JPH10183077A - 表面保護フィルム - Google Patents
表面保護フィルムInfo
- Publication number
- JPH10183077A JPH10183077A JP8346175A JP34617596A JPH10183077A JP H10183077 A JPH10183077 A JP H10183077A JP 8346175 A JP8346175 A JP 8346175A JP 34617596 A JP34617596 A JP 34617596A JP H10183077 A JPH10183077 A JP H10183077A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- adherend
- parts
- adhesive layer
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、被着体への適度な粘着性を有する
とともに、被着体表面への貼着後の加熱や加圧によって
も被着体への接着力が亢進せず、容易に剥離でき被着体
表面を汚染せず、しかも表面粗さの大きい被着体に対し
ても適度な粘着性を発揮する表面保護フィルムを提供す
る。 【解決手段】 熱可塑性樹脂からなる基材層と粘着剤層
とが積層一体化されてなる表面保護フィルムであって、
上記粘着剤層は、スチレン1〜40重量%とジエン系炭
化水素99〜60重量%とからなるランダム共重合体の
水素添加物100重量部、粘着付与剤5〜120重量
部、α−メチルスチレン樹脂5〜120重量部及び/又
は脂肪酸アミド0.05〜5重量部を含有することを特
徴とする。
とともに、被着体表面への貼着後の加熱や加圧によって
も被着体への接着力が亢進せず、容易に剥離でき被着体
表面を汚染せず、しかも表面粗さの大きい被着体に対し
ても適度な粘着性を発揮する表面保護フィルムを提供す
る。 【解決手段】 熱可塑性樹脂からなる基材層と粘着剤層
とが積層一体化されてなる表面保護フィルムであって、
上記粘着剤層は、スチレン1〜40重量%とジエン系炭
化水素99〜60重量%とからなるランダム共重合体の
水素添加物100重量部、粘着付与剤5〜120重量
部、α−メチルスチレン樹脂5〜120重量部及び/又
は脂肪酸アミド0.05〜5重量部を含有することを特
徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表面保護フィルムに
関し、更に詳細には、合成樹脂板、金属板、化粧合板、
被覆塗装鋼板、各種銘板等の被着体表面に仮着されて、
板表面の塵の付着や傷つきを防止するために用いられる
表面保護フィルムに関する。
関し、更に詳細には、合成樹脂板、金属板、化粧合板、
被覆塗装鋼板、各種銘板等の被着体表面に仮着されて、
板表面の塵の付着や傷つきを防止するために用いられる
表面保護フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂板、金属板、化粧合板、各種銘
板等の加工時や運搬時に、板表面に汚れが付着したり、
傷が付いたりするのを防止するために、上記板表面に表
面保護フィルムを仮着することが日常行われている。
板等の加工時や運搬時に、板表面に汚れが付着したり、
傷が付いたりするのを防止するために、上記板表面に表
面保護フィルムを仮着することが日常行われている。
【0003】このような表面保護フィルムとしては、熱
可塑性樹脂や紙からなる基材層の一面に粘着剤層を積層
一体化したものが用いられる。そして、使用に際しては
該粘着剤により板表面に仮着され、不要になった際は剥
離除去されるため、被着体表面に貼着するための適度な
粘着性を有しているとともに、剥離するに際しては容易
に剥離し、しかも被着体表面を汚染しないことが要求さ
れる。
可塑性樹脂や紙からなる基材層の一面に粘着剤層を積層
一体化したものが用いられる。そして、使用に際しては
該粘着剤により板表面に仮着され、不要になった際は剥
離除去されるため、被着体表面に貼着するための適度な
粘着性を有しているとともに、剥離するに際しては容易
に剥離し、しかも被着体表面を汚染しないことが要求さ
れる。
【0004】このような要求を満たすものとして、特開
平7−241960号公報には、スチレン1〜50重量
%とジエン系炭化水素99〜50重量%からなるランダ
ム共重合体の水素添加物60重量%以上及びポリオレフ
ィン40重量%以下の組成からなる粘着剤を用いた表面
保護フィルムが開示されている。
平7−241960号公報には、スチレン1〜50重量
%とジエン系炭化水素99〜50重量%からなるランダ
ム共重合体の水素添加物60重量%以上及びポリオレフ
ィン40重量%以下の組成からなる粘着剤を用いた表面
保護フィルムが開示されている。
【0005】しかしながら、上記粘着剤は、被着体表面
へ貼着後、熱が加えられたり、圧力が加わったりする
と、被着体に対する接着力が著しく亢進し、剥離する際
糊残りを生じて被着体表面を汚染したり、又、表面粗さ
の大きい被着体に対しては適度な粘着性を発揮せず被着
体表面に貼着しないといった問題点があった。
へ貼着後、熱が加えられたり、圧力が加わったりする
と、被着体に対する接着力が著しく亢進し、剥離する際
糊残りを生じて被着体表面を汚染したり、又、表面粗さ
の大きい被着体に対しては適度な粘着性を発揮せず被着
体表面に貼着しないといった問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決し、被着体への適度な粘着性を有するとともに、
被着体表面への貼着後の加熱や加圧によっても被着体へ
の接着力が亢進せず、容易に剥離でき被着体表面を汚染
せず、しかも表面粗さの大きい被着体に対しても適度な
粘着性を発揮する表面保護フィルムを提供することにあ
る。
を解決し、被着体への適度な粘着性を有するとともに、
被着体表面への貼着後の加熱や加圧によっても被着体へ
の接着力が亢進せず、容易に剥離でき被着体表面を汚染
せず、しかも表面粗さの大きい被着体に対しても適度な
粘着性を発揮する表面保護フィルムを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の表面保護フィル
ムは、熱可塑性樹脂からなる基材層と粘着剤層とが積層
一体化されてなる表面保護フィルムであって、上記粘着
剤層は、スチレン1〜40重量%とジエン系炭化水素9
9〜60重量%とからなるランダム共重合体の水素添加
物100重量部、粘着付与剤5〜120重量部、α−メ
チルスチレン樹脂5〜120重量部及び/又は脂肪酸ア
ミド0.05〜5重量部を含有することを特徴とする。
ムは、熱可塑性樹脂からなる基材層と粘着剤層とが積層
一体化されてなる表面保護フィルムであって、上記粘着
剤層は、スチレン1〜40重量%とジエン系炭化水素9
9〜60重量%とからなるランダム共重合体の水素添加
物100重量部、粘着付与剤5〜120重量部、α−メ
チルスチレン樹脂5〜120重量部及び/又は脂肪酸ア
ミド0.05〜5重量部を含有することを特徴とする。
【0008】上記粘着剤層に含有されるスチレンとジエ
ン系炭化水素とからなるランダム共重合体の水素添加物
は、スチレン含有量が1〜40重量%且つジエン系炭化
水素含有量が99〜60重量%であれば、特に限定され
るものではないが、重量平均分子量10〜60万、より
好ましくは20〜50万程度のものが用いられる。具体
的には、日本合成ゴム社製 商品名「ダイナロン132
0P」、「ダイナロン1321P」、「ダイナロン19
10P」等が入手可能である。
ン系炭化水素とからなるランダム共重合体の水素添加物
は、スチレン含有量が1〜40重量%且つジエン系炭化
水素含有量が99〜60重量%であれば、特に限定され
るものではないが、重量平均分子量10〜60万、より
好ましくは20〜50万程度のものが用いられる。具体
的には、日本合成ゴム社製 商品名「ダイナロン132
0P」、「ダイナロン1321P」、「ダイナロン19
10P」等が入手可能である。
【0009】上記スチレン含有量が1〜40重量%に限
定されるのは、多いと被着体に対する粘着性が不足し、
又少ないと粘着剤としての凝集力が低下し、剥離時に糊
残りを生じ被着体を汚染するためであり、好ましくは5
〜30重量%である。
定されるのは、多いと被着体に対する粘着性が不足し、
又少ないと粘着剤としての凝集力が低下し、剥離時に糊
残りを生じ被着体を汚染するためであり、好ましくは5
〜30重量%である。
【0010】一方、上記ジエン系炭化水素含有量が99
〜60重量%に限定されるのは、多いと粘着剤としての
凝集力が低下し、剥離時に糊残りを生じ被着体を汚染
し、又少ないと被着体に対する粘着性が不足するためで
あり、好ましくは95〜70重量%である。
〜60重量%に限定されるのは、多いと粘着剤としての
凝集力が低下し、剥離時に糊残りを生じ被着体を汚染
し、又少ないと被着体に対する粘着性が不足するためで
あり、好ましくは95〜70重量%である。
【0011】上記粘着付与剤としては、表面保護フィル
ムに使用可能なものであれば、特に限定されず、例え
ば、脂肪族系石油樹脂、脂環族系石油樹脂、脂環族系水
添石油樹脂、芳香族系石油樹脂、C5 系石油樹脂、テル
ペン樹脂、テルペン・フェノール樹脂、クマロン・イン
デン樹脂、ロジン樹脂等が挙げられ、これらは単独で使
用されても併用されてもよい。
ムに使用可能なものであれば、特に限定されず、例え
ば、脂肪族系石油樹脂、脂環族系石油樹脂、脂環族系水
添石油樹脂、芳香族系石油樹脂、C5 系石油樹脂、テル
ペン樹脂、テルペン・フェノール樹脂、クマロン・イン
デン樹脂、ロジン樹脂等が挙げられ、これらは単独で使
用されても併用されてもよい。
【0012】そして、該粘着付与剤の添加量は、多いと
粘着剤層の凝集力が低下し糊残りを生じ被着体を汚染す
ることがあり、又少ないと粘着付与剤を添加した効果が
発揮されないことがあるので、スチレンとジエン系炭化
水素とからなるランダム共重合体の水素添加物100重
量部に対して、5〜120重量部に限定され、10〜1
00重量部が好ましく、10〜60重量部が更に好まし
い。
粘着剤層の凝集力が低下し糊残りを生じ被着体を汚染す
ることがあり、又少ないと粘着付与剤を添加した効果が
発揮されないことがあるので、スチレンとジエン系炭化
水素とからなるランダム共重合体の水素添加物100重
量部に対して、5〜120重量部に限定され、10〜1
00重量部が好ましく、10〜60重量部が更に好まし
い。
【0013】更に、粘着剤層には、粘着剤に表面保護フ
ィルムが要求される適度な剥離性を付与するために、α
−メチルスチレン樹脂及び脂肪酸アミドの双方又はその
一方が添加される。
ィルムが要求される適度な剥離性を付与するために、α
−メチルスチレン樹脂及び脂肪酸アミドの双方又はその
一方が添加される。
【0014】上記α−メチルスチレン樹脂を添加する
と、粘着剤層と被着体表面との結合力が低下し経時後の
被着体への接着力が亢進せず、粘着剤層に表面保護フィ
ルムで要求される適度な粘着性を付与することができ
る。
と、粘着剤層と被着体表面との結合力が低下し経時後の
被着体への接着力が亢進せず、粘着剤層に表面保護フィ
ルムで要求される適度な粘着性を付与することができ
る。
【0015】該α−メチルスチレン樹脂の添加量は、多
いと粘着剤の粘着力が低下し表面保護フィルムとして機
能しないことがあり、又少ないとα−メチルスチレン樹
脂を添加した効果が発揮されないことがあるので、スチ
レンとジエン系炭化水素とからなるランダム共重合体の
水素添加物100重量部に対して、5〜120重量部に
限定される。
いと粘着剤の粘着力が低下し表面保護フィルムとして機
能しないことがあり、又少ないとα−メチルスチレン樹
脂を添加した効果が発揮されないことがあるので、スチ
レンとジエン系炭化水素とからなるランダム共重合体の
水素添加物100重量部に対して、5〜120重量部に
限定される。
【0016】一方、上記脂肪酸アミドを添加すると、粘
着剤層に適度な初期粘着力を保持させつつ、経時後にお
ける優れた剥離性をも付与できる。このような脂肪酸ア
ミドとしては、表面保護フィルムに使用可能なものであ
れば、特に限定されず、例えば、エチレンビスステアリ
ン酸アミド、ステアリン酸アミド、メチレンビスステア
リン酸アミド、オレイン酸アミド、ラウリン酸アミド等
が挙げられ、これらは単独で用いられても、併用されて
もよい。
着剤層に適度な初期粘着力を保持させつつ、経時後にお
ける優れた剥離性をも付与できる。このような脂肪酸ア
ミドとしては、表面保護フィルムに使用可能なものであ
れば、特に限定されず、例えば、エチレンビスステアリ
ン酸アミド、ステアリン酸アミド、メチレンビスステア
リン酸アミド、オレイン酸アミド、ラウリン酸アミド等
が挙げられ、これらは単独で用いられても、併用されて
もよい。
【0017】そして、該脂肪酸アミドの添加量は、多い
と、粘着剤層の初期粘着力が低下し表面保護フィルムと
して用いることができない場合があり、又、少ないと、
脂肪酸アミドを添加した効果が得られないことがあるの
で、スチレンとジエン系炭化水素とからなるランダム共
重合体の水素添加物100重量部に対して、0.05〜
5重量部に限定される。
と、粘着剤層の初期粘着力が低下し表面保護フィルムと
して用いることができない場合があり、又、少ないと、
脂肪酸アミドを添加した効果が得られないことがあるの
で、スチレンとジエン系炭化水素とからなるランダム共
重合体の水素添加物100重量部に対して、0.05〜
5重量部に限定される。
【0018】更に、上記粘着剤層には、物性を損なわな
い範囲で、高級アルキル基がグラフトされたポリエチレ
ンイミンが添加されてもよく、該高級アルキル基がグラ
フトされたポリエチレンイミンを添加することによっ
て、粘着剤層に適度な初期粘着力を付与できるととも
に、加圧経時後における被着体への接着力の亢進を抑え
ることもできる。
い範囲で、高級アルキル基がグラフトされたポリエチレ
ンイミンが添加されてもよく、該高級アルキル基がグラ
フトされたポリエチレンイミンを添加することによっ
て、粘着剤層に適度な初期粘着力を付与できるととも
に、加圧経時後における被着体への接着力の亢進を抑え
ることもできる。
【0019】該高級アルキル基がグラフトされたポリエ
チレンイミンの添加量は、多いと、粘着剤層の初期粘着
力が低下し表面保護フィルムとして用いることができな
い場合があり、又、少ないと、これを添加した効果が得
られないことがあるので、スチレンとジエン系炭化水素
とからなるランダム共重合体の水素添加物100重量部
に対して、0.05〜5重量部が好ましい。
チレンイミンの添加量は、多いと、粘着剤層の初期粘着
力が低下し表面保護フィルムとして用いることができな
い場合があり、又、少ないと、これを添加した効果が得
られないことがあるので、スチレンとジエン系炭化水素
とからなるランダム共重合体の水素添加物100重量部
に対して、0.05〜5重量部が好ましい。
【0020】最後に、上記粘着剤層には、物性を損なわ
ない範囲内で、酸化防止剤、可塑剤、充填剤、着色剤等
が少量添加されてもよい。
ない範囲内で、酸化防止剤、可塑剤、充填剤、着色剤等
が少量添加されてもよい。
【0021】次に、基材層は熱可塑性樹脂からなるが、
該熱可塑性樹脂としては、表面保護フィルムの基材とし
て使用可能なものであれば特に限定されず、ポリオレフ
ィン系、ポリエステル系、ポリ塩化ビニル系等が挙げら
れるが、価格、成形性、環境面等を考慮するとポリオレ
フィン系が好ましく用いられる。ポリオレフィン系樹脂
としては、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエ
チレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレ
ン、エチレン−α−オレフィン共重合体、プロピレン−
α−オレフィン共重合体、エチレン−エチル(メタ)ア
クリレート共重合体、エチレン−メチル(メタ)アクリ
レート共重合体、エチレン−n−ブチル(メタ)アクリ
レート共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ
プロピレン等が挙げられ、これらは単独で用いられても
併用されてもよい。なお、上記α−オレフィンとして
は、エチレンと共重合可能であれば特に限定されず、例
えば、プロピレン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペ
ンテン、1−オクテン、1−ブテン、1−ペンテン、1
−ヘプテン等が挙げられる。
該熱可塑性樹脂としては、表面保護フィルムの基材とし
て使用可能なものであれば特に限定されず、ポリオレフ
ィン系、ポリエステル系、ポリ塩化ビニル系等が挙げら
れるが、価格、成形性、環境面等を考慮するとポリオレ
フィン系が好ましく用いられる。ポリオレフィン系樹脂
としては、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエ
チレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレ
ン、エチレン−α−オレフィン共重合体、プロピレン−
α−オレフィン共重合体、エチレン−エチル(メタ)ア
クリレート共重合体、エチレン−メチル(メタ)アクリ
レート共重合体、エチレン−n−ブチル(メタ)アクリ
レート共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ
プロピレン等が挙げられ、これらは単独で用いられても
併用されてもよい。なお、上記α−オレフィンとして
は、エチレンと共重合可能であれば特に限定されず、例
えば、プロピレン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペ
ンテン、1−オクテン、1−ブテン、1−ペンテン、1
−ヘプテン等が挙げられる。
【0022】なお、基材層には、その物性を阻害しない
範囲内において、タルク、ステアリン酸アミド、ステア
リン酸カルシウム等の充填剤や滑剤;ガラスバルーン、
シリカバルーン等の無機系中空粒子等の補強剤;高分子
微小球、酸化防止剤、紫外線吸収剤、紫外線安定剤等が
添加されてもよい。
範囲内において、タルク、ステアリン酸アミド、ステア
リン酸カルシウム等の充填剤や滑剤;ガラスバルーン、
シリカバルーン等の無機系中空粒子等の補強剤;高分子
微小球、酸化防止剤、紫外線吸収剤、紫外線安定剤等が
添加されてもよい。
【0023】最後に、本発明の表面保護フィルムの製造
方法について説明する。本発明の表面保護フィルムの製
造方法は特に限定されず、例えば、熱可塑性樹脂からな
る基材層とスチレンとジエン系炭化水素とからなるラン
ダム共重合体の水素添加物、粘着付与剤、α−メチルス
チレン樹脂及び/又は脂肪酸アミド、更に必要に応じて
高級アルキル基がグラフトされたポリエチレンイミンを
含有する粘着剤層とを共押出することにより基材層と粘
着剤層とを積層一体化して表面保護フィルムを製造する
方法、上記基材層を製膜した後にラミネートにより上記
粘着剤層を基材層上に積層一体化する方法等が挙げられ
る。なお、前者においては、インフレーション法、Tダ
イ法等の公知の方法が用いられ、後者においては、ドラ
イラミネーションあるいはTダイによる溶融押出法又は
押出コーティング法を用いることができるが、熱溶融押
出法が品質上、経済上好ましい。なお、両層の厚みは、
用途に応じて適宜調整されればよく、通常、基材層は2
0〜100μmに、粘着剤層は3〜50μmに調整され
る。
方法について説明する。本発明の表面保護フィルムの製
造方法は特に限定されず、例えば、熱可塑性樹脂からな
る基材層とスチレンとジエン系炭化水素とからなるラン
ダム共重合体の水素添加物、粘着付与剤、α−メチルス
チレン樹脂及び/又は脂肪酸アミド、更に必要に応じて
高級アルキル基がグラフトされたポリエチレンイミンを
含有する粘着剤層とを共押出することにより基材層と粘
着剤層とを積層一体化して表面保護フィルムを製造する
方法、上記基材層を製膜した後にラミネートにより上記
粘着剤層を基材層上に積層一体化する方法等が挙げられ
る。なお、前者においては、インフレーション法、Tダ
イ法等の公知の方法が用いられ、後者においては、ドラ
イラミネーションあるいはTダイによる溶融押出法又は
押出コーティング法を用いることができるが、熱溶融押
出法が品質上、経済上好ましい。なお、両層の厚みは、
用途に応じて適宜調整されればよく、通常、基材層は2
0〜100μmに、粘着剤層は3〜50μmに調整され
る。
【0024】
(実施例1〜10、比較例1〜5)基材層を構成するポ
リエチレン(三井石油化学社製 商品名:ミラソン1
2、190℃におけるメルトインデックス:3.0g/
10分)を一の押出機に供給し溶融混練する一方、粘着
剤層を構成する樹脂として、スチレンとジエン系炭化水
素とからなるランダム共重合体の水素添加物(1)(日
本合成ゴム社製 商品名:ダイナロン1321P、スチ
レン含有量:10重量%、ジエン系炭化水素:90重量
%、230℃におけるメルトインデックス:10g/1
0分)、スチレンとジエン系炭化水素とからなるランダ
ム共重合体の水素添加物(2)(日本合成ゴム社製 商
品名:ダイナロン1910P、スチレン含有量:30重
量%、ジエン系炭化水素:70重量%、230℃におけ
るメルトインデックス:5.3g/10分)、粘着付与
剤(トーネックス社製 商品名:エスコレッツ530
0)、α−メチルスチレン樹脂(ハーキュレス社製 商
品名:エンデックス155)、エチレンビスステアリン
酸アミド、高級アルキル基がグラフトされたポリエチレ
ンイミン(オクタデシルイソシアネートを0.8mol
付加反応させたもの、数平均分子量:10,000)及
び酸化防止剤(チバガイギー社製 商品名:イルガノッ
クス1010)を表1又は表2に示す配合で、他の押出
機に供給し溶融混練して、基材層厚み50μm及び粘着
剤層厚み10μmでインフレーション法により共押出
し、基材層と粘着剤層とを積層一体化して表面保護フィ
ルムを得た。
リエチレン(三井石油化学社製 商品名:ミラソン1
2、190℃におけるメルトインデックス:3.0g/
10分)を一の押出機に供給し溶融混練する一方、粘着
剤層を構成する樹脂として、スチレンとジエン系炭化水
素とからなるランダム共重合体の水素添加物(1)(日
本合成ゴム社製 商品名:ダイナロン1321P、スチ
レン含有量:10重量%、ジエン系炭化水素:90重量
%、230℃におけるメルトインデックス:10g/1
0分)、スチレンとジエン系炭化水素とからなるランダ
ム共重合体の水素添加物(2)(日本合成ゴム社製 商
品名:ダイナロン1910P、スチレン含有量:30重
量%、ジエン系炭化水素:70重量%、230℃におけ
るメルトインデックス:5.3g/10分)、粘着付与
剤(トーネックス社製 商品名:エスコレッツ530
0)、α−メチルスチレン樹脂(ハーキュレス社製 商
品名:エンデックス155)、エチレンビスステアリン
酸アミド、高級アルキル基がグラフトされたポリエチレ
ンイミン(オクタデシルイソシアネートを0.8mol
付加反応させたもの、数平均分子量:10,000)及
び酸化防止剤(チバガイギー社製 商品名:イルガノッ
クス1010)を表1又は表2に示す配合で、他の押出
機に供給し溶融混練して、基材層厚み50μm及び粘着
剤層厚み10μmでインフレーション法により共押出
し、基材層と粘着剤層とを積層一体化して表面保護フィ
ルムを得た。
【0025】得られた表面保護フィルムのステンレス板
初期粘着力、ステンレス板経時粘着力(1)、アクリル
塗装鋼板初期粘着力、アクリル塗装鋼板経時粘着力
(1)並びに(2)、被着体汚染及び層間強度を下記に
示す方法で測定し、その結果を表1又は表2に示した。
初期粘着力、ステンレス板経時粘着力(1)、アクリル
塗装鋼板初期粘着力、アクリル塗装鋼板経時粘着力
(1)並びに(2)、被着体汚染及び層間強度を下記に
示す方法で測定し、その結果を表1又は表2に示した。
【0026】(ステンレス板初期粘着力)得られた表面
保護フィルムを25mm幅に裁断し、厚さ2mmのステ
ンレス板(SUS304、280番研磨)表面に2kg
の圧着ローラーを用いて300mm/minの速度で貼
着し、30分間放置したものを、JIS Z0237に
準拠して180°ピール粘着力を測定し、これを初期粘
着力とした。なお、上記操作は全て23℃、湿度65%
の恒温恒湿条件下において行った。
保護フィルムを25mm幅に裁断し、厚さ2mmのステ
ンレス板(SUS304、280番研磨)表面に2kg
の圧着ローラーを用いて300mm/minの速度で貼
着し、30分間放置したものを、JIS Z0237に
準拠して180°ピール粘着力を測定し、これを初期粘
着力とした。なお、上記操作は全て23℃、湿度65%
の恒温恒湿条件下において行った。
【0027】(ステンレス板経時粘着力(1))得られ
た表面保護フィルムを25mm幅に裁断し、厚さ2mm
のステンレス板(SUS304、280番研磨)表面に
2kgの圧着ローラーを用いて300mm/minの速
度で貼着した。これをギアーオーブン内に供給し、60
℃で3日間加熱後、更に温度23℃、湿度65%下で3
0分間放置したものを、JISZ0237に準拠して1
80°ピール粘着力を測定し、これを経時粘着力(1)
とした。
た表面保護フィルムを25mm幅に裁断し、厚さ2mm
のステンレス板(SUS304、280番研磨)表面に
2kgの圧着ローラーを用いて300mm/minの速
度で貼着した。これをギアーオーブン内に供給し、60
℃で3日間加熱後、更に温度23℃、湿度65%下で3
0分間放置したものを、JISZ0237に準拠して1
80°ピール粘着力を測定し、これを経時粘着力(1)
とした。
【0028】(アクリル塗装鋼板初期粘着力)ステンレ
ス板に貼着する代わりにアクリル塗装鋼板に貼着した以
外は、ステンレス板初期粘着力の測定と同様の方法を用
いて測定した。
ス板に貼着する代わりにアクリル塗装鋼板に貼着した以
外は、ステンレス板初期粘着力の測定と同様の方法を用
いて測定した。
【0029】(アクリル塗装鋼板経時粘着力(1))ス
テンレス板に貼着する代わりにアクリル塗装鋼板(中心
線表面粗さ(Ra):1.3μm)に貼着した以外は、
ステンレス板経時粘着力(1)の測定と同様の方法を用
いて測定した。
テンレス板に貼着する代わりにアクリル塗装鋼板(中心
線表面粗さ(Ra):1.3μm)に貼着した以外は、
ステンレス板経時粘着力(1)の測定と同様の方法を用
いて測定した。
【0030】(アクリル塗装鋼板経時粘着力(2))得
られた表面保護フィルムを25mm幅に裁断し、厚さ2
mmのアクリル塗装鋼板(中心線表面粗さ(Ra):
1.3μm)表面に2kgの圧着ローラーを用いて30
0mm/minの速度で貼着した。これを23℃、50
0t/m2 の条件で7日間加圧後、更に温度23℃、湿
度65%下で30分間放置したものを、JIS Z02
37に準拠して180°ピール粘着力を測定し、これを
経時粘着力(2)とした。
られた表面保護フィルムを25mm幅に裁断し、厚さ2
mmのアクリル塗装鋼板(中心線表面粗さ(Ra):
1.3μm)表面に2kgの圧着ローラーを用いて30
0mm/minの速度で貼着した。これを23℃、50
0t/m2 の条件で7日間加圧後、更に温度23℃、湿
度65%下で30分間放置したものを、JIS Z02
37に準拠して180°ピール粘着力を測定し、これを
経時粘着力(2)とした。
【0031】(被着体汚染)粘着力測定時において、剥
離後の被着体表面の汚染の有無を目視観察した。
離後の被着体表面の汚染の有無を目視観察した。
【0032】(層間強度)粘着力測定時において、剥離
後の表面保護フィルムの基材層と粘着剤層との界面にお
ける層間剥離の有無を目視観察した。
後の表面保護フィルムの基材層と粘着剤層との界面にお
ける層間剥離の有無を目視観察した。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【発明の効果】本発明の表面保護フィルムは、叙上の如
く構成されているので、被着体に対して適度な初期粘着
性を有しながら加熱環境下や加圧環境下に置かれた場合
でも接着亢進が抑制され、使用後の剥離が容易で被着体
を汚染することがない。そして、表面粗さの大きい被着
体に対しても優れた初期粘着性を有するとともに、使用
後の剥離も容易であるといった優れた効果をも奏するも
のである。
く構成されているので、被着体に対して適度な初期粘着
性を有しながら加熱環境下や加圧環境下に置かれた場合
でも接着亢進が抑制され、使用後の剥離が容易で被着体
を汚染することがない。そして、表面粗さの大きい被着
体に対しても優れた初期粘着性を有するとともに、使用
後の剥離も容易であるといった優れた効果をも奏するも
のである。
【0036】又、共押出によって両層が積層一体化され
て得られる場合には、両層は極性による化学的な結合の
他に、アンカー効果による物理的結合をも伴って強固に
一体化され、使用後の剥離時においても両層が分離する
ことがない。従って、粘着剤層の上記優れた性能に加え
て、基材層と粘着剤層との強固な積層一体化が相まっ
て、剥離時にも被着体に糊残りを生じず被着体を汚染す
ることがないといった優れた効果を奏するものである。
て得られる場合には、両層は極性による化学的な結合の
他に、アンカー効果による物理的結合をも伴って強固に
一体化され、使用後の剥離時においても両層が分離する
ことがない。従って、粘着剤層の上記優れた性能に加え
て、基材層と粘着剤層との強固な積層一体化が相まっ
て、剥離時にも被着体に糊残りを生じず被着体を汚染す
ることがないといった優れた効果を奏するものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂からなる基材層と粘着剤層
とが積層一体化されてなる表面保護フィルムであって、
上記粘着剤層は、スチレン1〜40重量%とジエン系炭
化水素99〜60重量%とからなるランダム共重合体の
水素添加物100重量部、粘着付与剤5〜120重量
部、α−メチルスチレン樹脂5〜120重量部及び/又
は脂肪酸アミド0.05〜5重量部を含有することを特
徴とする表面保護フィルム。 - 【請求項2】 上記粘着剤層に、更に高級アルキル基が
グラフトされたポリエチレンイミン0.05〜5重量部
が含有されていることを特徴とする請求項1に記載の表
面保護フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8346175A JPH10183077A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 表面保護フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8346175A JPH10183077A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 表面保護フィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10183077A true JPH10183077A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18381630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8346175A Pending JPH10183077A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 表面保護フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10183077A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002138166A (ja) * | 2000-11-01 | 2002-05-14 | Nitto Denko Corp | ゴム混和物及びその製造方法 |
| JP2005272505A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Nippon Zeon Co Ltd | 熱伝導性感圧接着剤組成物及び熱伝導性シート状成形体 |
| JP2007126569A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Sekisui Chem Co Ltd | 粘着剤及び表面保護フィルム |
| JP2010241141A (ja) * | 2010-05-27 | 2010-10-28 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 粘接着剤組成物積層体の製造方法 |
| WO2011002083A1 (ja) * | 2009-07-03 | 2011-01-06 | 東セロ株式会社 | 表面保護フィルム |
| JP2013121989A (ja) * | 2011-06-15 | 2013-06-20 | Sekisui Chem Co Ltd | 粘着剤組成物、および表面保護フィルム |
| WO2014050490A1 (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-03 | 日東電工株式会社 | 表面保護シート |
| JP2019119760A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | 積水化学工業株式会社 | 両面粘着テープ |
-
1996
- 1996-12-25 JP JP8346175A patent/JPH10183077A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002138166A (ja) * | 2000-11-01 | 2002-05-14 | Nitto Denko Corp | ゴム混和物及びその製造方法 |
| JP2005272505A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Nippon Zeon Co Ltd | 熱伝導性感圧接着剤組成物及び熱伝導性シート状成形体 |
| JP2007126569A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Sekisui Chem Co Ltd | 粘着剤及び表面保護フィルム |
| WO2011002083A1 (ja) * | 2009-07-03 | 2011-01-06 | 東セロ株式会社 | 表面保護フィルム |
| CN102471646A (zh) * | 2009-07-03 | 2012-05-23 | 三井化学东赛璐株式会社 | 表面保护膜 |
| JP5916386B2 (ja) * | 2009-07-03 | 2016-05-11 | 三井化学株式会社 | 表面保護フィルム |
| JP2010241141A (ja) * | 2010-05-27 | 2010-10-28 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 粘接着剤組成物積層体の製造方法 |
| JP2013121989A (ja) * | 2011-06-15 | 2013-06-20 | Sekisui Chem Co Ltd | 粘着剤組成物、および表面保護フィルム |
| WO2014050490A1 (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-03 | 日東電工株式会社 | 表面保護シート |
| JP2019119760A (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-22 | 積水化学工業株式会社 | 両面粘着テープ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101617013B (zh) | 表面保护片 | |
| JP3370198B2 (ja) | 表面保護フィルム | |
| JP4941908B2 (ja) | 表面保護フィルム | |
| JPH10298514A (ja) | 表面保護フィルム | |
| EP0661364B1 (en) | Surface protective films | |
| JPH1121519A (ja) | 表面保護フィルム | |
| JP3660771B2 (ja) | 表面保護フィルム | |
| JP3967842B2 (ja) | 表面保護フィルム | |
| TW201336961A (zh) | 附隔件之黏著片 | |
| JP2020026531A (ja) | 積層フィルム | |
| JP3870995B2 (ja) | 自動車塗装外板用表面保護フィルム | |
| JPH11199839A (ja) | 表面保護フィルム | |
| JP2000345120A (ja) | 表面保護フィルム | |
| JP2007161882A (ja) | 表面保護フィルム | |
| JP2003119435A (ja) | 表面保護フィルム及びその製造方法 | |
| JPH0726213A (ja) | 表面保護フィルム | |
| JP3967837B2 (ja) | 表面保護フィルム | |
| JPH06240215A (ja) | 表面保護フィルム | |
| JPH08143830A (ja) | 塗膜保護用シート | |
| JP2001234149A (ja) | 粘着剤組成物 | |
| JPH10176147A (ja) | 表面保護フィルム | |
| JPH1143658A (ja) | 表面保護フィルム | |
| JPH10176145A (ja) | 表面保護フィルム | |
| JPH09235524A (ja) | 表面保護フィルム | |
| JP2000186257A (ja) | 表面保護フィルム |