JPH10175337A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JPH10175337A
JPH10175337A JP34007996A JP34007996A JPH10175337A JP H10175337 A JPH10175337 A JP H10175337A JP 34007996 A JP34007996 A JP 34007996A JP 34007996 A JP34007996 A JP 34007996A JP H10175337 A JPH10175337 A JP H10175337A
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drum
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忠雄 鎌野
Shinichiro Fujii
信一郎 藤井
Yasuhiro Suzuki
康裕 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】静電気吸着力を高能率で得られかつ印字高品質
を維持可能とする。 【解決手段】軸線X0を中心として回転可能なドラム1
0の外周面11に帯電ローラ21を用いて帯電された印
字媒体Mを静電気吸着力を利用して吸着保持可能かつ回
転中の印字媒体Mにインクを吹付けて印字可能に形成す
るとともに、印字後に帯電ローラ21をドラム外周面1
1から離反可能に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転可能なドラム
に印字媒体を保持させかつ回転中の印字媒体にインクを
吹付けて印字するインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】各色用ノズルユニットを行方向の全長に
渡って往復移動させかつその各往動中に印字して1行印
字をし、1行印字後に印字媒体(普通紙,OHP用紙
等)Mを列方向に1行送りしてこれらを繰り返すいわゆ
るシリアル型のインクジェットプリンタに比較して大幅
な印字高速化を図れかつ多数枚に渡って連続印字運転可
能であるとともに、いわゆるレーザープリンタに比較し
て大幅な小型化を図れるインクジェットプリンタが本出
願人から提案(例えば、特願平8−296957号)さ
れている。
【0003】すなわち、図4において、ドラム10は一
定の周速度で回転可能でありかつその外周面11に印字
媒体Mを保持可能である。このドラム10の回転(Y)
方向には各色用ノズルユニット200が配設されてい
る。したがって、行方向(紙面に垂直方向)の全長に一
体型の各色用ノズルユニット200あるいは行方向に複
数のノズルユニット要素を並べた一体的な各色用ノズル
ユニット200を、例えばインクジェットノズル間ピッ
チ分だけ往復移動させつつ回転中の印字媒体Mに各色用
インクジェットノズル207からインクを吹付けて行方
向印字させるとともに、インクジェットノズル間ピッチ
の往動中にドラム10の回転を利用しつつ列方向印字さ
せることができる。つまり、行方向印字と列方向印字と
を同時的に進行可能であるから大幅な印字高速化を図れ
る。
【0004】また、各色用ノズルユニット200と当該
各色用インクタンク(インクカセット)213が離れた
位置に配設されているので、各色用ノズルユニット20
0を軽くでき行方向の往復移動速度をより大幅に高めら
れる点も一層の印字高速化を助長するとともに、各色用
インクタンク(インクカセット)213の容量を大幅に
拡大できるので、例えば500枚以上の連続印字運転が
できるわけである。
【0005】これらを実現化するために、ドラム10の
一方(図4で右)側には媒体給送手段60と媒体供給手
段90とが設けられ、他方(図4で左)側には媒体剥離
手段140と媒体排出搬送手段160と方向切換手段1
90とが設けられている。
【0006】媒体給送手段60は、カセット給送手段7
1および手差給送手段61のいずれか一方から選択的に
1枚ずつ印字媒体Mを給送できる。媒体供給手段90
は、給送されて来た印字媒体Mを所定のタイミングでド
ラム10側へ給送する。媒体剥離手段140は印字後印
字媒体Mをドラム10から剥離し、かつ媒体排出搬送手
段160は剥離された印字媒体Mを図4で左方向に排出
搬送する。方向切換手段190は、排出トレイ192お
よび上部排出トレイ193のいずれかに選択切換する。
【0007】かくして、印字媒体Mの給送,供給,保
持,印字,剥離,排出搬送を連続して行えるから、1分
間に例えば20枚以上のA4サイズについて多色カラー
印字することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかるイン
クジェットプリンタでは、回転中のドラム10(11)
に印字媒体Mを保持させるための媒体保持手段の確実
性,安定性が十分であることが重要である。
【0009】この媒体保持手段としては、負圧吸着力,
静電気吸着力や機械的挟持力のいずれかまたはこれらの
任意の組合せを利用することが好ましい。かくして、例
えばドラム10の直径や回転速度との関係において、静
電気吸着力を主(従)としてかつ機械的挟持力を従
(主)とした選択をする場合がある。
【0010】かかる組合せでは、ドラム10へ供給され
る印字媒体Mに例えば負極帯電させるには、チャージャ
ーを用いて非接触帯電させるのに比較して、帯電ローラ
を印字媒体Mに接触させつつ帯電させる方が効率的であ
る。一方、回転中のドラム10に機械的挟持力を与える
には、例えば挟持爪をドラム10側に設ける必要があ
る。したがって、不使用時には挟持爪をドラム外周面よ
り内側に没入させかつ使用時にはドラム外周面に印字媒
体Mを押圧挟持可能な姿態としなければならない。
【0011】しかし、静電気吸着力に関しては、帯電ロ
ーラをドラム外周面に常時接触させておくと、例えばA
4サイズ1枚をドラム1回転で印字完成させるように構
築した場合は問題ないが、ドラム複数回転で印字完成さ
せる場合には先に印字された印字媒体M上のインクに帯
電ローラが接触してしまうので印字品質を低下させてし
まうという問題が生じる。
【0012】一方の機械的挟持力に関しては、ドラム1
回転およびドラム複数回転のいずれかで1枚印字を完成
するように構築したとしても、挟持爪が供給される印字
媒体Mの先端を挟持できるように形成するのが有効でか
つ具現化容易である。
【0013】さらに、両者の組合せに関しては、帯電ロ
ーラによる帯電を印字媒体が挟持されると同時的に帯電
可能とするのが好ましい、しかし、挟持爪と帯電ローラ
との干渉が生ずる虞れが強い。
【0014】かくして、印字品質を維持できかつ高能率
の静電気吸着力が得られ、また干渉なく機械的挟持力と
静電気吸着力とを得ることのできる媒体保持手段の開発
およびこれを備えるインクジェットプリンタの出現が強
く望まれている。
【0015】本発明の第1の目的は、静電気吸着力を高
能率で得られかつ印字高品質を維持することのできるイ
ンクジェットプリンタを提供することにある。また、第
2の目的は干渉なく機械的挟持力と静電気吸着力を確実
に得られるインクジェットプリンタを提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、軸線
を中心として回転可能なドラムの外周面に帯電ローラを
用いて帯電された印字媒体を吸着保持可能かつ回転中の
印字媒体にインクを吹付けて印字可能に形成するととも
に、帯電ローラが吸着保持された印字媒体の後端側所定
部位を離れた後に帯電ローラをドラム外周面から離反可
能に形成した、ことを特徴とする。
【0017】かかる発明では、印字媒体が供給される以
前に帯電ローラを回転中のドラム外周面に接触させてお
けるから、印字媒体がドラムに供給されると同時的にそ
の長手方向の先端側から帯電することができるととも
に、その後端側まで連続的に帯電できる。したがって、
帯電を高能率で行えかつ印字媒体をドラム外周面に確実
かつ安定して保持できる。そして、帯電ローラが当該印
字媒体の後端側の所定部位から離れた後に、帯電ローラ
はドラム外周面から離反される。したがって、ドラムの
複数回転を利用して印字完成させる場合でも、帯電ロー
ラが印字インクに触れることがないので、高品質印字を
維持できる。
【0018】また、請求項2の発明は、前記ドラムの外
周面に前記印字媒体の一部をドラム外周面に押圧して挟
持可能な挟持爪を装着するための凹部を形成し、前記ド
ラムの外周面で凹部に相当する位置に半径がドラム半径
よりも大きくかつドラム周方向の始端および終端がドラ
ム半径に等しくされるとともに前記軸線方向に離隔され
た複数の円弧形状ガイドを形成し、前記帯電ローラが円
弧形状ガイドを介して凹部に落込まないように形成し
た、ことを特徴とする。
【0019】かかる発明では、印字媒体が供給される以
前に帯電ローラを回転中のドラム外周面に接触させてお
く。印字媒体がドラム外周面に供給されると、凹部内に
装着された挟持爪が働きその先端側(一部)をドラム外
周面に押圧して挟持する。この時までに、ドラム回転に
伴って、帯電ローラがドラムよりも半径の大きな円弧形
状ガイドを通って凹部に落込むことなく挟持位置まで接
近して来る。したがって、機械的挟持された直後から帯
電ローラにより印字媒体を帯電できる。しかも、帯電ロ
ーラがドラムに激しく衝突することを防止できる。かく
して、請求項1の発明の場合と同様な作用効果を奏し得
る他、さらに機械的挟持力を得る凹部および挟持爪と静
電気吸着力を得る帯電ローラの干渉がなく挟持力および
静電気吸着力を確実かつ高能率で得られる。
【0020】さらに、請求項3の発明は、前記円弧形状
ガイドの半径が前記ドラムの半径に保持対象印字媒体の
厚みを加算した値以上とされているインクジェットプリ
ンタである。
【0021】かかる発明では、円弧形状ガイドの半径が
ドラムの半径に印字媒体の厚みを加算した値以上とされ
ているので、挟持爪が印字媒体を押圧するために例えば
凹部内軸線を中心にドラム外周面側に円弧運動を起して
も円弧形状ガイド上を通る帯電ローラに干渉しない。し
たがって、請求項2の発明の場合と同様な作用効果を奏
し得る他、さらに、挟持爪の押圧・挟持動作のための機
構の選択性を拡大できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本インクジェットプリンタは、模式
的に表した図1,図2に示す如く、軸線X0を中心とし
て回転可能なドラム10の外周面11に帯電ローラ21
を用いて帯電された印字媒体Mを静電気吸着力を利用し
て吸着保持可能かつ回転中の印字媒体Mにインクを吹付
けて印字可能に形成するとともに、帯電ローラ21が吸
着保持された印字媒体Mの後端側所定部位を離れた後に
帯電ローラ21をドラム外周面11から離反可能に形成
されている。
【0023】この実施形態では、媒体保持手段20を、
上記帯電ローラ21による静電気吸着力の利用を主とし
かつ挟持爪25による機械的挟持力を従(補助的)とし
て形成している。
【0024】なお、インクジェットプリンタの基本的構
成は、先提案プリンタ(図4)の場合と同様に構成した
場合について説明する。但し、図4の場合と共通する部
分については、それらの説明を簡略化または省略する。
【0025】すなわち、ドラム10の外周面11に印字
媒体Mの一部(先端Mf)を押圧して挟持可能な挟持爪
25を装着するための凹部12を形成し、ドラム10の
外周面11で凹部12に相当する位置に半径Rfがドラ
ム半径Rdよりも大きくかつドラム周方向の始端41お
よび終端42がドラム半径Rdに等しくされるとともに
軸線方向に離隔された複数の円弧形状ガイド40を形成
し、帯電ローラ21が円弧形状ガイド40を介して凹部
12に落込まないように形成してある。
【0026】図1,図2において、ドラム10は軸線X
0を中心にY方向に回転可能である。この実施形態で
は、半径Rdが65mmとされかつ回転速度は20pp
mを達成可能な120rpmである。
【0027】図2に示すように、ドラム10の一方側に
はその外周面11に印字媒体Mを吸着保持させるための
帯電ローラ21が配設され、他方側には各色(C,M,
Y,B)用ノズルユニット(200)を収納するノズル
ユニットケース(印字ヘッド)200Uが配設されてい
る。
【0028】帯電ローラ21は、回転保持部材31に回
転可能に保持されかつソレノイドアクチュエータ等から
なる接離駆動手段30によってドラム外周面11に接触
・離反することができる。
【0029】この実施形態では、制御ユニット(図示省
略)によって、図3(A)に示す印字準備段階において
外周面11に接触されるものとされ、かつ印字媒体Mの
後端側の所定部位〔図3(E)の場合は後端Mb〕を離
れた後に外周面11から離反されるものと形成されてい
る。
【0030】なお、後端側の所定部位とは、後端Mbよ
りも例えば余白分だけ先端Mfへ近づいた部位等であっ
てもよい。また、後端Mbが帯電ローラ21を通過した
後に離反させてもよい。
【0031】挟持爪25は、図1,図3に示す如く,ド
ラム10の凹部12内に支軸26を中心に回動可能に装
着されている。支軸26は、ドラム10の軸線X0方向
に伸びかつ軸線X0方向に離隔配設された複数の挟持爪
25を同期回動させることができる。この支軸26への
回動動力は、外力とドラム回転運動とを利用した挟持解
放機構(図示省略)によって所定のタイミングで挟持動
作および解放動作される。
【0032】ここに、ドラム10の軸線X0方向には、
複数(2つ)の円弧形状ガイド40,40が離隔配設さ
れている。この実施形態では、ドラム両端側に嵌装する
ものとしてあるが、ドラム自体に一体に形成してもよ
い。
【0033】すなわち、各円弧形状ガイド40は、ドラ
ム10の周方向で凹部12に相当する位置に設けられ、
その半径Rfはドラム半径Rdよりも大きくかつ始端4
1および終端42がドラム半径Rdと等しくされてい
る。つまり、始端41および終端42は、ドラム外周面
11と同様にドラム半径Rdの円軌跡上に位置する。
【0034】したがって、外周面11に接触する帯電ロ
ーラ21を、外周面11から円弧形状ガイド40にスム
ースに相対移行できるとともに凹部12内に落込まずか
つ挟持爪25と干渉せずに相対移行させることができ、
しかる後に、再び外周面11にスムースに相対移行させ
ることができる。よって、挟持爪25が印字媒体Mの一
部(先端Mf)を確実に挟持することを許容するととも
に、挟持後に直ちに接触帯電できかつそのまま印字媒体
Mの長手方向の全域に連続帯電させることができる。
【0035】しかし、一層の印字高速化のために、ドラ
ム10の回転速度を一段と高速にする場合、帯電ローラ
21とドラム10(11)との相対移行をよりスムース
化することが求められると予想される。
【0036】すなわち、円弧形状ガイド40の半径Rf
は小さい程都合がよい。一方において、厚さMtを有す
る印字媒体Mを挟持爪25で押圧挟持するためには、挟
持爪25の支軸26を中心とする回動運動の円軌跡との
関係から、挟持爪25の一部がドラム外周面11より一
時的に少なくとも媒体厚さMtだけ突出することを許容
するのが望ましい。かくすれば、挟持爪25を含む挟持
解放機構を簡素化できかつ印字媒体Mを外周面11によ
り確実に押圧挟持し易くなる。
【0037】かくして、この実施形態では、円弧形状ガ
イド40の半径Rfをドラム半径Rdに印字媒体Mの厚
さMtを加算して値(Rd+Mt)としている。なお、
挟持爪25の挟持・解放動作やドラム10の回転速度と
の関係から、Rf>Rd+Mtであればよい。
【0038】また、各円弧形状ガイド40の半径をRf
≧Rd+Mtとする部位は、凹部12のドラム周方向長
さ以上とすることが好ましいが、ドラム外周面11の周
方向の有効利用を高めるには挟持・解放動作中の挟持爪
25と干渉しないことを条件として、凹部12のドラム
周方向長さ以下としてもよい。図3はこれを選択した場
合を示す。
【0039】かくして、図2に示す軸線X0方向のノズ
ルユニットケース200Uの長さLnとドラム10の印
字媒体保持有効長さLdとその全長Ld1と帯電ローラ
21の全長Ljとの関係は、Ln<Ld<Ld1<Lj
となる。
【0040】次に、この実施形態の作用・動作を説明す
る。図3(A)において、ドラム10のY方向の回転に
伴い凹部12が印字媒体Mが供給される位置の手前にな
ると、制御ユニットが接離駆動手段30を駆動して帯電
ローラ21をドラム外周面11に接触させ帯電スタンバ
イ状態を確立する。
【0041】図3(B)において、印字媒体Mが下方か
ら供給される寸前に、帯電ローラ21はその始端41を
介し円弧形状ガイド41上にスムースに相対移行する。
凹部12には落込まない。
【0042】図3(B),(C)において、印字媒体M
の先端Mfがドラム外周面11に接するように供給され
ると、これと同時的に、挟持解放機構が挟持動作する。
つまり、挟持爪25が支軸26を中心に回動してその先
端Mfをドラム外周面11に押圧して挟持する。先端M
fをドラム軸線X0方向の複数個所で押圧挟持するの
で、印字媒体Mをスキューなく正確な姿勢としてドラム
10に保持できる。この挟持爪25の回動中に挟持爪2
5が帯電ローラ21に干渉することはない。Rf>Rd
であるからである。
【0043】図3(C)において、先端Mfが挟持爪2
5で押圧挟持されると、その直後に帯電ローラ21が印
字媒体M(Mf)に接触し帯電開始する。したがって、
高能率で帯電でき、印字媒体Mをドラム外周面11に確
実に吸着保持できるわけである。
【0044】図3(D)において、帯電ローラ21は、
印字媒体Mの長手方向に連続帯電しつつ円弧形状ガイド
40の終端42を通ってドラム外周面11へスムースに
相対移行する。ドラム外周面11に沿って相対移行する
ことは、連続帯電作用のほか、印字媒体Mをその長手方
向にしごく作用も発揮するので、印字媒体Mをドラム外
周面11により確実かつ均一に密接保持させることがで
きる。
【0045】図3(E)において、印字媒体Mの先端M
fから保持が始まり、その後端Mbが帯電ローラ21を
通過す(離れ)る直前あるいは通過後に、接離駆動手段
30が帯電ローラ21をドラム10(11)から離反さ
せる。したがって、これ以降、帯電ローラ21が印字媒
体Mに印字されたインクに接することはない。したがっ
て、印字高品質を維持できる。
【0046】しかして、この実施形態によれば、軸線X
0を中心として回転可能なドラム10の外周面11に帯
電ローラ21を用いて帯電された印字媒体Mを静電気吸
着力を利用して吸着保持可能かつ回転中の印字媒体Mに
インクを吹付けて印字可能に形成するとともに、帯電ロ
ーラが吸着保持された印字媒体の後端側所定部位を離れ
た後に帯電ローラ21をドラム外周面11から離反可能
に形成されているので、印字媒体Mのドラム10(1
1)への静電気吸着力を高能率で得られかつ印字高品質
を維持することができる。
【0047】また、ドラム10の外周面11に印字媒体
Mの一部(先端Mf)を押圧して挟持可能な挟持爪25
を装着するための凹部12を形成し、ドラム10の外周
面11で凹部12に相当する位置に半径Rfがドラム半
径Rdよりも大きくかつドラム周方向の始端41および
終端42がドラム半径Rdに等しくされるとともに軸線
方向に離隔された複数の円弧形状ガイド40を形成され
ているので、帯電ローラ21を円弧形状ガイド40を介
して凹部12に落込むことなく外周面11上をスムース
に相対移行させることができかつ干渉なく機械的挟持力
と静電気吸着力を確実に得られる。
【0048】また、円弧形状ガイド40の半径Rfがド
ラム10の半径Rdに保持対象印字媒体Mの厚みMtを
加算した値以上とされているので、挟持爪25が印字媒
体Mを押圧するために例えば凹部12内の軸線26を中
心にドラム外周面側11に円弧運動を起しても円弧形状
ガイド上を通る帯電ローラに干渉しない。したがって、
挟持爪25の押圧・挟持動作のための機構の選択性を拡
大できる。
【0049】さらに、円弧形状ガイド40のRf≧Rd
+Mtとなる部位が凹部12のドラム周方向の長さより
も短くされてかつ挟持爪25の回転運動が帯電ローラ2
1に干渉しない範囲内で終端42を凹部12の終端部に
接近配設されているので、機械的挟持力により保持され
ると同時的に静電気吸着力を掛けてドラム外周面11に
吸着保持できる。
【0050】さらにまた、帯電ローラ21がその先端M
fから後端Mbに向けて印字媒体Mを外周面11にしご
くので、印字媒体Mを外周面11により密接保持させる
ことができる。
【0051】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、軸線を中心と
して回転可能なドラムの外周面に帯電ローラを用いて帯
電された印字媒体を吸着保持可能かつ回転中の印字媒体
にインクを吹付けて印字可能に形成するとともに、帯電
ローラが吸着保持された印字媒体の後端側所定部位を離
れた後に帯電ローラをドラム外周面から離反可能に形成
されているので、帯電を高能率で行えかつ印字媒体をド
ラム外周面に確実かつ安定して保持できるとともにドラ
ムの複数回転を利用して印字完成させる場合でも帯電ロ
ーラが印字インクに触れることがないので高品質印字を
維持できる。
【0052】また、請求項2の発明によれば、ドラムの
外周面に印字媒体の一部をドラム外周面に押圧して挟持
可能な挟持爪を装着するための凹部を形成し、ドラムの
外周面で凹部に相当する位置に半径がドラム半径よりも
大きくかつドラム周方向の始端および終端がドラム半径
に等しくされるとともに軸線方向に離隔された複数の円
弧形状ガイドを形成し、帯電ローラが円弧形状ガイドを
介して凹部に落込まないように形成されているので、請
求項1の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、さらに
機械的挟持力を得る凹部および挟持爪と静電気吸着力を
得る帯電ローラの干渉がなく挟持力および静電気吸着力
を確実かつ高能率で得られる。
【0053】さらに、請求項3の発明によれば、円弧形
状ガイドの半径がドラムの半径に保持対象印字媒体の厚
みを加算した値以上とされているので、請求項2の発明
の場合と同様な効果を奏し得る他、さらに、挟持爪の押
圧・挟持動作のための機構の選択性を拡大できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す外観斜視図である。
【図2】同じく、平面図である。
【図3】同じく、動作を説明するための図である。
【図4】先提案プリンタを説明するための図である。
【符号の説明】
10 ドラム 11 外周面 12 凹部 20 媒体保持手段 21 帯電ローラ 25 挟持爪 26 支軸 30 接離駆動手段 31 回転保持部材 40 円弧形状ガイド 41 始端 42 後端 200U ノズルユニットケース Rd ドラムの半径 Rf 円弧形状ガイドの半径 M 印字媒体 Mf 先端(一部) Mb 終端 Mt 厚み X0 軸線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線を中心として回転可能なドラムの外
    周面に帯電ローラを用いて帯電された印字媒体を吸着保
    持可能かつ回転中の印字媒体にインクを吹付けて印字可
    能に形成するとともに、帯電ローラが吸着保持された印
    字媒体の後端側所定部位を離れた後に帯電ローラをドラ
    ム外周面から離反可能に形成した、ことを特徴とするイ
    ンクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記ドラムの外周面に前記印字媒体の一
    部をドラム外周面に押圧して挟持可能な挟持爪を装着す
    るための凹部を形成し、前記ドラムの外周面で凹部に相
    当する位置に半径がドラム半径よりも大きくかつドラム
    周方向の始端および終端がドラム半径に等しくされると
    ともに前記軸線方向に離隔された複数の円弧形状ガイド
    を形成し、前記帯電ローラが円弧形状ガイドを介して凹
    部に落込まないように形成した、ことを特徴とする請求
    項1記載のインクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記円弧形状ガイドの半径が前記ドラム
    の半径に保持対象印字媒体の厚みを加算した値以上とさ
    れている請求項2記載のインクジェットプリンタ。
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