JPH10186685A - 静電記録体 - Google Patents
静電記録体Info
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- JPH10186685A JPH10186685A JP35815696A JP35815696A JPH10186685A JP H10186685 A JPH10186685 A JP H10186685A JP 35815696 A JP35815696 A JP 35815696A JP 35815696 A JP35815696 A JP 35815696A JP H10186685 A JPH10186685 A JP H10186685A
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- Japan
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- recording medium
- parts
- electrostatic recording
- conductive
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、静電記録体に関するもので、より
詳細には耐環境特性に優れ、かつ、鮮明で高濃度、か
つ、高精細なカラー画像が得られる静電記録体を提供す
るものである。 【構成】 支持体上に、電子電導性顔料を含有する導電
層、およびスチレン系又はアクリル系樹脂粒子を含有す
る記録層が順次積層して設けられていることを特徴とす
る静電記録体。
詳細には耐環境特性に優れ、かつ、鮮明で高濃度、か
つ、高精細なカラー画像が得られる静電記録体を提供す
るものである。 【構成】 支持体上に、電子電導性顔料を含有する導電
層、およびスチレン系又はアクリル系樹脂粒子を含有す
る記録層が順次積層して設けられていることを特徴とす
る静電記録体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は静電記録体に関するもの
であり、より詳細には耐環境特性に優れ、かつ、鮮明で
高濃度、かつ高精細なカラー画像が得られる静電記録体
を提供するものである。
であり、より詳細には耐環境特性に優れ、かつ、鮮明で
高濃度、かつ高精細なカラー画像が得られる静電記録体
を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より静電記録体を用いる静電記録方
式は、ファクシミリ用、製図用、新聞校正用、公文書記
録用等様々な分野で使用されており、近年はカラー画像
の要望に応じてカラー記録対応装置が開発され、それに
伴ってデザイン関係、イベント関係、広告関係等の分野
では簡便にカラーコピーが得られることから、その用途
が急速に拡大し普及してきている。特に静電記録方式は
処理速度、高精細な点から大型カラーコピーに採用され
ている。このような背景から、これら用途にはファクシ
ミリ用等に比較してより高精細な画像が要求され、また
カラー画像においても鮮明で高濃度、かつ、より緻密で
原画に忠実な高精細な画像が求められている。
式は、ファクシミリ用、製図用、新聞校正用、公文書記
録用等様々な分野で使用されており、近年はカラー画像
の要望に応じてカラー記録対応装置が開発され、それに
伴ってデザイン関係、イベント関係、広告関係等の分野
では簡便にカラーコピーが得られることから、その用途
が急速に拡大し普及してきている。特に静電記録方式は
処理速度、高精細な点から大型カラーコピーに採用され
ている。このような背景から、これら用途にはファクシ
ミリ用等に比較してより高精細な画像が要求され、また
カラー画像においても鮮明で高濃度、かつ、より緻密で
原画に忠実な高精細な画像が求められている。
【0003】従来の静電記録体における記録層は、ポリ
スチレン、ポリエステル、ポリメタクリル酸エステル、
ポリ酢酸ビニル等の誘電率の高い結着剤中に、気中放電
特性の向上のためにシリカ、クレー、アルミナ、炭酸カ
ルシウム等の無機顔料が分散した構成を有している。こ
れらの顔料成分は耐湿性に乏しいものであり、高湿度雰
囲気で記録をおこなうと画像濃度が低かったり、画像の
滲みが生じたりする問題を有するものである。また、こ
のような高湿度特性を改良するために、ポリエチレン、
ポリプロピレン、シリコーン樹脂等の樹脂粒子を上記無
機顔料に代えて用いることも提案されているが、このよ
うな記録層を設けた静電記録体は画像の荒れやヌケを生
じ、また、カラー記録で鮮明な高濃度の画像が得られ
ず、画像特性に問題を有するものであった。
スチレン、ポリエステル、ポリメタクリル酸エステル、
ポリ酢酸ビニル等の誘電率の高い結着剤中に、気中放電
特性の向上のためにシリカ、クレー、アルミナ、炭酸カ
ルシウム等の無機顔料が分散した構成を有している。こ
れらの顔料成分は耐湿性に乏しいものであり、高湿度雰
囲気で記録をおこなうと画像濃度が低かったり、画像の
滲みが生じたりする問題を有するものである。また、こ
のような高湿度特性を改良するために、ポリエチレン、
ポリプロピレン、シリコーン樹脂等の樹脂粒子を上記無
機顔料に代えて用いることも提案されているが、このよ
うな記録層を設けた静電記録体は画像の荒れやヌケを生
じ、また、カラー記録で鮮明な高濃度の画像が得られ
ず、画像特性に問題を有するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の如き事
情に鑑み、広範な環境条件において鮮明で高濃度、高精
細なカラー画像が得られる優れた画像特性を有する静電
記録体を提供するものである。
情に鑑み、広範な環境条件において鮮明で高濃度、高精
細なカラー画像が得られる優れた画像特性を有する静電
記録体を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持体上に電
子電導性顔料を含有する導電層、およびスチレン系又は
アクリル系樹脂粒子を含有する記録層が順次積層して設
けられていることを特徴とする静電記録体である。
子電導性顔料を含有する導電層、およびスチレン系又は
アクリル系樹脂粒子を含有する記録層が順次積層して設
けられていることを特徴とする静電記録体である。
【0006】本発明において用いられるスチレン系又は
アクリル系樹脂粒子は、スチレン、ビニルトルエン等の
スチレン系、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリ
ル酸ブチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル等のア
クリル系のモノマーの単独重合体もしくはこれらの共重
合体、あるいは上記モノマー成分を主成分としてこれら
と共重合可能な他のモノマー成分を含んだ共重合体から
なる球状粒子であり、更に、他のモノマー成分の代わり
に架橋剤を用いた架橋重合体もしくは架橋共重合体から
なる球状粒子が挙げられる。
アクリル系樹脂粒子は、スチレン、ビニルトルエン等の
スチレン系、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリ
ル酸ブチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル等のア
クリル系のモノマーの単独重合体もしくはこれらの共重
合体、あるいは上記モノマー成分を主成分としてこれら
と共重合可能な他のモノマー成分を含んだ共重合体から
なる球状粒子であり、更に、他のモノマー成分の代わり
に架橋剤を用いた架橋重合体もしくは架橋共重合体から
なる球状粒子が挙げられる。
【0007】本発明において上記の如き樹脂粒子の粒径
は特に限定されるものではないが、0.5〜15μmの
粒子が適当であり、特に2〜12μmが好適である。粒
径0.5μmより小さい粒子を用いると画像抜け等を生
じやすくなり、15μmより大きい粒子を用いると画像
の荒れ等を生じやすくなる傾向になり、画像の均一性を
損なうおそれがある。また、記録層における樹脂粒子の
含有量は、1〜15重量%、特に2〜9重量%含有する
のが好ましい。アクリル系樹脂粒子の含有量が1重量%
を下回ると記録層表面の均一な凹凸が少なくなり、画像
の荒れやヌケを生じて高精細な画像が得られない。ま
た、含有量が15重量%を越えても高精細な画像に効果
が得られないのみならず、かえって鮮明な濃度が十分得
られない、つまり画像濃度低下を生じるおそれがある。
は特に限定されるものではないが、0.5〜15μmの
粒子が適当であり、特に2〜12μmが好適である。粒
径0.5μmより小さい粒子を用いると画像抜け等を生
じやすくなり、15μmより大きい粒子を用いると画像
の荒れ等を生じやすくなる傾向になり、画像の均一性を
損なうおそれがある。また、記録層における樹脂粒子の
含有量は、1〜15重量%、特に2〜9重量%含有する
のが好ましい。アクリル系樹脂粒子の含有量が1重量%
を下回ると記録層表面の均一な凹凸が少なくなり、画像
の荒れやヌケを生じて高精細な画像が得られない。ま
た、含有量が15重量%を越えても高精細な画像に効果
が得られないのみならず、かえって鮮明な濃度が十分得
られない、つまり画像濃度低下を生じるおそれがある。
【0008】本発明においては、上記の如き樹脂粒子と
して架橋樹脂からなるものが、広範な環境条件で画像荒
れやヌケがなく鮮明な高濃度の画像が得られることから
特に好ましいものである。かかる架橋樹脂は、その架橋
度は特に限定されるものではないが、水、アルコール、
トルエン、メチルエチルケトン等の有機溶媒に対して全
くもしくはほとんど膨潤しない程度に架橋されたものが
適用される。
して架橋樹脂からなるものが、広範な環境条件で画像荒
れやヌケがなく鮮明な高濃度の画像が得られることから
特に好ましいものである。かかる架橋樹脂は、その架橋
度は特に限定されるものではないが、水、アルコール、
トルエン、メチルエチルケトン等の有機溶媒に対して全
くもしくはほとんど膨潤しない程度に架橋されたものが
適用される。
【0009】本発明における記録層は上記の如き樹脂粒
子を樹脂中に分散したものである。かかる樹脂として
は、絶縁抵抗の大きい各種の樹脂が使用でき、例えば塩
化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、ポリエ
ステル樹脂、ウレタン樹脂、ブチラール樹脂、ニトロセ
ルロース、スチレン樹脂、シリコーン樹脂、オレフィン
樹脂等が挙げられる。必要に応じて炭酸カルシウム、炭
酸マグネシウム、酸化チタン、酸化マグネシウム、水酸
価アルミニウム、酸化亜鉛、シリカ、ポリプロピレン粒
子、シリコーン樹脂粒子等の無機顔料や有機顔料を本発
明の効果を損なわない範囲で用いることができる。
子を樹脂中に分散したものである。かかる樹脂として
は、絶縁抵抗の大きい各種の樹脂が使用でき、例えば塩
化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、ポリエ
ステル樹脂、ウレタン樹脂、ブチラール樹脂、ニトロセ
ルロース、スチレン樹脂、シリコーン樹脂、オレフィン
樹脂等が挙げられる。必要に応じて炭酸カルシウム、炭
酸マグネシウム、酸化チタン、酸化マグネシウム、水酸
価アルミニウム、酸化亜鉛、シリカ、ポリプロピレン粒
子、シリコーン樹脂粒子等の無機顔料や有機顔料を本発
明の効果を損なわない範囲で用いることができる。
【0010】本発明における導電層は、少なくとも電子
電導性顔料を導電剤として用いた導電層が適用される。
電子電導性顔料としては、導電性無機顔料つまり無機顔
料を母材とし、その表面を導電性物質で被覆した針状も
しくは粒子状の顔料が使用される。ここで針状導電性顔
料は、チタン酸カリウム、酸化チタン、硫酸バリウム、
ホウ酸アルミニウム、炭酸カルシウム等を母材とし、表
面がアンチモン、酸化錫等で被覆されたもので、長軸1
〜40μm、短軸0.05〜3μmの形状であるものが
良好な導電性が得られ好適である。長軸が1μm未満で
あると、所望の導電性を得るには母材表面のアンチモ
ン、酸化錫の被覆量を多くせねばならず、必然的に白色
度が低下する。長軸が40μmを越えると、母材にもよ
るが塗料分散時の剪断力で針状結晶が折れやすく導電性
の低下をまねき、製造時における分散条件と塗料特性の
不安定という障害が生じる。また、粒子状導電性顔料
は、酸化亜鉛、酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸カル
シウム等を母材とし、表面がアンチモン、酸化錫、アル
ミニウムで被覆されたもので、粒子径0.1〜20μm
のものが良好な導電性が得られ好ましい。
電導性顔料を導電剤として用いた導電層が適用される。
電子電導性顔料としては、導電性無機顔料つまり無機顔
料を母材とし、その表面を導電性物質で被覆した針状も
しくは粒子状の顔料が使用される。ここで針状導電性顔
料は、チタン酸カリウム、酸化チタン、硫酸バリウム、
ホウ酸アルミニウム、炭酸カルシウム等を母材とし、表
面がアンチモン、酸化錫等で被覆されたもので、長軸1
〜40μm、短軸0.05〜3μmの形状であるものが
良好な導電性が得られ好適である。長軸が1μm未満で
あると、所望の導電性を得るには母材表面のアンチモ
ン、酸化錫の被覆量を多くせねばならず、必然的に白色
度が低下する。長軸が40μmを越えると、母材にもよ
るが塗料分散時の剪断力で針状結晶が折れやすく導電性
の低下をまねき、製造時における分散条件と塗料特性の
不安定という障害が生じる。また、粒子状導電性顔料
は、酸化亜鉛、酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸カル
シウム等を母材とし、表面がアンチモン、酸化錫、アル
ミニウムで被覆されたもので、粒子径0.1〜20μm
のものが良好な導電性が得られ好ましい。
【0011】導電層は上記の如き電子電導性顔料と結着
剤を用いて形成されるものである。ここで用いられる結
着剤としては、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、アク
リル樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、ブチラー
ル樹脂、ニトロセルロース、スチレンブタジエン共重合
体、ポリビニールアルコール、ヒドロキシエチルセルロ
ース、ゼラチン、スターチ、カゼイン等の水溶性樹脂、
水分散性樹脂、有機溶剤系樹脂を適宜選択して使用する
ことができるが、水溶性もしくは水分散性樹脂が、安定
した導電性が得られ、また生産性も良いことから好まし
い。
剤を用いて形成されるものである。ここで用いられる結
着剤としては、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、アク
リル樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、ブチラー
ル樹脂、ニトロセルロース、スチレンブタジエン共重合
体、ポリビニールアルコール、ヒドロキシエチルセルロ
ース、ゼラチン、スターチ、カゼイン等の水溶性樹脂、
水分散性樹脂、有機溶剤系樹脂を適宜選択して使用する
ことができるが、水溶性もしくは水分散性樹脂が、安定
した導電性が得られ、また生産性も良いことから好まし
い。
【0012】導電層における前記電子電導性顔料と結着
剤の配合は、使用する材料により適宜決定されるもの
で、導電層の表面抵抗が1.0×105〜1.0×109
Ω/□となるように調製されるものであるが、針状導電
性顔料の場合、顔料100重量部に対して結着剤の配合
は70〜400重量部とするのが好ましい。バインダー
の配合が400重量部を上回ると抵抗が高くなり導電特
性が損なわれる。一方、70重量部を下回っても導電特
性の向上効果はみられないばかりか、画像濃度の低下を
生じるおそれがある。また、粒子状導電性顔料の場合は
顔料100重量部に対してバインダーの配合は5〜70
重量部とするのが好ましい。バインダーの配合が70重
量部を上回ると抵抗が高くなり導電特性が損なわれ、5
重量部を下回ると導電層の結着性・造膜性に支障をきた
す。
剤の配合は、使用する材料により適宜決定されるもの
で、導電層の表面抵抗が1.0×105〜1.0×109
Ω/□となるように調製されるものであるが、針状導電
性顔料の場合、顔料100重量部に対して結着剤の配合
は70〜400重量部とするのが好ましい。バインダー
の配合が400重量部を上回ると抵抗が高くなり導電特
性が損なわれる。一方、70重量部を下回っても導電特
性の向上効果はみられないばかりか、画像濃度の低下を
生じるおそれがある。また、粒子状導電性顔料の場合は
顔料100重量部に対してバインダーの配合は5〜70
重量部とするのが好ましい。バインダーの配合が70重
量部を上回ると抵抗が高くなり導電特性が損なわれ、5
重量部を下回ると導電層の結着性・造膜性に支障をきた
す。
【0013】本発明における導電層は上記の如き組成を
有するものであるが、必要に応じて導電剤として例えば
カチオン系高分子電解質、アニオン系高分子電解質等の
イオン電導物質を併用することもできる。しかし、かか
る導電剤は前記本発明における記録層と組み合わせて
も、耐湿度特性に劣り、画像ヌケや画像濃度低下等の画
像特性に問題を生じるおそれがあることから、併用する
場合も少量にとどめることが好ましい。
有するものであるが、必要に応じて導電剤として例えば
カチオン系高分子電解質、アニオン系高分子電解質等の
イオン電導物質を併用することもできる。しかし、かか
る導電剤は前記本発明における記録層と組み合わせて
も、耐湿度特性に劣り、画像ヌケや画像濃度低下等の画
像特性に問題を生じるおそれがあることから、併用する
場合も少量にとどめることが好ましい。
【0014】本発明における支持体は、例えば、紙、合
成紙、不織布、各種樹脂フィルム、布帛、皮革等を用い
ることができ、特に限定されるものではない。本発明の
静電記録体は上記の支持体の少なくとも片面に前記の導
電層を設けたものに、記録層を積層することによって作
製される。本発明において導電層及び記録層を設けるた
めには、例えば、水、アルコール、トルエン、メチルエ
チルケトン、酢酸エチル等の溶媒に前記の材料を溶解又
は分散して塗料となし、エアーナイフコーター、カラー
ロールコーター、ワイヤーバーコーター等によって支持
体上に順次、塗布・乾燥して設けることができる。
成紙、不織布、各種樹脂フィルム、布帛、皮革等を用い
ることができ、特に限定されるものではない。本発明の
静電記録体は上記の支持体の少なくとも片面に前記の導
電層を設けたものに、記録層を積層することによって作
製される。本発明において導電層及び記録層を設けるた
めには、例えば、水、アルコール、トルエン、メチルエ
チルケトン、酢酸エチル等の溶媒に前記の材料を溶解又
は分散して塗料となし、エアーナイフコーター、カラー
ロールコーター、ワイヤーバーコーター等によって支持
体上に順次、塗布・乾燥して設けることができる。
【0015】本発明の導電性支持体及び静電記録体にお
いては、必要に応じて (1)片面にのみ導電層が設けられている場合は、支持
体と導電層との間、および支持体の導電層とは反対側の
面上 (2)支持体の両面に導電層が設けられている場合は、
該支持体と導電層との間の少なくとも一方 にバリヤ層を設けることができる。バリヤ層は、例え
ば、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリル−アクリ
ル酸エステル共重合体、スチレン−アクリル共重合体、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等の各種エマルジョン
系樹脂が好適であるが、これらに限定されることなく公
知の各種樹脂が用いられる。なお、必要に応じて無機顔
料、有機顔料、導電性顔料等を併用してもよい。
いては、必要に応じて (1)片面にのみ導電層が設けられている場合は、支持
体と導電層との間、および支持体の導電層とは反対側の
面上 (2)支持体の両面に導電層が設けられている場合は、
該支持体と導電層との間の少なくとも一方 にバリヤ層を設けることができる。バリヤ層は、例え
ば、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリル−アクリ
ル酸エステル共重合体、スチレン−アクリル共重合体、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等の各種エマルジョン
系樹脂が好適であるが、これらに限定されることなく公
知の各種樹脂が用いられる。なお、必要に応じて無機顔
料、有機顔料、導電性顔料等を併用してもよい。
【0016】
【実施例】次に、実施例によって本発明をより具体的に
説明するが、本発明はこれらに何ら限定されるものでは
ない。各実施例中および比較例中の配合を示す部数は、
全て重量部を示すものである。 実施例1 支持体として坪量64g/m2 の上質紙を用いて、該支
持体の両面に下記組成よりなる導電層用塗料を塗布・乾
燥して、塗布量5g/m2 の導電層を設けた。これにカ
レンダー掛けを行い、導電層の表面平滑度を王研式平滑
度計にて400〜500秒になるようにした。 〈導電層用途料〉 ・針状導電性顔料(大塚化学社製、デントールWK−300、 40部 長軸10〜20μm、短軸0.2〜0.5μm) ・澱粉(松谷化学社製、ユニークガムP3010) 60部 ・水 400部
説明するが、本発明はこれらに何ら限定されるものでは
ない。各実施例中および比較例中の配合を示す部数は、
全て重量部を示すものである。 実施例1 支持体として坪量64g/m2 の上質紙を用いて、該支
持体の両面に下記組成よりなる導電層用塗料を塗布・乾
燥して、塗布量5g/m2 の導電層を設けた。これにカ
レンダー掛けを行い、導電層の表面平滑度を王研式平滑
度計にて400〜500秒になるようにした。 〈導電層用途料〉 ・針状導電性顔料(大塚化学社製、デントールWK−300、 40部 長軸10〜20μm、短軸0.2〜0.5μm) ・澱粉(松谷化学社製、ユニークガムP3010) 60部 ・水 400部
【0017】上記の導電層の一方の面上に下記組成より
なる記録層用塗料を塗布・乾燥して、塗布量4g/m2
の記録層を設けて、本発明の静電記録体を作製した。 〈記録層用塗料〉 ・ポリエステル樹脂(東洋紡社製、バイロン200、固形分40%)490部 ・スチレン樹脂粒子(積水化成品工業社製、テクポリマー 4部 SBX−8、粒径8μm) ・トルエン 160部
なる記録層用塗料を塗布・乾燥して、塗布量4g/m2
の記録層を設けて、本発明の静電記録体を作製した。 〈記録層用塗料〉 ・ポリエステル樹脂(東洋紡社製、バイロン200、固形分40%)490部 ・スチレン樹脂粒子(積水化成品工業社製、テクポリマー 4部 SBX−8、粒径8μm) ・トルエン 160部
【0018】実施例2 下記組成よりなる記録層用塗料を用いた以外は、実施例
1と同様にして本発明の静電記録体を作製した。 〈記録層用塗料〉 ・ポリエステル樹脂(東洋紡社製、バイロン200、固形分40%)460部 ・スチレン樹脂粒子(積水化成品工業社製、テクポリマー 18部 SBX−8、粒径8μm) ・トルエン 190部
1と同様にして本発明の静電記録体を作製した。 〈記録層用塗料〉 ・ポリエステル樹脂(東洋紡社製、バイロン200、固形分40%)460部 ・スチレン樹脂粒子(積水化成品工業社製、テクポリマー 18部 SBX−8、粒径8μm) ・トルエン 190部
【0019】実施例3 下記組成よりなる記録層用塗料を用いた以外は、実施例
1と同様にして本発明の静電記録体を作製した。 〈記録層用塗料〉 ・ポリエステル樹脂(東洋紡社製、バイロン200、固形分40%)470部 ・アクリル樹脂粒子(綜研化学社製、MR−7G、粒径5μm) 10部 ・トルエン 180部
1と同様にして本発明の静電記録体を作製した。 〈記録層用塗料〉 ・ポリエステル樹脂(東洋紡社製、バイロン200、固形分40%)470部 ・アクリル樹脂粒子(綜研化学社製、MR−7G、粒径5μm) 10部 ・トルエン 180部
【0020】実施例4 下記組成よりなる記録層用塗料を用いた以外は、実施例
1と同様にして本発明の静電記録体を作製した。 〈記録層用塗料〉 ・ポリエステル樹脂(東洋紡社製、バイロン200、固形分40%)470部 ・アクリル樹脂粒子(綜研化学社製、MR−10G、粒径9μm) 10部 ・トルエン 180部
1と同様にして本発明の静電記録体を作製した。 〈記録層用塗料〉 ・ポリエステル樹脂(東洋紡社製、バイロン200、固形分40%)470部 ・アクリル樹脂粒子(綜研化学社製、MR−10G、粒径9μm) 10部 ・トルエン 180部
【0021】実施例5 下記組成よりなる導電層用塗料を用いて塗布量を10g
/m2とした以外は、実施例1と同様にして本発明の静
電記録体を作製した。 〈導電層用塗料〉 ・導電性酸化亜鉛(白水化学社製、23−K、粒径0.2μm) 100部 ・ポリビニルアルコール(クラレ社製、PVA105) 10部 ・水 190部
/m2とした以外は、実施例1と同様にして本発明の静
電記録体を作製した。 〈導電層用塗料〉 ・導電性酸化亜鉛(白水化学社製、23−K、粒径0.2μm) 100部 ・ポリビニルアルコール(クラレ社製、PVA105) 10部 ・水 190部
【0022】実施例6 下記組成よりなる導電層用塗料を用いて塗布量を10g
/m2とした以外は、実施例3と同様にして本発明の静
電記録体を作製した。 〈導電層用塗料〉 ・導電性酸化亜鉛(白水化学社製、23−K、粒径0.2μm) 100部 ・ポリビニルアルコール(クラレ社製、PVA105) 10部 ・水 190部
/m2とした以外は、実施例3と同様にして本発明の静
電記録体を作製した。 〈導電層用塗料〉 ・導電性酸化亜鉛(白水化学社製、23−K、粒径0.2μm) 100部 ・ポリビニルアルコール(クラレ社製、PVA105) 10部 ・水 190部
【0023】比較例1 下記組成よりなる導電層用塗料を用いて塗布量を7g/
m2とした以外は、実施例1と同様にして比較用の静電
記録体を作製した。 〈導電層用塗料〉 ・カチオン性高分子電解質(三洋化成工業社製、ケミスタット 270部 6300、固形分33%) ・澱粉(松谷化学社製、ユニークガムP3010) 15部 ・炭酸カルシウム(備北粉化社製、ソフトン1000) 45部 ・水 170部
m2とした以外は、実施例1と同様にして比較用の静電
記録体を作製した。 〈導電層用塗料〉 ・カチオン性高分子電解質(三洋化成工業社製、ケミスタット 270部 6300、固形分33%) ・澱粉(松谷化学社製、ユニークガムP3010) 15部 ・炭酸カルシウム(備北粉化社製、ソフトン1000) 45部 ・水 170部
【0024】比較例2 下記組成よりなる記録層用塗料を用いた以外は、実施例
1と同様にして比較用の静電記録体を作製した。 ・ポリエステル樹脂(東洋紡社製、バイロン200、固形分40%)470部 ・ポリプロピレン樹脂粒子(三井石油化学工業社製、 70部 ユニストールR100,固形分15%) ・トルエン 120部
1と同様にして比較用の静電記録体を作製した。 ・ポリエステル樹脂(東洋紡社製、バイロン200、固形分40%)470部 ・ポリプロピレン樹脂粒子(三井石油化学工業社製、 70部 ユニストールR100,固形分15%) ・トルエン 120部
【0025】比較例3 下記組成よりなる記録層用塗料を用いた以外は、実施例
1と同様にして比較用の静電記録体を作製した。 ・ポリエステル樹脂(東洋紡社製、バイロン200、固形分40%)470部 ・シリコーン樹脂粒子(東芝シリコーン社製、トスパール145) 10部 ・トルエン 180部
1と同様にして比較用の静電記録体を作製した。 ・ポリエステル樹脂(東洋紡社製、バイロン200、固形分40%)470部 ・シリコーン樹脂粒子(東芝シリコーン社製、トスパール145) 10部 ・トルエン 180部
【0026】比較例4 下記組成よりなる記録層用塗料を用いた以外は、実施例
1と同様にして比較用の静電記録体を作製した。 ・ポリエステル樹脂(東洋紡社製、バイロン200、固形分40%)450部 ・炭酸カルシウム(備北粉化社製、ソフトン1200) 20部 ・トルエン 200部
1と同様にして比較用の静電記録体を作製した。 ・ポリエステル樹脂(東洋紡社製、バイロン200、固形分40%)450部 ・炭酸カルシウム(備北粉化社製、ソフトン1200) 20部 ・トルエン 200部
【0027】上記で作製した実施例1〜6および比較例
1〜4の静電記録体について、静電プロッター(バーサ
テック社製CE3436)を用いて、環境条件20℃3
0%RH,22℃60%RH,25℃70%RHにて、
それぞれフルカラー記録をおこない得られた画像を評価
した。評価は画像濃度をマクベス濃度計RD914を用
いて黒色部を測定し、画質評価は目視により画像の荒
れ、ヌケ等の画質不良の無いものを◎、前記画質不良の
うち少なくとも1つがわずかに認められるものを○、実
用上問題ない程度に認められるものを△、実用上問題あ
る程度に認められたものを×とした。評価結果は表1に
示すとおりであり、本発明の静電記録体は広範囲の環境
に対して安定した画像特性を有していることが確認され
た。
1〜4の静電記録体について、静電プロッター(バーサ
テック社製CE3436)を用いて、環境条件20℃3
0%RH,22℃60%RH,25℃70%RHにて、
それぞれフルカラー記録をおこない得られた画像を評価
した。評価は画像濃度をマクベス濃度計RD914を用
いて黒色部を測定し、画質評価は目視により画像の荒
れ、ヌケ等の画質不良の無いものを◎、前記画質不良の
うち少なくとも1つがわずかに認められるものを○、実
用上問題ない程度に認められるものを△、実用上問題あ
る程度に認められたものを×とした。評価結果は表1に
示すとおりであり、本発明の静電記録体は広範囲の環境
に対して安定した画像特性を有していることが確認され
た。
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】本発明の静電記録体は、上記の如く広範
囲な環境条件において鮮明で高濃度、高精細な画像が得
られ、良好な記録特性を有するという優れた画像特性を
有するものであり、カラー記録に好適に使用することが
できる。
囲な環境条件において鮮明で高濃度、高精細な画像が得
られ、良好な記録特性を有するという優れた画像特性を
有するものであり、カラー記録に好適に使用することが
できる。
Claims (5)
- 【請求項1】 支持体上に、電子電導性顔料を含有する
導電層、およびスチレン系又はアクリル系樹脂粒子を含
有する記録層を順次積層して設けられていることを特徴
とする静電記録体。 - 【請求項2】 前記スチレン系又はアクリル系樹脂粒子
が架橋樹脂であることを特徴とする請求項1記載の静電
記録体。 - 【請求項3】 前記導電層が針状導電性顔料と水性結着
剤とからなることを特徴とする請求項1記載の静電記録
体。 - 【請求項4】 前記スチレン系又はアクリル系樹脂粒子
の粒径が0.5〜15μmであることを特徴とする請求
項1又は2記載の静電記録体。 - 【請求項5】 前記スチレン系又はアクリル系樹脂粒子
の含有量が1〜15重量%であることを特徴とする請求
項1又は2記載の静電記録体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35815696A JPH10186685A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 静電記録体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35815696A JPH10186685A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 静電記録体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10186685A true JPH10186685A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18457838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35815696A Pending JPH10186685A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 静電記録体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10186685A (ja) |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP35815696A patent/JPH10186685A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040819 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041116 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050315 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |