JPH10177411A - デジタルパネルメータ - Google Patents

デジタルパネルメータ

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JPH10177411A
JPH10177411A JP33827896A JP33827896A JPH10177411A JP H10177411 A JPH10177411 A JP H10177411A JP 33827896 A JP33827896 A JP 33827896A JP 33827896 A JP33827896 A JP 33827896A JP H10177411 A JPH10177411 A JP H10177411A
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Teruyuki Shimazaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前面の操作パネル17の面積を少なくでき、
かつ測定範囲や許容範囲の設定を簡単にでき、かつ設定
した測定範囲や許容範囲を簡単に確認できる。 【解決手段】 入力データDを表示器18に表示し、入
力データが許容範囲を外れたとき警報を出力するデジタ
ルパネルメータにおいて、操作パネル17における表示
器18の近傍に取付けられた第1,第2の押しボタン1
9,20と、入力データの測定範囲の上限値と下限値、
及び入力データの許容範囲の上限値と下限値を記憶する
領域が形成された設定値テーブル24と、第1,第2の
押しボタンの組合せ押しボタン操作に応じて、設定値テ
ーブル24の各領域に各上限値及び各下限値を設定する
値設定手段22と、第1の押しボタンの押しボタン操作
のみで設定値テーブルに設定された各下限値及び各上限
値を表示器に順次表示出力する設定値表示手段とを設け
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアナログの入力デー
タをデジタル値に変換して操作パネルに取付けられた表
示器に表示するとともに入力データが許容範囲を外れる
と警報を出力するデジタルパネルメータに関する。
【0002】
【従来の技術】各種工場やビル施設や上下水道施設等の
各種プラントの動作を監視制御する中央監視室内には、
前記プラント内に設置された各種機器の動作状態を計測
する計測装置からのアナログの入力データをデジタル値
に変換して表示するデジタルパネルメータが設けられて
いる。
【0003】この中央監視室で監視する必要のある入力
データの数は非常に多いので、前記デジタルパネルメー
タは中央監視室の制御盤(コンソールパネル)に所狭し
と嵌込み固定されている。したがって、各デジタルパネ
ルメータのコンソールパネル面に露出している操作パネ
ルはできるだけ面積が小さい方が好ましい。
【0004】また、監視対象の機器の動作状態の異常を
監視するために、入力データの数値のみならず、入力デ
ータが予め設定された許容範囲を外れると警報を出力す
るようにしている。そして、この許容範囲は、監視対象
の機器毎にそれぞれ異なる値を有しているいるので、こ
のデジタルパネルメータをコンソールパネルに取付けた
後においても、前面の操作パネル上で任意に設定変更で
きることが必要である。
【0005】図11は上述した機能を有したデジタルパ
ネルメータの概略構成を示すブロック図であり、図12
はこのデジタルパネルメータにおける前面の操作パネル
を示す図である。
【0006】図11において、監視対称機器の計測装置
から入力された例えば4〜20mAの直流アナログの入
力信号は入力回路1へ入力された後、スケール変換回路
2でスケーリング変換され、新たな入力データDとして
A/D変換回路3でテジタル値に変換される。A/D変
換回路3から出力されたデジタルの入力データDは図1
2の前面の操作パネル4に組込まれた例えばLED等か
らなる表示器5に表示出力される。
【0007】また、A/D変換回路3から出力されたデ
ジタルの入力データDは比較判定回路6へ入力される。
この比較判定回路6には、前記操作パネル4に組込まれ
た各デジタルスイッチ7,8から許容範囲の上限値PD
H 及び下限値PDL が入力される。比較判定回路6は入
力データDと上限値PDH 及び下限値PDL とを比較し
て、入力データDが上限値PDH を越えると上限警報A
H を出力し、入力データDが下限値PDL を下回ると
下限警報ARL を出力する。
【0008】前記各デジタルスイッチ7,8はデジタル
パネルメータの前面の操作パネル4に取付けられている
ので、監視員は必要に応じて、各警報ARH ,ARL
出力される許容範囲の例えば4桁の上限値PDH 及び下
限値PDL を簡単に中央監視室の監視員が設定及び変更
が可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
及び図12に示すデジタルパネルメータにおいても、ま
だ改良すべき次のような課題があった。すなわち、前述
したように、各デジタルパネルメータは中央監視室のコ
ンソールパネルに組込まれており、操作パネル4のみが
コンソールパネル前面に露出している。したがって、こ
の操作パネル4の実績面積を極力少なくする必要があ
る。
【0010】一方、監視員がそのデジタルの入力データ
値を見易くするために表示器5の面積を大きくする必要
があるが、4桁以上の上限値PDH 及び下限値PDL
設定するために通常の監視業務では操作しない大きな面
積を占めるデジタルスイッチ7,8を組込まざるを得な
いので、表示器5自体の面積を大きく設定できない問題
がある。
【0011】また、外部の測定装置から入力回路1へ入
力された入力信号のうちスケール変換回路2で予め設定
された測定範囲内の入力信号成分が新たな入力データと
して次のA/D変換回路3へ入力される。すなわち、各
デジタルパネルメータにおいては、測定装置から出力さ
れる信号の種別に応じて、該当信号が取り得る信号信号
レベルの電圧範囲を測定範囲に指定して、この測定範囲
に含まれる信号を抽出して増幅やA/D変換することに
よって、監視対象機器の異常ではなくて、測定装置自体
の故障に起因する信号がこのデジタルパネルメータに入
力されることを未然に防止するようにしている。
【0012】しかし、図11に示すデジタルパネルメー
タにおいては、スケール変換回路2に設定された測定範
囲は半固定値であり、一旦このデジタルパネルメータが
コンソールパネルに組込た後には、監視員が簡単にこの
測定範囲を変更することができなかった。また、既に設
定されている測定範囲を確認する術がなかった。
【0013】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、二つの押しボタンを設けることによって、
前面の操作パネルの面積を少なくでき、かつ測定範囲や
許容範囲の設定を簡単にでき、設定した測定範囲や許容
範囲の値を簡単に確認でき、さらに許容範囲を外れた時
の警報を目視できるデジタルパネルメータを提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明は、アナログの入力データをデジタル値に変換
して操作パネルに取付けられた表示器に表示するデータ
表示出力手段と、入力データが許容範囲を外れたとき警
報を出力する警報出力手段とを有するデジタルパネルメ
ータにおいて、操作パネルにおける表示器の近傍に取付
けられた第1の押しボタン及び第2の押しボタンと、入
力データの測定範囲の上限値と下限値、及び入力データ
の許容範囲の上限値と下限値を記憶する領域が形成され
た設定値テーブルと、第1の押しボタン及び第2の押し
ボタンの組合せ押しボタン操作に応じて、設定値テーブ
ルの各領域に各上限値及び各下限値を設定する値設定手
段と、第1の押しボタンの押しボタン操作のみで設定値
テーブルに設定された各下限値及び各上限値を表示器に
順次表示出力する設定値表示手段とを備えている。
【0015】また、別の発明は、上述した発明のデジタ
ルパネルメータにおける警報出力手段は、入力データが
許容範囲の上限値を越えたとき及び許容範囲の下限値を
下回ったとき入力データを表示器上でフリッカ表示して
いる。さらに、設定値表示手段は、各下限値及び各上限
値を表示器上でフリッカ表示している。
【0016】さらに、別の発明においては、第1の押し
ボタン又は第2の押しボタンのダブルクリック操作に応
じて値設定手段を開始しかつ終了している。このように
構成されたデジタルパネルメータにおいては、設定値テ
ーブルには入力データの測定範囲の上限値と下限値、及
び入力データの許容範囲の上限値と下限値が記憶されて
いる。そして、この設定値テーブルの記憶内容はデジタ
ルパネルメータの前面の操作パネルに設けられた第1,
第2の押しボタンの組合わせ押しボタン操作で設定及び
変更が可能である。さらに、第1の押しボタン操作でこ
の設定値テーブルに記憶された測定範囲,許容範囲の各
上限値及び各下限値を表示器に表示出力させることが可
能である。
【0017】押しボタンの占める面積は小さいので、操
作パネルの面積を小さくできる。さらに、測定範囲の設
定が容易になると共に、測定範囲及び許容範囲の設定値
を簡単に確認できる。
【0018】別の発明においては、入力データが許容限
界を外れた場合は、入力データの表示状態が通常の連続
表示からフリッカ表示に変化するので、監視員は容易に
確認できる。また、各設定値の確認中においても、設定
値はフリッカ表示されるので、入力データと見間違うこ
とはない。
【0019】さらに、別の発明においては、押しボタン
におけるダブルクリック操作で設定値テーブルに対する
各値の設定業務を開始させかつ終了させている。したが
って、各限界値の設定操作が簡素化できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を図面を用
いて説明する。図1は本発明の一実施形態に係わるデジ
タルパネルメータの概略構成を示すブロック図であり、
図2はこのデジタルパネルメータにおける前面の操作パ
ネルを示す図である。
【0021】図1において、監視対称機器の計測装置か
ら入力された例えば4〜20mAの直流アナログの入力
信号は入力回路11へ入力された後、スケール変換回路
12でスケーリング変換され、新たな入力データDとし
てA/D変換回路13でテジタル値に変換される。A/
D変換回路13から出力されたデジタルの入力データD
は表示制御回路14及び比較判定回路15へ入力され
る。
【0022】表示制御回路14は、限界値設定部22か
ら表示指令が入力されない通常状態においては、A/D
変換回路13から入力された入力データDを図2に示す
デジタルパネルメータの前面の操作パネル17に組込ま
れた例えばLED等からなる4桁の表示器18に表示出
力する。
【0023】表示パネル17には4桁の英数字を表示す
る表示器18の他に二つの押しボタン19(Aボタ
ン),20(Bボタン)が取付けられている。監視員が
この各押しボタン19,20を押すと、押しボタン操作
信号が押しボタン入力回路21を介して限界値設定部2
2へ入力される。この各押しボタン19,20は、パー
ソナルコンピュータにおけるマウス操作と同様に、1回
づつ押す通常のクリック操作と短時間に2回押すダブル
クリック操作とを実施できる。
【0024】限界値設定部22は一種のコンピュータで
構成されており、内部の記憶部23内には、図3に示す
ように、設定値テーブル24、設定中フラグ25、確認
項目カウンタ26、設定項目桁位置カウンタ27等が形
成されている。
【0025】設定値テーブル24内には、1〜4の設定
項目番号毎に、測定範囲の測定上限値ADH 、測定範囲
の測定下限値ADL 、許容範囲の上限値である警報上限
値PDH 、許容範囲の下限値である警報下限値PDL
記憶されている。
【0026】なお、各限界値ADH ,ADL ,PDH
PDL は4桁で構成されている。限界値設定部22は、
設定値テーブル24内に設定された測定範囲の測定上限
値ADH 、測定下限値ADL をスケール変換回路12へ
送出する。スケール変換回路12は、入力回路11から
入力された入力データDがこの測定上限値ADHと測定
下限値ADL とで示される測定範囲を外れた場合は、測
定装置自体の故障と判断して、この入力データDを遮断
してA/D変換回路13へ送出しない。
【0027】また、限界値設定部22は、設定値テーブ
ル24内に設定された許容範囲の警報上限値PDH と警
報下限値PDL とを比較判定回路15へ送出する。比較
判定回路15は、A/D変換器13から入力された入力
データDと許容範囲の警報上限値PDH と警報下限値P
L とを比較して、入力データDが許容範囲を外れる
と、警報出力回路28へ警報出力信号hを送出する。
【0028】警報出力回路28は、警報出力信号hに基
づいて、入力データDが上限値PDH を越えると上限警
報ARH を出力し、入力データDが上限値PDH を下回
ると下限警報ARL を出力する。さらに、警報出力回路
28は比較判定回路15から警報出力信号hを受信する
と、表示制御回路14へフリッカ表示信号gを送出す
る。
【0029】表示制御回路14はフリッカ表示信号gが
入力されると、表示器18に表示している4桁の入力デ
ータをの表示形態を一定周期で点滅するフリッカ表示に
変更する。
【0030】次に、限界値設定部22の各限界値AD
H ,ADL ,PDH ,PDL の各押しボタン19,20
を用いた設定動作を説明する。記憶部23内に設けられ
た設定中フラグ25は、設定値テーブル24に対する各
限界値ADH ,ADL ,PDH ,PDL の設定業務中か
否かを示すフラグである。また、確認項目カウンタ26
は、設定値テーブル24に設定されている各限界値AD
H ,ADL ,PDH ,PDL のうちどの限界値を表示器
18に表示するかを示すカウンタである。
【0031】すなわち、図6に示すように、[1]〜
[4]の各カウント値CNA は、それぞれ各限界値AD
H ,ADL ,PDH ,PDL の番号に対応する。なお、
[0]のカウント値CNA (CNA =0)は各限界値で
なくて測定データDを表示することを示す。
【0032】設定項目桁位置カウンタ27は、それぞれ
4桁からなる各限界値ADH ,ADL ,PDH ,PDL
の合計16桁(4×4=16)のうちの現在どの桁位置
の値dの設定業務を実行中であるかを示すカウンタであ
る。例えば図7に示すように、カウント値CNb
[0]の場合は測定上限値ADH の1桁目を示し、カウ
ント値CNb が[1]の場合は測定上限値ADH の2桁
目を示し、カウント値CNb が[2]の場合は測定上限
値ADH の3桁目を示し、カウント値CNb が[3]の
場合は測定上限値ADH の4桁目を示す。
【0033】同様に、[4]〜[7]のカウント値CN
b はそれぞれ測定下限値ADL の1〜4桁目を示し、
[8]〜[11]のカウント値CNb はそれぞれ警報上
限値PDH の1〜4桁目を示し、[12]〜[15]の
カウント値CNb はそれぞれ警報下限値PDL の1〜4
桁目を示す。
【0034】そして、限界値設定部22は各押しボタン
19,20における押しボタン操作に応じて、図4及び
図5の流れ図に従って設定値テーブル24に対する各限
界値ADH ,ADL ,PDH ,PDL の設定処理を実施
する。
【0035】図4の流れ図のS(ステップ)1におい
て、いずれか一方の押しボタン19,20が押される
と、その押しボタン操作がAボタン(押しボタン19)
における通常の押しボタン操作であれば(S2)、設定
中フラグ25の状態を調べる。この設定中フラグ25が
[0]に解除されたままであれぱ(S3)、既に設定値
テーブル24に設定済みの各限界値を確認する業務中で
あると判断する。
【0036】そして、S4へ進み、確認項目カウンタ2
6のカウント値CNA を更新する(CNA =CNA
1)。更新後のカウント値CNA が限界値の設定数4を
越えていないことを確認すると(S5)、設定値テーブ
ル24におけるカウント値CNA が指定する番号の一つ
の限界値ADH ,ADL ,PDH ,PDL を表示制御回
路14を介して表示器18にスローフリッカ状態で表示
する(S6)。
【0037】なお、S5にて、更新後のカウント値CN
A が限界値の設定数4を越えると、カウント値CNA
0に初期設定し(CNA =1)、表示制御回路14に対
する限界値の送出を中止する。その結果、入力データD
がそのまま表示器18に連続表示出力される(S8)。
【0038】また、S3にて、設定中フラグ25が
[1]に設定されていれば、設定値テーブル24に対す
る各限界値ADH ,ADL ,PDH ,PDL の設定業務
中であると判断する。
【0039】この場合、S9へ進み、設定項目桁位置カ
ウンタ27のカウント値CNB を更新する(CNB =C
B +1)。更新後のカウント値CNB が全設定限界値
の全部の桁数15を越えると、S11にて、カウント値
CNB を[0]の初期値に戻す(CNB =0)。
【0040】次に、S12において、図7に示すカウン
ト値CNB が指定する一つの限界値ADH ,ADL ,P
H ,PDL の2桁の記号及び指定桁位置と該当桁の値
dとを表示器18にスローフリッカ表示する。
【0041】なお、図7に示すように、測定上限値AD
H は[AH]の記号で表示され、測定下限値ADL
[AL]の記号で表示され、警報上限値PDH は[P
H]の記号で表示され、警報下限値PDL は[PH]の
記号で表示される。
【0042】ステップS2において、Aボタン(押しボ
タン19)における通常の押しボタン操作でなくて、図
5のS13にて、Bボタン(押しボタン20)における
通常の押しボタン操作であれば、設定中フラグ25が
[1]に設定されていることを確認する(S14)。
【0043】そして、S14にて現在表示器18に表示
中の指定桁位置の値dに1を加算する(d=d+1)。
加算後の値dが9を越えると(S16)、この値dを初
期値[0]に初期設定する(S17)。この更新後の値
dを設定値テーブル24の指定された限界値の指定桁位
置に値dとして書込む(S18)。
【0044】また、S13にて、Bボタン(押しボタン
20)における通常の押しボタン操作でなく、S19に
て、Aボタン(押しボタン19)におけるダブルクリッ
ク操作の場合、S20へ進み、設定中フラグ25の状態
を調べる。
【0045】設定中フラグ25が[1]の場合は、各限
界値ADH ,ADL ,PDH ,PDL の設定業務を終了
すると判断する。そして、設定中フラグ25を[0]に
解除して(S21)、確認項目カウンタ26のカウント
値CNA を[0]の初期値に設定する(S22)。その
結果、前述したように、入力データDがそのまま表示器
18に連続表示出力される(S23)。
【0046】設定中フラグ25が[0]の場合は、新た
に各限界値ADH ,ADL ,PDH,PDL の設定業務
を開始すると判断する。そして、設定中フラグ25を
[1]に設定して(S24)、設定項目桁位置カウンタ
27のカウント値CNB を[1]の初期値に設定する
(S25)。その後、S26において、図7に示す
[1]のカウント値CNB が指定する設定上限値ADH
の[AH]の記号と1桁目の数字[1]と該当桁の値d
を表示器18にスローフリッカ表示する(S26)。
【0047】このように構成されたデジタルパネルメー
タにおいて、記憶部23の設定値テーブル24に測定範
囲の上限値ADH ,下限値ADL 、及び限界範囲の警報
上限値PDH ,警報下限値PDL を設定する場合は、先
ず、Aボタン(押しボタン19)をタブルクリック操作
する。すると、図7に示すように、表示器18に一つの
限界値の記号と一つの桁位置と該当桁の値dとがスロー
フリッカ表示される。
【0048】次に、設定したい設定項目の記号及び桁位
置が表示されるまで、Aボタン(押しボタン19)を繰
り返し押していく。設定したい項目の桁の値dが表示さ
れると、Bボタン(押しボタン20)をdが設定したい
値になるまで繰り返し押していく。
【0049】次の桁の値dを設定する場合は、Aボタン
押しボタン19)を押して次の桁の値dを表示させる。
このように、Aボタン(押しボタン19)とBボタン
(押しボタン20)の組合わせ押しボタン操作によっ
て、設定値テーブル24に各限界値ADH ,ADL,P
H ,PDL を設定していく。必要な限界値の設定処理
が終了すると、Aボタン(押しボタン19)をダブルク
リック操作すると、表示器18には元の入力データDが
連続表示される。
【0050】また、設定値テーブル24に設定されてい
る各限界値ADH ,ADL ,PDH,PDL を確認する
場合は、Aボタン(押しボタン19)を通常の動作で繰
返し押し下げることによって、4桁の測定範囲の上限値
ADH ,下限値ADL 、及び4桁の限界範囲の警報上限
値PDH ,警報下限値PDL が順番に表示器18にスロ
ーフリッカ表示される。表示を消去する場合は、Aボタ
ン(押しボタン19)を繰り返し押してスローフリッカ
状態を停止させれは、入力データDが連続表示される。
【0051】このように、二つの押しボタン19,20
の組合せ押しボタン操作によって、設定値テーブル24
に対して測定範囲の各限界値と許容限界の各限界値とを
それぞれ個別に設定できる。さらに、必要に応じて、設
定値テーブル24に設定された各限界値を表示器18上
で簡単に確認できる。
【0052】したがって、制御対象機器の動作状態をよ
り的確に把握できる。また、入力データが許容範囲を外
れると、表示器18に表示されている入力データDの表
示状態が通常の連続表示からスローフリッカ表示へ変化
するので、監視員は、異常発生を視覚的に即座に把握で
きる。
【0053】また、各押しボタン19,29の操作パネ
ル17上における占有面積は、図12に示す従来のデジ
タルパネルメータにおける操作パネル17上におけるデ
ジタルスイッチ7,8の占有面積に比較して格段に小さ
くできる。その結果、操作パネル17の必要面積をさら
に小さくできる。
【0054】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではない。実施形態においては、許容範囲の限
界値を、警報上限値PDH と警報下限値PDL との2種
類としたが、図8及び図9に示すように、警報上限値P
H と警報下限値PDL の他に、警報上限値PDH より
高い警報上上限値PDHHと、警報下限値PDL より低い
警報下下限値PDLLとを追加設定することが可能であ
る。この場合の各限界値の設定方法は前述した二つの押
しボタン19,20の組合せ押しボタン操作に準じる組
合せ押しボタン操作で設定可能である。
【0055】さらに、設定時における各限界値PDHH
PDH ,PDL ,PDLLの記号は図8,図9に示すよよ
うに、[HH],[H],[L],[LL]と定めれば
よい。
【0056】そして、設定された各限界値PDHH,PD
H ,PDL ,PDLLは比較判定回路15へ送出される。
比較判定回路15は入力データDが許容範囲を外れると
警報出力信号hを警報出力回路28へ送出する。
【0057】警報出力回路28は、警報上限値PDH
警報下限値PDL のみが設定されている場合は、図10
の欄29aに示すように、限界値を外れると入力データ
Dをスローフリッカ表示する。一方、4つの限界値PD
HH,PDH ,PDL ,PDLLが設定されていた場合は、
図10の欄29b,29cに示すように、警報上限値P
H と警報下限値PDL を外れると、入力データDをス
ローフリッカ表示すると共に、入力データDがさらに警
報上上限値PDHHと警報下下限値PDLLを外れると、ク
イックフリッカ表示する。
【0058】このように、許容限界の上限及び下限を互
いに表示形態が異なる2段階で警告することによって、
監視員に対してより効果的に注意を喚起することが可能
である。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明のデジタルパ
ネルメータにおいては、二つの押しボタンを設け、この
二つの押しボタンの組合せ押しボタン操作に基づいて設
定値テーブルに対して測定範囲や許容範囲の上下の各限
界値を設定し、かつ押しボタン操作で設定値テーブルの
設定内容を表示出力している。
【0060】したがって、前面の操作パネルの面積を小
さくでき、かつ測定範囲や許容範囲の設定を簡単にで
き、設定した測定範囲や許容範囲の設定値を簡単に確認
でき、さらに許容範囲を外れた時の警報を目視できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係わるデジタルパネル
メータの概略構成を示すブロック図
【図2】 同デジタルパネルメータの操作パネルを示す
【図3】 同デジタルパネルメータにおける限界値設定
部の記憶部の記憶内容を示す図
【図4】 同限界値設定部の各限界値の設定動作を示す
流れ図
【図5】 同じく同限界値設定部の各限界値の設定動作
を示す流れ図
【図6】 同デジタルパネルメータの表示器に表示され
る限界値の表示順序を示す図
【図7】 同限界値設定部の各限界値の設定動作時に表
示器に表示される限界値の各桁の値の表示順序を示す図
【図8】 本発明の他の実施形態に係わるデジタルパネ
ルメータの許容範囲の設定状態を示す図
【図9】 同じく他の実施形態に係わるデジタルパネル
メータの許容範囲の設定状態を示す図
【図10】 同じく他の実施形態に係わる警報の各表示
状態の比較を示す図
【図11】 従来のデジタルパネルメータの概略構成を
示すブロック図
【図12】 同従来のデジタルパネルメータの操作パネ
ルを示す図
【符号の説明】
11…入力回路 12…スケール変換回路 13…A/D返還回路 14…表示制御回路 15…比較判定回路 17…操作パネル 18…表示器 19…押しボタン(Aボタン) 20…押しボタン(Bボタン) 21…押しボタン入力回路 22…限界値設定部 24…設定値テーブル 28…警報出力回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログの入力データをデジタル値に変
    換して操作パネルに取付けられた表示器に表示するデー
    タ表示出力手段と、前記入力データが許容範囲を外れた
    とき警報を出力する警報出力手段とを有するデジタルパ
    ネルメータにおいて、 前記操作パネルにおける前記表示器の近傍に取付けられ
    た第1の押しボタン及び第2の押しボタンと、 前記入力データの測定範囲の上限値と下限値、及び前記
    入力データの前記許容範囲の上限値と下限値を記憶する
    領域が形成された設定値テーブルと、 前記第1の押しボタン及び第2の押しボタンの組合せ押
    しボタン操作に応じて、前記設定値テーブルの各領域に
    前記各上限値及び各下限値を設定する値設定手段と、 前記第1の押しボタンの押しボタン操作のみで前記設定
    値テーブルに設定された各下限値及び各上限値を前記表
    示器に順次表示出力する設定値表示手段とを備えたデジ
    タルパネルメータ。
  2. 【請求項2】 前記警報出力手段は、前記入力データが
    前記許容範囲の上限値を越えたとき及び前記許容範囲の
    下限値を下回ったとき前記入力データを前記表示器上で
    フリッカ表示し、 前記設定値表示手段は、前記各下限値及び各上限値を前
    記表示器上でフリッカ表示することを特徴とする請求項
    1記載のデジタルパネルメータ。
  3. 【請求項3】 前記第1の押しボタン又は第2の押しボ
    タンのダブルクリック操作に応じて前記値設定手段を開
    始しかつ終了することをを特徴とする請求項1又は2記
    載のデジタルパネルメータ。
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