JPH11304366A - 熱処理炉用コンベア装置 - Google Patents
熱処理炉用コンベア装置Info
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- JPH11304366A JPH11304366A JP11576098A JP11576098A JPH11304366A JP H11304366 A JPH11304366 A JP H11304366A JP 11576098 A JP11576098 A JP 11576098A JP 11576098 A JP11576098 A JP 11576098A JP H11304366 A JPH11304366 A JP H11304366A
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- heat treatment
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- treatment furnace
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 加熱処理あるいは賦活処理を施した際に、た
とえ被処理物が収縮した場合であっても、この被処理物
の収縮を円滑に吸収することができ、被処理物の収縮に
よる品質の悪化を確実に防止することができて、高品質
の処理を行うことができる上に、生産性を向上させるこ
とができ、しかもコンパクトで安価な設備とすることが
できる熱処理炉用コンベア装置の提供。 【解決手段】 コンベア搬送面の長手方向に沿って形成
された凸凹形状によって、コンベア搬送面上を連続搬送
されている被処理物6が凸凹状に波打った状態になって
いることにより、被処理物6が加熱処理あるいは賦活処
理の過程で収縮しても、この収縮を、被処理物6がコン
ベア搬送面から持ち上がることにより吸収するから、被
処理物6にムラが生じたり、被処理物6が切れたりする
不具合が発生しない。
とえ被処理物が収縮した場合であっても、この被処理物
の収縮を円滑に吸収することができ、被処理物の収縮に
よる品質の悪化を確実に防止することができて、高品質
の処理を行うことができる上に、生産性を向上させるこ
とができ、しかもコンパクトで安価な設備とすることが
できる熱処理炉用コンベア装置の提供。 【解決手段】 コンベア搬送面の長手方向に沿って形成
された凸凹形状によって、コンベア搬送面上を連続搬送
されている被処理物6が凸凹状に波打った状態になって
いることにより、被処理物6が加熱処理あるいは賦活処
理の過程で収縮しても、この収縮を、被処理物6がコン
ベア搬送面から持ち上がることにより吸収するから、被
処理物6にムラが生じたり、被処理物6が切れたりする
不具合が発生しない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続状をなす被処
理物(例えば炭素繊維)を処理する場合において、被処
理物が処理(例えば加熱処理あるいは活性炭を製造する
際などに用いる賦活処理)によって、処理前より収縮す
る場合に用いて好適な熱処理炉用コンベア装置に関する
ものである。
理物(例えば炭素繊維)を処理する場合において、被処
理物が処理(例えば加熱処理あるいは活性炭を製造する
際などに用いる賦活処理)によって、処理前より収縮す
る場合に用いて好適な熱処理炉用コンベア装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の熱処理炉は、図9に示
すように、炉体aが、導入室bと、加熱室cと、均熱室
あるいは処理室dと、冷却室eとから構成されている。
そして、この熱処理炉の炉体a内に被処理物fを搬入し
かつ炉体a内から搬出するコンベア装置は、無端帯状の
コンベアgが、ヘッドプーリーhとテールプーリーkと
ガイドプーリーmとに巻き掛けられて駆動されている。
また、コンベアgの上側(被処理物fの搬送側)は、複
数のガイドローラーnによって支持されている。さら
に、コンベアgは、下側(戻り側)の垂れ下がりを考慮
して、垂れ下がらないように強固なものとなっている。
そして、被処理物fは、図9の左側から炉体a内の導入
室bに搬入され、加熱室cで加熱され、次いで、均熱室
あるいは処理室dで均熱処理あるいは賦活処理された
後、冷却室eで冷却されて右側に搬出される。
すように、炉体aが、導入室bと、加熱室cと、均熱室
あるいは処理室dと、冷却室eとから構成されている。
そして、この熱処理炉の炉体a内に被処理物fを搬入し
かつ炉体a内から搬出するコンベア装置は、無端帯状の
コンベアgが、ヘッドプーリーhとテールプーリーkと
ガイドプーリーmとに巻き掛けられて駆動されている。
また、コンベアgの上側(被処理物fの搬送側)は、複
数のガイドローラーnによって支持されている。さら
に、コンベアgは、下側(戻り側)の垂れ下がりを考慮
して、垂れ下がらないように強固なものとなっている。
そして、被処理物fは、図9の左側から炉体a内の導入
室bに搬入され、加熱室cで加熱され、次いで、均熱室
あるいは処理室dで均熱処理あるいは賦活処理された
後、冷却室eで冷却されて右側に搬出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
熱処理炉用コンベア装置にあっては、被処理物fが加熱
処理あるいは賦活処理にともない収縮すると、コンベア
gが平坦なため、連続形態をなす被処理物fが、この収
縮により引っ張られてムラになり均一な品質が得られな
かったり、場合によっては、途中で切れてしまったりす
る問題があった。また、コンベアgの下側(戻り側)が
垂れ下がらないように、コンベアgを頑丈なものにする
必要があるため、コストが嵩むという問題があった。
熱処理炉用コンベア装置にあっては、被処理物fが加熱
処理あるいは賦活処理にともない収縮すると、コンベア
gが平坦なため、連続形態をなす被処理物fが、この収
縮により引っ張られてムラになり均一な品質が得られな
かったり、場合によっては、途中で切れてしまったりす
る問題があった。また、コンベアgの下側(戻り側)が
垂れ下がらないように、コンベアgを頑丈なものにする
必要があるため、コストが嵩むという問題があった。
【0004】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、加熱処理あるいは賦活処理を施した際に、たとえ被
処理物が収縮した場合であっても、この被処理物の収縮
を円滑に吸収することができ、被処理物の収縮による品
質の悪化を確実に防止することができて、高品質の処理
を行うことができる上に、生産性を向上させることがで
き、しかもコンパクトで安価な設備とすることができる
熱処理炉用コンベア装置を提供することを目的とする。
で、加熱処理あるいは賦活処理を施した際に、たとえ被
処理物が収縮した場合であっても、この被処理物の収縮
を円滑に吸収することができ、被処理物の収縮による品
質の悪化を確実に防止することができて、高品質の処理
を行うことができる上に、生産性を向上させることがで
き、しかもコンパクトで安価な設備とすることができる
熱処理炉用コンベア装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、連
続状をなす被処理物を処理する熱処理炉において、該被
処理物を連続搬送する熱処理炉用コンベア装置であっ
て、コンベア搬送面に、その長手方向に沿って凸凹形状
が形成されたものである。この請求項1にあっては、コ
ンベア搬送面の長手方向に沿って形成された凸凹形状に
よって、コンベア搬送面上を連続搬送されている被処理
物が凸凹状に波打った状態になっていることにより、被
処理物が加熱処理あるいは賦活処理の過程で収縮して
も、この収縮を、凹部に位置する被処理物がコンベア搬
送面から持ち上がることにより吸収するから、被処理物
が引っ張られることがなく、従って、被処理物にムラが
生じたり、被処理物が切れたりする不具合が発生しな
い。本発明の請求項2は、前記凸凹形状が、平坦なコン
ベア搬送面に凸凹構成材を取り付けて構成されたもので
ある。この請求項2にあっては、平坦なコンベア搬送面
に凸凹構成材を取り付けて凸凹形状とすることにより、
既製のコンベアを簡単に改造することができ、安価にか
つ容易に製造することができると共に、加熱処理時ある
いは賦活処理時の被処理物の収縮率に応じて、凸凹構成
材の寸法、及び設置間隔を決定すればよいので、各種の
被処理物に柔軟に対応することができる。本発明の請求
項3は、前記凸凹構成材が、コンベア幅方向に分割され
ているものである。この請求項3にあっては、コンベア
幅方向に分割された凸凹構成材によって、凸凹構成材の
長さが短くなるので、高温となる凸凹構成材の上側と、
これより低温の凸凹構成材の下側との温度差による変形
が小さく抑えられ、凸凹構成材が上に向かって凸状に反
ることを抑制することができる。従って、コンベア搬送
面が幅方向に平坦に維持されて被処理物を円滑に搬送す
ることができる。本発明の請求項4は、コンベア搬送面
の戻り側が、同期して駆動される支持コンベアによって
支持されているものである。この請求項4にあっては、
コンベア(本体コンベア)の下方に別に配置された支持
コンベアによって、コンベア搬送面の戻り側を支持する
ことにより、たとえ、前記本体コンベアをメッシュベル
トのような安価で簡単な構造のものにしても、確実にコ
ンベア搬送面の戻り側が垂れ下がるのを防止することが
できる。また、前記支持コンベアが本体コンベアと同期
駆動されているから、相互のズレによる摩滅が起こるこ
とがなく、本体コンベアが円滑に駆動される。
続状をなす被処理物を処理する熱処理炉において、該被
処理物を連続搬送する熱処理炉用コンベア装置であっ
て、コンベア搬送面に、その長手方向に沿って凸凹形状
が形成されたものである。この請求項1にあっては、コ
ンベア搬送面の長手方向に沿って形成された凸凹形状に
よって、コンベア搬送面上を連続搬送されている被処理
物が凸凹状に波打った状態になっていることにより、被
処理物が加熱処理あるいは賦活処理の過程で収縮して
も、この収縮を、凹部に位置する被処理物がコンベア搬
送面から持ち上がることにより吸収するから、被処理物
が引っ張られることがなく、従って、被処理物にムラが
生じたり、被処理物が切れたりする不具合が発生しな
い。本発明の請求項2は、前記凸凹形状が、平坦なコン
ベア搬送面に凸凹構成材を取り付けて構成されたもので
ある。この請求項2にあっては、平坦なコンベア搬送面
に凸凹構成材を取り付けて凸凹形状とすることにより、
既製のコンベアを簡単に改造することができ、安価にか
つ容易に製造することができると共に、加熱処理時ある
いは賦活処理時の被処理物の収縮率に応じて、凸凹構成
材の寸法、及び設置間隔を決定すればよいので、各種の
被処理物に柔軟に対応することができる。本発明の請求
項3は、前記凸凹構成材が、コンベア幅方向に分割され
ているものである。この請求項3にあっては、コンベア
幅方向に分割された凸凹構成材によって、凸凹構成材の
長さが短くなるので、高温となる凸凹構成材の上側と、
これより低温の凸凹構成材の下側との温度差による変形
が小さく抑えられ、凸凹構成材が上に向かって凸状に反
ることを抑制することができる。従って、コンベア搬送
面が幅方向に平坦に維持されて被処理物を円滑に搬送す
ることができる。本発明の請求項4は、コンベア搬送面
の戻り側が、同期して駆動される支持コンベアによって
支持されているものである。この請求項4にあっては、
コンベア(本体コンベア)の下方に別に配置された支持
コンベアによって、コンベア搬送面の戻り側を支持する
ことにより、たとえ、前記本体コンベアをメッシュベル
トのような安価で簡単な構造のものにしても、確実にコ
ンベア搬送面の戻り側が垂れ下がるのを防止することが
できる。また、前記支持コンベアが本体コンベアと同期
駆動されているから、相互のズレによる摩滅が起こるこ
とがなく、本体コンベアが円滑に駆動される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の実施の一形態を示
す熱処理炉を断面視した正面図、図2は凸凹構成材の上
に被処理物が乗っている状態を示す正面図である。図1
において符号1は熱処理炉の炉体であり、この炉体1
は、図1の左側から被処理物6を搬入する導入室2と、
この導入室2に搬入された被処理物6を所定の温度まで
加熱する加熱室3と、この昇温加熱された被処理物6に
均熱処理あるいは賦活処理を施す均熱室あるいは処理室
4と、処理後の被処理物6を冷却する冷却室5とから構
成されている。
施の形態を説明する。図1は本発明の実施の一形態を示
す熱処理炉を断面視した正面図、図2は凸凹構成材の上
に被処理物が乗っている状態を示す正面図である。図1
において符号1は熱処理炉の炉体であり、この炉体1
は、図1の左側から被処理物6を搬入する導入室2と、
この導入室2に搬入された被処理物6を所定の温度まで
加熱する加熱室3と、この昇温加熱された被処理物6に
均熱処理あるいは賦活処理を施す均熱室あるいは処理室
4と、処理後の被処理物6を冷却する冷却室5とから構
成されている。
【0007】前記被処理物6を連続搬送する熱処理炉用
コンベア装置は、無端帯状の本体コンベア7が、ヘッド
プーリー8とテールプーリー9とガイドプーリー10と
に巻き掛けられて駆動されている。また、本体コンベア
7の上側(被処理物6の搬送側)は、複数のガイドロー
ラー11によって支持されている。そして、これらのガ
イドローラー11は本体コンベア7と同期駆動されてお
り、相互のズレによる摩滅が起こらないようになってい
る。
コンベア装置は、無端帯状の本体コンベア7が、ヘッド
プーリー8とテールプーリー9とガイドプーリー10と
に巻き掛けられて駆動されている。また、本体コンベア
7の上側(被処理物6の搬送側)は、複数のガイドロー
ラー11によって支持されている。そして、これらのガ
イドローラー11は本体コンベア7と同期駆動されてお
り、相互のズレによる摩滅が起こらないようになってい
る。
【0008】本体コンベア7の外周面には、円筒状の凸
凹構成材20(図2参照)あるいは半円状の凸凹構成材
21(図3参照)が所定間隔毎に取り付けられている。
これらの凸凹構成材20、21を取り付けてなるコンベ
アの長手方向(搬送方向)の表面に沿った沿面長さは、
加熱処理あるいは賦活処理によって、被処理物6が収縮
する割合より大きくなるように構成されている。例え
ば、被処理物6の加熱処理あるいは賦活処理時の収縮率
が本体コンベア7の長手方向で20%とすると、凸凹構
成材20、21を取り付けてなるコンベアの長手方向の
表面に沿った沿面長さは、平坦の場合の沿面長さの12
5%以上となるように決定する。すなわち、平坦の場合
の沿面長さをL0、凸凹構成材20、21を取り付けて
なるコンベアの長手方向の表面に沿った沿面長さをLと
すると、L×0.8≧L0、よって、L≧L0×125
%を満足するような凸凹構成材20、21のサイズを決
定する。
凹構成材20(図2参照)あるいは半円状の凸凹構成材
21(図3参照)が所定間隔毎に取り付けられている。
これらの凸凹構成材20、21を取り付けてなるコンベ
アの長手方向(搬送方向)の表面に沿った沿面長さは、
加熱処理あるいは賦活処理によって、被処理物6が収縮
する割合より大きくなるように構成されている。例え
ば、被処理物6の加熱処理あるいは賦活処理時の収縮率
が本体コンベア7の長手方向で20%とすると、凸凹構
成材20、21を取り付けてなるコンベアの長手方向の
表面に沿った沿面長さは、平坦の場合の沿面長さの12
5%以上となるように決定する。すなわち、平坦の場合
の沿面長さをL0、凸凹構成材20、21を取り付けて
なるコンベアの長手方向の表面に沿った沿面長さをLと
すると、L×0.8≧L0、よって、L≧L0×125
%を満足するような凸凹構成材20、21のサイズを決
定する。
【0009】なお、本実施の形態においては、円筒状あ
るいは半円状の凸凹構成材20、21を用いて説明した
が、これに限らず、楕円状などの凸曲面を有するもので
もよい。また、三角状、多角状のような尖っている部分
がある凸凹構成材を採用してもよい。この場合には、被
処理物6に接する凸凹構成材の範囲が狭くなるという長
所がある反面、被処理物6に傷を付けやすいという欠点
がある。従って、この欠点が問題とならない場合に使用
するのが望ましい。
るいは半円状の凸凹構成材20、21を用いて説明した
が、これに限らず、楕円状などの凸曲面を有するもので
もよい。また、三角状、多角状のような尖っている部分
がある凸凹構成材を採用してもよい。この場合には、被
処理物6に接する凸凹構成材の範囲が狭くなるという長
所がある反面、被処理物6に傷を付けやすいという欠点
がある。従って、この欠点が問題とならない場合に使用
するのが望ましい。
【0010】さらに、前記各凸凹構成材20、21は、
本体コンベア7の幅方向に一体ではなく、図4〜図8に
示すように、多数の部分に分割されている。これらの図
のうち、図4は、小分割された凸凹構成材20、21の
各端面が、コンベア幅方向に直交する面に対して平行に
形成されたもの、図5は、前記各端面が球面状に形成さ
れたもの、図6は、各端面が、コンベア幅方向に直交す
る面に対して所定角度傾斜して形成されたもの、図7
は、一つの小分割された凸凹構成材20、21の両端面
が、コンベア幅方向に直交する面に対して互いに反対の
方向に所定角度傾斜して形成されたもの、図8は、隣接
する各端面どうしが印籠構造に形成されたものである。
本体コンベア7の幅方向に一体ではなく、図4〜図8に
示すように、多数の部分に分割されている。これらの図
のうち、図4は、小分割された凸凹構成材20、21の
各端面が、コンベア幅方向に直交する面に対して平行に
形成されたもの、図5は、前記各端面が球面状に形成さ
れたもの、図6は、各端面が、コンベア幅方向に直交す
る面に対して所定角度傾斜して形成されたもの、図7
は、一つの小分割された凸凹構成材20、21の両端面
が、コンベア幅方向に直交する面に対して互いに反対の
方向に所定角度傾斜して形成されたもの、図8は、隣接
する各端面どうしが印籠構造に形成されたものである。
【0011】前記凸凹構成材20、21がコンベア幅方
向に一体ものであると、通常、本体コンベア7の上側
(天側)から加熱されることと、凸凹構成材20、21
が固定されている(回転していない)ため、凸凹構成材
20、21の上側が高温にかつ下側が低温となる。この
結果、コンベアと共に、上に向かって弓なりに反ってし
まい(天側に向かって凸状に反ってしまい)、不都合を
来すが、本実施の形態では、コンベア幅方向に小分割さ
れた構造としているために、このようなことがなく、本
体コンベア7を幅方向にフラットに維持して被処理物6
を円滑に搬送することができる。
向に一体ものであると、通常、本体コンベア7の上側
(天側)から加熱されることと、凸凹構成材20、21
が固定されている(回転していない)ため、凸凹構成材
20、21の上側が高温にかつ下側が低温となる。この
結果、コンベアと共に、上に向かって弓なりに反ってし
まい(天側に向かって凸状に反ってしまい)、不都合を
来すが、本実施の形態では、コンベア幅方向に小分割さ
れた構造としているために、このようなことがなく、本
体コンベア7を幅方向にフラットに維持して被処理物6
を円滑に搬送することができる。
【0012】また、前記本体コンベア7の下側(戻り
側)は、炉体1の外部に露出していると共に、無端帯状
の支持コンベア12によって支持されている。これによ
り、本体コンベア7をメッシュベルトのような安価で簡
単な構造にした場合でも、本体コンベア7が下側に垂れ
下がるのを防止することができる。そして、支持コンベ
ア12は、ヘッドプーリー13とテールプーリー14と
に巻き掛けられて、本体コンベア7と同期駆動されてお
り、相互のズレによる摩滅が起こらないようになってい
る。なお、支持コンベア12の代わりに、複数のローラ
ーコンベアを配置して本体コンベア7の下側(戻り側)
を支持してもよく、さらに、相互のズレによる摩滅が問
題にならない場合には、固定配置された板状の支持部材
によって支持してもよい。
側)は、炉体1の外部に露出していると共に、無端帯状
の支持コンベア12によって支持されている。これによ
り、本体コンベア7をメッシュベルトのような安価で簡
単な構造にした場合でも、本体コンベア7が下側に垂れ
下がるのを防止することができる。そして、支持コンベ
ア12は、ヘッドプーリー13とテールプーリー14と
に巻き掛けられて、本体コンベア7と同期駆動されてお
り、相互のズレによる摩滅が起こらないようになってい
る。なお、支持コンベア12の代わりに、複数のローラ
ーコンベアを配置して本体コンベア7の下側(戻り側)
を支持してもよく、さらに、相互のズレによる摩滅が問
題にならない場合には、固定配置された板状の支持部材
によって支持してもよい。
【0013】前記のように構成された熱処理炉用コンベ
ア装置においては、従来同様、本体コンベア7をヘッド
プーリー8とテールプーリー9とガイドプーリー10と
により駆動した状態で、本体コンベア7上に供給された
被処理物6を図1の左側から導入室2に搬入し、加熱室
3で所定の温度まで昇温し、次いで、均熱室あるいは処
理室4で均熱処理あるいは賦活処理を施した後、冷却室
5で冷却して右側に搬出する。
ア装置においては、従来同様、本体コンベア7をヘッド
プーリー8とテールプーリー9とガイドプーリー10と
により駆動した状態で、本体コンベア7上に供給された
被処理物6を図1の左側から導入室2に搬入し、加熱室
3で所定の温度まで昇温し、次いで、均熱室あるいは処
理室4で均熱処理あるいは賦活処理を施した後、冷却室
5で冷却して右側に搬出する。
【0014】この場合、本体コンベア7に凸凹構成材2
0、21を取り付けているから、被処理物6が加熱処理
あるいは賦活処理の過程で収縮しても、被処理物6が本
体コンベア7からやや持ち上がることにより、この収縮
分を円滑に吸収することができる。従って、被処理物6
が無理に引っ張られることがなく、被処理物6にムラが
できることがなく、しかも連続状の被処理物6が切れる
ことがない。また、凸凹構成材20、21により、本体
コンベア7の沿面長さが長くなるため、同じ直線炉長に
対し、より多い量の被処理物6を収納できる。言い換え
ると、同じ被処理物6の長さに対し、直線炉長が短くて
済み、コンパクトで安価な設備とすることができる。さ
らに、同一要求生産量に対し、凸凹構成材20、21を
取り付けた本体コンベア7は凸凹状でコンベア単位長さ
当たりの収納被処理物6の量が多いため、コンベアの送
り速度を小さくできる。言い換えると、コンベアの送り
速度が同じ場合には、同じ炉長に対し、生産量を多くす
ることができる。
0、21を取り付けているから、被処理物6が加熱処理
あるいは賦活処理の過程で収縮しても、被処理物6が本
体コンベア7からやや持ち上がることにより、この収縮
分を円滑に吸収することができる。従って、被処理物6
が無理に引っ張られることがなく、被処理物6にムラが
できることがなく、しかも連続状の被処理物6が切れる
ことがない。また、凸凹構成材20、21により、本体
コンベア7の沿面長さが長くなるため、同じ直線炉長に
対し、より多い量の被処理物6を収納できる。言い換え
ると、同じ被処理物6の長さに対し、直線炉長が短くて
済み、コンパクトで安価な設備とすることができる。さ
らに、同一要求生産量に対し、凸凹構成材20、21を
取り付けた本体コンベア7は凸凹状でコンベア単位長さ
当たりの収納被処理物6の量が多いため、コンベアの送
り速度を小さくできる。言い換えると、コンベアの送り
速度が同じ場合には、同じ炉長に対し、生産量を多くす
ることができる。
【0015】また、前記本体コンベア7は、その上側
(被処理物6の搬送側)を多数のガイドローラー11で
支持され、かつ下側(戻り側)を支持コンベア12で支
持されていると共に、各ガイドローラー11及び支持コ
ンベア12が本体コンベア7と同期して駆動されている
から、各ガイドローラー11及び支持コンベア12と本
体コンベア7との間で相互のズレによる摩滅が起こるこ
とがなく、本体コンベア7は円滑にかつ確実に駆動さ
れ、しかも、その下側(戻り側)において下方に垂れ下
がることがない。
(被処理物6の搬送側)を多数のガイドローラー11で
支持され、かつ下側(戻り側)を支持コンベア12で支
持されていると共に、各ガイドローラー11及び支持コ
ンベア12が本体コンベア7と同期して駆動されている
から、各ガイドローラー11及び支持コンベア12と本
体コンベア7との間で相互のズレによる摩滅が起こるこ
とがなく、本体コンベア7は円滑にかつ確実に駆動さ
れ、しかも、その下側(戻り側)において下方に垂れ下
がることがない。
【0016】さらに、凸凹構成材20、21が、本体コ
ンベア7の幅方向に多数の部分に分割されているから、
たとえ、凸凹構成材20、21の上側と下側とで温度差
が生じたとしても、温度差による凸凹構成材20、21
の変形を小さく抑えることができて、本体コンベア7が
弓なりに反りかえることがなく、本体コンベア7を幅方
向にフラットに維持することができる。従って、被処理
物6を円滑に搬送することができる。
ンベア7の幅方向に多数の部分に分割されているから、
たとえ、凸凹構成材20、21の上側と下側とで温度差
が生じたとしても、温度差による凸凹構成材20、21
の変形を小さく抑えることができて、本体コンベア7が
弓なりに反りかえることがなく、本体コンベア7を幅方
向にフラットに維持することができる。従って、被処理
物6を円滑に搬送することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、コンベア搬
送面の長手方向に沿って形成された凸凹形状によって、
コンベア搬送面上を連続搬送されている被処理物が凸凹
状に波打った状態になっていることにより、被処理物が
加熱処理あるいは賦活処理の過程で収縮しても、この収
縮を、凹部に位置する被処理物がコンベア搬送面から持
ち上がることにより吸収するから、被処理物が引っ張ら
れることがなく、従って、被処理物にムラが生じたり、
被処理物が切れたりする不具合が発生しない。また、凸
凹形状により、コンベアの沿面長さが長くなるため、同
じ直線炉長に対し、より多い量の被処理物を収納でき
る。言い換えると、同じ被処理物の長さに対し、直線炉
長が短くて済み、コンパクトで安価な設備とすることが
できる。さらに、同一要求生産量に対し、本発明の請求
項1は、凸凹形状でコンベア単位長さ当たりの収納被処
理物の量が多いため、コンベアの送り速度を小さくでき
る。言い換えると、コンベアの送り速度が同じ場合に
は、同じ炉長に対し、生産量を多くすることができる。
このように、本請求項1にあっては、加熱処理あるいは
賦活処理を施した際に、たとえ被処理物が収縮した場合
であっても、この被処理物の収縮を円滑に吸収すること
ができ、被処理物の収縮による品質の悪化を確実に防止
することができて、高品質の処理を行うことができる上
に、生産性を向上させることができ、しかもコンパクト
で安価な設備とすることができる。本発明の請求項2に
よれば、平坦なコンベア搬送面に凸凹構成材を取り付け
て凸凹形状とすることにより、既製のコンベアを簡単に
改造することができ、安価にかつ容易に製造することが
できると共に、加熱処理時あるいは賦活処理時の被処理
物の収縮率に応じて、凸凹構成材の寸法、及び設置間隔
を決定すればよいので、各種の被処理物に柔軟に対応す
ることができる。本発明の請求項3によれば、コンベア
幅方向に分割された凸凹構成材によって、凸凹構成材の
長さが短くなるので、高温となる凸凹構成材の上側と、
これより低温の凸凹構成材の下側との温度差による変形
が小さく抑えられ、凸凹構成材が上に向かって凸状に反
ることを抑制することができる。従って、コンベア搬送
面が幅方向に平坦に維持されて被処理物を円滑に搬送す
ることができる。本発明の請求項4によれば、コンベア
(本体コンベア)の下方に別に配置された支持コンベア
によって、コンベア搬送面の戻り側を支持することによ
り、たとえ、前記本体コンベアをメッシュベルトのよう
な安価で簡単な構造のものにしても、確実にコンベア搬
送面の戻り側が垂れ下がるのを防止することができる。
また、前記支持コンベアが本体コンベアと同期駆動され
ているから、相互のズレによる摩滅が起こることがな
く、本体コンベアを円滑に駆動することができる。
送面の長手方向に沿って形成された凸凹形状によって、
コンベア搬送面上を連続搬送されている被処理物が凸凹
状に波打った状態になっていることにより、被処理物が
加熱処理あるいは賦活処理の過程で収縮しても、この収
縮を、凹部に位置する被処理物がコンベア搬送面から持
ち上がることにより吸収するから、被処理物が引っ張ら
れることがなく、従って、被処理物にムラが生じたり、
被処理物が切れたりする不具合が発生しない。また、凸
凹形状により、コンベアの沿面長さが長くなるため、同
じ直線炉長に対し、より多い量の被処理物を収納でき
る。言い換えると、同じ被処理物の長さに対し、直線炉
長が短くて済み、コンパクトで安価な設備とすることが
できる。さらに、同一要求生産量に対し、本発明の請求
項1は、凸凹形状でコンベア単位長さ当たりの収納被処
理物の量が多いため、コンベアの送り速度を小さくでき
る。言い換えると、コンベアの送り速度が同じ場合に
は、同じ炉長に対し、生産量を多くすることができる。
このように、本請求項1にあっては、加熱処理あるいは
賦活処理を施した際に、たとえ被処理物が収縮した場合
であっても、この被処理物の収縮を円滑に吸収すること
ができ、被処理物の収縮による品質の悪化を確実に防止
することができて、高品質の処理を行うことができる上
に、生産性を向上させることができ、しかもコンパクト
で安価な設備とすることができる。本発明の請求項2に
よれば、平坦なコンベア搬送面に凸凹構成材を取り付け
て凸凹形状とすることにより、既製のコンベアを簡単に
改造することができ、安価にかつ容易に製造することが
できると共に、加熱処理時あるいは賦活処理時の被処理
物の収縮率に応じて、凸凹構成材の寸法、及び設置間隔
を決定すればよいので、各種の被処理物に柔軟に対応す
ることができる。本発明の請求項3によれば、コンベア
幅方向に分割された凸凹構成材によって、凸凹構成材の
長さが短くなるので、高温となる凸凹構成材の上側と、
これより低温の凸凹構成材の下側との温度差による変形
が小さく抑えられ、凸凹構成材が上に向かって凸状に反
ることを抑制することができる。従って、コンベア搬送
面が幅方向に平坦に維持されて被処理物を円滑に搬送す
ることができる。本発明の請求項4によれば、コンベア
(本体コンベア)の下方に別に配置された支持コンベア
によって、コンベア搬送面の戻り側を支持することによ
り、たとえ、前記本体コンベアをメッシュベルトのよう
な安価で簡単な構造のものにしても、確実にコンベア搬
送面の戻り側が垂れ下がるのを防止することができる。
また、前記支持コンベアが本体コンベアと同期駆動され
ているから、相互のズレによる摩滅が起こることがな
く、本体コンベアを円滑に駆動することができる。
【図1】 本発明の実施の一形態を示す熱処理炉を断面
視した正面図である。
視した正面図である。
【図2】 円筒状の凸凹構成材の上に被処理物が乗って
いる状態を示す正面図である。
いる状態を示す正面図である。
【図3】 半円状の凸凹構成材の上に被処理物が乗って
いる状態を示す正面図である。
いる状態を示す正面図である。
【図4】 幅方向に小分割された第1の凸凹構成材を示
す平面図である。
す平面図である。
【図5】 幅方向に小分割された第2の凸凹構成材を示
す平面図である。
す平面図である。
【図6】 幅方向に小分割された第3の凸凹構成材を示
す平面図である。
す平面図である。
【図7】 幅方向に小分割された第4の凸凹構成材を示
す平面図である。
す平面図である。
【図8】 幅方向に小分割された第5の凸凹構成材を示
す平面図である。
す平面図である。
【図9】 従来の熱処理炉を断面視した正面図である。
【図10】 図9のA部を拡大した拡大図である。
6 被処理物 7 本体コンベア 12 支持コンベア 20、21 凸凹構成材
Claims (4)
- 【請求項1】 連続状をなす被処理物を処理する熱処理
炉において、該被処理物を連続搬送する熱処理炉用コン
ベア装置であって、 コンベア搬送面に、その長手方向に沿って凸凹形状が形
成されたことを特徴とする熱処理炉用コンベア装置。 - 【請求項2】 凸凹形状が、平坦なコンベア搬送面に凸
凹構成材を取り付けて構成されたことを特徴とする請求
項1記載の熱処理炉用コンベア装置。 - 【請求項3】 凸凹構成材が、コンベア幅方向に分割さ
れていることを特徴とする請求項2記載の熱処理炉用コ
ンベア装置。 - 【請求項4】 コンベア搬送面の戻り側が、同期して駆
動される支持コンベアによって支持されていることを特
徴とする請求項1、2または3記載の熱処理炉用コンベ
ア装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11576098A JPH11304366A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 熱処理炉用コンベア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11576098A JPH11304366A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 熱処理炉用コンベア装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11304366A true JPH11304366A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14670374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11576098A Pending JPH11304366A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 熱処理炉用コンベア装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11304366A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010092839A1 (ja) * | 2009-02-16 | 2010-08-19 | 株式会社Ihi | アニール装置 |
| CN103743232A (zh) * | 2014-01-14 | 2014-04-23 | 湖南顶立科技有限公司 | 连续式碳化设备及其物料输送装置 |
| KR20240058621A (ko) * | 2022-10-26 | 2024-05-03 | 올리브씨엔에스 주식회사 | 탄소섬유 원단 및 부직포용 연속식 열처리 장치 |
-
1998
- 1998-04-24 JP JP11576098A patent/JPH11304366A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010092839A1 (ja) * | 2009-02-16 | 2010-08-19 | 株式会社Ihi | アニール装置 |
| JP2010190449A (ja) * | 2009-02-16 | 2010-09-02 | Ihi Corp | アニール装置 |
| CN103743232A (zh) * | 2014-01-14 | 2014-04-23 | 湖南顶立科技有限公司 | 连续式碳化设备及其物料输送装置 |
| KR20240058621A (ko) * | 2022-10-26 | 2024-05-03 | 올리브씨엔에스 주식회사 | 탄소섬유 원단 및 부직포용 연속식 열처리 장치 |
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