JPH1018863A - 内燃機関用速度調節装置 - Google Patents
内燃機関用速度調節装置Info
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- JPH1018863A JPH1018863A JP17461196A JP17461196A JPH1018863A JP H1018863 A JPH1018863 A JP H1018863A JP 17461196 A JP17461196 A JP 17461196A JP 17461196 A JP17461196 A JP 17461196A JP H1018863 A JPH1018863 A JP H1018863A
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Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電気式のアクチュエータを用いることなく機関
への燃料供給量を調節して機関の回転速度を調節するこ
とができる内燃機関用速度調節装置を提供する。 【解決手段】内燃機関1のクランクケース3内の正圧を
蓄圧室20A内に蓄積して、蓄積した圧力に相応した変
位を出力軸20hに生じる蓄圧器20を設け、この蓄圧
器の出力軸20hを気化器のピストンバルブ17bに連
結する。蓄圧室20A内の圧力を調整する電磁バルブ2
2を設け、電磁バルブ22を制御することにより出力軸
20hの変位量を調節して、機関1に供給される混合気
の流量を調節する。
への燃料供給量を調節して機関の回転速度を調節するこ
とができる内燃機関用速度調節装置を提供する。 【解決手段】内燃機関1のクランクケース3内の正圧を
蓄圧室20A内に蓄積して、蓄積した圧力に相応した変
位を出力軸20hに生じる蓄圧器20を設け、この蓄圧
器の出力軸20hを気化器のピストンバルブ17bに連
結する。蓄圧室20A内の圧力を調整する電磁バルブ2
2を設け、電磁バルブ22を制御することにより出力軸
20hの変位量を調節して、機関1に供給される混合気
の流量を調節する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、速度調節用電気信
号に応じて内燃機関の回転速度を調節する内燃機関用速
度調節装置に関するものである。
号に応じて内燃機関の回転速度を調節する内燃機関用速
度調節装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の回転速度を指示速度に保つよ
うに制御したり、内燃機関により駆動される負荷の出力
を設定値に保つように制御したりする場合には、制御装
置から出力される速度調節用の電気信号に応じて内燃機
関の回転速度を調節する速度調節装置(ガバナ)を必要
とする。
うに制御したり、内燃機関により駆動される負荷の出力
を設定値に保つように制御したりする場合には、制御装
置から出力される速度調節用の電気信号に応じて内燃機
関の回転速度を調節する速度調節装置(ガバナ)を必要
とする。
【0003】例えば、界磁巻線を有しない磁石発電機
と、該発電機を駆動する内燃機関とからなる発動発電装
置において、その出力電圧を設定値に保つためには、負
荷の大小に応じて内燃機関の回転速度を増減させる制御
を行なわせる必要がある。このような制御を行なう制御
装置は、発電機の出力電圧の検出値と設定値との偏差を
検出する偏差検出部と、検出された偏差を零にするため
に必要な機関の回転速度の情報を含む速度調節用電気信
号を発生させる制御量演算部と、該制御量演算部から出
力された電気信号に応じて内燃機関の回転速度を調節す
る速度調節装置とにより構成される。
と、該発電機を駆動する内燃機関とからなる発動発電装
置において、その出力電圧を設定値に保つためには、負
荷の大小に応じて内燃機関の回転速度を増減させる制御
を行なわせる必要がある。このような制御を行なう制御
装置は、発電機の出力電圧の検出値と設定値との偏差を
検出する偏差検出部と、検出された偏差を零にするため
に必要な機関の回転速度の情報を含む速度調節用電気信
号を発生させる制御量演算部と、該制御量演算部から出
力された電気信号に応じて内燃機関の回転速度を調節す
る速度調節装置とにより構成される。
【0004】電気信号に応じて内燃機関の回転速度を調
節する速度調節装置として、内燃機関の回転速度が設定
値を超えているときに内燃機関用点火装置の動作を停止
させて機関を失火させるか、または点火装置の動作を間
欠的に停止させて点火火花を間引くことにより、機関の
回転速度を調節するようにしたものがある。
節する速度調節装置として、内燃機関の回転速度が設定
値を超えているときに内燃機関用点火装置の動作を停止
させて機関を失火させるか、または点火装置の動作を間
欠的に停止させて点火火花を間引くことにより、機関の
回転速度を調節するようにしたものがある。
【0005】また内燃機関の回転速度を遠隔操作により
調節する場合には、内燃機関への燃料(混合気)の供給
量を調節するバルブを駆動する電気式のアクチュエータ
を速度調節装置として用いて、内燃機関の回転速度を指
示速度に一致させるようにアクチュエータを制御するよ
うにしている。
調節する場合には、内燃機関への燃料(混合気)の供給
量を調節するバルブを駆動する電気式のアクチュエータ
を速度調節装置として用いて、内燃機関の回転速度を指
示速度に一致させるようにアクチュエータを制御するよ
うにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】内燃機関を失火させる
ことにより機関の回転速度を調節するようにした場合に
は、機関が失火させられたときに機関から未燃焼ガスが
排出されるため、速度調節時に排気ガスが汚れるという
問題があった。特に、2サイクル機関の場合には、その
構造上、掃気時に生ガスの一部が排出されるため、機関
を失火させることにより回転速度を調節する方法をとっ
た場合には、失火時に排出される未燃焼ガスが掃気時に
排出される生ガスに上乗せされる形になり、排気ガスの
汚れが甚だしくなる。
ことにより機関の回転速度を調節するようにした場合に
は、機関が失火させられたときに機関から未燃焼ガスが
排出されるため、速度調節時に排気ガスが汚れるという
問題があった。特に、2サイクル機関の場合には、その
構造上、掃気時に生ガスの一部が排出されるため、機関
を失火させることにより回転速度を調節する方法をとっ
た場合には、失火時に排出される未燃焼ガスが掃気時に
排出される生ガスに上乗せされる形になり、排気ガスの
汚れが甚だしくなる。
【0007】点火火花を間引くことにより機関の回転速
度を調節する方法をとれば、未燃焼ガスの排出量は減少
する。しかしながら、点火火花を間引いた後のシリンダ
内の状態は、掃気が完全に行なわれた際の状態と同様の
状態になるため、点火火花を間引いた直後に行なわれる
爆発行程での爆発は定常時の爆発よりも強く行なわれる
傾向になる。そのため、点火火花を間引く方法をとると
機関の振動が強くなることがあり、好ましくなかった。
度を調節する方法をとれば、未燃焼ガスの排出量は減少
する。しかしながら、点火火花を間引いた後のシリンダ
内の状態は、掃気が完全に行なわれた際の状態と同様の
状態になるため、点火火花を間引いた直後に行なわれる
爆発行程での爆発は定常時の爆発よりも強く行なわれる
傾向になる。そのため、点火火花を間引く方法をとると
機関の振動が強くなることがあり、好ましくなかった。
【0008】内燃機関の回転速度を調節する装置とし
て、機関への燃料の供給量を調節するバルブを操作する
ために、電磁石や電動機などを駆動源とした電気式のア
クチュエータを用いて、該アクチュエータを制御するこ
とにより機関の回転速度を調節するようにしたものもあ
る。このような、電気式の速度調節装置を用いれば、未
燃焼ガスを排出させることなく、機関の回転速度を調節
できるが、電気式のアクチュエータは、その出力軸のス
トロークの全域に亘って均一な出力を発生することが困
難であるため、電気式のアクチュエータを用いた場合に
は、燃料の供給量を調節するバルブのストロークの全域
に亘って均一な操作力を得ることができず、制御性が悪
くなるのを避けられなかった。
て、機関への燃料の供給量を調節するバルブを操作する
ために、電磁石や電動機などを駆動源とした電気式のア
クチュエータを用いて、該アクチュエータを制御するこ
とにより機関の回転速度を調節するようにしたものもあ
る。このような、電気式の速度調節装置を用いれば、未
燃焼ガスを排出させることなく、機関の回転速度を調節
できるが、電気式のアクチュエータは、その出力軸のス
トロークの全域に亘って均一な出力を発生することが困
難であるため、電気式のアクチュエータを用いた場合に
は、燃料の供給量を調節するバルブのストロークの全域
に亘って均一な操作力を得ることができず、制御性が悪
くなるのを避けられなかった。
【0009】なおバルブのストロークの全域に亘って均
一な操作力を得るために、大出力のアクチュエータを用
いることも考えられるが、大出力のアクチュエータは、
電力消費量が多く、電源にかかる負担が大きくなる上
に、大形になるため、実用的でない。
一な操作力を得るために、大出力のアクチュエータを用
いることも考えられるが、大出力のアクチュエータは、
電力消費量が多く、電源にかかる負担が大きくなる上
に、大形になるため、実用的でない。
【0010】本発明の目的は、電気式のアクチュエータ
を用いることなく、かつ未燃焼ガスの排出を伴うことな
く内燃機関の回転速度を調節することができるようにし
た内燃機関用速度調節装置を提供することにある。
を用いることなく、かつ未燃焼ガスの排出を伴うことな
く内燃機関の回転速度を調節することができるようにし
た内燃機関用速度調節装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、速度調節用電
気信号に応じて内燃機関の回転速度を調節する内燃機関
用速度調節装置に係わるものである。
気信号に応じて内燃機関の回転速度を調節する内燃機関
用速度調節装置に係わるものである。
【0012】なお、本発明において、速度調節用電気信
号は、内燃機関の回転速度をフィードバック制御する制
御系において、内燃機関の回転速度を調節する手段の操
作量を与える電気信号であってもよく、機関の回転速度
を指示するために可変抵抗器等により大きさが変化させ
られる電気信号であってもよい。
号は、内燃機関の回転速度をフィードバック制御する制
御系において、内燃機関の回転速度を調節する手段の操
作量を与える電気信号であってもよく、機関の回転速度
を指示するために可変抵抗器等により大きさが変化させ
られる電気信号であってもよい。
【0013】内燃機関、特にシリンダ毎に独立のクラン
クケースが設けられている2サイクル機関においては、
ピストンが上昇するにつれてクランクケース内が負圧に
なり、この負圧によりキャブレターからクランクケース
内に混合気が吸入される。次いでピストンが下降する過
程でクランクケース内の圧力が上昇していき、ピストン
が所定の位置まで下降して掃気孔が開くと、クランクケ
ース内の混合気が掃気孔を通してシリンダ内に流入して
シリンダ内を掃気する。従って、クランクケース内に
は、正圧の状態と負圧の状態とが繰り返し生じる。
クケースが設けられている2サイクル機関においては、
ピストンが上昇するにつれてクランクケース内が負圧に
なり、この負圧によりキャブレターからクランクケース
内に混合気が吸入される。次いでピストンが下降する過
程でクランクケース内の圧力が上昇していき、ピストン
が所定の位置まで下降して掃気孔が開くと、クランクケ
ース内の混合気が掃気孔を通してシリンダ内に流入して
シリンダ内を掃気する。従って、クランクケース内に
は、正圧の状態と負圧の状態とが繰り返し生じる。
【0014】すべての気筒に対して共通のクランクケー
スが設けられる4サイクル機関においては、各気筒のピ
ストンの変化に伴って生じる圧力変化が平均化されるた
め、気筒数が多い場合には、クランクケース内で顕著な
圧力変化が生じることはないが、気筒数が少ない場合
(2気筒程度の場合)には、2サイクル機関の場合と同
じようにクランクケース内で正圧の状態と負圧の状態が
繰り返し生じる。
スが設けられる4サイクル機関においては、各気筒のピ
ストンの変化に伴って生じる圧力変化が平均化されるた
め、気筒数が多い場合には、クランクケース内で顕著な
圧力変化が生じることはないが、気筒数が少ない場合
(2気筒程度の場合)には、2サイクル機関の場合と同
じようにクランクケース内で正圧の状態と負圧の状態が
繰り返し生じる。
【0015】本発明においては、内燃機関のクランクケ
ース内で生じる圧力変化を利用して、機関への燃料の供
給量を調整する手段を実現する。そのため、本発明にお
いては、内燃機関の回転に伴ってクランクケース内に周
期的に生じる正圧または負圧を蓄積する蓄圧室と該蓄圧
室内に蓄積された圧力に相応した変位を生じる出力軸と
を備えた蓄圧器と、速度調節用電気信号に相応した励磁
電流が与えられる励磁コイルと該励磁コイルに与えられ
る励磁電流に応じて開度が変化させられるバルブとを備
えて該バルブの一端及び他端がそれぞれ前記蓄圧室及び
圧力が大気圧にほぼ等しいガス空間に連通させられた電
磁弁と、蓄圧器の出力軸により操作されて、蓄圧室内に
蓄積された圧力の増大に伴って内燃機関に供給される混
合気の流量を増大させるように調整する混合気流量調整
バルブとを設けた。
ース内で生じる圧力変化を利用して、機関への燃料の供
給量を調整する手段を実現する。そのため、本発明にお
いては、内燃機関の回転に伴ってクランクケース内に周
期的に生じる正圧または負圧を蓄積する蓄圧室と該蓄圧
室内に蓄積された圧力に相応した変位を生じる出力軸と
を備えた蓄圧器と、速度調節用電気信号に相応した励磁
電流が与えられる励磁コイルと該励磁コイルに与えられ
る励磁電流に応じて開度が変化させられるバルブとを備
えて該バルブの一端及び他端がそれぞれ前記蓄圧室及び
圧力が大気圧にほぼ等しいガス空間に連通させられた電
磁弁と、蓄圧器の出力軸により操作されて、蓄圧室内に
蓄積された圧力の増大に伴って内燃機関に供給される混
合気の流量を増大させるように調整する混合気流量調整
バルブとを設けた。
【0016】上記のように構成すると、内燃機関の始動
操作が行われたときに、クランクケース内の正圧または
負圧が蓄圧器の蓄圧室内に蓄積され、蓄圧器の出力軸に
蓄積された圧力に相応した変位が生じる。この蓄圧器の
出力軸の変位に伴って混合気流量調整バルブが開き、機
関に混合気が供給される。機関が起動すると、蓄圧器に
蓄積される圧力が上昇するため、混合気流量調整バルブ
の開度が大きくなっていき、やがて該流量調整バルブが
全開状態になる。電磁弁に速度調節用電気信号に相応し
た励磁電流を供給すると、蓄圧室内に蓄積された圧力の
一部が電磁弁を通して逃げるため、蓄圧器の出力軸の変
位量が減少し、混合気流量調整バルブの開度が低下す
る。電磁弁の開度は、その励磁コイルに流す励磁電流に
より変るため、該励磁コイルに流す励磁電流を調整する
ことにより、混合気流量調整バルブの開度を調整するこ
とができ、これにより機関の回転速度を調節することが
できる。
操作が行われたときに、クランクケース内の正圧または
負圧が蓄圧器の蓄圧室内に蓄積され、蓄圧器の出力軸に
蓄積された圧力に相応した変位が生じる。この蓄圧器の
出力軸の変位に伴って混合気流量調整バルブが開き、機
関に混合気が供給される。機関が起動すると、蓄圧器に
蓄積される圧力が上昇するため、混合気流量調整バルブ
の開度が大きくなっていき、やがて該流量調整バルブが
全開状態になる。電磁弁に速度調節用電気信号に相応し
た励磁電流を供給すると、蓄圧室内に蓄積された圧力の
一部が電磁弁を通して逃げるため、蓄圧器の出力軸の変
位量が減少し、混合気流量調整バルブの開度が低下す
る。電磁弁の開度は、その励磁コイルに流す励磁電流に
より変るため、該励磁コイルに流す励磁電流を調整する
ことにより、混合気流量調整バルブの開度を調整するこ
とができ、これにより機関の回転速度を調節することが
できる。
【0017】本発明によれば、内燃機関に供給する混合
気の流量を調節することにより機関の回転速度を調整す
るため、未燃焼ガスの排出を伴うことなく機関の回転速
度の調節を行うことができる。また電磁石や電動機など
を駆動源とした電気式のアクチュエータを用いることな
く、機関のクランクケース内の圧力を蓄積する蓄圧器の
出力で混合気流量調整用バルブを駆動する構成をとり、
電気的に駆動される部分は蓄圧器に蓄積される圧力を調
整する電磁弁のみとしたので、僅かな電力により動作さ
せることができる。
気の流量を調節することにより機関の回転速度を調整す
るため、未燃焼ガスの排出を伴うことなく機関の回転速
度の調節を行うことができる。また電磁石や電動機など
を駆動源とした電気式のアクチュエータを用いることな
く、機関のクランクケース内の圧力を蓄積する蓄圧器の
出力で混合気流量調整用バルブを駆動する構成をとり、
電気的に駆動される部分は蓄圧器に蓄積される圧力を調
整する電磁弁のみとしたので、僅かな電力により動作さ
せることができる。
【0018】更に、上記のように、クランクケース内の
圧力を利用して混合気流量調整バルブを機械的に操作す
るようにすると、電磁石等を駆動源とした電気式のアク
チュエータを用いる場合とは異なり、バルブのストロー
クが大きい場合でも、そのストロークの全域に亘って均
一な操作力を得ることができる。したがって、本発明に
係わる速度調節装置を用いて機関の回転速度を制御する
ようにすると、制御性を良好にすることができる。
圧力を利用して混合気流量調整バルブを機械的に操作す
るようにすると、電磁石等を駆動源とした電気式のアク
チュエータを用いる場合とは異なり、バルブのストロー
クが大きい場合でも、そのストロークの全域に亘って均
一な操作力を得ることができる。したがって、本発明に
係わる速度調節装置を用いて機関の回転速度を制御する
ようにすると、制御性を良好にすることができる。
【0019】上記蓄圧器は、蓄圧室及び基準圧力室と、
該蓄圧室及び基準圧力室の間を区分するように設けられ
て蓄圧室内の圧力と基準圧力室内の圧力との差圧に相応
した変位を生じる圧力応動部材と、内燃機関のクランク
ケース内が基準圧力室内の圧力に対して正圧になったと
きに開いて蓄圧室を該クランクケース内に連通させるよ
うに設けられた逆止弁と、圧力応動部材に接続されて該
圧力応動部材の変位に相応した変位を生じる出力軸とに
より構成できる。この場合、基準圧力室内の圧力は、ク
ランクケース内の圧力の正負の判定の基準となる基準圧
力(通常は大気圧)にほぼ等しい圧力に保たれるように
しておく。また電磁弁のバルブの一端は蓄圧室に接続
し、他端は大気圧にほぼ等しいガス空間に連通させてお
く。
該蓄圧室及び基準圧力室の間を区分するように設けられ
て蓄圧室内の圧力と基準圧力室内の圧力との差圧に相応
した変位を生じる圧力応動部材と、内燃機関のクランク
ケース内が基準圧力室内の圧力に対して正圧になったと
きに開いて蓄圧室を該クランクケース内に連通させるよ
うに設けられた逆止弁と、圧力応動部材に接続されて該
圧力応動部材の変位に相応した変位を生じる出力軸とに
より構成できる。この場合、基準圧力室内の圧力は、ク
ランクケース内の圧力の正負の判定の基準となる基準圧
力(通常は大気圧)にほぼ等しい圧力に保たれるように
しておく。また電磁弁のバルブの一端は蓄圧室に接続
し、他端は大気圧にほぼ等しいガス空間に連通させてお
く。
【0020】本発明において、基準圧力室内の圧力は通
常大気圧に等しくしておけばよいが、厳密に大気圧に等
しくする必要はなく、大気圧と多少異なる圧力であって
もよい。またバルブの他端が連通させられるガス空間の
圧力も厳密に大気圧である必要はなく、大気圧にほぼ等
しい圧力であればよい。例えば、吸気の際に大気圧に対
して僅かに負圧の状態になる気化器の入口側の空間にバ
ルブの他端を連通させるようにしてもよい。
常大気圧に等しくしておけばよいが、厳密に大気圧に等
しくする必要はなく、大気圧と多少異なる圧力であって
もよい。またバルブの他端が連通させられるガス空間の
圧力も厳密に大気圧である必要はなく、大気圧にほぼ等
しい圧力であればよい。例えば、吸気の際に大気圧に対
して僅かに負圧の状態になる気化器の入口側の空間にバ
ルブの他端を連通させるようにしてもよい。
【0021】上記蓄圧器はまた、蓄圧室及び基準圧力室
と、該蓄圧室及び基準圧力室の間を区分するように設け
られて蓄圧室内の圧力と基準圧力室内の圧力との差圧に
相応した変位を生じる圧力応動部材と、内燃機関のクラ
ンクケース内が前記基準圧力室内の圧力に対して負圧に
なったときに開いて前記蓄圧室を該クランクケース内に
連通させるように設けられた逆止弁と、圧力応動部材に
接続されて該圧力応動部材の変位に相応した変位を生じ
る出力軸とにより構成することもできる。
と、該蓄圧室及び基準圧力室の間を区分するように設け
られて蓄圧室内の圧力と基準圧力室内の圧力との差圧に
相応した変位を生じる圧力応動部材と、内燃機関のクラ
ンクケース内が前記基準圧力室内の圧力に対して負圧に
なったときに開いて前記蓄圧室を該クランクケース内に
連通させるように設けられた逆止弁と、圧力応動部材に
接続されて該圧力応動部材の変位に相応した変位を生じ
る出力軸とにより構成することもできる。
【0022】上記蓄圧器は、例えばシリンダと、該シリ
ンダ内にスライド自在に嵌合されて該シリンダ内を蓄圧
室と基準圧力室とに区分するピストンとを備えることに
より構成できる。この場合、ピストンにより圧力応動部
材が構成される。該ピストンは蓄圧室内の圧力と基準圧
力室内の圧力との差圧の増大に抗する方向にバネで付勢
しておく。
ンダ内にスライド自在に嵌合されて該シリンダ内を蓄圧
室と基準圧力室とに区分するピストンとを備えることに
より構成できる。この場合、ピストンにより圧力応動部
材が構成される。該ピストンは蓄圧室内の圧力と基準圧
力室内の圧力との差圧の増大に抗する方向にバネで付勢
しておく。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係わる内燃機関用
速度調節装置の構成例を、該速度調節装置を用いた内燃
機関の制御装置とともに示したもので、この例では、内
燃機関により駆動される発電機の出力電圧を設定値に保
つように機関の回転速度を制御する制御装置に、本発明
に係わる速度調節装置を用いている。
速度調節装置の構成例を、該速度調節装置を用いた内燃
機関の制御装置とともに示したもので、この例では、内
燃機関により駆動される発電機の出力電圧を設定値に保
つように機関の回転速度を制御する制御装置に、本発明
に係わる速度調節装置を用いている。
【0024】図1において、1は2サイクル内燃機関
で、この内燃機関は、シリンダ2と、クランクケース3
と、シリンダ2内に嵌合されたピストン4と、クランク
軸5と、クランク軸5とピストン4との間を連結するコ
ンロッド6とを有している。シリンダ2には掃気ポート
10と排気ポート11とが設けられ、掃気ポート10は
掃気通路12を通してクランクケース3内に接続されて
いる。また排気ポート11はマフラ13を通して排気管
14に接続されている。
で、この内燃機関は、シリンダ2と、クランクケース3
と、シリンダ2内に嵌合されたピストン4と、クランク
軸5と、クランク軸5とピストン4との間を連結するコ
ンロッド6とを有している。シリンダ2には掃気ポート
10と排気ポート11とが設けられ、掃気ポート10は
掃気通路12を通してクランクケース3内に接続されて
いる。また排気ポート11はマフラ13を通して排気管
14に接続されている。
【0025】クランクケース3には吸気口15が設けら
れていて、該吸気口15にリード弁16を介して気化器
(キャブレター)17が接続され、気化器17により気
化されて空気と混合された燃料ガス(混合気)が、リー
ド弁16を通してクランクケース3内に供給されるよう
になっている。
れていて、該吸気口15にリード弁16を介して気化器
(キャブレター)17が接続され、気化器17により気
化されて空気と混合された燃料ガス(混合気)が、リー
ド弁16を通してクランクケース3内に供給されるよう
になっている。
【0026】図1の例で用いられている気化器17は、
エアフィルタ17aと、エアフィルタ17aを通して流
入する空気の流量を調節するピストンバルブ17bと、
図示しない燃料タンクからフロート室19を通して供給
される燃料を流出させるノズル17cと、ピストンバル
ブ17bの下端に取り付けられて、ノズル17cから流
出する燃料の量を調節するニードルバルブ17dとを備
えた公知のもので、ノズル17cから流出させた燃料を
空気と混合して機関のクランクケース3内に供給する。
この例では、ピストンバルブ17bにより、混合気流量
調整バルブが構成されている。
エアフィルタ17aと、エアフィルタ17aを通して流
入する空気の流量を調節するピストンバルブ17bと、
図示しない燃料タンクからフロート室19を通して供給
される燃料を流出させるノズル17cと、ピストンバル
ブ17bの下端に取り付けられて、ノズル17cから流
出する燃料の量を調節するニードルバルブ17dとを備
えた公知のもので、ノズル17cから流出させた燃料を
空気と混合して機関のクランクケース3内に供給する。
この例では、ピストンバルブ17bにより、混合気流量
調整バルブが構成されている。
【0027】ピストンバルブ17bの開度を調節するた
め、蓄圧器20が設けられている。本発明で用いる蓄圧
器は、蓄圧室及び基準圧力室と、該蓄圧室及び基準圧力
室の間を区分するように設けられて蓄圧室内の圧力と基
準圧力室内の圧力との差圧に相応した変位を生じる圧力
応動部材と、内燃機関のクランクケース内が基準圧力室
内の圧力に対して負圧になったときに開いて蓄圧室を該
クランクケース内に連通させるように設けられた逆止弁
と、圧力応動部材に接続されて該圧力応動部材の変位に
相応した変位を生じる出力軸とにより構成できる。この
場合、基準圧力室内の圧力は大気圧にほぼ等しい圧力に
保持しておく。
め、蓄圧器20が設けられている。本発明で用いる蓄圧
器は、蓄圧室及び基準圧力室と、該蓄圧室及び基準圧力
室の間を区分するように設けられて蓄圧室内の圧力と基
準圧力室内の圧力との差圧に相応した変位を生じる圧力
応動部材と、内燃機関のクランクケース内が基準圧力室
内の圧力に対して負圧になったときに開いて蓄圧室を該
クランクケース内に連通させるように設けられた逆止弁
と、圧力応動部材に接続されて該圧力応動部材の変位に
相応した変位を生じる出力軸とにより構成できる。この
場合、基準圧力室内の圧力は大気圧にほぼ等しい圧力に
保持しておく。
【0028】図示の蓄圧器20は、シリンダ20aと、
該シリンダ内にスライド自在に嵌合された圧力応動部材
としてのピストン20bとを備えていて、ピストン20
bにより、シリンダ20a内が蓄圧室20Aと基準圧力
室20Bとに区分されている。蓄圧室20Aには配管2
0cを通して逆止弁20dの一端が接続され、該逆止弁
20dの他端は、クランクケース3に設けられた小孔2
1に、配管20eを通して接続されている。逆止弁20
dは、その他端側に設けられた弁座20d1と、ボール形
の弁体20d2と、該弁体20d2を弁座20d1に向けて付
勢するバネ20d3とを備えていて、クランクケース3内
の圧力が正圧(大気圧よりも高い状態)になったときに
開いてクランクケース3内のガスの一部を蓄圧室20A
内に流入させる。基準圧力室20B内には、ピストン2
0bを蓄圧室20A側に(蓄圧室20A内の圧力と基準
圧力室20B内の圧力との差圧の増大に抗する方向に)
付勢するバネ20fが設けられている。基準圧力室20
Bは大気に開放された開口部20gを有していて、常時
大気圧(基準圧力)に保たれている。ピストン20bに
は出力軸20hが取り付けられ、該出力軸20hが蓄圧
室20A側から外部に導出されて、気化器17のピスト
ンバルブ17bに連結されている。
該シリンダ内にスライド自在に嵌合された圧力応動部材
としてのピストン20bとを備えていて、ピストン20
bにより、シリンダ20a内が蓄圧室20Aと基準圧力
室20Bとに区分されている。蓄圧室20Aには配管2
0cを通して逆止弁20dの一端が接続され、該逆止弁
20dの他端は、クランクケース3に設けられた小孔2
1に、配管20eを通して接続されている。逆止弁20
dは、その他端側に設けられた弁座20d1と、ボール形
の弁体20d2と、該弁体20d2を弁座20d1に向けて付
勢するバネ20d3とを備えていて、クランクケース3内
の圧力が正圧(大気圧よりも高い状態)になったときに
開いてクランクケース3内のガスの一部を蓄圧室20A
内に流入させる。基準圧力室20B内には、ピストン2
0bを蓄圧室20A側に(蓄圧室20A内の圧力と基準
圧力室20B内の圧力との差圧の増大に抗する方向に)
付勢するバネ20fが設けられている。基準圧力室20
Bは大気に開放された開口部20gを有していて、常時
大気圧(基準圧力)に保たれている。ピストン20bに
は出力軸20hが取り付けられ、該出力軸20hが蓄圧
室20A側から外部に導出されて、気化器17のピスト
ンバルブ17bに連結されている。
【0029】この例では、シリンダ20aと、ピストン
20bと、配管20cと、逆止弁20dと、配管20e
と、バネ20fと、出力軸20hとにより、蓄圧器20
が構成されている。
20bと、配管20cと、逆止弁20dと、配管20e
と、バネ20fと、出力軸20hとにより、蓄圧器20
が構成されている。
【0030】蓄圧器20に蓄積される圧力を調整するた
め、電磁弁22が設けられている。電磁弁22は、電気
信号に相応した励磁電流が与えられる励磁コイル22a
と該励磁コイルに与えられる励磁電流に応じて開度が変
化させられるバルブ22bとを備えている。バルブ22
bは、励磁コイル22aが励磁されたときに該コイル内
に吸引されるプランジャ形の弁体22b1と、該弁体22
b1とともにバルブを構成する弁座22b2と、弁体22b1
を弁座22b2側に付勢する復帰バネ22b3とを備えてい
て、励磁コイル22aに供給される励磁電流の大きさに
比例して開度が変化するように構成されている。
め、電磁弁22が設けられている。電磁弁22は、電気
信号に相応した励磁電流が与えられる励磁コイル22a
と該励磁コイルに与えられる励磁電流に応じて開度が変
化させられるバルブ22bとを備えている。バルブ22
bは、励磁コイル22aが励磁されたときに該コイル内
に吸引されるプランジャ形の弁体22b1と、該弁体22
b1とともにバルブを構成する弁座22b2と、弁体22b1
を弁座22b2側に付勢する復帰バネ22b3とを備えてい
て、励磁コイル22aに供給される励磁電流の大きさに
比例して開度が変化するように構成されている。
【0031】バルブ22bの一端は蓄圧器の蓄圧室20
A内に接続され、他端は大気圧にほぼ等しいガス空間に
連通させられる。図示の例では、バルブ22bの一端が
配管23を通して配管20cの途中に接続され、バルブ
22bの他端が配管24を通して、気化器17内の入口
側のガス空間(エアフィルタ17aとピストンバルブ1
7bとの間のガス空間)に接続されている。
A内に接続され、他端は大気圧にほぼ等しいガス空間に
連通させられる。図示の例では、バルブ22bの一端が
配管23を通して配管20cの途中に接続され、バルブ
22bの他端が配管24を通して、気化器17内の入口
側のガス空間(エアフィルタ17aとピストンバルブ1
7bとの間のガス空間)に接続されている。
【0032】図1に示した例では、内燃機関1のクラン
ク軸5に磁石発電機30の回転子が接続され、内燃機関
1と、発電機30とにより、発動発電装置(エンジン発
電機)が構成されている。
ク軸5に磁石発電機30の回転子が接続され、内燃機関
1と、発電機30とにより、発動発電装置(エンジン発
電機)が構成されている。
【0033】発電機30の出力電圧を設定値に保つた
め、該発電機30の出力電圧を検出して、出力電圧に比
例した電圧検出信号Vs を出力する出力電圧検出回路3
1と、出力電圧の設定値を与える設定信号Vr を出力す
る出力電圧設定回路32とが設けられ、電圧検出信号V
s 及び設定信号Vr が比較器33に入力されている。比
較器33は、電圧検出信号Vs と設定信号Vr とを比較
して、電圧検出信号Vsが設定信号Vr を超えたときに
高レベルの速度調節用電気信号Vp を出力する。この速
度調節用電気信号Vp は電磁弁駆動回路34に入力さ
れ、速度調節用電気信号Vp が発生している間、電磁弁
駆動回路34から電磁弁22の励磁コイル22aに励磁
電流If が与えられるようになっている。
め、該発電機30の出力電圧を検出して、出力電圧に比
例した電圧検出信号Vs を出力する出力電圧検出回路3
1と、出力電圧の設定値を与える設定信号Vr を出力す
る出力電圧設定回路32とが設けられ、電圧検出信号V
s 及び設定信号Vr が比較器33に入力されている。比
較器33は、電圧検出信号Vs と設定信号Vr とを比較
して、電圧検出信号Vsが設定信号Vr を超えたときに
高レベルの速度調節用電気信号Vp を出力する。この速
度調節用電気信号Vp は電磁弁駆動回路34に入力さ
れ、速度調節用電気信号Vp が発生している間、電磁弁
駆動回路34から電磁弁22の励磁コイル22aに励磁
電流If が与えられるようになっている。
【0034】内燃機関1のシリンダには点火プラグ35
が取り付けられ、点火装置36から得られる高電圧が高
圧コード37を通して点火プラグ35に印加されてい
る。
が取り付けられ、点火装置36から得られる高電圧が高
圧コード37を通して点火プラグ35に印加されてい
る。
【0035】図1に示した例では、ピストンバルブ17
b(混合気流量調整バルブ)と、蓄圧器20と、電磁弁
22とにより、本発明に係わる内燃機関用速度調節装置
が構成されている。またこの速度調節装置と、出力電圧
検出回路31と、電圧設定回路32と、比較器33と、
電磁弁駆動回路34とにより、発動発電装置の出力制御
装置が構成されている。
b(混合気流量調整バルブ)と、蓄圧器20と、電磁弁
22とにより、本発明に係わる内燃機関用速度調節装置
が構成されている。またこの速度調節装置と、出力電圧
検出回路31と、電圧設定回路32と、比較器33と、
電磁弁駆動回路34とにより、発動発電装置の出力制御
装置が構成されている。
【0036】図1の装置において、内燃機関が停止して
いる状態では、蓄圧器20のピストン20bが原点位置
にあって、シリンダ20aの蓄圧室20A側の端部壁に
当接した状態にあり、このときピストンバルブ17bは
全閉位置にある。また電磁弁22の励磁コイル22Aに
は励磁電流が与えられておらず、バルブ22bは閉じた
状態にある。
いる状態では、蓄圧器20のピストン20bが原点位置
にあって、シリンダ20aの蓄圧室20A側の端部壁に
当接した状態にあり、このときピストンバルブ17bは
全閉位置にある。また電磁弁22の励磁コイル22Aに
は励磁電流が与えられておらず、バルブ22bは閉じた
状態にある。
【0037】機関の始動操作が行われると、ピストン4
の変位に伴ってクランクケース3内に正圧の状態と負圧
の状態とが繰り返し生じる。クランクケース3内が正圧
になると逆止弁20dが開くため、クランクケース内の
ガスが蓄圧室20Aに流入し、該蓄圧室20A内の圧力
が上昇する。蓄圧室20A内の圧力の上昇に伴って、ピ
ストン20bがバネ20fの付勢力に抗して、蓄圧室の
容積を拡大させる方向に変位していくため、出力軸20
hが蓄圧室20A内に引き込まれていく。この出力軸2
0hの変位により、ピストンバルブ17b及びニードル
バルブ17dが開位置側に変位させられる。機関の始動
操作により、ピストンが往復運動を繰り返して、蓄圧室
20A内の圧力がある程度上昇すると、ピストンバルブ
17bの開度が機関を始動させるために必要な大きさに
達するため、機関に所定量の混合気が供給されて機関が
始動する。
の変位に伴ってクランクケース3内に正圧の状態と負圧
の状態とが繰り返し生じる。クランクケース3内が正圧
になると逆止弁20dが開くため、クランクケース内の
ガスが蓄圧室20Aに流入し、該蓄圧室20A内の圧力
が上昇する。蓄圧室20A内の圧力の上昇に伴って、ピ
ストン20bがバネ20fの付勢力に抗して、蓄圧室の
容積を拡大させる方向に変位していくため、出力軸20
hが蓄圧室20A内に引き込まれていく。この出力軸2
0hの変位により、ピストンバルブ17b及びニードル
バルブ17dが開位置側に変位させられる。機関の始動
操作により、ピストンが往復運動を繰り返して、蓄圧室
20A内の圧力がある程度上昇すると、ピストンバルブ
17bの開度が機関を始動させるために必要な大きさに
達するため、機関に所定量の混合気が供給されて機関が
始動する。
【0038】機関が始動すると、蓄圧室20A内の圧力
が更に上昇していくため、出力軸20hの変位量が増大
していく。出力軸20hの変位量の増大に伴ってピスト
ンバルブ17bの開度が大きくなっていくため、機関1
の回転速度が上昇していく。ピストンバルブ17bが全
開位置に達すると、出力軸20hの変位が停止する。気
化器のノズル17cから流出する燃料の量は、ピストン
バルブ17bと連動するニードルバルブ17dにより調
整されるため、ピストンバルブ17bの開度が変化して
も混合気の空燃比は所定の範囲に保たれる。
が更に上昇していくため、出力軸20hの変位量が増大
していく。出力軸20hの変位量の増大に伴ってピスト
ンバルブ17bの開度が大きくなっていくため、機関1
の回転速度が上昇していく。ピストンバルブ17bが全
開位置に達すると、出力軸20hの変位が停止する。気
化器のノズル17cから流出する燃料の量は、ピストン
バルブ17bと連動するニードルバルブ17dにより調
整されるため、ピストンバルブ17bの開度が変化して
も混合気の空燃比は所定の範囲に保たれる。
【0039】内燃機関の回転速度が上昇して、発電機3
0の出力電圧が設定値を超えると、電圧検出信号Vs の
大きさが設定信号Vr の大きさを超えるため、比較器3
3が速度調節用電気信号Vp を発生する。速度調節用電
気信号Vp が発生すると、電磁弁駆動回路34が電磁弁
22の励磁コイル22aに励磁電流を与えるため、該電
磁弁のバルブ22bが開き、蓄圧室20A内の圧力を気
化器17の入口側の、ほぼ大気圧のガス空間に逃がす。
したがって、蓄圧室20A内の圧力が低下し、ピストン
20bが蓄圧室20Aの容積を縮小する方向に変位し
て、出力軸20hがピストンバルブ17bの開度を小さ
くする方向に変位する。これにより、機関に供給される
混合気の流量が減少させられるため、機関の回転速度が
低下し、発電機30の出力電圧が低下させられる。
0の出力電圧が設定値を超えると、電圧検出信号Vs の
大きさが設定信号Vr の大きさを超えるため、比較器3
3が速度調節用電気信号Vp を発生する。速度調節用電
気信号Vp が発生すると、電磁弁駆動回路34が電磁弁
22の励磁コイル22aに励磁電流を与えるため、該電
磁弁のバルブ22bが開き、蓄圧室20A内の圧力を気
化器17の入口側の、ほぼ大気圧のガス空間に逃がす。
したがって、蓄圧室20A内の圧力が低下し、ピストン
20bが蓄圧室20Aの容積を縮小する方向に変位し
て、出力軸20hがピストンバルブ17bの開度を小さ
くする方向に変位する。これにより、機関に供給される
混合気の流量が減少させられるため、機関の回転速度が
低下し、発電機30の出力電圧が低下させられる。
【0040】発電機の出力電圧が設定値以下になると、
速度調節用電気信号Vp が発生しなくなり、電磁弁22
の励磁コイル22aに励磁電流が供給されなくなるた
め、バルブ22bが閉じる。バルブ22bが閉じると、
蓄圧室20A内の圧力が上昇していくため、出力軸20
hがピストンバルブ17bの開度を増大させる方向に
(燃料増量側に)変位していく。これにより機関の回転
速度が上昇するため、発電機の出力電圧が設定値を超え
る。これらの動作が繰り返されることにより、発電機3
0の出力電圧が設定値付近の値に保たれる。
速度調節用電気信号Vp が発生しなくなり、電磁弁22
の励磁コイル22aに励磁電流が供給されなくなるた
め、バルブ22bが閉じる。バルブ22bが閉じると、
蓄圧室20A内の圧力が上昇していくため、出力軸20
hがピストンバルブ17bの開度を増大させる方向に
(燃料増量側に)変位していく。これにより機関の回転
速度が上昇するため、発電機の出力電圧が設定値を超え
る。これらの動作が繰り返されることにより、発電機3
0の出力電圧が設定値付近の値に保たれる。
【0041】上記のように、クランクケース内に生じる
正圧を蓄積する蓄圧器20と、該蓄圧器に蓄積される圧
力を調整する電磁弁22とを設けて、蓄圧器の出力軸に
より混合気流量調整バルブ(上記の例ではピストンバル
ブ17b)を操作することによって機関の回転速度を調
整するようにすると、未燃焼ガスの排出を伴うことなく
機関の回転速度を調節することができる。
正圧を蓄積する蓄圧器20と、該蓄圧器に蓄積される圧
力を調整する電磁弁22とを設けて、蓄圧器の出力軸に
より混合気流量調整バルブ(上記の例ではピストンバル
ブ17b)を操作することによって機関の回転速度を調
整するようにすると、未燃焼ガスの排出を伴うことなく
機関の回転速度を調節することができる。
【0042】また混合気流量調整バルブを操作するため
に電気式のアクチュエータを用いた場合には、バルブの
全ストロークに亘って均一な操作力を得ることが困難で
あるが、上記のように圧力を利用して混合気流量調整バ
ルブを機械的に操作するようにすると、バルブの全スト
ロークに亘ってほぼ均一な操作力を得ることができ、機
関の回転速度を制御する場合の制御性を良好にすること
ができる。
に電気式のアクチュエータを用いた場合には、バルブの
全ストロークに亘って均一な操作力を得ることが困難で
あるが、上記のように圧力を利用して混合気流量調整バ
ルブを機械的に操作するようにすると、バルブの全スト
ロークに亘ってほぼ均一な操作力を得ることができ、機
関の回転速度を制御する場合の制御性を良好にすること
ができる。
【0043】本発明においては、蓄圧器に蓄積される圧
力を調整するために電磁弁を用いるが、この電磁弁は、
蓄圧室内の圧力を逃がすためのものであって、小形のも
のでよいため、該電磁弁での電力消費は僅かである。
力を調整するために電磁弁を用いるが、この電磁弁は、
蓄圧室内の圧力を逃がすためのものであって、小形のも
のでよいため、該電磁弁での電力消費は僅かである。
【0044】図1に示した例において、クランクケース
3から蓄圧室20A内に流入するガスは混合気を含むた
め、電磁弁22のバルブを通して放出されるガスには混
合気が含まれる。図1に示した例では、電磁弁22のバ
ルブを通して排出されるガスを気化器17の入口側のガ
ス空間に戻すことにより、混合気を含むガスが大気中に
排出されるのを防いでいる。しかしながら、本発明は、
このように構成する場合に限定されるものではなく、電
磁弁22を通して排出されるガスを大気中に放出させる
ようにしてもよい。電磁弁22を通して放出されるガス
の量は僅かであるため、電磁弁22を通して排出される
ガスを大気中に放出しても大きな問題は生じない。
3から蓄圧室20A内に流入するガスは混合気を含むた
め、電磁弁22のバルブを通して放出されるガスには混
合気が含まれる。図1に示した例では、電磁弁22のバ
ルブを通して排出されるガスを気化器17の入口側のガ
ス空間に戻すことにより、混合気を含むガスが大気中に
排出されるのを防いでいる。しかしながら、本発明は、
このように構成する場合に限定されるものではなく、電
磁弁22を通して排出されるガスを大気中に放出させる
ようにしてもよい。電磁弁22を通して放出されるガス
の量は僅かであるため、電磁弁22を通して排出される
ガスを大気中に放出しても大きな問題は生じない。
【0045】図1に示した例では、クランクケース内に
生じる正圧を蓄積するように蓄圧器20を構成したが、
蓄圧器の配管を変更することにより、クランクケース内
で生じる負圧を蓄積するよう構成することもできる。
生じる正圧を蓄積するように蓄圧器20を構成したが、
蓄圧器の配管を変更することにより、クランクケース内
で生じる負圧を蓄積するよう構成することもできる。
【0046】図2は、蓄圧器20により、クランクケー
ス内で生じる負圧を蓄積するように構成した例を示した
もので、この例では、蓄圧器20において、ピストン2
0bにより区分されたシリンダ20a内の2室のうち、
バネ20fが配置された方の室を蓄圧室20Aとし、他
の室を基準圧力室20Bとしている。蓄圧室20Aは、
配管20cと、クランクケース3内が負圧になったとき
に開く逆止弁20dとを通して、クランクケース3に設
けた小孔21に接続されている。基準圧力室20Bは開
口部20gを通して大気中に連通させられている。ピス
トン20bに接続された出力軸20hは、基準圧力室2
0B側から外部に導出されてピストンバルブ17bに連
結されている。電磁弁22のバルブ22bの一端は配管
20cの途中に接続され、該バルブの他端は大気中に開
放されている。その他の点は図1に示した例と全く同様
に構成されている。
ス内で生じる負圧を蓄積するように構成した例を示した
もので、この例では、蓄圧器20において、ピストン2
0bにより区分されたシリンダ20a内の2室のうち、
バネ20fが配置された方の室を蓄圧室20Aとし、他
の室を基準圧力室20Bとしている。蓄圧室20Aは、
配管20cと、クランクケース3内が負圧になったとき
に開く逆止弁20dとを通して、クランクケース3に設
けた小孔21に接続されている。基準圧力室20Bは開
口部20gを通して大気中に連通させられている。ピス
トン20bに接続された出力軸20hは、基準圧力室2
0B側から外部に導出されてピストンバルブ17bに連
結されている。電磁弁22のバルブ22bの一端は配管
20cの途中に接続され、該バルブの他端は大気中に開
放されている。その他の点は図1に示した例と全く同様
に構成されている。
【0047】図2に示した例では、クランクケース3内
が負圧になったときに蓄圧室20A内のガスが配管20
cと逆止弁20dとを通してクランクケース3内に流入
するため、蓄圧室20A内が負圧になって、ピストン2
0bが蓄圧室20A側に変位し、このピストンの変位に
伴って出力軸20hが変位する。クランクケース3内が
負圧になる状態が繰り返される毎に蓄圧室20A内の負
圧の大きさが大きくなっていき(クランクケース内に負
圧が蓄積されていき)、出力軸20hの変位量が増大し
ていく。この出力軸20hの変位により、ピストンバル
ブ17bの開度が増大させられ、気化器17からクラン
クケース3内に供給される混合気の流量が増大させられ
る。電磁弁22の励磁コイル22aが励磁されてバルブ
22bが開くと、該バルブ22bと配管22cとを通し
て蓄圧室20A内に空気が流入するため、蓄圧室20A
内の負圧の大きさが小さくなり、ピストン20bが基準
圧力室20B側に変位する。これにより出力軸20hが
ピストンバルブ17b側に変位し、該ピストンバルブの
開度を小さくする。
が負圧になったときに蓄圧室20A内のガスが配管20
cと逆止弁20dとを通してクランクケース3内に流入
するため、蓄圧室20A内が負圧になって、ピストン2
0bが蓄圧室20A側に変位し、このピストンの変位に
伴って出力軸20hが変位する。クランクケース3内が
負圧になる状態が繰り返される毎に蓄圧室20A内の負
圧の大きさが大きくなっていき(クランクケース内に負
圧が蓄積されていき)、出力軸20hの変位量が増大し
ていく。この出力軸20hの変位により、ピストンバル
ブ17bの開度が増大させられ、気化器17からクラン
クケース3内に供給される混合気の流量が増大させられ
る。電磁弁22の励磁コイル22aが励磁されてバルブ
22bが開くと、該バルブ22bと配管22cとを通し
て蓄圧室20A内に空気が流入するため、蓄圧室20A
内の負圧の大きさが小さくなり、ピストン20bが基準
圧力室20B側に変位する。これにより出力軸20hが
ピストンバルブ17b側に変位し、該ピストンバルブの
開度を小さくする。
【0048】図2に示したように、クランクケース3内
の負圧を蓄積するように蓄圧器20を構成した場合に
は、クランクケース3内の混合気が蓄圧室内に流入する
ことがないため、電磁弁22のバルブ22bの他端を大
気中に開放しても、未燃焼ガスが大気中に排出されるこ
とはない。
の負圧を蓄積するように蓄圧器20を構成した場合に
は、クランクケース3内の混合気が蓄圧室内に流入する
ことがないため、電磁弁22のバルブ22bの他端を大
気中に開放しても、未燃焼ガスが大気中に排出されるこ
とはない。
【0049】図1に示した例では、蓄圧器20の蓄圧室
20Aと、クランクケース内が正圧になったときに開く
逆止弁20dとの間を配管20cにより接続している
が、図3に示したように、蓄圧室20Aに逆止弁20d
の一端を直接接続し、該逆止弁20dの他端を配管20
cを通してクランクケースに接続するようにしてもよ
い。この場合、電磁弁22のバルブ22bは蓄圧室20
Aに直接接続する。図2に示した蓄圧器も同様に構成す
ることができる。
20Aと、クランクケース内が正圧になったときに開く
逆止弁20dとの間を配管20cにより接続している
が、図3に示したように、蓄圧室20Aに逆止弁20d
の一端を直接接続し、該逆止弁20dの他端を配管20
cを通してクランクケースに接続するようにしてもよ
い。この場合、電磁弁22のバルブ22bは蓄圧室20
Aに直接接続する。図2に示した蓄圧器も同様に構成す
ることができる。
【0050】図1及び図2に示した例では、内燃機関に
取り付けられた発電機30の出力電圧を設定値に保つよ
うに機関の回転速度を調節する場合を例にとったが、可
変抵抗器等により大きさが変化させられる速度調節用電
気信号に応じて、内燃機関の回転速度を調節する場合に
も本発明に係わる速度調節装置を適用することができ
る。
取り付けられた発電機30の出力電圧を設定値に保つよ
うに機関の回転速度を調節する場合を例にとったが、可
変抵抗器等により大きさが変化させられる速度調節用電
気信号に応じて、内燃機関の回転速度を調節する場合に
も本発明に係わる速度調節装置を適用することができ
る。
【0051】上記の例では、混合気流量調整バルブとし
て、ピストンバルブを用いているが、バタフライバルブ
を混合気流量調整バルブとして用いる気化器が使用され
る場合にも本発明を適用することができる。バタフライ
バルブが用いられる場合には、蓄圧器の出力軸の変位を
リンクやレバーなどからなる直線運動−回転運動変換機
構を介してバルブの操作軸に伝達する。
て、ピストンバルブを用いているが、バタフライバルブ
を混合気流量調整バルブとして用いる気化器が使用され
る場合にも本発明を適用することができる。バタフライ
バルブが用いられる場合には、蓄圧器の出力軸の変位を
リンクやレバーなどからなる直線運動−回転運動変換機
構を介してバルブの操作軸に伝達する。
【0052】上記の例では、シリンダ20aと、該シリ
ンダ20a内に嵌合されて該シリンダ内を蓄圧室20A
と基準圧力室20Bとに区分するピストン(圧力応動部
材)と、蓄圧室と基準圧力室との圧力との差圧の増大に
抗する方向にピストンを付勢するバネ20fと、ピスト
ンに取り付けられた出力軸とにより蓄圧器を構成した
が、本発明で用いる蓄圧器は、クランクケース内に生じ
る正圧または負圧を蓄積できるものであればよく、上記
の構成に限定されるものではない。例えば、蓄圧室と基
準圧力室との境界部に圧力応動部材としてダイアフラム
やベローズを設けて、該ダイアフラムやベローズに出力
軸を連結する構成をとることもできる。
ンダ20a内に嵌合されて該シリンダ内を蓄圧室20A
と基準圧力室20Bとに区分するピストン(圧力応動部
材)と、蓄圧室と基準圧力室との圧力との差圧の増大に
抗する方向にピストンを付勢するバネ20fと、ピスト
ンに取り付けられた出力軸とにより蓄圧器を構成した
が、本発明で用いる蓄圧器は、クランクケース内に生じ
る正圧または負圧を蓄積できるものであればよく、上記
の構成に限定されるものではない。例えば、蓄圧室と基
準圧力室との境界部に圧力応動部材としてダイアフラム
やベローズを設けて、該ダイアフラムやベローズに出力
軸を連結する構成をとることもできる。
【0053】上記の例では、蓄圧室内に圧力が蓄積され
ていない状態(機関が停止されている状態)で、混合気
流量調整バルブが全閉位置にあるようにしたが、蓄圧室
内に圧力が蓄積されていない状態で、混合気流量調整バ
ルブが、機関をアイドリング運転するのに必要な燃料を
機関に供給し得る大きさの最小開度を保ち、機関が始動
した後、回転速度がアイドリング回転速度を超える領域
で、蓄積された圧力の上昇に伴って混合気流量調整バル
ブの開度が増大するように構成することもできる。
ていない状態(機関が停止されている状態)で、混合気
流量調整バルブが全閉位置にあるようにしたが、蓄圧室
内に圧力が蓄積されていない状態で、混合気流量調整バ
ルブが、機関をアイドリング運転するのに必要な燃料を
機関に供給し得る大きさの最小開度を保ち、機関が始動
した後、回転速度がアイドリング回転速度を超える領域
で、蓄積された圧力の上昇に伴って混合気流量調整バル
ブの開度が増大するように構成することもできる。
【0054】上記の説明では、2サイクル内燃機関に本
発明を適用する場合を例にとったが、4サイクル機関で
あっても、気筒数が少なく(例えば2気筒以下)、ピス
トンの往復運動に伴ってクランクケース内で正圧と負圧
とが顕著に生じる場合には、本発明を適用することがで
きる。
発明を適用する場合を例にとったが、4サイクル機関で
あっても、気筒数が少なく(例えば2気筒以下)、ピス
トンの往復運動に伴ってクランクケース内で正圧と負圧
とが顕著に生じる場合には、本発明を適用することがで
きる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、電動機
などを駆動源とした電気式のアクチュエータを用いるこ
となく、機関のクランクケース内の圧力の変化を利用し
て混合気流量調整用バルブを機械的に操作するようにし
たので、混合気流量調整バルブのストロークが大きい場
合でも、そのストロークの全域に亘って均一な操作力を
得て回転速度の制御性を良好にすることができる。
などを駆動源とした電気式のアクチュエータを用いるこ
となく、機関のクランクケース内の圧力の変化を利用し
て混合気流量調整用バルブを機械的に操作するようにし
たので、混合気流量調整バルブのストロークが大きい場
合でも、そのストロークの全域に亘って均一な操作力を
得て回転速度の制御性を良好にすることができる。
【0056】また本発明では、電力消費量が多い電気式
のアクチュエータを用いることなく、クランクケース内
の圧力を蓄積する蓄圧器の出力軸により混合気流量調整
バルブを操作するための操作力を得るようにし、電気的
に駆動される部分は蓄圧器に蓄積される圧力を調整する
電磁弁のみとしたため、僅かな電力により動作させるこ
とができ、電源に大きな負担をかけることなく、しかも
未燃焼ガスの排出を伴うことなく、機関の回転速度を調
節することができる。
のアクチュエータを用いることなく、クランクケース内
の圧力を蓄積する蓄圧器の出力軸により混合気流量調整
バルブを操作するための操作力を得るようにし、電気的
に駆動される部分は蓄圧器に蓄積される圧力を調整する
電磁弁のみとしたため、僅かな電力により動作させるこ
とができ、電源に大きな負担をかけることなく、しかも
未燃焼ガスの排出を伴うことなく、機関の回転速度を調
節することができる。
【図1】本発明に係わる速度調節装置の構成例を、該速
度調節装置を用いて内燃機関の回転速度を制御する制御
装置の構成例とともに示した構成図である。
度調節装置を用いて内燃機関の回転速度を制御する制御
装置の構成例とともに示した構成図である。
【図2】本発明に係わる速度調節装置の他の構成例を、
該速度調節装置を用いて内燃機関の回転速度を制御する
制御装置の構成例とともに示した構成図である。
該速度調節装置を用いて内燃機関の回転速度を制御する
制御装置の構成例とともに示した構成図である。
【図3】本発明に係わる速度調節装置の要部の変形例を
示した構成図である。
示した構成図である。
1 2サイクル内燃機関 2 シリンダ 3 クランクケース 4 ピストン 5 クランク軸 17 気化器 17b ピストンバルブ 20 蓄圧器 20A 蓄圧室 20B 基準圧力室 20a シリンダ 20b ピストン 20d 逆止弁 20f バネ 20h 出力軸 22 電磁弁 22a 励磁コイル 22b バルブ
Claims (4)
- 【請求項1】 速度調節用電気信号に応じて内燃機関の
回転速度を調節する内燃機関用速度調節装置において、 内燃機関の回転に伴ってクランクケース内に周期的に生
じる正圧または負圧を蓄積する蓄圧室と該蓄圧室内に蓄
積された圧力に相応した変位を生じる出力軸とを備えた
蓄圧器と、 前記電気信号に相応した励磁電流が与えられる励磁コイ
ルと該励磁コイルに与えられる励磁電流に応じて開度が
変化させられるバルブとを備えて該バルブの一端及び他
端がそれぞれ前記蓄圧室内及び圧力が大気圧にほぼ等し
いガス空間に連通させられた電磁弁と、 前記蓄圧器の出力軸により操作されて、前記蓄圧室内に
蓄積された圧力の増減に伴って内燃機関に供給される混
合気の流量を増減させるように調整する混合気流量調整
バルブとを具備したことを特徴とする内燃機関用速度調
節装置。 - 【請求項2】 速度調節用電気信号に応じて内燃機関の
回転速度を調節する内燃機関用速度調節装置において、 蓄圧室及び基準圧力室と、該蓄圧室及び基準圧力室の間
を区分するように設けられて蓄圧室内の圧力と基準圧力
室内の圧力との差圧に相応した変位を生じる圧力応動部
材と、内燃機関のクランクケース内が前記基準圧力室内
の圧力に対して正圧になったときに開いて前記蓄圧室を
該クランクケース内に連通させるように設けられた逆止
弁と、前記圧力応動部材に接続されて該圧力応動部材の
変位に相応した変位を生じる出力軸とを有して、前記基
準圧力室内の圧力が大気圧にほぼ等しい圧力に保たれた
蓄圧器と、 前記電気信号に相応した励磁電流が与えられる励磁コイ
ルと該励磁コイルに与えられる励磁電流に応じて開度が
変化させられるバルブとを備えて該バルブの一端及び他
端がそれぞれ前記蓄圧室内及び圧力が大気圧にほぼ等し
いガス空間に連通させられた電磁弁と、 前記蓄圧器の出力軸により操作されて、前記差圧の増大
に伴って内燃機関に供給される混合気の流量を増大させ
るように調整する混合気流量調整バルブとを具備したこ
とを特徴とする内燃機関用速度調節装置。 - 【請求項3】 速度調節用電気信号に応じて内燃機関の
回転速度を調節する内燃機関用速度調節装置において、 蓄圧室及び基準圧力室と、該蓄圧室及び基準圧力室の間
を区分するように設けられて蓄圧室内の圧力と基準圧力
室内の圧力との差圧に相応した変位を生じる圧力応動部
材と、内燃機関のクランクケース内が前記基準圧力室内
の圧力に対して負圧になったときに開いて前記蓄圧室を
該クランクケース内に連通させるように設けられた逆止
弁と、前記圧力応動部材に接続されて該圧力応動部材の
変位に相応した変位を生じる出力軸とを有して、前記基
準圧力室内の圧力が大気圧にほぼ等しい圧力に保たれた
蓄圧器と、 前記電気信号に相応した励磁電流が与えられる励磁コイ
ルと該励磁コイルに与えられる励磁電流に応じて開度が
変化させられるバルブとを備えて該バルブの一端及び他
端がそれぞれ前記蓄圧室内及び圧力がほぼ大気圧に等し
いガス空間に連通させられた電磁弁と、 前記蓄圧器の出力軸により操作されて、前記差圧の増大
に伴って内燃機関に供給される混合気の流量を増大させ
るように調整する混合気流量調整バルブとを具備したこ
とを特徴とする内燃機関用速度調節装置。 - 【請求項4】 前記蓄圧器は、シリンダと、前記シリン
ダ内にスライド自在に嵌合されて該シリンダ内を蓄圧室
と基準圧力室とに区分するピストンとを備えていて、該
ピストンにより前記圧力応動部材が構成され、 前記ピストンは前記蓄圧室内の圧力と基準圧力室内の圧
力との差圧の増大に抗する方向にバネで付勢されている
ことを特徴とする請求項2または3に記載の内燃機関用
速度調節装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17461196A JPH1018863A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 内燃機関用速度調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17461196A JPH1018863A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 内燃機関用速度調節装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1018863A true JPH1018863A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=15981625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17461196A Pending JPH1018863A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 内燃機関用速度調節装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1018863A (ja) |
-
1996
- 1996-07-04 JP JP17461196A patent/JPH1018863A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010925 |