JPH10193452A - 樹脂製レジューサの製造方法 - Google Patents
樹脂製レジューサの製造方法Info
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- JPH10193452A JPH10193452A JP220697A JP220697A JPH10193452A JP H10193452 A JPH10193452 A JP H10193452A JP 220697 A JP220697 A JP 220697A JP 220697 A JP220697 A JP 220697A JP H10193452 A JPH10193452 A JP H10193452A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】小径管部の肉厚を縮径加工前に予め薄くしてお
くことによって、縮径加工後の小径管部の内周面に凹溝
部を生じることがなく、また縮径加工によって生じる残
留応力を無くすことにより、特に、熱を利用して接合す
る施工方法においても、加熱融着部分に変形を生じない
樹脂製レジューサの製造方法を提供する。 【解決手段】円筒状の樹脂製の原管1を加熱軟化させ、
大径管部5(2)から連続する小径管部6(3)を成形
する樹脂製レジューサの製造方法において、小径管部5
に成形される部分である原管1の端部3の内周面側を所
定肉厚tまで切削する工程と、端部3を縮径可能な温度
まで加熱する工程と、端部3を金型11に穿設された通
孔12の拡径部13から連続する縮径部14に強制的に
挿入することにより縮径し、小径管部6を成形する工程
とを含む。
くことによって、縮径加工後の小径管部の内周面に凹溝
部を生じることがなく、また縮径加工によって生じる残
留応力を無くすことにより、特に、熱を利用して接合す
る施工方法においても、加熱融着部分に変形を生じない
樹脂製レジューサの製造方法を提供する。 【解決手段】円筒状の樹脂製の原管1を加熱軟化させ、
大径管部5(2)から連続する小径管部6(3)を成形
する樹脂製レジューサの製造方法において、小径管部5
に成形される部分である原管1の端部3の内周面側を所
定肉厚tまで切削する工程と、端部3を縮径可能な温度
まで加熱する工程と、端部3を金型11に穿設された通
孔12の拡径部13から連続する縮径部14に強制的に
挿入することにより縮径し、小径管部6を成形する工程
とを含む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大径管部と小径管
部とから構成される樹脂製レジューサの製造方法に係
り、特に、径が多段に成形(いわゆる多段落ち)される
樹脂製レジューサの製造方法に好適なものであって、長
期にわたって初期の寸法を維持し、また加熱融着されて
も変形することのない樹脂製レジューサの製造方法に関
する。
部とから構成される樹脂製レジューサの製造方法に係
り、特に、径が多段に成形(いわゆる多段落ち)される
樹脂製レジューサの製造方法に好適なものであって、長
期にわたって初期の寸法を維持し、また加熱融着されて
も変形することのない樹脂製レジューサの製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】大径管部と小径管部とから構成される樹
脂製レジューサの製造方法として、従来は、加熱軟化せ
しめた熱可塑性樹脂を所定の形状に加工された金属製金
型に圧入する方法と、熱可塑性樹脂製の原管から二次加
工する方法との2種類の方法が採用されていた。
脂製レジューサの製造方法として、従来は、加熱軟化せ
しめた熱可塑性樹脂を所定の形状に加工された金属製金
型に圧入する方法と、熱可塑性樹脂製の原管から二次加
工する方法との2種類の方法が採用されていた。
【0003】このうち、熱可塑性樹脂製の原管から二次
加工する方法は、図6に示すように、熱可塑性樹脂製の
原管50の端部51を加熱することにより軟化させた
後、その軟化させた端部51を金型60に穿設された通
孔61の拡径部62から連続する縮径部63に強制的に
挿入することにより縮径し、小径管部53を成形するも
のである。
加工する方法は、図6に示すように、熱可塑性樹脂製の
原管50の端部51を加熱することにより軟化させた
後、その軟化させた端部51を金型60に穿設された通
孔61の拡径部62から連続する縮径部63に強制的に
挿入することにより縮径し、小径管部53を成形するも
のである。
【0004】このとき、原管50の端部51は加熱され
て軟化しているため、金型60の通孔61に形成した縮
径部63に強制的に挿入されると、絞り込まれて小径管
部53が成形される。つまり、小径管部53の肉厚は、
絞り込まれることによって大径管部52の肉厚よりも厚
くなるとともに、長さも管軸方向に延びて増大すること
になる。また、小径管部53は強制的に変形させて成形
されるため、内部応力が蓄えられた状態となっている。
て軟化しているため、金型60の通孔61に形成した縮
径部63に強制的に挿入されると、絞り込まれて小径管
部53が成形される。つまり、小径管部53の肉厚は、
絞り込まれることによって大径管部52の肉厚よりも厚
くなるとともに、長さも管軸方向に延びて増大すること
になる。また、小径管部53は強制的に変形させて成形
されるため、内部応力が蓄えられた状態となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、熱可塑性
樹脂製の原管から二次加工する従来の方法では、小径管
部53は、絞り込まれることによって肉厚の増大が多大
となるため、内周面側に均等に増肉されず、内周面側に
管軸方向に沿って深い凹溝部54が何条にも発生すると
いった問題があった。なお、小径管部53の外周面側に
おいては、金型60の縮径部63の内周面に圧接した状
態となるため、このような凹溝部54は発生しない。
樹脂製の原管から二次加工する従来の方法では、小径管
部53は、絞り込まれることによって肉厚の増大が多大
となるため、内周面側に均等に増肉されず、内周面側に
管軸方向に沿って深い凹溝部54が何条にも発生すると
いった問題があった。なお、小径管部53の外周面側に
おいては、金型60の縮径部63の内周面に圧接した状
態となるため、このような凹溝部54は発生しない。
【0006】また、縮径加工された小径管部53の外周
面又は内周面を必要寸法だけ切削加工した樹脂製レジュ
ーサRを用いて配管施工を行う場合、特に、熱を利用し
て接合する施工方法においては、樹脂製レジューサRの
小径管部(縮径加工部分)53に存在する残留応力によ
り、加熱された部分が縮径前の状態に戻ろうとする。そ
のため、図8に示すように、小径管部53の端面53a
に熱を加え溶融させて接合するバット融着においては、
溶融部と非溶融部との界面近傍に多大な応力が発生し、
融着界面近傍の管強度が低下するといった問題があっ
た。また、小径管部53が加熱軟化される結果、残留応
力によって小径管部53の端面53aの内周面の径と外
周面の径とが拡径され、接合される相手側のパイプ10
0の端面100aとの形状が不一致となって段差が生じ
る。そのため、接合している部分の面積が小さくなっ
て、十分な接合強度が得られないといった問題があっ
た。
面又は内周面を必要寸法だけ切削加工した樹脂製レジュ
ーサRを用いて配管施工を行う場合、特に、熱を利用し
て接合する施工方法においては、樹脂製レジューサRの
小径管部(縮径加工部分)53に存在する残留応力によ
り、加熱された部分が縮径前の状態に戻ろうとする。そ
のため、図8に示すように、小径管部53の端面53a
に熱を加え溶融させて接合するバット融着においては、
溶融部と非溶融部との界面近傍に多大な応力が発生し、
融着界面近傍の管強度が低下するといった問題があっ
た。また、小径管部53が加熱軟化される結果、残留応
力によって小径管部53の端面53aの内周面の径と外
周面の径とが拡径され、接合される相手側のパイプ10
0の端面100aとの形状が不一致となって段差が生じ
る。そのため、接合している部分の面積が小さくなっ
て、十分な接合強度が得られないといった問題があっ
た。
【0007】また、図9に示すように、樹脂製レジュー
サRをエレクトロフュージョン継手110によってパイ
プ100に融着する場合、樹脂製レジューサRの小径管
部53と相手側のパイプ100の端部とをエレクトロフ
ュージョン継手110に挿入した後、エレクトロフュー
ジョン継手110の加熱用配線111に通電して、エレ
クトロフュージョン継手110を溶融するとともに、熱
伝導により小径管部53の外周面も溶融して、エレクト
ロフュージョン継手110と樹脂製レジューサRの小径
管部53とを接合する。このとき、小径管部53に存在
する残留応力により、小径管部53は縮径前の状態に戻
ろうとするが、小径管部53の外周面はエレクトロフュ
ージョン継手110の内周面に圧接した状態となってい
るため、外周面側には膨張できず、内周面側に座屈(座
屈部分を符号53bにより示す)して正常な接合状態を
得ることができないといった問題があった。
サRをエレクトロフュージョン継手110によってパイ
プ100に融着する場合、樹脂製レジューサRの小径管
部53と相手側のパイプ100の端部とをエレクトロフ
ュージョン継手110に挿入した後、エレクトロフュー
ジョン継手110の加熱用配線111に通電して、エレ
クトロフュージョン継手110を溶融するとともに、熱
伝導により小径管部53の外周面も溶融して、エレクト
ロフュージョン継手110と樹脂製レジューサRの小径
管部53とを接合する。このとき、小径管部53に存在
する残留応力により、小径管部53は縮径前の状態に戻
ろうとするが、小径管部53の外周面はエレクトロフュ
ージョン継手110の内周面に圧接した状態となってい
るため、外周面側には膨張できず、内周面側に座屈(座
屈部分を符号53bにより示す)して正常な接合状態を
得ることができないといった問題があった。
【0008】本発明はこのような問題点を解決すべく創
案されたもので、その目的は、小径管部の肉厚を縮径加
工前に予め薄くしておくことによって、縮径加工後の小
径管部の内周面に凹溝部を生じることがなく、また縮径
加工によって生じる残留応力を無くすことによって、特
に、熱を利用して接合する施工方法においても、加熱融
着部分に変形を生じない樹脂製レジューサの製造方法を
提供することにある。
案されたもので、その目的は、小径管部の肉厚を縮径加
工前に予め薄くしておくことによって、縮径加工後の小
径管部の内周面に凹溝部を生じることがなく、また縮径
加工によって生じる残留応力を無くすことによって、特
に、熱を利用して接合する施工方法においても、加熱融
着部分に変形を生じない樹脂製レジューサの製造方法を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の樹脂製レジューサの製造方法は、円筒状の
樹脂製の原管を加熱軟化させ、大径管部から連続する小
径管部を成形する樹脂製レジューサの製造方法におい
て、小径管部に成形される部分である前記原管の端部の
内周面側又は外周面側を所定肉厚まで切削する工程と、
前記端部を縮径可能な温度まで加熱する工程と、前記端
部を金型に穿設された通孔の拡径部から連続する縮径部
に強制的に挿入することにより縮径し、小径管部を成形
する工程とを含むことを特徴とする。
め、本発明の樹脂製レジューサの製造方法は、円筒状の
樹脂製の原管を加熱軟化させ、大径管部から連続する小
径管部を成形する樹脂製レジューサの製造方法におい
て、小径管部に成形される部分である前記原管の端部の
内周面側又は外周面側を所定肉厚まで切削する工程と、
前記端部を縮径可能な温度まで加熱する工程と、前記端
部を金型に穿設された通孔の拡径部から連続する縮径部
に強制的に挿入することにより縮径し、小径管部を成形
する工程とを含むことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0011】図1は、本発明の樹脂製レジューサRの製
造方法の一工程である縮径工程を示す原管及び金型の正
面より見た断面図、図2は、本発明の樹脂製レジューサ
の製造方法によって得られた樹脂製レジューサRの断面
図、図3は、本発明の樹脂製レジューサの製造方法によ
って得られた樹脂製レジューサRの底面図である。
造方法の一工程である縮径工程を示す原管及び金型の正
面より見た断面図、図2は、本発明の樹脂製レジューサ
の製造方法によって得られた樹脂製レジューサRの断面
図、図3は、本発明の樹脂製レジューサの製造方法によ
って得られた樹脂製レジューサRの底面図である。
【0012】縮径工程では、通孔12を穿設した金型1
1を使用する。通孔12は、金型11の表面側(図1で
は上方側)に形成した拡径部13と、この拡径部13か
ら連続して形成された縮径部14とからなっている。拡
径部13の内径は、製造する樹脂製レジューサRの大径
管部5の外径と同一寸法とし、縮径部14の内径は、製
造する樹脂製レジューサRの小径管部6の外径とほぼ同
一寸法とする。また、金型11の上方には、通孔12と
対向して昇降動する重量物(又はプレス)21を配置す
る。
1を使用する。通孔12は、金型11の表面側(図1で
は上方側)に形成した拡径部13と、この拡径部13か
ら連続して形成された縮径部14とからなっている。拡
径部13の内径は、製造する樹脂製レジューサRの大径
管部5の外径と同一寸法とし、縮径部14の内径は、製
造する樹脂製レジューサRの小径管部6の外径とほぼ同
一寸法とする。また、金型11の上方には、通孔12と
対向して昇降動する重量物(又はプレス)21を配置す
る。
【0013】次に、このような装置によって中密度ガス
用ポリエチレン管の200A×100Aの樹脂製レジュ
ーサR(図2参照)を成形する方法について説明する。
用ポリエチレン管の200A×100Aの樹脂製レジュ
ーサR(図2参照)を成形する方法について説明する。
【0014】200A2号管を100AU管に縮径加工
する際、200A2号管を所定の長さに切断し、この切
断した200A2号管(以下、原管という)1の一端
部、すなわち小径管部である100A管に縮径加工され
る部分3の内周面側又は外周面側(本実施形態では内周
面側としている)を切削して、1サイズ下の150A2
管の肉厚tとする。また、100A側直管部長さが12
0mm必要である場合、切削長さLは、60〜120m
m(本実施形態では120mm)とする。ただし、切削
長さLは、縮径加工後、必要な100A側寸法に仕上げ
る際の切除長さにより増減する。
する際、200A2号管を所定の長さに切断し、この切
断した200A2号管(以下、原管という)1の一端
部、すなわち小径管部である100A管に縮径加工され
る部分3の内周面側又は外周面側(本実施形態では内周
面側としている)を切削して、1サイズ下の150A2
管の肉厚tとする。また、100A側直管部長さが12
0mm必要である場合、切削長さLは、60〜120m
m(本実施形態では120mm)とする。ただし、切削
長さLは、縮径加工後、必要な100A側寸法に仕上げ
る際の切除長さにより増減する。
【0015】次に、このような寸法に切削された原管1
の一端部(縮径加工部)3を加熱して軟化させる。合成
樹脂は融点以上の温度で加熱されると、一部の分子は固
体状態を維持するが、他の分子は液体状態に変化する。
分子が全て液体状態に変化すると、形を保たなくなるた
め、原管1の一端部3の加熱温度は融点温度の近辺まで
とする。中密度ガス用ポリエチレンの融点温度は125
℃であるので、この原管1の場合は約120℃まで加熱
する。加熱媒体としては、例えばグリセリン油を使用す
ることができる。
の一端部(縮径加工部)3を加熱して軟化させる。合成
樹脂は融点以上の温度で加熱されると、一部の分子は固
体状態を維持するが、他の分子は液体状態に変化する。
分子が全て液体状態に変化すると、形を保たなくなるた
め、原管1の一端部3の加熱温度は融点温度の近辺まで
とする。中密度ガス用ポリエチレンの融点温度は125
℃であるので、この原管1の場合は約120℃まで加熱
する。加熱媒体としては、例えばグリセリン油を使用す
ることができる。
【0016】次に、この加熱された原管1の一端部3
を、重量物(又はプレス)21によって強制的に金型1
1の通孔12内に挿入する。通孔12は金型11の表面
側に拡径部13、裏面側に縮径部14を形成したもので
あるから、図1に示すように、原管1の一端部3を拡径
部13から挿入し、重量物(又はプレス)21によって
強制的に押し下げると、加熱されていない原管1の他端
部2が金型11の拡径部13内に挿入され、加熱されて
軟化している原管1の一端部3が金型11の縮径部14
内に絞り込まれて、小径管部6が成形される。
を、重量物(又はプレス)21によって強制的に金型1
1の通孔12内に挿入する。通孔12は金型11の表面
側に拡径部13、裏面側に縮径部14を形成したもので
あるから、図1に示すように、原管1の一端部3を拡径
部13から挿入し、重量物(又はプレス)21によって
強制的に押し下げると、加熱されていない原管1の他端
部2が金型11の拡径部13内に挿入され、加熱されて
軟化している原管1の一端部3が金型11の縮径部14
内に絞り込まれて、小径管部6が成形される。
【0017】小径管部6は原管1の周方向X及び軸方向
Yに強制的に変形して成形されるが、一端部3は予め1
サイズ下の150A2管の肉厚tに切削されているた
め、縮径しても肉厚の増大がそれほど大きくならないの
で、内周面側にほぼ均等に増肉され(他端部2とほぼ同
じ肉厚となる)、また小径管部6内に蓄えられる応力も
それほど大きなものではない。そのため、小径管部6の
内周面に管軸方向に沿って凹溝部(図7の凹溝部54)
が発生することはない(図3参照)。
Yに強制的に変形して成形されるが、一端部3は予め1
サイズ下の150A2管の肉厚tに切削されているた
め、縮径しても肉厚の増大がそれほど大きくならないの
で、内周面側にほぼ均等に増肉され(他端部2とほぼ同
じ肉厚となる)、また小径管部6内に蓄えられる応力も
それほど大きなものではない。そのため、小径管部6の
内周面に管軸方向に沿って凹溝部(図7の凹溝部54)
が発生することはない(図3参照)。
【0018】次に、このようにして小径管部6が成形さ
れた原管1を、金型11の通孔12内に挿入したままで
再度加熱し、所定時間アニールして小径管部6に存在す
る残留応力を除去する。このときの加熱温度が高すぎる
と、小径管部6の表面部分のみが溶融状態となって、結
晶化の状態が外周面側と内周面側とで異なってしまうこ
とになり、逆に加熱温度が低すぎると、アニールの効果
を得るための時間が長く必要となって生産性が低下す
る。そこで、アニールするための加熱温度は、樹脂の劣
化などの危険性も考慮して、加工可能温度(120〜1
30℃)よりも5〜10℃高くする。
れた原管1を、金型11の通孔12内に挿入したままで
再度加熱し、所定時間アニールして小径管部6に存在す
る残留応力を除去する。このときの加熱温度が高すぎる
と、小径管部6の表面部分のみが溶融状態となって、結
晶化の状態が外周面側と内周面側とで異なってしまうこ
とになり、逆に加熱温度が低すぎると、アニールの効果
を得るための時間が長く必要となって生産性が低下す
る。そこで、アニールするための加熱温度は、樹脂の劣
化などの危険性も考慮して、加工可能温度(120〜1
30℃)よりも5〜10℃高くする。
【0019】加工可能温度(120〜130℃)より5
〜10℃高い温度で小径管部6を加熱しても、加熱され
ていない大径管部5が金型11の拡径部13内に挿入さ
れたままであるから、小径管部6はその形状を維持する
ことができなくなるほど変形することはない。
〜10℃高い温度で小径管部6を加熱しても、加熱され
ていない大径管部5が金型11の拡径部13内に挿入さ
れたままであるから、小径管部6はその形状を維持する
ことができなくなるほど変形することはない。
【0020】アニール完了後、金型11に原管1を挿入
した状態で、図示しない冷却槽にて冷却し、冷却完了
後、金型11より原管1を取り出す。
した状態で、図示しない冷却槽にて冷却し、冷却完了
後、金型11より原管1を取り出す。
【0021】最後に、小径管部6から過度に伸長した部
分を切除するとともに、小径管部6の外径及び肉厚を所
定寸法に仕上げて、図2に示すような樹脂製レジューサ
Rの成形を完了する。
分を切除するとともに、小径管部6の外径及び肉厚を所
定寸法に仕上げて、図2に示すような樹脂製レジューサ
Rの成形を完了する。
【0022】このようにして成形された樹脂製レジュー
サRは、小径管部6が無理なく縮径され、残留応力がそ
れほど多くない状態で加熱された後アニールされて、内
部応力がほぼ完全に除去されているため、小径管部6の
寸法は測定誤差の範囲でしか変形しない。また、アニー
ル工程は、原管1を金型11の通孔12に挿入したまま
の状態で行われるので、アニールの際に原管1が変形を
起こすおそれもない。
サRは、小径管部6が無理なく縮径され、残留応力がそ
れほど多くない状態で加熱された後アニールされて、内
部応力がほぼ完全に除去されているため、小径管部6の
寸法は測定誤差の範囲でしか変形しない。また、アニー
ル工程は、原管1を金型11の通孔12に挿入したまま
の状態で行われるので、アニールの際に原管1が変形を
起こすおそれもない。
【0023】このように、所期の寸法を維持する樹脂製
レジューサRは、図4に示すように、小径管部6の端面
6aとパイプ100の端面100aとを加熱して突き合
わせ、融着する。この小径管部6は内部応力が除去され
ているため、パイプ100の端面10aと融着するため
に加熱しても、小径管部6の端面6aが拡径することは
なく、接合される相手側のパイプ100の端面100a
との形状が一致することから、十分な接合強度が得られ
るものである。
レジューサRは、図4に示すように、小径管部6の端面
6aとパイプ100の端面100aとを加熱して突き合
わせ、融着する。この小径管部6は内部応力が除去され
ているため、パイプ100の端面10aと融着するため
に加熱しても、小径管部6の端面6aが拡径することは
なく、接合される相手側のパイプ100の端面100a
との形状が一致することから、十分な接合強度が得られ
るものである。
【0024】また、本発明の樹脂製レジューサRとパイ
プ100とを図5に示すように、エレクトロフュージョ
ン継手110によって加熱しても、小径管部6は内部応
力が除去されているため、小径管部6の内周面が膨れる
ことなくソケット融着することができるものである。
プ100とを図5に示すように、エレクトロフュージョ
ン継手110によって加熱しても、小径管部6は内部応
力が除去されているため、小径管部6の内周面が膨れる
ことなくソケット融着することができるものである。
【0025】
【発明の効果】本発明の樹脂製レジューサの製造方法
は、円筒状の樹脂製の原管を加熱軟化させて、大径管部
とこれに連続する小径管部とを成形する樹脂製レジュー
サの製造方法において、小径管部に成形される部分であ
る原管の端部の内周面側又は外周面側を所定肉厚まで切
削する工程と、端部を縮径可能な温度まで加熱する工程
と、端部を金型に穿設された通孔の拡径部から連続する
縮径部に強制的に挿入することにより縮径し、小径管部
を成形する工程とを備えているので、縮径される小径管
部の内周面に凹溝部を生じることなく樹脂製レジューサ
を成形することができる。
は、円筒状の樹脂製の原管を加熱軟化させて、大径管部
とこれに連続する小径管部とを成形する樹脂製レジュー
サの製造方法において、小径管部に成形される部分であ
る原管の端部の内周面側又は外周面側を所定肉厚まで切
削する工程と、端部を縮径可能な温度まで加熱する工程
と、端部を金型に穿設された通孔の拡径部から連続する
縮径部に強制的に挿入することにより縮径し、小径管部
を成形する工程とを備えているので、縮径される小径管
部の内周面に凹溝部を生じることなく樹脂製レジューサ
を成形することができる。
【0026】また、本発明の製造方法によって製造され
た樹脂製レジューサは、小径管部が無理なく縮径された
結果、内部応力がほぼ完全に除去されているため、この
小径管部の端面を他のパイプの端面と融着するために加
熱しても、小径管部が拡径することはない。そのため、
接合される相手側のパイプの端面との形状が一致するこ
とから、十分な接合強度が得られるものである。また、
本発明の製造方法によって製造された樹脂製レジューサ
の小径管部の端面と、相手側のパイプの端面とをエレク
トロフュージョン継手によって加熱しても、小径管部は
内部応力が除去されているため、小径管部の内周面が膨
れることなくソケット融着することができるものであ
る。
た樹脂製レジューサは、小径管部が無理なく縮径された
結果、内部応力がほぼ完全に除去されているため、この
小径管部の端面を他のパイプの端面と融着するために加
熱しても、小径管部が拡径することはない。そのため、
接合される相手側のパイプの端面との形状が一致するこ
とから、十分な接合強度が得られるものである。また、
本発明の製造方法によって製造された樹脂製レジューサ
の小径管部の端面と、相手側のパイプの端面とをエレク
トロフュージョン継手によって加熱しても、小径管部は
内部応力が除去されているため、小径管部の内周面が膨
れることなくソケット融着することができるものであ
る。
【図1】本発明の樹脂製レジューサの製造方法の一工程
である縮径工程を示す原管及び金型を正面より見た断面
図である。
である縮径工程を示す原管及び金型を正面より見た断面
図である。
【図2】本発明の樹脂製レジューサの製造方法によって
得られた樹脂製レジューサの断面図である。
得られた樹脂製レジューサの断面図である。
【図3】本発明の樹脂製レジューサの製造方法によって
得られた樹脂製レジューサの底面図である。
得られた樹脂製レジューサの底面図である。
【図4】本発明の製造方法によって製造された樹脂製レ
ジューサの使用例を示す断面図である。
ジューサの使用例を示す断面図である。
【図5】本発明の製造方法によって製造された樹脂製レ
ジューサの他の使用例を示す断面図である。
ジューサの他の使用例を示す断面図である。
【図6】従来の樹脂製レジューサの製造方法の一工程で
ある縮径工程を示す原管及び金型を正面より見た断面図
である。
ある縮径工程を示す原管及び金型を正面より見た断面図
である。
【図7】従来の樹脂製レジューサの製造方法によって製
造された樹脂製レジューサの底面図である。
造された樹脂製レジューサの底面図である。
【図8】従来の製造方法によって製造された樹脂製レジ
ューサの使用例を示す断面図である。
ューサの使用例を示す断面図である。
【図9】従来の製造方法によって製造された樹脂製レジ
ューサの他の使用例を示す断面図である。
ューサの他の使用例を示す断面図である。
R 樹脂製レジューサ 1 原管 2 他端部 3 一端部 5 大径管部 6 小径管部 11 金型 12 通孔 13 拡径部 14 縮径部
Claims (1)
- 【請求項1】 円筒状の樹脂製の原管を加熱軟化させ、
大径管部から連続する小径管部を成形する樹脂製レジュ
ーサの製造方法において、小径管部に成形される部分で
ある前記原管の端部の内周面側又は外周面側を所定肉厚
まで切削する工程と、前記端部を縮径可能な温度まで加
熱する工程と、前記端部を金型に穿設された通孔の拡径
部から連続する縮径部に強制的に挿入することにより縮
径し、小径管部を成形する工程とを含むことを特徴とす
る樹脂製レジューサの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP220697A JPH10193452A (ja) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | 樹脂製レジューサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP220697A JPH10193452A (ja) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | 樹脂製レジューサの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10193452A true JPH10193452A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=11522889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP220697A Pending JPH10193452A (ja) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | 樹脂製レジューサの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10193452A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100466067B1 (ko) * | 2002-05-16 | 2005-01-13 | 이도연 | 리듀서관의 프레스 성형방법 |
| CN107351370A (zh) * | 2017-08-23 | 2017-11-17 | 安徽鼎封橡胶减震技术有限公司 | 一种外衬套橡胶件缩径设备 |
-
1997
- 1997-01-09 JP JP220697A patent/JPH10193452A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100466067B1 (ko) * | 2002-05-16 | 2005-01-13 | 이도연 | 리듀서관의 프레스 성형방법 |
| CN107351370A (zh) * | 2017-08-23 | 2017-11-17 | 安徽鼎封橡胶减震技术有限公司 | 一种外衬套橡胶件缩径设备 |
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