JPH10180410A - 小型鋳物用生砂鋳型およびその製造方法 - Google Patents
小型鋳物用生砂鋳型およびその製造方法Info
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- JPH10180410A JPH10180410A JP34095396A JP34095396A JPH10180410A JP H10180410 A JPH10180410 A JP H10180410A JP 34095396 A JP34095396 A JP 34095396A JP 34095396 A JP34095396 A JP 34095396A JP H10180410 A JPH10180410 A JP H10180410A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 下型として用いられる小型鋳物用生砂鋳型に
おいて、その鋳型強度とガス抜き性とを両立させる。 【解決手段】 鋳枠12の内側に生砂Sを圧縮形成して
なる小型鋳物用生砂鋳型1であって、下型2として用い
られるものにおいて、鋳枠12の上端縁に沿って形成さ
れた上面4と、その上面4に凹入するように形成された
成形用凹部5とを備え、下型2を形成する生砂層19
は、その下面において鋳枠12にその下端縁より上方に
離間した位置で接続されるとともに、その生砂層19の
下面には成形用凹部5に対応する部位に下方に膨出する
膨出部22を形成することとして、鋳枠12内の生砂層
19の下方に空間23を形成し、膨出部22を形成する
傾斜面18の傾斜角度θを上面4に対して40〜50度
の範囲内としてある。
おいて、その鋳型強度とガス抜き性とを両立させる。 【解決手段】 鋳枠12の内側に生砂Sを圧縮形成して
なる小型鋳物用生砂鋳型1であって、下型2として用い
られるものにおいて、鋳枠12の上端縁に沿って形成さ
れた上面4と、その上面4に凹入するように形成された
成形用凹部5とを備え、下型2を形成する生砂層19
は、その下面において鋳枠12にその下端縁より上方に
離間した位置で接続されるとともに、その生砂層19の
下面には成形用凹部5に対応する部位に下方に膨出する
膨出部22を形成することとして、鋳枠12内の生砂層
19の下方に空間23を形成し、膨出部22を形成する
傾斜面18の傾斜角度θを上面4に対して40〜50度
の範囲内としてある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、小型鋳物を鋳造
するための生砂鋳型およびその鋳型の製造方法に関する
ものである。
するための生砂鋳型およびその鋳型の製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】鋳物を鋳造するための鋳型として、鋳枠
内に模型をセットして生砂を充填し圧縮することによ
り、所要形状の鋳型を得ることが従来から行なわれてい
る。
内に模型をセットして生砂を充填し圧縮することによ
り、所要形状の鋳型を得ることが従来から行なわれてい
る。
【0003】そして、このような生砂鋳型を用いて健全
な鋳物を鋳造するうえでは、十分な鋳型強度とガス抜き
性とが同時に確保されることが必要である。
な鋳物を鋳造するうえでは、十分な鋳型強度とガス抜き
性とが同時に確保されることが必要である。
【0004】しかしながら、とくに、下型として用いら
れる従来の生砂鋳型においては、鋳型強度を確保する観
点から、通常下型の鋳枠の下部まで鋳物砂が満たされた
ものとなっている。
れる従来の生砂鋳型においては、鋳型強度を確保する観
点から、通常下型の鋳枠の下部まで鋳物砂が満たされた
ものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、このこと
は、下型として用いられる従来の生砂鋳型においては、
鋳型強度を確保して鋳造時の鋳型の破損防止を優先する
ために、ガス抜き性をある程度犠牲としていることにほ
かならない。
は、下型として用いられる従来の生砂鋳型においては、
鋳型強度を確保して鋳造時の鋳型の破損防止を優先する
ために、ガス抜き性をある程度犠牲としていることにほ
かならない。
【0006】この発明は、このような事情に基づいてな
されたもので、下型として用いられる小型鋳物用生砂鋳
型において、その鋳型強度とガス抜き性とを両立させる
ことを課題とするものである。
されたもので、下型として用いられる小型鋳物用生砂鋳
型において、その鋳型強度とガス抜き性とを両立させる
ことを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、請求項1記載の発明は、鋳枠の内側に生砂を
圧縮形成してなる小型鋳物用生砂鋳型であって、下型と
して用いられるものにおいて、鋳枠の上端縁に沿って形
成された見切り面と、その見切り面に凹入するように形
成された成形用凹部とを備え、当該鋳型を形成する生砂
層は、その下面において前記鋳枠にその下端縁より上方
に離間した位置で接続されるとともに、その生砂層の下
面には前記成形用凹部に対応する部位に下方に膨出する
膨出部を形成することとして、前記鋳枠内の生砂層の下
方に空間を形成し、前記膨出部を形成する傾斜面の傾斜
角度を前記見切り面に対して40〜50度の範囲内とし
てあることを特徴とする小型鋳物用生砂鋳型である。
るために、請求項1記載の発明は、鋳枠の内側に生砂を
圧縮形成してなる小型鋳物用生砂鋳型であって、下型と
して用いられるものにおいて、鋳枠の上端縁に沿って形
成された見切り面と、その見切り面に凹入するように形
成された成形用凹部とを備え、当該鋳型を形成する生砂
層は、その下面において前記鋳枠にその下端縁より上方
に離間した位置で接続されるとともに、その生砂層の下
面には前記成形用凹部に対応する部位に下方に膨出する
膨出部を形成することとして、前記鋳枠内の生砂層の下
方に空間を形成し、前記膨出部を形成する傾斜面の傾斜
角度を前記見切り面に対して40〜50度の範囲内とし
てあることを特徴とする小型鋳物用生砂鋳型である。
【0008】また、請求項2記載の発明は、定盤上に鋳
枠と模型とを所要の位置関係に設置し、当該鋳枠内に生
砂を充填してその生砂を圧縮する生砂鋳型の製造方法に
おいて、前記生砂を概ね前記模型の形状に沿うようにブ
ロー装置で充填した後、前記鋳枠内での前記模型の製品
部の位置に対応するように先端面に凹部を形成したプレ
スヘッドを用いて、鋳枠の下端縁側から前記生砂を圧縮
することとし、そのプレスヘッドの前記凹部を形成する
傾斜面は、プレスヘッドの進退方向に直交する面に対し
て40〜50度の範囲内で傾斜していることを特徴とす
る小型鋳物用生砂鋳型の製造方法である。
枠と模型とを所要の位置関係に設置し、当該鋳枠内に生
砂を充填してその生砂を圧縮する生砂鋳型の製造方法に
おいて、前記生砂を概ね前記模型の形状に沿うようにブ
ロー装置で充填した後、前記鋳枠内での前記模型の製品
部の位置に対応するように先端面に凹部を形成したプレ
スヘッドを用いて、鋳枠の下端縁側から前記生砂を圧縮
することとし、そのプレスヘッドの前記凹部を形成する
傾斜面は、プレスヘッドの進退方向に直交する面に対し
て40〜50度の範囲内で傾斜していることを特徴とす
る小型鋳物用生砂鋳型の製造方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
りこの発明を説明する。
りこの発明を説明する。
【0010】この実施の形態の生砂鋳型は、小型鋳物と
しての碍子接続用金具を4個取りするようにした鋳型で
あって、鋳鉄を用いた場合の鋳型への鋳込重量は概ね2
0kg程度である。なお、この発明において、小型鋳物
とは、1個あたりで概ね2kg未満の鋳物をいう。
しての碍子接続用金具を4個取りするようにした鋳型で
あって、鋳鉄を用いた場合の鋳型への鋳込重量は概ね2
0kg程度である。なお、この発明において、小型鋳物
とは、1個あたりで概ね2kg未満の鋳物をいう。
【0011】図1は、この発明の実施の形態にかかる生
砂鋳型1の断面を示し、下型2と上型3とからなるもの
である。
砂鋳型1の断面を示し、下型2と上型3とからなるもの
である。
【0012】これらの下型2および上型3は、ともに生
砂Sを用いて形成された生砂鋳型である。
砂Sを用いて形成された生砂鋳型である。
【0013】そして、下型2の見切り面である上面4に
は主に成形用凹部5が,上型3の見切り面である下面6
には中子押え部7がそれぞれ形成されており、前記成形
用凹部5に中子押え部7で押圧固定された後述の中子8
をはめ合うように配置することにより、両者の間にはキ
ャビティ9等が形成されている。
は主に成形用凹部5が,上型3の見切り面である下面6
には中子押え部7がそれぞれ形成されており、前記成形
用凹部5に中子押え部7で押圧固定された後述の中子8
をはめ合うように配置することにより、両者の間にはキ
ャビティ9等が形成されている。
【0014】以下においては説明の便宜上、まず、この
ような生砂鋳型1の下型2の製造方法について主に図2
から図4を参照しつつ説明を行い、その後に下型2の詳
細について触れることとする。なお、前記上型3も下型
2と同様にして製造されるものである。
ような生砂鋳型1の下型2の製造方法について主に図2
から図4を参照しつつ説明を行い、その後に下型2の詳
細について触れることとする。なお、前記上型3も下型
2と同様にして製造されるものである。
【0015】下型2の製造に際しては、まず、図2に示
すように、定盤11上に鋳枠12と模型13とを所要の
位置関係に設置して、当該鋳枠12内に生砂Sを充填す
る。
すように、定盤11上に鋳枠12と模型13とを所要の
位置関係に設置して、当該鋳枠12内に生砂Sを充填す
る。
【0016】この実施の形態において、前記生砂Sは鋳
物砂に所要量の水分および添加剤が添加されて適宜の配
合に調整されたものである。
物砂に所要量の水分および添加剤が添加されて適宜の配
合に調整されたものである。
【0017】そして、このような生砂Sは、不図示のブ
ロー装置により圧縮空気とともに鋳枠12内に供給され
る。
ロー装置により圧縮空気とともに鋳枠12内に供給され
る。
【0018】すなわち、ブロー装置により供給される生
砂Sは、鋳枠12の上面側を閉止するブロープレート1
4に、概ね前記模型13の各製品部13aに向くように
設置されたノズル15のそれぞれから模型13および定
盤11に向けて矢印のように吹き付けられて、所要量の
生砂Sが前記鋳枠12内に供給される。
砂Sは、鋳枠12の上面側を閉止するブロープレート1
4に、概ね前記模型13の各製品部13aに向くように
設置されたノズル15のそれぞれから模型13および定
盤11に向けて矢印のように吹き付けられて、所要量の
生砂Sが前記鋳枠12内に供給される。
【0019】このようにして鋳枠12内に供給された生
砂Sの表面は、定盤11上における模型13と定盤11
とによる起伏に概ね対応するように起伏した状態であ
り、生砂Sは模型13の形状に沿うように充填されてい
る。
砂Sの表面は、定盤11上における模型13と定盤11
とによる起伏に概ね対応するように起伏した状態であ
り、生砂Sは模型13の形状に沿うように充填されてい
る。
【0020】このようにして、所要量の生砂Sが供給さ
れた鋳枠12は、次に供給された生砂Sをプレス装置に
より圧縮する(図3参照)。
れた鋳枠12は、次に供給された生砂Sをプレス装置に
より圧縮する(図3参照)。
【0021】この生砂Sの圧縮工程による生砂Sの圧縮
状態は、これによって得られる生砂鋳型の強度やガス抜
き性に大きな影響を有するものである。
状態は、これによって得られる生砂鋳型の強度やガス抜
き性に大きな影響を有するものである。
【0022】この実施の形態においては、得られる生砂
鋳型の鋳型強度やガス抜き性を向上するため、次のよう
な配慮を行なって、生砂Sの圧縮状態や圧縮した状態で
の生砂Sの表面から模型13の表面までの厚さ(砂付き
厚さ)をなるべく均一にすることとしている。
鋳型の鋳型強度やガス抜き性を向上するため、次のよう
な配慮を行なって、生砂Sの圧縮状態や圧縮した状態で
の生砂Sの表面から模型13の表面までの厚さ(砂付き
厚さ)をなるべく均一にすることとしている。
【0023】すなわち、この圧縮工程において用いるプ
レスヘッド16は、鋳枠12内の生砂Sの表面に直接当
接する先端面16aに、前記鋳枠12内での前記各製品
部13aに対応する部位にそれぞれ凹部17が形成され
ており、この実施の形態の場合にはプレスヘッド16の
先端面16aで凹部17以外の部位はプレスヘッド16
の進退方向(図中矢印参照)に直交する向きの平面とな
っている。
レスヘッド16は、鋳枠12内の生砂Sの表面に直接当
接する先端面16aに、前記鋳枠12内での前記各製品
部13aに対応する部位にそれぞれ凹部17が形成され
ており、この実施の形態の場合にはプレスヘッド16の
先端面16aで凹部17以外の部位はプレスヘッド16
の進退方向(図中矢印参照)に直交する向きの平面とな
っている。
【0024】前記各凹部17は、プレスヘッド16の先
端面16aにおいては平面視での前記製品部13aより
幾分大きく開口して形成されており、その開口から先細
状に形成された円錐面からなる傾斜面18を経て上底部
に達する形状に形成されたものである。
端面16aにおいては平面視での前記製品部13aより
幾分大きく開口して形成されており、その開口から先細
状に形成された円錐面からなる傾斜面18を経て上底部
に達する形状に形成されたものである。
【0025】そして、各凹部17の前記傾斜面18の傾
斜角度θは、プレスヘッド16の先端面16a,すなわ
ちプレスヘッド16の進退方向に直交する面に対して4
0〜50度の範囲内の角度に設定してある。
斜角度θは、プレスヘッド16の先端面16a,すなわ
ちプレスヘッド16の進退方向に直交する面に対して4
0〜50度の範囲内の角度に設定してある。
【0026】このようなプレスヘッド16を用いての生
砂Sの圧縮は、前記鋳枠12の下端縁(底面すなわち見
切り面とは逆)側から行なわれる。
砂Sの圧縮は、前記鋳枠12の下端縁(底面すなわち見
切り面とは逆)側から行なわれる。
【0027】この圧縮工程において、前記のようなプレ
スヘッド16を用いることにより、圧縮により模型13
や定盤11上に形成される生砂層19の圧縮状態と砂付
き厚さとは、次のように均一にすることができる。
スヘッド16を用いることにより、圧縮により模型13
や定盤11上に形成される生砂層19の圧縮状態と砂付
き厚さとは、次のように均一にすることができる。
【0028】すなわち、前記プレスヘッド16の傾斜面
18の傾斜角度θを40度〜50度とすることにより、
このプレスヘッド16によって圧縮される生砂Sをプレ
スヘッド16の進行方向とこれに直交する面内の双方で
概ね均一の状態に圧縮することができる。
18の傾斜角度θを40度〜50度とすることにより、
このプレスヘッド16によって圧縮される生砂Sをプレ
スヘッド16の進行方向とこれに直交する面内の双方で
概ね均一の状態に圧縮することができる。
【0029】ちなみに、傾斜面17の傾斜角度θを40
度未満とした場合には、プレスヘッド16の進行方向で
生砂Sを強く圧縮するが、一方、これに直交する面内で
は生砂Sの圧縮が弱く、結局、生砂Sを均一に圧縮する
ことが困難である。
度未満とした場合には、プレスヘッド16の進行方向で
生砂Sを強く圧縮するが、一方、これに直交する面内で
は生砂Sの圧縮が弱く、結局、生砂Sを均一に圧縮する
ことが困難である。
【0030】逆に、傾斜面17の傾斜角度θを50度を
越える角度とした場合には、前記とは逆にプレスヘッド
16の進行方向での生砂Sの圧縮が不十分で,直交する
面内では生砂Sの圧縮が強く、生砂Sを均一に圧縮する
ことが困難である。
越える角度とした場合には、前記とは逆にプレスヘッド
16の進行方向での生砂Sの圧縮が不十分で,直交する
面内では生砂Sの圧縮が強く、生砂Sを均一に圧縮する
ことが困難である。
【0031】また、前記プレスヘッド16の円錐面状の
傾斜面17は、傾斜角度θが一定の範囲内である場合、
プレスヘッド16の進出に伴って、前方に存在している
生砂Sを凹部17の内側の製品部13a側に集める機能
を発揮することができる。
傾斜面17は、傾斜角度θが一定の範囲内である場合、
プレスヘッド16の進出に伴って、前方に存在している
生砂Sを凹部17の内側の製品部13a側に集める機能
を発揮することができる。
【0032】なお、堆積している生砂Sをプレスヘッド
16の進出に伴って製品部13a側に集める,このよう
な機能は、実験の結果、前記傾斜面18の傾斜角度θが
40度〜50度の範囲において有効に機能することが確
認されている。
16の進出に伴って製品部13a側に集める,このよう
な機能は、実験の結果、前記傾斜面18の傾斜角度θが
40度〜50度の範囲において有効に機能することが確
認されている。
【0033】したがって、このようなプレスヘッド16
で、鋳枠12内の生砂Sを所要の圧力で圧縮すると、前
記したように生砂Sを均一の圧縮状態とすることができ
るうえ、前記鋳枠12内において生砂Sが過剰に集合し
がちの非製品部からその生砂Sの一部を前記傾斜面18
によって製品部13a側に移動させることができ、生砂
Sを圧縮して形成される生砂層19の厚さを従来より薄
くかつ均一にすることができる。
で、鋳枠12内の生砂Sを所要の圧力で圧縮すると、前
記したように生砂Sを均一の圧縮状態とすることができ
るうえ、前記鋳枠12内において生砂Sが過剰に集合し
がちの非製品部からその生砂Sの一部を前記傾斜面18
によって製品部13a側に移動させることができ、生砂
Sを圧縮して形成される生砂層19の厚さを従来より薄
くかつ均一にすることができる。
【0034】このようにして、鋳枠12内の生砂Sを圧
縮させた後、図4に示すように、定盤11を固定して、
鋳枠12を引き上げることにより、所要の形状に形成さ
れた下型2が模型13および定盤11から離型される。
縮させた後、図4に示すように、定盤11を固定して、
鋳枠12を引き上げることにより、所要の形状に形成さ
れた下型2が模型13および定盤11から離型される。
【0035】このようにして形成された下型2は、図5
および図6に示すようである。なお、図5においては中
子を装着した状態で図示してある。
および図6に示すようである。なお、図5においては中
子を装着した状態で図示してある。
【0036】下型2は、前記のようにして形成された生
砂層19を有し、その生砂層19の上面4側には成形用
凹部5と湯道部21とが前記模型13によって所定の形
状に形成されている。
砂層19を有し、その生砂層19の上面4側には成形用
凹部5と湯道部21とが前記模型13によって所定の形
状に形成されている。
【0037】この下型2においては、前記のように鋳枠
12内への生砂Sの充填をブロー装置で行なったもので
あるので、プレスヘッド16による圧縮力が伝達されに
くい定盤11や模型13の表面において生砂Sが緻密に
充填されており、下型2の上面4および成形用凹部5の
表面直近部分での鋳型硬度が向上している。
12内への生砂Sの充填をブロー装置で行なったもので
あるので、プレスヘッド16による圧縮力が伝達されに
くい定盤11や模型13の表面において生砂Sが緻密に
充填されており、下型2の上面4および成形用凹部5の
表面直近部分での鋳型硬度が向上している。
【0038】一方、その生砂層19の下面側には、前記
プレスヘッド16の先端面16aの凹部17による膨出
部22が形成され、鋳枠12内で生砂層19の下方にお
いてはこれらの膨出部22の周囲は空間23が形成され
ている。
プレスヘッド16の先端面16aの凹部17による膨出
部22が形成され、鋳枠12内で生砂層19の下方にお
いてはこれらの膨出部22の周囲は空間23が形成され
ている。
【0039】そして、この膨出部22は、上面4側の前
記成形用凹部5に対応する位置であり、この膨出部22
の立ち上がり面は、前記プレスヘッド16の傾斜面18
が転写されて、上面4,すなわち見切り面に対して40
度〜50度に傾斜した円錐面となっている。
記成形用凹部5に対応する位置であり、この膨出部22
の立ち上がり面は、前記プレスヘッド16の傾斜面18
が転写されて、上面4,すなわち見切り面に対して40
度〜50度に傾斜した円錐面となっている。
【0040】したがって、図1からわかるように、生砂
層19の厚さは従来の場合と較べて薄く,下型2の全体
に渡り概ね一定の厚さになっており、かつ、その生砂層
19は上下方向および左右方向のいずれの方向に対して
も均等に圧縮されて所要の強度が全体にむらなく生じる
ようになっている。
層19の厚さは従来の場合と較べて薄く,下型2の全体
に渡り概ね一定の厚さになっており、かつ、その生砂層
19は上下方向および左右方向のいずれの方向に対して
も均等に圧縮されて所要の強度が全体にむらなく生じる
ようになっている。
【0041】そして、このような下型2の成形用凹部5
の底部には、シェル中子24が設置されるとともに、そ
の成形用凹部5の中央部には上面4において上型3の中
子押え部7との間に挟持して支持させた,生砂中子から
なる中子8が配置されている。
の底部には、シェル中子24が設置されるとともに、そ
の成形用凹部5の中央部には上面4において上型3の中
子押え部7との間に挟持して支持させた,生砂中子から
なる中子8が配置されている。
【0042】このような下型2には、前記上型3が載置
され,各々の鋳枠12同士を位置決め手段25で固定す
る。
され,各々の鋳枠12同士を位置決め手段25で固定す
る。
【0043】これによって、下型2の各成形用凹部5と
中子8との間にはそれぞれキャビテイ9が形成され、こ
のように形成された4つのキャビテイ9には、上型3の
中央部上面に形成された湯口26からの溶湯が湯道部2
1を経て供給され、所定の重力鋳造が行われる。
中子8との間にはそれぞれキャビテイ9が形成され、こ
のように形成された4つのキャビテイ9には、上型3の
中央部上面に形成された湯口26からの溶湯が湯道部2
1を経て供給され、所定の重力鋳造が行われる。
【0044】そして、溶湯の凝固後に型ばらし等を行な
って、製品としての4つの碍子接続用金具が得られる。
って、製品としての4つの碍子接続用金具が得られる。
【0045】この場合に、下型2の生砂層19が前記の
ように均一の厚さで均等に圧縮された状態であるので、
生砂層19の全体に渡る強度が均一であり下型2全体と
しての強度が改善されている。
ように均一の厚さで均等に圧縮された状態であるので、
生砂層19の全体に渡る強度が均一であり下型2全体と
しての強度が改善されている。
【0046】また、このように鋳型強度が改善されるの
で生砂層19の厚さを従来より薄くすることができると
ともに、生砂層19において局部的に過度に圧縮した部
分が軽減しているので生砂層19の全体に渡るガス抜き
性が良好である。
で生砂層19の厚さを従来より薄くすることができると
ともに、生砂層19において局部的に過度に圧縮した部
分が軽減しているので生砂層19の全体に渡るガス抜き
性が良好である。
【0047】そのうえ、この下型2においては、前記生
砂層19の下方に大きな空間23が存在しているので、
鋳造に伴って発生するガスはその空間23側に前記生砂
層19を通過することができるので、ガス抜き性はさら
に向上している。
砂層19の下方に大きな空間23が存在しているので、
鋳造に伴って発生するガスはその空間23側に前記生砂
層19を通過することができるので、ガス抜き性はさら
に向上している。
【0048】したがって、この生砂鋳型1は、このよう
に効率よく鋳型強度が発揮され、ガス抜き性がきわめて
良好であるので、製品への鋳造欠陥の発生が軽減する。
に効率よく鋳型強度が発揮され、ガス抜き性がきわめて
良好であるので、製品への鋳造欠陥の発生が軽減する。
【0049】なお、前記のようにして形成された生砂層
19の強度に比して鋳込重量が大きい場合等には、下型
2の破損を防止するため、図1に仮想線で示すように膨
出部22の下部を鋳枠12の下端縁の位置にまで下方に
延在させて、その膨出部22の下面を基台27に衝接さ
せる支持部28を形成させ、荷重の一部をこの支持部2
8で分担させるようにすればよい。
19の強度に比して鋳込重量が大きい場合等には、下型
2の破損を防止するため、図1に仮想線で示すように膨
出部22の下部を鋳枠12の下端縁の位置にまで下方に
延在させて、その膨出部22の下面を基台27に衝接さ
せる支持部28を形成させ、荷重の一部をこの支持部2
8で分担させるようにすればよい。
【0050】あるいは、支持部28に代えて各膨出部2
2の下部をそれぞれ個別に支持する受け部材を基台27
上に配置することとしてもよく、受け部材としては場合
により定盤を用いて各膨出部22の下部を全体として支
持させることとしてもよい。
2の下部をそれぞれ個別に支持する受け部材を基台27
上に配置することとしてもよく、受け部材としては場合
により定盤を用いて各膨出部22の下部を全体として支
持させることとしてもよい。
【0051】この実施の形態のように、製品の複数個取
りを行う下型2においては、このような支持部28を、
各成形用凹部5に対応して形成された各膨出部22毎に
それぞれ設けることとすれば、下型2に加わる荷重を全
体に分散して支持することができ、所要の強度を確保す
るうえで設置すべき支持部28の面積が少なくて済むの
で、支持部28の設置に伴ってガス抜き性が低下するこ
とを軽減することができる。
りを行う下型2においては、このような支持部28を、
各成形用凹部5に対応して形成された各膨出部22毎に
それぞれ設けることとすれば、下型2に加わる荷重を全
体に分散して支持することができ、所要の強度を確保す
るうえで設置すべき支持部28の面積が少なくて済むの
で、支持部28の設置に伴ってガス抜き性が低下するこ
とを軽減することができる。
【0052】なお、支持部28を形成する場合、下型2
の平面視における支持部28の面積を下型2の平面視で
の全体面積に対して30%以内としておくこととすれ
ば、前記のガス抜き性を大きく損なうことはない。
の平面視における支持部28の面積を下型2の平面視で
の全体面積に対して30%以内としておくこととすれ
ば、前記のガス抜き性を大きく損なうことはない。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、生砂鋳型の下面を形成する膨出部の生砂層
が見切り面に対して40〜50度に圧縮形成されている
ので、生砂層の圧縮が見切り面に垂直および平行方向に
おいて均一であり、鋳型の強度が良好である。
明によれば、生砂鋳型の下面を形成する膨出部の生砂層
が見切り面に対して40〜50度に圧縮形成されている
ので、生砂層の圧縮が見切り面に垂直および平行方向に
おいて均一であり、鋳型の強度が良好である。
【0054】そして、当該鋳型を形成する生砂層は、成
形用凹部に対応して膨出部を形成したものであり、生砂
層は下面において前記鋳枠にその下端縁より上方に離間
した位置で接続され、鋳枠内でその生砂層の下方に空間
を形成してあるので、生砂層の厚さが従来よりも薄く均
一であり、かつ下方に空間が存在していることにより、
鋳型からのガス抜き性も良好である。
形用凹部に対応して膨出部を形成したものであり、生砂
層は下面において前記鋳枠にその下端縁より上方に離間
した位置で接続され、鋳枠内でその生砂層の下方に空間
を形成してあるので、生砂層の厚さが従来よりも薄く均
一であり、かつ下方に空間が存在していることにより、
鋳型からのガス抜き性も良好である。
【0055】また、請求項2記載の発明によれば、鋳枠
の下端縁側から前記生砂を圧縮するので、鋳枠の下端縁
側に空間を形成させやすく、その空間が存在することに
より、良好なガス抜き性を得ることができる。
の下端縁側から前記生砂を圧縮するので、鋳枠の下端縁
側に空間を形成させやすく、その空間が存在することに
より、良好なガス抜き性を得ることができる。
【0056】そして、生砂の圧縮が、プレスヘッドの表
面に対して40〜50度に傾斜した傾斜面を有する凹凸
を備えたプレスヘッドを用いて行なわれるので、生砂が
局部的に過度に粗密にならず、均一に圧縮された生砂層
が形成されるので、良好な強度を得ることができる。
面に対して40〜50度に傾斜した傾斜面を有する凹凸
を備えたプレスヘッドを用いて行なわれるので、生砂が
局部的に過度に粗密にならず、均一に圧縮された生砂層
が形成されるので、良好な強度を得ることができる。
【0057】そのうえ、鋳枠内への生砂の充填を、概ね
前記模型の形状に沿うようにブロー装置で行なうので、
プレスヘッドによる圧縮力が伝達されにくい定盤面上の
見切り面側の表面において生砂が緻密に充填され、鋳型
の見切り面および成形用凹部の表面の硬度が向上する利
点がある。
前記模型の形状に沿うようにブロー装置で行なうので、
プレスヘッドによる圧縮力が伝達されにくい定盤面上の
見切り面側の表面において生砂が緻密に充填され、鋳型
の見切り面および成形用凹部の表面の硬度が向上する利
点がある。
【図1】図5のA−A線に沿う生砂鋳型の断面図であ
る。
る。
【図2】下型の製造方法における生砂の供給工程の説明
図である。
図である。
【図3】下型の製造方法における生砂の圧縮工程の説明
図である。
図である。
【図4】下型の製造方法における生砂鋳型の脱型工程の
説明図である。
説明図である。
【図5】下型の上面図である。
【図6】下型の底面図である。
S 生砂 θ 傾斜角度 1 生砂鋳型 2 下型 4 上面(見切り面) 5 成形用凹部 11 定盤 12 鋳枠 13 模型 13a 製品部 16 プレスヘッド 17 凹部 18 傾斜面 19 生砂層 22 膨出部 23 空間
Claims (2)
- 【請求項1】 鋳枠の内側に生砂を圧縮形成してなる小
型鋳物用生砂鋳型であって、下型として用いられるもの
において、 鋳枠の上端縁に沿って形成された見切り面と、その見切
り面に凹入するように形成された成形用凹部とを備え、 当該鋳型を形成する生砂層は、その下面において前記鋳
枠にその下端縁より上方に離間した位置で接続されると
ともに、その生砂層の下面には前記成形用凹部に対応す
る部位に下方に膨出する膨出部を形成することとして、
前記鋳枠内の生砂層の下方に空間を形成し、 前記膨出部を形成する傾斜面の傾斜角度を前記見切り面
に対して40〜50度の範囲内としてあることを特徴と
する小型鋳物用生砂鋳型。 - 【請求項2】 定盤上に鋳枠と模型とを所要の位置関係
に設置し、当該鋳枠内に生砂を充填してその生砂を圧縮
する生砂鋳型の製造方法において、 前記生砂を概ね前記模型の形状に沿うようにブロー装置
で充填した後、 前記鋳枠内での前記模型の製品部の位置に対応するよう
に先端面に凹部を形成したプレスヘッドを用いて、鋳枠
の下端縁側から前記生砂を圧縮することとし、 そのプレスヘッドの前記凹部を形成する傾斜面は、プレ
スヘッドの進退方向に直交する面に対して40〜50度
の範囲内で傾斜していることを特徴とする小型鋳物用生
砂鋳型の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34095396A JPH10180410A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 小型鋳物用生砂鋳型およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34095396A JPH10180410A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 小型鋳物用生砂鋳型およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10180410A true JPH10180410A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18341836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34095396A Pending JPH10180410A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 小型鋳物用生砂鋳型およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10180410A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102397995A (zh) * | 2010-09-07 | 2012-04-04 | 上海华新合金有限公司 | 轿车离合器压盘铸件双面膜生产工艺 |
-
1996
- 1996-12-20 JP JP34095396A patent/JPH10180410A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102397995A (zh) * | 2010-09-07 | 2012-04-04 | 上海华新合金有限公司 | 轿车离合器压盘铸件双面膜生产工艺 |
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