JPH10177505A - エミュレータ装置 - Google Patents

エミュレータ装置

Info

Publication number
JPH10177505A
JPH10177505A JP8335540A JP33554096A JPH10177505A JP H10177505 A JPH10177505 A JP H10177505A JP 8335540 A JP8335540 A JP 8335540A JP 33554096 A JP33554096 A JP 33554096A JP H10177505 A JPH10177505 A JP H10177505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
task
memory
address
emulation
execution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8335540A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoko Kishitani
素子 岸谷
Munehiro Yoshida
宗宏 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Design Corp, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Renesas Design Corp
Priority to JP8335540A priority Critical patent/JPH10177505A/ja
Publication of JPH10177505A publication Critical patent/JPH10177505A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチタスクプログラムのタスクごとのメモ
リアクセス履歴を計測できなかったので、メモリの不正
アクセスを検出できないという課題があった。 【解決手段】 実行タスクID指定レジスタ24にエミ
ュレーションメモリ15へのアクセスの履歴を記録した
メモリアクセス履歴を残すべきタスクのIDを格納す
る。このIDとデータラッチ23がラッチした実行中の
タスクIDとが一致したら、データ比較回路25は一致
信号を出力する。この一致信号を受信した制御回路19
は、実行中のタスクがアクセスするエミュレーションメ
モリ15中のアドレスを取得し、計測用メモリ20中の
そのアドレスに対応するビットにフラグを立てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はマイクロコンピュ
ータ等のプログラム開発を支援するエミュレータ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3はエミュレータ装置を用いたプログ
ラム開発システムを示す構成図である。図において、1
はホストコンピュータ、2はマイクロコンピュータ等の
プログラム開発において開発中のプログラムの誤りを発
見して修正するために用いられるエミュレータ装置、3
は開発対象となるマイクロコンピュータを搭載したター
ゲットボード、4はホストコンピュータ1とエミュレー
タ装置2との間でデータを送受信するために設けた通信
ケーブル、5はエミュレータ装置2をターゲットボード
3に電気的に接続するプローブである。エミュレータ装
置2とターゲットボード3とは、プローブ5の先端をタ
ーゲットボード3のソケットに挿入することにより電気
的に接続される。
【0003】次に動作について説明する。ホストコンピ
ュータ1上でデバッガ(デバッグ用プログラム)を起動
し、このデバッガを操作することによりエミュレータ装
置2を制御する。ホストコンピュータ1とエミュレータ
装置2との間は通信ケーブル4で接続されており、この
通信ケーブル4を介してコマンドやデータの送受信を行
う。
【0004】エミュレータ装置2は、ターゲットボード
3に搭載されたマイクロコンピユータで使用するプログ
ラムの開発において、作成したプログラムの誤り等を発
見して修正するデバッグ作業を行う際に使用する。エミ
ュレータ装置2には、作成したプログラムのデバッグを
行うための機能の一つとして、プログラムの実行によっ
てメモリがアクセスされたかどうかの履歴を残す機能が
ある。
【0005】図4はエミュレータ装置2の詳細を示すブ
ロック構成図である。図において、12はプログラム開
発の対象となるマイクロコンピュータ、13はアドレス
信号を伝送するアドレスバス、14はデータ信号を伝送
するデータバス、15はホストコンピュータ1から通信
インターフェイス回路16およびモニタ回路17を介し
て転送されて来たデバッグ対象プログラムを格納すると
ともに、マイクロコンピュータ12上でデバッグ対象プ
ログラムを走らせた場合に当該プログラムがアクセスす
るエミュレーションメモリ、16はホストコンピュータ
1とモニタ回路17との間の通信を制御する通信インタ
ーフェイス回路、17はホストコンピュータ1が発行す
るコマンドを解釈し、解釈結果に応じた処理を実行する
モニタ回路、18はプログラムの実行によってマイクロ
コンピュータ12がエミュレーションメモリ15にアク
セスしたかどうかの履歴を残すためのメモリアクセス履
歴計測回路である。
【0006】メモリアクセス履歴計測回路18は、制御
回路19および計測用メモリ20から成る。制御回路1
9は、モニタ回路17から送られて来る、実行中のプロ
グラムがエミュレーションメモリ15をアクセスした履
歴であるメモリアクセス履歴を残すか否かという情報を
受信し、メモリアクセス履歴を残す必要がある場合には
その旨を記憶しておく。そして、アドレスバス13に出
力されるアドレスを検出してメモリアクセス情報を出力
する。計測用メモリ20は、制御回路19が出力するメ
モリアクセス情報を格納できるようにするために、各ビ
ットがエミュレーションメモリ15の各アドレスに1対
1に対応付けられている。
【0007】次に動作について説明する。マイクロコン
ピュータ12上で走るデバッグ対象プログラムがエミュ
レーションメモリ15をアクセスした履歴であるメモリ
アクセス履歴を残す必要がある場合、その旨の指示をホ
ストコンピュータ1からエミュレータ装置2に転送す
る。メモリアクセス履歴を残す指示は、通信インターフ
ェイス回路16およびモニタ回路17を介してメモリア
クセス履歴計測回路18に伝達され、メモリアクセス履
歴計測回路18に設けた制御回路19に記憶される。
【0008】初期状態では計測用メモリ20の全ビット
を“0”に設定しておく。この状態でマイクロコンピュ
ータ12上でデバッグ対象プログラムを走らせると、こ
のプログラムはエミュレーションメモリ15をアクセス
する。このときマイクロコンピュータ12は、アドレス
バス13に、アクセスするエミュレーションメモリ15
のアドレスを出力する。アドレスバス13に出力された
アドレスは制御回路19が取り込み、対応する計測用メ
モリ20のビットを“1”にセットする。
【0009】メモリアクセス履歴の計測は、プログラム
の実行終了後、計測用メモリ20の各ビットの状態を検
査することにより行う。上述したように、計測用メモリ
20の各ビットはエミュレーションメモリ15の各アド
レスに1対1に対応しているから、あるビットが“1”
であることは、エミュレーションメモリ15の対応する
アドレスがアクセスされたことを意味し、“0”である
ことはアクセスされなかったことを意味する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のエミュレータ装
置は以上のように構成されているので、デバッグ対象プ
ログラムがマルチタスクプログラムの場合であっても個
々のタスクを識別しないから、各タスクごとのメモリア
クセス履歴を計測することができないという課題があっ
た。この結果、あるタスクが別のタスクのメモリ領域を
不正にアクセスしていてもそれを検出することができな
いという課題があった。
【0011】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、マルチタスクプログラムの各タス
クごとのメモリアクセス履歴を計測できるようにして、
メモリの不正アクセスを検出できるようにしたエミュレ
ータ装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るエミュレータ装置は、マルチタスクプログラムを構成
する特定のタスクが実行中にエミュレーションメモリを
アクセスすると、アクセスしたアドレスをメモリアクセ
ス記録手段が取得し、計測用メモリの前記エミュレーシ
ョンメモリのアドレスと1対1に対応するビットにフラ
グを立てるものである。
【0013】請求項2記載の発明に係るエミュレータ装
置は、タスクID指定手段にエミュレーションメモリへ
のアクセスの履歴を記録したメモリアクセス履歴を残す
べきタスクの識別番号を格納し、実行タスク検出手段に
より実行中のマルチタスクプログラムの中から前記タス
クID指定手段に格納した識別番号を有するタスクを検
出し、検出したタスクが実行中にアクセスする前記エミ
ュレーションメモリ中のアドレスを制御回路が取得し、
そのアドレスに対応する計測用メモリ中のビットにフラ
グを立てるものである。
【0014】請求項3記載の発明に係るエミュレータ装
置は、タスクID指定手段にエミュレーションメモリへ
のアクセスの履歴を記録したメモリアクセス履歴を残さ
ないタスクの識別番号を格納し、実行タスク検出手段が
実行中のマルチタスクプログラムの中から前記タスクI
D指定手段に格納されていない識別番号を有するタスク
を検出し、検出したタスクが実行中にアクセスする前記
エミュレーションメモリ中のアドレスを制御回路が取得
し、そのアドレスに対応する計測用メモリ中のビットに
フラグを立てるものである。
【0015】請求項4記載の発明に係るエミュレータ装
置は、第1から第nタスクID指定手段にエミュレーシ
ョンメモリへのアクセスの履歴を記録したメモリアクセ
ス履歴を残すべきタスクの識別番号を格納し、第1から
第n実行タスク検出手段が実行中のマルチタスクプログ
ラムの中から前記第1から第nタスクID指定手段に格
納した識別番号を有するタスクを検出し、検出したタス
クが実行中にアクセスする前記エミュレーションメモリ
中のアドレスを第1から第n制御回路が取得し、当該タ
スクに対応する前記計測用メモリ中の、前記エミュレー
ションメモリのアドレスに対応するビットにフラグを立
てるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるエ
ミュレータ装置を示すブロック構成図である。図におい
て、2はエミュレータ装置、12はプログラム開発の対
象となるマイクロコンピュータ、13はアドレス信号を
伝送するアドレスバス、14はデータ信号を伝送するデ
ータバス、15はホストコンピュータから通信インター
フェイス回路16およびモニタ回路17を介して転送さ
れて来たデバッグ対象のマルチタスクプログラムを格納
するとともに、マイクロコンピュータ12上でデバッグ
対象のマルチタスクプログラムを走らせたときに実行中
のタスクがアクセスするエミュレーションメモリ、16
はホストコンピュータとモニタ回路17との間の通信を
制御する通信インターフェイス回路、17はホストコン
ピュータが発行したコマンドを解釈し、解釈結果に応じ
た処理を実行するモニタ回路である。
【0017】18はプログラムの実行によってマイクロ
コンピュータ12がエミュレーションメモリ15にアク
セスしたかどうかの履歴を残すためのメモリアクセス履
歴計測回路である。19はデータ比較回路25が出力す
る、実行中のタスクがエミュレーションメモリ15をア
クセスした履歴であるメモリアクセス履歴を残すタスク
であるという情報を受信したときに、その旨を記憶して
おき、その後、アドレスバス13に出力されるアドレス
を検出してメモリアクセス情報を出力する制御回路(メ
モリアクセス記録手段)である。20は各ビットがエミ
ュレーションメモリ15の各アドレスに1対1に対応付
けられており、制御回路19が出力するメモリアクセス
情報を格納する計測用メモリである。
【0018】21はマイクロコンピュータ12上で走ら
せるデバッグ対象のマルチタスクプログラムを構成する
複数のタスクのID(識別番号)を格納するエミュレー
ションメモリ15上のアドレスを指定する実行タスクI
D格納アドレス指定レジスタである。
【0019】22はマイクロコンピュータ12がアドレ
スバス13に出力する実行タスクID格納アドレスと、
実行タスクID格納アドレス指定レジスタ21が保持し
ているアドレスとを比較し、一致する場合に一致信号を
出力するアドレス比較回路である。
【0020】23はアドレス比較回路22が出力する一
致信号を受信したときに、マイクロコンピュータ12が
データバス14に出力する現在実行中のタスクIDをラ
ッチするデータラッチ(メモリアクセス記録手段,実行
タスク検出手段)である。
【0021】24はマイクロコンピュータ12上で走ら
せるデバッグ対象のマルチタスクプログラムを構成する
複数のタスクのうちメモリアクセス履歴を残す必要のあ
る実行タスクのIDを格納する実行タスクID指定レジ
スタ(タスクID指定手段)である。
【0022】25はデータラッチ23がラッチした実行
タスクIDと実行タスクID指定レジスタ24が格納し
ているIDとを比較し、一致した場合に制御回路19に
一致信号を出力するデータ比較回路(メモリアクセス記
録手段,実行タスク検出手段)である。
【0023】次に動作について説明する。マイクロコン
ピュータ12上で走らせるデバッグ対象のマルチタスク
プログラムを構成する複数の実行タスクのIDをホスト
コンピュータからエミュレータ装置2に転送する。これ
ら複数の実行タスクIDは、通信インターフェイス回路
16およびモニタ回路17を介してメモリアクセス履歴
計測回路18に伝達され、実行タスクID格納アドレス
指定レジスタ21に格納される。
【0024】デバッグ対象のマルチタスクプログラムを
構成する複数のタスクのうちエミュレーションメモリ1
5をアクセスした履歴であるメモリアクセス履歴を残す
必要のあるタスクのIDをホストコンピュータからエミ
ュレータ装置2に転送する。当該タスクのIDは、通信
インターフェイス回路16およびモニタ回路17を介し
てメモリアクセス履歴計測回路18に伝達され、実行タ
スクID指定レジスタ24に格納される。
【0025】初期状態では計測用メモリ20の全ビット
を“0”に設定しておく。この状態でマイクロコンピュ
ータ12上でデバッグ対象のマルチタスクプログラムを
走らせると、実行中のタスクはエミュレーションメモリ
15をアクセスする。
【0026】リアルタイム・マルチタスク・オペレーテ
ィングシステム(OS)では、カーネルのシステム管理
データ領域に実行タスクID格納領域(現在実行中のタ
スクのIDを保持する領域)が設けられている。ディス
パッチ(実行タスクの切り替え)が発生した場合、OS
のスケジューラは実行タスクID格納領域の内容(実行
タスクID格納アドレス)を次に実行されるタスクのI
Dに変更する。その際、マイクロコンピュータ12はア
ドレスバス13に実行タスクID格納アドレスを出力す
る。アドレス比較回路22は、アドレスバス13中を伝
送するこの実行タスクID格納アドレスと実行タスクI
D格納アドレス指定レジスタ21が保持しているアドレ
スとを比較し、一致する場合に一致信号を出力する。
【0027】この一致信号はデータラッチ23が受信
し、マイクロコンピュータ12がデータバス14に出力
する現在実行中のタスクIDをラッチする。データ比較
回路25は、データラッチ23がラッチした現在実行中
のタスクIDと実行タスクID指定レジスタ24が格納
しているタスクIDとを比較し、一致する場合に制御回
路19に一致信号を出力する。
【0028】この一致信号を受信した制御回路19は、
現在実行中のタスクがエミュレーションメモリ15をア
クセスするときにアドレスバス13に出力するアドレス
信号を取り込み、対応する計測用メモリ20のビットを
“1”にセットする(フラグを立てる)。
【0029】メモリアクセス履歴の計測は、デバッグ用
プログラムの実行終了後、計測用メモリ20の各ビット
の状態を検査することにより行う。上述したように、計
測用メモリ20の各ビットはエミュレーションメモリ1
5の各アドレスに1対1に対応しているから、あるビッ
トが“1”であることは、エミュレーションメモリ15
の対応するアドレスがアクセスされたことを意味し、
“0”であることはアクセスされなかったことを意味す
る。
【0030】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、マルチタスクプログラムにおいて指定したタスクの
みのメモリアクセス履歴を計測することが可能になる。
この結果、あるタスクが別のタスクのメモリ領域を権限
なくアクセスするメモリの不正アクセスを検出すること
ができるようになる。この結果、特定のタスクが他のタ
スクのメモリ領域を不正にアクセスしていないことを保
証することができる。また、潜在的な不具合を検出する
ことができるから、機器組み込みソフトウェアの信頼性
を高めることができる。さらに、機器組み込みソフトウ
ェアの信頼性を評価する新たな手段をユーザに提供する
ことができる。
【0031】実施の形態2.図1において、データラッ
チ23がラッチしたタスクIDと実行タスクID指定レ
ジスタ24が格納しているタスクIDとの比較は、実施
の形態1と同様にデータ比較回路25が行い、比較した
結果、両者が一致しなかったときに不一致信号を出力す
るようにし、制御回路19はこの不一致信号が入力する
と動作するように変更する。これにより、特定のタスク
以外のメモリアクセス履歴の計測を、図1と同じ回路構
成により行うことが可能になる。
【0032】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、マルチタスクプログラムにおいて指定したタスク以
外のタスクによるメモリアクセス履歴を計測することが
可能になる。この結果、あるタスクが別のタスクのメモ
リ領域を権限なくアクセスするメモリの不正アクセスを
検出することができるようになる。この結果、特定のタ
スクが他のタスクのメモリ領域を不正にアクセスしてい
ないことを保証することができる。また、潜在的な不具
合を検出することができるから、機器組み込みソフトウ
ェアの信頼性を高めることができる。さらに、機器組み
込みソフトウェアの信頼性を評価する新たな手段をユー
ザに提供することができる。
【0033】実施の形態3.図2はこの発明の実施の形
態3によるエミュレータ装置を示すブロック構成図であ
る。図において、2はエミュレータ装置、12はマイク
ロコンピュータ、13はアドレスバス、14はデータバ
ス、15はエミュレーションメモリ、16は通信インタ
ーフェイス回路、17はモニタ回路、18はメモリアク
セス履歴計測回路、19a,19b,19cは第1〜第
3制御回路、20a,20b,20cは第1〜第3計測
用メモリ、21は実行タスクID格納アドレス指定レジ
スタ、22はアドレス比較回路、23はデータラッチ、
24a,24b,24cは第1〜第3実行タスクID指
定レジスタ、25a,25b,25cは第1〜第3デー
タ比較回路である。これらは図1に示したものと同一あ
るいは相当のものであるので、説明を省略する。
【0034】この実施の形態3では、計測用メモリを複
数個のバンク構成とした。すなわち、図2には、第1計
測用メモリ20a,第2計測用メモリ20b,および第
3計測用メモリ20cの3つを設けた例を示したが、こ
れに限らず、計測用メモリは2つ以上の任意の個数設け
ることができる。
【0035】図2に示す例では計測用メモリを3つ設け
たことに対応して、制御回路,実行タスクID指定レジ
スタ,およびデータ比較回路も3つずつ設けた。すなわ
ち、第1〜第3制御回路19a〜19c,第1〜第3実
行タスクID指定レジスタ24a〜24c,第1〜第3
データ比較回路25a〜25cがそれである。制御回
路,実行タスクID指定レジスタ,およびデータ比較回
路も3つずつに限らず、2つ以上の任意の個数設けるこ
とができる。
【0036】次に動作について説明する。デバッグ対象
のマルチタスクプログラムを構成する複数のタスクのI
Dを実行タスクID格納アドレス指定レジスタ21に格
納するまでの行程は、実施の形態1と同様であるので詳
しい説明は省略する。
【0037】この実施の形態3では、第1〜第3実行タ
スクID指定レジスタ24a〜24cに、マルチタスク
プログラムを構成する互いに異なる3つのタスクIDを
設定する。タスクIDの設定は、ホストコンピュータか
らエミュレータ装置2に転送して行うものであり、実施
の形態1と同様であるので詳しい説明は省略する。ここ
では、第1〜第3実行タスクID指定レジスタ24a〜
24cに設定したタスクをタスク#1,タスク#2,タ
スク#3と呼ぶことにする。この実施の形態3では、こ
れら3つのタスク#1〜#3のメモリアクセス履歴を同
時に計測することができる。
【0038】初期状態では第1〜第3計測用メモリ20
a〜20cの全ビットを“0”に設定しておく。この状
態でマイクロコンピュータ12上でデバッグ対象のマル
チタスクプログラムを走らせると、実行中のタスクはエ
ミュレーションメモリ15をアクセスする。
【0039】リアルタイム・マルチタスクOSの動作
は、実施の形態1で説明した通りであるので詳しい説明
は省略する。ディスパッチ(実行タスクの切り替え)が
発生した場合、スケジューラは実行タスクID格納領域
の内容を次に実行されるタスクのID格納アドレスに変
更する。その際に、マイクロコンピュータ12はアドレ
スバス13に実行タスクID格納アドレスを出力する。
アドレス比較回路22は、アドレスバス13中を伝送す
るこの実行タスクID格納アドレスと実行タスクID格
納アドレス指定レジスタ21が保持しているアドレスと
を比較し、一致したときに一致信号を出力する。
【0040】この一致信号を受信したデータラッチ23
は、データバス14を伝送する現在実行中のタスクID
をラッチする。第1〜第3データ比較回路25a〜25
cは、データラッチ23がラッチした現在実行中のタス
クIDと第1〜第3実行タスクID指定レジスタ24a
〜24cが格納しているタスクID#1〜#3とを比較
し、一致する場合に第1〜第3制御回路19a〜19c
のうちのいずれか1つに一致信号を出力する。簡単化の
ために、ここでは第1制御回路19aに一致信号を出力
する場合を説明する。
【0041】この一致信号を受信した第1制御回路19
aは、タスクID#1を有する現在実行中のタスクがエ
ミュレーションメモリ15をアクセスするときにアドレ
スバス13に出力するアドレス信号を取り込み、対応す
る第1計測用メモリ20aのビットを“1”にセットす
る(フラグを立てる)。
【0042】メモリアクセス履歴の計測は、デバッグ用
プログラムの実行終了後、第1〜第3計測用メモリ20
a〜20cの各ビットの状態を検査することにより行
う。上述したように、第1〜第3計測用メモリ20a〜
20cはタスクID#1を有するタスクに対応してお
り、第1〜第3計測用メモリ20a〜20cの各ビット
はエミュレーションメモリ15の各アドレスに1対1に
対応していることに基づき、メモリアクセス履歴の計測
は次のようにして行う。
【0043】第1〜第3計測用メモリ20a〜20cの
3つの計測用メモリのうちから1つを選択することによ
り、メモリアクセス履歴の計測対象となるタスクを選択
する。例えば、第1計測用メモリ20aを選択すれば、
タスク#1を選択したことになる。次いで、第1計測用
メモリ20aの各ビットの状態を調べる。あるビットが
“1”であることは、エミュレーションメモリ15の対
応するアドレスがアクセスされたことを意味し、“0”
であることはアクセスされなかったことを意味する。
【0044】同様にして、第2計測用メモリ20bおよ
び第3計測用メモリ20cの各ビットを調べることによ
り、タスク#2およびタスク#3のメモリアクセス履歴
の計測を行う。
【0045】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、マルチタスクプログラムを構成する複数個のタスク
のうち、指定した2以上の任意個数のタスクのメモリア
クセス履歴を、マルチタスクプログラムを1回走らせる
だけで同時に計測することが可能になる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、マルチタスクプログラムを構成する特定のタスク
が実行中にエミュレーションメモリをアクセスすると、
アクセスしたアドレスをメモリアクセス記録手段が取得
し、計測用メモリの前記エミュレーションメモリのアド
レスと1対1に対応するビットにフラグを立てるように
構成したので、マルチタスクプログラムを構成する複数
個のタスクのうち、特定のタスクあるいは特定のタスク
以外のタスクのメモリアクセス履歴を計測することがで
きるから、タスク間におけるメモリ領域の不正アクセス
を検出することができる効果がある。
【0047】請求項2記載の発明によれば、タスクID
指定手段にエミュレーションメモリへのアクセスの履歴
を記録したメモリアクセス履歴を残すべきタスクの識別
番号を格納し、実行タスク検出手段により実行中のマル
チタスクプログラムの中から前記タスクID指定手段に
格納した識別番号を有するタスクを検出し、検出したタ
スクが実行中にアクセスする前記エミュレーションメモ
リ中のアドレスを制御回路が取得し、そのアドレスに対
応する計測用メモリ中のビットにフラグを立てるように
構成したので、マルチタスクプログラムを構成する複数
個のタスクのうち、特定のタスクのメモリアクセス履歴
を計測することができるから、特定のタスクが他のタス
クのメモリ領域を不正にアクセスしていないかどうかを
検出できる効果がある。
【0048】請求項3記載の発明によれば、タスクID
指定手段にエミュレーションメモリへのアクセスの履歴
を記録したメモリアクセス履歴を残さないタスクの識別
番号を格納し、実行タスク検出手段が実行中のマルチタ
スクプログラムの中から前記タスクID指定手段に格納
されていない識別番号を有するタスクを検出し、検出し
たタスクが実行中にアクセスする前記エミュレーション
メモリ中のアドレスを制御回路が取得し、そのアドレス
に対応する計測用メモリ中のビットにフラグを立てるよ
うに構成したので、マルチタスクプログラムを構成する
複数個のタスクのうち、特定のタスク以外の他のタスク
のメモリアクセス履歴を計測することができるから、他
のタスクが特定のタスクのメモリ領域を不正にアクセス
していないかどうかを検出できる効果がある。
【0049】請求項4記載の発明によれば、第1から第
nタスクID指定手段にエミュレーションメモリへのア
クセスの履歴を記録したメモリアクセス履歴を残すべき
タスクの識別番号を格納し、第1から第n実行タスク検
出手段が実行中のマルチタスクプログラムの中から前記
第1から第nタスクID指定手段に格納した識別番号を
有するタスクを検出し、検出したタスクが実行中にアク
セスする前記エミュレーションメモリ中のアドレスを第
1から第n制御回路が取得し、当該タスクに対応する前
記計測用メモリ中の、前記エミュレーションメモリのア
ドレスに対応するビットにフラグを立てるように構成し
たので、マルチタスクプログラムを構成する複数個のタ
スクのうち、複数個の特定タスクのメモリアクセス履歴
を計測することができるから、当該複数個の特定タスク
が他のタスクのメモリ領域を不正にアクセスしていない
かどうかを同時に検出できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるエミュレータ
装置を示すブロック構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態3によるエミュレータ
装置を示すブロック構成図である。
【図3】 エミュレータ装置を用いたプログラム開発シ
ステムを示す構成図である。
【図4】 エミュレータ装置の詳細を示すブロック構成
図である。
【符号の説明】
2 エミュレータ装置、15 エミュレーションメモ
リ、19 制御回路(メモリアクセス記録手段)、20
計測用メモリ、23 データラッチ(メモリアクセス
記録手段,実行タスク検出手段)、24 実行タスクI
D指定レジスタ(タスクID指定手段)、25 データ
比較回路(メモリアクセス記録手段,実行タスク検出手
段)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチタスクプログラムを構成するタス
    クが実行中にアクセスするエミュレーションメモリと、
    このエミュレーションメモリのアドレスと1対1に対応
    するビットを有する計測用メモリと、実行中の特定のタ
    スクがアクセスする前記エミュレーションメモリ中のア
    ドレスを取得し、そのアドレスに対応する前記計測用メ
    モリ中のビットにフラグを立てるメモリアクセス記録手
    段とを備えたエミュレータ装置。
  2. 【請求項2】 マルチタスクプログラムを構成するタス
    クが実行中にアクセスするエミュレーションメモリと、
    このエミュレーションメモリのアドレスと1対1に対応
    するビットを有する計測用メモリと、前記エミュレーシ
    ョンメモリへのアクセスの履歴を記録したメモリアクセ
    ス履歴を残すべきタスクの識別番号を格納するタスクI
    D指定手段と、実行中のマルチタスクプログラムの中か
    ら前記タスクID指定手段に格納した識別番号を有する
    タスクを検出する実行タスク検出手段と、この実行タス
    ク検出手段が検出したタスクが実行中にアクセスする前
    記エミュレーションメモリ中のアドレスを取得し、その
    アドレスに対応する前記計測用メモリ中のビットにフラ
    グを立てる制御回路とを備えたエミュレータ装置。
  3. 【請求項3】 マルチタスクプログラムを構成するタス
    クが実行中にアクセスするエミュレーションメモリと、
    このエミュレーションメモリのアドレスと1対1に対応
    するビットを有する計測用メモリと、前記エミュレーシ
    ョンメモリへのアクセスの履歴を記録したメモリアクセ
    ス履歴を残さないタスクの識別番号を格納するタスクI
    D指定手段と、実行中のマルチタスクプログラムの中か
    ら前記タスクID指定手段に格納されていない識別番号
    を有するタスクを検出する実行タスク検出手段と、この
    実行タスク検出手段が検出したタスクが実行中にアクセ
    スする前記エミュレーションメモリ中のアドレスを取得
    し、そのアドレスに対応する前記計測用メモリ中のビッ
    トにフラグを立てる制御回路とを備えたエミュレータ装
    置。
  4. 【請求項4】 マルチタスクプログラムを構成するタス
    クが実行中にアクセスするエミュレーションメモリと、
    このエミュレーションメモリのアドレスと1対1に対応
    するビットを有する第1から第n(n:2以上の整数)
    計測用メモリと、前記エミュレーションメモリへのアク
    セスの履歴を記録したメモリアクセス履歴を残すべきタ
    スクの識別番号を格納する第1から第nタスクID指定
    手段と、実行中のマルチタスクプログラムの中から前記
    第1から第nタスクID指定手段に格納した識別番号を
    有するタスクを検出する第1から第n実行タスク検出手
    段と、これら第1から第n実行タスク検出手段が検出し
    たタスクが実行中にアクセスする前記エミュレーション
    メモリ中のアドレスを取得し、当該タスクに対応する前
    記計測用メモリ中の、前記エミュレーションメモリのア
    ドレスに対応するビットにフラグを立てる第1から第n
    制御回路とを備えたエミュレータ装置。
JP8335540A 1996-12-16 1996-12-16 エミュレータ装置 Pending JPH10177505A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8335540A JPH10177505A (ja) 1996-12-16 1996-12-16 エミュレータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8335540A JPH10177505A (ja) 1996-12-16 1996-12-16 エミュレータ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10177505A true JPH10177505A (ja) 1998-06-30

Family

ID=18289725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8335540A Pending JPH10177505A (ja) 1996-12-16 1996-12-16 エミュレータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10177505A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005250821A (ja) * 2004-03-04 2005-09-15 Renesas Technology Corp エミュレータ及びマイクロプロセッサ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005250821A (ja) * 2004-03-04 2005-09-15 Renesas Technology Corp エミュレータ及びマイクロプロセッサ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0084431A2 (en) Monitoring computer systems
JP2776602B2 (ja) 試験システムおよび命令実行シーケンス判定方法
US4583222A (en) Method and apparatus for self-testing of floating point accelerator processors
US6442725B1 (en) System and method for intelligent analysis probe
US5210757A (en) Method and apparatus for performing health tests of units of a data processing system
US6311303B1 (en) Monitor port with selectable trace support
JP2007522554A (ja) 車両内のセキュリティ上問題のあるコンピュータシステムのための埋込式システムの分析装置及び方法
KR950009691B1 (ko) 정보처리장치의 테스트용이화회로
TW202301324A (zh) 固態硬碟裝置的除錯方法及裝置以及電腦程式產品
JPH10171677A (ja) マイクロプロセッサおよびその検査方法
CN100444127C (zh) 软件测试系统和软件测试方法
JP2004094451A (ja) オンチップjtagインタフェース回路およびシステムlsi
KR100297224B1 (ko) Prom이구비된마이크로컴퓨터및그것의데이타판독검사방법
TW432277B (en) Pre-boot debugging device and method of computer system
JPH0581087A (ja) プロセサのモニタ方式
JP2765659B2 (ja) データ処理装置の自己テスト方式
JPH04242455A (ja) プロセッサ間通信トレース回路
JPH0217555A (ja) メモリ診断方式
JPS62192824A (ja) 処理装置アクセス方式
JP2635637B2 (ja) システム内メモリの試験装置
JP2967741B2 (ja) Cpu互換性テスト装置
CN117290211A (zh) 计算机的系统内存探测方法、装置、操作系统及存储介质
JP2003280940A (ja) デバッグシステム
JPH0836505A (ja) マイクロコンピュータの開発支援システム
JPH01306933A (ja) デバッグ装置