JPH10185359A - フィン付き熱交換器 - Google Patents
フィン付き熱交換器Info
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- JPH10185359A JPH10185359A JP9269674A JP26967497A JPH10185359A JP H10185359 A JPH10185359 A JP H10185359A JP 9269674 A JP9269674 A JP 9269674A JP 26967497 A JP26967497 A JP 26967497A JP H10185359 A JPH10185359 A JP H10185359A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat transfer
- cut
- heat exchanger
- fin
- refrigerant
- Prior art date
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱交換能力にほとんど寄与しない過冷却域を
削減すると共に、対向流の効果を最大限に引き出し、か
つ伝熱管同士の熱交換を防止して熱交換能力を向上させ
るものである。 【解決手段】 凝縮運転時、冷媒を入り口1,2より2
パスで流入させ、出口近傍の伝熱管5より下流を1パス
とし、また、入り口1,2及び出口6を温度勾配が大き
くなるよう配置し、さらに、フィン分割部Bを設けたも
のである。
削減すると共に、対向流の効果を最大限に引き出し、か
つ伝熱管同士の熱交換を防止して熱交換能力を向上させ
るものである。 【解決手段】 凝縮運転時、冷媒を入り口1,2より2
パスで流入させ、出口近傍の伝熱管5より下流を1パス
とし、また、入り口1,2及び出口6を温度勾配が大き
くなるよう配置し、さらに、フィン分割部Bを設けたも
のである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調機あるいは冷
凍機分野に広く用いられるフィン付き熱交換器に関する
ものである。
凍機分野に広く用いられるフィン付き熱交換器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフィン付き熱交換器は、図11に
示すように凝縮運転時は入り口管1,2から冷媒は2パ
スで流入し、出口管8,9からそれぞれ2パスで流出さ
せることにより、冷媒の流路面積を大きくし冷媒側の圧
力損失を低減させ、高性能化を図っていた。即ち、冷媒
流通抵抗の増大による熱交換能力の低下を抑制するた
め、冷媒は、実線矢印で示すように伝熱管の内部を入口
から出口まで一貫して2経路で流れながら空気と熱交換
する。
示すように凝縮運転時は入り口管1,2から冷媒は2パ
スで流入し、出口管8,9からそれぞれ2パスで流出さ
せることにより、冷媒の流路面積を大きくし冷媒側の圧
力損失を低減させ、高性能化を図っていた。即ち、冷媒
流通抵抗の増大による熱交換能力の低下を抑制するた
め、冷媒は、実線矢印で示すように伝熱管の内部を入口
から出口まで一貫して2経路で流れながら空気と熱交換
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】熱交換器内部の冷媒の
状態は、凝縮運転時、過熱域,気液二相域,過冷却域の
3つに分類されるが、このうち熱交換に最も寄与するの
は冷媒が凝縮潜熱を有する気液二相域である。また、過
冷却も冷凍サイクルの安定性や冷凍効果の増加という観
点から必要不可欠なものであった。
状態は、凝縮運転時、過熱域,気液二相域,過冷却域の
3つに分類されるが、このうち熱交換に最も寄与するの
は冷媒が凝縮潜熱を有する気液二相域である。また、過
冷却も冷凍サイクルの安定性や冷凍効果の増加という観
点から必要不可欠なものであった。
【0004】しかしながら、上記のような図11に示す
2パスの熱交換器では、近年の省エネ推進により熱交換
器内の冷媒の凝縮温度が低下し、熱交換すべき空気との
温度差が非常に小さくなってきたために、過冷却を大き
くとると、熱交換にはほとんど寄与しない過冷却域が熱
交換器内部で大幅に増加し、熱交換器能力が低下すると
いう課題を有していた。
2パスの熱交換器では、近年の省エネ推進により熱交換
器内の冷媒の凝縮温度が低下し、熱交換すべき空気との
温度差が非常に小さくなってきたために、過冷却を大き
くとると、熱交換にはほとんど寄与しない過冷却域が熱
交換器内部で大幅に増加し、熱交換器能力が低下すると
いう課題を有していた。
【0005】更に、上記従来の図11に示すような冷媒
流路を有するフィン付き熱交換器を凝縮器として用いた
とき、特に空調機あるいは冷凍機の成績係数を向上させ
るため、凝縮温度を低めにし、過冷却度を大きくしよう
とすると、冷媒の過冷却域は熱伝達率が二相域より1桁
程低く、空気との温度差も少ないため、伝熱性能が低
く、伝熱管の内部を冷媒が過冷却状態で流れる長さが大
幅に長くなり、フィン付き熱交換器全体の熱交換能力が
大幅に低下するという課題を有していた。
流路を有するフィン付き熱交換器を凝縮器として用いた
とき、特に空調機あるいは冷凍機の成績係数を向上させ
るため、凝縮温度を低めにし、過冷却度を大きくしよう
とすると、冷媒の過冷却域は熱伝達率が二相域より1桁
程低く、空気との温度差も少ないため、伝熱性能が低
く、伝熱管の内部を冷媒が過冷却状態で流れる長さが大
幅に長くなり、フィン付き熱交換器全体の熱交換能力が
大幅に低下するという課題を有していた。
【0006】又、従来のフィン付き熱交換器は熱交換能
力を改善するため、図12に示す特開昭63−1833
91号公報のように、フィン面の表裏両側に複数の切り
起こしを設けたものが用いられていた。しかし、その通
風抵抗が大きいため、熱交換能力をあまり低下させず、
通風抵抗を大幅に低減させて、同一空気動力に対して熱
交換能力を向上させた図13に示す特開平2−2177
92号公報のような、フィン面の片側に複数の切り起こ
しをその幅を列方向に隣接する切り起こしの間の距離の
略1/3としたフィン付き熱交換器も用いられている。
力を改善するため、図12に示す特開昭63−1833
91号公報のように、フィン面の表裏両側に複数の切り
起こしを設けたものが用いられていた。しかし、その通
風抵抗が大きいため、熱交換能力をあまり低下させず、
通風抵抗を大幅に低減させて、同一空気動力に対して熱
交換能力を向上させた図13に示す特開平2−2177
92号公報のような、フィン面の片側に複数の切り起こ
しをその幅を列方向に隣接する切り起こしの間の距離の
略1/3としたフィン付き熱交換器も用いられている。
【0007】すなわち、図13に示すように、フィン1
1に一定間隔でバーリングされたフィンカラー12に伝
熱管13が挿入されており、矢印A方向に空気が流入す
る。
1に一定間隔でバーリングされたフィンカラー12に伝
熱管13が挿入されており、矢印A方向に空気が流入す
る。
【0008】フィン11は、段方向に隣接する2つの伝
熱管13の間にフィン面の片側に3列の切り起こし片1
つの14a、2つの14b、3つの14cからなる切り
起こし群を有する。3列の切り起こし片の列方向の幅W
fは、フィンベース部の列方向の幅Wbの略1/3にな
るよう形成されている。
熱管13の間にフィン面の片側に3列の切り起こし片1
つの14a、2つの14b、3つの14cからなる切り
起こし群を有する。3列の切り起こし片の列方向の幅W
fは、フィンベース部の列方向の幅Wbの略1/3にな
るよう形成されている。
【0009】また、上記従来の図13に示すようなフィ
ンを有するフィン付き熱交換器では、伝熱管を複数列用
い、さらに列方向に隣接するそれぞれの伝熱管の内部を
流れる冷媒の温度差があるとき、例えば少なくともどち
らか一方の伝熱管の内部を流れる冷媒が過冷却液あるい
は過熱ガスの状態であるとき、それぞれの伝熱管の内部
を流れる冷媒間で、広い平面積を有しているフィンベー
スを通して熱伝導により熱交換する。このため、図13
のフィンを2列で用いても、熱交換能力の効果的な向上
はあまりないという課題を有していた。
ンを有するフィン付き熱交換器では、伝熱管を複数列用
い、さらに列方向に隣接するそれぞれの伝熱管の内部を
流れる冷媒の温度差があるとき、例えば少なくともどち
らか一方の伝熱管の内部を流れる冷媒が過冷却液あるい
は過熱ガスの状態であるとき、それぞれの伝熱管の内部
を流れる冷媒間で、広い平面積を有しているフィンベー
スを通して熱伝導により熱交換する。このため、図13
のフィンを2列で用いても、熱交換能力の効果的な向上
はあまりないという課題を有していた。
【0010】そこで、本発明は、上記の従来の課題を解
決するために、過冷却を大きくとりながらも、熱交換能
力にほとんど寄与しない過冷却域を減少させ、熱交換能
力に寄与する気液二相域を増加させることにより、熱交
換能力を大きく向上させたフィン付き熱交換器を提供す
ることを目的とするものである。本発明は、又、凝縮温
度を低くし、過冷却度を大きくしても熱交換能力を下げ
ず、また複数列で用いても列方向に隣接するそれぞれの
伝熱管の内部を流れる冷媒間で、フィンベースを通して
熱伝導するのを抑制し、複数列での熱交換能力を効果的
に向上させるフィン付き熱交換器を提供することを目的
とする。
決するために、過冷却を大きくとりながらも、熱交換能
力にほとんど寄与しない過冷却域を減少させ、熱交換能
力に寄与する気液二相域を増加させることにより、熱交
換能力を大きく向上させたフィン付き熱交換器を提供す
ることを目的とするものである。本発明は、又、凝縮温
度を低くし、過冷却度を大きくしても熱交換能力を下げ
ず、また複数列で用いても列方向に隣接するそれぞれの
伝熱管の内部を流れる冷媒間で、フィンベースを通して
熱伝導するのを抑制し、複数列での熱交換能力を効果的
に向上させるフィン付き熱交換器を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のフィン付き熱交換器は、伝熱管のパスが凝縮
運転時の冷媒入り口部分が2パスで、出口近傍を1パス
としたものである。
に本発明のフィン付き熱交換器は、伝熱管のパスが凝縮
運転時の冷媒入り口部分が2パスで、出口近傍を1パス
としたものである。
【0012】伝熱管のパスが凝縮運転時の冷媒入り口部
分が2パスで、出口近傍で1パスとすることにより、空
気により冷却されて過冷却状態となった液冷媒が、2パ
スから1パスになることにより、冷媒の流路面積が減少
し、そのため増速され熱伝達率が大きく向上する。その
結果、同一過冷却度において、熱交換にほとんど寄与し
ない過冷却域が減少し、熱交換能力に寄与する気液二相
域を増加させることができる。
分が2パスで、出口近傍で1パスとすることにより、空
気により冷却されて過冷却状態となった液冷媒が、2パ
スから1パスになることにより、冷媒の流路面積が減少
し、そのため増速され熱伝達率が大きく向上する。その
結果、同一過冷却度において、熱交換にほとんど寄与し
ない過冷却域が減少し、熱交換能力に寄与する気液二相
域を増加させることができる。
【0013】また本発明は、1パスの部分を空気の流入
方向に対し、上流側に設けることにより、凝縮運転時過
冷却がとれて最も低温となった部分が、空気の流入方向
に対し上流側に配置されることになり、パスを対向流的
に構成したことで、冷媒の温度勾配が大きくなり、その
効果が大きく向上する。
方向に対し、上流側に設けることにより、凝縮運転時過
冷却がとれて最も低温となった部分が、空気の流入方向
に対し上流側に配置されることになり、パスを対向流的
に構成したことで、冷媒の温度勾配が大きくなり、その
効果が大きく向上する。
【0014】また本発明は、凝縮運転時、冷媒の熱交換
器入り口となる2本の伝熱管を空気の流入方向に対し下
流側に設けることにより、凝縮運転時最も高温となる過
熱状態の冷媒を、空気の流入方向に対し下流側に配置す
ることになり、パスを対向流的に構成したことで、冷媒
の温度勾配が大きくなりその効果が大きく向上する。
器入り口となる2本の伝熱管を空気の流入方向に対し下
流側に設けることにより、凝縮運転時最も高温となる過
熱状態の冷媒を、空気の流入方向に対し下流側に配置す
ることになり、パスを対向流的に構成したことで、冷媒
の温度勾配が大きくなりその効果が大きく向上する。
【0015】また本発明は、凝縮運転時、冷媒の熱交換
器入り口となる2本の伝熱管を空気の流入方向に対し下
流側に設け、出口1パス部分を入り口部分と隣接してそ
の上流側に設けることにより、冷媒の温度の最も高い所
と低い所を隣接して配置することにより、パスを対向流
的に構成したことで、冷媒の温度勾配が大きくなりその
効果が大きく向上する。
器入り口となる2本の伝熱管を空気の流入方向に対し下
流側に設け、出口1パス部分を入り口部分と隣接してそ
の上流側に設けることにより、冷媒の温度の最も高い所
と低い所を隣接して配置することにより、パスを対向流
的に構成したことで、冷媒の温度勾配が大きくなりその
効果が大きく向上する。
【0016】また本発明は、フィンが上下段方向に略2
分割以上され、出口1パス部の最終出口の伝熱管を、前
記フィンの分割部の端部に設けることにより、熱交換器
内部で最も温度の低い出口管と、段方向に隣接する高温
の伝熱管をフィンを分割して分離することにより、両伝
熱管のフィンを通した熱伝導による熱交換を防止し、熱
交換器内部での損失を低減できる。
分割以上され、出口1パス部の最終出口の伝熱管を、前
記フィンの分割部の端部に設けることにより、熱交換器
内部で最も温度の低い出口管と、段方向に隣接する高温
の伝熱管をフィンを分割して分離することにより、両伝
熱管のフィンを通した熱伝導による熱交換を防止し、熱
交換器内部での損失を低減できる。
【0017】更に、段方向に隣接する伝熱管の間のフィ
ンの表面の片側に主たる複数の切り起こしを設け、切り
起こしの列方向の幅を列方向に隣接する互いの切り起こ
しの間の距離の略1/3〜1/2にし、フィンを段の間
で少なくとも一箇所で分割し、伝熱管を連通して内部に
冷媒が通過する構成にし、凝縮器として使用するとき、
伝熱管の全本数の5%〜30%の割合の冷媒の最終出口
を含む出口寄りの伝熱管を冷媒流路数1で構成し、他の
伝熱管の冷媒流路数を2で構成し、冷媒流路数を1で構
成した冷媒の最終出口を含む出口寄りの伝熱管を空気の
最も風上の列に配置し、冷媒の最終出口の伝熱管をフィ
ンのいずれかの段間分割個所の端部の段に配置し、冷媒
の入口の2本の伝熱管を、冷媒流路数を1で構成した冷
媒の最終出口を含む出口寄りの伝熱管の空気の風下ある
いは風下近傍の段の最も風下の列に配置し、少なくとも
冷媒が過冷却液あるいは過熱ガスの状態で内部を通過す
る伝熱管及びその伝熱管と列方向に隣接する伝熱管の間
の中央部近傍のフィンの表面に断熱手段を設けたもの
で、この構成によれば、過冷却液状態の冷媒が内部を流
れる伝熱管の冷媒流路数を1とするので、凝縮温度を低
くし、過冷却度を大きくしても、冷媒流通抵抗をあまり
上げずに、熱伝達率を大幅に向上させることができ、段
間分割個所の端部の段に配置した冷媒の最終出口の伝熱
管から段方向に隣接する伝熱管へのフィンを通した熱伝
導による熱交換を半減させることができ、内部を過冷却
液状態の冷媒が流れる冷媒流路数を1とした伝熱管を最
も風上に配置し、その風下あるいは風下近傍の段の最も
下流の列に、内部を過熱ガス状態の冷媒が流れる冷媒入
口の2本の伝熱管を配置したので、対向流的な効果によ
り熱交換能力を向上させることができ、列方向に隣接す
る伝熱管の間の中央部近傍のフィン部に設けた断熱手段
により、それぞれの伝熱管の内部を流れる冷媒間で、フ
ィンベースを通して熱伝導するのを抑制し、複数列での
熱交換能力を向上させることができる。
ンの表面の片側に主たる複数の切り起こしを設け、切り
起こしの列方向の幅を列方向に隣接する互いの切り起こ
しの間の距離の略1/3〜1/2にし、フィンを段の間
で少なくとも一箇所で分割し、伝熱管を連通して内部に
冷媒が通過する構成にし、凝縮器として使用するとき、
伝熱管の全本数の5%〜30%の割合の冷媒の最終出口
を含む出口寄りの伝熱管を冷媒流路数1で構成し、他の
伝熱管の冷媒流路数を2で構成し、冷媒流路数を1で構
成した冷媒の最終出口を含む出口寄りの伝熱管を空気の
最も風上の列に配置し、冷媒の最終出口の伝熱管をフィ
ンのいずれかの段間分割個所の端部の段に配置し、冷媒
の入口の2本の伝熱管を、冷媒流路数を1で構成した冷
媒の最終出口を含む出口寄りの伝熱管の空気の風下ある
いは風下近傍の段の最も風下の列に配置し、少なくとも
冷媒が過冷却液あるいは過熱ガスの状態で内部を通過す
る伝熱管及びその伝熱管と列方向に隣接する伝熱管の間
の中央部近傍のフィンの表面に断熱手段を設けたもの
で、この構成によれば、過冷却液状態の冷媒が内部を流
れる伝熱管の冷媒流路数を1とするので、凝縮温度を低
くし、過冷却度を大きくしても、冷媒流通抵抗をあまり
上げずに、熱伝達率を大幅に向上させることができ、段
間分割個所の端部の段に配置した冷媒の最終出口の伝熱
管から段方向に隣接する伝熱管へのフィンを通した熱伝
導による熱交換を半減させることができ、内部を過冷却
液状態の冷媒が流れる冷媒流路数を1とした伝熱管を最
も風上に配置し、その風下あるいは風下近傍の段の最も
下流の列に、内部を過熱ガス状態の冷媒が流れる冷媒入
口の2本の伝熱管を配置したので、対向流的な効果によ
り熱交換能力を向上させることができ、列方向に隣接す
る伝熱管の間の中央部近傍のフィン部に設けた断熱手段
により、それぞれの伝熱管の内部を流れる冷媒間で、フ
ィンベースを通して熱伝導するのを抑制し、複数列での
熱交換能力を向上させることができる。
【0018】又、少なくとも冷媒が過冷却液あるいは過
熱ガスの状態で内部を通過する伝熱管及びその伝熱管と
列方向に隣接する伝熱管の間の中央部近傍のフィンの表
面に設ける断熱手段として、段方向に長い切断部を設け
たもので、この構成によれば、列方向に隣接する伝熱管
の内部を流れる冷媒間で、フィンベースを通して熱伝導
するのを抑制することができると共に、切断部の温度境
界層前縁効果により伝熱性能を向上させることができ
る。
熱ガスの状態で内部を通過する伝熱管及びその伝熱管と
列方向に隣接する伝熱管の間の中央部近傍のフィンの表
面に設ける断熱手段として、段方向に長い切断部を設け
たもので、この構成によれば、列方向に隣接する伝熱管
の内部を流れる冷媒間で、フィンベースを通して熱伝導
するのを抑制することができると共に、切断部の温度境
界層前縁効果により伝熱性能を向上させることができ
る。
【0019】更に、その切断部の段方向の長さを、伝熱
管の直径以上で段ピッチの略6倍以下としたもので、こ
の構成によれば、列方向に隣接する伝熱管の内部を流れ
る冷媒間で、フィンベースを通して熱伝導するのを有効
に抑制することができる。
管の直径以上で段ピッチの略6倍以下としたもので、こ
の構成によれば、列方向に隣接する伝熱管の内部を流れ
る冷媒間で、フィンベースを通して熱伝導するのを有効
に抑制することができる。
【0020】又、その切断部の端部を、冷媒の最終出口
の伝熱管を配置したフィンのいずれかの段間分割個所の
端部近傍に設けたもので、この構成によれば、最も温度
の低い冷媒の最終出口の伝熱管及びそれに列方向に隣接
する伝熱管の間に切断部が必ず存在するので、フィンベ
ースを通した熱伝導を最も有効に抑制することができ
る。
の伝熱管を配置したフィンのいずれかの段間分割個所の
端部近傍に設けたもので、この構成によれば、最も温度
の低い冷媒の最終出口の伝熱管及びそれに列方向に隣接
する伝熱管の間に切断部が必ず存在するので、フィンベ
ースを通した熱伝導を最も有効に抑制することができ
る。
【0021】切断部を、非切断部を経て段方向に複数連
続させた構成によれば、切断部の温度境界層前縁効果に
より伝熱性能をさらに向上させることができる。
続させた構成によれば、切断部の温度境界層前縁効果に
より伝熱性能をさらに向上させることができる。
【0022】切断部を、非切断部を経て段方向に全段連
続させた構成によれば、切断部の温度境界層前縁効果に
より伝熱性能をさらに向上させることができる。
続させた構成によれば、切断部の温度境界層前縁効果に
より伝熱性能をさらに向上させることができる。
【0023】その非切断部の長さを伝熱管の直径の略1
/2以下とした構成によれば、非切断部を通して列方向
に隣接する伝熱管の内部を流れる冷媒間で熱伝導し、熱
交換能力が低下するのを抑制することができる。
/2以下とした構成によれば、非切断部を通して列方向
に隣接する伝熱管の内部を流れる冷媒間で熱伝導し、熱
交換能力が低下するのを抑制することができる。
【0024】切断部の段方向の長さ及び非切断部の長さ
をそれぞれ主として一定にし、フィン付き熱交換器の段
方向の全長を切断部の段方向の長さ及び非切断部の長さ
の和で除したとき、整数で割り切れず余数が生じる場合
には、その余数に相当する長さだけ一箇所の切断部の段
方向の長さを長くした構成によれば、一定長さの切断部
の金型を繰り返し使ってフィンを加工する場合も、一箇
所だけ段方向に余数に相当する長さだけずらして2度打
ちして非切断部をなくし他より長い切断部を形成するこ
とにより、切断部を、非切断部を経て段方向に全段連続
させたフィン付き熱交換器を容易に得ることができる。
をそれぞれ主として一定にし、フィン付き熱交換器の段
方向の全長を切断部の段方向の長さ及び非切断部の長さ
の和で除したとき、整数で割り切れず余数が生じる場合
には、その余数に相当する長さだけ一箇所の切断部の段
方向の長さを長くした構成によれば、一定長さの切断部
の金型を繰り返し使ってフィンを加工する場合も、一箇
所だけ段方向に余数に相当する長さだけずらして2度打
ちして非切断部をなくし他より長い切断部を形成するこ
とにより、切断部を、非切断部を経て段方向に全段連続
させたフィン付き熱交換器を容易に得ることができる。
【0025】段方向の長さを長くした切断部を、冷媒流
路数を1で構成した冷媒の最終出口を含む出口寄りの伝
熱管の近傍の空気の風下に設けた構成によれば、過冷却
液状態の冷媒が内部を流れる伝熱管及び列方向に隣接す
る伝熱管を有効に断熱することができる。
路数を1で構成した冷媒の最終出口を含む出口寄りの伝
熱管の近傍の空気の風下に設けた構成によれば、過冷却
液状態の冷媒が内部を流れる伝熱管及び列方向に隣接す
る伝熱管を有効に断熱することができる。
【0026】断熱手段として、フィンを段方向に全長に
わたって列間分断した構成によれば、列方向に隣接する
伝熱管の内部を流れる冷媒間で、フィンベースを通して
熱伝導するのを抑制することができると共に、温度境界
層前縁効果により伝熱性能を向上させることができる。
わたって列間分断した構成によれば、列方向に隣接する
伝熱管の内部を流れる冷媒間で、フィンベースを通して
熱伝導するのを抑制することができると共に、温度境界
層前縁効果により伝熱性能を向上させることができる。
【0027】断熱手段として、主たる複数の切り起こし
が切り起こされている面と同じ側に、主たる複数の切り
起こしと同じ幅の切り起こしを設けた構成によれば、列
方向に隣接する伝熱管の内部を流れる冷媒間で、フィン
ベースを通して熱伝導するのを抑制することができると
共に、切り起こしの温度境界層前縁効果により伝熱性能
を向上させることができ、すべての切り起こしを同じ側
に設けるので、金型の保守管理が容易である。
が切り起こされている面と同じ側に、主たる複数の切り
起こしと同じ幅の切り起こしを設けた構成によれば、列
方向に隣接する伝熱管の内部を流れる冷媒間で、フィン
ベースを通して熱伝導するのを抑制することができると
共に、切り起こしの温度境界層前縁効果により伝熱性能
を向上させることができ、すべての切り起こしを同じ側
に設けるので、金型の保守管理が容易である。
【0028】断熱手段として、主たる複数の切り起こし
が切り起こされている面と反対側に、主たる複数の切り
起こしと同じ幅の切り起こしを設けた構成によれば、列
方向に隣接する伝熱管の内部を流れる冷媒間で、フィン
ベースを通して熱伝導するのを抑制することができると
共に、切り起こしの温度境界層前縁効果により伝熱性能
を向上させることができ、またその金型は、複数の切り
起こしを表裏交互に設けたものを容易に改造することに
より得ることができる。
が切り起こされている面と反対側に、主たる複数の切り
起こしと同じ幅の切り起こしを設けた構成によれば、列
方向に隣接する伝熱管の内部を流れる冷媒間で、フィン
ベースを通して熱伝導するのを抑制することができると
共に、切り起こしの温度境界層前縁効果により伝熱性能
を向上させることができ、またその金型は、複数の切り
起こしを表裏交互に設けたものを容易に改造することに
より得ることができる。
【0029】断熱手段として、主たる複数の切り起こし
が切り起こされているのと反対側に、主たる複数の切り
起こしと同じ幅の切り起こしを設けると共に、列方向に
隣接する主たる複数の切り起こしの間の中央に、主たる
複数の切り起こしが切り起こされている面と反対側に、
すなわち表裏交互に主たる複数の切り起こしと同じ幅の
複数の切り起こしを設けた構成によれば、列方向に隣接
する伝熱管の内部を流れる冷媒間で、フィンベースを通
して熱伝導するのを抑制することができると共に、表裏
交互に設けた複数の切り起こしの温度境界層前縁効果に
より伝熱性能を向上させることができる。
が切り起こされているのと反対側に、主たる複数の切り
起こしと同じ幅の切り起こしを設けると共に、列方向に
隣接する主たる複数の切り起こしの間の中央に、主たる
複数の切り起こしが切り起こされている面と反対側に、
すなわち表裏交互に主たる複数の切り起こしと同じ幅の
複数の切り起こしを設けた構成によれば、列方向に隣接
する伝熱管の内部を流れる冷媒間で、フィンベースを通
して熱伝導するのを抑制することができると共に、表裏
交互に設けた複数の切り起こしの温度境界層前縁効果に
より伝熱性能を向上させることができる。
【0030】切り起こしの高さをフィンピッチの略1/
2〜略2/3とした構成によれば、フィン間での空気の
速度分布が均質で、通風抵抗の上昇を少なくすることが
できる。
2〜略2/3とした構成によれば、フィン間での空気の
速度分布が均質で、通風抵抗の上昇を少なくすることが
できる。
【0031】各切り起こしの数を、段方向に隣接する伝
熱管の中心を結ぶ直線からの距離の近いものから順にn
1、n2、n3、・・・としたとき、n1≦n2≦n3
≦・・・となるようにした構成によれば、風下での局所
的な速度分布が生じにくくなり、送風騒音の上昇を少な
くできる。
熱管の中心を結ぶ直線からの距離の近いものから順にn
1、n2、n3、・・・としたとき、n1≦n2≦n3
≦・・・となるようにした構成によれば、風下での局所
的な速度分布が生じにくくなり、送風騒音の上昇を少な
くできる。
【0032】切り起こしの伝熱管近傍側の立ち上がり部
を概略伝熱管の外周に沿う方向と位置に形成した構成に
よれば、伝熱管後流に発生する止水域を減少させ、有効
伝熱面積を大きくすることができると共に、伝熱管から
切り起こしの立ち上がりまでの距離が短いのでフィン効
率が高く、各切り起こしの長さの合計が長いので温度境
界層前縁効果の大きい部分をより多く確保でき、伝熱性
能を大きくすることができる。
を概略伝熱管の外周に沿う方向と位置に形成した構成に
よれば、伝熱管後流に発生する止水域を減少させ、有効
伝熱面積を大きくすることができると共に、伝熱管から
切り起こしの立ち上がりまでの距離が短いのでフィン効
率が高く、各切り起こしの長さの合計が長いので温度境
界層前縁効果の大きい部分をより多く確保でき、伝熱性
能を大きくすることができる。
【0033】切り起こしの伝熱管近傍でない側の立ち上
がり部をフィン間を流れる空気の主流方向に概略沿う方
法に形成した構成によれば、気流の整流効果を有し、通
風抵抗をあまり増大させず、送風騒音の上昇を少なくす
ることができる。
がり部をフィン間を流れる空気の主流方向に概略沿う方
法に形成した構成によれば、気流の整流効果を有し、通
風抵抗をあまり増大させず、送風騒音の上昇を少なくす
ることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の各実施形態にか
かるフィン付き熱交換器について図面を参照して説明す
る。
かるフィン付き熱交換器について図面を参照して説明す
る。
【0035】図1は、本発明の第1実施形態にかかるフ
ィン付き熱交換器の構成を示す。凝縮運転時、冷媒は入
り口管1,2からそれぞれ2パスで流入し、実線矢印に
示す如く流れ、伝熱管3,4を通過した地点10の近傍
で合流し伝熱管5から下流は1パスで流れ、最終的には
出口管6から流出する。
ィン付き熱交換器の構成を示す。凝縮運転時、冷媒は入
り口管1,2からそれぞれ2パスで流入し、実線矢印に
示す如く流れ、伝熱管3,4を通過した地点10の近傍
で合流し伝熱管5から下流は1パスで流れ、最終的には
出口管6から流出する。
【0036】また、伝熱管5から出口管6に至るまでの
1パスの部分は、空気の流入方向Aに対し上流側に設け
てある。出口近傍の1パスの伝熱管は全伝熱管の5〜3
0を占めるのが望ましい。
1パスの部分は、空気の流入方向Aに対し上流側に設け
てある。出口近傍の1パスの伝熱管は全伝熱管の5〜3
0を占めるのが望ましい。
【0037】また、凝縮運転時の入り口である入り口管
1,2を空気の流入方向Aに対し、下流側に設けてあ
る。
1,2を空気の流入方向Aに対し、下流側に設けてあ
る。
【0038】また、凝縮運転時の入り口である入り口管
1,2を空気の流入方向Aに対し下流側に設け、伝熱管
5から出口管6に至るまでの1パスの部分を熱交換器の
列方向に隣接して空気の流入方向Aに対して上流側に設
けてある。
1,2を空気の流入方向Aに対し下流側に設け、伝熱管
5から出口管6に至るまでの1パスの部分を熱交換器の
列方向に隣接して空気の流入方向Aに対して上流側に設
けてある。
【0039】また、フィン7が分割個所Bで上下段方向
にフィン部分7aと7bに分割されており、1パス部分
の最終出口である出口管6がフィン7の分割個所Bの端
部に設けられている。
にフィン部分7aと7bに分割されており、1パス部分
の最終出口である出口管6がフィン7の分割個所Bの端
部に設けられている。
【0040】上記構成によれば、 (1)凝縮運転時、冷媒を入り口1,2よりそれぞれ2
パスで流入させ、伝熱管3,4を通過した地点10の近
傍で合流し、伝熱管5から下流は1パスで流れ最終的に
出口管6から流出する。このように凝縮運転時の冷媒出
口近傍で1パスとすることにより、空気により冷却され
て過冷却状態となった液冷媒が、2パスから1パスにな
るために冷媒の流路面積が減少し、その結果冷媒の速度
が増速されて熱伝達率が大きく向上し、同一過冷却度に
おいて、熱交換にほとんど寄与しない過冷却域が減少す
る。これにより熱交換能力に寄与する気液二相域を増や
すことが可能となり、熱交換能力を大きく向上させるこ
とができる。
パスで流入させ、伝熱管3,4を通過した地点10の近
傍で合流し、伝熱管5から下流は1パスで流れ最終的に
出口管6から流出する。このように凝縮運転時の冷媒出
口近傍で1パスとすることにより、空気により冷却され
て過冷却状態となった液冷媒が、2パスから1パスにな
るために冷媒の流路面積が減少し、その結果冷媒の速度
が増速されて熱伝達率が大きく向上し、同一過冷却度に
おいて、熱交換にほとんど寄与しない過冷却域が減少す
る。これにより熱交換能力に寄与する気液二相域を増や
すことが可能となり、熱交換能力を大きく向上させるこ
とができる。
【0041】(2)伝熱管5から出口管6までの1パス
の部分を空気の流入方向Aに対し、上流側に設けること
により、凝縮運転時過冷却によって低温となった部分が
空気の流入方向Aに対し、上流側に配置されることにな
り、パスを対向流的に構成した場合、冷媒の温度勾配が
大きくなりその効果が大きく向上する。
の部分を空気の流入方向Aに対し、上流側に設けること
により、凝縮運転時過冷却によって低温となった部分が
空気の流入方向Aに対し、上流側に配置されることにな
り、パスを対向流的に構成した場合、冷媒の温度勾配が
大きくなりその効果が大きく向上する。
【0042】(3)凝縮運転時、冷媒の熱交換器入り口
となる2本の伝熱管を空気の流入方向に対し下流側に設
けることにより、凝縮運転時最も高温となる過熱状態の
冷媒を空気の流入方向に対し、下流側に配置することに
なり、パスを対向流的に構成した場合、冷媒の温度勾配
が大きくなってその効果が大きく向上する。
となる2本の伝熱管を空気の流入方向に対し下流側に設
けることにより、凝縮運転時最も高温となる過熱状態の
冷媒を空気の流入方向に対し、下流側に配置することに
なり、パスを対向流的に構成した場合、冷媒の温度勾配
が大きくなってその効果が大きく向上する。
【0043】(4)凝縮運転時、冷媒の熱交換器入り口
である入り口管1,2を空気の流入方向Aに対し下流側
に設け、出口1パス部分すなわち伝熱管5から出口管6
を入り口管1,2と隣接してその上流側に設けることに
より、冷媒の温度の最も高い所と低い所を隣接させて配
置することにより、パスを対向流的に構成した場合、冷
媒の温度勾配が大きくなり、その効果が大きく向上す
る。
である入り口管1,2を空気の流入方向Aに対し下流側
に設け、出口1パス部分すなわち伝熱管5から出口管6
を入り口管1,2と隣接してその上流側に設けることに
より、冷媒の温度の最も高い所と低い所を隣接させて配
置することにより、パスを対向流的に構成した場合、冷
媒の温度勾配が大きくなり、その効果が大きく向上す
る。
【0044】(5)フィン7が分割個所Bで上下段方向
に2分割され、出口1パス部の最終出口である出口管6
を、前記フィンの分割部Bの端部に設けることにより、
熱交換器内部で最も温度の低い出口管6と、段方向に隣
接する高温の伝熱管3をフィン7を分割して分離するこ
とにより、両伝熱管の熱伝導による熱交換を防止するこ
とにより、熱交換器内部での損失を低減し伝熱性能が大
きく向上する。
に2分割され、出口1パス部の最終出口である出口管6
を、前記フィンの分割部Bの端部に設けることにより、
熱交換器内部で最も温度の低い出口管6と、段方向に隣
接する高温の伝熱管3をフィン7を分割して分離するこ
とにより、両伝熱管の熱伝導による熱交換を防止するこ
とにより、熱交換器内部での損失を低減し伝熱性能が大
きく向上する。
【0045】以下に、本発明の第2乃至第6実施形態に
かかるフィン付き熱交換器について図面を参照して説明
する。
かかるフィン付き熱交換器について図面を参照して説明
する。
【0046】まず、本発明の第2乃至第6実施形態に共
通の構成を図9及び図10を用いて説明する。図9
(A)は、本発明の第2乃至第6実施形態にかかるフィ
ン付き熱交換器に共通のフィンの構成を示す平面図、
(B)は図9(A)のIXB−IXB線に沿う詳細断面図で
ある。
通の構成を図9及び図10を用いて説明する。図9
(A)は、本発明の第2乃至第6実施形態にかかるフィ
ン付き熱交換器に共通のフィンの構成を示す平面図、
(B)は図9(A)のIXB−IXB線に沿う詳細断面図で
ある。
【0047】図9に示すように、フィン11に一定間隔
でバーリングされたフィンカラー12に伝熱管13が挿
入され、矢印A方向に空気が流入する。フィン11は、
段方向に隣接する2つの伝熱管13の間に、フィン11
の表面に対してどれも同じ側に、例えばフィンカラー1
2と反対側に3列の切り起こしすなわち、1つの切り起
こし24a、1つの切り起こし24b、2つの切り起こ
し24cからなる切り起こし群を有する。3列の切り起
こしの列方向の幅Wfは、フィンベース部の列方向の幅
Wbの略1/3〜1/2になるよう形成されている。切
り起こし24a、24b、24cの高さhはフィンピッ
チPfの略1/2〜略2/3に形成されている。切り起
こし24a、24b、24cの伝熱管13近傍の立ち上
がり部25a、25b、25cは、伝熱管13の外周に
概略沿う方向と位置に配置されている。切り起こし24
cの伝熱管13近傍側でない側の立ち上がり部25d
は、空気の主流方向に概略沿う方向に形成されている。
でバーリングされたフィンカラー12に伝熱管13が挿
入され、矢印A方向に空気が流入する。フィン11は、
段方向に隣接する2つの伝熱管13の間に、フィン11
の表面に対してどれも同じ側に、例えばフィンカラー1
2と反対側に3列の切り起こしすなわち、1つの切り起
こし24a、1つの切り起こし24b、2つの切り起こ
し24cからなる切り起こし群を有する。3列の切り起
こしの列方向の幅Wfは、フィンベース部の列方向の幅
Wbの略1/3〜1/2になるよう形成されている。切
り起こし24a、24b、24cの高さhはフィンピッ
チPfの略1/2〜略2/3に形成されている。切り起
こし24a、24b、24cの伝熱管13近傍の立ち上
がり部25a、25b、25cは、伝熱管13の外周に
概略沿う方向と位置に配置されている。切り起こし24
cの伝熱管13近傍側でない側の立ち上がり部25d
は、空気の主流方向に概略沿う方向に形成されている。
【0048】図10は、本発明の第2乃至第6実施形態
にかかるフィン付き熱交換器に共通の冷媒流路の構成を
示す正面図である。
にかかるフィン付き熱交換器に共通の冷媒流路の構成を
示す正面図である。
【0049】図10に示すように、フィン11が分割個
所Bでフィン部分11aと11bに分割された2列15
段フィン付き熱交換器を凝縮器として使用するとき、過
熱ガス状態の冷媒は入口の風下の列の伝熱管17a、1
8aの2つの流路から流入し、実線矢印に示すように熱
交換しながら流れ、ほぼ過冷却がとれ始める伝熱管17
b、18bを通過したところで合流し1つの冷媒流路と
なり、風上の列の伝熱管19aから19b、19cとさ
らに冷却されながら流れ、最終出口の伝熱管19dから
流出する。
所Bでフィン部分11aと11bに分割された2列15
段フィン付き熱交換器を凝縮器として使用するとき、過
熱ガス状態の冷媒は入口の風下の列の伝熱管17a、1
8aの2つの流路から流入し、実線矢印に示すように熱
交換しながら流れ、ほぼ過冷却がとれ始める伝熱管17
b、18bを通過したところで合流し1つの冷媒流路と
なり、風上の列の伝熱管19aから19b、19cとさ
らに冷却されながら流れ、最終出口の伝熱管19dから
流出する。
【0050】すなわち全伝熱管30本のうち、冷媒の最
終出口を含む出口寄りの伝熱管19a〜19dの4本の
伝熱管は冷媒流路数1で構成され、他の伝熱管の冷媒流
路数は2で構成されている。
終出口を含む出口寄りの伝熱管19a〜19dの4本の
伝熱管は冷媒流路数1で構成され、他の伝熱管の冷媒流
路数は2で構成されている。
【0051】冷媒の最終出口を含む出口寄りの伝熱管1
9a〜19dは風上の列に配置され、冷媒の最終出口の
伝熱管19dはフィンの段間分割個所Bの端部の段に配
置されている。
9a〜19dは風上の列に配置され、冷媒の最終出口の
伝熱管19dはフィンの段間分割個所Bの端部の段に配
置されている。
【0052】冷媒の入口の2本の伝熱管17a、18a
は伝熱管19a〜19dの風下の段、列に配置されてい
る。
は伝熱管19a〜19dの風下の段、列に配置されてい
る。
【0053】本発明の第2実施形態にかかるフィン付き
熱交換器を図2を用いて説明する。
熱交換器を図2を用いて説明する。
【0054】図2は、本発明の第2実施形態にかかるフ
ィン付き熱交換器のフィンの平面図である。
ィン付き熱交換器のフィンの平面図である。
【0055】幅のほとんどない切り込みあるいは幅が若
干ある切り抜き31、33は、列方向に隣接する伝熱管
13の間の中央部近傍のフィン表面に段方向に長く設け
られたもので、その長さは伝熱管の直径以上で段ピッチ
の略5倍乃至6倍以下に形成されている。切断部31、
33は非切断部32を経て段方向に複数連続して、本実
施形態では全段連続して設けられている。
干ある切り抜き31、33は、列方向に隣接する伝熱管
13の間の中央部近傍のフィン表面に段方向に長く設け
られたもので、その長さは伝熱管の直径以上で段ピッチ
の略5倍乃至6倍以下に形成されている。切断部31、
33は非切断部32を経て段方向に複数連続して、本実
施形態では全段連続して設けられている。
【0056】具体的には本実施形態ではその長さと非切
断部32の長さの和が段ピッチの2倍の切断部31が、
主として形成され、15段を2で割った余数1段に相当
する長さだけ切断部31より長くした切断部33が一箇
所だけ形成されている。すなわち切断部33の長さと非
切断部32の長さの和は段ピッチの3倍である。
断部32の長さの和が段ピッチの2倍の切断部31が、
主として形成され、15段を2で割った余数1段に相当
する長さだけ切断部31より長くした切断部33が一箇
所だけ形成されている。すなわち切断部33の長さと非
切断部32の長さの和は段ピッチの3倍である。
【0057】切断部33の端部34は、冷媒の最終出口
の伝熱管19dを配置したフィンの段間分割個所の端部
Bの近傍に設けられている。
の伝熱管19dを配置したフィンの段間分割個所の端部
Bの近傍に設けられている。
【0058】切断部31より長い切断部33は、冷媒流
路数を1で構成した冷媒の最終出口を含む出口よりの伝
熱管19a〜19dの風下に設けられている。
路数を1で構成した冷媒の最終出口を含む出口よりの伝
熱管19a〜19dの風下に設けられている。
【0059】本発明の第3実施形態にかかるフィン付き
熱交換器を図3を用いて説明する。
熱交換器を図3を用いて説明する。
【0060】図3は、本発明の第3実施形態にかかるフ
ィン付き熱交換器のフィンの平面図である。
ィン付き熱交換器のフィンの平面図である。
【0061】フィンは段方向に全長にわたって列間35
で分断されている。
で分断されている。
【0062】本発明の第4及び第5実施形態にかかるフ
ィン付き熱交換器を図4乃至図6を用いて説明する。
ィン付き熱交換器を図4乃至図6を用いて説明する。
【0063】図4は、本発明の第4及び第5実施形態に
かかるフィン付き熱交換器のフィンの平面図、図5
(A)は本発明の第4実施形態にかかるフィン付き熱交
換器のフィンの詳細平面図、図5(B)は図5(A)の
VB−VB線に沿う断面図、図6(A)は本発明の第5実
施形態にかかるフィン付き熱交換器のフィンの詳細平面
図、図6(B)は図6(A)のVIB−VIB線に沿う断面
図である。
かかるフィン付き熱交換器のフィンの平面図、図5
(A)は本発明の第4実施形態にかかるフィン付き熱交
換器のフィンの詳細平面図、図5(B)は図5(A)の
VB−VB線に沿う断面図、図6(A)は本発明の第5実
施形態にかかるフィン付き熱交換器のフィンの詳細平面
図、図6(B)は図6(A)のVIB−VIB線に沿う断面
図である。
【0064】まず第4実施形態にかかるフィン付き熱交
換器について説明する。その高さhがフィンピッチの略
1/2〜略2/3の2つの切り起こし36は、冷媒が過
冷却液あるいは過熱ガスの状態で内部を通過する伝熱管
13と列方向に隣接する伝熱管13の間の中央部近傍の
フィン11の表面に、主たる複数の切り起こし24a、
24b、24cが切り起こされているのと同じ側に、切
り起こし24a、24b、24cと同じ幅Wfで設けら
れたものである。切り起こし36の伝熱管13近傍側の
立ち上がり部37cは、伝熱管13の外周に概略沿う方
向と位置に配置されている。切り起こし36の伝熱管1
3近傍側でない側の立ち上がり部37dは、空気の主流
方向に概略沿う方向に形成されている。
換器について説明する。その高さhがフィンピッチの略
1/2〜略2/3の2つの切り起こし36は、冷媒が過
冷却液あるいは過熱ガスの状態で内部を通過する伝熱管
13と列方向に隣接する伝熱管13の間の中央部近傍の
フィン11の表面に、主たる複数の切り起こし24a、
24b、24cが切り起こされているのと同じ側に、切
り起こし24a、24b、24cと同じ幅Wfで設けら
れたものである。切り起こし36の伝熱管13近傍側の
立ち上がり部37cは、伝熱管13の外周に概略沿う方
向と位置に配置されている。切り起こし36の伝熱管1
3近傍側でない側の立ち上がり部37dは、空気の主流
方向に概略沿う方向に形成されている。
【0065】次に第5実施形態にかかるフィン付き熱交
換器について説明する。その高さhがフィンピッチの略
1/2〜略2/3の2つの切り起こし38は、冷媒が過
冷却液あるいは過熱ガスの状態で内部を通過する伝熱管
13と列方向に隣接する伝熱管13の間の中央部近傍の
フィン11の表面に、主たる複数の切り起こし24a、
24b、24cが切り起こされているのと反対側に、切
り起こし24a、24b、24cと同じ幅Wfで設けら
れたものである。切り起こし38の伝熱管13近傍側の
立ち上がり部39cは、伝熱管13の外周に概略沿う方
向と位置に配置されている。切り起こし38の伝熱管1
3近傍側でない側の立ち上がり部39dは、空気の主流
方向に概略沿う方向に形成されている。
換器について説明する。その高さhがフィンピッチの略
1/2〜略2/3の2つの切り起こし38は、冷媒が過
冷却液あるいは過熱ガスの状態で内部を通過する伝熱管
13と列方向に隣接する伝熱管13の間の中央部近傍の
フィン11の表面に、主たる複数の切り起こし24a、
24b、24cが切り起こされているのと反対側に、切
り起こし24a、24b、24cと同じ幅Wfで設けら
れたものである。切り起こし38の伝熱管13近傍側の
立ち上がり部39cは、伝熱管13の外周に概略沿う方
向と位置に配置されている。切り起こし38の伝熱管1
3近傍側でない側の立ち上がり部39dは、空気の主流
方向に概略沿う方向に形成されている。
【0066】本発明の第6実施形態にかかるフィン付き
熱交換器を図7及び図8を用いて説明する。
熱交換器を図7及び図8を用いて説明する。
【0067】図7は、本発明の第6実施形態にかかるフ
ィン付き熱交換器のフィンの平面図、図8(A)は本発
明の第6実施形態にかかるフィン付き熱交換器のフィン
の詳細平面図、図8(B)は図8(A)のVIIIB−VIII
B線に沿う断面図である。
ィン付き熱交換器のフィンの平面図、図8(A)は本発
明の第6実施形態にかかるフィン付き熱交換器のフィン
の詳細平面図、図8(B)は図8(A)のVIIIB−VIII
B線に沿う断面図である。
【0068】その高さhがフィンピッチの略1/2〜略
2/3の1つの切り起こし44a、1つの切り起こし4
4b、2つの切り起こし44cは、冷媒が過冷却液ある
いは過熱ガスの状態で内部を通過する伝熱管13の近傍
のフィン11の表面に、主たる複数の切り起こし24
a、24b、24cが切り起こされているのと反対側
に、切り起こし24a、24b、24cの中央に、すな
わち表裏交互に、切り起こし24a、24b、24cと
同じ幅Wfで設けられたものである。切り起こし44
a、44b、44cの伝熱管13近傍側の立ち上がり部
45a、45b、45cは、伝熱管13の外周に概略沿
う方向と位置に配置されている。切り起こし44cの伝
熱管13近傍側でない側の立ち上がり部45dは、空気
の主流方向に概略沿う方向に形成されている。
2/3の1つの切り起こし44a、1つの切り起こし4
4b、2つの切り起こし44cは、冷媒が過冷却液ある
いは過熱ガスの状態で内部を通過する伝熱管13の近傍
のフィン11の表面に、主たる複数の切り起こし24
a、24b、24cが切り起こされているのと反対側
に、切り起こし24a、24b、24cの中央に、すな
わち表裏交互に、切り起こし24a、24b、24cと
同じ幅Wfで設けられたものである。切り起こし44
a、44b、44cの伝熱管13近傍側の立ち上がり部
45a、45b、45cは、伝熱管13の外周に概略沿
う方向と位置に配置されている。切り起こし44cの伝
熱管13近傍側でない側の立ち上がり部45dは、空気
の主流方向に概略沿う方向に形成されている。
【0069】なお、第4乃至第6実施形態にかかるフィ
ン付き熱交換器のフィン11の表面の切り起こし36、
38、44a、44b、44cは、冷媒が過冷却液ある
いは過熱ガスの状態で内部を通過する伝熱管13の近傍
だけでなくすべての領域で使用することも可能である。
ン付き熱交換器のフィン11の表面の切り起こし36、
38、44a、44b、44cは、冷媒が過冷却液ある
いは過熱ガスの状態で内部を通過する伝熱管13の近傍
だけでなくすべての領域で使用することも可能である。
【0070】上記構成によれば、 (1)段方向に隣接する伝熱管13の間のフィン11の
表面の片側にのみ主たる複数の切り起こし24a、24
b、24cを設け、切り起こし24a、24b、24c
の列方向の幅Wfを列方向に隣接する2つの切り起こし
の間の距離Wbの略1/3〜1/2にし、フィンを段の
間Bで少なくとも一箇所で分割し、伝熱管13を連通し
て内部に冷媒が通過する構成にし、凝縮器として使用す
るとき、伝熱管の全本数の5%〜30%の割合の冷媒の
最終出口を含む出口寄りの伝熱管19a〜19dを冷媒
流路数1で構成し、他の伝熱管の冷媒流路数を2で構成
し、冷媒流路数を1で構成した冷媒の最終出口を含む出
口寄りの伝熱管19a〜19dを空気の最も風上の列に
配置し、冷媒の最終出口の伝熱管19dをフィンのいず
れかの段間分割個所の端部の段に配置し、冷媒の入口の
2本の伝熱管17a、18aを、冷媒流路数を1で構成
した冷媒の最終出口を含む出口寄りの伝熱管19a〜1
9dの空気の風下あるいは風下近傍の段の最も風下の列
に配置し、少なくとも冷媒が過冷却液あるいは過熱ガス
の状態で内部を通過する伝熱管13及びその伝熱管13
と列方向に隣接する伝熱管13の間の中央部近傍のフィ
ン11の表面に断熱手段を設けたもので、この構成によ
れば、過冷却液状態の冷媒が内部を流れる伝熱管の冷媒
流路数を1とするので、凝縮温度を低くし、過冷却度を
大きくしても、冷媒流通抵抗をあまり上げずに、熱伝達
率を大幅に向上させることができ、段間分割個所の端部
Bの段に配置した冷媒の最終出口の伝熱管19dから段
方向に隣接する伝熱管へのフィンを通した熱伝導による
熱交換を半減させることができ、内部を過冷却液状態の
冷媒が流れる冷媒流路数を1とした伝熱管19a〜19
dを最も風上に配置し、その風下あるいは風下近傍の段
の最も下流の列に、内部を過熱ガス状態の冷媒が流れる
冷媒入口の2本の伝熱管17a、18aを配置したの
で、対向流的な効果により熱交換能力を向上させること
ができ、列方向に隣接する伝熱管13の間の中央部近傍
のフィン11部に設けた断熱手段により、それぞれの伝
熱管13の内部を流れる冷媒間で、フィンベースを通し
て熱伝導するのを抑制し、複数列での熱交換能力を向上
させることができる。
表面の片側にのみ主たる複数の切り起こし24a、24
b、24cを設け、切り起こし24a、24b、24c
の列方向の幅Wfを列方向に隣接する2つの切り起こし
の間の距離Wbの略1/3〜1/2にし、フィンを段の
間Bで少なくとも一箇所で分割し、伝熱管13を連通し
て内部に冷媒が通過する構成にし、凝縮器として使用す
るとき、伝熱管の全本数の5%〜30%の割合の冷媒の
最終出口を含む出口寄りの伝熱管19a〜19dを冷媒
流路数1で構成し、他の伝熱管の冷媒流路数を2で構成
し、冷媒流路数を1で構成した冷媒の最終出口を含む出
口寄りの伝熱管19a〜19dを空気の最も風上の列に
配置し、冷媒の最終出口の伝熱管19dをフィンのいず
れかの段間分割個所の端部の段に配置し、冷媒の入口の
2本の伝熱管17a、18aを、冷媒流路数を1で構成
した冷媒の最終出口を含む出口寄りの伝熱管19a〜1
9dの空気の風下あるいは風下近傍の段の最も風下の列
に配置し、少なくとも冷媒が過冷却液あるいは過熱ガス
の状態で内部を通過する伝熱管13及びその伝熱管13
と列方向に隣接する伝熱管13の間の中央部近傍のフィ
ン11の表面に断熱手段を設けたもので、この構成によ
れば、過冷却液状態の冷媒が内部を流れる伝熱管の冷媒
流路数を1とするので、凝縮温度を低くし、過冷却度を
大きくしても、冷媒流通抵抗をあまり上げずに、熱伝達
率を大幅に向上させることができ、段間分割個所の端部
Bの段に配置した冷媒の最終出口の伝熱管19dから段
方向に隣接する伝熱管へのフィンを通した熱伝導による
熱交換を半減させることができ、内部を過冷却液状態の
冷媒が流れる冷媒流路数を1とした伝熱管19a〜19
dを最も風上に配置し、その風下あるいは風下近傍の段
の最も下流の列に、内部を過熱ガス状態の冷媒が流れる
冷媒入口の2本の伝熱管17a、18aを配置したの
で、対向流的な効果により熱交換能力を向上させること
ができ、列方向に隣接する伝熱管13の間の中央部近傍
のフィン11部に設けた断熱手段により、それぞれの伝
熱管13の内部を流れる冷媒間で、フィンベースを通し
て熱伝導するのを抑制し、複数列での熱交換能力を向上
させることができる。
【0071】(2)断熱手段として、段方向に長い切断
部31、33を設けたもので、この構成によれば、列方
向に隣接する伝熱管の内部13を流れる冷媒間で、フィ
ンベースを通して熱伝導するのを抑制すると共に、切断
部31、33の温度境界層前縁効果により伝熱性能を向
上させることができる。
部31、33を設けたもので、この構成によれば、列方
向に隣接する伝熱管の内部13を流れる冷媒間で、フィ
ンベースを通して熱伝導するのを抑制すると共に、切断
部31、33の温度境界層前縁効果により伝熱性能を向
上させることができる。
【0072】(3)切断部31、33の段方向の長さ
を、伝熱管の直径以上で段ピッチの略5倍乃至6倍以下
としたもので、この構成によれば、列方向に隣接する伝
熱管13の内部を流れる冷媒間で、フィンベースを通し
て熱伝導するのを有効に抑制することができる。
を、伝熱管の直径以上で段ピッチの略5倍乃至6倍以下
としたもので、この構成によれば、列方向に隣接する伝
熱管13の内部を流れる冷媒間で、フィンベースを通し
て熱伝導するのを有効に抑制することができる。
【0073】(4)切断部33の端部34を、冷媒の最
終出口の伝熱管19dを配置したフィン11のいずれか
の段間分割個所Bの近傍に設けたもので、この構成によ
れば、最も温度の低い冷媒の最終出口の伝熱管19d及
びそれに列方向に隣接する伝熱管13の間に切断部3
1、33が必ず存在するので、フィンベースを通した熱
伝導を最も有効に抑制することができる。
終出口の伝熱管19dを配置したフィン11のいずれか
の段間分割個所Bの近傍に設けたもので、この構成によ
れば、最も温度の低い冷媒の最終出口の伝熱管19d及
びそれに列方向に隣接する伝熱管13の間に切断部3
1、33が必ず存在するので、フィンベースを通した熱
伝導を最も有効に抑制することができる。
【0074】(5)切断部31、33を、非切断部32
を経て段方向に複数連続させたもので、この構成によれ
ば、切断部31、33の温度境界層前縁効果により伝熱
性能をさらに向上させることができる。
を経て段方向に複数連続させたもので、この構成によれ
ば、切断部31、33の温度境界層前縁効果により伝熱
性能をさらに向上させることができる。
【0075】(6)切断部31、33を、非切断部32
を経て段方向に全段連続させたもので、この構成によれ
ば、切断部31、33の温度境界層前縁効果により伝熱
性能をさらに向上させることができる。
を経て段方向に全段連続させたもので、この構成によれ
ば、切断部31、33の温度境界層前縁効果により伝熱
性能をさらに向上させることができる。
【0076】(7)非切断部32の長さを伝熱管13の
直径の略1/2以下としたもので、この構成によれば、
非切断部32を通して列方向に隣接する伝熱管13の内
部を流れる冷媒間で熱伝導し、熱交換能力が低下するの
を抑制することができる。
直径の略1/2以下としたもので、この構成によれば、
非切断部32を通して列方向に隣接する伝熱管13の内
部を流れる冷媒間で熱伝導し、熱交換能力が低下するの
を抑制することができる。
【0077】(8)切断部31の段方向の長さ及び非切
断部32の長さをそれぞれ主として一定にし、フィン付
き熱交換器の段方向の全長を切断部の段方向の長さ及び
非切断部の長さの和で除したとき、整数で割り切れず余
数が生じる場合には、その余数に相当する長さだけ一箇
所の切断部33の段方向の長さを長くしたもので、この
構成によれば、一定長さの切断部31の金型を繰り返し
使ってフィンを加工する場合も、一箇所だけ段方向に余
数に相当する長さだけずらして2度打ちして非切断部を
なくし他より長い切断部33を形成することにより、切
断部31、33を、非切断部32を経て段方向に全段連
続させたフィン付き熱交換器を容易に得ることができ
る。
断部32の長さをそれぞれ主として一定にし、フィン付
き熱交換器の段方向の全長を切断部の段方向の長さ及び
非切断部の長さの和で除したとき、整数で割り切れず余
数が生じる場合には、その余数に相当する長さだけ一箇
所の切断部33の段方向の長さを長くしたもので、この
構成によれば、一定長さの切断部31の金型を繰り返し
使ってフィンを加工する場合も、一箇所だけ段方向に余
数に相当する長さだけずらして2度打ちして非切断部を
なくし他より長い切断部33を形成することにより、切
断部31、33を、非切断部32を経て段方向に全段連
続させたフィン付き熱交換器を容易に得ることができ
る。
【0078】(9)他より長い切断部33を、冷媒流路
数を1で構成した冷媒の最終出口を含む出口寄りの伝熱
管19a〜19dの近傍の空気の風下に設けたもので、
この構成によれば、過冷却液状態の冷媒が内部を流れる
伝熱管19a〜19d及び列方向に隣接する伝熱管13
を有効に断熱することができる。
数を1で構成した冷媒の最終出口を含む出口寄りの伝熱
管19a〜19dの近傍の空気の風下に設けたもので、
この構成によれば、過冷却液状態の冷媒が内部を流れる
伝熱管19a〜19d及び列方向に隣接する伝熱管13
を有効に断熱することができる。
【0079】(10)断熱手段として、フィンを段方向
に全長にわたって列間35で分断したもので、この構成
によれば、列方向に隣接する伝熱管13の内部を流れる
冷媒間で、フィンベースを通して熱伝導するのを抑制す
ることができると共に、温度境界層前縁効果により伝熱
性能を向上させることができる。
に全長にわたって列間35で分断したもので、この構成
によれば、列方向に隣接する伝熱管13の内部を流れる
冷媒間で、フィンベースを通して熱伝導するのを抑制す
ることができると共に、温度境界層前縁効果により伝熱
性能を向上させることができる。
【0080】(11)断熱手段として、主たる複数の切
り起こし24a、24b、24cが切り起こされている
面と同じ側に、主たる複数の切り起こし24a、24
b、24cと同じ幅Wfの切り起こし36を設けたもの
で、この構成によれば、列方向に隣接する伝熱管13の
内部を流れる冷媒間で、フィンベースを通して熱伝導す
るのを抑制することができると共に、切り起こし36の
温度境界層前縁効果により伝熱性能を向上させることが
でき、すべての切り起こし24a、24b、24c、3
6を同じ側に設けるので、金型の保守管理が容易であ
る。
り起こし24a、24b、24cが切り起こされている
面と同じ側に、主たる複数の切り起こし24a、24
b、24cと同じ幅Wfの切り起こし36を設けたもの
で、この構成によれば、列方向に隣接する伝熱管13の
内部を流れる冷媒間で、フィンベースを通して熱伝導す
るのを抑制することができると共に、切り起こし36の
温度境界層前縁効果により伝熱性能を向上させることが
でき、すべての切り起こし24a、24b、24c、3
6を同じ側に設けるので、金型の保守管理が容易であ
る。
【0081】(12)断熱手段として、主たる複数の切
り起こし24a、24b、24cが切り起こされている
面と反対側に、主たる複数の切り起こし24a、24
b、24cと同じ幅Wfの切り起こし38を設けたもの
で、この構成によれば、列方向に隣接する伝熱管13の
内部を流れる冷媒間で、フィンベースを通して熱伝導す
るのを抑制することができると共に、切り起こし38の
温度境界層前縁効果により伝熱性能を向上させることが
でき、またその金型は、複数の切り起こしを表裏交互に
設けたものを容易に改造することにより得ることができ
る。
り起こし24a、24b、24cが切り起こされている
面と反対側に、主たる複数の切り起こし24a、24
b、24cと同じ幅Wfの切り起こし38を設けたもの
で、この構成によれば、列方向に隣接する伝熱管13の
内部を流れる冷媒間で、フィンベースを通して熱伝導す
るのを抑制することができると共に、切り起こし38の
温度境界層前縁効果により伝熱性能を向上させることが
でき、またその金型は、複数の切り起こしを表裏交互に
設けたものを容易に改造することにより得ることができ
る。
【0082】(13)断熱手段として、主たる複数の切
り起こし24a、24b、24cが切り起こされている
のと反対側に、主たる複数の切り起こし24a、24
b、24cと同じ幅Wfの切り起こし44cを設けると
共に、列方向に隣接する主たる複数の切り起こし24
a、24b、24cの間の中央に、主たる複数の切り起
こし24a、24b、24cが切り起こされている面と
反対側に、すなわち表裏交互に主たる複数の切り起こし
24a、24b、24cと同じ幅Wfの複数の切り起こ
し44a、44bを設けたもので、この構成によれば、
列方向に隣接する伝熱管13の内部を流れる冷媒間で、
フィンベースを通して熱伝導するのを抑制することがで
きると共に、表裏交互に設けた複数の切り起こし24
a、24b、24c、44a、44b、44cの温度境
界層前縁効果により伝熱性能を向上させることができ
る。
り起こし24a、24b、24cが切り起こされている
のと反対側に、主たる複数の切り起こし24a、24
b、24cと同じ幅Wfの切り起こし44cを設けると
共に、列方向に隣接する主たる複数の切り起こし24
a、24b、24cの間の中央に、主たる複数の切り起
こし24a、24b、24cが切り起こされている面と
反対側に、すなわち表裏交互に主たる複数の切り起こし
24a、24b、24cと同じ幅Wfの複数の切り起こ
し44a、44bを設けたもので、この構成によれば、
列方向に隣接する伝熱管13の内部を流れる冷媒間で、
フィンベースを通して熱伝導するのを抑制することがで
きると共に、表裏交互に設けた複数の切り起こし24
a、24b、24c、44a、44b、44cの温度境
界層前縁効果により伝熱性能を向上させることができ
る。
【0083】(14)切り起こし24a、24b、24
c、36、38、44a、44b、44cの高さhをフ
ィンピッチPfの略1/2〜略2/3としたもので、こ
の構成によれば、フィン間での空気の速度分布が均質
で、通風抵抗の上昇を少なくすることができる。
c、36、38、44a、44b、44cの高さhをフ
ィンピッチPfの略1/2〜略2/3としたもので、こ
の構成によれば、フィン間での空気の速度分布が均質
で、通風抵抗の上昇を少なくすることができる。
【0084】(15)各切り起こし24a、24b、2
4c、36、38、44a、44b、44cの数を、段
方向に隣接する伝熱管の中心を結ぶ直線からの距離の近
いものから順にn1、n2、n3、・・・としたとき、
n1≦n2≦n3≦・・・となるようにしたもので、こ
の構成によれば、風下での局所的な速度分布が生じにく
くなり、送風騒音の上昇を少なくすることができる。
4c、36、38、44a、44b、44cの数を、段
方向に隣接する伝熱管の中心を結ぶ直線からの距離の近
いものから順にn1、n2、n3、・・・としたとき、
n1≦n2≦n3≦・・・となるようにしたもので、こ
の構成によれば、風下での局所的な速度分布が生じにく
くなり、送風騒音の上昇を少なくすることができる。
【0085】(16)切り起こし24a、24b、24
c、36、38、44a、44b、44cの伝熱管13
の近傍側の立ち上がり部25a、25b、25c、37
c、39c、45a、45b、45cを概略伝熱管13
の外周に沿う方向と位置に形成したもので、この構成に
よれば、伝熱管13の後流に発生する止水域を減少さ
せ、有効伝熱面積を大きくすることができると共に、伝
熱管13から切り起こしの立ち上がりまでの距離が短い
のでフィン効率が高く、各切り起こし24a、24b、
24c、36、38、44a、44b、44cの長さの
合計が長いので温度境界層前縁効果の大きい部分をより
多く確保でき、伝熱性能を大きくすることができる。
c、36、38、44a、44b、44cの伝熱管13
の近傍側の立ち上がり部25a、25b、25c、37
c、39c、45a、45b、45cを概略伝熱管13
の外周に沿う方向と位置に形成したもので、この構成に
よれば、伝熱管13の後流に発生する止水域を減少さ
せ、有効伝熱面積を大きくすることができると共に、伝
熱管13から切り起こしの立ち上がりまでの距離が短い
のでフィン効率が高く、各切り起こし24a、24b、
24c、36、38、44a、44b、44cの長さの
合計が長いので温度境界層前縁効果の大きい部分をより
多く確保でき、伝熱性能を大きくすることができる。
【0086】(17)切り起こし24c、36、38、
44cの伝熱管13の近傍でない側の立ち上がり部25
d、37d、39d、45dをフィン間を流れる空気の
主流方向Aに概略沿う方向に形成したもので、この構成
によれば、気流の整流効果を有し、通風抵抗をあまり増
大させず、送風騒音の上昇を少なくすることができる。
44cの伝熱管13の近傍でない側の立ち上がり部25
d、37d、39d、45dをフィン間を流れる空気の
主流方向Aに概略沿う方向に形成したもので、この構成
によれば、気流の整流効果を有し、通風抵抗をあまり増
大させず、送風騒音の上昇を少なくすることができる。
【0087】
【発明の効果】本発明の第1実施形態にかかるフィン付
き熱交換器は、上記説明から明らかなように、 (1)伝熱管のパスが凝縮運転時の冷媒入り口部分が2
パスで、出口近傍で1パスとすることにより、空気によ
り冷却されて過冷却状態となった液冷媒が、2パスから
1パスになることにより冷媒の流路面積が減少する。こ
のため冷媒は増速されて熱伝達率が大きく向上し、同一
過冷却度において熱交換にほとんど寄与しない過冷却域
が減少し、その結果熱交換に寄与する気液二相域を増加
することが可能となり熱交換能力を大きく向上させるこ
とができる。
き熱交換器は、上記説明から明らかなように、 (1)伝熱管のパスが凝縮運転時の冷媒入り口部分が2
パスで、出口近傍で1パスとすることにより、空気によ
り冷却されて過冷却状態となった液冷媒が、2パスから
1パスになることにより冷媒の流路面積が減少する。こ
のため冷媒は増速されて熱伝達率が大きく向上し、同一
過冷却度において熱交換にほとんど寄与しない過冷却域
が減少し、その結果熱交換に寄与する気液二相域を増加
することが可能となり熱交換能力を大きく向上させるこ
とができる。
【0088】(2)1パスの部分を、空気の流入方向に
対し上流側に設けることにより、凝縮運転時過冷却がと
れて低温となった部分が、空気の流入方向に対し上流側
に配置されることになり、パスを対向流的に構成した場
合、冷媒の温度勾配が大きくなってその効果が増加し、
熱交換能力が向上する。
対し上流側に設けることにより、凝縮運転時過冷却がと
れて低温となった部分が、空気の流入方向に対し上流側
に配置されることになり、パスを対向流的に構成した場
合、冷媒の温度勾配が大きくなってその効果が増加し、
熱交換能力が向上する。
【0089】(3)凝縮運転時、冷媒の熱交換器入り口
となる2本の伝熱管を空気の流入方向に対し下流側に設
けることにより、凝縮運転時最も高温となる過熱状態の
冷媒を空気の流入方向に対し、下流側に配置することに
なり、パスを対向流的に構成した場合、冷媒の温度勾配
が大きくなってその効果が増加し、熱交換能力が向上す
る。
となる2本の伝熱管を空気の流入方向に対し下流側に設
けることにより、凝縮運転時最も高温となる過熱状態の
冷媒を空気の流入方向に対し、下流側に配置することに
なり、パスを対向流的に構成した場合、冷媒の温度勾配
が大きくなってその効果が増加し、熱交換能力が向上す
る。
【0090】(4)凝縮運転時、冷媒の熱交換器入り口
となる2本の伝熱管を空気の流入方向に対し下流側に設
け、出口1パス部分を入り口部分と隣接してその上流側
に設けることにより、冷媒の温度の最も高い所と低い所
を隣接させて配置することにより、パスを対向流的に構
成した場合、冷媒の温度勾配が大きくなってその効果が
増加し、熱交換能力が向上する。
となる2本の伝熱管を空気の流入方向に対し下流側に設
け、出口1パス部分を入り口部分と隣接してその上流側
に設けることにより、冷媒の温度の最も高い所と低い所
を隣接させて配置することにより、パスを対向流的に構
成した場合、冷媒の温度勾配が大きくなってその効果が
増加し、熱交換能力が向上する。
【0091】(5)フィンが上下段方向に2分割以上さ
れ、出口1パス部の最終出口の伝熱管が、前記フィンの
分割部の端部に設けることにより、熱交換器内部で最も
温度の低い出口管と、段方向に隣接する高温の伝熱管を
フィンを分割して分離することにより、両伝熱管の熱伝
導による熱交換を防止することにより、熱交換器内部で
の損失を低減させることにより、熱交換能力が大きく向
上する。
れ、出口1パス部の最終出口の伝熱管が、前記フィンの
分割部の端部に設けることにより、熱交換器内部で最も
温度の低い出口管と、段方向に隣接する高温の伝熱管を
フィンを分割して分離することにより、両伝熱管の熱伝
導による熱交換を防止することにより、熱交換器内部で
の損失を低減させることにより、熱交換能力が大きく向
上する。
【0092】一方、本発明の第2乃至第6実施形態にか
かるフィン付き熱交換器では、上記説明から明らかなよ
うに、以下の効果が得られる。先ず、段方向に隣接する
伝熱管の間のフィンの表面の片側に主たる複数の切り起
こしを設け、切り起こしの列方向の幅を列方向に隣接す
る互いの切り起こしの間の距離の略1/3〜1/2に
し、フィンを段の間で少なくとも一箇所で分割し、伝熱
管を連通して内部に冷媒が通過する構成にし、凝縮器と
して使用するとき、伝熱管の全本数の5%〜30%の割
合の冷媒の最終出口を含む出口寄りの伝熱管を冷媒流路
数1で構成し、他の伝熱管の冷媒流路数を2で構成し、
冷媒流路数を1で構成した冷媒の最終出口を含む出口寄
りの伝熱管を空気の最も風上の列に配置し、冷媒の最終
出口の伝熱管をフィンのいずれかの段間分割個所の端部
の段に配置し、冷媒の入口の2本の伝熱管を、冷媒流路
数を1で構成した冷媒の最終出口を含む出口寄りの伝熱
管の空気の風下あるいは風下近傍の段の最も風下の列に
配置し、少なくとも冷媒が過冷却液あるいは過熱ガスの
状態で内部を通過する伝熱管及びその伝熱管と列方向に
隣接する伝熱管の間の中央部近傍のフィンの表面に断熱
手段を設けたもので、この構成によれば、過冷却液状態
の冷媒が内部を流れる伝熱管の冷媒流路数を1とするの
で、凝縮温度を低くし、過冷却度を大きくしても、冷媒
流通抵抗をあまり上げずに、熱伝達率を大幅に向上させ
ることができ、段間分割個所の端部の段に配置した冷媒
の最終出口の伝熱管から段方向に隣接する伝熱管へのフ
ィンを通した熱伝導による熱交換を半減させることがで
き、内部を過冷却液状態の冷媒が流れる冷媒流路数を1
とした伝熱管を最も風上に配置し、その風下あるいは風
下近傍の段の最も下流の列に、内部を過熱ガス状態の冷
媒が流れる冷媒入口の2本の伝熱管を配置したので、対
向流的な効果により熱交換能力を向上させることがで
き、列方向に隣接する伝熱管の間の中央部近傍のフィン
部に設けた断熱手段により、それぞれの伝熱管の内部を
流れる冷媒間で、フィンベースを通して熱伝導するのを
抑制し、複数列での熱交換能力を向上させることができ
る。
かるフィン付き熱交換器では、上記説明から明らかなよ
うに、以下の効果が得られる。先ず、段方向に隣接する
伝熱管の間のフィンの表面の片側に主たる複数の切り起
こしを設け、切り起こしの列方向の幅を列方向に隣接す
る互いの切り起こしの間の距離の略1/3〜1/2に
し、フィンを段の間で少なくとも一箇所で分割し、伝熱
管を連通して内部に冷媒が通過する構成にし、凝縮器と
して使用するとき、伝熱管の全本数の5%〜30%の割
合の冷媒の最終出口を含む出口寄りの伝熱管を冷媒流路
数1で構成し、他の伝熱管の冷媒流路数を2で構成し、
冷媒流路数を1で構成した冷媒の最終出口を含む出口寄
りの伝熱管を空気の最も風上の列に配置し、冷媒の最終
出口の伝熱管をフィンのいずれかの段間分割個所の端部
の段に配置し、冷媒の入口の2本の伝熱管を、冷媒流路
数を1で構成した冷媒の最終出口を含む出口寄りの伝熱
管の空気の風下あるいは風下近傍の段の最も風下の列に
配置し、少なくとも冷媒が過冷却液あるいは過熱ガスの
状態で内部を通過する伝熱管及びその伝熱管と列方向に
隣接する伝熱管の間の中央部近傍のフィンの表面に断熱
手段を設けたもので、この構成によれば、過冷却液状態
の冷媒が内部を流れる伝熱管の冷媒流路数を1とするの
で、凝縮温度を低くし、過冷却度を大きくしても、冷媒
流通抵抗をあまり上げずに、熱伝達率を大幅に向上させ
ることができ、段間分割個所の端部の段に配置した冷媒
の最終出口の伝熱管から段方向に隣接する伝熱管へのフ
ィンを通した熱伝導による熱交換を半減させることがで
き、内部を過冷却液状態の冷媒が流れる冷媒流路数を1
とした伝熱管を最も風上に配置し、その風下あるいは風
下近傍の段の最も下流の列に、内部を過熱ガス状態の冷
媒が流れる冷媒入口の2本の伝熱管を配置したので、対
向流的な効果により熱交換能力を向上させることがで
き、列方向に隣接する伝熱管の間の中央部近傍のフィン
部に設けた断熱手段により、それぞれの伝熱管の内部を
流れる冷媒間で、フィンベースを通して熱伝導するのを
抑制し、複数列での熱交換能力を向上させることができ
る。
【0093】又、少なくとも冷媒が過冷却液あるいは過
熱ガスの状態で内部を通過する伝熱管及びその伝熱管と
列方向に隣接する伝熱管の間の中央部近傍のフィンの表
面に設ける断熱手段として、段方向に長い切断部を設け
たもので、この構成によれば、列方向に隣接する伝熱管
の内部を流れる冷媒間で、フィンベースを通して熱伝導
するのを抑制することができると共に、切断部の温度境
界層前縁効果により伝熱性能を向上させることができ
る。
熱ガスの状態で内部を通過する伝熱管及びその伝熱管と
列方向に隣接する伝熱管の間の中央部近傍のフィンの表
面に設ける断熱手段として、段方向に長い切断部を設け
たもので、この構成によれば、列方向に隣接する伝熱管
の内部を流れる冷媒間で、フィンベースを通して熱伝導
するのを抑制することができると共に、切断部の温度境
界層前縁効果により伝熱性能を向上させることができ
る。
【0094】更に、その切断部の段方向の長さを、伝熱
管の直径以上で段ピッチの略6倍以下としたもので、こ
の構成によれば、列方向に隣接する伝熱管の内部を流れ
る冷媒間で、フィンベースを通して熱伝導するのを有効
に抑制することができる。
管の直径以上で段ピッチの略6倍以下としたもので、こ
の構成によれば、列方向に隣接する伝熱管の内部を流れ
る冷媒間で、フィンベースを通して熱伝導するのを有効
に抑制することができる。
【0095】その切断部の端部を、冷媒の最終出口の伝
熱管を配置したフィンのいずれかの段間分割個所の端部
近傍に設けた構成によれば、最も温度の低い冷媒の最終
出口の伝熱管及びそれに列方向に隣接する伝熱管の間に
切断部が必ず存在するので、フィンベースを通した熱伝
導を最も有効に抑制することができる。
熱管を配置したフィンのいずれかの段間分割個所の端部
近傍に設けた構成によれば、最も温度の低い冷媒の最終
出口の伝熱管及びそれに列方向に隣接する伝熱管の間に
切断部が必ず存在するので、フィンベースを通した熱伝
導を最も有効に抑制することができる。
【0096】切断部を、非切断部を経て段方向に複数連
続させた構成によれば、切断部の温度境界層前縁効果に
より伝熱性能をさらに向上させることができる。
続させた構成によれば、切断部の温度境界層前縁効果に
より伝熱性能をさらに向上させることができる。
【0097】切断部を、非切断部を経て段方向に全段連
続させた構成によれば、切断部の温度境界層前縁効果に
より伝熱性能をさらに向上させることができる。
続させた構成によれば、切断部の温度境界層前縁効果に
より伝熱性能をさらに向上させることができる。
【0098】その非切断部の長さを伝熱管の直径の略1
/2以下とした構成によれば、非切断部を通して列方向
に隣接する伝熱管の内部を流れる冷媒間で熱伝導し、熱
交換能力が低下するのを抑制することができる。
/2以下とした構成によれば、非切断部を通して列方向
に隣接する伝熱管の内部を流れる冷媒間で熱伝導し、熱
交換能力が低下するのを抑制することができる。
【0099】切断部の段方向の長さ及び非切断部の長さ
をそれぞれ主として一定にし、フィン付き熱交換器の段
方向の全長を切断部の段方向の長さ及び非切断部の長さ
の和で除したとき、整数で割り切れず余数が生じる場合
には、その余数に相当する長さだけ一箇所の切断部の段
方向の長さを長くした構成によれば、一定長さの切断部
の金型を繰り返し使ってフィンを加工する場合も、一箇
所だけ段方向に余数に相当する長さだけずらして2度打
ちして非切断部をなくし他より長い切断部を形成するこ
とにより、切断部を、非切断部を経て段方向に全段連続
させたフィン付き熱交換器を容易に得ることができる。
をそれぞれ主として一定にし、フィン付き熱交換器の段
方向の全長を切断部の段方向の長さ及び非切断部の長さ
の和で除したとき、整数で割り切れず余数が生じる場合
には、その余数に相当する長さだけ一箇所の切断部の段
方向の長さを長くした構成によれば、一定長さの切断部
の金型を繰り返し使ってフィンを加工する場合も、一箇
所だけ段方向に余数に相当する長さだけずらして2度打
ちして非切断部をなくし他より長い切断部を形成するこ
とにより、切断部を、非切断部を経て段方向に全段連続
させたフィン付き熱交換器を容易に得ることができる。
【0100】段方向の長さを長くした切断部を、冷媒流
路数を1で構成した冷媒の最終出口を含む出口寄りの伝
熱管の近傍の空気の風下に設けた構成によれば、過冷却
液状態の冷媒が内部を流れる伝熱管及び列方向に隣接す
る伝熱管を有効に断熱することができる。
路数を1で構成した冷媒の最終出口を含む出口寄りの伝
熱管の近傍の空気の風下に設けた構成によれば、過冷却
液状態の冷媒が内部を流れる伝熱管及び列方向に隣接す
る伝熱管を有効に断熱することができる。
【0101】断熱手段として、フィンを段方向に全長に
わたって列間分断した構成によれば、列方向に隣接する
伝熱管の内部を流れる冷媒間で、フィンベースを通して
熱伝導するのを抑制することができると共に、温度境界
層前縁効果により伝熱性能を向上させることができる。
わたって列間分断した構成によれば、列方向に隣接する
伝熱管の内部を流れる冷媒間で、フィンベースを通して
熱伝導するのを抑制することができると共に、温度境界
層前縁効果により伝熱性能を向上させることができる。
【0102】断熱手段として、主たる複数の切り起こし
が切り起こされている面と同じ側に、主たる複数の切り
起こしと同じ幅の切り起こしを設けた構成によれば、列
方向に隣接する伝熱管の内部を流れる冷媒間で、フィン
ベースを通して熱伝導するのを抑制することができると
共に、切り起こしの温度境界層前縁効果により伝熱性能
を向上させることができ、すべての切り起こしを同じ側
に設けるので、金型の保守管理が容易である。
が切り起こされている面と同じ側に、主たる複数の切り
起こしと同じ幅の切り起こしを設けた構成によれば、列
方向に隣接する伝熱管の内部を流れる冷媒間で、フィン
ベースを通して熱伝導するのを抑制することができると
共に、切り起こしの温度境界層前縁効果により伝熱性能
を向上させることができ、すべての切り起こしを同じ側
に設けるので、金型の保守管理が容易である。
【0103】断熱手段として、主たる複数の切り起こし
が切り起こされている面と反対側に、主たる複数の切り
起こしと同じ幅の切り起こしを設けた構成によれば、列
方向に隣接する伝熱管の内部を流れる冷媒間で、フィン
ベースを通して熱伝導するのを抑制することができると
共に、切り起こしの温度境界層前縁効果により伝熱性能
を向上させることができ、またその金型は、複数の切り
起こしを表裏交互に設けたものを容易に改造することに
より得ることができる。
が切り起こされている面と反対側に、主たる複数の切り
起こしと同じ幅の切り起こしを設けた構成によれば、列
方向に隣接する伝熱管の内部を流れる冷媒間で、フィン
ベースを通して熱伝導するのを抑制することができると
共に、切り起こしの温度境界層前縁効果により伝熱性能
を向上させることができ、またその金型は、複数の切り
起こしを表裏交互に設けたものを容易に改造することに
より得ることができる。
【0104】断熱手段として、主たる複数の切り起こし
が切り起こされているのと反対側に、主たる複数の切り
起こしと同じ幅の切り起こしを設けると共に、列方向に
隣接する主たる複数の切り起こしの間の中央に、主たる
複数の切り起こしが切り起こされている面と反対側に、
すなわち表裏交互に主たる複数の切り起こしと同じ幅の
複数の切り起こしを設けた構成によれば、列方向に隣接
する伝熱管の内部を流れる冷媒間で、フィンベースを通
して熱伝導するのを抑制することができると共に、表裏
交互に設けた複数の切り起こしの温度境界層前縁効果に
より伝熱性能を向上させることができる。
が切り起こされているのと反対側に、主たる複数の切り
起こしと同じ幅の切り起こしを設けると共に、列方向に
隣接する主たる複数の切り起こしの間の中央に、主たる
複数の切り起こしが切り起こされている面と反対側に、
すなわち表裏交互に主たる複数の切り起こしと同じ幅の
複数の切り起こしを設けた構成によれば、列方向に隣接
する伝熱管の内部を流れる冷媒間で、フィンベースを通
して熱伝導するのを抑制することができると共に、表裏
交互に設けた複数の切り起こしの温度境界層前縁効果に
より伝熱性能を向上させることができる。
【0105】切り起こしの高さをフィンピッチの略1/
2〜略2/3とした構成によれば、フィン間での空気の
速度分布が均質で、通風抵抗の上昇を少なくすることが
できる。
2〜略2/3とした構成によれば、フィン間での空気の
速度分布が均質で、通風抵抗の上昇を少なくすることが
できる。
【0106】各切り起こしの数を、段方向に隣接する伝
熱管の中心を結ぶ直線からの距離の近いものから順にn
1、n2、n3、・・・としたとき、n1≦n2≦n3
≦・・・となるようにしたもので、この構成によれば、
風下での局所的な速度分布が生じにくくなり、送風騒音
の上昇を少なくできる。
熱管の中心を結ぶ直線からの距離の近いものから順にn
1、n2、n3、・・・としたとき、n1≦n2≦n3
≦・・・となるようにしたもので、この構成によれば、
風下での局所的な速度分布が生じにくくなり、送風騒音
の上昇を少なくできる。
【0107】切り起こしの伝熱管近傍側の立ち上がり部
を概略伝熱管の外周に沿う方向と位置に形成した構成に
よれば、伝熱管後流に発生する止水域を減少させ、有効
伝熱面積を大きくすることができると共に、伝熱管から
切り起こしの立ち上がりまでの距離が短いのでフィン効
率が高く、各切り起こしの長さの合計が長いので温度境
界層前縁効果の大きい部分をより多く確保でき、伝熱性
能を大きくすることができる。
を概略伝熱管の外周に沿う方向と位置に形成した構成に
よれば、伝熱管後流に発生する止水域を減少させ、有効
伝熱面積を大きくすることができると共に、伝熱管から
切り起こしの立ち上がりまでの距離が短いのでフィン効
率が高く、各切り起こしの長さの合計が長いので温度境
界層前縁効果の大きい部分をより多く確保でき、伝熱性
能を大きくすることができる。
【0108】切り起こしの伝熱管近傍でない側の立ち上
がり部をフィン間を流れる空気の主流方向に概略沿う方
法に形成した構成によれば、気流の整流効果を有し、通
風抵抗をあまり増大させず、送風騒音の上昇を少なくす
ることができる。
がり部をフィン間を流れる空気の主流方向に概略沿う方
法に形成した構成によれば、気流の整流効果を有し、通
風抵抗をあまり増大させず、送風騒音の上昇を少なくす
ることができる。
【図1】 本発明の第1実施形態にかかるフィン付き熱
交換器の構成図である。
交換器の構成図である。
【図2】 本発明の第2実施形態にかかるフィン付き熱
交換器のフィンの平面図である。
交換器のフィンの平面図である。
【図3】 本発明の第3実施形態にかかるフィン付き熱
交換器のフィンの平面図である。
交換器のフィンの平面図である。
【図4】 本発明の第4及び第5実施形態にかかるフィ
ン付き熱交換器のフィンの平面図である。
ン付き熱交換器のフィンの平面図である。
【図5】 (A)は本発明の第4実施形態にかかるフィ
ン付き熱交換器のフィンの詳細平面図であり、(B)は
図5(A)のVB−VB線に沿う断面図である。
ン付き熱交換器のフィンの詳細平面図であり、(B)は
図5(A)のVB−VB線に沿う断面図である。
【図6】 (A)は本発明の第5実施形態にかかるフィ
ン付き熱交換器のフィンの詳細平面図であり、(B)は
図6(A)のVIB−VIB線に沿う断面図である。
ン付き熱交換器のフィンの詳細平面図であり、(B)は
図6(A)のVIB−VIB線に沿う断面図である。
【図7】 本発明の第6実施形態にかかるフィン付き熱
交換器のフィンの平面図である。
交換器のフィンの平面図である。
【図8】 (A)は本発明の第6実施形態にかかるフィ
ン付き熱交換器のフィンの詳細平面図であり、(B)は
図8(A)のVIIIB−VIIIB線に沿う断面図である。
ン付き熱交換器のフィンの詳細平面図であり、(B)は
図8(A)のVIIIB−VIIIB線に沿う断面図である。
【図9】 (A)は本発明の第2乃至第6実施形態にか
かるフィン付き熱交換器に共通のフィンの構成を示す平
面図であり、(B)は図9(A)のIXB−IXB線に層断
面図である。
かるフィン付き熱交換器に共通のフィンの構成を示す平
面図であり、(B)は図9(A)のIXB−IXB線に層断
面図である。
【図10】 本発明の第2乃至第6実施形態にかかるフ
ィン付き熱交換器に共通の冷媒流路の構成を示す正面図
である。
ィン付き熱交換器に共通の冷媒流路の構成を示す正面図
である。
【図11】 従来のフィン付き熱交換器の構成図であ
る。
る。
【図12】 (A)は第1の従来例の特開昭63−18
3391号公報のフィン付き熱交換器のフィンの平面図
であり、(B)は図12(A)のXIIB−XIIB線に沿う
断面図である。
3391号公報のフィン付き熱交換器のフィンの平面図
であり、(B)は図12(A)のXIIB−XIIB線に沿う
断面図である。
【図13】 (A)は第2の従来例の特開平2−217
792号公報のフィン付き熱交換器のフィンの平面図で
あり、(B)は図13(A)のXIIIB−XIIIB線に沿う
断面図である。
792号公報のフィン付き熱交換器のフィンの平面図で
あり、(B)は図13(A)のXIIIB−XIIIB線に沿う
断面図である。
A 空気の主流方向 B フィンの段間分割個所 1 入り口管 2 入り口管 6 出口管 11 フィン 12 フィンカラー 13 伝熱管 17a、18a 冷媒の入口の伝熱管 19a、19b、19c 冷媒の出口寄りの伝熱管 19d 冷媒の最終出口の伝熱管 24a、24b、24c 主たる切り起こし 25a、25b、25c 切り起こしの伝熱管近傍側の
立ち上がり部 25d 切り起こしの伝熱管近傍側でない側の立ち上が
り部 31 切断部 32 非切断部 33 段方向の長さを長くした切断部 34 切断部の端部 35 列間分断箇所 36 切り起こし 37c 切り起こしの伝熱管近傍側の立ち上がり部 37d 切り起こしの伝熱管近傍側でない側の立ち上が
り部 38 切り起こし 39c 切り起こしの伝熱管近傍側の立ち上がり部 39d 切り起こしの伝熱管近傍側でない側の立ち上が
り部 44a、44b、44c 切り起こし 45a,45b,45c 切り起こしの伝熱管近傍側の
立ち上がり部 45d 切り起こしの伝熱管近傍側でない側の立ち上が
り部
立ち上がり部 25d 切り起こしの伝熱管近傍側でない側の立ち上が
り部 31 切断部 32 非切断部 33 段方向の長さを長くした切断部 34 切断部の端部 35 列間分断箇所 36 切り起こし 37c 切り起こしの伝熱管近傍側の立ち上がり部 37d 切り起こしの伝熱管近傍側でない側の立ち上が
り部 38 切り起こし 39c 切り起こしの伝熱管近傍側の立ち上がり部 39d 切り起こしの伝熱管近傍側でない側の立ち上が
り部 44a、44b、44c 切り起こし 45a,45b,45c 切り起こしの伝熱管近傍側の
立ち上がり部 45d 切り起こしの伝熱管近傍側でない側の立ち上が
り部
Claims (23)
- 【請求項1】 一定間隔で互いに平行に並べられ、その
間を空気が所定方向に流動する多数の細長いフィンと、
内部を冷媒が通過すると共に、フィンに複数列で直角に
挿入される複数の伝熱管とを備えるフィン付き熱交換器
において、凝縮運転時に、伝熱管のパスが冷媒入り口部
分が2パスで、出口近傍で全伝熱管の5〜30%を1パ
スとしたことを特徴とするフィン付き熱交換器。 - 【請求項2】 伝熱管の列が大略上記所定方向に互いに
離隔されていると共に、1パスの部分の伝熱管を上記所
定方向において伝熱管の列の上流側に設けたことを特徴
とする請求項1に記載のフィン付き熱交換器。 - 【請求項3】 伝熱管の列が大略上記所定方向に互いに
離隔されていると共に、冷媒の熱交換器入り口となる2
本の伝熱管を上記所定方向において伝熱管の列の下流側
に設けたことを特徴とする請求項1に記載のフィン付き
熱交換器。 - 【請求項4】 伝熱管の列が大略上記所定方向に互いに
離隔されていると共に、冷媒の熱交換器入り口となる2
本の伝熱管を上記所定方向において伝熱管の列の下流側
に設ける一方、出口近傍の1パスの部分の伝熱管を入り
口部分の伝熱管と隣接するように、上記所定方向におい
て伝熱管の列の上流側に設けたことを特徴とする請求項
1に記載のフィン付き熱交換器。 - 【請求項5】 フィンが分割個所において横方向に少な
くとも2個のフィン部分に分割され、更に、出口近傍の
1パスの部分の伝熱管の内の最終の伝熱管を、フィンの
分割個所の近傍に設けたことを特徴とする請求項1に記
載のフィン付き熱交換器。 - 【請求項6】 少なくとも冷媒が過冷却液あるいは過熱
ガスの状態で内部を通過する伝熱管及びその伝熱管とフ
ィンの横方向に隣接する伝熱管の間の中央部近傍でフィ
ンの表面に断熱手段を設けた請求項2乃至4のいずれか
に記載のフィン付き熱交換器。 - 【請求項7】 フィンの長手方向に隣接する伝熱管の間
でフィンの表面の片側に複数の切り起こしを設け、更
に、フィンの横方向の切り起こしの幅を、フィンの横方
向の切り起こしの間隔の略1/3〜1/2に設定した請
求項6に記載のフィン付き熱交換器。 - 【請求項8】 断熱手段を、フィンの長手方向に延在す
る切断部で形成した請求項6に記載のフィン付き熱交換
器。 - 【請求項9】 フィンの長手方向の切断部の長さを、伝
熱管の直径以上でフィンの長手方向の伝熱管の間隔の略
6倍以下とした請求項8に記載のフィン付き熱交換器。 - 【請求項10】 フィンが分割個所において横方向に少
なくとも2個のフィン部分に分割され、更に、出口近傍
の1パスの部分の伝熱管の内の最終の伝熱管を、フィン
の分割個所の近傍に設けると共に、切断部の端部を、前
記最終の伝熱管を設けたフィン部分の分割個所の近傍に
設けた請求項8に記載のフィン付き熱交換器。 - 【請求項11】 切断部を、非切断部を経て段方向に複
数連続させた請求項8に記載のフィン付き熱交換器。 - 【請求項12】 切断部を、非切断部を経て段方向に全
段連続させた請求項8に記載のフィン付き熱交換器。 - 【請求項13】 非切断部の長さを伝熱管の直径の略1
/2以下とした請求項11又は12に記載のフィン付き
熱交換器。 - 【請求項14】 切断部の段方向の長さ及び非切断部の
長さをそれぞれ主として一定にし、フィン付き熱交換器
の段方向の全長を切断部の段方向の長さ及び非切断部の
長さの和で除したとき、整数で割り切れず余数が生じる
場合には、その余数に相当する長さだけ一箇所の切断部
の段方向の長さを長くした請求項12に記載のフィン付
き熱交換器。 - 【請求項15】 段方向の長さを長くした切断部を、冷
媒流路数を1で構成した冷媒の最終出口を含む出口寄り
の伝熱管の近傍の空気の風下に設けた請求項14に記載
のフィン付き熱交換器。 - 【請求項16】 断熱手段として、フィンを段方向に全
長にわたって列間分断した請求項6に記載のフィン付き
熱交換器。 - 【請求項17】 断熱手段として、切り起こしが切り起
こされている面と同じ側に、切り起こしと同じ幅の別の
切り起こしを設けた請求項7に記載のフィン付き熱交換
器。 - 【請求項18】 断熱手段として、切り起こしが切り起
こされている面と反対側に、切り起こしと同じ幅の別の
切り起こしを設けた請求項7に記載のフィン付き熱交換
器。 - 【請求項19】 断熱手段として、切り起こしが切り起
こされている面と反対側に、切り起こしと同じ幅の複数
の別の切り起こしを設けると共に、列方向に隣接する切
り起こしの間の中央に、切り起こしが切り起こされてい
る面と反対側に、すなわち表裏交互に切り起こしと別の
切り起こしを設けた請求項7に記載のフィン付き熱交換
器。 - 【請求項20】 切り起こしの高さをフィンピッチの略
1/2〜略2/3とした請求項7及び17乃至19のい
ずれかに記載のフィン付き熱交換器。 - 【請求項21】 各切り起こしの数を、段方向に隣接す
る伝熱管の中心を結ぶ直線からの距離の近いものから順
にn1、n2、n3、・・・としたとき、n1≦n2≦
n3≦・・・となるようにした請求項7及び17乃至1
9のいずれかに記載のフィン付き熱交換器。 - 【請求項22】 切り起こしの伝熱管近傍側の立ち上が
り部を概略伝熱管の外周に沿う方向と位置に形成した請
求項7及び17乃至19のいずれかに記載のフィン付き
熱交換器。 - 【請求項23】 切り起こしの伝熱管近傍でない側の立
ち上がり部を上記所定方向に概略沿う方法に形成した請
求項7及び17乃至19のいずれかに記載のフィン付き
熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9269674A JPH10185359A (ja) | 1996-10-02 | 1997-10-02 | フィン付き熱交換器 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26151496 | 1996-10-02 | ||
| JP8-261514 | 1996-10-31 | ||
| JP8-289525 | 1996-10-31 | ||
| JP28952596 | 1996-10-31 | ||
| JP9269674A JPH10185359A (ja) | 1996-10-02 | 1997-10-02 | フィン付き熱交換器 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002137344A Division JP2002340445A (ja) | 1996-10-02 | 2002-05-13 | フィン付き熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10185359A true JPH10185359A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=27335041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9269674A Pending JPH10185359A (ja) | 1996-10-02 | 1997-10-02 | フィン付き熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10185359A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002243184A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-28 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
| WO2005010442A1 (ja) * | 2003-07-28 | 2005-02-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 空気調和機 |
| JP2007113846A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Toshiba Kyaria Kk | 熱交換器と、空気調和機の室内機 |
| JP2008128553A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の室外機 |
| JPWO2013094162A1 (ja) * | 2011-12-19 | 2015-04-27 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | フィン付き熱交換器 |
| JP2017166757A (ja) * | 2016-03-16 | 2017-09-21 | 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. | 熱交換器及び空気調和装置 |
-
1997
- 1997-10-02 JP JP9269674A patent/JPH10185359A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP4524253B2 (ja) * | 2003-07-28 | 2010-08-11 | パナソニック株式会社 | 空気調和機 |
| KR101079364B1 (ko) | 2003-07-28 | 2011-11-02 | 파나소닉 주식회사 | 공기 조화기 |
| JP2007113846A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Toshiba Kyaria Kk | 熱交換器と、空気調和機の室内機 |
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| JP2017166757A (ja) * | 2016-03-16 | 2017-09-21 | 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. | 熱交換器及び空気調和装置 |
| US11561014B2 (en) | 2016-03-16 | 2023-01-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Air conditioner including a heat exchanger |
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