JPH10320727A - 磁気抵抗効果型磁気ヘッドの検査方法 - Google Patents
磁気抵抗効果型磁気ヘッドの検査方法Info
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- JPH10320727A JPH10320727A JP12996397A JP12996397A JPH10320727A JP H10320727 A JPH10320727 A JP H10320727A JP 12996397 A JP12996397 A JP 12996397A JP 12996397 A JP12996397 A JP 12996397A JP H10320727 A JPH10320727 A JP H10320727A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ノイズの原因となるバルクハウゼンノイズを
定量的に評価することができる磁気抵抗効果型磁気ヘッ
ドの検査方法を提供する。 【解決手段】 磁界が印加されることにより抵抗率が変
化する磁気抵抗効果素子を備えた磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドのバルクハウゼンノイズを検査するに際し、矩形波
信号が記録された磁気記録媒体からの磁界を上記磁気抵
抗効果型磁気ヘッドで検出し、検出された信号を増幅し
た後、微分し、さらにハイパスフィルタによりこの微分
信号から上記矩形波信号に由来する出力成分を除去する
ことを特徴とするものである。磁気抵抗効果型磁気ヘッ
ドの再生波形を微分回路及びハイパスフィルターを通
し、矩形波信号に対応する再生周波数成分をカットすれ
ば、バルクハウゼンノイズ成分のみが検出される。
定量的に評価することができる磁気抵抗効果型磁気ヘッ
ドの検査方法を提供する。 【解決手段】 磁界が印加されることにより抵抗率が変
化する磁気抵抗効果素子を備えた磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドのバルクハウゼンノイズを検査するに際し、矩形波
信号が記録された磁気記録媒体からの磁界を上記磁気抵
抗効果型磁気ヘッドで検出し、検出された信号を増幅し
た後、微分し、さらにハイパスフィルタによりこの微分
信号から上記矩形波信号に由来する出力成分を除去する
ことを特徴とするものである。磁気抵抗効果型磁気ヘッ
ドの再生波形を微分回路及びハイパスフィルターを通
し、矩形波信号に対応する再生周波数成分をカットすれ
ば、バルクハウゼンノイズ成分のみが検出される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気抵抗効果型磁
気ヘッドの検査方法に関し、特にバルクハウゼンノイズ
の検査方法に関する。
気ヘッドの検査方法に関し、特にバルクハウゼンノイズ
の検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録媒体の記録密度の増大、
磁気記録媒体からの信号を記録再生する際の周波数特性
の向上のため、薄膜磁気ヘッドが広く採用されている。
磁気記録媒体からの信号を記録再生する際の周波数特性
の向上のため、薄膜磁気ヘッドが広く採用されている。
【0003】ここで、磁気誘導型の再生用の磁気ヘッド
においては、再生出力が磁気記録媒体間の相対速度に依
存する。このため、磁気誘導型の再生ヘッドにおいて
は、低速で磁気記録媒体上を走査した場合において、再
生出力が小さくなるという問題がある。
においては、再生出力が磁気記録媒体間の相対速度に依
存する。このため、磁気誘導型の再生ヘッドにおいて
は、低速で磁気記録媒体上を走査した場合において、再
生出力が小さくなるという問題がある。
【0004】これに対して、再生専用の磁気ヘッドとし
て、外部から印加される磁界によって抵抗率が変化する
磁気抵抗効果素子(以下、MR素子と称する。)を備え
た磁気抵抗効果型磁気ヘッド(以下、MRヘッドと称す
る。)が知られている。
て、外部から印加される磁界によって抵抗率が変化する
磁気抵抗効果素子(以下、MR素子と称する。)を備え
た磁気抵抗効果型磁気ヘッド(以下、MRヘッドと称す
る。)が知られている。
【0005】MRヘッドは、再生時において、再生出力
が磁気記録媒体の速度に依存せず、低速度で磁気記録媒
体上を走査しても、高い再生出力が得られるという特徴
を有している。
が磁気記録媒体の速度に依存せず、低速度で磁気記録媒
体上を走査しても、高い再生出力が得られるという特徴
を有している。
【0006】このMRヘッドの動作原理は、MR素子に
一定の電流Iを供給した状態で、外部磁界が印加される
と、MR素子の抵抗値が変化することを利用している。
そこで、このMR素子の電圧変化を検出することによっ
て磁気記録媒体に記録されている情報信号の再生を行
う。このときの再生出力は、電圧の変化率をΔVとし、
MR素子の抵抗変化率をΔRとし、MR素子に供給され
ている電流をIとすると、ΔV=ΔR・Iで表される。
一定の電流Iを供給した状態で、外部磁界が印加される
と、MR素子の抵抗値が変化することを利用している。
そこで、このMR素子の電圧変化を検出することによっ
て磁気記録媒体に記録されている情報信号の再生を行
う。このときの再生出力は、電圧の変化率をΔVとし、
MR素子の抵抗変化率をΔRとし、MR素子に供給され
ている電流をIとすると、ΔV=ΔR・Iで表される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなMR素子を備えたMRヘッドは、磁気記録媒体に
記録されている情報信号の再生用磁気ヘッドとして実用
化するに当たって、以下の2つの課題について考慮する
必要がある。
ようなMR素子を備えたMRヘッドは、磁気記録媒体に
記録されている情報信号の再生用磁気ヘッドとして実用
化するに当たって、以下の2つの課題について考慮する
必要がある。
【0008】第1の課題としては、磁気記録媒体に記録
された情報信号に対してMR素子の出力を線形応答させ
る必要がある。この課題については、MRヘッドは、M
R素子に供給される電流Iと、MR素子の磁化方向とが
なす角度を45度に設定することにより対処している。
された情報信号に対してMR素子の出力を線形応答させ
る必要がある。この課題については、MRヘッドは、M
R素子に供給される電流Iと、MR素子の磁化方向とが
なす角度を45度に設定することにより対処している。
【0009】第2の課題としては、再生時において、M
R素子内に発生するバルクハウゼンノイズを低減させる
ことである。このバルクハウゼンノイズは、再生時にお
いて、MR素子内に発生すると、再生信号中にパルス状
のノイズを生じ、再生信号の再現性を低下させる。この
バルクハウゼンノイズの発生原因としては、MR素子の
端部等において反磁界が発生することによってMR素子
内の磁壁が移動することが挙げられる。このため、バル
クハウゼンノイズを防止する方法としては、MR素子を
単磁区化させることによってMR素子内の磁壁をなくす
という方法が提案されている。
R素子内に発生するバルクハウゼンノイズを低減させる
ことである。このバルクハウゼンノイズは、再生時にお
いて、MR素子内に発生すると、再生信号中にパルス状
のノイズを生じ、再生信号の再現性を低下させる。この
バルクハウゼンノイズの発生原因としては、MR素子の
端部等において反磁界が発生することによってMR素子
内の磁壁が移動することが挙げられる。このため、バル
クハウゼンノイズを防止する方法としては、MR素子を
単磁区化させることによってMR素子内の磁壁をなくす
という方法が提案されている。
【0010】しかしながら、このバルクハウゼンノイズ
をMRヘッドの設計段階において皆無とすることは困難
である。そこで、MRヘッドにおいては、MRヘッドが
完成した後において、出荷する際にバルクハウゼンノイ
ズを検査することが必要となる。
をMRヘッドの設計段階において皆無とすることは困難
である。そこで、MRヘッドにおいては、MRヘッドが
完成した後において、出荷する際にバルクハウゼンノイ
ズを検査することが必要となる。
【0011】バルクハウゼンノイズを検出する方法とし
ては、磁気記録媒体の再生時において、MRヘッドの再
生出力を微分回路に通過させることによって検出すると
いう方法が考えられる。
ては、磁気記録媒体の再生時において、MRヘッドの再
生出力を微分回路に通過させることによって検出すると
いう方法が考えられる。
【0012】しかしながら、微分回路を通過させた後に
も再生出力波形かMRヘッドの出力を含んだ波形となっ
ているので、単に微分回路を通過した再生出力を検出し
ても、バルクハウゼンノイズについて、正確に定量的な
評価をすることはできない。
も再生出力波形かMRヘッドの出力を含んだ波形となっ
ているので、単に微分回路を通過した再生出力を検出し
ても、バルクハウゼンノイズについて、正確に定量的な
評価をすることはできない。
【0013】このように、バルクハウゼンノイズは、通
常、再生出力の波形において、飛びとして検出されるた
めに、定量的な評価が困難であり、MRヘッドのバルク
ハウゼンノイズを検査する際の問題点となっている。
常、再生出力の波形において、飛びとして検出されるた
めに、定量的な評価が困難であり、MRヘッドのバルク
ハウゼンノイズを検査する際の問題点となっている。
【0014】本発明は、上述のような問題点に鑑みて提
案されたものであり、MRヘッドが磁気記録媒体を再生
する際のノイズの原因となるバルクハウゼンノイズを定
量的に評価することができるMRヘッドの検査方法を提
供することを目的とする。
案されたものであり、MRヘッドが磁気記録媒体を再生
する際のノイズの原因となるバルクハウゼンノイズを定
量的に評価することができるMRヘッドの検査方法を提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明の係る磁気抵抗効果型磁気ヘッドの検査方
法は、磁界が印加されることにより抵抗率が変化する磁
気抵抗効果素子を備えた磁気抵抗効果型磁気ヘッドのバ
ルクハウゼンノイズを検査するに際し、矩形波信号が記
録された磁気記録媒体からの磁界を上記磁気抵抗効果型
磁気ヘッドで検出し、検出された信号を増幅した後、微
分し、さらにハイパスフィルタによりこの微分信号から
上記矩形波信号に由来する出力成分を除去することを特
徴とするものである。
めに、本発明の係る磁気抵抗効果型磁気ヘッドの検査方
法は、磁界が印加されることにより抵抗率が変化する磁
気抵抗効果素子を備えた磁気抵抗効果型磁気ヘッドのバ
ルクハウゼンノイズを検査するに際し、矩形波信号が記
録された磁気記録媒体からの磁界を上記磁気抵抗効果型
磁気ヘッドで検出し、検出された信号を増幅した後、微
分し、さらにハイパスフィルタによりこの微分信号から
上記矩形波信号に由来する出力成分を除去することを特
徴とするものである。
【0016】MRヘッドの再生波形を微分回路及びハイ
パスフィルターを通し、矩形波信号に対応する再生周波
数成分をカットすれば、バルクハウゼンノイズ成分のみ
が検出される。
パスフィルターを通し、矩形波信号に対応する再生周波
数成分をカットすれば、バルクハウゼンノイズ成分のみ
が検出される。
【0017】このようなMRヘッドの検査方法は、矩形
波記録された磁気媒体からの磁界をMRヘッドで検出す
ることによって行うので、通常のヘッド出力検査と同様
の手段で検査を行うことができ、選別作業の点からも容
易にバルクハウゼンノイズを検出することができる。
波記録された磁気媒体からの磁界をMRヘッドで検出す
ることによって行うので、通常のヘッド出力検査と同様
の手段で検査を行うことができ、選別作業の点からも容
易にバルクハウゼンノイズを検出することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0019】先ず、本発明を適用した磁気抵抗効果型磁
気ヘッド(以下、MRヘッドと称する。)の検査方法に
使用されるMRヘッドの検査回路の一例を図1に示す。
気ヘッド(以下、MRヘッドと称する。)の検査方法に
使用されるMRヘッドの検査回路の一例を図1に示す。
【0020】このMRヘッドの検査回路は、図1に示す
ように、MRヘッド2を検査する回路であり、このMR
ヘッド2に対して所定の電流を供給する定電流源3と、
MRヘッド2に対して媒体からの磁界を印加させる磁気
記録媒体駆動装置1及び磁気記録媒体4と、MRヘッド
2によって検出された信号を増幅させる増幅アンプ5
と、この増幅アンプ5からの信号が入力される微分回路
6と、この微分回路6を通過した信号が入力されるハイ
パスフィルタ7と、このハイパスフィルタ7を通過した
信号を検出する検出手段8とからなる。
ように、MRヘッド2を検査する回路であり、このMR
ヘッド2に対して所定の電流を供給する定電流源3と、
MRヘッド2に対して媒体からの磁界を印加させる磁気
記録媒体駆動装置1及び磁気記録媒体4と、MRヘッド
2によって検出された信号を増幅させる増幅アンプ5
と、この増幅アンプ5からの信号が入力される微分回路
6と、この微分回路6を通過した信号が入力されるハイ
パスフィルタ7と、このハイパスフィルタ7を通過した
信号を検出する検出手段8とからなる。
【0021】磁気記録媒体駆動装置1は既に矩形波記録
された磁気記録媒体4を走行させる駆動装置である。
された磁気記録媒体4を走行させる駆動装置である。
【0022】MRヘッド2は、磁界が印加されることに
よって抵抗率が変化する磁気抵抗効果素子を備えた磁気
ヘッドである。このMRヘッド2は、再生時において、
一定の直流電流が供給された状態で磁界が印加され、抵
抗値が変化することによる電圧変化が検出されることに
よって信号の再生を行う。
よって抵抗率が変化する磁気抵抗効果素子を備えた磁気
ヘッドである。このMRヘッド2は、再生時において、
一定の直流電流が供給された状態で磁界が印加され、抵
抗値が変化することによる電圧変化が検出されることに
よって信号の再生を行う。
【0023】定電流源3は、MRヘッド2にセンス電流
を供給させるためのものである。この定電流源3は、上
述したMRヘッド2の再生時において、常時、所定値の
電流をMRヘッド2に供給する。
を供給させるためのものである。この定電流源3は、上
述したMRヘッド2の再生時において、常時、所定値の
電流をMRヘッド2に供給する。
【0024】磁気記録媒体4は、MRヘッド2の検査時
において、既に矩形波記録された磁気記録媒体を用い、
これをMRヘッド2に対して接触させ走行させることに
より、所定の周波数の磁界を印加する。
において、既に矩形波記録された磁気記録媒体を用い、
これをMRヘッド2に対して接触させ走行させることに
より、所定の周波数の磁界を印加する。
【0025】MRヘッド2に磁界を印加させる装置は、
磁気記録媒体4を走行させる為の磁気記録媒体駆動装置
1と、MRヘッド2を固定し磁気記録媒体4に対する位
置決め精度を確保するためのステージ治具からなる。こ
のように構成された装置によって、磁気記録媒体4は一
定速度で走行し、さらにはMRヘッド2はステージ治具
によって磁気記録媒体4に対して正確に位置決めされる
ことにより所定の周波数の磁界が印加される。
磁気記録媒体4を走行させる為の磁気記録媒体駆動装置
1と、MRヘッド2を固定し磁気記録媒体4に対する位
置決め精度を確保するためのステージ治具からなる。こ
のように構成された装置によって、磁気記録媒体4は一
定速度で走行し、さらにはMRヘッド2はステージ治具
によって磁気記録媒体4に対して正確に位置決めされる
ことにより所定の周波数の磁界が印加される。
【0026】増幅アンプ5は、MRヘッド2によって検
出された信号を増幅させるためのものである。この増幅
アンプ5は、MRヘッド2に供給されている電流と、M
R素子の抵抗変化量との積によって決定する電圧を増幅
させるアンプである。
出された信号を増幅させるためのものである。この増幅
アンプ5は、MRヘッド2に供給されている電流と、M
R素子の抵抗変化量との積によって決定する電圧を増幅
させるアンプである。
【0027】微分回路6は、増幅アンプ5を通過した信
号が入力され、この信号を微分処理するものである。こ
の微分回路6は、増幅アンプ5を通過した信号が入力さ
れる。そして、この微分回路6は、抵抗6a,コンデン
サ6b,オペアンプ6c等によって構成され、これらに
よって入力された信号に対して微分処理を行う。この微
分回路6は、入力される信号の周波数によってコンデン
サのリアクタンスが変化し、オペアンプの増幅度を変化
させて入力された信号を微分する。
号が入力され、この信号を微分処理するものである。こ
の微分回路6は、増幅アンプ5を通過した信号が入力さ
れる。そして、この微分回路6は、抵抗6a,コンデン
サ6b,オペアンプ6c等によって構成され、これらに
よって入力された信号に対して微分処理を行う。この微
分回路6は、入力される信号の周波数によってコンデン
サのリアクタンスが変化し、オペアンプの増幅度を変化
させて入力された信号を微分する。
【0028】ハイパスフィルタ7は、所定の周波数以下
の信号を阻止するための回路である。このハイパスフィ
ルタ7は、微分回路6を通過した信号が入力されて、所
定の周波数以下の信号を阻止するためのものである。本
実施の形態においては、抵抗7a,7b,コンデンサ7
c,7d,オペアンプ7e等により構成することによっ
て所定の周波数以下の信号を阻止するフィルタを構成し
ている。
の信号を阻止するための回路である。このハイパスフィ
ルタ7は、微分回路6を通過した信号が入力されて、所
定の周波数以下の信号を阻止するためのものである。本
実施の形態においては、抵抗7a,7b,コンデンサ7
c,7d,オペアンプ7e等により構成することによっ
て所定の周波数以下の信号を阻止するフィルタを構成し
ている。
【0029】このハイパスフィルタ7は、微分回路6を
通過した信号のうち、ヘッド出力成分を阻止して、バル
クハウゼンノイズ成分のみを出力する。すなわち、この
ハイパスフィルタ7は、ヘッド出力のみに相当する信号
成分を阻止し、パルクハウゼンノイズ成分のみを残す。
具体的には、このハイパスフィルタ7は、MRヘッド2
から出力された電圧の周波数及びその高調波の信号成分
を阻止する。
通過した信号のうち、ヘッド出力成分を阻止して、バル
クハウゼンノイズ成分のみを出力する。すなわち、この
ハイパスフィルタ7は、ヘッド出力のみに相当する信号
成分を阻止し、パルクハウゼンノイズ成分のみを残す。
具体的には、このハイパスフィルタ7は、MRヘッド2
から出力された電圧の周波数及びその高調波の信号成分
を阻止する。
【0030】検出手段8は、ハイパスフィルタ7を通過
したバルクハウゼンノイズ成分の信号のみが入力され
て、バルクハウゼンノイズ成分を定量化する。なお、本
実施の形態において、この検出手段8は、オシロスコー
プで構成され、ハイパスフィルタ7を通過した信号を表
示するようになっている。
したバルクハウゼンノイズ成分の信号のみが入力され
て、バルクハウゼンノイズ成分を定量化する。なお、本
実施の形態において、この検出手段8は、オシロスコー
プで構成され、ハイパスフィルタ7を通過した信号を表
示するようになっている。
【0031】次に、このように構成されたMRヘッドの
検査装置によってMRヘッド2を検査する方法について
説明する。
検査装置によってMRヘッド2を検査する方法について
説明する。
【0032】このMRヘッド2の検査方法は、図2に示
したフローチャートのように、上述の磁気記録媒体駆動
装置1及び磁気記録媒体4によってMRヘッド2にて磁
界を検出できる状態にする磁気記録媒体駆動工程s−1
と、この磁気記録媒体駆動工程s−1で発生させた磁界
をMRヘッド2によって検出する信号検出工程s−2
と、この信号検出工程2によって検出された信号を増幅
させる増幅工程s−3と、この増幅工程s−3を経た信
号を微分回路6によって微分する微分工程s−4と、ハ
イパスフィルタ7によって所定の周波数の信号を阻止し
てパルクハウゼンノイズを検出するノイズ検出工程s−
5とを有する。
したフローチャートのように、上述の磁気記録媒体駆動
装置1及び磁気記録媒体4によってMRヘッド2にて磁
界を検出できる状態にする磁気記録媒体駆動工程s−1
と、この磁気記録媒体駆動工程s−1で発生させた磁界
をMRヘッド2によって検出する信号検出工程s−2
と、この信号検出工程2によって検出された信号を増幅
させる増幅工程s−3と、この増幅工程s−3を経た信
号を微分回路6によって微分する微分工程s−4と、ハ
イパスフィルタ7によって所定の周波数の信号を阻止し
てパルクハウゼンノイズを検出するノイズ検出工程s−
5とを有する。
【0033】なお、本実施の形態にかかるMRヘッド2
の検査方法では、前提として、定電流源3によってMR
ヘッド2に所定値のセンス電流を供給しておく。
の検査方法では、前提として、定電流源3によってMR
ヘッド2に所定値のセンス電流を供給しておく。
【0034】先ず、磁気記録媒体駆動工程s−1は、上
述の磁気記録媒体駆動装置1及び磁気記録媒体4によっ
て磁界をMRヘッド2にて検出できる状態にする工程で
ある。この磁気記録媒体駆動工程s−1は、既に矩形波
記録された磁気記録媒体を走行させる工程である。
述の磁気記録媒体駆動装置1及び磁気記録媒体4によっ
て磁界をMRヘッド2にて検出できる状態にする工程で
ある。この磁気記録媒体駆動工程s−1は、既に矩形波
記録された磁気記録媒体を走行させる工程である。
【0035】次の信号検出工程s−2は、上述の磁気記
録媒体駆動部1及び磁気記録媒体4によって磁界が印加
されたMRヘッド2からの再生出力を検出する工程であ
る。ここで、MRヘッド2は、磁気記録媒体4から印加
された磁界に応じた再生出力を出力する。このとき、M
Rヘッド2による再生出力は、バイアスポイントが適切
であれば抵抗値が磁界に対して線形に動作するので、磁
気記録媒体4によって印加した磁界とほぼ対応した再生
出力となる。なお、MRヘッド2によって出力された再
生出力は、ヘッド出力成分と、バルクハウゼンノイズ成
分とを含んだ出力となっている。
録媒体駆動部1及び磁気記録媒体4によって磁界が印加
されたMRヘッド2からの再生出力を検出する工程であ
る。ここで、MRヘッド2は、磁気記録媒体4から印加
された磁界に応じた再生出力を出力する。このとき、M
Rヘッド2による再生出力は、バイアスポイントが適切
であれば抵抗値が磁界に対して線形に動作するので、磁
気記録媒体4によって印加した磁界とほぼ対応した再生
出力となる。なお、MRヘッド2によって出力された再
生出力は、ヘッド出力成分と、バルクハウゼンノイズ成
分とを含んだ出力となっている。
【0036】ここで、この信号検出工程s−2によって
検出された信号の例を図3及び図4に示す。なお、図3
及び図4は、例えばオシロスコープによって検出した電
圧波形を示したものである。また、図3及び図4は、バ
ルクハウゼンノイズのあるMRヘッド2から検出された
信号の例であり、ヘッド出力成分に対応する波形にバル
クハウゼンノイズ成分に対応した歪を含んでいる。
検出された信号の例を図3及び図4に示す。なお、図3
及び図4は、例えばオシロスコープによって検出した電
圧波形を示したものである。また、図3及び図4は、バ
ルクハウゼンノイズのあるMRヘッド2から検出された
信号の例であり、ヘッド出力成分に対応する波形にバル
クハウゼンノイズ成分に対応した歪を含んでいる。
【0037】増幅工程s−3は、上述の信号検出工程s
−2で検出された信号を増幅アンプ5により増幅させる
工程である。この増幅工程s−3で増幅された信号は、
微分回路6に入力され、微分工程s−4に進む。
−2で検出された信号を増幅アンプ5により増幅させる
工程である。この増幅工程s−3で増幅された信号は、
微分回路6に入力され、微分工程s−4に進む。
【0038】微分工程s−4は、増幅アンプ5からの信
号に対して微分処理を行う工程である。ここで、微分回
路6を通過した信号の波形は、MRヘッド2に入力した
波形との位相が約90度ずれて出力される。例えば、図
3中Aで示した信号に対して微分処理を施した信号を図
3中Bに示す。
号に対して微分処理を行う工程である。ここで、微分回
路6を通過した信号の波形は、MRヘッド2に入力した
波形との位相が約90度ずれて出力される。例えば、図
3中Aで示した信号に対して微分処理を施した信号を図
3中Bに示す。
【0039】次に、微分回路6を通過した信号をハイパ
スフィルタ7に入力させ、所定の周波数の信号を阻止し
て、バルクハウゼンノイズを検出するノイズ検出工程s
−5に進む。
スフィルタ7に入力させ、所定の周波数の信号を阻止し
て、バルクハウゼンノイズを検出するノイズ検出工程s
−5に進む。
【0040】ここで、ハイパスフィルタ7は、MRヘッ
ド2からの再生出力のうち、バルクハウゼンノイズ成分
のみを残すように、ヘッド出力成分及びその高調波成分
に相当する周波数成分を阻止する。したがって、このハ
イパスフィルタ7を通過した信号は、図4中Dに示すよ
うなものとなる。
ド2からの再生出力のうち、バルクハウゼンノイズ成分
のみを残すように、ヘッド出力成分及びその高調波成分
に相当する周波数成分を阻止する。したがって、このハ
イパスフィルタ7を通過した信号は、図4中Dに示すよ
うなものとなる。
【0041】なお、図4は、MRヘッド2にバルクハウ
ゼンノイズが生じている場合におけるMRヘッド2の再
生出力を図4Cに示し、この図4Cに示した信号を微分
回路6及びハイパスフィルタ7を通過させたときの信号
波形を図4Dに示したものである。
ゼンノイズが生じている場合におけるMRヘッド2の再
生出力を図4Cに示し、この図4Cに示した信号を微分
回路6及びハイパスフィルタ7を通過させたときの信号
波形を図4Dに示したものである。
【0042】図5は、MRヘッド2にバルクハウゼンノ
イズが生じていない場合におけるMRヘッド2の再生出
力を図5Eに示し、この図5Eに示した信号を微分回路
6及びハイパスフィルタ7を通過させたときの信号波形
を図5Fに示したものである。ここで図4Dに示したパ
ルス状の波形の振幅が大きくなる程、MRヘッド2に生
じているバルクハウゼンノイズが大きいこととなる。一
方、図5では、MRヘッド2にバルクハウゼンノイズが
生じていないので、バルクハウゼンノイズに対応したパ
ルス状の波形が無い状態になっている。
イズが生じていない場合におけるMRヘッド2の再生出
力を図5Eに示し、この図5Eに示した信号を微分回路
6及びハイパスフィルタ7を通過させたときの信号波形
を図5Fに示したものである。ここで図4Dに示したパ
ルス状の波形の振幅が大きくなる程、MRヘッド2に生
じているバルクハウゼンノイズが大きいこととなる。一
方、図5では、MRヘッド2にバルクハウゼンノイズが
生じていないので、バルクハウゼンノイズに対応したパ
ルス状の波形が無い状態になっている。
【0043】このようなMRヘッド2の検査方法は、既
に矩形波記録されている磁気記録媒体4からの磁界をM
Rヘッド2に印加し、増幅アンプ5、微分回路6、ハイ
パスフィルタ7を通過させることによってMRヘッド2
の再生出力のうち、バルクハウゼンノイズ成分に対応し
た信号のみを検出することが可能である。
に矩形波記録されている磁気記録媒体4からの磁界をM
Rヘッド2に印加し、増幅アンプ5、微分回路6、ハイ
パスフィルタ7を通過させることによってMRヘッド2
の再生出力のうち、バルクハウゼンノイズ成分に対応し
た信号のみを検出することが可能である。
【0044】したがって、このMRヘッド2の検査方法
によれば、ハイパスフィルタ7を通過した後の出力波形
のパルス状の振幅を測定することにより、MRヘッド2
のバルクハウゼンノイズを定量化することが可能であ
る。
によれば、ハイパスフィルタ7を通過した後の出力波形
のパルス状の振幅を測定することにより、MRヘッド2
のバルクハウゼンノイズを定量化することが可能であ
る。
【0045】なお、本実施の形態にかかるMRヘッドの
検査方法は、例えばフレキシブルディスクやハードディ
スク等のような磁気ディスクを記録媒体とする記録再生
装置や、あらゆるMRヘッドの検査方法として適用可能
であり、データカートリッジ等のような磁気テープを記
録媒体とする記録再生装置に使用されるMRヘッドの検
査方法として適用可能である。
検査方法は、例えばフレキシブルディスクやハードディ
スク等のような磁気ディスクを記録媒体とする記録再生
装置や、あらゆるMRヘッドの検査方法として適用可能
であり、データカートリッジ等のような磁気テープを記
録媒体とする記録再生装置に使用されるMRヘッドの検
査方法として適用可能である。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、通常のヘッドの出力検査と同様に磁気抵抗効果型
磁気ヘッドのバルクハウゼンノイズを定量的に検出する
ことができ、磁気抵抗効果型磁気ヘッドにおけるバルク
ハウゼンノイズの評価を容易に行うことが可能となる。
れば、通常のヘッドの出力検査と同様に磁気抵抗効果型
磁気ヘッドのバルクハウゼンノイズを定量的に検出する
ことができ、磁気抵抗効果型磁気ヘッドにおけるバルク
ハウゼンノイズの評価を容易に行うことが可能となる。
【図1】本発明を適用したMRヘッドの検査方法に使用
されるMRヘッド検査装置の回路構成の一例を示す図で
ある。
されるMRヘッド検査装置の回路構成の一例を示す図で
ある。
【図2】本発明にかかるMRヘッド検査方法の操作手順
の一例を示すフローチャートである。
の一例を示すフローチャートである。
【図3】MRヘッドにバルクハウゼンノイズがあるとき
のMRヘッドからの再生出力波形及びこの再生出力波形
を微分回路を通過させた後の波形を示す特性図である。
のMRヘッドからの再生出力波形及びこの再生出力波形
を微分回路を通過させた後の波形を示す特性図である。
【図4】MRヘッドにバルクハウゼンノイズがあるとき
のMRヘッドからの再生出力波形と及びこの再生出力波
形を微分回路及びハイパスフィルタを通過させた後の波
形を示す特性図である。
のMRヘッドからの再生出力波形と及びこの再生出力波
形を微分回路及びハイパスフィルタを通過させた後の波
形を示す特性図である。
【図5】MRヘッドにバルクハウゼンノイズがないとき
のMRヘッドからの再生出力波形及びこの再生出力波形
を微分回路及びハイパスフィルタを通過させた後の波形
を示す特性図である。
のMRヘッドからの再生出力波形及びこの再生出力波形
を微分回路及びハイパスフィルタを通過させた後の波形
を示す特性図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 磁界が印加されることにより抵抗率が変
化する磁気抵抗効果素子を備えた磁気抵抗効果型磁気ヘ
ッドのバルクハウゼンノイズを検査するに際し、 矩形波信号が記録された磁気記録媒体からの磁界を上記
磁気抵抗効果型磁気ヘッドで検出し、検出された信号を
増幅した後、微分し、 さらにハイパスフィルタによりこの微分信号から上記矩
形波信号に由来する出力成分を除去することを特徴とす
る磁気抵抗効果型磁気ヘッドの検査方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12996397A JPH10320727A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 磁気抵抗効果型磁気ヘッドの検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12996397A JPH10320727A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 磁気抵抗効果型磁気ヘッドの検査方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10320727A true JPH10320727A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=15022767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12996397A Withdrawn JPH10320727A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 磁気抵抗効果型磁気ヘッドの検査方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10320727A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6538430B2 (en) | 2001-08-23 | 2003-03-25 | International Business Machines Corporation | Screening test for transverse magnetic-field excited noise in giant magnetoresistive heads |
-
1997
- 1997-05-20 JP JP12996397A patent/JPH10320727A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6538430B2 (en) | 2001-08-23 | 2003-03-25 | International Business Machines Corporation | Screening test for transverse magnetic-field excited noise in giant magnetoresistive heads |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040803 |