JPH10182890A - 難燃性樹脂組成物 - Google Patents
難燃性樹脂組成物Info
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- JPH10182890A JPH10182890A JP32184196A JP32184196A JPH10182890A JP H10182890 A JPH10182890 A JP H10182890A JP 32184196 A JP32184196 A JP 32184196A JP 32184196 A JP32184196 A JP 32184196A JP H10182890 A JPH10182890 A JP H10182890A
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Abstract
しに、難燃剤のブリードがない難燃性樹脂組成物を提供
する。 【解決手段】 オレフィン系樹脂(A)100重量部に
対し、有機ハロゲン化芳香族化合物系難燃剤(B)0.
5〜40重量部、スチレン−メチルスチレン系共重合樹
脂(C)0.2〜60重量部、及び難燃助剤(D)0.
1〜30重量部を、有機ハロゲン化芳香族化合物系難燃
剤(B)の配合量に対するスチレン−メチルスチレン系
共重合樹脂(C)の配合比率が重量比で0.4〜1.5
になるように配合する。
Description
燃剤の成形品表面へのしみだし、いわゆるブリードを抑
制した難燃性樹脂組成物に関するものである。
は、:樹脂に難燃剤を添加する、:難燃性樹脂をブ
レンドする、:難燃性モノマーとの反応による難燃性
ポリマーを作る等の方法で行われている。
が、の樹脂に難燃剤を添加する方法であり、多くの樹
脂の難燃化はこの方法で行われている。この方法におい
て、難燃剤としては有機塩素化物、臭素化物等のハロゲ
ン化物、リン酸エステル、亜リン酸エステル等の含リン
化合物、赤リン等の単体リン、金属水酸化物が通常使用
され、また難燃助剤としては三酸化アンチモンが通常使
用されている。特に有機ハロゲン化芳香族化合物系の難
燃剤は、オレフィン系樹脂に高い難燃性を付与できるこ
とが知られている。
有機ハロゲン化芳香族化合物系の難燃剤は、オレフィン
系樹脂に高い難燃性を付与できるが、オレフィン系樹脂
との相溶性に乏しく、また結晶性が高いため、成形当初
は均一に樹脂に溶解していても次第に結晶化し、成形品
表面に白粉となって析出してくることが多い。この現象
は一般にブリードといわれ、特に高温でこの現象が著し
くみられ、製品の外観を損ない、また表面の電気特性等
を低下させる等の欠点を招くという問題があった。
は、ポリプロピレンに2,2−ビス(3,5−ジブロモ
−4−(2,3−ジブロモプロピルオキシ)フェニル)
プロパンと塩素化ポリエチレンを配合したポリプロピレ
ン組成物はブリードが低い難燃化ポリプロピレン組成物
として開示されているが、該ポリプロピレン組成物にお
いても、難燃剤の成形品表面へのブリードが完全にはな
くならず、さらに塩素化ポリエチレンの熱劣化が起こ
り、難燃化効果も十分なものではなかった。
であり、その目的は、オレフィン系樹脂の難燃性を低下
することなしに、難燃剤のブリードがない難燃性樹脂組
成物を提供することである。
燃剤の欠点を解消し、ブリードが少なくかつ難燃性も高
い難燃性樹脂組成物を得るべく鋭意研究した結果、スチ
レン−メチルスチレン系共重合樹脂と難燃剤とを特定割
合で混合したものを用いると、ブリードの発生が少な
く、かつ優れた難燃化効果を発揮すること、更にフェノ
ール系化合物及び/又は有機錫系化合物を特定割合で配
合することで、ブリードの発生が少なく、かつ優れた難
燃化効果を発揮するばかりでなく、耐熱性に優れ、経済
的にも有利な難燃性樹脂組成物を得ることができること
を見出し、本発明を完成するに至った。
00重量部に対し、有機ハロゲン化芳香族化合物系難燃
剤(B)0.5〜40重量部、スチレン−メチルスチレ
ン系共重合樹脂(C)0.2〜60重量部、及び難燃助
剤(D)0.1〜30重量部を含有し、かつ有機ハロゲ
ン化芳香族化合物系難燃剤(B)の配合量に対するスチ
レン−メチルスチレン系共重合樹脂(C)の配合比率が
0.4〜1.5であることを特徴とする難燃性樹脂組成
物、並びに、更にオレフィン系樹脂(A)100重量部
に対してフェノール系化合物(E)0.05〜5重量部
及び/又は有機錫系化合物(F)0.05〜5重量部を
配合することを特徴とする難燃樹脂組成物である。
としては、オレフィンを主成分としてなる各種重合体、
例えば、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直
鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メタア
クリル酸共重合体、エチレン−メタアクリレ−ト共重合
体、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテン
共重合体、プロピレン−ブテン共重合体、マレイン酸変
性ポリプロピレン、マレイン酸変性ポリエチレン等が挙
げられるが、特にこれらに限定されるものではない。
燃剤(B)としては、下記の一般式(1)乃至(4)で
示される難燃剤からなる群より選ばれる1種以上の難燃
剤を使用する。
又は−O−を示す。該アルキレン基はその一部がベンゼ
ン環の他の位置に結合して環状構造を形成していてもよ
く、また更にハロゲン、アルケニル基、アリール基、ハ
ロゲン化アリール基で置換されていてもよい。Xは臭素
又は塩素原子を表す。n、mは整数で、n+m=1〜1
0である。)
基、−O−、−S−、−SO−又は−SO2−基を示
す。該アルキレン基はその一部がベンゼン環の他の位置
に結合して環状構造を形成していてもよく、また更にハ
ロゲン、アルケニル基、アリール基、ハロゲン化アリー
ル基で置換されていてもよい。Xは臭素又は塩素原子を
表す。n、mは整数で、n+m=1〜8である。)
基、−0−、−S−、−SO−又は−SO2−基を示
す。該アルキレン基はその一部がベンゼン環の他の位置
に結合して環状構造を形成していてもよく、また更にハ
ロゲン、アルケニル基、アリール基、ハロゲン化アリー
ル基で置換されていてもよい。Xは臭素又は塩素原子を
表す。n、mは整数で、n+m=1〜8である。YはC
iH2i+1-zXzで示されるハロゲン化アルキルであって、
i=1〜8、z=1〜2i+1である。)
オキシアルキレン基、ジフェニルスルホン−ar,a
r’−ジイル基、ジフェニルオキシド−ar,ar’−
ジイル基又はカルボニル基を示し、直接単結合を除いた
これらの2価の置換基は更にハロゲン、アルケニル基、
アリール基、ハロゲン化アリール基で置換されていても
よい。Xは臭素又は塩素原子を表す。n、mは整数で、
n+m=1〜8である。) 上記一般式(1)で示されるハロゲン化ジフェニル化合
物としては、例えば、ジフェニルアルカン、ジフェニル
ケトン、ジフェニルエーテル、ジフェニルスルフィド、
ジフェニルスルホキシド、ジフェニルスルホンのハロゲ
ン化物が挙げられる。
例えば、ジフェニルメタン、ジフェニルエタン、ジフェ
ニルプロパン等のモノブロモ置換体、ジブロモ置換体、
トリブロモ置換体、テトラブロモ置換体、ペンタブロモ
置換体、ヘキサブロモ置換体、ヘプタブロモ置換体、オ
クタブロモ置換体、ノナブロモ置換体、デカブロモ置換
体が挙げられる。また、スチレン二量体、α−メチルス
チレン二量体、β−メチルスチレン二量体の水添物の臭
素化物や塩素化物(以下、「スチレン類二量体ハロゲン
化物」と呼ぶ)や1−メチル−3−フェニルインダン、
1,1−ジメチル−3−フェニルインダン等の臭素化物
や塩素化物(以下、「インダン類ハロゲン化物」と呼
ぶ)が挙げられる。これらの製法としては、スチレン、
α−メチルスチレン、β−メチルスチレンを原料とする
炭化水素をハロゲン化する方法や、予めハロゲン化した
スチレン、α−メチルスチレン、β−メチルスチレンを
原料とする方法が知られている。
ては、例えば、ペンタブロモジフエニルエーテル、ヘキ
サブロモジフェニルエーテル、ヘプタブロモジフエニル
エーテル、オクタブロモジフェニルエーテル、ノナブロ
モジフェニルエーテル、デカブロモジフェニルエーテ
ル、ペンタクロロジフエニルエーテル、ヘキサクロロジ
フェニルエーテル、ヘプタクロロジフエニルエーテル、
オクタクロロジフェニルエーテル、ノナクロロジフェニ
ルエーテル、デカクロロジフェニルエーテル等が挙げら
れる。
ては、例えば、ジブロモジフェニルケトン、トリブロモ
ジフェニルケトン、テトラブロモジフェニルケトン、ジ
クロロジフェニルケトン、トリクロロジフェニルケト
ン、テトラクロロジフェニルケトン等が挙げられる。
ーテルやデカブロモジフェニルエタンが難燃化性能、工
業的入手容易性に優れる点で好適に使用される。
スフェノール系化合物としては、例えば、ビス(3,5
−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1
−ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)
エタン、2,2−ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン、1,1−ビス(3,5−ジブ
ロモ−4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、ビス
(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)−フェ
ニルメタン、ビス(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシ
フェニル)メタン、1,1−ビス(3,5−ジクロロ−
4−ヒドロキシフェニル)エタン、2,2−ビス(3,
5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、
1,1−ビス(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェ
ニル)シクロヘキサン、ビス(3,5−ジクロロ−4−
ヒドロキシフェニル)−フェニルメタン、ビス(3,5
−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)ケトン、ビス
(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)エーテ
ル、ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニ
ル)スルフィド、ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロ
キシフェニル)スルホン、ビス(3,5−ジブロモ−4
−ヒドロキシフェニル)スルホキシド、ビス(3,5−
ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)ケトン、ビス
(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)エーテ
ル、ビス(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニ
ル)スルフィド、ビス(3,5−ジクロロ−4−ヒドロ
キシフェニル)スルホン、ビス(3,5−ジクロロ−4
−ヒドロキシフェニル)スルホキシド等が挙げられ、こ
れらの中でも、2,2−ビス(3,5−ジブロモ−4−
ヒドロキシフェニル)プロパンが難燃化性能、工業的入
手容易性の面から好適に使用される。
スフェノールのビス(ハロアルキルエーテル)系化合物
としては、例えば、ビス(3,5−ジブロモ−4−
(2,3−ジブロモプロポキシ)フェニル)メタン、
1,1−ビス(3,5−ジブロモ−4−(2,3−ジブ
ロモプロポキシ)フェニル)エタン、2,2−ビス
(3,5−ジブロモ−4−(2,3−ジブロモプロポキ
シ)フェニル)プロパン、1,1−ビス(3,5−ジブ
ロモ−4−(2,3−ジブロモプロポキシ)フェニル)
シクロヘキサン、ビス(3,5−ジブロモ−4−(2,
3−ジブロモプロポキシ)フェニル)−フェニルメタ
ン、ビス(3,5−ジクロロ−4−(2,3−ジブロモ
プロポキシ)フェニル)メタン、1,1−ビス(3,5
−ジクロロ−4−(2,3−ジブロモプロポキシ)フェ
ニル)エタン、2,2−ビス(3,5−ジクロロ−4−
(2,3−ジブロモプロポキシ)フェニル)プロパン、
1,1−ビス(3,5−ジクロロ−4−(2,3−ジブ
ロモプロポキシ)フェニル)シクロヘキサン、ビス
(3,5−ジクロロ−4−(2,3−ジブロモプロポキ
シ)フェニル)−フェニルメタン、ビス(3,5−ジブ
ロモ−4−(2,3−ジブロモプロポキシ)フェニル)
ケトン、ビス(3,5−ジブロモ−4−(2,3−ジブ
ロモプロポキシ)フェニル)エーテル、ビス(3,5−
ジブロモ−4−(2,3−ジブロモプロポキシ)フェニ
ル)スルフィド、ビス(3,5−ジブロモ−4−(2,
3−ジブロモプロポキシ)フェニル)スルホン、ビス
(3,5−ジブロモ−4−(2,3−ジブロモプロポキ
シ)フェニル)スルホキシド、ビス(3,5−ジクロロ
−4−(2,3−ジブロモプロポキシ)フェニル)ケト
ン、ビス(3,5−ジクロロ−4−(2,3−ジブロモ
プロポキシ)フェニル)エーテル、ビス(3,5−ジク
ロロ−4−(2,3−ジブロモプロポキシ)フェニル)
スルフィド、ビス(3,5−ジクロロ−4−(2,3−
ジブロモプロポキシ)フェニル)スルホン、ビス(3,
5−ジクロロ−4−(2,3−ジブロモプロポキシ)フ
ェニル)スルホキシド等が挙げられ、これらの中でも、
2,2−ビス(3,5−ジブロモ−4−(2,3−ジブ
ロモプロポキシ)フェニル)プロパンやビス(3,5−
ジブロモ−4−(2,3−ジブロモプロポキシ)フェニ
ル)スルホンが難燃化性能、工業的入手容易性の面から
好適に使用される。
タルイミド系化合物としては、例えば、1,2−ビス
(テトラブロモフタルイミド)エタン、ビス(テトラブ
ロモフタルイミド)プロパン、ビス(テトラブロモフタ
ルイミド)ブタン、ビス(テトラクロロフタルイミド)
エタン、ビス(テトラクロロフタルイミド)プロパン
類、ビス(テトラクロロフタルイミド)ブタン類、ビス
(テトラブロモフタルイミドエチル)エーテル、ビス
(テトラブロモフタルイミドプロピル)エーテル、ビス
(テトラブロモフタルイミドブチル)エーテル、ビス
(テトラクロロフタルイミドエチル)エーテル、ビス
(テトラクロロフタルイミドプロピル)エーテル、ビス
(テトラクロロフタルイミドブチル)エーテル、ビス
(テトラブロモフタルイミドフェニル)スルホン、ビス
(テトラクロロフタルイミドフェニル)スルホン、ビス
(テトラブロモフタルイミドフェニル)ケトン、ビス
(テトラクロロフタルイミドフェニル)ケトン、ビス
(テトラブロモフタルイミドフェニル)ケトン、ビス
(テトラクロロフタルイミドフェニル)ケトンが挙げら
れる。これらの中でも、1,2−ビス(テトラブロモフ
タルイミド)エタンが難燃化性能、工業的入手容易性の
面から好適に使用される。
ゲン化芳香族化合物系難燃剤(B)の配合量は、オレフ
ィン系樹脂(A)100重量部に対して、0.5〜40
重量部である。0.5重量部未満では難燃化効果が不十
分で、また40重量部を越えると、組成物の機械的強度
が著しく低下するばかりか、経済的にも不利となる。本
発明で使用されるスチレン−メチルスチレン系共重合樹
脂(C)としては、スチレンとメチルスチレンの共重合
比率が、スチレン:メチルスチレン=90:10〜1
0:90(重量比)の範囲のものが使用される。該共重
合比率の範囲を外れるものは、有機ハロゲン化芳香族化
合物系難燃剤(B)のブリードを抑制する効果が劣る場
合がある。
レン系共重合樹脂(C)としては、通常、軟化点が70
〜140℃の範囲のものが使用される。軟化点70℃未
満のものは、スチレン−メチルスチレン系共重合樹脂そ
のものが組成物より吹き出し好ましくなく、また軟化点
140℃を越えるものは、ブリード抑制の効果が劣るば
かりか、組成物の機械的強度を著しく低下させ好ましく
ない場合がある。
スチレン系共重合樹脂(C)のメチルスチレンとして
は、α−メチルスチレンやβ−メチルスチレンが例示さ
れる。オレフィン系樹脂(A)に対するスチレン−メチ
ルスチレン系共重合樹脂(C)の配合量は、オレフィン
系樹脂(A)100重量部に対して、0.2〜60重量
部である。また本発明で用いるスチレン−メチルスチレ
ン系共重合樹脂(C)は、有機ハロゲン化芳香族化合物
系難燃剤(B)の配合量との関係が強く、有機ハロゲン
化芳香族化合物系難燃剤(B)の配合量に対するスチレ
ン−メチルスチレン系共重合樹脂(C)の配合比率は、
0.4〜1.5の範囲である。配合重量比率が0.4未
満では、ブリード抑制の効果が劣り、配合重量比率が
1.5を越えると、組成物の難燃性が低下するばかりか
組成物の機械的強度も低下し、また経済的にも不利とな
る。
レン共重合樹脂の製造方法としては、ラジカル重合、カ
チオン重合、アニオン重合等が挙げられるが、本発明の
特許請求の範囲にあるものであれば、その製造方法は特
に限定されない。
脂(C)は、有機ハロゲン化芳香族化合物系難燃剤
(B)のオレフィン系樹脂(A)に対する難燃化効果を
低下させることなく、ブリードを著しく抑制させる。
燃化効果を高めるために、難燃助剤(D)を加える。難
燃助剤(D)としては、例えば三酸化アンチモン、四酸
化アンチモン、五酸化アンチモン等のアンチモン系化合
物、酸化スズ、水酸化スズ、スズ酸亜鉛、ヒドロキシス
ズ酸亜鉛等のスズ化合物、酸化モリブデン、モリブデン
酸アンモニウム等のモリブデン化合物、酸化ジルコニウ
ム、水酸化ジルコニウム等のジルコニウム化合物、ホウ
酸亜鉛、メタホウ酸バリウム等のホウ素化合物等が挙げ
られる。
ロゲン化芳香族化合物系難燃剤(B)との関係が強く、
オレフィン系樹脂(A)100重量部に対して、通常
0.1〜30重量部、好ましくは0.2〜20重量部で
ある。これより少ない場合は難燃性相乗効果が認められ
ず、また多い場合は樹脂物性の低下が著しい。
に更にフェノール系化合物(E)及び/又は有機錫系化
合物(F)を配合しても良い。
は、下記の一般式(5)及至(9)で示されるフェノー
ル系化合物からなる群より選ばれる1種以上を使用す
る。
を、R2は水素もしくは炭素数1〜8のアルキル基を表
す。nは1〜6の整数を示す。)
を、R4は水素又は炭素数1〜8のアルキル基を表す。
mは1〜6の整数を、pは10〜20の整数をそれぞそ
れ示す。)
を、R6は水素又は炭素数1〜8のアルキル基を表す。
iは1〜6の整数を示す。)
を、R8は水素又は炭素数1〜8のアルキル基を表す。
jは1〜4の整数を示す。)
ルキル基を表し、R10及びR11は各々独立して水素、メ
チル基又は−C(CH3)2−R' (ここでR' は炭素
数1〜5のアルキル基もしくはフェニル基を示す。)で
示される基を表し、R12は水素又はメチル基を表す。) 上記一般式(5)で示される化合物としては、例えば、
テトラキス[メチレン−3−(3’、5’−ジ−t−ブ
チル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネ−ト]メ
タン、テトラキス[メチレン−3−(3’−t−ブチル
−5’−メチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネ−ト]メタン、テトラキス[メチレン−3−(3’−
t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネ−
ト]メタン等を挙げることができる。
は、例えば、オクタデシル−3−(3、5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、オク
タデシル−3−(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオネート、オクタデシル−3
−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピ
オネ−ト等を挙げることができる。
は、例えば、トリス[(3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート、トリス[(3
−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシベンジル)
イソシアヌレート、トリス[(3−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシベンジル)イソシアヌレート等を挙げることが
できる。
は、例えば、1、3、5−トリメチル−2、4、6−ト
リス(3’、5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシ
ベンジル)ベンゼン、1、3、5−トリメチル−2、
4、6−トリス(3’−t−ブチル−5’−メチル−
4’−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、1、3、5−ト
リメチル−2、4、6−トリス(3’−t−ブチル−
4’−ヒドロキシベンジル)ベンゼン等を挙げることが
できる。
は、例えば、2−t−ブチル−6−(3−t−ブチル−
2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチルフ
ェニルアクリレート、2−[1−(2−ヒドロキシ−
3,5−ジ−t−ペンチルフェニル)エチル]−4,6
−ジ−t−ペンチルフェニルアクリレート等を挙げるこ
とができる。
ル系化合物(E)の配合量は、オレフィン系樹脂(A)
100重量部に対して、0.05〜5重量部である。
0.05重量部未満では耐熱性の改良効果が不十分であ
り、また5重量部越えると経済的に不利となる。
としては、例えば、ジメチル錫マレート、ジブチル錫マ
レート、ジオクチル錫マレート等を挙げることができ
る。
化合物(F)の配合量は、オレフィン系樹脂(A)10
0重量部に対して、0.05〜5重量部である。0.0
5重量部未満では耐熱性の改良効果が不十分であり、ま
た5重量部越えると経済的に不利となる。
レフィン系樹脂(A)、上記(B)成分、(C)成分、
難燃助剤(D)、更にフェノール系化合物(E)及び/
又は有機錫系化合物(F)、また必要に応じてその他添
加剤成分を所定量配合し、ヘンシェルミキサー、リボン
ミキサー等の混合機で予備混合した後、押出機、ニーダ
ー、熱ロール、バンバリーミキサー等で溶融混練をする
ことによって容易に製造することができる。
明の優れた難燃性と難燃剤のブリードの抑制効果とを著
しく損なわない範囲で、必要に応じて一般的に使用され
ている紫外線吸収剤、光安定剤、離型剤、滑剤、着色
剤、充填剤、発泡剤、酸化防止剤、熱安定剤、帯電防止
剤、相溶化剤、耐衝撃改良剤、架橋剤、ガラス繊維、カ
−ボン繊維等の各種添加剤を配合することができる。
フィン系樹脂(A)と有機ハロゲン化芳香族化合物系難
燃剤(B)とスチレン−メチルスチレン系共重合樹脂
(C)とを均一に混合することにより、特に効果的にブ
リード抑制効果を発揮するものであり、スチレン−メチ
ルスチレン系共重合樹脂(C)がオレフィン系樹脂
(A)と有機ハロゲン化芳香族化合物系難燃剤(B)と
のそれぞれに親和性を有し、これがなかだちをして上記
ブリード抑制効果を与えるものと考えられる。
ール系化合物及び/又は有機錫系化合物とを均一に混合
することにより、スチレン−メチルスチレン系共重合樹
脂(C)のもつブリード抑制効果を損なわず耐熱性を改
良するものであり、有機ハロゲン化芳香族化合物系難燃
剤(B)の熱による脱ハロゲン反応に起因するハロゲン
化水素を効果的に捕捉しているためと考えられる。
組成物は、難燃性を低下させることなしにブリードが著
しく改善された難燃性樹脂組成物であって、優れた耐熱
性を付与することができるものであり、良好な外観を有
する成形品が得られることから、電気・電子部品、自動
車部品、内装材、建材等の材料として極めて有用であ
る。
具体的に説明するが、本発明はこれらの例の範囲に限定
されるものではない。
試験の方法は次の通りである。
ーブンで120時間加熱した後、試験片表面の外観を反
射式顕微鏡で観察し、次のようなランク付けを行った。
剤として、ビス(3,5−ジブロモ−4−(2,3−ジ
ブロモプロポキシ)フェニル)スルホンを使用した場合
には、上記の方法に加えて、試験片を80℃ギヤーオー
ブンで120時間加熱した後、試験片表面にブリードし
ている難燃剤をジオキサンで拭き取り、拭き取り前後の
試験片の重量変化を求める方法とから、総合的に上記の
ランク付けを行った。
80℃ギヤーオーブンで12時間加熱した後、室温で1
2時間放置し、これを1サイクルとしたサイクル試験を
5回行い、試験後の試験片表面のブリード状態を、上記
ブリード試験と同様の方法、基準で評価した。
ーズ・ラボラトリーのサブジェクト94号の垂直燃焼試
験方法に基づき、長さ125mm、幅25mm、厚み
3.2mmまたは1.6mmの試験片各5本を用いて測
定した。
成形機内で30分間滞留させた後、射出成形を再開し、
滞留後3ショット目の試験片の色調と、滞留前の試験片
の色調との差を色差計で以下の式を用い比較した。
(b−b0)2]1/2 L、a、b :滞留後3ショット目の色調 L0、a0、b0 :滞留前の色調実施例1〜実施例3 ポリプロピレン樹脂(チッソ製;商品名「チッソポリプ
ロK7014」)、2,2−ビス(3,5−ジブロモ−
4−(2,3−ジブロモプロピルオキシ)フェニル)プ
ロパン(東ソー製;商品名「フレームカット121
K」)、スチレン:α−メチルスチレン=30:70
(重量比)の共重合比率であり軟化点が85℃のスチレ
ン−α−メチルスチレン系共重合樹脂(1)、及び三酸
化アンチモン(東ソー製;商品名「フレームカット61
0R」)を表1に示す割合で混合し、200℃に設定し
た二軸押出機にて溶融混練し、組成物ペレットを作製し
た。このペレットを210℃に設定した射出成形機で、
耐衝撃試験、ブリード試験並びにUL−94燃焼性試験
の試験片を作製した。得られた試験片を用いて耐衝撃試
験、ブリード試験、UL−94燃焼性試験を実施した。
その結果を表1に示す。
がすべてV−0であり、またブリード試験後及びヒート
サイクルブリード試験後の試験片にブリードは認められ
なかった。
(3,5−ジブロモ−4−(2,3−ジブロモプロピル
オキシ)フェニル)プロパン(実施例1と同じ)、デカ
ブロモジフェニルーテル(東ソー製:商品名「フレーム
カット110R」)、スチレン−α−メチルスチレン系
共重合樹脂(1)(実施例1と同じ)、及び三酸化アン
チモン(実施例1と同じ)を表1に示す割合で混合する
以外は、実施例1と全く同様に行って試験片を作製し、
実施例1と同様の評価を行った。その結果を表1に合わ
せて示す。有機ハロゲン化芳香族化合物系難燃剤を併用
した場合でも、スチレン−α−メチルスチレン系共重合
樹脂を添加することで、難燃剤のブリードを抑制でき
た。
加しない以外は、実施例1と全く同様に行って試験片を
作製し、実施例1と同様の評価を行った。その結果を表
1にあわせて示す。実施例1〜実施例3と比較して、ス
チレン−α−メチルスチレン系共重合樹脂を添加しない
場合は、難燃剤のブリードが著しかった。
(3,5−ジブロモ−4−(2,3−ジブロモプロピル
オキシ)フェニル)プロパン(実施例1と同じ)、塩素
化ポリエチレン(昭和電工製;商品名「エラスレン40
1A」)、及び三酸化アンチモン(実施例1と同じ)を
表1に示す割合で混合する以外は、実施例1と全く同様
に行って試験片を作製し、実施例1と同様の評価を行っ
た。その結果を表1にあわせて示す。実施例1〜3と比
較して、塩素化ポリエチレンの配合量が少ない場合は、
塩素化ポリエチレンによる難燃剤のブリード抑制効果に
乏しく、一方塩素化ポリエチレンの配合量が多い場合
は、難燃剤のブリードは抑制できるが、難燃性が低下し
た。
合量を表1に示す割合で添加した以外は、実施例1と全
く同様に行って試験片を作製し、実施例1と同様の評価
を行った。その結果を表1にあわせて示す。実施例1〜
実施例3と比較して、TBA−BPの配合量に対するス
チレン−α−メチルスチレン系共重合樹脂の配合比率が
0.4未満であると難燃剤のブリードが著しく、一方、
配合比率が1.5を越えると組成物の耐衝撃性及び難燃
性が低下した。
チレン:α−メチルスチレン=30:70(重量比)の
共重合比率である軟化点100℃のスチレン−α−メチ
ルスチレン共重合樹脂(2)、スチレン:α−メチルス
チレン=30:70(重量比)の共重合比率である軟化
点120℃のスチレン−α−メチルスチレン共重合樹脂
(3)、又はスチレン:α−メチルスチレン=50:5
0(重量比)の共重合比率である軟化点85℃のスチレ
ン−α−メチルスチレン共重合樹脂(4)を使用した以
外は、実施例1と全く同様に行って試験片を作製し、実
施例1と同様の評価を行った。それらの結果を表2に示
す。
脂として、スチレンに対するα−メチルスチレンの共重
合比率及び軟化点が本発明の特許請求の範囲内にあるも
のを使用した場合には、難燃剤のブリードが認められ
ず、また機械的強度も優れていた。
チレン:α−メチルスチレン=30:70(重量比)の
共重合比率である軟化点65℃のスチレン−α−メチル
スチレン共重合樹脂(5)、スチレン:α−メチルスチ
レン=30:70(重量比)の共重合比率である軟化点
150℃のスチレン−α−メチルスチレン共重合樹脂
(6)、スチレン:α−メチルスチレン=5:95(重
量比)の共重合比率である軟化点85℃のスチレン−α
−メチルスチレン共重合樹脂(7)、又はスチレン:α
−メチルスチレン=95:5(重量比)の共重合比率で
ある軟化点85℃のスチレン−α−メチルスチレン共重
合樹脂(8)を使用した以外は、実施例1と全く同様に
行って試験片を作製し、実施例1と同様の評価を行っ
た。その結果をあわせて表3に示す。
脂として、スチレンとα−メチルスチレンの共重合比率
及び/又は軟化点が本発明の特許請求の範囲を外れるも
のを使用した場合には、ヒートサイクルブリード試験に
おいて難燃剤のブリードが認められ、特に軟化点が65
℃であるスチレン−α−メチルスチレン共重合樹脂
(5)を使用した場合には難燃剤そのものが滲み出して
いた。
(3,5−ジブロモ−4−(2,3−ジブロモプロピル
オキシ)フェニル)プロパン(実施例1と同じ)、炭化
水素系樹脂(1)、平均分子量2000のポリスチレ
ン、平均分子量1000のポリ−α−メチルスチレン、
及び三酸化アンチモン(実施例1と同じ)を表3に示す
割合で混合する以外は、実施例1と全く同様に行って試
験片を作製し、実施例1と同様の評価を行った。その結
果を表3に合わせて示す。ポリスチレンはヒートサイク
ルブリード試験において、ポリ−α−メチルスチレンは
ブリード試験とヒートサイクルブリード試験において、
それぞれ難燃剤がブリードし、本発明のスチレン−メチ
ルスチレン系共重合樹脂はよりブリード抑制効果が劣っ
ていた。
(東ソー製;商品名「ニポロンハード#4010」)又
は低密度ポリエチレン樹脂(東ソー製;商品名「ペトロ
セン#202」)、有機ハロゲン化芳香族化合物系難燃
剤(B)としてデカブロモジフェニルエーテル(東ソー
製;商品名「フレームカット110R」)又はN,N’
−エチレンビス(テトラブロモフタルイミド)(アルベ
マール製;商品名「Saytex BT−93」)、ス
チレン−メチルスチレン系共重合樹脂(C)としてスチ
レンに対するα−メチルスチレンの共重合の重量比率が
2.3で軟化点85℃のスチレン−α−メチルスチレン
系共重合樹脂、及び難燃助剤(D)として三酸化アンチ
モン(実施例1と同じ)を表4に示す割合で混合し、高
密度ポリエチレン樹脂の場合は200℃、低密度ポリエ
チレン樹脂の場合は170℃にそれぞれ設定した二軸押
出機にて溶融混練し、組成物ペレットを作製した。この
ペレットから、高密度ポリエチレン樹脂の場合は220
℃、低密度ポリエチレン樹脂の場合は180℃にそれぞ
れ設定した射出成形機で、ブリード試験及びUL−94
燃焼性試験の試験片を作製した。得られた試験片を用い
てブリード試験、UL−94燃焼性試験を実施した。そ
の結果を表4に示す。
て、ハロゲン化ジフェニル系化合物及びハロゲン化フタ
ルイミド系化合物のいずれを用いても、スチレン−α−
メチルスチレン系共重合樹脂を添加することで、これら
難燃剤のブリードは認められなかった。
い以外は、実施例8〜実施例11と全く同様に行って試
験片を作製し、実施例8〜実施例11と同様の評価を行
った。その結果を表4にあわせて示す。実施例8〜実施
例11と比較して、スチレン−α−メチルスチレン系共
重合樹脂を添加しない場合は、難燃剤のブリードが認め
られた。
(3,5−ジブロモ−4−(2,3−ジブロモプロピル
オキシ)フェニル)プロパン(実施例1と同じ)、ビス
(3,5−ジブロモ−4−(2,3−ジブロモプロポキ
シ)フェニル)スルホン、スチレン−α−メチルスチレ
ン系共重合樹脂(1)(実施例1と同じ)、三酸化アン
チモン(実施例1と同じ)、テトラキス[メチレン−3
−(3’、5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネート]メタン、オクタデシル−3−
(3、5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオネート、トリス[(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート、1、3、
5−トリメチル−2、4、6−トリス(3’、5’−ジ
−t−ブチル−4’−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、
2−t−ブチル−6−(3−t−ブチル−2−ヒドロキ
シ−5−メチルベンジル)−4−メチルフェニルアクリ
レート、及びジブチル錫マレートオリゴマー(三共有機
合成製:商品名「Stann BM(N)」)を表5に
示す割合で混合する以外は、実施例1と全く同様に行っ
て試験片を作製した。その後、実施例1と同様の評価及
び耐熱性試験を行った。その結果を表5に示す。難燃剤
のブリードは認められず、耐熱性も優れていた。
較例17 ポリプロピレン樹脂(実施例1と同じ)、2,2−ビス
(3,5−ジブロモ−4−(2,3−ジブロモプロピル
オキシ)フェニル)プロパン(実施例1と同じ)、ビス
(3,5−ジブロモ−4−(2,3−ジブロモプロポキ
シ)フェニル)スルホン(実施例23と同じ)、スチレ
ン−α−メチルスチレン系共重合樹脂(1)(実施例1
と同じ)、三酸化アンチモン(実施例1と同じ)、テト
ラキス[メチレン−3−(3’、5’−ジ−t−ブチル
−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン
(実施例13と同じ)、オクタデシル−3−(3、5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ート(実施例14と同じ)、2−t−ブチル−6−(3
−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)
−4−メチルフェニルアクリレート(実施例17と同
じ)、及びジブチル錫マレートオリゴマー(実施例18
と同じ)を表6に示す割合で混合する以外は、実施例1
と全く同様に行って試験片を作製し、実施例13と同様
の評価を行った。その結果を表6に示す。
合物の配合量が本発明の特許請求の範囲から外れる場
合、難燃剤のブリードは認められなかったが、耐熱性が
やや劣った。また、スチレン−α−メチルスチレン系共
重合樹脂の配合量が、本発明の特許請求の範囲から外れ
る場合、難燃剤がブリードした。
Claims (7)
- 【請求項1】 オレフィン系樹脂(A)100重量部に
対し、有機ハロゲン化芳香族化合物系難燃剤(B)0.
5〜40重量部、スチレン−メチルスチレン系共重合樹
脂(C)0.2〜60重量部、及び難燃助剤(D)0.
1〜30重量部を含有し、かつ有機ハロゲン化芳香族化
合物系難燃剤(B)の配合量に対するスチレン−メチル
スチレン系共重合樹脂(C)の配合比率が重量比で0.
4〜1.5であることを特徴とする難燃性樹脂組成物。 - 【請求項2】 スチレン−メチルスチレン系共重合樹脂
(C)の軟化点が70〜140℃であることを特徴とす
る請求項1に記載の難燃性樹脂組成物。 - 【請求項3】 有機ハロゲン化芳香族化合物系難燃剤
(B)が、下記の一般式(1)乃至(4)で示される難
燃剤からなる群より選ばれる1種以上であることを特徴
とする請求項1又は請求項2に記載の難燃性樹脂組成
物。 【化1】 (式中、Aはアルキレン基、カルボニル基又は−O−を
示し、アルキレン基はその一部がベンゼン環の他の位置
に結合して環状構造を形成していてもよく、また、アル
キレン基は更にハロゲン、アルケニル基、アリール基、
ハロゲン化アリール基で置換されていてもよい。Xは臭
素又は塩素原子を表す。n、mは整数で、n+m=1〜
10である。) 【化2】 (式中、Bはアルキレン基、カルボニル基、−O−、−
S−、−SO−又は−SO2−基を示し、アルキレン基
はその一部がベンゼン環の他の位置に結合して環状構造
を形成していてもよく、また、アルキレン基は更にハロ
ゲン、アルケニル基、アリール基、ハロゲン化アリール
基で置換されていてもよい。Xは臭素又は塩素原子を表
す。n、mは整数で、n+m=1〜8である。) 【化3】 (式中、Eはアルキレン基、カルボニル基、−0−、−
S−、−SO−又は−SO2−基を示し、アルキレン基
はその一部がベンゼン環の他の位置に結合して環状構造
を形成していてもよく、また、アルキレン基は更にハロ
ゲン、アルケニル基、アリール基、ハロゲン化アリール
基で置換されていてもよい。Xは臭素又は塩素原子を表
す。n、mは整数で、n+m=1〜8である。YはCi
H2i+1-zXzで示されるハロゲン化アルキルであって、
i=1〜8、z=1〜2i+1である。) 【化4】 (式中、Dは直接単結合、アルキレン基、オキシアルキ
レン基、ジフェニルスルホン−ar,ar’−ジイル
基、ジフェニルオキシド−ar,ar’−ジイル基又は
カルボニル基を示し、直接単結合を除いたこれらの2価
の置換基は更にハロゲン、アルケニル基、アリール基、
ハロゲン化アリール基で置換されていてもよい。Xは臭
素又は塩素原子を表す。n、mは整数で、n+m=1〜
8である。) - 【請求項4】 オレフィン系樹脂(A)が、プロピレン
系樹脂であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の
いずれかに記載の難燃性樹脂組成物。 - 【請求項5】 オレフィン系樹脂(A)が、エチレン系
樹脂であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のい
ずれかに記載の難燃性樹脂組成物。 - 【請求項6】 難燃助剤(D)が、アンチモン化合物、
スズ化合物、モリブデン化合物、ジルコニウム化合物及
びホウ素化合物からなる群より選ばれる1種以上である
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記
載の難燃性樹脂組成物。 - 【請求項7】 更に、オレフィン系樹脂(A)100重
量部に対してフェノール系化合物(E)0.05〜5重
量部及び/又は有機錫系化合物(F)0.05〜5重量
部を配合することを特徴とする請求項1及至請求項6の
いずれか記載の難燃樹脂組成物。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32184196A JP3690011B2 (ja) | 1996-11-07 | 1996-12-02 | 難燃性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-295382 | 1996-11-07 | ||
| JP29538296 | 1996-11-07 | ||
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10182890A true JPH10182890A (ja) | 1998-07-07 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32184196A Expired - Fee Related JP3690011B2 (ja) | 1996-11-07 | 1996-12-02 | 難燃性樹脂組成物 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3690011B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001323113A (ja) * | 2000-05-15 | 2001-11-20 | Tosoh Corp | 樹脂組成物 |
| JP2001323112A (ja) * | 2000-05-15 | 2001-11-20 | Tosoh Corp | 樹脂組成物 |
| JP2011506748A (ja) * | 2007-12-17 | 2011-03-03 | ケムチュア コーポレイション | 難燃性組成物 |
| WO2019193864A1 (ja) * | 2018-04-03 | 2019-10-10 | トヨタ車体株式会社 | 樹脂組成物、及び車両の内装樹脂部品 |
-
1996
- 1996-12-02 JP JP32184196A patent/JP3690011B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| WO2019193864A1 (ja) * | 2018-04-03 | 2019-10-10 | トヨタ車体株式会社 | 樹脂組成物、及び車両の内装樹脂部品 |
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