JPH10186148A - 光ファイバアレイ端末部作製方法及びその装置 - Google Patents

光ファイバアレイ端末部作製方法及びその装置

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JPH10186148A
JPH10186148A JP8346884A JP34688496A JPH10186148A JP H10186148 A JPH10186148 A JP H10186148A JP 8346884 A JP8346884 A JP 8346884A JP 34688496 A JP34688496 A JP 34688496A JP H10186148 A JPH10186148 A JP H10186148A
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optical fiber
hole
row
holes
pins
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JP8346884A
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Tetsuo Yoshizawa
鐵夫 吉澤
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NTT Inc
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度の光ファイバアレイ端末部を効率良く
作製する。 【解決手段】 ファイバ素線整列治具に備えられた等間
隔で一列に穿かれた複数の貫通孔から成る第1の貫通孔
列に直径が同一で円柱状の複数のピンを挿入し、前記第
1の貫通孔列が形成する平面に対して平行であると共に
前記貫通孔の寸法よりも離れた距離にある平面上の前記
貫通孔の軸と直交する方向に等間隔で一列に穿かれた複
数の貫通孔から成る第2の貫通孔列に複数のピンを挿入
し、前記第1の貫通孔列の隣り合ったピンと前記第2の
貫通孔列の隣り合ったピンとが直交することにより形成
される複数の開口部の1つ1つに光ファイバ素線を保持
し、前記複数の開口部から突き出した複数の光ファイバ
素線を接着剤で固定して一体化し、全ての光ファイバ素
線の端面が接着剤から露出するまで前記一体化された光
ファイバ素線を研磨して光ファイバアレイ端末部を得る
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の光ファイバ
をアレイ状に整列させた光ファイバアレイ端末部を作製
する光ファイバアレイ端末部作製方法及びその装置に関
し、特に、n行m列のアレイ状に光ファイバを整列させ
た光ファイバアレイ端末部を作製する光ファイバアレイ
端末部作製方法及びその装置に適用して有効な技術に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ファイバを用いた通信が広く行
われており、前記通信を行う光ファイバ同士の多芯一括
接続、或いは、マトリクス状に形成されたレーザアレイ
またはフォトダイオードアレイと光ファイバとの多芯接
続の為には、図13に示す様な光ファイバアレイ端末部
が必要となる。
【0003】図13は、従来の光ファイバアレイ端末部
の外観を示す斜視図である。図13において、1は光フ
ァイバ、2は支持体である。
【0004】図13に示す様に、従来の光ファイバアレ
イ端末部では、複数本の光ファイバ1が上下左右一定の
間隔で、かつ各光ファイバの軸が互いに平行になる様に
支持体2で固定されている。
【0005】図14は、従来の光ファイバアレイ端末部
作製方法のガラスパイプを固定する工程を示す斜視図で
ある。図14において、3はガラスパイプである。
【0006】図14に示す様に、従来の光ファイバアレ
イ端末部作製方法では、まず、図14(a)の様に光フ
ァイバ1の外径より僅かに大きい内径を持つガラスパイ
プ3を用意し、図14(b)の様に光ファイバ1をガラ
スパイプ3に挿入して接着固定する。
【0007】図15は、従来の光ファイバアレイ端末部
作製方法の光ファイバを整列する工程を示す図である。
図15において、41〜44は平板、5は隙間である。
【0008】図15に示す様に、従来の光ファイバアレ
イ端末部作製方法では、ガラスパイプ3の付いた各光フ
ァイバ1を4枚の平板41〜44を組み合わせた各パイ
プ状の隙間内に挿入し、4枚の平板41〜44を徐々に
ずらして各ガラスパイプ3を所定の位置に整列させた
後、ガラスパイプ3同士及びガラスパイプ3と平板41
〜44との間にできた隙間5に接着剤を注入し硬化させ
て光ファイバアレイ端末部を作製している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見い出した。
【0010】すなわち、従来の光ファイバアレイ端末部
は前記説明した方法で作製されていた為、ガラスパイプ
3の内径と光ファイバ1の外径との隙間のバラツキ、ガ
ラスパイプ3の肉厚のバラツキ、ガラスパイプ3と平板
41〜44との接触状態のバラツキ等が複合加算されて
各光ファイバの位置ずれが起きる欠点があった。
【0011】例えば、0.5ミクロンオーダの精度で作
製されたガラスパイプ3を用いても、光ファイバを8×
8本づつ並べた64本のアレイ端末部において最もファ
イバ間隔が離れた対角線上の両端に位置する2本のファ
イバ間隔が、狙いよりも3ミクロン程度ずれてしまうこ
とがしばしばあった。
【0012】光ファイバとしてシングルモードファイバ
を用いた場合、光の通るコア径は9ミクロン程度しかな
いので、実用的に接続損失等の特性において必要となる
1ミクロン程度以下の精度を常に達成することは非常に
困難であり、また、サブミクロンの加工精度のガラスパ
イプ3及び整列加工費用は非常に高価であるという欠点
を持つ為、低価格で実用的な精度を持つ光ファイバアレ
イ端末部を量産できる作製方法及びその装置が無かっ
た。
【0013】本発明の目的は、高精度の光ファイバアレ
イ端末部を効率良く作製することが可能な技術を提供す
ることにある。
【0014】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明かにな
るであろう。
【0015】
【課題を解決するための手段】本願によって開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0016】(1)ファイバ素線整列治具に備えられた
等間隔で一列に穿かれた複数の貫通孔から成る第1の貫
通孔列に直径が同一で円柱状の複数のピンを挿入し、前
記第1の貫通孔列が形成する平面に対して平行であると
共に前記貫通孔の寸法よりも離れた距離にある平面上の
前記貫通孔の軸と直交する方向に等間隔で一列に穿かれ
た複数の貫通孔から成る前記ファイバ素線整列治具に備
えられた第2の貫通孔列に複数のピンを挿入し、前記第
1の貫通孔列の隣り合ったピンと前記第2の貫通孔列の
隣り合ったピンとが直交することにより形成される複数
の開口部の1つ1つに光ファイバ素線を保持し、前記複
数の開口部から突き出した複数の光ファイバ素線を接着
剤で固定して一体化し、全ての光ファイバ素線の端面が
接着剤から露出するまで前記一体化された光ファイバ素
線を研磨して光ファイバアレイ端末部を得るものであ
る。
【0017】前記光ファイバアレイ端末部作製方法で
は、まず、ファイバ素線整列治具に備えられた等間隔で
一列に穿かれた複数の貫通孔から成る第1の貫通孔列
に、直径が同一で円柱状の複数のピンを挿入する。
【0018】次に、前記第1の貫通孔列が形成する平面
に対して平行であると共に前記貫通孔の寸法よりも離れ
た距離にある平面上の前記貫通孔の軸と直交する方向に
等間隔で一列に穿かれた複数の貫通孔から成る、前記フ
ァイバ素線整列治具に備えられた第2の貫通孔列に複数
のピンを挿入する。
【0019】前記の様に第1及び第2の貫通孔列に複数
のピンを挿入すると、前記第1の貫通孔列の隣り合った
ピンと前記第2の貫通孔列の隣り合ったピンとが直交す
ることにより格子状の複数の開口部が形成される。
【0020】前記形成された複数の開口部の1つ1つ
に、アレイを形成しようとする複数の光ファイバ素線を
1本づつ保持し、前記複数の開口部から突き出した複数
の光ファイバ素線を接着剤で固定して一体化する。
【0021】次に、前記一体化された複数の光ファイバ
素線の先端部を研磨して、全ての光ファイバ素線の端面
を接着剤から露出させて、光ファイバアレイ端末部を得
る。
【0022】前記光ファイバアレイ端末部作製方法で
は、光ファイバアレイ端末部を形成するにあたって、複
数のピンにより形成される複数の開口部により光ファイ
バ素線を精度良く整列させることを最も主要な特徴とし
ており、従来の技術とは、形成される光ファイバアレイ
端末部に高精度の加工部品が使用されていないことが異
なっている。
【0023】以上の様に、前記光ファイバアレイ端末部
作製方法によれば、複数の貫通孔列の隣り合ったピン同
士が直交して形成する複数の開口部の1つ1つに光ファ
イバ素線を保持した後に接着剤で硬化させるので、高精
度の光ファイバアレイ端末部を効率良く作製することが
可能である。
【0024】(2)直径が同一で円柱状の複数のピンと
光ファイバアレイ素線を保持するファイバ素線整列治具
とを備える光ファイバアレイ端末部作製装置であって、
前記ファイバ素線整列治具は、前記ピンが摺り合わせで
挿抜される複数の貫通孔が等間隔で一列に穿かれた第1
の貫通孔列と、前記第1の貫通孔列が形成する平面に対
して平行であると共に前記貫通孔の直径寸法よりも離れ
た距離にある平面上の前記貫通孔の軸と直交する方向に
前記ピンが摺り合わせで挿抜される複数の貫通孔が等間
隔で一列に穿かれた第2の貫通孔列と、前記第1及び第
2の貫通孔列の全ての貫通孔にピンが挿入されたときに
ピンが交差する部分全体を露出するピン露出部とを備
え、前記第1及び第2の貫通孔列は、前記第1の貫通孔
列の隣り合ったピンと前記第2の貫通孔列の隣り合った
ピンとが直交したときに、アレイを形成したい光ファイ
バ素線を摺り合わせで挿抜する複数の開口部を形成する
孔間隔を有するものである。
【0025】前記光ファイバアレイ端末部作製装置で
は、まず、ファイバ素線整列治具に備えられた等間隔で
一列に穿かれた複数の貫通孔から成る第1の貫通孔列
に、直径が同一で円柱状の複数のピンを挿入する。
【0026】次に、前記ファイバ素線整列治具の第1の
貫通孔列が形成する平面に対して平行であると共に前記
貫通孔の寸法よりも離れた距離にある平面上の前記貫通
孔の軸と直交する方向に等間隔で一列に穿かれた複数の
貫通孔から成る、前記ファイバ素線整列治具の第2の貫
通孔列に複数のピンを挿入する。
【0027】前記の様に第1及び第2の貫通孔列に複数
のピンを挿入すると、前記ファイバ素線整列治具のピン
露出部には、前記第1の貫通孔列の隣り合ったピンと前
記第2の貫通孔列の隣り合ったピンとが直交することに
より格子状の複数の開口部が形成される。
【0028】前記ファイバ素線整列治具のピン露出部に
形成された複数の開口部の1つ1つに、アレイを形成し
ようとする複数の光ファイバ素線を1本づつ保持し、前
記複数の開口部から突き出した複数の光ファイバ素線を
接着剤で固定して一体化する。
【0029】次に、前記一体化された複数の光ファイバ
素線の先端部を研磨して、全ての光ファイバ素線の端面
を接着剤から露出させて、光ファイバアレイ端末部を得
る。
【0030】前記光ファイバアレイ端末部作製装置は、
光ファイバアレイ端末部を形成するにあたって、光ファ
イバアレイを精度良く整列させるファイバ素線整列治具
を用いて行うことを最も主要な特徴としており、従来の
技術とは、形成された光ファイバアレイ端末部に高精度
の加工部品が使用されていないことが異なっている。
【0031】前記光ファイバアレイ端末部作製装置で
は、光ファイバアレイ端末部を形成するにあたり、光フ
ァイバ素線をファイバ素線整列治具を用いて精度良く整
列させておき、接着剤等を用いてそのまま硬化・固定さ
せ、ファイバ素線整列治具から外して端末部としてい
る。
【0032】その為、前記光ファイバアレイ端末部作製
装置では、高精度の端末部構成部材が不要であり、ファ
イバ素線整列治具さえ高精度であれば良く、前記ファイ
バ素線整列治具は繰り返し使用できるので、同一の治具
から作製することによる精度のバラツキの減少、高価な
端末部構成部品を不要とすることが可能となり、高精度
で低価格、かつ精度の揃った端末部の量産を行うことが
出来る様になる。
【0033】よって、前記光ファイバアレイ端末部作製
装置では、高価な高精度加工部品は何度も使用する治具
のみに使用し、最終製品である光ファイバアレイ端末部
には何ら高価な高精度加工部品を使用していない上、光
ファイバの整列を行うにあたって高度な技術を不要と
し、かつ容易に高精度整列が出来るので、高精度である
にも係わらず、非常に低価格な光ファイバアレイ端末部
を形成できる利点がある。
【0034】以上の様に、前記光ファイバアレイ端末部
作製装置によれば、複数の貫通孔列の隣り合ったピン同
士が直交して形成する複数の開口部の1つ1つに光ファ
イバ素線を保持した後に接着剤で硬化させるので、高精
度の光ファイバアレイ端末部を効率良く作製することが
可能である。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の光ファイバアレ
イ端末部作製方法及びその装置において、複数の光ファ
イバをアレイ状に整列させた光ファイバアレイ端末部を
作製する一実施形態の光ファイバアレイ端末部作製装置
について説明する。
【0036】図1は、本実施形態の光ファイバアレイ端
末部作製装置の概略構成を示す平面図及び側面図であ
る。図1において、6はファイバ心線支持具、7及び8
はファイバ素線整列治具、9は支持台、61、71及び
81は支持棒、62、72及び82は支持棒、63、7
3及び83は3軸微動台である。
【0037】図1に示す様に、本実施形態の光ファイバ
アレイ端末部作製装置では、ファイバ心線支持具6、同
一寸法形状のファイバ素線整列治具7及び8は、それぞ
れ支持棒61、71及び81並びに3軸微動台63、7
3及び83で支持されており、更に、支持棒62、72
及び82を介して共通の支持台9に取り付けられてい
る。
【0038】図2は、本実施形態の光ファイバアレイ端
末部作製装置のファイバ素線整列治具7及び8の詳細を
示す斜視図である。
【0039】図2に示す様に、本実施形態の光ファイバ
アレイ端末部作製装置のファイバ素線整列治具7及び8
では、全体の形状は厚さ4mmの平板状で、中央部には
一辺が5mmの正方形の角穴が穿かれており、更に前記
角穴を通過する9個の貫通円孔2組から成る貫通円孔列
A及びA’並びに貫通円孔列B及びB’が形成されてお
り、貫通円孔列A及びA’の貫通円孔の中心軸と、貫通
円孔列B及びB’の貫通円孔の中心軸とは互いに直交し
ている。
【0040】前記貫通円孔列A及びA’並びに貫通円孔
列B及びB’は、ピンが摺り合わせで挿抜される複数の
貫通孔が等間隔で一列に穿かれた第1の貫通孔列と、前
記第1の貫通孔列が形成する平面に対して平行であると
共に前記貫通孔の直径寸法よりも離れた距離にある平面
上の前記貫通孔の軸と直交する方向に前記ピンが摺り合
わせで挿抜される複数の貫通孔が等間隔で一列に穿かれ
た第2の貫通孔列に相当し、前記正方形の角穴は、前記
第1及び第2の貫通孔列の全ての貫通孔にピンが挿入さ
れたときにピンが交差する部分全体を露出するピン露出
部に相当する。
【0041】貫通円孔列A及びA’並びにB及びB’の
貫通円孔の直径は全て126μmとし、かつ各貫通円孔
列において貫通円孔は250μmの等間隔に一列に形成
されている。
【0042】貫通円孔列Aの貫通円孔の数と貫通円孔列
A’の貫通円孔の数は同一で、貫通円孔列A及びA’の
向かい合う貫通円孔の中心軸は一致しており、同様に、
貫通円孔列Bの貫通円孔の数と貫通円孔列B’の貫通円
孔の数は同一で、貫通円孔列B及びB’の向かい合う貫
通円孔の中心軸は一致している。
【0043】尚、貫通円孔列A及びA’の貫通円孔の中
心軸と、貫通円孔列B及びB’の貫通円孔の中心軸と
は、互いに直交はしているが、同一平面上にはなく、貫
通円孔列A及びA’の貫通円孔の中心軸が存在する平面
と、貫通円孔列B及びB’の貫通円孔の中心軸が存在す
る平面との間には、貫通円孔の直径寸法より大きな間隔
が設定されており、ここでは前記間隔を2mmとした。
【0044】以下に、図1の装置により64本の光ファ
イバ1を8行8列に整列させた2次元光ファイバアレイ
端末部の作製方法を記す。
【0045】図3は、本実施形態の光ファイバアレイ端
末部作製装置の光ファイバ1の一例を示す平面図及び側
面図である。図3において、100はUV被覆心線、1
01はファイバ素線である。
【0046】図3に示す様に、本実施形態の光ファイバ
アレイ端末部作製装置の光ファイバ1では、外径が約2
50μmのUV被覆心線100と、外径が125〜12
5.5μmの石英ガラス製のファイバ素線101を有し
ており、ここでは8本のファイバが一列に整列固定され
たテープ心線を用いた。
【0047】図4は、本実施形態の光ファイバアレイ端
末部作製装置のテープ心線のファイバ心線支持具6への
挿入を行う工程の概要を示す側面図である。図4におい
て、64は蓋、65は溝である。
【0048】図4に示す様に、本実施形態の光ファイバ
アレイ端末部作製装置のテープ心線のファイバ心線支持
具6への挿入を行う工程では、テープ心線の幅とほぼ同
一の2mmの溝幅を持つ溝65を有するファイバ心線支
持具6の蓋64を開けて、図4(a)及び(b)の様に
溝65内に積層させて順次挿入し、8列まで挿入した
後、挿入したテープ心線が動かない様に蓋64を約0.
1mm押圧した状態で図4(c)の様にネジ止め固定す
る。
【0049】図5は、本実施形態の光ファイバアレイ端
末部作製装置のファイバ心線支持具6の取り付けを行う
工程の概要を示す平面図及び側面図である。図5におい
て、200は角皿である。
【0050】図5に示す様に、本実施形態の光ファイバ
アレイ端末部作製装置のファイバ心線支持具6の取り付
けを行う工程では、ファイバ素線整列治具7及び8の角
穴よりも小さく、外寸法が3mm角で内寸法が2.5m
m角のガラス製の角皿200を予めファイバ素線整列治
具7及び8の角穴のほぼ中央部に位置する様にセットし
ておき、テープ心線を取り付けたファイバ心線支持具6
を支持棒61に取り付け、ファイバ心線支持具6から出
ているファイバ素線束がファイバ素線整列治具7及び8
の角穴のほぼ中央部を貫通し、かつファイバ素線束の先
端部が角皿200の底板の間近に位置する様に3軸微動
台63で調整する。
【0051】次に、本実施形態の光ファイバアレイ端末
部作製装置のファイバ素線101の整列方法を図6及び
図7に示す。
【0052】図6は、本実施形態の光ファイバアレイ端
末部作製装置のファイバ素線整列治具7におけるファイ
バ素線101の横方向の整列を行う工程の概要を示す図
である。図6において、700はピンである。
【0053】図6に示す様に、本実施形態の光ファイバ
アレイ端末部作製装置のファイバ素線整列治具7におけ
るファイバ素線101の横方向の整列を行う工程では、
図5の状態ではファイバ素線101は、図6(a)の様
にファイバ素線整列治具7の角穴の中央部付近に位置
し、かつ角皿200の中央部付近にも位置している。
【0054】この時、64本のファイバ素線101は、
大体は8行8列に位置しているが、図3に示したテープ
心線状態でのファイバ素線間隔が正確な250μmでは
無く、更に、ファイバ心線のUV被覆も柔らかい為に図
4で蓋64に押圧されたときに変形しており、隣り合う
ファイバ素線101の間隔はかなり乱れた状態となって
いる。
【0055】そこで、図6(a)に示す様に、先端部が
テーパ加工された直径125μmの鋼製のピン700を
9本用意し、図6(b)の様に順次ファイバ素線整列治
具7の図2に示した貫通円孔列A及びA’に、隣り合う
ピン700の間に8本のファイバ素線101が入る様に
挿入していき、最終的に図6(c)の様に各ピン700
の間に8本づつのファイバ素線101が入る様にする。
【0056】図7は、本実施形態の光ファイバアレイ端
末部作製装置のファイバ素線整列治具7におけるファイ
バ素線101の縦方向の整列を行う工程の概要を示す図
である。図7において、800はピンである。
【0057】図7に示す様に、本実施形態の光ファイバ
アレイ端末部作製装置のファイバ素線整列治具7におけ
るファイバ素線101の縦方向の整列を行う工程では、
ピン700と同一寸法形状のピン800を別に9本用意
して、図6の場合と同様にして図2に示した貫通円孔列
B及びB’に挿入し、最終的に図7(b)の様にピン7
00及びピン800の各ピンの間に1本づつのファイバ
素線101が入る様にする。
【0058】図8は、本実施形態の光ファイバアレイ端
末部作製装置の複数のファイバ素線101の一体化を行
う工程の概要を示す図である。
【0059】図8に示す様に、本実施形態の光ファイバ
アレイ端末部作製装置の複数のファイバ素線101の一
体化を行う工程では、ファイバ素線整列治具7と全く同
様のことをファイバ素線整列治具8についても行い、図
8(a)の様にした後、ファイバ素線101とファイバ
素線整列治具7及び8のピン700及びピン800が垂
直に位置する様に3軸微動台63、73及び83を調整
する。
【0060】調整後、角皿200に低収縮率のエポキシ
樹脂を注入して硬化させ、硬化終了後、図8(b)に示
す様に、ファイバ素線整列治具7及び8の全てのピン7
00及びピン800を抜き取る。
【0061】図9は、本実施形態の光ファイバアレイ端
末部作製装置の一体化されたファイバ素線101のファ
イバ素線整列治具7及び8からの移動を行う工程の概要
を示す図である。
【0062】図9に示す様に、本実施形態の光ファイバ
アレイ端末部作製装置の一体化されたファイバ素線10
1のファイバ素線整列治具7及び8からの移動を行う工
程では、3軸微動台63の垂直方向の移動つまみを動か
して、角皿部がファイバ素線整列治具7よりも上に来る
までファイバ心線支持具6を移動させる。
【0063】図10は、本実施形態の光ファイバアレイ
端末部作製装置の一体化されたファイバ素線101の角
パイプへの移動を行う工程の概要を示す図である。図1
0において、201は角パイプである。
【0064】図10に示す様に、本実施形態の光ファイ
バアレイ端末部作製装置の一体化されたファイバ素線1
01の角パイプへの移動を行う工程では、3軸微動台6
3の水平方向の移動つまみを動かして、支持台9上に置
かれた、一端が薄いフィルムで封じられ、内寸法が5m
m角で、かつファイバ素線101の長さよりも大きな深
さを持つガラス製角パイプ201のほぼ中央部に角皿2
00が位置する様に移動させる。
【0065】図11は、本実施形態の光ファイバアレイ
端末部作製装置の一体化されたファイバ素線101の研
磨を行う工程の概要を示す図である。図11において、
300は研磨板である。
【0066】図11に示す様に、本実施形態の光ファイ
バアレイ端末部作製装置の一体化されたファイバ素線1
01の研磨を行う工程では、図11(a)の様に3軸微
動台63の垂直方向の移動つまみを動かして、図11
(b)の様に角皿200の底部が角パイプ201の薄い
フィルム製の底の間近に来る位置に調整する。
【0067】角皿200の底部が角パイプ201の薄い
フィルム製の底の間近に来る位置に3軸微動台63を調
整した後、図11(c)の様に角パイプ201内に角皿
200で用いたエポキシ樹脂を注入し、角皿200全
体、ファイバ素線部全体及びファイバ心線の一部を角パ
イプ201と一体化させた状態で硬化させる。
【0068】角皿200全体、ファイバ素線部全体及び
ファイバ心線の一部を角パイプ201と一体化させた状
態で硬化させた後、図11(d)の様にファイバ心線支
持具6を外し、角パイプ201の底面側から研磨板30
0で研磨し、64本のファイバ端面が出た段階で研磨を
終了させ、光ファイバアレイ端末部を得る。
【0069】図12は、本実施形態の光ファイバアレイ
端末部作製方法により得られた光ファイバアレイ端末部
の外観を示す斜視図である。
【0070】図12に示す様に、本実施形態の光ファイ
バアレイ端末部作製方法により得られた光ファイバアレ
イ端末部では、得られた光ファイバアレイ端末部のファ
イバ端面の位置精度は連続して作製した10個について
測定した結果、最大でも0.7μm以内と、従来の3μ
mに比較して大きく向上させることができた。
【0071】以上説明した様に、本実施形態の光ファイ
バアレイ端末部作製装置によれば、複数の貫通孔列の隣
り合ったピン同士が直交して形成する複数の開口部の1
つ1つに光ファイバ素線を保持した後に接着剤で硬化さ
せるので、高精度の光ファイバアレイ端末部を効率良く
作製することが可能である。
【0072】以上、本発明を前記実施形態に基づき具体
的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々
変更可能であることは勿論である。
【0073】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0074】(1)複数の貫通孔列の隣り合ったピン同
士が直交して形成する複数の開口部の1つ1つに光ファ
イバ素線を保持した後に接着剤で硬化させるので、高精
度の光ファイバアレイ端末部を効率良く作製することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の光ファイバアレイ端末部作製装置
の概略構成を示す平面図及び側面図である。
【図2】本実施形態の光ファイバアレイ端末部作製装置
のファイバ素線整列治具7及び8の詳細を示す斜視図で
ある。
【図3】本実施形態の光ファイバアレイ端末部作製装置
の光ファイバ1の一例を示す平面図及び側面図である。
【図4】本実施形態の光ファイバアレイ端末部作製装置
のテープ心線のファイバ心線支持具6への挿入を行う工
程の概要を示す側面図である。
【図5】本実施形態の光ファイバアレイ端末部作製装置
のファイバ心線支持具6の取り付けを行う工程の概要を
示す平面図及び側面図である。
【図6】本実施形態の光ファイバアレイ端末部作製装置
のファイバ素線整列治具7におけるファイバ素線101
の横方向の整列を行う工程の概要を示す図である。
【図7】本実施形態の光ファイバアレイ端末部作製装置
のファイバ素線整列治具7におけるファイバ素線101
の縦方向の整列を行う工程の概要を示す図である。
【図8】本実施形態の光ファイバアレイ端末部作製装置
の複数のファイバ素線101の一体化を行う工程の概要
を示す図である。
【図9】本実施形態の光ファイバアレイ端末部作製装置
の一体化されたファイバ素線101のファイバ素線整列
治具7及び8からの移動を行う工程の概要を示す図であ
る。
【図10】本実施形態の光ファイバアレイ端末部作製装
置の一体化されたファイバ素線101の角パイプへの移
動を行う工程の概要を示す図である。
【図11】本実施形態の光ファイバアレイ端末部作製装
置の一体化されたファイバ素線101の研磨を行う工程
の概要を示す図である。
【図12】本実施形態の光ファイバアレイ端末部作製方
法により得られた光ファイバアレイ端末部の外観を示す
斜視図である。
【図13】従来の光ファイバアレイ端末部の外観を示す
斜視図である。
【図14】従来の光ファイバアレイ端末部作製方法のガ
ラスパイプを固定する工程を示す斜視図である。
【図15】従来の光ファイバアレイ端末部作製方法の光
ファイバを整列する工程を示す図である。
【符号の説明】 6…ファイバ心線支持具、7及び8…ファイバ素線整列
治具、9…支持台、61、71及び81…支持棒、6
2、72及び82…支持棒、63、73及び83…3軸
微動台、100…UV被覆心線、101…ファイバ素
線、64…蓋、65…溝、200…角皿、700…ピ
ン、800…ピン、201…角パイプ、300…研磨
板、1…光ファイバ、2…支持体、3…ガラスパイプ、
41〜44…平板、5…隙間。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイバ素線整列治具に備えられた等間
    隔で一列に穿かれた複数の貫通孔から成る第1の貫通孔
    列に直径が同一で円柱状の複数のピンを挿入し、 前記第1の貫通孔列が形成する平面に対して平行である
    と共に前記貫通孔の寸法よりも離れた距離にある平面上
    の前記貫通孔の軸と直交する方向に等間隔で一列に穿か
    れた複数の貫通孔から成る前記ファイバ素線整列治具に
    備えられた第2の貫通孔列に複数のピンを挿入し、 前記第1の貫通孔列の隣り合ったピンと前記第2の貫通
    孔列の隣り合ったピンとが直交することにより形成され
    る複数の開口部の1つ1つに光ファイバ素線を保持し、 前記複数の開口部から突き出した複数の光ファイバ素線
    を接着剤で固定して一体化し、 全ての光ファイバ素線の端面が接着剤から露出するまで
    前記一体化された光ファイバ素線を研磨して光ファイバ
    アレイ端末部を得ることを特徴とする光ファイバアレイ
    端末部作製方法。
  2. 【請求項2】 直径が同一で円柱状の複数のピンと光フ
    ァイバアレイ素線を保持するファイバ素線整列治具とを
    備える光ファイバアレイ端末部作製装置であって、 前記ファイバ素線整列治具は、前記ピンが摺り合わせで
    挿抜される複数の貫通孔が等間隔で一列に穿かれた第1
    の貫通孔列と、前記第1の貫通孔列が形成する平面に対
    して平行であると共に前記貫通孔の直径寸法よりも離れ
    た距離にある平面上の前記貫通孔の軸と直交する方向に
    前記ピンが摺り合わせで挿抜される複数の貫通孔が等間
    隔で一列に穿かれた第2の貫通孔列と、前記第1及び第
    2の貫通孔列の全ての貫通孔にピンが挿入されたときに
    ピンが交差する部分全体を露出するピン露出部とを備
    え、 前記第1及び第2の貫通孔列は、前記第1の貫通孔列の
    隣り合ったピンと前記第2の貫通孔列の隣り合ったピン
    とが直交したときに、アレイを形成したい光ファイバ素
    線を摺り合わせで挿抜する複数の開口部を形成する孔間
    隔を有することを特徴とする光ファイバアレイ端末部作
    製装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111142184A (zh) * 2020-01-22 2020-05-12 中国工程物理研究院核物理与化学研究所 一种二维光纤阵列
WO2025086668A1 (zh) * 2023-10-23 2025-05-01 华为技术有限公司 光纤组件的制造方法、光纤组件及光通信设备

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