JPH10183705A - 排水用集合管継手 - Google Patents

排水用集合管継手

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JPH10183705A
JPH10183705A JP9006642A JP664297A JPH10183705A JP H10183705 A JPH10183705 A JP H10183705A JP 9006642 A JP9006642 A JP 9006642A JP 664297 A JP664297 A JP 664297A JP H10183705 A JPH10183705 A JP H10183705A
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JP
Japan
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variable
pipe joint
receptacle
adapter plate
drainage
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JP9006642A
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English (en)
Inventor
Noriatsu Kojima
徳厚 小島
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Original Assignee
Individual
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既に施工済みの排水集合管に対して大便器を
接続する段階において、例えば大便器の仕様(排水口の
芯高さ)が変更になった場合であっても、従来のように
排水集合管の施工をし直すのではなく、その場で簡単に
対応できるようにする。 【解決手段】 少なくとも1箇所の受け口10は、前記
本体部13とは別体に設けたアダプタプレート11に設
けて可変受け口10とし、該可変受け口10は、前記ア
ダプタプレート11に対する位置に関して複数種類10
A,10B,10Cのものを用意し、適宜種類のアダプ
タプレート11を選択して前記本体部13に着脱可能に
取り付けて、該可変受け口10の、該可変受け口以外の
固定受け口14に対する芯高さhを任意に変更可能な構
成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、排水立て管に複
数の横枝管を接続するために用いられる排水用集合管継
手に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、壁排水型の大便器の後面に設け
られた排水口の芯高さは、日本製の規格化されたもので
あっても、100mm、120mm、155mmといっ
たように様々であり、外国製品を加えるとその種類はさ
らに多くなる。また、便器の据え付け場所についても、
コンクリートスラブS上に直置きする場合、コンクリー
トスラブS上に種々厚さの防振ゴムを敷いて据え付ける
場合、さらにはコンクリートスラブS上の木造床に据え
付ける場合といったように様々である。
【0003】このように、便器を据え付ける段階では既
に施工済みとなっている排水立て管継手(集合管継手)
に対して便器を接続する段階では、該管継手の受け口の
芯高さに対する便器の排水口の芯高さはバラバラであ
り、この様々な便器排水口の芯高さに対して横枝管を流
下方向に勾配をつけて配管しなければならない。しか
し、両者を接続するための横枝管を、現物合わせにより
所定の寸法あるいは形状に製作していたのでは製作コス
トが嵩み、施工に時間がかかってしまう。
【0004】従来、この問題を解消するために、受け口
を備えたアダプタを管継手本体に対して上下に位置調整
して、大便器排水口の種々の芯高さに対応できるように
した管継手が提供されているが、この形態の管継手で
は、例えば便器をコンクリートスラブ上に直置きした場
合には、逆勾配を避けるべくアダプタを下側へスライド
させると、コンクリートスラブに突き当たって所定位置
まで下げきらず、このため流下方向に適正な勾配をつけ
ることができなくなる場合があった。
【0005】また、管継手を上流側と下流側に二分し、
上流側を現場に合わせて適宜長さに切断して下流側に接
続する構成の二体型の管継手が提供されているが、この
管継手の場合切断寸法を一旦間違えると、これに接続さ
れる排水立て管をも配管し直さなければならないという
問題がある。しかも、この二体型の管継手の場合、下流
側継手の上部にはパッキン締付けフランジが設けられて
いるため、上流側継手の受け口の位置がその分だけ高く
なり、このためコンクリートスラブ上に直置きされた便
器の排水口より高くなって横枝管が逆勾配になってしま
う場合があるので、結果的にスラブ直置き工法には対応
しきれないという問題があった。
【0006】本発明は、これら従来の集合管継手の問題
を解消し得る排水用集合管継手を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の排水用集合管継手は、本体部の側部に、横枝管を接続
するための複数の受け口を備えた排水用集合管継手であ
って、前記複数の受け口のうち少なくとも1箇所の受け
口は、前記本体部とは別体に設けたアダプタプレートに
設けて可変受け口とし、該可変受け口は、前記アダプタ
プレートに対する位置に関して複数種類のものを用意
し、適宜種類のアダプタプレートを選択して前記本体部
に着脱可能に取り付けて、該可変受け口の、該可変受け
口以外の固定受け口に対する芯高さを任意に変更可能な
構成としたことを特徴とする。
【0008】この排水用集合管継手によれば、施工現場
において適切なアダプタプレートを選択することによ
り、可変受け口の芯高さを例えば大便器の排水口の芯高
さに合わせて変更することができる。可変受け口の芯高
さの変更は、アダプタプレートに対する可変受け口の位
置に関して種々態様のものを設定し、この中から適切な
ものを選択することにより実現される構成であり、アダ
プタプレートの管継手本体部に対する位置は一定である
ので、従来のスライド式受け口のような問題はない。
【0009】また、従来の二体型の管継手のように、現
場寸法に合わせて切断する必要もないので、従来切断寸
法ミスをした場合のように管継手そのものを施工し直す
必要が生ずることもない。
【0010】特に、上記構成によれば、施工現場におい
て自由に可変受け口の芯高さを変更することができるこ
とから、例えば大便器を管継手に接続する段階になっ
て、用意した大便器とは別の仕様(排水口の芯高さ)の
大便器を接続しようとした場合にも簡単に対応すること
ができ、排水立て管継手の施工をやり直したり、横枝管
の形状を変更したりする必要がない。
【0011】請求項2記載の排水用集合管継手は、請求
項1記載の排水用集合管継手であって、可変受け口の流
下方向正面を避けて他の受け口が設けられていることを
特徴とする。
【0012】この排水用集合管継手によれば、可変受け
口を経て流入した排水が、他の横枝管に逆流することを
防止できる。近年配管スペースの狭小化が図られる結
果、排水用集合管継手の本体部が小径化される傾向にあ
り、その結果管継手内に流入した例えば大便器の排水が
その勢いで、流下方向正面に位置する別の横枝管に流入
し、例えば洗濯機の排水トラップから汚水や汚物が噴き
出すという問題が発生していた。
【0013】この点、請求項2記載の構成によれば、流
下方向正面に別の受け口ひいては別の横枝管が配管され
ていないので、本体部が狭小化されても従来のような逆
流の問題は生じない。
【0014】請求項3記載の排水用集合管継手は、請求
項1記載の排水用集合管継手であって、固定受け口に対
する可変受け口の芯高さを150mm以下の範囲で変更
可能な構成としたことを特徴とする。
【0015】この排水用集合管継手によれば、日本国内
製および外国製の洋式大便器に設定されるほぼ全ての排
水口の芯高さに対応することができる。すなわち、最大
150mmの範囲で受け口の芯高さを変更できれば、必
要以上に当該管継手を大型化することなく、ほぼ全ての
芯高さに対して請求項1記載の構成にかかる作用効果を
得ることができる。
【0016】請求項4記載の排水用集合管継手は、本体
部の側部に、横枝管を接続するための受け口を備えた排
水用集合管継手であって、前記受け口は、前記本体部と
は別体に設けたアダプタプレートに設けられて可変受け
口とされ、該可変受け口は、前記アダプタプレートに対
する位置に関して複数種類のものが用意され、適宜種類
のアダプタプレートを選択して前記本体部に取り付け
て、該可変受け口の、大便器設置床面からの芯高さを最
大180mmの範囲で任意に変更可能な構成としたこと
を特徴とする。
【0017】この排水用集合管継手によれば、請求項1
記載の構成による場合よりもさらに幅広い形態の排水用
集合管継手について、大便器排水口の芯高さの違いに対
応することができる。例えば、固定受け口の位置が可変
受け口の高さ方向の比較的近傍の位置に配置されている
場合には、可変受け口の芯高さ調整範囲を固定受け口の
芯高さを基準として特定すれば足りるが、固定受け口が
コンクリートスラブを隔てて下階側に位置する場合のよ
うに可変受け口に対して高さ方向に大きくずれている場
合には、可変受け口の調整範囲を他の受け口を基準にし
て特定することは妥当でなく、この場合には大便器が設
置される上階側の床面を基準とすることが望ましい。
【0018】このように大便器設置床面を基準とする場
合に、最大180mmの範囲で受け口の芯高さを変更で
きれば、日本国内製あるいは外国製を問わずほぼ全ての
大便器排水口の芯高さに対応することができる。
【0019】請求項5記載の排水用集合管継手は、請求
項1または4記載の排水用集合管継手であって、アダプ
タプレートはボルト止めにより本体部に取付けられ、該
アダプタプレートのボルト挿通孔は上下に長い長孔とし
て、該アダプタプレートの本体部に対する上下方向の位
置を調整可能な構成としたことを特徴とする。
【0020】この排水用集合管継手によれば、請求項1
または4記載の構成にかかる作用効果に加えて、許容で
きない施工誤差にも対応することができるようになる。
【0021】請求項6記載の排水用集合管継手は、本体
部が上流側と下流側に二分された二体型の排水用集合管
継手に、請求項1または4または5に記載の可変受け口
を適用したことを特徴とする。
【0022】この排水用集合管継手によれば、例えば段
付きスラブに施工する場合、あるいはコンクリートスラ
ブに所定高さの木造床を設け、該木造床上に設置した大
便器等を接続する場合等において用いられる二体型の排
水用集合管継手について、大便器等の接続器具の仕様の
変更(芯高さの変更)あるいは施工誤差に対応できるよ
うになる。
【0023】請求項7記載の排水用集合管継手は、請求
項1または4または5記載の排水用集合管継手であっ
て、可変受け口をアダプタプレートとは別体で用意し
て、種々態様の可変受け口を選択して前記アダプタプレ
ートに取付け可能な構成としたことを特徴とする。
【0024】この排水用集合管継手によれば、より様々
な接続形態について請求項1または4または5記載の本
発明を適用できる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図1〜
図14に基づいて説明する。図1は、以下説明する本実
施形態に係る排水用集合管継手(以下、単に「管継手」
という)1を介して洋式大便器2を排水立て管3に接続
した状態を示している。なお、図中3aは上流側の排水
立て管を示し、3bは下流側の排水立て管を示してい
る。また、Sはコンクリートスラブを示しており、管継
手1はその下流側のほぼ半分がこのコンクリートスラブ
Sに埋め戻されて所定の状態に固定されている。上流側
の排水立て管3aが接続される上部接続口1aおよび下
流側の排水立て管3bが接続される下部接続口1bに対
する接続形態については特に変更を要しないので詳述し
ない。
【0026】便器2は、板厚tの防振ゴム5を介してコ
ンクリートスラブSの上面に設置されている。この便器
2の後面(図示右側面)には排水口2aが設けられ、こ
の排水口2aには横枝管4の一端が接続されている。横
枝管4の他端は管継手1の可変受け口10に接続されて
いる。
【0027】可変受け口10は、アダプタプレート11
に一体に形成されている。図1に示す可変受け口10
は、アダプタプレート11の上下方向ほぼ中央に設けら
れている。本実施形態では、図2に示すようにこの他に
可変受け口10がアダプタプレート11の上側に設けら
れたものと下側に設けられたものの合計3種類のものが
用意されている。以下必要に応じて、アダプタプレート
11の上側に設けられた可変受け口10を「受け口10
A」、アダプタプレート11の上下方向中央に設けられ
た可変受け口10を「受け口10B」、アダプタプレー
ト11の下側に設けられた可変受け口10を「受け口1
0C」と言う。
【0028】各アダプタプレート11〜11は、可変受
け口10(10Aまたは10Bまたは10C、以下同
じ)の設定位置が異なる点以外は同様に構成されてお
り、それぞれボルト12〜12により管継手本体13の
図示左側面に設けた取付け座13aに着脱可能に取付け
られるようになっている。
【0029】図3に示すようにこの取付け座13aの中
央には上下に長い略小判型の開口部13bが形成されて
いる。図3ではこの開口部13aを経て当該管継手本体
13の内部が開放された状態が示されている。取付け座
13bの上下端部および左右端部の合計4箇所にねじ孔
13c〜13cが形成されており、このねじ孔13c〜
13cに上記ボルト12〜12をねじ込むことによりア
ダプタプレート11が取付け座13aに対して一定の位
置に取付けられる。なお、アダプタプレート11と取付
け座13aとの間にはパッキン11aが挟み込まれて、
両者間における水漏れが防止される。アダプタプレート
11を取付け座13aに取付けると、可変受け口10お
よび開口部13bを経て横枝管4が当該管継手本体13
の内部に連通される。
【0030】一方、管継手本体13の側部であって、開
口部13bの軸線に直交する方向には別の横枝管を接続
するための受け口14が一体に設けられている。この固
定受け口14の先端にはねじ部14aが形成されてお
り、内周側に別の横枝管(図示省略)を挿入し、パッキ
ンを介装した状態でこのねじ部14aにいわゆる袋ナッ
ト14bを締め付けることによりこの固定受け口14に
別の横枝管が接続される。
【0031】このように、管継手本体13の側部には可
変受け口10と固定受け口14が設けられており、両者
は互いに直交する位置関係に設けられている。しかも、
当該管継手本体13の側部であって、可変受け口10の
流下方向対向面には受け口は設けられていない。すなわ
ち、固定受け口14は、可変受け口10の対向面を避け
た位置に配置されている。
【0032】しかも、可変受け口10Aまたは10Bま
たは10Cを任意に選択することにより、当該可変受け
口10の固定受け口14に対する芯高さhを3段階に変
更することができる。この変更作業はボルト12〜12
を緩めればよいので、施工現場においても容易に行うこ
とができる。
【0033】各可変受け口10A,10B,10Cの先
端部には、上記固定受け口14と同様ねじ部10aが形
成されており、それぞれ内周側に横枝管4の端部を挿入
し、パッキン(図示省略)を介装した状態でこのねじ部
10aに袋ナット10bを締め付けることにより、当該
可変受け口10に横枝管4が接続される(図1参照)。
【0034】このように構成された管継手1によれば、
アダプタプレート11に対してそれぞれ上下方向に異な
る3箇所に設けられた可変受け口10A,10B,10
Cは、接続する大便器2の排水口2aのコンクリートス
ラブSの上面からの芯高さH(防振ゴム5の板厚tを含
む)に合わせて任意に選択される。すなわち、前記した
ように図1には管継手本体13の取付け座13aに可変
受け口10Bが取付けられている。この可変受け口10
Bは、大便器2の排水口2aの芯高さHが120mmで
ある場合に選択される。
【0035】当該管継手1は、固定受け口14の下側に
設けられた位置決めライン1cを基準にしてコンクリー
トスラブSに施工される。すなわち、管継手1は位置決
めライン1cをコンクリートスラブSの上面に位置合わ
せして固定され、これにより固定受け口14のコンクリ
ートスラブSの上面に対する芯高さh0 が一定になるよ
うに施工される。従って、可変受け口10のコンクリー
トスラブSの上面に対する芯高さは(h+h0 )とな
る。
【0036】本実施形態の場合、図2に示すようにh+
h0 =110mm、すなわち、可変受け口10Bはコン
クリートスラブSの上面から110mmの芯高さに設定
されている。このため、大便器2の排水口2aと可変受
け口10Bとの間には、10mmの段差(芯高さの差)
が発生し、これにより横枝管4に対して適切な排水勾配
を与えることができる。
【0037】次に、図示は省略したが、大便器2を防振
ゴム5を介することなくコンクリートスラブSの上面に
直接設置した場合(直置き)を想定すると、この場合に
は排水口2aの芯高さHは防振ゴム5の板厚t分だけ小
さくなる。このため、防振ゴム5として例えば板厚t=
20mmのものを用いた場合にはH=100mmとな
り、この場合上記受け口10Bでは排水勾配を与えるこ
とができない。
【0038】そこで、この直置きの場合には、上記受け
口10Bに代えて受け口10Cを選択すればよい。受け
口10Cを選択すると、そのコンクリートスラブSの上
面に対する芯高さはh+h0 =90mmになるように設
定されている。
【0039】この受け口10Cを選択することにより、
直置きされた大便器2の排水口2aに対して10mmの
段差を設けることができ、従って横枝管4に対して適切
な勾配を与えることができる。
【0040】これに対して、例えば大便器2がコンクリ
ートスラブSの上方55mmの高さに架設された木造の
床面上に設置された場合を想定すると、この場合には大
便器2の排水口2aのコンクリートスラブSの上面から
の芯高さHが155mmとなり、このため受け口10B
または受け口10Cでは、排水口2aの芯高さHに対す
る段差が大き過ぎて横枝管4を接続できない。
【0041】そこで、この場合には、受け口10Aを選
択する。受け口10Aを備えたアダプタプレート11を
選択して取付け座13aに取り付けると、そのコンクリ
ートスラブSの上面に対する芯高さはh+h0 =145
mmになるように設定されている。この受け口10Aを
選択することにより、コンクリートスラブSの上面から
55mm上方に架設された床面上に大便器を設置しても
10mmの排水勾配を確保することができる。
【0042】このように、本実施形態の管継手1のよれ
ば、大便器2を設置する段階では既に施工済みとなって
いる当該管継手1に対して、芯高さHが変更され、ある
いは施工誤差が生じても、施工現場において3種類の可
変受け口10A〜10Cを選択することにより適切な排
水勾配を確保しつつ横枝管4を接続することができる。
【0043】また、本実施形態の管継手1によれば、大
便器2が接続される可変受け口10の対向面には他の受
け口14が配置されていないので、横枝管4を経て流入
する排水がそのまま他の受け口14を経て例えば洗濯機
排水用のトラップから噴き出すといったトラブルを防止
することができる。この点については、管継手本体の径
が十分に太い場合には特に問題にならないのであるが、
前記したように近年の配管スペースの狭小化傾向を考慮
した場合に特に有意義であり、管継手本体を小径化して
も排水の逆流現象を回避できる。
【0044】次に、以上説明した実施形態では、可変受
け口10の固定受け口14からの芯高さhを3段階に変
更可能な構成、すなわち3種類の可変受け口10A,1
0B,10Cを用意した場合で例示したが、さらに多く
の種類の可変受け口を用意して、より様々な芯高さの排
水口2aを備えた大便器2に対応可能な構成に発展させ
ることも可能である。
【0045】また、図1では、可変受け口10が便所の
仕切り壁Bを貫通しない長さのショートタイプである場
合を例示したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、該可変受け口10は仕切り壁Bを貫通する長さのロ
ングタイプであっても同様に適用できる。
【0046】さらに、例示したように固定受け口14を
基準として可変受け口10の芯高さを最大150mmの
範囲内で変更可能とする構成で例示したが、例えば図4
および図5に示すように可変受け口10が固定受け口1
4に対して上下に大きくずれている場合には、コンクリ
ートスラブSの上面すなわち大便器2の設置面を基準と
して最大180mmの範囲内で可変受け口10の芯高さ
を変更可能な構成とすることが望ましい。
【0047】図4および図5は、それぞれ段付きスラブ
SDの上段側に大便器2が直接設置され、下段側に排水
用集合管継手20,30を設置した施工例を示してい
る。コンクリートスラブSDが段付きになっているの
で、固定受け口14と可変受け口10とは上下に大きく
ずれることとなる。図4は固定受け口14がコンクリー
トスラブSDの上階側に位置する管継手20を示し、図
5は固定受け口14がコンクリートスラブSDの下階側
に位置する態様の管継手30を示している。
【0048】このような形態の管継手20,30の場合
に、大便器2の設置面すなわちコンクリートスラブSD
の上段側の上面を基準として可変受け口10の芯高さを
最大180mmの範囲内で変更可能であれば、日本国内
製および外国製の洋式大便器について考えられるほぼ全
ての排水口の芯高さに対応することができる。なお、図
4および図5において変更を要しない部材については同
位の符号を付した。
【0049】また、取付け座13aに設けたねじ孔13
c〜13cの配置については、例示した形態に限らず、
例えば図6に示すように取付け座13aの上下両角部の
4箇所、さらには高さ方向中央を含めた6箇所以上に設
けてもよい。
【0050】次に、例えば特公平5−38099号公報
に開示されているように、集合管継手の1形態として横
枝管受け口を、傾斜部を含む屈曲形状に形成したものが
提供されており、この形態の集合管継手によれば、流入
した排水の管継手内壁部への衝突を緩和できるので、管
継手内部における過大な圧力変動を防止でき、また排水
騒音を緩和できる効果があった。ところが、この形態の
集合管継手によれば横枝管受け口が傾斜しているので、
この受け口が建物の壁面を貫通して施工される場合に、
該壁面に対する受け口の相対位置が変わると、これに合
わせて壁面の貫通孔を塞ぐ化粧プレートの開口部の形状
をも変更する必要があり、このため化粧プレートの開口
部については施工現場において現物合わせで製作しなけ
ればならないという問題があった。
【0051】この点、前記例示した集合管継手1,2
0,30によれば、図1に示すように可変受け口10は
便所の仕切り壁Bを貫通せず、また傾斜していないので
上記のような問題はなく、一定形状の開口部を有する化
粧プレートPで足り、ひいては従来のような施工上の手
間(現物合わせ)を排除できる。
【0052】次に、以上説明した実施形態では、管継手
本体13の取付け座13aに対するアダプタプレート1
1の取付け位置は一定であったが、例えば図7に示すよ
うにアダプタプレート41の四隅に設けたボルトの挿通
孔41a〜41aを上下に長い長孔とすることにより、
上下方向の位置を調整可能な構成としてもよい。
【0053】この構成によれば、可変受け口40(40
A,40B,40C)についてそれぞれ一定の範囲で上
下方向の位置を調整できるので、芯高さHの変更あるい
は施工誤差に対してよりきめ細かく対応することができ
る。
【0054】アダプタプレート11の上下方向の調整代
は、基準位置に対して上下に少なくとも14mm、好ま
しくは図7に示すように20mm程度に設定すれば、通
常発生する施工誤差が±10mm程度であるので、ほぼ
全ての施工誤差に対応することができるようになる。
【0055】また、アダプタプレート11(41)と可
変受け口10A,10B,10C(40A,40B,4
0C)が一体で形成された構成を例示したが、両者を別
体で構成してもよい。図8に示した可変受け口50はア
ダプタプレート51とは別体で製作され、アダプタプレ
ート51に設けた雌ねじ部51aに、可変受け口50に
設けた雄ねじ部50aをねじ込むことにより当該可変受
け口50がアダプタプレート51に取付けられるように
なっている。アダプタプレート51には雌ねじ部51a
の芯高さについて例えば3種類のものが用意され、これ
により可変受け口50の芯高さを3種類(50A,50
B,50C)に変更することができる。
【0056】また、図8に示した可変受け口50は、袋
ナット接続型式のストレートタイプの受け口となってい
る。アダプタプレートと可変受け口を別体で構成するこ
ととすれば、このストレートタイプに限らず、その他様
々な形態の可変受け口に適用することができる。
【0057】例えば、図9に示した可変受け口60は、
略L字型に屈曲したエルボタイプのもので、同じく雄ね
じ部60aをアダプタプレート61の雌ねじ部61aに
ねじ込むことにより取付けられる。このエルボタイプの
可変受け口60の場合は、図10に示す用に任意の方向
の横枝管を接続することができる。図10において
(A)は当該可変受け口60を右向きとした場合を示
し、(B)は上向きとした場合を示し、(C)は左向き
とした場合を示している。なお、雌ねじ部61aの芯高
さを3種類設定すれば、可変受け口60の芯高さを3種
類に変更することができ(60A,60B,60C)、
また図示するようにアダプタプレート61の四隅に設け
た、継手本体に対する固定ボルト挿通用の挿通孔62〜
62が上下に長い長孔に形成されているので、各可変受
け口60A,60B,60Cについてそれぞれ上下に調
整することができる。
【0058】図11に示した可変受け口70は上記例示
した袋ナット接続方式ではなく、ワンタッチパッキン接
続方式となっている。当該可変受け口70には雄ねじ部
70aが形成され、該雄ねじ部70aをアダプタプレー
ト71に設けた雌ねじ部71aにねじ込むことにより当
該可変受け口70が、芯高さについて例えば3種類の位
置に取付けられる。また、可変受け口70の内周面には
略円筒形状のワンタッチパッキン72が装着されてお
り、当該ワンタッチパッキン72の内周側に横枝管4を
挿入することにより該可変受け口70に当該横枝管4が
接続される。
【0059】図12には、可変受け口80をアダプタプ
レート81に一体に設けた実施形態が示されている。こ
の可変受け口80の内周面にもワンタッチパッキン82
が装着されており、上記可変受け口70と同じ形態によ
り横枝管4が接続される。このように、アダプタプレー
ト一体型の可変受け口であっても、その接続形態は任意
である。
【0060】次に、図13および図14には種々形態の
施工例が示されている。図13に示した施工例は、段付
きスラブSDの上段側に木造の床Mを設け、この木造床
Mに設置した大便器2を集合管継手90に接続した場合
を示している。この場合、集合管継手90には、その胴
部が上流側と下流側に二分されたいわゆる二体型の管継
手が用いられている。この二体型の管継手については従
来公知であるので詳述はしないが、上流側継手90Aの
下流側継手90Bに対する位置を変更することにより種
々段差の段付きスラブSDに対応できるようになってい
る。
【0061】当該管継手90の上流側継手90Aには、
アダプタプレート92を介してワンタッチパッキン接続
タイプの可変受け口91が取付けられており、この可変
受け口91に横枝管4を介して大便器2が接続されてい
る。横枝管4の勾配は、芯高さについて適切な可変受け
口91A(または91B,91C)を選択して取付け、
あるいはアダプタプレート92の上下方向の位置を調整
することにより適正な値に施工されている。なお、下流
側継手90Bには固定タイプの受け口93が設けられて
いる。このような二体型の集合管継手90に対しても本
発明に係る可変受け口を適用することができる。
【0062】図14には、段付きスラブSDではなく平
坦なフラットスラブSFに木造床Mを設け、この木造床
Mに設置した大便器2を集合管継手95に接続した施工
例が示されている。この場合にも、集合管継手95には
いわゆる二体型の管継手が用いられている。この集合管
継手95の上流側継手95Aにはアダプタプレート96
を介して袋ナット接続タイプの可変受け口97が取付け
られている。可変受け口97の芯高さは大便器2の接続
口2aの芯高さHに併せて適切なものが選択され、かつ
アダプタプレート96の上下方向の位置は横枝管4に適
切な勾配を与えるべく調整されている。
【0063】下流側継手95Bには、同じく袋ナット接
続タイプの固定受け口98,98が2箇所に設けられて
おり、一方の固定受け口98には木造床Mとコンクリー
トスラブSFとの間を配管された別の横枝管4′が接続
されている。
【0064】なお、上記した二体型の集合管継手90,
95は、それぞれ固定リング90a,95aを緩めるこ
とにより上流側継手90A,95Aと下流側継手90
B,95Bとの高さ方向の位置関係を一定の範囲で任意
に変更可能であることを特徴をとするもので、これによ
り種々段差を有する段付きスラブSD、あるいは種々高
さの木造床Mに適応できる構成となっている。但し、上
流側継手と下流側継手の接続形態については上記した固
定リング式の他、ねじ込み式、メカニカルフランジ式あ
るいはスリップオン方式等種々形態が公知であり、これ
ら接続形態を問わず本発明を適用可能であることは言う
までもない。このような特徴を有する二体型集合管継手
に、本発明に係る種々形態の可変受け口91,97(4
0,50,60,70,80)を組み合わせることによ
り一層汎用性の高い集合管継手を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示し、大便器が横枝管を介
して集合管継手に接続された状態を示す側面図である。
【図2】可変受け口の位置が異なる3種類のアプタプレ
ートを示す側面図である。
【図3】図2のIII矢視図であって、管継手本体の側面
図である。
【図4】段付きスラブに大便器および集合管継手が設置
された状態を示す側面図であり、本図の場合、固定受け
口はコンクリートスラブの上階側に位置している。
【図5】段付きスラブに大便器および集合管継手が設置
された状態を示す側面図であり、本図の場合、固定受け
口はコンクリートスラブの下側階に位置している。
【図6】管継手本体の側面図であって、アダプタプレー
ト取付け用のねじ孔の配置について別態様の実施形態を
示す。
【図7】高さ方向調整式のアダプタプレートと示す図で
あり、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図8】アダプタプレート別体型の可変受け口であっ
て、ストレートタイプの可変受け口を示す縦断面図であ
る。
【図9】アダプタプレート別体型の可変受け口であっ
て、エルボタイプの可変受け口を示す縦断面図である。
【図10】エルボタイプの可変受け口を示す正面図であ
って、(A)は可変受け口を右向きに取り付けた場合、
(B)は上向きに取り付けた場合、(C)は左向きに取
り付けた場合を示す。
【図11】アダプタプレート別体型の可変受け口であっ
て、ワンタッチパッキン接続タイプの可変受け口を示す
縦断面図である。
【図12】アダプタプレート一体型の可変受け口であっ
て、ワンタッチパッキン接続タイプの可変受け口を示す
縦断面図である。
【図13】二体型の集合管継手を用いて、段付きスラブ
上の木造床に設置した大便器を接続した施工例を示す側
面図である。
【図14】二体型の集合管継手を用いて、フラットスラ
ブ上の木造床に設置した大便器を接続した施工例を示す
側面図である。
【符号の説明】
1…排水用集合管継手 1a…上部接続口、1b…下部接続口、1c…位置決め
ライン 2…洋式大便器、2a…排水口 3…排水立て管、3a…上流側の排水立て管、3b…下
流側の排水立て管 4…横枝管 5…防振ゴム 10…可変受け口、10a…ねじ部、10b…袋ナット 11…アダプタプレート、11a…パッキン 12…ボルト 13…管継手本体、13a…取付け座部、13b…開口
部、13c…ねじ孔 14…固定受け口、14a…ねじ部、14b…袋ナット 20、30…別態様の集合管継手 40,50,60,70,80,91,97…種々形態
の可変受け口 S…コンクリートスラブ SD…段付きのコンクリートスラブ(段付きスラブ) SF…平坦なコンクリートスラブ(フラットスラブ) H…大便器排水口の芯高さ h…固定受け口の芯高さ h0 …固定受け口と可変受け口との間の芯高さ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部の側部に、横枝管を接続するため
    の複数の受け口を備えた排水用集合管継手であって、前
    記複数の受け口のうち少なくとも1箇所の受け口は、前
    記本体部とは別体に設けたアダプタプレートに設けて可
    変受け口とし、該可変受け口は、前記アダプタプレート
    に対する位置に関して複数種類のものを用意し、適宜種
    類のアダプタプレートを選択して前記本体部に着脱可能
    に取り付けて、該可変受け口の、該可変受け口以外の固
    定受け口に対する芯高さを任意に変更可能な構成とした
    ことを特徴とする排水用集合管継手。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の排水用集合管継手であっ
    て、可変受け口の流下方向正面を避けて他の受け口が設
    けられていることを特徴とする排水用集合管継手。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の排水用集合管継
    手であって、固定受け口に対する可変受け口の芯高さを
    150mm以下の範囲で変更可能な構成としたことを特
    徴とする排水用集合管継手。
  4. 【請求項4】 本体部の側部に、横枝管を接続するため
    の受け口を備えた排水用集合管継手であって、前記受け
    口は、前記本体部とは別体に設けたアダプタプレートに
    設けられて可変受け口とされ、該可変受け口は、前記ア
    ダプタプレートに対する位置に関して複数種類のものが
    用意され、適宜種類のアダプタプレートを選択して前記
    本体部に取り付けて、該可変受け口の、大便器設置床面
    からの芯高さを最大180mmの範囲で任意に変更可能
    な構成としたことを特徴とする排水用集合管継手。
  5. 【請求項5】 請求項1または4記載の排水用集合管継
    手であって、アダプタプレートはボルト止めにより本体
    部に取付けられ、該アダプタプレートのボルト挿通孔は
    上下に長い長孔として、該アダプタプレートの本体部に
    対する上下方向の位置を調整可能な構成としたことを特
    徴とする排水用集合管継手。
  6. 【請求項6】 本体部が上流側と下流側に二分された二
    体型の排水用集合管継手に、請求項1または4または5
    に記載の可変受け口を適用したことを特徴とする排水用
    集合管継手。
  7. 【請求項7】 請求項1または4または5記載の排水用
    集合管継手であって、可変受け口をアダプタプレートと
    は別体で用意して、種々態様の可変受け口を選択して前
    記アダプタプレートに取付け可能な構成としたことを特
    徴とする排水用集合管継手。
JP9006642A 1996-11-07 1997-01-17 排水用集合管継手 Pending JPH10183705A (ja)

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JP9006642A JPH10183705A (ja) 1996-11-07 1997-01-17 排水用集合管継手

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JP8-295254 1996-11-07
JP29525496 1996-11-07
JP9006642A JPH10183705A (ja) 1996-11-07 1997-01-17 排水用集合管継手

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JP9006642A Pending JPH10183705A (ja) 1996-11-07 1997-01-17 排水用集合管継手

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003232062A (ja) * 2001-12-04 2003-08-19 Noriatsu Kojima 排水管継手
US8604073B2 (en) 2006-03-27 2013-12-10 Ethicon, Inc. Antimicrobial composition
JP2015068448A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 積水化学工業株式会社 ドレンパイプの接続構造

Cited By (3)

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