JPH10176460A - パワーウインドウ装置 - Google Patents

パワーウインドウ装置

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Publication number
JPH10176460A
JPH10176460A JP8338325A JP33832596A JPH10176460A JP H10176460 A JPH10176460 A JP H10176460A JP 8338325 A JP8338325 A JP 8338325A JP 33832596 A JP33832596 A JP 33832596A JP H10176460 A JPH10176460 A JP H10176460A
Authority
JP
Japan
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window glass
pressure
window
conductive rubber
sensitive conductive
Prior art date
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Pending
Application number
JP8338325A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohisa Araki
幹久 荒木
Kazunari Hayashi
一成 林
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】異物の挟まれ検出を確実に行うことができ、形
式の異なる車種であっても容易に採用が可能であるパワ
ーウインドウ装置の提供を目的とする。 【解決手段】ウインドウガラス4の下部は、支持レール
13が水平に取着されている。同支持レール13はアー
ム式レギュレータにて水平に保持したまま、上下移動に
支持されている。支持レール13の両端には一対のガイ
ドピン14がそれぞれ突設され、ウインドウガラス4の
上下方向に透設された長孔15に対して抜き出し不能
に、かつ上下方向への移動自在に貫通されている。同支
持レール13において、ガイドピン14の下方には支持
片16が突設され、その支持片16上には感圧導電ゴム
17が固定されている。ウインドウガラスにより異物が
挟まれたとき、感圧導電ゴムがウインドウガラスにて押
圧変形されることにより電気抵抗が下がる。このことに
基いて挟まれ検出を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両のウインド
ウガラスをモータによって開閉動作させるパワーウイン
ドウ装置に係り、詳しくは挟まれ防止機構を備えたパワ
ーウインドウ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両のサイドドア等のウインド
ウガラスを自動的に開閉させるためにパワーウインドウ
装置が用いられている。このパワーウインドウ装置で
は、マニュアルスイッチ又はオートスイッチを操作する
と、ワイヤ式又はアーム式のレギュレータをモータによ
り駆動してウインドウガラスを開閉している。なお、マ
ニュアルスイッチは、押圧操作された時のみ、ウインド
ウガラスを上昇又は下降作動させるためのものであり、
従って、押圧操作が解除されると、ウインドウガラスの
上昇又は下降が停止する。又、オートスイッチは、一旦
押圧操作を行つた後は、押圧操作を解除してもウインド
ウガラスが全閉位置、又は、全開位置に達するまで上昇
又は下降作動させるためのものである。
【0003】この種のパワーウインドウ装置において
は、上昇するウインドウが全閉位置に位置したとき検出
作動する全閉位置リミットスイッチが設けられ、同リミ
ットスイッチが検出すると、前記モータの駆動を停止さ
せ、ウインドウガラスを全閉位置に保持するようにして
いる。
【0004】上記のようにマニュアルスイッチ、又はオ
ートスイッチにて操作するパワーウインドウ装置におい
て、ドアの窓枠とウインドウガラスとの間に異物が挟ま
れた場合に、ウインドウガラスを降下させることにより
異物の挟まれを回避する挟まれ防止機構が提案されてい
る。
【0005】この挟まれ防止機構において、上記のよう
に異物が挟まれたことを検知する手段としては、ウイン
ドウガラスの閉じ時において、ウインドウガラスが密接
するウエザーストリップに感圧導電ゴム等を配置したも
のが知られている。
【0006】例えば、図8はその一例を示し、ドア本体
1のドアフレーム2は、ドアガラス3を開閉移動可能に
支持するように形成され、同ドアフレーム2上部に設け
られたウエザストリップ(図示しない)に対して、図L
で示す範囲において感圧導電ゴム等からなる感圧センサ
が配置されている。
【0007】そして、ウインドウガラス3の閉じ時にお
いて、ウインドウガラス3とドアフレーム2間に異物が
挟まった場合には、感圧センサが検出作動するようにし
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に感圧センサの配置構造では、ドアフレーム上部にバイ
ザーを装着している場合には、検出作動ができない虞が
ある。又、車種によっては、上記のような配置構造を採
用できない場合がある。さらに、車種毎にドアの形状が
異なるため、他の車種に採用している感圧センサはその
大きさ等の理由から共用できず、車種毎に対応した感圧
センサを用意する必要があり、コスト高となる問題があ
る。さらに、図8に示すように検出領域Lを大きくとる
必要があることから、感圧センサの大きさは大きなもの
となり、この場合もコストアップとなる問題がある。
【0009】この発明の目的は、異物の挟まれ検出を確
実に行うことができるとともに、形式の異なる車種であ
っても容易に採用が可能であるパワーウインドウ装置の
提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに請求項1の発明は、ウインドウガラスを開閉させる
モータの正逆回転を操作するための操作手段と、前記操
作手段の操作に基づいて前記モータの作動を制御する制
御手段と、前記ウインドウガラスの閉時にウインドウガ
ラスにより異物が挟まれたか否かを検出する異物挟まれ
検出手段と、前記異物挟まれ検出手段の検出結果に基づ
いてモータを逆転制御し、ウインドウガラスの移動を開
放方向へ移動させるモータ逆転制御手段とを含む挟まれ
防止機構を備えたパワーウインドウ装置において、前記
異物挟まれ検出手段は、ウインドウガラスにより異物が
挟まれた際にウインドウガラスを介して作用する押圧力
を検知する圧力検出手段から構成されるとともに、ウイ
ンドウガラスを支持する支持部に配置したことを特徴と
するパワーウインドウ装置をその要旨としている。
【0011】請求項2の発明は、請求項1において、異
物挟まれ検出手段は、ウインドウガラスと支持部との間
に配置したものであることをその要旨としている。 (作用)請求項1の発明によれば、操作手段によりモー
タを操作してウインドウガラスを全閉位置へ移動したと
き、ウインドウガラスにより異物が挟まれたとき、ウイ
ンドウガラスを支持する支持部に設けた圧力検出手段が
検出作動する。圧力検出手段の検出作動により、モータ
逆転制御手段は、モータを逆転制御し、ウインドウガラ
スの移動を開放方向へ移動させる。
【0012】請求項2の発明によれば、ウインドウガラ
スにより異物が挟まれたとき、ウインドウガラスと支持
部との間に配置した異物挟まれ検出手段が異物挟まれ検
出を行う。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を車両のサイドドア
のパワーウインドウ装置に具体化した第1の実施の形態
を図1乃至図5に従って説明する。
【0014】図1はサイドドアをアウトサイドフレーム
側から見た正面図である。図2は、支持レール13に対
するウインドウガラス4の支持構造を示す要部説明図、
図3は同じく断面図である。
【0015】図1に示すように、サイドドア1のアウト
サイドフレーム2には上下方向に沿ってガイドフレーム
3が設けられている。ウインドウガラス4は下部に設け
たガイドローラ5が前記ガイドフレーム3にてガイドさ
れることにより上下方向にスライド可能に支持されてい
る。そして、ウインドウガラス4は図1の実線位置(全
閉位置)と二点鎖線位置(全開位置)との間をスライド
する。
【0016】前記ガイドフレーム3と離間した位置には
アーム式レギュレータ6が設けられている。このアーム
式レギュレータ6について以下に説明する。アウトサイ
ドフレーム2には、ブラケット7を介してモータMが固
定されている。ブラケット7にはXアーム8を構成する
第1アーム9の一端側が回動可能に軸支され、その第1
アーム9の一端にはギヤ体10が形成されている。同ギ
ヤ体10は前記モータMの出力軸に設けられたギヤ(と
もに図示しない)に対して作動連結されている。第1ア
ーム9の中央部には、第2アーム11がその中央部にて
回動自在に軸支されている。なお、第2アーム11は、
図1に示すように軸部の両端にサブアーム11a,11
bが一体に連結された略クランク状をなしている。
【0017】同モータMとガイドフレーム3との中間に
は水平方向に延びるガイドレール12がアウトサイドフ
レーム2に対して固定されている。なお、ガイドレール
12のアウトサイドフレーム2に対する取付け位置(地
面からの高さ位置)は、第1アーム9のブラケット7に
対する軸支点の位置と同じ高さ位置とされている。前記
第2アーム11のサブアーム11ak一端は前記ガイド
レール12に対して摺動可能に係合され、ガイドレール
12に沿って水平方向に移動する。
【0018】前記ウインドウガラス4の下部には支持レ
ール13が水平に取着されている。同支持レール13は
上下部が断面L字状に折り曲げ形成されて上部ガイド1
3a,及び下部ガイド13bが設けられている。前記第
1アーム9及び第2アーム11のサブアーム11bの他
端部は支持レール13の上下両ガイド13a,13bに
対して図示しないローラにて摺動自在とされている。
【0019】前記支持レール13の両端には一対のガイ
ドピン14(図2においては図1の右方に示されるガイ
ドピン14のみ図示)がそれぞれ突設され、ウインドウ
ガラス4の上下方向に透設された長孔15に対して抜き
出し不能に、かつ上下方向への移動自在に貫通されてい
る。同支持レール13において、ガイドピン14の下方
には支持片16が突設され、その支持片16上には挟ま
れ検出手段、及び感圧検出手段としての感圧導電ゴム1
7が接着剤にて接着固定されている。支持レール13
は、Xアーム8にて上昇駆動されると、感圧導電ゴム1
7を介して支持片17にて、ウインドウガラス4を上方
へ移動する。前記支持片16が本発明の支持部に相当す
る。
【0020】前記感圧導電ゴム17は、図4(a)に示
すようにグラファィト粒子17aをシリコーンゴム17
bに分散させたもので、圧力に応じて抵抗値が連続的に
変化する。感圧導電ゴム17の厚み方向に対して図4
(b)のように圧力を加えると、分散されたグラファィ
ト粒子17a相互の接触量が、シリコーンゴム17aの
歪に応じて変化し、この結果、抵抗値は、ほぼ無限大
(107 Ω程度)から10 2 Ω程度まで変化する。な
お、図4(a),(b)では、説明の便宜上グラファィ
ト粒子17aは要部のみ図示しているが全体に分散して
いる。又、図4(b)において、20は押圧物である。
【0021】前記ガイドフレーム3近傍においてアウト
サイドフレーム2には、全閉位置リミットスイッチ(以
下、リミットスイッチという)LSが設けられている。
同リミットスイッチLSは前記ウインドウガラス4が全
閉位置に位置した時にウインドウガラス4にてオン作動
し、後述するコントローラ21にオン信号を入力する。
【0022】次にパワーウインドウ装置の電気的構成に
ついて説明する。図5は本発明に係るパワーウインドウ
装置の電気回路図を示している。同図において、電子制
御ユニットを構成するコントローラ21は演算部22及
び記憶部23を備えている。演算部23は各種の演算を
行うようにされている。又、記憶部は演算部2による演
算結果や後記する各種センサ等からの検出信号を記憶す
る書き換え可能なメモリ部(RAM)と、各種制御プロ
グラムを記憶する読み出し専用のメモリ部(ROM)と
を備えている。前記コントローラ21は本発明のモータ
逆転制御手段、及び制御手段を構成している。
【0023】上昇スイッチ24、下降スイッチ25、オ
ートスイッチ26はドアの内側面に設けられている。上
昇スイッチ24は、ウインドウガラス4を上昇作動させ
るためのスイッチであり、下降スイッチ25はウインド
ウガラス4を下降作動させるためのものである。両スイ
ッチ24,25は揺動型のパワーウインドウスイッチを
選択的に切替え操作することによりオン・オフ操作され
る。すなわち、パワーウインドウスイッチを一方へ揺動
させると、上昇スイッチ24がオンされ、他方へ揺動さ
せると、下降スイッチ25がオンされるようになってい
る。そして、両スイッチ24,25は、乗員が操作中の
みオン作動し、操作力を解除すると中立位置に復帰し、
両スイッチ24,25をオフ作動する。前記上昇スイッ
チ24、下降スイッチ25、オートスイッチ26は本発
明の操作手段を構成している。
【0024】又、オートスイッチ26は揺動型のパワー
ウインドウスイッチを選択的に切替え押圧操作すること
によりオン・オフ操作される。そして、乗員の押圧操作
が解除された場合でも、コントローラ21の制御によ
り、オートスイッチ26の開放側、あるいは閉鎖側への
操作に基づいて前記モータMを回転駆動する。
【0025】これらのスイッチ24,25,26はそれ
ぞれコントローラ21に接続され、コントローラ21に
オン・オフ信号を入力する。モータMは車両のバッテリ
Bを駆動電源として駆動されるものであり、切換回路2
7を介してバッテリBに接続されている。切換回路27
はリレー回路にて構成されている。そして、バッテリB
に対する切換回路27の切換接続により、モー夕15は
正転・逆転、あるいは停上する、すなわち、切換回路2
7はコントローラ21に接続され、コントローラ21か
らの正転制御信号、逆転制御信号及び停止信号が入力さ
れるようになっている。そして、同切換回路27は正転
制御信号に基づいて回路を切換し、モータMを正転駆動
させる。又、同切換回路27はコントローラ21からの
逆転制御信号に基づいて回路を逆転させるべく切換し、
モータMを逆転駆動させる。さらに、コントローラ21
からの停止信号に基づいて、切換回路27はモータMに
対するバッテリBとの接続を遮断する。
【0026】又、リミットスイッチLSは、コントロー
ラ21に電気的に接続されており、前記ウインドウガラ
ス4が全閉位置に位置した時にウインドウガラス4にて
オン作動し、コントローラ21にオン信号を入力する。
コントローラ21は、同リミットスイッチLSからのオ
ン信号に基づいてモータMの正転駆動を停止させるべく
切換回路27に対して停止信号を入力する。
【0027】前記感圧導電ゴム17は、図5に示すよう
にバッテリBのプラス端子に接続されており、又、抵抗
R1を介して接地されている。抵抗R1と感圧導電ゴム
17との接続点は抵抗R2を介して比較器28の非反転
入力端子に接続されている。又、バッテリBのプラス端
子は、抵抗R2,R4を介して接地され、抵抗R2,R
4との接続点は比較器28の反転入力端子に接続されて
いる。
【0028】感圧導電ゴム17に作用する押圧力が増大
すると、感圧導電ゴム17の抵抗値が変化することによ
って、抵抗17及び抵抗R1に流れる電流値が増大す
る。そして、比較器28は、抵抗R1の検出電圧V1が
抵抗R4の基準電圧V4よりも大きくなると、異物挟ま
れ検出信号をコントローラ21に入力する。
【0029】この感圧導電ゴム17,抵抗R1,R3,
R4の抵抗値は、感圧導電ゴム17に所定以上の押圧力
が作用したとき、抵抗R1の検出電圧V1が抵抗R4の
基準電圧V4を越えるように予め設定されており、所定
値未満の押圧力、すなわち、異物が挟まれない通常のウ
インドウガラス4の上昇駆動時においては、抵抗R1の
検出電圧V1が抵抗R4の基準電圧V4を越えないよう
にされている。
【0030】前記コントローラ21、上昇スイッチ2
4、オートスイッチ26、感圧導電ゴム17とにより挟
まれ防止機構が構成されている。さて、上記のように構
成されたパワーウインドウ装置の作用を説明する。
【0031】上昇スイッチ24がオン操作された場合、
又はオートスイッチ26が「UP」側に操作された場
合、コントローラ21は、切換回路27に対して正転制
御信号を入力する。この結果、モータMは正転駆動さ
れ、Xアーム8を介してウインドウガラス4は上昇す
る。このとき、ウインドウガラス4の下部を支持してい
る支持片16とウインドウガラス4下部との間に位置す
る感圧導電ゴム17には、両者4,16から圧縮力(押
圧力)が働く。この結果、感圧導電ゴム17の抵抗値が
変化することによって、抵抗17及び抵抗R1に流れる
電流値が増大する。しかし、異物が挟まれない通常のウ
インドウガラス4の上昇駆動時においては、抵抗R1の
検出電圧V1が抵抗R4の基準電圧V4を越えないた
め、比較器28から異物挟まれ検出信号が入力されるこ
とはない。
【0032】そして、リミットスイッチLSからのオン
信号が入力されると、ウインドウガラス4が上昇して全
閉位置に達したものとして、コントローラ21は切換回
路27に対して停止信号を入力して、バッテリBとモー
タMとの回路を遮断し、モータMを停止させる。
【0033】一方、このウインドウガラス4の上昇時に
おいて、ウインドウガラス4と車体の窓枠との間に異物
が挟まった場合には、ウインドウガラス4の下部を支持
している支持片16とウインドウガラス4下部との間に
位置する感圧導電ゴム17に対して、図2のように両者
に挟まれた状態でウインドウガラス4からの圧縮力(押
圧力)が働く。
【0034】この結果、感圧導電ゴム17の抵抗値が変
化することによって、抵抗17及び抵抗R1に流れる電
流値が増大する。そして、感圧導電ゴム17に所定以上
の押圧力が作用したとき、抵抗R1の検出電圧V1が抵
抗R4の基準電圧V4を越えるため、比較器28は、異
物挟まれ検出信号をコントローラ21に入力する。する
と、コントローラ21は、入力された異物挟まれ検出信
号に基づいて、逆転制御信号を切換回路27に入力す
る。切換回路27逆転制御信号に基づいて回路を切換
し、モータMを逆転駆動させる。この結果、Xアーム8
を介してウインドウガラス4は下降する。
【0035】(a) さて、この実施の形態によれば、
支持レール13の一対の支持片16上に感圧導電ゴム1
7を配置し、その上面にてウインドウガラス4を支える
ようにした。この結果、上昇駆動時において、異物が挟
まれた場合、ウインドウガラス4からの押圧力が増加
し、感圧導電ゴム17の抵抗値が減少する。このため、
感圧導電ゴム17と抵抗R1に流れる電流が増加するこ
とになり、抵抗値R1の検出電圧V1が増大する。そし
て、抵抗R4に印加される基準電圧V4を検出電圧R1
が越えた時、比較器28から異物挟まれ検出信号をコン
トロール21に入力するようにした。
【0036】この結果、感圧導電ゴム17の大きさは、
支持片16上に配置する大きさだけで良くなり、従来と
異なり、感圧導電ゴム17の大きさを大きくする必要が
ない。
【0037】(b) 前記実施の形態では、ウインドウ
ガラス4の下部に長孔15を設けて支持レール13に固
設したガイドピン14を相対的に上下移動可能に挿通し
た。このこのとによって、ウインドウガラス4の感圧導
電ゴム17に対する押圧移動を許容することができる。
【0038】(第2の実施の形態)次に、本発明をワイ
ヤー式のウインドウレギュレータを備えたパワーウイン
ドウ装置に具体化した第2の実施の形態を図6及至図7
を参照して説明する。なお、前記第1の実施の形態の構
成に相当する構成については同一符号を付して説明す
る。
【0039】図2に示すように、サイドドア31のアウ
トサイドフレーム32には上下方向に沿って前後一対の
ロワーフレーム33が設けられている。ウインドウガラ
ス4の前後両側辺は両ロワーフレーム33によって上下
方向へスライド可能に支持されている。そして、ウイン
ドウガラス4はサイドドア31に設けられた窓枠31a
の上端に当接した全閉位置と、窓枠31aにより形成さ
れた空間を開放する全開位置との間をスライドする。
【0040】両ロワーフレーム33間にはワイヤ式レギ
ュレータ35が設けられている。このワイヤ式レギュレ
ータ35について以下に説明すると、アウトサイドフレ
ーム32には、両ロワーフレーム33間のほぼ中間に位
置し、かつ上下方向に延びるガイドレール36が固定さ
れている。ガイドレール36にはキャリアプレート37
が昇降可能に支持されている。キャリアプレート37の
上端には断面コ字状をなす一対の支持ブラケット38が
固着され、両支持ブラケット38にウインドウガラス4
の下部が支持されている。すなわち、図7に示すように
支持ブラケット38の内底面には感圧導電ゴム17が接
着剤にて接着固定され、同感圧導電ゴム17上にウイン
ドウガラス4が支持されている。そして、支持ブラケッ
ト38に羅着されたボルト39がウインドウガラス4の
長孔15に対して上下移動自在に挿通されている。前記
支持ブラケット38が本発明の支持部に相当する。
【0041】キャリアプレート37には、同キャリアプ
レート37から上方へ延びるワイヤ40と下方へ延びる
ワイヤ41とがそれぞれ固着されている。これらの両ワ
イヤ40,41はガイドレール36の上下両端にそれぞ
れ取り付けられたガイドローラ42,43を経由して単
一の巻取ドラム44にその巻回方向が互いに逆になるよ
うに巻回されている。巻取ドラム44はモータMと連結
され、モータMの回転に基づいて巻取ドラム44が回転
するようになっている。
【0042】従って、モータMの正方向回転により上方
のワイヤ40が巻取ドラム44に巻取られるとともに、
下方のワイヤ41がワイヤ40の巻取量と同じ量だけ巻
取ドラム44から繰り出され、ウインドウガラス4がキ
ャリアプレート37と共に上昇する。又、モータMの逆
方向回転により上方のワイヤ40が巻取ドラム44から
繰り出されるとともに、下方のワイヤ41が上方のワイ
ヤ40の繰出量と同じ量だけ巻取ドラム44に巻取ら
れ、ウインドウガラス4がキャリアプレート37と共に
降下する。一方のロワフレーム33には前記ウインドウ
ガラス4が全閉位置に位置した時にキャリアプレート3
7にてオン作動し、コントローラ21にオン信号を入力
するリミットスイッチLSが設けられている。
【0043】第2の実施の形態におけるパワーウインド
ウ装置の電気的構成は、図5で示す前記第1の実施の形
態の電気的構成と同一であるため、説明を省略する。さ
て、この実施の形態においても、上昇スイッチ24がオ
ン操作された場合、又はオートスイッチ26が「UP」
側に操作された場合、コントローラ21は、切換回路2
7に対して正転制御信号を入力する。この結果、モータ
Mは正転駆動され、上方のワイヤ40が巻取ドラム44
に巻取られるとともに、下方のワイヤ41がワイヤ40
の巻取量と同じ量だけ巻取ドラム44から繰り出され、
ウインドウガラス4がキャリアプレート37と共に上昇
する。
【0044】このとき、ウインドウガラス4の下部を支
持しているブラケット38とウインドウガラス4下部と
の間に位置する感圧導電ゴム17には、両者4,38か
ら圧縮力(押圧力)が働いて変形する。この結果、感圧
導電ゴム17の抵抗値が変化することによって、抵抗1
7及び抵抗R1に流れる電流値が増大する。しかし、異
物が挟まれない通常のウインドウガラス4の上昇駆動時
においては、抵抗R1の検出電圧V1が抵抗R4の基準
電圧V4を越えないため、比較器28から異物挟まれ検
出信号が入力されることはない。
【0045】そして、ウインドウガラス4が全閉位置に
位置した時にキャリアプレート37にてリミットスイッ
チLSがオン作動し、コントローラ21にオン信号を入
力する。従って、第1の実施の形態と同様にリミットス
イッチLSからのオン信号が入力されると、ウインドウ
ガラス4が上昇して全閉位置に達したものとして、コン
トローラ21は切換回路27に対して停止信号を入力し
て、バッテリBとモータMとの回路を遮断し、モータM
を停止させる。
【0046】一方、このウインドウガラス4の上昇時に
おいて、ウインドウガラス4と車体の窓枠との間に異物
が挟まった場合には、ウインドウガラス4の下部を支持
している支持ブラケット38とウインドウガラス4下部
との間に位置する感圧導電ゴム17に対して、図7に示
すように両者に挟まれた状態でウインドウガラス4から
の圧縮力(押圧力)が働く。
【0047】この結果、感圧導電ゴム17の抵抗値が変
化することによって、抵抗17及び抵抗R1に流れる電
流値が増大する。そして、感圧導電ゴム17に所定以上
の押圧力が作用したとき、抵抗R1の検出電圧V1が抵
抗R4の基準電圧V4を越えるため、比較器28は、異
物挟まれ検出信号をコントローラ21に入力する。する
と、コントローラ21は、入力された異物挟まれ検出信
号に基づいて、逆転制御信号を切換回路27に入力す
る。切換回路27逆転制御信号に基づいて回路を切換
し、モータMを逆転駆動させる。この結果、Xアーム8
を介してウインドウガラス4は下降する。
【0048】(c)さて、この実施の形態においては、
一対の支持ブラケット38に感圧導電ゴム17を配置
し、その上面にてウインドウガラス4を支えるようにし
た。この結果、上昇駆動時において、異物が挟まれた場
合、ウインドウガラス4からの押圧力が増加し、感圧導
電ゴム17の抵抗値が減少する。このため、感圧導電ゴ
ム17と抵抗R1に流れる電流が増加することになり、
抵抗値R1の検出電圧V1が増大する。そして、抵抗R
4に印加される基準電圧V4を検出電圧R1が越えた
時、比較器28から異物挟まれ検出信号をコントロール
21に入力するようにした。
【0049】この結果、感圧導電ゴム17の大きさは、
支持ブラケット38上に配置する大きさだけで良くな
り、従来と異なり、感圧導電ゴム17の大きさを大きく
する必要がない。
【0050】なお、この発明は前記実施の形態に限定さ
れるものではなく、下記のようにすることも可能であ
る。 (イ) 前記各実施の形態では、感圧導電ゴム17を使
用したが、この感圧導電ゴムに代えて、異物挟まれ検出
手段として歪センサを設けてもよい。
【0051】(ロ) 前記各実施の形態では、支持部と
しての支持片16、支持ブラケット38を一対設けた
が、この数に限定されるものではなく、ウインドウガラ
ス4を1個所で支持できるようにした場合には、1個所
でも良く、又、3個所以上に設けてもよいこの明細書中
に記載された事項から特許請求の範囲に記載された請求
項以外に把握される技術的思想についてその効果ととも
に記載する。 (1)請求項1又は請求項2において、ウインドウガラ
スの下部には、支持部に対して開閉方向において相対移
動可能に配置したことを特徴とするパワーウインドウ装
置。ウインドウガラスをウインドウの開閉方向において
支持部に対して相対移動可能としたことにより、異物が
ウインドウガラスに挟まれたとき、ウインドウガラスの
圧力検出手段への移動を許容することができる。この場
合、第1及び第2の実施の形態においては、上下方向が
開閉方向に相当する。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、異物の挟まれ検出を確実に行うことができると
ともに、形式の異なる車種であっても容易に採用が可能
である優れた効果を奏する。
【0053】請求項2の発明によれば、ウインドウガラ
スにより異物が挟まれたとき、ウインドウガラスと支持
部との間に配置した異物挟まれ検出手段にて異物挟まれ
検出を行うことができ、この結果、異物挟まれ検出手段
を従来と異なり、ウインドウガラスが密接するウエザー
ストリップに配置する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施の形態のサイドドア
及びアーム式レギュレータを示すサイドドアの正面図。
【図2】同じくドアガラスの支持構造を示す要部拡大
図。
【図3】同じく要部拡大断面図。
【図4】(a)は感圧導電ゴムの断面図、(b)は感圧
導電ゴムの作用を示す説明図。
【図5】本発明における第1の実施の形態のパワーウイ
ンドウ装置の電気回路図。
【図6】第2の実施の形態のサイドドア及びワイヤ式レ
ギュレータを示すサイドドアの正面図。
【図7】同じくドアガラスの支持構造を示す要部拡大断
面図。
【図8】従来技術の説明図。
【符号の説明】
1…サイドドア、4…ウインドウガラス、16…支持部
としての支持片、17…異物挟まれ検出手段及び感圧検
出手段を構成する感圧導電ゴム、21…モータ逆転制御
手段、及び制御手段を構成するコントローラ、22…演
算部、23…記憶部、24…操作手段を構成する上昇ス
イッチ、25…操作手段を構成する下降スイッチ、26
…操作手段を構成するオートスイッチ、27…切換回
路、38…支持部としての支持ブラケット、LS…リミ
ットスイッチ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドウガラスを開閉させるモータの
    正逆回転を操作するための操作手段と、 前記操作手段の操作に基づいて前記モータの作動を制御
    する制御手段と、 前記ウインドウガラスの閉時にウインドウガラスにより
    異物が挟まれたか否かを検出する異物挟まれ検出手段
    と、 前記異物挟まれ検出手段の検出結果に基づいてモータを
    逆転制御し、ウインドウガラスの移動を開放方向へ移動
    させるモータ逆転制御手段とを含む挟まれ防止機構を備
    えたパワーウインドウ装置において、 前記異物挟まれ検出手段は、ウインドウガラスにより異
    物が挟まれた際にウインドウガラスを介して作用する押
    圧力を検知する圧力検出手段から構成されるとともに、
    ウインドウガラスを支持する支持部に配置したことを特
    徴とするパワーウインドウ装置。
  2. 【請求項2】 異物挟まれ検出手段は、ウインドウガラ
    スと支持部との間に配置したものである請求項1に記載
    のパワーウインドウ装置。
JP8338325A 1996-12-18 1996-12-18 パワーウインドウ装置 Pending JPH10176460A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020073392A (ja) * 2016-03-23 2020-05-14 Agc株式会社 車両用窓板

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JP2020073392A (ja) * 2016-03-23 2020-05-14 Agc株式会社 車両用窓板

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