JPH10193203A - スローアウェイチップおよびその製造方法 - Google Patents

スローアウェイチップおよびその製造方法

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JPH10193203A
JPH10193203A JP173697A JP173697A JPH10193203A JP H10193203 A JPH10193203 A JP H10193203A JP 173697 A JP173697 A JP 173697A JP 173697 A JP173697 A JP 173697A JP H10193203 A JPH10193203 A JP H10193203A
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flank
cutting blade
blade member
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JP173697A
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Inventor
Yasunori Murakami
靖典 村上
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に切刃19の再研磨の際の研削砥石の目詰
まりや研削クラックを防止できるとともに、切刃部材1
4の成形が容易であり、また切刃19の欠損を防止で
き、さらには一般的なチップの金型を流用することを可
能とする。 【解決手段】 台金11のコーナ部12に、超硬合金等
の硬質焼結体16とダイヤモンドやCBN等の超高硬度
焼結体17とを層状に成形して成る切刃部材14を、こ
の切刃部材14の逃げ面部分18が台金11の逃げ面部
分20よりも外側に突出するようにして固着し、この切
刃部材14の逃げ面部分18に、台金11の逃げ面部分
20に平行に延びて切刃19に連なるネガ逃げ面21
と、このネガ逃げ面21を間に切刃19とは反対側に配
置され、切刃19側に向かうに従い台金11の逃げ面部
分20に対して漸次外側に突出するように傾斜するポジ
逃げ面22とを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、台金のコーナ部
に、超硬合金等の硬質焼結体とダイヤモンドやCBN等
の超高硬度焼結体とから成る層状の切刃部材を固着した
スローアウェイチップ(以下、チップと略称する。)お
よびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のチップにおいては、一般的に図
11および図12に示すようなものが用いられている。
これらの図に示すチップは、超硬合金よりなる四角形平
板状の台金1のコーナ部2に凹部3が形成され、この凹
部3に、超硬合金等の硬質焼結体4とダイヤモンドやC
BN等の超高硬度焼結体5とを層状に一体焼結した層状
焼結体より成る切刃部材6が、その超高硬度焼結体5の
部分をチップ上面側に向けてろう付け等により固着され
て成るもので、こうして切刃部材6を固着した上で、切
刃部材6の逃げ面部分7と台金1の逃げ面部分8とを面
一になるように研削することにより、上記超高硬度焼結
体5の稜線部に切刃9が形成されるようになされてい
る。
【0003】ところが、このようなチップでは、上記切
刃9を形成する際や、切刃9に摩耗が生じたときに切刃
9を再研磨する際に、切刃部材6の逃げ面部分7ととも
に台金1の逃げ面部分8をも一緒に研削することになる
ため、研削に用いる砥石に目詰まりが生じ易く、またチ
ップにも研削クラックが発生し易いといった問題があ
る。そこで、このような問題を解消するため、例えば特
開昭62−24902号公報や特開平8−192305
号公報などに、上記切刃9が台金1の逃げ面部分8より
も外側に突出した位置に形成されたチップが提案されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図13および図14に
示すチップは、上記特開昭62−24902号公報に基
づくものであって、台金1のコーナ部2に固着される切
刃部材6の逃げ面部分7は、切刃9が形成される超高硬
度焼結体5の部分が超硬合金より成る硬質焼結体4の部
分よりも外側に突出するように段差をもって形成されて
おり、台金1の逃げ面部分8はこの硬質焼結体4におけ
る逃げ面部分7に面一となるように形成されている。と
ころが、このような構成のチップでは、切刃9の直下に
は超高硬度焼結体5が配されるだけであって硬質焼結体
4や台金1による支持がなく、このため切削時に過大な
負荷や衝撃的負荷が切刃9に作用した場合には、硬度が
高いが故に脆性傾向も強い超高硬度焼結体5に形成され
た切刃9が欠損したりするおそれがある。
【0005】また、このチップでは、切刃部材6の逃げ
面部分7に上述のような段差を付けなければならない
が、例えばこの公報に記載されているように、別々に焼
結成形された硬質焼結体4と超高硬度焼結体5とをホッ
トプレスして一体結合することにより、このような段差
の付いた切刃部材を形成した場合では、層状焼結体とし
て一体焼結された切刃部材に比べて結合強度が弱く、超
高硬度焼結体5が剥離するおそれがある。他方、大径円
板状に一体焼結成形された層状焼結体(いわゆる丸ブラ
ンク)から必要な大きさに切断された切刃部材に上述の
ような段差を形成するには、多大な労力と時間とを要す
る結果となる。
【0006】一方、図15および図16に示すチップ
は、特開平8−192305号公報に基づくものであ
り、台金1のコーナ部2に固着された切刃部材6は、そ
の逃げ面部分7が、超高硬度焼結体5から硬質焼結体4
の部分に亙って面一に形成されるとともに、台金1の逃
げ面部分8よりも外側に突出するようにされており、そ
の突出量δは0.05mm〜0.5mmとされている。しか
るに、このチップでは、上述したチップのような切刃部
材6に段差を付ける際の問題点は解消するが、特に切刃
9を再研磨する際には、切刃部材6の逃げ面部分7にお
ける硬質焼結体4の部分も研削されてしまうため、研削
砥石の目詰まりや研削クラックが生じるおそれが拭えな
い。さらに、この公報に記載のチップでは、チップ製造
上の経済性を追求するあまり上記突出量δが0.05mm
以上と大きく、切刃9に作用する負荷を台金1が吸収す
ることが期待できないため、過大な負荷や衝撃的負荷が
作用した場合に切刃9に欠損が生じるおそれも拭えな
い。
【0007】また、このようなチップを設計する際、切
刃9の寸法を基準として同じ大きさの切刃9を設けよう
とすると、上記図15および図16に示したように切刃
9が台金1の逃げ面部分8よりも外側に突出したチップ
では、図11および図12に示した一般的なチップに対
し、台金1の大きさを突出量δ分だけ一回り小さく形成
しなければならない。ここで、かかる超硬合金製の台金
1を製造する際には、周知の通り超硬合金素材となるW
C粉末やCo粉末を金型に充填してプレスし、こうして
得られた圧粉体を炉内に装入して焼結させるのである
が、上記突出量δが小さい場合には、上記素材の組成や
配合を調整して圧粉体が焼結の際の収縮率を大きくする
ことにより、図11および図12に示した一般的なチッ
プの台金1用の金型を流用して一回り小さな台金1を焼
結成形することができる。しかし、突出量δが0.05
mm以上と大きいと、最早このような超硬合金素材の組成
や配合を調整するだけでは所定の台金1を成形すること
はできず、たとえ成形できたとしても著しい品質の劣化
を招くことになる。このため、結果的に金型自体を一回
り小さなものに変える必要が生じ、甚だ不経済なことと
なる。
【0008】本発明は、このような事情を鑑みてなされ
たもので、上述のような層状焼結体の超高硬度焼結体部
分に切刃が形成されたチップにおいて、切刃形成の際は
勿論のこと、特に切刃の再研磨の際の研削砥石の目詰ま
りや研削クラックを防止できるとともに、切刃部材の成
形が容易であり、また切刃の欠損を防止でき、さらには
一般的なチップの金型を流用することが可能なチップお
よびその製造方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、か
かる目的を達成するために、本発明のチップは、台金の
コーナ部の少なくとも一つに、超硬合金等の硬質焼結体
とダイヤモンドやCBN等の超高硬度焼結体とを層状に
成形して成る切刃部材が固着され、この切刃部材の上記
超高硬度焼結体部分に設けられたすくい面の辺稜部に切
刃が形成されて成るチップにおいて、上記切刃部材の逃
げ面部分に、上記台金の逃げ面部分に平行に延びて上記
切刃に連なるネガ逃げ面と、このネガ逃げ面を間に上記
切刃とは反対側に配置され、上記切刃側に向かうに従い
上記台金の逃げ面部分に対して漸次外側に突出するよう
に傾斜するポジ逃げ面とを形成したことを特徴とするも
のである。
【0010】しかるに、このような構成のチップによれ
ば、上記切刃部材の逃げ面部分が、切刃に連なる超高硬
度焼結体側のネガ逃げ面と、これに連なり台金の逃げ面
部分に対して傾斜する硬質焼結体側のポジ逃げ面とから
形成されており、すなわち切刃が形成される超高硬度焼
結体側のネガ逃げ面部分が、この超高硬度焼結体部分よ
りは靱性に富む硬質焼結体側のポジ逃げ面部分によって
支持されるので、切刃に過大な負荷や衝撃的な負荷が作
用した場合でも、これを上記硬質焼結体部分によってあ
る程度吸収することができ、切刃の欠損を防ぐことがで
きる。そして、その一方で、この切刃部材の逃げ面部分
は、上記ポジ逃げ面によりその台金の逃げ面部分側が、
切刃側に向かうに従い漸次外側に突出するように傾斜し
ているので、特に切刃を再研磨する際において、上記ネ
ガ逃げ面部分のみを例えば台金の逃げ面部分に平行な方
向に研削して切刃を再形成するようにすればよく、これ
により台金の逃げ面部分を研削することなく、また切刃
部材の硬質焼結体部分の研削量も少なく抑えることがで
きる。
【0011】ここで、上記切刃部材の逃げ面部分が上記
台金の逃げ面部分に対してなす傾斜角は1.5°以下に
設定されるのが望ましい。これは、この傾斜角が1.5
°を上回ると、相対的にネガ逃げ面の幅がポジ逃げ面に
対して大きくなって再研磨の際の硬質焼結体部分の研削
量の削減が十分に図られなくなるおそれが生じるからで
ある。また、上記切刃部材の逃げ面部分は、その全体を
台金の逃げ面部分に対して外側に突出させるように形成
してもよいが、そのような場合でも、この切刃部材の逃
げ面部分において上記台金の逃げ面部分に最も接近する
位置、すなわち切刃部材のすくい面とは反対側の底面と
上記ポジ逃げ面との交差稜線部における当該台金の逃げ
面部分からの突出量は0.05mm未満とされるのが望ま
しい。これは、この切刃部材の逃げ面部分が上述のよう
に傾斜している関係上、この突出量が0.05mm以上と
なると、台金の逃げ面部分に対する切刃の突出量は必ず
0.05mmを上回ることとなり、上記図15および図1
6に示されたチップと同様に、過大な負荷や衝撃的負荷
が作用した場合に切刃の欠損が十分に防止できなくなる
おそれがあるからである。
【0012】一方、本発明のチップの製造方法は、超硬
合金等の硬質焼結体とダイヤモンドやCBN等の超高硬
度焼結体とを層状に成形して成る切刃部材を形成し、こ
の切刃部材の逃げ面部分を上記超高硬度焼結体部分に設
けられるすくい面側に向かうに従い漸次外側に突出する
ように傾斜させて成形して該切刃部材の逃げ面部分にポ
ジ逃げ面を形成するとともに、この切刃部材を台金のコ
ーナ部の少なくとも一つに、上記切刃部材の逃げ面部分
が上記台金の逃げ面部分よりも外側に突出するようにし
て固着し、しかる後、この切刃部材の逃げ面部分のうち
上記すくい面側の部分を上記台金の逃げ面部分に平行に
成形してネガ逃げ面を形成し、このネガ逃げ面と上記す
くい面との交差稜線部に切刃を形成することを特徴とす
る。従って、切刃部材の逃げ面部分に段差を設けたりす
る必要がなく、また、切刃部材の逃げ面部分が台金の逃
げ面部分よりも外側に突出しているので、この逃げ面部
分の研削の際に台金の逃げ面部分が研削されることもな
く、このため容易に切刃を台金の逃げ面部分に対して突
出した位置に形成して上記チップを製造することができ
る。
【0013】ここで、上記ポジ逃げ面を形成するに際し
ては、一つにこのポジ逃げ面を、上記硬質焼結体と超硬
硬度焼結体とを層状に焼結して成る層状焼結体から上記
切刃部材を形成する際に形成するようにしてもよい。す
なわち、上述したように、このような層状の切刃部材
は、大径円板状に一体焼結成形された丸ブランクと称す
る層状焼結体から必要な大きさに切断されて成形される
ので、この切断の際に上記ポジ逃げ面が形成されるよう
に、切刃部材の逃げ面部分となる面を斜めに形成してお
けば、その後のポジ逃げ面の成形を省略、あるいは大幅
に簡略化することができる。他方、このポジ逃げ面を、
上記切刃部材を上記台金のコーナ部に固着した後に形成
するようにしてもよく、この場合には、層状焼結体から
の切刃部材の切断が容易であるとともに、当該ポジ逃げ
面を精度よく形成することができるという利点を有す
る。
【0014】また、上記切刃部材の逃げ面部分は、上記
ポジ逃げ面が上記台金の逃げ面部分に対してなす傾斜角
が1.5°以下となるように研削するのが望ましい。こ
れは、この傾斜角を1.5°を上回るほど大きいと、上
述のように切刃部材を台金に固着した後にポジ逃げ面を
形成する場合に、研削砥石が台金の逃げ面部分に干渉し
てしまうおそれがあるとともに、相対的にネガ逃げ面の
幅が大きくなって硬質焼結体の研削量が十分に抑制され
なくなるおそれがあるからである。また、この切刃部材
の逃げ面部分は、その全体が台金の逃げ面部分に対して
外側に突出するように形成されていてもよく、この場合
には上記研削砥石による台金の逃げ面部分への干渉をよ
り確実に防止することができるが、そのような場合にお
いても、上記切刃部材の逃げ面部分において上記台金の
逃げ面部分に最も接近する位置における当該台金の逃げ
面部分からの突出量は0.05mm未満とするのが望まし
い。これは、この切刃部材の逃げ面部分が台金の逃げ面
部分に最も接近する位置における突出量が0.05mm以
上ともなると、製造されたチップにおいて上述のように
台金の逃げ面部分に対する切刃の突出量も必ず0.05
mmを上回り、切刃の欠損が十分に防止できなくなるおそ
れがあるからである。
【0015】ところで、特にこのように上記傾斜角を
1.5°以下としたり、上記突出量を0.05mm未満と
した場合には、台金の逃げ面部分に対する切刃の突出量
も小さく抑えることができるため、本発明の製造方法に
よれば、上述した一般的なチップの台金を形成するため
の金型を、そのまま流用することが可能となる。すなわ
ち、上記構成のチップでは、切刃を基準としてチップを
設計する際、切刃の寸法を同じとすると、その台金は、
切刃部材の逃げ面部分と台金の逃げ面部分とが面一とさ
れた一般的なチップの台金よりも一回り小さなものとな
るが、上記チップの製造方法では、上述のように切刃が
台金の逃げ面部分に対して突出する突出量が小さく抑え
られることにより、台金を超硬合金等の焼結体により形
成する場合には、この焼結する圧粉体の素材の組成や配
合を調整して焼結時の収縮率を小さくすることで、品質
を劣化させることなく、上述のような一回り小さな台金
を得ることができる。従って、上記製造方法によれば、
上記一般的なチップの台金を形成するための金型を、そ
のまま流用することが可能となるのである。
【0016】
【発明の実施の形態】図1および図2は、本発明のチッ
プの一実施形態を示すものである。これらの図に示すよ
うに、本実施形態のチップは菱形平板状のネガティブチ
ップであって、超硬合金より成る台金11の上面が菱形
をなしてすくい面とされるとともに、側面がこの上面に
直交するように形成されて逃げ面とされ、この台金11
の菱形をなす上面の鋭角をなす1つのコーナ部12に、
この上面から一段凹むように凹部13が形成されてお
り、この凹部13に略三角形平板状の切刃部材14が接
合されて固着された構成とされている。また、この台金
11には、当該チップをバイト等の工具本体に取り付け
るための取付穴15が、菱形をなす上下面の中央部を貫
くように形成されている。
【0017】上記切刃部材14は、超硬合金より成る硬
質焼結体16とダイヤモンドやCBNを主成分とする超
高硬度焼結体17とを層状に一体焼結成形した層状焼結
体より成るものであって、この超高硬度焼結体17の部
分を上向きにして上記凹部13にろう付けされることに
より台金11に固着されている。ここで、この切刃部材
14の上面は台金11の上面に面一とされており、この
切刃部材14のすくい面とされる上面と、これに交差す
る切刃部材14の側面、すなわち切刃部材14における
逃げ面部分18との交差稜線部には、切刃19が形成さ
れている。そして、この切刃部材14の逃げ面部分18
は、超高硬度焼結体17の部分が、すくい面とされる上
面に垂直な方向、すなわち台金11の逃げ面部分20に
平行な方向に形成されて、ネガ逃げ面21とされてお
り、一方、これよりも下面側の硬質焼結体16の部分
は、上記台金11の逃げ面部分20に対して切刃19側
に向かうに従い漸次外側に突出するように傾斜して形成
され、ポジ逃げ面22とされている。従って、本実施形
態では、切刃19の刃先角は90°となって上述のよう
にネガティブチップとなるとともに、上記ネガ逃げ面2
1とポジ逃げ面22との交差稜線部は、超高硬度焼結体
17と硬質焼結体16との境目の上に位置することとな
る。
【0018】さらに、本実施形態では、上記切刃部材1
4の逃げ面部分18は、全体的に台金11の逃げ面部分
20から一段外側に突出するように形成されており、こ
の切刃部材14の逃げ面部分18のうち、最も台金11
の逃げ面部分20に接近した位置、すなわち切刃部材1
4の下面と上記ポジ逃げ面22との交差稜線部23は、
本実施形態では上記台金11の逃げ面部分20に対する
突出量εが0.05mm未満となるように設定されてい
る。また、このポジ逃げ面22が台金11の逃げ面部分
20に対してなす傾斜角θは、本実施形態では1.5°
(1°30’)以下に設定されている。なお、このよう
に切刃部材14の逃げ面部分18が台金11の逃げ面部
分20に対して全体的に外側に突出し、しかもそのポジ
逃げ面22が切刃19側に向かうに従い漸次外側に突出
するように傾斜するのに伴い、この切刃19も台金11
の逃げ面部分20に対して外側に突出した位置に形成さ
れることとなるが、その突出量λは本実施形態では0.
06mm以下となるように設定されている。
【0019】次に、上記構成のチップを製造するための
本発明のチップの製造方法の一実施形態について説明す
る。本実施形態において、まず切刃部材14を製造する
には、この種のチップに固着される一般的な層状焼結体
製の切刃部材と同様に、円筒型容器内に硬質焼結体16
部分を構成する超硬合金の原料となるWC粉末およびバ
インダーとしてのCo粉末の均一混合粉末を充填して敷
き詰め、その上に超高硬度焼結体17部分の原料となる
ダイヤモンドやCBNの粉末およびCo粉末の均一混合
粉末を充填し、次いでこの容器を超高圧高温発生装置に
装入して高温高圧下で上記原料を焼結させ、超硬合金よ
り成る硬質焼結体16とダイヤモンドやCBNを主成分
とする超高硬度焼結体17とからなる大径円板状の層状
焼結体を形成する。そして、この層状焼結体を切断して
凹部13の底面よりもやや大きめの略三角形状の切刃部
材14を成形する。なお、この切断の際に、切刃部材1
4の逃げ面部分18となる側面を、硬質焼結体16部分
から超高硬度焼結体17部分に向けて漸次外側に突出す
るように傾斜させて形成しておいてもよい。
【0020】一方、台金11は、WC粉末およびCo粉
末の均一混合粉末を金型に充填プレスして台金11の原
型となる圧粉体を成形し、これを炉内に装入して焼結せ
しめることにより成形される。そして、この台金11の
上面のコーナ部12に形成された凹部13に、上記切刃
部材14を、その上記逃げ面部分18が全体的に台金1
1の逃げ面部分20から外側に突出するように配置し、
銀ろう等によりろう付けして固着する。次いで、この切
刃部材14の逃げ面部分18を研削して切刃19を形成
するのであるが、上述のように切刃部材14の切断の際
にポジ逃げ面22が形成されている場合には、この逃げ
面部分18のうち、超高硬度焼結体17の部分だけを、
台金11の逃げ面部分20に平行に研削すればよい。一
方、そうでない場合には、切刃部材14の逃げ面部分1
8のうち、硬質焼結体16側の部分を上記傾斜角θで研
削して上記ポジ逃げ面22を形成するとともに、超高硬
度焼結体17の部分を台金11の逃げ面部分20に平行
に、すなわちすくい面となる上面に垂直に研削して上記
ネガ逃げ面21を形成し、このネガ逃げ面21と上記上
面との交差稜線部に切刃19を形成すればよい。
【0021】しかるに、このようにして製造された本実
施形態のチップでは、まず切刃部材14の逃げ面部分1
8が台金11の逃げ面部分20に対して外側に突出して
いるので、この逃げ面部分18を研削砥石によって研削
して形成する際や、あるいは切刃19を再研磨する際な
どに、研削砥石が台金11の逃げ面部分20の接触して
目詰まりを起こしたり、チップに研削クラックが発生し
たりするような事態を未然に防止することができる。特
に、切刃19に摩耗が生じた場合にこの逃げ面部分18
を研削し直して切刃19を再研磨する際には、すくい面
となる上面に対して直角に、すなわち台金11の逃げ面
部分20に対して平行に、切刃部材14の逃げ面部分1
8を研磨して切刃19を再形成することになるが、この
とき研削砥石は、台金11の逃げ面部分20に接するこ
とがないのは勿論、切刃部材14の逃げ面部分18に対
しても、ポジ逃げ面22が形成されていることにより、
初めの再研磨のうちは硬質焼結体16の上側の部分のみ
を研削するだけで、再研磨毎に徐々にその研削幅が大き
くなってゆくこととなるので、図15および図16に示
したチップのように、初めの再研磨から切刃部材の逃げ
面部分全体を研削するような場合に比べ、その研削量を
小さく抑えることができ、従って研削砥石の目詰まりや
研削クラックをより効果的に防止することができるとと
もに、再研磨の際の研削作業の簡略化および作業時間の
短縮を図ることが可能となる。
【0022】さらに、本実施形態のチップでは、このよ
うに切刃部材14の逃げ面部分18に段差が付くことが
なく、超高硬度焼結体17部分のネガ逃げ面21に硬質
焼結体16部分のポジ逃げ面22が鈍角に交差して上記
逃げ面部分18が形成されている。しかも、このポジ逃
げ面22の台金11の逃げ面部分20に対する傾斜角θ
が1.5°以下とごく小さく設定されるとともに、台金
11の逃げ面部分20から突出するこの切刃部材14の
上記交差稜線部23の突出量εも0.05mm未満と小さ
く設定されていて、切刃19が形成される切刃部材14
の超高硬度焼結体17の部分が、これら硬質焼結体16
部分と台金11とによって支持された状態となってい
る。このため、切削時にこの切刃19に過大な負荷や衝
撃的な負荷が作用しても、超高硬度焼結体17よりは靱
性の高い上記硬質焼結体16部分や台金11により、こ
のような負荷をある程度分散させて吸収し、かかる負荷
が超高硬度焼結体17部分に集中するのを避けることが
でき、このような過大な負荷や衝撃的負荷による切刃1
9の欠損等を防止することが可能となって、チップ寿命
の延長を図るとともに安定した切削を促すことができ
る。しかも、切刃19に連なる逃げ面がネガ逃げ面21
であって切刃19には90°の刃先角が確保されるた
め、一層の切刃19の欠損防止を図ることが可能とな
る。
【0023】一方、本実施形態のチップの製造方法にお
いては、硬質焼結体16と超高硬度焼結体17とを層状
に成形した切刃部材14を形成し、この切刃部材14の
逃げ面部分18にポジ逃げ面22を形成するとともに、
切刃部材14を台金11のコーナ部12に固着し、さら
にこの切刃部材14の逃げ面部分18を形成しており、
特にポジ逃げ面22の傾斜角θを1.5°以下とごく小
さく、また交差稜線部23の突出量εを0.05mm未満
とやはりごく小さく設定することにより、同じ寸法の切
刃19を備えたチップを製造する場合には、図11およ
び図12に示したような切刃部材6の逃げ面部分7と台
金1の逃げ面部分8とが面一となる一般的なチップを製
造する場合において、この台金1を成形する際の圧粉体
成型用の金型をそのまま流用することが可能となる。
【0024】すなわち、上記傾斜角θおよび突出量εが
上述のようにごく小さく抑えられているので、切刃19
が台金11の逃げ面部分20に対してなす突出量λもご
く小さく抑えられ、これにより同寸法の切刃19を設定
した場合、本実施形態によるチップの台金11と上記一
般的なチップの台金1との寸法差も小さく抑えられる。
このため、当該台金11を成形する際の圧粉体の原料粉
末の組成や配合を適宜調整して、圧粉体の寸法は同じで
も、焼結の際の収縮率を、台金11を構成する超硬合金
の性質に支障を来さない範囲で大きくすることにより、
上記一般的チップの場合と同じ圧粉体成型用金型で、本
実施形態のチップの台金11用の圧粉体を成形すること
が可能となるのである。従って、本実施形態の製造方法
によれば、この台金11用の圧粉体を成形するための金
型を別に準備したりする必要がなく、すなわち新たな設
備投資が不要であるので、きわめて経済的である。ただ
し、このように圧粉体成型用の金型を流用するには、切
刃19が台金11の逃げ面部分20に対してなす突出量
λについても十分に小さく抑えられていることが望まし
く、本実施形態では上述のように0.06mm以下に設定
されている。
【0025】また、上記切刃部材14は、大径円板状の
上記層状焼結体から所定の寸法の三角形平板状に切断し
たものを台金11の上記凹部13に固着し、その逃げ面
部分18にネガ逃げ面21およびポジ逃げ面22を研削
によって形成すればよく、すなわち層状焼結体から切り
出した切刃部材14の逃げ面部分18に段差を付けたり
する必要がないので、その成形を容易とすることができ
る。しかも、この層状焼結体からの切断の際にポジ逃げ
面22を形成しておいた場合には、切刃部材14を固着
した後にネガ逃げ面21だけを形成すればよく、ポジ逃
げ面22については、必要ならば仕上の研削を施す程度
で十分であるので、かかる研削工程を大幅に簡略化する
ことが可能となる。
【0026】一方、切刃部材14を台金11に固着した
後に、これらネガ逃げ面21およびポジ逃げ面22を研
削により形成するようにしてもよく、その場合には、切
刃部材14の逃げ面部分18となる側面を傾斜させる必
要がないので、層状焼結体からの切断が容易となるとと
もに、ポジ逃げ面22を所定の傾斜角θおよび突出量ε
で精度よく形成することが可能となる。また、このよう
にして切刃部材14の逃げ面部分18を形成するにして
も、本実施形態では、この逃げ面部分18のポジ逃げ面
22と切刃部材14の下面との交差稜線部23が、台金
11の逃げ面部分20に対して突出量εで外側に突出し
ており、このためポジ逃げ面22の傾斜方向に沿って上
記交差稜線部23と台金11の逃げ面部20との間に間
隙が画成されるので、ポジ逃げ面22を研削する際に、
研削砥石が台金11の逃げ面部分20に干渉してしまう
のを防ぐことができる。
【0027】なお、本実施形態では、上述のように切刃
部材14の逃げ面部分18を全体的に台金11の逃げ面
部分20に対して外側に突出するようにして、この逃げ
面部分18において最も台金11の逃げ面部分20に接
近する上記交差稜線部23が当該逃げ面部分20に対し
て突出量εで突出し、これにより切刃部材14の逃げ面
部分18と台金11の逃げ面部分20とが切刃部材14
の下面を介して不連続に連なるようにされているが、こ
れを図3に示すように、上記突出量εを0として、切刃
部材14の逃げ面部分18のポジ逃げ面22と台金11
の逃げ面部分20とが直接的に連続して連なるようにし
てもよい。しかるに、このようなチップにおいても、上
記ポジ逃げ面22は切刃19側に向かうに従い台金11
の逃げ面部分20に対して漸次突出するように傾斜して
いるため、切刃19は上記逃げ面部分20に対して外側
に突出した位置に形成されて、図1および図2に示した
チップと同等の効果が得られる上、特に切刃部材14の
下面全体が台金11の凹部13に密着して支持されるの
で、切刃19に作用する負荷をより確実に吸収して切刃
19の欠損をさらに効果的に防止することが可能とな
る。また、本実施形態では、切刃部材14の逃げ面部分
18において、ネガ逃げ面21とポジ逃げ面22との交
差稜線部が、ちょうど超高硬度焼結体17と硬質焼結体
16との境目部分に位置しているが、これよりもいずれ
かの一方の焼結体16,17側に位置していてもよい。
【0028】さらに、上記実施形態では、菱形平板状の
チップにおいて、その台金11の上面の1のコーナ部1
2にのみ切刃部材14を固着して切刃19を形成した場
合について説明したが、例えば図4および図5に示すよ
うに、菱形平板状の台金11の一対の鋭角をなすコーナ
部12,12のそれぞれに凹部13を形成して切刃部材
14を固着し、一つのチップに2つの切刃19,19を
設けるようにしてもよく、図6および図7に示すように
台金11の上下面の鋭角コーナ部12,12に切刃部材
14,14を固着して切刃19,19を形成するように
してもよい。この場合には、図示のように台金11の上
下面の相対するコーナ部12,12に切刃部材14,1
4を固着してもよく、また上下面の互い違いのコーナ部
12,12に切刃部材14,14を固着するようにして
もよい。さらには、図8および図9に示すように、台金
11の上下面の全ての鋭角コーナ部12…に切刃部材1
4…を固着するようにしてもよい。
【0029】さらにまた、このような菱形平板状のチッ
プに限らずに、例えば正方形平板状や長方形平板状のチ
ップとして、かかるチップ形状に応じた台金の1ないし
複数のコーナ部に切刃部材を固着するようにしてもよ
い。また、四角形に限らず、例えば図10に示すよう
に、正三角形平板状の台金11のコーナ部12に凹部1
3を形成して切刃部材14を固着し、切刃19を形成す
るようにしてもよく、さらにかかる三角形状のチップに
おいても、複数のコーナ部に切刃部材を固着して切刃を
設けることができる。なお、これら図3ないし図10に
示した変形例においては、図1および図2に示した実施
形態のチップと共通する構成要素に同一の符号を配して
ある。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のチップに
よれば、切刃部材の逃げ面部分の形成の際の研削砥石の
目詰まりや研削クラックを防ぐとともに、切刃部材の形
成を容易とすることができるのは勿論、特に切刃を再研
磨する場合においては、ポジ逃げ面が形成されているこ
とによって、切刃部材の硬質焼結体部分への研削砥石の
接触も少なくして、研削量の低減および作業時間の短縮
を図ることができる。また、この切刃部材の逃げ面部分
の傾斜角や台金の逃げ面部分に対する突出量を小さくす
ることにより、切刃に過大な負荷や衝撃的な負荷が作用
しても、これをある程度は吸収することができ、しかも
切刃にはネガ逃げ面によって十分な刃先角が確保される
ため、切刃の欠損を効果的に防ぐことが可能となり、従
ってチップ寿命の延長を図って安定した切削を促すこと
ができる。一方、本発明のチップの製造方法によれば、
上述のように切刃部材の逃げ面部分の形成の際の研削砥
石の目詰まりや研削クラックを防ぐことができる上、特
にこの切刃部材の逃げ面部分の傾斜角や突出量を小さく
抑えることにより、従来の一般的なチップの台金を成形
する際の圧粉体成型用金型をそのまま流用して廉価に製
造することができ、新たな金型を準備する必要がなくて
経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のチップの一実施形態を示す平面図で
ある。
【図2】 図1に示すチップの側面図である。
【図3】 図1の実施形態のチップの変形例を示す側面
図である。
【図4】 図1の実施形態のチップの変形例を示す平面
図である。
【図5】 図4に示すチップの側面図である。
【図6】 図1の実施形態のチップの変形例を示す平面
図である。
【図7】 図6に示すチップの側面図である。
【図8】 図1の実施形態のチップの変形例を示す平面
図である。
【図9】 図8に示すチップの側面図である。
【図10】 図1の実施形態のチップの変形例を示す平
面図である。
【図11】 従来のチップの平面図である。
【図12】 図11に示すチップの側面図である。
【図13】 従来のチップの平面図である。
【図14】 図13に示すチップの側面図である。
【図15】 従来のチップの平面図である。
【図16】 図15に示すチップの側面図である。
【符号の説明】
11 台金 12 コーナ部 14 切刃部材 16 硬質焼結体 17 超高硬度焼結体 18 切刃部材14の逃げ面部分 19 切刃 20 台金11の逃げ面部分 21 ネガ逃げ面 22 ポジ逃げ面 23 切刃部材14の逃げ面部分18と下面との交差稜
線部 ε 台金11の逃げ面部分20に対する切刃部材14の
交差稜線部23の突出量 λ 台金11の逃げ面部分20に対する切刃19の突出
量 θ 台金11の逃げ面部分20に対する切刃部材14の
ポジ逃げ面22の傾斜角

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台金のコーナ部の少なくとも一つに、超
    硬合金等の硬質焼結体とダイヤモンドやCBN等の超高
    硬度焼結体とを層状に成形して成る切刃部材が固着さ
    れ、この切刃部材の上記超高硬度焼結体部分に設けられ
    たすくい面の辺稜部に切刃が形成されて成るスローアウ
    ェイチップにおいて、上記切刃部材の逃げ面部分には、
    上記台金の逃げ面部分に平行に延びて上記切刃に連なる
    ネガ逃げ面と、このネガ逃げ面を間に上記切刃とは反対
    側に配置され、上記切刃側に向かうに従い上記台金の逃
    げ面部分に対して漸次外側に突出するように傾斜するポ
    ジ逃げ面とが形成されていることを特徴とするスローア
    ウェイチップ。
  2. 【請求項2】 上記切刃部材の逃げ面部分において、上
    記ポジ逃げ面が上記台金の逃げ面部分に対してなす傾斜
    角が1.5°以下に設定されていることを特徴とする請
    求項1に記載のスローアウェイチップ。
  3. 【請求項3】 上記切刃部材の逃げ面部分において上記
    台金の逃げ面部分に最も接近する位置における当該台金
    の逃げ面部分からの突出量が0.05mm未満とされてい
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のス
    ローアウェイチップ。
  4. 【請求項4】 超硬合金等の硬質焼結体とダイヤモンド
    やCBN等の超高硬度焼結体とを層状に成形して成る切
    刃部材を形成し、この切刃部材の逃げ面部分を上記超高
    硬度焼結体部分に設けられるすくい面側に向かうに従い
    漸次外側に突出するように傾斜させて成形して該切刃部
    材の逃げ面部分にポジ逃げ面を形成するとともに、この
    切刃部材を台金のコーナ部の少なくとも一つに、上記切
    刃部材の逃げ面部分が上記台金の逃げ面部分よりも外側
    に突出するようにして固着し、しかる後、この切刃部材
    の逃げ面部分のうち上記すくい面側の部分を上記台金の
    逃げ面部分に平行に成形してネガ逃げ面を形成し、この
    ネガ逃げ面と上記すくい面との交差稜線部に切刃を形成
    することを特徴とするスローアウェイチップの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 上記ポジ逃げ面を、上記硬質焼結体と超
    硬硬度焼結体とを層状に焼結して成る層状焼結体から上
    記切刃部材を形成する際に形成することを特徴とする請
    求項4に記載のスローアウェイチップの製造方法。
  6. 【請求項6】 上記ポジ逃げ面を、上記切刃部材を上記
    台金のコーナ部に固着した後に形成することを特徴とす
    る請求項4に記載のスローアウェイチップの製造方法。
  7. 【請求項7】 上記切刃部材の逃げ面部分において上記
    ポジ逃げ面が上記台金の逃げ面部分に対してなす傾斜角
    を1.5°以下に設定することを特徴とする請求項4な
    いし請求項6のいずれかに記載のスローアウェイチップ
    の製造方法。
  8. 【請求項8】 上記切刃部材の逃げ面部分において上記
    台金の逃げ面部分に最も接近する位置における当該台金
    の逃げ面部分からの突出量を0.05mm未満とすること
    を特徴とする請求項4ないし請求項7のいずれかに記載
    のスローアウェイチップの製造方法。
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