JPH10193286A - 駆動装置及びロボツト装置 - Google Patents

駆動装置及びロボツト装置

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JPH10193286A
JPH10193286A JP35915796A JP35915796A JPH10193286A JP H10193286 A JPH10193286 A JP H10193286A JP 35915796 A JP35915796 A JP 35915796A JP 35915796 A JP35915796 A JP 35915796A JP H10193286 A JPH10193286 A JP H10193286A
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belt
driving
rotating
elastic member
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JP35915796A
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Ken Yamagishi
建 山岸
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】第1の部品と第2の部品との接続部を回動させ
ることにより第1又は第2の部品を第2又は第1の部品
に対して相対的に回動させる駆動装置において、回転数
及びトルクを調整するために減速機構を用いていたた
め、駆動装置を小型化することができなかつた。 【解決手段】リニアアクチユエータの駆動力を受けるこ
とにより当該駆動力に応じた方向に駆動される被駆動部
材が駆動力によつて駆動されたとき、一対の回動部材に
よつて被駆動部材を駆動力に応じた方向に回動させるこ
とにより被駆動部材に与えられた駆動力を回転力に変換
し、当該回転力を第1の部品と第2の部品との接続部に
伝達する。これにより減速機構を用いずに回動部材の径
を変えるだけで回転数及びトルクを調整することができ
る。かくして小型化及び軽量化し得る駆動装置を実現す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術(図11) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態(図1〜図10) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は駆動装置及びロボツ
ト装置に関し、例えば関節型の複数の脚部をもつ歩行型
ロボツトに適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の歩行型ロボツトとして、
電磁モータで発生する回転力を歩行の際における脚部の
推進力として使用するものが考えられている。この場
合、電磁モータは脚部に組み込まれるため小型の電磁モ
ータが用いられている。一般にこの種の小型電磁モータ
は高回転数及び低トルクであるのに対して、ロボツトの
脚部は本体部を含む全荷重を支えて移動するため、低回
転数及び高トルクの出力が必要である。従つて高回転数
で低トルクの電磁モータの出力を何らかの減速機構を用
いて低回転数及び高トルクの出力に変換する必要があ
る。
【0004】このような減速機構として、ハーモニツク
ドライブ型減速機構、遊星歯車型減速機構やボールねじ
型減速機構等が知られており、これらの減速機構を電磁
モータに組み込んでロボツトの脚部等の関節部分に使用
している。ここでこの種の減速機構を用いた水平多関節
型ロボツトの一構成例を図11に示す。
【0005】図11に示すように、水平多関節型ロボツ
ト1は、シリンダ2にアーム3を介して減速機構4A及
び電磁モータ5Aが設けられており、電磁モータ5Aを
駆動することによりアーム3が矢印aで示す方向に回動
するようになされている。またアーム3を構成する第1
のアーム部3Aに減速機構4B及び電磁モータ5Bが設
けられており、電磁モータ5Bを駆動することにより第
1のアーム部3Aと第2のアーム部3Bの接続部を中心
として第1のアーム部3Aが矢印aで示す方向に回動す
るようになされている。
【0006】さらに第1のアーム部3Aの先端部には、
減速機構4C及び電磁モータ5Cが設けられていると共
に、その下端には電磁モータ5Cの回転に応じて回転す
る回転軸6を介して雌型の接続部(他の部材を接続する
ためのもの)7が設けられている。この場合、電磁モー
タ5Cを駆動することにより回転軸6が回転し、これに
より接続部7を回転させるようになされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところがモータの回転
数及びトルクの出力を調整するためにこのような減速機
構を電磁モータに組み込むと、減速機構を用いた分関節
機構が大型化するためロボツト全体が大型化する問題が
あつた。またこのような関節機構に外力が加わつた場合
には、減速機構が破損するおそれがあり、ロボツトに適
用するには実用上未だ不十分であつた。
【0008】また減速機構として遊星歯車型減速機構や
ボールねじ型減速機構を用いた場合には、歯車等の構成
部品が多くなるため関節機構が複雑化してロボツトの保
守管理時における作業が煩雑になる問題があつた。また
減速機構としてハーモニツクドライブ型減速機構を用い
た場合には、構成部品を少なくすることができるが、構
成部品の形状が複雑であるため保守管理に手間がかかる
問題があつた。
【0009】また電磁モータに減速機構を組み込んだこ
とにより高トルクを得ることができるが、電磁モータと
減速機構とのバランスによつては必要以上の高トルクと
なり、電力を必要以上に消費するおそれがあつた。さら
に電磁モータに減速機構を組み込んだ場合、図11に示
すように、電磁モータ5A〜5Cがアーム3本体外部に
露出することが多く、ロボツトの美観が損なわれる問題
があつた。
【0010】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、小型化及び軽量化し得る駆動装置及びロボツト装置
を提案しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、第1の部品と第2の部品とを接続
する接続部を回動させることにより第1又は第2の部品
を第2又は第1の部品に対して相対的に回動させる駆動
装置において、リニアアクチユエータの駆動力を受ける
ことにより当該駆動力に応じた方向に駆動される被駆動
部材が駆動されたとき、一対の回動部材によつて被駆動
部材を駆動力に応じた方向に回動させることにより被駆
動部材に与えられた駆動力を回転力に変換し、当該回転
力を第1及び第2の部品の接続部に伝達するようにし
た。本発明によれば、リニアアクチユエータの駆動力を
回動部材によつて回転力に変換することができるので、
減速機構を用いずに回動部材の径を変えるだけで回転数
及びトルクを調整することができる。
【0012】また本発明においては、第1の部品と第2
の部品とを接続する接続部を回動させて第1又は第2の
部品を第2又は第1の部品に対して相対的に回動させる
ことにより所定の動作を行うようになされたロボツト装
置において、リニアアクチユエータの駆動力を受けるこ
とにより当該駆動力に応じた方向に駆動される被駆動部
材が駆動されたとき、一対の回動部材によつて被駆動部
材を駆動力に応じた方向に回動させることにより被駆動
部材に与えられた駆動力を回転力に変換し、当該回転力
を第1及び第2の部品の接続部に伝達するようにした。
本発明によれば、リニアアクチユエータの駆動力を回転
力に変換することができるので、減速機構を用いずに回
動部材の径を変えるだけで回転数及びトルクを調整する
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0014】図1において、10は全体として本発明を
適用したアミユーズメント用歩行ロボツトを示し、無線
による遠隔操作によつて伏臥姿勢、座り姿勢、作業姿
勢、立ち姿勢、歩行動作を所定手順で選択するようにな
されている。この歩行ロボツト10は、全体の荷重を関
節型の4つの脚部11〜14によつて接地面15上で支
持し、この4つの脚部11〜14を所定の手順で制御す
ることにより接地面15に平行な推力を発生し、この推
力により歩行するようになされている。
【0015】脚部11〜14は、それぞれ第1の部品及
び第2の部品として大腿部ユニツト11A〜14A及び
脛部ユニツト11B〜14Bから構成されており、それ
ぞれ大腿部ユニツト11A〜14Aが本体枠16の下面
の4隅にそれぞれ配設されることにより、本体枠16に
配設されている。また本体枠16の下面中央部には、歩
行ロボツト10全体の動作を制御するマイロクコンピユ
ータ構成の制御部17が設けられている。また本体枠1
6の上面には、本体枠16の先端から順に首頭機構1
8、バツテリでなる電源部19及び受信部20が配設さ
れている。首頭機構18は、第1の部品及び第2の部品
として頭ユニツト18A及び首ユニツト18Bによつて
構成されている。
【0016】実際上、この歩行ロボツト10は、ユーザ
が遠隔操作装置(図示せず)を操作することにより遠隔
操作装置から送信される遠隔制御信号を受信部20で受
信し、受信部20が当該遠隔制御信号に応じた制御信号
を脚部11〜14及び又は首頭機構18のアクチユエー
タに送出することにより、伏臥姿勢、座り姿勢、作業姿
勢、立ち姿勢又は歩行動作を行うようになされている。
【0017】ここでこの歩行ロボツト10における脚部
11〜14における関節機構について説明する。ここで
は脚部11を例に説明する。
【0018】図2(A)及び図2(B)に示すように、
脚部11は、大腿部ユニツト11Aの先端部に接続部材
及び回動部材として形成されたプーリ21の側面にそれ
ぞれ突出するように形成された突起部21A及び21B
が、それぞれ脛部ユニツト11Bの側壁に設けられたベ
アリング22A及び22Bに回動自在に挿入されること
により、大腿部ユニツト11Aが脛部ユニツト11Bに
対して回動自在に設けられて構成されている。ここで脛
部ユニツト11Bには、大腿部ユニツト11Aが回動し
た際に、プーリ21の側部21A及び21Bが回動し得
るように当該測部21A及び21Bの幅より大きい幅の
切込みが形成されている。
【0019】脛部ユニツト11Bの内部下端部には回動
部材としてプーリ21と同一径でなるプーリ23が設け
られている。このプーリ23は、その側面にそれぞれ突
出するように形成された突起部23A及び23Bが、そ
れぞれ脛部ユニツト11Bの側壁に設けられたベアリン
グ24A及び24Bに回動自在に挿入されている。
【0020】プーリ21及びプーリ23には所定のテン
シヨンを有するように弾性体のベルト25が被駆動部材
として張設されており、このベルト25によつて囲まれ
る領域内に超音波リニアアクチユエータ26がリニアア
クチユエータとして設けられている。図2(B)に示す
ように、この超音波リニアアクチユエータ26は脛部ユ
ニツト11Bの側壁に設けられた支持部27によつて脛
部ユニツト11Bに支持されている。
【0021】超音波リニアアクチユエータ26は、例え
ばステンレスでなる下駄状に形成された弾性部材26A
の内部に2つの圧電素子26B及び26Cが埋め込まれ
て構成されている。これら圧電素子26B及び26C
は、弾性部材26Aに駆動力伝達部として形成された2
つの突起部26D及び26Eに対応する位置に埋め込ま
れている。この場合、弾性部材26Aの突起部26D及
び26Eがベルト25に対向するように、超音波リニア
アクチユエータ26は脛部ユニツト11B内部に設けら
れている。
【0022】図3に示すように、超音波リニアアクチユ
エータ26は、2つの圧電素子26B及び26Cにそれ
ぞれ位相の異なる(例えば90°位相の異なる)超音波振
動が電圧によつて与えられることにより、弾性部材26
Aの突起部26D及び26E先端にそれぞれ駆動力とし
て矢印bで示す楕円運動を異なるタイミングで発生させ
るようになされており、これによりベルト25の突起部
26D及び26Eに対向する位置に取り付けられた剛体
のプレート部材28をベルト25の長手方向(図3に矢
印cで示す方向)に駆動するようになされている。
【0023】ここでプレート部材28を介して弾性部材
26Aの突起部26D及び26Eの反対側には、弾性部
材26Aの突起部26D及び26Eにプレート部材28
が当接するようにベルト25を介してプレート部材28
に対して所定の付勢力を与えるバネ29が付勢手段とし
て脛部ユニツト11Bの側壁に取り付けられている。こ
れにより弾性部材26Aの突起部26D及び26Eにプ
レート部材28を確実に当接し得るので、弾性部材26
Aの突起部26D及び26E先端に発生した楕円運動を
プレート部材28に確実に伝達し得ることにより、プレ
ート部材28をベルト25の長手方向に駆動し得るよう
になされている。
【0024】従つてこの歩行ロボツト10は、弾性部材
26Aの突起部26D及び26E先端に発生した楕円運
動によつてプレート部材28がベルト25の長手方向に
駆動されたとき、プーリ21及び23がベルト25を当
該ベルト25の長手方向に回動させることによりプレー
ト部材28に伝達された楕円運動を回転運動に変換し、
当該回転運動によつて大腿部ユニツト11Aが脛部ユニ
ツト11Bに対して相対的に回動させ得るようになされ
ている。以上、脚部11における関節機構について説明
したが、脚部12〜14及び首機構18も同様の関節機
構を有する。
【0025】以上の構成において、この歩行ロボツト1
0では、超音波リニアアクチユエータ26の圧電素子2
6B及び26Cにそれぞれ異なる位相の超音波振動が与
えられると、弾性部材26Aの突起部26D及び26E
が楕円運動する。この場合、バネ29によつてベルト2
5を介してプレート部材28が弾性部材26Aの突起部
26D及び26Eに当接しているので、プレート部材2
8は、弾性部材26Aの突起部26D及び26Eとの摩
擦によつてベルト25の長手方向に駆動され、これによ
りベルト25が当該駆動方向に駆動されることになる。
【0026】さらにベルト25はプーリ21及び23に
張設されているので、プーリ21及び23はベルト25
の駆動動作に応じて回動し、これにより大腿部ユニツト
11Aがプーリ21の回転に応じて脛部ユニツト11B
に対して相対的に回動する(図4)。
【0027】従つてこの歩行ロボツト10では、超音波
リニアアクチユエータ26の楕円運動を回転運動に変換
することができるので、脚部11〜14及び首頭機構1
8において減速機構を用いずにプーリ21及び23の径
を変えるだけで回転数及びトルクを調整することがで
き、これにより減速機構の分だけ脚部11〜14及び首
頭機構18の構成を小型化及び軽量化することができ
る。
【0028】以上の構成によれば、大腿部ユニツト11
Aのプーリ21の側面にそれぞれ形成された突起部21
A及び21Bを、それぞれ脛部ユニツト11Bの側壁に
設けられたベアリング22A及び22Bに回動自在に挿
入することにより大腿部ユニツト11Aを脛部ユニツト
11Bに接続し、脛部ユニツト11Bの下端部に回動自
在にプーリ23を設けてプーリ21及び23にベルト2
5を張設すると共に、脛部ユニツト11Bの内部に超音
波リニアアクチユエータ26を設け、バネ29の付勢力
によつて弾性部材26Aの突起部26D及び26Eにベ
ルト25を介してプレート部材28を当接させ、圧電素
子26B及び26Cにそれぞれ位相の異なる超音波振動
を電圧によつて与えて弾性部材26Aの突起部26D及
び26Eに異なるタイミングで楕円運動を発生させるよ
うにしたことにより、超音波リニアアクチユエータ26
の楕円運動を回転運動に変換することができるので、脚
部11〜14及び首頭機構18において減速機構を用い
ずにプーリ21及び23の径を変えるだけで回転数及び
トルクを調整することができ、これにより減速機構の分
だけ脚部11〜14及び首頭機構18の構成を小型化及
び軽量化することができる。かくして小型化及び軽量化
し得るロボツト装置10及び駆動装置を実現することが
できる。
【0029】また上述の構成によれば、プーリ21及び
23の径を変えることにより、回転数及びトルクを自由
に設定することができるので、脚部11〜14及び首頭
機構18の設計の自由度を大幅に向上させることができ
る。さらに上述の構成によれば、圧電素子26B及び2
6Cに電圧を印加していない状態のときでも、プレート
部材28が弾性部材26Aの突起部26D及び26Eに
当接している状態にあるので、大腿部ユニツト11Aの
状態を一定に保持することができる。従つて常に動いて
いる部分でなければサーボ系を組み込んだ場合でも電圧
を与える必要がないので、その分消費電力を低減するこ
とができる。
【0030】さらに上述の構成によれば、脚部11〜1
4及び首頭機構18に外力が加わつた場合でも、プレー
ト部材28が弾性部材26Aの突起部26D及び26E
に対して滑るように移動するので、駆動装置として減速
機構が組み込まれた駆動装置のように歯車が破損するな
ど、駆動装置が破損するおそれを大幅に低減することが
できる。またプーリ21及びプーリ23の径を自由に変
えることができるので、必要なトルクを得ることがで
き、これにより無駄な電力消費を回避することができ
る。
【0031】さらに上述の構成によれば、超音波リニア
アクチユエータ26を脛部ユニツト11Bの内部に収納
することができるので、脚部11〜14及び首頭機構1
8を一段と小型化することができ、これにより歩行ロボ
ツト10を一段と小型化することができる。さらに上述
の構成によれば、減速機構を用いる必要がないので、歩
行ロボツト10の保守管理時における作業を簡易にする
ことができる。
【0032】なお上述の実施例においては、脛部ユニツ
ト11Bに超音波リニアアクチユエータ26を1つ設け
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図2
(A)及び図2(B)との対応部分に同一符号を付して
示す図5に示すように、互いに対向するように超音波リ
ニアアクチユエータ26を設けるようにしてもよく、2
つの超音波リニアアクチユエータ26を用いているの
で、その分トルクを一段と高めることができる。
【0033】この場合、一方の超音波リニアアクチユエ
ータ26の圧電素子26A及び26Bにそれぞれ異なる
位相の超音波振動を与え、他方の超音波リニアアクチユ
エータ26の圧電素子26A及び26Bに、一方の超音
波リニアアクチユエータ26の圧電素子26A及び26
Bに与える超音波振動とは逆相でかつ位相の異なる超音
波振動を与えるようにする。また超音波リニアアクチユ
エータ26を3つ以上設けるようにしてもよい。
【0034】また図2(A)及び図2(B)との対応部
分に同一符号を付して示す図6に示すように、脛部ユニ
ツト11B内に超音波リニアアクチユエータ26とプレ
ート部材28との対を4組設け、2組の対同士が対向す
るように配置して上述の実施例と同様の原理で動作させ
ることにより、大腿部ユニツト11A〜14B及び頭ユ
ニツト18Aの回動方向の自由度を大幅に向上させるこ
とができると共に、トルクを大幅に向上させることがで
きる。
【0035】この場合、各プレート部材28はワイヤ3
0を介して、軸31に取り付けられた十字状の支持部材
32に取り付けられており、互いに対向するプレート部
材28において、一方のプレート部材28が下降したと
き、他方のプレート部材28はこれとは逆の方向に上昇
するようになされている。
【0036】また上述の実施例においては、被駆動部材
としてベルト25を用いた場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、図2(A)及び図2(B)との対応
部分に同一符号を付して示す図7に示すように、チエー
ン40やタイミングベルトを用いるようにしてもよい。
この場合、チエーン40又はタイミングベルトとプーリ
21及び23との間の滑りを大幅に低減することができ
るので、大腿部ユニツト11A〜14A及び首ユニツト
18Aの状態を所定の状態に精度良く設定することがで
きる。
【0037】さらに上述の実施例においては、弾性部材
26Aの突起部26D及び26Eにプレート部材28が
当接するようにベルト25を介してプレート部材28に
所定の付勢力を与える付勢手段としてバネ29を用いた
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図2
(A)及び図2(B)との対応部分に同一符号を付して
示す図8に示すように、弾性部材26Aの突起部26D
及び26Eにプレート部材28が当接するようにベルト
25を介してプレート部材28に所定の付勢力を与える
付勢手段としてローラ50等を用いてもよく、要は弾性
部材26Aの突起部26D及び26Eにプレート部材2
8が当接するようにベルト25を介してプレート部材2
8に所定の付勢力を与えることができれば、付勢手段と
してこの他種々の付勢手段を適用し得る。
【0038】さらに上述の実施例においては、ベルト2
5側からプレート部材28に付勢力を与えることにより
弾性部材26Aの突起部26D及び26Eにプレート部
材28を当接させた場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、図2(A)及び図2(B)との対応部分に
同一符号を付して示す図9(A)に示すように、弾性部
材26Aの突起部26D及び26Eと対向する側の面に
バネ29を取り付けて弾性部材26Aに付勢力を与える
ことにより、弾性部材26Aの突起部26D及び26E
をプレート部材28に当接させるようにしてもよい。こ
れによりバネ29をベルト25によつて囲まれる領域に
収納することができるので、脚部11〜14及び首頭機
構18の構成を一段と小型化することができる。
【0039】この場合、バネ29の他端はベルト25に
当接しており、弾性部材26Aに対して所定の付勢力を
与えるように、ベルト25と超音波リニアアクチユエー
タ26との間に設けられている。
【0040】また図2(A)及び図2(B)との対応部
分に同一符号を付して示す図9(B)に示すように、超
音波リニアアクチユエータ26を、弾性部材26Aの突
起部26D及び26Eが、ベルト25の外周面に取り付
けられたプレート部材28に当接するように脛部ユニツ
ト11Bの側壁に取り付けると共に、ベルト25の突起
部26D及び26Eに対応する位置に付勢力が与えられ
るようにバネ29を設けるようにしてもよい。この場
合、ベルト25によつて囲まれる領域外に超音波リニア
アクチユエータ26を設けることができるので、超音波
リニアアクチユエータ26として大型のものを使用で
き、これにより一段とトルクを高めることができる。
【0041】ここでバネ29はベルト25を介してプレ
ート部材28に所定の付勢力を与えることができるよう
に、脛部ユニツト11Bの内壁(すなわちベルト25の
長手方向と直交する方向におけるいずれか一方の内壁又
は両方の内壁)に設けられた支持部材60によつて支持
されている。
【0042】また図9(B)との対応部分に同一符号を
付して示す図9(C)に示すように、弾性部材26Aの
突起部26D及び26Eと対向する側の面にバネ29を
取り付けて弾性部材26Aに所定の付勢力を与えること
により、弾性部材26Aの突起部26D及び26Eをプ
レート部材28に当接させるようにしてもよい。この場
合、バネ29は、脛部ユニツト11Aの側壁に取り付け
られている。
【0043】さらに上述の実施例においては、ベルト2
5の突起部26D及び26Eに対向する位置に被駆動部
材としてプレート部材28を取り付けて、バネ29の付
勢力によつてプレート部材28を弾性部材26Aの突起
部26D及び26Eに当接させた場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、図2(A)及び図2(B)
との対応部分に同一符号を付して示す図10に示すよう
に、バネ29の付勢力によつてベルト25を直接弾性部
材26Aの突起部26D及び26Eに当接させるように
してもよい。
【0044】さらに上述の実施例においては、被駆動部
材としてベルト25を用いた場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、被駆動部材としてワイヤを用いる
など、この他種々のものを適用し得る。被駆動部材とし
てワイヤを用いた場合、ワイヤを容易に駆動させること
ができると共に、容易にテンシヨンを与えることができ
る。
【0045】さらに上述の実施例においては、プーリ2
1及びプーリ23の径を同一径に選定した場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、プーリ21及びプー
リ23の径を異なる径に選定してもよい。
【0046】さらに上述の実施例においては、超音波リ
ニアアクチユエータ26として、内部に2つの圧電素子
26B及び26Cが設けられると共に、当該圧電素子2
6B及び26Cに対応する位置に突起部26D及び26
Eが設けられた弾性部材26Aを用いた場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、超音波リニアアクチユ
エータ26として、内部に1つ又は3つ以上の圧電素子
が埋め込まれると共に、当該各圧電素子に対応する位置
に突起部が設けられた弾性部材26Aを用いてもよい。
【0047】さらに上述の実施例においては、弾性部材
26Aとしてステンレスを用いた場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、要は圧電素子26B及び2
6Cに超音波振動を与えることによつて突起部26D及
び26Eに楕円運動を発生させることができれば、弾性
部材26Aとしてこの他種々の材料を用いることができ
る。
【0048】さらに上述の実施例においては、圧電素子
26B及び26Cを弾性部材26Aの内部に埋め込んだ
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、弾性部
材26Aの突起部26D及び26Eが形成されている側
と対向する側に圧電素子26B及び26Cを設けるよう
にしてもよく、要は圧電素子26B及び26Cに超音波
振動を与えることによつて突起部26D及び26Eに楕
円運動を発生させることができれば、圧電素子26B及
び26Cを設ける場所としてこの他種々の場所に設ける
ことができる。
【0049】さらに上述の実施例においては、本発明を
脚部11〜14及び首頭機構18の関節部分に適用した
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、腕、指
や手首等の関節部分に本発明を適用し得、要は第1の部
品と第2の部品とを接続する接続部を回動させることに
より第1又は第2の部品を第2又は第1の部品に対して
相対的に回動させる部分に本発明を適用し得る。
【0050】さらに上述の実施例においては、本発明を
歩行ロボツト10に適用した場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、要は第1の部品と第2の部品とを
接続する接続部を回動させることにより第1又は第2の
部品を第2又は第1の部品に対して相対的に回動させる
ようなものであれば、この他種々のものに本発明を適用
し得る。
【0051】さらに上述の実施例においては、本発明を
4脚型の歩行ロボツト10に適用した場合について述べ
たが、本発明はこれに限らす、2足歩行型の歩行ロボツ
トや多関節型ロボツト等にも適用し得る。
【0052】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、第1の部
品と第2の部品とを接続する接続部を回動させることに
より第1又は第2の部品を第2又は第1の部品に対して
相対的に回動させる駆動装置において、リニアアクチユ
エータの駆動力を受けることにより当該駆動力に応じた
方向に駆動される被駆動部材が駆動されたとき、一対の
回動部材によつて被駆動部材を駆動力に応じた方向に回
動させることにより被駆動部材に与えられた駆動力を回
転力に変換し、当該回転力を第1及び第2の部品の接続
部に伝達することにより、減速機構を用いずに回動部材
の径を変えるだけで回転数及びトルクを調整することが
できる。かくして小型化及び軽量化し得る駆動装置を実
現することができる。
【0053】また本発明によれば、第1の部品と第2の
部品とを接続する接続部を回動させて第1又は第2の部
品を第2又は第1の部品に対して相対的に回動させるこ
とにより所定の動作を行うようになされたロボツト装置
において、リニアアクチユエータの駆動力を受けること
により当該駆動力に応じた方向に駆動される被駆動部材
が駆動されたとき、一対の回動部材によつて被駆動部材
を駆動力に応じた方向に回動させることにより被駆動部
材に与えられた駆動力を回転力に変換し、当該回転力を
第1及び第2の部品の接続部に伝達することにより、減
速機構を用いずに回動部材の径を変えるだけで回転数及
びトルクを調整することができる。かくして小型化及び
軽量化し得るロボツト装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した歩行ロボツトの一実施例を示
す略線図である。
【図2】本発明を適用した脚部の構成の説明に供する部
分的断面図である。
【図3】超音波リニアアクチユエータの動作の説明に供
する略線的断面図である。
【図4】脚部の動作の説明に供する部分的断面図であ
る。
【図5】他の実施例を示す略線的断面図である。
【図6】他の実施例を示す略線的斜視図である。
【図7】他の実施例を示す略線的断面図である。
【図8】他の実施例を示す略線的断面図である。
【図9】他の実施例を示す略線的断面図である。
【図10】他の実施例を示す略線的断面図である。
【図11】従来の水平多関節型ロボツト装置の構成を示
す斜視図である。
【符号の説明】
10……歩行ロボツト、11〜14……脚部、11A〜
14A……大腿部ユニツト、11B〜14B……脛部ユ
ニツト、16……本体枠、17……制御部、18……首
頭機構、18A……頭ユニツト、18B……首ユニツ
ト、19……電源部、20……受信部、21、23……
プーリ、21A、21B、23A、23B、26D、2
6E……突起部、22A、22B、24A、24B……
ベアリング、25……ベルト、27、31、60……支
持部、28……プレート部材、29……バネ、30……
ワイヤ、31……軸、40……チエーン、50……ロー
ラ。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の部品と第2の部品とを接続する接続
    部を回動させることにより上記第1又は第2の部品を上
    記第2又は第1の部品に対して相対的に回動させる駆動
    装置において、 所定の駆動力を出力するリニアアクチユエータと、 上記リニアアクチユエータの駆動力を受けることにより
    当該駆動力に応じた方向に駆動される被駆動部材と、 上記被駆動部材が上記駆動力によつて駆動されたとき、
    上記被駆動部材を上記駆動力に応じた方向に回動させる
    ことにより上記被駆動部材に与えられた上記駆動力を回
    転力に変換し、当該回転力を上記第1及び第2の部品の
    上記接続部に伝達する一対の回動部材とを具えることを
    特徴とする駆動装置。
  2. 【請求項2】上記被駆動部材はベルトであり、上記一対
    の回動部材に張設されていることを特徴とする請求項1
    に記載の駆動装置。
  3. 【請求項3】上記リニアアクチユエータは、 上記ベルトを当該ベルトの長手方向に駆動する上記駆動
    力を発生する圧電素子と、 上記圧電素子によつて発生された上記駆動力を上記ベル
    トに伝達する駆動力伝達部が形成された弾性部材とを具
    えることを特徴とする請求項2に記載の駆動装置。
  4. 【請求項4】上記圧電素子は、 超音波振動が与えられることにより上記ベルトを当該ベ
    ルトの長手方向に駆動する上記駆動力を上記弾性部材の
    上記駆動力伝達部に与えることを特徴とする請求項3に
    記載の駆動装置。
  5. 【請求項5】上記弾性部材の上記駆動力伝達部に上記ベ
    ルトが当接するように上記ベルトに対して所定の付勢力
    を与える付勢手段を具えることを特徴とする請求項3に
    記載の駆動装置。
  6. 【請求項6】上記ベルトは、 上記弾性部材の上記駆動力伝達部に対向する位置にプレ
    ート部材を具え、上記付勢手段は、上記弾性部材の上記
    駆動力伝達部に上記プレート部材が当接するように上記
    ベルトを介して上記プレート部材に対して上記所定の付
    勢力を与えることを特徴とする請求項5に記載の駆動装
    置。
  7. 【請求項7】上記ベルトは、 上記弾性部材の上記駆動力伝達部に対向する位置にプレ
    ート部材を具え、上記付勢手段は、上記弾性部材の上記
    駆動力伝達部が上記プレート部材に当接するように上記
    弾性部材に対して上記所定の付勢力を与えることを特徴
    とする請求項5に記載の駆動装置。
  8. 【請求項8】第1の部品と第2の部品とを接続する接続
    部を回動させて上記第1又は第2の部品を上記第2又は
    第1の部品に対して相対的に回動させることにより所定
    の動作を行うようになされたロボツト装置において、 所定の駆動力を出力するリニアアクチユエータと、 上記リニアアクチユエータの駆動力を受けることにより
    当該駆動力に応じた方向に駆動される被駆動部材と、 上記被駆動部材が上記駆動力によつて駆動されたとき、
    上記被駆動部材を上記駆動力に応じた方向に回動させる
    ことにより上記被駆動部材に与えられた上記駆動力を回
    転力に変換し、当該回転力を上記第1及び第2の部品の
    上記接続部に伝達する一対の回動部材とを具えることを
    特徴とするロボツト装置。
  9. 【請求項9】上記被駆動部材はベルトであり、上記一対
    の回動部材に張設されていることを特徴とする請求項8
    に記載のロボツト装置。
  10. 【請求項10】上記リニアアクチユエータは、 上記ベルトを当該ベルトの長手方向に駆動する上記駆動
    力を発生する圧電素子と、 上記圧電素子によつて発生された上記駆動力を上記ベル
    トに伝達する駆動力伝達部が形成された弾性部材とを具
    えることを特徴とする請求項9に記載のロボツト装置。
  11. 【請求項11】上記圧電素子は、 超音波振動が与えられることにより上記ベルトを当該ベ
    ルトの長手方向に駆動する上記駆動力を発生することを
    特徴とする請求項10に記載のロボツト装置。
  12. 【請求項12】上記弾性部材の上記駆動力伝達部に上記
    ベルトが当接するように上記ベルトに対して所定の付勢
    力を与える付勢手段を具えることを特徴とする請求項1
    0に記載のロボツト装置。
  13. 【請求項13】上記ベルトは、 上記弾性部材の上記駆動力伝達部に対向する位置にプレ
    ート部材を具え、上記付勢手段は、上記弾性部材の上記
    駆動力伝達部に上記プレート部材が当接するように上記
    ベルトを介して上記プレート部材に対して上記所定の付
    勢力を与えることを特徴とする請求項12に記載のロボ
    ツト装置。
  14. 【請求項14】上記ベルトは、 上記弾性部材の上記駆動力伝達部に対向する位置にプレ
    ート部材を具え、上記付勢手段は、上記弾性部材の上記
    駆動力伝達部が上記プレート部材に当接するように上記
    弾性部材に対して上記所定の付勢力を与えることを特徴
    とする請求項12に記載のロボツト装置。
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