JPH10183259A - 連続熱処理炉の鋼帯搬送ロール - Google Patents
連続熱処理炉の鋼帯搬送ロールInfo
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- JPH10183259A JPH10183259A JP33992096A JP33992096A JPH10183259A JP H10183259 A JPH10183259 A JP H10183259A JP 33992096 A JP33992096 A JP 33992096A JP 33992096 A JP33992096 A JP 33992096A JP H10183259 A JPH10183259 A JP H10183259A
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Abstract
止するとともに、鋼帯の中伸びを発生することなく、鋼
帯を搬送することのできる連続熱処理炉の搬送ロールを
提供する。 【解決手段】 ロール1巾方向中央部に長辺:短辺=
2:1〜20:1の凸部2長辺をロール1軸方向に複数
列直行方向へ形成し、該凸部2に隣接してロール1巾方
向両端部へ順次凸部2a長辺をロール1胴周方向に傾斜
形成するとともに、ロール1巾方向両端部に凸部2b長
辺をロール1胴周方向に複数列直行方向へ形成した連続
熱処理炉の鋼帯搬送ロールである。
Description
帯搬送ロールに関するものである。
ンを形成して鋼帯がロール巾方向へ揺動する、いわゆる
鋼帯の蛇行を防止することが知られている。また、ロー
ル表面に円形柱状の凸部を等間隔に形成して耐スリップ
性とし、鋼帯の擦り疵発生を防止することが特開平7−
108314号公報に開示されている。
巾方向中央部にクラウンを形成して鋼帯を搬送(通板)
すると、クラウン部位に接触する鋼帯巾方向中央部が伸
び(一般に中伸びという)る形状不良が発生することが
ある。特に、板厚0.25mm以下の薄手鋼帯において
顕著である。そこで、クラウン量を減少すると鋼帯の蛇
行を防止することが困難となる。さらに上記特開平7−
108314号公報に開示されている搬送ロールにおい
ては、搬送鋼帯のスリップによる擦り疵の発生を防止
し、ある程度クラウン量を減少することはできるが、ク
ラウンをほぼゼロにすることはできず、鋼帯の蛇行を確
実に防止することが困難である等の課題がある。本発明
は、このような課題を有利に解決するためなされたもの
であり、ロールにクラウンを形成することなく、搬送鋼
帯をロール巾方向中央部に位置させる鋼帯求心力を保持
し、鋼帯蛇行を防止するとともに、搬送鋼帯のロール接
触部でのスリップを確実に防止することのできる連続熱
処理炉の鋼帯搬送ロールを提供することを目的とするも
のである。
ろは、ロール巾方向中央部に長辺:短辺=2:1〜2
0:1の凸部長辺をロール軸方向に複数列直行方向へ形
成し、該凸部に隣接してロール巾方向両端部へ順次凸部
長辺をロール胴周方向に傾斜形成するとともに、ロール
巾方向両端部に凸部長辺をロール胴周方向に複数列直行
方向へ形成したことを特徴とする連続熱処理炉の鋼帯搬
送ロール。及びロール巾方向中央部に長辺:短辺=2:
1〜20:1の凸部長辺をロール軸方向に複数列直行方
向へ形成し、ロール巾方向両端部に凸部長辺をロール胴
周方向に複数列直行方向へ形成したことを特徴とする連
続熱処理炉の鋼帯搬送ロールである。
1に示すごとくロール1巾方向中央部に凸部2長辺をロ
ール1軸方向に直行方向へ複数列形成する。このような
凸部2に隣接してロール1巾方向両端部へ順次凸部2a
長辺をロール1胴周方向に直行方向へ傾斜形成する。さ
らに、このような凸部2aに隣接してロール1巾方向両
端部に凸部2b長辺をロール1胴周方向に直行方向へ複
数列形成するものである。
2は、搬送鋼帯3のロール1への求心力(密着力)を発
揮して、鋼帯3の搬送方向へのスリップを確実に防止す
ることができる。即ち、凸部2、2a、2bの短辺方向
は、長辺方向に比べて摩擦係数が大きい。従って、ロー
ル1巾方向中央部にクラウンを形成しなくとも鋼帯3を
ロール1巾方向中央部に確実に保持することができ、ク
ラウンによる鋼帯3巾方向中央部の伸び等の形状不良を
防止することができる。また、鋼帯3のロール1巾方向
への揺動、つまり蛇行の防止は、ロール1巾方向中央部
の凸部2に隣接形成した凸部2aが鋼帯3の蛇行方向
で、摩擦係数の大きい短辺方向と接触係合することから
鋼帯3の蛇行を防止することができ、鋼帯3が蛇行した
ときは、ロール1巾方向両端部に形成した凸部2bによ
って確実に鋼帯3の蛇行を防止し、鋼帯3がロール1巾
方向両端部外へ逸脱して、ロール1保持枠(図示せず)
等に接触することによる鋼帯3巾方向両端部の損傷を確
実に防止することができる。即ち、ロール1巾方向両端
部に形成した凸部2bは、凸部2b短辺がロール1軸方
向に位置しており、凸部2bの大なる摩擦係数によって
鋼帯3のロール1巾方向両端部外への逸脱蛇行を確実に
防止することができる。
は、凸部2bの長辺をロール1胴周方向に厳密に直行形
成することが好ましいが、鋼帯3がロール1外へ逸脱す
るのを防止することができればよく、凸部2b長辺をロ
ール1胴周方向にほぼ直行(直行方向へ)形成すること
によって、上記のごとき作用を確実に発揮して鋼帯3の
ロール1巾方向両端部外への逸脱蛇行を防止することが
できる。
ば熱処理を施す鋼帯3巾サイズを変更する連続熱処理炉
に適用することが有利である。しかして鋼帯3巾サイズ
変更によって、鋼帯3巾方向両端部が、凸部2aの範囲
内で接触搬送する鋼帯3巾サイズに応じた凸部2、2
a、2bを形成するものである。即ち、鋼帯3の搬送
(通板)中に巾方向両端部が凸部2bに接触した状態で
搬送すると、鋼帯3の蛇行を防止することはできるが、
凸部2bの摩擦係数の小さい長辺に鋼帯3巾方向両端部
が接触搬送されることになり、搬送ロール1の鋼帯3グ
リップ力が弱まりスリップして鋼帯3に擦り疵を発生す
ることがあり好ましくない。
ず、ほぼ一定巾サイズの鋼帯3を熱処理する連続熱処理
炉においては、例えば図2に示すように鋼帯3が接触搬
送する範囲に凸部2長辺をロール1軸方向に形成し、ロ
ール1巾方向両端部の鋼帯3接触範囲外には、凸部2b
長辺をロール1胴周方向の直行方向に形成する。かくし
て、凸部2によってロール1巾方向中央部で鋼帯3の求
心力(密着力)をたかめ鋼帯3をスリップさせることな
く搬送し、蛇行が発生したときは、ロール1巾方向両端
部の凸部2bで阻止して、鋼帯巾方向両端部のロール1
外への逸脱を防止するものである。
は、図3に示すように凸部2、2a、2bの長辺a:短
辺b=2:1〜20:1に形成することが好ましく、長
辺a:短辺b=2:1未満と等方形に近くなると、鋼帯
の求心力が低下して鋼帯のスリップ、蛇行が発生し易く
なる。また、長辺a:短辺b=20:1超と長辺aが長
くなると、ロール表面に微細凸部の形成が困難となり、
凸部形状の不均一形成が生じるため、何れも好ましくな
い。このような比率で、長辺aの最大長さ103μm、
最小長さ10μmの凸部を形成することによって、確実
に鋼帯をロール巾方向中央部に保持搬送することがで
き、蛇行等を防止することができる。長辺a、短辺b
は、本発明においては図3のごとく定義する。また、凸
部2、2a、2bの形状としては、上記のごとく楕円形
の他、長方形等、例えば、図3a〜c及び図4d〜gに
示す形状等を用いることができ、a方向、b方向に円、
正方形のごとく等方形的な形状でなければ、原則的には
どのような形状でもよく、また、これらを変形した形状
を形成することができる。また、凸部の高さとしては、
10〜100μmで、凸部平滑面積比率10〜80%
(ほぼ等間隔)に形成することによって、確実に鋼帯を
ロール巾方向中央部で保持搬送することができる。
ールとしては、例えば一般に用いられている一般構造用
鋼に上記のごとき凸部を形成し、その表面にCo−Cr
−Al−Y系、Co−Ni−Cr−Al−Y系等の耐摩
耗性合金を約10μm被覆することによって、ロールの
耐久性を向上することができる。
において、レーザー発振管4からレーザー5を発振して
チョッパー6を回転しつつ、スリット7から間欠的にレ
ーザー5を照射する。次いで、レーザートラバースに応
じてマスク8のスリット(凸部形状)9を回転させ、ロ
ール1表面に凸部の配列パターンに形成作り込むもので
ある。
いられている予熱炉、加熱炉、均熱炉、冷却炉からなる
鋼帯の連続熱処理炉の搬送ロールに適用することによっ
て、搬送ロールの巾方向中央部にクラウンを形成するこ
となく、鋼帯をロール巾方向中央部で非時しつつ、確実
に搬送(通板)することができるので、鋼帯巾方向中央
部の伸びを防止して材質劣化を防ぐことができる。また
鋼帯のスリップおよび蛇行によるロール外への逸脱がな
く、鋼帯の擦り疵を著しく軽減して品質を向上するとと
もに、歩留りを高めることができるものである。
の操業例を挙げる。 操業例
らなる連続熱処理(竪形)炉の均熱炉(炉温720℃)
鋼帯搬送ロールに使用。 注2:搬送ロール材質は、一般構造用鋼。 注3:凸部形状Aは、楕円形。Bは、長方形。 注4:凸部配列パターンAは、図1に示す配列。Bは、
図2に示す配列。 注5:凸部配列パターンの端部、中間、中央、中間、端
部は、図1に示すごとく中央は、ロール巾方向中央部に
凸部2。中間は、凸部2a。端部は、凸部2bをそれぞ
れ形成。端部、中央、端部は、図2に示すごとくロール
巾方向中央部に凸部2。端部は、凸部2bをそれぞれ等
間隔に形成した。 注6:比較例1は、ロールに円形凸部を等間隔に形成し
た。比較例2は、凸部を形成することなく平滑面にクラ
ウンを形成した。 注7:鋼帯材質は、C:0.002〜0.004%、S
i:0.03〜0.04%、Mn:0.1〜0.2%、
P:0.01〜0.02%、S:0.01〜0.02
%、Al:0.02〜0.04%、Nb:0〜5×10
-3%、B:0〜5×10-4%、Ti:0〜5×10
-3%、残りFe及び不可避的不純物からなる鋼帯。 注8:中伸び格落率は、鋼帯巾方向中央部の伸び発生に
よる製品格落率。擦り疵格落率は、蛇行により鋼帯がロ
ール巾方向両端部外へ逸脱し、ロール保持枠に接触した
擦り疵と、鋼帯スリップ疵による製品格落率。
スリップを防止することができ、鋼帯の擦り疵による品
質劣化を軽減するとともに、歩留りを向上することがで
きる。また、ロール巾方向中央部にクラウンを形成する
ことなく、搬送鋼帯をロール巾方向中央部に保持するこ
とができるので、鋼帯巾方向中央部の伸びを防止して品
質を高めることができる等の優れた効果が得られる。
図である。
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 ロール巾方向中央部に長辺:短辺=2:
1〜20:1の凸部長辺をロール軸方向に複数列直行方
向へ形成し、該凸部に隣接してロール巾方向両端部へ順
次凸部長辺をロール胴周方向に傾斜形成するとともに、
ロール巾方向両端部に凸部長辺をロール胴周方向に複数
列直行方向へ形成したことを特徴とする連続熱処理炉の
鋼帯搬送ロール。 - 【請求項2】 ロール巾方向中央部に長辺:短辺=2:
1〜20:1の凸部の長辺をロール軸方向に複数列直行
方向へ形成し、ロール巾方向両端部に凸部長辺をロール
胴周方向に複数列直行方向へ形成したことを特徴とする
連続熱処理炉の鋼帯搬送ロール。 - 【請求項3】 長辺長さ10〜103 μmの凸部を形成
したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
連続熱処理炉の鋼帯搬送ロール。 - 【請求項4】 凸部高さ10〜100μm、凸部平滑面
積比率10〜80%の凸部を形成したことを特徴とする
請求項1または請求項2または請求項3に記載の連続熱
処理炉の鋼帯搬送ロール。 - 【請求項5】 楕円形または長方形の凸部を形成したこ
とを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3
または請求項4に記載の連続熱処理炉の鋼帯搬送ロー
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33992096A JP3590494B2 (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 連続熱処理炉の鋼帯搬送ロール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33992096A JP3590494B2 (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 連続熱処理炉の鋼帯搬送ロール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10183259A true JPH10183259A (ja) | 1998-07-14 |
| JP3590494B2 JP3590494B2 (ja) | 2004-11-17 |
Family
ID=18332020
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33992096A Expired - Fee Related JP3590494B2 (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 連続熱処理炉の鋼帯搬送ロール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3590494B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003074628A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-12 | Nec Corp | 免震装置 |
-
1996
- 1996-12-19 JP JP33992096A patent/JP3590494B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003074628A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-12 | Nec Corp | 免震装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3590494B2 (ja) | 2004-11-17 |
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