JPH10180319A - ロールクロス2段圧延機 - Google Patents
ロールクロス2段圧延機Info
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- JPH10180319A JPH10180319A JP34700396A JP34700396A JPH10180319A JP H10180319 A JPH10180319 A JP H10180319A JP 34700396 A JP34700396 A JP 34700396A JP 34700396 A JP34700396 A JP 34700396A JP H10180319 A JPH10180319 A JP H10180319A
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Landscapes
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造を簡単にすると共に大型のハウジングを
不要にしてコンパクトなものにし、圧延機の製作費及び
維持管理費を低減する。 【解決手段】 上ワークロール1及び下ワークロール2
の軸端部に所要の角度で回動するロール昇降用またはロ
ールクロス用の内側偏心ブッシュ3、13と、ロールク
ロス用またはロール昇降用の外側偏心ブッシュ5、15
とを設け、内側偏心ブッシュ3、13及び外側偏心ブッ
シュ5、15を介して上ワークロール1及び下ワークロ
ール2をフレーム30に支持し、内側偏心ブッシュ3、
13及び外側偏心ブッシュ5、15を所要の角度でそれ
ぞれ回動することで、ロールギャップ及びロールクロス
角の調整を行ない、構造を簡単にすると共に大型のハウ
ジングを不要にし、圧延機の製作費及び維持管理費を低
減する。
不要にしてコンパクトなものにし、圧延機の製作費及び
維持管理費を低減する。 【解決手段】 上ワークロール1及び下ワークロール2
の軸端部に所要の角度で回動するロール昇降用またはロ
ールクロス用の内側偏心ブッシュ3、13と、ロールク
ロス用またはロール昇降用の外側偏心ブッシュ5、15
とを設け、内側偏心ブッシュ3、13及び外側偏心ブッ
シュ5、15を介して上ワークロール1及び下ワークロ
ール2をフレーム30に支持し、内側偏心ブッシュ3、
13及び外側偏心ブッシュ5、15を所要の角度でそれ
ぞれ回動することで、ロールギャップ及びロールクロス
角の調整を行ない、構造を簡単にすると共に大型のハウ
ジングを不要にし、圧延機の製作費及び維持管理費を低
減する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下のワークロー
ルを互いにクロスさせて鋼板などの圧延材を圧延する2
段圧延機に関する。
ルを互いにクロスさせて鋼板などの圧延材を圧延する2
段圧延機に関する。
【0002】
【従来の技術】図12に基づいて従来のロールクロス2
段圧延機を説明する。図12には従来のロールクロス2
段圧延機の側面を示してある。図12において、上ワー
クロール61及び下ワークロール62の両軸端部は上軸
受箱63および下軸受箱64にそれぞれ軸着され、上ワ
ークロール61及び下ワークロール62は双方のハウジ
ング70内のパスラインの上下にそれぞれ内装されてい
る。上軸受箱63に軸着された上ワークロール61はバ
ランスシリンダ71によってハウジング70から懸吊さ
れ、上軸受箱63の上面とハウジング70の上部との間
には圧下シリンダ65及び圧下スクリュウ66が介装さ
れている。下軸受箱64の下面とハウジング70の下部
との間には、高さ調整シリンダ67が介装されている。
段圧延機を説明する。図12には従来のロールクロス2
段圧延機の側面を示してある。図12において、上ワー
クロール61及び下ワークロール62の両軸端部は上軸
受箱63および下軸受箱64にそれぞれ軸着され、上ワ
ークロール61及び下ワークロール62は双方のハウジ
ング70内のパスラインの上下にそれぞれ内装されてい
る。上軸受箱63に軸着された上ワークロール61はバ
ランスシリンダ71によってハウジング70から懸吊さ
れ、上軸受箱63の上面とハウジング70の上部との間
には圧下シリンダ65及び圧下スクリュウ66が介装さ
れている。下軸受箱64の下面とハウジング70の下部
との間には、高さ調整シリンダ67が介装されている。
【0003】双方のハウジング70の入側及び出側に
は、上軸受箱63及び下軸受箱64との摺動部がロール
軸方向の上下方向い曲面が形成されたクロスヘッド68
が摺動自在にそれぞれ内装され、クロスヘッド68は双
方のハウジング70の入側及び出側にそれぞれ内装され
たクロスシリンダ69にそれぞれ接続されている。双方
の上軸受箱63及び下軸受箱64の両側面は、この各々
のクロスヘッド68の曲面によって横方向に支持されて
いる。図12はこの2段圧延機の作業側を示しており、
上ワークロール61及び下ワークロール62の図示しな
い駆動側端部は、それぞれ自在継手を介して図示しない
駆動装置に接続されている。
は、上軸受箱63及び下軸受箱64との摺動部がロール
軸方向の上下方向い曲面が形成されたクロスヘッド68
が摺動自在にそれぞれ内装され、クロスヘッド68は双
方のハウジング70の入側及び出側にそれぞれ内装され
たクロスシリンダ69にそれぞれ接続されている。双方
の上軸受箱63及び下軸受箱64の両側面は、この各々
のクロスヘッド68の曲面によって横方向に支持されて
いる。図12はこの2段圧延機の作業側を示しており、
上ワークロール61及び下ワークロール62の図示しな
い駆動側端部は、それぞれ自在継手を介して図示しない
駆動装置に接続されている。
【0004】なお、各々のクロスシリンダ69の代わり
にスクリュウジャッキを用いたものもある。
にスクリュウジャッキを用いたものもある。
【0005】図12に示すように、双方の高さ調整シリ
ンダ67によって下ワークロール62を昇降させてその
上面の高さを設定し、双方の圧下スクリュウ66及びバ
ランスシリンダ71によって上ワークロール61を昇降
して下ワークロール62とのロールギャップを設定す
る。次に、上下の入側及び出側のクロスヘッド68をク
ロスシリンダ69によって上下で反対方向にそれぞれ移
動させ、上ワークロール61の軸心L1 と下ワークロー
ル62の軸心L2 とをミル中心軸線Cから所要のクロス
角θでクロスさせる。そして、上ワークロール61及び
下ワークロール62を図示しない駆動装置によって回転
させながら、搬送された圧延材60を上下ワークロール
61,62間に噛込ませて所要の厚さに圧延する。
ンダ67によって下ワークロール62を昇降させてその
上面の高さを設定し、双方の圧下スクリュウ66及びバ
ランスシリンダ71によって上ワークロール61を昇降
して下ワークロール62とのロールギャップを設定す
る。次に、上下の入側及び出側のクロスヘッド68をク
ロスシリンダ69によって上下で反対方向にそれぞれ移
動させ、上ワークロール61の軸心L1 と下ワークロー
ル62の軸心L2 とをミル中心軸線Cから所要のクロス
角θでクロスさせる。そして、上ワークロール61及び
下ワークロール62を図示しない駆動装置によって回転
させながら、搬送された圧延材60を上下ワークロール
61,62間に噛込ませて所要の厚さに圧延する。
【0006】圧延材60の圧延中に厚さが変動すると、
圧下シリンダ65を微細に作動させて上ワークロール6
1の高さ(ロールギャップ)を微調整し、圧延材60厚
さを一定に保持する。また、圧延材60の板幅方向の厚
さ分布が変動すると、各々のクロスシリンダ69を微細
に作動させて上下ワークロール61,62のクロス角を
微調整し、圧延材60の板幅方向の厚さ分布を一定に保
持する。
圧下シリンダ65を微細に作動させて上ワークロール6
1の高さ(ロールギャップ)を微調整し、圧延材60厚
さを一定に保持する。また、圧延材60の板幅方向の厚
さ分布が変動すると、各々のクロスシリンダ69を微細
に作動させて上下ワークロール61,62のクロス角を
微調整し、圧延材60の板幅方向の厚さ分布を一定に保
持する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したようなクロス
ロール2段圧延機では、次に示すような課題があった。
ロール2段圧延機では、次に示すような課題があった。
【0008】(1)大型で第重量のハウジング70を必
要とし、構造が複雑であるので圧延機が高価なものにな
る。
要とし、構造が複雑であるので圧延機が高価なものにな
る。
【0009】(2)上ワークロール61を圧下スクリュ
ウ66によって昇降して圧下シリンダ65によって圧下
し、下ワークロール62を高さ調整シリンダ67によっ
て支持するので、圧延中に圧下スクリュウ66、圧下シ
リンダ65及び高さ調整シリンダ67を圧延反力に耐え
得るものにする必要がある。このため、圧下スクリュウ
66、圧下シリンダ65及び高さ調整シリンダ67の容
量が大きくなって高価なものとなる。また、圧延材60
の圧延中は、圧下シリンダ65を微細に作動させて上ワ
ークロール61を直接昇降させて圧延材60の厚さを調
整するので、圧下シリンダ65の作動ストロークが小さ
く作動制御の精度向上が要求される。
ウ66によって昇降して圧下シリンダ65によって圧下
し、下ワークロール62を高さ調整シリンダ67によっ
て支持するので、圧延中に圧下スクリュウ66、圧下シ
リンダ65及び高さ調整シリンダ67を圧延反力に耐え
得るものにする必要がある。このため、圧下スクリュウ
66、圧下シリンダ65及び高さ調整シリンダ67の容
量が大きくなって高価なものとなる。また、圧延材60
の圧延中は、圧下シリンダ65を微細に作動させて上ワ
ークロール61を直接昇降させて圧延材60の厚さを調
整するので、圧下シリンダ65の作動ストロークが小さ
く作動制御の精度向上が要求される。
【0010】(3)上下ワークロール61,62をクロ
スシリンダ69及びクロスヘッド68によって互いにク
ロスさせるので、圧延材60の圧延中に上下ワークロー
ル61,62のクロス角が大きくなろうとする、いわゆ
る股裂き力が図12中左上及び右下のクロスシリンダ6
9に直接作用するので、クロスシリンダ69を股裂き力
に耐え得るものにする必要がある。このため、クロスシ
リンダ69の容量が大きくなって高価なものとなる。ま
た、圧延材60の圧延中は、クロスシリンダ69を微細
に作動させて上下ワークロール61,62のクロス角を
直接微調整するのでクロスシリンダ69の作動ストロー
クが小さく作動制御の精度向上が要求される。
スシリンダ69及びクロスヘッド68によって互いにク
ロスさせるので、圧延材60の圧延中に上下ワークロー
ル61,62のクロス角が大きくなろうとする、いわゆ
る股裂き力が図12中左上及び右下のクロスシリンダ6
9に直接作用するので、クロスシリンダ69を股裂き力
に耐え得るものにする必要がある。このため、クロスシ
リンダ69の容量が大きくなって高価なものとなる。ま
た、圧延材60の圧延中は、クロスシリンダ69を微細
に作動させて上下ワークロール61,62のクロス角を
直接微調整するのでクロスシリンダ69の作動ストロー
クが小さく作動制御の精度向上が要求される。
【0011】(4)また、大型で大重量のハウジング7
0を必要とするため、クロスロール2段圧延機を複数台
タンデムに配置した場合、上下ワークロール61,62
と他の圧延機のワークロールとの距離を短くすることが
できず、圧延材60の尾端部が上流のワークロールから
尻抜けしたときの振れ(蛇行)が大きくなり、且つ圧延
ラインが長くなる。また、圧延機間の通板時間が長くな
るので、熱間圧延の場合は圧延材60の温度低下が大き
くなり、表面のスケール発生量も多くなる。
0を必要とするため、クロスロール2段圧延機を複数台
タンデムに配置した場合、上下ワークロール61,62
と他の圧延機のワークロールとの距離を短くすることが
できず、圧延材60の尾端部が上流のワークロールから
尻抜けしたときの振れ(蛇行)が大きくなり、且つ圧延
ラインが長くなる。また、圧延機間の通板時間が長くな
るので、熱間圧延の場合は圧延材60の温度低下が大き
くなり、表面のスケール発生量も多くなる。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成は、互いにクロスさせた上ワークロール
と下ワークロールとの間に圧延材を通板させて圧延する
ロールクロス2段圧延機であって、前記上ワークロール
の一方の軸端部もしくは両軸端部を軸受を介して上内側
偏心ブッシュに回転自在に支持すると共に、前記下ワー
クロールの一方の軸端部もしくは両軸端部を軸受を介し
て下内側偏心ブッシュに回動自在に支持し、前記上内側
偏心ブッシュ及び下内側偏心ブッシュをそれぞれ上外側
偏心ブッシュ及び下外側偏心ブッシュに回動自在に支持
し、前記上外側偏心ブッシュ及び前記下外側偏心ブッシ
ュをフレームに回動自在に支持し、前記上下ワークロー
ル間のギャップ調整もしくは前記上下ワークロールのク
ロス調整を行うために前記上内側偏心ブッシュ及び前記
下内側偏心ブッシュを回動させる第1のブッシュ回動手
段を設け、前記上下ワークロールのクロス調整もしくは
前記上下ワークロール間のギャップ調整を行うために前
記上外側偏心ブッシュ及び前記下外側偏心ブッシュを回
動させる第2のブッシュ回動手段を設けたことを特徴と
する。
の本発明の構成は、互いにクロスさせた上ワークロール
と下ワークロールとの間に圧延材を通板させて圧延する
ロールクロス2段圧延機であって、前記上ワークロール
の一方の軸端部もしくは両軸端部を軸受を介して上内側
偏心ブッシュに回転自在に支持すると共に、前記下ワー
クロールの一方の軸端部もしくは両軸端部を軸受を介し
て下内側偏心ブッシュに回動自在に支持し、前記上内側
偏心ブッシュ及び下内側偏心ブッシュをそれぞれ上外側
偏心ブッシュ及び下外側偏心ブッシュに回動自在に支持
し、前記上外側偏心ブッシュ及び前記下外側偏心ブッシ
ュをフレームに回動自在に支持し、前記上下ワークロー
ル間のギャップ調整もしくは前記上下ワークロールのク
ロス調整を行うために前記上内側偏心ブッシュ及び前記
下内側偏心ブッシュを回動させる第1のブッシュ回動手
段を設け、前記上下ワークロールのクロス調整もしくは
前記上下ワークロール間のギャップ調整を行うために前
記上外側偏心ブッシュ及び前記下外側偏心ブッシュを回
動させる第2のブッシュ回動手段を設けたことを特徴と
する。
【0013】そして、ロール昇降用の上内側偏心ブッシ
ュまたは上外側偏心ブッシュと下内側偏心ブッシュまた
は下外側偏心ブッシュとを所要の角度で互いに反対方向
にそれぞれ回動し、上ワークロール及び下ワークロール
を昇降させて高さを調整し、上下ワークロール間のギャ
ップを設定する。ロールクロス用の上外側偏心ブッシュ
または上内側偏心ブッシュと下外側偏心ブッシュまたは
下内側偏心ブッシュとを所要の角度で互いに反対方向に
それぞれ回動させ、上ワークロールと下ワークロールと
をミル中心線から所要のクロス角でクロスさせる。上ワ
ークロール及び下ワークロールを駆動回転させながら、
搬送させた圧延材をロールギャップに噛み込ませて所要
の厚さに圧延する。
ュまたは上外側偏心ブッシュと下内側偏心ブッシュまた
は下外側偏心ブッシュとを所要の角度で互いに反対方向
にそれぞれ回動し、上ワークロール及び下ワークロール
を昇降させて高さを調整し、上下ワークロール間のギャ
ップを設定する。ロールクロス用の上外側偏心ブッシュ
または上内側偏心ブッシュと下外側偏心ブッシュまたは
下内側偏心ブッシュとを所要の角度で互いに反対方向に
それぞれ回動させ、上ワークロールと下ワークロールと
をミル中心線から所要のクロス角でクロスさせる。上ワ
ークロール及び下ワークロールを駆動回転させながら、
搬送させた圧延材をロールギャップに噛み込ませて所要
の厚さに圧延する。
【0014】圧延中に圧延材の厚さが変動すると、上内
側偏心ブッシュまたは上外側偏心ブッシュと下内側偏心
スリーブまたは下外側偏心スリーブとを微小角度で互い
に反対方向いそれぞれ回動させ、上ワークロール及び下
ワークロールを微小に昇降させてロールギャップを微調
整し、圧延させる圧延材の厚さを一定に保持する。ま
た、圧延材の圧延中にその板幅方向の厚さ分布が変動す
ると、上外側偏心ブッシュまたは上内側偏心ブッシュと
下外側偏心ブッシュまたは下内側偏心ブッシュとを微小
角度で互いに反対方向にそれぞれ回動させ、上ワークロ
ール及び下ワークロールのクロス角を微調整し、圧延さ
れる圧延材の板幅方向の厚さ分布を一定に保持する。
側偏心ブッシュまたは上外側偏心ブッシュと下内側偏心
スリーブまたは下外側偏心スリーブとを微小角度で互い
に反対方向いそれぞれ回動させ、上ワークロール及び下
ワークロールを微小に昇降させてロールギャップを微調
整し、圧延させる圧延材の厚さを一定に保持する。ま
た、圧延材の圧延中にその板幅方向の厚さ分布が変動す
ると、上外側偏心ブッシュまたは上内側偏心ブッシュと
下外側偏心ブッシュまたは下内側偏心ブッシュとを微小
角度で互いに反対方向にそれぞれ回動させ、上ワークロ
ール及び下ワークロールのクロス角を微調整し、圧延さ
れる圧延材の板幅方向の厚さ分布を一定に保持する。
【0015】また、上記課題を解決するための本発明の
構成は、互いにクロスさせた上ワークロールと下ワーク
ロールとの間に圧延材を通板させて圧延するロールクロ
ス2段圧延機であって、前記上ワークロールの一方の軸
端部もしくは両軸端部を上軸受ブロックに回転自在に軸
着すると共に、前記下ワークロールの一方の軸端部もし
くは両軸端部を下軸受ブロックに回転自在に軸着し、前
記上軸受ブロックをフレームに穿設した上昇降クロス穴
に支持すると共に前記下軸受ブロックを前記フレームに
穿設した下昇降クロス穴に支持し、ロール軸方向の上下
方向に傾斜した昇降用ウエッジライナを前記上軸受ブロ
ックと前記上昇降クロス穴との間及び前記下軸受ブロッ
クと前記下昇降クロス穴との間にそれぞれ介装し、前記
昇降用ウエッジライナをロール軸方向に移動させること
により前記上下ワークロール間のギャップ調整を行うワ
ークロール昇降手段を備え、ロール軸方向の通板方向に
傾斜したクロス用ウエッジライナを前記上軸受ブロック
と前記上昇降クロス穴との間及び前記下軸受ブロックと
前記下昇降クロス穴との間にそれぞれ介装し、前記クロ
ス用ウエッジライナを上下で互いに逆方向にそれぞれロ
ール軸方向に移動させることにより前記上下ワークロー
ルのクロス調整を行うワークロールクロス手段を備えた
ことを特徴とする。
構成は、互いにクロスさせた上ワークロールと下ワーク
ロールとの間に圧延材を通板させて圧延するロールクロ
ス2段圧延機であって、前記上ワークロールの一方の軸
端部もしくは両軸端部を上軸受ブロックに回転自在に軸
着すると共に、前記下ワークロールの一方の軸端部もし
くは両軸端部を下軸受ブロックに回転自在に軸着し、前
記上軸受ブロックをフレームに穿設した上昇降クロス穴
に支持すると共に前記下軸受ブロックを前記フレームに
穿設した下昇降クロス穴に支持し、ロール軸方向の上下
方向に傾斜した昇降用ウエッジライナを前記上軸受ブロ
ックと前記上昇降クロス穴との間及び前記下軸受ブロッ
クと前記下昇降クロス穴との間にそれぞれ介装し、前記
昇降用ウエッジライナをロール軸方向に移動させること
により前記上下ワークロール間のギャップ調整を行うワ
ークロール昇降手段を備え、ロール軸方向の通板方向に
傾斜したクロス用ウエッジライナを前記上軸受ブロック
と前記上昇降クロス穴との間及び前記下軸受ブロックと
前記下昇降クロス穴との間にそれぞれ介装し、前記クロ
ス用ウエッジライナを上下で互いに逆方向にそれぞれロ
ール軸方向に移動させることにより前記上下ワークロー
ルのクロス調整を行うワークロールクロス手段を備えた
ことを特徴とする。
【0016】そして、ワークロール昇降手段によって下
軸受ブロックを介して下ワークロールを昇降し、上面の
高さを設定すると共に、ワークロール昇降手段によって
上軸受ブロックを介して上ワークロールを昇降し、上ワ
ークロールと下ワークロールとの所要のロールギャップ
を設定する。上下のワークロールクロス手段によって上
軸受ブロック及び下軸受ブロックを介して上ワークロー
ル及び下ワークロールをロールクロス点を中心に所要の
角度で互いに反対方向にそれぞれ回動し、上ワークロー
ルと下ワークロールとを所要のクロス角でクロスさせ
る。上ワークロール及び下ワークロールを駆動回転しな
がら、搬送された圧延材をロールギャップに噛込ませて
所要の厚さに圧延する。
軸受ブロックを介して下ワークロールを昇降し、上面の
高さを設定すると共に、ワークロール昇降手段によって
上軸受ブロックを介して上ワークロールを昇降し、上ワ
ークロールと下ワークロールとの所要のロールギャップ
を設定する。上下のワークロールクロス手段によって上
軸受ブロック及び下軸受ブロックを介して上ワークロー
ル及び下ワークロールをロールクロス点を中心に所要の
角度で互いに反対方向にそれぞれ回動し、上ワークロー
ルと下ワークロールとを所要のクロス角でクロスさせ
る。上ワークロール及び下ワークロールを駆動回転しな
がら、搬送された圧延材をロールギャップに噛込ませて
所要の厚さに圧延する。
【0017】圧延中に圧延材の厚さが変動すると、ワー
クロール昇降手段によって上ワークロールを微細に昇降
させてロールギャップを微調整し、圧延される圧延材の
厚さを一定に保持する。また、圧延中に圧延材の板幅方
向の厚さ分布が変動すると、ワークロールクロス手段に
よって上ワークロールと下ワークロールとを互いに反対
方向に微細に回動してクロス角を微調整し、圧延される
圧延材の板幅方向の厚さ分布を一定に保持する。
クロール昇降手段によって上ワークロールを微細に昇降
させてロールギャップを微調整し、圧延される圧延材の
厚さを一定に保持する。また、圧延中に圧延材の板幅方
向の厚さ分布が変動すると、ワークロールクロス手段に
よって上ワークロールと下ワークロールとを互いに反対
方向に微細に回動してクロス角を微調整し、圧延される
圧延材の板幅方向の厚さ分布を一定に保持する。
【0018】
【発明の実施の形態】図1には本発明の第1実施形態例
に係るロールクロス2段圧延機の作業側の要部正面、図
2には図1中のII-II 線矢視、図3には図1中のIII-II
I 線矢視を示してある。
に係るロールクロス2段圧延機の作業側の要部正面、図
2には図1中のII-II 線矢視、図3には図1中のIII-II
I 線矢視を示してある。
【0019】図1乃至図3において、上ワークロール1
の両軸端部は軸受4を介して上内側偏心ブッシュ3に回
転自在に軸着され、上内側偏心ブッシュ3は上外側偏心
ブッシュ5に回動自在に支持されている。上外側偏心ブ
ッシュ5は作業側及び駆動側のフレーム30の上部にそ
れぞれ回動自在に軸着されている。つまり、上内側偏心
ブッシュ3と上外側偏心ブッシュ5とは2重構造になっ
て上ワークロール1を支持している。上外側偏心ブッシ
ュ5の端部はフレーム30から突出し、上外側ウォーム
ホイール7が嵌着されている。上内側偏心ブッシュ3の
端部は上外側偏心ブッシュ5から突出し、上内側ウォー
ムホイール6が嵌着されている。
の両軸端部は軸受4を介して上内側偏心ブッシュ3に回
転自在に軸着され、上内側偏心ブッシュ3は上外側偏心
ブッシュ5に回動自在に支持されている。上外側偏心ブ
ッシュ5は作業側及び駆動側のフレーム30の上部にそ
れぞれ回動自在に軸着されている。つまり、上内側偏心
ブッシュ3と上外側偏心ブッシュ5とは2重構造になっ
て上ワークロール1を支持している。上外側偏心ブッシ
ュ5の端部はフレーム30から突出し、上外側ウォーム
ホイール7が嵌着されている。上内側偏心ブッシュ3の
端部は上外側偏心ブッシュ5から突出し、上内側ウォー
ムホイール6が嵌着されている。
【0020】上内側ウォームホイール6に螺合する上ウ
ォーム8には第1のブッシュ回動手段としての上モータ
9が連結され、上モータ9には回転角度検出器9aが備
えられている。作業側及び駆動側のフレーム30の上部
に旋回台10が回動自在に設けられ、上モータ9は旋回
台10に装設されている。旋回台10はばね11によっ
て図2中反時計回り方向に回動付勢され、上ウォーム8
が上内側ウォームホイール6から離れないように押圧さ
れている。また、上外側ウォームホイール7に螺合する
ウォーム8には第2のブッシュ回動手段としての上モー
タ12が連結され、上モータ12には回転角度検出器1
2aが備えられている。上モータ12は作業側及び駆動
側のフレーム30の上部にそれぞれ装着されている。
ォーム8には第1のブッシュ回動手段としての上モータ
9が連結され、上モータ9には回転角度検出器9aが備
えられている。作業側及び駆動側のフレーム30の上部
に旋回台10が回動自在に設けられ、上モータ9は旋回
台10に装設されている。旋回台10はばね11によっ
て図2中反時計回り方向に回動付勢され、上ウォーム8
が上内側ウォームホイール6から離れないように押圧さ
れている。また、上外側ウォームホイール7に螺合する
ウォーム8には第2のブッシュ回動手段としての上モー
タ12が連結され、上モータ12には回転角度検出器1
2aが備えられている。上モータ12は作業側及び駆動
側のフレーム30の上部にそれぞれ装着されている。
【0021】下ワークロール2の両軸端部は上ワークロ
ール1と同様に、軸受14を介して下内側偏心ブッシュ
13に回転自在にそれぞれ軸着され、下内側偏心ブッシ
ュ13は下外側偏心ブッシュ15に回動自在に支持され
ている。下外側偏心ブッシュ15は作業側及び駆動側の
フレーム30の下部にそれぞれ回動自在に支持されてい
る。下外側偏心ブッシュ15の端部はフレーム30から
突出し、下外側ウォームホイール17が嵌着されてい
る。下内側偏心ブッシュ13の端部は下外側偏心ブッシ
ュ15から突出し、下内側ウォームホイール16が嵌着
されている。
ール1と同様に、軸受14を介して下内側偏心ブッシュ
13に回転自在にそれぞれ軸着され、下内側偏心ブッシ
ュ13は下外側偏心ブッシュ15に回動自在に支持され
ている。下外側偏心ブッシュ15は作業側及び駆動側の
フレーム30の下部にそれぞれ回動自在に支持されてい
る。下外側偏心ブッシュ15の端部はフレーム30から
突出し、下外側ウォームホイール17が嵌着されてい
る。下内側偏心ブッシュ13の端部は下外側偏心ブッシ
ュ15から突出し、下内側ウォームホイール16が嵌着
されている。
【0022】下内側ウォームホイール16に螺合する下
ウォーム18には第1ブッシュ回動手段としての下モー
タ19が連結され、下モータ19には回転角度検出器1
9aが備えられている。作業側及び駆動側のフレーム3
0の下部に旋回台20が回動自在に設けられ、下モータ
19は旋回台20に装設されている。旋回台20はばね
21によって図2中時計回り方向に回動付勢され、下ウ
ォーム18が下内側ウォームホイール16から離れない
ように押圧されている。また、下外側ウォームホイール
17に螺合するウォーム18には第2のブッシュ回動手
段としての下モータ22が連結され、下モータ22には
回転角度検出器12aが備えられている。下モータ22
は作業側及び駆動側のフレーム30の下部にそれぞれ装
着されている。
ウォーム18には第1ブッシュ回動手段としての下モー
タ19が連結され、下モータ19には回転角度検出器1
9aが備えられている。作業側及び駆動側のフレーム3
0の下部に旋回台20が回動自在に設けられ、下モータ
19は旋回台20に装設されている。旋回台20はばね
21によって図2中時計回り方向に回動付勢され、下ウ
ォーム18が下内側ウォームホイール16から離れない
ように押圧されている。また、下外側ウォームホイール
17に螺合するウォーム18には第2のブッシュ回動手
段としての下モータ22が連結され、下モータ22には
回転角度検出器12aが備えられている。下モータ22
は作業側及び駆動側のフレーム30の下部にそれぞれ装
着されている。
【0023】図3には前述したクロスロール2段圧延機
の作業側を示してあり、駆動側も図示と同様に構成さ
れ、上下ワークロール1,2の駆動側軸端には図示しな
い自在継手を介して駆動装置に連結されている。そし
て、作業側及び駆動側のフレーム30はそれぞれベース
ブロック31上に立設されている。
の作業側を示してあり、駆動側も図示と同様に構成さ
れ、上下ワークロール1,2の駆動側軸端には図示しな
い自在継手を介して駆動装置に連結されている。そし
て、作業側及び駆動側のフレーム30はそれぞれベース
ブロック31上に立設されている。
【0024】上記構成のクロスロール2段圧延機の作用
を図4、図5に基づいて説明する。図4にはロールギャ
ップの変位状況、図5にはロールクロス角の変位状況を
示してある。
を図4、図5に基づいて説明する。図4にはロールギャ
ップの変位状況、図5にはロールクロス角の変位状況を
示してある。
【0025】回転角度検出器9a,19aによって上モ
ータ9及び下モータ19の回転角度を検出しながら、上
モータ9及び下モータ19によって上ウォーム8及び下
ウォーム18を所要の回転角度で同時に互いに反対方向
にそれぞれ回転し、上内側ウォームホイール6及び下内
側ウォームホイール16を介して図4(a)に示すロー
ルギャップgが最小の状態から上内側偏心ブッシュ3と
下内側偏心ブッシュ13とを所要の角度で互いに反対方
向に回動し、上ワークロール1及び下ワークロール2を
昇降させて高さを調整し、ロールギャップgを設定す
る。図4(c)に示すように、上内側偏心ブッシュ3及
び下内側偏心ブッシュ13を180度回動するとロール
ギャップgは最大となり、図4(b)に示すように、上
内側偏心ブッシュ3及び下内側偏心ブッシュ13を90
度回動するとロールギャップgは中間になる。
ータ9及び下モータ19の回転角度を検出しながら、上
モータ9及び下モータ19によって上ウォーム8及び下
ウォーム18を所要の回転角度で同時に互いに反対方向
にそれぞれ回転し、上内側ウォームホイール6及び下内
側ウォームホイール16を介して図4(a)に示すロー
ルギャップgが最小の状態から上内側偏心ブッシュ3と
下内側偏心ブッシュ13とを所要の角度で互いに反対方
向に回動し、上ワークロール1及び下ワークロール2を
昇降させて高さを調整し、ロールギャップgを設定す
る。図4(c)に示すように、上内側偏心ブッシュ3及
び下内側偏心ブッシュ13を180度回動するとロール
ギャップgは最大となり、図4(b)に示すように、上
内側偏心ブッシュ3及び下内側偏心ブッシュ13を90
度回動するとロールギャップgは中間になる。
【0026】次に、回転角度検出器12a,22aによ
って上モータ12及び下モータ22の回転角度を検出し
ながら、上モータ12及び下モータ22によって上ウォ
ーム8及び下ウォーム18を所要の回転角度で同時に互
いに反対方向に回転し、上外側ウォームホイール7及び
下外側ウォームホイール17を介して図5(a)に示す
クロス角θが最小の状態から上外側偏心スリーブ5と下
外側偏心ブッシュ15とを所要の角度で互いに反対方向
にそれぞれ回動し、上ワークロール1の軸心L 1 及び下
ワークロール2の軸心L2 をミル中心線Cから所要のク
ロス角θでクロスさせる。図5(c)に示すように、上
外側偏心スリーブ5及び下外側偏心ブッシュ15を18
0度回動するとクロス角θは最大となり、図5(b)に
示すように、上外側偏心スリーブ5及び下外側偏心ブッ
シュ15を90度回動するとクロス角θは中間になる。
って上モータ12及び下モータ22の回転角度を検出し
ながら、上モータ12及び下モータ22によって上ウォ
ーム8及び下ウォーム18を所要の回転角度で同時に互
いに反対方向に回転し、上外側ウォームホイール7及び
下外側ウォームホイール17を介して図5(a)に示す
クロス角θが最小の状態から上外側偏心スリーブ5と下
外側偏心ブッシュ15とを所要の角度で互いに反対方向
にそれぞれ回動し、上ワークロール1の軸心L 1 及び下
ワークロール2の軸心L2 をミル中心線Cから所要のク
ロス角θでクロスさせる。図5(c)に示すように、上
外側偏心スリーブ5及び下外側偏心ブッシュ15を18
0度回動するとクロス角θは最大となり、図5(b)に
示すように、上外側偏心スリーブ5及び下外側偏心ブッ
シュ15を90度回動するとクロス角θは中間になる。
【0027】この状態で上ワークロール1及び下ワーク
ロール2を図示しない駆動装置によって回転させなが
ら、ロールギャップgに圧延材60を噛み込ませて所要
の厚さに圧延する。
ロール2を図示しない駆動装置によって回転させなが
ら、ロールギャップgに圧延材60を噛み込ませて所要
の厚さに圧延する。
【0028】圧延中に圧延材60の厚さが変動すると、
回転角度検出器9a,19aによって上モータ9及び下
モータ19の回転角度をそれぞれ検出しながら上モータ
9及び下モータ19によって上ウォーム8及び下ウォー
ム18を所要の回転角度で互いに反対方向にそれぞれ回
転し、上内側ウォームホイール6及び下内側ウォームホ
イール16を介して上内側偏心ブッシュ3と下内側偏心
ブッシュ13とを所要の微小角度で同時に互いに反対方
向にそれぞれ回動させ、上ワークロール1及び下ワーク
ロール2を微細に昇降させてロールギャップを微調整
し、圧延される圧延材60の厚さを一定に保持する。
回転角度検出器9a,19aによって上モータ9及び下
モータ19の回転角度をそれぞれ検出しながら上モータ
9及び下モータ19によって上ウォーム8及び下ウォー
ム18を所要の回転角度で互いに反対方向にそれぞれ回
転し、上内側ウォームホイール6及び下内側ウォームホ
イール16を介して上内側偏心ブッシュ3と下内側偏心
ブッシュ13とを所要の微小角度で同時に互いに反対方
向にそれぞれ回動させ、上ワークロール1及び下ワーク
ロール2を微細に昇降させてロールギャップを微調整
し、圧延される圧延材60の厚さを一定に保持する。
【0029】また、圧延材60の圧延中に板幅方向の厚
さ分布が変動すると、回転角度検出器12a,22aに
よって上モータ12及び下モータ22の回転角度をそれ
ぞれ検出しながら上モータ12及び下モータ22によっ
て上ウォーム8及び下ウォーム18を所要の回転角度で
互いに反対方向にそれぞれ回転し、上外側ウォームホイ
ール7及び下外側ウォームホイール17を介して上外側
偏心スリーブ5と上外側偏心ブッシュ15とを所要の微
小角度で同時に互いに反対方向にそれぞれ回動させ、上
ワークロール1及び下ワークロール2のクロス角θを微
調整し、圧延される圧延材60の板幅方向の厚さ分布を
一定に保持する。
さ分布が変動すると、回転角度検出器12a,22aに
よって上モータ12及び下モータ22の回転角度をそれ
ぞれ検出しながら上モータ12及び下モータ22によっ
て上ウォーム8及び下ウォーム18を所要の回転角度で
互いに反対方向にそれぞれ回転し、上外側ウォームホイ
ール7及び下外側ウォームホイール17を介して上外側
偏心スリーブ5と上外側偏心ブッシュ15とを所要の微
小角度で同時に互いに反対方向にそれぞれ回動させ、上
ワークロール1及び下ワークロール2のクロス角θを微
調整し、圧延される圧延材60の板幅方向の厚さ分布を
一定に保持する。
【0030】上述した実施形態例では、上内側偏心ブッ
シュ3及び下内側偏心ブッシュ13を上ワークロール1
及び下ワークロール2の昇降用とし、上外側偏心ブッシ
ュ5及び下外側偏心ブッシュ15を上ワークロール1及
び下ワークロール2のロールクロス用としているが、上
内側偏心ブッシュ3及び下内側偏心ブッシュ13を上ワ
ークロール1及び下ワークロール2のロールクロス用と
し、上外側偏心ブッシュ5及び下外側偏心ブッシュ15
を上ワークロール1及び下ワークロール2の昇降用とし
てもよい。尚、本実施形態例は、熱間粗圧延及び仕上圧
延機さらには冷間圧延機のいずれにも適用できるもので
ある。
シュ3及び下内側偏心ブッシュ13を上ワークロール1
及び下ワークロール2の昇降用とし、上外側偏心ブッシ
ュ5及び下外側偏心ブッシュ15を上ワークロール1及
び下ワークロール2のロールクロス用としているが、上
内側偏心ブッシュ3及び下内側偏心ブッシュ13を上ワ
ークロール1及び下ワークロール2のロールクロス用と
し、上外側偏心ブッシュ5及び下外側偏心ブッシュ15
を上ワークロール1及び下ワークロール2の昇降用とし
てもよい。尚、本実施形態例は、熱間粗圧延及び仕上圧
延機さらには冷間圧延機のいずれにも適用できるもので
ある。
【0031】図6に基づいて本発明の第2実施形態例を
説明する。図6には本発明の第2実施形態例に係るロー
ルクロス2段圧延機の概略側面を示してある。尚、図1
乃至図3に示した第1実施形態例のロールクロス2段圧
延機と同一部材には同一符号を付して重複する説明は省
略してある。
説明する。図6には本発明の第2実施形態例に係るロー
ルクロス2段圧延機の概略側面を示してある。尚、図1
乃至図3に示した第1実施形態例のロールクロス2段圧
延機と同一部材には同一符号を付して重複する説明は省
略してある。
【0032】図6において、下外側偏心ブッシュ15の
端部には下外側左ねじウォームホイール17aが嵌着さ
れている。下外側左ねじウォームホイール17aと上外
側ウォームホイール7とにはそれぞれ下左ねじウォーム
18aと上ウォーム8が螺合し、下左ねじウォーム18
aと上ウォーム8とは連結軸28によって結合されてい
る。連結軸28によって結合された下左ねじウォーム1
8aと上ウォーム8とには上モータ12が連結し、上モ
ータ12には回転角度検出器12aが備えられている。
その他の構成は、図1乃至図3に示した第1実施形態例
と同一である。
端部には下外側左ねじウォームホイール17aが嵌着さ
れている。下外側左ねじウォームホイール17aと上外
側ウォームホイール7とにはそれぞれ下左ねじウォーム
18aと上ウォーム8が螺合し、下左ねじウォーム18
aと上ウォーム8とは連結軸28によって結合されてい
る。連結軸28によって結合された下左ねじウォーム1
8aと上ウォーム8とには上モータ12が連結し、上モ
ータ12には回転角度検出器12aが備えられている。
その他の構成は、図1乃至図3に示した第1実施形態例
と同一である。
【0033】上記構成のロールクロス2段圧延機の作用
を説明する。回転角度検出器12aによって上モータ1
2の回転角度を検出しながら、上モータ12によって上
ウォーム8及び下左ねじウォーム18aを所要の回転角
度でそれぞれ回転し、上外側ウォームホイール7及び下
外側左ねじウォームホイール17aを介して上外側偏心
ブッシュ5と下外側偏心ブッシュ15とを所要の角度で
互いに反対方向にそれぞれ回動させ、上ワークロール1
の軸心L1 及び下ワークロール2の軸心L2 をミル中心
線Cから所要のクロス角θでクロスさせる。
を説明する。回転角度検出器12aによって上モータ1
2の回転角度を検出しながら、上モータ12によって上
ウォーム8及び下左ねじウォーム18aを所要の回転角
度でそれぞれ回転し、上外側ウォームホイール7及び下
外側左ねじウォームホイール17aを介して上外側偏心
ブッシュ5と下外側偏心ブッシュ15とを所要の角度で
互いに反対方向にそれぞれ回動させ、上ワークロール1
の軸心L1 及び下ワークロール2の軸心L2 をミル中心
線Cから所要のクロス角θでクロスさせる。
【0034】この状態で、上ワークロール1及び下ワー
クロール2を図示しない駆動装置によって回転させなが
ら、搬送された圧延材60を上下ワークロール1,2間
のギャップに噛み込ませて圧延材60を所要の厚さに圧
延する。
クロール2を図示しない駆動装置によって回転させなが
ら、搬送された圧延材60を上下ワークロール1,2間
のギャップに噛み込ませて圧延材60を所要の厚さに圧
延する。
【0035】圧延材60の圧延中にその板幅方向の厚さ
分布が変動すると、回転角度検出器12aによって上モ
ータ12の回転角度をそれぞれ検出しながら上モータ1
2によって上ウォーム8及び下左ねじウォーム18aを
所要の回転角度でそれぞれ回転し、上外側ウォームホイ
ール7及び下外側左ねじウォームホイール17aを介し
て上外側偏心ブッシュ5と上外側偏心ブッシュ15とを
所要の微小角度で同時に互いに反対方向にそれぞれ回動
させ、上ワークロール1及び下ワークロール2のクロス
角θを微調整し、圧延される圧延材60の板幅方向の厚
さ分布を一定に保持する。その他の作用は第1実施形態
例と同一である。
分布が変動すると、回転角度検出器12aによって上モ
ータ12の回転角度をそれぞれ検出しながら上モータ1
2によって上ウォーム8及び下左ねじウォーム18aを
所要の回転角度でそれぞれ回転し、上外側ウォームホイ
ール7及び下外側左ねじウォームホイール17aを介し
て上外側偏心ブッシュ5と上外側偏心ブッシュ15とを
所要の微小角度で同時に互いに反対方向にそれぞれ回動
させ、上ワークロール1及び下ワークロール2のクロス
角θを微調整し、圧延される圧延材60の板幅方向の厚
さ分布を一定に保持する。その他の作用は第1実施形態
例と同一である。
【0036】図7乃至図10に基づいて本発明の第3実
施形態例を説明する。図7には本発明の第3実施形態例
に係るロールクロス2段圧延機の作業側の要部正面、図
8には図7中のVIII-VIII 線矢視、図9には図7中のIX
-IX 線矢視、図10には図7中のX-X 線矢視を示してあ
る。尚、図1乃至図3に示した第1実施形態例のロール
クロス2段圧延機と同一部材には同一符号を付して重複
する説明は省略してある。
施形態例を説明する。図7には本発明の第3実施形態例
に係るロールクロス2段圧延機の作業側の要部正面、図
8には図7中のVIII-VIII 線矢視、図9には図7中のIX
-IX 線矢視、図10には図7中のX-X 線矢視を示してあ
る。尚、図1乃至図3に示した第1実施形態例のロール
クロス2段圧延機と同一部材には同一符号を付して重複
する説明は省略してある。
【0037】図7、図9及び図10に示すように、上ワ
ークロール1及び下ワークロール2の両軸端部は軸受3
4を介して上軸受ブロック33及び下軸受ブロック43
にそれぞれ回転自在に軸着されている。上軸受ブロック
33上面にはロール軸方向の上下方向に傾斜が形成され
た上テーパライナ35が圧延方向に摺動自在に装設さ
れ、下軸受ブロック43の下面にはロール軸方向の上下
方向に傾斜が形成された下テーパライナ45が圧延方向
に摺動自在に装設されている。上軸受ブロック33及び
上テーパライナ35は、作業側及び駆動側のフレーム5
0に穿設された上昇降クロス用穴50a及び下昇降穴5
0bにそれぞれ嵌挿され、吊り上げシリンダ38によっ
てフレーム50に懸垂されており、上テーパライナ35
と上昇降クロス用穴50aとには上テーパライナ35と
同一角度で反対方向に傾斜が形成された圧下用ウエッジ
ライナ36がロール軸方向に摺動自在に介装されてい
る。
ークロール1及び下ワークロール2の両軸端部は軸受3
4を介して上軸受ブロック33及び下軸受ブロック43
にそれぞれ回転自在に軸着されている。上軸受ブロック
33上面にはロール軸方向の上下方向に傾斜が形成され
た上テーパライナ35が圧延方向に摺動自在に装設さ
れ、下軸受ブロック43の下面にはロール軸方向の上下
方向に傾斜が形成された下テーパライナ45が圧延方向
に摺動自在に装設されている。上軸受ブロック33及び
上テーパライナ35は、作業側及び駆動側のフレーム5
0に穿設された上昇降クロス用穴50a及び下昇降穴5
0bにそれぞれ嵌挿され、吊り上げシリンダ38によっ
てフレーム50に懸垂されており、上テーパライナ35
と上昇降クロス用穴50aとには上テーパライナ35と
同一角度で反対方向に傾斜が形成された圧下用ウエッジ
ライナ36がロール軸方向に摺動自在に介装されてい
る。
【0038】下軸受ブロック33及び下テーパライナ4
5は作業側及び駆動側のフレーム50に穿設された下昇
降クロス用穴50bに嵌挿され、下テーパライナ45と
下昇降クロス用穴50bとには下テーパライナ45と同
一角度で反対方向に傾斜が形成された昇降用ウエッジラ
イナ46がロール軸方向に摺動自在に介装されている。
圧下用ウエッジライナ36の上方への突起部にはフレー
ム50の上部に埋設されたロッド位置検出器37aを有
する圧下シリンダ37のロッド部が固着され、昇降用ウ
エッジライナ46の下方への突起部にはフレーム50の
下部に埋設されたロッド位置検出器47aを有する高さ
調整シリンダ47のロッド部が固着されている。
5は作業側及び駆動側のフレーム50に穿設された下昇
降クロス用穴50bに嵌挿され、下テーパライナ45と
下昇降クロス用穴50bとには下テーパライナ45と同
一角度で反対方向に傾斜が形成された昇降用ウエッジラ
イナ46がロール軸方向に摺動自在に介装されている。
圧下用ウエッジライナ36の上方への突起部にはフレー
ム50の上部に埋設されたロッド位置検出器37aを有
する圧下シリンダ37のロッド部が固着され、昇降用ウ
エッジライナ46の下方への突起部にはフレーム50の
下部に埋設されたロッド位置検出器47aを有する高さ
調整シリンダ47のロッド部が固着されている。
【0039】図8、図9及び図10に示すように、上軸
受ブロック33及び下軸受ブロック43の両側面には、
ロール軸方向の圧延方向に曲面及び傾斜が形成された曲
面テーパライナ55が圧延方向に摺動するようにそれぞ
れ装設され、曲面テーパライナ55と上昇降クロス用穴
50a及び下昇降クロス用穴50bとには曲面テーパラ
イナ55と同一角度でロール軸方向の反対方向に傾斜が
形成されたクロス用ウエッジライナ56がロール軸方向
に摺動自在にそれぞれ介装されている。各々のクロス用
ウエッジライナ56の圧延方向への突起部には、フレー
ム50の中部に埋設されたロッド位置検出器57aを有
するクロスシリンダ57のロッド部が固着されている。
受ブロック33及び下軸受ブロック43の両側面には、
ロール軸方向の圧延方向に曲面及び傾斜が形成された曲
面テーパライナ55が圧延方向に摺動するようにそれぞ
れ装設され、曲面テーパライナ55と上昇降クロス用穴
50a及び下昇降クロス用穴50bとには曲面テーパラ
イナ55と同一角度でロール軸方向の反対方向に傾斜が
形成されたクロス用ウエッジライナ56がロール軸方向
に摺動自在にそれぞれ介装されている。各々のクロス用
ウエッジライナ56の圧延方向への突起部には、フレー
ム50の中部に埋設されたロッド位置検出器57aを有
するクロスシリンダ57のロッド部が固着されている。
【0040】なお、吊り上げシリンダ38の代わりに、
上軸受ブロック33の下面に下軸受ブロック43の下面
と同様のテーパライナ、上昇用ウエッジライナ及び上昇
用シリンダを設けることもできる。
上軸受ブロック33の下面に下軸受ブロック43の下面
と同様のテーパライナ、上昇用ウエッジライナ及び上昇
用シリンダを設けることもできる。
【0041】図6、図7及び図8はクロスロール2段圧
延機の作業側を示しており、駆動側も図示と同様に構成
され、上ワークロール1及び下ワークロール2の駆動側
軸端には図示しない自在継手を介して駆動装置に連結さ
れている。そして、作業側及び駆動側のフレーム50は
それぞれベースブロック51上に立設さている。
延機の作業側を示しており、駆動側も図示と同様に構成
され、上ワークロール1及び下ワークロール2の駆動側
軸端には図示しない自在継手を介して駆動装置に連結さ
れている。そして、作業側及び駆動側のフレーム50は
それぞれベースブロック51上に立設さている。
【0042】上記構成のクロスロール2段圧延機の作用
を説明する。ロッド位置検出器47aによって高さ調整
シリンダ47のロッドストロークを検出しながら、高さ
調整シリンダ47によって昇降用ウエッジライナ46を
摺動させ、下軸受ブロック43を昇降して下ワークロー
ル2の上面の高さを設定する。そして、ロッド位置検出
器37aによって圧下シリンダ37のロッドストローク
を検出しながら、圧下シリンダ37によって圧下用ウエ
ッジライナ36を摺動させ、吊り上げシリンダ38によ
って常時吊り上げられている上軸受ブロック33を昇降
して上ワークロール1と下ワークロール2との所要のロ
ールギャップを設定する。
を説明する。ロッド位置検出器47aによって高さ調整
シリンダ47のロッドストロークを検出しながら、高さ
調整シリンダ47によって昇降用ウエッジライナ46を
摺動させ、下軸受ブロック43を昇降して下ワークロー
ル2の上面の高さを設定する。そして、ロッド位置検出
器37aによって圧下シリンダ37のロッドストローク
を検出しながら、圧下シリンダ37によって圧下用ウエ
ッジライナ36を摺動させ、吊り上げシリンダ38によ
って常時吊り上げられている上軸受ブロック33を昇降
して上ワークロール1と下ワークロール2との所要のロ
ールギャップを設定する。
【0043】次に、ロッド位置検出器57aによって双
方の上下のクロスシリンダ57のロッドストロークを検
出しながら、各々のクロスシリンダ57によって上出側
及び下入側のクロス用ウエッジライナ56をロール軸方
向の中央側へ摺動させると共に上入側及び下出側のクロ
ス用ウエッジライナ56をロール軸方向の軸端側へ摺動
させ、上軸受ブロック33及び上ワークロール1と下軸
受ブロック43及び下ワークロール2とをロールクロス
点を中心に所要の角度で回動し、上ワークロール1の軸
心L1, 及び下ワークロール2の軸心L2を中心線Cから所
要のクロス角θでクロスさせる。この状態で、上ワーク
ロール1及び下ワークロール2を図示しない駆動装置に
よって回転させながら、搬送された圧延材60を前記ロ
ールギャップに噛込ませて所要の厚さに圧延する。
方の上下のクロスシリンダ57のロッドストロークを検
出しながら、各々のクロスシリンダ57によって上出側
及び下入側のクロス用ウエッジライナ56をロール軸方
向の中央側へ摺動させると共に上入側及び下出側のクロ
ス用ウエッジライナ56をロール軸方向の軸端側へ摺動
させ、上軸受ブロック33及び上ワークロール1と下軸
受ブロック43及び下ワークロール2とをロールクロス
点を中心に所要の角度で回動し、上ワークロール1の軸
心L1, 及び下ワークロール2の軸心L2を中心線Cから所
要のクロス角θでクロスさせる。この状態で、上ワーク
ロール1及び下ワークロール2を図示しない駆動装置に
よって回転させながら、搬送された圧延材60を前記ロ
ールギャップに噛込ませて所要の厚さに圧延する。
【0044】圧延材60の圧延中にその厚さが変動する
と、ロッド位置検出器37aによって圧下シリンダ37
のロッドストロークを検出しながら、圧下シリンダ37
を所要のストロークで作動して圧下用ウエッジライナ3
6を微細に摺動させ、上軸受ブロック33を介して上ワ
ークロール1を微細に昇降させてロールギャップを微調
整し、圧延材60の厚さを一定に保持する。
と、ロッド位置検出器37aによって圧下シリンダ37
のロッドストロークを検出しながら、圧下シリンダ37
を所要のストロークで作動して圧下用ウエッジライナ3
6を微細に摺動させ、上軸受ブロック33を介して上ワ
ークロール1を微細に昇降させてロールギャップを微調
整し、圧延材60の厚さを一定に保持する。
【0045】また、圧延材60の圧延中にその板幅方向
の厚さ分布が変動すると、ロッド位置検出器57aによ
って上下のクロスシリンダ57のロッドストロークを検
出しながら、各々のクロスシリンダ57を所要のストロ
ークで作動して上出側及び下入側のクロス用ウエッジラ
イナ56と上入側及び下出側各々のクロス用ウエッジラ
イナ56を互いに反対方向に微細に摺動させ、上ワーク
ロール1と下ワークロール2とのクロス角θを微調整
し、圧延される圧延材60の板幅方向の厚さ分布を一定
に保持する。
の厚さ分布が変動すると、ロッド位置検出器57aによ
って上下のクロスシリンダ57のロッドストロークを検
出しながら、各々のクロスシリンダ57を所要のストロ
ークで作動して上出側及び下入側のクロス用ウエッジラ
イナ56と上入側及び下出側各々のクロス用ウエッジラ
イナ56を互いに反対方向に微細に摺動させ、上ワーク
ロール1と下ワークロール2とのクロス角θを微調整
し、圧延される圧延材60の板幅方向の厚さ分布を一定
に保持する。
【0046】尚、本実施例は、熱間粗圧延及び仕上圧延
機さらには冷間圧延機のいずれにも適用できるものであ
る。
機さらには冷間圧延機のいずれにも適用できるものであ
る。
【0047】上記実施形態例では、上ワークロール1及
び下ワークロール2の両端部に偏心ブッシュもしくはク
ロス用ウエッジライナ等のクロス機構を設け、上ワーク
ロール1及び下ワークロール2がミル中心軸を回動中心
としてクロスする機構を例に挙げて説明したが、本発明
は上記実施形態例に限定されない。例えば、上ワークロ
ール1及び下ワークロール2の一方の軸端部を偏心ブッ
シュで支持し、上ワークロール1及び下ワークロール2
の他方の軸端部をクロス用ウエッジライナで支持する、
といった機構を採用することも可能である。また、上ワ
ークロール1及び下ワークロール2の一方をクロスさせ
るいわゆる片クロスの機構を採用することも可能であ
る。
び下ワークロール2の両端部に偏心ブッシュもしくはク
ロス用ウエッジライナ等のクロス機構を設け、上ワーク
ロール1及び下ワークロール2がミル中心軸を回動中心
としてクロスする機構を例に挙げて説明したが、本発明
は上記実施形態例に限定されない。例えば、上ワークロ
ール1及び下ワークロール2の一方の軸端部を偏心ブッ
シュで支持し、上ワークロール1及び下ワークロール2
の他方の軸端部をクロス用ウエッジライナで支持する、
といった機構を採用することも可能である。また、上ワ
ークロール1及び下ワークロール2の一方をクロスさせ
るいわゆる片クロスの機構を採用することも可能であ
る。
【0048】例えば、上記各実施形態例の一方または他
方のクロス機構を、図11(a)に示すように、ミル中
心線よりもワークロール中心線を板出側に若干オフセッ
トしておくと共に、下ワークロール2の一方(右側)及
び上ワークロール1の他方(左側)の軸端側をフレーム
30(50)内においてO位置で回転可能に枢支する構
造とし、下ワークロール2の一方(右側)のO位置を回
転中心として他方(左側)の軸端側を板入側に水平方向
に移動すると共に、上ワークロール1の他方(左側)の
O位置を回転中心として一方(右側)の軸端側を板入側
に水平方向に移動することで、図11(b)に示すよう
に、上下のワークロール1,2の相互のクロス点がミル
中心線上の位置になるようにしてもよい。
方のクロス機構を、図11(a)に示すように、ミル中
心線よりもワークロール中心線を板出側に若干オフセッ
トしておくと共に、下ワークロール2の一方(右側)及
び上ワークロール1の他方(左側)の軸端側をフレーム
30(50)内においてO位置で回転可能に枢支する構
造とし、下ワークロール2の一方(右側)のO位置を回
転中心として他方(左側)の軸端側を板入側に水平方向
に移動すると共に、上ワークロール1の他方(左側)の
O位置を回転中心として一方(右側)の軸端側を板入側
に水平方向に移動することで、図11(b)に示すよう
に、上下のワークロール1,2の相互のクロス点がミル
中心線上の位置になるようにしてもよい。
【0049】尚、上述とは逆にワークロール中心線を板
入側にオフセットさせた場合には、上下のワークロール
1,2の水平移動方向を上述とは逆(板出側)にするこ
とで、クロス点が常にミル中心線上に位置することにな
る。また、オフセット量を所定値に設定あるいは可変に
することで、クロス点が常に稼働時の多用クロス角度位
置あるいは常に最大荷重箇所位置になり、設計上好適で
ある。片クロスにすることにより、クロス装置が半減
し、設備が簡素化されると共に保守が減少し、更に基礎
やロール組替装置等他の機器との取り合いが楽になる。
入側にオフセットさせた場合には、上下のワークロール
1,2の水平移動方向を上述とは逆(板出側)にするこ
とで、クロス点が常にミル中心線上に位置することにな
る。また、オフセット量を所定値に設定あるいは可変に
することで、クロス点が常に稼働時の多用クロス角度位
置あるいは常に最大荷重箇所位置になり、設計上好適で
ある。片クロスにすることにより、クロス装置が半減
し、設備が簡素化されると共に保守が減少し、更に基礎
やロール組替装置等他の機器との取り合いが楽になる。
【0050】
【発明の効果】本発明のロールクロス2段圧延機では、
上ワークロール及び下ワークロールの軸端部に所要の角
度で回動するロール昇降用またはロールクロス用の内側
偏心ブッシュと、ロールクロス用またはロール昇降用の
外側偏心ブッシュとを設け、内側偏心ブッシュ及び外側
偏心ブッシュを介して上ワークロール及び下ワークロー
ルをフレームに支持したので、内側偏心ブッシュ及び外
側偏心ブッシュを所要の角度でそれぞれ回動すること
で、ロールギャップ及びロールクロス角の調整ができ
る。この結果、構造を簡単にすることが可能になり、且
つ大型のハウジングが不要となってコンパクトなものに
なり、圧延機の製作費及び維持管理費を低減することが
できる。
上ワークロール及び下ワークロールの軸端部に所要の角
度で回動するロール昇降用またはロールクロス用の内側
偏心ブッシュと、ロールクロス用またはロール昇降用の
外側偏心ブッシュとを設け、内側偏心ブッシュ及び外側
偏心ブッシュを介して上ワークロール及び下ワークロー
ルをフレームに支持したので、内側偏心ブッシュ及び外
側偏心ブッシュを所要の角度でそれぞれ回動すること
で、ロールギャップ及びロールクロス角の調整ができ
る。この結果、構造を簡単にすることが可能になり、且
つ大型のハウジングが不要となってコンパクトなものに
なり、圧延機の製作費及び維持管理費を低減することが
できる。
【0051】また、ブッシュ回動手段を減速して内側偏
心ブッシュ及び外側偏心ブッシュを回動させてロールギ
ャップ及びロールクロス角を調整するようにしたので、
ブッシュ回転手段の動力を小さくすることが可能にな
り、且つ作動制御の精度が緩和される。更に、本発明の
ハウジングを必要としない2段圧延機を複数台タンデム
に配置した場合、各々のワークロール間距離を最小限に
することができる。従って、圧延材が前段の圧延機のワ
ークロールを尻抜けした時、無張力部が短かくなるの
で、張力制御圧延における圧延材の蛇行を小さくするこ
とができ、圧延材の温度低下の防止、スケール発生両の
減少及びラインの短小化を図ることが可能になる。
心ブッシュ及び外側偏心ブッシュを回動させてロールギ
ャップ及びロールクロス角を調整するようにしたので、
ブッシュ回転手段の動力を小さくすることが可能にな
り、且つ作動制御の精度が緩和される。更に、本発明の
ハウジングを必要としない2段圧延機を複数台タンデム
に配置した場合、各々のワークロール間距離を最小限に
することができる。従って、圧延材が前段の圧延機のワ
ークロールを尻抜けした時、無張力部が短かくなるの
で、張力制御圧延における圧延材の蛇行を小さくするこ
とができ、圧延材の温度低下の防止、スケール発生両の
減少及びラインの短小化を図ることが可能になる。
【0052】また、本発明のロールクロス2段圧延機で
は、双方のフレームに穿設した上下軸受ブロック昇降ク
ロス穴によって上下軸受ブロックを介して上ワークロー
ル及び下ワークロールの軸端部を支持し、上下軸受ブロ
ックとフレームとにロール昇降手段及びロールクロス手
段を介装したので、ロール昇降手段とロールクロス手段
とを作動させることでロールギャップ及びロールクロス
角の調整ができる。この結果、構造を簡単にすることが
可能になり、且つ大型のハウジングが不要となってコン
パクトなものになり、圧延機の製作費及び維持管理費を
低減することができる。
は、双方のフレームに穿設した上下軸受ブロック昇降ク
ロス穴によって上下軸受ブロックを介して上ワークロー
ル及び下ワークロールの軸端部を支持し、上下軸受ブロ
ックとフレームとにロール昇降手段及びロールクロス手
段を介装したので、ロール昇降手段とロールクロス手段
とを作動させることでロールギャップ及びロールクロス
角の調整ができる。この結果、構造を簡単にすることが
可能になり、且つ大型のハウジングが不要となってコン
パクトなものになり、圧延機の製作費及び維持管理費を
低減することができる。
【0053】また、昇降用ウエッジライナ及びクロス用
ウエッジライナを大きいストロークでロール軸方向に移
動させ、減速してロールギャップ及びロールクロス角を
調整するので、ロール上昇手段及びロールクロス手段の
動力を小さくすることが可能になり、且つその作動制御
の精度が緩和される。更に、このハウジングを必要とし
ない2段圧延機を複数台タンデムに配置した場合、各々
のワークロール間距離を最小限にすることができる。従
って、圧延材が前段の圧延機のワークロールを尻抜けし
た時、無張力部が短かくなるので、張力制御圧延におけ
る圧延材の蛇行を小さくすることができ、圧延材の温度
低下の防止、スケール発生両の減少及びラインの短小化
を図ることが可能になる。
ウエッジライナを大きいストロークでロール軸方向に移
動させ、減速してロールギャップ及びロールクロス角を
調整するので、ロール上昇手段及びロールクロス手段の
動力を小さくすることが可能になり、且つその作動制御
の精度が緩和される。更に、このハウジングを必要とし
ない2段圧延機を複数台タンデムに配置した場合、各々
のワークロール間距離を最小限にすることができる。従
って、圧延材が前段の圧延機のワークロールを尻抜けし
た時、無張力部が短かくなるので、張力制御圧延におけ
る圧延材の蛇行を小さくすることができ、圧延材の温度
低下の防止、スケール発生両の減少及びラインの短小化
を図ることが可能になる。
【図1】本発明の第1実施形態例に係るロールクロス2
段圧延機の作業側の要部を表す正面図。
段圧延機の作業側の要部を表す正面図。
【図2】図1中のII-II 線矢視図。
【図3】図1中のIII-III 線矢視図。
【図4】ロールギャップの変位説明図。
【図5】クロス角の変位説明図。
【図6】本発明の第2実施形態例に係るロールクロス2
段圧延機の概略側面図。
段圧延機の概略側面図。
【図7】本発明の第3実施形態例に係るロールクロス2
段圧延機の作業側の要部を表す正面図。
段圧延機の作業側の要部を表す正面図。
【図8】図7中のVIII-VIII 線矢視図。
【図9】図7中のIX-IX 線矢視図。
【図10】図7中のX-X 線矢視図。
【図11】ワークロールの配置状況を表す平面図。
【図12】従来のロールクロス2段圧延機の側面図。
1 上ワークロール 2 下ワークロール 3 上内側偏心ブッシュ 5 上外側偏心ブッシュ 6 上内側ウォームホイール 7 上外側ウォームホイール 8 上ウォーム 9、12 上モータ 13 下内側偏心ブッシュ 15 下外側偏心ブッシュ 16 下内側ウォームホイール 17 下外側ウォームホイール 17a 下外側左ねじウォームホイール 18 下ウォーム 18a 下左ねじウォーム 19・22 下モータ 30・50 フレーム 33 上軸受ブロック 35 上テーパライナ 36 圧下用ウエッジライナ 37 圧下シリンダ 43 下軸受ブロック 45 下テーパライナ 46 昇降用ウエッジライナ 47 高さ調整シリンダ 50a 上昇降用クロス用穴 50b 下昇降用クロス用穴 55 曲面テーパライナ 56 クロス用ウエッジライナ 60 圧延材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 雅司 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 互いにクロスさせた上ワークロールと下
ワークロールとの間に圧延材を通板させて圧延するロー
ルクロス2段圧延機であって、前記上ワークロールの一
方の軸端部もしくは両軸端部を軸受を介して上内側偏心
ブッシュに回転自在に支持すると共に、前記下ワークロ
ールの一方の軸端部もしくは両軸端部を軸受を介して下
内側偏心ブッシュに回動自在に支持し、前記上内側偏心
ブッシュ及び下内側偏心ブッシュをそれぞれ上外側偏心
ブッシュ及び下外側偏心ブッシュに回動自在に支持し、
前記上外側偏心ブッシュ及び前記下外側偏心ブッシュを
フレームに回動自在に支持し、前記上下ワークロール間
のギャップ調整もしくは前記上下ワークロールのクロス
調整を行うために前記上内側偏心ブッシュ及び前記下内
側偏心ブッシュを回動させる第1のブッシュ回動手段を
設け、前記上下ワークロールのクロス調整もしくは前記
上下ワークロール間のギャップ調整を行うために前記上
外側偏心ブッシュ及び前記下外側偏心ブッシュを回動さ
せる第2のブッシュ回動手段を設けたことを特徴とする
ロールクロス2段圧延機。 - 【請求項2】 互いにクロスさせた上ワークロールと下
ワークロールとの間に圧延材を通板させて圧延するロー
ルクロス2段圧延機であって、前記上ワークロールの一
方の軸端部もしくは両軸端部を上軸受ブロックに回転自
在に軸着すると共に、前記下ワークロールの一方の軸端
部もしくは両軸端部を下軸受ブロックに回転自在に軸着
し、前記上軸受ブロックをフレームに穿設した上昇降ク
ロス穴に支持すると共に前記下軸受ブロックを前記フレ
ームに穿設した下昇降クロス穴に支持し、ロール軸方向
の上下方向に傾斜した昇降用ウエッジライナを前記上軸
受ブロックと前記上昇降クロス穴との間及び前記下軸受
ブロックと前記下昇降クロス穴との間にそれぞれ介装
し、前記昇降用ウエッジライナをロール軸方向に移動さ
せることにより前記上下ワークロール間のギャップ調整
を行うワークロール昇降手段を備え、ロール軸方向の通
板方向に傾斜したクロス用ウエッジライナを前記上軸受
ブロックと前記上昇降クロス穴との間及び前記下軸受ブ
ロックと前記下昇降クロス穴との間にそれぞれ介装し、
前記クロス用ウエッジライナを上下で互いに逆方向にそ
れぞれロール軸方向に移動させることにより前記上下ワ
ークロールのクロス調整を行うワークロールクロス手段
を備えたことを特徴とするロールクロス2段圧延機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34700396A JPH10180319A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | ロールクロス2段圧延機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34700396A JPH10180319A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | ロールクロス2段圧延機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10180319A true JPH10180319A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18387270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34700396A Withdrawn JPH10180319A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | ロールクロス2段圧延機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10180319A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112496035A (zh) * | 2020-11-06 | 2021-03-16 | 太原科技大学 | 一种金属极板辊压专用机辊压成形的方法 |
| JPWO2021220366A1 (ja) * | 2020-04-27 | 2021-11-04 | ||
| CN113953334A (zh) * | 2021-11-04 | 2022-01-21 | 常熟中佳新材料有限公司 | 一种空调制冷铜管加工用三辊轧制设备 |
| CN117066319A (zh) * | 2023-09-19 | 2023-11-17 | 中冶赛迪工程技术股份有限公司 | 压焊机成型辊调整装置及调整方法 |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP34700396A patent/JPH10180319A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2021220366A1 (ja) * | 2020-04-27 | 2021-11-04 | ||
| KR20220149603A (ko) * | 2020-04-27 | 2022-11-08 | 프리메탈스 테크놀로지스 재팬 가부시키가이샤 | 열간 압연기 및 열간 압연 방법 |
| CN112496035A (zh) * | 2020-11-06 | 2021-03-16 | 太原科技大学 | 一种金属极板辊压专用机辊压成形的方法 |
| CN113953334A (zh) * | 2021-11-04 | 2022-01-21 | 常熟中佳新材料有限公司 | 一种空调制冷铜管加工用三辊轧制设备 |
| CN117066319A (zh) * | 2023-09-19 | 2023-11-17 | 中冶赛迪工程技术股份有限公司 | 压焊机成型辊调整装置及调整方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040302 |