JPH10185092A - ガス燃料中継設備 - Google Patents
ガス燃料中継設備Info
- Publication number
- JPH10185092A JPH10185092A JP34507296A JP34507296A JPH10185092A JP H10185092 A JPH10185092 A JP H10185092A JP 34507296 A JP34507296 A JP 34507296A JP 34507296 A JP34507296 A JP 34507296A JP H10185092 A JPH10185092 A JP H10185092A
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- JP
- Japan
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- gas fuel
- storage tank
- cold storage
- regenerator
- gas
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- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
- Pipeline Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 各蓄冷槽を一体化させることにより断熱材の
使用量及び蓄冷槽設置スペースを削減し得るようにす
る。 【解決手段】 内部に多重の貯留部50〜53を形成さ
れた共同蓄冷槽54を設け、該共同蓄冷槽54の各貯留
部50〜53に、中心側ほど凝固温度が低く、外周側ほ
ど凝固温度が高くなるよう、それぞれ凝固温度の異なる
蓄冷剤55〜58を貯留するようにする。
使用量及び蓄冷槽設置スペースを削減し得るようにす
る。 【解決手段】 内部に多重の貯留部50〜53を形成さ
れた共同蓄冷槽54を設け、該共同蓄冷槽54の各貯留
部50〜53に、中心側ほど凝固温度が低く、外周側ほ
ど凝固温度が高くなるよう、それぞれ凝固温度の異なる
蓄冷剤55〜58を貯留するようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス燃料中継設備
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】都市ガスなどのガス燃料を、ガス製造工
場から遠く離れた需要先へ長距離の配管を用いて送給す
る場合、需要先へガス燃料の安定供給を行うために、対
象地域ごとにガスホルダーと呼ばれるガス燃料中継設備
を設置して、需要の少ない深夜にガスホルダーへガス燃
料を貯蔵しておき、昼間や夕方の需要に備えるようにす
ることが、一般に行われている。
場から遠く離れた需要先へ長距離の配管を用いて送給す
る場合、需要先へガス燃料の安定供給を行うために、対
象地域ごとにガスホルダーと呼ばれるガス燃料中継設備
を設置して、需要の少ない深夜にガスホルダーへガス燃
料を貯蔵しておき、昼間や夕方の需要に備えるようにす
ることが、一般に行われている。
【0003】しかし、ガス燃料をガスのまま多量に貯蔵
すると、球形や円筒形などの圧力タンクを多数設けなけ
ればならず、高い設備コストと、広い設置面積が必要と
なる。
すると、球形や円筒形などの圧力タンクを多数設けなけ
ればならず、高い設備コストと、広い設置面積が必要と
なる。
【0004】そこで、ガス燃料を一旦液化して貯蔵する
ようにすれば、貯蔵タンクの容量はほぼ1/10で済む
ようになり、その分、設置面積も狭くて済み、設備コス
トも大幅に抑えることができるようになるので、ガス燃
料を液化して貯蔵するためのガス燃料中継設備が検討さ
れている。
ようにすれば、貯蔵タンクの容量はほぼ1/10で済む
ようになり、その分、設置面積も狭くて済み、設備コス
トも大幅に抑えることができるようになるので、ガス燃
料を液化して貯蔵するためのガス燃料中継設備が検討さ
れている。
【0005】図2・図3は、現在検討されている、ガス
燃料1を液化してから貯蔵するためのガス燃料中継設備
2の例であり、ガス製造工場3から遠く離れた需要先4
へ都市ガスなどのガス燃料1を送給する長距離の主配管
5の途中に、中継用配管6を介してガス燃料中継設備2
を接続する。
燃料1を液化してから貯蔵するためのガス燃料中継設備
2の例であり、ガス製造工場3から遠く離れた需要先4
へ都市ガスなどのガス燃料1を送給する長距離の主配管
5の途中に、中継用配管6を介してガス燃料中継設備2
を接続する。
【0006】該ガス燃料中継設備2は、中継用配管6の
途中に、貯蔵用配管7を介して並列に接続されたガス圧
縮機8と、ガス加熱器9と、ガス冷却器10とを備え、
更に、多数基(図では4基)の蓄冷槽11〜14と、供
給用ポンプ15と、貯蔵タンク16とを備えている。
途中に、貯蔵用配管7を介して並列に接続されたガス圧
縮機8と、ガス加熱器9と、ガス冷却器10とを備え、
更に、多数基(図では4基)の蓄冷槽11〜14と、供
給用ポンプ15と、貯蔵タンク16とを備えている。
【0007】そして、中継用配管6の供給用ポンプ15
の入出側間に圧縮機59を備えた貯蔵用配管17が接続
され、中継用配管6における蓄冷槽11の入側と貯蔵用
配管17の途中には、初期化用配管18が接続されてい
る。
の入出側間に圧縮機59を備えた貯蔵用配管17が接続
され、中継用配管6における蓄冷槽11の入側と貯蔵用
配管17の途中には、初期化用配管18が接続されてい
る。
【0008】尚、19〜27は各部に設けられた弁であ
る。
る。
【0009】上記各蓄冷槽11〜14は、内部に凝固温
度範囲の異なる(貯蔵タンク16に近いほど凝固温度が
低くなる)蓄冷剤28〜31(例えば、順に、蓄冷剤2
8として塩化カルシウム、蓄冷剤29としてキシレンと
トルエンの混合物、蓄冷剤30としてメタノール、蓄冷
剤31としてエタノールなどを用いる)をそれぞれ充填
貯留するようになっている。
度範囲の異なる(貯蔵タンク16に近いほど凝固温度が
低くなる)蓄冷剤28〜31(例えば、順に、蓄冷剤2
8として塩化カルシウム、蓄冷剤29としてキシレンと
トルエンの混合物、蓄冷剤30としてメタノール、蓄冷
剤31としてエタノールなどを用いる)をそれぞれ充填
貯留するようになっている。
【0010】尚、32〜35は各蓄冷槽11〜14の上
部空間に個別に接続された、各蓄冷槽11〜14内の圧
力を調整するためのブリージングタンクである。
部空間に個別に接続された、各蓄冷槽11〜14内の圧
力を調整するためのブリージングタンクである。
【0011】そして、最も貯蔵タンク16に近い蓄冷槽
14には、冷凍機36が設けられている。
14には、冷凍機36が設けられている。
【0012】該冷凍機36は、上記蓄冷槽14へ出入り
する冷媒37を熱交換する熱交換器38と、熱交換器3
8を出て蓄冷槽14へ入る窒素ガスなどの冷媒37を断
熱膨張させる膨張機39と、熱交換器38で熱交換され
た冷媒37を圧縮する圧縮機40(実際には多段に設け
られる)とで主に構成され、その他、冷媒循環流路41
には、圧縮機40で圧縮される冷媒37を冷却するため
の冷媒冷却器42や、前記中継用配管6から主配管5へ
と払い出すガス燃料1を冷媒37で加熱するための前記
ガス加熱器9や、熱交換器38へ入る冷媒37の温度を
調整するための冷媒冷却器43などが設けられている。
する冷媒37を熱交換する熱交換器38と、熱交換器3
8を出て蓄冷槽14へ入る窒素ガスなどの冷媒37を断
熱膨張させる膨張機39と、熱交換器38で熱交換され
た冷媒37を圧縮する圧縮機40(実際には多段に設け
られる)とで主に構成され、その他、冷媒循環流路41
には、圧縮機40で圧縮される冷媒37を冷却するため
の冷媒冷却器42や、前記中継用配管6から主配管5へ
と払い出すガス燃料1を冷媒37で加熱するための前記
ガス加熱器9や、熱交換器38へ入る冷媒37の温度を
調整するための冷媒冷却器43などが設けられている。
【0013】尚、44は膨張機39や圧縮機40に接続
されたモータなどの電動機、45は同じく膨張機39や
圧縮機40に接続された発電機、46は貯蔵タンク16
に貯蔵された液化ガス燃料である。
されたモータなどの電動機、45は同じく膨張機39や
圧縮機40に接続された発電機、46は貯蔵タンク16
に貯蔵された液化ガス燃料である。
【0014】上記構成によれば、以下の作動が得られ
る。
る。
【0015】先ず、ガス製造工場3から遠く離れた需要
先4へは、長距離の主配管5を介して都市ガスなどのガ
ス燃料1が供給されるようになっている。
先4へは、長距離の主配管5を介して都市ガスなどのガ
ス燃料1が供給されるようになっている。
【0016】そして、夜間などの需要の少ない間に、長
距離の主配管5から中継用配管6を介してガス燃料中継
設備2へガス燃料1を送り、ガス燃料中継設備2でガス
燃料1を液化して液化ガス燃料46として貯蔵しておく
ようにする。
距離の主配管5から中継用配管6を介してガス燃料中継
設備2へガス燃料1を送り、ガス燃料中継設備2でガス
燃料1を液化して液化ガス燃料46として貯蔵しておく
ようにする。
【0017】即ち、ガス燃料中継設備2の弁19,2
3,26,27を閉じ、弁20,21,22,24,2
5を開けた状態として、主配管5から中継用配管6へと
引き込まれるガス燃料1を、貯蔵用配管7の途中に設け
られたガス圧縮機8で圧縮し、必要ならガス冷却器10
で予冷した後、蓄冷槽11〜13を順に通して蓄冷槽1
1〜13に充填貯留された蓄冷剤28〜30により段階
的に冷却させ、更に、蓄冷槽14で蓄冷剤31と冷凍機
36により冷却させて液化し、貯蔵用配管17から貯蔵
タンク16へと送って貯蔵させるようにする。
3,26,27を閉じ、弁20,21,22,24,2
5を開けた状態として、主配管5から中継用配管6へと
引き込まれるガス燃料1を、貯蔵用配管7の途中に設け
られたガス圧縮機8で圧縮し、必要ならガス冷却器10
で予冷した後、蓄冷槽11〜13を順に通して蓄冷槽1
1〜13に充填貯留された蓄冷剤28〜30により段階
的に冷却させ、更に、蓄冷槽14で蓄冷剤31と冷凍機
36により冷却させて液化し、貯蔵用配管17から貯蔵
タンク16へと送って貯蔵させるようにする。
【0018】この際、冷凍機36では、温度37℃の冷
媒37をモータなどの電動機44によって駆動される圧
縮機40で圧縮して高温高圧化し、この高温高圧の冷媒
37を、圧縮機40で圧縮される過程で冷媒冷却器42
によって冷却したり、ガス加熱器9によって中継用配管
6から主配管5へと払い出されるガス燃料1を加熱する
のに使用したりした後、冷媒冷却器43によって温度を
40℃に調整してから熱交換器38へ入れて熱交換さ
せ、温度を−102℃まで低下させる。次に、上記冷媒
37を膨張機39で断熱膨張させて温度を−159℃と
した後、前記蓄冷槽14へ送ってガス燃料1の液化や蓄
冷剤31の冷却に使用させる。そして、蓄冷槽14を出
て−108℃となった冷媒37を、熱交換器38で前記
したように熱交換させて37℃とし、以後、上記を繰返
し行わせるようにしている。
媒37をモータなどの電動機44によって駆動される圧
縮機40で圧縮して高温高圧化し、この高温高圧の冷媒
37を、圧縮機40で圧縮される過程で冷媒冷却器42
によって冷却したり、ガス加熱器9によって中継用配管
6から主配管5へと払い出されるガス燃料1を加熱する
のに使用したりした後、冷媒冷却器43によって温度を
40℃に調整してから熱交換器38へ入れて熱交換さ
せ、温度を−102℃まで低下させる。次に、上記冷媒
37を膨張機39で断熱膨張させて温度を−159℃と
した後、前記蓄冷槽14へ送ってガス燃料1の液化や蓄
冷剤31の冷却に使用させる。そして、蓄冷槽14を出
て−108℃となった冷媒37を、熱交換器38で前記
したように熱交換させて37℃とし、以後、上記を繰返
し行わせるようにしている。
【0019】尚、膨張機39による冷媒37の断熱膨張
の際には、膨張機39から駆動力が発生されるので、こ
の駆動力によって電動機44に要する動力を低減させる
ことができる。又、必要に応じて発電機45で発電を行
わせることもできる。
の際には、膨張機39から駆動力が発生されるので、こ
の駆動力によって電動機44に要する動力を低減させる
ことができる。又、必要に応じて発電機45で発電を行
わせることもできる。
【0020】こうして、貯蔵タンク16へと貯蔵された
液化ガス燃料46は、昼間などの需要の多い時に、ガス
化して中継用配管6から主配管5へと払い出すように
し、需要先4へのガス燃料1の安定供給を図る。
液化ガス燃料46は、昼間などの需要の多い時に、ガス
化して中継用配管6から主配管5へと払い出すように
し、需要先4へのガス燃料1の安定供給を図る。
【0021】即ち、ガス燃料中継設備2の弁27,2
6,22,21,19を開け、弁25,24,23,2
0を閉じた状態として、供給用ポンプ15を駆動し、貯
蔵タンク16内の液化ガス燃料46を蓄冷槽14〜11
へ順に通して、蓄冷剤31〜28を冷却させつつ自らを
昇温させることによりガス化させてガス燃料1とした
後、ガス加熱器9で必要な温度に加熱し、中継用配管6
から主配管5へと払い出すようにする。
6,22,21,19を開け、弁25,24,23,2
0を閉じた状態として、供給用ポンプ15を駆動し、貯
蔵タンク16内の液化ガス燃料46を蓄冷槽14〜11
へ順に通して、蓄冷剤31〜28を冷却させつつ自らを
昇温させることによりガス化させてガス燃料1とした
後、ガス加熱器9で必要な温度に加熱し、中継用配管6
から主配管5へと払い出すようにする。
【0022】尚、ガス燃料中継設備2の初期化時には、
弁23,24,22を開け、弁19,20,21,2
5,26を閉じた状態として、圧縮機59を駆動し、ガ
ス燃料1を蓄冷槽14〜11及び初期化用配管18並び
に貯蔵用配管17の間を循環させつつ、冷凍機36を作
動させることにより、蓄冷槽14〜11の蓄冷剤31〜
28を冷却させるようにする。
弁23,24,22を開け、弁19,20,21,2
5,26を閉じた状態として、圧縮機59を駆動し、ガ
ス燃料1を蓄冷槽14〜11及び初期化用配管18並び
に貯蔵用配管17の間を循環させつつ、冷凍機36を作
動させることにより、蓄冷槽14〜11の蓄冷剤31〜
28を冷却させるようにする。
【0023】このように、ガス燃料1を液化してから貯
蔵タンク16に貯蔵させるようにすることにより、ガス
燃料1をガス状のまま貯蔵する場合に比べて貯蔵タンク
16の容量をほぼ1/10とすることができるようにな
り、その分、設置面積も狭くて済むようになり、設備コ
ストも大幅に抑えることができるようになる。
蔵タンク16に貯蔵させるようにすることにより、ガス
燃料1をガス状のまま貯蔵する場合に比べて貯蔵タンク
16の容量をほぼ1/10とすることができるようにな
り、その分、設置面積も狭くて済むようになり、設備コ
ストも大幅に抑えることができるようになる。
【0024】又、多数の蓄冷槽11〜14を設けて、最
終の蓄冷槽14のみに冷凍機36を接続するようにした
ことにより、液化ガス燃料46の冷熱を効率良く利用す
ることが可能となり、その分、冷凍機36の容量や運転
コストを抑えることができるようになる。
終の蓄冷槽14のみに冷凍機36を接続するようにした
ことにより、液化ガス燃料46の冷熱を効率良く利用す
ることが可能となり、その分、冷凍機36の容量や運転
コストを抑えることができるようになる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のガス燃料中継設備には、以下のような問題があっ
た。
来のガス燃料中継設備には、以下のような問題があっ
た。
【0026】即ち、各蓄冷槽11〜14を、図3に示す
ように、それぞれ個別に設けるようにすると、各蓄冷槽
11〜14ごとに、蓄冷剤28〜30と大気との温度差
に対応した厚さの断熱材を設けなければならず、多量の
断熱材が必要となって設備コストの上昇を招くことにな
る。
ように、それぞれ個別に設けるようにすると、各蓄冷槽
11〜14ごとに、蓄冷剤28〜30と大気との温度差
に対応した厚さの断熱材を設けなければならず、多量の
断熱材が必要となって設備コストの上昇を招くことにな
る。
【0027】又、各蓄冷槽11〜14を個別に設けるよ
うにすると、全体として広い設置面積が必要となる。
うにすると、全体として広い設置面積が必要となる。
【0028】本発明は、上述の実状に鑑み、各蓄冷槽を
一体化させることにより断熱材の使用量を削減し得るよ
うにしたガス燃料中継設備を提供することを目的とする
ものである。
一体化させることにより断熱材の使用量を削減し得るよ
うにしたガス燃料中継設備を提供することを目的とする
ものである。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガス燃料を送
給する主配管の途中に、ガス燃料を液化すると共に、液
化ガス燃料によって冷却される複数種類の凝固温度が異
なる蓄冷剤を、中心側ほど凝固温度が低く、外周側ほど
凝固温度が高くなるよう充填貯留可能な多重の貯留部を
備えた共同蓄冷槽と、液化ガス燃料を貯蔵する貯蔵タン
クとを備えた中継用配管を接続したことを特徴とするガ
ス燃料中継設備にかかわるものである。
給する主配管の途中に、ガス燃料を液化すると共に、液
化ガス燃料によって冷却される複数種類の凝固温度が異
なる蓄冷剤を、中心側ほど凝固温度が低く、外周側ほど
凝固温度が高くなるよう充填貯留可能な多重の貯留部を
備えた共同蓄冷槽と、液化ガス燃料を貯蔵する貯蔵タン
クとを備えた中継用配管を接続したことを特徴とするガ
ス燃料中継設備にかかわるものである。
【0030】この場合において、共同蓄冷槽の最も内周
側の貯留部に充填貯留される蓄冷剤がエタノールであ
り、最も外周側の貯留部に充填貯留される蓄冷剤が塩化
カルシウムであっても良い。
側の貯留部に充填貯留される蓄冷剤がエタノールであ
り、最も外周側の貯留部に充填貯留される蓄冷剤が塩化
カルシウムであっても良い。
【0031】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
られる。
【0032】主配管を流れるガス燃料は、中継用配管か
ら共同蓄冷槽の多重の各貯留部を順に通って蓄冷剤で冷
却液化され、貯蔵タンクに貯蔵される。
ら共同蓄冷槽の多重の各貯留部を順に通って蓄冷剤で冷
却液化され、貯蔵タンクに貯蔵される。
【0033】貯蔵タンクに貯蔵された液化ガス燃料は、
共同蓄冷槽の多重の各貯留部を上記とは逆順に通って蓄
冷剤を冷却すると共に自らはガス化され、主配管へ送り
出される。
共同蓄冷槽の多重の各貯留部を上記とは逆順に通って蓄
冷剤を冷却すると共に自らはガス化され、主配管へ送り
出される。
【0034】これにより、ガス燃料の安定供給が可能と
なり、又、貯蔵タンクに液化したガス燃料を貯蔵するこ
とによって、ガス状のまま貯蔵する場合に比べて、貯蔵
タンクの容積が小さくなり設置面積を小さくすることが
できるようになる。又、設備コストを抑えたりすること
ができるようになる。
なり、又、貯蔵タンクに液化したガス燃料を貯蔵するこ
とによって、ガス状のまま貯蔵する場合に比べて、貯蔵
タンクの容積が小さくなり設置面積を小さくすることが
できるようになる。又、設備コストを抑えたりすること
ができるようになる。
【0035】このように、内部に多重の貯留部を形成さ
れた共同蓄冷槽を設け、該共同蓄冷槽の各貯留部に、中
心側ほど凝固温度が低く、外周側ほど凝固温度が高くな
るよう、それぞれ凝固温度の異なる蓄冷剤を貯留するよ
うにしたことにより、仕切用の側部断熱材は互いに隣接
する蓄冷剤の温度差に対応した厚さで済むようになり、
仕切用の側部断熱材などが薄くなって使用量が減少する
分、設備コストを抑えることができる。
れた共同蓄冷槽を設け、該共同蓄冷槽の各貯留部に、中
心側ほど凝固温度が低く、外周側ほど凝固温度が高くな
るよう、それぞれ凝固温度の異なる蓄冷剤を貯留するよ
うにしたことにより、仕切用の側部断熱材は互いに隣接
する蓄冷剤の温度差に対応した厚さで済むようになり、
仕切用の側部断熱材などが薄くなって使用量が減少する
分、設備コストを抑えることができる。
【0036】又、同じ容量の蓄冷剤を貯留する場合、共
同蓄冷槽の底面積と、個別の蓄冷槽の合計の底面積はほ
ぼ同じになるが、個別の蓄冷槽では、相互に所要の間隔
を開けて配置しなければならないなどの設置上の制限事
項があるため、最終的な設置面積は広くなってしまうの
に対し、共同蓄冷槽ではそのような制限が不要となるの
で、その分、狭い設置面積でも設置が可能となる。
同蓄冷槽の底面積と、個別の蓄冷槽の合計の底面積はほ
ぼ同じになるが、個別の蓄冷槽では、相互に所要の間隔
を開けて配置しなければならないなどの設置上の制限事
項があるため、最終的な設置面積は広くなってしまうの
に対し、共同蓄冷槽ではそのような制限が不要となるの
で、その分、狭い設置面積でも設置が可能となる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例と共に説明する。
示例と共に説明する。
【0038】図1は、本発明の実施の形態の一例であ
る。
る。
【0039】尚、ガス燃料を液化して貯蔵するためのガ
ス燃料中継設備の概要については図2と同様であるた
め、必要に応じて図2を参照する。
ス燃料中継設備の概要については図2と同様であるた
め、必要に応じて図2を参照する。
【0040】ウレタンブロックなどから成る複数の仕切
用の側部断熱材47〜49によって同心円状に仕切られ
ることにより、内部に多重の貯留部50〜53を形成さ
れた共同蓄冷槽54を設け、該共同蓄冷槽54の各貯留
部50〜53に、中心側ほど凝固温度が低く、外周側ほ
ど凝固温度が高くなるよう、それぞれ凝固温度の異なる
蓄冷剤55〜58を貯留する。
用の側部断熱材47〜49によって同心円状に仕切られ
ることにより、内部に多重の貯留部50〜53を形成さ
れた共同蓄冷槽54を設け、該共同蓄冷槽54の各貯留
部50〜53に、中心側ほど凝固温度が低く、外周側ほ
ど凝固温度が高くなるよう、それぞれ凝固温度の異なる
蓄冷剤55〜58を貯留する。
【0041】例えば、中心側から外周側へ向けて順に、
蓄冷剤55をエタノール(凝固温度−114℃)、蓄冷
剤56をメタノール(凝固温度−97℃)、蓄冷剤57
をキシレンとトルエンの混合物(凝固温度−87℃)、
蓄冷剤58を塩化カルシウム(凝固温度−55℃)とす
る。
蓄冷剤55をエタノール(凝固温度−114℃)、蓄冷
剤56をメタノール(凝固温度−97℃)、蓄冷剤57
をキシレンとトルエンの混合物(凝固温度−87℃)、
蓄冷剤58を塩化カルシウム(凝固温度−55℃)とす
る。
【0042】次に、作動について説明する。
【0043】内部に多重の貯留部50〜53を形成され
た共同蓄冷槽54を設け、該共同蓄冷槽54の各貯留部
50〜53に、中心側ほど凝固温度が低く、外周側ほど
凝固温度が高くなるよう、それぞれ凝固温度の異なる蓄
冷剤55〜58を貯留するようにしたことにより、仕切
用の側部断熱材47〜49は互いに隣接する蓄冷剤55
〜58の温度差に対応した厚さで済むようになり、仕切
用の側部断熱材47〜49などが薄くなって使用量が減
少する分、設備コストを抑えることができる。
た共同蓄冷槽54を設け、該共同蓄冷槽54の各貯留部
50〜53に、中心側ほど凝固温度が低く、外周側ほど
凝固温度が高くなるよう、それぞれ凝固温度の異なる蓄
冷剤55〜58を貯留するようにしたことにより、仕切
用の側部断熱材47〜49は互いに隣接する蓄冷剤55
〜58の温度差に対応した厚さで済むようになり、仕切
用の側部断熱材47〜49などが薄くなって使用量が減
少する分、設備コストを抑えることができる。
【0044】又、同じ容量の蓄冷剤55〜58を貯留す
る場合、共同蓄冷槽54の底面積と、図3の個別の蓄冷
槽11〜14の合計の底面積はほぼ同じになるが、個別
の蓄冷槽11〜14では、相互に所要の間隔を開けて配
置しなければならないなどの設置上の制限事項があるた
め、最終的な設置面積は広くなってしまうのに対し、共
同蓄冷槽54ではそのような制限が不要となるので、そ
の分、狭い設置面積でも設置が可能となる。
る場合、共同蓄冷槽54の底面積と、図3の個別の蓄冷
槽11〜14の合計の底面積はほぼ同じになるが、個別
の蓄冷槽11〜14では、相互に所要の間隔を開けて配
置しなければならないなどの設置上の制限事項があるた
め、最終的な設置面積は広くなってしまうのに対し、共
同蓄冷槽54ではそのような制限が不要となるので、そ
の分、狭い設置面積でも設置が可能となる。
【0045】尚、中心側から外周側へ向けて順に、蓄冷
剤55をエタノール(凝固温度−114℃)、蓄冷剤5
6をメタノール(凝固温度−97℃)、蓄冷剤57をキ
シレンとトルエンの混合物(凝固温度−87℃)、蓄冷
剤58を塩化カルシウム(凝固温度−55℃)などとす
ることにより、効率的にガス燃料の液化などを行わせる
ことができる。
剤55をエタノール(凝固温度−114℃)、蓄冷剤5
6をメタノール(凝固温度−97℃)、蓄冷剤57をキ
シレンとトルエンの混合物(凝固温度−87℃)、蓄冷
剤58を塩化カルシウム(凝固温度−55℃)などとす
ることにより、効率的にガス燃料の液化などを行わせる
ことができる。
【0046】
【実施例】共同蓄冷槽54と個別の蓄冷槽11〜14に
要する断熱材の使用量などを試算したところ、以下の通
りの結果が得られた。
要する断熱材の使用量などを試算したところ、以下の通
りの結果が得られた。
【0047】共同蓄冷槽54の場合、全体の高さを10
340mm、直径を16000mm、エタノールなどの
蓄冷剤55の貯留部50の直径を14990mm、メタ
ノールなどの蓄冷剤56の貯留部51の直径を1060
0mm、トルエンとキシレンの混合物などの蓄冷剤57
の貯留部52の直径を7810mmとすると、共同蓄冷
槽54の底面積は201.1m2となる。又、仕切用の
側部断熱材47〜49の厚さがそれぞれ25mmで良
く、外周を構成する断熱材の厚さが50mm、底面と天
井部を構成する断熱材の厚さが50mmとなるので、合
計した断熱材の体積は68.4m3となる。
340mm、直径を16000mm、エタノールなどの
蓄冷剤55の貯留部50の直径を14990mm、メタ
ノールなどの蓄冷剤56の貯留部51の直径を1060
0mm、トルエンとキシレンの混合物などの蓄冷剤57
の貯留部52の直径を7810mmとすると、共同蓄冷
槽54の底面積は201.1m2となる。又、仕切用の
側部断熱材47〜49の厚さがそれぞれ25mmで良
く、外周を構成する断熱材の厚さが50mm、底面と天
井部を構成する断熱材の厚さが50mmとなるので、合
計した断熱材の体積は68.4m3となる。
【0048】これに対し、図3の個別の蓄冷槽11〜1
4の場合、エタノールなどの蓄冷剤31の蓄冷槽14の
高さが9845mmで直径が8000mm、メタノール
などの蓄冷剤30の蓄冷槽13の高さが9460mmで
直径が7500mm、トルエンとキシレンの混合物など
の蓄冷剤29の蓄冷槽12の高さが11627mmで直
径が10000mm、塩化カルシウムなどの蓄冷剤28
の蓄冷槽11の高さが7623mmで直径が6500m
mとなり、各蓄冷槽の合計の底面積は206.2m2と
なる。又、各蓄冷槽11〜14の外周を構成する断熱材
の厚さが150mm、底面と天井部を構成する断熱材の
厚さが50mmとなるので、合計した断熱材の体積は1
52.3m3となる。
4の場合、エタノールなどの蓄冷剤31の蓄冷槽14の
高さが9845mmで直径が8000mm、メタノール
などの蓄冷剤30の蓄冷槽13の高さが9460mmで
直径が7500mm、トルエンとキシレンの混合物など
の蓄冷剤29の蓄冷槽12の高さが11627mmで直
径が10000mm、塩化カルシウムなどの蓄冷剤28
の蓄冷槽11の高さが7623mmで直径が6500m
mとなり、各蓄冷槽の合計の底面積は206.2m2と
なる。又、各蓄冷槽11〜14の外周を構成する断熱材
の厚さが150mm、底面と天井部を構成する断熱材の
厚さが50mmとなるので、合計した断熱材の体積は1
52.3m3となる。
【0049】以上により、断熱材の使用量が大幅に減少
されることが確認された。
されることが確認された。
【0050】尚、本発明は、上述の実施の形態にのみ限
定されるものではなく、蓄冷槽は、4基に限らず、4基
以上としても4基以下としても良いこと、その他、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得
ることは勿論である。
定されるものではなく、蓄冷槽は、4基に限らず、4基
以上としても4基以下としても良いこと、その他、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得
ることは勿論である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のガス燃料
中継設備によれば、各蓄冷槽を一体化させることにより
断熱材の使用量及び蓄冷槽設置スペースを削減すること
ができるという優れた効果を奏し得る。
中継設備によれば、各蓄冷槽を一体化させることにより
断熱材の使用量及び蓄冷槽設置スペースを削減すること
ができるという優れた効果を奏し得る。
【図1】本発明の実施の形態の一例の概略側断面図であ
る。
る。
【図2】現在開発中のガス燃料中継設備の概略系統図で
ある。
ある。
【図3】図2の蓄冷槽の概略側断面図である。
1 ガス燃料 5 主配管 6 中継用配管 16 貯蔵タンク 46 液化ガス燃料 50〜53 貯留部 54 共同蓄冷槽 55〜58 蓄冷剤 59 圧縮機
フロントページの続き (72)発明者 木本 憲太郎 神奈川県横浜市港北区小机町350−3 (72)発明者 石山 弘之 東京都豊島区東池袋1−48−6−409 (72)発明者 荒井 伸悟 東京都北区赤羽南1−10−3−901 (72)発明者 古見 嘉夫 東京都江東区豊洲三丁目2番16号 石川島 播磨重工業株式会社豊洲総合事務所内 (72)発明者 落合 淳一 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社技術研究所内 (72)発明者 斉田 治 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社技術研究所内 (72)発明者 戸村 重男 神奈川県横浜市港北区大曽根3−11−7
Claims (2)
- 【請求項1】 ガス燃料を送給する主配管の途中に、ガ
ス燃料を液化すると共に、液化ガス燃料によって冷却さ
れる複数種類の凝固温度が異なる蓄冷剤を、中心側ほど
凝固温度が低く、外周側ほど凝固温度が高くなるよう充
填貯留可能な多重の貯留部を備えた共同蓄冷槽と、液化
ガス燃料を貯蔵する貯蔵タンクとを備えた中継用配管を
接続したことを特徴とするガス燃料中継設備。 - 【請求項2】 共同蓄冷槽の最も内周側の貯留部に充填
貯留される蓄冷剤がエタノールであり、最も外周側の貯
留部に充填貯留される蓄冷剤が塩化カルシウムである請
求項1記載のガス燃料中継設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34507296A JPH10185092A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | ガス燃料中継設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34507296A JPH10185092A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | ガス燃料中継設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10185092A true JPH10185092A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18374098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34507296A Pending JPH10185092A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | ガス燃料中継設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10185092A (ja) |
-
1996
- 1996-12-25 JP JP34507296A patent/JPH10185092A/ja active Pending
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