JPH10184262A - 流体式打撃機構 - Google Patents

流体式打撃機構

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JPH10184262A
JPH10184262A JP9343229A JP34322997A JPH10184262A JP H10184262 A JPH10184262 A JP H10184262A JP 9343229 A JP9343229 A JP 9343229A JP 34322997 A JP34322997 A JP 34322997A JP H10184262 A JPH10184262 A JP H10184262A
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    • B25D9/00Portable percussive tools with fluid-pressure drive, i.e. driven directly by fluids, e.g. having several percussive tool bits operated simultaneously
    • B25D9/06Means for driving the impulse member
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    • B25D9/00Portable percussive tools with fluid-pressure drive, i.e. driven directly by fluids, e.g. having several percussive tool bits operated simultaneously
    • B25D9/14Control devices for the reciprocating piston
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体式打撃機構の制御装置を改良して、打撃
機構を稼働するために必要な作業圧で定常的に負荷する
ことなく、殊に打撃ピストンによって機械的な力をかけ
るなしに機能するように制御装置を構成する。 【解決手段】 制御スライド弁9が、作業ストローク位
置の方向で作用する制御面SFを有し、該制御面が、打
撃ピストン3の位置に関連して、両ピストン面A1,A
2間に配置された周溝3cを介して一時的に、無圧の戻
し導管18又は吐出導管7に接続するようになってお
り、前記制御スライド弁9が付加的に、該スライド弁の
両端面S2とS1の差から形成される総作用面を有し、
該総作用面は、前記制御面SFが戻しストローク中に除
圧される場合に、前記大きい方のピストン面A2にかか
る圧力に比例した可変圧の作用を受けて前記制御スライ
ド弁を戻しストローク位置へ切換えるようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業シリンダ内を
運動可能でかつツールに対して衝撃を加える打撃ピスト
ン並びに、ケーシングに対して可動の制御スライド弁を
有する制御装置を備えた流体式打撃機構であって、前記
打撃ピストンが2つの異なった大きさのピストン面を有
し、しかも戻しストロークの方向で作用する小さい方の
ピストン面が、作業圧下にある吐出導管に常時接続され
ており、また作業ストロークの方向で作用する大きい方
のピストン面が、制御装置を介して前記吐出導管と排出
導管に交互に接続されており、前記制御スライド弁が、
互いに逆向きの方向で作用するスライド面を有し、該ス
ライド面が、戻しストローク運動中に前記打撃ピストン
が上死点に接近すると、前記大きい方のピストン面にも
作業圧を負荷する作業ストローク位置へ前記制御スライ
ド弁を切換え、かつ作業ストローク運動中に前記打撃ピ
ストンが衝撃点に接近すると、作業圧による前記大きい
方のピストン面の負荷を中断して、排出導管に接続され
る戻しストローク位置へ前記制御スライド弁を移行させ
るように、構成・圧力負荷されている形式のものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】冒頭で述べた形式の、流体で作動させら
れる打撃機構は、ドイツ連邦共和国特許第344354
2号明細書に基づいて公知である。この公知の装置では
制御スライド弁は、互いに逆の運動方向で作用する2つ
の異なった大きさのスライド面を有しており、しかも制
御スライド弁の戻しストローク位置の方向で該制御スラ
イド弁に対して作用する小さい方のスライド面は、吐出
導管に常時接続しており、また大きい方のスライド面は
制御面として制御導管によって、両ピストン面間に配置
された周溝を介して単に一時的に、かつ交互に吐出導管
若しくは無圧に維持された戻し導管に接続されている。
【0003】この場合は、制御装置と協働する制御導管
内に組込まれていて交互に戻し導管とも接続する特別の
保持弁又は切換え弁を使用することによって、打撃エネ
ルギがツールを介して打撃ピストンに反射する場合で
も、該反射エネルギを油圧的に回収し、これによって打
撃ピストンの打撃回数を高めることを保証しようとして
いる。制御装置自体は、打撃ピストンを受容する作業シ
リンダとは切り離して配置されている。
【0004】また欧州特許出願公開第0149967号
明細書に基づいて、打撃ピストンを有する油圧作動式の
打撃装置が公知になっており、この場合も矢張り打撃ピ
ストンには、小さい方のピストン面を介して、油圧的な
戻し力が戻しストロークの方向で作用する。打撃ピスト
ンを受容する作業シリンダ内に組込まれている所属の制
御装置は、スリーブ状の切換えエレメントを成す制御ス
ライド弁を有しており、該制御スライド弁は、シリンダ
室後部区分の領域で間隔をおいて打撃ピストンを包囲し
ており、前記シリンダ室後部区分を介して、作業ストロ
ークの方向で作用する大きい方のピストン面は作業圧で
負荷される。
【0005】公知の実施形態では制御スライド弁は打撃
ピストンによって機械的に戻しストローク位置から作業
ストローク位置へ移行される。従って、打撃ピストンで
行われるストローク運動を変化させることはできない。
【0006】最後に挙げた欧州特許出願公開明細書に記
載の技術とは異なって、ドイツ連邦共和国特許第302
3600号明細書には、スリーブ状に形成された制御ス
ライド弁を備えた油圧式打撃回転作孔装置が開示されて
おり、該制御スライド弁は油圧的に打撃ピストンを介し
て制御され、かつ該打撃ピストンに支持されると共に作
業シリンダ内部を可動に配置されている。
【0007】この公知の打撃回転作孔装置の欠点は、該
打撃回転作孔装置が制御スライド弁の領域で二重嵌合を
必要とすること、つまり制御スライド弁が、申し分のな
い機能を保証するために外径域と内径域とにおいて夫々
著しく僅かな遊びを有していなければならないことであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、制御
装置に関して別様に構成された流体式打撃機構を開発
し、特に、高圧で(つまり打撃機構を作動させるために
必要な作業圧で)常に負荷することなく、殊に打撃ピス
トンによって機械的な力をかけることなしに機能するよ
うに制御装置を構成することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題は、請求項1の
特徴部分に記載した構成手段を有する流体式打撃機構に
よって解決される。
【0010】請求項1によれば、制御スライド弁は、作
業ストローク位置の方向で作用する制御面を有し、該制
御面が、打撃ピストンの位置に関連して、両ピストン面
間に配置された周溝を介して一時的に、無圧の戻し導管
又は吐出導管に接続する。制御スライド弁は付加的に、
該制御スライド弁の両端面の差から形成される総作用面
を有し、該総作用面は、制御面が戻しストローク中に除
圧される場合に、大きい方のピストン面にかかる圧力に
比例した可変圧の作用を受けて制御スライド弁を戻しス
トローク位置へ切換える。
【0011】この制御スライド弁はスリーブ状の切換え
エレメントを形成し、該切換えエレメントの中空室を介
して、大きい方のピストン面を収容するシリンダ室後部
区分は、戻しストローク位置では排出導管に、又は作業
ストローク位置では吐出導管に接続されており、しかも
戻しストローク位置では流体は、流出抵抗体に抗してシ
リンダ室後部区分から流出する。この場合前記流出抵抗
体は、戻しストローク中にシリンダ室後部区分内に、総
作用面に作用するのに充分な圧力レベルを発生させて維
持するのに役立ち、該圧力レベルに基づいて、戻しスト
ローク位置の方へ作用する調整力が惹起される。
【0012】戻しストローク位置への制御スライド弁の
切換え時における可変制御力を支援するために、機械的
な戻し機構が付加的に設けられている(請求項2)。該
戻し機構は、最も単純な例では、ばねユニットから成っ
ている。
【0013】本発明の有利な構成では制御スライド弁の
制御面は、横断面で見て、半径方向外向きに張出した段
部に形成されており、該段部の対向面は放圧導管を介し
て無圧に保たれている(請求項3)。
【0014】本発明では制御スライド弁は2つの異なっ
た大きさの端面を有し、しかも大きい方の端面は、制御
面とは逆向きである(請求項4)。
【0015】一般に制御スライド弁は、戻しストローク
位置で例えば凹設部又は戻し経路によってシリンダ室後
部区分と排出導管との間の接続路を解放するように、配
置・構成されていなければならない。
【0016】特に制御スライド弁内に形成された横孔を
介して排出導管への接続路を形成するように制御スライ
ド弁を構成することが可能である(請求項5)。
【0017】本発明によれば流出抵抗体を横孔自体に又
は排出導管内に配置することが可能である(請求項
6)。
【0018】殊に有利には横孔は、大きい方の端面の近
傍に配置されている(請求項7)。更に制御スライド弁
は、給圧導管の、環状溝の形式で形成された開口が、制
御スライド弁の戻しストローク位置では制御スライド弁
区分によって、シリンダ室後部区分の方に向かって閉鎖
されており、前記制御スライド区分の端部が、小さい方
の端面を形成するように、構成することができる(請求
項8)。
【0019】本発明によれば制御装置は、基本的には作
業シリンダから切り離して配置することができる。
【0020】しかしながら制御装置を作業シリンダ内に
組込むことも可能である。このような有利な実施形態で
は、制御スライド弁は、シリンダ室後部区分内で作業シ
リンダの縦軸線に対して共軸に配置されている(請求項
9)。
【0021】流出抵抗体は特に絞りとして構成すること
ができ(請求項10)、該絞りは実質的に粘稠性に無関
係に作業する。
【0022】
【発明の効果】本発明が、あらゆる面から見て公知の技
術と相違している点は、制御スライド弁が一時的にしか
その制御面を介して作業圧によって負荷されないことで
あり、しかもその負荷時には、作業ストローク位置を占
める制御スライド弁の中空室内にも作業圧が給圧されて
いる。制御スライド弁を戻しストローク位置へ切換える
ため及びこの終端位置を維持するためには、流出抵抗体
を介して、より低い圧力レベルが維持されるにすぎな
い。その場合、制御スライド弁を包囲する流体は駆動媒
体を形成し、該駆動媒体の作用を受けて制御スライド弁
は、戻しストローク位置へ移行し、かつ、その制御面が
作業圧で負荷されない限り、この戻しストローク位置に
確保される。
【0023】本発明によって奏せられる顕著な効果は、
単純な手段でかつ打撃ピストンによる機械的な連動なし
に作業ストローク運動と戻しストローク運動との間に必
要な切換え制御を実現することができ、しかも制御装置
を、いずれにしても現存している作業シリンダ内にも、
必要に応じて組込むことができる点にある。そればかり
でなく本発明の提案する新規な打撃機構は、本明細書の
冒頭で述べた従来技術のような二重嵌合を必要としな
い。それというのは制御スライド弁が単にその外面を介
して周辺に支持されているにすぎないからである。
【0024】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
【0025】総体的に符号1で示した打撃機構は、追っ
て説明する導管並びに駆動エレメント及び制御エレメン
ト以外に作業シリンダ2を有し、該作業シリンダ内に打
撃ピストン3が長手方向に往復運動可能に保持されてい
る。該打撃ピストン3は、前記作業シリンダ2のシリン
ダ室内に位置する2つのピストンカラー3a,3bを有
し、両ピストンカラーは周溝3cによって互いに仕切ら
れている。ピストンカラー3bの外向きのピストン面A
1及びピストンカラー3aの外向きのピストン面A2は
作業シリンダ2と相俟ってシリンダ室後部区分2a及び
シリンダ室前部区分2bを制限しており、この場合前記
ピストン面A1はピストン面A2よりも小さく設計され
ている。作業シリンダ2の外部で打撃ピストン3はピス
トン先端3dへ移行しており、該ピストン先端に対向し
て、ビット4の形態のツールが配置されている。打撃ピ
ストン3の作業ストロークの運動方向は矢印3aで示さ
れている。
【0026】図1では打撃機構1は、ビット4に対する
打撃ピストン3の衝撃直後の状態で図示されている。要
するに打撃ピストン3は、規定の衝撃位置を占めてい
る。
【0027】大きい方のピストン面A2とは異なって、
小さい方のピストン面A1は戻し導管5を介して常時、
作業圧(システム圧)で負荷されている。該作業圧は、
油圧ポンプ6の形のエネルギ源によって発生させられ、
かつ該油圧ポンプを起点とする吐出導管7を介して(特
に)戻し導管5に供給される。戻し導管5の開口5aは
作業シリンダ2に対して、いかなる場合もピストンカラ
ー3bの外側に、従ってシリンダ室前部区分2bの内部
に位置するように、配置されている。
【0028】図1及び図2の(a),(b)に示した当
該実施形態では、総体的に符号8で示した、打撃ピスト
ン3の運動を切換えるための制御装置は作業シリンダ2
内に組込まれており、すなわち該制御装置8は、作業シ
リンダ2の内部のシリンダ室後部区分2aの領域に位置
している。制御装置8は、ケーシングに対して可動の制
御スライド弁9を有し、この場合(すでに述べたよう
に)ケーシングは本例では作業シリンダ2の一部分から
成っている。
【0029】制御スライド弁9はスリーブ状に構成され
ており、かつ、打撃ピストン3に対して共軸に位置して
シリンダ室後部区分2aの領域で間隔をおいて該打撃ピ
ストン3を包囲するように配置されている。従って制御
スライド弁9の内位中空室は、シリンダ室後部区分2a
の一部分を同時に形成している。
【0030】制御スライド弁9自体は、2つの異なった
大きさの端面、すなわち小さい方の前部端面S1と大き
い方の後部端面S2を有している。前記の両端面つまり
前部端面S1と後部端面S2は、作業ストロークの運動
方向(矢印3e)及び戻しストロークの運動方向での制
御スライド弁9の軸方向運動空間を制限している。
【0031】従って制御スライド弁9は2つの終端位
置、つまり図1の左上に示した戻しストローク位置と、
図1の右上に示した作業ストローク位置とを占めること
ができ、前記戻しストローク位置では制御スライド弁
は、小さい方の前部端面S1を介して作業シリンダ2の
前部ストッパ面2cに支持され、また前記作業ストロー
ク位置では大きい方の後部端面S2が後部ストッパ面2
dに当接する。
【0032】作業シリンダ2の前部ストッパ面2cの近
傍に、給圧導管10の環状溝形の開口10aが位置し、
該給圧導管10自体は吐出導管7に接続されており、か
つ該吐出導管7を介して常時、作業圧を給圧されている
(図1並びに図2参照)。
【0033】制御スライド弁9は、大きい方の後部端面
S2の近傍に横孔11を有し、該横孔を介して、場合に
よっては、つまり制御スライド弁9の位置に関連して、
シリンダ室後部区分2aと排出導管12との間に接続路
が形成される。前記排出導管12は絞り13の形の流出
抵抗体を装備しており、かつ制御スライド弁9寄りで、
やはり環状溝形に形成された開口12aに移行してい
る。
【0034】排出導管12は、無圧に保たれる戻し導管
14を介してタンク15に接続されている。
【0035】更にまた制御スライド弁9は、軸方向で見
て前部端面S1と後部端面S2との中間域において、制
御スライド弁9の作業ストローク位置の方向に作用する
制御面SFを有しており、該制御面は、横断面で見れば
半径方向外向きに張り出した段部として形成されてお
り、かつ該制御面には、対向面GFが対置している。該
対向面は、戻し導管14に接続された放圧導管16を介
して除圧されている。
【0036】制御スライド弁9の制御面SFは、開口1
0aと5aとの中間領域で作業シリンダ2の内室に接続
している制御導管17を介して作業圧で負荷されるか、
又は除圧される。更に作業シリンダ2は、戻し導管14
へ移行する戻し導管18を介してタンク15に接続され
ている。制御導管17の開口17a及び戻し導管18の
開口18aは、打撃ピストン3の(図1に示した)衝撃
位置において、ピストンカラー3aと3bとの間の周溝
3cを介して互いに接続されるように配置されている。
前記の両開口17a,18aの相互位置関係によって、
前記打撃ピストンの衝撃時点に制御面SFは、制御導管
17と周溝3cと戻し導管18とを介して除圧されるこ
とになる。
【0037】打撃ピストン3が戻しストロークを行う場
合、要するに図1の図示によれば打撃ピストンが上向運
動する場合、制御導管17と戻し導管18との間の接続
を先ずピストンカラー3bによって中断した上で、該ピ
ストンカラーは次いで開口17aを改めて解放し、それ
に伴ってシリンダ室前部区分2bを介して制御導管17
と戻し導管5との間を接続させるに至る。この接続の結
果、今や制御面SFは、油圧ポンプ6によって発生させ
られた作業圧で負荷されることになる。
【0038】以上説明した構成に基づいて打撃機構1は
次のように作動する。すなわち:打撃ピストン3の(矢
印3eで示した作業ストロークの運動方向とは逆向き
の)戻しストローク運動中に、シリンダ室前部区分2b
を介して戻し導管5と制御導管17との間に接続が生ぜ
しめられると直ちに、制御スライド弁9は、作業圧で負
荷されている制御面SFの作用を受けて、図2の(a)
に示した作業ストローク位置へシフトし、これによって
横孔11と排出導管12との間の接続が中断される一
方、解放された開口10aを介して給圧導管10とシリ
ンダ室後部区分2aとの間が接続させられる。従って今
や大きい方のピストン面A2にも同様に作業圧が負荷さ
れるので、打撃ピストン3は、小さい方のピストン面A
1から生じる戻し力に抗して、矢印3eの方向の作業ス
トローク運動を開始する。
【0039】打撃ピストン3がピストン先端3dを介し
てビット4に衝突する直前に周溝3cを介して、制御導
管17と戻し導管18との間に、すでに述べた接続が形
成されるので、制御面SFは除圧されることになる。シ
リンダ室後部区分2a内に存在する高圧が今や、大きい
方の後部端面S2と小さい方の前部端面S1とのサイズ
差から生じる総作用面に作用し、従って制御スライド弁
9は、図2の(b)に示した戻しストローク位置へ向か
って(図1によれば)下向運動し、前記戻しストローク
位置において制御スライド弁は、小さい方の前部端面S
1を介して作業シリンダ2の前部ストッパ面2cに支持
される。
【0040】この戻しストローク位置では給圧導管10
の開口10aがシリンダ室後部区分2aへの接続を遮断
される一方、該シリンダ室後部区分2aは横孔11と開
口12aとを介して排出導管12に接続されている。
【0041】シリンダ室後部区分2a内に位置している
流体は、絞り13によって生ぜしめられた流出抵抗体に
抗して押出されるので、シリンダ室後部区分2aは、増
強された高い圧力下にあり、これによって制御スライド
弁9は、打撃ピストン3の全戻しストローク運動中、図
2の(b)に示した戻しストローク位置に確保される。
【0042】図1並びに図2の(a)及び(b)に示し
た前記実施形態とは異なり打撃機構1は、図3に示した
ように作業シリンダ2から分離されて配置された制御装
置8を有することもできる。
【0043】この場合制御スライド弁9は、独自の制御
ケーシング19内で軸方向可動に保持されており、しか
も該制御ケーシングの中空室9aは接続導管20を介し
て後部ストッパ面2dの近傍で(図1及び図2も併せて
参照)シリンダ室後部区分2aに接続している。
【0044】本発明によれば制御装置8は、制御スライ
ド弁9内に流出抵抗体を組込むように構成されていても
よい。この流出抵抗体の組込み構成は、図3に同じく図
示したように横孔11内に絞り13を組込むことによっ
て簡単に実現することができる。従って本実施形態では
排出導管12は、特別に構成された付加的な流出抵抗体
を内蔵していない。
【0045】勿論また図1並びに図2の(a)及び
(b)に示した実施形態も、本発明では同様に構成する
ことができ、つまり流出抵抗体を排出導管12の構成部
分としてではなく、制御スライド弁9内に組込んだ形式
の制御装置8を有することもできる。
【0046】以上述べた実施形態とは異なって制御装置
8には、戻しストローク位置へ向かっての制御スライド
弁9の切換え制御を助成する、特にばねユニットの形の
機械的な戻し機構を付加的に装備することもできる。
【0047】この目的を達成するために該ばねユニット
は特に、大きい方の後部端面S2に、かつ/又は対向面
GFに係合するように配置・構成される。
【0048】図4に示した構成では、制御スライド弁9
は大きい方の後部端面S2を介して、予荷重のかけられ
たばねユニット21に支持されており、該ばねユニット
自体は後部ストッパ面2dの張出し凹設部2e内に配置
されている。この機械的な戻し機構の作用を受けて制御
スライド弁9は、図示の戻しストローク位置を占めよう
とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】打撃ピストンを受容する作業シリンダ内に組込
まれた制御装置所属の制御スライド弁が図面左側では戻
しストローク位置を、図面右側では作業ストローク位置
を占めた状態で示した、本発明により構成された打撃機
構の概略構成図である。
【図2】図1において破線円Eで囲んだ制御装置領域の
拡大図であって、制御装置所属の制御スライド弁を作業
ストローク位置で示した図(a)並びに前記制御スライ
ド弁を戻しストローク位置で示した図(b)である。
【図3】本発明により構成された打撃機構並びに、作業
シリンダから分離して配置した制御装置の部分図であ
る。
【図4】戻しストローク位置の方向に作用する機械的な
戻し機構を付加的に有する制御スライド弁域を示す打撃
機構の部分図である。
【符号の説明】
1 打撃機構、 2 作業シリンダ、 2a シ
リンダ室後部区分、2b シリンダ室前部区分、 2
c 前部ストッパ面、 2d 後部ストッパ面、
2e 張出し凹設部、 3 打撃ピストン、 3
a,3b ピストンカラー、 3c 周溝、 3d
ピストン先端、 3e 作業ストロークの運動方
向を示す矢印、 4 ビット、 5 戻し導管、
5a開口、 6 油圧ポンプ、 7 吐出導管、
8 制御装置、 9 制御スライド弁、 9a
中空室、 10 給圧導管、 10a 環状溝形の
開口、 11 横孔、 12 排出導管、 12a
開口、 13絞り、 14 戻し導管、 15
タンク、 16 放圧導管、 17制御導管、 1
7a 開口、 18 戻し導管、 18a 開
口、 19 制御ケーシング、 20 接続導管、
21 ばねユニット、 A1,A2 ピストン
面、 S1 前部端面、 S2 後部端面、 SF
制御面、 GF 対向面

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業シリンダ(2)内を運動可能でかつ
    ツール(4)に対して衝撃を加える打撃ピストン(3)
    並びに、ケーシング(2;19)に対して可動の制御ス
    ライド弁(9)を有する制御装置(8)を備えた流体式
    打撃機構であって、前記打撃ピストン(3)が2つの異
    なった大きさのピストン面(A1,A2)を有し、しか
    も戻しストロークの方向で作用する小さい方のピストン
    面(A1)が、作業圧下にある吐出導管(7)に常時接
    続されており、また作業ストローク(矢印3e)の方向
    で作用する大きい方のピストン面(A2)が、制御装置
    (8)を介して前記吐出導管(7)と排出導管(12)
    に交互に接続されており、前記制御スライド弁(9)
    が、互いに逆向きの方向で作用するスライド面(S1;
    S2;SF)を有し、該スライド面が、戻しストローク
    運動中に前記打撃ピストン(3)が上死点に接近する
    と、前記大きい方のピストン面(A2)にも作業圧を負
    荷する作業ストローク位置へ前記制御スライド弁を切換
    え、かつ作業ストローク運動中に前記打撃ピストンが衝
    撃点に接近すると、作業圧による前記大きい方のピスト
    ン面(A2)の負荷を中断して、排出導管(12)に接
    続される戻しストローク位置へ前記制御スライド弁を移
    行させるように、構成・圧力負荷されている形式のもの
    において、 制御スライド弁(9)が、作業ストローク位置の方向で
    作用する制御面(SF)を有し、該制御面が、打撃ピス
    トン(3)の位置に関連して、両ピストン面(A1,A
    2)間に配置された周溝(3c)を介して一時的に、無
    圧の戻し導管(18)又は吐出導管(7)に接続するよ
    うになっており、 前記制御スライド弁(9)が付加的に、該スライド弁の
    両端面(S2とS1)の差から形成される総作用面を有
    し、該総作用面は、前記制御面(SF)が戻しストロー
    ク中に除圧される場合に、前記大きい方のピストン面
    (A2)にかかる圧力に比例した可変圧の作用を受けて
    前記制御スライド弁を戻しストローク位置へ切換えるよ
    うになっており、 前記制御スライド弁(9)がスリーブ状の切換えエレメ
    ントを形成し、該切換えエレメントの中空室(2a;9
    a)を介して、大きい方のピストン面(A2)を収容す
    るシリンダ室後部区分(2a)が、戻しストローク位置
    では排出導管(12)に、又は作業ストローク位置では
    吐出導管(7)に接続されており、しかも戻しストロー
    ク位置では流体が、流出抵抗体(13)に抗して前記シ
    リンダ室後部区分(2a)から流出するようになってい
    ることを特徴とする、流体式打撃機構。
  2. 【請求項2】 制御スライド弁(9)が、戻しストロー
    ク位置の方向に作用する機械的な戻し機構(21)を付
    加的に有している、請求項1記載の流体式打撃機構。
  3. 【請求項3】 制御面(SF)が、横断面で見て、半径
    方向外向きに張出した段部に形成されており、該段部の
    対向面(GF)が放圧導管(16)を介して無圧に保た
    れている、請求項1又は2記載の流体式打撃機構。
  4. 【請求項4】 制御スライド弁(9)が2つの異なった
    大きさの端面(S1,S2)を有し、しかも大きい方の
    端面(S2)が、制御面(SF)とは逆向きである、請
    求項1から3までのいずれか1項記載の流体式打撃機
    構。
  5. 【請求項5】 制御スライド弁(9)内に形成された横
    孔(11)を介して排出導管(12)への接続路が形成
    されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の
    流体式打撃機構。
  6. 【請求項6】 横孔(11)又は排出導管(12)が流
    出抵抗体(13)を備えている、請求項5記載の流体式
    打撃機構。
  7. 【請求項7】 横孔(11)が、大きい方の端面(S
    2)の近傍に配置されている、請求項5又は6記載の流
    体式打撃機構。
  8. 【請求項8】 給圧導管(10)の、環状溝の形式で形
    成された開口が、制御スライド弁(9)の戻しストロー
    ク位置では制御スライド弁区分によって、シリンダ室後
    部区分(2a)の方に向かって閉鎖されており、前記制
    御スライド区分の端部が、小さい方の端面(S1)を形
    成している、請求項5から7までのいずれか1項記載の
    流体式打撃機構。
  9. 【請求項9】 制御スライド弁(9)が、シリンダ室後
    部区分(2a)内で作業シリンダ(3)の縦軸線に対し
    て共軸に配置されている、請求項1から8までのいずれ
    か1項記載の流体式打撃機構。
  10. 【請求項10】 流出抵抗体が絞り(13)として構成
    されている、請求項1から9までのいずれか1項記載の
    流体式打撃機構。
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