JPH10177098A - 高レベル廃棄物の処分装置 - Google Patents
高レベル廃棄物の処分装置Info
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- JPH10177098A JPH10177098A JP8336921A JP33692196A JPH10177098A JP H10177098 A JPH10177098 A JP H10177098A JP 8336921 A JP8336921 A JP 8336921A JP 33692196 A JP33692196 A JP 33692196A JP H10177098 A JPH10177098 A JP H10177098A
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Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高放射性のオーバーパックを遮蔽区画したま
まの状態で処分孔にセットして埋設する。 【解決手段】 処分孔6にオーバーパック5を遮蔽区画
して挿入させるためのオーバーパック用子台車7と、緩
衝材8を遮蔽区画して挿入させるための緩衝材用子台車
9と、坑道2内を走行自在に設けられオーバーパック用
子台車7と緩衝材用子台車9とを移動自在に載置すると
共に処分孔6の開口部6aを覆うべく形成された荷台4
を有する親台車3と、荷台4に設けられ処分孔6の開口
部6aとオーバーパック用子台車7或いは緩衝材用子台
車9の搬出口19,29とを連通する開閉自在の遮蔽シ
ャッタ12を有する荷台開口部14と、荷台4より処分
孔6側に出没自在に設けられ荷台開口部14と処分孔6
の開口部6aとを連続的にシールするための遮蔽体15
を備えたものである。
まの状態で処分孔にセットして埋設する。 【解決手段】 処分孔6にオーバーパック5を遮蔽区画
して挿入させるためのオーバーパック用子台車7と、緩
衝材8を遮蔽区画して挿入させるための緩衝材用子台車
9と、坑道2内を走行自在に設けられオーバーパック用
子台車7と緩衝材用子台車9とを移動自在に載置すると
共に処分孔6の開口部6aを覆うべく形成された荷台4
を有する親台車3と、荷台4に設けられ処分孔6の開口
部6aとオーバーパック用子台車7或いは緩衝材用子台
車9の搬出口19,29とを連通する開閉自在の遮蔽シ
ャッタ12を有する荷台開口部14と、荷台4より処分
孔6側に出没自在に設けられ荷台開口部14と処分孔6
の開口部6aとを連続的にシールするための遮蔽体15
を備えたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高レベル廃棄物を
収容したキャニスタを密閉収容したオーバーパックと、
このオーバーパックの上部に載置される緩衝材とを地下
の処分孔にセットするための高レベル廃棄物の処分装置
に関するものである。
収容したキャニスタを密閉収容したオーバーパックと、
このオーバーパックの上部に載置される緩衝材とを地下
の処分孔にセットするための高レベル廃棄物の処分装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、原子力発電所から排出された使
用済燃料は、高レベルの放射能を有すると共に、再利用
可能なウランやプルトニウム等の燃料を含んでいること
から、核燃料再処理施設に送られて再処理されるように
なっている。
用済燃料は、高レベルの放射能を有すると共に、再利用
可能なウランやプルトニウム等の燃料を含んでいること
から、核燃料再処理施設に送られて再処理されるように
なっている。
【0003】すなわち、この使用済燃料は、まず再処理
工場に搬入されると、搬送容器であるキャスクから取り
出され、貯蔵プールで一定期間冷却貯蔵された後、小片
にせん断されてから溶解槽へ送られ、ここで硝酸で溶解
されてウランとプルトニウムを含む溶液と、核分裂生成
物を含む溶液とに分けられる。このうちウランとプルト
ニウムを含む溶液は、さらにウランを含む溶液とプルト
ニウムを含む溶液とに分けられた後、それぞれ精製され
てウランを含む溶液は三酸化ウラン粉末に、プルトニウ
ムを含む溶液は硝酸プルトニウム溶液になり、それぞれ
加工された後、再び原子炉で燃やす燃料として再利用さ
れる。一方、これら燃料が除去された核分裂生成物を含
む高レベル放射性溶液は、廃棄物管理施設に送られ、こ
こでガラス原料と共に高温で溶かし合わされると共に、
ステンレス製の容器(キャニスタ)中で固められて、ガ
ラス固化体として安定化された後、ガラス固化体貯蔵施
設等で一定期間自然冷却される。その後、このようなガ
ラス固化体などの高レベル廃棄物は、一定期間地上の貯
蔵施設で貯蔵されて放射能、発熱等が低下した後、図6
(A)に示すように、地上の受入施設41から延びる立
坑43を介して、地下数百から千メートルの地層中に形
成された総延長数百キロメートル程の坑道群からなる処
分トンネル44内に搬送された後、その地層を形成する
岩盤45中に埋設されて地層処分されるようになってい
る。
工場に搬入されると、搬送容器であるキャスクから取り
出され、貯蔵プールで一定期間冷却貯蔵された後、小片
にせん断されてから溶解槽へ送られ、ここで硝酸で溶解
されてウランとプルトニウムを含む溶液と、核分裂生成
物を含む溶液とに分けられる。このうちウランとプルト
ニウムを含む溶液は、さらにウランを含む溶液とプルト
ニウムを含む溶液とに分けられた後、それぞれ精製され
てウランを含む溶液は三酸化ウラン粉末に、プルトニウ
ムを含む溶液は硝酸プルトニウム溶液になり、それぞれ
加工された後、再び原子炉で燃やす燃料として再利用さ
れる。一方、これら燃料が除去された核分裂生成物を含
む高レベル放射性溶液は、廃棄物管理施設に送られ、こ
こでガラス原料と共に高温で溶かし合わされると共に、
ステンレス製の容器(キャニスタ)中で固められて、ガ
ラス固化体として安定化された後、ガラス固化体貯蔵施
設等で一定期間自然冷却される。その後、このようなガ
ラス固化体などの高レベル廃棄物は、一定期間地上の貯
蔵施設で貯蔵されて放射能、発熱等が低下した後、図6
(A)に示すように、地上の受入施設41から延びる立
坑43を介して、地下数百から千メートルの地層中に形
成された総延長数百キロメートル程の坑道群からなる処
分トンネル44内に搬送された後、その地層を形成する
岩盤45中に埋設されて地層処分されるようになってい
る。
【0004】このとき、この処分トンネル44内に搬送
された高レベル廃棄物を地層処分するに際しては、図6
(B)に示すように、岩盤45の坑道46に形成された
複数の処分孔47に、高レベル廃棄物を収容した円筒状
容器であるオーバーパック48をそれぞれ収容すること
になっているが、このオーバーパック48から廃棄物の
放射性物質の流出を防ぐために、図6(C)に示すよう
に、オーバーパック48の周囲には、これを包み込むよ
うに粘土と砂とからなる緩衝材51が設けられることと
なる。この緩衝材51は岩盤45等の天然バリアに対し
て人工バリアと称されている。
された高レベル廃棄物を地層処分するに際しては、図6
(B)に示すように、岩盤45の坑道46に形成された
複数の処分孔47に、高レベル廃棄物を収容した円筒状
容器であるオーバーパック48をそれぞれ収容すること
になっているが、このオーバーパック48から廃棄物の
放射性物質の流出を防ぐために、図6(C)に示すよう
に、オーバーパック48の周囲には、これを包み込むよ
うに粘土と砂とからなる緩衝材51が設けられることと
なる。この緩衝材51は岩盤45等の天然バリアに対し
て人工バリアと称されている。
【0005】そして、このような緩衝材51を用いて処
分するに際しては、まず、坑道46内に有底円筒状の処
分孔47を形成した後に、図7(A)に示すように、上
部が開放された有底円筒状の下部緩衝材51aを処分孔
47の内壁に沿ってセットするための緩衝材定置装置6
1内に下部緩衝材51aを収納して、緩衝材定置装置6
1を処分孔47上に移動させた後、駆動モータ62を回
転させ、下部緩衝材51aを吊り下ろす。そして、図7
(B)に示すように、下部緩衝材51aを処分孔47の
底部にセットして、緩衝材定置装置61を他の位置に移
動させる。
分するに際しては、まず、坑道46内に有底円筒状の処
分孔47を形成した後に、図7(A)に示すように、上
部が開放された有底円筒状の下部緩衝材51aを処分孔
47の内壁に沿ってセットするための緩衝材定置装置6
1内に下部緩衝材51aを収納して、緩衝材定置装置6
1を処分孔47上に移動させた後、駆動モータ62を回
転させ、下部緩衝材51aを吊り下ろす。そして、図7
(B)に示すように、下部緩衝材51aを処分孔47の
底部にセットして、緩衝材定置装置61を他の位置に移
動させる。
【0006】次に、高レベル廃棄物を密閉収容すると共
に、処分孔47の所定の位置にセットするための廃棄体
定置装置63の内部に高レベル廃棄物を収納したオーバ
ーパック48を支持部材70で支持すると共に密閉収納
し、図7(C)に示すように、この廃棄物定置装置63
を処分孔47上に移動させる。なお、ここからの作業
は、放射線源下で行われるので遠隔操作にて行われる。
そして、図7(D)に示すように、廃棄物定置装置63
下部に設けられた昇降式遮蔽体64を処分孔47に向か
って下降させた後、廃棄物定置装置63の密閉中空部6
5の下部に設けられた開閉自在の遮蔽シャッタ67を開
放し、駆動モータ68を回転させ、オーバーパック48
を、下部緩衝材51a内部に形成された中空部69に吊
り下ろす。
に、処分孔47の所定の位置にセットするための廃棄体
定置装置63の内部に高レベル廃棄物を収納したオーバ
ーパック48を支持部材70で支持すると共に密閉収納
し、図7(C)に示すように、この廃棄物定置装置63
を処分孔47上に移動させる。なお、ここからの作業
は、放射線源下で行われるので遠隔操作にて行われる。
そして、図7(D)に示すように、廃棄物定置装置63
下部に設けられた昇降式遮蔽体64を処分孔47に向か
って下降させた後、廃棄物定置装置63の密閉中空部6
5の下部に設けられた開閉自在の遮蔽シャッタ67を開
放し、駆動モータ68を回転させ、オーバーパック48
を、下部緩衝材51a内部に形成された中空部69に吊
り下ろす。
【0007】図8(A)に示すように、オーバーパック
48を中空部69にセットした後、廃棄物定置装置63
の昇降式遮蔽体64と支持部材70とを上昇させると共
に、遮蔽シャッタ67を閉鎖する。そして、廃棄物定置
装置63を他の位置に移動させると共に、図8(B)に
示すように、緩衝材定置装置71内に上部緩衝材51b
を収納して、処分孔47上に移動させる。図8(C)に
示すように、緩衝材定置装置71下部の昇降式遮蔽体7
2を処分孔47に向かって下降させた後、遮蔽シャッタ
73を開放し、駆動モータ74を回転させ、上部緩衝材
51bをオーバーパック48上に吊り下げる。そして、
図8(D)に示すように、上部緩衝材51bをセットし
た後、遮蔽シャッタ73を閉鎖して、遮蔽体72を上昇
させる。緩衝材定置装置71を他の場所に移動させ、そ
の後、上述の工程を繰り返し行って、各処分孔47に緩
衝材51とオーバーパック48とをセットして、図6
(B)に示すように、坑道46内に緩衝材または岩石5
6を埋め戻して、埋設が終了する。
48を中空部69にセットした後、廃棄物定置装置63
の昇降式遮蔽体64と支持部材70とを上昇させると共
に、遮蔽シャッタ67を閉鎖する。そして、廃棄物定置
装置63を他の位置に移動させると共に、図8(B)に
示すように、緩衝材定置装置71内に上部緩衝材51b
を収納して、処分孔47上に移動させる。図8(C)に
示すように、緩衝材定置装置71下部の昇降式遮蔽体7
2を処分孔47に向かって下降させた後、遮蔽シャッタ
73を開放し、駆動モータ74を回転させ、上部緩衝材
51bをオーバーパック48上に吊り下げる。そして、
図8(D)に示すように、上部緩衝材51bをセットし
た後、遮蔽シャッタ73を閉鎖して、遮蔽体72を上昇
させる。緩衝材定置装置71を他の場所に移動させ、そ
の後、上述の工程を繰り返し行って、各処分孔47に緩
衝材51とオーバーパック48とをセットして、図6
(B)に示すように、坑道46内に緩衝材または岩石5
6を埋め戻して、埋設が終了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに従来の方法では、オーバーパックをセットするとき
にはオーバーパックは遮蔽区画されているが、オーバー
パックをセットした後に、一旦廃棄物定置装置を移動さ
せて、緩衝材定置装置を処分孔上に移動させ上部緩衝材
をセットするようになっているので、この間に、処分孔
内にセットされた高放射性のオーバーパックが坑道内で
むき出しの状態になってしまい、坑道が放射線源下とな
り、上部緩衝材をセットした後でも作業員が坑道内のオ
ーバーパック近辺に近付くことができなかった。そのた
め、保守点検や監視作業を遠隔操作によって行わなけれ
ばならず問題があった。
うに従来の方法では、オーバーパックをセットするとき
にはオーバーパックは遮蔽区画されているが、オーバー
パックをセットした後に、一旦廃棄物定置装置を移動さ
せて、緩衝材定置装置を処分孔上に移動させ上部緩衝材
をセットするようになっているので、この間に、処分孔
内にセットされた高放射性のオーバーパックが坑道内で
むき出しの状態になってしまい、坑道が放射線源下とな
り、上部緩衝材をセットした後でも作業員が坑道内のオ
ーバーパック近辺に近付くことができなかった。そのた
め、保守点検や監視作業を遠隔操作によって行わなけれ
ばならず問題があった。
【0009】そこで、本発明はこれらの問題を解決する
ために案出されたものであり、高レベル廃棄物を地下の
処分孔に搬送して埋設するに際して、高放射性のオーバ
ーパックを遮蔽区画したままの状態で処分孔にセットし
て埋設ができる高レベル廃棄物の処分装置を提供するこ
とにある。
ために案出されたものであり、高レベル廃棄物を地下の
処分孔に搬送して埋設するに際して、高放射性のオーバ
ーパックを遮蔽区画したままの状態で処分孔にセットし
て埋設ができる高レベル廃棄物の処分装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決すべく本
発明は、地下の坑道に形成され予め内周壁に緩衝材が挿
入された処分孔内に高レベル廃棄物を密閉収容したオー
バーパックを収容させた後、このオーバーパックの上部
を覆うように設けられる緩衝材を収容させるための高レ
ベル廃棄物の処分装置において、地上等より上記処分孔
にオーバーパックを移送して搬出させ挿入させるため遮
蔽壁によって区画形成され搬出口が上記処分孔の開口部
に臨んで形成された収容室を有するオーバーパック用子
台車と、地上等より上記オーバーパック用子台車によっ
て予め処分孔に挿入されるオーバーパックの外周部を覆
うべく搬出させるため遮蔽壁によって区画形成され搬出
口が上記処分孔の開口部に臨んで形成された収容室を有
する緩衝材用子台車と、上記坑道内を走行自在に設けら
れ上記オーバーパック用子台車と緩衝材用子台車とを移
動自在に載置すると共に上記処分孔の開口部を覆うべく
形成された荷台を有する親台車と、この親台車の荷台に
形成されこの荷台に覆われた上記処分孔の開口部と荷台
上に載置される上記オーバーパック用子台車或いは緩衝
材用子台車の搬出口とを連通すべく開放され開閉自在の
遮蔽シャッタを有する荷台開口部と、上記荷台より処分
孔側に出没自在に設けられ荷台開口部と処分孔の開口部
とを連続的にシールするための遮蔽体を備え、上記荷台
開口部上にオーバーパック用子台車を移動させて位置さ
せ、遮蔽シャッタを開放させて収容室からオーバーパッ
クを処分孔に搬出させ挿入させた後、遮蔽シャッタを閉
じて荷台開口部上からオーバーパック用子台車を退避さ
せ、次いで荷台開口部上に緩衝材用子台車を移動させて
位置させ、遮蔽シャッタを開放させて処分孔内のオーバ
ーパック上に緩衝材を搬出させ挿入させた後、親台車を
処分孔より退避するように構成したものである。
発明は、地下の坑道に形成され予め内周壁に緩衝材が挿
入された処分孔内に高レベル廃棄物を密閉収容したオー
バーパックを収容させた後、このオーバーパックの上部
を覆うように設けられる緩衝材を収容させるための高レ
ベル廃棄物の処分装置において、地上等より上記処分孔
にオーバーパックを移送して搬出させ挿入させるため遮
蔽壁によって区画形成され搬出口が上記処分孔の開口部
に臨んで形成された収容室を有するオーバーパック用子
台車と、地上等より上記オーバーパック用子台車によっ
て予め処分孔に挿入されるオーバーパックの外周部を覆
うべく搬出させるため遮蔽壁によって区画形成され搬出
口が上記処分孔の開口部に臨んで形成された収容室を有
する緩衝材用子台車と、上記坑道内を走行自在に設けら
れ上記オーバーパック用子台車と緩衝材用子台車とを移
動自在に載置すると共に上記処分孔の開口部を覆うべく
形成された荷台を有する親台車と、この親台車の荷台に
形成されこの荷台に覆われた上記処分孔の開口部と荷台
上に載置される上記オーバーパック用子台車或いは緩衝
材用子台車の搬出口とを連通すべく開放され開閉自在の
遮蔽シャッタを有する荷台開口部と、上記荷台より処分
孔側に出没自在に設けられ荷台開口部と処分孔の開口部
とを連続的にシールするための遮蔽体を備え、上記荷台
開口部上にオーバーパック用子台車を移動させて位置さ
せ、遮蔽シャッタを開放させて収容室からオーバーパッ
クを処分孔に搬出させ挿入させた後、遮蔽シャッタを閉
じて荷台開口部上からオーバーパック用子台車を退避さ
せ、次いで荷台開口部上に緩衝材用子台車を移動させて
位置させ、遮蔽シャッタを開放させて処分孔内のオーバ
ーパック上に緩衝材を搬出させ挿入させた後、親台車を
処分孔より退避するように構成したものである。
【0011】また、上記親台車が、上記オーバーパック
用子台車或いは緩衝材用子台車を互いに乗り入れ可能な
スペースを有すると共に処分孔の開口部を遮蔽すべく覆
う荷台開口部を有する開口台車と、この開口台車に連結
自在に設けられオーバーパック用子台車或いは緩衝材用
子台車を載置移動させるための子台車載置用台車とから
構成されたものが望ましい。
用子台車或いは緩衝材用子台車を互いに乗り入れ可能な
スペースを有すると共に処分孔の開口部を遮蔽すべく覆
う荷台開口部を有する開口台車と、この開口台車に連結
自在に設けられオーバーパック用子台車或いは緩衝材用
子台車を載置移動させるための子台車載置用台車とから
構成されたものが望ましい。
【0012】上記構成によれば、坑道内でオーバーパッ
クを遮蔽区画した状態で処分孔にセットしてその上部に
緩衝材をセットできるので、その後、処分孔近辺に作業
員が近付くことができ、保守点検や監視作業を容易かつ
確実に行うことができる。
クを遮蔽区画した状態で処分孔にセットしてその上部に
緩衝材をセットできるので、その後、処分孔近辺に作業
員が近付くことができ、保守点検や監視作業を容易かつ
確実に行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を添
付図面に従って説明する。
付図面に従って説明する。
【0014】図1は本発明に係る高レベル廃棄物の処分
装置を示した断面図である。
装置を示した断面図である。
【0015】まず、高レベル廃棄物の処分装置の構成に
ついて説明する。図1に示すように、処分装置1は、地
下数百から千メートルの地層中に形成された総延長数百
キロメートル程の坑道2内を走行する三台の親台車3
と、この親台車3の荷台4上で走行移動自在に載置され
高レベル廃棄物を収容したキャニスタを密閉収容したオ
ーバーパック5を処分孔6内に搬送して遮蔽しつつ処分
孔6内の所定の位置に収納するいわゆる定置装置である
オーバーパック用子台車7と、親台車3の荷台4上で走
行移動自在に載置されオーバーパック5の上部を覆うよ
うに載置されオーバーパック5を遮蔽区画するための上
部緩衝材8aをオーバーパック5上部に搬送して遮蔽し
つつ処分孔6内の所定の位置に収納するいわゆる定置装
置である緩衝材用子台車9とから構成されている。
ついて説明する。図1に示すように、処分装置1は、地
下数百から千メートルの地層中に形成された総延長数百
キロメートル程の坑道2内を走行する三台の親台車3
と、この親台車3の荷台4上で走行移動自在に載置され
高レベル廃棄物を収容したキャニスタを密閉収容したオ
ーバーパック5を処分孔6内に搬送して遮蔽しつつ処分
孔6内の所定の位置に収納するいわゆる定置装置である
オーバーパック用子台車7と、親台車3の荷台4上で走
行移動自在に載置されオーバーパック5の上部を覆うよ
うに載置されオーバーパック5を遮蔽区画するための上
部緩衝材8aをオーバーパック5上部に搬送して遮蔽し
つつ処分孔6内の所定の位置に収納するいわゆる定置装
置である緩衝材用子台車9とから構成されている。
【0016】親台車3は、オーバーパック用子台車7或
いは緩衝材用子台車9を互いに乗り入れ可能なスペース
を有すると共に、処分孔6の開口部6aを遮蔽すべく覆
う荷台開口部14を有する開口台車3bと、この開口台
車3bの両側にに連結自在に設けられオーバーパック用
子台車7或いは緩衝材用子台車9を載置移動させるため
の子台車載置用台車3a,3cとから構成されている。
これら開口台車3b及び子台車載置用台車3a,3c
は、それぞれ荷台4と、坑道2内を走行移動すべくその
下部に設けられた複数の車輪11とから構成されてい
る。荷台4は、長方形に形成されており遮蔽性能を有す
ると共に、オーバーパック用子台車7と緩衝材用子台車
9とが載置され走行するのに十分な強度を有している。
いは緩衝材用子台車9を互いに乗り入れ可能なスペース
を有すると共に、処分孔6の開口部6aを遮蔽すべく覆
う荷台開口部14を有する開口台車3bと、この開口台
車3bの両側にに連結自在に設けられオーバーパック用
子台車7或いは緩衝材用子台車9を載置移動させるため
の子台車載置用台車3a,3cとから構成されている。
これら開口台車3b及び子台車載置用台車3a,3c
は、それぞれ荷台4と、坑道2内を走行移動すべくその
下部に設けられた複数の車輪11とから構成されてい
る。荷台4は、長方形に形成されており遮蔽性能を有す
ると共に、オーバーパック用子台車7と緩衝材用子台車
9とが載置され走行するのに十分な強度を有している。
【0017】開口台車3bの荷台4の略中央部には、カ
ーボン等で形成され放射能を遮蔽すべく設けられた開閉
自在の遮蔽シャッタ12を備えた荷台開口部14が形成
されている。この荷台開口部14は処分孔6の径と略同
等の径を有した円形に形成されている。また、荷台4の
下側には、カーボン等で形成され放射能を遮蔽すべく設
けられた昇降して出没自在の遮蔽体15が設けられてい
る。この遮蔽体15は、荷台4の外周に沿って筒状に形
成されており、下降することによってその下端部が坑道
2の底面部に押し付けられ、遮蔽体15の内側部と外側
部とを遮蔽区画するようになっている。さらに、荷台4
の前後端部には、相互に連結分離するための連結部材
(図示せず)が設けられている。この連結部材によって
開口台車3bと各子台車載置用台車3a,3cとがそれ
ぞれ連結されており、荷台4の連結部分は、段差がなく
互いに平滑に形成されており、オーバーパック用子台車
7と緩衝材用子台車9とが走行可能になっている。
ーボン等で形成され放射能を遮蔽すべく設けられた開閉
自在の遮蔽シャッタ12を備えた荷台開口部14が形成
されている。この荷台開口部14は処分孔6の径と略同
等の径を有した円形に形成されている。また、荷台4の
下側には、カーボン等で形成され放射能を遮蔽すべく設
けられた昇降して出没自在の遮蔽体15が設けられてい
る。この遮蔽体15は、荷台4の外周に沿って筒状に形
成されており、下降することによってその下端部が坑道
2の底面部に押し付けられ、遮蔽体15の内側部と外側
部とを遮蔽区画するようになっている。さらに、荷台4
の前後端部には、相互に連結分離するための連結部材
(図示せず)が設けられている。この連結部材によって
開口台車3bと各子台車載置用台車3a,3cとがそれ
ぞれ連結されており、荷台4の連結部分は、段差がなく
互いに平滑に形成されており、オーバーパック用子台車
7と緩衝材用子台車9とが走行可能になっている。
【0018】オーバーパック用子台車7は、鋼製で上部
が塞がれオーバーパック5よりも大きい径を有し処分孔
6に臨んだ下部にオーバーパック5の搬出口10が形成
された円筒状の遮蔽壁16が形成されており、その下部
には親台車3上を走行すべく複数の車輪17を備え遮蔽
壁16から外側に向かって延びた基礎部18が形成され
ている。この基礎部18内側の遮蔽壁16の下端部近傍
にはカーボン等で形成され遮蔽壁16の内側の収容室1
9を遮蔽すべく設けられた開閉自在のシャッタ21が設
けられており、基礎部18の内部に引き込まれることに
より、収容室19を下方に向かって開放するようになっ
ている。また、遮蔽壁16の下端部の搬出口10には、
カーボン等で形成され放射能を遮蔽すべく設けられた円
筒形の遮蔽体22が処分孔6の開口部6a側に臨んで昇
降して出没自在に設けられており、シャッタ21の開放
時に、遮蔽体22を下降させその下端部を荷台4に押し
付けて遮蔽するようになっている。この遮蔽体22と上
述の遮蔽体15とによってオーバーパック用子台車7内
部のオーバーパックの収容室19、荷台開口部14及び
処分孔6の開口部6aを連続的にシールするようになっ
ている。また、遮蔽壁16の上部には、駆動モータ23
が取り付けられておりワイヤ24を介して、オーバーパ
ック5の上部を支持する支持部材25が昇降するように
設けられている。なお、基礎部18には、車輪17を回
転駆動させるためのモータ(図示せず)が設けられてい
る。
が塞がれオーバーパック5よりも大きい径を有し処分孔
6に臨んだ下部にオーバーパック5の搬出口10が形成
された円筒状の遮蔽壁16が形成されており、その下部
には親台車3上を走行すべく複数の車輪17を備え遮蔽
壁16から外側に向かって延びた基礎部18が形成され
ている。この基礎部18内側の遮蔽壁16の下端部近傍
にはカーボン等で形成され遮蔽壁16の内側の収容室1
9を遮蔽すべく設けられた開閉自在のシャッタ21が設
けられており、基礎部18の内部に引き込まれることに
より、収容室19を下方に向かって開放するようになっ
ている。また、遮蔽壁16の下端部の搬出口10には、
カーボン等で形成され放射能を遮蔽すべく設けられた円
筒形の遮蔽体22が処分孔6の開口部6a側に臨んで昇
降して出没自在に設けられており、シャッタ21の開放
時に、遮蔽体22を下降させその下端部を荷台4に押し
付けて遮蔽するようになっている。この遮蔽体22と上
述の遮蔽体15とによってオーバーパック用子台車7内
部のオーバーパックの収容室19、荷台開口部14及び
処分孔6の開口部6aを連続的にシールするようになっ
ている。また、遮蔽壁16の上部には、駆動モータ23
が取り付けられておりワイヤ24を介して、オーバーパ
ック5の上部を支持する支持部材25が昇降するように
設けられている。なお、基礎部18には、車輪17を回
転駆動させるためのモータ(図示せず)が設けられてい
る。
【0019】緩衝材用子台車9は、鋼製で上部が塞がれ
上部緩衝材8aよりも大きい径を有し処分孔6側に臨ん
だ下部に上部緩衝材8aの搬出口20が形成された円筒
上の遮蔽壁26が形成されており、その下部には複数の
車輪27を備え遮蔽壁26から外側に向かって延びた基
礎部28が形成されている。この基礎部28内側の遮蔽
壁26の下端部近傍には、カーボン等で形成され遮蔽壁
26の内側の収容室29を遮蔽すべく設けられた開閉自
在のシャッタ31が設けられており、基礎部28の内部
に引き込まれることにより、収容室29を下方に向かっ
て開放するようになっている。また、遮蔽壁26の下端
部の搬出口20には、カーボン等で形成され放射能を遮
蔽すべく設けられた円筒形の遮蔽体32が昇降自在に設
けられており、シャッタ31の開放時に、遮蔽体32を
下降させその下端部を荷台4に押し付けて遮蔽するよう
になっている。なお、基礎部28には、車輪27を回転
駆動させるためのモータ(図示せず)が設けられてい
る。
上部緩衝材8aよりも大きい径を有し処分孔6側に臨ん
だ下部に上部緩衝材8aの搬出口20が形成された円筒
上の遮蔽壁26が形成されており、その下部には複数の
車輪27を備え遮蔽壁26から外側に向かって延びた基
礎部28が形成されている。この基礎部28内側の遮蔽
壁26の下端部近傍には、カーボン等で形成され遮蔽壁
26の内側の収容室29を遮蔽すべく設けられた開閉自
在のシャッタ31が設けられており、基礎部28の内部
に引き込まれることにより、収容室29を下方に向かっ
て開放するようになっている。また、遮蔽壁26の下端
部の搬出口20には、カーボン等で形成され放射能を遮
蔽すべく設けられた円筒形の遮蔽体32が昇降自在に設
けられており、シャッタ31の開放時に、遮蔽体32を
下降させその下端部を荷台4に押し付けて遮蔽するよう
になっている。なお、基礎部28には、車輪27を回転
駆動させるためのモータ(図示せず)が設けられてい
る。
【0020】次に、上述の高レベル廃棄物の処分装置を
用いてオーバーパック5を処分孔6にセットする工程に
沿って作用を説明する。
用いてオーバーパック5を処分孔6にセットする工程に
沿って作用を説明する。
【0021】まず、坑道2内に有底円筒状の処分孔6を
形成した後に、上部が開放された有底円筒状の下部緩衝
材8bを処分孔6の底部にセットする。そして、図1に
示すように、三台の親台車3である開口台車3bと各子
台車載置用台車3a,3cとを互いに連結して、開口台
車3b上に地上で予めその内部にオーバーパック5を収
容したオーバーパック用子台車7を載置し、図中左側の
子台車載置用台車3a上に上部緩衝材8aを収容した緩
衝材用子台車9を載置した後に、開口台車3bが処分孔
6の真上に位置するように牽引車(図示せず)等を介し
て処分装置1を移動させる。
形成した後に、上部が開放された有底円筒状の下部緩衝
材8bを処分孔6の底部にセットする。そして、図1に
示すように、三台の親台車3である開口台車3bと各子
台車載置用台車3a,3cとを互いに連結して、開口台
車3b上に地上で予めその内部にオーバーパック5を収
容したオーバーパック用子台車7を載置し、図中左側の
子台車載置用台車3a上に上部緩衝材8aを収容した緩
衝材用子台車9を載置した後に、開口台車3bが処分孔
6の真上に位置するように牽引車(図示せず)等を介し
て処分装置1を移動させる。
【0022】なお、親台車3の移動は、牽引車によらず
に、それぞれモータ等を内蔵させて自走するようにして
もよい。
に、それぞれモータ等を内蔵させて自走するようにして
もよい。
【0023】処分装置1がこの位置に停止した後、図2
に示すように、オーバーパック用子台車7が開口台車3
bの中央に位置していることを確認して、開口台車3b
の遮蔽体15を坑道2の底面に下降させると共に、開口
台車3bの遮蔽シャッタ12を開放させて、オーバーパ
ック用子台車7の遮蔽体22を下降させる。次に、オー
バーパック用子台車7のシャッタ21を開放させる。こ
のとき、放射線源であるオーバーパック5がオーバーパ
ック用子台車7内部の収容室19から開放されることに
なるが、各遮蔽体15,22によってオーバーパック用
子台車7の収容室19と処分孔6とからなる部分とその
外側部は、連続的にシールされ遮蔽区画されているの
で、坑道2内が放射線源下になることはない。そして、
駆動モータ23を回転させオーバーパック5を下部緩衝
材8b内側に吊り下ろし、セットする。
に示すように、オーバーパック用子台車7が開口台車3
bの中央に位置していることを確認して、開口台車3b
の遮蔽体15を坑道2の底面に下降させると共に、開口
台車3bの遮蔽シャッタ12を開放させて、オーバーパ
ック用子台車7の遮蔽体22を下降させる。次に、オー
バーパック用子台車7のシャッタ21を開放させる。こ
のとき、放射線源であるオーバーパック5がオーバーパ
ック用子台車7内部の収容室19から開放されることに
なるが、各遮蔽体15,22によってオーバーパック用
子台車7の収容室19と処分孔6とからなる部分とその
外側部は、連続的にシールされ遮蔽区画されているの
で、坑道2内が放射線源下になることはない。そして、
駆動モータ23を回転させオーバーパック5を下部緩衝
材8b内側に吊り下ろし、セットする。
【0024】そして、図3に示すように、支持部材25
のみを吊り上げて、開口台車3bの遮蔽シャッタ12を
閉鎖させ、処分孔6の内外を遮蔽区画する。その後、オ
ーバーパック用子台車7のシャッタ21を閉鎖させると
共に、遮蔽体22を上昇させる。このとき、オーバーパ
ック5のセットされた処分孔6は、遮蔽シャッタ12と
遮蔽体15とで遮蔽区画されることとなる。
のみを吊り上げて、開口台車3bの遮蔽シャッタ12を
閉鎖させ、処分孔6の内外を遮蔽区画する。その後、オ
ーバーパック用子台車7のシャッタ21を閉鎖させると
共に、遮蔽体22を上昇させる。このとき、オーバーパ
ック5のセットされた処分孔6は、遮蔽シャッタ12と
遮蔽体15とで遮蔽区画されることとなる。
【0025】次に、図4に示すように、オーバーパック
用子台車7を図中右側の子台車載置用台車3c上に走行
移動させて退避させ、緩衝材用子台車9を開口台車3b
上に走行移動させる。緩衝材用子台車9の遮蔽体32を
荷台4上に下降させると共に、シャッタ31を開放させ
る。その後、開口台車3bの遮蔽シャッタ12を開放さ
せる。このときも、緩衝材用子台車9の遮蔽体32が下
降しているので、緩衝材用子台車9内部の収容室29と
処分孔6とからなる部分とその外側部は、連続的にシー
ルされ遮蔽区画されており、坑道2内が放射線源下にな
ることはない。そして、上部緩衝材8aを、処分孔6内
に吊り下ろし、オーバーパック5の上部にセットして、
支持部材のみを吊り上げる。ここで処分孔6に収納され
たオーバーパック5の遮蔽が完成する。
用子台車7を図中右側の子台車載置用台車3c上に走行
移動させて退避させ、緩衝材用子台車9を開口台車3b
上に走行移動させる。緩衝材用子台車9の遮蔽体32を
荷台4上に下降させると共に、シャッタ31を開放させ
る。その後、開口台車3bの遮蔽シャッタ12を開放さ
せる。このときも、緩衝材用子台車9の遮蔽体32が下
降しているので、緩衝材用子台車9内部の収容室29と
処分孔6とからなる部分とその外側部は、連続的にシー
ルされ遮蔽区画されており、坑道2内が放射線源下にな
ることはない。そして、上部緩衝材8aを、処分孔6内
に吊り下ろし、オーバーパック5の上部にセットして、
支持部材のみを吊り上げる。ここで処分孔6に収納され
たオーバーパック5の遮蔽が完成する。
【0026】図5に示すように、再び緩衝材用子台車9
を子台車載置用台車3a上に、オーバーパック用子台車
7を開口台車3b上に走行移動させ、開口台車3bの遮
蔽体15を上昇させて、各親台車3a,3b,3cを分
離させて、緩衝材用子台車9は次の処分孔にセットする
上部緩衝材8aを収納するために、またオーバーパック
用子台車7はオーバーパック5を収納するために図中左
側の収納場所へそれぞれ移動させる。もう一つの子台車
載置用台車3cは図中右側の次の処分孔(図示せず)の
右側へ先に移動させておく。
を子台車載置用台車3a上に、オーバーパック用子台車
7を開口台車3b上に走行移動させ、開口台車3bの遮
蔽体15を上昇させて、各親台車3a,3b,3cを分
離させて、緩衝材用子台車9は次の処分孔にセットする
上部緩衝材8aを収納するために、またオーバーパック
用子台車7はオーバーパック5を収納するために図中左
側の収納場所へそれぞれ移動させる。もう一つの子台車
載置用台車3cは図中右側の次の処分孔(図示せず)の
右側へ先に移動させておく。
【0027】上述の工程を繰り返し行って、オーバーパ
ック5を処分孔6内に順次収納していき、坑道2内に緩
衝材または岩石を埋め戻して、埋設が終了する。
ック5を処分孔6内に順次収納していき、坑道2内に緩
衝材または岩石を埋め戻して、埋設が終了する。
【0028】なお、上述の作業は作業員が行うようにな
っているが、各台車に制御装置を設け作業員が監視しつ
つ各動作を自動的に行うようにしてもよい。
っているが、各台車に制御装置を設け作業員が監視しつ
つ各動作を自動的に行うようにしてもよい。
【0029】また、本実施の形態においては、縦方向の
処分孔6にオーバーパック5等を挿入する場合について
説明したが、荷台4上に縦方向の壁を形成し、この壁に
遮蔽シャッタを備えた開口部と、横向きの遮蔽体とを設
け、オーバーパック用子台車及び緩衝材用子台車を走行
自在に横向きに設置し、シリンダ等によってオーバーパ
ック及び緩衝材を搬出挿入するようにすれば、横方向の
処分孔にも対応することができる。
処分孔6にオーバーパック5等を挿入する場合について
説明したが、荷台4上に縦方向の壁を形成し、この壁に
遮蔽シャッタを備えた開口部と、横向きの遮蔽体とを設
け、オーバーパック用子台車及び緩衝材用子台車を走行
自在に横向きに設置し、シリンダ等によってオーバーパ
ック及び緩衝材を搬出挿入するようにすれば、横方向の
処分孔にも対応することができる。
【0030】このように、オーバーパック用子台車7と
緩衝材用子台車9とは別に、独立して開口台車3bの遮
蔽シャッタ12と遮蔽体15とで処分孔6を遮蔽区画で
きるようにしたので、オーバーパック用子台車7と緩衝
材用子台車9の移動時においても、オーバーパック5が
坑道2内でむき出しの状態になることはない。
緩衝材用子台車9とは別に、独立して開口台車3bの遮
蔽シャッタ12と遮蔽体15とで処分孔6を遮蔽区画で
きるようにしたので、オーバーパック用子台車7と緩衝
材用子台車9の移動時においても、オーバーパック5が
坑道2内でむき出しの状態になることはない。
【0031】また、親台車3を分離してそれぞれ移動さ
せることにより、子台車載置用台車3cの移動距離を少
なくすることができると共に、坑道2内で移動する親台
車3の台数を減らすことができる。
せることにより、子台車載置用台車3cの移動距離を少
なくすることができると共に、坑道2内で移動する親台
車3の台数を減らすことができる。
【0032】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、オーバー
パックを処分孔にセットした後のオーバーパック用子台
車の移動時に、親台車により処分孔を遮蔽区画して、そ
の後緩衝材用子台車により遮蔽区画しつつ上部緩衝材を
セットするようにしたので、高放射性のオーバーパック
を遮蔽区画したままの状態でオーバーパックを処分孔に
セットして埋設ができ、坑道内は放射線源が無い状態を
保持することができる。従って、保守点検や監視作業を
行うときに作業員が坑道内の処分孔に近付くことがで
き、これらの作業を容易にかつ確実に行うことができる
という優れた効果を発揮する。
パックを処分孔にセットした後のオーバーパック用子台
車の移動時に、親台車により処分孔を遮蔽区画して、そ
の後緩衝材用子台車により遮蔽区画しつつ上部緩衝材を
セットするようにしたので、高放射性のオーバーパック
を遮蔽区画したままの状態でオーバーパックを処分孔に
セットして埋設ができ、坑道内は放射線源が無い状態を
保持することができる。従って、保守点検や監視作業を
行うときに作業員が坑道内の処分孔に近付くことがで
き、これらの作業を容易にかつ確実に行うことができる
という優れた効果を発揮する。
【0033】また、それぞれの親台車を連結分離自在と
したので、小回りが利き坑道内での移動が容易となり、
余った親台車を先に次の処分孔の位置に移動させること
ができるので、作業性を向上させることができ、作業時
間の短縮を図れる。
したので、小回りが利き坑道内での移動が容易となり、
余った親台車を先に次の処分孔の位置に移動させること
ができるので、作業性を向上させることができ、作業時
間の短縮を図れる。
【図1】本発明に係る高レベル廃棄物の処分装置を示し
た断面図である。
た断面図である。
【図2】オーバーパックを処分孔にセットする第二の工
程を示した断面図である。
程を示した断面図である。
【図3】オーバーパックを処分孔にセットする第三の工
程を示した断面図である。
程を示した断面図である。
【図4】オーバーパックを処分孔にセットする第四の工
程を示した断面図である。
程を示した断面図である。
【図5】オーバーパックを処分孔にセットする第五の工
程を示した断面図である。
程を示した断面図である。
【図6】従来の高レベル廃棄物の処分方法を示した全体
断面図である。
断面図である。
【図7】従来のオーバーパックを処分孔にセットする工
程を示した断面図である。
程を示した断面図である。
【図8】図7の続きの工程を示した断面図である。
1 処分装置 2 坑道 3 親台車 3a,3c 子台車載置用台車 3b 開口台車 4 荷台 5 オーバーパック 6 処分孔 6a 開口部 7 オーバーパック用子台車 8 緩衝材 9 緩衝材用子台車 10 搬出口 14 荷台開口部 15 遮蔽体 16 遮蔽壁 19 収容室 20 搬出口 26 遮蔽壁 29 収容室
Claims (2)
- 【請求項1】 地下の坑道に形成され予め内周壁に緩衝
材が挿入された処分孔内に高レベル廃棄物を密閉収容し
たオーバーパックを収容させた後、該オーバーパックの
上部を覆うように設けられる緩衝材を収容させるための
高レベル廃棄物の処分装置において、地上等より上記処
分孔にオーバーパックを移送して搬出させ挿入させるた
め遮蔽壁によって区画形成され搬出口が上記処分孔の開
口部に臨んで形成された収容室を有するオーバーパック
用子台車と、地上等より上記オーバーパック用子台車に
よって予め処分孔に挿入されるオーバーパックの外周部
を覆うべく搬出させるため遮蔽壁によって区画形成され
搬出口が上記処分孔の開口部に臨んで形成された収容室
を有する緩衝材用子台車と、上記坑道内を走行自在に設
けられ上記オーバーパック用子台車と緩衝材用子台車と
を移動自在に載置すると共に上記処分孔の開口部を覆う
べく形成された荷台を有する親台車と、該親台車の荷台
に形成され該荷台に覆われた上記処分孔の開口部と荷台
上に載置される上記オーバーパック用子台車或いは緩衝
材用子台車の搬出口とを連通すべく開放され開閉自在の
遮蔽シャッタを有する荷台開口部と、上記荷台より処分
孔側に出没自在に設けられ荷台開口部と処分孔の開口部
とを連続的にシールするための遮蔽体を備え、上記荷台
開口部上にオーバーパック用子台車を移動させて位置さ
せ、遮蔽シャッタを開放させて収容室からオーバーパッ
クを処分孔に搬出させ挿入させた後、遮蔽シャッタを閉
じて荷台開口部上からオーバーパック用子台車を退避さ
せ、次いで荷台開口部上に緩衝材用子台車を移動させて
位置させ、遮蔽シャッタを開放させて処分孔内のオーバ
ーパック上に緩衝材を搬出させ挿入させた後、親台車を
処分孔より退避するように構成したことを特徴とする高
レベル廃棄物の処分装置。 - 【請求項2】 上記親台車が、上記オーバーパック用子
台車或いは緩衝材用子台車を互いに乗り入れ可能なスペ
ースを有すると共に処分孔の開口部を遮蔽すべく覆う荷
台開口部を有する開口台車と、該開口台車に連結自在に
設けられオーバーパック用子台車或いは緩衝材用子台車
を載置移動させるための子台車載置用台車とから構成さ
れた請求項1記載の高レベル廃棄物の処分装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8336921A JPH10177098A (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | 高レベル廃棄物の処分装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8336921A JPH10177098A (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | 高レベル廃棄物の処分装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10177098A true JPH10177098A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18303869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8336921A Pending JPH10177098A (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | 高レベル廃棄物の処分装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10177098A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2431979A1 (en) * | 2005-07-27 | 2012-03-21 | Mallinckrodt LLC | Radiation-shielding assembly |
| CN104485144A (zh) * | 2014-12-08 | 2015-04-01 | 中广核工程有限公司 | 核电站放射性废物桶转运用屏蔽装置 |
-
1996
- 1996-12-17 JP JP8336921A patent/JPH10177098A/ja active Pending
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