JPH10188230A - 磁気抵抗効果型磁気ヘッドの検査方法 - Google Patents

磁気抵抗効果型磁気ヘッドの検査方法

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JPH10188230A
JPH10188230A JP34611396A JP34611396A JPH10188230A JP H10188230 A JPH10188230 A JP H10188230A JP 34611396 A JP34611396 A JP 34611396A JP 34611396 A JP34611396 A JP 34611396A JP H10188230 A JPH10188230 A JP H10188230A
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head
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magnetic
barkhausen noise
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Hiroshi Morita
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気抵抗効果型磁気ヘッドのノイズの原因と
なるバルクハウゼンノイズを定量的に評価することがで
きる磁気抵抗効果型磁気ヘッドの検査方法を提供する。 【解決手段】 本発明にかかる磁気抵抗効果型磁気ヘッ
ドの検査方法は、磁界が印加されることにより、抵抗率
が変化する磁気抵抗効果素子を備えた磁気抵抗効果型磁
気ヘッド2を検査する際、発振器4a、コイル4b等か
らなる磁界発生手段4により交流磁界を発生させて、こ
の磁界発生手段4からの交流磁界を磁気抵抗効果型磁気
ヘッド2により検出してバルクハウゼンノイズを検査す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気抵抗効果型磁
気ヘッドの検査方法に関し、詳しくは、磁気抵抗効果型
磁気ヘッドのバルクハウゼンノイズの検査方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録媒体の記録密度の増大、
磁気記録媒体からの信号を記録再生する際の周波数特性
の向上のため、薄膜磁気ヘッドが広く採用されている。
ここで、磁気誘導型の再生用の磁気ヘッドにおいては、
再生出力が磁気記録媒体間の相対速度に依存する。この
ため、磁気誘導型の再生用の磁気ヘッドにおいては、低
速で磁気記録媒体上を走査した場合において、再生出力
が小さくなるという問題点がある。
【0003】これに対して、再生用の磁気ヘッドとして
は、外部から印加される磁界によって抵抗率が変化する
磁気抵抗効果素子(以下、MR素子と称する。)を備え
た磁気抵抗効果型磁気ヘッド(以下、MRヘッドと称す
る。)がある。このMRヘッドは、再生時において、再
生出力が磁気記録媒体の速度に依存せず、低速度で磁気
記録媒体上を走査しても、高い再生出力が得られるとい
う特徴を有している。
【0004】このMRヘッドの動作原理は、MR素子に
一定の電流Iを供給した状態で、外部磁界が印加される
と、MR素子の抵抗値が変化することを利用している。
そこで、このMR素子の電圧変化を検出することによっ
て磁気記録媒体に記録されている情報信号の再生を行
う。このときの再生出力は、電圧の変化率を△Vとし、
MR素子の抵抗変化率を△Rとし、MR素子に供給され
ている電流をIとすると、△V=△R・Iで表される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなMR素子を備えたMRヘッドは、磁気記録媒体に
記録されている情報信号の再生用磁気ヘッドとして実用
化するに当たって、以下の2つの課題について考慮する
必要がある。
【0006】第1の課題としては、磁気記録媒体に記録
された情報信号に対してMR素子の出力を線形応答させ
る必要がある。この課題については、MRヘッドは、M
R素子に供給される電流Iと、MR素子の磁化方向とが
なす角度を45゜に設定することにより対処している。
【0007】第2の課題としては、再生時において、M
R素子内に発生するバルクハウゼンノイズを低減させる
ことである。このバルクハウゼンノイズは、再生時にお
いて、MR素子内に発生すると、再生信号中にパルス状
のノイズを生じ、再生信号の再現性を低下させる。この
バルクハウゼンノイズの発生原因としては、MR素子の
端部等において反磁界が発生することによってMR素子
内の磁壁が移動することに起因する。このため、バルク
ハウゼンノイズを防止する方法としては、MR素子を単
磁区化させることによってMR素子内の磁壁をなくすと
いう方法が提案されている。
【0008】しかしながら、このバルクハウゼンノイズ
は、MRヘッドの設計段階において、皆無とすることが
困難である。そこで、MRヘッドにおいては、MRヘッ
ドが完成した後において、出荷する際にバルクハウゼン
ノイズを検査することが必要となる。しかしながら、こ
のバルクハウゼンノイズは、通常、再生出力の波形にお
いて、飛びとして検出されるために、定量的な評価が困
難であり、MRヘッドのバルクハウゼンノイズを検査す
る際の問題点となっている。
【0009】このバルクハウゼンノイズを検出する方法
としては、磁気記録媒体の再生時において、MRヘッド
の再生出力を微分回路に通過させることによって検出す
ることができる。
【0010】しかし、バルクハウゼンノイズは、微分回
路を通過させた後の再生出力波形がMRヘッドの出力を
含んだ波形となっているので、微分回路を通過した再生
出力を検出しても正確に定量的な評価をすることができ
ない。
【0011】また、バルクハウゼンノイズは、微分回路
を通過した後の波形に対してMRヘッドの出力信号のみ
を阻止するためのフィルタ回路を通過させようとして
も、磁気記録媒体を再生した場合の再生出力が非線形で
あり、再生出力波形に歪が生じているため、MRヘッド
の再生出力のみを阻止することができない。
【0012】本発明は、上述のような問題点に鑑みて提
案されたものであり、MRヘッドが磁気記録媒体を再生
する際のノイズの原因となるバルクハウゼンノイズを定
量的に評価することができるMRヘッドの検査方法を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決する本
発明にかかる磁気抵抗効果型磁気ヘッドの検査方法は、
磁界が印加されることにより、抵抗率が変化する磁気抵
抗効果素子を備えた磁気抵抗効果型磁気ヘッドを検査す
る際、磁界発生手段により磁界を発生させる工程と、磁
界発生手段からの磁界を磁気抵抗効果型磁気ヘッドによ
り検出してバルクハウゼンノイズを検査する検査工程と
を有することを特徴とするものである。
【0014】なお、磁界発生手段は、所定の周波数の交
流磁界を発生させることが好ましい。
【0015】また、この磁界発生手段は、発振器により
磁界変調周波数を有する電圧をコイルに印加することに
より磁界を発生させるものを使用することが望ましい。
【0016】また、検査工程は、磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドにより検出された磁界による信号を検出する信号検
出工程と、信号検出工程によって検出された信号を微分
する微分工程と、微分工程により微分された信号に対し
て磁界変調周波数を阻止した信号を検出する工程とを有
するようにしても良い。
【0017】このような磁気抵抗効果型磁気ヘッドの検
査方法は、磁界発生手段による磁界を磁気抵抗効果型磁
気ヘッドによって検出することによって検査を行うの
で、磁気記録媒体に記録されている情報信号を再生して
検査を行う場合とは異なり、検査対称である磁気抵抗効
果型磁気ヘッドにノイズのない入力信号を供給してバル
クハウゼンノイズを検出することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる磁気抵抗効
果型磁気ヘッドの検査方法について図面を参照しながら
詳細に説明する。
【0019】まず、本発明を適用した磁気抵抗効果型磁
気ヘッド(以下、MRヘッドと称する。)の検査方法に
使用されるMRヘッドの検査回路の一例を図1に示す。
【0020】このMRヘッドの検査回路1は、図1に示
すように、磁気抵抗効果型ヘッド2(以下、MRヘッド
2と称する。)を検査する回路であり、このMRヘッド
2に対して所定の電流を供給する定電流源3と、MRヘ
ッド2に対して磁界を印加する磁界発生手段4と、MR
ヘッド2によって検出された信号を増幅させる増幅アン
プ5と、この増幅アンプ5からの信号が入力される微分
回路6と、この微分回路6を通過した信号が入力される
ノッチフィルタ7と、このノッチフィルタ7を通過した
信号を検出する検出手段8とからなる。
【0021】MRヘッド2は、磁界が印加されることに
よって抵抗率が変化する磁気抵抗効果素子を備えた磁気
ヘッドである。このMRヘッド2は、再生時において、
一定の直流電流が供給された状態で磁界が印加され、抵
抗値が変化することによる電圧変化が検出されることに
よって信号の再生を行う。
【0022】定電流源3は、MRヘッド2にセンス電流
を供給させるためのものである。この定電流源3は、上
述したMRヘッド2の再生時において、常時、所定値の
電流をMRヘッド2に供給する。
【0023】磁界発生手段4は、MRヘッド2の検査時
において、MRヘッド2に対して所定の単一周波数の磁
界を印加する。この磁界発生手段4は、図1に示すよう
に、例えば所定の周波数の電圧を発生させる発振器4a
と、発振器4aから出力された電圧が印加されるコイル
4bからなる。このように構成された磁界発生手段4
は、発振器4aによって正弦波又は余弦波の単一周波数
の電圧を発生させ、この発振器4aからの電圧をコイル
4bに印加することによって、MRヘッド2に単一周波
数を有する磁界を印加する。
【0024】増幅アンプ5は、MRヘッド2によって検
出された信号を増幅させるためのものである。この増幅
アンプ5は、MRヘッド2に供給されている電流と、M
R素子の抵抗値との積によって決定する電圧を増幅させ
るアンプである。
【0025】微分回路6は、増幅アンプ5を通過した信
号が入力され、この信号を微分処理するものである。こ
の微分回路6は、増幅アンプ5を通過した信号が入力さ
れる。そして、この微分回路6は、図1に示すように、
抵抗,コンデンサ,オペアンプ等によって構成され、こ
れらによって入力された信号に対して微分処理を行う。
この微分回路6は、入力される信号の周波数によってコ
ンデンサのリアクタンスが変化し、オペアンプの増幅度
を変化させて入力された信号を微分する。
【0026】ノッチフィルタ7は、所定の周波数の信号
を阻止するための回路である。このノッチフィルタ7
は、微分回路6を通過した信号が入力されて、所定の周
波数の信号を阻止するものである。本実施の形態におい
ては、図1に示すように抵抗,コンデンサ,オペアンプ
等により構成することによって所定の周波数の信号を阻
止するフィルタを構成している。このノッチフィルタ7
は、例えば正弦波が入力されると、位相がずれて出力す
るようになっている。このノッチフィルタ7は、微分回
路6を通過した信号のうち、ヘッド出力成分を阻止し
て、バルクハウゼンノイズ成分のみを出力する。すなわ
ち、このノッチフィルタ7は、ヘッド出力のみに相当す
る信号成分を阻止し、バルクハウゼンノイズ成分のみを
残す。すなわち、このノッチフィルタ7は、発振器4b
から出力された電圧の周波数とほぼ同じ周波数の信号成
分を阻止する。
【0027】検出手段8は、ノッチフィルタ7を通過し
たバルクハウゼンノイズ成分の信号のみが入力されて、
バルクハウゼンノイズ成分を定量化する。なお、本実施
の形態において、この検出手段8は、オシロスコープで
構成され、ノッチフィルタ7を通過した信号を表示する
ようになっている。
【0028】つぎに、このように構成されたMRヘッド
の検査装置1によってMRヘッド2を検査する方法につ
いて説明する。
【0029】このMRヘッド2の検査方法は、図2に示
したフローチャートのように、上述の磁界発生手段4に
よって磁界を発生させる磁界発生工程S−1と、この磁
界発生工程S−1で発生させた磁界をMRヘッド2によ
って検出する信号検出工程S−2と、この信号検出工程
S−2によって検出された信号を増幅させる増幅工程S
−3と、この増幅工程S−3を経た信号を微分回路6に
よって微分する微分工程S−4と、ノッチフィルタ7に
よって所定の周波数の信号を阻止してバルクハウゼンノ
イズを検出するノイズ検出工程S−5とを有する。な
お、本実施の形態にかかるMRヘッド2の検査方法で
は、前提として、定電流源3によってMRヘッド2に所
定値のセンス電流を供給しておく。
【0030】磁界発生工程S−1は、上述の磁界発生手
段4によって磁界を発生させる工程である。この磁界発
生工程S−1は、先ず、発振器4bにより所定の周波数
を有する電圧を出力させる。そして、発振器4aから出
力された電圧をコイル4bに入力し、このコイル4bか
ら発生する磁界を検査対象であるMRヘッド2に印加す
る。ここで、この発振器4aは、正弦波または余弦波の
単一周波数を有する電圧をコイル4bに印加する。ま
た、磁界発生手段4によってMRヘッド2に印加する磁
界は、後述するノイズ検出工程S−5において、処理が
行い易い磁界を印加する。
【0031】信号検出工程S−2は、上述の磁界発生手
段4によって磁界が印加されたMRヘッド2からの再生
出力を検出する工程である。ここで、MRヘッド2は、
磁界発生手段4から印加された磁界に応じた再生出力を
出力する。このとき、MRヘッド2による再生出力は、
バイアスポイントが適切であれば抵抗値が磁界に対して
線形に動作するので、磁界発生手段4によって印加した
磁界とほぼ対応した再生出力となる。なお、MRヘッド
2によって出力された再生出力は、ヘッド出力成分と、
バルクハウゼンノイズ成分とを含んだ出力となってい
る。ここで、この信号検出工程S−2によって検出され
た信号の例を図3(a)及び図4に(a)示す。なお、
図3及び図4,後述する図6及び図7は、例えばオシロ
スコープによって検出した電圧波形を示した図である。
【0032】図3(a)は、バルクハウゼンノイズのあ
るMRヘッド2から検出された信号の例であり、ヘッド
出力成分に対応する波形にバルクハウゼンノイズ成分に
対応した歪9を含んでいる。一方、図4(a)は、バル
クハウゼンノイズのないMRヘッド2から検出された信
号の例であり、ヘッド出力成分に対応する波形にバルク
ハウゼンノイズ成分に対応した歪を生じていない。
【0033】増幅工程S−3は、上述の信号検出工程S
−2で検出された信号を増幅アンプ5により増幅させる
工程である。この増幅工程S−3で増幅された信号は、
微分回路6に入力され、微分工程S−4に進む。
【0034】微分工程S−4は、増幅アンプ5からの信
号に対して微分処理を行う工程である。ここで、微分回
路6を通過した信号の波形は、MRヘッド2に入力した
波形との位相が約90度ずれて出力される。なお、本実
施の形態においては、図3(a)に示した信号に対して
微分処理を施した信号を図3(b)に示す。また、図4
(a)に示した信号に対して微分処理を施した信号を図
4(b)に示す。
【0035】この微分回路6を通過した信号の波形は、
MRヘッド2にバルクハウゼンノイズがある場合におい
て、図3(b)に示すように、バルクハウゼンノイズ成
分に対応したパルス状の波形10が生じている。一方、
MRヘッド2にバルクハウゼンノイズがない場合におい
ては、図4(b)に示すように、バルクハウゼンノイズ
成分に対応したパルス状の波形を生じていない。
【0036】ここで、比較例として、図5に磁気記録媒
体に記録されている信号をMRヘッドによって検出した
後、微分回路を通過させた信号を示す。なお、図5
(a)は、MRヘッド2によって検出された信号を示し
た図である。また、図5(b)は、図5(a)に示した
信号に対して微分回路によって微分処理を行った図であ
る。この図5によれば、MRヘッドの出力自体に歪が生
じているために、微分回路を通過させた場合、歪が更に
大きくなっている。したがって、磁気記録媒体からMR
ヘッドによって検出する場合においては、微分処理を行
った信号に対してノッチフィルタによりヘッド出力成分
のみを阻止することが困難となる。したがって、磁気記
録媒体からMRヘッドによって検出した信号は、バルク
ハウゼンノイズの定量化をすることが困難である。
【0037】次に、微分回路6を通過した信号をノッチ
フィルタ7に入力させ、所定の周波数の信号を阻止し
て、バルクハウゼンノイズを検出するノイズ検出工程S
−5に進む。ここで、ノッチフィルタ7は、MRヘッド
2からの再生出力のうち、バルクハウゼンノイズ成分の
みを残すように、ヘッド出力成分に相当する周波数成分
を阻止する。したがって、このノッチフィルタ7を通過
した信号は、図6(b)及び図7(b)に示すようにな
る。
【0038】なお、図6は、MRヘッド2にバルクハウ
ゼンノイズが生じている場合におけるMRヘッド2の再
生出力を図6(a)に示し、この図6(a)に示した信
号を微分回路6及びノッチフィルタ7を通過させたとき
の信号波形を図6(b)に示した図である。また、図7
は、MRヘッド2にバルクハウゼンノイズが生じていな
い場合におけるMRヘッド2の再生出力を図7(a)に
示し、この図7(a)に示した信号を微分回路6及びノ
ッチフィルタ7を通過させたときの信号波形を図7
(b)に示した図である。
【0039】図6(b)によれば、MRヘッド2の再生
出力のうち、バルクハウゼンノイズ成分に対応した信号
がパルス状の波形10として生じている。一方、図7
(b)によれば、MRヘッド2にバルクハウゼンノイズ
がないので、バルクハウゼンノイズ成分に対応したパル
ス状の波形がない状態になっている。また、図6(b)
に示したパルス状の波形の振幅Aが大きくなる程、MR
ヘッド2に生じているバルクハウゼンノイズが大きいこ
ととなる。
【0040】このようなMRヘッド2の検査方法は、発
振器4aとコイル4bによって構成される磁界発生手段
4からの磁界をMRヘッド2に印加し、増幅アンプ5、
微分回路6、ノッチフィルタ7を通過させることによっ
てMRヘッド2の再生出力のうち、バルクハウゼンノイ
ズ成分に対応した信号のみを検出することが可能であ
る。したがって、このMRヘッド2の検査方法によれ
ば、ノッチフィルタ7を通過した後の出力波形のパルス
状の振幅Aを測定することにより、MRヘッド2のバル
クハウゼンノイズを定量化することが可能である。
【0041】なお、本実施の形態にかかるMRヘッドの
検査方法は、例えばフレキシブルディスクやハードディ
スク等のような磁気ディスクを記録媒体とする記録再生
装置や、あらゆるMRヘッドの検査方法として適用可能
であり、QIC(Quarter Inch Cartridge)等のような磁
気テープを記録媒体とする記録再生装置に使用されるM
Rヘッドの検査方法として適用可能である。
【0042】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる磁気抵抗効果型磁気ヘッドの検査方法は、例えば発
振器とコイル等からなる磁界発生手段から発生した磁界
を磁気抵抗効果型磁気ヘッドに印加し、磁気抵抗効果型
磁気ヘッドの再生出力に対して検査を行うので、磁気抵
抗効果型磁気ヘッドに対して歪のない信号を入力して、
磁気抵抗効果型磁気ヘッドのバルクハウゼンノイズを検
出することができる。したがって、このような磁気抵抗
効果型磁気ヘッドの検査方法は、磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドのバルクハウゼンノイズを定量的に検出し、磁気抵
抗効果型磁気ヘッドにおけるバルクハウゼンノイズの評
価を容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したMRヘッドの検査方法に使用
されるMRヘッドの検査装置の一例を示す図である。
【図2】本発明にかかる磁気抵抗効果型磁気ヘッドの検
査方法を示す工程図である。
【図3】MRヘッドにバルクハウゼンノイズがあるとき
のMRヘッドからの再生出力の波形と、この再生出力波
形を微分回路に通過させた後の波形とを示す図である。
【図4】MRヘッドにバルクハウゼンノイズがないとき
のMRヘッドからの再生出力波形と、この再生出力波形
を微分回路に通過させた後の波形とを示す図である。
【図5】磁気記録媒体からの信号を検出したときのMR
ヘッドからの再生出力波形と、の再生出力波形を微分回
路に通過させた後の波形とを示す図である。
【図6】MRヘッドにバルクハウゼンノイズがあるとき
のMRヘッドからの再生出力波形と、この再生出力波形
を微分回路及びノッチフィルタを通過させた後の波形と
を示す図である。
【図7】MRヘッドにバルクハウゼンノイズがないとき
のMRヘッドからの再生出力波形と、この再生出力波形
を微分回路及びノッチフィルタを通過させた後の波形と
を示す図である。
【符号の説明】
1 MRヘッドの検査装置、2 MRヘッド、3 定電
流源、4 磁界発生手段、5 増幅アンプ、6 微分回
路、7 ノッチフィルタ、8 検出手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁界が印加されることにより、抵抗率が
    変化する磁気抵抗効果素子を備えた磁気抵抗効果型磁気
    ヘッドを検査する際、 磁界発生手段により磁界を発生させる工程と、 上記磁界発生手段からの磁界を磁気抵抗効果型磁気ヘッ
    ドにより検出してバルクハウゼンノイズを検査する検査
    工程とを有することを特徴とする磁気抵抗効果型磁気ヘ
    ッドの検査方法。
  2. 【請求項2】 上記磁界発生手段は、所定の周波数の交
    流磁界を発生させることを特徴とする請求項1記載の磁
    気抵抗効果型磁気ヘッドの検査方法。
  3. 【請求項3】 上記磁界発生手段は、発振器により所定
    の周波数の交流電圧をコイルに印加することにより所定
    の周波数の交流磁界を発生させることを特徴とする請求
    項1記載の磁気抵抗効果型磁気ヘッドの検査方法。
  4. 【請求項4】 上記検査工程は、磁気抵抗効果型磁気ヘ
    ッドにより検出された磁界による信号を検出する信号検
    出工程と、上記信号検出工程によって検出された信号を
    微分する微分工程と、上記微分工程により微分された信
    号に対して所定の周波数を阻止した信号を検出する工程
    とを有することを特徴とする請求項1記載の磁気抵抗効
    果型磁気ヘッドの検査方法。
JP34611396A 1996-12-25 1996-12-25 磁気抵抗効果型磁気ヘッドの検査方法 Withdrawn JPH10188230A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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