JPH10186890A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JPH10186890A JPH10186890A JP9285206A JP28520697A JPH10186890A JP H10186890 A JPH10186890 A JP H10186890A JP 9285206 A JP9285206 A JP 9285206A JP 28520697 A JP28520697 A JP 28520697A JP H10186890 A JPH10186890 A JP H10186890A
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Abstract
上の未定着のトナーが飛び散るのを防止する。 【解決手段】 中間転写体51は、中間転写体51の表
面を所定の電位に帯電してから、中間転写体51が回転
速度10(cm/s)で回転し、1秒後の中間転写体5
1の電位VがV/e(eは自然対数の底でe=2.71
828…)に低下するまでの時間をτ(秒)、像担持体
上の複数色のトナー像が第1の転写位置で中間転写体に
順次重畳転写されているときの中間転写体の回転周期を
Τ(秒)とすると、Τ≦τ≦500(秒)の関係が成り
立つ特性を備える。
Description
したトナー像を中間転写体に転写し、この転写された中
間転写体上のトナー像を転写材に転写する画像形成装置
に関する。
いて、像担持体としての感光ドラムの他に中間転写体を
備えたものが知られている。これは、像担持体上に形成
したトナー像を一旦、中間転写体上に転写するいわゆる
一次転写を複数回繰り返して中間転写体上に複数色のト
ナー像を重ねた後、これら複数色のトナー像を紙等の転
写材上に一括して二次転写するものである。
置の一例を示す。
て感光ドラム101を備えている。矢印R1方向に回転
自在に支持された感光ドラム101の周囲には、各色の
トナー、すなわちブラック(BK)、マゼンタ(M)、
シアン(C)、イエロー(M)の4色のトナーがそれぞ
れ収納された4個の現像器105、106、107、1
08が配置されている。これらの現像器のうち、感光ド
ラム101上の静電潜像の現像に供されるものが、接離
手段(不図示)によって感光ドラム101に当接するよ
うに構成されている。
て一様に帯電され、レーザ露光光学系103等による走
査光(レーザ光)104によって静電潜像が形成され
る。次に、静電潜像は、前述の現像器105等によりト
ナーが付着されてトナー像として現像され、順次に中間
転写体としての中間転写ベルト109上に一次転写ロー
ラ110によって一次転写される。上述の静電潜像の形
成、現像、一次転写が4色のトナーについて現像器10
5〜108等によって順次に行われ、これにより、中間
転写ベルト109上に4色重ねのカラーのトナー像が形
成される。次いで、これらトナー像は、二次転写ローラ
111と中間転写ベルト109とによって挟持搬送され
る転写材118に一括して二次転写される。
に詳述する。まず、感光ドラム101が、例えば負の帯
電特性を有するOPC(有機光半導体)感光体である場
合、レーザ光104における露光部を現像器105〜1
08で現像する際には負極性トナーが用いられる。した
がって、一次転写ローラ110にはバイアス電源120
により正極性の転写バイアスが印加される。中間転写ベ
ルト109は従来、厚さ100〜200μm、体積抵抗
率1011〜1016Ω・cm程度のPVdF(ポリフッ化
ビニリデン)、ナイロン、PET(ポリエチレンテレフ
タレート)、ポリカーボネート等の樹脂フィルム(必要
に応じて抵抗調整がなされている)を無端状に形成した
ものが用いられ、背面ローラ112、駆動ローラ11
5、テンションローラ116等に掛け渡される。一次転
写ローラ110としては、体積抵抗率が105 Ω・cm
以下の低抵抗ローラを用いていた。このように、中間転
写ベルト109として薄膜のフィルムを用いることで、
一次転写ニップ部N1 において、数100〜数1000
pFの大きな静電容量を確保することができるため、安
定した転写電流を得ることができる。以上においては、
一次転写ローラ110とバイアス電源120とによって
一次転写手段を構成している。
112、バイアス電源121等によって構成された二次
転写手段によって転写材118に対するトナー像の二次
転写を行う。二次転写は、中間転写ベルト109の内側
に、接地または適当なバイアスを印加した低抵抗の背面
ローラ112を対向電極として配置し、これと外側に配
置した低抵抗の二次転写ローラ111とで中間転写ベル
ト109を挟み込んで二次転写ニップ部N2 を構成し、
二次転写ローラ111に対してバイアス電源121によ
って正極性の転写バイアスを印加しこの二次転写ローラ
111を転写材118の裏面側から当接させることによ
って行う。
1は、表面に残った一次転写残トナーがクリーナ119
によって除去回収され、さらに残留電荷が露光器117
によって除去されて、次の画像形成に供される。
ベルト109の表面は、クリーナ113によって二次転
写残トナーが除去された後、除電帯電器(除電手段)1
14によって除電される。除電帯電器114としては、
ACコロナ帯電を用いることが多い。また、除電効率を
上げるため、中間転写ベルト109の内側に対向電極を
設けるのが一般的である。
下のような問題があった。
高いと、一次転写された中間転写ベルト109上のトナ
ー像に中抜けが発生しやすい。
9の静電容量分のみで決まるため、単位面積あたりのト
ナー量が多いと二次転写が十分に行えない。
電気力による吸着が弱いと、図11に示すように、中間
転写ベルトを張架しているローラ112、115、11
6等の外周面で、中間転写ベルトが屈曲したり、表面の
伸縮が繰り返されると、中間転写ベルト表面に順次に重
ねられている未定着のY、M、C、BKのトナー像が乱
れることがある。
る各色ごとのトナーの量が多く、かつ複数色のトナーを
中間転写ベルト109上で重ねてフルカラーの文字等を
形成する場合に顕著に発生する。これは、中間転写ベル
ト109上でトナー像を重ねた場合、上層に重ねられた
トナー像(後からは転写されたトナー像)のトナーが飛
び散るからである。
は2次転写効率を向上させるために、中間転写ベルトの
帯電緩和時間τを0.3〜200(秒)にすることが記
載されている。この帯電緩和時間τは理論的に求められ
たものである。
電緩和時間τは、実際に測定される帯電緩和時間とは大
きく異なる。
起因する中間転写体上のトナーの飛び散りを防止し、中
間転写体の層構成の特性に起因する中間転写体から転写
材へのトナー像の転写効率が向上した画像形成装置を提
供することを目的とする。
画像形成装置にて達成される。即ち、本願発明は、複数
色のトナー像を担持可能な像担持体と、回転可能な中間
転写体と、を有し、前記像担持体上の前記複数色のトナ
ー像は第1の転写位置で前記中間転写体に順次重畳転写
され、前記中間転写体上の前記複数色のトナー像は第2
の転写位置で転写材に一括して転写される画像形成装置
において、前記中間転写体は、厚さが0.5〜2(m
m)の弾性層と、前記弾性層の体積抵抗率よりも大きい
体積抵抗率であり、前記弾性層を被覆する被覆層と、を
有し、前記中間転写体は、前記中間転写体の表面を所定
の電位に帯電してから、前記中間転写体が回転速度10
(cm/s)で回転し、1秒後の前記中間転写体の電位
VがV/e(eは自然対数の底でe=2.71828
…)に低下するまでの時間をτ(秒)、前記像担持体上
の前記複数色のトナー像が第1の転写位置で中間転写体
に順次重畳転写されているときの前記中間転写体の回転
周期をΤ(秒)とすると、Τ≦τ≦500(秒)の関係
が成り立つ特性を備えることを特徴とする画像形成装置
である。
ナー像を担持可能な像担持体と、回転可能な中間転写体
と、を有し、前記像担持体上の前記複数色のトナー像を
第1の転写位置で前記中間転写体に順次重畳転写され、
前記中間転写体上の前記複数色のトナー像を第2の転写
位置で転写材に一括して転写される画像形成装置におい
て、前記中間転写体は、厚さが0.5〜2(mm)の弾
性層と、前記弾性層の体積抵抗率よりも大きい体積抵抗
率であり、前記弾性層を被覆する被覆層と、を有し、前
記中間転写体の表面を所定の電位に帯電してから、前記
中間転写体が回転速度10(cm/s)で回転し、1秒
後の前記中間転写体の電位VがV/e(eは自然対数の
底でe=2.71828…)に低下するまでの時間をτ
(秒)、前記像担持体上の前記複数色のトナー像が前記
中間転写体上に順次重畳転写されているときの前記中間
転写体の回転周期をΤ(秒)とすると、Τ≦τの関係が
成り立つ特性を備えており、かつ、前記第2の転写位置
における前記中間転写体の表面速度をv1 ,前記第2の
転写位置を通過しているときの転写材の表面速度をv2
とすると、 1.005≦v2 /v1 ≦1.02 0.985≦v2 /v1 ≦0.995 の関係が成り立つことを特徴とする画像形成装置であ
る。
施の形態について説明する。
像形成装置の実施の形態1における概略構成を示す図で
あり、まず、同図に基づいて、画像形成装置全体の構成
及び動作の概要を説明する。
ーの画像形成装置であり、主要構成部材(手段)とし
て、次の1〜7の各部材(手段)、すなわち像担持体1
と、顕像形成手段2、3、4と、中間転写体5と、第1
の転写手段6と、第2の転写手段7とを備えている。そ
して、これら主要構成部材(手段)に基づく動作の概要
は、像担持体1上に顕像形成手段2、3、4によって顕
像を形成し、この顕像を第1の転写手段6によって一
旦、中間転写体5上に一次転写し、その後、この中間転
写体5上の顕像を第2の転写手段7によって紙等の転写
材P上に転写するものである。以下、順に詳述する。
ドラム型の電子写真感光体(以下「感光ドラム」とい
う)1である。感光ドラム1は、アルミニウム製の円筒
状の基体と、その表面を覆う例えばOPC(有機光半導
体)感光層とによって構成されており、駆動手段(不図
示)によって矢印R1方向に回転駆動される。
3、現像手段4等によって構成されている。帯電手段2
は、感光ドラム1に接触配置された帯電ローラ21とこ
れに帯電バイアスを印加する電源(不図示)を備えてい
る。本実施の形態1では、この電源により、帯電ローラ
21を介して感光ドラム1表面をマイナス極性の均一な
電位に帯電している。
おり、画像情報に基づいたレーザ走査光32によって、
感光ドラム1表面を露光し、露光部分の電荷を除去して
静電潜像形成する。
これに搭載された4個の現像器、すなわちマゼンタ、シ
アン、イエロー、ブラックの各色の現像剤(トナー)を
それぞれ収納した現像器4M、4C、4Y、4Bを備え
ている。これら現像器のうち、感光ドラム1上の静電潜
像の現像に供される色の現像器が、回転体41の回転に
よって感光ドラム1表面に対向する現像位置に配置され
ることになる。これら4個の現像器は、同様に構成され
ており、マゼンタの現像器4Mを例に説明すると、回転
可能な現像スリーブ4aと、この表面にトナーを塗布す
る塗布ローラ4bと、現像スリーブ4a表面上のトナー
の層厚を規制する弾性ブレード4c等を有し、トナー収
納容器4d内の一成分非磁性ネガトナーの電荷付与及び
現像スリーブ4aへの均一コーティングを行い、そし
て、感光ドラム1に対して現像スリーブ4aが相対的に
負になるような現像バイアスが印加されることで、感光
ドラム1上の静電潜像にマゼンタのトナーを付着させ
て、反転現像を行っている。
要構成部材として構成されている。中間転写ベルト51
は、厚さ0.5〜2mmの可撓性のベルト部材を基体と
して無端状(エンドレス)に形成したものであり、駆動
ローラ52、従動ローラ53、後述の二次対向ローラ7
2等に掛け渡されて、矢印R5方向に回転駆動される。
中間転写ベルト51は、その表面(外周面)側に配置さ
れた前述の感光ドラム1と、裏面(内周面)側に配置さ
れた後述の一次転写ローラ61とによって挟持されてお
り、中間転写ベルト51表面と感光ドラム1表面との間
には、一次転写ニップ部(第1の転写部位)N1 が感光
ドラム1表面の母線に沿って帯状に形成されている。
する位置において、中間転写ベルト51の裏面に接触配
置された直径14mm、抵抗105 Ωcm以下の導電性
スポンジゴムから成る一次転写ローラ61と、これに一
次転写バイアスを印加する電源62とを備えている。上
述の感光ドラム1上に形成されたマゼンタのトナー像
は、電源62によって一次転写ローラ61に+100〜
+1000V程度の一次転写バイアスを順次増加させな
がら印加することで、中間転写ベルト51上に一次転写
される。一次転写後の感光ドラム1は、表面に残った一
次転写残トナーがクリーナ8によってクリーニング(除
去)され、次のシアンの画像形成に供される。
ーニングからなる一連の画像形成プロセスを他の3色、
すなわち、シアン、イエロー、ブラックについても行
い、これにより、中間転写ベルト51上には、4色のト
ナー像が重なるようにして形成される。
の表面側に配置された二次転写ローラ71と、裏面側に
配置された二次対向ローラ72とを備えており、これら
2つのローラ71、72によって中間転写ベルト51を
挟持して、二次転写ローラ71表面と中間転写ベルト5
1との間に帯状の二次転写ニップ部(第2の転写部位)
N2 を構成している。二次転写ローラ71には、これに
二次転写バイアスを印加する電源73が接続されてお
り、また二次対向ローラ72はフロート状態としてあ
る。上述の中間転写ベルト51上に一次転写された4色
分のトナー像は、電源73によって、二次転写ローラ7
1に二次転写バイアスを印加することで、紙等の転写材
P上に一括して二次転写される。
に残った残留電荷が除電手段9によって除電される。除
電手段9は、除電ローラ91を有し、矢印K9方向に移
動可能なハウジング92と中間転写ベルト51を挟んで
これと対向して配置された補助ローラ93とを有する。
ハウジング92を矢印K9方向に移動させて除電ローラ
91と補助ローラ93との間に中間転写ベルト51を挟
み込み、電源94にて所定のバイアス電圧を印加するこ
とで、中間転写ベルト51表面の残留電荷を除去し、初
期化する。なお、上述の除電が非コロナ帯電である、接
触帯電手段により可能となるのは、後述のように中間転
写ベルト51の基層に低抵抗ゴムを用いたことによる効
果の一つである。
色のトナー像が二次転写された転写材Pは、定着装置
(不図示)によって加熱加圧されて、表面にトナー像が
定着された後、画像形成装置本体の外部に排出される。
プロセススピードvpは、vp=10.0cm/秒に設
定されており、また、転写材Pは、転写材搬送手段(不
図示)によって矢印Kp方向に給送される。
体5、第2の転写手段7、除電手段9について詳述す
る。
弾性層としての基層51a上に被覆層としてのコート層
51bを設けて構成されており、基層51aとしては、
カーボン、酸化チタン、酸化スズ等の添加によって体積
抵抗率が1×104 Ω・cm程度に調整されるととも
に、硬度がJIS−A測定法でほぼ60度のNBR(ニ
トリルブタジエンゴム)、EPDM(エチレンプロピレ
ンゴム)等を素材とし、これを厚さ1mm、幅220m
m、周長が約140πmmの円筒状にシームレス成型し
たものを用いた。なお、成型法としては、一例として、
押出し成型した2枚のゴム材の間に補強のための芯糸を
挟み、加硫することで伸縮の少ない高強度の基層51a
を得た。
1bとしては、ウレタン系バインダーにテフロン等の離
型剤を分散させたものを用い、厚さが約50μm程度と
なるようにコートを行った。コーティング法としてはス
プレーコート、ディッピング、その他の方法を用いるこ
とができる。コート層51bのコート材料の抵抗値は、
帯電緩和時間τがそれぞれ1秒以下、2秒、5秒、50
秒、500秒、1000秒以上となるような低抗値に調
整した6種類の中間転写ベルトを作成し、後述するよう
な評価を行った。
方法について説明する。
の抵抗Rと静電容量Cとを用いて、τ=R・Cと表され
る。本件の中間転写ベルトは、転写電流を稼ぐため、基
層51aの抵抗はコート層51bに比べて無視できる程
度に小さく(体積抵抗率にて102 〜107 Ω・cm程
度とするのが望ましい)しており、前述のR、Cはいず
れも表層のコート層51bにより決定される。しかし、
実際には各々のパラメータを個々に測定して乗じて、τ
=R・Cを求めても現実と、完全に対応しないので、そ
の代りに治具を用いて直接τを測定することが好まし
い。なお、基層51aの抵抗が無視できないほど大きく
なると、見かけ上の中間転写ベルトのτは大きくなる
が、静電容量が小さいので飛び散りが改善されず、二次
転写も悪化する。
は、コート層51bを設ける以前の状態で測定するのが
最も簡易である。一例として、基層51aを周長140
π、即ち約440mm、幅220mmの無端状ベルトに
成型した後、所定の大きさに切断し、アドバンテスト社
の高抵抗計8340A(プローブ電極径50mm、ガー
ド電極内径70mm/外形80mm、対向電極はJIS
−K6911準拠を使用)にて、切断したテストピース
を上下より挟み、500Vの電圧を印加して測定を行な
った。なお、抵抗の大きさによっては、500Vでブレ
ークダウンを生じる場合も有り、その場合は適宜電圧を
低下させても良い。
する方法を説明する。
定治具としての駆動ローラ207、金属テンションロー
ラ206に張架され、10.0cm/秒の速度で矢印方
向に回転する。中間転写ベルト51は帯電位置において
帯電ローラ201(後述の除電ローラ91と同一材
質)、金属の対向ローラ208で挟持され、ピーク間電
圧VPPが約3kVのAC電源202、+500VのDC
電源203によって帯電される。帯電ローラ201によ
って帯電された中間転写ベルト51は、帯電位置から下
流に1秒間回転した位置に設けられた表面電位計プロー
ブ204、電位計本体205により表面電位を測定され
る。中間転写ベルト51の表面電位が安定した後、駆動
ローラ207の動作を停止し、表面電位の減衰状態を観
測することで、図4に示すようにτを測定することがで
きる。図4において、V0 は中間転写ベルト51停止時
点の表面電位、τは電位がV0 /e(e(自然対数の
底)=2.71828……)に減衰する時点での経過時
間である。前述の6種類のτ(1秒以下〜1000秒以
上)を有する中間転写ベルトを作るためには、コート層
51bのコート材の体積抵抗率として、約1012〜10
16Ω・cm程度のものを取拾選択して用いた。なお、コ
ート材単体での体積抵抗値は、高抵抗であるが故に測定
時の電圧依存、膜厚依存等が大であるため、上述の方法
によってτを直接測定することが好ましい。
温常湿(温度23℃、湿度50%RH)の環境下で行っ
た。
71は、直径18mm、硬度が約40度(アスカーC測
定法による)、体積抵抗率が約104 Ω・cmの発泡E
PDMのゴムローラを用いた。この他に低抵抗のウレタ
ン系ゴム、クロロプレンゴム、NBR等を用いてもよ
い。また、転写バイアス電源73には約+1000〜+
2000Vの電圧を印加し、通紙時において10μA程
度の転写電流が流れるように調整を行った。
電ローラ21と同様の材質のものを用いた。帯電ローラ
21は周知の接触帯電方式によるもので、例えば厚さ3
mm程度の弾性導電ゴム上に100〜200μm、体積
抵抗率106 Ω・cm程度の中抵抗層を設け、さらにそ
の上に数10μmの固着防止層(ナイロン系樹脂等)を
設けて直径12mm程度の円筒状に構成する。除電電圧
としては、電源94によって、ピーク間電圧VPPが約3
kVのAC電圧に、+100〜+1000V程度のDC
電圧を重畳したバイアス電圧を印加し、対向の補助ロー
ラ93はフロート状態とした。
して検討を行った。検討に際しては感光ドラム1上に形
成するトナー像の量により転写飛び散りが大幅に変化す
ることに留意して設定を行った。一般に、トナー量を増
加させる程、画像に深みを与えることができる。そこ
で、Y、M、C、BKの各色のベタ画像(=塗りつぶし
画像)におけるトナー量を約0.7mg/cm2 に調整
し、このときの画像形成条件を用いて色重ねの文字
(青、緑、赤等)を印字し、ライン画像の飛び散りを評
価した。このトナー量は、一般的な画像と比較した場
合、10〜50%程度多い状態を想定している。なお、
トナーとしては各色とも非磁性一成分ネガトナーを用い
た。前述の様々な帯電緩和時間τを有する中間転写ベル
トについて、それぞれ飛び散りと二次転写性に関して評
価を行った結果を図12に示す。
は次のようなメカニズムによるものと思われる。図5
(a)に示すように、一例としてトナーによって赤文字
を形成する場合、一次転写により中間転写ベルト51上
にはY、Mの順でトナーが積層している。中間転写ベル
ト51は、中間転写ベルト51が4回転に渡る色重ねに
より、図1のローラ52、72、53の部分を複数回通
過し、通過するごとに湾曲、及び表面の伸縮(湾曲部で
は、直線部に比較し、ベルト表面が伸び内面が縮む)を
浮ける。このとき、Yトナーの上層に乗ったMトナー
は、Yトナーからの電気的反発を受けつつ、中間転写ベ
ルト51の湾曲、伸縮ショックを受けるため、図5
(b)のように飛び散りが発生する。
51の帯電緩和時間τが大きい場合、本実施例の反転現
像系においては感光ドラム1上の背景部電位(暗電位)
が、トナー部電位(明電位)よりもマイナス方向に大き
いことにより、一次転写(プラス極性)時にトナーが無
い領域では、トナーが有る領域よりも多くのマイナス電
荷が中間転写ベルト51上に転移し、図6(a)のよう
に電位の壁が形成される。即ち、一次転写バイアスに対
する、明電位と暗電位との電位差により上述の電位の壁
が形成される。この壁により、Y上のMトナー(マイナ
ス電荷)が周囲に飛散するのを防止するものと思われ
る。
の1回転に要する時間が約5秒であり、帯電緩和時間τ
が大きな中間転写ベルト51はその帯電緩和時間τにわ
たり、Mトナーに飛散を静電気的にくい止める働きがあ
るのに対して、帯電緩和時間τの小さな中間転写ベルト
51では中間転写ベルト51が回転して再び一次転写ニ
ップ部N1 にて電荷を付与させるよりも以前に背景部電
荷の減衰が生じ、静電気力による飛び散り防止ができな
いものと思われる。これらの飛び散りの現象は中間転写
ベルト51の内面ローラ52、53、72等の直径が小
さい程顕著に表われる(本例では各直径は、それぞれ3
0mm、16mm、30mmである)ものであるが、飛
び散り防止の効果を得るためには、中間転写ベルト51
の帯電緩和時間τ(秒)をベルト1回転に要する時間Τ
(秒)よりも大とすることが必要である。なお、上述
の、中間転写ベルト51の湾曲、伸縮時のショックは、
中間転写ベルト51の基層51aの厚さによっても影響
を受け、厚さが厚い程不利となる。本実施の形態1にお
いては、前述のように、基層51aの厚さ上限を2mm
としたのはこのためであり、一方、下限を0.5mmと
したのは十分な強度を確保するためである。
間τが大きすぎると大量のトナーを二次転写により転写
材Pに引っ張り切れない(二次転写させることができな
い)という現象が生じる。
ベルト51においては、一次転写を繰り返すうちに中間
転写ベルト51上のトナー(特にYトナーが一次転写位
置を通過する回数が最も多い。)がマイナスに帯電さ
れ、二次転写時においても中間転写ベルト51のコート
層51bの抵抗が高すぎるためにプラス電荷による中和
が受けられず、結果的にマイナスのトリボ(トリボ=ト
ナーの電荷)過多となって二次転写時に転写材Pに転移
されず、中間転写ベルト51上に残留するものと思われ
る。本検討によれば、τは500秒以下とするのが好ま
しい。
bの厚さについて検討を行った。条件として、前述の検
討でコート層51bの厚さ50μmにおいて、τ=50
秒となったコート材料を用い、新たにコート層の厚さが
それぞれ1μm、2μm、5μm、20μm、50μ
m、80μm、100μmの7種類の中間転写ベルト5
1を用いて前述と同様の比較検討を行った。この結果を
図13に示す。
「コート厚さ」という)に関しては、ラインの飛び散り
が生じないためには2μm以上、二次転写性能からは8
0μm以下が好ましい。このうち、ラインの飛び散りは
帯電緩和時間τに加えて、τ測定方法のところで説明し
た中間転写ベルト51の帯電電位V0 が大きく影響する
ことが判る。コート厚さ5μm以下で、帯電電位V0 が
低下が急激となるのは、コート厚さ減少に伴い中間転写
ベルト51の静電容量が増加するためで、図3のような
帯電ローラ201での帯電能力がこれに追従できなくな
るためである。
前述の図6(a)におけるトナーの無い部分の電位の壁
が低くなることを意味する。
いるが、これはτ=C・Rという関係を考慮すると、本
来、静電容量Cの増加と抵抗Rの減少とが相殺されて、
τは変化しないものである。これに反し、コート厚さの
減少に従って、実際にτの減少が生じるのは、コート厚
さと抵抗変化とが比例していないためで、コート厚さを
薄くするとリークやトンネル効果等の現象により抵抗が
見かけ上急速に低下するため、τも減少するものと考え
られる。
転写性能が低下するのは、中間転写ベルト51の静電容
量が小さくなりすぎて大量のトナーを転写するのに十分
な二次転写電流が得られないためと思われる。
は、中間転写ベルト51の基層51aに弾性を有する厚
さ0.5〜2mm程度の低抵抗ゴムベルト(体積抵抗率
102〜107 Ω・cm程度)を用い、表層に厚さ2〜
80μm程度の高抵抗のコート層51bを設け、中間転
写ベルト51の帯電緩和時間τを中間転写ベルト51の
1回転周期(本実施の形態1では5秒)以上で、かつ5
00秒以下とすることにより、以下の効果が得られた。
用により、高耐久で、一次転写時に中抜けの生じない中
間転写ベルトが実現できた(更に芯糸等の補強材を適用
することで一層の耐久性向上が図れる)。
抗のコート層51bを設け、前述のように帯電緩和時間
τを適切に調整することで、中間転写ベルト51上に多
量のトナーを転写する際にも、駆動時の中間転写ベルト
51の変形に際して飛び散りを生じることなくトナー像
を中間転写ベルト51上に保持できるようになった。
ート層51bを、2〜80μm程度の薄層とすること
で、従来タイプの樹脂ベルトに比較して高い静電容量が
得られ、二次転写電流が稼げることにより、中間転写ベ
ルト51から転写材Pへのトナーの二次転写時において
良好な二次転写性能が得られるようになった。
は、中間転写ベルト51の2次転写位置における表面速
度v1と、2次転写位置を通過しているときの転写材P
の表面速度v2 は略等しく、相対速度差を設けない状態
で検討を行った。これに対し、このv1 、v2間の相対
速度を±0.5%〜±2%程度設けることにより、2次
転写効率を向上することが可能となる。本発明人等はこ
の現象に注目し、第1実施例における中間転写ベルト5
1のτ(帯電緩和時間)とコート厚さについて最適値の
見直しを行った。このとき、上記相対速度以外の条件は
実施の形態1と同様とした。この結果、コート厚さにつ
いては図13と大差のない結果が得られたが、一方τに
関してはτ>1000秒の領域においても、2次転写性
能の大幅な改善結果が得られた(図14参照)。
ルト51の表面速度v1 及び2次転写位置を通過してい
る時の転写材Pの表面速度v2 の測定法について説明す
る。
から離間させた状態で、レーザードップラー式速度セン
サーなどの非接触型速度センサーを用いて、2次転写位
置における中間転写ベルト51の表面速度v1 を測定し
た。一方、2次転写位置を通過しているときの転写材P
の表面速度v2 は、転写材Pを中間転写ベルト51を介
して、2次転写ローラ71と2次対向ローラ72との間
ではさんだ状態(即ち、2次転写を行う状態と同じであ
る)で、上述の速度センサーを用いて測定した。
>中間転写ベルトv1 、マイナス方向が転写材v2 <中
間転写ベルトv1 の速度関係となる様定義した。図14
の結果より2次転写性に関しては、相対速度±0.5%
以上、望ましくは±1%以上で転写効率が改善され、τ
=10000秒程度においても良好な2次転写を行なえ
ることが判明した。このとき、飛び散りの発生すること
もなかった。なお、τ=105 秒程度においても同様の
結果が得られ、実質的にτの上限値は考慮する必要のな
いことが判明した。また、転写効率改善に伴い、文字や
ライン画像の中抜け現象も生じることがなくなった(周
速差0%においてはτ>1000秒で発生することが有
った)。但し、周速差を大きくしてゆくと色重ね時の色
ズレや、搬送方向のピッチムラ(ブレ)が悪化し±2%
以上、又は−1.5%より下方において画像劣化を生じ
た。マイナス側でこの現象が生じるのは、中間転写ベル
ト51に対し、2次転写位置において転写材を介して減
速させる方向に外力を加える場合の方が、加速方向に外
力を加える場合よりも中間転写ベルトの駆動が不安定と
なり易くなるためである。これは駆動ローラ52の位置
を2次転写よりも上流に配置した構成としていることと
関係するのではないかと推察される。
ては、中間転写ベルト51の基層51aに弾性を有する
厚さ0.5〜2mm程度の低抵抗ゴムベルト(体積抵抗
率102 〜107 Ω・cm程度)を用い、表層に厚さ2
〜80μm程度の高抵抗コート層51bを設け、中間転
写ベルト51の帯電緩和時間τを中間転写ベルト51の
1回転周期以上とし、かつ、2次転写部位における中間
転写ベルト51の表面速度に対する転写材の搬送速度を
+0.5%〜+2.0%、又は−0.5%〜−1.5%
とすることにより、実施の形態1に説明したのと同様の
効果が得られ、かつ中間転写ベルト51の帯電緩和時間
の上限値を実質的に考慮する必要がなくなったために、
高抵抗コート層51bの製造自由度を大幅に増加させる
ことが可能となった。
の速度を2次転写位置における表面速度と規定したの
は、弾性層51aの厚さにより直線部分と屈曲部分での
中間転写ベルト51の表面速度が異なるためであり、屈
曲部での速度が速くなる。従って、曲率を有する2次転
写位置においては、この部分での速度を規定することが
重要である。
示す。
51aは、極めて低抵抗であるため、中間転写ベルト5
1内面の電圧はほぼ等しく保たれる。この為、図1のよ
うに一次転写ローラ61にのみ電圧を供給し、他のロー
ラ53、72、93はすべてフロート状態とすることで
も二次転写ローラ71や除電手段としての除電ローラ9
1からDC電圧を印加することは十分可能である。しか
しながら、除電ローラ91に印加されるAC電圧は、中
間転写ベルト51の基層51aの抵抗を上げていくと除
電部と1次転写部の間で減衰してしまう場合がある。具
体的には、基層51のゴムの体積抵抗率を105 〜10
7 Ω・cm程度に上げていくと、高圧電源94により除
電ローラ91に2.5KVp−p、2KHZ程度の正弦
波ACバイアスに略+100Vの直流バイアスを重畳印
加した場合、コート51bの厚さ方向に印加されるAC
電圧が減衰を始め、除電効率が低下するという傾向があ
った。一方、基層51aのゴムの抵抗を低くしていく
と、周囲部材との間で絶縁耐圧を十分とる必要が生じ
る。換言すると、可能な範囲で基層51aのゴムの抵抗
は高目に設定するのが設計上の自由度を向上する点で優
れている。
ト51の内面側に配置された各ローラ53、61、7
2、93等をそれぞれ一次転写電源に接続すると、前述
の問題を改善することができる。特に、本実施の形態3
では、除電ローラ91の対向ローラ93を導電ローラと
して一次転写電源に接続することで良好な結果が得られ
た(本例では駆動ローラ52は摩擦を得るために表面に
絶縁ゴムが設けてあるため、フロートのままとしてあ
る)。
のローラ53、61、72、93の配置等により、上述
の構成は各バイアスローラの直流電圧についても安定化
を図るのに有効な効果を発揮する場合がある。
示す。なお、実施の形態4は、前述の実施の形態1〜3
を更に改良した適用例を示すものである。前記の実施の
形態においては、除電ローラ91に印加されるAC除電
電流は一次転写電源62を介してアースに流れる。
インピーダンスが中間転写ベルト51に比較して無視で
きない程高いと、除電電源94により印加されるAC電
圧は中間転写ベルト51と電源62とにより分圧され、
中間転写ベルト51の低抵抗の基層51aに電源62に
より分圧されたAC高圧が印加される。
アースの間にバイパスコンデンサ63を挿入することに
より、除電ローラ91と対向ローラ93との間に電源9
4によって発生されるAC高圧を正しく印加することが
可能となる。なお、上述のバイパスコンデンサ63は、
約1×104 pF程度、もしくはそれ以上のものを使用
することで良好な結果が得られた。例えば、10pFの
バイパスコンデンサ63では有効な効果が得られなかっ
た。
4において、除電ローラ91に印加するAC除電バイア
スとして2.5KVp−p、2KHZ程度の正弦波を用
いる場合を述べた。しかし、2次転写時の効率が100
%の場合はともかく、2次転写後に中間転写ベルト51
上に転写残りのトナーが存在する場合は、別途不図示の
クリーニング手段が必要になる。この場合、クリーニン
グ手段は中間転写ベルト51の回転方向において除電ロ
ーラ91の上流に設ける必要がある。何故ならば、中間
転写ベルト51の表面に転写残りトナーが残留すると、
除電時に除電ローラ91をベルト51に当接させてAC
バイアスを印加すると、トナーが周囲に飛散するなどの
併害を生じるためである。
ACバイアスを、正弦波ではなく、図15に示す様に+
(プラス)成分を60%〜90%、−(マイナス)成分
を40%〜10%とした矩形波とすることで、前述の飛
散が防止出来、かつ中間転写ベルト51の残留電荷を除
電することが出来、なおかつ、転写残りトナーの電荷極
性を反転することが出来る(−→+)ため、前述のクリ
ーニング手段が不要となる。これは、中間転写ベルト5
1上の残留トナーを+(プラス)極性に反転することに
より、1次転写時において残留トナーを感光体1に回収
しつつ、正規の−(マイナス)トナーは感光体1から中
間転写ベルト51上に1次転写するという「入れ替り」
転写を同時に行なうことが可能となるためである。つま
り、中間転写ベルト51上の2次転写残りトナーは、最
終的に感光ドラムクリーナ8に回収されることになる。
この様に本発明において、除電ローラ91の印加バイア
スに非対称のACバイアスを用いることで装置の簡素化
が計れる。
のデューティ比が80%、ピーク間電圧2.5KVの矩
形波バイアスにピーク上下間の中心電圧Vmidが略+
100Vとなる様にDC電圧を重畳して除電ローラ91
に印加したところ、中間転写ベルト51の除電と2次転
写残留トナーへのプラス電荷付与が同時に行なえ、かつ
トナー飛散も生じることのない良好な結果が得られた。
ベルト51の基層51aのゴムは極めて低抵抗であるた
め、中間転写ベルト51内面の電圧はほぼ等しく保たれ
る。このため、図1に示すように、一次転写ローラ61
にのみ電圧を供給し、内面側の他のローラをすべてフロ
ート状態にすることでも二次転写ローラ71や除電ロー
ラ91からDC電圧を印加することは十分可能である。
また、前述の実施の形態3、実施の形態4のようにする
ことで除電AC電圧の印加についても良好な状態を得る
ことができる。
ラ91等に印加されるDC電流については、それぞれの
対向ローラ72、93等の部分における電位、すなわち
一次転写電圧により大きさが変化する。このため、二次
転写や除電のDC電流を安定して印加させるためには、
二次転写、除電等を行っている間は所定の一次転写バイ
アス電圧値を保つ必要がある。
ングを示す。まず、中間転写ベルト51上にY、M、
C、BKの各色(1〜4色目)を順次一次転写し、4色
目の一次転写終了後、直ちに一次転写バイアスを1色目
の転写バイアス値と同じ値に切り換える、このように、
4色目と次のページの1色目の間の色間タイミング時
と、次のページの1色目の一次転写時とでは同一の一次
転写バイアス値とすることで、二次転写あるいは中間転
写ベルト51の除電時の途中において一次転写バイアス
値が変化しないようにすることができ、二次転写や除電
のDC電流値を一定に保つことができる。このために
は、中間転写ベルト51の回転方向についての、一次転
写ニップN1 と二次転写ニップN2 との距離をプリント
画像長さ(転写材Pの搬送方向長さ)よりも大きくして
やればよい。
いて、一次転写ニップ部N1 −二次転写ニップ部N2間
がプリント画像長さよりも短い場合、1色目と4色目の
一次転写バイアス値を等しくするか、または4色目の一
次転写後、中間転写ベルト51を余分に回転させてから
次のページの画像形成を行う、等の必要がある。しか
し、前者は本発明のように、高抵抗のコート層51bを
有する中間転写ベルト51の使用時には不可能である
(一次転写バイアス適正値は1色目が+100〜+20
0V程度であるのに対し、2色目以降は順次上昇してい
き、4色目では約+600〜+1000V程度となる必
要があるため)。また、後者では、連続プリント時のス
ループットが低下するという弊害がある。
も二次転写や除電時の電流に影響を与えないようにする
ための実施の形態7を示す。同図においては、二次転写
電源73、除電電源94の他に、ポスト帯電器(帯電手
段)211のための電源212等も一次転写電源62の
出力端にすべて接続するようにしている。ここで、ポス
ト帯電器211は、一例としてピーク間電圧VPPが8k
Vの交流電圧、及び−500Vの直流電圧を印加して用
いるもので、中間転写ベルト51上に形成された4色の
トナー像に対し、二次転写直前等にこのポスト帯電21
1を適用することにより、4色のトナーの帯電電荷量を
揃え、二次転写をより容易に行うことを可能にするもの
である。この場合においても、本実施の形態7のように
構成することで、一次転写ニップ部N1 −ポスト帯電器
211間の距離が画像長さより短い場合でも、一次転写
バイアス変化の影響をポスト帯電時に受けることが防止
できる(二次転写、除電等についても同様)。なお、本
実施の形態7は前述の実施の形態3等と併用しても何ら
問題ない。
中間転写体を前述のごとく構成し、その帯電緩和時間τ
を、Τ(中間転写体の回転周期)≦τ≦500秒とする
ことで、中間転写体の走行時における色重ね部のトナー
の飛び散りを防止でき、中抜けのない極めて良好なフル
カラー画像が得られた。
好な二次転写率が得られた。
たことで、簡易な接触タイプの除電ローラで中間転写体
の除電を容易に行うことができ、構成の簡素化が可能と
なった。
けられた帯電手段であるポスト帯電器、二次転写ロー
ラ、除電ローラ等を一次転写電圧を基準電位として構成
することで、一次転写電圧変化時においても画像への影
響がなく、スループット短縮にも有効である。
図。
時間的推移を示す図。
YトナーにMトナーを重ねた状態を示す図。(b)は従
来の中間転写ベルトがローラ外周面によって湾曲された
ときにYトナー上のMトナーが飛散する様子を示す図。
おいて、YトナーにMトナーを重ねた状態を示す図。
(b)は実施の形態1の中間転写ベルトがローラ外周面
によって湾曲されたときでもYトナー上のMトナーが飛
散しない様子を示す図。
示す図。
示す図。
のタイミングを示す図。
を示す図。
次転写性能との関係を示す図。
0 、ラインの飛び散り及び二次転写性能との関係を示す
図。
レ、ピッチムラの関係を示す図。
Claims (14)
- 【請求項1】 複数色のトナー像を担持可能な像担持体
と、回転可能な中間転写体と、を有し、前記像担持体上
の前記複数色のトナー像は第1の転写位置で前記中間転
写体に順次重畳転写され、前記中間転写体上の前記複数
色のトナー像は第2の転写位置で転写材に一括して転写
される画像形成装置において、 前記中間転写体は、厚さが0.5〜2(mm)の弾性層
と、前記弾性層の体積抵抗率よりも大きい体積抵抗率で
あり、前記弾性層を被覆する被覆層と、を有し、前記中
間転写体は、前記中間転写体の表面を所定の電位に帯電
してから、前記中間転写体が回転速度10(cm/s)
で回転し、1秒後の前記中間転写体の電位VがV/e
(eは自然対数の底でe=2.71828…)に低下す
るまでの時間をτ(秒)、前記像担持体上の前記複数色
のトナー像が第1の転写位置で中間転写体に順次重畳転
写されているときの前記中間転写体の回転周期をΤ
(秒)とすると、 Τ≦τ≦500(秒) の関係が成り立つ特性を備えることを特徴とする画像形
成装置。 - 【請求項2】 前記弾性層の体積抵抗率は、102 〜1
07 (Ω・cm)であることを特徴とする請求項1の画
像形成装置。 - 【請求項3】 前記被覆層の厚さは、2〜80(μm)
であることを特徴とする請求項1又は2の画像形成装
置。 - 【請求項4】 前記装置は、前記中間転写体のトナー像
が担持される側に接離可能であり、前記中間転写体を除
電する除電手段を有し、前記中間転写体上の前記複数色
のトナー像を第2の転写位置で転写材に一括して転写し
た後、前記除電手段は前記中間転写体に接触し前記中間
転写体を除電することを特徴とする請求項1乃至3のい
ずれかの画像形成装置。 - 【請求項5】 前記装置は、前記像担持体上の静電像を
現像してトナー像を形成する現像手段を有し、前記除電
手段は、前記中間転写体上の前記複数色のトナー像を第
2の転写位置で転写材に一括して転写した後、前記中間
転写体上に残留する残留トナーを前記現像手段における
トナーの正規帯電極性とは逆極性に帯電し、前記中間転
写体上の前記残留トナーは、前記第1の転写位置で前記
像担持体へ逆転写されることを特徴とする請求項4の画
像形成装置。 - 【請求項6】 前記第1の転写位置で、前記中間転写体
上の前記残留トナーが前記像担持体へ逆転写されるのと
同時に、前記像担持体上の次のトナー像は前記中間転写
体に転写されることを特徴とする請求項5の画像形成装
置。 - 【請求項7】 前記中間転写体はベルトであることを特
徴とする請求項1乃至6のいずれかの画像形成装置。 - 【請求項8】 複数色のトナー像を担持可能な像担持体
と、回転可能な中間転写体と、を有し、前記像担持体上
の前記複数色のトナー像を第1の転写位置で前記中間転
写体に順次重畳転写され、前記中間転写体上の前記複数
色のトナー像を第2の転写位置で転写材に一括して転写
される画像形成装置において、 前記中間転写体は、厚さが0.5〜2(mm)の弾性層
と、前記弾性層の体積抵抗率よりも大きい体積抵抗率で
あり、前記弾性層を被覆する被覆層と、を有し、前記中
間転写体は、前記中間転写体の表面を所定の電位に帯電
してから、前記中間転写体が回転速度10(cm/s)
で回転し、1秒後の前記中間転写体の電位VがV/e
(eは自然対数の底でe=2.71828…)に低下す
るまでの時間をτ(秒)、前記像担持体上の前記複数色
のトナー像が前記中間転写体上に順次重畳転写されてい
るときの前記中間転写体上の回転周期をΤ(秒)とする
と、 Τ≦τ の関係が成り立つ特性を備えており、かつ、前記第2の
転写位置における前記中間転写体の表面速度をv1 ,前
記第2の転写位置を通過しているときの転写材の表面速
度をv2 とすると、 1.005≦v2 /v1 ≦1.02 0.985≦v2 /v1 ≦0.995 の関係が成り立つことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項9】 前記弾性層の体積抵抗率は、102 〜1
07 (Ω・cm)であることを特徴とする請求項8の画
像形成装置。 - 【請求項10】 前記被覆層の厚さは、2〜80(μ
m)であることを特徴とする請求項8又は9の画像形成
装置。 - 【請求項11】 前記装置は、前記中間転写体のトナー
像が担持される側に接離可能であり、前記中間転写体を
除電する除電手段を有し、前記中間転写体上の前記複数
色のトナー像を第2の転写位置で転写材に一括して転写
した後、前記除電手段は前記中間転写体に接触し前記中
間転写体を除電することを特徴とする請求項8乃至10
のいずれかの画像形成装置。 - 【請求項12】 前記装置は、前記像担持体上の静電像
を現像してトナー像を形成する現像手段を有し、前記除
電手段は、前記中間転写体上の前記複数色のトナー像を
第2の転写位置で転写材に一括して転写した後、前記中
間転写体上に残留する残留トナーを前記現像手段におけ
るトナーの正規帯電極性とは逆極性に帯電し、前記中間
転写体上の前記残留トナーは、前記第1の転写位置で前
記像担持体へ逆転写されることを特徴とする請求項11
の画像形成装置。 - 【請求項13】 前記第1の転写位置で前記中間転写体
上の前記残留トナーが前記像担持体へ逆転写されるのと
同時に、前記像担持体上の次のトナー像は前記中間転写
体に転写されることを特徴とする請求項12の画像形成
装置。 - 【請求項14】 前記中間転写体はベルトであることを
特徴とする請求項8乃至13のいずれかの画像形成装
置。
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