JPH10176726A - 電磁連結装置 - Google Patents
電磁連結装置Info
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- JPH10176726A JPH10176726A JP8353280A JP35328096A JPH10176726A JP H10176726 A JPH10176726 A JP H10176726A JP 8353280 A JP8353280 A JP 8353280A JP 35328096 A JP35328096 A JP 35328096A JP H10176726 A JPH10176726 A JP H10176726A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 励磁コイル、電源側リード線及び電気部品と
の接続作業を容易にする。また、収納部を小さくする。 【解決手段】 ボビン本体20aの収納部22内に、励
磁コイル4の巻始め端部4aと巻終わり端部4bを引出
すとともに、ダイオード24を収納し、これらを2つの
端子27A,27Bによって電気的に接続する。収納部
22の内底面には、巻始め端部4aと巻終わり端部4b
が係入されるコイル係入用の溝30a,30bと、ダイ
オード24のリード24a,24bが係入されるリード
係入用の溝31a,31bと、端子27A,27Bが圧
入される端子係入用の溝32a,32bを形成する。ま
た、端子27A,27Bは、巻始め端部4a、巻終わり
端部4b、リード24a,24bがそれぞれ挿入される
溝を有し、電源側リード線26がそれぞれ接続される。
の接続作業を容易にする。また、収納部を小さくする。 【解決手段】 ボビン本体20aの収納部22内に、励
磁コイル4の巻始め端部4aと巻終わり端部4bを引出
すとともに、ダイオード24を収納し、これらを2つの
端子27A,27Bによって電気的に接続する。収納部
22の内底面には、巻始め端部4aと巻終わり端部4b
が係入されるコイル係入用の溝30a,30bと、ダイ
オード24のリード24a,24bが係入されるリード
係入用の溝31a,31bと、端子27A,27Bが圧
入される端子係入用の溝32a,32bを形成する。ま
た、端子27A,27Bは、巻始め端部4a、巻終わり
端部4b、リード24a,24bがそれぞれ挿入される
溝を有し、電源側リード線26がそれぞれ接続される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁クラッチや電
磁ブレーキなどの電磁連結装置に関し、特にサージ電圧
による電気回路の破損、出力側の回転部材がロックした
ときのVベルトの切断事故等を防止するための電気部品
を組込んだ電磁連結装置に関するものである。
磁ブレーキなどの電磁連結装置に関し、特にサージ電圧
による電気回路の破損、出力側の回転部材がロックした
ときのVベルトの切断事故等を防止するための電気部品
を組込んだ電磁連結装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁連結装置のうち、例えば自動
車用冷媒圧縮機等に装着される電磁クラッチは、車種に
よってリード線の長さが異なることから、励磁コイルを
組み込んだ一種類のヨークを多種類の自動車用部品とし
て共用することができず、設計や在庫管理上不経済であ
る。そこで、ヨークの外部で励磁コイルと電源側リード
線とを接続した電磁連結装置が従来から種々提案されて
いる(特開昭63−12108号公報、特開平4−12
5322号公報参照)。
車用冷媒圧縮機等に装着される電磁クラッチは、車種に
よってリード線の長さが異なることから、励磁コイルを
組み込んだ一種類のヨークを多種類の自動車用部品とし
て共用することができず、設計や在庫管理上不経済であ
る。そこで、ヨークの外部で励磁コイルと電源側リード
線とを接続した電磁連結装置が従来から種々提案されて
いる(特開昭63−12108号公報、特開平4−12
5322号公報参照)。
【0003】また、この種の電磁連結装置においては、
励磁コイルへの通電を断った瞬間に、励磁コイルの両端
に大きなサージ電圧が発生して開閉器の接点を損傷させ
たり誤動作を起こさせたりするので、ダイオードを励磁
コイルに対して並列に接続している(実開昭60−12
732号公報、特開平4−125322号公報参照)。
励磁コイルへの通電を断った瞬間に、励磁コイルの両端
に大きなサージ電圧が発生して開閉器の接点を損傷させ
たり誤動作を起こさせたりするので、ダイオードを励磁
コイルに対して並列に接続している(実開昭60−12
732号公報、特開平4−125322号公報参照)。
【0004】上記した特開平4−125322号公報
(以下、先行発明1という)に開示された電磁連結装置
は、励磁コイルを収納するコイルボビンに端子収納部を
一体に設け、この端子収納部内に励磁コイルの巻始めお
よび巻終わり端部を引出すとともに、励磁コイルに対し
てダイオードを並列に接続している。励磁コイルの巻始
めおよび巻終わり端部は、端子収納部内に配設される2
つの取付金具のスリットにそれぞれ圧入され、絶縁被覆
を傷付けることにより、これら取付金具にそれぞれ電気
的に接続している。また、支持金具の折曲げ片を取付金
具に圧入して両金具を電気的に接続することにより、励
磁コイルとダイオードを並列に接続している。
(以下、先行発明1という)に開示された電磁連結装置
は、励磁コイルを収納するコイルボビンに端子収納部を
一体に設け、この端子収納部内に励磁コイルの巻始めお
よび巻終わり端部を引出すとともに、励磁コイルに対し
てダイオードを並列に接続している。励磁コイルの巻始
めおよび巻終わり端部は、端子収納部内に配設される2
つの取付金具のスリットにそれぞれ圧入され、絶縁被覆
を傷付けることにより、これら取付金具にそれぞれ電気
的に接続している。また、支持金具の折曲げ片を取付金
具に圧入して両金具を電気的に接続することにより、励
磁コイルとダイオードを並列に接続している。
【0005】さらに、この種の電磁連結装置において
は、出力側の回転部材が何らかの原因によって回転しな
くなると、ロータとアーマチュアの滑りにより発熱する
とともに、ロータに張架されているVベルトが断ち切ら
れるので、発熱を早期に検出して励磁コイルへの通電を
断ち、ロータとアーマチュアとを離間させる必要があ
る。そのため、例えば、特開昭56−138529号公
報(以下、先行発明2という)、特開昭57−5102
5号公報(以下、先行発明3という)等に開示されてい
るように、温度ヒューズを用いた電磁連結装置が提案さ
れている。すなわち、先行発明2に開示された電磁クラ
ッチは、励磁コイルが巻回されたコイルボビンの一方の
フランジの外周縁に切欠きを設け、この切欠きから励磁
コイルの巻始めおよび巻終わり端部を引出している。ま
た、他方のフランジの外側端に同じく切欠きを設け、こ
の切欠きからは励磁コイルの中間部を引き出してたわみ
部とし、このたわみ部を切断してヒューズ接続用端子部
とし、この端子部間に温度ヒューズの各端子を圧着端子
によって接続することにより、温度ヒューズを励磁コイ
ルに対して直列に接続している。そして、温度ヒューズ
を他方のフランジに設けたフックによって固定してい
る。
は、出力側の回転部材が何らかの原因によって回転しな
くなると、ロータとアーマチュアの滑りにより発熱する
とともに、ロータに張架されているVベルトが断ち切ら
れるので、発熱を早期に検出して励磁コイルへの通電を
断ち、ロータとアーマチュアとを離間させる必要があ
る。そのため、例えば、特開昭56−138529号公
報(以下、先行発明2という)、特開昭57−5102
5号公報(以下、先行発明3という)等に開示されてい
るように、温度ヒューズを用いた電磁連結装置が提案さ
れている。すなわち、先行発明2に開示された電磁クラ
ッチは、励磁コイルが巻回されたコイルボビンの一方の
フランジの外周縁に切欠きを設け、この切欠きから励磁
コイルの巻始めおよび巻終わり端部を引出している。ま
た、他方のフランジの外側端に同じく切欠きを設け、こ
の切欠きからは励磁コイルの中間部を引き出してたわみ
部とし、このたわみ部を切断してヒューズ接続用端子部
とし、この端子部間に温度ヒューズの各端子を圧着端子
によって接続することにより、温度ヒューズを励磁コイ
ルに対して直列に接続している。そして、温度ヒューズ
を他方のフランジに設けたフックによって固定してい
る。
【0006】先行発明3に開示された電磁クラッチは、
励磁コイルを収納するコイルボビンの外側面に温度ヒュ
ーズを保持するヒューズ保持部を設け、このコイルボビ
ンを温度ヒューズとともに合成樹脂によってモールドし
外部と絶縁している。このように、温度ヒューズを励磁
コイルに接続しておくと、ロータとアーマチュアとの滑
りによる発熱によって温度ヒューズが溶解されるため、
励磁コイルへの通電を断つことができ、Vベルトの切断
事故等を未然に防止できる。
励磁コイルを収納するコイルボビンの外側面に温度ヒュ
ーズを保持するヒューズ保持部を設け、このコイルボビ
ンを温度ヒューズとともに合成樹脂によってモールドし
外部と絶縁している。このように、温度ヒューズを励磁
コイルに接続しておくと、ロータとアーマチュアとの滑
りによる発熱によって温度ヒューズが溶解されるため、
励磁コイルへの通電を断つことができ、Vベルトの切断
事故等を未然に防止できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】先行発明1に示された
電磁連結装置は、上記した通り励磁コイルの巻始めと巻
終わり端部を各取付金具のスリットにそれぞれ挿入して
電気的に接続し、ダイオードの各リードを支持金具によ
って予め電源側リード線および励磁コイルからのアース
線にそれぞれ接続しておき、この支持金具の折曲げ部を
前記取付金具に圧入して支持金具と取付金具を電気的に
接続する構造を採っている。そのため、支持金具と取付
金具の2種類の金具を各々2個ずつ、総計4つ必要と
し、部品点数が多く、励磁コイル、リード線およびダイ
オードの接続作業に手間がかかるとともに、端子収納部
が大型化するという問題があった。
電磁連結装置は、上記した通り励磁コイルの巻始めと巻
終わり端部を各取付金具のスリットにそれぞれ挿入して
電気的に接続し、ダイオードの各リードを支持金具によ
って予め電源側リード線および励磁コイルからのアース
線にそれぞれ接続しておき、この支持金具の折曲げ部を
前記取付金具に圧入して支持金具と取付金具を電気的に
接続する構造を採っている。そのため、支持金具と取付
金具の2種類の金具を各々2個ずつ、総計4つ必要と
し、部品点数が多く、励磁コイル、リード線およびダイ
オードの接続作業に手間がかかるとともに、端子収納部
が大型化するという問題があった。
【0008】先行発明2に記載された電磁クラッチは、
予め励磁コイルと温度ヒューズのリードを圧着端子で接
続しておき、ヒューズをフックにより挟み込んで固定す
る構造を採っているため、温度ヒューズと励磁コイルと
の接続作業に手間がかかるという問題があった。先行発
明3に示された電磁クラッチは、コイルボビンを合成樹
脂によって温度ヒューズとともにモールドしているた
め、コイルボビンを収容するヨークのコイル受溝内に溶
けたモールド樹脂を注入して固化させる必要がある。そ
のため、モールド作業に時間がかかり、生産性を低下さ
せるという問題があった。
予め励磁コイルと温度ヒューズのリードを圧着端子で接
続しておき、ヒューズをフックにより挟み込んで固定す
る構造を採っているため、温度ヒューズと励磁コイルと
の接続作業に手間がかかるという問題があった。先行発
明3に示された電磁クラッチは、コイルボビンを合成樹
脂によって温度ヒューズとともにモールドしているた
め、コイルボビンを収容するヨークのコイル受溝内に溶
けたモールド樹脂を注入して固化させる必要がある。そ
のため、モールド作業に時間がかかり、生産性を低下さ
せるという問題があった。
【0009】本発明は上記した問題点を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、端子の数が
少なく安価で、励磁コイル、電源側リード線および電気
部品との接続作業を容易に行うことができ、また収納部
を小型化できる電磁連結装置を提供することにある。
なされたもので、その目的とするところは、端子の数が
少なく安価で、励磁コイル、電源側リード線および電気
部品との接続作業を容易に行うことができ、また収納部
を小型化できる電磁連結装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の電磁連結装置
は、励磁コイルと、この励磁コイルが嵌挿されたボビン
本体と、このボビン本体に一体に設けられた第1の収納
部と、この第1の収納部の内底面から引出された前記励
磁コイルの巻始め巻終わり端部と、第1の前記収納部に
収納されたサージ電圧吸収部品と、第1の前記収納部に
収納され、前記巻始め巻終わり端部と前記サージ電圧吸
収部品のリードとを接続するとともに、電源側リード線
がそれぞれ接続された一対の第1の端子と、第1の前記
収納部に固着された端子カバーと、前記ボビン本体から
突出した前記励磁コイルに被冠されたコイルカバーと、
このコイルカバーに一体に設けられた第2の収納部と、
この第2の収納部の内底面から引出された前記励磁コイ
ルの切断端部と、第2の前記収納部に収納された熱感知
部品と、第2の前記収納部に収納され、前記切断端部と
前記熱感知部品のリードとを接続する一対の第2の端子
と、第2の前記収納部に固着されたヒューズカバーと、
底部に第1の前記収納部が挿入される貫通穴が形成さ
れ、環状溝に前記ボビン本体と前記コイルカバーが嵌挿
されたヨークとを設けたことを特徴とする。
は、励磁コイルと、この励磁コイルが嵌挿されたボビン
本体と、このボビン本体に一体に設けられた第1の収納
部と、この第1の収納部の内底面から引出された前記励
磁コイルの巻始め巻終わり端部と、第1の前記収納部に
収納されたサージ電圧吸収部品と、第1の前記収納部に
収納され、前記巻始め巻終わり端部と前記サージ電圧吸
収部品のリードとを接続するとともに、電源側リード線
がそれぞれ接続された一対の第1の端子と、第1の前記
収納部に固着された端子カバーと、前記ボビン本体から
突出した前記励磁コイルに被冠されたコイルカバーと、
このコイルカバーに一体に設けられた第2の収納部と、
この第2の収納部の内底面から引出された前記励磁コイ
ルの切断端部と、第2の前記収納部に収納された熱感知
部品と、第2の前記収納部に収納され、前記切断端部と
前記熱感知部品のリードとを接続する一対の第2の端子
と、第2の前記収納部に固着されたヒューズカバーと、
底部に第1の前記収納部が挿入される貫通穴が形成さ
れ、環状溝に前記ボビン本体と前記コイルカバーが嵌挿
されたヨークとを設けたことを特徴とする。
【0011】また、上記の電磁連結装置において、第1
の前記端子をコ字状に形成し、対向する2つの側板部に
前記励磁コイルの巻始め巻終わり端部と前記サージ電圧
吸収部品のリードがそれぞれ係入される溝を設け、第1
の前記収納部の内底面には、前記励磁コイルの巻始め巻
終わり端部が引出されるコイル引出し穴と、前記励磁コ
イルの巻始め巻終わり端部が係入されるコイル係入用の
溝と、前記サージ電圧吸収部品のリードが係入されるリ
ード係入用の溝とを設けるとともに、第1の前記収納部
の側板の内側面には、第1の前記端子の各側板部がそれ
ぞれ係入される端子係入用の溝を設けたことを特徴とす
る。
の前記端子をコ字状に形成し、対向する2つの側板部に
前記励磁コイルの巻始め巻終わり端部と前記サージ電圧
吸収部品のリードがそれぞれ係入される溝を設け、第1
の前記収納部の内底面には、前記励磁コイルの巻始め巻
終わり端部が引出されるコイル引出し穴と、前記励磁コ
イルの巻始め巻終わり端部が係入されるコイル係入用の
溝と、前記サージ電圧吸収部品のリードが係入されるリ
ード係入用の溝とを設けるとともに、第1の前記収納部
の側板の内側面には、第1の前記端子の各側板部がそれ
ぞれ係入される端子係入用の溝を設けたことを特徴とす
る。
【0012】また更には、上記の電磁連結装置におい
て、第2の前記端子をコ字状に形成し、対向する2つの
側板部に前記励磁コイルの切断端部と前記熱感知部品の
リードがそれぞれ係入される溝を設け、第2の前記収納
部の内底面には、前記励磁コイルの切断端部が引出され
るコイル引出し穴と、前記励磁コイルの切断端部が係入
されるコイル係入用の溝と、前記熱感知部品のリードが
係入されるリード係入用の溝とを設けるとともに、第2
の前記収納部の側板の内側面には、第2の前記端子の各
側板部がそれぞれ係入される端子係入用の溝を設けたこ
とを特徴とする。
て、第2の前記端子をコ字状に形成し、対向する2つの
側板部に前記励磁コイルの切断端部と前記熱感知部品の
リードがそれぞれ係入される溝を設け、第2の前記収納
部の内底面には、前記励磁コイルの切断端部が引出され
るコイル引出し穴と、前記励磁コイルの切断端部が係入
されるコイル係入用の溝と、前記熱感知部品のリードが
係入されるリード係入用の溝とを設けるとともに、第2
の前記収納部の側板の内側面には、第2の前記端子の各
側板部がそれぞれ係入される端子係入用の溝を設けたこ
とを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図1〜図19は本発明
に係る電磁連結装置を自動車用冷媒圧縮機の電磁クラッ
チに適用した例を示す。図1は電磁クラッチの断面図、
図2はヨーク組立体の正面図、図3は同ヨーク組立体の
背面図、図4は図3の要部を拡大した図であり、収納部
の端子カバーを取り外した平面図、図5は図4のA−A
線断面図、図6はボビン本体の収納部の平面図、図7は
図6のB−B線断面図、図8は図6のC−C線断面図、
図9は図6のD−D線断面図、図10は図9のE矢視
図、図11は図2の要部を拡大した図であり、収納部の
ヒューズカバーと一方の端子を取り外した図、図12は
図11のF−F線断面図、図13はコイルカバーの収納
部の平面図、図14は図13のG−G線断面図、図15
は図13のH−H線断面図、図16は図13のI−I線
断面図、図17は図13のJ−J線断面図、図18
(a)、(b)は端子の底面図および側面図、図19
(a)、(b)は端子の底面図および側面図である。
形態に基づいて詳細に説明する。図1〜図19は本発明
に係る電磁連結装置を自動車用冷媒圧縮機の電磁クラッ
チに適用した例を示す。図1は電磁クラッチの断面図、
図2はヨーク組立体の正面図、図3は同ヨーク組立体の
背面図、図4は図3の要部を拡大した図であり、収納部
の端子カバーを取り外した平面図、図5は図4のA−A
線断面図、図6はボビン本体の収納部の平面図、図7は
図6のB−B線断面図、図8は図6のC−C線断面図、
図9は図6のD−D線断面図、図10は図9のE矢視
図、図11は図2の要部を拡大した図であり、収納部の
ヒューズカバーと一方の端子を取り外した図、図12は
図11のF−F線断面図、図13はコイルカバーの収納
部の平面図、図14は図13のG−G線断面図、図15
は図13のH−H線断面図、図16は図13のI−I線
断面図、図17は図13のJ−J線断面図、図18
(a)、(b)は端子の底面図および側面図、図19
(a)、(b)は端子の底面図および側面図である。
【0014】図1において、冷媒圧縮機のハウジング1
のノーズ部1a側の外周には、断面がコ字形の環状体に
形成されたヨーク2が支持板3を介して固定されてい
る。支持板3は、ハウジング1に対して凹部1dと凸部
3aによって位置決めされ、かつ止め輪23によって軸
線方向の移動が規制されている。また、このヨーク2の
環状溝2aには、自己融着線からなる励磁コイル4を収
納する後述するコイルボビン20が嵌挿されている。ま
た、ハウジング1のノーズ部1aには、玉軸受5が嵌合
されスナップリング6とハウジング1の段部1bとで軸
方向の移動が規制されている。この玉軸受5の外輪5a
には、前記ヨーク2が挿入される環状溝7aを備えた断
面形状がコ字状を呈する環状のロータ7が圧入等により
嵌合され、かつ段部7bと複数個のかしめ片7cとによ
り軸方向の移動が規制されている。また、ロータ7の外
周には、複数個のV字状の溝7dが形成されており、こ
のV字状溝7dと自動車エンジン等の駆動源との間に張
架される図示しないVベルトにより、駆動源の回転をロ
ータ7に伝達するようにしている。
のノーズ部1a側の外周には、断面がコ字形の環状体に
形成されたヨーク2が支持板3を介して固定されてい
る。支持板3は、ハウジング1に対して凹部1dと凸部
3aによって位置決めされ、かつ止め輪23によって軸
線方向の移動が規制されている。また、このヨーク2の
環状溝2aには、自己融着線からなる励磁コイル4を収
納する後述するコイルボビン20が嵌挿されている。ま
た、ハウジング1のノーズ部1aには、玉軸受5が嵌合
されスナップリング6とハウジング1の段部1bとで軸
方向の移動が規制されている。この玉軸受5の外輪5a
には、前記ヨーク2が挿入される環状溝7aを備えた断
面形状がコ字状を呈する環状のロータ7が圧入等により
嵌合され、かつ段部7bと複数個のかしめ片7cとによ
り軸方向の移動が規制されている。また、ロータ7の外
周には、複数個のV字状の溝7dが形成されており、こ
のV字状溝7dと自動車エンジン等の駆動源との間に張
架される図示しないVベルトにより、駆動源の回転をロ
ータ7に伝達するようにしている。
【0015】一方、ハウジング1の中心孔1cには、回
転軸8が貫通して設けられている。この回転軸8は、ハ
ウジング1側の図示しない軸受によって軸支され、前記
ノーズ部1aから外部へ突出し、またこの突出端部には
出力側の回転部材となるアーマチュア組立体9が取付け
られている。
転軸8が貫通して設けられている。この回転軸8は、ハ
ウジング1側の図示しない軸受によって軸支され、前記
ノーズ部1aから外部へ突出し、またこの突出端部には
出力側の回転部材となるアーマチュア組立体9が取付け
られている。
【0016】アーマチュア組立体9は、アーマチュアハ
ブ10と、ストッパプレート11とアーマチュア12等
で構成されている。アーマチュアハブ10は、ボス10
aと、このボス10aに一体に設けられたフランジ10
bとからなり、ボス10aが前記回転軸8の突出端部に
スプライン結合されボルト13と当て板14によって固
定されている。
ブ10と、ストッパプレート11とアーマチュア12等
で構成されている。アーマチュアハブ10は、ボス10
aと、このボス10aに一体に設けられたフランジ10
bとからなり、ボス10aが前記回転軸8の突出端部に
スプライン結合されボルト13と当て板14によって固
定されている。
【0017】当て板14は、前記ボス10aに設けた複
数個のかしめ片10cによって抜けが防止されている。
前記フランジ10bの外側面には、前記ストッパプレー
ト11が複数個の頭付リベット15によって固定されて
いる。このストッパプレート11は、鋼板を打ち抜くこ
とにより正面視において略三角形に形成され、各頂部に
円形の貫通孔11aが穿設されるとともに、ダンパーゴ
ム16を収納するダンパーカバー17が溶接されてい
る。
数個のかしめ片10cによって抜けが防止されている。
前記フランジ10bの外側面には、前記ストッパプレー
ト11が複数個の頭付リベット15によって固定されて
いる。このストッパプレート11は、鋼板を打ち抜くこ
とにより正面視において略三角形に形成され、各頂部に
円形の貫通孔11aが穿設されるとともに、ダンパーゴ
ム16を収納するダンパーカバー17が溶接されてい
る。
【0018】前記ストッパプレート11の内側面側に
は、前記アーマチュア12が取付けられている。このア
ーマチュア12は、リベット18および前記ダンパーゴ
ム16を介して前記ストッパプレート11に取付けら
れ、前記ロータ7の摩擦面7eと僅かな間隔Gを保って
対向している。
は、前記アーマチュア12が取付けられている。このア
ーマチュア12は、リベット18および前記ダンパーゴ
ム16を介して前記ストッパプレート11に取付けら
れ、前記ロータ7の摩擦面7eと僅かな間隔Gを保って
対向している。
【0019】前記励磁コイル4を収納する前記コイルボ
ビン20は、それぞれ合成樹脂によって断面形状がコ字
状を呈する環状体に形成され、開口部が互いに接合され
たボビン本体20Aおよびコイルカバー20Bの2部材
からなり、これらによって前記励磁コイル4を覆い外部
と遮断している。また、コイルボビン20は、前記ヨー
ク2の環状溝2a内に嵌合され、かつヨーク2の開口端
部に設けた複数個のかしめ片2bによって環状溝2aか
らの抜けが防止されている。ボビン本体20Aとコイル
カバー20Bの接合面は、図7、図8、図14および図
15に示すように互いに逆方向へ同一角度で傾斜するテ
ーパ面19a,19bに形成されており、かしめ片2b
をかしめたときこれらテーパ面どうしがくさび作用で食
い込んで励磁コイル4の固定をさらに強固にするととも
に、励磁コイル4が外部に対し完全に遮断されるように
構成されている。また、コイルカバー20Bの外周面2
0aは、コイルカバー20Bの開口部に向かって傾斜す
る斜面に形成され、ヨーク2の環状溝2a内に圧入され
ている。
ビン20は、それぞれ合成樹脂によって断面形状がコ字
状を呈する環状体に形成され、開口部が互いに接合され
たボビン本体20Aおよびコイルカバー20Bの2部材
からなり、これらによって前記励磁コイル4を覆い外部
と遮断している。また、コイルボビン20は、前記ヨー
ク2の環状溝2a内に嵌合され、かつヨーク2の開口端
部に設けた複数個のかしめ片2bによって環状溝2aか
らの抜けが防止されている。ボビン本体20Aとコイル
カバー20Bの接合面は、図7、図8、図14および図
15に示すように互いに逆方向へ同一角度で傾斜するテ
ーパ面19a,19bに形成されており、かしめ片2b
をかしめたときこれらテーパ面どうしがくさび作用で食
い込んで励磁コイル4の固定をさらに強固にするととも
に、励磁コイル4が外部に対し完全に遮断されるように
構成されている。また、コイルカバー20Bの外周面2
0aは、コイルカバー20Bの開口部に向かって傾斜す
る斜面に形成され、ヨーク2の環状溝2a内に圧入され
ている。
【0020】このようなコイルボビン20が圧入された
ヨーク2の円周方向の1箇所には、ヨーク2の底板を貫
通する長方形の貫通穴21が形成されており、この貫通
穴21からは、前記ボビン本体20Aの外側面に一体に
突設した収納部22がヨーク2の外へ突出されている。
この収納部22は、図4〜図10に示すように、4つの
側板22a〜22dによってボビン本体20Aの円周方
向に長い矩形の枠体をもつように形成されている。この
枠体内には、励磁コイル4への通電を断ったときに発生
するサージ電圧を吸収するサージ電圧吸収部品としての
シリコン拡散接合形ダイオード24を収納するととも
に、このダイオード24と前記励磁コイル4および電源
側リード線26を電気的に接続する同一構造からなる2
つの端子27(27A,27B)を収納しており、端子
カバー28によって覆われている。
ヨーク2の円周方向の1箇所には、ヨーク2の底板を貫
通する長方形の貫通穴21が形成されており、この貫通
穴21からは、前記ボビン本体20Aの外側面に一体に
突設した収納部22がヨーク2の外へ突出されている。
この収納部22は、図4〜図10に示すように、4つの
側板22a〜22dによってボビン本体20Aの円周方
向に長い矩形の枠体をもつように形成されている。この
枠体内には、励磁コイル4への通電を断ったときに発生
するサージ電圧を吸収するサージ電圧吸収部品としての
シリコン拡散接合形ダイオード24を収納するととも
に、このダイオード24と前記励磁コイル4および電源
側リード線26を電気的に接続する同一構造からなる2
つの端子27(27A,27B)を収納しており、端子
カバー28によって覆われている。
【0021】この端子カバー28は、側板22a〜22
dからなる枠体と端子27A,27Bを覆うように超音
波溶着等によって収納部22に固着される。また、収納
部22の外周には、スペーサ33が嵌合され、かつ超音
波溶着等によって固着されている。4つの側板22a〜
22dのうち、3つの側板22a,22b,22dは同
一高さで、外側の側板22cより一段高く形成されてい
る。側板22cには、端子27A,27Bの係止溝27
fが係止され、端子カバー28とスペーサ33との間に
は、電源側リード線26が挟持されている。
dからなる枠体と端子27A,27Bを覆うように超音
波溶着等によって収納部22に固着される。また、収納
部22の外周には、スペーサ33が嵌合され、かつ超音
波溶着等によって固着されている。4つの側板22a〜
22dのうち、3つの側板22a,22b,22dは同
一高さで、外側の側板22cより一段高く形成されてい
る。側板22cには、端子27A,27Bの係止溝27
fが係止され、端子カバー28とスペーサ33との間に
は、電源側リード線26が挟持されている。
【0022】前記収納部22の内底面22eの長手方向
における中央部分は、両側部より一段低く形成されて前
記ダイオード24の支持面として機能するとともに、ボ
ビン本体20Aの内部に連通する2つのコイル引出し孔
29a,29bが設けられている。これらのコイル引出
し孔29a,29bは、図4、図6に示すようにダイオ
ード24の一側に位置してボビン本体20Aの周方向に
離間して設けられ、励磁コイル4の巻始め端部4aと巻
終わり端部4bがそれぞれ挿通され引出されている。ま
た、ボビン本体20Aの内面側で前記コイル引出し孔2
9a,29bが形成されている部位には、図9、図10
に示すようにコイル引出し用の溝29cが形成されてい
る。
における中央部分は、両側部より一段低く形成されて前
記ダイオード24の支持面として機能するとともに、ボ
ビン本体20Aの内部に連通する2つのコイル引出し孔
29a,29bが設けられている。これらのコイル引出
し孔29a,29bは、図4、図6に示すようにダイオ
ード24の一側に位置してボビン本体20Aの周方向に
離間して設けられ、励磁コイル4の巻始め端部4aと巻
終わり端部4bがそれぞれ挿通され引出されている。ま
た、ボビン本体20Aの内面側で前記コイル引出し孔2
9a,29bが形成されている部位には、図9、図10
に示すようにコイル引出し用の溝29cが形成されてい
る。
【0023】一方、収納部22の内底面22eの両側部
には、前記励磁コイル4の巻始め端部4aと巻終わり端
部4bがそれぞれ係入される2つのコイル係入用の溝3
0a,30bと、前記ダイオード24の各リード24
a,24bが係入される2つのリード係入用の溝31
a,31bと、前記各端子27A,27Bが圧入される
2つの端子係入用の溝32a,32bがそれぞれ形成さ
れている。コイル係入用の溝30a,30bとリード係
入用の溝31a,31bは、互いに平行でボビン本体2
0Aの円周方向に長くなるように形成されている。2つ
の端子係入用の溝32a,32bは、それぞれ平行な2
つの溝からなり、前記コイル係入用の溝30a,30
b、リード係入用の溝31a,31bと直交してボビン
本体20Aの半径方向へ長く形成されている。そして、
収納部22の内底面22eの中央部と両側部を仕切る段
差部22fの上面は、図9に示すように円弧状に湾曲し
ており、これに添うように前記励磁コイル4の巻始め端
部4aと巻終わり端部4bを折り曲げ、前記コイル係入
用の溝30a,30bに係入させるようにしている。
には、前記励磁コイル4の巻始め端部4aと巻終わり端
部4bがそれぞれ係入される2つのコイル係入用の溝3
0a,30bと、前記ダイオード24の各リード24
a,24bが係入される2つのリード係入用の溝31
a,31bと、前記各端子27A,27Bが圧入される
2つの端子係入用の溝32a,32bがそれぞれ形成さ
れている。コイル係入用の溝30a,30bとリード係
入用の溝31a,31bは、互いに平行でボビン本体2
0Aの円周方向に長くなるように形成されている。2つ
の端子係入用の溝32a,32bは、それぞれ平行な2
つの溝からなり、前記コイル係入用の溝30a,30
b、リード係入用の溝31a,31bと直交してボビン
本体20Aの半径方向へ長く形成されている。そして、
収納部22の内底面22eの中央部と両側部を仕切る段
差部22fの上面は、図9に示すように円弧状に湾曲し
ており、これに添うように前記励磁コイル4の巻始め端
部4aと巻終わり端部4bを折り曲げ、前記コイル係入
用の溝30a,30bに係入させるようにしている。
【0024】前記端子27は、図18に示すように銅、
黄銅等の導電性の金属板を折曲加工することによって断
面形状がコ字状を呈するように形成され、細長い本体2
7aと、この本体27aの両側縁の一端部に連設された
互いに対向する2つの側板部27b、27cと、同じく
本体27aの両側縁の他端部に連設された互いに対向す
る2つの側板部27d,27eとを一体に有しており、
側板部27bと側板部27dの間と、側板部27cと側
板部27eの間には係止溝27fがそれぞれ形成されて
いる。各側板部27b,27cの先端面には、前記励磁
コイル4の各端部(4a,4b)と前記ダイオード24
の各リード24a,24bがそれぞれ係入される2つの
溝34a,34bが形成され、両側縁には三角形の係止
爪35がそれぞれ一体に突設されている。励磁コイル4
の巻始め端部4aと巻終わり端部4bが差し込まれる溝
34aは、溝縁がエッジ状に形成されている。このよう
に溝縁をエッジ状に形成しておくと、巻始め端部4aと
巻終わり端部4bが差し込まれたとき、コイル芯線を絶
縁被覆しているエナメル等の絶縁膜を突き破ってコイル
芯線に食い込むため、コイル芯線と端子27を確実に接
続することができる。
黄銅等の導電性の金属板を折曲加工することによって断
面形状がコ字状を呈するように形成され、細長い本体2
7aと、この本体27aの両側縁の一端部に連設された
互いに対向する2つの側板部27b、27cと、同じく
本体27aの両側縁の他端部に連設された互いに対向す
る2つの側板部27d,27eとを一体に有しており、
側板部27bと側板部27dの間と、側板部27cと側
板部27eの間には係止溝27fがそれぞれ形成されて
いる。各側板部27b,27cの先端面には、前記励磁
コイル4の各端部(4a,4b)と前記ダイオード24
の各リード24a,24bがそれぞれ係入される2つの
溝34a,34bが形成され、両側縁には三角形の係止
爪35がそれぞれ一体に突設されている。励磁コイル4
の巻始め端部4aと巻終わり端部4bが差し込まれる溝
34aは、溝縁がエッジ状に形成されている。このよう
に溝縁をエッジ状に形成しておくと、巻始め端部4aと
巻終わり端部4bが差し込まれたとき、コイル芯線を絶
縁被覆しているエナメル等の絶縁膜を突き破ってコイル
芯線に食い込むため、コイル芯線と端子27を確実に接
続することができる。
【0025】なお、ダイオード24のリード24a,2
4bは、一般に絶縁被覆されていないので、溝34bの
溝縁をエッジ状に形成する必要はない。前記係止爪35
は、各側板部27b,27cが前記端子係入用の溝32
a,32bに圧入されたとき、端子係入用の溝32a,
32bの溝壁に食い込むことにより端子27の抜けを防
止する。また、係止爪35が溝壁に当たると、側板部2
7b,27cは圧縮されて溝34a,34bを狭めるた
め、端子27と励磁コイル4およびダイオード24との
接続を一層確実にする。
4bは、一般に絶縁被覆されていないので、溝34bの
溝縁をエッジ状に形成する必要はない。前記係止爪35
は、各側板部27b,27cが前記端子係入用の溝32
a,32bに圧入されたとき、端子係入用の溝32a,
32bの溝壁に食い込むことにより端子27の抜けを防
止する。また、係止爪35が溝壁に当たると、側板部2
7b,27cは圧縮されて溝34a,34bを狭めるた
め、端子27と励磁コイル4およびダイオード24との
接続を一層確実にする。
【0026】前記電源側リード線26は、芯線の端部が
本体27aの下面に沿って前記側板部27d,27e間
に挿入され、これらの側板部27d,27eを内側に折
り曲げて電源側リード線26の絶縁部と芯線を挟持する
ことにより端子27に対して固定されるとともに電気的
に接続される。
本体27aの下面に沿って前記側板部27d,27e間
に挿入され、これらの側板部27d,27eを内側に折
り曲げて電源側リード線26の絶縁部と芯線を挟持する
ことにより端子27に対して固定されるとともに電気的
に接続される。
【0027】励磁コイル4、ダイオード24および電源
側リード線26を電気的に接続するには、予めプラス側
とマイナス側の電源側リード線26を各端子27A,2
7Bに接続しておく。また、コイル導出孔29a,29
bから引き出される励磁コイル4の巻始め端部4aと巻
終わり端部4bを外側に折り曲げてコイル係入用の溝3
0a,30bにそれぞれ係入する。さらに、ダイオード
24の各リード24a,24bをリード係入用の溝31
a,31bにそれぞれ係入する。次に、各端子27A,
27Bの溝34a,34bを前記コイル係入用の溝30
a,30bとリード係入用の溝31a,31bにそれぞ
れ対応一致させて、端子27A,27Bの側板部27
b,27cを端子係入用の溝32a,32bに順次圧入
する。
側リード線26を電気的に接続するには、予めプラス側
とマイナス側の電源側リード線26を各端子27A,2
7Bに接続しておく。また、コイル導出孔29a,29
bから引き出される励磁コイル4の巻始め端部4aと巻
終わり端部4bを外側に折り曲げてコイル係入用の溝3
0a,30bにそれぞれ係入する。さらに、ダイオード
24の各リード24a,24bをリード係入用の溝31
a,31bにそれぞれ係入する。次に、各端子27A,
27Bの溝34a,34bを前記コイル係入用の溝30
a,30bとリード係入用の溝31a,31bにそれぞ
れ対応一致させて、端子27A,27Bの側板部27
b,27cを端子係入用の溝32a,32bに順次圧入
する。
【0028】こうすることにより、励磁コイル4の巻始
め端部4aと巻終わり端部4bが各端子27A,27B
のコイル用の溝34aに差し込まれてこれらの端子に電
気的に接続される。同時に、ダイオード24の各リード
24a,24bが同じく各端子27A,27Bのリード
用の溝34bに差し込まれてこれらの端子27に電気的
に接続される。この結果、ダイオード24は励磁コイル
4に対して並列に接続される。このように、ダイオード
24を励磁コイル4に対して並列に接続しておくと、励
磁コイル4への通電を断ったとき発生するサージ電圧を
吸収することができる。
め端部4aと巻終わり端部4bが各端子27A,27B
のコイル用の溝34aに差し込まれてこれらの端子に電
気的に接続される。同時に、ダイオード24の各リード
24a,24bが同じく各端子27A,27Bのリード
用の溝34bに差し込まれてこれらの端子27に電気的
に接続される。この結果、ダイオード24は励磁コイル
4に対して並列に接続される。このように、ダイオード
24を励磁コイル4に対して並列に接続しておくと、励
磁コイル4への通電を断ったとき発生するサージ電圧を
吸収することができる。
【0029】図1、図2、図11〜図17および図19
において、前記コイルボビン20を形成するコイルカバ
ー20Bの外側面の円周方向の1箇所には、熱感知部品
としての温度ヒューズ41とこの温度ヒューズ41を励
磁コイル4に直列に接続する2つの端子42(42A,
42B)を収納する収納部40が一体に設けられてい
る。この収納部40は、4つの側板40a〜40dによ
ってコイルカバー20Bの円周方向に長くやゝ変形した
矩形の枠体に形成され、ヒューズカバー43によって覆
われている。ヒューズカバー43は、温度ヒューズ41
を収納部40内に組み込み励磁コイル4に接続した後、
超音波溶着等によって溶着される。また、収納部40
は、前記ダイオード24の収納部22とは周方向に略1
80°ずれた位置に設けられている。
において、前記コイルボビン20を形成するコイルカバ
ー20Bの外側面の円周方向の1箇所には、熱感知部品
としての温度ヒューズ41とこの温度ヒューズ41を励
磁コイル4に直列に接続する2つの端子42(42A,
42B)を収納する収納部40が一体に設けられてい
る。この収納部40は、4つの側板40a〜40dによ
ってコイルカバー20Bの円周方向に長くやゝ変形した
矩形の枠体に形成され、ヒューズカバー43によって覆
われている。ヒューズカバー43は、温度ヒューズ41
を収納部40内に組み込み励磁コイル4に接続した後、
超音波溶着等によって溶着される。また、収納部40
は、前記ダイオード24の収納部22とは周方向に略1
80°ずれた位置に設けられている。
【0030】前記収納部40の内底面40eの長手方向
の中央部には、前記温度ヒューズ41を収納するヒュー
ズ収納溝45と、2つのコイル引出し孔46a,46b
が形成されている。ヒューズ収納溝45は、収納部40
の長手方向に長く形成され、温度ヒューズ41がコイル
カバー20Bの半径方向に移動するのを規制している。
コイル引出し孔46a,46bは、温度ヒューズ41の
一側に位置してヒューズ収納溝45の長手方向に離間し
て設けられ、コイルカバー20Bの内部に連通してい
る。これらのコイル引出し孔46a,46bからは、励
磁コイル4の中間部に設けた2つの切断端部4c,4d
が挿入されて引出され、これらの切断端部4c,4dと
前記温度ヒューズ41の各リード41a,41bを前記
端子42A,42Bによって接続している。このため、
励磁コイル4と温度ヒューズ41は直列に接続される。
の中央部には、前記温度ヒューズ41を収納するヒュー
ズ収納溝45と、2つのコイル引出し孔46a,46b
が形成されている。ヒューズ収納溝45は、収納部40
の長手方向に長く形成され、温度ヒューズ41がコイル
カバー20Bの半径方向に移動するのを規制している。
コイル引出し孔46a,46bは、温度ヒューズ41の
一側に位置してヒューズ収納溝45の長手方向に離間し
て設けられ、コイルカバー20Bの内部に連通してい
る。これらのコイル引出し孔46a,46bからは、励
磁コイル4の中間部に設けた2つの切断端部4c,4d
が挿入されて引出され、これらの切断端部4c,4dと
前記温度ヒューズ41の各リード41a,41bを前記
端子42A,42Bによって接続している。このため、
励磁コイル4と温度ヒューズ41は直列に接続される。
【0031】このような励磁コイル4は、切断端部4
c,4dが形成された後、コイルボビン20に組み込ま
れる。すなわち、コイルを巻く途中でたわみ部を設け、
このたわみ部の中央を切断して2つの切断端部4c,4
dとする。さらに、コイルを巻いて励磁コイル4を製作
する。この状態において、切断端部4c,4dは、励磁
コイル4の一側面に露呈されている。次に、巻き上げた
励磁コイル4をボビン本体20A内に嵌挿して巻始め端
部4aと巻終わり端部4bをコイル引出し孔29a,2
9bから収納部22内に引出した後、コイルカバー20
Bを励磁コイル4のボビン本体20Aから突出している
部分に被冠する。このとき、切断端部4c,4dをコイ
ル引出し孔46a,46bより収納部40内に引出す。
しかる後、コイルボビン20をヨーク2の環状溝2a内
に嵌挿してヨーク組立体を構成し、ハウジング1に固定
する。
c,4dが形成された後、コイルボビン20に組み込ま
れる。すなわち、コイルを巻く途中でたわみ部を設け、
このたわみ部の中央を切断して2つの切断端部4c,4
dとする。さらに、コイルを巻いて励磁コイル4を製作
する。この状態において、切断端部4c,4dは、励磁
コイル4の一側面に露呈されている。次に、巻き上げた
励磁コイル4をボビン本体20A内に嵌挿して巻始め端
部4aと巻終わり端部4bをコイル引出し孔29a,2
9bから収納部22内に引出した後、コイルカバー20
Bを励磁コイル4のボビン本体20Aから突出している
部分に被冠する。このとき、切断端部4c,4dをコイ
ル引出し孔46a,46bより収納部40内に引出す。
しかる後、コイルボビン20をヨーク2の環状溝2a内
に嵌挿してヨーク組立体を構成し、ハウジング1に固定
する。
【0032】前記収納部40の内底面40eの両側部
は、中央部より一段高く形成され、前記励磁コイル4の
各切断端部4c,4dが係入される2つのコイル係入用
の溝47a,47bと、温度ヒューズ41の各リード4
1a,41bが係入される2つのリード係入用の溝48
a,48bと前記端子42A,42Bがそれぞれ圧入さ
れる2つの端子係入用の溝49a,49bがそれぞれ形
成されている。コイル係入用の溝47a,47bとリー
ド係入用の溝48a,48bとは、互いに平行でコイル
カバー20Bの円周方向に長く形成されている。2つの
端子係入用の溝49a,49bはそれぞれ平行な2つの
溝からなり、前記コイル係入用の溝47a,47bとリ
ード係入用の溝48a,48bとに直交するようにコイ
ルカバー20Bの半径方向に形成されている。
は、中央部より一段高く形成され、前記励磁コイル4の
各切断端部4c,4dが係入される2つのコイル係入用
の溝47a,47bと、温度ヒューズ41の各リード4
1a,41bが係入される2つのリード係入用の溝48
a,48bと前記端子42A,42Bがそれぞれ圧入さ
れる2つの端子係入用の溝49a,49bがそれぞれ形
成されている。コイル係入用の溝47a,47bとリー
ド係入用の溝48a,48bとは、互いに平行でコイル
カバー20Bの円周方向に長く形成されている。2つの
端子係入用の溝49a,49bはそれぞれ平行な2つの
溝からなり、前記コイル係入用の溝47a,47bとリ
ード係入用の溝48a,48bとに直交するようにコイ
ルカバー20Bの半径方向に形成されている。
【0033】前記端子42は、図19に示すように銅、
黄銅等の導電性を有する金属板を折曲加工することによ
って、前記端子27と同様に断面形状がコ字状を呈する
ように形成され、細長い本体42aと、この本体42a
の両側縁に連設された互いに対向する2つの側板部42
b,42cとを一体に有している。また、各側板部42
b,42cの先端面には、前記励磁コイル4の切断端部
4c,4dと温度ヒューズ41のリード41a,41b
が係入される2つの溝51a,51bがそれぞれ形成さ
れ、また両側縁には三角形の係止爪52がそれぞれ一体
に突設されている。
黄銅等の導電性を有する金属板を折曲加工することによ
って、前記端子27と同様に断面形状がコ字状を呈する
ように形成され、細長い本体42aと、この本体42a
の両側縁に連設された互いに対向する2つの側板部42
b,42cとを一体に有している。また、各側板部42
b,42cの先端面には、前記励磁コイル4の切断端部
4c,4dと温度ヒューズ41のリード41a,41b
が係入される2つの溝51a,51bがそれぞれ形成さ
れ、また両側縁には三角形の係止爪52がそれぞれ一体
に突設されている。
【0034】端子42の溝51aは、上記した端子27
の溝34aと同様に、溝縁がエッジ状に形成され、これ
によって励磁コイル4の切断端部4c,4dが差し込ま
れたとき、コイル芯線を絶縁被覆しているエナメル等の
絶縁膜を突き破ってコイル芯線に食い込むことにより、
コイル芯線を端子42に電気的に接続させるようにして
いる。なお、温度ヒューズ41のリード41a,41b
は、前述したダイオード24のリード24a,24bと
同様に、通常絶縁被覆されていないので、溝51bの溝
幅をコイル径より若干小さく設定するだけで溝縁をエッ
ジ状に形成する必要はない。前記係止爪52は、各側板
部42b,42cが前記端子係入用の溝49a,49b
に圧入されたとき、端子係入用の溝49a,49bの溝
壁に食い込むことにより端子42の抜けを阻止する。
の溝34aと同様に、溝縁がエッジ状に形成され、これ
によって励磁コイル4の切断端部4c,4dが差し込ま
れたとき、コイル芯線を絶縁被覆しているエナメル等の
絶縁膜を突き破ってコイル芯線に食い込むことにより、
コイル芯線を端子42に電気的に接続させるようにして
いる。なお、温度ヒューズ41のリード41a,41b
は、前述したダイオード24のリード24a,24bと
同様に、通常絶縁被覆されていないので、溝51bの溝
幅をコイル径より若干小さく設定するだけで溝縁をエッ
ジ状に形成する必要はない。前記係止爪52は、各側板
部42b,42cが前記端子係入用の溝49a,49b
に圧入されたとき、端子係入用の溝49a,49bの溝
壁に食い込むことにより端子42の抜けを阻止する。
【0035】励磁コイル4と温度ヒューズ41を電気的
に接続するには、励磁コイル4の切断端部4c,4dを
折り曲げてコイル係入用の溝47a,47bにそれぞれ
係入する。また、温度ヒューズ41の各リード41a,
41bをリード係入用の溝48a,48bにそれぞれ係
入する。次に、各端子42A,42Bの溝51a,51
bを前記コイル係入用の溝47a,47bとリード係入
用の溝48a,48bにそれぞれ対応一致させて端子4
2A,42Bの側板部42b,42cを端子係入用の溝
49a,49bに順次圧入すればよい。
に接続するには、励磁コイル4の切断端部4c,4dを
折り曲げてコイル係入用の溝47a,47bにそれぞれ
係入する。また、温度ヒューズ41の各リード41a,
41bをリード係入用の溝48a,48bにそれぞれ係
入する。次に、各端子42A,42Bの溝51a,51
bを前記コイル係入用の溝47a,47bとリード係入
用の溝48a,48bにそれぞれ対応一致させて端子4
2A,42Bの側板部42b,42cを端子係入用の溝
49a,49bに順次圧入すればよい。
【0036】これにより、励磁コイル4の切断端部4
c,4dが各端子42A,42Bのコイル用の溝51a
に差し込まれてこれらの端子42に電気的に接続され、
また温度ヒューズ41の各リード41a,41bが同じ
く各端子42A,42Bのリード用の溝51bに差し込
まれてこれらの端子42に電気的に接続される。この結
果、温度ヒューズ41は励磁コイル4の切断端部4c,
4d間を接続し、励磁コイル4に対して直列に接続され
る。また、各側板部42b,42cを端子係入用の溝4
9a,49bに圧入すると、係止爪52が端子係入用の
溝49a,49bの溝壁に食い込むため、端子42A,
42Bが端子係入用の溝49a,49bから抜け出すこ
とはない。
c,4dが各端子42A,42Bのコイル用の溝51a
に差し込まれてこれらの端子42に電気的に接続され、
また温度ヒューズ41の各リード41a,41bが同じ
く各端子42A,42Bのリード用の溝51bに差し込
まれてこれらの端子42に電気的に接続される。この結
果、温度ヒューズ41は励磁コイル4の切断端部4c,
4d間を接続し、励磁コイル4に対して直列に接続され
る。また、各側板部42b,42cを端子係入用の溝4
9a,49bに圧入すると、係止爪52が端子係入用の
溝49a,49bの溝壁に食い込むため、端子42A,
42Bが端子係入用の溝49a,49bから抜け出すこ
とはない。
【0037】なお、本実施の形態においては、コンプレ
ッサの回転軸8がロックした場合の電磁クラッチの保護
装置として、温度ヒューズ41を用い、熱により温度ヒ
ューズ41が溶断されることにより励磁コイル4への通
電を断つようにした例を示したが、これに限らず、バイ
メタルのような熱感知部品を用い、温度上昇に伴い形状
が変化して励磁コイル4への通電を遮断するスイッチを
設けるようにしてもよい。また、サージ電圧を吸収する
部品として、シリコン拡散接合形ダイオードを用いた
が、その他のサージ電圧吸収部品であってもよい。
ッサの回転軸8がロックした場合の電磁クラッチの保護
装置として、温度ヒューズ41を用い、熱により温度ヒ
ューズ41が溶断されることにより励磁コイル4への通
電を断つようにした例を示したが、これに限らず、バイ
メタルのような熱感知部品を用い、温度上昇に伴い形状
が変化して励磁コイル4への通電を遮断するスイッチを
設けるようにしてもよい。また、サージ電圧を吸収する
部品として、シリコン拡散接合形ダイオードを用いた
が、その他のサージ電圧吸収部品であってもよい。
【0038】このような構造からなる電磁クラッチにお
いて、ロータ7が原動側から駆動されてハウジング1の
ノーズ部1a上で回転しているとき、励磁コイル4が通
電によって励磁されると、アーマチュア12がロータ7
の摩擦面7eに磁気吸着される。すなわち、励磁コイル
4を励磁すると、ヨーク2からロータ7の外極を経たの
ちアーマチュア12を通りロータ7の内極を経てヨーク
2へ戻る磁気回路が形成されるので、アーマチュア12
がダンパーゴム16の弾発力に抗してロータ7に吸着さ
れる。この結果、アーマチュア12がロータ7と一体に
なって回転し、アーマチュア12と一体の回転軸8が回
転して冷媒圧縮機が作動する。励磁コイル4への通電を
断つと、アーマチュア12はダンパーゴム16の弾発力
によりロータ7から離間して図1に示す元の位置に復帰
し、回転の伝達が解かれて回転軸8の回転が停止する。
なお、ダンパーゴム16を用いると、アーマチュア12
がロータ7に磁気吸着されるときの吸着音が低減され、
しかも衝撃が緩和される。
いて、ロータ7が原動側から駆動されてハウジング1の
ノーズ部1a上で回転しているとき、励磁コイル4が通
電によって励磁されると、アーマチュア12がロータ7
の摩擦面7eに磁気吸着される。すなわち、励磁コイル
4を励磁すると、ヨーク2からロータ7の外極を経たの
ちアーマチュア12を通りロータ7の内極を経てヨーク
2へ戻る磁気回路が形成されるので、アーマチュア12
がダンパーゴム16の弾発力に抗してロータ7に吸着さ
れる。この結果、アーマチュア12がロータ7と一体に
なって回転し、アーマチュア12と一体の回転軸8が回
転して冷媒圧縮機が作動する。励磁コイル4への通電を
断つと、アーマチュア12はダンパーゴム16の弾発力
によりロータ7から離間して図1に示す元の位置に復帰
し、回転の伝達が解かれて回転軸8の回転が停止する。
なお、ダンパーゴム16を用いると、アーマチュア12
がロータ7に磁気吸着されるときの吸着音が低減され、
しかも衝撃が緩和される。
【0039】このような構造からなる電磁クラッチにお
いては、予め励磁コイル4の巻始め端部4aと巻終わり
端部4bをボビン本体20Aの外側面に設けた収納部2
2内に引出してコイル係入用の溝30a,30bに係入
し、またダイオード24のリード24a,24bをリー
ド係入用の溝31a,31bに係入しておき、この状態
で2つの端子27(27A,27B)を端子係入用の溝
32a,32bに順次圧入すると、励磁コイル4の巻始
め端部4a、巻終わり端部4bとダイオード24のリー
ド24a,24bを電気的に接続することができるの
で、半田付け作業等を必要とせず、励磁コイル4とダイ
オード24の接続作業が容易である。
いては、予め励磁コイル4の巻始め端部4aと巻終わり
端部4bをボビン本体20Aの外側面に設けた収納部2
2内に引出してコイル係入用の溝30a,30bに係入
し、またダイオード24のリード24a,24bをリー
ド係入用の溝31a,31bに係入しておき、この状態
で2つの端子27(27A,27B)を端子係入用の溝
32a,32bに順次圧入すると、励磁コイル4の巻始
め端部4a、巻終わり端部4bとダイオード24のリー
ド24a,24bを電気的に接続することができるの
で、半田付け作業等を必要とせず、励磁コイル4とダイ
オード24の接続作業が容易である。
【0040】また、励磁コイル4の巻始め端部4aと巻
終わり端部4bを端子27のコイル用の溝34aに差し
込むと、溝34aのエッジ状に形成された溝縁がコイル
芯線を絶縁被覆している絶縁膜を突き破ってコイル芯線
に食い込むため、予め絶縁膜を取り除く必要がなく、コ
イル芯線と端子27を確実に接続させることができる。
また、端子27は係止爪35を一体に備えているので、
端子係入用の溝32a,32bから抜け出すこともな
い。さらに、上記した先行発明1に比べて端子27の種
類および数を削減することができるので、安価で、収納
部22を小さくすることができる。
終わり端部4bを端子27のコイル用の溝34aに差し
込むと、溝34aのエッジ状に形成された溝縁がコイル
芯線を絶縁被覆している絶縁膜を突き破ってコイル芯線
に食い込むため、予め絶縁膜を取り除く必要がなく、コ
イル芯線と端子27を確実に接続させることができる。
また、端子27は係止爪35を一体に備えているので、
端子係入用の溝32a,32bから抜け出すこともな
い。さらに、上記した先行発明1に比べて端子27の種
類および数を削減することができるので、安価で、収納
部22を小さくすることができる。
【0041】また、予め励磁コイル4の切断端部4c,
4dをコイルカバー20Bの収納部40内に引出してコ
イル係入用の溝47a,47bに係入し、また温度ヒュ
ーズ41のリード41a,41bをリード係入用の溝4
8a,48bに係入しておき、この状態で2つの端子4
2(42A,42B)を端子係入用の溝49a,49b
に順次圧入すると、励磁コイル4の切断端部4c,4d
と温度ヒューズ41のリード41a,41bを電気的に
接続することができるので、同様に半田付け作業等を必
要とせず、また先行発明2に比べて励磁コイル4と温度
ヒューズ41の接続作業が容易である。
4dをコイルカバー20Bの収納部40内に引出してコ
イル係入用の溝47a,47bに係入し、また温度ヒュ
ーズ41のリード41a,41bをリード係入用の溝4
8a,48bに係入しておき、この状態で2つの端子4
2(42A,42B)を端子係入用の溝49a,49b
に順次圧入すると、励磁コイル4の切断端部4c,4d
と温度ヒューズ41のリード41a,41bを電気的に
接続することができるので、同様に半田付け作業等を必
要とせず、また先行発明2に比べて励磁コイル4と温度
ヒューズ41の接続作業が容易である。
【0042】また、励磁コイル4の切断端部4c,4d
を端子42のコイル用の溝51aに圧入すると、溝51
aにエッジ状に形成された溝縁が励磁コイル4の絶縁膜
を突き破ってコイル芯線に食い込むため、コイル芯線と
端子42は電気的に接続されるので、絶縁膜を取り除く
必要もなく、一層接続作業を容易にする。また、収納部
40をヒューズカバー43によって覆われているので、
先行発明3のように合成樹脂によってモールドしたりす
る必要がなく温度ヒューズ41を保護することができ
る。さらに、端子42は係止爪52を一体に備えている
ので、端子係入用の溝49a,49bから抜け出すこと
もない。
を端子42のコイル用の溝51aに圧入すると、溝51
aにエッジ状に形成された溝縁が励磁コイル4の絶縁膜
を突き破ってコイル芯線に食い込むため、コイル芯線と
端子42は電気的に接続されるので、絶縁膜を取り除く
必要もなく、一層接続作業を容易にする。また、収納部
40をヒューズカバー43によって覆われているので、
先行発明3のように合成樹脂によってモールドしたりす
る必要がなく温度ヒューズ41を保護することができ
る。さらに、端子42は係止爪52を一体に備えている
ので、端子係入用の溝49a,49bから抜け出すこと
もない。
【0043】なお、上記した実施の形態においては、本
発明を電磁クラッチに適用した例を示したが、アーマチ
ュアを直接ヨークに磁気吸着させるようにした電磁ブレ
ーキにも同様に適用することができ、同様の効果が得ら
れる。
発明を電磁クラッチに適用した例を示したが、アーマチ
ュアを直接ヨークに磁気吸着させるようにした電磁ブレ
ーキにも同様に適用することができ、同様の効果が得ら
れる。
【0044】
【発明の効果】この発明に係る電磁連結装置は、励磁コ
イルが嵌挿されたボビン本体に設けられた第1の収納部
において、励磁コイルの巻始め巻終わり端部とサージ電
圧吸収部品のリードとを、電源側リード線がそれぞれ接
続された一対の端子で電気的に接続するとともに、励磁
コイルに被冠されたコイルカバーに設けられた第2の収
納部において、励磁コイルの切断端部と熱感知部品のリ
ードとを一対の端子で電気的に接続した構造からなり、
底部に第1の収納部が挿入される貫通穴が形成されたヨ
ークの環状溝に、ボビン本体とコイルカバーを嵌挿した
ので、また、第1と第2の収納部に、端子カバーやヒュ
ーズカバーを固着するようにしたので、励磁コイルや端
子、電気部品の絶縁や防水のためのモールド樹脂の注型
作業が省略されるとともに、従来のように溶接や半田付
けをする必要がなく、励磁コイルと電気部品との接続作
業が容易に短時間に行うことができるので、電磁連結装
置の生産性が向上される。
イルが嵌挿されたボビン本体に設けられた第1の収納部
において、励磁コイルの巻始め巻終わり端部とサージ電
圧吸収部品のリードとを、電源側リード線がそれぞれ接
続された一対の端子で電気的に接続するとともに、励磁
コイルに被冠されたコイルカバーに設けられた第2の収
納部において、励磁コイルの切断端部と熱感知部品のリ
ードとを一対の端子で電気的に接続した構造からなり、
底部に第1の収納部が挿入される貫通穴が形成されたヨ
ークの環状溝に、ボビン本体とコイルカバーを嵌挿した
ので、また、第1と第2の収納部に、端子カバーやヒュ
ーズカバーを固着するようにしたので、励磁コイルや端
子、電気部品の絶縁や防水のためのモールド樹脂の注型
作業が省略されるとともに、従来のように溶接や半田付
けをする必要がなく、励磁コイルと電気部品との接続作
業が容易に短時間に行うことができるので、電磁連結装
置の生産性が向上される。
【0045】また、この発明に係る電磁連結装置は、第
1と第2の端子をコ字状に形成して、対向する2つの側
板部にコイル係入用の溝やリード係入用の溝を設け、第
1と第2の収納部には、これら端子の側板部が係入され
る端子係入用の溝を設けた構造にしたので、励磁コイル
と電気部品との接続作業において、接続不良などの品質
上の問題が発生することがない。また、このようなコ字
状の端子により、励磁コイルと電気部品とを接続するよ
うにしたので、第1と第2の収納部の小型化を図ること
ができる。
1と第2の端子をコ字状に形成して、対向する2つの側
板部にコイル係入用の溝やリード係入用の溝を設け、第
1と第2の収納部には、これら端子の側板部が係入され
る端子係入用の溝を設けた構造にしたので、励磁コイル
と電気部品との接続作業において、接続不良などの品質
上の問題が発生することがない。また、このようなコ字
状の端子により、励磁コイルと電気部品とを接続するよ
うにしたので、第1と第2の収納部の小型化を図ること
ができる。
【図1】本発明に係る電磁クラッチの断面図である。
【図2】ヨーク組立体の正面図である。
【図3】ヨーク組立体の背面図である。
【図4】図3の要部を拡大した図であり、収納部の端子
カバーを取り外した平面図である。
カバーを取り外した平面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】ボビン本体の収納部の平面図である。
【図7】図6のB−B線断面図である。
【図8】図6のC−C線断面図である。
【図9】図6のD−D線断面図である。
【図10】図9のE矢視図である。
【図11】図2の要部を拡大した図であり、収納部のヒ
ューズカバーと一方の端子を取り外した図である。
ューズカバーと一方の端子を取り外した図である。
【図12】図11のF−F線断面図である。
【図13】コイルカバーの収納部の平面図である。
【図14】図13のG−G線断面図である。
【図15】図13のH−H線断面図である。
【図16】図13のI−I線断面図である。
【図17】図13のJ−J線断面図である。
【図18】(a)、(b)は端子の底面図および側面図
である。
である。
【図19】(a)、(b)は端子の底面図および側面図
である。
である。
2 …ヨーク 2a…環状溝 4 …励磁コイル 4a…巻始め端部 4b…巻終わり端部 4c…切断端部 4d…切断端部 20 …コイルボビン 22 …収納部 24 …ダイオード 26 …電源側リード線 27 …端子 27b…側板部 27c…側板部 30a…コイル係入用の溝 30b…コイル係入用の溝 31a…リード係入用の溝 31b…リード係入用の溝 32a…端子係入用の溝 32b…端子係入用の溝 34a…溝 34b…溝 35 …係止爪 40 …収納部 41 …温度ヒューズ 41a…リード 41b…リード 42 …端子 42b…側板部 42c…側板部 49a…端子係入用の溝 49b…端子係入用の溝 52 …係止爪
Claims (3)
- 【請求項1】 励磁コイルと、この励磁コイルが嵌挿さ
れたボビン本体と、このボビン本体に一体に設けられた
第1の収納部と、この第1の収納部の内底面から引出さ
れた前記励磁コイルの巻始め巻終わり端部と、第1の前
記収納部に収納されたサージ電圧吸収部品と、第1の前
記収納部に収納され、前記巻始め巻終わり端部と前記サ
ージ電圧吸収部品のリードとを接続するとともに、電源
側リード線がそれぞれ接続された一対の第1の端子と、
第1の前記収納部に固着された端子カバーと、前記ボビ
ン本体から突出した前記励磁コイルに被冠されたコイル
カバーと、このコイルカバーに一体に設けられた第2の
収納部と、この第2の収納部の内底面から引出された前
記励磁コイルの切断端部と、第2の前記収納部に収納さ
れた熱感知部品と、第2の前記収納部に収納され、前記
切断端部と前記熱感知部品のリードとを接続する一対の
第2の端子と、第2の前記収納部に固着されたヒューズ
カバーと、底部に第1の前記収納部が挿入される貫通穴
が形成され、環状溝に前記ボビン本体と前記コイルカバ
ーが嵌挿されたヨークとを設けたことを特徴とする電磁
連結装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の電磁連結装置において、
第1の前記端子をコ字状に形成し、対向する2つの側板
部に前記励磁コイルの巻始め巻終わり端部と前記サージ
電圧吸収部品のリードがそれぞれ係入される溝を設け、
第1の前記収納部の内底面には、前記励磁コイルの巻始
め巻終わり端部が引出されるコイル引出し穴と、前記励
磁コイルの巻始め巻終わり端部が係入されるコイル係入
用の溝と、前記サージ電圧吸収部品のリードが係入され
るリード係入用の溝とを設けるとともに、第1の前記収
納部の側板の内側面には、第1の前記端子の各側板部が
それぞれ係入される端子係入用の溝を設けたことを特徴
とする電磁連結装置。 - 【請求項3】 請求項1・2記載の電磁連結装置におい
て、第2の前記端子をコ字状に形成し、対向する2つの
側板部に前記励磁コイルの切断端部と前記熱感知部品の
リードがそれぞれ係入される溝を設け、第2の前記収納
部の内底面には、前記励磁コイルの切断端部が引出され
るコイル引出し穴と、前記励磁コイルの切断端部が係入
されるコイル係入用の溝と、前記熱感知部品のリードが
係入されるリード係入用の溝とを設けるとともに、第2
の前記収納部の側板の内側面には、第2の前記端子の各
側板部がそれぞれ係入される端子係入用の溝を設けたこ
とを特徴とする電磁連結装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8353280A JPH10176726A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | 電磁連結装置 |
| JP10272498A JPH11166562A (ja) | 1996-12-16 | 1998-09-09 | 電磁連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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