリンダ27等で操作するものは
機械の運転条件と連動させたり、遠隔操作したりできる
ので、省人化、省力化することができる。
ンダ27により着脱軸18を操作するようにしたもの
で、自動化、省人化することができる。モータ、電磁石
などを利用することもできる。着脱軸18は一体で連結
するのみでなく自在継手を途中に介在させても良い。操
作レバー21を流体圧シリンダ27等で操作するものは
機械の運転条件と連動させたり、遠隔操作したりできる
ので、省人化、省力化することができる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による湿し装
置におけるローラのニップ圧着脱装置によれば、以下の
ような効果を奏する。請求項1において、オフセット印
刷機の版胴の版面上に湿し水を供給する湿し装置の水元
ローラと、水元ローラに接触し湿し水の供給量調節をす
ると共に次ローラへ湿し水を転移伝達する水送りローラ
と、上記水送りローラの支持調節機構であって上記水元
ローラと水送りローラ間の押付力を調節するためのニッ
プ圧調節機構と、上記水元ローラと水送りローラの軸方
向の平行度を変えるスキュー調整機構を設けて成るオフ
セット印刷機の湿し装置において、上記水元ローラと水
送りローラ間の押付力を調節するニップ圧調節機構にニ
ップ圧を付与又は解除する着脱機構を設け、両軸端の上
記着脱機構を連結し、一端側で操作可能にしたので、高
級印刷用オフセット印刷機のスキュー調整機構とニップ
調整機構の両方がある水元ローラと水送りローラ間のニ
ップを容易に着脱でき、かつ、「脱」後の「着」時に押
付圧の再調整が不要であり、また、これらを1操作で行
うことができる。従って、準備時間の短縮により生産性
が向上する。請求項2において、オフセット印刷機の版
胴の版面上に湿し水を供給する湿し装置の水元ローラ
と、水元ローラに接触し湿し水の供給量調節をすると共
に次ローラへ湿し水を転移伝達する水送りローラと、上
記水送りローラの支持調節機構であって上記水元ローラ
と水送りローラ間の押付力を調節するためのニップ圧調
節機構と、上記水元ローラと水送りローラの軸方向の平
行度を変えるスキュー調整機構を設けて成るオフセット
印刷機の湿し装置において、上記ニップ圧調節機構を、
上記水元ローラと水送りローラの両端部を回転自在で、
かつ水元ローラと水送りローラを互いに接離可能に支持
したブラケットと、このブラケットに設けられた案内溝
に摺動自在に支持されるとともに、上記水元ローラの両
端部を回転自在に支持した軸受部と、この軸受部を上記
案内溝に沿って移動させるとともに上記水元ローラの水
送りローラに対する押付力を調節する調節手段とで構成
し、上記水元ローラの両端部の軸受部と調節手段の間に
それぞれカムを介装し、これらカム相互を互いに連動さ
せて、上記水元ローラを水送りローラから接離させてニ
ップ圧を着脱させる着脱機構を備えたので、高級印刷用
オフセット印刷機のスキュー調整機構とニップ調整機構
の両方がある水元ローラと水送りローラ間のニップを容
易に着脱でき、かつ、「脱」後の「着」時に押付圧の再
調整が不要であり、また、これらを1操作で行うことが
できる。従って、準備時間の短縮により生産性が向上す
る。カムの操作により、ニップ圧を容易に着脱できるの
で、生産性の向上を図ることができる。請求項3におい
て、オフセット印刷機の版胴の版面上に湿し水を供給す
る湿し装置の水元ローラと、水元ローラに接触し、湿し
水の供給量調節をすると共に次ローラへ湿し水を転移伝
達する水送りローラと、上記水送りローラの支持調節機
構であって上記水元ローラと水送りローラ間の押付力を
調節するためのニップ圧調節機構と、上記水元ローラと
水送りローラの軸方向の平行度を変えるスキュー調整機
構を設けて成るオフセット印刷機の湿し装置において、
上記ニップ圧調節機構を、上記水元ローラと水送りロー
ラの両端部を回転自在で、かつ水元ローラと水送りロー
ラを互いに接離可能に支持した支持部材と、この支持部
材に設けられた案内溝に摺動自在に支持されるととも
に、上記水元ローラの両端部を回転自在に支持した軸受
部と、この軸受部を上記案内溝に沿って移動させるとと
もに上記水元ローラの水送りローラに対する押付力を調
節する調節手段とで構成し、上記水元ローラの両端部の
軸受部と調節手段の間に、軸受部と調節手段の距離を調
整するリンク機構を介装し、これらリンク機構相互を互
いに連動させて、上記水元ローラを水送りローラから接
離させてニップ圧を着脱させる着脱機構を備えたので、
高級印刷用オフセット印刷機のスキュー調整機構とニッ
プ調整機構の両方がある水元ローラと水送りローラ間の
ニップを容易に着脱でき、かつ、「脱」後の「着」時に
押付圧の再調整が不要であり、また、これらを1操作で
行うことができる。従って、準備時間の短縮により生産
性が向上する。リンク機構の操作により、ニップ圧を容
易に着脱できるので、生産性の向上を図ることができ
る。請求項4において、着脱機構を操作するための流体
圧シリンダを設けたので、自動化、遠隔操作化が容易
で、省人化、省力化を図ることができる。
置におけるローラのニップ圧着脱装置によれば、以下の
ような効果を奏する。請求項1において、オフセット印
刷機の版胴の版面上に湿し水を供給する湿し装置の水元
ローラと、水元ローラに接触し湿し水の供給量調節をす
ると共に次ローラへ湿し水を転移伝達する水送りローラ
と、上記水送りローラの支持調節機構であって上記水元
ローラと水送りローラ間の押付力を調節するためのニッ
プ圧調節機構と、上記水元ローラと水送りローラの軸方
向の平行度を変えるスキュー調整機構を設けて成るオフ
セット印刷機の湿し装置において、上記水元ローラと水
送りローラ間の押付力を調節するニップ圧調節機構にニ
ップ圧を付与又は解除する着脱機構を設け、両軸端の上
記着脱機構を連結し、一端側で操作可能にしたので、高
級印刷用オフセット印刷機のスキュー調整機構とニップ
調整機構の両方がある水元ローラと水送りローラ間のニ
ップを容易に着脱でき、かつ、「脱」後の「着」時に押
付圧の再調整が不要であり、また、これらを1操作で行
うことができる。従って、準備時間の短縮により生産性
が向上する。請求項2において、オフセット印刷機の版
胴の版面上に湿し水を供給する湿し装置の水元ローラ
と、水元ローラに接触し湿し水の供給量調節をすると共
に次ローラへ湿し水を転移伝達する水送りローラと、上
記水送りローラの支持調節機構であって上記水元ローラ
と水送りローラ間の押付力を調節するためのニップ圧調
節機構と、上記水元ローラと水送りローラの軸方向の平
行度を変えるスキュー調整機構を設けて成るオフセット
印刷機の湿し装置において、上記ニップ圧調節機構を、
上記水元ローラと水送りローラの両端部を回転自在で、
かつ水元ローラと水送りローラを互いに接離可能に支持
したブラケットと、このブラケットに設けられた案内溝
に摺動自在に支持されるとともに、上記水元ローラの両
端部を回転自在に支持した軸受部と、この軸受部を上記
案内溝に沿って移動させるとともに上記水元ローラの水
送りローラに対する押付力を調節する調節手段とで構成
し、上記水元ローラの両端部の軸受部と調節手段の間に
それぞれカムを介装し、これらカム相互を互いに連動さ
せて、上記水元ローラを水送りローラから接離させてニ
ップ圧を着脱させる着脱機構を備えたので、高級印刷用
オフセット印刷機のスキュー調整機構とニップ調整機構
の両方がある水元ローラと水送りローラ間のニップを容
易に着脱でき、かつ、「脱」後の「着」時に押付圧の再
調整が不要であり、また、これらを1操作で行うことが
できる。従って、準備時間の短縮により生産性が向上す
る。カムの操作により、ニップ圧を容易に着脱できるの
で、生産性の向上を図ることができる。請求項3におい
て、オフセット印刷機の版胴の版面上に湿し水を供給す
る湿し装置の水元ローラと、水元ローラに接触し、湿し
水の供給量調節をすると共に次ローラへ湿し水を転移伝
達する水送りローラと、上記水送りローラの支持調節機
構であって上記水元ローラと水送りローラ間の押付力を
調節するためのニップ圧調節機構と、上記水元ローラと
水送りローラの軸方向の平行度を変えるスキュー調整機
構を設けて成るオフセット印刷機の湿し装置において、
上記ニップ圧調節機構を、上記水元ローラと水送りロー
ラの両端部を回転自在で、かつ水元ローラと水送りロー
ラを互いに接離可能に支持した支持部材と、この支持部
材に設けられた案内溝に摺動自在に支持されるととも
に、上記水元ローラの両端部を回転自在に支持した軸受
部と、この軸受部を上記案内溝に沿って移動させるとと
もに上記水元ローラの水送りローラに対する押付力を調
節する調節手段とで構成し、上記水元ローラの両端部の
軸受部と調節手段の間に、軸受部と調節手段の距離を調
整するリンク機構を介装し、これらリンク機構相互を互
いに連動させて、上記水元ローラを水送りローラから接
離させてニップ圧を着脱させる着脱機構を備えたので、
高級印刷用オフセット印刷機のスキュー調整機構とニッ
プ調整機構の両方がある水元ローラと水送りローラ間の
ニップを容易に着脱でき、かつ、「脱」後の「着」時に
押付圧の再調整が不要であり、また、これらを1操作で
行うことができる。従って、準備時間の短縮により生産
性が向上する。リンク機構の操作により、ニップ圧を容
易に着脱できるので、生産性の向上を図ることができ
る。請求項4において、着脱機構を操作するための流体
圧シリンダを設けたので、自動化、遠隔操作化が容易
で、省人化、省力化を図ることができる。
【図1】本発明の湿し装置におけるローラのニップ圧着
脱装置における実施の形態を示す斜視図である。
脱装置における実施の形態を示す斜視図である。
【図2】図1のニップ圧調節機構部を示す展開断面図で
ある。
ある。
【図3】図1の操作レバー着状態を示す概念図である。
【図4】図1の操作レバー脱状態を示す概念図である。
【図5】本発明の変形例を示す概念図である。
【図6】リンク機構を用いた本発明の変形例を示す概念
図である。
図である。
【図7】図6の側面図である。
【図8】操作レバーを流体圧シリンダで操作する場合の
変形例を示す配置図である。
変形例を示す配置図である。
【図9】従来の湿し装置を示す斜視図である。
【図10】従来のニップ圧調節機構部を示す展開断面図
である。
である。
【図11】従来の印刷機械湿し装置部を示す断面図であ
る。
る。
【符号の説明】 1 水元ローラ 2 水送りローラ 3 水槽 4 水着けローラ 6 版 7 ブラケット 10 ニップ調整装置 11 スキュー調整装置 12 ニップ調整装置 15a,15b 水元ローラ軸受 16a,16b 軸受 17a,17b 調節ねじ 18 着脱軸 19a,19b 着脱カム 21 操作レバー 22a,22b 押し棒 23a,23b ニップ圧調節機構 25a,25b 案内溝 27 流体圧シリンダ 28 ブラケット 29 ブラケット 30 スキュー機構 31 ブラケット 32 ブラケット 33a,33b リンク
Claims (4)
- 【請求項1】 オフセット印刷機の版胴の版面上に湿し
水を供給する湿し装置の水元ローラと、水元ローラに接
触し、湿し水の供給量調節をすると共に次ローラへ湿し
水を転移伝達する水送りローラと、上記水送りローラの
支持調節機構であって上記水元ローラと水送りローラ間
の押付力を調節するためのニップ圧調節機構と、上記水
元ローラと水送りローラの軸方向の平行度を変えるスキ
ュー調整機構を設けて成るオフセット印刷機の湿し装置
において、上記水元ローラと水送りローラ間の押付力を
調節するニップ圧調節機構にニップ圧を付与又は解除す
る着脱機構を設け、両軸端の上記着脱機構を連結し、一
端側で操作可能にしたことを特徴とする湿し装置におけ
るローラのニップ圧着脱装置。 - 【請求項2】 オフセット印刷機の版胴の版面上に湿し
水を供給する湿し装置の水元ローラと、水元ローラに接
触し、湿し水の供給量調節をすると共に次ローラへ湿し
水を転移伝達する水送りローラと、上記水送りローラの
支持調節機構であって上記水元ローラと水送りローラ間
の押付力を調節するためのニップ圧調節機構と、上記水
元ローラと水送りローラの軸方向の平行度を変えるスキ
ュー調整機構を設けて成るオフセット印刷機の湿し装置
において、上記ニップ圧調節機構を、上記水元ローラと
水送りローラの両端部を回転自在で、かつ水元ローラと
水送りローラを互いに接離可能に支持した支持部材と、
この支持部材に設けられた案内溝に摺動自在に支持され
るとともに、上記水元ローラの両端部を回転自在に支持
した軸受部と、この軸受部を上記案内溝に沿って移動さ
せるとともに上記水元ローラの水送りローラに対する押
付力を調節する調節手段とで構成し、上記水元ローラの
両端部の軸受部と調節手段の間にそれぞれカムを介装
し、これらカム相互を互いに連動させて、上記水元ロー
ラを水送りローラから接離させてニップ圧を着脱させる
着脱機構を備えたことを特徴とする湿し装置におけるロ
ーラのニップ圧着脱装置。 - 【請求項3】 オフセット印刷機の版胴の版面上に湿し
水を供給する湿し装置の水元ローラと、水元ローラに接
触し、湿し水の供給量調節をすると共に次ローラへ湿し
水を転移伝達する水送りローラと、上記水送りローラの
支持調節機構であって上記水元ローラと水送りローラ間
の押付力を調節するためのニップ圧調節機構と、上記水
元ローラと水送りローラの軸方向の平行度を変えるスキ
ュー調整機構を設けて成るオフセット印刷機の湿し装置
において、上記ニップ圧調節機構を、上記水元ローラと
水送りローラの両端部を回転自在で、かつ水元ローラと
水送りローラを互いに接離可能に支持した支持部材と、
この支持部材に設けられた案内溝に摺動自在に支持され
るとともに、上記水元ローラの両端部を回転自在に支持
した軸受部と、この軸受部を上記案内溝に沿って移動さ
せるとともに上記水元ローラの水送りローラに対する押
付力を調節する調節手段とで構成し、上記水元ローラの
両端部の軸受部と調節手段の間に、軸受部と調節手段の
距離を調整するリンク機構を介装し、これらリンク機構
相互を互いに連動させて、上記水元ローラを水送りロー
ラから接離させてニップ圧を着脱させる着脱機構を備え
たことを特徴とする湿し装置におけるローラのニップ圧
着脱装置。 - 【請求項4】 上記着脱機構を流体圧シリンダを介して
回動操作することを特徴とする請求項1ないし3に記載
の湿し装置におけるローラのニップ圧着脱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8337850A JPH10175286A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 湿し装置におけるローラのニップ圧着脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8337850A JPH10175286A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 湿し装置におけるローラのニップ圧着脱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10175286A true JPH10175286A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18312574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8337850A Withdrawn JPH10175286A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 湿し装置におけるローラのニップ圧着脱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10175286A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005319784A (ja) * | 2004-05-03 | 2005-11-17 | Heidelberger Druckmas Ag | 印刷機においてローラ調節を行なう方法 |
| JP2009286122A (ja) * | 2008-05-26 | 2009-12-10 | Heidelberger Druckmas Ag | 印刷機におけるローラの調節方法、および印刷機の湿し装置 |
| KR101114311B1 (ko) | 2011-10-28 | 2012-02-14 | 주식회사 디젠 | 디지털 프린터용 원단 공급부 및 배출부의 롤러 이격장치 |
| WO2019052228A1 (zh) * | 2017-09-14 | 2019-03-21 | 浙江炜冈机械有限公司 | 胶印机的印刷机构 |
-
1996
- 1996-12-18 JP JP8337850A patent/JPH10175286A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005319784A (ja) * | 2004-05-03 | 2005-11-17 | Heidelberger Druckmas Ag | 印刷機においてローラ調節を行なう方法 |
| JP2009286122A (ja) * | 2008-05-26 | 2009-12-10 | Heidelberger Druckmas Ag | 印刷機におけるローラの調節方法、および印刷機の湿し装置 |
| KR101114311B1 (ko) | 2011-10-28 | 2012-02-14 | 주식회사 디젠 | 디지털 프린터용 원단 공급부 및 배출부의 롤러 이격장치 |
| WO2019052228A1 (zh) * | 2017-09-14 | 2019-03-21 | 浙江炜冈机械有限公司 | 胶印机的印刷机构 |
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| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040302 |