JPH10190339A - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置Info
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- JPH10190339A JPH10190339A JP34169096A JP34169096A JPH10190339A JP H10190339 A JPH10190339 A JP H10190339A JP 34169096 A JP34169096 A JP 34169096A JP 34169096 A JP34169096 A JP 34169096A JP H10190339 A JPH10190339 A JP H10190339A
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- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
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- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ノイズに埋もれた信号であても抽出して受信
できるようにする。 【解決手段】 妨害波を主に受信する指向性アンテナ10
と、信号波と妨害波とを受信する無指向性アンテナ11
と、指向性アンテナの受信波と無指向性アンテナの受信
波とのいずれか一方の位相を反転する位相器18と、位相
器で反転された方の受信波と反転されなかった方の受信
波とを加算する加算器20とを備えた。また、妨害波を強
く受信できる方向に指向性アンテナを向けるためのアン
テナ旋回部10a を付加した。更に、指向性アンテナの受
信する受信波強度を監視できるレベルメータ15を付加し
た。また更に、加算器に入力するまでの前段に、指向性
アンテナの受信波と無指向性アンテナの受信波との少な
くともいずれか一方の位相を調整する位相調整部16と、
指向性アンテナの受信波と無指向性アンテナの受信波と
の少なくともいずれか一方の振幅を調整する振幅調整部
19とを付加した。
できるようにする。 【解決手段】 妨害波を主に受信する指向性アンテナ10
と、信号波と妨害波とを受信する無指向性アンテナ11
と、指向性アンテナの受信波と無指向性アンテナの受信
波とのいずれか一方の位相を反転する位相器18と、位相
器で反転された方の受信波と反転されなかった方の受信
波とを加算する加算器20とを備えた。また、妨害波を強
く受信できる方向に指向性アンテナを向けるためのアン
テナ旋回部10a を付加した。更に、指向性アンテナの受
信する受信波強度を監視できるレベルメータ15を付加し
た。また更に、加算器に入力するまでの前段に、指向性
アンテナの受信波と無指向性アンテナの受信波との少な
くともいずれか一方の位相を調整する位相調整部16と、
指向性アンテナの受信波と無指向性アンテナの受信波と
の少なくともいずれか一方の振幅を調整する振幅調整部
19とを付加した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、妨害波(ノイズ)
の中に埋もれた信号波を抽出するアンテナ装置に関す
る。
の中に埋もれた信号波を抽出するアンテナ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年にあっては様々なものに無線通信技
術が応用されている。これら無線通信技術を用いた装置
にとって、妨害波(以後ノイズと言う)の影響を如何に
除去し、如何にして目的の信号のみを弁別し抽出するか
が重要な課題である。そこで、従来にあっては、ノイズ
の影響を除去するために、ノイズブランカなどが利用さ
れる。
術が応用されている。これら無線通信技術を用いた装置
にとって、妨害波(以後ノイズと言う)の影響を如何に
除去し、如何にして目的の信号のみを弁別し抽出するか
が重要な課題である。そこで、従来にあっては、ノイズ
の影響を除去するために、ノイズブランカなどが利用さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ノイズ
ブランカは、中間周波増幅部に設けられ、図4(a)に
示すようなノイズNを含んだ変調波があると、そのノイ
ズNを含んだ変調波のみを除去して図4(b)に示すよ
うな変調波を出力する。つまり、ノイズブランカは、例
えば近接する道路を自動車が通過する場合に生じるパル
ス性の「ブツブツブツ」といったノイズに効果がある。
但し、ノイズブランカのスイッチをオンにしても、完全
に雑音が消えるわけではなく低減できるにすぎず、ノイ
ズの中に埋もれた所望信号を抽出することに対しては効
果がないという問題点があった。
ブランカは、中間周波増幅部に設けられ、図4(a)に
示すようなノイズNを含んだ変調波があると、そのノイ
ズNを含んだ変調波のみを除去して図4(b)に示すよ
うな変調波を出力する。つまり、ノイズブランカは、例
えば近接する道路を自動車が通過する場合に生じるパル
ス性の「ブツブツブツ」といったノイズに効果がある。
但し、ノイズブランカのスイッチをオンにしても、完全
に雑音が消えるわけではなく低減できるにすぎず、ノイ
ズの中に埋もれた所望信号を抽出することに対しては効
果がないという問題点があった。
【0004】本発明は上記の問題点を解決するために成
されたもので、その目的とするところは、ノイズの中に
埋もれた信号であっても抽出して受信できる、優れたア
ンテナ装置を提供することにある。
されたもので、その目的とするところは、ノイズの中に
埋もれた信号であっても抽出して受信できる、優れたア
ンテナ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、妨害波
を主に受信する指向性アンテナと、信号波と妨害波とを
受信する無指向性アンテナと、指向性アンテナの受信波
と無指向性アンテナの受信波とのいずれか一方の位相を
反転する位相器と、位相器で反転された方の受信波と反
転されなかった方の受信波とを加算する加算器とを備え
ることを特徴とする。
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、妨害波
を主に受信する指向性アンテナと、信号波と妨害波とを
受信する無指向性アンテナと、指向性アンテナの受信波
と無指向性アンテナの受信波とのいずれか一方の位相を
反転する位相器と、位相器で反転された方の受信波と反
転されなかった方の受信波とを加算する加算器とを備え
ることを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明にあっては、妨害波を
強く受信できる方向に指向性アンテナを向けるためのア
ンテナ旋回部を付加したことを特徴とする。
強く受信できる方向に指向性アンテナを向けるためのア
ンテナ旋回部を付加したことを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明にあっては、指向性ア
ンテナの受信する受信波強度を監視できるレベルメータ
を付加したことを特徴とする。
ンテナの受信する受信波強度を監視できるレベルメータ
を付加したことを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明にあっては、前記加算
器に入力するまでの前段に、指向性アンテナの受信波と
無指向性アンテナの受信波との少なくともいずれか一方
の位相を調整する位相調整部と、指向性アンテナの受信
波と無指向性アンテナの受信波との少なくともいずれか
一方の振幅を調整する振幅調整部とを付加したことを特
徴とする。
器に入力するまでの前段に、指向性アンテナの受信波と
無指向性アンテナの受信波との少なくともいずれか一方
の位相を調整する位相調整部と、指向性アンテナの受信
波と無指向性アンテナの受信波との少なくともいずれか
一方の振幅を調整する振幅調整部とを付加したことを特
徴とする。
【0009】請求項5記載の発明にあっては、前記加算
器からの出力波のS/N比を計測するS/Nメータを付
加したことを特徴とする。
器からの出力波のS/N比を計測するS/Nメータを付
加したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るアンテナ装置
の一実施の形態を、図1〜図3に基づいて詳細に説明す
る。
の一実施の形態を、図1〜図3に基づいて詳細に説明す
る。
【0011】図1はアンテナ装置を説明するブロック図
である。図2はアンテナ装置の各部の動作を説明する波
形図であり、図2(a)はa点におけるノイズ波形を、
図2(b)はb点におけるノイズ波形を、図2(c)は
c点におけるノイズ波形を、図2(d)はd点における
ノイズ波形を、図2(e)はe点におけるノイズ波形を
それぞれ示している。図3は取り扱い方法を示す説明図
である。
である。図2はアンテナ装置の各部の動作を説明する波
形図であり、図2(a)はa点におけるノイズ波形を、
図2(b)はb点におけるノイズ波形を、図2(c)は
c点におけるノイズ波形を、図2(d)はd点における
ノイズ波形を、図2(e)はe点におけるノイズ波形を
それぞれ示している。図3は取り扱い方法を示す説明図
である。
【0012】図1に示すように、アンテナ装置1は受信
装置2と組み合わせることで、例えばワイヤレス発信器
が送出するところの無線信号を受信する、ワイヤレス受
信器3になる。例えば、ワイヤレス受信器3は寝室のナ
イトテーブルに設置され、ワイヤレス発信器は居間の天
井に設置される。
装置2と組み合わせることで、例えばワイヤレス発信器
が送出するところの無線信号を受信する、ワイヤレス受
信器3になる。例えば、ワイヤレス受信器3は寝室のナ
イトテーブルに設置され、ワイヤレス発信器は居間の天
井に設置される。
【0013】アンテナ装置1は、図1に示すように、指
向性アンテナ10と、無指向性アンテナ11と、分配器
12と、帯域フィルタ13と、検波器14と、レベルメ
ータ15と、位相調整部に相当する位相調整器16と、
バッファ17と、位相器18と、振幅調整部に相当する
可変増幅器19と、加算器20と、分配器21と、S/
Nメータ22とを備える。また、受信装置2は、AGC
付復調回路23と、トーンデコーダ部24と、制御部2
5と、表示部26とを備える。
向性アンテナ10と、無指向性アンテナ11と、分配器
12と、帯域フィルタ13と、検波器14と、レベルメ
ータ15と、位相調整部に相当する位相調整器16と、
バッファ17と、位相器18と、振幅調整部に相当する
可変増幅器19と、加算器20と、分配器21と、S/
Nメータ22とを備える。また、受信装置2は、AGC
付復調回路23と、トーンデコーダ部24と、制御部2
5と、表示部26とを備える。
【0014】指向性アンテナ10は、指向性の強いアン
テナであり、所定の方向からの電波のみを受信する。指
向性アンテナ10は、アンテナの方向を変化するための
アンテナ旋回部10aを備える。無指向性アンテナ11
は、指向性の無いアンテナであり、あらゆる方向からの
電波を略同じ感度で受信する。分配器12は、指向性ア
ンテナ10の受信する電波を2つに分岐して、帯域フィ
ルタ13と位相調整器16とへそれぞれ誘導する。帯域
フィルタ13は、指向性アンテナ10に受信され且つ分
配器12にて分配されて来る電波の中の、所望の周波数
のみを弁別して検波器14へ誘導する。検波器14は、
帯域フィルタ13にて弁別されて通過して来る電波を検
波する。レベルメータ15は、検波器14にて検波され
た信号の強度レベルを表示する。
テナであり、所定の方向からの電波のみを受信する。指
向性アンテナ10は、アンテナの方向を変化するための
アンテナ旋回部10aを備える。無指向性アンテナ11
は、指向性の無いアンテナであり、あらゆる方向からの
電波を略同じ感度で受信する。分配器12は、指向性ア
ンテナ10の受信する電波を2つに分岐して、帯域フィ
ルタ13と位相調整器16とへそれぞれ誘導する。帯域
フィルタ13は、指向性アンテナ10に受信され且つ分
配器12にて分配されて来る電波の中の、所望の周波数
のみを弁別して検波器14へ誘導する。検波器14は、
帯域フィルタ13にて弁別されて通過して来る電波を検
波する。レベルメータ15は、検波器14にて検波され
た信号の強度レベルを表示する。
【0015】位相調整器16は、指向性アンテナ10に
受信され且つ分配器12にて分配されて来る電波の位相
を、半固定抵抗などで可変調整できるようにされてい
る。バッファ17は、バッファアンプであり、位相調整
器16が位相器18の入力インピーダンスに影響される
のを防止する。位相器18は、バッファ17の出力する
電波を反転する、すなわち、位相を180度変化する。
可変増幅器19は、アンプ19aと半固定抵抗19bと
を備え、半固定抵抗19bを調整することで、位相器1
8から出力されて来る電波の振幅を可変調整して出力で
きるようにされている。
受信され且つ分配器12にて分配されて来る電波の位相
を、半固定抵抗などで可変調整できるようにされてい
る。バッファ17は、バッファアンプであり、位相調整
器16が位相器18の入力インピーダンスに影響される
のを防止する。位相器18は、バッファ17の出力する
電波を反転する、すなわち、位相を180度変化する。
可変増幅器19は、アンプ19aと半固定抵抗19bと
を備え、半固定抵抗19bを調整することで、位相器1
8から出力されて来る電波の振幅を可変調整して出力で
きるようにされている。
【0016】加算器20は、可変増幅器19から出力さ
れて来る電波と、無指向性アンテナ11にて受信されて
直接やって来る電波とを加算して、加算された電波を出
力する。分配器21は、加算器20の出力する電波を2
つに分岐して、S/Nメータ22とAGC付復調回路2
3とへそれぞれ誘導する。S/Nメータ22は、加算器
20の出力する電波のS/N比を測定してその値を表示
する。
れて来る電波と、無指向性アンテナ11にて受信されて
直接やって来る電波とを加算して、加算された電波を出
力する。分配器21は、加算器20の出力する電波を2
つに分岐して、S/Nメータ22とAGC付復調回路2
3とへそれぞれ誘導する。S/Nメータ22は、加算器
20の出力する電波のS/N比を測定してその値を表示
する。
【0017】AGC付復調回路23は、加算器20の出
力する電波から所望の周波数のみを弁別するとともに、
この弁別した所望の周波数の電波が常に復調に最適なレ
ベルとなるように増幅率を自動調整しながら、変調され
ている搬送波から所望信号を復調する。トーンデコーダ
部24は、AGC付復調回路23から出力されて来る信
号をデジタル信号にデコードする。制御部25は、マイ
クロコンピュータにて制御されており、トーンデコーダ
部24の出力するデジタル信号に基づいて表示部26の
制御を逐次行う。表示部26は、制御部25の指示に基
づいて、メッセージなどを表示する。
力する電波から所望の周波数のみを弁別するとともに、
この弁別した所望の周波数の電波が常に復調に最適なレ
ベルとなるように増幅率を自動調整しながら、変調され
ている搬送波から所望信号を復調する。トーンデコーダ
部24は、AGC付復調回路23から出力されて来る信
号をデジタル信号にデコードする。制御部25は、マイ
クロコンピュータにて制御されており、トーンデコーダ
部24の出力するデジタル信号に基づいて表示部26の
制御を逐次行う。表示部26は、制御部25の指示に基
づいて、メッセージなどを表示する。
【0018】上述のような構成のアンテナ装置1にあっ
ては、次のように取り扱われ、次のように動作する。す
なわち、例えば、図3に示すように、ワイヤレス受信器
3とワイヤレス発信器4とが配置されるとともに、ファ
クシミリやコードレス電話あるいはテレビ用ブースタな
どのノイズ源5が存在すると仮定する。
ては、次のように取り扱われ、次のように動作する。す
なわち、例えば、図3に示すように、ワイヤレス受信器
3とワイヤレス発信器4とが配置されるとともに、ファ
クシミリやコードレス電話あるいはテレビ用ブースタな
どのノイズ源5が存在すると仮定する。
【0019】この場合、先ず、ワイヤレス受信器3の電
源を投入する。そして、指向性アンテナ10の方向をア
ンテナ旋回部10aによって変えながら、レベルメータ
15の指示値が最も高くなる方向に指向性アンテナ10
を向ける。このとき、ワイヤレス発信器4の設置位置が
予めわかっているので、指向性アンテナ10がワイヤレ
ス発信器4の方向以外の向きに向いていて、もっとも強
いノイズ源5に向いていることを確認する。
源を投入する。そして、指向性アンテナ10の方向をア
ンテナ旋回部10aによって変えながら、レベルメータ
15の指示値が最も高くなる方向に指向性アンテナ10
を向ける。このとき、ワイヤレス発信器4の設置位置が
予めわかっているので、指向性アンテナ10がワイヤレ
ス発信器4の方向以外の向きに向いていて、もっとも強
いノイズ源5に向いていることを確認する。
【0020】その後、S/Nメータ22の示すS/N比
の値を最も大きくするように、位相調整器16と可変増
幅器19とをそれぞれ調整する。その上で、最終チェッ
クとして、ワイヤレス発信器4からテスト信号を数回送
信するなどして、そのテスト信号が常に正しくワイヤレ
ス受信器3の表示部26に表示されるか否かを確認す
る。このとき、アンテナ装置1は、ノイズ源5の送出す
るノイズがワイヤレス発信器4の送出する電波を埋もれ
させてしまう程度に強くても、ノイズ源5の送出するノ
イズを除去して、加算器20からはワイヤレス発信器4
からの電波のみが出力される状態に、調整されている。
の値を最も大きくするように、位相調整器16と可変増
幅器19とをそれぞれ調整する。その上で、最終チェッ
クとして、ワイヤレス発信器4からテスト信号を数回送
信するなどして、そのテスト信号が常に正しくワイヤレ
ス受信器3の表示部26に表示されるか否かを確認す
る。このとき、アンテナ装置1は、ノイズ源5の送出す
るノイズがワイヤレス発信器4の送出する電波を埋もれ
させてしまう程度に強くても、ノイズ源5の送出するノ
イズを除去して、加算器20からはワイヤレス発信器4
からの電波のみが出力される状態に、調整されている。
【0021】次に、ノイズ源5の送出するノイズがワイ
ヤレス発信器4の送出する電波を埋もれさせてしまう程
度に強くても、アンテナ装置1は、ノイズ源5の送出す
るノイズを除去し、ワイヤレス発信器4の送出する電波
のみを抽出して加算器20から出力できる原理を、図2
を用いて説明する。
ヤレス発信器4の送出する電波を埋もれさせてしまう程
度に強くても、アンテナ装置1は、ノイズ源5の送出す
るノイズを除去し、ワイヤレス発信器4の送出する電波
のみを抽出して加算器20から出力できる原理を、図2
を用いて説明する。
【0022】今、理解を容易にするため、多数の周波数
の正弦波からなるノイズNのうち、一つの周波数のノイ
ズN1 を以て説明する。指向性アンテナ10と無指向性
アンテナ11とは共にノイズN1 を受信する。指向性ア
ンテナ10により受信したノイズN1 は、位相調整器1
6の入力部(図1のa点)において、図2(a)に示す
ようなノイズ波形である。また、無指向性アンテナ11
により受信したノイズN1 は、加算器20の入力部(図
1のd点)において、図2(d)に示すようなノイズ波
形である。
の正弦波からなるノイズNのうち、一つの周波数のノイ
ズN1 を以て説明する。指向性アンテナ10と無指向性
アンテナ11とは共にノイズN1 を受信する。指向性ア
ンテナ10により受信したノイズN1 は、位相調整器1
6の入力部(図1のa点)において、図2(a)に示す
ようなノイズ波形である。また、無指向性アンテナ11
により受信したノイズN1 は、加算器20の入力部(図
1のd点)において、図2(d)に示すようなノイズ波
形である。
【0023】ここで、位相調整器16が位相を全く変化
させないように調整されているととともにバッファ17
でも位相が全く変化しないものとすると、指向性アンテ
ナ10により受信したノイズN1 は、位相器18の出力
部(図1のb点)では位相が180度ずれた図2(b)
に示すような波形となり、可変増幅器19の出力部すな
わち加算器20の入力部(図1のc点)では、図2
(c)に示すように図2(d)に示すノイズ波形と同じ
振幅のノイズ波形とされる。
させないように調整されているととともにバッファ17
でも位相が全く変化しないものとすると、指向性アンテ
ナ10により受信したノイズN1 は、位相器18の出力
部(図1のb点)では位相が180度ずれた図2(b)
に示すような波形となり、可変増幅器19の出力部すな
わち加算器20の入力部(図1のc点)では、図2
(c)に示すように図2(d)に示すノイズ波形と同じ
振幅のノイズ波形とされる。
【0024】この図2(c)に示すノイズ波形と図2
(d)に示すノイズ波形とを比較すれば明らかのよう
に、図2(c)に示すノイズ波形と図2(d)に示すノ
イズ波形とでは、振幅と周波数とが等しく且つ位相が1
80度ずれている。従って、加算器20は、無指向性ア
ンテナ11により受信する信号SとノイズN1 とのうち
のノイズN1 を、指向性アンテナ10により受信するノ
イズN1 により、図2(e)に示すように消去する。つ
まり、加算器20の出力部(図1のe点)は、無指向性
アンテナ11が受信するノイズに埋もれている信号Sの
みを、弁別して出力する。
(d)に示すノイズ波形とを比較すれば明らかのよう
に、図2(c)に示すノイズ波形と図2(d)に示すノ
イズ波形とでは、振幅と周波数とが等しく且つ位相が1
80度ずれている。従って、加算器20は、無指向性ア
ンテナ11により受信する信号SとノイズN1 とのうち
のノイズN1 を、指向性アンテナ10により受信するノ
イズN1 により、図2(e)に示すように消去する。つ
まり、加算器20の出力部(図1のe点)は、無指向性
アンテナ11が受信するノイズに埋もれている信号Sの
みを、弁別して出力する。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ノイズに
埋もれた信号であっても信号のみを抽出して受信でき
る、優れたアンテナ装置を提供できるという効果を奏す
る。
埋もれた信号であっても信号のみを抽出して受信でき
る、優れたアンテナ装置を提供できるという効果を奏す
る。
【0026】請求項2記載の発明によれば、アンテナ旋
回部により指向性アンテナを適宜旋回せしめて、無指向
性アンテナにて受信する信号とノイズとのうちの、ノイ
ズを消去するのに都合のよいノイズのみを、指向性アン
テナにて受信するようにできるので、ノイズに埋もれた
信号であっても信号のみを抽出して受信できる、優れた
アンテナ装置を提供できるという効果を奏する。
回部により指向性アンテナを適宜旋回せしめて、無指向
性アンテナにて受信する信号とノイズとのうちの、ノイ
ズを消去するのに都合のよいノイズのみを、指向性アン
テナにて受信するようにできるので、ノイズに埋もれた
信号であっても信号のみを抽出して受信できる、優れた
アンテナ装置を提供できるという効果を奏する。
【0027】請求項3記載の発明によれば、指向性アン
テナがノイズ源の方向に向いたか否かを、レベルメータ
を見ながらアンテナ旋回部により指向性アンテナを旋回
することで判断できるので、簡単且つ確実に指向性アン
テナをノイズ源の方向に向けることが可能になり、ノイ
ズに埋もれた信号であっても信号のみを抽出して受信で
きる、使い勝手の良い、優れたアンテナ装置を提供でき
るという効果を奏する。
テナがノイズ源の方向に向いたか否かを、レベルメータ
を見ながらアンテナ旋回部により指向性アンテナを旋回
することで判断できるので、簡単且つ確実に指向性アン
テナをノイズ源の方向に向けることが可能になり、ノイ
ズに埋もれた信号であっても信号のみを抽出して受信で
きる、使い勝手の良い、優れたアンテナ装置を提供でき
るという効果を奏する。
【0028】請求項4記載の発明によれば、加算器に入
力するまでの前段で、指向性アンテナの受信波と無指向
性アンテナの受信波との位相の反転精度を位相調整部に
よって正確に調整できるとともに、指向性アンテナの受
信波と無指向性アンテナの受信波とのそれぞれのノイズ
の振幅の一致精度を振幅調整部によって正確に調整でき
るので、請求項1乃至3記載の発明の効果に加えて更
に、ノイズに埋もれた微弱な信号であっても信号のみを
抽出して受信できる、優れたアンテナ装置を提供できる
という効果を奏する。
力するまでの前段で、指向性アンテナの受信波と無指向
性アンテナの受信波との位相の反転精度を位相調整部に
よって正確に調整できるとともに、指向性アンテナの受
信波と無指向性アンテナの受信波とのそれぞれのノイズ
の振幅の一致精度を振幅調整部によって正確に調整でき
るので、請求項1乃至3記載の発明の効果に加えて更
に、ノイズに埋もれた微弱な信号であっても信号のみを
抽出して受信できる、優れたアンテナ装置を提供できる
という効果を奏する。
【0029】請求項5記載の発明によれば、加算器から
の出力波のS/N比を計測するS/Nメータを付加して
あるので、S/Nメータの値を見ながらの位相調整部や
振幅調整部の調整が可能となり、請求項4記載の発明の
効果に加えて更に、使い勝手の良い、優れたアンテナ装
置を提供できるという効果を奏する。
の出力波のS/N比を計測するS/Nメータを付加して
あるので、S/Nメータの値を見ながらの位相調整部や
振幅調整部の調整が可能となり、請求項4記載の発明の
効果に加えて更に、使い勝手の良い、優れたアンテナ装
置を提供できるという効果を奏する。
【図1】本発明に係るアンテナ装置の一実施の形態を説
明するブロック図である。
明するブロック図である。
【図2】上記アンテナ装置の各部の動作を説明する波形
図である。
図である。
【図3】上記アンテナ装置の取り扱い方法を示す説明図
である。
である。
【図4】従来のアンテナ装置のノイズブランカの原理を
説明する波形図である。
説明する波形図である。
1 アンテナ装置 10 指向性アンテナ 10a アンテナ旋回部 11 無指向性アンテナ 15 レベルメータ 16 位相調整部 19 振幅調整部 20 加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮地 伸明 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 村尾 誠治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 妨害波を主に受信する指向性アンテナ
と、信号波と妨害波とを受信する無指向性アンテナと、
指向性アンテナの受信波と無指向性アンテナの受信波と
のいずれか一方の位相を反転する位相器と、位相器で反
転された方の受信波と反転されなかった方の受信波とを
加算する加算器とを備えることを特徴とするアンテナ装
置。 - 【請求項2】 妨害波を強く受信できる方向に指向性ア
ンテナを向けるためのアンテナ旋回部を付加したことを
特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。 - 【請求項3】 指向性アンテナの受信する受信波強度を
監視できるレベルメータを付加したことを特徴とする請
求項2記載のアンテナ装置。 - 【請求項4】 前記加算器に入力するまでの前段に、指
向性アンテナの受信波と無指向性アンテナの受信波との
少なくともいずれか一方の位相を調整する位相調整部
と、指向性アンテナの受信波と無指向性アンテナの受信
波との少なくともいずれか一方の振幅を調整する振幅調
整部とを付加したことを特徴とする請求項1乃至3記載
のアンテナ装置。 - 【請求項5】 前記加算器からの出力波のS/N比を計
測するS/Nメータを付加したことを特徴とする請求項
4記載のアンテナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34169096A JPH10190339A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34169096A JPH10190339A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | アンテナ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10190339A true JPH10190339A (ja) | 1998-07-21 |
Family
ID=18348031
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34169096A Withdrawn JPH10190339A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10190339A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010193369A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Mega Chips Corp | 受信システムおよび受信方法 |
-
1996
- 1996-12-20 JP JP34169096A patent/JPH10190339A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010193369A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Mega Chips Corp | 受信システムおよび受信方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040302 |