JPH10179711A - 医療用貼付材 - Google Patents
医療用貼付材Info
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- JPH10179711A JPH10179711A JP8343278A JP34327896A JPH10179711A JP H10179711 A JPH10179711 A JP H10179711A JP 8343278 A JP8343278 A JP 8343278A JP 34327896 A JP34327896 A JP 34327896A JP H10179711 A JPH10179711 A JP H10179711A
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- isopropyl myristate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吸汗性が良好で、かつ粘着性、剥離容易性に
も優れる医療用貼付材を提供することを提供すること。 【解決手段】 支持体と粘着剤層とから成る医療用貼付
材であって、粘着剤層がスチレン系ゴム100重量部、
アクリル系ポリマー80〜120重量部、ミリスチン酸
イソプロピル60〜80重量部、分子量300以上であ
るポリオキシアルキレングリコール30〜120重量部
から成ることを特徴とする医療用貼付材。
も優れる医療用貼付材を提供することを提供すること。 【解決手段】 支持体と粘着剤層とから成る医療用貼付
材であって、粘着剤層がスチレン系ゴム100重量部、
アクリル系ポリマー80〜120重量部、ミリスチン酸
イソプロピル60〜80重量部、分子量300以上であ
るポリオキシアルキレングリコール30〜120重量部
から成ることを特徴とする医療用貼付材。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は医療用貼付材に関
し、更に詳細には吸汗性に優れ、粘着性、剥離容易性に
も優れる、例えば経皮吸収製剤、粘着性包帯、絆創膏等
に有用な医療用貼付材に関する。
し、更に詳細には吸汗性に優れ、粘着性、剥離容易性に
も優れる、例えば経皮吸収製剤、粘着性包帯、絆創膏等
に有用な医療用貼付材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、粘着剤層に薬剤を含有せしめ
た経皮吸収製剤といった医療用貼付剤が数多く製造され
ている。これらの貼付剤は皮膚に長時間貼付されると、
蒸れによる皮膚の軟化、発疹、発赤、かぶれなどを生じ
る場合が多い。これは、医療用貼付剤を構成する粘着剤
層及び支持体が吸汗性に劣ることに起因する。例えばイ
ンドメタシン含有貼付剤として提案されている、凝集力
を有する合成ゴム、粘着力を有する粘着付与樹脂、軟化
剤として機能するミリスチン酸イソプロピル及び薬物イ
ンドメタシンから成る粘着剤層を有する医療用貼付剤
(特開平8−133972号)も優れた粘着性を有する
ものの、吸汗性を満足するものではなかった。
た経皮吸収製剤といった医療用貼付剤が数多く製造され
ている。これらの貼付剤は皮膚に長時間貼付されると、
蒸れによる皮膚の軟化、発疹、発赤、かぶれなどを生じ
る場合が多い。これは、医療用貼付剤を構成する粘着剤
層及び支持体が吸汗性に劣ることに起因する。例えばイ
ンドメタシン含有貼付剤として提案されている、凝集力
を有する合成ゴム、粘着力を有する粘着付与樹脂、軟化
剤として機能するミリスチン酸イソプロピル及び薬物イ
ンドメタシンから成る粘着剤層を有する医療用貼付剤
(特開平8−133972号)も優れた粘着性を有する
ものの、吸汗性を満足するものではなかった。
【0003】一方、特開平6−256183号には、軟
化剤としてポリオキシアルキレングリコールを粘着剤層
に添加すると、粘着剤層の吸汗性を高められることが報
告されている。しかし、合成ゴム、粘着付与樹脂及び軟
化剤としてポリオキシアルキレングリコールから成る粘
着剤層は優れた吸汗性を有するが、糊残りを生じ易くな
り、反対に粘着力が弱まるという問題がある。
化剤としてポリオキシアルキレングリコールを粘着剤層
に添加すると、粘着剤層の吸汗性を高められることが報
告されている。しかし、合成ゴム、粘着付与樹脂及び軟
化剤としてポリオキシアルキレングリコールから成る粘
着剤層は優れた吸汗性を有するが、糊残りを生じ易くな
り、反対に粘着力が弱まるという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は吸汗性が良好
で、かつ粘着性、剥離容易性にも優れる医療用貼付材を
提供することを目的とする。
で、かつ粘着性、剥離容易性にも優れる医療用貼付材を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】軟化剤として、ミリスチ
ン酸イソプロピルとポリオキシアルキレングリコールと
を併用すれば、吸汗性及び粘着性の両方に優れる粘着剤
層が形成されるのではないかと期待される。しかしなが
ら、合成ゴム、粘着付与樹脂に上記の軟化剤を併用し
て、添加した粘着剤層は、優れた吸汗性を有するもの
の、依然として糊残りを生じ易く、粘着力は不十分であ
ることがわかった。
ン酸イソプロピルとポリオキシアルキレングリコールと
を併用すれば、吸汗性及び粘着性の両方に優れる粘着剤
層が形成されるのではないかと期待される。しかしなが
ら、合成ゴム、粘着付与樹脂に上記の軟化剤を併用し
て、添加した粘着剤層は、優れた吸汗性を有するもの
の、依然として糊残りを生じ易く、粘着力は不十分であ
ることがわかった。
【0006】本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、軟化
剤としてミリスチン酸イソプロピルとポリオキシアルキ
レングリコールとを併用するだけでなく、アクリル系ポ
リマーをも用いることにより、優れた吸汗性を示すとと
もに、粘着性、剥離容易性を満足する医療用貼付材を得
るに至った。
剤としてミリスチン酸イソプロピルとポリオキシアルキ
レングリコールとを併用するだけでなく、アクリル系ポ
リマーをも用いることにより、優れた吸汗性を示すとと
もに、粘着性、剥離容易性を満足する医療用貼付材を得
るに至った。
【0007】すなわち本発明は、支持体と粘着剤層とか
ら成る医療用貼付材であって、粘着剤層がスチレン系ゴ
ム100重量部、アクリル系ポリマー80〜120重量
部、ミリスチン酸イソプロピル60〜80重量部、分子
量300以上であるポリオキシアルキレングリコール3
0〜120重量部から成ることを特徴とする医療用貼付
材である。
ら成る医療用貼付材であって、粘着剤層がスチレン系ゴ
ム100重量部、アクリル系ポリマー80〜120重量
部、ミリスチン酸イソプロピル60〜80重量部、分子
量300以上であるポリオキシアルキレングリコール3
0〜120重量部から成ることを特徴とする医療用貼付
材である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の医療用貼付材は、支持体
と粘着剤層とから主としてなる。かかる支持体は、少な
くともその片面に粘着剤層が形成でき、自己保持性があ
る基材、離型材であれば特に制限はなく、例えばポリエ
チレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートの如
きポリエステル、ポリオキシアルキレングリコールと該
ポリエステルとからなるポリエーテルエステル、ポリオ
レフィン、セルロースエステルなどのポリマーから成る
フィルム;上記ポリエステル、ポリオレフィン、セルロ
ースエステル、ポリウレタン、ポリアミド等から成る織
物・編物・不織布;紙、上記ポリエステル、ポリエーテ
ルエステル、ポリオレフィン、セルロースエステル、ポ
リウレタン、ポリアミド等から成る多孔性膜;表面にシ
リコーン、フッ素などの剥離剤ををコーティングした上
記ポリエステル、ポリオレフィン、セルロースエステ
ル、ポリアミド等からなるフィルムを挙げることができ
る。これらは1種または2種以上の組み合わせて成る積
層体などを使用してもよい。これらの支持体の厚みは、
基材の場合、通常50mm〜300mm、好ましくは70mm
〜200mmに設定され、離型材の場合、3mm〜100m
m、好ましくは5mm〜50mmに設定される。
と粘着剤層とから主としてなる。かかる支持体は、少な
くともその片面に粘着剤層が形成でき、自己保持性があ
る基材、離型材であれば特に制限はなく、例えばポリエ
チレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートの如
きポリエステル、ポリオキシアルキレングリコールと該
ポリエステルとからなるポリエーテルエステル、ポリオ
レフィン、セルロースエステルなどのポリマーから成る
フィルム;上記ポリエステル、ポリオレフィン、セルロ
ースエステル、ポリウレタン、ポリアミド等から成る織
物・編物・不織布;紙、上記ポリエステル、ポリエーテ
ルエステル、ポリオレフィン、セルロースエステル、ポ
リウレタン、ポリアミド等から成る多孔性膜;表面にシ
リコーン、フッ素などの剥離剤ををコーティングした上
記ポリエステル、ポリオレフィン、セルロースエステ
ル、ポリアミド等からなるフィルムを挙げることができ
る。これらは1種または2種以上の組み合わせて成る積
層体などを使用してもよい。これらの支持体の厚みは、
基材の場合、通常50mm〜300mm、好ましくは70mm
〜200mmに設定され、離型材の場合、3mm〜100m
m、好ましくは5mm〜50mmに設定される。
【0009】かかる粘着剤層は、スチレン系ゴム100
重量部、アクリル系ポリマー80〜120重量部、ミリ
スチン酸イソプロピル60〜80重量部、分子量300
以上であるポリオキシアルキレングリコール30〜12
0重量部からなる。該粘着剤層の組成は、スチレン系ゴ
ム100重量部に対して、アクリル系ポリマーは80〜
120重量部であり、好ましくは90〜110重量部で
ある。80重量部未満では粘着性が弱く、120重量部
を超えると、粘着剤剥離時に糊残りが生じ易くなる。上
記ミリスチン酸イソプロピルは、スチレン系ゴム100
重量部に対して60〜80重量部であり、好ましくは6
5〜75重量部である。60重量部未満では皮膚剥離性
が悪く、80重量部を超えると、粘着剤剥離時に糊残り
が生じ易くなる。上記ポリオキシアルキレングリコール
は、スチレン系ゴム100重量部に対して30〜120
重量部であり、好ましくは50〜100重量部である。
30重量部未満では吸汗性に乏しく、120重量部を超
えると、ポリオキシアルキレングリコールが粘着剤層か
らしみ出しやすい。
重量部、アクリル系ポリマー80〜120重量部、ミリ
スチン酸イソプロピル60〜80重量部、分子量300
以上であるポリオキシアルキレングリコール30〜12
0重量部からなる。該粘着剤層の組成は、スチレン系ゴ
ム100重量部に対して、アクリル系ポリマーは80〜
120重量部であり、好ましくは90〜110重量部で
ある。80重量部未満では粘着性が弱く、120重量部
を超えると、粘着剤剥離時に糊残りが生じ易くなる。上
記ミリスチン酸イソプロピルは、スチレン系ゴム100
重量部に対して60〜80重量部であり、好ましくは6
5〜75重量部である。60重量部未満では皮膚剥離性
が悪く、80重量部を超えると、粘着剤剥離時に糊残り
が生じ易くなる。上記ポリオキシアルキレングリコール
は、スチレン系ゴム100重量部に対して30〜120
重量部であり、好ましくは50〜100重量部である。
30重量部未満では吸汗性に乏しく、120重量部を超
えると、ポリオキシアルキレングリコールが粘着剤層か
らしみ出しやすい。
【0010】本発明で使用されるスチレン系ゴムとして
は特に限定されず、例えば、スチレン−イソプレンブロ
ック共重合体、スチレン−イソプレン−スチレンブロッ
ク共重合体等のスチレン−イソプレン系ブロック共重合
体;スチレン−ブタジエンブロック共重合体、スチレン
−ブタジエン−スチレンブロック共重合体等のスチレン
−ブタジエン系ブロック共重合体等が挙げられる。なか
でも、スチレン含量10〜30重量%、特に、15重量
% のスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体
は適度なゴム弾性を有しているので、好ましい。
は特に限定されず、例えば、スチレン−イソプレンブロ
ック共重合体、スチレン−イソプレン−スチレンブロッ
ク共重合体等のスチレン−イソプレン系ブロック共重合
体;スチレン−ブタジエンブロック共重合体、スチレン
−ブタジエン−スチレンブロック共重合体等のスチレン
−ブタジエン系ブロック共重合体等が挙げられる。なか
でも、スチレン含量10〜30重量%、特に、15重量
% のスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体
は適度なゴム弾性を有しているので、好ましい。
【0011】かかるスチレン系ゴムは溶液粘度が700
〜1500cps(25℃、25重量%トルエン溶液)で
あるものが好ましい。
〜1500cps(25℃、25重量%トルエン溶液)で
あるものが好ましい。
【0012】本発明で使用されるアクリル系ポリマーと
しては、炭素数1〜20の(メタ)アクリル酸アルキル
エステルを主成分とするもので、好ましくは10重量%
以下、より好ましくは3〜8重量%のアクリル酸成分を
含有する(メタ)アクリル酸アルキルエステル共重合体
が好ましい。これらの中でも、アクリル酸成分を全体の
3〜8重量%含み、2−エチルヘキシルアクリレートと
ブチルアクリレートを50:1〜1:10の重量比で含
む共重合体が、粘着力が大きく、しかも粘着剤層中から
ポリオキシアルキレングリコールがしみ出すのを抑える
点からより好ましい。
しては、炭素数1〜20の(メタ)アクリル酸アルキル
エステルを主成分とするもので、好ましくは10重量%
以下、より好ましくは3〜8重量%のアクリル酸成分を
含有する(メタ)アクリル酸アルキルエステル共重合体
が好ましい。これらの中でも、アクリル酸成分を全体の
3〜8重量%含み、2−エチルヘキシルアクリレートと
ブチルアクリレートを50:1〜1:10の重量比で含
む共重合体が、粘着力が大きく、しかも粘着剤層中から
ポリオキシアルキレングリコールがしみ出すのを抑える
点からより好ましい。
【0013】かかるアクリル系ポリマーの数平均分子量
(ポリスチレン換算)は、好ましくは500〜8000
である。
(ポリスチレン換算)は、好ましくは500〜8000
である。
【0014】本発明で使用されるミリスチン酸イソプロ
ピルは、軟化剤として機能すると同時に、粘着剤層中に
薬物を含有させた場合には、上記粘着剤層からの薬物の
放出を促進するので好ましい。上記ミリスチン酸イソプ
ロピルの他、軟化剤としてオリーブ油、ヒマシ油のよう
な油脂類;パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸エチ
ル、セバシン酸ジエチル等の高級脂肪酸エステル類;リ
ノレン酸、リノール酸、オレイン酸、カプリン酸等の高
級脂肪酸;フタル酸ジエチル、アジピン酸ジイソプロピ
ル等の脂肪酸エステル等を含有してもよい。これらの軟
化剤は上記粘着剤層の凝集力、粘着力等を損なわない範
囲で添加されることが望ましく、添加量はスチレン系ゴ
ム100重量部に対して60〜80重量部が好ましい。
ピルは、軟化剤として機能すると同時に、粘着剤層中に
薬物を含有させた場合には、上記粘着剤層からの薬物の
放出を促進するので好ましい。上記ミリスチン酸イソプ
ロピルの他、軟化剤としてオリーブ油、ヒマシ油のよう
な油脂類;パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸エチ
ル、セバシン酸ジエチル等の高級脂肪酸エステル類;リ
ノレン酸、リノール酸、オレイン酸、カプリン酸等の高
級脂肪酸;フタル酸ジエチル、アジピン酸ジイソプロピ
ル等の脂肪酸エステル等を含有してもよい。これらの軟
化剤は上記粘着剤層の凝集力、粘着力等を損なわない範
囲で添加されることが望ましく、添加量はスチレン系ゴ
ム100重量部に対して60〜80重量部が好ましい。
【0015】本発明による貼付材には、軟化剤としてポ
リオキシアルキレングリコールがミリスチン酸イソプロ
ピルと併用される。ポリオキシアルキレングリコール
は、炭素数2〜4のオキシアルキレン単位の繰り返し構
造を有するものであって、具体的にはポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリ
コールが例示される。該ポリオキシアルキレングリコー
ルは、ポリオキシアルキレングリコールのブロック共重
合体またはその誘導体を用いてもよい。該ポリオキシア
ルキレングリコールのブロック共重合体としては、ポリ
オキシエチレングリコール−ポリオキシプロピレングリ
コール・ブロック共重合体が例示される。該ポリオキシ
アルキレングリコールの誘導体としては、例えば、エチ
レンジアミンのポリオキシエチレングリコール−ポリオ
キシプロピレングリコール・ブロック縮合体を挙げるこ
とができる。
リオキシアルキレングリコールがミリスチン酸イソプロ
ピルと併用される。ポリオキシアルキレングリコール
は、炭素数2〜4のオキシアルキレン単位の繰り返し構
造を有するものであって、具体的にはポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリ
コールが例示される。該ポリオキシアルキレングリコー
ルは、ポリオキシアルキレングリコールのブロック共重
合体またはその誘導体を用いてもよい。該ポリオキシア
ルキレングリコールのブロック共重合体としては、ポリ
オキシエチレングリコール−ポリオキシプロピレングリ
コール・ブロック共重合体が例示される。該ポリオキシ
アルキレングリコールの誘導体としては、例えば、エチ
レンジアミンのポリオキシエチレングリコール−ポリオ
キシプロピレングリコール・ブロック縮合体を挙げるこ
とができる。
【0016】かかるポリオキシアルキレングリコールと
しては、これらの中でも、ポリオキシエチレングリコー
ル−ポリオキシプロピレングリコール・ブロック共重合
体及びエチレンジアミンのポリオキシエチレングリコー
ル−ポリオキシプロピレングリコール・ブロック縮合体
が好適に用いられる。
しては、これらの中でも、ポリオキシエチレングリコー
ル−ポリオキシプロピレングリコール・ブロック共重合
体及びエチレンジアミンのポリオキシエチレングリコー
ル−ポリオキシプロピレングリコール・ブロック縮合体
が好適に用いられる。
【0017】ポリオキシアルキレングリコールは、数平
均分子量が300以上であることが好ましい。分子量が
300以下では基材に浸透する恐れがある。好ましい分
子量は1000〜20000である。該ポリオキシアル
キレングリコールは、上記粘着剤層からしみ出さない範
囲で添加されることが望ましく、添加量はスチレン系ゴ
ム100重量部に対して30〜120重量部が好まし
い。
均分子量が300以上であることが好ましい。分子量が
300以下では基材に浸透する恐れがある。好ましい分
子量は1000〜20000である。該ポリオキシアル
キレングリコールは、上記粘着剤層からしみ出さない範
囲で添加されることが望ましく、添加量はスチレン系ゴ
ム100重量部に対して30〜120重量部が好まし
い。
【0018】本発明における粘着剤層は、上記スチレン
系ゴム、アクリル系ポリマー、ミリスチン酸イソプロピ
ル、及びポリオキシアルキレングリコールを共通溶剤に
て混合溶解したのち、基材または離型材の片面に塗布
し、その後乾燥処理により溶媒を除去して、かかる粘着
剤層とすることができる。出来上りの粘着剤層の厚み
は、通常10mm〜200mmの範囲が望ましく、例えば薬
物を含有させる場合には、用いる薬物によるが、通常2
0mm〜100mm、好ましくは30mm〜80mm程度が好適
である。
系ゴム、アクリル系ポリマー、ミリスチン酸イソプロピ
ル、及びポリオキシアルキレングリコールを共通溶剤に
て混合溶解したのち、基材または離型材の片面に塗布
し、その後乾燥処理により溶媒を除去して、かかる粘着
剤層とすることができる。出来上りの粘着剤層の厚み
は、通常10mm〜200mmの範囲が望ましく、例えば薬
物を含有させる場合には、用いる薬物によるが、通常2
0mm〜100mm、好ましくは30mm〜80mm程度が好適
である。
【0019】本発明の貼付材は、支持体と上記のように
して得られた粘着剤層とを直接・間接に積層して得る
か、あるいはまた、かかる支持体上に直接粘着剤を例え
ばクウォーター等を用いて塗布するか、支持体上に粘着
剤層を転着するなど従来公知の方法により得ることが出
来る。
して得られた粘着剤層とを直接・間接に積層して得る
か、あるいはまた、かかる支持体上に直接粘着剤を例え
ばクウォーター等を用いて塗布するか、支持体上に粘着
剤層を転着するなど従来公知の方法により得ることが出
来る。
【0020】本発明における粘着剤層には薬物が含有さ
れ得る。含有される薬物としては、特に限定はないが、
上記粘着剤層に溶解可能な脂溶性薬物が好ましい。具体
的には、消炎鎮痛剤、ステロイド剤、降圧利尿剤、麻酔
剤、抗ヒスタミン剤、抗腫瘍剤、抗高血圧剤、抗鬱剤、
脂溶性ビタミン等が挙げられる。これらは、粘着剤層中
に3〜40重量%、好ましくは5〜30重量%添加され
る。また、薬物を含有させる方法としては、溶液状の粘
着剤に薬物溶液をあらかじめ混合して薬物含有粘着剤層
とするか、あるいは含浸、転着、スプレー等の方法で薬
物を含有しないか又は薬物を十分には含有しない粘着剤
層に薬物を経皮吸収に十分な量含有させる等、含有させ
ようとする薬物の物性等に応じて従来公知の方法を採用
することが出来る。
れ得る。含有される薬物としては、特に限定はないが、
上記粘着剤層に溶解可能な脂溶性薬物が好ましい。具体
的には、消炎鎮痛剤、ステロイド剤、降圧利尿剤、麻酔
剤、抗ヒスタミン剤、抗腫瘍剤、抗高血圧剤、抗鬱剤、
脂溶性ビタミン等が挙げられる。これらは、粘着剤層中
に3〜40重量%、好ましくは5〜30重量%添加され
る。また、薬物を含有させる方法としては、溶液状の粘
着剤に薬物溶液をあらかじめ混合して薬物含有粘着剤層
とするか、あるいは含浸、転着、スプレー等の方法で薬
物を含有しないか又は薬物を十分には含有しない粘着剤
層に薬物を経皮吸収に十分な量含有させる等、含有させ
ようとする薬物の物性等に応じて従来公知の方法を採用
することが出来る。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、吸汗性に優れ、粘着
性、剥離容易性にも優れる医療用貼付材を得ることがで
きる。かかる医療用貼付材は、粘着性包帯、絆創膏等に
好適に使用され、粘着剤層中に薬物を含有させることに
より、経皮吸収製剤としても好適に利用される。
性、剥離容易性にも優れる医療用貼付材を得ることがで
きる。かかる医療用貼付材は、粘着性包帯、絆創膏等に
好適に使用され、粘着剤層中に薬物を含有させることに
より、経皮吸収製剤としても好適に利用される。
【0022】
【実施例】以下に、実施例により本発明を更に詳細に説
明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
貼付材の特性は、以下の方法で評価した。
明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
貼付材の特性は、以下の方法で評価した。
【0023】(蒸れ)5人の成人男性の胸部に貼付し、
3時間後の皮膚の軟化を下記の基準により点数で評価し
た。
3時間後の皮膚の軟化を下記の基準により点数で評価し
た。
【0024】 0点:白化無し 3点:やや白化 5点:白化 5人の平均点によって評価した。
【0025】(かぶれ)5人の成人男性の胸部に貼付
し、24時間後の皮膚の紅斑の程度を下記の基準により
点数で評価した。
し、24時間後の皮膚の紅斑の程度を下記の基準により
点数で評価した。
【0026】 0点:紅斑無し 1点:極軽度の紅斑 2点:明らかな紅斑 4点:強い紅斑 5人の平均点によって評価した。
【0027】(剥がれ)5人の成人男性の肘部に24時
間貼付し、全体が剥がれた場合を100%、全く剥がれ
なかった場合を0%とし、5人の平均値で示した。
間貼付し、全体が剥がれた場合を100%、全く剥がれ
なかった場合を0%とし、5人の平均値で示した。
【0028】(剥離の操作性)5人の成人男性の上腕部
内部に貼付し、30分後に剥離して、その際の痛みを測
定した。評価は5段階で、最も痛みの少ないものを1点
とし、最も剥離が困難なものを5点としてその平均点を
求めた。
内部に貼付し、30分後に剥離して、その際の痛みを測
定した。評価は5段階で、最も痛みの少ないものを1点
とし、最も剥離が困難なものを5点としてその平均点を
求めた。
【0029】[実施例1]スチレン含量15重量%のス
チレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(溶液
粘度1000cps)10重量%のクロロホルム溶液100
0重量部に対して、2−エチルヘキシルアクリレート9
3重量%、ブチルアクリレート2重量%、アクリル酸5重
量%から成る共重合体(数平均分子量5000)10重
量%の酢酸エチル溶液1000重量部、ミリスチン酸イ
ソプロピル70重量部、及びポリプロピレングリコール
−ポリエチレングリコールブロック共重合体(分子量1
500、三洋化成製)70重量部を加えた後、この混合
溶液を剥離紙上に、乾燥後の粘着層の厚みが50mmとな
るように塗工し、粘着剤層を乾燥させた。こうして得ら
れた粘着剤層の片面に支持体として、3.5mmのポリエ
チレンテレフタレート(PET)フィルム及びサージカル
テープを貼り合わせて、貼付材を得た。結果は表1に示
すように吸汗性、粘着性共に良好であった。
チレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(溶液
粘度1000cps)10重量%のクロロホルム溶液100
0重量部に対して、2−エチルヘキシルアクリレート9
3重量%、ブチルアクリレート2重量%、アクリル酸5重
量%から成る共重合体(数平均分子量5000)10重
量%の酢酸エチル溶液1000重量部、ミリスチン酸イ
ソプロピル70重量部、及びポリプロピレングリコール
−ポリエチレングリコールブロック共重合体(分子量1
500、三洋化成製)70重量部を加えた後、この混合
溶液を剥離紙上に、乾燥後の粘着層の厚みが50mmとな
るように塗工し、粘着剤層を乾燥させた。こうして得ら
れた粘着剤層の片面に支持体として、3.5mmのポリエ
チレンテレフタレート(PET)フィルム及びサージカル
テープを貼り合わせて、貼付材を得た。結果は表1に示
すように吸汗性、粘着性共に良好であった。
【0030】[比較例1]スチレン−イソプレン−スチ
レンブロック共重合体10重量%のクロロホルム溶液1
000重量部に対して、脂肪族飽和炭化水素樹脂(ESCO
REZ 1310、エクソン化学製)10重量%のクロロホルム
溶液1000重量部、ミリスチン酸イソプロピル70重
量部、ポリプロピレングリコール−ポリエチレングリコ
ールブロック共重合体70重量部を用いたこと以外は実
施例1と同様にして貼付材を調製した。結果は表1に示
すように、粘着力が弱かった。
レンブロック共重合体10重量%のクロロホルム溶液1
000重量部に対して、脂肪族飽和炭化水素樹脂(ESCO
REZ 1310、エクソン化学製)10重量%のクロロホルム
溶液1000重量部、ミリスチン酸イソプロピル70重
量部、ポリプロピレングリコール−ポリエチレングリコ
ールブロック共重合体70重量部を用いたこと以外は実
施例1と同様にして貼付材を調製した。結果は表1に示
すように、粘着力が弱かった。
【0031】[比較例2]スチレン−イソプレン−スチ
レンブロック共重合体10重量%のクロロホルム溶液1
000重量部に対して、実施例1の2−エチルヘキシル
アクリレート、ブチルアクリレート、及びアクリル酸か
ら成る共重合体10重量%の酢酸エチル溶液1000重
量部、及びミリスチン酸イソプロピル70重量部を用い
たこと以外は、実施例1と同様にして貼付材を調製し
た。結果は表1に示すように、吸汗性が良くなかった。
レンブロック共重合体10重量%のクロロホルム溶液1
000重量部に対して、実施例1の2−エチルヘキシル
アクリレート、ブチルアクリレート、及びアクリル酸か
ら成る共重合体10重量%の酢酸エチル溶液1000重
量部、及びミリスチン酸イソプロピル70重量部を用い
たこと以外は、実施例1と同様にして貼付材を調製し
た。結果は表1に示すように、吸汗性が良くなかった。
【0032】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 武行 山口県岩国市日の出町2番1号 帝人株式 会社岩国研究センター内
Claims (1)
- 【請求項1】 支持体と粘着剤層とから成る医療用貼付
材であって、該粘着剤層がスチレン系ゴム100重量
部、アクリル系ポリマー80〜120重量部、ミリスチ
ン酸イソプロピル60〜80重量部及び分子量300以
上のポリオキシアルキレングリコール30〜120重量
部から成ることを特徴とする医療用貼付材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8343278A JPH10179711A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 医療用貼付材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8343278A JPH10179711A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 医療用貼付材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10179711A true JPH10179711A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18360292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8343278A Pending JPH10179711A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 医療用貼付材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10179711A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002069942A1 (en) * | 2001-03-07 | 2002-09-12 | Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. | Adhesive patch |
| WO2005011662A1 (ja) * | 2003-07-31 | 2005-02-10 | Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. | 貼付剤 |
| WO2009154169A1 (ja) | 2008-06-19 | 2009-12-23 | 学校法人近畿大学 | ペプチド誘導体およびそれを含む涙液分泌促進組成物 |
| WO2017099246A1 (ja) * | 2015-12-10 | 2017-06-15 | 株式会社 ケイ・エム トランスダーム | 経皮吸収製剤 |
-
1996
- 1996-12-24 JP JP8343278A patent/JPH10179711A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002069942A1 (en) * | 2001-03-07 | 2002-09-12 | Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. | Adhesive patch |
| US7988991B2 (en) | 2001-03-07 | 2011-08-02 | Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. | Adhesive patch |
| WO2005011662A1 (ja) * | 2003-07-31 | 2005-02-10 | Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. | 貼付剤 |
| JPWO2005011662A1 (ja) * | 2003-07-31 | 2007-09-27 | 久光製薬株式会社 | 貼付剤 |
| WO2009154169A1 (ja) | 2008-06-19 | 2009-12-23 | 学校法人近畿大学 | ペプチド誘導体およびそれを含む涙液分泌促進組成物 |
| WO2017099246A1 (ja) * | 2015-12-10 | 2017-06-15 | 株式会社 ケイ・エム トランスダーム | 経皮吸収製剤 |
| JPWO2017099246A1 (ja) * | 2015-12-10 | 2018-10-04 | 株式会社 ケイ・エム トランスダーム | 経皮吸収製剤 |
| CN108778272A (zh) * | 2015-12-10 | 2018-11-09 | Km特兰斯达股份有限公司 | 经皮吸收制剂 |
| JP2021130693A (ja) * | 2015-12-10 | 2021-09-09 | 株式会社 ケイ・エム トランスダーム | 経皮吸収製剤 |
| US11786480B2 (en) | 2015-12-10 | 2023-10-17 | KM Transderm Ltd. | Transdermally absorbable preparation |
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