JPH10191051A - 画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents

画像処理装置及びその制御方法

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JPH10191051A
JPH10191051A JP8346312A JP34631296A JPH10191051A JP H10191051 A JPH10191051 A JP H10191051A JP 8346312 A JP8346312 A JP 8346312A JP 34631296 A JP34631296 A JP 34631296A JP H10191051 A JPH10191051 A JP H10191051A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一度に複数ラインの処理を行なうに当たり、
その回路規模を少なくして乱数による2値化処理を行な
うことを可能にする。 【解決手段】 乱数加算部801には、nライン分のビ
デオデータが入力され、内部で発生した異なる乱数を重
畳させ、その結果をnライン分のVR信号として出力す
る。ここで、乱数は、1つの乱数生成部で生成された乱
数を用いるものの、それぞれのラインで同じ乱数になら
ないようにするため、生成した乱数を示す各ビット位置
とその積算計数の組み合わせを異なるようにする。乱数
が重畳したVR信号は、n個のエラー出力部に供給さ
れ、ここで2値化処理が施される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及びそ
の制御方法、詳しくは入力画像データから出力画像デー
タを形成する画像処理装置及びその制御方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機等では、スキャナなどで
読み取った多値の画像データを、一個のレーザなどの現
像露光手段に適した階調変換(例えば誤差拡散処理等)
して中間調を表現している。
【0003】1ライン毎の画像処理の概略を、誤差拡散
処理に適用した場合を説明する。図2はこの処理のため
の、本願発明者等が検討した画像形成装置のブロック構
成を示している。
【0004】画像読み取り部はCCDセンサ202、ア
ナログ信号処理部203等より構成され、レンズ201
を介しCCDセンサ202に結像された原稿画像が、C
CDセンサ202によりR(Red)、G(Gree
n)、B(Blue)のアナログ電気信号に変換され
る。変換された画像情報は、アナログ信号処理部203
に入力され、R,G,Bの各色毎にサンプル&ホール
ド、ダークレベルの補正等が実施された後にA/D変換
される。その後、デジタル化されたフルカラー信号(各
RGB毎に8ビットのデータ)は、画像処理部204に
入力される。
【0005】画像処理部204では、シェーディング補
正、色補正、γ補正等の読み取り系で必要な補正処理
や、スムージング処理、エッジ強調、その他の処理、加
工等が行われ、プリンタ部205に出力される。
【0006】プリンタ部205は、図示してはいない
が、レーザ等からなる露光制御部、画像形成部、転写紙
の搬送制御部等により構成され、入力された画像信号に
より転写紙上に画像を記録する。
【0007】また、CPU回路部210は、CPU20
6、ROM207、RAM208等により構成され、画
像読み取り部209、画像処理部204、プリンタ部2
05等を制御し、本装置のシーケンスを統括的に制御す
る。
【0008】図3は画像処理部204の構成ブロック図
を示している。
【0009】アナログ信号処理部203より出力される
デジタル画像信号は、シェーディング補正部301に供
給される。シェーディング補正部301では、原稿を読
み取るセンサのバラツキおよび、原稿照明用ランプの配
光特性の補正を行う。補正演算された画像信号は、輝度
信号RGBから濃度データYMCに変換するため、階調
変換処理部302に供給される。
【0010】濃度データに変換された画像信号はカラー
/モノクロ変換部303に入力され、モノクロデータと
して出力される。そして、カラー/モノクロ変換部30
3から出力されたデータは階調変換処理部304に供給
されて擬似中間調表現として誤差拡散処理が行われる。
【0011】図4は階調変換処理部304の構成ブロッ
ク図、図5は誤差集配部における誤差の集配マトリック
スの一例である。
【0012】乱数・誤差加算部401は、カラー/モノ
クロ変換部303から出力される画像濃度データ(WB
−ORG)、乱数発生部403から出力されるRAND
32(6ビット)、乱数発生部403から出力されるR
N(2ビット)、誤差集配部407から出力されるV−
error(8ビット)の各信号を入力し、各信号の和
演算を行い、その結果を出力する。ここで出力される上
位6ビットの信号をbufh、下位5ビットの信号をb
uflとする。
【0013】乱数・誤差加算部401は、入力された注
目画素の値(8ビット=0〜255)に対して、その注
目画素の位置に累積した、それまでの誤差値(誤差集配
部407からの信号)を足し込む。そして、更に、乱数
発生部403から供給されてきた6ビットで示される乱
数(−31〜+31、実際には−32まで発生できる
か、ここでは−31を下限にしている)を加算する。そ
して、RN信号2ビットに応じて、演算結果に対して更
に演算を施す。ここで、乱数発生部403から出力信号
RN(2ビット)の意味は、次の通りである。
【0014】RN=00B(Bは2進数を示す)の場合
には−6を加算(6を減算)、RN=01Bもしくは1
0Bの場合には−10を加算、RN=11Bの場合には
0を加算(変化無)する。
【0015】乱数発生部401は、上記の処理をこうし
て、乱数・加算部401での演算結果の11ビット中、
下位5ビットは比較部402にbuflとして供給さ
れ、上位6ビットは加算部404にbufhとして供給
されることになる。ここで、上位6ビットは、注目画素
のおおざっぱな濃度を示しており、下位5ビットは細か
な濃度を示していることになる。
【0016】比較部402は入力されたbuflの値
(符号付きで−15〜+15の値とした)と乱数発生部
403から供給されてきたデータRAND16(4ビッ
ト=0〜15の値)との比較を行ない、bufl>RA
ND16のときに、上位5ビットに対して“1”を加算
させるべく、BL信号を“1”になる。一方、bufl
≦RAND16の場合には、BL=“0”である。
【0017】加算部404は、乱数・誤差加算部401
から供給されてきた上位6ビット(ここでは−16〜+
16の範囲に設定した)に、BL信号(1か0のいずれ
か)を加算し、その結果を2値化&エラーリミット部4
05に出力する。
【0018】2値化&エラーリミット部405は、加算
部404、注目画素位置の生のデータ(8ビット)、及
び、図示しないカウンタからの値に応じて2値信号ed
−out信号を生成し、出力する。
【0019】ここで、2値化&エラーリミット部405
は、処理対象が1ライン目及び最初の2列に限っては、
加算部404及びカラー/モノクロ変換部303からの
信号が如何なる値であっても、その出力ed−outを
“0”にする。1ライン目かどうか、及び最初の2列か
どうかは最初の水平同期信号があったかどうか、更には
画素クロックを計数するカウンタがあれば容易に判定で
きる。また、それ以外の状況にカラー/モノクロ変換部
303からの信号が“255”である場合には、加算部
404からの信号に拘わらずed−outを“1”にす
る。そして、それ以外の場合には、加算部404からの
信号plusに応じてed−outを決定する。
【0020】具体的には、plusが1〜17の場合に
は、edout信号を“1”にし、−16〜0の場合に
はed−outを“0”にする。いずれの場合にも、発
生する誤差(エラー)は上記処理の場合はマイナスの符
号を持つことになるので、2値化するときに発生した誤
差(−16の場合には−15に丸め込んで、−15〜0
の誤差を生成する。発生した誤差は、FIFOメモリ4
06に格納すると共に、誤差集配部407に供給する。
【0021】画素集配部407には、2つ分の画素をラ
ッチするラッチが設けられており、図5に示す如く、こ
のラッチからの信号と直前のラインの複数の画素位置を
参照して、注目画素の次画素に集配する画素を演算して
いる。
【0022】なお、乱数発生部403は、直前の画素位
置におけるbufhからの値と注目画素位置における濃
度値に従って乱数RAND32、RAND16及びRN
を生成する。例えば、濃度値が高い部分と低い部分とで
は、発生する乱数のレンジを広くしたり、狭くしたりす
る。
【0023】このようにして注目画素に対して周辺画素
の誤差分を補正し、2値化することができる。そして、
上記ed−out信号が画像処理部204から出力さ
れ、プリンタ部205に入力され画像形成を行う。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】さて、上記のようにし
て画像処理を行なうと、適度な乱数による影響を受け、
良好な画像を再現することができることが確かめられて
いる。
【0025】しかしながら、上記処理は、1個の現像露
光手段を用いていたため、露光手段の露光速度速度に依
存した速度以上の速度は望めない。
【0026】昨今では、より高速な画像形成に適用する
ことが望まれており、上記構成にした場合には自ずとそ
の限界があることがわかる。そこで、複数の露光手段を
使うことが考えられるが、複数の信号を並列処理で、上
記階調変換処理しなければならない。つまり、マルチビ
ームレーザ素子を使う時には、信号処理のリアルタイム
性が制御上重要であり、上記処理回路をそのまま複数並
べるのでは高価になる問題点が残る。特に、誤差拡散処
理を乱数を用いて実行するとき、用いる乱数生成回路と
しては、多数のシフトレジスタを用いる必要があり、そ
れを複数用いることは、回路サイズの増大を招き、ま
た、互いに異なる乱数生成回路を用いると、相互の相関
関係が分からなくなる問題がある。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる問題点に
鑑み成されたものであり、一度に複数ラインの処理を行
なうに当たり、その回路規模を少なくして乱数による2
値化処理を行なうことが可能な画像処理装置及びその制
御方法を提供しようとするものである。
【0028】この課題を解決するため、本発明の画像処
理装置は以下に示す構成を備える。すなわち、入力画像
データに対して乱数を重畳させて2値化する画像処理装
置であって、複数ビットの乱数を発生する共有の乱数発
生手段と、複数ラインの画像データをパラレルに入力す
る入力手段と、入力した各ライン毎の画像データに対し
てそれぞれ2値化する複数の2値化手段と、該2値化手
段で2値化する際に使用する乱数として、前記乱数発生
手段で発生する乱数のビット位置と当該ビットに対する
積算計数の組み合わせを変えてそれぞれの2値化手段に
供給する手段とを備える。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る実施形態を詳細に説明する。
【0030】なお、実施形態における装置では、基本的
な構成は図1及び図2に示す通りであるものとする。但
し、カラー/モノクロ変換部303から複数のデータが
出力され、それらの複数のデータを処理できるように階
調変換処理部304の構成を替えた。そのため、他の部
分での信号処理の概略は、説明が重複するので、その説
明を省略する。
【0031】図1に実施形態における階調変換処理部の
詳細なブロック図を示す。
【0032】同図に示した階調変換処理部における乱数
加算部801は、n本のラインの画像データ(Vide
o信号−0〜Video信号−n-1:mビット、(M−
1)レベル)を入力し、各々に乱数が加算して、VR−
0〜VR−n-1を出力する。
【0033】この乱数加算部801の構成を示すのが図
6である。同図において、501,502,504はフ
リップフロップ、503,506−0〜506−n-1は
排他的論理和回路(XOR回路)、509−0〜509
−n-1は乗算器、510−0〜501−n-1はAND回
路、505は符号データ生成部、508は乱数生成部、
507−0〜507−n-1は符号決定部、511−0〜
511−n-1は加算器、512はインバータである。
【0034】まず、主走査方向(X方向)毎に信号を発
生するHsyncとVideoクロック(Video
CK)がフリップフロップ501,502へそれぞれ入
力され、図8に示す様に、排他的論理和503の出力s
ig1とその反転出力sig1’のタイミングで信号を
発生する。sig1は偶数ラインで発生する信号、si
g1’は奇数ラインで発生する信号を現している。図8
のsig1とsig1’は、図7に示した“+,−,
−,+,−,…”の部分で発生する信号に対応してい
る。本実施形態ではこの出力タイミングにより、2次元
的に千鳥状に信号を生成する構成となっている。sig
1は、フリップフロップ504を介して2分周され、符
号データ生成部505と乱数生成部508へタイミング
信号として、図8のsig2のタイミングで入力され
る。これは、図7の○で囲んだ左側の部分で信号を発生
することを意味している。つまり、偶数ラインでは、3
画素を飛ばして乱数信号を発生する。そして、奇数ライ
ンは、偶数ラインより1画素ずれた位置から3画素飛ば
しで乱数信号を発生することを意味している。従って、
乱数発生部508では、フリップフロップ504の信号
に同期して、3画素飛ばしに各ラインに対して独立の0
から31の乱数を生成する。また、乱数発生部508か
ら出力された乱数値は、乗算器509−0〜509−n-
1で符号決定部507−0〜507-n-1からの信号と演
算が行われる。
【0035】符号データ生成部505の信号値は、排他
的論理和回路506−0〜506−n-1に供給され、フ
リップフロップ504からの信号と論理演算された後、
符号決定部507−0〜507−n-1へ入力される。こ
の符号決定部507−0〜507−n-1では、排他的論
理和回路506−0〜506−n-1からの信号が“1”
のときは、“−1”を出力し、“0”のときには“1”
を出力する構成となっている。
【0036】以上述べた構成により、乱数加算部801
では、符号決定部507−0〜507−n-1と乱数生成
部508からの出力信号を509−0〜509−n-1で
演算して、偶数ラインはsig1との論理和、奇数ライ
ンはsig1’との論理和をとることにより、図7に示
したような、偶数ラインと奇数ラインとで1画素ずらし
た1画素飛ばしの千鳥状に乱数値を正負もしくは負正の
組で発生させることができる。
【0037】アンド回路510−0〜510−n-1で
は、文字信号が入力されない時のみ(その論理レベルが
lowのときのみ)、換言すれば文字以外の階調性の画
像データの場合に、乗算器509−0〜509−n-1か
ら得られる乱数値を503からの信号を出力する。乗算
器511−0〜511−n-1は、入力されたVideo
信号−0〜Video信号−n-1に対してアンド回路5
10−0〜510-n-1からの値を加算し、それをVR_
0〜VR_n−1として出力する。
【0038】なお、注目している画像データが文字や線
画である場合には、加算器511−0〜511−n-1は
加算する値が“0”になるので、結果的に何も処理しな
いで、出力することになる。また、文字線画か、階調画
像かの判定であるが、例えば適当な画素ブロック内の画
素値を参照し、その内部に極端に濃度の低い画素と濃い
画素のみ、或いはいずれか一方しか存在しない場合には
文字線画として判定すれば良い。この技術そのものは、
公知であるので、ここでのこれ以上の説明は省略する。
【0039】乱数発生部508は、図9に示すようなm
系列のシフトレジスタ符号系列発生器を用いている。こ
れは、構成するシフトレジスタの段数をNとすると2N
−1を周期とする擬似乱数を簡単なハードウェアで容易
に発生できる。本構成では、A3原稿を400dpiで
処理をしても周期性が現れないようにするために25段
の1bitシフトレジスタにより構成した。
【0040】本乱数発生器は、初期化でp[ii]:(0≦
ii≦25)のレジスタに“0”を書込み、p[12]のレ
ジスタのみに“1”を設定する。そして、乱数値を出力
する前に、毎回 p[0]=((p[25]^p[24]^p[23]^p[22])&
1) の演算を行い、例えば 乱数−0=p[17]*16+p[18]*8+p[19]*4+p
[20]*2+p[21]* 乱数−1=p[4]*16+p[5]*8+p[6]*4+p[7]*
2+p[8] : のように、26個のレジスタの出力から所望とする5つ
の出力を選択して(但し、同じ順序にはしない)、乱数
−0から乱数−n-1までのn個の各ラインに対して独立
の0〜31の乱数値を出力する構成としている。
【0041】図1に戻り説明を続ける。乱数加算部80
1から出力された信号VR−0〜VR−n-1は、各々デ
ィレイ回路808−0〜808−n-1を経由して、エラ
ー出力部−0〜エラー出力部−n-1に供給される(エラ
ー出力部−1〜エラー出力部−n-1は、エラー出力部−
0と同様の構成である)。ディレイ回路は、注目画素に
対する周辺画素の誤差拡散部の加算処理を遂行するため
に、上位ラインのエラー出力部からのエラー(誤差)出
力に同期するためにために遅延する(例えば、上位ライ
ン:0ラインならば、その下位ラインは1ラインとな
り、上位ラインで発生したエラー(誤差)が下位のライ
ンのエラ−出力部に供給する)。尚、FIFO807に
記憶されているエラーデータは0ラインに対する上位ラ
インのデータとなる。
【0042】本実施形態においては、ディレイ回路80
8−0は、FIFO807から出力されるエラー出力−
n-1’がエラー出力部−0へ入力されるタイミングより
もVideo clkの4クロック分遅れて、0ライン
の乱数加算部の出力がエラー出力部−0に入力されるよ
うに構成されており、ディレイ回路808−1〜808
−n-1は、各々のラインの乱数加算部からの出力がVi
deo clkの5クロック分遅れて、各々のラインの
エラー出力部に入力されるように、構成されている。
【0043】そして、エラー出力部−0〜エラー出力部
−n-1に入力されたVR信号に対して、その周辺の画素
の誤差値と直前の2画素分の誤差値が所定の演算によっ
て注目画素VRデータに足しこまれる。
【0044】図10は注目画素位置に足し込むための誤
差配分マトリックスを示し、図11は誤差加算部802
−0の構成を示している。他のエラー出力部も同様の構
成をしている。
【0045】2値化806−0とFIFO807とカラ
ーの補正信号を用いて濃度補正され、誤差加算部802
−1〜802−n-1(各々、エラー出力部−0〜エラー
出力部−n-1に存在。図示せず)では、各々、2値化8
06−1〜806−n-1(各々、エラー出力部−0〜エ
ラー出力部−n-1に存在。図示せず)と、上位ラインか
らのエラー出力を用いて、濃度補正される。
【0046】図11において、706,712,71
3,714,715,716,721,726はラッチ
回路、707,708,709,710,711,72
2,723は乗算器、717,718,719,72
0,724,725,702,705は加算器および減
算器、701は定数の“255”を加算する定数加算
器、703,704は演算器である。
【0047】まず、FIFO807と2値化回路806
からの信号をラッチ706および721へ入力して集積
誤差を求めた後、加算器701からの信号値を減算器7
02で減算処理を行う。この加算器701からの信号
は、負の値をなくすために、入力Video信号に“+
255”の演算を行っている。つまり、これにより、V
ideo信号の振幅は、0から510の間になる。とこ
ろで、集積誤差を求める乗算器707,708,70
9,710,711での演算は、図10に示した0,
3,4,3,1」の係数を用いている。つまり、図示の
マトリックス全体の合計値は“17”になるので、例え
ば注目画素の直前ラインの同位相の画素位置の集積度合
は“4”であるので、その位置で発生した誤差値に4/
17を乗算することになる。同様に、乗算器722,7
23では、図示の如く「4,2」の係数を用いているの
で、それぞれの画素位置で発生した誤差に対して4/1
7、2/17を乗算することになる。以上の結果、結果
的に加算器725では、注目画素位置に累積した誤差の
合計を算出した結果が演算されることになる。この値
は、減算器702に供給されることになる。
【0048】減算器702から出力された信号は、演算
器703で定数17で割る演算が行われ、その結果
(商:0〜30)を上位5ビットbufHとして出力す
る。また、定数17で割った余り0〜16を出力するた
め、演算する以前の値(減算器702からの出力)か
ら、先に求めた上位5ビットに“17”を乗算した結果
を減じる。この減算する値を算出しているのが乗算器7
04と減算器705である。
【0049】本構成の特徴は、演算部703に於て入力
データを予め17で割ると、商bufHが0〜30にな
る為、加算部805で“bufH−15”の演算をした
結果が、絶対値で15(L(16)レベル)になり、2
55((M−1)レベル割る15((L−1)レベル)
=17の演算で求められる17の値に誤差拡散係数の総
和をあわせてある。このような構成にすることにより、
集積誤差を求める演算部での割り算が省略できるだけで
なく、演算部703で入力信号のビット数を減らすこと
により、図1に示したFIFO807のメモリ量を減ら
すことが可能となる。もちろん、Video信号の濃度
が保存されるのはいうまでもない。
【0050】尚、図示はしていないが、誤差加算部80
2−0へ文字信号が入力された場合、図10に示したよ
うな誤差拡散係数を切り換えるような構成となってい
る。つまり、本実施形態では、文字信号が入力された場
合は、誤差拡散係数がほぼどれも同じ値になっており、
係数の総和が17になっていることを特徴とする。
【0051】図1に戻り説明を続ける。エラー出力部−
0において(エラー出力部−1〜エラー出力部−n-1に
ついても同様)、誤差加算部802−0から出力された
下位5ビットの信号bufL−0は、比較器803−0
に入力され、比較部データ発生部804からの信号(0
〜16)と比較される。もし、bufL−0の信号値の
方が、比較データ発生部804からの信号より大きい場
合は、比較器803−0から“1”のBL信号を発生さ
せ、逆に、小さい場合は、“0”のBL信号を発生する
構成となっている。尚、比較データ発生部804のハー
ド構成は、図9に示したものと同様である為、ここでは
説明を省略する。
【0052】加算部805−0では、誤差加算部802
−0の上位5ビットのbufH信号と比較器803−0
のBL信号が加算され、さらに定数15で減算した結果
を、2値化部806−0へ出力する。ここで、定数15
を減じたのは、誤差加算部802で定数255を加算し
た為であり、255/17=15演算によって得られた
定数15を引いている。また、255/17の17とい
う値は、誤差加算部802−0の内部の図11の演算部
703で用いている“÷17”から得られたものであ
る。2値化部806−0では、しきい値0より、大きい
か小さいかのみの判断を行っている。例えば、もし、し
きい値0より、入力データが大きい場合は“1”を出力
して、発生する量子化誤差4ビットをメモリによりその
まま保持する。この時の量子化誤差は“入力データ−1
5”で演算される。また、しきい値0より、入力データ
が小さい場合は、0を出力し、同様に発生する量子化誤
差4ビットをメモリにそのまま保持する構成となってい
る。この時の量子化誤差は、“入力データ−0”で演算
される。この構成での注目する点は、ビットを減らして
演算した誤差値をそのままメモリに保持し、階調変換部
の多値信号を扱う冒頭部分の誤差加算部802−0に集
積誤差演算をした補正信号値をフィードバックさせるこ
とである。
【0053】以上説明してきたような処理を行った信号
値は、Video信号として画像処理部から出力され、
プリンタ部から出力される構成となっている。プリンタ
部には、入力した2値データの個数分のレーザ発光素子
及びその駆動回路を備えれば良いので、ここでの説明は
省略する。
【0054】<第2の実施形態>次に、図9の乱数発生
部の回路で生成する異なった乱数の組み合わせの例につ
いて説明する。
【0055】生成する乱数をSH1,SH2,…SHN
とする。
【0056】いま、 SH1=p[17]*16+p[18]*8+p[19]*4+p
[20]*2+p[21] とすると、SH1以外の乱数も、上記p[17]〜p[2
1]より生成する 具体的には、p[17]〜p[21]に集積される係数の組
み合わせが、お互いに異なるよう構成する。例えば、2
個の乱数が必要な2ライン処理の場合には、 SH2=p[17]+p[18]*2+p[19]*8+p[20]*
4+p[21]*16 のようにすればよい。その場合、Nは係数の個数の順列
組み合わせで決まる最大値となる。
【0057】<第3の実施形態>次に、乱数部のシフト
レジスタの出力の異なったビット位置のデータで生成す
る乱数の組み合わせの例について説明する。
【0058】生成する乱数を、SH1,SH2,…SH
Nとする。
【0059】いま、 SH1=p[17]*16+p[18]*8+p[19]*4+p
[20]*2+p[21] とすると、SH1以外の乱数は、上記p[17]〜p[2
1]以外の組み合わせで生成する。具体的には、 SH2=p[12]+p[13]*2+p[14]*8+p[15]*
4+p[16]*16 SH3=p[11]+p[9]*2+p[7]*8+p[6]*4+p
[5]*16 のようにすればよい。
【0060】以上説明したように本実施形態によれば、
複数の画像信号をリアルタイムで同時に1個の乱数生成
回路を用い、2ライン同時に前記乱数生成回路で生成し
た乱数を用いた誤差拡散処理を実施できるようにしたも
ので、コストを下げ、また、回路構成を簡単にする効果
が生じる。また乱数同士の相関も、必要に応じて選ぶこ
とのできる効果がある。
【0061】なお、実施形態では上記の如く複写機に適
用した場合を説明したが、ホストコンピュータとイメー
ジスキャナとプリンタで構成されるシステムに適用して
も良い。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
度に複数ラインの処理を行なうに当たり、その回路規模
を少なくして乱数による2値化処理を行なうことが可能
になる。
【0063】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における階調変換処理部のブロック構
成図である。
【図2】画像処理装置の全体ブロック構成図である。
【図3】図2における画像処理部のブロック構成図であ
る。
【図4】1ライン単位の階調画像処理部のブロック構成
図である。
【図5】図4における誤差集配部407における誤差集
配用の係数分布を示す図である。
【図6】図1における乱数加算部801のブロック構成
図である。
【図7】図6における乱数生成部508の乱数発生タイ
ミングを示す図である。
【図8】図6における主要信号のタイミングチャートを
示す図である。
【図9】図6における乱数生成部のブロック構成図であ
る。
【図10】図1における誤差集配部407における誤差
集配用の係数分布を示す図である。
【図11】図1における誤差加算部802のブロック構
成図である。
【符号の説明】
801 乱数加算部 802 誤差加算部 803 比較器 804 比較データ発生部 805 加算部 806 2値化器 807 FIFO

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像データに対して乱数を重畳させ
    て2値化する画像処理装置であって、 複数ビットの乱数を発生する共有の乱数発生手段と、 複数ラインの画像データをパラレルに入力する入力手段
    と、 入力した各ライン毎の画像データに対してそれぞれ2値
    化する複数の2値化手段と、 該2値化手段で2値化する際に使用する乱数として、前
    記乱数発生手段で発生する乱数のビット位置と当該ビッ
    トに対する積算計数の組み合わせを変えてそれぞれの2
    値化手段に供給する手段とを備えることを特徴とする画
    像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記2値化手段は誤差拡散に基づいて2
    値化することを特徴とする請求項第1項に記載の画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記乱数発生手段は、シフトレジスタ符
    号系列発生器で構成され、発生した乱数の異なるビット
    位置の複数組のデータを用いて各ライン毎の乱数を発生
    することを特徴とする請求項第1項に記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 入力画像データに対して乱数を重畳させ
    て2値化する画像処理装置の制御方法であって、 複数ビットの乱数を発生する共有の乱数発生工程と、 複数ラインの画像データをパラレルに入力する入力工程
    と、 入力した各ライン毎の画像データに対してそれぞれ2値
    化する複数の2値化工程と、 該2値化手段で2値化する際に使用する乱数として、前
    記乱数発生手段で発生する乱数のビット位置と当該ビッ
    トに対する積算計数の組み合わせを変えてそれぞれの2
    値化手段に供給する工程とを備えることを特徴とする画
    像処理装置の制御方法。
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